JP4118600B2 - 遠隔制御システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置制御方法 - Google Patents

遠隔制御システム、ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置制御方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遠隔制御システム、ートウェイ装置、ゲートウェイ装置制御方法関し、特にシンクライアント(Thin Client)端末等を利用したコンピュータの遠隔制御環境における、遠隔制御システム、ートウェイ装置、ゲートウェイ装置制御方法関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ネットワークを経由して、プリンタ等の入出力装置を、遠隔制御により利用することは行われている。この方式の概要が図3に示されている。同図においては、ネットワーク100を介して、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)等のクライアントコンピュータ10と、出力装置としてのプリンタ31とが接続されている。
【0003】
今、PC等のクライアントコンピュータ上の、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと略す)1が保有しているデータ2を、出力装置31に出力する場合を考える。この場合、データ2は、アプリケーション1特有の形式であるため、そのままの形式では出力装置31は理解することはできない。このため、アプリケーション1は、データ2を出力装置31の専用ドライバ5に転送し、ドライバ5は、出力装置3が理解できる形式にデータ2を変換し(以下、これを出力データ4という)、通信ドライバ6を制御して、ネットワーク経由で、出力装置3に出力データ4を転送する。出力データ4を受信した出力装置3は、その出力を行う。例えば、出力装置3がプリンタである場合は、出力データ4を印刷出力する。
【0004】
このように、入出力装置をネットワーク経由で利用する場合には、クライアントコンピュータ側に、出力装置に対応したドライバプログラムがインストールされている必要がある。なお、このような、遠隔制御用のプロトコルの例として、出力装置がプリンタ装置の場合における、LPR(RFC1179)、IPP(RFC2565−2569)を挙げることができる。「LPR」はLine Printer Remoteの略であり、「IPP」はInternet Printing Protocolの略である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、クライアントPCには予め入出力装置のドライバプログラムがインストールされていなければならない。ドライバプログラムは、入出力装置の種別や機能(例えば、出力装置がプリンタの場合には、用紙サイズ、カラー印刷の有無等)や、性能(同解像度等)によってまちまちである。このため、ドライバプログラムは、その出力装置のメーカー毎及び機種毎に異なる。
【0006】
ここで、図4に示されているように、コンピュータの遠隔制御システムを利用する場合を考える。同図においては、ユーザは訪問先オフィス300から、携帯端末等のシンクライアント端末11を利用して、遠隔制御でホームオフィス200内のオフィスPC20を制御し、同PC内のアプリケーションデータを、訪問先オフィス300の出力装置31へ出力することを試みる。なお、前述のようにホームオフィス200内のPC20は、訪問先オフィス300の出力装置31のドライバがインストールされ、その出力装置31のネットワークアドレスを認識している必要がある。
【0007】
この場合、シンクライアント端末11としての携帯端末がリモート印刷要求を送出すると、移動体通信網101、インターネット102を順に介して、ホームオフィス200内のLAN(Local Area Network)に送られる。すると、ホームオフィス200内のLANに接続されているオフィスPC20がリモート印刷要求を受信し、その要求にかかる文書ファイルが送出される。この文書ファイル40は、インターネット102を介して訪問先オフィス300内の出力装置31に送られる。出力装置31がプリンタである場合、印刷処理が行われる。
【0008】
ところで、現在、入出力機器に関してはデファクト標準といえる程市場占有率の高い製品は無く、ユーザが訪問先オフィスに一時立ち寄っただけの場合、訪問先での入出力装置のドライバがオフィス内のPCに既にインストールされているという可能性は極めて低い。したがって、通常、ユーザは遠隔制御により、オフィス内のPCに当該装置のドライバをインストールしなくてはならない。一般に、コンピュータ遠隔制御に用いるシンクライアント端末の操作性は、PCに比較すると劣るので、この作業量は実用上大きな問題となる。
【0009】
入出力装置のドライバの種類は千差万別であるのに対し、PCのOS(operating system)及びその上のアプリケーションプログラムはデファクト標準化が進んでいる。したがって何らかの方法でアプリケーションファイルを、ホームから訪問先まで転送し、該当するドライバおよびアプリケーションが既にインストールされているPCを利用して、当該入出力装置を利用すれば、ほとんどの場合この問題は解決する。
【0010】
