JP4119576B2 - Tire vulcanization equipment - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ加硫、金型開閉、金型交換等を行うタイヤ加硫設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の全自動タイヤ加硫プレスでは、タイヤ金型組立体を閉じた状態でタイヤ内方に加熱・加圧媒体を導入して行う加硫反応時間に比べて、未加硫タイヤの搬入、整形、ならびに加硫済タイヤの取り出しを行う作業時間が非常に短いことから、タイヤ搬出入等のためにタイヤ金型組立体を開閉するタイヤ金型開閉装置やタイヤ搬出入装置の稼働率が悪いという不具合を有していた。
そこで本出願人は、特開平7−80846号公報に示すタイヤ加硫設備を既に提案した。
【0003】
このタイヤ加硫設備は、図13及び図14に示す如く、加硫ステーション501a,501bと、金型開閉ステーション502a,502bと、タイヤ金型運搬台車503a,503bと、タイヤ金型運搬台車用レール504と、金型台505a,505b・・と、アンローダ507aと、ローダ508aと、加硫済タイヤ搬送用コンベア509aと、未加硫タイヤ用ラック510aと、金型交換ステーション(被加硫タイヤの仕様変更に伴うタイヤ金型組立体Ma内のトレッド金型、サイドウォール金型等の交換や消耗品であるブラダの交換などを行う)511とにより構成されている。
【0004】
このようなタイヤ加硫設備では、加硫中の複数のタイヤ金型組立体Mcを配列した加硫ステーション501a(または501b)から加硫の終了したタイヤ金型Mcをタイヤ金型運搬台車503a(または503b)で受け取って、金型開閉ステーション502a(または502b)へ搬送する。
同金型開閉ステーション502aに搬送したタイヤ金型組立体Mcをタイヤ金型開閉装置506a(または506b)に結合させた後、タイヤ金型開閉装置506aによって開き、同タイヤ金型開閉装置506aに付属されているアンローダ507aにより加硫済タイヤを搬出し、当該タイヤ金型開閉装置に付属されているローダ508aにより未加硫タイヤを搬入し、タイヤ金型閉工程中に同タイヤの整形を行い、タイヤ金型組立体Mcを閉じた後、タイヤ内方に加熱・加圧媒体を導入し、封入してタイヤ加硫工程に入る。
次いで、加硫を開始したタイヤ金型組立体Mcとタイヤ金型開閉装置506aとの結合を解き、再度、上記タイヤ金型運搬台車503aに載せて搬送し、加硫ステーション501a,501b・・へ戻す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のタイヤ加硫設備では、金型開閉ステーションでの作用時間を短くすべく、それぞれの加硫ステーションにブラダ内の加熱・加圧媒体を排出するための排出装置(制御弁及び配管類)が配設されているので、経済性の点で好ましくない。特に、加硫時間がすべて同じのタイヤを量産するための設備として、加硫制御用の制御弁及び配管類を個別に配設するこの方式が適用されると、経済的に不利である。
また、従来のタイヤ加硫設備は、これを加硫時間が例えば8〜12分と短い乗用車用タイヤ等の小型タイヤの生産設備として適用しようとする場合、次のことが必要となる。すなわち、金型運搬装置が加硫ステーションでタイヤ金型を受け取り、金型開閉ステーションでの作業を終えて、再び、閉じられたタイヤ金型組立体を運搬して加硫ステーションへ戻すまでの時間をできるだけ短くする必要がある。その理由は、金型運搬装置が金型組立体を運搬する際に、往復とも同じ運搬装置を使用するために次の金型を運搬するまでの時間間隔が長くなってしまい、タイヤ加硫設備を構成するタイヤ金型数を多くすることができない上に、経済性も低下するという欠点があるからである。
【0006】
なお、本出願人は、上記欠点を解消するタイヤ加硫設備を提案しているが(特願平10−43174号)、このタイヤ加硫設備では、システム内で使用中であった金型組立体を生産の都合などで他の新しい金型組立体に取り替えようとするとき、予め別の場所で準備された金型組立体をフォークリフトなどの運搬装置を使用して積み替える必要がある。すなわち、金型組立体のシステム外への荷降ろし作業(T1)、新しい金型組立体の積み込み作業(T2)を行った後、予熱ステーションで予熱(T3)して金型交換に備えている。したがって、許容される金型交換の頻度(金型交換の時間間隔)は、おおよそ上記T1〜T3の時間の総計が限界となる。例えば、T1とT2がそれぞれ15分、T3が2時間半とすると、おおよそ3時間置きにしか金型交換を行うことができないことになる。
【0007】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、予め複数組のタイヤ金型組立体を準備することによって、頻繁な金型交換、すなわち生産するタイヤの種類変更を頻繁に行うことが可能な多種少量生産に適したタイヤ加硫設備を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明においては、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、同金型交換ステーション側に配設され、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端部に位置し、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する端部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記金型開閉ステーション、前記金型交換ステーション及び前記端部格納ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えている。
【0009】
また、本発明は、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの上部に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する金型収納棚が設けられた上部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記上部格納ステーション、前記金型開閉ステーション及び前記金型交換ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えている。
【0010】
さらに、本発明は、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの上部に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する金型収納棚が設けられた上部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、同金型交換ステーション側に配設され、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端部に位置し、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する端部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記上部格納ステーション、前記金型開閉ステーション、前記金型交換ステーション及び前記端部格納ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫設備の平面図、図2はその側面図、図3はその正面図である。
第1実施形態に係るタイヤ加硫設備は、図1に示す如く、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体M(M11〜M33)を収容してタイヤを加硫する複数列のタイヤ加硫ステーションC11〜C33と、タイヤ加硫ステーションC11〜C33の一方の列端側に配設され、タイヤ金型組立体Mを受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤTの取り出し及び未加硫タイヤGTの挿入を行う金型開閉ステーションOP1と、タイヤ加硫ステーションC11〜C33の他方の列端側に配設され、タイヤ金型組立体Mの交換を行う金型交換ステーションMC1と、金型交換ステーションMC1側に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体PMを格納する端部格納ステーションKT1と、タイヤ加硫ステーションC11〜C33、金型開閉ステーションOP1、金型交換ステーションMC1及び端部格納ステーションKT1の間に配設され、タイヤ金型組立体M,PMを運搬する第1タイヤ金型運搬装置T1及び第2タイヤ金型運搬装置T2とをそれぞれ備えている。
また、金型開閉ステーションOP1の金型搬入側に配設され、タイヤ加硫ステーションC11〜C33から運ばれてきたタイヤ金型組立体Mのブラダ組立体内部の加熱・加圧媒体を排出する排出ステーションOP2と、金型開閉ステーションOP1の金型搬出側に配設され、タイヤ金型組立体Mの加熱室及びブラダ組立体内部に加熱・加圧媒体を供給する供給ステーションOP3とを設けている。
【0012】
第一列の加硫ステーションC11,C12,C13は、その中心が一直線になるよう並べられ、これに平行に第二列の加硫ステーションC21,C22、更に第三列の加硫ステーションC31,C32,C33が並べられている。図1に示す本実施形態では、合計8ヵ所の加硫ステーションとなっているが、C14,C23,C34と追加したりして加硫ステーションの数を増やしても良い。
これら加硫ステーションC11〜C33は、架台Co上に設けられた複数組の走行案内ローラCfをそれぞれ備えており、同走行案内ローラCfによってタイヤ金型組立体M11〜M33がそれぞれの移動方向(例えば、加硫ステーションC11からC21方向、またC21からC31方向)に移動できるように配設されている。
なお、タイヤ金型組立体は運転中に移動するので、図1においてどの金型組立体がM11なのかを特定して示すことができない。したがって、図1の加硫ステーションC11の位置で金型組立体Mとして代表的表示する。
【0013】
また、それぞれの加硫ステーションC11〜C33の架台上には、移動してきた金型組立体Mの位置決め装置(図示省略)が設けられており、同位置決め装置によってタイヤ金型組立体Mを所定の位置に固定したり、あるいはその固定を解除するようになっている。
【0014】
上記加硫ステーションC11〜C33の一方の列端側には、金型開閉装置OPが設備されている。
この金型開閉装置OPは、図1及び図2に示す如く、架台OPjに立設されたフレームOPa、同フレームOPaの側部近辺に昇降自在に且つ、金型開閉装置OPの中心位置(金型開閉ステーション)OPlと待機位置との間を往復揺動可能とされた公知な未加硫タイヤGT搬入用のローダOPg、同ローダOPgと同様の、但しローダOPgと反対側の位置に配設された公知な加硫済タイヤT搬出用のアンローダOPh、前記フレームOPaのローダOPg及びアンローダOPhを取付けた側と別の側面に設けられた昇降案内レールOPe、同昇降案内レールOPe上を滑走するガイドブラケットOPd、同ガイドブラケットOPdに固定された上部可動板OPc、同上部可動板OPcの中心部に設けられた公知な割金型開閉操作装置OPi(図示省略)、一端が前記フレームOPaに固定され、かつ他端が前記上部可動板OPcに固定された複数組の昇降用シリンダOPbによって構成されている。
【0015】
上記上部可動板OPcには、同上部可動板OPcとタイヤ金型組立体Mの上部板との連結・解除を行う金型連結装置OPk(図示省略)が設けられている。
そして、前記架台OPjの上面には、前記加硫ステーションC11〜C33と同様の案内ローラOPf及び移動してきたタイヤ金型組立体Mの位置決め装置(図示省略)が設けられている。
また、架台OPjの中央部分、すなわち金型開閉ステーションOPlには、タイヤ金型組立体Mの中に組み込まれたブラダ組立体(図示省略)の操作装置(図示省略)及び同ブラダ組立体へ真空圧や予備整形(シェービング)媒体を供給する内圧配管連結装置(図示省略)が配設されている。
【0016】
上記架台OPjの金型開閉ステーションOPlと第2タイヤ金型運搬台車T2の停止位置T20との中間位置には、移動してきたタイヤ金型組立体Mのブラダ組立体内部の加熱・加圧媒体を排出するための内圧配管連結装置(図示省略)を有する加熱・加圧媒体排出ステーションOP2が配設されている。
また、上記架台OPjの金型開閉ステーションOPlと第1タイヤ金型運搬装置T1の停止位置T10との中間位置には、金型開閉ステーションOP1から送り出されたタイヤ金型組立体Mのブラダ組立体内部に加熱・加圧媒体を供給するための内圧配管連結装置(図示省略)と、タイヤ金型組立体Mの外部加熱室に加熱媒体を供給するための外圧配管連結装置(図示省略)を有する加熱・加圧媒体供給ステーションOP3とが配設されている。
これらの内圧配管連結装置及び外圧配管連結装置については、本出願人による特開平7−80846号公報に開示されている。
【0017】
上記加硫ステーションC11〜C33の他方の列端側(前記金型開閉装置OPの反対側)には、金型交換装置MCが設備されている。
この金型交換装置MCは、前記金型開閉装置OPと同じような構造であるが、未加硫タイヤの搬入用ローダOPg、加硫済タイヤの搬出用アンローダOPh及び割金型開閉操作装置OPiが設けられていない点だけが前記金型開閉装置OPと異なっている。すなわち、金型交換装置MCは、図1及び図3に示す如く、フレームMCa、昇降シリンダMCb、上部可動板MCc、ガイドブラケットMCd、昇降案内レールMCe、走行案内ローラMCf、架台MCj、金型連結装置(図示せず)によって構成されている。
