JP4135783B2 - register - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベゼル内に回動可能に装着するバレルを有して車両室内の送風流路を形成するレジスタに関し、さらに、バレルの操作性を向上できるレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のごとく、車両のレジスタは、車両室内への空気吹出し装置として車両に装着され、空気を送風するためにダクトに接続されたリテーナを有し、リテーナの前部には、車両内に取付けるために配置されるとともに意匠用ケースとしてのベゼルが装着されている。リテーナ内に送風された空気は、出口部付近に配置された複数の調節羽根(横ブレード又は縦ブレード)によって上下方向と左右方向に風向きが調節されて送風される。これによって、搭乗者の希望する位置に合わせて送風することができて快適感を与えることが可能となる。
【0003】
一方、バレルがブレードを内蔵してバレルユニットとして構成されているレジスタは、送風口からの風向きを調整するために、バレルユニットはベゼルに対して上下方向に回動可能に構成されている(例えば、特許文献1参照)。これによると、ベゼル内に収納されているバレルユニットには、横ブレードを一体成形で形成するとともに縦ブレードを左右方向に回動可能に装着して、さらにダンパプレートがバレルユニットに協働するようにして開閉可能に構成している。このレジスタにおいては、横方向における風向き調整は、縦ブレードに取り付けられた操作ノブを左右方向に回動することによって行われ、上下方向の風向き調整は、バレルユニット自体を上下方向に回動することによって行われていた。この際、バレルユニットの操作は、ベゼルの開口部から指を挿入してバレルユニットの横ブレードに当てて上下させることによって行われていた。
【0004】
さらに、別の形態のレジスタにおいては、例えば、車輌の側部のピラーに装着されているレジスタは、縦方向に長尺状に形成され、ベゼルの開口部の横幅が狭く形成されている。このタイプのレジスタでは、縦長状に配置されることから、横ブレードは複数配置されているものの、縦ブレードにおいては、複数の縦ブレードを配置して左右の風向きを調整する構造体の装着スペースがないことから縦ブレード自体を構成することがなく、またダンパプレートも配置されていない。従って、上下方向の風向き調整も構造体の装着スペースが取れないことから、指をバレルの一部に掛けて調整するようにしていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−177378号公報(明細書2〜2頁、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のいずれのレジスタにおいても、指をベゼルの吹出し開口部に挿入してバレルをベゼルに対して回動することにおいては、指を当てる位置が回動中心付近に相当することから、回転モーメントが小さくなって操作荷重を重くすることとなる。従って、操作性が悪くなってバレルを所定の位置に調整しにくい。そのために、バレルとベゼルとの間に配置する回動軸の締め代を緩くすることによって、バレルの回転トルクを軽くして操作力を軽くするように構成することが考えられるが、この場合、逆にバレルは、強風で送風された空気によって所定の位置が定まりにくく、都度調整することとなっていた。特に、従来の後者のレジスタに示されるように、ベゼルの開口部が狭いものについては、指で調整する範囲が小さく、極めて操作性が悪かった。
【0007】
この発明は、上述の課題を鑑みて、バレルがベゼルに対して回動するように構成されたレジスタにおいて、操作性を向上して、容易に風向きを調整できるとともに、バレルを所定の位置に固定できるレジスタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るレジスタは、上記の課題を解決するために、以下のように構成するものである。すなわち、
請求項1記載の発明では、車室内に装着されて吹出し開口部を有するベゼルと、該ベゼル内に配置されて風向き方向を調節可能なバレルと、該バレル内に回動可能に装着される複数のブレードとを備え、前記バレルが前記ベゼル内で回動可能に構成されるレジスタであって、
前記バレルが送風方向に沿って開口部を有する筒状に形成されるとともに、前記バレルには、出口側開口部と前記出口側開口部に隣接する側フレーム部とが形成され、前記バレルの出口側開口部を横架して前記バレル自体の回動を作用する操作ノブが、操作部を前記ベゼルの吹出し開口部に向かって突出するように形成され、
前記側フレーム部の一方の端部には前記ベゼルの吹出し開口部端に当接可能なストッパ部が形成されるとともに前記側フレーム部の他方の端部には前記ベゼルの吹出し開口部端に当接可能な第2ストッパ部が形成され、前記ストッパ部と前記第2ストッパ部とが前記ベゼルの吹出し開口部の両端に当接している状態で前記ベゼルの吹出し開口部を遮蔽可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項2記載の発明のレジスタのように、前記操作部が円弧状に形成されて、前記ベゼルの吹出し開口部と前記ベゼル内との間を移動可能に回動されればよい。
【0010】
また、請求項3記載の発明のレジスタのように、前記操作部が、回動中心に対して前記操作ノブに少なくとも90°以上、回動可能に形成されていればなおよい。
【0012】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、このレジスタの風向きを調整する場合、バレルに形成された操作ノブの操作部を指で操作してバレルをベゼルに対して所定の位置に回動する。送風ダクトからバレルを通じて送風された空気は、筒状に形成されたバレルの出口側開口部を通って車室内の所定の方向に吹出される。
