JP4137467B2 - アルミニウム製di缶用塗料組成物及び該組成物からなるベースコート層を有するアルミニウム製di缶 - Google Patents

アルミニウム製di缶用塗料組成物及び該組成物からなるベースコート層を有するアルミニウム製di缶 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミニウム製DI缶(絞りしごき缶)のベースコート層として有用な塗料組成物、及び該塗料組成物からなるベースコート層を有すアルミニウム製DI缶に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属を絞りしごき成形したDI缶の外面は金属光沢を有する鏡面であるが、通常は装飾のために印刷が施される。DI缶外面への印刷方法としては、(1)酸化チタンを含有する白色塗料(ホワイトコート)を塗装して、金属光沢を隠蔽した白色下地上に所望の印刷層を形成する方法、及び(2)金属光沢を有するDI缶外面に直接所望の印刷層を形成する方法があり、缶の素材、印刷デザイン等により適宜選択され使用されている。
しかしながら、(1)の方法では各インキ特有の色によって鮮映な印刷層を形成することができるものの、金属光沢は全く無くなる。一方、(2)の方法では印刷層は金属光沢を有するものの金属下地の影響をうけ、隠蔽力の強い黒色、白色等を除いて鮮明なインキ色調を有する印刷層を形成することが困難である。
【0003】
これらの欠点を改善するものとして、例えば特公平7−37262号公報には、特定量の酸化チタンとパール顔料とを含有する合成樹脂塗料からなるベースコート層を印刷下地としてもつスチール製DI缶が記載されている。しかしながら、この発明はスチール製DI缶に特有の幾分黒味を帯びた金属光沢により、印刷インキの色がくすんだ色となるのを防止し、金属光沢を有するとともに色のくすみのない印刷外観性の優れたスチール製DI缶を得るもので、アルミニウム製DI缶には適用できない技術である。
【0004】
一方、特開平9−253772号公報には、外面印刷適性に優れた2ピース缶として、あらかじめ両面を合成樹脂被覆したアルミニウム板を薄肉化絞りしごき成形したシームレスアルミニウム缶が記載されている。これによれば、アルミニウム板の表面が合成樹脂層で被覆されているため、成形の際にダイスとアルミニウム面が直接接触しないので、成形された缶のアルミニウム金属面は鏡面とはならず細かな凹凸のあるマット状となる。このため成形された缶外面はパール顔料を施したような乳白色の外観を呈する。この缶外面は新規な意匠効果を有し、明度が大きく彩度が小さく印刷下地として適したものではあるが、専用の複合材料や成形設備が必要であり、従来の通常のDI缶用アルミニウム板や成形ラインでは製造できないといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、特別な複合材料や成形設備を必要とせずに、通常のアルミニウム製DI缶に、特開平9−253772号公報に記載された合成樹脂被覆アルミニウム板から得られるDI缶と同様に、乳白色の外観を有し、明度が大きく適度の光沢性を備え、意匠性に優れたベースコート層を形成することのできる塗料組成物、ならびに該塗料組成物からなるベースコート層を有するアルミニウム製DI缶を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は鋭意検討した結果、アルミニウム製DI缶のベースコート層を形成する塗料組成物を構成する顔料成分として、特定のパール顔料を組み合わせて使用することによって上記課題が解決されることを発見し、本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は次の構成をとるものである。
1.顔料及びバインダー樹脂を主成分とし、樹脂被覆層を介さずアルミニウム上に塗装されるアルミニウム製DI缶用塗料組成物において、顔料が(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料、(B)マイカ表面に酸化鉄を被覆したパール顔料、及び(C)マイカ表面に酸化チタン及び酸化鉄を被覆したパール顔料、から選択される2種類以上のパール顔料を含有し、顔料成分の含有量がバインダー樹脂100重量部に対して(A)27.5〜33.5重量部及び(B)+(C)0.3〜2.6重量部で、(A)+(B)+(C)が30〜34.5重量部であり、且つ(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料において、シルバータイプのものの含有量が、バインダー樹脂100重量部に対して20〜31重量部であることを特徴とするアルミニウム製DI缶用塗料組成物。
