JP4132716B2 - Wheelchair seat belt device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車椅子用のいわゆる3点式のシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、車椅子に人を座らせたままで乗車させるリフター装置が種々提供されているが、さらに、車両走行中における車椅子に座った人の安全を確保するために、車椅子用のシートベルト装置もいろいろ工夫されており、その一つとして、例えば図2及び図3に示すようなものがある。
【0003】
概略を説明すれば、この従来の車椅子用シートベルト装置は、例えば車体1の後部室に有する図外のリフター機構などに設けられ、このリフター機構に搭載された車椅子2の一側部側の車内パネル3に、リトラクタ4が固定されていると共に、その反対側の車内パネル5に補助ベルトバックル6が固定されている。さらに前記リトラクタ4側の車内側ルーフパネル(図示せず)には、長さが一定に固定された比較的短いベルトバックル7が吊設されている。
【0004】
また、前記リトラクタ4には、シートベルト8が引き出し自在に巻装されており、このシートベルト8は、先端部に前記ベルトバックル7に係止するタング9が固定されていると共に、その途中には該シートベルト8上を摺動して位置決め自在なスルータング10が設けられている。
【0005】
一方、前記補助ベルトバックル6には、補助ベルト11の一端部に設けられた補助タング12が係止されており、また補助ベルト11の他端部に設けられた補助バックル13に前記スルータング10が係止されている。
【0006】
したがって、このシートベルト装置を使用するには、まず、シートベルト8のタング9を持って該シートベルト8をリトラクタ4から上方へ引き出し、そのまま車椅子2の一方の肘掛け2aの下を通して着座している人Hの脚の上を横方向から通過させて反対側の肘掛け2bの下を通し、そのまま人Hの前を斜めに渡して一方の肩の上方位置でタング9をベルトバックル7に係止する。続いて、図に示すように、前記スルータング10を補助ベルト11の補助バックル13に係止させる。これによって、シートベルト8の装着作業が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記従来のシートベルト装置にあっては、シートベルト8の先端のタング9を、車体のルーフパネルに固定されて比較的高い位置にある長さの短い固定的なベルトバックル7に係止するようになっているため、この係止作業を着座した人Hが後向きなって肩の上方位置で行わなければならない。このため、この係脱作業が困難になり、煩わし作業が余儀なくされる。
【0009】
しかも、シートベルト8をベルトバックル7まで大きく取り回す必要があることから、この点においても車椅子に着座した人が煩わしい作業を余儀なくされる。また、リトラクタ4に対するシートベルト8の巻き取り量が多くなり、つまりシートベルト8が長くなってリトラクタ4に巻き取れなくなるおそれがあると共に、途中で支持する長い補助ベルト11も必要になってくる。
【0010】
そこで、本発明は、車椅子に着座した人がシートベルトの係脱作業を容易に行うことができ、かつ長さが短く補助ベルトが不要な車椅子用シートベルト装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1に記載の発明は、車両に搭載された車椅子の一側部側の車体所定部位に固定された第1リトラクタと、該第1リトラクタに引き出し自在に巻装された第1シートベルトと、該第1シートベルトの先端に固定された係合部材と、前記第1シートベルトに摺動自在に取り付けられたスルータングと、前記車椅子の他側部側の車体所定部位に固定されて、前記スルータングが係脱可能なバックル部材と、前記第1リトラクタ側の車体上方位置に固定された第2リトラクタと、該第2リトラクタに引き出し自在に巻装された第2シートベルトと、該第2シートベルトの先端に固定されて、前記係合部材に係脱可能な係止部材とを備えたことを特徴としている。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記車椅子の一側部側の車体所定部位は、車椅子用リフターあるいは車内パネルまたはフロアパネルであることを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記車椅子の他側部側の車体所定部位は、車内パネルあるいはフロアパネルであることを特徴としている。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記係合部材を第1タングあるいは第1バックルによって形成する一方、前記係止部材を前記第1タングまたは第1バックルにそれぞれ対応して係止する第2タングまたは第2バックルによって形成したことを特徴としている。
【0016】
請求項5に記載の発明は、前記第2リトラクタの近傍の車体側に、前記第2シートベルトを摺動可能に保持するスルーアンカーを固定したことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
以下、本発明にかかる車椅子用シートベルト装置の一実施形態を図1に基づいて詳述する。
【0019】
すなわち、この車椅子用シートベルト装置は、車両の例えば後部から車椅子21を昇降自在に支持し車体20の一部を構成するリフター機構22などに設けられており、車椅子21の一側部側にあるリフター機構22の一側壁22aに固定された第1リトラクタ23と、該第1リトラクタ23に引き出し自在に巻装された第1シートベルト24と、前記リフター機構22の他側壁22bに固定されたバックル部材25と、前記第1リトラクタ23側の車体パネル20a上方位置に固定された第2リトラクタ26と、該第2リトラクタ26に引き出し自在に巻装された第2シートベルト27とから主として構成されている。
