JP4124285B2 - 自動販売機 - Google Patents

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JP4124285B2
JP4124285B2 JP35708497A JP35708497A JP4124285B2 JP 4124285 B2 JP4124285 B2 JP 4124285B2 JP 35708497 A JP35708497 A JP 35708497A JP 35708497 A JP35708497 A JP 35708497A JP 4124285 B2 JP4124285 B2 JP 4124285B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は商品の収納室を加温して商品を販売するようにした自動販売機の庫内加温装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動販売機の庫内加温装置は特開平9−147211号公報に示されるような構成になっていた。
【0003】
以下、図面を参照しながら自動販売機についてその一例を説明する。
図15において、1は、自動販売機の本体であり、収納室2が設けられている。3は、前記本体1の前面扉であり、4は、前記収納室2の内側扉である。5は、商品を収納する商品棚であり前記収納室2の内部に位置している。
【0004】
6は、前記収納室2の後壁に位置し上部開口6aと下部開口6bを設け上下方向に延在するダクトである。17は、前記ダクト6の下部に位置し前記下部開口6bと接続されヒータ18を有するヒータボックスである。
【0005】
19は、前記ヒータボックス17の前面に位置しファンボックス20に内部に設けられたファンである。この構成により前記収納室2には、矢印のように前記ヒータ18にて加温された空気を前記ファン19が送風し前記収納棚5の商品を加温していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、ファン19が直接ヒータ18にて加温された空気にあたるためファン19の温度が高くなり、ファン19の寿命が無くなるという課題を有していた。
【0007】
本発明は上記課題に鑑み、ファンの温度上昇を抑えることにより寿命が短くならない、ファンの信頼性の高い自動販売機の庫内加温装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明は収納室内後壁に位置し上下方向に開口を設け上下方向に延在する吸込みダクトと、前記吸込みダクトの下部に位置し、前記吸込みダクト下部開口と接続するファンボックスと、前記ファンボックス内に設けられたファンと、前記ファンの前方に位置し、前記ファンボックスと接続するヒータボックスと、前記ヒータボックス内部に設けられたヒータと、前記ファンと前記ヒータの間に前記ヒータの輻射熱を遮断する熱遮へい板とを備え、前記収納室の加温時、前記ファンから吐出される空気は前記ヒータで加温され、加温された空気は前記収納室内部を循環した後、前記吸込みダクトに吸込まれ、低い温度の戻り空気となって前記ファンへ戻ることで、前記ファンは前記熱遮へい板と前記低い温度の戻り空気とで温度上昇を抑えられるという構成を備えている。
【0009】
これにより、ヒータで加温された空気は、収納棚の商品にて温度が下がり、ダクトより吸い込まれた空気は、ヒータで加温された空気より低い温度でファンにあたるため、また熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。
【0012】
またファンとヒータの間に位置し、円形をした熱遮へい板からなるという構成を備えている。
【0013】
これにより、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。
【0014】
またファンとヒータの間に位置し、円形をした熱遮へい板で円形の周囲にヒータ側にふちを設けるという構成を備えている。
【0015】
これにより、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐとともに熱遮へい板の円形の周囲にヒータ側にふちを設けることによりファンより吐出される風が熱遮へい板の周囲にて乱流を発生させることがなくヒータボックスより吐出される風量の低下を防ぐことができる。
【0016】
またファンの周囲に位置しヒータ側に開口部を狭くする熱遮へい板と、ファンとヒータの間に位置し、円形をした熱遮へい板を設けるという構成を備えている。
【0017】
これにより、ファンは、熱遮へい板でヒータよりの直接の輻射熱を防ぐとともにヒータボックスより反射したヒータよりの間接の輻射熱も防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。
【0018】
またファンとヒータの間に位置し、熱遮へい板でファン側に頂点を有する円錐形とした構成を備えている。
【0019】
これにより、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐとともに熱遮へい板がファン側に頂点を有する円錐形のため空気抵抗が少なくなりファンの風量が低下することを防ぐことができる。
【0020】
またファンとヒータの間に位置する熱遮へい板でルーバー形状を設けるという構成を備えている。
【0021】
これにより、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。また熱遮へい板がルーバー形状のため空気抵抗が少なくなり、ファンの風量が低下することを防ぐことができ、熱遮へい板がルーバー形状のため熱遮へい板を通過した風の向きは一定となり、収納棚の商品に均一に風があたり商品温度分布のバラツキを小さくすることができる。また、熱遮へい板は、ファンとヒータの間に位置し、ヒータボックス内に設けられるという構成を備えている。これにより、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、収納室内後壁に位置し上下方向に開口を設け上下方向に延在する吸込みダクトと、前記吸込みダクトの下部に位置し、前記吸込みダクト下部開口と接続するファンボックスと、前記ファンボックス内に設けられたファンと、前記ファンの前方に位置し、前記ファンボックスと接続するヒータボックスと、前記ヒータボックス内部に設けられたヒータと、前記ファンと前記ヒータの間に前記ヒータの輻射熱を遮断する熱遮へい板とを備え、前記収納室の加温時、前記ファンから吐出される空気は前記ヒータで加温され、加温された空気は前記収納室内部を循環した後、前記吸込みダクトに吸込まれ、低い温度の戻り空気となって前記ファンへ戻ることで、前記ファンは前記熱遮へい板と前記低い温度の戻り空気とで温度上昇を抑えられることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができるという作用を有する。