2.絞りしごき成形されたアルミニウム製DI缶の側壁外面に、樹脂被覆層を介さずアルミニウム上に、1に記載されたアルミニウム製DI缶用塗料組成物からなるベースコート層を有することを特徴とするアルミニウム製DI缶。
3.該ベースコート層の乾燥塗膜量が35〜60mg/dm であることを特徴とする2に記載されたアルミニウム製DI缶。
4.該ベースコート層の上に所望の印刷層を有することを特徴とする2又は3に記載されたアルミニウム製DI缶。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、アルミニウム製DI缶用塗料組成物を構成する顔料成分として、(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料、(B)マイカ表面に酸化鉄を被覆したパール顔料、及び(C)マイカ表面に酸化チタン及び酸化鉄を被覆したパール顔料、から選択される2種類以上のパール顔料を組み合わせて使用することを特徴とする。
パール顔料としては、一般に天然魚燐箔、塩基性炭酸塩、オキシ塩化ビスマス及びマイカ(雲母)系パール顔料が知られているが、本発明では、特定のマイカ系パール顔料を組み合わせて使用することによって、アルミニウム製DI缶に乳白色の外観を有し、明度が大きく適度の光沢性を備え、意匠性に優れたベースコート層を形成することのできる塗料組成物を得るものである。
【0008】
(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料としては、▲1▼薄い酸化チタン層を有するシルバータイプから、▲2▼厚い酸化チタン層を有する干渉色タイプまで、種々のものが知られている。
本発明で使用する、(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料としては特に制限はなく、いずれのタイプのものも使用することができるが、▲1▼及び▲2▼の2つのタイプのマイカ系パール顔料を組み合わせて使用することが好ましい。
【0009】
(B)マイカ表面に酸化鉄を被覆したパール顔料としては、カッパー、ブロンズ、レッド等の色調の顔料が知られており、いずれも本発明で使用することができる。
(C)マイカ表面に酸化チタン及び酸化鉄を順次被覆したパール顔料としては、ゴールド、レッドゴールド等のゴールド系統の色調の顔料が知られており、いずれも本発明で使用することができる。
これらのパール顔料は、通常粒径が1〜200μmの粉末として使用されるが、本発明の塗料組成物では、目詰りや沈降の防止、塗膜の剥離防止等の観点から、粒径が1〜25μmのものを使用することが好ましい。
【0010】
本発明では、上記の(A)成分と(B)成分及び/又は(C)成分を特定の配合量で組み合わせて使用することによって、アルミニウム製DI缶に所望の色調を有するベースコート層を形成することのできる塗料組成物を得るものである。(A)成分の配合量は、塗料組成物を構成する樹脂固形分100重量部に対して27.5〜33.5重量部とする。(A)成分の配合量が33.5重量部を超えると、得られる塗膜の下地隠蔽性は高く、光沢は減少する。一方、配合量が27.5重量部より少ないと、下地の金属光沢は強く、塗膜の隠蔽性は下がる。
【0011】
(B)成分と(C)成分を合計した配合量は、塗料組成物を構成する樹脂固形分100重量部に対して0.3〜2.6重量とする。(B)成分+(C)成分の合計配合量が2.6重量部を超えると、塗膜のa値及びb値が上がり、赤色及び黄色を帯びて(A)成分との組み合わせで所望の色調が得られなくなる。一方合計配合量が0.3重量部より少ないと、a値及びb値が下がり、緑色及び青色を帯びて(A)成分との組み合わせで所望の色調が得られなくなる。
また、(A)成分+(B)成分+(C)成分の合計配合量は、塗料組成物を構成する樹脂固形分100重量部に対して30〜34.5重量部とすることが好ましい。合計配合量が34.5重量部を超えると、塗膜の光沢が減少する。一方、合計配合量が30重量部より少ないと、塗膜のL値が下がり金属光沢の隠蔽性が低下する。
また、段落番号0008で説明したように、(A)成分としては▲1▼シルバータイプのものと▲2▼干渉色タイプの2つがあるが、このうち▲1▼シルバータイプのパール顔料の含有量が、塗料組成物を構成する樹脂固形分100重量部に対して、20〜31重量部、特に23〜30重量部であることが好ましい。▲1▼シルバータイプの含有量が少ないと塗膜のL値が下がり、一方、含有量が多すぎるとL値が高くなる傾向があり、(B)、(C)成分との組合せで所望の色調が得にくくなる。
