JP4139269B2 - How to print a workpiece - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送されるワークの前端と回転駆動する印刷ロールの周方向における所定箇所との位置合わせを行ってワークに印刷を施すワークの印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から基材を切断することで形成された窯業系板材等からなるワークの印刷予定箇所に版ロールにて印刷を施すフレキソ印刷機やグラビアオフセット印刷機等を用いた印刷方法が知られている。(例えば特許文献1)。
【0003】
ところで上記印刷方法においては、ワークの印刷予定箇所に版ロールの周方向における印刷箇所を一致させた状態で印刷しなければならず、このようにワークの印刷予定箇所に版ロールの周方向における印刷箇所を一致させた状態で印刷するためには、回転する版ロールの所定箇所と搬送されるワークの前端を一致させる必要がある。図2にはこの位置合わせを行うための一般的な印刷方法を示している。
【0004】
図中9はワーク1を搬送するコンベア、2はワーク1に印刷を施す版ロール、4は印刷されたワーク1を搬送するコンベア、6はコンベア3上のワーク1を下流側に押すプッシャー、10はワーク1の移動軌跡上に突没自在となったストッパ、7はバックアップロール、8はアニックスロールである。上記版ロール2、コンベア3、4、バックアップロール7、アニックスロール8は全て常時等速で駆動しており、全ての速度は同じ(42m/min)に設定されている。また版ロール2近傍の所定位置には版ロール2の周方向における所定箇所を検出する図示しない版ロール所定箇所検出センサを設けてあり、該版ロール所定箇所検出センサを設けた所定位置aと、版ロール2とワーク1とが接合する点bとの周方向の距離は、前記ストッパ10により止められたワーク1の前端位置cと、版ロール2とワーク1とが接合する点bとの搬送方向における距離と一致している。
【0005】
そして図2に示す印刷機を用いて印刷を行う場合は、まずコンベア3下方に位置するストッパ10がワーク1の移動軌跡上に突入すると共に、ワーク1がコンベア3上に搬送されてくる。次いでワーク1の前端がストッパ10に当たってワーク1が停止し、同時にコンベア3下方に位置するプッシャー6がワーク1の通過した軌跡上に突入する。そしてこのワーク1が停止した状態で版ロール所定箇所検出センサにより版ロール2の所定箇所が検出されるまで待つ。版ロール所定箇所検出センサにより版ロール2の所定箇所を検出すると、ストッパ10がコンベア3下方に移動すると共に、プッシャー6がコンベア3と同じ速度で搬送方向に移動してワーク1を下流側に押す。そしてこのプッシャー6により押されたワーク1の前端は版ロール2とワーク1とが接合する点bにて版ロール2の所定箇所と一致し、以後は回転する版ロール2によりワーク1の印刷予定箇所と版ロール2の印刷箇所とが一致した状態でワーク1に印刷が施される。すなわち上記印刷機では搬送中のワーク1をストッパ10により一旦停止し、該ワーク1の移動を版ロール所定箇所検出センサによる検出時まで待つことで、ワーク1の前端と版ロール2の所定箇所との位置合わせを行っている。
【0006】
しかしながら上記印刷方法では版ロール2とワーク1の位置合わせのために搬送中のワーク1をストッパ10により一旦停止する必要があり、単位時間あたりのワーク1を印刷をできる数が少なくなってしまう。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−30099号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、単位時間あたりのワークの印刷数を多くできるワークの印刷方法を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るワークの印刷方法は、所定速度で駆動する搬送手段により搬送されるワーク1の前端の位置Cをワーク位置検出手段により検出すると共に、該検出時における印刷ロール2の周方向の所定箇所Aの基準線に対する回転角度を回転角度検出手段により検出し、前記検出したワーク1の前端の位置C及び印刷ロール2の所定箇所Aの回転角度と、搬送手段の所定速度に基づいて、前記ワーク1の前端が印刷ロール2に到達する際に印刷ロール2の所定箇所Aがワーク1の前端に合うように印刷ロール2の回転速度を制御部により制御し、この後印刷ロール2によりワーク1表面に印刷を施すワークの印刷方法であって、コンベア3により搬送されるワーク1の後端を搬送方向における所定位置に設けたワーク後端検出センサ5により検出し、ワーク1の後端を検出した時点から所定時間後に、上記搬送手段としてのプッシャー6がワーク1の通過した軌跡上に突入し、次いでこのプッシャー6がコンベア3よりも速い所定速度で搬送方向に移動してワーク1の後端に当接した後ワーク1を下流側に押し、前記プッシャー6がワーク1の後端に当接した時点で上記ワーク位置検出手段によりワーク1の前端の位置Cを検出してなることを特徴とするものである。
【0010】
上記のように、搬送中のワーク1の前端の位置Cをワーク位置検出手段により検出すると共に、該検出時における印刷ロール2の周方向の所定箇所Aの基準線に対する回転角度を回転角度検出手段により検出し、これら検出結果に基づいてワーク1の前端が印刷ロール2に到達する際に印刷ロール2の所定箇所Aがワーク1の前端に合うように印刷ロール2の回転速度を制御することで、ワーク1を搬送しながらワーク1の前端に印刷ロール2の所定箇所Aを合わせることができ、単位時間あたりのワーク1の印刷数を多くできる。
【0012】