しかしながら、このためには利用者は、訪問先PC上でアプリケーションの実行とファイルの転送、入出力装置の利用を行うための権限を有する必要がある。利用者と訪問先オフィスとの関係が、一時的なものである場合には、セキュリティ上の問題が生じる。すなわち、一般にPCのセキュリティ機能は、各アプリケーンョンにユーザ毎の利用権を設定することができる程高度ではない。このため、訪問先オフィス側は、利用者に対して、入出力装置と、ファイル入出力に必要なアプリケーションの利用のみを許可したつもりでも、一旦ユーザに利用権を与えてしまえば、利用者が当該装置の利用以外の不正な行為を行う可能性も考えられる。そして、一旦ユーザに利用権を与えた以上、その不正な行為を防ぐことは難しい。
【0011】
これらの問題に加えて、これら作業を手動で行うことによる利用者負担も大きい。
本発明は上述した従来技術の欠点を解決するためになされたものであり、その目的はセキュリティを確保しつつ、訪問先において所望ファイルの出力を実現できる遠隔制御システム、ートウェイ装置、ゲートウェイ装置制御方法提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による遠隔制御システムは、所定アプリケーションプログラム及び当該アプリケーションプログラムによって作成されたファイルを保存するサーバ装置と
前記ファイルを、所定出力装置によって出力するように指示するクライアント端末と、
前記出力装置に、前記ファイルを出力させるドライバプログラムを記憶する記憶手段を有するホスト装置と、前記クライアント端末からの指示に応答して、前記サーバ装置に保存されているファイルを前記ホスト装置に取得させ、前記ドライバプログラムを起動して前記ファイルを出力するように前記ホスト装置を制御する印刷制御エンジンを備えるゲートウェイ装置と、を含むことを特徴とする。このように構成すれば、訪問先オフィスにおいてクライアント端末から出力指示を行うことにより、ホームオフィスに記憶保存されているファイルを取得し、その訪問先オフィスにおいて印刷出力等をすることができる。
【0013】
本発明の請求項2による遠隔制御システムは、請求項1において、記ファイル、前記サーバ装置に保存されたアプリケーションプログラムを利用して、前記クライアント端末によって作成されたものであることを特徴とする。このような構成であれば、アプリケーションプログラムを利用して作成されたファイルについて、印刷出力等をすることができる。
【0014】
本発明の請求項3による遠隔制御システムは、請求項1又は2において、前記印刷制御エンジンは、前記アプリケーションプログラムに対応するデータ形式で、前記ホスト装置に前記ファイルを取得させることを特徴とする。このような構成であれば、アプリケーションプログラムに対応するデータ形式でファイルを取得し、そのファイルについて印刷出力等をすることができる。
【0015】
本発明の請求項4による遠隔制御システムは、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記クライアント端末は、携帯端末であることを特徴とする。このような構成であれば、携帯端末電話機等の携帯端末を所持していれば、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルを外出先において印刷出力等することができる。
【0016】
本発明の請求項5による遠隔制御システムは、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記ゲートウェイ装置は、前記クライアント端末から前記サーバ装置に保存されている前記アプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を前記サーバ装置に送信し、かつ、前記クライアント端末から前記出力指示が送出されたことに応答して前記ファイルを取得するように前記ホスト装置該出力指示を送信するとを特徴とする。このように構成すれば、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルについて、印刷出力等の指示を、ゲートウェイ装置を介してクライアント端末から行うことができる。
【0017】
本発明の請求項6による遠隔制御システムは、請求項5において、前記ゲートウェイ装置は、前記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証手段を更に含み、前記認証手段による認証後に、前記サーバ装置への前記要求の送信と前記ホスト装置への前記出力指示の送信との少なくとも一方を行うようにしたことを特徴とする。このように構成すれば、ユーザ認証後に、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルについて、遠隔処理によって印刷出力等することができる。
【0021】
本発明の請求項に記載のゲートウェイ装置は、サーバ装置に保存されている所定のアプリケーションプログラムによって作成されたファイルを、所定の出力装置によって出力するようにクライアント端末が指示した場合、前記ファイルを出力させる出力装置のドライバプログラムを記憶する記憶手段を有するホスト装置を制御して、前記サーバ装置に保存されているファイルを前記ホスト装置に取得させ、前記ホスト装置を介して前記出力装置にファイルを出力させる印刷制御エンジンと、を備えることを特徴とする