【0012】
本発明の塗料組成物を構成するバインダー樹脂としては特に制限はなく、通常塗料組成物に使用されるバインダー樹脂はいずれも使用することができる。
好適なバインダー樹脂としては、例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキッド樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの樹脂は単独で、又は2種以上を組み合わせて使用することができ、また金属下地との密着性を高めるために、リン酸エステル樹脂等の変性樹脂を適宜組み合わせて使用することができる。
また、これらのバインダー樹脂は、水溶性樹脂、あるいは溶剤型樹脂いずれの形態でも使用することができる。
【0013】
バインダー樹脂として使用されるアクリル樹脂として代表的なものを例示すると、例えばカルボキシル基含有ビニルモノマーと、架橋用の官能基含有ビニルモノマーと、これらと共重合可能なビニルモノマーとからなるモノマー混合物を、各種の有機溶剤中でラジカル重合せしめることにより得られる共重合体等であって、約1,000〜30,000程度の数平均分子量を有するもの等が挙げられる。
【0014】
ここで上記した架橋用の官能基とは、熱硬化用の官能基として用いる場合に、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリイソシアネート化合物またはポリカルボン酸等のような、いわゆる架橋剤成分と反応し得る官能基を意味するものである。
勿論、このようにして得られる共重合体溶液から、必要に応じて、余剰の有機溶剤を減圧溜去せしめて得た、有機溶剤含有量の低いアクリル樹脂を使用することも出来る。
【0015】
アクリル樹脂を調製する際に使用される、カルボキシル基含有ビニルモノマーとして代表的なものを例示すると、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸またはフマル酸等が挙げられるが、就中、アクリル酸またはメタクリル酸等の使用が望ましい。
このようなカルボキシル基含有ビニルモノマーの使用量としては、モノマー合計量の約1〜25重量%程度、好ましくは、2〜15重量%程度とするのが、適切である。
【0016】
架橋用の官能基含有ビニルモノマーのうち、水酸基含有ビニルモノマーとして代表的なものを例示すると、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレートまたはヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの水酸基含有ビニルモノマーの使用量は、約1〜40重量%程度が適切である。
【0017】
さらに、これらのビニルモノマーと共重合可能な他のビニルモノマーとして代表的なものを例示すると、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートもしくはベンジル(メタ)アクリレートのような各種の(メタ)アクリル酸エステル類;N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソブトキシメチル(メタ)アクリルアミドもしくはN−n−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミドのような各種のN−アルコキシアルキル置換アミド含有ビニルモノマー類;スチレン、ビニルトルエンもしくはα−メチルスチレンのような各種の芳香族ビニルモノマー類;マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジブチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジブチル、イタコン酸ジメチルもしくはイタコン酸ジブチルのような各種の不飽和二塩基酸のジアルキルエステル類;または酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルもしくはバーサチック酸ビニルのような各種のカルボン酸ビニルエステル類等が挙げられる。
【0018】