【0013】
従って、吹出し開口部が指の入りにくい狭く形成されたベゼルであっても、バレル自体を回動する操作ノブが、ベゼルの吹出し開口部側に突出するように形成されていることから、操作ノブの操作部を指で当てやすい。そのため、ベゼルの開口部内の奥深い位置に配置されるバレルの一部を指で当てて操作することがなく、その操作は極めて容易に行なうことができて風向きを調整することができる。
【0014】
しかも、操作部がベゼルの吹出し開口部より突出するように形成されていることによって、操作部の位置がバレルの回動中心から離れた位置となって回転モーメントを大きくすることができ、ベゼルに対する回動軸の締め代を緩くしなくても適度に嵌合すれば、軽い操作でバレルを回動した位置で固定することができる。
【0015】
又、請求項2記載の発明によれば、指で操作ノブの操作部を操作する際に、円弧状の操作部は、ベゼルの吹出し開口部とベゼル内における開口部以外の部位とを移動可能に回動することとなって広い範囲でバレルを回動することができる。このことは、バレル内に配置されているブレードを同時に回転することができることから、ブレードを通って送風する空気を所定の位置に調整することができるとともに、バレルの出口側開口部をベゼルの吹出し開口部から離隔することによって、空気を車室内に吹出さずに遮蔽することが可能となる。従って、ダンパプレートを配置することなくバレル自体で車室内に空気の送風を停止するように構成することができる。
【0016】
つまり、操作ノブの操作部が、ベゼルの開口部内に出入可能な円弧状に形成されていることから、バレルの出口側開口部をベゼルの吹出し開口部と、ベゼルの吹出し開口部以外部位に移動することができ、車室内に送風したり又遮蔽したりすることが可能となる。
【0017】
又、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明における操作部が、操作ノブに対して90°以上、回動可能に形成されていることから、ブレードから送風される風向きをベゼルの開口部から離隔する位置に移動することができて請求項2記載の発明と同様の効果を達成することができる。
【0018】
さらに、本発明によれば、操作ノブによって回動されるバレルは、ベゼルの吹出し開口部に当接されるストッパで規制されて回動を停止する。ストッパでバレル自体の回動を規制することによって、ブレードを通って送風する風向きを最大限に吹出したり、あるいは遮蔽したりする位置に調整することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明にあたっては、レジスタの送風方向の流出側、つまりベゼルの吹出し開口部側を前部とし、送風方向における流入側、つまりレジスタに連結するダクト側を後部という。さらに、実施形態のレジスタは、車室内の側部側に配置されるピラーに装着されるものであり、縦長状に配置されるとともに送風吹出し口は狭く形成されている。しかし、本発明のレジスタは、勿論、これに限定するものではなくインストルメントパネルに装着されるレジスタにも応用できるものである。
【0020】
実施形態のレジスタ1は、図1〜3に示すように、縦長板状に形成されて平面視において湾曲状となすフレーム部31とフレーム部31の中央部に縦方向に長孔状に形成された吹出し開口部32とを備えたベゼル3と、複数の羽根部91を有する横ブレード9を装着可能に形成するバレル5と、を備えて構成されている。
【0021】
ベゼル3のフレーム部31は、ピラーに意匠ケースとして装着されるものであり、吹出し開口部32の上下端にそれぞれ後方に向かって突出する板状のバレル支持部33・33を有し、各バレル支持部33・33にはバレルを回動支持するためのブッシュ孔34・34が形成されている。
【0022】
バレル5は、前部に出口側開口部51、後部に入口側開口部52を有して縦長枠状に形成されるフレーム部6と、上フレーム部61と下フレーム部62とに外方に向かって突出して配置される回動軸部7・7と、出口側開口部51を横架して側フレーム部63・64に一体的に固着する2組の操作ノブ8・8と、を備えて形成されている。
【0023】
それぞれの側フレーム部63・64には、縦方向に複数の小孔631・641を形成して横ブレード9を上下方向に回動可能に支持するとともに、複数の小孔631・641間に、側フレーム部63・64の後端から前方に向かって延設する小溝632・642が形成されている。
【0024】
各回動軸部7は、ベゼル3のブッシュ孔34に係合するブッシュ10に回動可能に嵌合される。ブッシュ10は、軟質のエラストマで成形されるとともに、回動軸部7とブッシュ10との嵌合状態は、止まりばめあるいは僅かな締りばめ程度にして、バレル5の回動操作時に適度な操作荷重を付与することが望ましい。
【0025】
操作ノブ8は、側フレーム部63の先端部と側フレーム部64の後端部と一体的に連接して出口側開口部51側に円弧状に突出する操作部82・82を有する薄板81・81を、2枚1組として出口側開口部51の上下に2組配置させるとともに、各薄板81の円弧状の操作部82には、短手方向に多数の歯部を有するセレーションが形成されている。
【0026】
さらに詳細に説明すれば、図4に示すように、操作ノブ8における操作部82を、バレル5の回転中心に対して、側フレーム部63の先端位置から側フレーム部64の後端位置まで延設して約180°となるように形成する。一方、側フレーム部64の先端部に、側フレーム部64の先端から前方に突出するストッパ部643を形成するとともに、後端部に側フレーム部64の後端から後方に突出する第2ストッパ部644を形成し、ストッパ部643をベゼル3の吹出し開口部32の両端に当接可能に形成する。