なお、上記金型交換ステーションMClと第1タイヤ金型運搬装置T1の停止位置T14との中間位置には、金型待機ステーションMC2が配設されている。また、金型交換ステーションMClと第2タイヤ金型運搬装置T2の停止位置T24との中間位置には、図示しない金型予熱装置を有する予熱ステーションを配設することも可能である。この場合には、上記架台MCjの上に走行案内ローラMCf、各ステーション位置MC1,MC2での位置決め装置(図示省略)が設けられ、予熱ステーションには外圧配管連結装置(図示省略)が設けられるようになっている。
【0018】
上記端部格納ステーションKT1は、金型交換ステーションMClを間に置いて加硫ステーションC11〜C33の他方の列端側に配設されている。予備タイヤ金型組立体PMは、加硫ステーションC11〜C33に収容されているタイヤ金型組立体Mとは種類の異なる金型組立体であり、第1及び第2タイヤ金型運搬台車T1b,T2bの停止位置T15,T25の前方位置及び第1及び第2タイヤ金型運搬台車T1b,T2bの停止位置T16,T26の前方位置に格納すべく、それぞれ架台Ko上に2列にわたり、合計で4組の例で平面的に配設されている。
また、このような端部格納ステーションKT1では、必要になった時点で直ぐに使用できるように予備タイヤ金型組立体PMを運転状態の温度(例えば、170〜180℃)まで加熱保温したり、あるいは熱効率の観点から、同予備タイヤ金型組立体PMを運転状態よりも低い温度(例えば、100℃の一次予熱)まで加熱しておき、必要になった時点で運転状態の温度の二次予熱まで加熱保温したりするように構成されている。なお、二次予熱は、専用の予熱ステーションで行うようにしても良い。
【0019】
上記タイヤ加硫ステーションC11〜C13、C21〜C22、C31〜33、金型開閉装置OP、金型交換装置MC及び端部格納ステーションKT1の両側には、第1タイヤ金型運搬装置T1及び第2タイヤ金型運搬装置T2が対向して設けられている。
第1タイヤ金型運搬装置T1は、前記加熱・加圧媒体供給ステーションOP3の前方の停止位置T10、前記加硫ステーションC11,C12,C13のそれぞれの前方の停止位置T11,T12,T13、前記金型待機ステーションMC2の前方の停止位置T14及び前記端部格納ステーションKT1のそれぞれの前方の停止位置15,16の間を移動し、必要に応じて停止し得るようになっている。
また、第2タイヤ金型運搬装置T2は、前記加熱・加圧媒体排出ステーションOP2の前方の停止位置T20、前記加硫ステーションC31,C32,C33のそれぞれの前方の停止位置T21,T22,T23、前記金型交換ステーションMC1の前方の停止位置T24及び前記端部格納ステーションKT1のそれぞれの前方の停止位置25,26の間を移動し、必要に応じて停止し得るようになっている。
【0020】
第1タイヤ金型運搬装置T1と第2タイヤ金型運搬装置T2とは同じ構成であるので、第1タイヤ金型運搬装置T1についてのみ説明する。
第1タイヤ金型運搬装置T1には、架台Tlcが加硫ステーションC11,C12,C13、金型交換ステーションMC1及び端部格納ステーションKT1に沿って配設され、同架台Tlc上には複数組の案内ローラTldが設置されており、同案内ローラTld上の運搬台車Tlbは図示しない公知な駆動装置により前記加硫ステーションC11,C12,C13、金型交換ステーションMC1及び端部格納ステーションKT1に沿って移動できるようになっている。
第1タイヤ金型運搬台車Tlbの上面には複数組の案内ローラTlaが設けられている。同案内ローラTlaの上面は、架台OPjの案内ローラOPf、加硫ステーションC11,C12,C13の案内ローラCf、架台MCjの案内ローラMCf及び端部格納ステーションKT1の架台Koと高さレベルが一致するように設定されている。
また、第1タイヤ金型運搬台車Tlbには、加熱・加圧媒体供給ステーションOP3や加硫ステーションC11,C12,C13との間のタイヤ金型組立体Mの移動に使用される金型移動装置(図示省略)が設けられている。この図示省略の金型移動装置は、本出願人による特開平8ー192429号公報を参照されたい。また、タイヤ金型組立体Mの詳細については、本出願人による特開平8ー47928号公報や特開平9ー29746号公報を参照されたい。
【0021】
次に、本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫設備の作用を説明する。
(1) 加硫ステーションC32のタイヤ金型組立体M32内でのタイヤ加硫が終了間近になると、第2タイヤ金型運搬台車T2bが移動して加硫ステーションC32の前方の停止位置T22で停止する。
(2) そして、第2タイヤ金型運搬台車T2bのテーブル上の金型引き取りアームが加硫ステーションC32の方向に伸ばされて、タイヤ金型組立体M32の下部に連結される。
(3) 前記金型引き取りアームが引き込まれ、タイヤ金型組立体M32が加硫ステーションC32の案内ローラCf群上を滑走し、次いで第2タイヤ金型運搬台車T2b上の案内ローラT2a群に乗り移って滑走し、台車のテーブルの所定位置まで来ると停止する。
(4) タイヤ金型組立体M32が停止すると、タイヤ金型組立体M32の下部が第2タイヤ金型運搬台車T2bに固定される一方、第2タイヤ金型運搬台車T2bは金型開閉装置OP側へ移動し、停止位置T20で停止する。
(5) その停止後、第2タイヤ金型運搬台車T2bの金型引き取りアームが排出ステーションOP2の方向に伸ばされ、しかる後、同金型引き取りアームはタイヤ金型組立体M32の下部との連結を解除されて第2タイヤ金型運搬台車T2bの方向に引き込まれる。
その後、第2タイヤ金型運搬台車T2bは、次に加硫が終わる予定の加硫ステーションの前方の停止位置(T21、T22またはT23)へ移動して待機することになる。
一方、排出ステーションOP2の位置に金型組立体M32が停止すると、内圧排出装置が連結され、タイヤ金型組立体M32のブラダ組立体内部の加熱・加圧媒体が排出される。そして、金型開閉装置OPが金型組立体を受け入れ可能となる時期まで待機する。
(6) 金型開閉装置OPでは、タイヤ金型組立体M32より前に持ち込まれたタイヤ金型組立体が、所定の作業を終えて加熱・加圧媒体供給ステーションOP3へ搬出される。
また、金型開閉装置OPの上部可動板OPcは、移動してくるタイヤ金型組立体M32の移動を妨げないように、タイヤ金型組立体M32よりも若干高い位置で待機している。
(7) タイヤ金型組立体M32が金型開閉装置OPの中心位置(金型開閉ステーション)OP1に停止すると、タイヤ金型組立体M32の下部が固定される一方、上部可動板OPcが下降してタイヤ金型組立体M32の上部に連結される。
(8) 次いで、上部可動板OPcが上昇を開始すると共に、上部可動板OPcの中央部の割金型装置OPi(図示省略)が作動して、上金型が開き始める。上部可動板OPcが上昇を続けると、上部金型が完全に開かれると共に、最上限位置に到達する。
下金型上には、加硫済タイヤTが残されており、タイヤ金型組立体の下金型中央部に設けられたブラダ組立体(図示省略)が、金型開閉装置OPの下部中心に設けられたブラダ駆動装置(図示省略)で操作されて、タイヤ内部からブラダBが剥離される。
(9) 適当な時期に、アンローダOPhが進入して下降し、下金型上の加硫済タイヤTの上ビード部を把持し、上昇して加硫済タイヤTを搬出する。そして、搬出されたタイヤは、搬出コンベア(図示省略)等で次の工程へ運ばれる。
(10) また、適当な時期に、ローダOPgが未加硫タイヤGTを把持しながら進入して下降し、下金型上に未加硫タイヤGTを設置し、前記ブラダ駆動装置が作動して、ブラダBが未加硫タイヤGT内へ挿入される。そして適当な時期に、ローダOPgが未加硫タイヤGTの把持を解放し、上昇して退避する。
(11) 次いで上部可動板OPcが下降して、開かれていた上金型が閉鎖位置に移動する。
上金型の閉鎖終了後、上部可動板OPcと上金型との連結が解除され、上部可動板OPcがタイヤ金型組立体M32の通過を許す高さまで上昇する一方、タイヤ金型組立体M32の下部の固定が解除される。
そして、タイヤ金型組立体M32は移動して加熱・加圧媒体供給ステーションOP3に停止し、タイヤ金型組立体M32に内圧供給装置及び外圧供給装置が連結され、加熱・加圧媒体が供給されてタイヤの加硫が開始される。
この加熱・加圧媒体は、金型組立体に設けられている逆止弁で封じ込められた状態とされる。上記作業中に、第1タイヤ金型運搬台車Tlbは停止位置T10で待機している。
(12) 第1タイヤ金型運搬台車Tlbから金型引き取りアームが伸ばされ、タイヤ金型組立体M32の下部に連結される。
次いで、前記アームが引き込まれ、タイヤ金型組立体M32は案内ローラOPf群上を滑走し、更に、第1タイヤ金型運搬台車Tlb上の案内ローラTla群に乗り移って滑走し、所定位置で停止する。
(13) タイヤ金型組立体M32の下部が第1タイヤ金型運搬台車Tlbに固定され、同第1タイヤ金型運搬台車T1bは加硫ステーションに沿って移動し停止する。
その停止する位置は、前記作用説明(1)、(2)及び(3)項で移動していったタイヤ金型組立体M32に並んで配置されている加硫ステーションC12の前方の停止位置T12である。
タイヤ金型組立体M32が第2タイヤ金型運搬台車T2bに引き取られた後、その後の空になった加硫ステーションC32には、隣接する加硫ステーションC22から加硫中のタイヤ金型組立体M22が移されていると共に、加硫ステーションC22には加硫ステーションC12からタイヤ金型組立体M12が移されている。
したがって、第1タイヤ金型運搬台車Tlb側の加硫ステーションC12は空の状態となっており、金型開閉装置OPで所定の作業を終えた金型組立体M32を受け入れることができるようになっている。
(14) 第1タイヤ金型運搬台車T1bが、当該加硫ステーションC12の前方の停止位置T12に停止すると、タイヤ金型組立体M32の固定が解除され、次いで、同第1タイヤ金型運搬台車T1bのアームが伸ばされて、台車上の案内ローラTla群上を滑走し、加硫ステーションC12の案内ローラCf群に乗り移って滑走し、停止する。
(15) 停止後、前記アームは運搬台車方向に引き込まれ、運搬台車は金型開閉装置側の位置T10まで移動して停止し、次のタイヤ金型組立体の受け取りまで待機する。
【0022】
本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫設備において、タイヤを生産するときの作用及び生産の途中でタイヤ金型装置を交換する作用手順は、以下のとおりである。すなわち、タイヤを生産するときは、上記作用説明で示すように、加硫の終了したタイヤ金型組立体Mは加硫ステーションの出口側から第2タイヤ金型運搬台車T2bで金型開閉装置OPまで運ばれ、そこで所定の作業を終えた後、第1タイヤ金型運搬装置T1で加硫ステーションの入り口側に戻されて加硫を継続するようになっている。
【0023】
また、生産の途中で、タイヤ金型組立体Mと端部格納ステーションKT1の予備タイヤ金型組立体PMとを交換する場合は、次の作用手順で行われる。
(1) 最終加硫を終えたタイヤ金型組立体Mは、前記作用説明(1)〜(9)項の手順で加硫済みのタイヤを取り出した後、未加硫タイヤを挿入しないで金型を閉じる。
(2) その後、前記(11)及び(12)項の作用終了後、第1タイヤ金型運搬台車Tlbは加硫ステーションに沿って移動し、システム外へ取り出す時と第二運搬台車側の端部格納ステーションに格納する場合は停止位置14で停止して金型組立体の引渡しを行ない、第一運搬台車側の端部格納ステーションに格納する場合は停止位置15または16で停止する。
そして、第1タイヤ金型運搬台車Tlbは、供給ステーションOP3側の停止位置T10まで移動して停止し、次のタイヤ金型組立体の受け取りまで待機する。
(3) 一方、この間に、第2タイヤ金型運搬台車T2bは加硫ステーションに沿って移動し、端部格納ステーションKT1の前方の停止位置T25又は26で停止する。そして、第2タイヤ金型運搬台車T2bから金型引き取りアームが伸ばされ、運転状態の温度(二次予熱)にある予備タイヤ金型組立体PMの下部に連結される。
(4) 次いで、前記アームが引き込まれ、予備タイヤ金型組立体PMは同第2タイヤ金型運搬台車T2b上の案内ローラT2a群に乗り移って滑走し、所定位置で停止して積み込まれる。
(5) その後、予備タイヤ金型組立体PMの下部が第2タイヤ金型運搬台車T2bに固定され、同第2タイヤ金型運搬台車T2bは金型開閉装置OP側へ移動して停止位置T20で停止し、同金型開閉装置OPにより予備タイヤ金型組立体PMの金型が開かれ、未加硫タイヤGTの供給を受けてタイヤ生産が開始される。
【0024】
なお、生産の途中で、定期点検や金型及びブラダの損傷などにより、タイヤ金型組立体M(予備タイヤ金型組立体PMを含む)のタイヤ金型装置やブラダ等を交換する場合は、次の作用手順で行われる。
(1) 最終加硫を終えたタイヤ金型組立体Mは、前記作用説明(1)〜(9)項の手順で加硫済みタイヤを取り出した後、未加硫タイヤを挿入しないで金型を閉じる。
(2) その後、前記(11)及び(12)項の作用終了後、第1タイヤ金型運搬台車Tlbは加硫ステーションに沿って移動し、金型交換装置MCの前方の停止位置T14で停止する。
(3) 第1タイヤ金型運搬台車Tlbが停止すると、タイヤ金型組立体Mの固定が解除され、次いで、同第1タイヤ金型運搬台車Tlbのアームが伸ばされて台車上の案内ローラT1a群の上を滑走し、金型交換装置MCの案内ローラMCf群に乗り移って滑走し、金型交換装置MCの中心位置(金型交換ステーション)MClで停止する。
