JP4136631B2 - paper box - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、段ボール等の厚紙類で構成された包装用の紙箱に関し、更に詳しくは、廃棄する際に、容易に折り畳み又は解体できて、コンパクトに処分できる紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば精密機器等の包装材として用いられる紙箱は、保管中や輸送中等において、内部に収容されている精密機器等が破損しないように、比較的強度の高い段ボール等の厚紙類で成形されることが多い。特に段ボールは、丈夫で耐久性に優れているため、精密機器等の重量物品の保管・輸送等に適しており、包装材にかかるコストの低減が図れる点においても有効となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−297626号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような段ボールは強度が高い分、人手で折り畳んだり、解体するのが容易ではなく、廃棄時において嵩張ることが多かった。特に大きさの大きい段ボールの場合、解体する時間と手間がかかるため、廃棄するだけでも煩瑣な作業になっていた。
【0005】
そこで、本発明は、容易に折り畳み又は解体することができて、コンパクトに処分でき、廃棄する際の労力を軽減することができる、段ボール等の厚紙類でできた包装用の紙箱を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の紙箱は、段ボール等の厚紙類で構成され、少なくとも各面板間に設けられた4本の折罫によって四角筒状に形成される胴部を備えた6面体構造の紙箱において、平面視で前記胴部の対角線上に位置する所定の2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、残り2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる折曲線を設け、前記残り2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、前記所定の2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる折曲線を設けたことを特徴としている。
【0007】
これによれば、紙箱の胴部を略平面状に折り畳んだ後、折曲線及びそれに重なる折罫を折り曲げることにより、容易にその紙箱を略半分の大きさに折り畳むことができる。したがって、段ボール等の厚紙類で成形された紙箱であっても、その折り畳みにより、コンパクトに纏めることが可能となり、廃棄する作業が至便にできるようになる。
【0008】
請求項2に記載の紙箱は、請求項1に記載の紙箱において、前記折曲線が、その延長線上へ延長されて前記折罫よりも長くされていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の紙箱は、段ボール等の厚紙類で構成され、少なくとも各面板間に設けられた4本の折罫によって四角筒状に形成される胴部を備えた6面体構造の紙箱において、平面視で前記胴部の対角線上に位置する所定の2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、残り2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる切断線を設け、前記残り2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、前記所定の2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる切断線を設けたことを特徴としている。
【0010】
これによれば、紙箱の胴部を略平面状に折り畳んだ後、切断線及びそれに重なる折罫を切断することにより、容易にその紙箱を略半分の大きさに分断・解体することができる。したがって、段ボール等の厚紙類で成形された紙箱であっても、その切断により、コンパクトに纏めることが可能となり、廃棄する作業が至便にできるようになる。
【0011】
請求項4に記載の紙箱は、請求項3に記載の紙箱において、前記切断線が、その延長線上へ延長されて前記折罫よりも長くされていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に記載の紙箱は、請求項3又は4に記載の紙箱において、前記面板に当接する折罫には、切断線が設けられていることを特徴としている。これによれば、解体(分断)時に、切断線に重なる折罫を容易に切断することができる。
【0013】
また、請求項6に記載の紙箱は、請求項3乃至5の何れかに記載の紙箱において、前記切断線が、ミシン目であることを特徴としている。これによれば、紙箱を人手で簡単に、かつ好適に切断することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は本発明に係る紙箱10のブランク板を示す展開図であり、図2は同じく天部を開放した状態の斜視図である。また、図3は同じく胴部を折り畳む途中の状態を示した斜視図であり、図4(A)は同じく胴部を折り畳んだ際の正面図、図4(B)は同じく胴部を折り畳んだ際の背面図である。そこで、まず、紙箱10のブランク板について説明する。ブランク板(紙箱10)は1枚の段ボール板で構成され、後述するように、各面板が複数の折罫によって区切られている。
【0015】
すなわち、図1で示すように、正面板12の両側縁には折罫40、42を介して側面板14、16が連設され、その一方の側面板16の側縁には折罫44を介して背面板18が連設されている。そして、その背面板18の側縁には折罫46を介して貼着板20が連設されており、正面板12、側面板14、16、背面板18により紙箱10の胴部が構成されている。なお、貼着板20は背面板18ではなく、他方の側面板14の側縁に折罫を介して連設されていてもよい。
