JP4137808B2 - 可動式横取装置 - Google Patents

可動式横取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4137808B2
JP4137808B2 JP2004025847A JP2004025847A JP4137808B2 JP 4137808 B2 JP4137808 B2 JP 4137808B2 JP 2004025847 A JP2004025847 A JP 2004025847A JP 2004025847 A JP2004025847 A JP 2004025847A JP 4137808 B2 JP4137808 B2 JP 4137808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rail
floor
main rail
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004025847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005213986A (ja
Inventor
嘉昭 酒井
理 坂森
憲治 鬼
Original Assignee
鉄道機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鉄道機器株式会社 filed Critical 鉄道機器株式会社
Priority to JP2004025847A priority Critical patent/JP4137808B2/ja
Publication of JP2005213986A publication Critical patent/JP2005213986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4137808B2 publication Critical patent/JP4137808B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Description

本発明は鉄道軌道の本線上を走行してきた保守用車を保守基地線に移動させ、また保守基地線に留置されている保守用車を本線に移動させるための横取装置に関するものである。
従来から図10、11で示すように本線レール1が床板11に取付けられ、また回動自在に形成された横取材2と本線レール1に沿って配置された横取材受レール4が本線レール1用の床板11から分離した別の床板21に取付けられ、しかも横取材受レール4が本線レール1から離れて設置され、各床板11、21がまくらぎ3に固定された可動式横取装置が知られている。さらにこの従来例は床板21に立設された支持板28の水平軸5を中心に横取材2が回動するようになっており、水平軸5は図10で示すようにボルト・ナット締めにより固定され、しかも横取材2が長尺材であるため、例えば5ヶ所等、レール長手方向における複数位置に設けられ、また床板21は1枚板から成り、ねじくぎ6によりまくらぎ3に固定されている。
実公平4−34161号公報
従来例では、以下のような問題がある。
(1)本線レール1の交換や本線レール1の磨耗などにより、本線レール1と横取材2との間隔(位置関係)が狂ってしまうことがあり得る。仮にこの狂い量が大きくなると、横取材2が本線レール1上に正確に設置できなくなることがあり得る。
(2)可動式横取装置を新たに設置する際には、横取材2の回動中心を図10の符号aで示すようにレール長手方向で揃えるようにしなければならないが、その作業には豊富な経験とノウハウを要する。
(3)本線レール1側に軌道狂いが生じると、本線レール1と同じまくらぎ3に設置されている横取材2も本線レール1と共に移動するため、横取材2の回動中心がレール長手方向で部分的にずれてしまい、横取材2の回動に支障を生じることがあり得る。
本発明は前記従来例の問題点を解消するとともにさらに横取装置を容易、迅速かつ確実に組み立てられるようにすることを課題とする。
本線レールが床板に取付けられ、また回動自在に形成された横取材と前記本線レールに沿って配置された横取材受レールが前記本線レール用の床板から分離した別の床板に取付けられ、しかも前記横取材受レールが前記本線レールから離れて設置され、前記の各床板がまくらぎに固定された可動式横取装置において、前記横取材を取付けた床板が上下板から成り、前記上板に細長状の取付調節孔が穿設され、前記下板に傘部と柄部とが連設されて成る傘状の取付孔が穿設され、しかも前記取付調節孔と前記柄部とが対向位置に穿設されたことを特徴とするものであり、また上板に1対の支持板が間隔をおき、かつ直立に固着され、前記支持板の上方に取付けられた水平軸に横取材が回動自在に取付けられたことを特徴とするものである。
本発明の横取装置は、横取材用の床板が上下板から成り、しかも上板に細長状の取付調節孔が穿設されているので、複数ヶ所の水平軸を極めて容易に位置調整することができ、そのため本線レールと横取材との位置関係を正確に保持することができ、また新たに本装置を設置する際に熟練者でなくても容易、迅速かつ確実に設置することができ、横取材の回動に支障を生じることがなく、さらに前記下板に傘状の取付孔が穿設されているので、前記上下板の組立てを容易、迅速かつ確実にすることができる。
図1〜8は本発明の実施の形態を示すもので、図1〜4は図9における左前位置cのもの、図5、6は右前位置dのもの、図7、8は後位置eのものを示しており、また図9における直線c′、d′、e′、e″は横取材受レール4が本線レール1と接触していないことを示しており、符号4′は保守基地線、f、f′は絶縁継目を示している。