【0024】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに熱遮へい板は、円形に構成されたことからなり、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができるという作用を有する。
【0025】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に、さらに熱遮へい板は、円形の周囲にヒータ側にふちを有したことからなり、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐとともに熱遮へい板の円形の周囲にヒータ側にふちを設けることによりファンより吐出される風が熱遮へい板の周囲にて乱流を発生させることがなくヒータボックスより吐出される風量の低下を防ぐことができるという作用を有する。
【0026】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明に、さらにファンの周囲に位置しヒータ側に開口部を狭くする熱遮へい板を備えたことからなり、ファンは、熱遮へい板でヒータよりの直接の輻射熱を防ぐとともにヒータボックスより反射したヒータよりの間接の輻射熱も防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができるという作用を有する。
【0027】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明に、さらに熱遮へい板は、ファン側に頂点を有する円錐形としたことからなり、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができ、熱遮へい板がファン側に頂点を有する円錐形のため空気抵抗が少なくなりファンの風量が低下することを防ぐことができるという作用を有する。
【0028】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、さらに熱遮へい板は、ルーバー形状に構成されたことからなり、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。また熱遮へい板がルーバー形状のため空気抵抗が少なくなり、ファンの風量が低下することを防ぐことができ、熱遮へい板がルーバー形状のため熱遮へい板を通過した風の向きは一定となり、収納棚の商品に均一に風があたり商品温度分布のバラツキを小さくすることができるという作用を有する。また請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明に、さらに熱遮へい板は、ファンとヒータの間に位置し、ヒータボックス内に設けられたことからなり、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明による自動販売機の庫内温度制御装置の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0030】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図2は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0031】
図1,図2において、6は、収納室2内の後壁に位置し上部開口6a、下部開口6bを設け上下方向に延在するダクトである。7は、前記ダクト6の下部に位置し、前記ダクト6の下部開口6bと接続するファンボックスである。
【0032】
8は、前記ファンボックス7内に設けられたファンである。9は、前記ファン8の前方に位置するヒータでありヒータボックス10内部に設けられている。
【0033】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図1,図2でその動作を説明する。
【0034】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。
【0035】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、ヒータ9で加温された空気は、収納棚の商品にて温度が下がり、ダクト6より吸い込まれた空気は、ヒータ9で加温された空気より低い温度でファン8にあたるためファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができる。
【0036】
(実施例2)
次に本発明による実施例2の自動販売機の庫内温度制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、従来及び実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0037】
図3は本発明の実施例2による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図4は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0038】
図3,図4において、11は、前記ファン8と前記ヒータ9の間に位置する円形をした熱遮へい板であり前記ヒータボックス10に固定がされている。
【0039】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図3,図4でその動作を説明する。
【0040】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。また前記ヒータ9の輻射熱は、前記熱遮へい板11にて遮断されるので前記ファン8には、前記ヒータ9の輻射熱の影響はない。
【0041】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、熱遮へい板11でヒータ9の輻射熱を防ぐとともに断熱材にてヒータ9の輻射熱による熱遮へい板11の温度上昇を防ぎ熱遮へい板11の輻射熱を小さくしたためファン8は、熱遮へい板11でヒータ9の輻射熱を防ぐためファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができる。
【0042】
(実施例3)
次に本発明による実施例3の自動販売機の庫内温度制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、従来及び実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】
図5は本発明の実施例3による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図6は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0044】
