JP4126804B2 - 内燃機関のスロットル制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクセルペダルの踏込量に応じてアクチュエータを駆動しスロットルバルブの開度を制御する内燃機関のスロットル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アクセルペダルの踏込量に応じてアクチュエータを駆動しスロットルバルブの開度を制御する『電子スロットルシステム』と称する内燃機関のスロットル制御装置が知られている。この内燃機関のスロットル制御装置においては、アクセルペダルの踏込量に対応するアクセル開度を検出するアクセル開度センサからの信号に応じてアクチュエータを駆動しスロットルバルブが開閉され内燃機関への吸気量が制御される。ここで、電子スロットルシステムに何らかの異常が生じた際、一時的にアクチュエータへの通電を停止し内燃機関の機関回転数の吹上がりを防止するフェイルセーフ機能を有するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、電子スロットルシステムの異常と一旦は判定したが、センサノイズ等の影響による誤判定であったと分かったときには、その正常を確認したのちアクチュエータへの通電を再開し、制御を復帰することが望ましい。
【0004】
ところで、前述のような異常状況下におかれた運転者は、異常状況を把握しようとしてアクセルペダルの踏込動作を複数回、そのときの運転状態とは無関係に行うことが考えられる。すると、アクセルペダルが踏込まれた状態のとき、電子スロットルシステムが異常状態から正常状態に復帰したとすると内燃機関の機関回転数が急激に上昇され、車両が不適切な挙動を引起こすことが懸念される。
【0005】
そこで、この発明はかかる懸念を未然に防止するためになされたもので、電子スロットルシステムを異常状態から正常状態に復帰させる際の復帰タイミングを規定またはスロットルバルブの急峻な開き動作を抑止し車両が不適切な挙動を引起こすことのない内燃機関のスロットル制御装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の内燃機関のスロットル制御装置によれば、異常検出手段でスロットル制御装置に少なくとも1個以上の異常が検出されたときには、フェイルセーフ手段で目標スロットル開度の上限値が所定値以下に制限される。こののち、スロットル制御装置の異常箇所が正常に戻った際の復帰タイミングを捉えて復帰制御手段でフェイルセーフ手段で制限された目標スロットル開度が正常時に戻される。これにより、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ等のうち少なくとも1個以上が一旦異常状態となったのち正常状態に復帰した際の車両の不適切な挙動が防止される。
【0007】
更に、復帰制御手段は、目標スロットル開度が所定スロットル開度または実スロットル開度以下となったとき、目標スロットル開度の上限値を正常時に戻すものである。このように、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ等のうち少なくとも1個以上が一旦異常状態となったのち正常状態に復帰した際には、運転者のアクセルペダルの挙動に対し、目標スロットル開度が一旦、所定スロットル開度または実スロットル開度以下にならないと復帰が許可されないので、スロットルバルブが急峻な開き動作となることが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置の全体構成を示す概略図である。
【0010】
図1において、図示しない内燃機関には吸気通路11を通って空気が供給される。吸気通路11の途中にはスロットルバルブ12が設けられている。このスロットルバルブ12はスロットル軸13に固設され、リターンスプリング14にて常時、全閉側に付勢されている。なお、スロットルバルブ12の全閉位置はスロットル軸13を介して全閉ストッパ15にて規制されている。また、スロットルバルブ12にはスロットル軸13を介してスロットル開度を検出する第1及び第2のスロットル開度センサ16A,16Bが並列に配設された2重系のセンサシステムである。
【0011】
そして、スロットルバルブ12はスロットル軸13を介してオープナ17と係合されている。このため、スロットルバルブ12はスロットル軸13、オープナ17を介してオープナスプリング18にて常時、開側に付勢されている。このオープナ17の開位置はオープナストッパ19にて規制されている。更に、DCモータ等からなるアクチュエータ20がスロットルバルブ12のスロットル軸13に配設されている。ここで、オープナスプリング18の付勢力はリターンスプリング14の付勢力に打勝つように設定されており、アクチュエータ20への非通電状態では、スロットルバルブ12のスロットル開度はオープナ17がスロットル軸13を伴ってオープナストッパ19に当接する位置にて設定される。21はアクセルペダルであり、アクセルペダル21にはアクセル開度を検出する第1及び第2のアクセル開度センサ22A,22Bが並列に配設された2重系のセンサシステムである。
【0012】
30はECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)であり、ECU30には2重系の第1及び第2のスロットル開度センサ16A,16Bからの各スロットル開度信号及び2重系の第1及び第2のアクセル開度センサ22A,22Bからの各アクセル開度信号が入力されている。ECU30は、周知の中央処理装置としてのCPU31、制御プログラムを格納したROM32、各種データを格納するRAM33、B/U(バックアップ)RAM34、入力回路35、出力回路36及びそれらを接続するバスライン37等からなる論理演算回路として構成されている。このような構成にて、各種センサ信号に基づきECU30からアクチュエータ20に駆動信号が出力され、スロットルバルブ12の開閉位置が設定され内燃機関側に適切な空気量が供給される。
【0013】
次に、本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU30内のCPU31におけるベースルーチンを示す図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、このベースルーチンはイグニッションスイッチ(図示略)のON(オン)による電源投入後、10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0014】
図2において、まず、ステップS1000で入力処理として各種センサからの入力信号が読込まれる。次にステップS2000に移行して、異常検出処理としてスロットル異常やアクセル異常の有無が検出される。次にステップS3000に移行して、フェイルセーフ処理としてスロットル異常やアクセル異常の際のフェイルセーフが実行される。そして、ステップS4000に移行して、制御処理としてアクチュエータ20に対する制御が実行され本ルーチンを終了する。
【0015】
次に、上述の各処理について詳細に説明する。
【0016】
まず、図2のステップS1000の入力処理手順を図3のフローチャートに基づき、図4及び図5を参照して説明する。ここで、図4は2重系の第1及び第2のスロットル開度センサ16A,16Bにおけるスロットル開度θt 〔°〕とスロットルセンサ電圧Bt 〔V〕との関係を示す特性図であり、θtmaxはスロットル開度θt の使用上限開度、θtminはスロットル開度θt の使用下限開度であり、この間のスロットル開度θt が使用範囲となる。また、図5は2重系の第1及び第2のアクセル開度センサ22A,22Bにおけるアクセル開度θa 〔°〕とアクセルセンサ電圧Ba 〔V〕との関係を示す特性図であり、θamaxはアクセル開度θa の使用上限開度、θaminはアクセル開度θa の使用下限開度であり、この間のアクセル開度θa が使用範囲となる。なお、この入力処理のサブルーチンは10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0017】
