JP4133001B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信システムに関し、特に、多チャネルを用いて通信を行うことができる無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、5GHz帯を使用した免許不要の小電力無線通信システムが複数提案、規格化され、実際にIEEE802.11aやARIB(電波産業会)のHi−SWAN規格等を使用した無線通信システムが開発されている。
【0003】
しかしながら、5GHz帯は周波数帯幅20MHz(占有信号周波数帯幅は18MHz)の無線チャネル(無線通信を行うために割当てられた周波数帯域)が4チャネルしかなく、数多くの無線通信端末或いは複数の通信システムが同一エリアに存在する場合には、干渉によるスループットの低下が生じる可能性が大きい。さらに、通信チャネルは基本的に1無線チャネルのみを使用し、多チャネルによる大容量通信を想定したものではない。
【0004】
このような問題点の解決を図るために、最近、25GHzや27GHz帯の準ミリ波を使用した小電力無線通信システムが電波法において許可され、規格化が進められている。例えば、駅や喫茶店等のホットスポットでの屋外インターネット接続を想定したパーソナルエリアのシステムは、24.77GHzから25.23GHzの周波数帯を使用し、周波数間隔20MHz(1無線チャネル当たりの占有信号周波数帯幅が18MHz)で23の無線チャネルが配置可能であり、3無線チャネルまでの同時送信が可能となっている。
【0005】
さらに、27.02GHzから27.46GHzを使用した、家庭内や工場内での無線LANや無線ホームリンクを想定したコミュニティエリアでは、周波数20MHz間隔で22の無線チャネルが配置可能であり、6無線チャネルまでの同時送信が可能である。
【0006】
図22は、無線通信システムを用いた無線LANの構成を示すブロック図である。図22に示す無線通信システムは、広域ネットワークWAN(Wide Area Netwok)7と、それと関連付けされた無線LAN(Local Area Network)108とを含んで構成されている。
【0007】
無線LAN108は、例えば、第1から第3までの複数の移動局111から113までと、基地局110とを有している。基地局110内又は基地局110と関連付けされて、中央制御装置109が設けられている。中央制御装置109は、物理チャネルの割当てに関する中央制御を行う。例えば、無線LAN108は、基地局110を介して広域ネットワーク7と接続されている。
【0008】
第1から第3までの移動局111から113までは、基地局110により通知される物理チャネル割当て情報に従い基地局−移動局間通信を行う。これらの通信路は、符号114−1から114−3までとして示される。
【0009】
図23(a)、(b)は、5GHzの小電力無線通信システムで使用されている集中制御方式の無線通信システムにおけるフレーム構成を示す図である。
図23(a)に示すように、通信を行うための同一周波数の利用時間を、ある一定の時間間隔毎に1フレーム1として区切る。1フレーム1毎(一定周期)に、基地局110は複数の移動局111から113までが基地局110と同期を取るための情報や各移動局111から113までに対して割当てられたフレーム1内の物理チャネルを示す情報等を、制御情報2として基地局110を中心として形成された無線LAN108のエリア内の全移動局111から113までに対して送信する。
【0010】
フレーム1内を基地局110から移動局111から113までに対してデータを送るDown−link3と、移動局111から113までから基地局110に対してデータを送るUp−link4と、の時間領域に分ける。
【0011】
図23(b)に示すように、それぞれの移動局111から113までに対して、物理チャネルA5、物理チャネルB6として割当てることにより、基地局−移動局間で双方向の通信を行うことが可能になる。
【0012】
図22及び図23を参照しつつ、無線通信システムが複数の無線チャネルを使用していた場合について考える。ここで、複数の無線チャネルにおける利用時間をある一定の時間間隔に区切ったものをフレームと呼ぶことにする。そして、フレームを1無線チャネル当たりに分割したものを無線フレームと呼ぶことにする。逆に、無線フレームの集合がフレームとなる。尚、無線通信システムが1つの無線チャネルを使用している場合においては、フレームと無線フレームとは同じものを指すことになる。
【0013】
図24は、従来の無線フレームを複数並べて使用した場合のフレームの構成例を示す図である。図24に示す例では、第1から第3までのぞれぞれの無線チャネルにおいて、それぞれの無線フレームは独立して動作しており(同期がとられておらず)、互いの無線フレームの開始時間には、時間的なずれが存在する。また、それぞれの無線フレームでの物理チャネルの割当ても独立して管理されている。
【0014】
図24に示す無線システムにおいては、3つの無線チャネルがまとめられており、3つの無線チャネルを使用することで、単純に計算するとこの無線通信システムで扱うことができるデータ量は、1無線チャネルを使用している場合と比べて3倍となる。
【0015】
上記、図24に示すフレーム構成を有する無線通信システムを制御するための技術として、マルチリンクプロトコル(Multilink Protocol)が知られている。マルチリンクプロトコルとは、複数のリンクをまとめて、あたかも1つのリンクのように使用するためのプロトコルである。
【0016】
図25は、マルチリンクプロトコルを使用し、図24に示すフレーム構成を有する場合に適した無線機器の構成例を示す機能ブロック図である。図25に示す無線機器においては、3チャネルに対応してそれぞれ3つのアンテナATと、3つのデータ送受信手段135−1から135−3までと、を有している。それぞれのデータ送受信手段135−1から135−3までは、それぞれ変復調手段と無線送受信手段とを有している。これらを、マルチリンクプロトコル手段136を使用して制御する。
【0017】
マルチリンクプロトコルの代表的なものとしてはIETF(InternetEngineering Task Force)のRFC1990、ITU(International Telecommunication Union)のH.221、H.226などが存在する。また、マルチリンクにおける論理チャネルレベルでの通信速度切り替え方法に関して、特開2000−101504号公報に記載がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、複数の無線チャネルをまとめて使用することにより、無線通信システムで扱えるデータ量を増やすことができる。マルチリンクプロトコルを使用することで、送受信機の数を増やし通信容量を大きくすることが出来る。
しかしながら、上記の方法に関して以下の問題点が存在する。
(1) 消費電力が多くなる。
使用する1無線チャネル毎に1つの送受信機を設ける必要がある。使用する無線チャネル数が多くなればなるほど、無線機器の消費電力が多くなる。小型バッテリーなどにより駆動する無線機器にとっては、大きな問題となる。
(2) 手順が最適化されていない
現在進められている25GHzや27GHz帯の準ミリ波を使用した小電力無線通信システムにおける通信手順として最適化されていない。