【0016】
また、正面板12の下縁には折罫48を介して内底面板22が連設され、上縁には折罫50を介して内天面板24が連設されている。この内天面板24は、紙箱10を組み立てたとき、箱内を上下に2分割する仕切板になっており、折罫50と平行な折罫52が2本、所定間隔を隔てて設けられている。また、背面板18の下縁には折罫54を介して外底面板26が連設され、上縁には折罫56を介して外天面板28が連設されている。そして、側面板14、16の下縁及び上縁にはそれぞれ折罫58、60を介して底部サイドフラップ30及び天部サイドフラップ32が連設されている。
【0017】
また、内天面板24の折罫50側中央には正面視略コ字状の切り込み38が設けられており、その先端が所定長さ正面板12に至っている。そして、内底面板22の折罫48側中央にも正面視略コ字状の切り込み38が設けられており、その先端が所定長さ正面板12に至っている。しかして、それぞれの切り込み38の終端部同士を結ぶ仮想直線をヒンジ部Hとすることにより、係止フラップ36が形成されるようになっている。
【0018】
また、外底面板26の下縁と外天面板28の上縁には、差込フラップ34が折罫62、64をそれぞれ介して連設されており、その折罫62、64の中央部には係止フラップ36が挿入可能な幅の切り込み62A、64Aが設けられている。そして更に、略コ字状の切り込み38の両側で、かつ、折罫48、50上には、その切り込み38と連続した切り込み48A、50Aが所定長さ設けられており、ヒンジ部Hを中心に係止フラップ36を折り曲げて待避させることにより、差込フラップ34がその切り込み48A、50A内に挿入可能になっている。
【0019】
したがって、この紙箱10を組み立てるときには、まず、折罫40〜46を折り曲げて、貼着板20の表面を側面板14の裏面に接着する。このときの接着剤としては、ホットメルトやコールドグルー等が採用できる。こうして、紙箱10の四角筒状の胴部が構成される。次いで、底部サイドフラップ30を折罫58に沿って折り曲げ、内底面板22を折罫48に沿って折り曲げる。そして、外底面板26を折罫54に沿って折り曲げる。
【0020】
そして更に、差込フラップ34を折罫62に沿って折り曲げ、折罫48上に設けられた切り込み48Aに挿入するが、このとき、略コ字状の切り込み38によって形成された係止フラップ36をヒンジ部Hによって外方側へ折り曲げて待避させてから挿入する。そして、その後、係止フラップ36を折罫62上に設けられた切り込み62Aに挿入する。これにより、紙箱10の底部が封緘される。
【0021】
続いて、内天面板24を折罫50に沿って折り曲げるが、このとき、所定間隔を隔てて設けられた2本の折罫52は、折罫50と反対方向に折り曲げる。そして、正面板12から遠い方の折罫52より先端側が、背面板18の裏面に当接された状態で、内天面板24が、箱内における所定位置(折罫50と折罫52との間隔分上縁から下がった位置)にて支持されることにより、箱内を上下に2分割する仕切板とされる(図2参照)。このように、箱内の収納スペースが上下に2分割されると、例えば下方に精密機器等の商品を収納し、内天面板24上にその商品の取り扱い説明書等を収納することが可能となる。
【0022】
その後、天部サイドフラップ32を折罫60に沿って折り曲げ、外天面板28を折罫56に沿って折り曲げるとともに、差込フラップ34を折罫64に沿って折り曲げる。そして、上記と同様に、折罫50上の切り込み50Aに、差込フラップ34を挿入し、かつ、折罫64上の切り込み64Aに係止フラップ36を挿入する。これにより、紙箱10の天部が封緘される。
【0023】
こうして、紙箱10が組み立てられるが、次にこの紙箱10を廃棄する際の取り纏め手段、即ち折り畳み手段(折曲線)と解体手段(切断線)について説明をする。図1で示すように、外天面板28、背面板18、外底面板26、差込フラップ34の所定位置には、折り畳みを容易にする折曲線か、あるいは解体を容易にする切断線が設けられている。折曲線は、例えば表裏どちらか一方の片面に非貫通のミシン目(ハーフカット)や折罫(共に図示省略)が折罫40〜46と平行に設けられて構成され、切断線は、例えば表裏両面に貫通しているミシン目66が折罫40〜46と平行に設けられて構成される。
【0024】
そして、これら折曲線や切断線(ミシン目66)は、胴部を組み立てた後(貼着板20を側面板14に接着後)、例えば図3、図4で示すように、折罫40と折罫44を折り曲げて略平面状に折り畳んだとき、折罫42が位置する部位(折罫44からの距離が側面板16の幅と同じ長さ位置)に設けられるようになっている。このような部位に折曲線又は切断線(ミシン目66)を設けると、図4(A)、図4(B)にそれぞれ対応する図5(A)、図5(B)で示すように、例えば解体する場合には、ミシン目66を切断すると共に、そのミシン目66に重なる折罫42も切断することにより、紙箱10を容易に2つに分断することができる。
【0025】
したがって、紙箱10を廃棄する際に、貼着板20を側面板14から剥ぎ取る等の作業をしなくても、人手で簡単に、かつ好適に、紙箱10を折り畳み又は解体することができるので、従来、廃棄するのに嵩張っていた段ボール製の紙箱10であっても、略半分の大きさ、即ち正面板12の横幅程度の大きさに、コンパクトに取り纏めることが可能となり、廃棄時の労力(時間や手間)を軽減することができる。なお、折罫42部分は脆弱になりやすい部分であるため、解体時、その折罫42に沿って切断することは比較的容易にできるが、その折罫42にも切断線としてのミシン目やハーフカット等を設けてもよく、その場合は折罫42の切断が容易にできる。
【0026】