(4) タイヤ金型組立体Mの停止後、前記アームはタイヤ金型組立体Mの下部との連結を解除されて台車方向に引っ込められる。次いで、第1タイヤ金型運搬台車T1bは、移動して金型開閉装置OPの前方の停止位置T10で停止し、待機する。
(5) タイヤ金型組立体Mが停止すると、同タイヤ金型組立体Mの下部が固定される。
(6) 金型交換作業に従事する作業者は、従来の加硫機で行う作業と同じようにして、タイヤ金型組立体Mの上部板及び下部板とタイヤ金型装置との連結ボルトを取り外す。
(7) その後、金型交換装置MCの上部板が下降し、タイヤ金型組立体Mの上部板と連結される。そして、この上部板が上昇すると、タイヤ金型装置は下方に残される。
(8) 作業者は、フォークリフト車等を使用して、用済みのタイヤ金型装置を取り出し、予め準備された新しいタイヤ金型装置を積み込んで設置する。
(9) 上部可動板MCcが下降し、金型組立体Mの上部板を新しいタイヤ金型装置の上に設置する。次いで、同上部可動板MCcが上昇した後、作業者は前記(6)項で取り外したボルトを組み付ける。
(10) その後、タイヤ金型組立体Mは、隣接する金型予熱装置(図示せず)の位置へ移動して、停止する。そして停止後、タイヤ金型組立体Mには外圧供給装置が連結され、加熱媒体が供給されタイヤ金型の昇温が開始される。
(11) 所定の温度まで加熱されたタイヤ金型組立体Mは、適当な時期に第2タイヤ金型運搬台車T2bで金型開閉装置OPへ運ばれて金型が開かれ、未加硫タイヤGTの供給を受けてタイヤ生産が開始される。
【0025】
本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫設備では、加硫ステーションC11〜C33の他方の列端側であって、金型開閉ステーションOP1と反対側に端部格納ステーションKT1を追加して配設し、同端部格納ステーションKT1に加硫ステーションC11〜C33のタイヤ金型組立体Mと種類の異なる4組の予備タイヤ金型組立体PMを格納しているため、一定間隔で金型交換するとした場合、おおよそ45分間に一回程度の割合で金型交換を行うことができ、従来に比べて(約3時間)頻繁に金型交換ができる。また、予め準備したタイヤ金型組立体の範囲内であれば、準備後の生産計画の変更に対して柔軟に対応することが可能となるため、例えばこのタイヤ加硫設備が自動車組立工場に隣接しており、ラインの製造仕様に応じてタイヤを生産出荷するような場合、特に有効である。しかも、予備タイヤ金型組立体PMは、端部格納ステーションKT1において、運転状態の温度(二次予熱)まで加熱され、あるいは運転状態の温度よりも低い温度(一次予熱)で加熱され、必要になった時点で運転状態の温度まで加熱保温されるため、金型交換作業をより迅速に行うことができ、タイヤの生産性向上を図ることができる。
【0026】
図4〜図6は本発明の第2実施形態のタイヤ加硫設備を示すもので、図4はその平面図、図5はその側面図、図6はその正面図である。
第2実施形態のタイヤ加硫設備が第1実施形態のタイヤ加硫設備と相違する点は、図4〜図6に示す如く、第1実施形態の端部格納ステーションKT1に2階建て構造の金型収納棚SOが設けられており、同金型収納棚SOにより予備タイヤ金型組立体PMが上下2段にわたって、合計で8組の例で立体的に配設されていることと、第1及び第2タイヤ金型運搬装置T1,T2の運搬台車T1b′,T2b′がパンタグラフ式等により昇降可能な金型載置テーブルを有していることである。
【0027】
第2実施形態のタイヤ加硫設備の作用は、上記第1実施形態のタイヤ加硫設備と同様であるので説明を省略する。しかし、タイヤ金型組立体Mと予備タイヤ金型組立体PMとを交換する場合の作用手順は、第2実施形態と第1実施形態とがやや異なるので、これについて説明する。
(1) 用済みのタイヤ金型組立体Mが前記金型交換説明(1)と(2)項の手順で取り出されると、第2タイヤ金型運搬台車T2b′は加硫ステーションに沿って移動し、端部格納ステーションKT1の前方の停止位置T25又は26で停止する。そして、金型収納棚SOの二階に格納されている予備タイヤ金型組立体PMと交換する場合、第2タイヤ金型運搬台車T2b′の金型載置テーブルが上昇し、金型収納棚SOの二階と同一高さに位置する。
この状態で、同第2タイヤ金型運搬台車T2b′から金型引き取りアームが伸ばされ、運転状態の温度(二次予熱)にある予備タイヤ金型組立体PMの下部に連結される。なお、金型収納棚SOの一階に格納されている予備タイヤ金型組立体PMと交換する場合は、第1実施形態と同一の作用手順で行われる。
(2) 次いで、前記アームが引き込まれ、予備タイヤ金型組立体PMは同第2タイヤ金型運搬台車T2b′上の案内ローラT2a群に乗り移って滑走し、所定位置で停止して積み込まれる。
(3) その後、予備タイヤ金型組立体PMの下部が第2タイヤ金型運搬台車T2b′に固定されると、金型載置テーブルが下降して元の高さ位置に復帰する。次いで、前記金型交換説明(1)項の手順でタイヤ生産が開始される。なお、予備タイヤ金型組立体PMを端部格納ステーションKT1の金型収納棚SOに格納する場合、第1タイヤ金型運搬台車T1b′は、供給ステーションOP3側の停止位置T10で、未加硫タイヤを挿入しないまま予備タイヤ金型組立体PMの金型を閉じ、これを受け取って停止位置T15またはT16まで移動して停止する。その後、第1タイヤ金型運搬台車T1b′の金型載置テーブルを上昇させて、金型収納棚SOに予備タイヤ金型組立体PMを積み込む。その他の作用は上記第1実施形態と同様である。
【0028】
本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫設備では、加硫ステーションC11〜C33の他方の列端側であって、金型開閉ステーションOP1と反対側に端部格納ステーションKT1を追加して配設し、同端部格納ステーションKT1の金型収納棚SOに加硫ステーションC11〜C33のタイヤ金型組立体Mと種類の異なる予備タイヤ金型組立体PMを4組ずつ上下2段に格納しているため、設備面積を増加させることなく、予備のタイヤ金型組立体数を増やし、第1実施形態よりも更にタイヤの種類変更に伴う金型交換を頻繁に行うことができる。
【0029】
図7〜図9は本発明の第3実施形態のタイヤ加硫設備を示すもので、図7はその平面図、図8はその側面図、図9はその正面図である。
第3実施形態のタイヤ加硫設備が第1実施形態のタイヤ加硫設備と相違する点は、図7〜図9に示す如く、第1実施形態の端部格納ステーションKT1が設けられていないことと、加硫ステーションC11〜C13,C31〜C33の上部に配設され、複数組(本実施形態では6組)の予備タイヤ金型組立体PMを格納する金型収納棚SOが設けられた上部格納ステーションKT2を具備していることと、第1及び第2タイヤ金型運搬装置T1,T2の運搬台車T1b′,T2b′が第2実施形態と同様にパンタグラフ式等により昇降可能な金型載置テーブルを有していることである。すなわち、第3実施形態のタイヤ加硫設備においては、金型収納棚SOにより予備タイヤ金型組立体PMとタイヤ金型組立体Mとが上下2段にわたって立体的に配設されている。
なお、第3実施形態のタイヤ加硫設備の作用は上記第1実施形態のタイヤ加硫設備と同様であり、タイヤ金型組立体Mと予備タイヤ金型組立体PMとを交換する場合の作用手順は、第2実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0030】
本発明の第3実施形態に係るタイヤ加硫設備では、加硫ステーションC11〜C13,C31〜C33の上部に上部格納ステーションKT2を配設し、同上部格納ステーションKT2の金型収納棚SOにタイヤ金型組立体Mと種類の異なる6組の予備タイヤ金型組立体PMを格納しているため、設備面積を最小とでき、第1及び第2実施形態よりも更にタイヤの種類変更に伴う金型交換を頻繁に行うことができる。しかも、一階の加硫ステーション部で発生する放熱エネルギを二階部分の上部格納ステーションKT2での予熱エネルギに利用することが可能になるため、予備タイヤ金型組立体PMを運転状態の温度まで容易に加熱でき、コストダウンを図ることができる。
【0031】
図10〜図12は本発明の第4実施形態のタイヤ加硫設備を示すもので、図10はその平面図、図11はその側面図、図12はその正面図である。
第4実施形態のタイヤ加硫設備は、図10〜図12に示す如く、第1実施形態〜第3実施形態を組合わせたものであり、加硫ステーションC11〜C33に関連して第1実施形態の端部格納ステーションKT1、第2実施形態の金型収納棚SO及び第3実施形態の上部格納ステーションKT2が設けられ、第1及び第2実施形態と同様の運搬台車T1b′,T2b′が設けられている。すなわち、第4実施形態のタイヤ加硫設備においては、金型収納棚SOにより合計4組の予備タイヤ金型組立体PMが端部格納ステーションKT1に上下2段にわたって立体的に配設され、加硫ステーションC11〜C13,C31〜C33の上部に合計6組の予備タイヤ金型組立体PMとタイヤ金型組立体Mとが上下2段にわたって立体的に配設されている。
なお、第4実施形態のタイヤ加硫設備の作用は上記第1実施形態のタイヤ加硫設備と同様であり、タイヤ金型組立体Mと予備タイヤ金型組立体PMとを交換する場合の作用手順は、第2実施形態及び第3実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0032】
本発明の第4実施形態に係るタイヤ加硫設備では、第1実施形態の端部格納ステーションKT1を設け、同端部格納ステーションKT1に第2実施形態の金型収納棚SOを設けると共に、金型収納棚SOによって第3実施形態の上部格納ステーションKT2を設けているため、各実施形態を組合わせた相乗的な効果を得ることができる。
【0033】
以上、本発明の実施形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、図1における第1実施形態の加硫ステーションC11〜C23は3列で示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、2列、4列等としても良い。
【0034】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫設備は、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、同金型交換ステーション側に配設され、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端部に位置し、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する端部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記金型開閉ステーション、前記金型交換ステーション及び前記端部格納ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えている。したがって、本発明のタイヤ加硫設備では、各ステーション相互間のタイヤ金型組立体の運搬作業をそれぞれ独立して同時に行える上、端部格納ステーションに格納されている予備タイヤ金型組立体を使用することによってタイヤの種類変更に伴う金型交換を頻繁に行うことが可能となるので、運搬時間及び金型交換作業時間の短縮によって設備全体の生産性を向上させ、多種少量生産に適した加硫設備を提供することができる。
【0035】
また、本発明のタイヤ加硫設備は、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの上部に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する金型収納棚が設けられた上部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記上部格納ステーション、前記金型開閉ステーション及び前記金型交換ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えている。したがって、本発明のタイヤ加硫設備では、上記した発明と同様の効果が得られる上、下方位置のタイヤ加硫ステーション部で発生する放熱エネルギを上方位置の上部格納ステーションでの予熱エネルギに利用可能となることから、予備タイヤ金型組立体を運転状態の温度まで迅速に加熱することができ、更なる生産性の向上及びコストダウンを図ることができる。
【0036】
さらに、本発明のタイヤ加硫設備は、移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの上部に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する金型収納棚が設けられた上部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、同金型交換ステーション側に配設され、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端部に位置し、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する端部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記上部格納ステーション、前記金型開閉ステーション、前記金型交換ステーション及び前記端部格納ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えている。したがって、本発明のタイヤ加硫設備では、上記した2つの発明を組み合わせた効果が得られ、より一層生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫設備を示す平面図である。
