JP4131599B2 - Chemical immersion treatment equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液浸漬処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
プレスなどにより一時加工されたワークに薬液などによって化学処理を行う方法には、薬液溜部に適宜な方法により薬液を注ぎ、薬液を溜めた薬液溜部にワークを浸漬して化学処理を行う薬液浸漬処理方法と、前記薬液浸漬処理方法のように溜めた薬液にワークを浸漬するのではなく、シャワー装置によってワークに薬液を散布するシャワー処理方法とがあるが、ワークの化学処理の際に可及的にワークと空気とを接触させたくない場合などには前記シャワー処理方法は採用することができず、必然的に薬液浸漬処理方法が採用される。
【0003】
ところで、ワークに表面調整や化成処理の異なる化学処理を続けて行う為に、該ワークを夫々異なる薬液が溜められた複数の薬液溜部に順次浸漬して化学処理を行う場合など、並設された複数の薬液溜部で異なる薬液浸漬処理を順次行う薬液浸漬処理装置は、一般的にワークが各薬液溜部中を通過するように構成されている。
【0004】
具体的には、図1に図示したように、ワーク3を載置する搬送ライン5は薬液2が溜められている一の薬液溜部と他の薬液溜部との間に設けられる壁部31を乗り越えるように構成される為、該壁部31付近において、搬送ライン5は一旦斜め上方へ上昇し、続いて、壁部31を乗り越え、続いて、斜め下方へ降下するように設定されている(以下、従来例という。尚、実施例と同一構成部分には同一符号を付した。)。
【0005】
しかし、この従来例では、搬送ライン5が斜め上方に上昇したり斜め下方に降下したりする為、該上昇工程部分と降下工程部分の分、薬液浸漬処理装置全体の長さが長くなってしまうという問題点がある。
【0006】
更に、例えば、反応性の高いワークの化成処理など、ワーク3を一の薬液溜部1aから他の薬液溜部1bへ可及的に迅速に搬送しなければならない場合、従来例では、前記搬送ライン5が薬液溜部1の壁部31を乗り越える工程が邪魔になるという問題点がある。また、搬送ライン5が薬液溜部1の壁部31を乗り越える時間を可及的に少なくする為には搬送ライン5の移動速度を速めねばならないが、この場合、ワーク3が薬液2に浸漬している時間を必要時間確保しなければならない為、薬液溜部1の前後長が長くなり、薬液浸漬処理装置全体の長さが更に長くなってしまうという問題点がある。
【0007】
また、前記従来例とは異なり、図2に図示したような、搬送ライン5にワーク3を吊り下げて移動するタイプの薬液浸漬処理装置においても、同様の問題が発生する。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決した薬液浸漬処理装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0010】
ワーク3に薬液浸漬せしめる薬液浸漬処理装置であって、前記ワーク3を直線状に移動可能とする搬送手段に、前記ワーク3の搬送方向に所定間隔をおいて配設された壁部7により区画されるワーク配設部 25 が該ワーク3の搬送方向に複数並設され、また、前記ワーク配設部 25 は移動不能な区画部6内において近接状態にして移動可能に構成され、前記ワーク配設部 25には薬液2を導入する薬液導入部21及び前記薬液2を導出する薬液導出部22が設けられ、前記ワーク3に薬液浸漬せしめる薬液溜部1は、前記ワーク配設部 25 が前記区画部6内を移動する際、前記壁部7と前記区画部6とにより囲繞され前記薬液導入部 21 からの薬液導入量に比し前記薬液導出部 22 からの薬液導出量が減少することで前記薬液2が溜められて形成される部位であることを特徴とする薬液浸漬処理装置に係るものである。
【0011】
また、請求項1記載の薬液浸漬処理装置において、前記区画部6には薬液排出部 20 が設けられていることを特徴とする薬液浸漬処理装置に係るものである。
【0012】
また、請求項1,2いずれか1項に記載の薬液浸漬処理装置において、前記ワーク配設部の移動は、所定時間で進行と停止とを繰り返す間欠式移動が採用されていることを特徴とする薬液浸漬処理装置に係るものである。
【0013】
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の薬液浸漬処理装置において、前記ワーク配設は、無限循環運動する搬送ライン5上に設けられていることを特徴とする薬液浸漬処理装置に係るものである。
【0014】
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の薬液浸漬処理装置において、前記薬液2は前記薬液溜部1の下方から供給されるように構成されていることを特徴とする薬液浸漬処理装置に係るものである。
【0015】
【発明の作用及び効果】