また、図1乃至図5で示すものは、切断線としてのミシン目がもう1本設けられている例であり、内天面板24、正面板12、内底面板22の所定位置、即ち図3、図4で示すように、折罫46が位置する部位(折罫40からの距離が側面板14の幅と同じ長さ位置)にミシン目68が設けられている。このように切断線としてのミシン目66、68は、折罫40と折罫44を折り曲げる折り畳み方の場合で、2本まで設けることが可能であり、切断するときには、どちらか一方を切断すれば充分であるが、2本共切断してもよいことは言うまでもない。2本共切断した場合は、紙箱10は4つに分断される。また、ミシン目68を設けた場合、それに重なる折罫46にも切断線としてのミシン目やハーフカット等を設けると、上記と同様に、折罫46の切断が容易にできる。
【0027】
何れにしても、折曲線や切断線(ミシン目66、68)は、紙箱10の種類(形状)によって、折曲あるいは切断がしやすくなるように、適宜位置に配設されていればよく、例えば内天面板24や内底面板22等の面板が連設されていない(必要ない)紙箱の場合には、ミシン目68は、当然ながら正面板12のみに設けられる。また、図示のものは、差込フラップ34にもミシン目66が延長されて設けられているが、差込フラップ34は比較的コンパクトに構成され、容易に折曲あるいは切断することができるので、差込フラップ34にはミシン目66を設けなくても構わない。
【0028】
以上のような構成の紙箱10において、次にその解体作業の一過程を図1乃至図5で示すミシン目66の場合を例にとって説明する。なお、折り畳み作業は、解体作業において、切断の代わりに折り曲げとなるだけなので、その説明を省略する。紙箱10は、廃棄される際には、図2で示すように、商品等の取り出しにより、天部がすでに開封された状態になっている。そこで、まず紙箱10の底部を開封する。このとき、係止フラップ36を切り込み62Aから抜き取り、更に差込フラップ34を切り込み48Aから抜き取るだけで簡単に開封することができる。
【0029】
そして、図3、図4で示すように、折罫40と折罫44を折り曲げ、胴部を略平面状に折り畳む。すなわち、正面板12の裏面に側面板14の裏面が接触し、側面板16の裏面に背面板18の裏面が接触するように折り畳む。すると、折罫42とミシン目66とが正面視で重なり合い、折罫46とミシン目68とが背面視で重なり合う。この状態で、どちらか一方のミシン目、この場合はミシン目66を切断すると共に、そのミシン目66と重なり合っている折罫42を切断する。このとき、折罫42は折り目が付いている分、他の部分に比べて脆弱になっているので、容易に切断することができるが、切断線としてのミシン目等が設けられていれば、それに沿って切断すればよい。
【0030】
こうして、ミシン目66及び折罫42を切断すると、図5で示すように、紙箱10は2つに分断され、例えばそれらを重ね合わせて束ねると、正面板12の横幅程度の幅に纏めることができる。しかして、このような紙箱10を廃棄する際の労力、即ち時間や手間等が軽減され、廃棄スペースも低減される。なお、ミシン目68と折罫46を切断しても同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0031】
紙箱10は以上のような構成であるが、次に、その胴部の折り畳み方によらない別実施例の紙箱11について、図6乃至図8を基に説明する。すなわち、折罫40、44を折り曲げる場合はもちろん、折罫42、46を折り曲げても切断可能となる場合について説明する。なお、説明の便宜上、図1乃至図5と同等のものには同じ符号を付けてその説明を省略する。
【0032】
図6で示すように、外天面板28と背面板18と外底面板26において、図1で示したミシン目66と左右対称の位置(折罫46からの距離が側面板14の幅と同じ長さ位置)にミシン目70を設ける。そして、同様に、内天面板24と正面板12と内底面板22において、図1で示したミシン目68と左右対称の位置(折罫42からの距離が側面板16の幅と同じ長さ位置)にミシン目72を設ける。
【0033】
このような構成にすると、胴部を、図7で示すように折罫40、44で折り畳んでも、図8で示すように折罫42、46で折り畳んでも、折罫40〜46の何れかと、ミシン目66〜72の何れかとは必ず重なり合うので、上記と同様の作用により、紙箱11を容易に切断することが可能となる。すなわち、図7で示す折り畳み方の場合は、ミシン目66と折罫42が重なり合い、ミシン目68と折罫46とが重なり合って、上記図1乃至図5と全く同様になるが、図8で示す折り畳み方の場合は、ミシン目70と折罫40とが重なり合い、ミシン目72と折罫44とが重なり合う。
【0034】
しかして、このような折り畳み方の場合でも、ミシン目70と折罫40、又はミシン目72と折罫44のどちらか一方を切断することにより、紙箱11を容易に2つに分断することができる。なお、ミシン目70と折罫40、及びミシン目72と折罫44の両方を切断した場合は、紙箱11は4つに分断されることは言うまでもない。また、切断するミシン目70、72に合わせて、折罫40、44にも切断線としてのミシン目やハーフカット等を設けてもよい。
【0035】
何れにしても、切断線としてのミシン目は1本〜4本設けられ、それによって紙箱は2つ〜4つに分断される。つまり、ミシン目は最大4本まで設けることが可能であり、その数量が多ければ多いほど、胴部の折り畳み方の自由度が増して切断作業が至便になるが、実際には、紙箱の強度が損なわれない程度に、内容物の形状や重量等も考慮して、適宜その数量を設定すればよい。なお、折曲線の場合も切断線と同様に最大4本まで設けることが可能であるが、紙箱は2つに折り畳めれば充分である。
【0036】
以上、説明したように、本発明は、紙箱の胴部を折り畳んだ際、その胴部における折罫(及びその延長線)に対向する(当接する)面板に、その折罫に沿った折曲線又は切断線(ミシン目等)を設けたので、紙箱を廃棄する際、その紙箱を容易に折り畳む又は複数に分断することができる。したがって、紙箱を廃棄する作業が至便にできるようになり(廃棄する紙箱の幅をコンパクトな幅に纏めることができるようになり)、廃棄する際の労力を軽減することができる。