【0027】
つまりストッパ部643は、操作ノブ8の操作部82において、その略中央位置に形成されることとなる。これによって、バレル5はストッパ部643を中心にして左右両方向に約90°づつ、回動できるように調整され、いずれかの方向に回動しても、セレーションを形成した操作部82が、吹出し開口部32内に現れることとなって、指で容易に操作することができる。
【0028】
操作ノブ8・8は出口側開口部51を3等分するようにバランスよく配置すれば、円弧状の操作部82を含めて見栄えを向上することから好ましい。
【0029】
なお、側フレーム部63・64に形成された小溝632・642は、側フレーム部63・64に可撓性を持たせることができ、横ブレード9を装着する際に、側フレーム部63・64を撓ませることによって、小孔631・641に横ブレード9を装着することができるように形成されている。
【0030】
横ブレード9は、複数の羽根部91を縦方向に並設させるとともに各羽根部91には、両側端部に、前述の側フレーム63・64に形成された小孔631・641に回動可能に嵌合する軸部92が羽根部91から突出するように形成されている。
【0031】
さらに、中央部の1枚の羽根部91Aには、羽根部91を回動するためのノブ93が装着されるとともに、各羽根部91の一方の端部には、回動中心となる軸部92に対して偏心した位置において軸部94が形成され、各軸部94に嵌合する連結ロッド95が、すべての羽根部91を連結して同時に回動できるように配置されている。
【0032】
なお、中央部の羽根部91Aの軸部92Aには、ブッシュ96が嵌合される。ブッシュ96は、軟質のエラストマで成形され、バレル5の側フレーム部63に形成された小孔631Aに係合されている。ブッシュ96と羽根部91Aの軸部92Aとの嵌合は、止まりばめあるいは僅かな締まりばめ程度にして、横ブレード9の回動操作時に適度な操作荷重を付与することが望ましい。
【0033】
上記のように、ベゼル3を縦長状にピラーに装着することによって、バレル5は横ブレード9を縦方向に回動可能にした状態で装着し、ベゼル3に横方向に回動可能に装着されることとなる。また、ベゼル3の吹出し開口部32内には、バレル5の操作部8が出入可能に配置されることとなる。そして、操作ノブ8を指で左右方向に操作することによって、空気の吹出しを左右方向に調整し、ノブ93を上下方向に操作することによって空気の吹出しを上下方向に調整することとなる。
【0034】
さらに、このレジスタ1では、図5に示すように、バレル5をベゼル3に対して回動する際の、回動終了端において、バレル5をベゼル3にロックするとともにロックした状態を手で感触できるように構成する。
【0035】
つまり、バレル5の上フレーム部61において、上フレーム部61の入口側開口部52側の端面に凸部611を側フレーム部63付近に形成する。そして凸部611には凸部611を挿通するピン部612を上方に突出するように配置する。
【0036】
一方、バレル5の上フレーム部61に対向するベゼル3のバレル支持部33には、バレル5のピン部612が収納される収納凹部331と、ピン部612が係合して先端部を通過可能な突起部332が形成されている。
【0037】
バレル5の凸部611と、ベゼル3の収納凹部331及び突起部332との関係は、バレル5の出口側開口部51がベゼル3の吹出し開口部32と一致しているときに、バレル5のピン部612がベゼル3の収納凹部331に収納され、バレル5が回動して側フレーム部64がベゼル3の吹出し開口部32を塞ぐ位置に到達するときに、バレル5のピン部612がベゼル3の突起部332と係合する位置になるようにそれぞれ形成されている。
【0038】
なお、ベゼル3の突起部332は、先端部を円弧状に形成して、バレル5のピン部612がベゼル3の突起部332の先端部に当接する際に、バレル5のピン部612を僅かに押圧してピン部612を僅かに撓ませた後、突起部332の先端部に沿って移動できるように形成されている。そして、ピン部612が突起部332を越えるとピン部612は元の状態に復帰して突起部332の裏面部に係合してロックされることとなる。
【0039】
次に、上記のように構成されたレジスタ1の作用について、主に、図4〜5に基づいて説明する。
【0040】
前述のように、レジスタ1はベゼル3の吹出し開口部32を縦長状に配置して車輌の側部のピラーに装着されている。図示しない送風装置から送風された空気を車室内に吹出す場合には、ベゼル3の吹出し開口部32に合わせてバレル5の出口側開口部51を移動させる。そして、ベゼル3の吹出し開口部32内に指を挿入して操作ノブ8の操作部82を、バレル5の出口側開口部52を所定の位置に向けるように左右方向に回動させる。さらに横ブレード9のノブ93(図1参照)を上下方向に回動させて羽根部91を所定の位置に向けるように調整する。
【0041】
操作ノブ8を操作する際、バレル5の出口側開口部51がベゼル3の吹出し開口部32に一致しているときには、図4(a)に示すように、操作ノブ8の操作部82は、一端(図中、左端)が、ベゼル3の吹出し開口部32の一端とほぼ同位置にあり、他端が、バレル3の回転中心に対して180°ずれた位置、つまり、図中、吹出し開口部32の右端から後方の位置にある。そして、バレル5の側フレーム64から吹出し開口部32側に向かって突出するストッパ部643が、吹出し開口部32の右端の壁部に当接した状態にある。
【0042】
さらに、図5(a)に示すように、バレル5のピン部612は、ベゼル3のバレル支持部32に形成された収納凹部331に係合して収納された状態にある。
【0043】