請求項1記載の発明においては、ワーク3はワーク配設部 25 に配設され、このワーク配設部 25 は適宜な手段により直線状に移動し、また、ワーク配設部 25 は薬液2が導入されたり導出されたりする構成の為、ワーク3をワーク配設部 25 に配設し、このワーク配設部 25 が区画部6内を移動する際に形成される薬液溜部1に薬液2を導入して溜め、該ワーク3を薬液浸漬処理し、続いて、この薬液溜部1から該薬液2を導出し、別の薬液2を該薬液溜部1に導入して薬液浸漬処理し、この繰り返しにより、ワーク3を移動させつつ複数の薬液2でワーク3を薬液浸漬処理することができる。
【0016】
このように請求項1の発明は、薬液2を上方からシャワーとして散布する方法ではない為、反応性の高い素材のワーク3などでも良好に化学処理することができ、また、ワーク3を浸漬処理する場合、一の薬液2により浸漬処理した後のワーク3の移動は従来例と異なり直線状となるから、薬液浸漬処理装置全体の長さを短くすることや、ワーク3の一の薬液処理から他の薬液処理までの時間を短縮することができる。
【0017】
本発明は上述のように構成したから、薬液浸漬処理装置全体の長さを短くすることができ、更に一の薬液処理から他の薬液処理までの時間を短縮して薬液浸漬処理を良好に行うことができる実用性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図3〜7は本発明の一実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0019】
本実施例は、薬液2を溜めるワーク配設部 25 が複数並設され、このワーク配設部 25 にワーク3を配設して該ワーク3に薬液浸漬処理を施す薬液浸漬処理装置4であって、複数のワーク配設部 25 が適宜な手段により直線状に移動可能に構成され、また、この複数のワーク配設部 25 には該ワーク配設部 25 に薬液2の導入する薬液導入部21及び薬液2を導出する薬液導出部22が設けられているものである。
【0020】
ワーク配設部 25 は無限循環運動する搬送ライン5(ワーク搬送体5)に設けられている。具体的には、搬送ライン5には搬送方向と直交する方向に配設される壁部7が所定間隔を置いて複数並設され、該壁部7間がワーク配設部 25 に設定されている。
【0021】
即ち、壁部7間にして搬送ライン5の上部はワーク3を載置するワーク配設部 25 に設定されている。
【0022】
また、ワーク配設部 25 が通液可能に設定されて薬液導入部21及び薬液導出部22が設けられている。具体的には、ワーク配設部 25 はワーク3を支持する支持板材や回転ローラが複数並設された構成で、該支持板材や回転ローラの隙間から導入される薬液2や導出される薬液2が通過できるように構成されている。
【0023】
また、搬送ライン5は所定時間で進行と停止とを繰り返す間欠動作式の搬送ライン5が採用されており、必然的にワーク配設部 25 も間欠動作しながら移動する。
【0024】
搬送ライン5と共に移動するワーク配設部 25 の左右側方及び下方には該ワーク配設部 25 と近接状態で薬液2を充填することができる区画部6が移動不能に設けられ、この区画部6は所定長を有し、所定箇所において薬液2の導入及び導出が可能に構成され、更に該区画部6内においてワーク配設部 25 が移動可能に構成されている。
【0025】
また、区画部6には薬液排出部 20が設けられており、該薬液排出部 20から薬液2が排出されるように構成されている。
【0026】
また、搬送ライン5の下方にして薬液浸漬処理装置4には、ワーク配設部 25 に薬液2を供給する薬液供給部9が該ワーク配設部 25 の移動方向に沿って複数並設されている。この薬液供給部9から供給された薬液2は、前記搬送ライン5のワーク配設部 25 の薬液導入部21を通過してワーク配設部 25 内のワーク3に達する。
【0027】
即ち、薬液供給部9から供給された薬液2は、ワーク配設部 25 内のワーク3が前後の壁部7と区画部6とによって囲繞された状態において、該前後の壁部7と区画部6との隙間などからは漏洩するものの、該漏洩される薬液2よりも薬液供給部9から供給される薬液2の方が多ければ該前後の壁部7と区画部6とによって囲繞されて成る薬液溜部1内で薬液2は所定の液位となり、該薬液溜部1内のワーク3を薬液2に浸漬することができる。
【0028】
また、薬液供給部9から供給される薬液2が多すぎて薬液2の液位が高くなり過ぎた場合、薬液2は前後の壁部7若しくは区画部6を乗り越えて薬液溜部1から排出されるか、若しくは隣接する薬液溜部1に供給される。
【0029】
薬液供給部9の下方には、前記前後の壁部7と区画部6との隙間などから漏洩された薬液2や、前記前後の壁部7若しくは区画部6を乗り越えて薬液溜部1から排出された薬液2を集めて回収する薬液回収部10がワーク配設部 25 の移動方向に沿って複数設けられている。また、薬液回収部10の下方には、回収された薬液2を貯溜する薬液貯溜部11が夫々設けられている。また、薬液貯溜部11と薬液供給部9とは連結されており、該薬液貯溜部11に貯溜された薬液2は薬液供給部9から再び供給される。
【0030】