また、上記印刷方法においては、ワーク位置検出手段により前端の位置Cが検出された後のワーク1は、ワーク1が滑りやすいコンベア3によって搬送されるのではなく、ワーク1の後端に当接したプッシャー6により強制的に搬送されるため、搬送手段としてのプッシャー6の設定速度と略同じ速度でワーク1を搬送することができ、結果、より正確に版ロール2の所定箇所Aとワーク1の前端との位置合わせを行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお以下の実施形態ではフレキソ印刷方式におけるワークの印刷方法とするが、本発明はグラビアオフセット印刷方式等のその他の一般的なロール印刷方式にも適用できるものであり、よって印刷ロールとしては以下のフレキソ印刷方式に使用される版ロール2に限らず、その他の一般的なロール印刷方式に用いられる印刷ロールでも良いものとする。また以下の実施形態に示すワーク1は基材を切断してなる板材、詳しくはその表面に目地となる凹部を有する建物の外装材として利用される窯業系板材とするが、ワーク1の材質及び形状はこれに限定されるものではない。また以下に示す各ロ−ル2、7、8、コンベア3、4、プッシャー6の速度の数値は限定されるものではない。また図1中(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)(ホ)、(ヘ)に示す地点は搬送方向に移動するワーク1の後端の位置を示すものである。
【0014】
図1に本実施形態のワークの印刷方法を実施するための印刷機を示す。図1の3は後述する版ロール2よりも上流側に配設したワーク1を搬送するためのコンベアである。コンベア3はローラーコンベアであって、所定の速度、詳しくは等速(42m/min)で駆動するものである。コンベア3よりも下流側の上下には夫々、外周側面に版を形成した版ロール2、コンベア3より搬送されてきたワーク1を受けるバックアップロール7を設けている。版ロール2はモータ及びエンコーダからなるサーボモータにより回転駆動されるものであって、通常時は後述するプッシャー6と同じ所定速度(等速(50m/min))で回転駆動するものである。またバックアップロール7もプッシャー6と同じ速度の所定速度(等速)で回転駆動する。版ロール2及びバックアップロール7よりも下流側には版ロール2にて印刷されたワーク1を搬送する下流側のコンベア4を設けてあり、該コンベア4はローラーコンベアである。なお、図中8は版ロール2に塗料を供給するアニックスロールであり、上記版ロール2と同じくサーボモータにより回転駆動され、版ロール2と同じ速度で回転している。
【0015】
上記印刷機のコンベア3上の搬送方向における所定位置にはコンベア3により搬送されるワーク1の後端を検出するワーク後端検出センサ5を設けている。またワーク後端検出センサ5よりもやや下流側にはプッシャー6を配設してある。該プッシャー6は、通常、ワーク1の移動軌跡と重ならない位置であるワーク後端検出センサ5よりもやや下流側のコンベア3の上面よりも下方に配置してあり、前述したワーク後端検出センサ5にてワーク1の後端を検出した時点から所定時間経過後に上方に突出してワーク1の通過した軌跡上に突入し、この後コンベア3よりも速い所定速度(詳しくは等速(50m/min))で搬送方向に移動してワーク1の後端に当接し、次いでワーク1を下流側に押すように設定されている。すなわち該プッシャー6により押されるワーク1はコンベア3により搬送されておらず、プッシャー6によりコンベア3上で強制的に搬送されているものである。またこのプッシャー6の上記搬送方向におけるストロークは、上記突入する地点からプッシャー6により押されたワーク1の略半部が版ロール2よりも搬送方向に突出するまでの距離に設定されているものとする。
【0016】
上記印刷機には前述したプッシャー6により搬送されるワーク1の前端の搬送方向における位置Cを検出するワーク位置検出手段を設けている。ワーク位置検出手段は、プッシャー6を駆動するサーボモータと、該サーボモータから出力されるパルス信号及び予め設定した上記プッシャー6により搬送されるワーク1の長さに基づいて、ワーク1の前端の搬送方向における位置Cを算出する制御部とからなる。
【0017】
印刷機には印刷ロール2の周方向の所定箇所Aの基準線に対する回転角度を検出する回転角度検出手段を設けている。回転角度検出手段は、版ロール2を駆動するサーボモータと、該サーボモータからの信号に基づいて版ロール2の周方向の所定箇所Aの基準線に対する回転角度を算出する制御部とからなる。
【0018】
以下上記印刷機を用いたワーク1の印刷方法を工程順に説明する。
【0019】
まずコンベア3によりワーク1が搬送されてくる。次いで図1中(イ)の地点でワーク後端検出センサ5がワーク1の後端を検出する。この検出時点から所定時間経過後、すなわちワーク1の後端が図1中(ロ)の地点を通過した時点でプッシャー6がワーク1の通過した軌跡上に突入する。次いでプッシャー6がコンベア3よりも速い所定速度で搬送方向に移動して図1中(ハ)の地点でワーク1の後端に当接した後、ワーク1を下流側に押す。このプッシャー6がワーク1の後端に当接したことを検出した時点で、前記ワーク位置検出手段によりプッシャー6にて搬送されるワーク1の前端の位置Cを検出する。そしてこのワーク位置検出手段による検出と同時に、この検出時における版ロール2の周方向の所定箇所Aの基準線に対する回転角度を回転角度検出手段により検出する。そして制御部は前記ワーク位置検出手段及び回転角度検出手段による検出と同時に、検出したワーク1の前端の位置C、版ロール2の基準線に対する所定箇所Aの回転角度、プッシャー6の所定速度に基づいて、前記ワーク1の前端が版ロール2に到達する際に版ロール2の所定箇所Aがワーク1の前端に合うように版ロール2の回転速度を制御する。