図5,図6において、12は、前記ファン8と前記ヒータ9の間に位置する円形をした熱遮へい板であり円形の周囲に前記ヒータ9側にふち12aを有している。
【0045】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図5,図6でその動作を説明する。
【0046】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。また前記ヒータ9の輻射熱は、前記熱遮へい板12にて遮断されるので前記ファン8には、前記ヒータ9の輻射熱の影響はない。
【0047】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、熱遮へい板12でヒータ9の輻射熱を防ぎファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができる。またファン8より吐出される風が熱遮へい板の周囲にて乱流を発生させることがなくヒータボックス10より吐出される風量の低下を防ぐことができる。
【0048】
(実施例4)
次に本発明による実施例4の自動販売機の庫内温度制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、従来及び実施例1及び実施例3と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0049】
図7は本発明の実施例3による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図8は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0050】
図7,図8において、13は、前記ヒータボックス10内部に設けられ前記ファン8の周囲に位置し前記ヒータ9側に開口部を狭くする熱遮へい板である。
【0051】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図7,図8でその動作を説明する。
【0052】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。また前記ヒータ9の輻射熱は、前記熱遮へい板12にて遮断されるので前記ファン8には、前記ヒータ9の輻射熱の影響はない。
【0053】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、熱遮へい板13でヒータ9よりの直接の輻射熱を防ぐとともにヒータボックス10より反射したヒータ9よりの間接の輻射熱も防ぐためファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができる。
【0054】
(実施例5)
次に本発明による実施例5の自動販売機の庫内加温装置について、図面を参照しながら説明する。なお、従来及び実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0055】
図9は本発明の実施例5による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図10は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0056】
図9,図10において、14は、前記ファン8と前記ヒータ9の間に位置する熱遮へい板で前記ファン8側に頂点を有する円錐形を設けている。
【0057】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図9,図10でその動作を説明する。
【0058】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。また前記ヒータ9の輻射熱は、前記熱遮へい板14にて遮断されるので前記ファン8には、前記ヒータ9の輻射熱の影響はない。
【0059】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、熱遮へい板14でヒータ9の輻射熱を防ぐためファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができ、また熱遮へい板14がファン8側に頂点を有する円錐形のため空気抵抗が少なくなりファン8の風量が低下することを防ぐことができる。
【0060】
(実施例6)
次に本発明による実施例6の自動販売機の庫内加温装置について、図面を参照しながら説明する。なお、従来及び実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0061】
図11は本発明の実施例6による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図12は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0062】
図11,図12において、15は、前記ファン8と前記ヒータ9の間に位置する熱遮へい板でありルーバー形状をしている。
【0063】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図11,図12でその動作を説明する。
【0064】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。また前記ヒータ9の輻射熱は、前記熱遮へい板15にて遮断されるので前記ファン8には、前記ヒータ9の輻射熱の影響はない。
【0065】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、熱遮へい板15でヒータ9の輻射熱を防ぐためファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができる。また熱遮へい板15がルーバー形状のため空気抵抗が少なくなり、ファン8の風量が低下することを防ぐことができ、熱遮へい板15がルーバー形状のため熱遮へい板15を通過した風の向きは一定となり、収納棚の商品に均一に風があたり商品温度分布のバラツキを小さくすることができる。
【0066】
(実施例7)
次に本発明による実施例7の自動販売機の庫内加温装置について、図面を参照しながら説明する。なお、従来及び実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0067】
図13は本発明の実施例7による自動販売機の庫内加温装置の縦断面図である。図14は同実施例の自動販売機の庫内加温装置の斜視図である。
【0068】
図13,図14において、16は、前記ファン8と前記ヒータ9の間に位置するV字型に曲がっている熱遮へい板で複数の孔16aを設けている。
【0069】
以上のように構成された自動販売機の庫内加温装置について図13,図14でその動作を説明する。
【0070】