図中、符号12は搬送ライン5のワーク配設部 25 にワーク2を供給するワーク供給部、13は薬液浸漬処理を終えたワーク2を回収するワーク回収部、14は薬液2が薬液浸漬処理装置4外へ漏洩することを防止する外壁部、15は区画部6と外壁部14 との間に設けられ搬送ライン5の搬送方向へ移動して該搬送ライン5、即ちワーク配設部 25 を移動させるチェーン状の駆動部材、16は搬送ライン5の始端と終端とに設けられ前記駆動部材15と噛合し回転して該駆動部材15を移動させる回転体、17は駆動部15を支持して該駆動部15及び搬送ライン5の水平移動を支持する支持部、18は搬送ライン5と駆動部15とを連結し搬送ライン5を吊り下げ状態で支持するアーム部である。
【0031】
また、外壁部14は、左右方向(搬送ライン5の搬送方向)にスライド移動自在で且つ着脱自在に設けられており、必要に応じて外壁部14を左右にスライドさせたり取り外したりしてワーク配設部 25 や搬送ライン5や区画部6や駆動部材15などの点検,補修などを簡単に行えるように構成している。
【0032】
以下、本実施例の作用について詳述する。
【0033】
ワーク配設部 25 内、即ち、搬送ライン5のワーク配設部 25 に載置されたワーク3は、搬送ライン5の移動に伴い、該搬送ライン5の近傍に区画部6が設けられている部位に到達する。
【0034】
この際、ワーク3の左右側方及び下方には区画部6が設けられ且つ前後には壁部7が設けられた状態となり、この区画部6と壁部7とによって囲繞されて成る薬液溜部1に搬送ライン5の下方の薬液供給部9及び薬液導入部21から供給された薬液2が溜められていき、該溜められた薬液2によってワーク3に薬液浸漬処理が行われる。また、区画部6と壁部7との隙間などから漏洩した薬液2や,区画部6や壁部7の上部からオーバーフローした薬液2は、薬液回収部10を経由して薬液貯溜部11に溜められ、再び薬液供給部9から薬液溜部1に供給される。また、このオーバーフローした薬液2が薬液浸漬処理装置4外へ漏洩することは前記外壁部14によって阻止される。
【0035】
続いて、搬送ライン5が移動すると、引き続き該搬送ライン5の近傍に区画部6が存在している場合と、搬送ライン5が区画部6の薬液排出部 20に合致する場合とのいずれかの状態となるが、これらの場合、下記のようになる。
【0036】
引き続き搬送ライン5の近傍に区画部6が存在している部位へ搬送ライン5が移動した場合、同じ薬液2による薬液浸漬処理が可能となる。即ち、区画部6の前後長によって、各薬液2による薬液浸漬処理時間の比を設定することができる。尚、薬液浸漬処理時間の総和の長短は搬送ライン5の前後長や搬送ライン5の移動速度によって設定することができる。
【0037】
一方、搬送ライン5が薬液排出部 20と合致する部位へ搬送ライン5が移動した場合、ワーク2が浸漬されていた薬液2が該薬液排出部 20から一気に排出され、薬液2の液位が低下し、ワーク2が露出する。尚、薬液溜部1の側方に薬液排出部 20を設けた場合でも下方に薬液排出部 20を設けた場合でも、同様に該薬液排出部 20から薬液2が一気に排出される。
【0038】
続いて、搬送ライン5が薬液排出部 20に合致する部位を通過した搬送ライン5が、該搬送ライン5の左右に区画部6が存在している部位へ移動し、該部位における搬送ライン5の下方の薬液供給部10から供給される薬液2(例えば、前に使用した薬液2とは別の薬液2。)によってワーク3に再び薬液浸漬処理が行われる。
【0039】
即ち、ワーク2が区画部6内で薬液浸漬処理された後、一旦区画部6の薬液排出部 20を経由して別の区画部6に達することにより、搬送ライン5を水平移動する薬液浸漬処理装置でありながら、ワーク3に異なる薬液処理を行うことができる。即ち、従来例と異なり、ワーク3を一の薬液処理を行うを一の薬液溜部1から他の薬液処理を行う他の薬液溜部1へと水平移動させることができ、該一の薬液溜部1で使用する薬液2と他の薬液溜部1で使用する薬液2とが混合したりせずに、夫々独立した薬液浸漬処理を行うことができる。
【0040】
以下、同様に、ワーク3の化学処理に必要な前処理や表面調整処理や薬品浸漬処理や洗浄処理や乾燥処理などが搬送ライン5の移動とともにワーク3に順次施されていく。
【0041】
本実施例は上述のように、ワーク3が水平方向へ移動する為、ワーク3に薬液浸漬処理を施す薬液溜部1の前後長を必要最低限の長さ、即ち、ワーク3を薬液溜部1内の薬液2に浸漬させる分だけの長さにすることができ、よって、薬液浸漬処理装置4全体の長さを短くすることができる実用性,コンパクト性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【0042】
また、従来例のようにワーク3が上方へ移動したり下方へ移動したりしない為、該ワーク3が上方へ移動したり下方へ移動したりする時間の分、ワーク3の一の薬液処理から他の薬液処理までの時間を短縮することができ、異なる薬液浸漬処理を可及的に速やかに連続して行いたい場合などにおいても、該搬送される時間の短縮の分、速やかに異なる薬液浸漬処理を行うことができる実用性に秀れた薬品浸漬処理装置となる。
【0043】