詳述すると、版ロール2及び版ロール2に至ったワーク1とが接合する点Bとワーク1の前端の位置Cとの搬送方向における距離と、プッシャー6の所定速度より、ワーク1の前端が版ロール2に至るまでの時間を算出し、この算出した時間にて版ロール2の所定箇所Aと版ロール2及び版ロール2に至ったワーク1とが接合する点Bとの周方向における距離を除し、これにより版ロール2の回転速度を求め制御するのである。この場合、ワーク位置検出手段による検出と、回転角度検出手段による検出と、版ロール2の回転速度の制御を、プッシャー6がワーク1の後端に当接した時点からプッシャー6により押されたワーク1の前端が版ロール2に到達することを検出するまで常時行って、プッシャー6がワーク1の後端に当接した時点以後においてもワーク1の前端と版ロール2の所定箇所Aの位置合わせの補正を行っても良く、これにより位置合わせをより確実且つ正確に行うことができる。また上記版ロール2の回転速度は、版ロール2の所定箇所Aがワーク1の前端と合う地点(図1中(ニ)の地点)で、ワーク1の搬送速度と同じ速度、すなわちプッシャー6の所定速度と同じ速度(等速(50m/min)に変更されるものとする。
【0020】
上記のようにワーク1の後端にプッシャー6が当接した後のワーク1はプッシャー6によりワーク1の前端が版ロール2に到達するまで強制的に押され、ワーク1の前端が版ロール2に到達する(この到達時点でのワーク1の後端は図中(ニ)の位置にある)。ここで印刷機の搬送方向における所定位置には、ワーク1の後端にプッシャー6が当接した際のワーク1の前端を検出する演算距離の再確認用センサ11を設けてあり、該再確認用センサ11を用いてワーク1の通過距離を測り、前記演算により求めたワーク1の前端の搬送方向における位置Cが正しいか確認をしながらプッシャー6によってワーク1を送り続け、演算が正しくない場合は例えばプッシャー6や版ロール2の駆動を制御して補正できるようになっている。
【0021】
そして版ロール2に到達したワーク1の前端には前記版ロール2の回転速度制御により版ロール2の所定箇所Aが合うこととなり、この時点より所定速度となった版ロール2によるワーク1への印刷が開始される。印刷を開始した後もプッシャー6はワーク1の略半部が版ロール2よりも搬送方向に突出するまで押し込みを続けており、ワーク1の略半部が版ロール2よりも搬送方向に突出した時点(図中(ホ)の地点)で、プッシャー6はコンベア3上面よりも下方に移動し、この後、前述したプッシャー6の初期位置に戻る。このようにプッシャー6はワーク1の略半部が版ロール2よりも搬送方向に突出するまで強制的に押しているため、印刷中におけるワーク1の搬送速度も正確になり、上記位置合わせ後の印刷においてもワーク1の印刷予定箇所と版ロール2の印刷箇所との位置合わせが正確になる。
【0022】
上記プッシャー6によりワーク1の略半部が版ロール2よりも搬送方向に突出するまで押し込まれたワーク1は、コンベア4と、バックアップロール7及び版ロール2により下流側に搬送される。
【0023】
上記によりコンベア4に搬送されてきたワーク1は印刷機の搬送方向における所定位置に設けた図1に示す追突防止用センサ12によりその前端が検出される(図中(へ))。この追突防止用センサ12にてワーク1の前端を検出した際にはワーク1の後端は版ロール2の版とワーク1とが接合する箇所に位置するように設定されており、これによりワーク1が版ロール2を通過したか否かを検出することができ、この検出結果に基づいて、例えばワーク1が版ロール2を通過するまでは、最低でも後のワーク1が図中破線に示す位置にまでしか来ないように(すなわちプッシャー6がワーク1の後端に当接する位置まで来ないように)するといった制御を行って、後のワーク1が先のワーク1に追突するといったことを防止することが可能となる。しかして版ロール2によりワーク1に印刷を施すことができ、これにより例えばワーク1の印刷予定箇所である目地となる凹部を除いた表面部分にのみに印刷を施し、目地をくっきりと目立たせた外装材を形成することができる。
【0024】
このように搬送中のワーク1の位置及び版ロール回転角度に基づいて版ロール2の回転速度を制御することで、搬送しながら版ロール2の所定箇所Aとワーク1の前端との位置合わせを行うことができ、これにより従来のように搬送されるワーク1を一旦停止することなくワーク1の印刷予定箇所に印刷を施すことができ、単位時間あたりにおけるワーク1の印刷数を多くできる。
【0025】
ところで上記印刷機にプッシャー6を設けず、前述したワーク後端検出センサ5によりワーク1の後端を検出し、この時点で版ロール2の所定箇所Aの回転角度を回転角度検出手段により検出し、該ワーク1の後端を検出した時点でのワーク1の前端の位置C、版ロール2の所定箇所Aの回転角度と、コンベア3の所定速度に基づいて、版ロール2の回転速度を制御部により制御することも可能ではあるが、本実施形態ではあえてこのような印刷方法を用いず、上述したように、コンベア3により搬送されるワーク1の後端を搬送方向における所定位置に設けたワーク後端検出センサ5により検出し、このワーク1の後端を検出した時点から所定時間後に、プッシャー6がワーク1の通過した軌跡上に突入し、次いでこのプッシャー1がコンベア3よりも速い所定速度で搬送方向に移動してワーク1の後端に当接した後ワーク1を下流側に押し、このプッシャー6がワーク1の後端に当接した時点で、ワーク位置検出手段によりワーク1の前端の位置C、版ロール2の所定箇所Aの回転角度と、プッシャー6の所定速度に基づいて、版ロール2の回転速度を制御部により制御するといった印刷方法を適用したことで、以下の利点を有する。すなわち、前述したようにワーク後端検出センサ5によりワーク1の後端を検出した時点で版ロール2の回転速度を制御した場合、以後搬送されるワーク1はコンベア3によって搬送されることとなり、このようにコンベア3によって搬送されるワーク1はコンベア3に対して滑ってしまう等の不具合が生じ、これにより所定の搬送速度でワーク1を搬送することができず、結果位置合わせを正確に行えない場合がある。そこで本実施形態では上記のように、ワーク位置検出手段により前端の位置Cが検出された後のワーク1を、ワーク1の後端に当接したプッシャー6により強制的にワーク1を下流側に搬送することで、プッシャー6の設定速度どおりにワーク1を搬送することができ、結果、より正確に版ロール2の所定箇所Aとワーク1の前端との位置合わせを行うことができるのである。