本発明の請求項8に記載のゲートウェイ装置は、請求項7において、前記サーバ装置に保存されているアプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を前記サーバ装置に送信し、かつ、前記クライアント端末から出力指示が送出されたことに応答して前記ファイルを取得するように前記ホスト装置に該出力指示を送信することを特徴とする。このように構成すれば、クライアント端末とサーバ装置との間の送受信状態と、クライアント端末とサーバ装置との間の送受信状態と、をゲートウェイ装置で切り替えることができる。
【0022】
本発明の請求項によるゲートウェイ装置は、請求項において、前記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証手段を更に含み、前記認証手段による認証後に、前記サーバ装置への前記要求の送信と前記ホスト装置への前記出力指示の送信との少なくとも一方を行うようにしたことを特徴とする。このように構成すれば、ユーザ認証後に、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルについて、遠隔処理によって印刷出力等することができる。
【0023】
本発明の請求項10によるゲートウェイ装置は、請求項7乃至9のいずれか1項において、前記クライアント端末と他の装置とによる遠隔制御を行うためのプロトコル変換を行うプロトコル変換手段を更に含むことを特徴とする。このような構成であれば、クライアント端末と、他のサーバ装置又はホスト装置との間において、周知のシンクライアントシステムを実現することができる。
【0024】
本発明の請求項11によるゲートウェイ装置は、請求項乃至10のいずれか1項において、前記ユーザについての属性情報を記憶保持する手段を更に含み、前記ホスト装置への前記出力指示の送信の際、前記属性情報を通知することを特徴とする。このように構成すれば、訪問先オフィスのホスト装置において容易にユーザ認証を行うことができる。
【0025】
本発明の請求項12によるゲートウェイ装置制御方法は、クライアント端末と送受信を行うゲートウェイ装置を制御するゲートウェイ装置制御方法であって、サーバ装置に保存されている所定のアプリケーションプログラムによって作成されたファイルを、所定の出力装置によって出力するようにクライアント端末が指示した場合、前記ファイルを出力する出力装置のドライバプログラムを記憶する記憶手段を有するホスト装置を制御し、前記サーバ装置に保存されているファイルを前記ホスト装置に取得させるステップと、前記ホスト装置に前記ドライバプログラムを起動させ、前記出力装置によって前記ファイルを出力させるステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項1によるゲートウェイ装置制御方法は、前記サーバ装置に保存されている前記アプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を前記サーバ装置に送信するステップと、前記クライアント端末から前記出力指示が送出されたことに応答して前記ファイルを取得するように前記ホスト装置の前記ファイル取得手段に該出力指示を送信するステップとを含むことを特徴とする。このように構成すれば、クライアント端末とサーバ装置との間の送受信状態と、クライアント端末とサーバ装置との間の送受信状態と、をゲートウェイ装置で切り替えることができる。
【0026】
本発明の請求項1によるゲートウェイ装置制御方法は、請求項1において、前記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証ステップを更に含み、前記認証ステップによる認証後に、前記サーバ装置への前記要求の送信と前記ホスト装置への前記出力指示の送信との少なくとも一方を行うことを特徴とする。このようにすれば、ユーザ認証後に、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルについて、遠隔処理によって印刷出力等することができる。
【0027】
本発明の請求項1によるゲートウェイ装置制御方法は、請求項12乃至14のいずれか1項において、前記クライアント端末と他の装置とによる遠隔制御を行うためのプロトコル変換を行うプロトコル変換ステップを更に含むことを特徴とする。このようにすれば、クライアント端末と、他のサーバ装置又はホスト装置との間において、周知のシンクライアントシステムを実現することができる。
【0028】
本発明の請求項1によるゲートウェイ装置制御方法は、請求項1乃至1のいずれか1項において、記憶保持されている、前記ユーザについての属性情報を、前記ホスト装置への前記出力指示の送信の際、前記属性情報を通知するステップを更に含むことを特徴とする。このようにすれば、訪問先オフィスのホスト装置において容易にユーザ認証を行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
図1には本発明による遠隔制御システムの実施の一形態が示されている。同図において、本システムは、所定アプリケーションプログラムによって作成され遠隔地に保存されているファイルについて、所定出力装置による出力指示をクライアント端末から行い、そのファイルをホスト装置によって取得し、出力装置によって出力するように制御するシステムである。
【0034】