また、薬液溜部1に薬液2を溜めたり該薬液2が溜められた薬液溜部1から薬液2を除去したりすることで、前後の薬液溜部1間で搬送ライン5を水平移動させても該前後の薬液溜部1の薬液2が混合したりせずに良好に薬液浸漬処理を行うことができる実用性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【0044】
また、薬液2が供給される量と薬液2が排出される量との相関によって、薬液溜部1に薬液2を溜めたり該薬液2が溜められた薬液溜部1から薬液2を除去したりすることになるから、簡単な構成で搬送ライン5を水平移動させても前後の薬液溜部1の薬液2が混合したりせずに良好に薬液浸漬処理を行えることになる実用性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【0045】
また、薬液溜部1の近傍に区画部6が存在したり存在しなかったりすることにより、薬液溜部1から薬液2が排出される量が変化して薬液2が供給される量と薬液2が排出される量との相関が変化するように構成したから、区画部6の前後長によって同じ薬液2により薬液浸漬処理の時間を設定することができる実用性,設定容易性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【0046】
また、薬液2は薬液溜部1の下方から供給されるように構成されているから、薬液2中に気泡が含まれたりせずにワーク3を良好に薬液浸漬処理することができる実用性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【0047】
また、搬送ライン5は所定時間で進行と停止とを繰り返す間欠式の搬送ライン5であるから、ワーク3が前後の壁部7と区画部6とによって囲繞された状態を可及的に長時間保持することができ(搬送ライン5が進行のみを行う場合には、搬送ライン5の移動によって区画部6と壁部7との隙間が常に徐々に広がり、該隙間から薬液2が漏洩し易い。)、よって、良好な薬液浸漬処理を行うことができる実用性に秀れた薬液浸漬処理装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の説明図である。
【図2】 従来例の別例の説明図である。
【図3】 本実施例の説明側断面図である。
【図4】 本実施例の説明平面図である。
【図5】 本実施例の要部の説明斜視図であり、並設されている第1,第2及び第3の3つのワーク配設部 25 の内、第1及び第3のワーク配設部 25 の壁部7を省略している。
【図6】 本実施例の説明縦断面図である。
【図7】 本実施例の説明縦断面図である。
【符号の説明】
1 薬液溜部
2 薬液
3 ワーク
4 薬液浸漬処理装置
5 搬送ライン,ワーク搬送体
6 区画部
7 壁部
19 薬液通液路
20 薬液導出部,切欠部
21 薬液導入部
22 薬液導出部
25 ワーク配設部 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chemical liquid immersion treatment apparatus.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
For chemical processing with a chemical solution or the like on a workpiece that has been temporarily processed by a press or the like, the chemical solution is poured into the chemical solution reservoir by an appropriate method, and the workpiece is immersed in the chemical solution reservoir that stores the chemical solution to perform chemical treatment. There are an immersion treatment method and a shower treatment method in which the chemical solution is sprayed on the workpiece by a shower device instead of immersing the workpiece in the collected chemical solution as in the chemical immersion treatment method. When it is not desired to bring the workpiece and air into contact with each other, the shower treatment method cannot be employed, and the chemical solution immersion treatment method is necessarily employed.