【0019】
尚、上記特開2000−101504号公報に記載の技術は、論理チャネルレベルで接続相手局との間で使用可能な論理チャネル数を検出し選択する方法を開示しているが、物理チャネル配置に関する制限について考慮されたものではない。また、移動局は通信速度を選択するのではなく、フレーム毎に基地局から割当てられた物理チャネルの指定に基づいてデータ送受信動作するものである。
【0020】
本発明は、複数の無線チャネルを使用した無線通信に適した技術を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、基地局と移動局とを含んで構成され、複数の無線チャネルを使用する無線通信システムであって、前記移動局が、自己の物理チャネル配置に関する第1制限事項を含む制限情報を前記基地局に対して送信し、前記基地局が、自己の物理チャネル配置に関する第2制限事項と前記移動局から受信した前記第1制限事項とに基づいて、前記基地局と前記移動局とに物理チャネルを割当てることを特徴とする無線通信システムが提供される。
【0022】
上記無線通信システムにおいては、前記基地局は、自己と前記移動局とのお互いの物理チャネル配置に関する制限事項を考慮して、物理チャネルの配置を行うため、種々の制限事項を有する端末をも含めて1つの無線通信システムを構築することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本明細書においては、無線通信システムの中でシステムを制御する側の局を基地局と呼ぶ。また、通信を行う移動可能な各機器(端末)を移動局と呼ぶ。本無線通信システムは基地局を有しており、基地局の送信する制御信号に基づいて動作を行う集中制御方式の無線通信システムである。
【0024】
本発明の実施の形態について説明する前に、発明者が行った考察について説明する。
現在進められている25GHz帯や27GHz帯の準ミリ波を使用した小電力無線通信システムは、電波法の規定に基づき、無線機器は連続した無線チャネルを使用しなくてはならないという制限がある。このような制限の元で最適化された無線通信システムを形成することにより、無線機器の消費電力を低減することができる。
【0025】
ここで、無線機器の消費電力を低減させることについて考える。無線通信機器の消費電力を低減するためには、まず、送受信機の消費電力を低減することが必要である。送受信機の消費電力を低減するためには、図25に示すように、無線チャネル毎に送受信機を使用するのではなく、例えば、複数の無線チャネルをまとめて処理を行うような構造にすることが考えられる。但し、これに伴って一度に使用できる無線チャネル数を制限する必要がある。
【0026】
発明者は、無線通信システムにおいては、物理チャネル配置に関する制限を物理チャネル割当て制限情報として使用することを考え付いた。
例えば、無線通信システムにおいて、連続した無線チャネルを使用し、各無線チャネル内にある無線フレームは同期して動作させると、各無線チャネルにおける物理チャネル割当てを一元的に制御することができ、複数の無線チャネルに渡って物理チャネルを割当てることができる。
【0027】
より具体的には、移動局は基地局に、移動局に関する物理チャネル割当て制限情報を送る。基地局は移動局から受け取った物理チャネル割当て制限情報と、予め基地局内に格納されている物理チャネル割当て制限情報とに基づいて、各無線チャネルでの物理チャネルを割当てる。
各無線チャネル内の物理チャネル割当てに制限を設ける機能に付加すれば、様々な構成を有する基地局や移動局を、無線通信システムに含めることができる。
【0028】
尚、移動局が自己に関する物理チャネル割当て制限情報を基地局に対して直接送る以外の方法も可能である。この場合には、例えば無線機器の構成に関する情報を端末構成情報として使用する。移動局は基地局に、移動局に関する端末構成情報を送り、基地局は移動局から受け取った端末構成情報を物理チャネル割当て制限情報に変換する。基地局は、上記物理チャネル割当て制限情報と、予め基地局内に格納してある物理チャネル割当て制限情報と、に基づいて各無線チャネルでの物理チャネルを割当てる。かかる技術を用いることにより、物理チャネル割当て制限情報の組み合わせを減少させることができ、直接に物理チャネル割当て制限情報を送るよりも基地局における物理チャネル割当て処理を簡略化することができる。
【0029】
上記考察に基づき、以下に本発明の一実施の形態による無線通信システムについて図面を参照しつつ説明する。
【0030】
図1は、本実施の形態による無線通信システムの構成例を示す図である。図22と同一の構成要素に対しては同一符号を付してその詳細な説明を省略する。無線LAN8は、第1から第3までの複数の移動局11から13までと中央制御装置9を内部に備える基地局10により構成され、基地局10を介して広域ネットワーク7に接続している。第1から第3までの移動局11から13までは、基地局10により通知される物理チャネル割当て情報に従って基地局−移動局間の無線通信を行う。これらの通信路は、符号14−1から14−3までとして示される。
【0031】
図1に示す無線LAN8は、CH1からCH3までの3つの無線チャネルを使用可能に構成されている。中央制御装置9は、無線LAN8で使用している3つの無線チャネルCH1からCH3までを制御する。
【0032】
図2は、本実施の形態による無線通信システムにおける無線機器の基本的な構成を示す図である。さらに、図2中において、変復調手段、無線送受信手段に関して異なる構成を有する例を図3から図6までに示す。図3から図6までに示す例は、変復調手段、無線送受信手段及びアンテナAT以外の構成は同様である。適宜図1をも参照して以下に説明を続ける。
【0033】
図2に示すように、それぞれの移動局11から13までは、アンテナATと無線送受信手段21と、変復調手段22と、受信データ保存手段23と、バス制御手段24と、送信データ保存手段25と、通信制御手段26と、タイミング情報生成手段とを有している。
【0034】
図2に示す移動局に関する受信時の動作の流れを説明する。アンテナATからの受信信号を無線送受手段21が受信する。無線送受手段21により受信された信号は、変復調手段22により復調され、受信データ保存手段23で保存される。その後、バス制御手段24により、パーソナルコンピュータPCなどデータの送受信機能を有する機器に送られる。
【0035】
送信時の動作の流れを説明する。パーソナルコンピュータPCなどの外部機器からの送信データは、バス制御手段24を介して送信データ保存手段25に一時的に保存される。その後、変調手段22により変調された送信データは無線送受信手段21に送られ、信号電波として送信される。
【0036】
ここで、無線システムとして、以下の構成例を有する場合を例にして説明する。
基地局10は、図3に示す第1装置構成例の構成を有し、全ての無線チャネルに接続している。移動局11は、図4に示す第2装置構成例の構成を有し、無線チャネル2と無線チャネル3とに接続している。移動局12は、図5に示す第3装置構成例の構成を有し、無線チャネル1と無線チャネル2に接続している。移動局13は、図6の第4装置構成例の構成を有し、全ての無線チャネルに接続している。図7は、無線LAN8における基地局10と第1から第3までの移動局11から13までの無線接続の状態をまとめたテーブルである。
【0037】