バインダー樹脂として使用されるポリエステル樹脂として代表的なものを例示すると、例えばポリオールと、ポリカルボン酸(無水物)とを加熱溶融し、約160〜270℃程度の反応温度で、反応物の酸価が通常約1〜40mgKOH/g程度となるまで、必要により減圧下で脱水縮合せしめ、約500〜25,000程度の数平均分子量を有する脱水縮合物を得たのちに、各種の有機溶剤に溶解せしめることによって調製されるもの等が挙げられる。
【0019】
バインダー樹脂として使用されるアルキド樹脂として代表的なものを例示すると、(1) 脂肪酸と、ポリオールと、ポリカルボン酸(無水物)とを反応せしめるという方法、(2) 油類と、ポリオールとを、公知慣用の反応触媒を用いてエステル交換させたのちに、ポリカルボン酸(無水物)およびポリオールを加えて、さらに反応せしめるという方法、あるいは、(3) 油類と、ポリカルボン酸(無水物)とをエステル交換させたのちに、ポリオールおよびポリカルボン酸(無水物)を加えて、さらに反応せしめるという方法、等の種々の方法によって得られる、約500〜25,000程度の数平均分子量を有する反応生成物を、種々の有機溶剤に溶解せしめることによって調製されるもの等が挙げられる。
【0020】
ポリエステル樹脂ないしはアルキド樹脂を調製する際に使用されるポリオールとして代表的なものを例示すると、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオールまたはジエチレングリコール、あるいはジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリエチレングリコールまたは水添ビスフェノールA、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物もしくはビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物のような、各種の2価アルコール類;及びグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトールまたはジグリセリンのような、各種の3価以上のアルコール等が挙げられる。
【0021】
ポリエステル樹脂ないしはアルキド樹脂を調製する際に使用されるポリカルボン酸(無水物)として代表的なものを例示すると、プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、アジピン酸、フタル酸、テレフタル酸もしくはトリメリット酸のような、各種の脂肪族ないしは芳香族ポリカルボン酸、(無水)トリメリット酸、メチルシクロヘキセントリカルボン酸(無水物)または(無水)ピロメリット酸等が挙げられる。
さらに、必要に応じて安息香酸や、tert−ブチル安息香酸等の種々の一塩基酸を、かかる酸成分として併用できることも、勿論である。
【0022】
アルキド樹脂を調製する際に使用される、油類として代表的なものを例示すると、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、桐油、サフラワー油、大豆油、アマニ油、トール油またはヤシ油等が挙げられる。また、脂肪酸としては、こうした種々の油類から誘導される、各種の化合物等を使用することができる。これらは、単独使用でも2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
【0023】
バインダー樹脂として使用されるポリウレタン樹脂として代表的なものを例示すると、(1) 前記したようなアルキド樹脂中の二塩基酸をジイソシアネートに置換した油変性ポリウレタン樹脂、(2) イソシアネート基に、フェノールもしくはキシレノール等のような種々のフェノール系ブロック化剤を、常法により反応せしめることによって得られる熱硬化型ポリウレタン樹脂を、種々の有機溶剤に溶解せしめる等の、公知慣用の方法によって調製されるもの、等が挙げられる。就中、約1,000〜25,000程度の数平均分子量を有するものが好ましい。
【0024】
バインダー樹脂として使用されるアミノ樹脂として代表的なものを例示すると、約300〜2,000程度の数平均分子量を有する、アルキルエーテル化メラミン樹脂、アルキルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂、アルキルエーテル化尿素樹脂、アルキルエーテル化アセトグアナミン樹脂、アルキルエーテル化スピログアナミン樹脂またはアルキルエーテル化シクロヘキシルグアナミン樹脂等が挙げられる。
【0025】