【0037】
なお、切断線に沿って切断するのではなく、単に折り曲げることも可能であり、折曲線及び切断線は任意のものを採用し得る。また、紙箱10、11の形状は図示のものに限定されるものではなく、例えば内天面板24が仕切板を兼ねる構成でなくてもよい。更に、紙箱は段ボールで構成されるものに限定されるものではなく、それに近い厚紙類でも同様である。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、段ボール等の厚紙類で成形された紙箱であっても、容易にその紙箱を折り畳み又は分断・解体することができて、コンパクトに纏めることができるので、廃棄する作業が至便にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙箱のブランク板を示す展開図
【図2】同上の天部を開放した状態の斜視図
【図3】同上の天部と底部を開放し、胴部を折り畳む途中の状態を示す斜視図
【図4】(A)同上の胴部を折り畳んだ状態を示す正面図
(B)同上の胴部を折り畳んだ状態を示す背面図
【図5】(A)図4(A)においてミシン目と折罫を切断した状態を示す正面図
(B)図4(B)においてミシン目と折罫を切断した状態を示す背面図
【図6】本発明に係る別実施例の紙箱のブランク板を示す展開図
【図7】(A)同上の胴部を折り畳んだ状態を示す正面図
(B)同上の胴部を折り畳んだ状態を示す背面図
【図8】(A)図7とは別方向に折り畳んだ状態を示す正面図
(B)図7とは別方向に折り畳んだ状態を示す背面図
【符号の説明】
10 紙箱
12 正面板
14 側面板
16 側面板
18 背面板
20 貼着板
22 内底面板
24 内天面板
26 外底面板
28 外天面板
30 底部サイドフラップ
32 天部サイドフラップ
34 差込フラップ
36 係止フラップ
38 切り込み
40〜64 折罫
66〜72 ミシン目(切断線)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a paper box for packaging made of cardboard such as cardboard, and more particularly to a paper box that can be easily folded or disassembled and disposed of compactly when discarded.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, paper boxes used as packaging materials for precision equipment, etc., are molded with cardboard and other high-strength cardboard so that the precision equipment accommodated therein is not damaged during storage or transportation. Often. In particular, corrugated cardboard is durable and excellent in durability, so it is suitable for storage and transportation of heavy goods such as precision equipment, and is effective in reducing the cost of packaging materials (for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-297626 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, such a corrugated cardboard is not easy to fold or dismantle by hand because of its high strength, and is often bulky at the time of disposal. In particular, in the case of a large cardboard, since it takes time and labor to disassemble, it is a cumbersome work just to discard it.
[0005]
Therefore, the present invention is to obtain a paper box for packaging made of cardboard or the like, which can be easily folded or disassembled, can be disposed of in a compact manner, and can reduce labor during disposal. It is the purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the paper box according to claim 1 of the present invention is made of cardboard and other cardboard, and is formed into a square cylindrical shape by at least four creases provided between