図3に示すように、基地局10は、フルスペックの構成を有している。すなわち、無線チャネル数に相当する数の無線送受信手段21(第1から第3までの無線チャネル送受信手段28−1から3まで)と、同じくチャネル数に相当する数の変復調手段22(第1から第3までの変復調手段29−1から29−3まで)とを備えている。
【0038】
これに対して、第1から第3までの移動局11から13までの構成に関しては、図4から図6までを参照して後述するが、図3に示すフルスペックの構成に比べて簡略化された構成を有している点は同じである。
【0039】
但し、図4から図6までに示す無線機器は、構成を簡略化することで消費電力を低減させる代わりに、その実装の仕方により、無線チャネルでのデータ送受信動作に対して、物理チャネル配置に関する様々な制限を有している。
【0040】
物理チャネル配置に関する制限の例としては、同時に使用できる無線チャネルの数が少ない(1無線チャネルのみ)というものがある。別の例としては、ある無線チャネルで送信しながら別の無線チャネルで受信を行うことが出来ないというものもある。
【0041】
図4から図6のような様々な実装の無線機器が参加できる無線通信システムを構成するためには、それぞれの無線チャネルで任意に物理チャネルを割当てることはできず、物理チャネル配置に関する制限に従って実際に物理チャネルを割当てていく必要がある。
【0042】
本発明の実施の形態による無線通信システムの移動局の構成例として20−2〜20−4がある。フルスペックの無線機器の構成例(基地局)が20−1であり、簡略な構成の無線機器の例として20−2〜20−4である。
【0043】
フルスペックでない無線機器(20−2〜20−4)は、フルスペックの無線機器のように3つの無線チャネルで独立したデータ送受信を行うことができない。ハードウェア実装の仕方によって、様々な物理チャネル配置に関する制限が存在する。下記に、物理チャネル配置に関する制限の例を示す。
【0044】
<物理チャネル配置制限>
(1) 使用する無線チャネルは連続していなくてはならない。
(2) 同時に使用できる無線チャネルの最大数。
(3) ある無線チャネルで送信しながら別の無線チャネルで受信を行うことが出来ない。
(4) 複数の無線チャネルに送受信を行う機能があるとき、無線チャネル別に送受信動作のON/OFFを切り替えることができる。
(5) 複数の無線チャネルに送信を行うとき、送信する全ての無線チャネルで送信を開始するタイミングが同じになる。
(6) 複数の無線チャネルに送信を行うとき、送信する全ての無線チャネルで送信を終了するタイミングが同じになる。
(7) 複数の無線チャネルに送信を行うとき、送信する全ての無線チャネルで変調方式が同じになる。
(8) 複数の無線チャネルに送信を行うとき、送信する全ての無線チャネルで送信電力が同じになる。
(9) 複数の無線チャネルから受信を行うとき、受信する全ての無線チャネルで受信を開始するタイミングが同じでなくてはならない。
(10)複数の無線チャネルから受信を行うとき、受信する全ての無線チャネルで受信を終了するタイミングが同じでなくてはならない。
(11)複数の無線チャネルから受信を行うとき、受信する全ての無線チャネルで復調方式が同じでなくてはならない。
(12)複数の無線チャネルから受信を行うとき、受信する全ての無線チャネルで受信電力が同じでなくてはならない。
【0045】
上記、物理チャネル配置に関する制限を情報としてまとめたものが、物理チャネル割当て制限情報であり、図8(a)は物理チャネル割当て制限情報の例を示す図である。
【0046】
<物理チャネル割当て制限情報>
(1) 連続無線チャネル使用フラグ61
物理チャネル配置制限の(1)を示す。無線機器が複数の無線チャネルへ接続を行うとき、接続している無線チャネルが連続している必要があるかを指す。
図9(a)は連続無線チャネル使用フラグ61に格納されている情報の一例である。主に、無線送受信手段21の制限、または電波法の規定による制限から決まる。
【0047】
(2) 接続可能無線チャネル数62
物理チャネル配置制限の(2)を示す。無線機器が複数の無線チャネルへ接続を行うとき、同時に接続可能な最大チャネル数を指す。
図9(b)は接続可能無線チャネル数62に格納されている情報の一例である。分類1から6までに対応して、それぞれ最大1から6までの無線チャネルを使用できる。
【0048】
(3) 無線チャネル間物理チャネル配置制限情報63
各無線チャネルに属する各無線フレーム内に物理チャネルを割当てるときに、各無線チャネル間に存在する物理チャネル配置に関する様々な制限情報を格納している。
【0049】
<無線チャネル間物理チャネル配置制限情報>
無線チャネル間物理チャネル配置制限情報63に格納されている情報の例である。図8(b)を参照して説明する。
(1) 各無線チャネル接続(送受)独立フラグ64
物理チャネル配置制限の(3)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで送受信を行うとき、各無線チャネルで動作に制限なく独立して接続(送信と受信)を行うことができることを示す。
図10(a)は各無線チャネル接続独立フラグ64に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に無線送受信手段21によって決まる。
【0050】
(2) 無線チャネル別ON/OFFフラグ65
物理チャネル配置制限の(4)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで送信を行う機能があるとき、各無線チャネル別に送受信のON/OFFを切り替えることができる。
図10(b)は無線チャネル別ON/OFFフラグ65に格納されている情報の一例である。
【0051】
(3) 送信開始点フラグ66
物理チャネル配置制限の(5)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで送信を行うとき、各無線チャネルでの送信開始タイミングが揃ったものしか送信できないことを示す。
図11(a)は送信開始点フラグ66に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に変復調手段22によって決まる。
【0052】
(4) 送信終了点フラグ67
物理チャネル配置制限の(6)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで送信を行うとき、各無線チャネルでの送信終了タイミングが揃っているものしか送信できないかどうかを示す。
図11(b)は送信終了点フラグ67に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に変復調手段22によって決まる。
【0053】
(5) 送信電力フラグ68
物理チャネル配置制限の(7)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで送信を行うとき、各無線チャネルでの送信電力が揃ったものしか送信できないかどうかを指す。
図11(c)は送信電力フラグ68に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に無線送受信手段21によって決まる。
【0054】
(6) 変調方式フラグ69