エーテル化用アルコールとして代表的なものを例示すると、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、シクロヘキサノール、n−オクチルアルコール、sec−オクチルアルコールまたは2−エチルヘキシルアルコール等の、C1 〜C8 の種々のアルコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルまたはジエチレングリコールモノメチルエーテルのような各種のエーテルアルコール類;あるいはケトブタノール、ジアセトンアルコールまたはアセトイン等の種々のケトンアルコール類等が挙げられる。これらは、単独使用でも2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
【0026】
アミノ樹脂としては、ブチルエーテル化アミノ樹脂が好ましく、例としては、ブチルエーテル化メラミン樹脂、ブチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂、ブチルエーテル化スピログアナミン樹脂、ブチルエーテル化アセトグアナミン樹脂もしくはブチルエーテル化シクロヘキシルグアナミン樹脂等の使用が特に望ましい。
【0027】
バインダー樹脂として使用されるエポキシ樹脂(化合物)としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ソルビトール、スピログリコール、水添ビスフェノールA等の脂肪族ポリオールとエピクロルヒドリンとを反応して得られるグリシジルエーテル型エポキシ化合物;カテコール、レゾルシノール、ヒドロキノン、ビスフェノール(A,F,S,AD)、テトラヒドロキシフェニルメタン等の芳香族ポリヒドロキシ化合物とエピクロルヒドリンとを反応して得られるグリシジルエーテル型エポキシ化合物;芳香族ポリヒドロキシ化合物のエチレンオキシドもしくはプロピレンオキシド付加体等のポリオール類とエピクロルヒドリンとを反応して得られるグリシジルエーテル型エポキシ化合物;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のポリエーテルポリオールとエピクロルヒドリンとを反応して得られるグリシジルエーテル型エポキシ化合物;プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、アジピン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸等の脂肪族ないしは芳香族ポリカルボン酸とエピクロルヒドリンとを反応して得られるグリシジルエステル型エポキシ化合物;アニリン、(p,m−)アミノフェノール、ジアミノジフェニルメタン、ビスアミノメチルシクロヘキサン、メタキシリレンジアミン等のアミンとエピクロルヒドリンとを反応して得られるグリシジルアミン型エポキシ化合物;フェノールノボラックとエピクロルヒドリンとを反応して得られるフェノールノボラック型エポキシ化合物;クレゾールノボラックとエピクロルヒドリンとを反応して得られるクレゾールノボラック型エポキシ化合物;3、4ーエポキシー6ーメチルシクロヘキシルメチルー3’、4’ーエポキシー6’ーメチルシクロヘキサンカルボキシレート、3、4ーエポキシシクロヘキシルメチルー3’、4’ーエポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビス(3、4ーエポキシー6ーメチルシクロヘキシルメチル)アジぺート、ビニルシクロヘキセンジエポキシサイド、ジシクロペンタジエンオキサイド、ビス(2、3ーエポキシシクロペンチル)エーテル、リモネンジオキサイド等のシクロ環の二重結合を酸化して得られる環式脂肪族型エポキシ化合物;ブタジエン、ヘキサジエン、オクタジエン、ドデカジエン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、大豆油等の線状脂肪族の二重結合を酸化して得られる線状脂肪族エポキシ化合物;さらにはトリアジン、ヒダントイン等の複素環を含有するエポキシ化合物;等の多官能エポキシ化合物を挙げることが出来る。これらは単独、あるいは混合して用いてよい。
【0028】
なお、カルボン酸をはじめ、イソシアネート、フェノール樹脂、アミン等の化合物によって、更に変性しないならば、n−ブチルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2ーエチルヘキシルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、スチレンオキサイド、フェニルグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル等の一官能性のエポキシ化合物を用いることも出来る。