図3において、ステップS1001では、2重系のうち第1のスロットル開度センサ16Aによるスロットルセンサ電圧Vt1からスロットルセンサオフセット電圧Bt1が減算された値に図4に示すスロットルセンサ電圧−開度変換係数At1が乗算され、スロットル開度センサ16Aに基づく実際の開度である実スロットル開度(以下、単に『スロットル開度』と記す)θt1が求められる。次にステップS1002に移行して、2重系のうち第2のスロットル開度センサ16Bによるスロットルセンサ電圧Vt2からスロットルセンサオフセット電圧Bt2が減算された値に図4に示すスロットルセンサ電圧−開度変換係数At2が乗算され、スロットル開度センサ16Bに基づく実際の開度である実スロットル開度(以下、単に『スロットル開度』と記す)θt2が求められる。
【0018】
次にステップS1003に移行して、2重系のうち第1のアクセル開度センサ22Aによるアクセルセンサ電圧Va1からアクセルセンサオフセット電圧Ba1が減算された値に図5に示すアクセルセンサ電圧−開度変換係数Aa1が乗算され、アクセル開度センサ22Aに基づくアクセル開度θa1が求められる。次にステップS1004に移行して、2重系のうち第2のアクセル開度センサ22Bによるアクセルセンサ電圧Va2からアクセルセンサオフセット電圧Ba2が減算された値に図5に示すアクセルセンサ電圧−開度変換係数Aa2が乗算され、アクセル開度センサ22Bに基づくアクセル開度θa2が求められ、本ルーチンを終了する。
【0019】
次に、図2のステップS2000の異常検出処理手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、この異常検出処理のサブルーチンは10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0020】
図6において、ステップS2100では後述のスロットル異常検出処理が実行される。次にステップS2200に移行して、後述のアクセル異常検出処理が実行され、本ルーチンを終了する。
【0021】
次に、図6のステップS2100のスロットル異常検出処理手順の具体的な図7のフローチャートに基づいて説明する。
【0022】
図7において、ステップS2101では、図3のステップS1001で求められたスロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1が使用下限開度θtmin未満であるかが判定される。ステップS2101の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θt1が使用下限開度θtmin以上と大きいときにはステップS2102に移行し、図3のステップS1002で求められたスロットル開度センサ16Bに基づくスロットル開度θt2が使用下限開度θtmin未満であるかが判定される。ステップS2102の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θt2が使用下限開度θtmin以上と大きいときにはステップS2103に移行し、スロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1が使用上限開度θtmaxを越えているかが判定される。ステップS2103の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θt1が使用上限開度θtmax以下と小さいときにはステップS2104に移行し、スロットル開度センサ16Bに基づくスロットル開度θt2が使用上限開度θtmaxを越えているかが判定される。
【0023】
ステップS2104の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θt2が使用上限開度θtmax以下と小さいときにはステップS2105に移行し、スロットル開度θt1とスロットル開度θt2との偏差の絶対値がスロットル開度偏差異常判定値dθtmaxを越えているかが判定される。ステップS2105の判定条件が成立せず、即ち、スロットル開度θt1とスロットル開度θt2との偏差の絶対値がスロットル開度偏差異常判定値dθtmax以下と小さいときにはステップS2106に移行し、スロットル異常判定フラグXFAILt が「0」であるかが判定される。ステップS2106の判定条件が成立せず、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が「1」であるときには2重系のスロットル開度センサ16A,16Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも不安定であるとしてステップS2107に移行し、スロットル異常判定カウンタCFAILt が「0」、スロットル正常判定カウンタCNORMt が「0」にそれぞれクリアされる。
【0024】
一方、ステップS2101の判定条件が成立、即ち、スロットル開度センサ16Aが断線状態にありスロットル開度θt1が使用下限開度θtmin未満と小さいとき、またはステップS2102の判定条件が成立、即ち、スロットル開度センサ16Bが断線状態にありスロットル開度θt2が使用下限開度θtmin未満と小さいとき、またはステップS2103の判定条件が成立、即ち、スロットル開度センサ16Aがショート状態にありスロットル開度θt1が使用上限開度θtmaxを越えて大きいとき、またはステップS2104の判定条件が成立、即ち、スロットル開度センサ16Bがショート状態にありスロットル開度θt2が使用上限開度θtmaxを越えて大きいとき、またはステップS2105の判定条件が成立、即ち、スロットル開度θt1とスロットル開度θt2との偏差の絶対値がスロットル開度偏差異常判定値dθtmaxを越えレンジ外れであるときには、2重系のスロットル開度センサ16A,16Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも異常であるとしてステップS2108に移行し、スロットル異常判定カウンタCFAILt が「1」インクリメントされる。次にステップS2109に移行して、スロットル正常判定カウンタCNORMt が「0」にクリアされる。一方、ステップS2106の判定条件が成立、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が「0」であるときには、2重系のスロットル開度センサ16A,16Bが共に正常であるとしてステップS2110に移行し、スロットル正常判定カウンタCNORMtが「1」インクリメントされる。次にステップS2111に移行して、スロットル異常判定カウンタCFAILt が「0」にクリアされる。
【0025】
ステップS2107、ステップS2109またはステップS2111の処理ののちステップS2112に移行し、スロットル異常判定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上であるかが判定される。ステップS2112の判定条件が成立せず、即ち、スロットル異常判定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ最大値CFAILmax 未満と小さいときにはノイズ等の影響を考慮してスロットル異常と未だ確定することなくステップS2113に移行し、スロットル正常判定カウンタCNORMt が正常判定カウンタ最大値CNORMmax 以上であるかが判定される。ステップS2113の判定条件が成立せず、即ち、スロットル正常判定カウンタCNORMt が正常判定カウンタ最大値CNORMmax 未満と小さいときにはスロットル正常と未だ確定することなく、本ルーチンを終了する。