次に、レジスタ1から車室内に送風する空気を閉鎖する場合、指をベゼル3の吹出し開口部内に挿入して、操作部82を、図4(a)中、時計方向に約90°回動させ、バレル5を回動する。すると、図4(b)に示すように、バレル5の出口側開口部51はベゼル3の吹出し開口部32から離隔して吹出し開口部32と直交する位置に達するとともに、側フレーム部64がベゼル3の吹出し開口部32に移動することとなって、側フレーム部64で吹出し開口部32を塞ぐこととなる。
【0044】
バレル5の回動は、バレル5に形成されたストッパ部643が、ベゼル3の吹出し開口部32の左端壁部に当接し、同時に第2ストッパ部644が吹出し開口部32の右端壁部の裏面側に当接することによって、その動きが規制されて停止する。このストッパ部643が吹出し開口部32の左端壁部に当接する直前に、図5(b)に示すように、バレル5のピン部612がベゼル3の突起部332に係合して、円弧状に形成された突起部332の先端面に沿って移動する。この際、ピン部612は、突起部332に押圧されて僅かに撓みながら移動して、突起部の先端部を越えると弾性力によって復帰して突起部332の裏面部に移動して突起部332と係合する。そして、この突起部332で押圧されてピン部612が僅かに撓むことによって、操作部82を操作している指にその感触が伝達されて、操作ノブ8がロックすることを把握することができる。
【0045】
上記のように、実施形態のレジスタによれば、次のような効果を達成することができる。すなわち、バレル5に出口側開口部51を横架するように2組の操作ノブ8を設けることによって、ベゼル3の吹出し開口部32が指の入りにくい狭く形成されたレジスタ1であっても、バレル5自体を回動する操作ノブ8が、出口側開口部側51に突出するように形成されていることから、指を操作ノブ8の操作部82に容易に当てることができて、その操作を極めて容易に行なうことができて風向きを調整することができる。
【0046】
しかも、操作部82がベゼル3の吹出し開口部32側に突出するように形成されていることから、操作部82の位置がバレル5の回動中心から離れた位置となって回転モーメントを大きくすることができ、ベゼル3に対する回動軸部7の締め代を緩くしなくても軽い操作でバレル5を回動した位置でロックすることができる。
【0047】
又、指で操作ノブ8の操作部82を操作する際に、円弧状の操作部82は、操作ノブに対して180°以上に形成されるとともに、回動角度が左右方向に約90°づつ、回動できることから、ベゼル3の吹出し開口部32とベゼル3内における吹出し開口部32以外の部位とを回動することができ、広い範囲でバレル5を回動することができる。従って、バレル5の出口側開口部51をベゼル3の吹出し開口部32から離隔して、ベゼル3の吹出し開口部32の正面にバレル5の側フレーム部64を配置させることができることとなって、横ブレード9を通って送風する空気を遮蔽することができる。つまり、ダンパプレートを配置することなくバレル5自体で車室内に空気の送風を遮蔽するように構成することができる。
【0048】
さらに、バレル5は、ベゼル3の吹出し開口部32に当接されるストッパ部643で規制されて回動を停止することによって、横ブレード9を通って送風する風向きを最大限に吹出したり、あるいは遮蔽したりする位置に確実に調整することができる。
【0049】
なお、本発明のレジスタは、上記の形態に限定するものではない。例えば、ベゼル3の収納凹部331に収納されたり、又、突起部332に係合されたりするピン部612を、バレル5の下フレーム62に配置して、収納凹部331と突起部332を、下フレーム部62に配置したピン部612に対向するように形成しても上記形態と同様の効果を達成することとなる。
【0050】
又、図6に示すように、バレル5をベゼル3に対して回動する際の、回動終了端において、バレル5をベゼル3にロックする構成を、前述の形態と逆にすることもできる。
【0051】
つまり、バレル5の上フレーム部61(あるいは下フレーム部62)において、上フレーム部61(あるいは下フレーム部62)の入口側開口部52側の端面に突起部613を側フレーム部63付近に形成する。
【0052】
一方、バレル5の上フレーム部61(あるいは下フレーム部62)に対向するベゼル3のバレル支持部33には、凹部333とピン部335を挿通した凸部334とを形成し、ピン部335が、バレル5の側フレーム部64にストッパ部643と反対側に形成する第2ストッパ部644に当接可能に配置するとともに、バレル5の突起部613に係合可能に配置する。
【0053】
バレル5の突起部613と、ベゼル3のピン部335との関係は、バレル5の出口側開口部51がベゼル3の吹出し開口部32と一致しているときに、ベゼル3のピン部335がバレル5の第2ストッパ部644に当接され、バレル5が回動して側フレーム部64がベゼル3の吹出し開口部32を塞ぐ位置に到達するときに、ベゼル3のピン部335がバレル5の突起部613と係合する位置になるようにそれぞれ形成されている。ベゼル3の凹部333は、バレル支持部33における凸部334と反対側の一部に形成されている。
【0054】
なお、バレル5の突起部613は、先端を円弧状に形成して、ベゼル3のピン部335がバレル5の突起部613の先端部に係合する際に、ベゼル3のピン部335を僅かに押圧してピン部335を僅かに撓ませるようにして突起部613の先端に沿って移動できるように形成されている。そして、ピン部335が突起部613の先端部を越えるとピン部335は元の状態に復帰して突起部613の裏面部に係合してロックされることとなる。
【0055】