【0029】
本発明の塗料組成物を構成する有機溶媒としては特に制限はなく、通常塗料に使用される溶媒はいずれも使用することができる。
このような有機溶剤としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、メチルヘキシルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコールまたはイソホロンのような種々のケトン類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ(イソ)ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−tert−ブチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、1,3−ブチレングリコール−3−モノメチルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール、エチレングリコールジメチルエーテルまたはエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルまたはジプロピレングリコールジメチルエーテルのような各種のエーテルアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチルまたは酢酸イソアミルのような各種のエステル類;トルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−ヘキサン、オクタン、ミネラルスピリットまたは石油系混合溶剤のような種々の炭化水素類;さらには、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−アミルアルコール、i−アミルアルコール、2−エチルヘキサノール、メチルイソブチルカルビノール、ベンジルアルコールまたはフルフリルアルコールのような種々のアルコール類が挙げられる。これらは、単独使用でも2種以上の併用でもよいことは、勿論である。
【0030】
本発明の塗料組成物は、塗料構成成分を水可溶性溶媒に溶解した水性塗料、塗料構成成分を水不溶性溶媒に溶解した溶剤型塗料のいずれの形態とすることもできるが、水性塗料として使用することが好ましい。
このような水可溶性溶媒としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、またはジアセトンアルコールのような種々のケトン類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、またはプロピレングリコールジメチルエーテルのような各種のグリコール類;あるいは、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノールのような種々のアルコール類が挙げられる。これらは、単独使用でも2種以上の併用でもよいことは勿論であり、さらに、少量のその他の水不溶性溶媒を混合した形態で使用してもよい。
【0031】
本発明の塗料組成物には、必要に応じて、p−トルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸、又はリン酸等の種々の酸触媒;あるいはこれらの各種アミン塩等を、硬化触媒として添加してもよい。硬化触媒の配合量は、通常は樹脂固形分100重量部に対して0.1〜1.0重量部程度である。
本発明の塗料組成物には、また通常塗料に配合されるレベリング剤、消泡剤、滑剤等の種々の添加剤を配合することもできる。
【0032】
本発明の塗料組成物は、定法により、例えばターボミル、分散攪拌機等の混合装置を使用して製造することができる。
本発明の塗料組成物をベースコート層としてアルミニウム製DI缶に適用するには、例えばDI缶用ボディコーター等によりローラー等を使用して缶の外面に塗布した後に、約130〜250℃程度の温度で、約5秒間〜10分間といった加熱条件下で焼付けを行なうことによって、目的とする硬化塗膜を形成することができる。
得られる塗膜は、特開平9−253772号公報に記載された合成樹脂被覆アルミニウム板から得られるDI缶と同様に、乳白色の外観を有し、明度が大きく適度の光沢性を備え、意匠性に優れたもので、印刷下地として好適なものである。このベースコート層上に、所望の模様、ロゴ等を印刷した場合には、鮮映な印刷層を形成することができる。印刷層上には、必要に応じて、定法によりトップコート層を形成することができる。