物理チャネル配置制限の(8)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで送信を行うとき、各無線チャネルでの送信データの変調方式をそろえなければならないことを示す。
図11(d)は変調方式フラグ69に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に変復調手段22によって決まる。
【0055】
(7) 受信開始点フラグ70
物理チャネル配置制限の(9)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで受信を行うとき、各無線チャネルでの受信開始タイミングを揃えなければならないことを示す。
図12(a)は受信開始点フラグ70に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に変復調方式22によって決まる。
【0056】
(8) 受信終了点フラグ71
物理チャネル配置制限の(10)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで受信を行うとき、各無線チャネルでの受信終了タイミングを揃えなければならないことを示す。
図12(b)は受信終了点フラグ71に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に変復調方式22によって決まる。
【0057】
(9) 受信電力フラグ72
物理チャネル配置制限の(11)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで受信を行うとき、各無線チャネルでの受信電力を揃えなければならないことを示す。
図12(c)は受信電力フラグ72に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に無線送受信手段21によって決まる。
【0058】
(10)復調方式フラグ73
物理チャネル配置制限の(12)を示す。無線機器が複数の無線チャネルで受信を行うとき、各無線チャネルでの受信データの復調方式をそろえなければならないことを示す。
図12(d)は復調方式フラグ73に格納されている情報の一例である。この情報によって表される機能は、主に変復調方式22によって決まる。
【0059】
前述のように、図3に示す基地局10は、無線送受信手段21の内部に3つの1無線チャネル送受信手段28−1から28−3までを備え、変復調手段22の内部に3つの1無線チャネル変復調手段29−1から29−3までが備えられている。1無線チャネル送受信手段と1無線チャネル変復調手段とを1組としてこれらが3組存在するので、3つの無線チャネルで独立したデータ送受信を行うことができる。
【0060】
図13(a)は、基地局10(第1装置構成例)の具体的な物理チャネル割当て制限情報の割当て例である。基地局10は、3つの無線チャネルで独立したデータ送受信を行うことができるので接続可能無線チャネル数62は3であり、上記の無線チャネル間物理チャネル配置制限情報64から73までは、全ての設定で0となっている。また、電波法の規定により連続した無線チャネルを使用しなくてはならないため、連続無線チャネル使用フラグ61が1となっている。
【0061】
図4は、本発明の実施の形態による無線通信システムのうち、第1の移動局11(第2装置構成例)を示す機能ブロック図である。図2と同一構成部分には同じ番号を付している。無線送受信手段21の内部には2つの1無線チャネル送受信手段28−1から28−3までが存在し、変復調手段22の内部には2つの1無線チャネル変復調手段29−1から29−3までが存在する。
【0062】
無線送受信手段21内に2つの1無線チャネル送受信手段が存在し、変復調手段22内に2つの1無線チャネルに対する変復調手段が存在する。1無線チャネル送受信手段と1無線チャネル変復調手段の組が2つ存在するので、2つの無線チャネルで独立したデータ送受信を行うことができる。
【0063】
図13(b)は、第1移動局11(第2装置構成例)の具体的な物理チャネル割当て制限情報の割当て例である。第1移動局11は、2つの無線チャネルで独立したデータ送受信を行うことができるので接続可能無線チャネル数62は2、無線チャネル間物理チャネル配置制限情報に関しては、全ての設定で0となっている。また、電波法の規定により連続した無線チャネルを使用しなくてはならないので、連続無線チャネル使用フラグ61が1となっている。
【0064】
図5は、本発明の実施の形態による無線通信システムのうち、第2移動局12(第3装置構成例)を示す機能ブロック図である。図2と同一構成部分には同じ番号を付している。無線送受信手段21の内部には1つの2無線チャネル送受信手段30が存在し、変復調手段22の内部には2つの1無線チャネル変復調手段29−1及び29−2が存在する。
【0065】
ここで、2無線チャネル送受信手段30に関して説明する。2無線チャネル送受信手段30を用いると、連続した2つの無線チャネルで同時に無線送受信動作を行うことが出来る。また、サブセット動作として、現在接続中の2つの無線チャネルから1つの無線チャネルを選択して、1つの無線チャネルに対する無線送受信動作を行うことができる。
【0066】
無線送受信手段21内に1つの2無線チャネル送受信手段30が存在し、変復調手段22内に2つの1無線チャネルに対する変復調手段が存在する。このことにより、2つの連続した無線チャネルに対して同時にデータ送信または受信を行うことが出来る。
【0067】
また、2つの連続した無線チャネルに対して同時に送信と受信とを行うことのサブセット動作として、現在接続中の2つの無線チャネルから1つの無線チャネルを選択して、その1つの無線チャネルに対する送受信動作を行うことができる。
【0068】
図13(c)は、第2移動局12の具体的な物理チャネル割当て制限情報の割当て例である。第2移動局12では、2つの連続した無線チャネルで同時にデータ送信または受信を行うことができるので、接続可能無線チャネル数62は2、無線チャネル間物理チャネル配置制限情報に関しては、2無線チャネル送受信手段30による動作制限により、各無線チャネル接続独立フラグ64、送信電力フラグ68、受信電力フラグ72が1となっている。また、電波法の規定により連続した無線チャネルを使用しなくてはならないことと2無線チャネル送受信手段30の制限により、連続無線チャネル使用フラグ61が1となっている。
【0069】
図6は、本発明の実施の形態による無線通信システムのうち、第3移動局(第4装置構成例)を示す機能ブロック図である。図2と同一構成部分には同じ番号を付している。
無線送受信手段21の内部には1つの3無線チャネル送受信手段31が設けられ、変復調手段22の内部には1つの3無線チャネル変復調手段32が設けられている。
【0070】
ここで、3無線チャネル送受信手段31について説明する。3無線チャネル送受信手段31は、連続した3つの無線チャネルで同時に無線送受信動作を行うことが出来る。また、サブセット動作として、現在接続中の3つの無線チャネルから1または2つの無線チャネルを選択して、1つの無線チャネルに対する無線送受信動作を行うことができる。
【0071】
さらに、3無線チャネル変復調手段32について説明する。3無線チャネル変復調手段32は、連続した3つの無線チャネルで同時に変調または復調動作を行うことが出来る。また、サブセット動作として、現在接続中の3つの無線チャネルから1または2つの無線チャネルを選択して、1または2つの無線チャネルに対する変調または復調動作を行うことができる。