つまり、ホームサーバ上のファイルに対して、任意のLAN内の出力装置を一時的に利用した操作を行う場合において、その出力装置を一時的に利用させるLAN内に、ホスト装置を設置し、インターネット上にはゲートウェイ装置を設置する。シンクライアント端末から出力要求を受理したゲートウェイ装置には、ユーザを認証する機能と、ゲートウェイ装置自らが内部で管理しているユーザの属性に関する情報を検索する機能と設ける。
【0035】
ゲートウェイ装置は、ホスト装置に対して、出力要求を行うと同時に、ユーザ属性に関する情報をも転送し、出力装置の利用可否の交渉を行う機能を有し、その交渉が成立した場合には、ホスト装置に、出力ファイルの位置情報を渡す。ホスト装置は、その位置情報によって示されるファイルをホームサーバから取得する機能と、その出力ファイルを開くアプリケーションプログラムと、利用要求された出力装置を制御するドライバプログラムとを有し、ユーザが要求する出力装置に、そのファイルに対する出力を実行する。
【0036】
以上の構成により、一時利用するユーザ側のコンピュータに、一時利用する出力機器に関するドライバプログラムをインストールする必要が無い。また、一時利用するユーザが許容された動作以外の動作を行うことを容易に禁止できる。
以下、本システムの概要について図1を参照して説明する。
同図を参照すると、本システムは、出力指示を行うためのシンクライアント端末11と、この出力指示をホストPC30に送るためのゲートウェイ400と、ホームオフィス200に設けられファイルを記憶保存しているアプリケーションサーバ20と、訪問先オフィス300に設けられプリンタ等の出力装置によってファイルを印刷するためのホストPC30とを含んで構成されている。ここで、ホームオフィス200はシンクライアント端末11のユーザが所属しているオフィスであり、訪問先オフィス300はシンクライアント端末11のユーザが訪問する先のオフィスである。ホームオフィス200と訪問先オフィス300とは遠隔地に設けられているものとする。
【0037】
以下、同図を用いて、遠隔制御システム各部の動作について説明する。
ステップS1:ユーザは、携帯端末であるシンクライアント端末11を用い、遠隔での出力要求をゲートウェイ400に対して行う。このときのパラメータとして、認証情報、出力ファイルに関する情報、利用したい出力装置31のホストPC30のネットワークアドレスをゲートウェイ400に渡す。
【0038】
ステップS2:ゲートウェイ400はユーザ認証機能を有し、ユーザより送られた認証情報より、当該ユーザの認証を行う。また、ゲートウェイ400はユーザの属性情報(所属組織等)を格納しており、認証と同時に、当該ユーザの属性情報(所属組織等)を取得する。
ステップS3:ゲートウェイ400は指定されたホストPC30に対して、当該ユーザから利用要求が出ている旨の通知を行う。このとき、ステップS1の認証情報は直接渡さずに、ステップS2で取得したユーザの属性情報を加えて通知を行う。
【0039】
ステップS4:ホストPC30は、ステップS3で入手した情報より、当該要求を受理することを決定し、その旨をゲートウェイ400に通知する。
ステップS5:ゲートウェイ400は、出力ファイルに関する情報(ファイルの位置等)を、ホストPCに渡す。
ステップS6:ホストPC30は、ユーザのホームオフィス200のサーバ20から出力ファイルを取得し、アプリケーションファイルの属性から対応アプリケーションを特定し、当該アプリケーションプログラムを起動後、指定された出力操作を行う。
【0040】
以上のように、出力データ形式ではなく、アプリケーションデータ形式でネットワーク上を転送しているため、互換性に関する問題が発生する可能性は少なくなる。また、ユーザ認証はゲートウェイが行い、当該ユーザの身分保障は当該ゲートウェイが、訪問先オフィスのホストPCに対して送付する属性情報により行う。これにより、利用者のパスワード等の認証情報が不必要に流通するのを防ぐ。
【0041】
また、本方式では、訪問先オフィス上のホストPCは、訪問先オフィスによって管理されており、予め設定された操作(この場合は、印刷に関わる操作のみ)以外は行わないので、従来技術のセキュリティ上の問題を解決できる。
なお、以上は出力ファイルを出力装置から出力する場合について説明したが、入力ファイルを入力装置から入力する場合についても同様に遠隔処理できることは明白である。すなわち、訪問先オフィスに設けられている入力装置、例えばイメージスキャナを制御してファイルを作成し、作成したファイルを、ホームオフィスに送信して記憶保存することができる。この場合、APL1のファイル形式でホームオフィスに送信する。
【0042】
【実施例】
次に、遠隔制御システムのより具体的な構成例について説明する。
(遠隔制御システム)
図2は本発明による遠隔制御システムの実施の一形態を示すブロック図である。同図に示されているように、本実施形態による遠隔制御システムは、シンクライアント端末11と、ホームオフィス200内に設置されたアプリケーションサーバ20と、ネットワーク内に設置されたゲートウェイ400と、訪問先オフィス300内に設置されたホストPC30とを含んで構成されている。
【0043】