【0020】
前記第1シートベルト24は、先端部に係合部材であるバックル28が固定されていると共に、途中には前記バックル部材25に係脱可能なスルータング29が所定の位置に摺動自在に取り付けられている。
【0021】
一方、前記第2シートベルト27は、先端部に前記第1シートベルト24のバックル28に係脱可能な係止部材であるタング30が固定されていると共に、その途中がスルーアンカー31に摺動自在に支持されている。
【0022】
このスルーアンカー31は、基部が前記車体パネル20aに固定されていると共に、先端部に設けられた案内部31aの長溝によって第2シートベルト27が摺動自在に支持されかつ引き出し方向を規定するようになっている。
【0023】
したがって、この車椅子用シートベルト装置により、第1シートベルト24を装着するには、まず、先端部のバックル28を持って第1リトラクタ23から前記第1シートベルト24を上方へ引き出すと共に、スルータング29を掴んで、そのまま、一方の肘掛け21aの下を通して,着座している人(図示せず)膝の上を右横方向に引き出し、さらに他方の肘掛け21bの下を通す。
【0024】
その後、該スルータング29をバックル部材25に係止させる。この時、バックル28を右手に持って、人の手前側に位置させておく。
【0025】
次に、左手で前記タング30を持って第2シートベルト27を第2リトラクタ26から人の手前方向に引き出し、タング30を、予め手前に置かれた前記バックル28に係止させる。これによって、第1シートベルト24を人の一方の肩まで傾斜状に取り回した装着作業が簡単に完了する。
【0026】
すなわち、車椅子21に着座した人は、後ろを向かずに、単に手を左側後上方に伸ばしてタング30を持って第2シートベルト27を手前に引き出すことによって、手前で第1シートベルト24と係止させることができるため、その操作がきわめて容易になる。
【0027】
しかも、第2リトラクタ26に巻装された第2シートベルト27を自由に引き出すことができることから、その分だけ第1シートベルト24の長さを短くすることが可能になり、第1リトラクタ23に十分に巻き取ることのできる長さに設定することができる。
【0028】
さらに、前述のように、第1シートベルト24の長さを第2シートベルト27によって補うことができることから、第1シートベルト24をバックル部材25まで伸ばすのに十分な長さを確保できるため、従来のような補助ベルトなども不要になる。
【0029】
また、前記スルーアンカー31によって第2シートベルト27の折り曲げ位置を自由に設定することができるため、第2シートベルト27のタング30を掴む位置を自由に変更することができる。したがって、第1シートベルト24と第2シートベルト27との係脱作業が容易になる。
【0030】
なお、第1シートベルト24の装着を解除するには、前述の係止作業と逆に行えば簡単に外すことが可能になる。
【0031】
したがって、第1,第2シートベルト24,27及びバックル部材25との係脱作業が極めて簡単に行えることになる。
【0032】
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、前記第1シートベルト24のバックル28をタングに替え、また同時に第2シートベルト27のタング28をバックルに変更することも可能である。また、前記車椅子の一側部あるいは他側部側の車体所定位置は、リフター22ばかりか車内パネルまたはフロアパネルであってもよい。
【0033】
【発明の効果】
【0034】
以上の説明で明らかなように、請求項1に記載の車椅子用シートベルト装置によれば、車椅子に着座した人は、後ろを向かずに、単に手を左右いずれか一方側の後ろ上方に伸ばして第2シートベルトを手前に引き出すことによって、人の手前で第1シートベルトと係止させることができるため、その操作がきわめて容易になる。
【0035】
また、シートベルトをベルトバックルまで大きく取り回す必要がないことから、車椅子に着座した人がこの煩わしい作業を余儀なくされることがない。
しかも、第2リトラクタに巻装された第2シートベルトを自由に引き出すことができることから、その分だけ第1シートベルトの長さを短くすることが可能になり、第1リトラクタに十分に巻き取ることのできる長さに設定することができる。
【0036】
さらに、前述のように、第1シートベルトの長さを第2シートベルトによって補うことができることから、第1シートベルトをバックル部材まで取り回すのに十分な長さを確保できるため、従来のような補助ベルトなども不要になる。
【0037】
請求項2、3に記載の発明によれば、第1リトラクタやバックル部材の取り付け位置の自由度が高くなる。
【0038】
請求項4に記載の発明によれば、係止部材や係合部材の選択の自由度が向上する。
【0039】
請求項5に記載の発明によれば、前記スルーアンカーによって第2シートベルトの折り曲げ位置を自由に設定することができるため、第2シートベルトを引き出す位置を自由に変更することができる。したがって、第1シートベルトと第2シートベルトとの係脱作業をさらに容易に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車椅子用シートベルト装置の実施形態を示す概略斜視図である。
【図2】従来の車椅子用シートベルト装置を示す斜視図である。
【図3】同従来のシートベルト装置の一部拡大図である。
【符号の説明】
20 車体
20a 車体パネル
21 車椅子
22 リフター
23 第1リトラクタ
24 第1シートベルト
25 バックル部材
26 第2リトラクタ
27 第2シートベルト
28 バックル
29 スルータング
30 スルーアンカー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a so-called three-point seat belt device for a wheelchair.