【0072】
図13(d)は、第3移動局13の具体的な物理チャネル割当て制限情報の割当て例である。第3移動局13では、3つの連続した無線チャネルで同時にデータ送信または受信を行うことができるので、接続可能無線チャネル数62は3、無線チャネル間物理チャネル配置制限情報に関しては、3無線チャネル送受信手段31による動作制限と3無線チャネル変復調手段32により、無線チャネル別ON/OFFフラグ65以外の全てのフラグが1となっている。また、電波法の規定により連続した無線チャネルを使用しなくてはならないことと、3無線チャネル送受信手段31の制限と、3無線チャネル変復調手段32により、連続無線チャネル使用フラグ61が1となっている。
【0073】
図14は、本発明の第1の実施の形態による無線通信システムのフレーム構成の一例を示す図である。ここで、本実施の形態による無線通信システムを用いた無線LANの構成は、図1と同様である。
【0074】
図14(a)に示すように、無線チャネル1から3までの3無線チャネルを一定の時間間隔ごとに区切る。このようにしてフレーム90を構成する。図14(b)は、図14(a)の構成をより詳細に表した図である。3無線チャネル中の1無線チャネル毎にフレーム構成が示されている。フレーム90は、さらに無線フレーム91−1から91−3までに分割される。そして、各無線チャネル内にある無線フレーム91−1から91−3までは、無線チャネル間でのフレーム開始時間と終了時間が揃えられている。
【0075】
図14(c)は1フレーム90内の構成を示している。基地局10は、フレーム90毎に、第1から第3までの各移動局11から13までと同期を取るための同期情報や、各無線フレーム91−1から91−3までの内において、各移動局11から13までに割当てられた時間領域を示す情報を割り当てる。これらの情報を、制御情報92−1〜92−3と称する。
【0076】
基地局10は、制御情報92−1から92−3までを、基地局10を含む無線通信システムのエリア内の全ての移動局11から13までに対して送信する。各移動局11から13までは、接続している無線チャネル内の無線フレーム91−1から91−3までを受信する。第1移動局11は制御情報92−2及び92−3を、第2移動局12は制御情報92−1及び92−2を、第3移動局13は制御情報92−1から92−3までを受信する。
【0077】
1フレーム90内には、制御情報92−1から92−3までと、基地局10から第1から第3までの移動局11から13までに向けたデータであるDown−link93−1から93−3までと第1から第3移動局11から13までから基地局10へ向けてのデータであるUp−link94−1から94−3までと、が含まれる。各無線チャネルにおける無線フレーム91−1から91−3までの開始時間は揃っている。無線フレーム91−1から91−3までにおけるDown−link93−1から93−3までとUp−link94−1から94−3までとの配置は、基地局10と第1から第3までの各移動局11から13までの物理チャネル割当て制限情報に従う範囲内であれば任意に配置することができる。
【0078】
図15は、移動局の複数無線チャネルへの接続処理に関する第1の実施例であり、データの流れを示す制御シーケンス図である。図15はデータ内に格納される情報の例であり、以下、図15をも参照して説明を続ける。
【0079】
図15において、基地局10に対して、ある移動局42が1つの無線チャネルに対して接続処理を終了し、通信を開始している状態(符号43で示す)にあるものとする。移動局42が1つの無線チャネルで通信を開始している状態では、基地局10は移動局42に対して、すでに通信を開始している無線チャネルに物理チャネルを割当てる。割当てられた物理チャネルを利用して、または、自由に接続できる物理チャネルを利用して、移動局42は基地局10にデータを送信する。
まず、移動局42は物理チャネル割当て制限要求44を基地局10に送信する。
【0080】
<物理チャネル割当て制限要求>
図16(a)は、物理チャネル割当て制限要求44の1例を示す図である。
(1) 物理チャネル割当て制限情報75
物理チャネル割当て制限情報を格納する。
基地局10は、移動局42から物理チャネル割当て制限要求44を受信し、物理チャネル割当て制限要求45を中央制御装置9へ伝送する。中央制御装置9は、物理チャネル割当て制限要求45を受け取り、中央制御装置9内に格納し、アクノレッジACK46を基地局10に通知する。基地局10はアクノレッジACK47を移動局42に対して送信する。アクノレッジACK47は、データが実際に受信できたことを示す情報である。
【0081】
<ACK>
図16(c)は、アクノレッジACK46の1例を示す図である。
(1) 結果79
データの受信結果を示す。
移動局42は、アクノレッジACK47を基地局10から受信し、物理チャネル割当て制限要求45の送信が成功したことを確認した後、複数無線チャネル物理チャネル割当て要求48を基地局10に対して送信する。複数無線チャネル物理チャネル割当て要求48は、具体的な無線チャネルの割当て要求を指す情報である。
【0082】
<複数無線チャネル物理チャネル割当て要求>
図16(d)は、複数無線チャネル物理チャネル割当て要求48の1例を示す図である。
(1) 接続ID80
接続を行うときの接続の識別名を示す。
(2) 物理チャネル情報(帯域情報)81
具体的な要求物理チャネルの情報を格納する。
【0083】
<物理チャネル情報(帯域情報)>
物理チャネル情報(帯域情報)81の一例について説明する。引き続き図16(d)を参照して説明する。
(1) 無線チャネル指定82
物理チャネルを予約したい無線チャネルを示す。
(2) パケット数83
予約したいパケットの数を示す。
(3) パケットサイズ84
予約したいパケットのサイズを示す。
(4) 割当て頻度85
この、物理チャネル情報81で要求した物理チャネルの割当て頻度を示す。
【0084】
基地局10は、物理チャネル割当て要求48を移動局42から受信し、物理チャネル割当て要求49を中央制御装置9へ伝送する。中央制御装置9は、複数無線チャネル物理チャネル割当て要求49を受け取り、中央制御装置9内に格納されている、基地局10と各移動局42の物理チャネル割当て制限情報と、使用可能な無線チャネルの物理チャネルとから、複数無線チャネルへの物理チャネル割当てを決定する。中央制御装置9は物理チャネル割当て結果50を基地局10に通知する。
【0085】
<物理チャネル割当て結果>
図16(e)は、物理チャネル割当て結果(番号50)の1例を示す図である。
(1) 結果86
物理チャネル割当て要求の処理結果を示す。
(2) 割当て無線チャネル87
物理チャネル割当ての結果、移動局に対して物理チャネルを割当てるときに、割当てに使用する無線チャネルを示す。
【0086】
基地局10は、物理チャネル割当て結果(帯域割当て結果)51を移動局42に送信する。移動局42が物理チャネル割当て結果(帯域割当て結果)51を受信すると、複数無線チャネルへの接続処理が終了し、複数無線チャネルで通信を開始している状態52となる。
【0087】
複数無線チャネルで通信を開始している状態52では、基地局10は移動局42に対して、移動局42に要求された物理チャネルを移動局42に関する物理チャネル割当て制限情報に従って割当てる。