ホームオフィス200にはアプリケーションサーバ20が存在する。このアプリケーションサーバ20には、シンクライアントシステムにおけるサーバ側プログラム20aがインストールされている。また、アプリケーションサーバ20には、外部とファイルを共有するためのファイル共有機能部20bと、アプリケーションプログラム(以下、APL)と、このAPL1によって作成された文書ファイル20cが存在する。このAPL1は、例えばワープロソフトウェアである。このAPL1と同一の機能を有するアプリケーションプログラムがホストPC30内にも設けられている。
(ゲートウェイ)
ネットワーク上のゲートウェイ400は、図2に示されているように、シンクライアントシステムにおけるプロトコル変換部40aと、シンクライアントシステムクライアント側プログラム40bと、ユーザ認証プロファイル管理部40cと、印刷制御エンジン40dとを含んで構成されている。
【0044】
プロトコル変換部40aは、シンクライアント端末11とゲートウェイ400との間の通信プロトコルと、ゲートウェイ400とアプリケーションサーバ20との間の通信プロトコルとの変換を行うために設けられている。このプロトコル変換部40aによって、遠隔制御環境におけるプロトコル変換機能を実現することができる。
【0045】
シンクライアントシステムクライアント側プログラム40bは、周知のシンクライアントシステムを実現するためにインストールされている。すなわち、このシンクライアントシステムクライアント側プログラム40bと、アプリケーションサーバ20にインストールされているシンクライアントシステムサーバ側プログラム20aとによって、シンクライアント端末11とアプリケーションサーバ20との間で送受信を行うことにより、周知のシンクライアントシステムを実現できる。また、このシンクライアントシステムクライアント側プログラム40bと、ホストPC30にインストールされているシンクライアントシステムサーバ側プログラム30aとによって、シンクライアント端末11とホストPC30との間で送受信を行うことにより、周知のシンクライアントシステムを実現できる。
【0046】
ゲートウェイ400に設けられているユーザ認証プロファイル管理部40cは、シンクライアント端末11のユーザについての認証機能、及び、ユーザプロファイルの格納機能を有しており、ユーザの認証等を行う。
このほか、ゲートウェイ400は、シンクライアントシステムクライアント側プログラム40bの他に、印刷制御エンジン40dを有しているので、自律的にアプリケーションサーバ20を制御して印刷を行うこともできる。
【0047】
つまり、このゲートウェイ400は、クライアント端末11の認証を行う機能と、クライアント端末11からの出力装置の利用要求を、ホストPC30に転送する機能とを有していることになる。
(アプリケーションサーバ)
アプリケーションサーバ20には、シンクライアントシステムサーバ側プログラム20aがインストールされている。これにより、ゲートウェイ400によるプロトコル変換を経て、シンクライアント端末11から、アプリケーションサーバ20の遠隔制御が可能となっている。
【0048】
また、アプリケーションサーバ20には、文書ファイル20cが記憶保存されている。アプリケーションサーバ20はファイル共有機能部20bを有しているので、この文書ファイル20cをホストPC30から参照することができる。
(ホストPC)
ホストPC30は、図2に示されているように、訪問先オフィス300内に設けられている。同図に示されているように、ホストPC30にも、シンクライアントシステムにおけるサーバ側プログラム30aがインストールされている。これにより、ゲートウェイ400によるプロトコル変換を経て、シンクライアント端末11から、アプリケーションサーバ20の遠隔制御が可能となっている。
【0049】
また、ホストPC30には、外装置とファイルを共有するためのファイル共有機能部30bがインストールされている。さらに、ホストPC30には、プリンタドライバ30dがインストールされている。そして、このホストPC30には、文書ファイルを開くことが可能なAPL1がインストールされている。これにより、ファイル共有機能部30bによってアプリケーションサーバ20から取得した文書ファイル30cを、印刷データ32としてプリンタ31に送り、印刷出力することができる。
【0050】
文書ファイルに限らず、他の形式のファイル、例えば画像ファイルについても、そのファイルを開くことが可能なアプリケーションプログラムを用意しておけば、同様に印刷出力することができる。
プリンタ等に限らず、他の出力装置又は入力装置を制御するためのドライバプログラムをインストールしておけば、その装置を用いてファイルの入力又は出力を行うことができる。
【0051】
また、ゲートウェイ400とホストPC30との間は、インターネット上のセキュリティ技術、例えばIPsec(IP security)、ディジタル証明書等を利用して、ネットワーク上で互いに信頼できる通信経路を確立して送受信を行う。
(シンクライアント端末)
シンクライアント端末11には、例えば、携帯電話機等の携帯端末を用いることができる。シンクライアント端末11は、本実施例においては、Java(登録商標)実行機能を有するブラウザフォンである。このシンクライアント端末11にはJava(登録商標)プログラムが存在し、ゲートウェイ400のプロトコル変換機能によって提供されている、簡易なGUI(graphical user interface)によるアプリケーションサーバ制御環境をユーザに提供する。
【0052】