【0026】
一方、ステップS2112の判定条件が成立、即ち、スロットル異常判定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上と大きいときにはステップS2114に移行し、スロットル異常判定カウンタCFAILt が異常判定カウンタ最大値CFAILmax とされる。次にステップS2115に移行して、スロットル異常判定フラグXFAILt が「1」にセット、即ち、スロットル異常と確定され、本ルーチンを終了する。一方、ステップS2113の判定条件が成立、即ち、スロットル正常判定カウンタCNORMt が正常判定カウンタ最大値CNORMmax 以上と大きいときにはステップS2116に移行し、スロットル正常判定カウンタCNORMt が正常判定カウンタ最大値CNORMmax とされる。次にステップS2117に移行して、スロットル異常判定フラグXFAILt が「0」にセット、即ち、スロットル正常と確定され、本ルーチンを終了する。
【0027】
次に、図6のステップS2200のアクセル異常検出処理手順の具体的な図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0028】
図8において、ステップS2201では、図3のステップS1003で求められたアクセル開度センサ22Aのアクセル開度θa1が使用下限開度θamin未満であるかが判定される。ステップS2201の判定条件が成立せず、即ち、アクセル開度θa1が使用下限開度θamin以上と大きいときにはステップS2202に移行し、図3のステップS1004で求められたアクセル開度センサ22Bのアクセル開度θa2が使用下限開度θamin未満であるかが判定される。ステップS2202の判定条件が成立せず、即ち、アクセル開度θa2が使用下限開度θamin以上と大きいときにはステップS2203に移行し、アクセル開度センサ22Aのアクセル開度θa1が使用上限開度θamaxを越えているかが判定される。ステップS2203の判定条件が成立せず、即ち、アクセル開度θa1が使用上限開度θamax以下と小さいときにはステップS2204に移行し、アクセル開度センサ22Bのアクセル開度θa2が使用上限開度θamaxを越えているかが判定される。
【0029】
ステップS2204の判定条件が成立せず、即ち、アクセル開度θa2が使用上限開度θamax以下と小さいときにはステップS2205に移行し、アクセル開度θa1とアクセル開度θa2との偏差の絶対値がアクセル開度偏差異常判定値dθamaxを越えているかが判定される。ステップS2205の判定条件が成立せず、即ち、アクセル開度θa1とアクセル開度θa2との偏差の絶対値がアクセル開度偏差異常判定値dθamax以下と小さいときにはステップS2206に移行し、アクセル異常判定フラグXFAILa が「0」であるかが判定される。ステップS2206の判定条件が成立せず、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」であるときには2重系のアクセル開度センサ22A,22Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも不安定であるとしてステップS2207に移行し、アクセル異常判定カウンタCFAILa が「0」、アクセル正常判定カウンタCNORMa が「0」にそれぞれクリアされる。
【0030】
一方、ステップS2201の判定条件が成立、即ち、アクセル開度センサ22Aが断線状態にありアクセル開度θa1が使用下限開度θamin未満と小さいとき、またはステップS2202の判定条件が成立、即ち、アクセル開度センサ22Bが断線状態にありアクセル開度θa2が使用下限開度θamin未満と小さいとき、またはステップS2203の判定条件が成立、即ち、アクセル開度センサ22Aがショート状態にありアクセル開度θa1が使用上限開度θamaxを越えて大きいとき、またはステップS2204の判定条件が成立、即ち、アクセル開度センサ22Bがショート状態にありアクセル開度θa2が使用上限開度θamaxを越えて大きいとき、またはステップS2205の判定条件が成立、即ち、アクセル開度θa1とアクセル開度θa2との偏差の絶対値がアクセル開度偏差異常判定値dθamaxを越えレンジ外れであるときには、2重系のアクセル開度センサ22A,22Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも異常であるとしてステップS2208に移行し、アクセル異常判定カウンタCFAILa が「1」インクリメントされる。次にステップS2209に移行して、アクセル正常判定カウンタCNORMa が「0」にクリアされる。一方、ステップS2206の判定条件が成立、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「0」であるときには、2重系のアクセル開度センサ22A,22Bが共に正常であるとしてステップS2210に移行し、アクセル正常判定カウンタCNORMa が「1」インクリメントされる。次にステップS2211に移行して、アクセル異常判定カウンタCFAILa が「0」にクリアされる。
【0031】
ステップS2207、ステップS2209またはステップS2211の処理ののちステップS2212に移行し、アクセル異常判定カウンタCFAILa が異常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上であるかが判定される。ステップS2212の判定条件が成立せず、即ち、アクセル異常判定カウンタCFAILa が異常判定カウンタ最大値CFAILmax 未満と小さいときにはノイズ等の影響を考慮してアクセル異常と未だ確定することなくステップS2213に移行し、アクセル正常判定カウンタCNORMa が正常判定カウンタ最大値CNORMmax以上であるかが判定される。ステップS2213の判定条件が成立せず、即ち、アクセル正常判定カウンタCNORMa が正常判定カウンタ最大値CNORMmax 未満と小さいときにはアクセル正常と未だ確定することなく、本ルーチンを終了する。
【0032】
一方、ステップS2212の判定条件が成立、即ち、アクセル異常判定カウンタCFAILa が異常判定カウンタ最大値CFAILmax 以上と大きいときにはステップS2214に移行し、アクセル異常判定カウンタCFAILa が異常判定カウンタ最大値CFAILmax とされる。次にステップS2215に移行して、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」にセット、即ち、アクセル異常と確定され、本ルーチンを終了する。一方、ステップS2213の判定条件が成立、即ち、アクセル正常判定カウンタCNORMa が正常判定カウンタ最大値CNORMmax 以上と大きいときにはステップS2216に移行し、アクセル正常判定カウンタCNORMa が正常判定カウンタ最大値CNORMmax とされる。次にステップS2217に移行して、アクセル異常判定フラグXFAILa が「0」にセット、即ち、アクセル正常と確定され、本ルーチンを終了する。
【0033】