【0026】
またワーク位置検出手段としては、前述のようにワーク後端検出センサによりワーク1の後端を検出してワーク1の前端の位置Cを出すことも考えられるが、この場合、ワーク後端検出センサーによる検出時間の間にワーク1が流れてしまい、結果、ワーク1の前端の位置Cの検出結果に測定誤差が発生してしまうことがある。そこで本実施形態では前述したように、ワーク位置検出手段を、プッシャー6を駆動するサーボモータと、該サーボモータから出力されるパルス信号及び予め設定した上記プッシャー6により搬送されるワーク1の長さに基づいて、ワーク1の前端の搬送方向における位置Cを算出する制御部と、で構成することで、サーボモータから出力されるパルス信号を直接用いてワーク1の前端の位置Cを検出し、これにより前記した測定誤差が発生しないようにできるのである。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載の発明では、従来のようにワークを一旦停止することなく、ワークを搬送しながらワークの前端に印刷ロールの所定箇所を合わせることができ、単位時間あたりのワークの印刷数を多くできる。
【0028】
また、搬送手段としてのプッシャーの設定速度と略同じ速度でワークを搬送することができ、より正確に版ロールの所定箇所とワークの前端との位置合わせを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のワークの印刷方法を示す説明図である。
【図2】従来のワークの印刷方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ワーク
2 印刷ロール
3 コンベア
4 コンベア
5 ワーク後端検出センサ
6 プッシャー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a work printing method for performing printing on a work by aligning a front end of a work to be conveyed with a predetermined portion in a circumferential direction of a printing roll to be rotated.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a printing method using a flexographic printing machine, a gravure offset printing machine, or the like that performs printing with a plate roll on a printing scheduled portion of a workpiece made of a ceramic board material formed by cutting a substrate is known. . (For example, patent document 1).
[0003]
By the way, in the above printing method, printing must be performed in a state in which the printing position in the circumferential direction of the plate roll is made coincident with the planned printing position of the work, and printing in the circumferential direction of the plate roll is thus performed at the planned printing position of the work. In order to print in a state where the locations are matched, it is necessary to match the predetermined location of the rotating plate roll with the front end of the work to be conveyed. FIG. 2 shows a general printing method for performing this alignment.
[0004]
In the figure, 9 is a conveyor that conveys the
[0005]
When printing is performed using the printing machine shown in FIG. 2, first, the
[0006]
However, in the above printing method, it is necessary to temporarily stop the
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 9-30099