ユーザは、このシンクライアント端末11は、ホストPC30に対して、アプリケーションサーバ20に記憶保存されている文書ファイルについて、訪問先オフィス300に設置されているプリンタ31による印刷出力指示を行う。つまり、シンクライアント端末11は、ホスト装置に対して指示を行うクライアント端末であり、所定アプリケーションプログラムによって作成され遠隔地に保存されているファイルについて、所定出力装置による出力指示を行うための端末である。
(遠隔制御システムの動作)
本実施例では、ゲートウェイ400−アプリケーションサーバ20間、ゲートウェイ400−ホストPC30間、アプリケーションサーバ20−ホストPC30間は、インターネットによって接続されている。ただし、これらの接続については、周知のIPsecによってセキュリティを確保している。また、ゲートウェイ400−シンクライアント端末11間は、SSL(Secure Socket Layer)によって保護されている。
【0053】
さらに、上述したように、アプリケーションサーバ20及びホストPC30には、同一の機能を有するAPL1がインストールされている。また、アプリケーションサーバ20、ホストPC30は、ファイル共有機能部20b、30bを有しており、これらの機能によってファイルを共有することができる。したがって、アプリケーションサーバ20内に記憶保存されているファイルを、ホストPC30において参照することができる。
【0054】
以下、本実施例の動作について説明する。
(1)利用者は、ゲートウェイ400に自らのパスワード、ユーザIDを指定して、ゲートウェイ400にログインする。次に、アプリケーションサーバ20のDNS(Domain Name System)名とパスワードとを指定して、アプリケーションサーバ20にログインする。そして、シンクライアント端末11−アプリケーションサーバ20間で、シンクライアントセッションを開始する。
(2)利用者は、ゲートウェイ400のプロトコル変換機能を介して、アプリケーションサーバ20上のAPL1を制御し、文書ファイル20cを作成する。
(3)利用者は、自分の現在位置に最も近いプリントサーバに関する情報を入手する。本例では、ホストPC30のDNS名を入手する。
(4)利用者は、上記(3)で取得した情報すなわちDNS名を指定し、シンクライアント端末11上でリモート印刷要求を行う。このリモート印刷要求は、ゲートウェイ400の印刷制御エンジン40dに受理される。
(5)上記(4)のリモート印刷要求を受理した印刷制御エンジン40dは、シンクライアントシステムクライアント側プログラム40bを介して、自律的にアプリケーションサーバ20の制御を開始する。アプリケーションAPL1に対して、現在の文書ファイル20cの内容を特定ディレクトリに書き出すコマンドを発行する。
(6)次に、印刷制御エンジン40dは、ホストPC30に接続を要求する。ゲートウェイ400は、ディジタル証明書を利用して、ホストPC30にIPsecのセキュリティアソシエーションの締結を要求し、ホストPC30はこれを受理する。
(7)印刷制御エンジン40dは、ホストPC30のシンクライアントシステムサーバ側プログラム30aを介して、ホストPC30の制御を開始する。
(8)印刷制御エンジン40dは、ホストPC30のファイル共有機能部30b、アプリケーションサーバ20のファイル共有機能部20bを利用して、アプリケーションサーバ20上の文書ファイル20cをホストPC30上にロードする。このロードされたものが文書ファイル30cである。
(9)印刷制御エンジン40dは、APL1を起動して文書ファイル30cを開く。次に、印刷制御エンジン40dは、アプリケーションAPL1に対して、現在開いている文書ファイル30cの印刷要求を行う。アプリケーションAPL1は、プリンタドライバ30dを呼び出し、印刷要求を転送する。
(10)プリンタドライバ30dは、文書ファイル30cを、印刷データ形式に変換し、プリンタ31への出力を行う。
(11)利用者は、所望の出力が行われたことを確認し、シンクライアント端末11上でOKボタンを押す。
(12)印刷制御エンジン40dは、文書ファイル30cを削除し、その後ホストPC30とのシンクライアントセッション、及び、IPsecのセキュリティアソシエーションの関係を解除する。
【0055】
本システムでは以上のような動作を行うので、ホームサーバにドライバプログラムをインストールすることなく、遠隔地における入出力処理を可能とし、シンクライアントシステムの利便性を向上させることができる。また、一時利用するユーザが許容された動作以外の動作を行うことを容易に禁止でき、セキュリティを確保できる。
(遠隔制御方法)
ところで、以上説明した遠隔制御システムにおいては、以下のような遠隔制御方法が実現されていることになる。すなわち、所定アプリケーションプログラムによって作成され遠隔地に保存されたファイルについて、所定出力装置による出力指示をシンクライアント端末から行う出力指示ステップと、上記ファイルを取得するファイル取得ステップと、上記ファイル取得ステップにおいて取得したファイルをドライバプログラムの制御により上記出力装置によって出力する出力ステップとを含む遠隔制御方法が実現されている。のようにすれば、訪問先オフィスにおいてクライアント端末から出力指示を行うことにより、ホームオフィスに記憶保存されているファイルを取得し、その訪問先オフィスにおいて印刷出力等をすることができる。
【0056】