次にこの形態における作用を説明する。操作ノブ81を操作する際、バレル5の出口側開口部51がベゼル3の吹出し開口部32に一致しているときには、図6(a)に示すように、操作ノブ8の操作部82は、一端(図中、左端)が、ベゼル3の吹出し開口部32の一端とほぼ同位置にあり、他端が、バレル3の回転中心に対して180°ずれた位置、つまり、図中、吹出し開口部32の右端から後方の位置にある。そして、バレル5の側フレーム64から吹出し開口部32側に向かって突出するストッパ部643が、吹出し開口部32の右端の壁部に当接した状態にある。さらに、ベゼル3のピン部335は、バレル5の第2ストッパ部644に当接した状態にある。
【0056】
次に、レジスタ1から車室内に送風する空気を遮蔽する場合、指をベゼル3の吹出し開口部32内に挿入して、操作部82を、図6(a)中、時計方向に約90°回動させ、バレル5を回動する。すると、図6(b)に示すように、バレル5の出口側開口部51はベゼル3の吹出し開口部32から離隔して吹出し開口部32と直交する位置に達するとともに、側フレーム部64がベゼル3の吹出し開口部32側に移動することとなって、側フレーム部64で吹出し開口部32を塞ぐこととなる。
【0057】
バレル5の回動は、バレル5に形成されたストッパ部643がベゼル3の吹出し開口部32の左端壁部に当接し、第2ストッパ部644が吹出し開口部32の右端壁部の裏面側に当接ことによって、その動きが規制されて停止する。このストッパ部643が吹出し開口部32の左端壁部に当接する直前に、図6(b)に示すように、ベゼル3のピン部335がバレル5の突起部613に係合して、円弧状に形成された突起部613の先端面に沿って移動する。
【0058】
この際、ピン部335は、突起部613に押圧されて僅かに撓みながら移動して、突起部613の先端部を越えると弾性力によって復帰して突起部613の裏面部に係合する。そして、この突起部613で押圧されてピン部335が僅かに撓むことによって、操作部82を操作している指にその感触が伝達されて、操作ノブ8がロックすることを把握することができる。
【0059】
従って、この形態においても、操作ノブ8の操作部82を操作完了を確実に行なうことができるとともに、指で実感することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるレジスタを示す斜視図である。
【図2】図1におけるレジスタの横ブレードを除いた状態を示す斜視図である。
【図3】図1における分解斜視図である。
【図4】図1における操作ノブを操作する際のストッパ部を示す作用図である。
【図5】図1における操作ノブを操作する際のロック部を示す作用図である。
【図6】図5における別の形態のレジスタを示す作用図である。
【符号の説明】
1 レジスタ
3 ベゼル
32 吹出し開口部
33 バレル支持部
331 収納凹部
332 突起部
5 バレル
51 出口側開口部
6 フレーム部
61 上フレーム部
62 下フレーム部
63 側フレーム部
64 側フレーム部
611 凸部
612 ピン部
643 ストッパ部
644 第2ストッパ部
8 操作ノブ
81 操作部
9 横ブレード[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a register that has a barrel that is rotatably mounted in a bezel and forms an air flow passage in a vehicle compartment, and further relates to a register that can improve the operability of the barrel.
[0002]
[Prior art]
As is well known, a vehicle register is mounted on a vehicle as an air blowing device into a vehicle compartment, and has a retainer connected to a duct for blowing air. And a bezel as a design case is mounted. The air blown into the retainer is blown by adjusting the wind direction in the vertical and horizontal directions by a plurality of adjusting blades (horizontal blades or vertical blades) arranged near the outlet. As a result, the air can be blown in accordance with the position desired by the passenger, and a comfortable feeling can be given.
[0003]
On the other hand, in a register in which a barrel has a blade and is configured as a barrel unit, the barrel unit is configured to be able to rotate up and down with respect to the bezel in order to adjust the direction of air from the blower opening (for example, , See Patent Document 1). According to this, in the barrel unit housed in the bezel, the horizontal blade is integrally formed and the