次に、図2のステップS3000のフェイルセーフ処理手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。なお、このフェイルセーフ処理のサブルーチンは10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0034】
図9において、まず、ステップS3100でスロットル異常判定フラグXFAILt が「1」であるかが判定される。ステップS3100の判定条件が成立せず、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が「0」であり2重系のスロットル開度センサ16A,16Bが共に正常であるときにはステップS3200に移行し、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」であるかが判定される。ステップS3200の判定条件が成立せず、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「0」であり2重系のアクセル開度センサ22A,22Bが共に正常であるときにはステップS3300に移行し、システムダウン処理フラグXDOWNが「1」であるかが判定される。ステップS3300の判定条件が成立せず、即ち、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」であり後述のシステムダウン処理が実行されていないときにはステップS3400に移行し、復帰処理許可フラグXRTNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。
【0035】
一方、ステップS3100の判定条件が成立、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が「1」であり2重系のスロットル開度センサ16A,16Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも異常であるとき、またはステップS3200の判定条件が成立、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」であり2重系のアクセル開度センサ22A,22Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも異常であるときにはステップS3500に移行する。ステップS3500では、後述のシステムダウン処理が実行されたのちステップS3400に移行し、復帰処理許可フラグXRTNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。
【0036】
一方、ステップS3300の判定条件が成立、即ち、システムダウン処理フラグXDOWNが「1」であるときにはステップS3600に移行し、目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr 以下であるかが判定される。なお、復帰処理実行許可判定開度TAr としてはスロットル開度の使用範囲における下限開度に近いほぼ全閉位置に予め設定されている。ステップS3600の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr を越えて大きいときにはステップS3700に移行し、復帰処理許可フラグXRTNが「1」であるかが判定される。ステップS3700の判定条件が成立せず、即ち、復帰処理許可フラグXRTNが「0」であり復帰処理が許可されていないときにはステップS3400に移行し、復帰処理許可フラグXRTNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。
【0037】
一方、ステップS3600の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr 以下と小さいとき、またはステップS3700の判定条件が成立、即ち、復帰処理許可フラグXRTNが「1」であり復帰処理が許可されているときにはステップS3800に移行し、復帰処理許可フラグXRTNが「1」にセットされたのちステップS3900に移行し、後述の復帰処理が実行されたのち本ルーチンを終了する。
【0038】
なお、上述のフェイルセーフ処理のサブルーチンにおけるステップS3600では、目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr 以下であるかが判定されているが、目標スロットル開度TAがスロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1及びスロットル開度センサ16Bに基づくスロットル開度θt2以下であるかを判定してもよい。
【0039】
次に、図2のステップS3000のフェイルセーフ処理手順の変形例を図10のフローチャートに基づいて説明する。なお、このフェイルセーフ処理のサブルーチンも10ms毎にCPU31にて繰返し実行され、上述の図9のステップ番号に対応する図10のステップ番号では同様の処理が実行される。
【0040】
図10において、まず、ステップS3100でスロットル異常判定フラグXFAILt が「1」であるかが判定される。ステップS3100の判定条件が成立せず、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が「0」であり2重系のスロットル開度センサ16A,16Bが共に正常であるときにはステップS3200に移行し、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」であるかが判定される。ステップS3200の判定条件が成立せず、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「0」であり2重系のアクセル開度センサ22A,22Bが共に正常であるときにはステップS3300に移行し、システムダウン処理フラグXDOWNが「1」であるかが判定される。ステップS3300の判定条件が成立せず、即ち、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」でありシステムダウン処理が必要でないときには、本ルーチンを終了する。
【0041】
一方、ステップS3100の判定条件が成立、即ち、スロットル異常判定フラグXFAILt が「1」であり2重系のスロットル開度センサ16A,16Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも異常であるとき、またはステップS3200の判定条件が成立、即ち、アクセル異常判定フラグXFAILa が「1」であり2重系のアクセル開度センサ22A,22Bのうち何れか1個の出力状態が少なくとも異常であるときにはステップS3500に移行する。ステップS3500では、後述のシステムダウン処理が実行され、本ルーチンを終了する。一方、ステップS3300の判定条件が成立、即ち、システムダウン処理フラグXDOWNが「1」であるときにはステップS3900に移行し、後述の復帰処理が実行されたのち本ルーチンを終了する。このように、本変形例のフェイルセーフ処理のサブルーチンでは復帰処理許可フラグXRTNを用いることなく、センサ異常でシステムダウン処理が実行されたのち復帰処理を実行するものである。
【0042】
次に、図9及び図10のステップS3500のシステムダウン処理手順を図11のフローチャートに基づいて説明する。
【0043】