まず、収納室2には、矢印のように収納室2内部を循環する空気の流れがあり、ファン8で送風された空気をヒータ9で加温し、加温された空気が収納棚5に循環することにより商品を加温する。また前記ヒータ9の輻射熱は、前記熱遮へい板16にて遮断されるので前記ファン8には、前記ヒータ9の輻射熱の影響はない。
【0071】
以上の様に本実施例の自動販売機の庫内加温装置は、熱遮へい板16でヒータ9の輻射熱を防ぐためファン8の温度上昇を抑えることができ、ファン8の寿命が短くならない、ファン8の信頼性を向上させることができる。また熱遮へい板16に複数の孔16aが設けられるため空気抵抗が少なくなり、ファン8の風量が低下することを防ぐことができ、熱遮へい板16に複数の穴16aが設けられるためヒータ9にあたる風量分布が均一となるヒータ9の熱交換効率を向上させることができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ヒータで加温された空気が、収納棚の商品にて温度が下がり、ダクトより吸い込まれた空気は、ヒータで加温された空気より低い温度でファンにあたるため、ファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。
【0073】
また、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。
【0074】
また、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐとともに熱遮へい板の円形の周囲にヒータ側にふちを設けることによりファンより吐出される風が熱遮へい板の周囲にて乱流を発生させることがなくヒータボックスより吐出される風量の低下を防ぐことができる。
【0075】
また、ファンは、熱遮へい板でヒータよりの直接の輻射熱を防ぐとともにヒータボックスより反射したヒータよりの間接の輻射熱も防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。
【0076】
また、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができ、また熱遮へい板がファン側に頂点を有する円錐形のため空気抵抗が少なくなりファンの風量が低下することを防ぐことができる。
【0077】
また、ファンは、熱遮へい板でヒータの輻射熱を防ぐためファンの温度上昇を抑えることができ、ファンの寿命が短くならない、ファンの信頼性を向上させることができる。また熱遮へい板がルーバー形状のため空気抵抗が少なくなり、ファンの風量が低下することを防ぐことができ、熱遮へい板がルーバー形状のため熱遮へい板を通過した風の向きは一定となり、収納棚の商品に均一に風があたり商品温度分布のバラツキを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例1の縦断面図
【図2】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例1の斜視図
【図3】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例2の縦断面図
【図4】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例2の斜視図
【図5】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例3の縦断面図
【図6】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例3の斜視図
【図7】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例4の縦断面図
【図8】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例4の斜視図
【図9】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例5の縦断面図
【図10】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例5の斜視図
【図11】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例6の縦断面図
【図12】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例6の斜視図
【図13】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例7の縦断面図
【図14】本発明による自動販売機の庫内加温装置の実施例7の斜視図
【図15】従来の自動販売機の庫内加温装置の縦断面図
【符号の説明】
2 収納室
6 ダクト
6a 上部開口
6b 下部開口
7 ファンボックス
8 ファン
9 ヒータ
10 ヒータボックス
11,12,13,14,15,16 熱遮へい板
12a ふち
16a 穴

Claims (7)

  1. 収納室内後壁に位置し上下方向に開口を設け上下方向に延在する吸込みダクトと、前記吸込みダクトの下部に位置し、前記吸込みダクト下部開口と接続するファンボックスと、前記ファンボックス内に設けられたファンと、前記ファンの前方に位置し、前記ファンボックスと接続するヒータボックスと、前記ヒータボックス内部に設けられたヒータと、前記ファンと前記ヒータの間に前記ヒータの輻射熱を遮断する熱遮へい板とを備え、前記収納室の加温時、前記ファンから吐出される空気は前記ヒータで加温され、加温された空気は前記収納室内部を循環した後、前記吸込みダクトに吸込まれ、低い温度の戻り空気となって前記ファンへ戻ることで、前記ファンは前記熱遮へい板と前記低い温度の戻り空気とで温度上昇を抑えられることを特徴とする自動販売機。
  2. 熱遮へい板は、円形に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 熱遮へい板は、円形の周囲にヒータ側にふちを有したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. ファンの周囲に位置しヒータ側に開口部を狭くする熱遮へい板を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機。
  5. 熱遮へい板は、ファン側に頂点を有する円錐形としたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動販売機。
  6. 熱遮へい板は、ルーバー形状に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  7. 熱遮へい板は、ファンとヒータの間に位置し、ヒータボックス内に設けられたことを特徴とする請求1から6のいずれか一項に記載の自動販売機。
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