【0088】
次に本発明の一実施の形態の変形例による無線通信システムについて図面を参照して説明する。
【0089】
図17は、本発明の実施の形態の変形例による無線通信システムにおける、移動局の複数無線チャネルへの接続処理例である。図15と同一構成部分には同じ番号を付している。図15とは、物理チャネル割当て制限要求44と物理チャネル割当て制限要求45とが、それぞれ、端末構成情報53と端末構成情報54とに置き換わったところが異なる。
【0090】
図15の移動局の複数無線チャネルへの接続処理の第1実施の例では、物理チャネル割当て制限要求(番号44)で物理チャネル割当て制限要求を直接送るのに対して、端末構成情報(番号53)では、端末の構成に関する情報として端末構成情報を送る。
【0091】
物理チャネル割当て制限要求44として物理チャネル割当て制限情報を直接使用した場合、移動局から送られてくる制限情報の組み合わせの数が非常に多くなってしまう。そのため、基地局10が物理チャネル割当てを行うときの負担が非常に大きくなる。端末構成情報54を使用することにより、基地局10と移動局42との間でやり取りする情報の組み合わせを簡略化することができる。
【0092】
基地局10と移動局42との間のデータ伝送には端末構成情報54を使用するが、基地局10内において端末構成情報54を物理チャネル割当て制限情報に変換し、これを実際の物理チャネル割当てに使用する。以下具体的に説明する。
【0093】
図17において、基地局10に対して、移動局42が1つの無線チャネルに対して接続処理を終了し、通信を開始している状態43にあるものとする。移動局42が1つの無線チャネルで通信を開始している状態43では、基地局10は移動局42に対して、既に通信を開始している無線チャネルに物理チャネルを割当てる。その割当てられた物理チャネルを利用し、または、接続が自由な物理チャネルを利用して、移動局42は基地局10にデータを送信する。
【0094】
まず、移動局42は端末構成情報53を基地局10に送信する。基地局10は、移動局42から端末構成情報53を受信し、端末構成情報54を中央制御装置9へ伝送する。
【0095】
中央制御装置9は、端末構成情報54を受け取り、取り出した端末構成情報を物理チャネル割当て制限情報に変換する。
中央制御装置9は、変換した物理チャネル割当て制限情報を中央制御装置9内に格納し、アクノレッジACK46を基地局10に通知する。基地局10はアクノレッジACK47を移動局42に送信する。そして、それ以降の処理は図15と同様である。
【0096】
<端末構成情報>
図16(b)は、端末構成情報53の例を示す図である。
(1) アクセス無線チャネル76
無線機器のアクセスできる無線チャネル数を指す。図18(a)はアクセス無線チャネル76に格納されている情報の1例である。
(2) 無線送受信手段フラグ77
無線送受信手段が無線チャネル毎に存在するか、全無線チャネルに対して1つ存在するかを指す。図18(b)は無線送受信手段フラグ77に格納されている情報の1例である。
(3) 変復調手段フラグ78
変復調手段が無線チャネル毎に存在するか、全無線チャネルに対して1つ存在するかを指す。図18(c)は変復調手段フラグ77に格納されている情報の1例である。
【0097】
図19は、物理チャネル割当て制限要求44に関する2つめの例(端末構成情報を送る例)の場合における具体的な情報の割当て例である。本実施の形態による無線通信システムにおける基地局、移動局(第1〜4装置構成例)についてそれぞれ割当てた。
【0098】
図19(a)は基地局10(第1装置構成例)における具体的な端末構成情報の割当て例である。基地局10では、無線送受信手段21内に3つの1無線チャネル送受信手段が存在し、変復調手段22内に3つの1無線チャネルに対する変復調手段が存在する。このため、アクセス無線チャネル76が3で、無線送受信手段フラグ77が0で、変復調手段フラグ78が0となっている。
【0099】
図19(b)は、第1移動局11(第2装置構成例)における具体的な端末構成情報の割当て例である。第1移動局11では、無線送受信手段21内に2つの1無線チャネル送受信手段が存在し、変復調手段22内に2つの1無線チャネルに対する変復調手段が存在する。このため、アクセス無線チャネル76が2で、無線送受信手段フラグ77が0で、変復調手段フラグ78が0となっている。
【0100】
図19(c)は第2移動局12(第3装置構成例)における具体的な端末構成情報の割当て例である。第2移動局12では、無線送受信手段21内に1つの2無線チャネル送受信手段が存在し、変復調手段22内に2つの1無線チャネルに対する変復調手段が存在する。このため、アクセス無線チャネル76が2で、無線送受信手段フラグ77が1で、変復調手段フラグ78が0となっている。
【0101】
図19(d)は第3移動局13(第4装置構成例)における具体的な端末構成情報の割当て例である。第3移動局13では、無線送受信手段21内に1つの3無線チャネル送受信手段が存在し、変復調手段22内に1つの3無線チャネルに対する変復調手段が存在する。このため、アクセス無線チャネル76が3で、無線送受信手段フラグ77が1で、変復調手段フラグ78が1となっている。
【0102】
図20は、端末構成情報と物理チャネル割当て制限情報との対応表の例を示す図である。図20に示す対応表を用いると、端末構成情報を物理チャネル割当て制限情報に変換することができる。適宜図16から図19をも参照する。
【0103】
図20(a)は、アクセス無線チャネル76から、連続無線チャネル使用フラグ61と、アクセス可能無線チャネル数への対応を示す表である。
図20(b)は、無線送受信手段フラグ77から、各無線チャネル接続独立フラグ64と、無線チャネル別ON/OFFフラグ65と、送受信電力フラグ67と、受信電力フラグ71とへの対応を示す表である。
図20(c)は、変復調手段フラグ78から、送信開始点フラグ65と、送信終了点フラグ66と、変調方式フラグ68と、受信開始点フラグ69と、受信終了点フラグ70と、復調方式フラグ72とへの対応を示す表である。
【0104】
ここで、本実施の形態による無線通信システムにおけるフレーム構成例を示す。説明の簡略化のため、変調方式などについての条件は省略し、物理チャネルについてのみ考慮する。
【0105】
図21(a)は、本発明の実施の形態による無線通信システムにおける物理チャネル割当てを示すブロック図である。尚、無線通信システムを用いた無線LANの構成は図1と同様である。
【0106】
図21(a)において、フレーム同期のための制御情報200−1から3までと、Down−linkフェーズ(D1)201と、(D2)202と、(D3)203と、(D4)204と、(D5)205とは、基地局10から、それぞれ第3移動局13と、第2移動局12と、第1移動局11と、第2移動局12と、第1移動局11とへの送信割当て物理チャネルであり、Up−linkフェーズ(U1)206と、(U2)207と、(U3)208と、(U4)209と、(U4)210とは、それぞれ第3移動局13と、第2移動局12と、第3移動局13と、第1移動局11と、第3移動局13とから基地局10への送信割当て領域である。
【0107】
図21(b)から(e)までは、本実施の形態による無線通信システムにおける基地局10及び第1から第3までの移動局11から13までの通信状況例を示す図であり、図21(a)において割当てられた各通信端末の通信状況を示している。