図11において、ステップS3501では、アクチュエータ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が0〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が0〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3502に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用下限開度θtminに設定される。次にステップS3503に移行して、システムダウン処理フラグXDOWNが「1」にセットされ、本ルーチンを終了する。
【0044】
次に、図9のステップS3900の復帰処理手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。
【0045】
図12において、ステップS3901では、アクチュエータ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が100〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が−100〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3902に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmaxに設定される。次にステップS3903に移行して、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。
【0046】
次に、図9及び図10のステップS3900の復帰処理手順の第1の参考例を図13のフローチャートに基づいて説明する。
【0047】
図13において、ステップS3911では、アクチュエータ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が100〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が−100〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3912に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax に目標スロットル開度上限値増分量dTAmax が加算された値が目標スロットル開度上限値TAmax に設定される。次にステップS3913に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上であるかが判定される。ステップS3913の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上と大きいときにはステップS3914に移行し、ガード処理として目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmaxに設定される。次にステップS3915に移行して、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS3913の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax未満と小さいときには、ステップS3914及びステップS3915がスキップされ本ルーチンを終了する。
【0048】
次に、図9及び図10のステップS3900の復帰処理手順の第2の参考例を図14のフローチャートに基づいて説明する。
【0049】
図14において、ステップS3921では、アクチュエータ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が100〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が−100〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3922に移行して、目標スロットル開度TAが図3のステップS1001で求められたスロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1を越えているかが判定される。ステップS3922の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1を越え大きいときにはステップS3923に移行し、スロットル開度θt1に目標スロットル開度上限値増分量dTAmax が加算された値が目標スロットル開度上限値TAmax に設定される。
【0050】
一方、ステップS3922の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1以下と小さいときにはステップS3924に移行し、ガード処理として目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmaxに設定される。ステップS3923またはステップS3924の処理ののちステップS3925に移行し、目標スロットル開度上限値TAmaxがスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上であるかが判定される。ステップS3925の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上と大きいときにはステップS3926に移行し、ガード処理として目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmaxに設定される。次にステップS3927に移行して、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS3925の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax未満と小さいときには、ステップS3926及びステップS3927がスキップされ本ルーチンを終了する。
【0051】
次に、図9及び図10のステップS3900の復帰処理手順の第3の参考例を図15のフローチャートに基づいて説明する。
【0052】
図15において、ステップS3931では、アクチュエータ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が100〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が−100〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3932に移行して、復帰処理経過カウンタCRTNが「1」インクリメントされる。なお、復帰処理経過カウンタCRTNの初期値は「0」である。次にステップS3933に移行して、復帰処理経過カウンタCRTNが復帰処理経過カウンタ最大値CRTNmax 未満であるかが判定される。ステップS3933の判定条件が成立、即ち、復帰処理経過カウンタCRTNが復帰処理経過カウンタ最大値CRTNmax 未満と小さいときにはステップS3934に移行し、目標スロットル開度TAが図3のステップS1001で求められたスロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1を越えているかが判定される。ステップS3934の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1を越え大きいときにはステップS3935に移行し、スロットル開度θt1に目標スロットル開度上限値増分量dTAmax が加算された値が目標スロットル開度上限値TAmax に設定される。次にステップS3936に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上であるかが判定される。ステップS3936の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax未満と小さいときには、本ルーチンを終了する。