そして、上記ファイル取得ステップにおいては、上記アプリケーションプログラムに対応するデータ形式で、上記ファイルを取得する。このようにすれば、アプリケーションプログラムに対応するデータ形式でファイルを取得し、そのファイルについて印刷出力等をすることができる。
また、上記クライアント端末から上記サーバ装置に保存されている上記アプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を上記サーバ装置に送信するステップを更に含み、上記アプリケーションプログラムの利用によって作成されたファイルを上記ファイル取得ステップによって取得しても良い。このように構成すれば、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルを、訪問先のホスト装置において取得することができる。
【0057】
なお、上記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証ステップを更に含み、上記認証ステップによる認証後に、上記要求の送信と上記出力指示の送信との少なくとも一方を行うようにしても良い。このようにすれば、ユーザ認証後に、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルについて、遠隔処理によって印刷出力等することができる。
【0058】
以上のような遠隔制御方法を採用すれば、ホームサーバにドライバプログラムをインストールすることなく、遠隔地における入出力処理を可能とし、シンクライアントシステムの利便性を向上させることができる。また、一時利用するユーザが許容された動作以外の動作を行うことを容易に禁止でき、セキュリティを確保できる。
(ゲートウェイ制御方法)
また、上述した遠隔制御システムにおいては、以下のようなゲートウェイ制御方法が実現されていることになる。すなわち、上記クライアント端末と送受信を行うゲートウェイ装置を制御する制御方法であり、上記クライアント端末からサーバ装置に保存されている上記アプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を上記サーバ装置に送信するステップと、上記クライアント端末から上記出力指示が送出されたことに応答して上記ファイルを取得するように上記ホスト装置の上記ファイル取得手段に該出力指示を送信するステップとを含むゲートウェイ装置制御方法が実現されている。このように構成すれば、クライアント端末とサーバ装置との間の送受信状態と、クライアント端末とサーバ装置との間の送受信状態と、をゲートウェイ装置で切り替えることができる。
【0059】
そして、上記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証ステップを更に含み、上記認証ステップによる認証後に、上記サーバ装置への上記要求の送信と上記ホスト装置への上記出力指示の送信との少なくとも一方を行う。このようにすれば、ユーザ認証後に、自宅のホームサーバ装置に記憶保存されているファイルについて、遠隔処理によって印刷出力等することができる。
【0060】
また、上記クライアント端末と上記サーバ装置とによる遠隔制御を行うためのプロトコル変換を行うプロトコル変換ステップを更に含んでも良い。このようにすれば、クライアント端末と、他のサーバ装置又はホスト装置との間において、周知のシンクライアントシステムを実現することができる。
なお、記憶保持されている、上記ユーザについての属性情報を、上記ホスト装置への上記出力指示の送信の際、上記属性情報を通知するステップを更に含んでも良い。このように構成すれば、訪問先オフィスのホスト装置において容易にユーザ認証を行うことができる。
【0061】
以上のようにゲートウェイを制御すれば、ホームサーバにドライバプログラムをインストールすることなく、遠隔地における入出力処理を可能とし、シンクライアントシステムの利便性を向上させることができる。また、一時利用するユーザが許容された動作以外の動作を行うことを容易に禁止でき、セキュリティを確保できる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、所定アプリケーションプログラムによって作成され遠隔地に保存されているファイルについて、所定装置による入出力指示をクライアント端末から行い、そのファイルをホスト装置によって取得し、出力装置によって出力するように制御することにより、ホームサーバにドライバプログラムをインストールすることなく、遠隔地における入出力処理を可能とし、シンクライアントシステムの利便性を向上させることができるという効果がある。また、一時利用するユーザが許容された動作以外の動作を行うことを容易に禁止でき、セキュリティを確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔制御システムの実施の一形態を示す図である。
【図2】本発明による遠隔制御システムの実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】ネットワーク経由で出力装置に出力を行う場合の、ファイル形式変換の従来例を示す図である。
【図4】訪問先オフィスでの文書印刷を行う場合の従来方式を示す図である。
【符号の説明】
1 アプリケーションプログラム
11 シンクライアント端末
20 アプリケーションサーバ
20a シンクライアントシステムサーバ側プログラム
20b ファイル共有機能部
20c 文書ファイル