【0108】
図21(b)は、図21(a)のフレーム構成に基づく基地局10への物理チャネル割当て結果の例である。基地局10は、図3に示す第1装置構成例を有しており、無線チャネル1から3までに接続している。このため、どのように物理チャネルが割当てられても基地局10は送受信を行うことが出来る。従って、図21(a)の物理チャネル割当てのとき、基地局10はデータ送受信を行うことが出来る。
【0109】
また、図21(c)は、図21(a)のフレーム構成に基づく第1移動局11への物理チャネル割当て結果の例である。第1移動局11は、図4の第2装置構成例の構成を有しており、無線チャネル2及び3に接続している。このため、無線チャネル2及び3に対してどのように物理チャネルが割当てられても、第1移動局11は送受信を行うことが出来る。
【0110】
図21(a)の物理チャネル割当てでは、第1移動局11に対して、無線チャネル2から3のみに物理チャネルを割当てているので、第1移動局11はデータ送受信を行うことが出来る。
【0111】
図21(d)は、図21(a)のフレーム構成に基づく第2移動局12への物理チャネル割当て例である。第2移動局12は、図5の第3装置構成例の構成を有しており、無線チャネル1及び2に接続している。この装置構成では、変復調に関しては2つの各無線チャネルに対して独立して行うことが出来るが、送受信に関しては同じ動作しか行うことが出来ない。このため、各無線チャネルで送信と受信とが同時に起こらないように物理チャネルが割当てられている。
【0112】
図21(a)の物理チャネル割当てでは、第2移動局12に対して、無線チャネル1及び2のみに対して、かつ、送信と受信とが同時に起こらないように物理チャネルを割当てている。従って、第2移動局12はデータ送受信を行うことが出来る。
【0113】
図21(e)は、図21(a)のフレーム構成に基づく第3移動局13への物理チャネル割当て例である。第3移動局13は、図6の第4装置構成例を有しており、無線チャネル1から3までに接続している。この構成では、3つの無線チャネルに対して全く同じ接続のみを行うことができる。従って、同時に複数の無線チャネルに接続する場合は、同じ送受信タイミングとなるように物理チャネルが割当てられている。
【0114】
図21(a)の物理チャネル割当てでは、第3移動局13に対して、無線チャネル1から3までに対して、かつ、送信と受信とが同時に起こらないように物理チャネルが割当てられる。また、送信開始時間と、送信終了時間と、受信開始時間と、受信終了時間とも、各無線チャネル間で揃うように物理チャネルが割当てられている。従って、第3移動局13はデータ送受信を行うことが出来る。
以上のように、基地局は、基地局と各移動局とがスムーズに通信が行えるように、それぞれの無線チャネル動作制限に基づいて物理チャネルを割当てていく。
【0115】
以上、本発明の実施の形態による無線通信システムにおいては、移動局は基地局に物理チャネル割当て制限情報を送り、基地局は移動局から受信した物理チャネル割当て制限情報と予め基地局内に格納されている物理チャネル割当て制限情報とに基づいて、各無線チャネルに物理チャネルを割当てていくことができる。
【0116】
或いは、移動局は基地局に端末構成情報を送り、基地局は移動局から受信した端末構成情報を物理チャネル割当て制限情報に変換する。基地局は、移動局に関する物理チャネル割当て制限情報と予め基地局内に格納されている物理チャネル割当て制限情報とに基づいて、各無線チャネルに物理チャネルを割当てていく。
【0117】
以上の技術を用いることにより、複数の無線チャネルを使用した通信を行う場合に、各無線チャネルに対して適切に物理チャネルを割当てていくことができる。すなわち、実際に送信を行う情報を端末構成情報として送ることで、送信する情報を簡略化するだけでなく、現実的には存在し得ない制限情報の組み合わせを除外することができる。
【0118】
従って、多チャネルを使用する無線通信システムにおいて、変復調手段と無線送受信手段とに関して異なる構成を有する種々の端末を同じ無線通信システム内で用いることができる。
【0119】
特に、フルスペックの構成を有する端末よりも変復調手段と無線送受信手段とに関して簡単化した構成を有する端末を用いることができ、端末、特に移動局の低消費電力化が可能となる。
【0120】
尚、調整が不可能な場合には、予めこの無線ネットワークに参加できる端末構成を決めておくことにより参加対象から除外するか、参加対象となる複数の無線チャネルは同期している点に着目して参加対象外の端末を除外することも可能である。予め決められた無線端末としては、1つの無線チャネルにアクセスして動作させるなどの能力が必要である。例えば3無線チャネルでの送信動作のみしかできない端末が除外対象となる。
【0121】
以上、実施の形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。その他、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業者に自明であろう。
【0122】
例えば、上記実施の形態においては、基地局と第1から第3までの各移動局に関して、所定の構成(スペック)を有する場合を例にして説明したが、これらは単なる例示であり、どの移動局がどのようなスペックを有するかに関して、又は移動局の数などの組み合わせに関しては様々なパターンが考えられる。そして、多様なパターンに関して本実施の形態の変形例の範疇に入るものである。
【0123】
【発明の効果】
本発明の無線通信システムによれば、複数の無線チャネルを使用した通信を行う場合に、各無線チャネルに適切に物理チャネルを割当てていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける移動局の基本構成例を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける基地局(第1装置構成例)の構成を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける第1移動局(第2装置構成例)の構成を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける第2移動局(第3装置構成例)の構成を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける第3移動局(第4装置構成例)の構成を示す機能ブロック図である。
【図7】図1における基地局と移動局との無線チャネルへの接続状況をまとめた表である。
【図8】図8(a)は、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける物理チャネル割当て制限情報を示す図であり、図8(b)は、無線チャネル間物理チャネル配置制限情報を示す図である。
【図9】図9(a)は、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける連続無線チャネル使用フラグを示す図であり、図9(b)は、接続可能チャネル数情報を示す図である。
【図10】図10(a)は、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける各無線チャネル接続独立フラグを示す図であり、図10(b)は、無線チャネル別ON/OFFフラグ情報を示す図である。