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a work printing method capable of increasing the number of works printed per unit time.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the method for printing a workpiece according to the present invention detects the position C of the front end of the
[0010]
As described above, the position C of the front end of the
[0012]
Further, in the above printing method, the
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. In the following embodiments, the method of printing a work in the flexographic printing method is used. However, the present invention can also be applied to other general roll printing methods such as a gravure offset printing method. Not only the
[0014]
FIG. 1 shows a printing machine for carrying out the work printing method of the present embodiment.
[0015]
A workpiece rear end detection sensor 5 for detecting the rear end of the
[0016]
The printing press is provided with a workpiece position detecting means for detecting a position C in the conveying direction of the front end of the
[0017]
The printing press is provided with rotation angle detection means for detecting a rotation angle with respect to a reference line at a predetermined location A in the circumferential direction of the
[0018]
Hereinafter, the printing method of the
[0019]
First, the
[0020]
As described above, the
[0021]
Then, a predetermined portion A of the
[0022]
The
[0023]
The front end of the
[0024]
Thus, by controlling the rotational speed of the
[0025]
By the way, the
[0026]
As the work position detection means, it is conceivable to detect the rear end of the
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, it is possible to align a predetermined portion of the printing roll with the front end of the work while transporting the work without temporarily stopping the work as in the prior art. The number of prints per work can be increased.
[0028]
Further , the workpiece can be conveyed at substantially the same speed as the setting speed of the pusher as the conveying means, and the predetermined position of the plate roll and the front end of the workpiece can be more accurately aligned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram illustrating a method for printing a workpiece according to an example of an embodiment of the invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating a conventional method for printing a workpiece.
[Explanation of symbols]
1
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