【0033】
本発明の塗料組成物は、その使用目的及び要求性能に応じて、バインダー樹脂や溶媒を選択して構成することができる。
本発明の塗料組成物を水性塗料として適用する際の好ましいバインダー樹脂の組み合わせとしては、例えば樹脂固形分100重量部に対して、30〜40重量部のアクリル樹脂、20〜30重量部のポリエステル樹脂、及び40〜50重量部のアミノ樹脂を組み合わせて使用し、触媒として酸触媒を添加したもの等が挙げられる。
【0034】
【実施例】
つぎに、実施例により本発明をさらに説明するが、以下の具体例は本発明を限定するものではない。以下の各例において、部及び%は、特に断りのない限り、重量部及び重量%を意味する。
〔製造例1:水溶性アクリル樹脂(E)の合成〕
攪拌機、温度計、環流冷却器、窒素ガス導入管及び滴下ロートを備えた反応容器に、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル483部を仕込み、110℃にまで昇温した。滴下ロートより、アクリル酸エチル223部と、アクリル酸n−ブチル130部と、アクリル酸2−エチルヘキシル102部と、メタクリル酸メチル279部と、2−ヒドロキシエチルメタクリレート52部と、N−(イソブトキシメチル)アクリルアミド47部と、アクリル酸56部と、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)19部と、ジ−tert−ブチルパーオキシド9部とからなる混合物を4時間かけて連続滴下した。滴下終了1時間後にジ−tert−ブチルパーオキシド9部を添加し、更に2時間、同温度にて反応させた。生成した樹脂溶液を減圧下にてエチレングリコールモノイソプロピルエーテル326部を留去した後、残留溶液をジメチルエタノールアミン66部で中和し、ブチルジグリコール149部と、イオン交換水422部とで希釈することによって水性アクリル樹脂溶液(E)を得た。該樹脂溶液の不揮発分は50.0%、粘度(ガードナー気泡粘度25℃)はW、重量平均分子量は10,000であった。
【0035】
〔製造例2:水溶性ポリエステル(F)の合成〕
攪拌機、温度計、精留管、デカンター、環流冷却管および窒素導入管を備えた反応容器に、ヘキサヒドロ無水フタル酸684部、1,6−ヘキサンジオール122部、トリメチロールプロパン404部、ジエチレングリコール51部を仕込み、160℃まで加熱して内容物を溶融させた。同温度より、縮合水を系外に溜去しながら4時間を要して200℃まで昇温した。同温度で5時間反応せしめた。
反応物の酸価が、50.0mgKOH/gに達したところで130℃まで冷却し、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル368部とジエチレングリコールモノブチルエーテル241部を加えて均一な溶液とした。更に90℃まで降温してジメチルエタノールアミン94部にて中和して、水性ポリエステル樹脂溶液(F)を得た。該樹脂溶液の不揮発分は61.0%で、粘度(ガードナー気泡粘度25℃)はW、酸価(固形分)は50.0mgKOH/g、水酸基価(固形分)は100.5mgKOH/gであった。
【0036】
〔製造例3:アミノ樹脂(G)の合成〕
冷却管、攪拌装置、および温度計を備えた4つ口フラスコにベンゾクアナミン187部と、92%パラホルムアルデヒド91.8部、メタノール384部を仕込み、攪拌しながら加熱して反応温度70℃にすべく昇温し、同温度に到達後、10分間で反応溶液は均一となった。
さらに、1時間同温度で反応を継続させた後、60℃まで冷却した。次に、85%燐酸を5部仕込み、反応温度70℃まで昇温し、同温度に到達後2時間反応を行ってから、60℃まで冷却後40%水酸化ナトリウムにてpHを8.0に調整し、減圧下(10キロPa)で、未反応ホルムアルデヒド、メタノールおよび水を留去せしめ、エチレングリコールモノブチルエーテル150部を仕込み、濾過せしめた。
かくして、不揮発分(測定条件=108℃/1時間)が70.0%の、無色のアミノ樹脂溶液(G)を得た。
この樹脂溶液の、25℃におけるガードナー粘度はYであり、ガードナー法による色数は1以下であった。
【0037】
(実施例1,2及び比較例1〜6)
上記各製造例で得られた、水溶性アクリル樹脂(E)25部、水溶性ポリエステル樹脂(F)13.1部、アミノ樹脂(G)21.6部、触媒として酸触媒「ネイキュア2500」(キング社製)0.06部、及びブチルジグリコール7.8部、水34.0部を混合し、ターボミルで攪拌して有機溶剤量28%で、不揮発分35%の仕掛品塗料組成物を得た。