the face plates. In a hexahedron structure paper box having a body portion that is formed, when two predetermined creases located on a diagonal line of the body portion are folded in plan view, the body portion is left in a substantially flat shape When at least one of the face plates against which the two creases abut is provided with a fold line that overlaps the abutting creases, the remaining two creases are folded, and the body is folded into a substantially planar shape, It is characterized in that a folding line that overlaps the abutted crease is provided on at least one of the face plates against which the predetermined two creases abut .
[0007]
According to this, after folding the trunk | drum of a paper box in a substantially planar shape, the paper box can be easily folded in a half size by bend | folding a folding line and a crease | fold which overlaps with it. Accordingly, even a paper box formed of cardboard such as cardboard can be folded into a compact size and can be easily discarded.
[0008]
The paper box according to claim 2 is characterized in that, in the paper box according to claim 1, the folding line is extended on the extension line to be longer than the folding line.
[0009]
The paper box according to claim 3 is made of cardboard and other cardboard, and has a hexahedron structure including a barrel portion formed into at least four creases provided between the face plates. In a paper box, when two predetermined creases located on a diagonal line of the body portion are folded in a plan view and the body portion is folded in a substantially planar shape, at least a face plate with which the remaining two creases abut On the other hand, a cutting line that overlaps with the abutted crease is provided, and when the remaining two creases are folded and the body portion is folded into a substantially flat shape, the predetermined two creases abut. It is characterized in that at least one of the face plates is provided with a cutting line that overlaps the abutted crease .
[0010]
According to this, after folding the trunk | drum of a paper box in substantially planar shape, the paper box can be easily divided and disassembled into a half size by cutting a cutting line and a crease which overlaps with it. Therefore, even a paper box formed of cardboard such as cardboard can be compactly packed by cutting it, and the work of discarding can be made convenient.
[0011]
The paper box according to claim 4 is the paper box according to claim 3, wherein the cutting line is extended on the extension line to be longer than the crease.