[0002]
[Prior art]
Recently, various lifter devices that allow people to sit on a wheelchair while riding are provided. In addition, various seatbelt devices for wheelchairs are used to ensure the safety of people sitting in a wheelchair while the vehicle is running. One of them has been devised, for example, as shown in FIGS.
[0003]
Briefly, this conventional wheelchair seat belt device is provided in, for example, a lifter mechanism (not shown) in the rear chamber of the vehicle body 1, and the interior of the vehicle on one side of the wheelchair 2 mounted on the lifter mechanism. A retractor 4 is fixed to the panel 3, and an auxiliary belt buckle 6 is fixed to a vehicle interior panel 5 on the opposite side. Further, a relatively short belt buckle 7 having a fixed length is suspended from an interior roof panel (not shown) on the retractor 4 side.
[0004]
Further, a seat belt 8 is wound around the retractor 4 so that the seat belt 8 can be pulled out, and the seat belt 8 has a tongue 9 that is fixed to the belt buckle 7 at the front end thereof, and is in the middle of the seat belt 8. Is provided with a sluting 10 which can be positioned by sliding on the seat belt 8.
[0005]
On the other hand, an auxiliary tongue 12 provided at one end of the auxiliary belt 11 is engaged with the auxiliary belt buckle 6, and the thruching 10 is attached to an auxiliary buckle 13 provided at the other end of the auxiliary belt 11. It is locked.
[0006]
Therefore, in order to use this seat belt device, first, the seat belt 8 is pulled up from the retractor 4 by holding the tongue 9 of the seat belt 8 and is seated under the armrest 2a of the wheelchair 2 as it is. Pass over the leg of the person H from the lateral direction, pass under the armrest 2b on the opposite side, cross the front of the person H as it is, and lock the tongue 9 to the belt buckle 7 at a position above one shoulder. . Subsequently, as shown in FIG. 3 , the thruching 10 is engaged with the auxiliary buckle 13 of the auxiliary belt 11. Thereby, the mounting operation of the seat belt 8 is completed.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
[0008]
However, in the conventional seat belt device, the tongue 9 at the tip of the seat belt 8 is fixed to the fixed belt buckle 7 which is fixed to the roof panel of the vehicle body and has a relatively short length. Therefore, the person H who is seated in the locking operation must face the shoulder and face up. For this reason, this engaging and disengaging work becomes difficult, the work has annoyance is forced.
[0009]
In addition, since the seat belt 8 needs to be largely routed to the belt buckle 7, the person sitting on the wheelchair is forced to perform troublesome work also in this respect. Further, the amount of the seat belt 8 wound around the retractor 4 increases, that is, the seat belt 8 becomes long and may not be wound around the retractor 4, and a long auxiliary belt 11 that is supported on the way is also required.
[0010]
Therefore, the present invention provides a seatbelt device for a wheelchair that allows a person seated in a wheelchair to easily engage and disengage the seatbelt and that is short in length and does not require an auxiliary belt.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
[0012]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a first retractor fixed to a predetermined body part on one side of a wheelchair mounted on a vehicle, and a first seat belt wound around the first retractor so as to be freely drawn out. The engagement member fixed to the front end of the first seat belt, the sluting attached slidably to the first seat belt, and the vehicle body on the other side of the wheelchair. A buckle member capable of engaging and disengaging a throttle, a second retractor fixed at a position above the vehicle body on the first retractor side, a second seat belt wound around the second retractor so as to be freely drawn out, and the second seat A locking member fixed to the tip of the belt and detachable from the engaging member is provided.
[0013]
According to a second aspect of the invention, the body predetermined portion of one side end of the wheelchair is characterized in that a wheelchair lifter or vehicle panel or floor panel.