【0053】
一方、ステップS3933の判定条件が成立せず、即ち、復帰処理経過カウンタCRTNが復帰処理経過カウンタ最大値CRTNmax 以上と大きいとき、またはステップS3936の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上と大きいときにはステップS3937に移行し、復帰処理経過カウンタCRTNが「0」にクリアされる。次にステップS3938に移行して、ガード処理として目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmaxに設定される。次にステップS3939に移行して、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS3934の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1以下と小さいときにはステップS3940に移行し、ガード処理として目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1に設定され、本ルーチンを終了する。
【0054】
次に、図9及び図10のステップS3900の復帰処理手順の第4の参考例を図16のフローチャートに基づいて説明する。
【0055】
図16において、ステップS3941では、アクチュエータ20に対するモータ通電デューティ比上限値Umax が100〔%〕、モータ通電デューティ比下限値Umin が−100〔%〕にそれぞれ設定される。次にステップS3942に移行して、後述の目標スロットル上限ガード増分係数K算出処理が実行される。次にステップS3943に移行して、ステップS3942で算出された目標スロットル上限ガード増分係数Kが「1」以上であるかが判定される。ステップS3943の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル上限ガード増分係数Kが「1」未満と小さいときにはステップS3944に移行し、目標スロットル開度TAから図3のステップS1001で求められたスロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1が減算された値が目標スロットル開度偏差eTAに設定される。
【0056】
次にステップS3945に移行して、ステップS3944で設定された目標スロットル開度偏差eTAが「0」を越えているかが判定される。ステップS3945の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度偏差eTAが「0」を越え大きいときにはステップS3946に移行し、目標スロットル開度偏差eTAに目標スロットル上限ガード増分係数Kが乗算された値とスロットル開度θt1とが加算された値が目標スロットル開度上限値TAmax に設定される。次にステップS3947に移行して、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θtの使用上限開度θtmax以上であるかが判定される。ステップS3947の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θtの使用上限開度θtmax未満と小さいときには、本ルーチンを終了する。
【0057】
一方、ステップS3943の判定条件が成立、即ち、目標スロットル上限ガード増分係数Kが「1」以上と大きいとき、またはステップS3947の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt の使用上限開度θtmax以上と大きいときにはステップS3948に移行し、目標スロットル上限ガード増分係数Kが「0」に設定される。次にステップS3949に移行して、目標スロットル上限ガード増分係数算出カウンタCKが「0」に設定される。次にステップS3950に移行して、システムダウン処理フラグXDOWNが「0」にセットされ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS3945の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度偏差eTAが「0」以下と小さいときには、ステップS3946及びステップS3947がスキップされ本ルーチンを終了する。
【0058】
次に、図16のステップS3942の目標スロットル上限ガード増分係数K算出処理手順の具体的な図17のフローチャートに基づいて説明する。
【0059】
図17において、ステップS3961では、目標スロットル上限ガード増分係数算出カウンタCKが「1」インクリメントされる。次にステップS3962に移行して、目標スロットル上限ガード増分係数算出カウンタCKに対応する目標スロットル上限ガード増分係数Kがマップから求められ、本ルーチンを終了する。
【0060】
次に、図16のステップS3942の目標スロットル上限ガード増分係数K算出処理手順の具体的な変形例を図18のフローチャートに基づいて説明する。
【0061】
図18において、ステップS3971で目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr を越えているかが判定される。ステップS3971の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr 以下と小さいときにはステップS3972に移行し、復帰処理実行許可フラグXTAr が「1」であるかが判定される。ステップS3972の判定条件が成立、即ち、復帰処理実行許可フラグXTAr が「1」であるときにはステップS3973に移行し、復帰処理実行許可フラグXTAr が「0」にセットされる。次にステップS3974に移行して、目標スロットル上限ガード増分係数算出カウンタCKが「1」インクリメントされる。一方、ステップS3972の判定条件が成立せず、即ち、復帰処理実行許可フラグXTAr が「0」であるときには、ステップS3973及びステップS3974がスキップされる。
【0062】
次にステップS3975に移行して、目標スロットル上限ガード増分係数算出カウンタCKに対応する目標スロットル上限ガード増分係数Kがマップから求められ、本ルーチンを終了する。一方、ステップS3971の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度TAが復帰処理実行許可判定開度TAr を越え大きいときにはステップS3976に移行し、復帰処理実行許可フラグXTAr が「1」にセットされ、本ルーチンを終了する。
【0063】
次に、図2のステップS4000の制御処理手順を図19のフローチャートに基づいて説明する。なお、この制御処理のサブルーチンは10ms毎にCPU31にて繰返し実行される。
【0064】
図19において、ステップS4001では、図3のステップS1001で求められたスロットル開度センサ16Aに基づくスロットル開度θt1が目標スロットル開度TAに設定される。次にステップS4002に移行して、目標スロットル開度TAが目標スロットル開度上限値TAmax を越えているかが判定される。ステップS4002の判定条件が成立、即ち、目標スロットル開度TAが目標スロットル開度上限値TAmax を越え大きいときにはステップS4003に移行し、ガード処理として目標スロットル開度上限値TAmax が目標スロットル開度TAに設定される。
【0065】