【図2】上記第1実施形態のタイヤ加硫設備を示す側面図である。
【図3】上記第1実施形態のタイヤ加硫設備を示す正面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫設備を示す平面図である。
【図5】上記第2実施形態のタイヤ加硫設備を示す側面図である。
【図6】上記第2実施形態のタイヤ加硫設備を示す正面図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るタイヤ加硫設備を示す平面図である。
【図8】上記第3実施形態のタイヤ加硫設備を示す側面図である。
【図9】上記第2実施形態のタイヤ加硫設備を示す正面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係るタイヤ加硫設備を示す平面図である。
【図11】上記第4実施形態のタイヤ加硫設備を示す側面図である。
【図12】上記第4実施形態のタイヤ加硫設備を示す正面図である。
【図13】従来のタイヤ加硫設備を示す平面図である。
【図14】従来のタイヤ加硫設備を示す側面図である。
【符号の説明】
C11〜C33 加硫ステーション
M11〜M33 タイヤ金型組立体
OP 金型開閉装置
OP1 金型開閉ステーション
MC 金型交換装置
MC1 金型交換ステーション
KT1 端部格納ステーション
KT2 上部格納ステーション
PM 予備タイヤ金型組立体
SO 金型収納棚
T1 第1タイヤ金型運搬装置
T10〜T16 第1タイヤ金型運搬台車の停止位置
T2 第2タイヤ金型運搬装置
T20〜T26 第2タイヤ金型運搬台車の停止位置
T 加硫済タイヤ
GT 未加硫タイヤ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tire vulcanization facility for performing tire vulcanization, mold opening / closing, mold replacement, and the like.
[0002]
[Prior art]
In conventional full-automatic tire vulcanization presses, uncured tires are brought in and shaped compared to the vulcanization reaction time that is achieved by introducing a heating / pressurizing medium inside the tire with the tire mold assembly closed. Also, because the working time for taking out the vulcanized tire is very short, the operation rate of the tire mold opening / closing device and the tire carrying in / out device for opening and closing the tire mold assembly for carrying in / out the tire etc. is said to be poor Had a bug.
Therefore, the present applicant has already proposed a tire vulcanizing facility disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-80846.
[0003]
As shown in FIGS. 13 and 14, the tire vulcanization equipment includes vulcanization stations 501a and 501b, mold opening / closing stations 502a and 502b, tire mold transportation carriages 503a and 503b, and tire mold transportation carriage rails. 504, mold bases 505a, 505b,..., Unloader 507a, loader 508a, vulcanized tire transfer conveyor 509a, unvulcanized tire rack 510a, mold change station (for vulcanized tires). 511 for exchanging the tread mold and the sidewall mold in the tire mold assembly Ma and changing the bladder as a consumable).
[0004]
In such a tire vulcanization facility, a tire mold Mc which has been vulcanized from a vulcanization station 501a (or 501b) in which a plurality of tire mold assemblies Mc being vulcanized are arranged is connected to a tire mold transport carriage 503a ( Or 503b) and conveyed to the mold opening / closing station 502a (or 502b).
After the tire mold assembly Mc conveyed to the mold opening / closing station 502a is coupled to the tire mold opening / closing device 506a (or 506b), it is opened by the tire mold opening / closing device 506a and attached to the tire mold opening / closing device 506a. Unloaded 507a is used to carry out vulcanized tires, loader 508a attached to the tire mold opening and closing device is used to load unvulcanized tires, and the tires are shaped during the tire mold closing process. After the tire mold assembly Mc is closed, a heating / pressurizing medium is introduced into the inside of the tire and sealed to enter a tire vulcanization process.
Next, the tire mold assembly Mc that has started vulcanization and the tire mold opening / closing device 506a are uncoupled and transported again on the tire mold transport carriage 503a to the vulcanization stations 501a, 501b,. return.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional tire vulcanization equipment described above, in order to shorten the operation time at the mold opening / closing station, a discharge device (a control valve and a discharge valve) for discharging the heating / pressurizing medium in the bladder to each vulcanization station. Since piping) is provided, it is not preferable in terms of economy. In particular, it is economically disadvantageous to apply this method in which control valves and piping for vulcanization control are individually arranged as equipment for mass-producing tires having the same vulcanization time.
In addition, when the conventional tire vulcanization equipment is to be applied as a production equipment for small tires such as passenger car tires having a vulcanization time as short as 8 to 12 minutes, the following is required. That is, the time from when the mold transportation device receives the tire mold at the vulcanization station, finishes the work at the mold opening / closing station, and transports the closed tire mold assembly back to the vulcanization station. Need to be as short as possible. The reason for this is that when the mold transporter transports the mold assembly, the time interval until the next mold is transported becomes longer because the same transporter is used for both reciprocations, and the tire vulcanization equipment This is because the number of tire molds constituting the tire cannot be increased and the economy is also lowered.
[0006]
The present applicant has proposed a tire vulcanization facility that eliminates the above-mentioned drawbacks (Japanese Patent Application No. 10-43174). In this tire vulcanization facility, a mold assembly that was in use in the system was used. When a three-dimensional object is to be replaced with another new mold assembly for production reasons or the like, it is necessary to reload the mold assembly prepared in another place in advance using a transport device such as a forklift. That is, after unloading the mold assembly to the outside of the system (T1) and loading a new mold assembly (T2), preheating (T3) is performed at the preheating station to prepare for mold replacement. . Accordingly, the allowable frequency of mold exchange (time interval for mold exchange) is limited to the total of the times T1 to T3. For example, if T1 and T2 are each 15 minutes and T3 is two and a half hours, the mold can be changed only approximately every three hours.