vertical blade is rotatably mounted in the left-right direction so that the damper plate cooperates with the barrel unit. It can be opened and closed. In this register, the wind direction adjustment in the horizontal direction is performed by rotating the operation knob attached to the vertical blade in the left-right direction, and the wind direction adjustment in the vertical direction is performed by rotating the barrel unit itself in the vertical direction. Was done by. At this time, the operation of the barrel unit has been performed by inserting a finger from the opening of the bezel and moving it up and down against the horizontal blade of the barrel unit.
[0004]
In another form of the register, for example, the register mounted on the side pillar of the vehicle is formed in an elongated shape in the vertical direction, and the lateral width of the opening of the bezel is narrowed. Since this type of register is arranged vertically, a plurality of horizontal blades are arranged. However, in the vertical blade, there is a mounting space for a structure that arranges a plurality of vertical blades and adjusts the right and left wind directions. Since there is no vertical blade itself, no damper plate is arranged. Accordingly, since adjustment of the wind direction in the vertical direction cannot take up the space for mounting the structure, the finger is placed on a part of the barrel for adjustment.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2000-177378 A (pages 2 and 2 of the specification, FIG. 4)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in any of the conventional registers, when the finger is inserted into the outlet opening of the bezel and the barrel is rotated with respect to the bezel, the position where the finger is applied corresponds to the vicinity of the rotation center. The moment is reduced and the operating load is increased. Accordingly, the operability is deteriorated and it is difficult to adjust the barrel to a predetermined position. Therefore, it is conceivable to reduce the rotational torque of the barrel and reduce the operating force by loosening the tightening margin of the rotating shaft arranged between the barrel and the bezel. On the other hand, the barrel is difficult to be determined by air blown by a strong wind, and has to be adjusted each time. In particular, as shown in the latter latter conventional register, the narrow bezel opening has a small range of adjustment with a finger, and the operability is extremely poor.