ステップS4002の判定条件が成立せず、即ち、目標スロットル開度TAが目標スロットル開度上限値TAmax 以下と小さいとき、またはステップS4003の処理ののちステップS4004に移行し、目標スロットル開度偏差dTAが目標スロットル開度偏差前回値dTAOに設定される。なお、目標スロットル開度偏差前回値dTAOの初期値は「0」である。次にステップS4005に移行して、目標スロットル開度TAからスロットル開度θt1が減算された値が目標スロットル開度偏差dTAに設定される。次にステップS4006に移行して、目標スロットル開度偏差dTAから目標スロットル開度偏差前回値dTAOが減算された値が目標スロットル開度偏差差分値ddTAに設定される。
【0066】
次にステップS4007に移行して、ステップS4005で設定された目標スロットル開度偏差dTAに比例ゲインKp が乗算され比例制御量Pが求められる。次にステップS4008に移行して、積分制御量IにステップS4005で設定された目標スロットル開度偏差dTAに積分ゲインKi が乗算された値が加算され積分制御量Iが求められる。次にステップS4009に移行して、ステップS4006で設定された目標スロットル開度偏差差分値ddTAに微分ゲインKd が乗算され微分制御量Dが求められる。そして、ステップS4010に移行して、比例制御量Pと積分制御量Iと微分制御量Dとが加算されモータ制御量Uが求められる。
【0067】
次にステップS4011に移行して、ステップS4010で求められたモータ制御量Uがモータ通電デューティ比上限値Umax を越えているかが判定される。ステップS4011の判定条件が成立、即ち、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比上限値Umax を越え大きいときにはステップS4012に移行し、ガード処理としてモータ通電デューティ比上限値Umax がモータ制御量Uに設定される。一方、ステップS4011の判定条件が成立せず、即ち、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比上限値Umax 以下と小さいときにはステップS4013に移行し、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比下限値Umin 未満であるかが判定される。ステップS4013の判定条件が成立、即ち、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比下限値Umin 未満と小さいときにはステップS4014に移行し、ガード処理としてモータ通電デューティ比下限値Umin がモータ制御量Uに設定される。ステップS4012の処理ののち、またはステップS4013の判定条件が成立せず、即ち、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比下限値Umin 以上であるとき、またはステップS4014の処理ののちステップS4015に移行し、モータ制御量Uがモータ通電デューティ比DUTYに設定され、本ルーチンを終了する。
【0068】
このように、本実施例の内燃機関のスロットル制御装置は、アクセルペダル21の踏込量に応じてアクチュエータ20を駆動し、スロットルバルブ12の開度を制御するものであって、アクセルペダル21の踏込量に応じたアクセル開度θa1,θa2を検出する2重系の第1及び第2のアクセル開度センサ22A,22Bと、スロットルバルブ12の実際の開度をスロットル開度(実スロットル開度)θt1,θt2として検出する2重系の第1及び第2のスロットル開度センサ16A,16Bと、アクセル開度センサ22A,22Bで検出されたアクセル開度θa1,θa2に基づき設定されるスロットルバルブ12の目標とする目標スロットル開度TAと第1のスロットル開度センサ16Aで検出されたスロットル開度θt1との目標スロットル開度偏差dTAに応じてスロットル開度θt1を目標スロットル開度TAに一致させるためのモータ制御量Uを算出するECU30にて達成される制御量演算手段と、前記制御量演算手段で算出されたモータ制御量Uによりアクチュエータ20を駆動し、スロットル開度θt1を制御するECU30にて達成されるスロットル制御手段と、例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等を構成要素とする本スロットル制御装置の異常を検出するECU30にて達成される異常検出手段と、前記異常検出手段で例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等を構成要素とするスロットル制御装置に少なくとも1個以上の異常が検出されたときには、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax をスロットル開度θt1の使用範囲における使用下限開度θtminに設定することで所定値以下に制限するECU30にて達成されるフェイルセーフ手段と、例えば、アクセル開度センサ22A,22B及びスロットル開度センサ16A,16Bを構成要素とするスロットル制御装置が正常に戻ったときには、前記フェイルセーフ手段で制限された目標スロットル開度TAを正常時に戻すよう復帰制御するECU30にて達成される復帰制御手段とを具備するものである。
【0069】
したがって、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上の異常が検出されたときには、アクチュエータ20に対する通電が停止され、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt1の使用範囲における使用下限開度θtminに設定されることで所定値以下に制限される。こののち、アクセル開度センサ22A,22B及びスロットル開度センサ16A,16B等を構成要素とするスロットル制御装置の異常箇所が正常に戻った際の復帰タイミングを捉えて目標スロットル開度TAが正常時に戻される。これにより、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上が異常状態となったのち正常状態に復帰した際の車両の不適切な挙動を防止することができる。
【0070】
また、本実施例の内燃機関のスロットル制御装置のECU30にて達成される復帰制御手段は、目標スロットル開度TAが所定スロットル開度としての復帰処理実行許可判定開度TAr またはスロットル開度θt1以下のとき、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax を正常時に戻すものである。このように、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上が一旦異常状態となったのち正常状態に復帰した際には、運転者のアクセルペダル21の挙動に対し、目標スロットル開度TAが一旦、所定スロットル開度TAr またはスロットル開度θt1以下にならないと復帰が許可されないので、スロットルバルブ12が急峻な開き動作となることが防止される。
【0071】
そして、参考例の内燃機関のスロットル制御装置のECU30にて達成される復帰制御手段は、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax を徐々に大きくするものである。このように、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上が一旦異常状態となったのち正常状態に復帰した際には、運転者のアクセルペダル21の挙動に対し、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax がスロットル開度θt1の使用範囲における使用下限開度θtminから徐々に大きくなるようにされることで、スロットルバルブ12が急峻な開き動作となることが防止される。