[0007]
The present invention has been made in view of such a situation, and an object of the present invention is to prepare a plurality of tire mold assemblies in advance, thereby frequently changing molds, that is, changing types of tires to be produced. It is an object of the present invention to provide a tire vulcanization facility suitable for various kinds of small-quantity production that can be performed in a short time.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems of the prior art, the present invention accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire. The tire mold assembly is arranged in a plurality of rows arranged in a straight line so that the tire mold assembly can move between adjacent rows. A tire vulcanization station and one row end side of the tire vulcanization station, which receives the tire mold assembly, opens and closes the tire mold, takes out the vulcanized tire and removes the vulcanized tire. A mold opening / closing station for insertion, disposed on the other row end side of the tire vulcanization station, disposed on the mold replacement station side for exchanging the tire mold, Located at the other row end of the tire vulcanization station, End storage station for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies, the tire vulcanization station, the mold opening / closing station, the mold changing station, and the end storage station Between these stations along both sides And a first mold conveying device and a second mold conveying device for conveying the tire mold assembly.
[0009]
The present invention also accommodates a plurality of movable tire mold assemblies to vulcanize the tire. The tire mold assembly is arranged in a plurality of rows arranged in a straight line so that the tire mold assembly can move between adjacent rows. A tire vulcanization station; an upper storage station provided at an upper portion of the tire vulcanization station and provided with a mold storage shelf for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies; and one of the tire vulcanization stations. A mold opening / closing station for receiving the tire mold assembly, opening and closing the tire mold, taking out the vulcanized tire and inserting an unvulcanized tire, and the tire vulcanization. A mold exchanging station disposed on the other row end side of the station for exchanging a tire mold, the tire vulcanizing station, the upper storage station, the mold opening / closing station, and the mold exchanging station. Between these stations along both sides And a first mold conveying device and a second mold conveying device for conveying the tire mold assembly.
[0010]
Furthermore, the present invention accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire. The tire mold assembly is arranged in a plurality of rows arranged in a straight line so that the tire mold assembly can move between adjacent rows. A tire vulcanization station; an upper storage station provided at an upper portion of the tire vulcanization station and provided with a mold storage shelf for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies; and one of the tire vulcanization stations. A mold opening / closing station for receiving the tire mold assembly, opening and closing the tire mold, taking out the vulcanized tire and inserting an unvulcanized tire, and the tire vulcanization. Disposed on the other row end side of the station, disposed on the mold exchanging station side, and a mold exchanging station for exchanging the tire mold, Located at the other row end of the tire vulcanization station, End storage station for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies, the tire vulcanization station, the upper storage station, the mold opening / closing station, the mold changing station, and the end storage station Between these stations along both sides And a first mold conveying device and a second mold conveying device for conveying the tire mold assembly.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on illustrated embodiments. Here, FIG. 1 is a plan view of the tire vulcanization facility according to the first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a side view thereof, and FIG. 3 is a front view thereof.
As shown in FIG. 1, the tire vulcanization facility according to the first embodiment includes a plurality of rows of tire vulcanization that accommodates a plurality of movable tire mold assemblies M (M11 to M33) and vulcanizes tires. Stations C11 to C33 and one row end side of the tire vulcanization stations C11 to C33, receive the tire mold assembly M, open and close the tire mold, take out the vulcanized tire T and remove it. A mold opening / closing station OP1 for inserting the sulfur tire GT, a mold exchanging station MC1 for exchanging the tire mold assembly M, disposed on the other row end side of the tire vulcanization stations C11 to C33, An end storage station KT1 disposed on the mold change station MC1 side for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies PM, tire vulcanization stations C11 to C33, a mold opening / closing station A first tire mold transport device T1 and a second tire mold transport device T2 which are disposed between OP1, the mold change station MC1 and the end storage station KT1 and transport the tire mold assemblies M and PM. Each has.
Also, a discharge for discharging the heating / pressurizing medium inside the bladder assembly of the tire mold assembly M, which is disposed on the mold carry-in side of the mold opening / closing station OP1 and is carried from the tire vulcanization stations C11 to C33. A station OP2 and a supply station OP3 that is disposed on the mold carry-out side of the mold opening / closing station OP1 and supplies a heating / pressurizing medium to the inside of the tire mold assembly M and the bladder assembly are provided. .
[0012]
The first row vulcanization stations C11, C12, C13 are arranged so that the centers thereof are aligned, and in parallel therewith, the second row vulcanization stations C21, C22, and further the third row vulcanization stations C31, C32. , C33 are arranged. In the present embodiment shown in FIG. 1, there are a total of eight vulcanization stations, but the number of vulcanization stations may be increased by adding C14, C23, and C34.
Each of these vulcanization stations C11 to C33 includes a plurality of sets of traveling guide rollers Cf provided on a gantry Co, and the tire mold assemblies M11 to M33 are moved in the respective moving directions (for example, by the traveling guide rollers Cf). The vulcanization station C11 is arranged so as to be movable in the C21 direction and the C21 to C31 direction.
Since the tire mold assembly moves during operation, it is impossible to identify and indicate which mold assembly is M11 in FIG. Therefore, the mold assembly M is representatively displayed at the position of the vulcanization station C11 in FIG.
[0013]
In addition, a positioning device (not shown) for the moved mold assembly M is provided on the bases of the respective vulcanization stations C11 to C33, and the tire mold assembly M is attached to a predetermined mold by the positioning device. The position is fixed, or the fixing is released.
[0014]
A mold opening / closing device OP is installed on one row end side of the vulcanization stations C11 to C33.
As shown in FIGS. 1 and 2, the mold opening / closing device OP is configured such that a frame OPa erected on the base OPj, and can be moved up and down in the vicinity of the side of the frame OPa, and the center position of the mold opening / closing device OP (metal mold). Mold opening / closing station) A loader OPg for carrying in a known unvulcanized tire GT which can swing back and forth between OPl and a standby position, and is disposed at a position opposite to the loader OPg, similar to the loader OPg. The known unvulcanized tire T for unloading the vulcanized tire T, the lifting guide rail OPe provided on a side surface different from the side on which the loader OPg and the unloader OPh of the frame OPa are attached, and sliding on the lifting guide rail OPe. Guide bracket OPd, upper movable plate OPc fixed to the guide bracket OPd, known split mold opening / closing operation device OP provided at the center of the upper movable plate OPc (Not shown), one end fixed to said frame OPa, and the other end is constituted by the upper movable plate OPc plurality of sets of lifting cylinders OPb fixed to.
[0015]
The upper movable plate OPc is provided with a mold connecting device OPk (not shown) for connecting and releasing the upper movable plate OPc and the upper plate of the tire mold assembly M.
The upper surface of the gantry OPj is provided with a guide roller OPf similar to the vulcanization stations C11 to C33 and a positioning device (not shown) for the tire mold assembly M that has moved.
In addition, an operation device (not shown) of a bladder assembly (not shown) incorporated in the tire mold assembly M and a vacuum to the bladder assembly are provided in the central portion of the mount OPj, that is, the mold opening / closing station OPl. An internal pressure pipe connection device (not shown) for supplying pressure and a pre-shaping medium is provided.
[0016]
The heating / pressurizing medium inside the bladder assembly of the tire mold assembly M that has moved is placed at an intermediate position between the mold opening / closing station OPl of the gantry OPj and the stop position T20 of the second tire mold transport carriage T2. A heating / pressure medium discharge station OP2 having an internal pressure pipe connecting device (not shown) for discharging is disposed.
Further, a bladder assembly of the tire mold assembly M sent from the mold opening / closing station OP1 is positioned at an intermediate position between the mold opening / closing station OPl of the gantry OPj and the stop position T10 of the first tire mold transporting device T1. An internal pressure pipe coupling device (not shown) for supplying a heating / pressurizing medium to the inside and an external pressure pipe coupling device (not shown) for supplying a heating medium to the external heating chamber of the tire mold assembly M are provided. A heating / pressurizing medium supply station OP3 is provided.
These internal pressure pipe connection devices and external pressure pipe connection devices are disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-80846 by the present applicant.
[0017]
A mold exchanging device MC is installed on the other row end side (opposite side of the mold opening / closing device OP) of the vulcanization stations C11 to C33.
The mold exchanging device MC has the same structure as the mold opening / closing device OP, but the loader OPg for loading uncured tires, the unloader OPh for unloading vulcanized tires, and the mold opening / closing operation device OPi. The only difference from the mold opening / closing device OP is that no is provided. That is, as shown in FIGS. 1 and 3, the mold exchanging device MC includes a frame MCa, an elevating cylinder MCb, an upper movable plate MCc, a guide bracket MCd, an elevating guide rail MCe, a travel guide roller MCf, a base MCj, and a mold connection. It is comprised by the apparatus (not shown).
A mold standby station MC2 is disposed at an intermediate position between the mold replacement station MCl and the stop position T14 of the first tire mold transport device T1. Further, a preheating station having a mold preheating device (not shown) can be disposed at an intermediate position between the mold exchanging station MCl and the stop position T24 of the second tire mold conveying device T2. In this case, a traveling guide roller MCf and positioning devices (not shown) at the station positions MC1 and MC2 are provided on the frame MCj, and an external pressure pipe connecting device (not shown) is provided at the preheating station. It has become.
[0018]
The end storage station KT1 is disposed on the other row end side of the vulcanization stations C11 to C33 with the mold exchange station MC1 interposed therebetween. The spare tire mold assembly PM is a mold assembly of a different type from the tire mold assembly M housed in the vulcanization stations C11 to C33, and the first and second tire mold transport carts T1b, In order to be stored at the front positions of the stop positions T15 and T25 of T2b and the front positions of the stop positions T16 and T26 of the first and second tire mold transport carts T1b and T2b, respectively, two columns on the mount Ko, totaling four. In the example of the set, they are arranged in a plane.
Further, in such an end storage station KT1, the spare tire mold assembly PM is heated and kept at a temperature of an operating state (for example, 170 to 180 ° C.) so that it can be used immediately when necessary. From the viewpoint of thermal efficiency, the spare tire mold assembly PM is heated to a temperature lower than the operating state (for example, 100 ° C. primary preheating), and when necessary, until the secondary preheating of the operating state temperature is performed. It is configured to heat and keep warm. The secondary preheating may be performed at a dedicated preheating station.