[0014]
The invention according to claim 3 is characterized in that the predetermined body part on the other side of the wheelchair is an interior panel or a floor panel.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, the engaging member is formed by the first tongue or the first buckle, while the locking member is locked in correspondence with the first tongue or the first buckle, respectively. Alternatively, the second buckle is used.
[0016]
The invention according to claim 5 is characterized in that a through anchor for slidably holding the second seat belt is fixed to the vehicle body side in the vicinity of the second retractor.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0018]
Hereinafter, an embodiment of a seat belt device for a wheelchair according to the present invention will be described in detail with reference to FIG.
[0019]
That is, the seat belt device for a wheelchair is provided on a lifter mechanism 22 that supports the wheelchair 21 so as to be movable up and down from, for example, the rear portion of the vehicle and constitutes a part of the vehicle body 20, and is located on one side of the wheelchair 21. A first retractor 23 fixed to one side wall 22 a of the lifter mechanism 22, a first seat belt 24 wound around the first retractor 23 so as to be freely drawable, and a buckle fixed to the other side wall 22 b of the lifter mechanism 22. It is mainly composed of a member 25, a second retractor 26 fixed to a position above the vehicle body panel 20a on the first retractor 23 side, and a second seat belt 27 wound around the second retractor 26 so as to be freely drawn out. Yes.
[0020]
The first seat belt 24 has a buckle 28 that is an engaging member fixed to the distal end portion thereof, and a slaughting 29 that can be engaged with and disengaged from the buckle member 25 is slidably attached to a predetermined position. ing.
[0021]
On the other hand, the second seat belt 27 has a tongue 30 which is a locking member that can be engaged and disengaged with the buckle 28 of the first seat belt 24 fixed to the tip thereof, and the middle of the second seat belt 27 slides on the through anchor 31. It is supported freely.
[0022]
The through anchor 31 has a base portion fixed to the vehicle body panel 20a, and a second grooved portion of the guide portion 31a provided at the distal end portion. The second seat belt 27 is slidably supported and defines a pulling direction. It has become.
[0023]
Therefore, in order to attach the first seat belt 24 with this wheelchair seat belt device, first, the first seat belt 24 is pulled upward from the first retractor 23 with the buckle 28 at the tip, and a throttling 29 As it is, it passes under one armrest 21a as it is, pulls out on the seated person's (not shown) knee to the right side, and passes under the other armrest 21b.
[0024]
Thereafter, the thruching 29 is locked to the buckle member 25. At this time, the buckle 28 is held on the right hand side and is positioned in front of the person.
[0025]
Next, holding the tongue 30 with the left hand, the second seat belt 27 is pulled out from the second retractor 26 toward the front of the person, and the tongue 30 is locked to the buckle 28 placed in front. As a result, the mounting operation in which the first seat belt 24 is slanted to one shoulder of the person is easily completed.
[0026]
That is, a person seated in the wheelchair 21 does not turn back, simply extends his hand to the left rear upper side, holds the tongue 30 and pulls out the second seat belt 27 to the front, Since it can be locked, the operation becomes very easy.
[0027]
In addition, since the second seat belt 27 wound around the second retractor 26 can be pulled out freely, the length of the first seat belt 24 can be shortened accordingly, and the first retractor 23 It can be set to a length that can be sufficiently wound.
[0028]
Furthermore, since the length of the first seat belt 24 can be supplemented by the second seat belt 27 as described above, a sufficient length can be secured to extend the first seat belt 24 to the buckle member 25. A conventional auxiliary belt is also unnecessary.
[0029]
Further, since the bending position of the second seat belt 27 can be freely set by the through anchor 31, the position where the tongue 30 of the second seat belt 27 is gripped can be freely changed. Therefore, the engagement / disengagement operation between the first seat belt 24 and the second seat belt 27 is facilitated.
[0030]
In addition, in order to cancel | release mounting | wearing of the 1st seatbelt 24, it will become possible to remove easily if it performs reverse to the above-mentioned locking operation.
[0031]
Therefore, the engagement / disengagement operation with the first and second seat belts 24, 27 and the buckle member 25 can be performed very easily.
[0032]
The present invention is not limited to the configuration of the above embodiment. For example, the buckle 28 of the first seat belt 24 may be replaced with a tongue, and at the same time, the tongue 28 of the second seat belt 27 may be replaced with a buckle. Is possible. The predetermined position of the vehicle body on one side or the other side of the wheelchair may be not only the lifter 22 but also the in-vehicle panel or the floor panel.