[0012]
The paper box according to
[0013]
A paper box according to claim 6 is the paper box according to any one of claims 3 to 5, wherein the cutting line is a perforation. According to this, the paper box can be easily and suitably cut manually.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of the present invention will be described below in detail based on examples shown in the drawings. FIG. 1 is a developed view showing a blank plate of a
[0015]
That is, as shown in FIG. 1,
[0016]
In addition, the
[0017]
Further, a
[0018]
An
[0019]
Therefore, when the
[0020]
Further, the
[0021]
Subsequently, the inner
[0022]
Thereafter, the
[0023]
In this way, the
[0024]
Then, these folding lines and cutting lines (perforation 66) are obtained after assembling the trunk (after bonding the sticking
[0025]
Therefore, when the
[0026]
1 to 5 show an example in which another perforation as a cutting line is provided, and predetermined positions of the inner
[0027]
In any case, the folding lines and the cutting lines (
[0028]
In the
[0029]
Then, as shown in FIGS. 3 and 4, the
[0030]
When the
[0031]
Although the
[0032]
As shown in FIG. 6, the outer
[0033]
With such a configuration, even if the body portion is folded by the
[0034]
Even in the case of such folding, the
[0035]
In any case, one to four perforations as cutting lines are provided, and thereby the paper box is divided into two to four. In other words, it is possible to provide up to four perforations. The larger the number of perforations, the more flexibility in how to fold the body and the more convenient the cutting work. In practice, however, the strength of the paper box The quantity may be set as appropriate in consideration of the shape and weight of the contents to the extent that is not impaired. In the case of a fold curve, it is possible to provide up to four as with the cutting line, but it is sufficient to fold the paper box in two.
[0036]
As described above, according to the present invention, when the body portion of the paper box is folded, the folding line along the crease is formed on the face plate facing (contacting) the crease (and its extension line) in the body portion. Alternatively, since a cutting line (perforation or the like) is provided, when the paper box is discarded, the paper box can be easily folded or divided into a plurality of pieces. Therefore, the operation of discarding the paper box can be performed conveniently (the width of the paper box to be discarded can be reduced to a compact width), and the labor for disposal can be reduced.
[0037]
In addition, it is not possible to cut along the cutting line, but it is also possible to simply bend it, and any one of the folding line and the cutting line can be adopted. Further, the shapes of the
[0038]
【The invention's effect】
According to the present invention, even a paper box formed of cardboard such as cardboard can be easily folded, divided, or disassembled, and can be collected in a compact manner. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a developed view showing a blank box of a paper box according to the present invention. FIG. 2 is a perspective view of a state in which the top part is opened. FIG. 3 is in the middle of folding the body part with the top part and bottom part being opened. FIG. 4A is a front view showing a state in which the same body part is folded. FIG. 4B is a rear view showing a state in which the same body part is folded. FIG. 6A is a front view showing a state in which perforations and creases are cut in FIG. 4A. FIG. 6B is a rear view showing a state in which perforations and creases are cut in FIG. FIG. 7A is a front view showing a state in which the same body is folded. FIG. 8B is a rear view showing a state in which the same body is folded. FIG. FIG. 7B is a front view showing a state folded in a direction different from FIG. 7B. FIG. 7B is a rear view showing a state folded in a direction different from FIG.
DESCRIPTION OF
Claims (6)
平面視で前記胴部の対角線上に位置する所定の2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、
残り2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる折曲線を設け、
前記残り2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、
前記所定の2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる折曲線を設けたことを特徴とする紙箱。In a paper box with a hexahedron structure, which is composed of cardboard and other cardboard, and has a barrel formed by at least four creases provided between each face plate,
When two predetermined creases located on the diagonal line of the trunk part are folded in plan view, and the trunk part is folded into a substantially planar shape,
On at least one of the face plates with which the remaining two creases abut, a folding line is formed that overlaps the abutting creases,
When the remaining two creases are folded and the body is folded into a substantially flat shape,
A paper box, wherein a folding line that overlaps the abutted crease is provided on at least one of the face plates against which the predetermined two creases abut .
平面視で前記胴部の対角線上に位置する所定の2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、
残り2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる切断線を設け、
前記残り2本の折罫を折り曲げて、その胴部を略平面状に折り畳んだとき、
前記所定の2本の折罫が当接する面板の少なくとも一方に、その当接した折罫に重なる切断線を設けたことを特徴とする紙箱。In a paper box with a hexahedron structure, which is composed of cardboard and other cardboard, and has a barrel formed by at least four creases provided between each face plate,
When two predetermined creases located on the diagonal line of the trunk part are folded in plan view, and the trunk part is folded into a substantially planar shape,
At least one of the face plates with which the remaining two creases abut is provided with a cutting line that overlaps the abutting creases,
When the remaining two creases are folded and the body is folded into a substantially flat shape,
A paper box, characterized in that at least one of the face plates on which the two predetermined creases abut is provided with a cutting line overlapping the abutting creases .
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