【図11】図11(a)は、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける送信開始点フラグを示す図であり、図11(b)は送信終了点フラグ情報を、図11(c)は送信電力フラグを、図11(d)は変調方式フラグを示す図である。
【図12】図12(a)は、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける受信開始点フラグを示す図であり、図12(b)は受信終了点フラグ情報を、図12(c)は受信電力フラグを、図12(d)は復調方式フラグを示す図である。
【図13】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける、基地局(a)と第1から第3までの移動局(bからd)における、具体的な物理チャネル割当て制限情報の割当て例である。
【図14】図14(a)から(c)までは、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおけるフレーム構成例である。
【図15】本発明の一実施の形態による無線通信システムにおけるデータの流れを示すシーケンス図である。
【図16】図16(a)から(e)までは、本発明の一実施の形態による無線通信システムにおける情報の構成を示す図である。
【図17】本発明の一実施の形態の変形例による無線通信システムにおけるデータの流れを示すシーケンス図である。
【図18】図18(a)から(c)までは、本発明の一実施の形態の変形例による無線通信システムにおいて、端末構成情報を示す図である。
【図19】図19(a)から(d)までは、本発明の一実施の形態の変形例による無線通信システムにおいて、基地局及び第1から第3までの各端末に格納されている情報の例である。
【図20】図20(a)から(c)までは、本発明の一実施の形態の変形例による無線通信システムにおける、端末構成情報と物理チャネル割当てて制限情報の対応を示す表である。
【図21】図21(a)から(e)までは、本発明の一実施の形態の変形例による無線通信システムにおける物理チャネル割当てて例を示す図である。
【図22】一般的なTDMA方式の無線通信システムにおけるフレームの構成例である。
【図23】一般的なTDMA方式の無線通信システムにおける物理チャネル割当ての例である。
【図24】一般的な無線通信システムの無線フレームを3無線チャネルまとめたフレームの構成例である。
【図25】一般的な無線通信システムに用いられる無線局の構成例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
7…広域ネットワーク、8…無線LAN、9…中央制御装置、10…基地局、11、12、13…移動局、21…無線送信手段、22…変復調手段、23…受信データ保存手段、24…バス制御手段、25…送信データ保存手段、26…通信制御手段、27…タイミング情報生成手段、AT…アンテナ。
Claims (10)
- 基地局と移動局とを含んで構成され、複数の無線チャネルを使用する無線通信システムであって、
前記移動局が、自己の物理チャネル配置に関する第1制限事項を含む制限情報を前記基地局に対して送信し、
前記基地局が、自己の物理チャネル配置に関する第2制限事項と前記移動局から受信した前記第1制限事項とに基づいて、前記基地局と前記移動局とに物理チャネルを割当てることを特徴とする無線通信システムにおいて、
前記物理チャンネル配置に関する制限事項として、
移動局が複数の無線チャネルへ接続を行うとき、接続している無線チャネルが連続している必要があるかを示す連続無線チャネル使用フラグと、
移動局が複数の無線チャネルへ接続を行うときに、同時に接続可能な最大チャネル数を示す接続可能無線チャネル数と、
各無線チャネルに属する各無線フレーム内に物理チャネルを割当てるときに、各無線チャネル間に存在する物理チャネル配置に関する制限情報である無線チャネル間物理チャネル配置制限情報と、
を考慮して、前記制限事項を有する移動局をも含めて1つの無線通信システムを構築するように前記基地局と前記移動局とに物理チャネルを割当てることを特徴とする無線通信システム。 - 前記連続無線チャネル使用フラグは、前記基地局及び前記移動局に備えられる無線送受信手段の制限または電波法の規定による制限を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
- 前記接続可能無線チャネル数は、移動局が複数の無線チャネルへ接続を行うときに、同時に接続可能な最大チャネル数を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
- 前記無線チャネル間物理チャネル配置制限情報は、各無線チャネルに属する各無線フレーム内に物理チャネルを割当てるときに、各無線チャネル間に存在する物理チャネル配置に関する制限情報を格納していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記無線チャネル間物理チャネル配置制限情報は、
同時アクセス可能無線チャネル数と、無線送受信手段が無線チャネル毎に存在するか、全無線チャネルに対して1つ存在するかを示す無線送受信手段フラグと、変復調手段が無線チャネル毎に存在するか、全無線チャネルに対して1つ存在するかを示す変復調手段フラグと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。 - 前記無線送受信手段フラグは、チャネル配置制限情報と、電力情報と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
- 前記変復調手段フラグは、送信位置と、受信位置と、変復調方式と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
- 基地局と移動局とを含んで構成され、複数の無線チャネルを使用する無線通信システムであって、
前記移動局が、自己の構成に関する構成情報を前記基地局に対して送信し、
前記基地局が、前記構成情報を受けて前記移動局の物理チャネル配置に関する第1制限事項を含む制限情報に変換し、自己の物理チャネル配置に関する第2制限事項と前記移動局から受信した前記第1制限事項とに基づいて、前記基地局と前記移動局とに物理チャネルを割当てることを特徴とする無線通信システムにおいて、
前記構成情報は、移動局のアクセスできる無線チャネル数を示すアクセス無線チャネル数と、無線送受信手段が無線チャネル毎に存在するか、全無線チャネルに対して1つ存在するかを示す無線通信手段フラグと、変復調手段が無線チャネル毎に存在するか、全無線チャネルに対して1つ存在するかを示す変復調手段フラグと、を含み、端末構成情報と物理チャネル割当て制限情報との対応表を用いて端末構成情報を物理チャネル割当て制限情報に変換することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1から8までのいずれか1項に記載の無線通信システムにおける基地局。
- 請求項1から8までのいずれか1項に記載の無線通信システムにおける移動局。
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