図3、4においてまくらぎ3に本線レール用の床板として第1の床板11がねじくぎ6により螺着され、第1の床板11に本線レール1が載置されるとともに公知のレール締結金具12、レール押え金具13により取付けられている。
図1、2で示すように第1の床板11とは別の第2の床板21は下板23に上板22を載置固定して成り、上板22にはその四隅に細長状、より具体的には小判形の取付調節孔24、24、24、24が穿設され、しかも上板22の中央上面には1対の支持板28、28が間隔をおき、かつ直立して固着され、各支持板28の上方に正円の軸遊挿孔29が穿設され、軸遊挿孔29には横取材2の端部孔2a(図4で示す)を回動自在に外挿したボルトからなる水平軸5が貫挿され、ボルト・ナット締めされている。
また下板23には1対の支持金具23a、23aが間隔をおき、かつ本線レール1方向に斜設され、支持金具23a、23aにL字状の受金具23bの背面部が固着され、受金具23bの中央にボルト遊挿孔23cが穿設され、下板23の外隅および内方に遊挿孔23d、23d、23dが穿設され、外方の遊挿孔23d、23dと各支持金具23aの間に平面視が小判形の傘部25と正方形の柄部26とが連設され、しかも傘部25の下部が柄部26の真下まで延出して段付状(図1で示す)となる傘状の4個の取付孔27、27、27、27が穿設され、小判形の頭部70を有する連結ボルト7の頭部70を図1の矢印で示すように上方から各傘部25に挿入した後、外方に移動して各ボルト軸71を柄部26から突設させている。そして下板23に上板22を載置するとともに各取付調節孔24を各ボルト軸71に外挿し、ナット7′締めして上・下板22、23を連結する。
図5、6では本線レール1の内側に横取材2を配置することができないので、横取材2は本線レール1の外側に配置されているが、原理的には図1〜4の場合と同じであり、同一部材については同一符号を付して重複説明を省略し、差異点のみを説明する。
図1〜4の場合は第1の床板11と別の床板が第2の床板21のみであったが、図5、6における第1の床板11と別の床板は第2の床板21と第3の床板21′の両方からなる。そして上下板22、23から成る第2の床板21および横取材2の装置は第1の床板11の外側に、また横取材受けレール4が取付けられる支持金具23a、受金具23bの装置は第1の床板11の内側にそれぞれ間隔をおいて位置する第3の床板21′に設けられ、受金具23bの背面部23b′が床板21′まで達して固着されている。
図7、8の場合も原理的には図1〜6の場合と同じであり、本線レール1に対する横取材受けレール4の位置が異なるため一部部材の配置個所が異なるだけであり、同一部材については同一符号を付して重複する説明を省略し、差異点のみを説明する。
図8では横取材2と横取材受レール4とが図6の場合と対称位置に配置され、したがって第1の床板11と別の床板は第2の床板21と第3の床板21′の両方からなり、上下板22、23から成る第2の床板21および横取材2の装置は第1の床板11の外側に、また横取材受けレール4が取付けられる支持金具23a、受金具23bの装置は第1の床板11の内側にそれぞれ間隔をおいて位置する第3の床板21′に設けられる。
前記いずれの位置においても第2の床板21、第3の床板21′は各遊挿孔23dからねじくぎ6を挿入し、まくらぎ3に螺着される。またまくらぎ3には木製の受片9が固着され、各横取材2の前記受片9の対応位置にアーム部2bを介して横取帯体2cが固着され、さらに各受金具23bに横取材受けレール4が載置されるとともにボルト遊挿孔40、23cを介してボルト・ナット締めされている。なお、まくらぎ3、受片9以外の部分はいずれも鋼鉄製である。
次に本装置の使用法を説明すれば、横取材2の不使用時には図3〜8で示すように横取材2は実線位置にあり、使用時には横取材2を水平軸5を中心にして回動し、鎖線で示すように横取帯体2cを本線レール1と横取材受けレール4に掛け渡す。なお図3鎖線で示すh〜i間、j〜k間は横取材2の乗り上り・下り部分、i〜j間は乗り上がった頂上部分であり、前記乗り上り・下り部分は本線レール1、横取材受レール4に向って傾斜しており、保守用車はこの上を走行して本線レール、保守基地線を往復する。図5・7における横取材2にも乗り上り・下り部分、頂上部分を有することは勿論である。
そして本線レールの交換、本線レールの摩耗、横取装置全体の新たな設置、本線レール側における軌道狂い等の場合には図4、6、8で示す各ナット7′を緩め、上板22を所望の方向に所望の距離ずらせば、静止しているボルト7に対して上板22には細長状の取付調整孔24があるので上板22を容易かつ迅速にずらして各水平軸5を図3、5、7に示す仮想線a位置におくことができ、しかる後、ナット締めして横取材2の回動中心を確実に調整する。
本願発明の要部の組立工程を示す一部切欠き側面図である。 同上の一部切欠き平面図である。 左前位置における本願発明の平面図である。 A−A線における一部を切欠いた拡大断面図である。 右前位置における本願発明の平面図である。 B−B線における一部を切欠いた拡大断面図である。 後位置における本願発明の平面図である。 C−C線における一部を切欠いた拡大断面図である。 本線と保守基地線の設置位置を示す説明図である。 左前位置における従来例の平面図である。 D−D線における一部を切欠いた拡大断面図である。
符号の説明
1 本線レール
2 横取材
3 まくらぎ
4 横取材受けレール
5 水平軸
11 床板
21 床板
21′床板
22 上板
23 下板
24 取付調節孔
25 傘部
26 柄部
27 取付孔