[0007]
In view of the above-described problems, the present invention improves the operability and can easily adjust the wind direction in a register configured such that the barrel rotates with respect to the bezel, and the barrel is fixed at a predetermined position. An object is to provide a register that can be used.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the register according to the present invention is configured as follows. That is,
According to the first aspect of the present invention, a bezel that is mounted in the vehicle interior and has a blowout opening, a barrel that is disposed in the bezel and that can adjust the direction of the wind direction, and a plurality of rotatably mounted in the barrel. A register configured such that the barrel is pivotable within the bezel,
While the barrel is formed in a cylindrical shape having an opening along the blowing direction,The barrel is formed with an outlet side opening and a side frame adjacent to the outlet side opening, and horizontally extends the outlet side opening of the barrel.The operation knob that acts on the rotation of the barrel itself,Blowing out the bezelIt is formed to protrude toward the opening,
A stopper is formed at one end of the side frame so as to be in contact with the end of the bezel opening, and the other end of the side frame is abutted against the end of the bezel opening. A contactable second stopper portion is formed, and the outlet opening portion of the bezel can be shielded in a state where the stopper portion and the second stopper portion are in contact with both ends of the outlet opening portion of the bezel. HaveIt is characterized by this.
[0009]
Further, as in the register of the invention according to claim 2, the operation portion is formed in an arc shape, and the bezelBlowing outWhat is necessary is just to rotate so that a movement between an opening part and the said bezel is possible.
[0010]
Further, as in the register of the invention according to
[0012]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when adjusting the wind direction of the register, the operation portion of the operation knob formed on the barrel is operated with a finger to rotate the barrel to a predetermined position with respect to the bezel. The air blown through the barrel from the blow duct is blown out in a predetermined direction in the passenger compartment through an outlet side opening of the barrel formed in a cylindrical shape.
[0013]
Therefore,Blowing outThe opening is narrow and difficult for fingers to enterBezelEven so, the operation knob that rotates the barrel itselfBezelSince it is formed so as to protrude to the opening side, it is easy to touch the operation part of the operation knob with a finger. Therefore, a part of the barrel disposed at a deep position in the opening of the bezel is not operated with a finger, and the operation can be performed very easily and the wind direction can be adjusted.
[0014]
Moreover, the operation unitBezelofBlowing outBy being formed so as to protrude from the opening, the position of the operation unit is away from the center of rotation of the barrel, the rotation moment can be increased, and the tightening margin of the rotation shaft with respect to the bezel is loosened. If it fits moderately even if it does not do, it can fix in the position which turned the barrel by light operation.
[0015]
According to the second aspect of the present invention, when operating the operation portion of the operation knob with a finger, the arc-shaped operation portion can move between the outlet opening portion of the bezel and a portion other than the opening portion in the bezel. The barrel can be rotated in a wide range. This is because the blades arranged in the barrel can be rotated at the same time, so that the air blown through the blade can be adjusted to a predetermined position, and the outlet opening of the barrel is blown out of the bezel. By separating from the opening, air can be shielded without being blown into the vehicle interior. Therefore, it can be configured that the air blowing to the vehicle interior is stopped by the barrel itself without disposing the damper plate.
[0016]
In other words, since the operation part of the operation knob is formed in an arc shape that can be put in and out of the opening part of the bezel, the outlet side opening part of the barrel is moved to the outlet opening part of the bezel and the part other than the outlet opening part of the bezel. Therefore, it is possible to blow or shield the vehicle interior.
[0017]
Further, according to the invention described in
[0018]
further,BookAccording to the invention, the barrel rotated by the operation knob is provided on the bezel.Blowing outThe rotation is stopped by being restricted by a stopper that is in contact with the opening. By restricting the rotation of the barrel itself with the stopper, the direction of the air blown through the blade can be adjusted to a position where it is blown out or shielded to the maximum.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following explanation, the outflow side of the register in the blowing direction, that is, the bezelBlowing outThe opening side is the front part, and the inflow side in the blowing direction, that is, the duct side connected to the register is called the rear part. Furthermore, the register according to the embodiment is mounted on a pillar disposed on the side of the vehicle interior, and is disposed in a vertically long shape and has a narrow air blowing outlet. However, the register of the present invention is of course not limited to this, and can be applied to a register mounted on an instrument panel.