この仕掛品塗料組成物に、下記のパール顔料を表1に記載された量(樹脂固形分100重量部当りの換算値)添加し、ディスパーにて30分間混合して塗装適性粘度になるように調整することにより、各塗料組成物を得た。
(A1)マイカ表面に薄い酸化チタン層を被覆したパール顔料(シルバー色)
(A2)マイカ表面に厚い酸化チタン層を被覆したパール顔料(干渉ゴールド色)
(A3)マイカ表面に厚い酸化チタン層を被覆したパール顔料(干渉レッド)
(A4)マイカ表面に厚い酸化チタン層を被覆したパール顔料(干渉ブルー)
(B)マイカ表面に酸化鉄を被覆したパール顔料(色相レッド)
(C)マイカ表面に酸化チタン及び酸化鉄を被覆したパール顔料(ゴールド色)
【0038】
【表1】
Figure 0004137467
【0039】
上記各例で得られた塗料組成物をバーコーターを使用して、製缶メーカーの実製缶ラインから採取した塗装印刷前の容量350mlのアルミニウム製DI缶素缶(元板:厚さ0.30mm、3004アルミニウム合金薄板、DI成形しごき率:約60%)から切り出した缶側壁外面に、乾燥塗膜量が35〜60mg/dmとなるように塗布し、200℃で1分間加熱して硬化させた。また、一部の例については実製缶ラインにて、DI缶用ボディコーターを用いて、缶側壁外面に乾燥塗膜量が35〜60mg/dmとなるように塗装したのち、200℃で1分間加熱硬化した。得られた塗膜の厚さは2〜7μmであった。
得られた塗膜について、JISZ8741に準じて60°鏡面光沢を測定した。また色調については定法によりハンターのLab表色系におけるL値、a値、b値を測定した。なお、測定は印刷・仕上げニス塗装なしの状態で行った。
【0040】
また、各例の塗料組成物をベースコート塗装したアルミニウム製DI缶側壁外面の上に、さらに市販のDI缶用藍色インキで模様を印刷し、その上にポリエステル系クリアサイズ塗料を塗布したのち、200℃で1分間焼き付け硬化させた。得られた塗装印刷品の外観を、インキありの部分については印刷の鮮やかさ・明るさを、またインキなしの部分については色調を目視で評価した。尚、評価は各サンプル間の相対評価で行い、基準は次のようにした。
(印刷部の鮮映性・明るさ) ○:優 、 △:普通 、×:劣
(非印刷部の色調)対照とするプレコートの合成樹脂被覆アルミニウム製DI缶(表2の右端に記載)側壁外観に、 ○:近い 、 △:中位 、×:やや遠い。
これらの測定・評価結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
Figure 0004137467
【0042】
表2の結果から、実施例のベースコート塗膜を有するアルミニウム製DI缶の側壁外面が適度の光沢性を有し、比較例の塗膜を有するDI缶側壁外面に比べて印刷部の明るさ・鮮映性に優れ、かつベースコート層の色調が、プレコート板を成形した合成樹脂被覆アルミニウムDI缶に近い外観を有することがわかる。

Claims (4)

  1. 顔料及びバインダー樹脂を主成分とし、樹脂被覆層を介さずアルミニウム上に塗装されるアルミニウム製DI缶用塗料組成物において、顔料が(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料、(B)マイカ表面に酸化鉄を被覆したパール顔料、及び(C)マイカ表面に酸化チタン及び酸化鉄を被覆したパール顔料、から選択される2種類以上のパール顔料を含有し、顔料成分の含有量がバインダー樹脂100重量部に対して(A)27.5〜33.5重量部及び(B)+(C)0.3〜2.6重量部で、(A)+(B)+(C)が30〜34.5重量部であり、且つ(A)マイカ表面に酸化チタンを被覆したパール顔料において、シルバータイプのものの含有量が、バインダー樹脂100重量部に対して20〜31重量部であることを特徴とするアルミニウム製DI缶用塗料組成物。
  2. 絞りしごき成形されたアルミニウム製DI缶の側壁外面に、樹脂被覆層を介さずアルミニウム上に、請求項1に記載されたアルミニウム製DI缶用塗料組成物からなるベースコート層を有することを特徴とするアルミニウム製DI缶。
  3. 該ベースコート層の乾燥塗膜量が35〜60mg/dm であることを特徴とする請求項2に記載されたアルミニウム製DI缶。
  4. 該ベースコート層の上に所望の印刷層を有することを特徴とする請求項2又は3に記載されたアルミニウム製DI缶。
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