[0019]
On both sides of the tire vulcanizing stations C11 to C13, C21 to C22, C31 to 33, the mold opening / closing device OP, the mold exchanging device MC and the end storage station KT1, the first tire mold conveying device T1 and the second A tire mold transport device T2 is provided facing the tire mold transport device T2.
The first tire mold transport device T1 includes a stop position T10 in front of the heating / pressurizing medium supply station OP3, stop positions T11, T12, T13 in front of the vulcanization stations C11, C12, C13, and the mold. It moves between the stop position T14 in front of the mold standby station MC2 and the stop positions 15 and 16 in front of the end storage station KT1, and can be stopped as necessary.
Further, the second tire mold conveying device T2 includes a stop position T20 in front of the heating / pressurizing medium discharge station OP2, stop positions T21, T22, T23 in front of the vulcanization stations C31, C32, and C33, It moves between a stop position T24 in front of the mold exchanging station MC1 and stop positions 25 and 26 in front of the end storage station KT1, and can be stopped if necessary.
[0020]
Since the first tire mold transport device T1 and the second tire mold transport device T2 have the same configuration, only the first tire mold transport device T1 will be described.
In the first tire mold transportation device T1, the gantry Tlc is disposed along the vulcanization stations C11, C12, C13, the mold exchanging station MC1, and the end storage station KT1, and a plurality of sets are provided on the gantry Tlc. A guide roller Tld is installed, and a carriage Tlb on the guide roller Tld is moved along the vulcanization stations C11, C12, C13, the mold changing station MC1 and the end storage station KT1 by a known driving device (not shown). It can be moved.
A plurality of sets of guide rollers Tla are provided on the upper surface of the first tire mold carrier cart Tlb. The upper surface of the guide roller Tla coincides with the guide roller OPf of the gantry OPj, the guide roller Cf of the vulcanization stations C11, C12, and C13, the guide roller MCf of the gantry MCj, and the gantry Ko of the end storage station KT1. Is set to
Further, the first tire mold carrier cart Tlb includes a mold moving device used for moving the tire mold assembly M between the heating / pressurizing medium supply station OP3 and the vulcanization stations C11, C12, C13. (Not shown) is provided. Refer to Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 8-192429 by the applicant of the present invention for a mold moving device not shown. For details of the tire mold assembly M, refer to JP-A-8-47928 and JP-A-9-29746 by the present applicant.
[0021]
Next, the operation of the tire vulcanization facility according to the first embodiment of the present invention will be described.
(1) When tire vulcanization in the tire mold assembly M32 of the vulcanization station C32 is nearing completion, the second tire mold transport carriage T2b moves and stops at a stop position T22 in front of the vulcanization station C32. To do.
(2) The mold take-up arm on the table of the second tire mold transport carriage T2b is extended in the direction of the vulcanization station C32 and connected to the lower part of the tire mold assembly M32.
(3) The mold take-up arm is retracted, the tire mold assembly M32 slides on the guide roller Cf group of the vulcanizing station C32, and then transfers to the guide roller T2a group on the second tire mold transport carriage T2b. And then stop when it reaches a predetermined position on the table of the carriage.
(4) When the tire mold assembly M32 is stopped, the lower portion of the tire mold assembly M32 is fixed to the second tire mold transport cart T2b, while the second tire mold transport cart T2b is a mold opening / closing device OP. Move to the side and stop at the stop position T20.
(5) After the stop, the mold take-up arm of the second tire mold carrier cart T2b is extended in the direction of the discharge station OP2, and then the mold take-up arm is connected to the lower part of the tire mold assembly M32. Is released and pulled in the direction of the second tire mold carrier cart T2b.
Thereafter, the second tire mold carrier cart T2b moves to a stop position (T21, T22 or T23) in front of the vulcanization station where vulcanization is scheduled to end next and waits.
On the other hand, when the mold assembly M32 stops at the position of the discharge station OP2, the internal pressure discharge device is connected, and the heating / pressurizing medium inside the bladder assembly of the tire mold assembly M32 is discharged. Then, it waits until the mold opening / closing device OP can accept the mold assembly.
(6) In the mold opening / closing device OP, the tire mold assembly brought in front of the tire mold assembly M32 is transported to the heating / pressurizing medium supply station OP3 after completing a predetermined operation.
Further, the upper movable plate OPc of the mold opening / closing device OP stands by at a position slightly higher than the tire mold assembly M32 so as not to hinder the movement of the moving tire mold assembly M32.
(7) When the tire mold assembly M32 stops at the center position (mold opening / closing station) OP1 of the mold opening / closing device OP, the lower portion of the tire mold assembly M32 is fixed, while the upper movable plate OPc is lowered. And connected to the upper part of the tire mold assembly M32.
(8) Next, the upper movable plate OPc starts to rise, and the split mold device OPi (not shown) at the center of the upper movable plate OPc is actuated to start opening the upper mold. When the upper movable plate OPc continues to rise, the upper mold is completely opened and reaches the upper limit position.
The vulcanized tire T is left on the lower mold, and a bladder assembly (not shown) provided at the center of the lower mold of the tire mold assembly is located at the lower center of the mold opening / closing device OP. The bladder B is peeled from the inside of the tire by being operated by a bladder driving device (not shown) provided in the tire.
(9) At an appropriate time, the unloader OPh enters and descends, grips the upper bead portion of the vulcanized tire T on the lower mold, and moves up to carry out the vulcanized tire T. The unloaded tire is then carried to the next process by an unloading conveyor (not shown).
(10) Further, at an appropriate time, the loader OPg enters and descends while grasping the unvulcanized tire GT, installs the unvulcanized tire GT on the lower mold, and the bladder driving device operates. The bladder B is inserted into the unvulcanized tire GT. At an appropriate time, the loader OPg releases the grip of the unvulcanized tire GT, and moves up and retracts.
(11) Next, the upper movable plate OPc descends and the opened upper mold moves to the closed position.
After the upper mold is closed, the connection between the upper movable plate OPc and the upper mold is released, and the upper movable plate OPc rises to a height that allows the tire mold assembly M32 to pass, while the tire mold assembly M32 The lower part of the lock is released.
Then, the tire mold assembly M32 moves and stops at the heating / pressurizing medium supply station OP3, and the tire mold assembly M32 is connected to the internal pressure supply device and the external pressure supply device, and the heating / pressurization medium is supplied. The tire is then vulcanized.
The heating / pressurizing medium is sealed by a check valve provided in the mold assembly. During the above operation, the first tire mold carrier cart Tlb stands by at the stop position T10.
(12) The mold take-up arm is extended from the first tire mold transport cart Tlb and connected to the lower part of the tire mold assembly M32.
Next, the arm is retracted, and the tire mold assembly M32 slides on the guide roller OPf group, and further slides on the guide roller Tla group on the first tire mold transport cart Tlb, and stops at a predetermined position. To do.
(13) The lower part of the tire mold assembly M32 is fixed to the first tire mold transport cart Tlb, and the first tire mold transport cart T1b moves along the vulcanization station and stops.
The stop position is a stop position T12 in front of the vulcanizing station C12 arranged side by side with the tire mold assembly M32 moved in the above description of operation (1), (2) and (3). It is.
After the tire mold assembly M32 is taken up by the second tire mold transport cart T2b, the tire mold assembly being vulcanized from the adjacent vulcanization station C22 is passed to the empty vulcanization station C32. M22 is moved, and the tire mold assembly M12 is moved from the vulcanization station C12 to the vulcanization station C22.
Therefore, the vulcanization station C12 on the first tire mold carrier cart Tlb side is in an empty state, and can receive the mold assembly M32 that has completed a predetermined operation by the mold opening / closing device OP. ing.
(14) When the first tire mold transport cart T1b stops at the stop position T12 in front of the vulcanization station C12, the fixing of the tire mold assembly M32 is released, and then the first tire mold transport cart The arm of T1b is extended, slides on the guide roller Tla group on the carriage, moves to the guide roller Cf group of the vulcanization station C12, slides, and stops.
(15) After stopping, the arm is pulled in the direction of the carriage, the carriage moves to a position T10 on the mold opening / closing device side, stops, and waits until the next tire mold assembly is received.
[0022]
In the tire vulcanization facility according to the first embodiment of the present invention, the operation when producing a tire and the operation procedure for exchanging the tire mold apparatus during the production are as follows. That is, when the tire is produced, as shown in the above description of the operation, the tire mold assembly M that has been vulcanized is moved from the exit side of the vulcanization station to the mold opening / closing device OP by the second tire mold transport carriage T2b. After the predetermined work is completed, the first tire mold carrier device T1 returns the vulcanization station to the entrance side to continue the vulcanization.
[0023]
Further, when the tire mold assembly M and the spare tire mold assembly PM of the end storage station KT1 are exchanged during the production, the following operation procedure is performed.
(1) After the final vulcanization, the tire mold assembly M is formed by removing the vulcanized tire according to the procedure described in the above-mentioned operational explanations (1) to (9), and then inserting the unvulcanized tire. Close the mold.
(2) After that, after the operation of the above items (11) and (12) is completed, the first tire mold transport cart Tlb moves along the vulcanization station and is taken out of the system and at the end of the second transport cart side. When storing in the part storage station, it stops at the stop position 14 to deliver the die assembly, and when storing in the end storage station on the first transport cart side, it stops at the stop position 15 or 16.
Then, the first tire mold transport cart Tlb moves to the stop position T10 on the supply station OP3 side, stops, and waits until the next tire mold assembly is received.
(3) Meanwhile, during this time, the second tire mold carrier cart T2b moves along the vulcanization station and stops at the stop position T25 or 26 in front of the end storage station KT1. Then, the mold take-up arm is extended from the second tire mold transport carriage T2b, and is connected to the lower part of the spare tire mold assembly PM at the operating temperature (secondary preheating).
(4) Next, the arm is retracted, and the spare tire mold assembly PM slides on the guide roller T2a group on the second tire mold transport carriage T2b, stops at a predetermined position, and is loaded.
(5) Thereafter, the lower portion of the spare tire mold assembly PM is fixed to the second tire mold transport cart T2b, and the second tire mold transport cart T2b moves to the mold opening / closing device OP side to stop position T20. Then, the mold of the spare tire mold assembly PM is opened by the mold opening and closing device OP, and the tire production is started upon receiving the supply of the unvulcanized tire GT.
[0024]
In the middle of production, when exchanging the tire mold apparatus or bladder of the tire mold assembly M (including the spare tire mold assembly PM) due to periodic inspection or damage to the mold and the bladder, The following operation procedure is performed.