【0072】
更に、参考例の内燃機関のスロットル制御装置のECU30にて達成される復帰制御手段は、復帰制御開始ののち目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1より大きい期間だけ、スロットルバルブ12の開き速度を制限するものである。このように、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上が一旦異常状態となったのち正常状態に復帰した際には、運転者のアクセルペダル21の挙動に対し、復帰制御開始から目標スロットル開度TAがスロットル開度θt1より大きい期間だけスロットルバルブ12の開き速度が目標スロットル開度上限値増分量dTAmax にて制限されることで、スロットルバルブ12が急峻な開き動作となることが防止される。
【0073】
また、参考例の内燃機関のスロットル制御装置のECU30にて達成される復帰制御手段は、復帰制御開始ののち復帰処理経過カウンタCRTNが復帰処理経過カウンタ最大値CRTNmax 以上となるまでの所定期間だけスロットルバルブ12の開き速度を制限するものである。このように、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上が一旦異常状態となったのち正常状態に復帰した際には、運転者のアクセルペダル21の挙動に対し、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax が一旦スロットル開度θt1の使用範囲における使用下限開度θtminとされ復帰制御開始ののち復帰処理経過カウンタCRTNが復帰処理経過カウンタ最大値CRTNmax 以上となるまでの期間だけスロットルバルブ12の開き速度が制限されることで、スロットルバルブ12が急峻な開き動作となることが防止される。
【0074】
そして、参考例の内燃機関のスロットル制御装置のECU30にて達成される復帰制御手段は、スロットルバルブ12の開き速度の制限を徐々に解除するものである。このように、スロットル制御装置の構成要素である例えば、アクセル開度センサ22A,22Bまたはスロットル開度センサ16A,16B等のうち少なくとも1個以上が異常状態となったのち正常状態に復帰した際には、運転者のアクセルペダル21の挙動に対し、目標スロットル開度TAの目標スロットル開度上限値TAmax が一旦スロットル開度θt1の使用範囲における使用下限開度θtminとされたのち目標スロットル開度偏差eTA及び目標スロットル上限ガード増分係数Kに基づきスロットルバルブ12の開き速度が早くなるよう速度制限が徐々に解除されることで、スロットルバルブ12が急峻な開き動作となることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置を示す全体構成を示す概略図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU内のCPUにおけるベースルーチンを示すフローチャートである。
【図3】 図3は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU内のCPUにおける入力処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で用いられている2重系の第1及び第2のスロットル開度センサによるスロットル開度とスロットルセンサ電圧との関係を示す特性図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で用いられている2重系の第1及び第2のアクセル開度センサによるアクセル開度とアクセルセンサ電圧との関係を示す特性図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU内のCPUにおける異常検出処理手順を示すフローチャートである。
【図7】 図7は図6のスロットル異常検出処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 図8は図6のアクセル異常検出処理手順を示すフローチャートである。
【図9】 図9は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU内のCPUにおけるフェイルセーフ処理手順を示すフローチャートである。
【図10】 図10は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU内のCPUにおけるフェイルセーフ処理手順の変形例を示すフローチャートである。
【図11】 図11は図9及び図10のシステムダウン処理手順を示すフローチャートである。
【図12】 図12は図9の復帰処理手順を示すフローチャートである。
【図13】 図13は図9及び図10の復帰処理手順の第1の参考例を示すフローチャートである。
【図14】 図14は図9及び図10の復帰処理手順の第2の参考例を示すフローチャートである。
【図15】 図15は図9及び図10の復帰処理手順の第3の参考例を示すフローチャートである。
【図16】 図16は図9及び図10の復帰処理手順の第4の参考例を示すフローチャートである。
【図17】 図17は図16の目標スロットル上限ガード増分係数算出処理手順を示すフローチャートである。
【図18】 図18は図16の目標スロットル上限ガード増分係数算出処理手順を示すフローチャートである。
【図19】 図19は本発明の実施の形態の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているECU内のCPUにおける制御処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 スロットルバルブ
16A,16B スロットル開度センサ
20 アクチュエータ
21 アクセルペダル
22A,22B アクセル開度センサ
30 ECU(電子制御ユニット)

Claims (1)

  1. アクセルペダルの踏込量に応じてアクチュエータを駆動し、スロットルバルブの開度を制御する内燃機関のスロットル制御装置において、
    前記アクセルペダルの踏込量に応じたアクセル開度を検出するアクセル開度センサと、
    前記スロットルバルブの実際の開度を実スロットル開度として検出するスロットル開度センサと、
    前記アクセル開度センサで検出された前記アクセル開度に基づき設定される前記スロットルバルブの目標とする目標スロットル開度に前記実スロットル開度を一致させるための制御量を算出する制御量演算手段と、
    前記制御量演算手段で算出された前記制御量により前記アクチュエータを駆動し、前記実スロットル開度を制御するスロットル制御手段と、
    前記スロットル制御装置の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段で前記スロットル制御装置に少なくとも1個以上の異常が検出されたときには、前記目標スロットル開度の上限値を所定値以下に制限するフェイルセーフ手段と、
    前記スロットル制御装置が正常に戻ったときには、前記フェイルセーフ手段で制限された前記目標スロットル開度を正常時に戻すよう復帰制御する復帰制御手段とを具備し、
    前記復帰制御手段は、前記目標スロットル開度が所定スロットル開度または前記実スロットル開度以下のとき、前記目標スロットル開度の上限値を正常時に戻すことを特徴とする内燃機関のスロットル制御装置。
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