[0020]
As shown in FIGS. 1 to 3, the register 1 according to the embodiment is formed in a vertically long plate shape and is formed in a longitudinal hole shape in the center portion of the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
A plurality of
[0024]
Each
[0025]
The
[0026]
More specifically, as shown in FIG. 4, the
[0027]
That is, the
[0028]
If the operation knobs 8 and 8 are arranged in a well-balanced manner so as to divide the
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
Further, a
[0032]
A
[0033]
As described above, by mounting the
[0034]
Further, in this register 1, as shown in FIG. 5, when the
[0035]
That is, in the
[0036]
On the other hand, the
[0037]
The relationship between the
[0038]
The protruding
[0039]
Next, the operation of the register 1 configured as described above will be described mainly with reference to FIGS.
[0040]
As described above, the register 1 is attached to the pillar on the side of the vehicle with the blowout opening 32 of the
[0041]
When the
[0042]
Further, as shown in FIG. 5A, the
[0043]
Next, when closing the air blown from the register 1 into the passenger compartment, a finger is inserted into the outlet opening of the
[0044]
The rotation of the
[0045]
As described above, according to the register of the embodiment, the following effects can be achieved. That is, by providing two sets of
[0046]
In addition, since the
[0047]
Further, when operating the
[0048]
Further, the
[0049]
Note that the register of the present invention is not limited to the above embodiment. For example, a
[0050]
Further, as shown in FIG. 6, the configuration in which the
[0051]
That is, in the upper frame portion 61 (or the lower frame portion 62) of the
[0052]
On the other hand, the
[0053]
The relationship between the protruding
[0054]
The protruding
[0055]
Next, the operation in this embodiment will be described. When operating the
[0056]
Next, when the air blown from the register 1 into the vehicle compartment is shielded, the finger is inserted into the blowout opening 32 of the
[0057]
The rotation of the
[0058]
At this time, the
[0059]
Therefore, also in this embodiment, the operation of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view illustrating a register according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the horizontal blade of the register in FIG. 1 is removed.
FIG. 3 is an exploded perspective view in FIG. 1;
4 is an operation diagram showing a stopper portion when operating the operation knob in FIG. 1; FIG.
FIG. 5 is an operation diagram showing a lock portion when operating the operation knob in FIG. 1;
6 is an operation diagram showing another form of the register in FIG. 5. FIG.
[Explanation of symbols]
1 register
3 Bezel
32 Outlet opening
33 Barrel support
331 Storage recess
332 Protrusion
5 barrels
51 Exit side opening
6 Frame part
61 Upper frame
62 Lower frame
63 Side frame
64 side frame
611 Convex
612 pin part
643 Stopper
644 Second stopper part
8 Operation knob
81 Operation unit
9 Horizontal blade
Claims (3)
前記バレルが送風方向に沿って開口部を有する筒状に形成されるとともに、前記バレルには、出口側開口部と前記出口側開口部に隣接する側フレーム部とが形成され、前記バレルの出口側開口部を横架して前記バレル自体の回動を作用する操作ノブが、操作部を前記ベゼルの吹出し開口部に向かって突出するように形成され、
前記側フレーム部の一方の端部には前記ベゼルの吹出し開口部端に当接可能なストッパ部が形成されるとともに前記側フレーム部の他方の端部には前記ベゼルの吹出し開口部端に当接可能な第2ストッパ部が形成され、前記ストッパ部と前記第2ストッパ部とが前記ベゼルの吹出し開口部の両端に当接している状態で前記ベゼルの吹出し開口部を遮蔽可能に構成されていることを特徴とするレジスタ。A barrel that is mounted in a vehicle interior and has a blow-off opening; a barrel that is disposed in the bezel and that is capable of adjusting a wind direction; and a plurality of blades that are rotatably mounted in the barrel. Is a register configured to be rotatable within the bezel,
The barrel is formed in a cylindrical shape having an opening along the blowing direction, and the barrel is formed with an outlet side opening and a side frame portion adjacent to the outlet side opening, and the outlet of the barrel An operation knob that horizontally swings the side opening and acts to rotate the barrel itself is formed so that the operation part protrudes toward the outlet opening of the bezel ,
At one end of the side frame portion, a stopper portion is formed which can be brought into contact with the outlet opening end of the bezel. A second stopper portion that can be contacted is formed, and the outlet opening portion of the bezel can be shielded in a state where the stopper portion and the second stopper portion are in contact with both ends of the outlet opening portion of the bezel. register, characterized in that there.
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