(1) After the final vulcanization, the tire mold assembly M is molded without taking out the vulcanized tire after taking out the vulcanized tire in accordance with the procedures of the above-mentioned operational explanations (1) to (9). Close.
(2) After that, after the operation of the above items (11) and (12) is completed, the first tire mold carrier cart Tlb moves along the vulcanization station and stops at a stop position T14 in front of the mold changer MC. To do.
(3) When the first tire mold transport cart Tlb is stopped, the tire mold assembly M is released from being fixed, and then the arm of the first tire mold transport cart Tlb is extended to guide the roller T1a on the cart. Glide over the group, move to the guide roller MCf group of the mold changer MC, slide and stop at the center position (die change station) MCl of the mold changer MC.
(4) After the tire mold assembly M is stopped, the arm is disconnected from the lower part of the tire mold assembly M and retracted in the direction of the carriage. Next, the first tire mold carriage T1b moves, stops at a stop position T10 in front of the mold opening / closing device OP, and stands by.
(5) When the tire mold assembly M stops, the lower part of the tire mold assembly M is fixed.
(6) The worker engaged in the mold exchanging work can connect the upper and lower plates of the tire mold assembly M to the tire mold apparatus in the same manner as the work performed by the conventional vulcanizer. Remove.
(7) Thereafter, the upper plate of the mold exchanging device MC is lowered and connected to the upper plate of the tire mold assembly M. When the upper plate is raised, the tire mold apparatus is left below.
(8) The operator uses a forklift truck or the like to take out a used tire mold apparatus, and loads and installs a new tire mold apparatus prepared in advance.
(9) The upper movable plate MCc is lowered, and the upper plate of the mold assembly M is installed on a new tire mold apparatus. Next, after the upper movable plate MCc is raised, the operator assembles the bolt removed in the item (6).
(10) Thereafter, the tire mold assembly M moves to the position of the adjacent mold preheating device (not shown) and stops. After the stop, an external pressure supply device is connected to the tire mold assembly M, the heating medium is supplied, and the temperature rise of the tire mold is started.
(11) The tire mold assembly M heated to a predetermined temperature is transported to the mold opening / closing device OP by the second tire mold transport carriage T2b at an appropriate time, and the mold is opened, and the unvulcanized tire Tire production begins with the supply of GT.
[0025]
In the tire vulcanization facility according to the first embodiment of the present invention, an end storage station KT1 is additionally provided on the other row end side of the vulcanization stations C11 to C33 on the side opposite to the mold opening / closing station OP1. Since four sets of spare tire mold assemblies PM of different types from the tire mold assemblies M of the vulcanization stations C11 to C33 are stored in the same end storage station KT1, the molds are exchanged at regular intervals. In that case, the mold can be changed at a rate of about once every 45 minutes, and the mold can be changed more frequently (about 3 hours) than before. In addition, if it is within the range of the tire mold assembly prepared in advance, it becomes possible to flexibly respond to changes in the production plan after preparation, so for example, this tire vulcanization facility is adjacent to an automobile assembly factory. This is particularly effective when the tires are produced and shipped according to the production specifications of the line. Moreover, the spare tire mold assembly PM is heated up to the temperature of the operating state (secondary preheating) or heated at a temperature lower than the temperature of the operating state (primary preheating) at the end storage station KT1. At this point, the temperature is maintained at the operating temperature, so that the mold replacement operation can be performed more quickly and the tire productivity can be improved.
[0026]
4 to 6 show a tire vulcanizing facility according to a second embodiment of the present invention. FIG. 4 is a plan view thereof, FIG. 5 is a side view thereof, and FIG. 6 is a front view thereof.
The difference between the tire vulcanization facility of the second embodiment and the tire vulcanization facility of the first embodiment is that the end storage station KT1 of the first embodiment has a two-story structure as shown in FIGS. A mold storage shelf SO is provided, and the spare tire mold assembly PM is arranged three-dimensionally in a total of 8 examples in the upper and lower two stages by the mold storage shelf SO; The carriages T1b 'and T2b' of the first and second tire mold carrier devices T1 and T2 have a mold mounting table that can be raised and lowered by a pantograph type or the like.
[0027]
Since the operation of the tire vulcanization facility of the second embodiment is the same as that of the tire vulcanization facility of the first embodiment, description thereof is omitted. However, the operational procedure for exchanging the tire mold assembly M and the spare tire mold assembly PM is slightly different between the second embodiment and the first embodiment, and will be described.
(1) When the used tire mold assembly M is taken out in accordance with the procedures described in the mold replacement instructions (1) and (2), the second tire mold transport cart T2b ′ moves along the vulcanization station. Then, it stops at the stop position T25 or 26 in front of the end storage station KT1. Then, when exchanging with the spare tire mold assembly PM stored on the second floor of the mold storage shelf SO, the mold placement table of the second tire mold transport cart T2b ′ is raised, and the mold storage shelf SO Located at the same height as the second floor.
In this state, the mold take-up arm is extended from the second tire mold transport carriage T2b ′ and is connected to the lower part of the spare tire mold assembly PM at the operating temperature (secondary preheating). In addition, when exchanging with the spare tire mold assembly PM stored on the first floor of the mold storage shelf SO, the same operation procedure as that of the first embodiment is performed.
(2) Next, the arm is retracted, and the spare tire mold assembly PM is transferred to the guide roller T2a group on the second tire mold transport carriage T2b ', slides, stops and is loaded at a predetermined position.
(3) After that, when the lower portion of the spare tire mold assembly PM is fixed to the second tire mold transport carriage T2b ′, the mold mounting table is lowered and returned to the original height position. Subsequently, tire production is started in accordance with the procedure described in the section (1) for exchanging molds. When the spare tire mold assembly PM is stored in the mold storage shelf SO of the end storage station KT1, the first tire mold transport cart T1b ′ is unvulcanized at the stop position T10 on the supply station OP3 side. The spare tire mold assembly PM is closed without inserting the tire, is received, moved to the stop position T15 or T16, and stopped. Thereafter, the mold mounting table of the first tire mold transport cart T1b ′ is raised, and the spare tire mold assembly PM is loaded on the mold storage shelf SO. Other operations are the same as those in the first embodiment.
[0028]
In the tire vulcanization facility according to the second embodiment of the present invention, an end storage station KT1 is additionally provided on the other row end side of the vulcanization stations C11 to C33 on the side opposite to the mold opening / closing station OP1. And four sets of spare tire mold assemblies PM of different types from the tire mold assemblies M of the vulcanization stations C11 to C33 are stored in the upper and lower two stages in the mold storage shelf SO of the same end storage station KT1. Therefore, the number of spare tire mold assemblies can be increased without increasing the equipment area, and the mold replacement accompanying the change of the tire type can be performed more frequently than in the first embodiment.
[0029]
7 to 9 show a tire vulcanizing facility according to a third embodiment of the present invention. FIG. 7 is a plan view thereof, FIG. 8 is a side view thereof, and FIG. 9 is a front view thereof.
The difference between the tire vulcanization facility of the third embodiment and the tire vulcanization facility of the first embodiment is that the end storage station KT1 of the first embodiment is not provided as shown in FIGS. And an upper portion provided with a mold storage shelf SO for storing a plurality of sets (six sets in the present embodiment) of spare tire mold assemblies PM, which are disposed above the vulcanization stations C11 to C13 and C31 to C33. The storage station KT2 is provided, and the carriages T1b 'and T2b' of the first and second tire mold carrier devices T1 and T2 can be moved up and down by a pantograph type or the like as in the second embodiment. Having a table. That is, in the tire vulcanization facility of the third embodiment, the spare tire mold assembly PM and the tire mold assembly M are three-dimensionally arranged in two upper and lower stages by the mold storage shelf SO.
The operation of the tire vulcanization facility of the third embodiment is the same as that of the tire vulcanization facility of the first embodiment, and the operation when the tire mold assembly M and the spare tire mold assembly PM are exchanged. Since the procedure is the same as that of the second embodiment, description thereof is omitted.
[0030]
In the tire vulcanization facility according to the third embodiment of the present invention, the upper storage station KT2 is disposed above the vulcanization stations C11 to C13 and C31 to C33, and the tire is placed on the mold storage shelf SO of the upper storage station KT2. Since six sets of spare tire mold assemblies PM of different types from the mold assembly M are stored, the equipment area can be minimized, and the mold accompanying the change of the tire type is further increased than in the first and second embodiments. Mold exchange can be performed frequently. Moreover, since the heat radiation energy generated in the vulcanization station section on the first floor can be used for the preheating energy in the upper storage station KT2 on the second floor section, the spare tire mold assembly PM can be easily operated to the operating temperature. Can be heated to reduce costs.
[0031]
10 to 12 show a tire vulcanization facility according to a fourth embodiment of the present invention. FIG. 10 is a plan view thereof, FIG. 11 is a side view thereof, and FIG. 12 is a front view thereof.
As shown in FIGS. 10 to 12, the tire vulcanizing facility of the fourth embodiment is a combination of the first to third embodiments, and the first embodiment is related to the vulcanizing stations C <b> 11 to C <b> 33. The end storage station KT1 of the embodiment, the mold storage shelf SO of the second embodiment, and the upper storage station KT2 of the third embodiment are provided, and the transport carts T1b ′ and T2b ′ similar to the first and second embodiments are provided. Is provided. That is, in the tire vulcanization facility of the fourth embodiment, a total of four sets of spare tire mold assemblies PM are arranged three-dimensionally in two stages on the end storage station KT1 by the mold storage shelves SO. A total of six sets of spare tire mold assemblies PM and tire mold assemblies M are arranged three-dimensionally on the upper and lower sides of the sulfur stations C11 to C13 and C31 to C33.
The operation of the tire vulcanization facility of the fourth embodiment is the same as that of the tire vulcanization facility of the first embodiment, and the operation when the tire mold assembly M and the spare tire mold assembly PM are exchanged. The procedure is the same as in the second embodiment and the third embodiment, and a description thereof will be omitted.
[0032]
In the tire vulcanization facility according to the fourth embodiment of the present invention, the end storage station KT1 of the first embodiment is provided, the mold storage shelf SO of the second embodiment is provided in the end storage station KT1, and Since the upper storage station KT2 of the third embodiment is provided by the mold storage shelf SO, a synergistic effect obtained by combining the embodiments can be obtained.