[0033]
【The invention's effect】
[0034]
As is apparent from the above description, according to the wheelchair seat belt device according to the first aspect, the person seated in the wheelchair does not turn back and simply extends his / her hand upward to the left or right side. By pulling the second seat belt forward, it can be locked with the first seat belt before the person, and the operation becomes extremely easy.
[0035]
In addition, since it is not necessary to greatly wrap the seat belt up to the belt buckle, a person sitting in a wheelchair is not forced to perform this troublesome work.
In addition, since the second seat belt wound around the second retractor can be pulled out freely, the length of the first seat belt can be shortened accordingly, and the first seat belt can be sufficiently wound around the first retractor. Can be set to a possible length.
[0036]
Further, as described above, since the length of the first seat belt can be supplemented by the second seat belt, it is possible to ensure a sufficient length for routing the first seat belt to the buckle member. No need for auxiliary belts.
[0037]
According to invention of Claim 2, 3, the freedom degree of the attachment position of a 1st retractor and a buckle member becomes high.
[0038]
According to invention of Claim 4, the freedom degree of selection of a locking member or an engagement member improves.
[0039]
According to the fifth aspect of the present invention, since the bending position of the second seat belt can be freely set by the through anchor, the position where the second seat belt is pulled out can be freely changed. Therefore, the engagement / disengagement operation between the first seat belt and the second seat belt can be performed more easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an embodiment of a seat belt device for a wheelchair according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a conventional wheelchair seat belt device.
FIG. 3 is a partially enlarged view of the conventional seat belt device.
[Explanation of symbols]
20 body 20a body panel 21 wheelchair 22 lifter 23 first retractor 24 first seat belt 25 buckle member 26 second retractor 27 second seat belt 28 buckle 29 thru 30

Claims (5)

車両に搭載された車椅子の一側部側の車体所定部位に固定された第1リトラクタと、
該第1リトラクタに引き出し自在に巻装された第1シートベルトと、
該第1シートベルトの先端に固定された係合部材と、
前記第1シートベルトに摺動自在に取り付けられたスルータングと、
前記車椅子の他側部側の車体所定部位に固定されて、前記スルータングが係脱可能なバックル部材と、
前記第1リトラクタ側の車体上方位置に固定された第2リトラクタと、
該第2リトラクタに引き出し自在に巻装された第2シートベルトと、
該第2シートベルトの先端に固定されて、前記係合部材に係脱可能な係止部材とを備えたことを特徴とする車椅子用シートベルト装置。
A first retractor fixed to a predetermined body part on one side of a wheelchair mounted on the vehicle;
A first seat belt wound around the first retractor so as to be freely drawn out;
An engaging member fixed to the tip of the first seat belt;
A slidably attached to the first seat belt slidably;
A buckle member fixed to the vehicle body predetermined part on the other side of the wheelchair, and capable of engaging and disengaging the throttling;
A second retractor fixed at a position above the vehicle body on the first retractor side;
A second seat belt wound around the second retractor so as to be freely drawn out;
A wheelchair seat belt device comprising: a locking member fixed to a tip of the second seat belt and detachable from the engaging member.
前記車椅子の一側部側の車体所定部位は、車椅子用リフターあるいは車内パネルまたはフロアパネルであることを特徴する請求項1に記載の車椅子用シートベルト装置。Body a predetermined portion of one side end of the wheelchair, the wheelchair seat belt device according to claim 1, characterized in that it is a wheelchair lifter or vehicle panel or floor panel. 前記車椅子の他側部側の車体所定部位は、車内パネルあるいはフロアパネルであることを特徴とする請求項1または2に記載の車椅子用シートベルト装置。The seatbelt device for a wheelchair according to claim 1 or 2, wherein the predetermined body part on the other side of the wheelchair is an in-vehicle panel or a floor panel. 前記係合部材を第1タングあるいは第1バックルによって形成する一方、前記係止部材を前記第1タングまたは第1バックルにそれぞれ対応して係止する第2タングまたは第2バックルによって形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車椅子用シートベルト装置。The engaging member is formed by a first tongue or a first buckle, while the locking member is formed by a second tongue or a second buckle that locks corresponding to the first tongue or the first buckle, respectively. The seatbelt apparatus for wheelchairs in any one of Claims 1-3 characterized by the above-mentioned. 前記第2リトラクタの近傍の車体側に、前記第2シートベルトを摺動可能に保持するスルーアンカーを固定したことを特徴と請求項1〜4のいずれかに記載の車椅子用シートベルト装置。The seatbelt apparatus for wheelchairs according to any one of claims 1 to 4, wherein a through anchor for slidably holding the second seatbelt is fixed to a vehicle body side in the vicinity of the second retractor.
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