28 支持板

Claims (2)

  1. 本線レールが床板に取付けられ、また回動自在に形成された横取材と前記本線レールに沿って配置された横取材受レールが前記本線レール用の床板から分離した別の床板に取付けられ、しかも前記横取材受レールが前記本線レールから離れて設置され、前記の各床板がまくらぎに固定された可動式横取装置において、前記横取材を取付けた床板が上下板から成り、前記上板に細長状の取付調節孔が穿設され、前記下板に傘部と柄部とが連設されて成る傘状の取付孔が穿設され、しかも前記取付調節孔と前記柄部とが対向位置に穿設されたことを特徴とする可動式横取装置。
  2. 上板に1対の支持板が間隔をおき、かつ直立に固着され、前記支持板の上方に取付けられた水平軸に横取材が回動自在に取付けられたことを特徴とする請求項1の可動式横取装置。
JP2004025847A 2004-02-02 2004-02-02 可動式横取装置 Expired - Lifetime JP4137808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025847A JP4137808B2 (ja) 2004-02-02 2004-02-02 可動式横取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004025847A JP4137808B2 (ja) 2004-02-02 2004-02-02 可動式横取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005213986A JP2005213986A (ja) 2005-08-11
JP4137808B2 true JP4137808B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=34908100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004025847A Expired - Lifetime JP4137808B2 (ja) 2004-02-02 2004-02-02 可動式横取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4137808B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7345169B2 (ja) * 2019-09-19 2023-09-15 鉄道機器株式会社 横取装置
JP7349720B2 (ja) * 2019-11-14 2023-09-25 鉄道機器株式会社 横取り装置の自動転換装置及び横取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005213986A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5598785A (en) Hanger bracket for track rails
CA2683033A1 (en) Ceiling joist formwork with automatic stripping of the inner board
US7478505B2 (en) Metal stud arrangement
JP2007035928A (ja) 太陽電池モジュール設置用ベースレール、前端支持部材、後端支持部材、側端支持部材、太陽電池モジュール設置装置
WO2021088717A1 (zh) 挂装结构、隧道挂轨机器人及隧道
JP4137808B2 (ja) 可動式横取装置
JP4835146B2 (ja) 乗客コンベアのスカートガード装置
JP3811618B2 (ja) 跨座式モノレール軌道桁及びその設置方法
JP4481286B2 (ja) 無限軌道上部ローラの装着構造
US6648276B1 (en) Drop down lug for railroad switch application
JP3928169B2 (ja) 転てつ機接続装置
JP7051623B2 (ja) 鋼橋直結軌道用レール締結装置
US11236474B2 (en) Railway fastener for use with crossties
KR200259577Y1 (ko) 터널용 브라켓트
KR20120066440A (ko) 철도 분기기용 무도유 롤러 베이스 어셈블리
JP2000213111A (ja) 谷瓦ずれ落ち防止装置
JPH09257277A (ja) エアコン室外機の傾斜屋根用据え付け金具
EP3162957B1 (en) Safety device for preventing rail buckling and movement
CA3028413C (en) Railway fastener for use with crossties
JP5185163B2 (ja) トンネル用内装パネルおよびトンネル覆工内面への内装パネル取付方法
JP7319543B2 (ja) 枕木固定構造
JP3854828B2 (ja) 鉄道車両用渡り板装置
US20170136277A1 (en) A playground
JP2020029187A (ja) 分解型建設機械
JP4729691B2 (ja) 天井パネル支持構造とその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4137808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term