[0033]
While the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and changes can be made based on the technical idea of the present invention. For example, although the vulcanization stations C11 to C23 of the first embodiment in FIG. 1 are shown in three rows, the present invention is not limited to this, and may be two rows, four rows, or the like.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, the tire vulcanization facility according to the present invention accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire. The tire mold assembly is arranged in a plurality of rows arranged in a straight line so that the tire mold assembly can move between adjacent rows. A tire vulcanization station and one row end side of the tire vulcanization station, which receives the tire mold assembly, opens and closes the tire mold, takes out the vulcanized tire and removes the vulcanized tire. A mold opening / closing station for insertion, disposed on the other row end side of the tire vulcanization station, disposed on the mold replacement station side for exchanging the tire mold, Located at the other row end of the tire vulcanization station, End storage station for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies, the tire vulcanization station, the mold opening / closing station, the mold changing station, and the end storage station Between these stations along both sides And a first mold conveying device and a second mold conveying device for conveying the tire mold assembly. Therefore, in the tire vulcanization facility of the present invention, the work of transporting the tire mold assembly between the stations can be carried out independently and simultaneously, and the spare tire mold assembly stored in the end storage station is used. As a result, it is possible to frequently change the mold accompanying the tire type change, so the productivity of the entire facility is improved by shortening the transportation time and the mold change work time, and it is suitable for multi-volume production. Sulfur facilities can be provided.
[0035]
Moreover, the tire vulcanization facility of the present invention accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire. The tire mold assembly is arranged in a plurality of rows arranged in a straight line so that the tire mold assembly can move between adjacent rows. A tire vulcanization station; an upper storage station provided at an upper portion of the tire vulcanization station and provided with a mold storage shelf for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies; and one of the tire vulcanization stations. A mold opening / closing station for receiving the tire mold assembly, opening and closing the tire mold, taking out the vulcanized tire and inserting an unvulcanized tire, and the tire vulcanization. A mold exchanging station disposed on the other row end side of the station for exchanging a tire mold, the tire vulcanizing station, the upper storage station, the mold opening / closing station, and the mold exchanging station. Between these stations along both sides And a first mold conveying device and a second mold conveying device for conveying the tire mold assembly. Therefore, in the tire vulcanization facility of the present invention, the same effect as the above-described invention can be obtained, and the heat radiation energy generated in the tire vulcanization station portion in the lower position can be used for the preheating energy in the upper storage station in the upper position. Therefore, the spare tire mold assembly can be quickly heated to the temperature in the operating state, and further productivity improvement and cost reduction can be achieved.
[0036]
Furthermore, the tire vulcanization facility of the present invention accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire. The tire mold assembly is arranged in a plurality of rows arranged in a straight line so that the tire mold assembly can move between adjacent rows. A tire vulcanization station; an upper storage station provided at an upper portion of the tire vulcanization station and provided with a mold storage shelf for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies; and one of the tire vulcanization stations. A mold opening / closing station for receiving the tire mold assembly, opening and closing the tire mold, taking out the vulcanized tire and inserting an unvulcanized tire, and the tire vulcanization. Disposed on the other row end side of the station, disposed on the mold exchanging station side, and a mold exchanging station for exchanging the tire mold, Located at the other row end of the tire vulcanization station, End storage station for storing a plurality of sets of spare tire mold assemblies, the tire vulcanization station, the upper storage station, the mold opening / closing station, the mold changing station, and the end storage station Between these stations along both sides And a first mold conveying device and a second mold conveying device for conveying the tire mold assembly. Therefore, in the tire vulcanization facility of the present invention, an effect obtained by combining the above-described two inventions can be obtained, and productivity can be further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a tire vulcanization facility according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing the tire vulcanizing equipment of the first embodiment.
FIG. 3 is a front view showing the tire vulcanization facility of the first embodiment.
FIG. 4 is a plan view showing a tire vulcanization facility according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing the tire vulcanization facility of the second embodiment.
FIG. 6 is a front view showing a tire vulcanizing facility according to the second embodiment.
FIG. 7 is a plan view showing a tire vulcanization facility according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a side view showing the tire vulcanizing facility of the third embodiment.
FIG. 9 is a front view showing the tire vulcanizing facility of the second embodiment.
FIG. 10 is a plan view showing a tire vulcanization facility according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a side view showing the tire vulcanizing equipment of the fourth embodiment.
FIG. 12 is a front view showing the tire vulcanizing facility of the fourth embodiment.
FIG. 13 is a plan view showing a conventional tire vulcanization facility.
FIG. 14 is a side view showing a conventional tire vulcanization facility.
[Explanation of symbols]
C11 to C33 Vulcanization station
M11 to M33 Tire mold assembly
OP Mold opening and closing device
OP1 Mold opening / closing station
MC mold changer
MC1 Mold change station
KT1 end storage station
KT2 upper storage station
PM spare tire mold assembly
SO mold storage shelf
T1 first tire mold carrier
T10 to T16 Stop position of the first tire mold carriage
T2 Second tire mold carrier
T20 to T26 Stop position of the second tire mold carriage
T vulcanized tire
GT unvulcanized tire

Claims (7)

移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、同金型交換ステーション側に配設され、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端部に位置し、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する端部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記金型開閉ステーション、前記金型交換ステーション及び前記端部格納ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えたことを特徴とするタイヤ加硫設備。It accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire, and is arranged in a plurality of rows in a straight line, and the tire mold assemblies can move between adjacent rows. A tire vulcanization station configured as described above, and disposed on one row end side of the tire vulcanization station, accepting the tire mold assembly, opening and closing the tire mold, and taking out the vulcanized tire; A mold opening / closing station for inserting unvulcanized tires, a mold exchanging station for exchanging tire molds disposed on the other row end side of the tire vulcanizing station, and the mold exchanging station side It is arranged, located in the other row end of the tire vulcanizing stations, and an end storage station for storing a plurality of sets of pre tire mold assembly, the tire vulcanizing station, the mold opening station It is disposed on both sides along these stations placed between the mold exchange station and the end storage station, a first mold transporting device and the second mold transporting device for transporting the tire mold assembly A tire vulcanization facility comprising: 前記端部格納ステーションに2階建て構造の金型収納棚を設け、同金型収納棚により前記予備タイヤ金型組立体を上下2段に配設したことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫設備。  The mold storage shelf having a two-story structure is provided at the end storage station, and the spare tire mold assembly is arranged in two upper and lower stages by the mold storage shelf. Tire vulcanization equipment. 移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの上部に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する金型収納棚が設けられた上部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記上部格納ステーション、前記金型開閉ステーション及び前記金型交換ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えたことを特徴とするタイヤ加硫設備。It accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire, and is arranged in a plurality of rows in a straight line, and the tire mold assemblies can move between adjacent rows. A tire vulcanization station configured as described above, an upper storage station provided on the upper portion of the tire vulcanization station, and provided with a mold storage shelf for storing a plurality of spare tire mold assemblies, and the tire A mold opening / closing station that is disposed on one row end side of the vulcanization station, receives the tire mold assembly, opens and closes the tire mold, takes out the vulcanized tire, and inserts the unvulcanized tire; A mold exchanging station disposed on the other row end side of the tire vulcanizing station, for exchanging a tire mold, the tire vulcanizing station, the upper storage station, and the mold opening / closing stay. ® down and placed between the mold exchange station is provided on either side along these stations, and a first mold transporting device and the second mold transporting device for transporting the tire mold assembly Tire vulcanization equipment characterized by that. 移動可能な複数組のタイヤ金型組立体を収容してタイヤを加硫するものであって、直線状に並んで複数列に配置され、前記タイヤ金型組立体が隣接する列間を移動できるように構成されたタイヤ加硫ステーションと、同タイヤ加硫ステーションの上部に配設され、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する金型収納棚が設けられた上部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの一方の列端側に配設され、前記タイヤ金型組立体を受入れてタイヤ金型を開閉し、加硫済タイヤの取り出し及び未加硫タイヤの挿入を行う金型開閉ステーションと、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端側に配設され、タイヤ金型の交換を行う金型交換ステーションと、同金型交換ステーション側に配設され、前記タイヤ加硫ステーションの他方の列端部に位置し、複数組の予備タイヤ金型組立体を格納する端部格納ステーションと、前記タイヤ加硫ステーション、前記上部格納ステーション、前記金型開閉ステーション、前記金型交換ステーション及び前記端部格納ステーションを間に置いてこれらステーションに沿って両側に配設され、前記タイヤ金型組立体を運搬する第1金型運搬装置及び第2金型運搬装置とを備えたことを特徴とするタイヤ加硫設備。It accommodates a plurality of movable tire mold assemblies and vulcanizes the tire, and is arranged in a plurality of rows in a straight line, and the tire mold assemblies can move between adjacent rows. A tire vulcanization station configured as described above, an upper storage station provided on the upper portion of the tire vulcanization station, and provided with a mold storage shelf for storing a plurality of spare tire mold assemblies, and the tire A mold opening / closing station that is disposed on one row end side of the vulcanization station, receives the tire mold assembly, opens and closes the tire mold, takes out the vulcanized tire, and inserts the unvulcanized tire; is disposed in the other row end side of the tire vulcanizing stations, and the mold exchange station for exchanging tire mold is disposed in the same mold exchange station side, the other row of the tire vulcanizing stations Located in part, and an end storage station for storing a plurality of sets of pre tire mold assembly, the tire vulcanizing station, the upper storage station, the mold opening and closing stations, storing said mold exchange station and the end portion It is disposed on both sides along these stations placed between the stations, tire characterized by comprising a first mold transporting device and the second mold transporting device for transporting the tire mold assembly pressurized Sulfur equipment. 前記端部格納ステーションに2階建て構造の金型収納棚を設け、同金型収納棚により前記予備タイヤ金型組立体を上下2段に配設したことを特徴とする請求項4に記載のタイヤ加硫設備。  5. The mold storage shelf having a two-story structure is provided at the end storage station, and the spare tire mold assemblies are arranged in two upper and lower stages by the mold storage shelf. Tire vulcanization equipment. 前記端部格納ステーション及び前記上部格納ステーションの金型収納棚内で、前記予備タイヤ金型組立体を運転状態の温度まで加熱保温するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ加硫設備。  6. The apparatus according to claim 1, wherein the spare tire mold assembly is heated and kept up to a temperature in an operating state in the mold storage shelves of the end storage station and the upper storage station. The tire vulcanization equipment according to claim 1. 前記端部格納ステーション及び前記上部格納ステーションの金型収納棚内で、前記予備タイヤ金型組立体を運転状態よりも低い温度まで加熱保温しておき、必要になった時点で前記予備タイヤ金型組立体を運転状態の温度まで加熱するように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤ加硫設備。  In the mold storage shelves of the end storage station and the upper storage station, the spare tire mold assembly is heated and kept at a temperature lower than the operating state, and when necessary, the spare tire mold is used. The tire vulcanizing equipment according to any one of claims 1 to 5, wherein the assembly is configured to be heated to a temperature in an operating state.
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