[0003]
By the way, in order to continuously perform chemical treatment with different surface adjustment and chemical conversion treatment on the workpiece, the workpiece is placed side by side in order to perform chemical treatment by sequentially immersing the workpiece in a plurality of chemical solution reservoirs each storing different chemical solutions. In addition, a chemical solution immersion treatment apparatus that sequentially performs different chemical solution immersion treatments in a plurality of chemical solution reservoirs is generally configured such that a workpiece passes through each chemical solution reservoir.
[0004]
Specifically, as shown in FIG. 1, the
[0005]
However, in this conventional example, since the
[0006]
Furthermore, for example, when the
[0007]
Unlike the conventional example, the same problem occurs in a chemical immersion treatment apparatus of the type that moves the
[0008]
This invention provides the chemical | medical solution immersion treatment apparatus which solved the said problem.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0010]
A chemical immersion processing apparatus for immersing the chemical in the
[0011]
The chemical solution immersion treatment apparatus according to
[0012]
Moreover, in the chemical | medical solution immersion treatment apparatus of any one of
[0013]
Moreover, the chemical | medical solution immersion treatment apparatus of any one of Claims 1-3 WHEREIN : The said workpiece | work arrangement | positioning concerns on the chemical | medical solution immersion treatment apparatus characterized by being provided on the
[0014]
5. The chemical solution immersion treatment apparatus according to
[0015]
[Action and effect of the invention]
In the first aspect of the present invention, the
[0016]
Thus, since the invention of
[0017]
Since the present invention is configured as described above, the entire length of the chemical immersion treatment apparatus can be shortened, and the time from one chemical treatment to another chemical treatment can be shortened to perform the chemical immersion treatment satisfactorily. It becomes a chemical solution immersion processing apparatus excellent in practicality.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
3 to 7 illustrate one embodiment of the present invention, which will be described below.
[0019]
This embodiment, the
[0020]
The
[0021]
That is, the upper portion of the conveying
[0022]
In addition , the
[0023]
Further, the
[0024]
The left and right sides and below the
[0025]
Also, the
[0026]
Further, in the chemical immersion treatment device 4 below the conveying
[0027]
That is, the
[0028]
Further, when the
[0029]
Below the chemical
[0030]
In the figure,
[0031]
Further, the
[0032]
Hereinafter, the operation of the present embodiment will be described in detail.
[0033]
The
[0034]
At this time, the
[0035]
Subsequently, when the
[0036]
When the
[0037]
On the other hand, if the
[0038]
Subsequently, the
[0039]
That is, after the
[0040]
Similarly, pre-processing, surface adjustment processing, chemical dipping processing, cleaning processing, and drying processing necessary for chemical processing of the
[0041]
In the present embodiment, as described above, since the
[0042]
In addition, since the
[0043]
Further, by storing the
[0044]
Further, depending on the correlation between the amount of the
[0045]
Further, the presence or absence of the
[0046]
In addition, since the
[0047]
Further, since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a conventional example.
FIG. 2 is an explanatory diagram of another example of the conventional example.
FIG. 3 is a side sectional view illustrating the present embodiment.
FIG. 4 is an explanatory plan view of the present embodiment.
FIG. 5 is an explanatory perspective view of the main part of the present embodiment , in which the first and third work arrangements among the first, second and third
FIG. 6 is an explanatory longitudinal sectional view of the present embodiment.
FIG. 7 is an explanatory longitudinal sectional view of the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
19 Chemical fluid passage
20 Chemical solution outlet, notch
21 Chemical solution introduction part
22 Chemical solution outlet
25 Work placement area
Claims (5)
Priority Applications (1)
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