30 ホストPC
30a シンクライアントシステムサーバ側プログラム
30b ファイル共有機能部
30c 文書ファイル
30d プリンタドライバ
31 プリンタ
32 印刷データ
40a プロトコル変換部
40b シンクライアントシステムクライアント側プログラム
40c ユーザ認証プロファイル管理部
40d 印刷制御エンジン
200 ホームオフィス
300 訪問先オフィス
400 ゲートウェイ

Claims (16)

  1. 所定アプリケーションプログラム及び当該アプリケーションプログラムによって作成されたファイルを保存するサーバ装置と
    前記ファイルを、所定出力装置によって出力するように指示するクライアント端末と、
    前記出力装置に、前記ファイルを出力させるドライバプログラムを記憶する記憶手段を有するホスト装置と、
    前記クライアント端末からの指示に応答して、前記サーバ装置に保存されているファイルを前記ホスト装置に取得させ、前記ドライバプログラムを起動して前記ファイルを出力するように前記ホスト装置を制御する印刷制御エンジンを備えるゲートウェイ装置と、
    を含むことを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記ファイルは、前記サーバ装置に保存されたアプリケーションプログラムを利用して、前記クライアント端末によって作成されたものであることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
  3. 前記印刷制御エンジンは、前記アプリケーションプログラムに対応するデータ形式で、前記ホスト装置に前記ファイルを取得させることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御システム。
  4. 前記クライアント端末は、携帯端末であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  5. 前記ゲートウェイ装置は、前記クライアント端末から前記サーバ装置に保存されている前記アプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を前記サーバ装置に送信し、かつ、前記クライアント端末から前記出力指示が送出されたことに応答して前記ファイルを取得するように前記ホスト装置該出力指示を送信するとを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遠隔制御システム。
  6. 前記ゲートウェイ装置は、前記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証手段を更に含み、前記認証手段による認証後に、前記サーバ装置への前記要求の送信と前記ホスト装置への前記出力指示の送信との少なくとも一方を行うようにしたことを特徴とする請求項5記載の遠隔制御システム。
  7. サーバ装置に保存されている所定のアプリケーションプログラムによって作成されたファイルを、所定の出力装置によって出力するようにクライアント端末が指示した場合、
    前記ファイルを出力させる出力装置のドライバプログラムを記憶する記憶手段を有するホスト装置を制御して、前記サーバ装置に保存されているファイルを前記ホスト装置に取得させ、前記ホスト装置を介して前記出力装置にファイルを出力させる印刷制御エンジンと、
    を備えることを特徴とするゲートウェイ装置
  8. 前記サーバ装置に保存されているアプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を前記サーバ装置に送信し、かつ、前記クライアント端末から出力指示が送出されたことに応答して前記ファイルを取得するように前記ホスト装置に該出力指示を送信することを特徴とする請求項7記載のゲートウェイ装置。
  9. 前記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証手段を更に含み、前記認証手段による認証後に、前記サーバ装置への前記要求の送信と前記ホスト装置への前記出力指示の送信との少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項8記載のゲートウェイ装置。
  10. 前記クライアント端末と他の装置とによる遠隔制御を行うためのプロトコル変換を行うプロトコル変換手段を更に含むことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  11. 前記ユーザについての属性情報を記憶保持する手段を更に含み、前記ホスト装置への前記出力指示の送信の際、前記属性情報を通知することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  12. クライアント端末と送受信を行うゲートウェイ装置を制御するゲートウェイ装置制御方法であって、
    サーバ装置に保存されている所定のアプリケーションプログラムによって作成されたファイルを、所定の出力装置によって出力するようにクライアント端末が指示した場合、
    前記ファイルを出力する出力装置のドライバプログラムを記憶する記憶手段を有するホスト装置を制御し、前記サーバ装置に保存されているファイルを前記ホスト装置に取得させるステップと、
    前記ホスト装置に前記ドライバプログラムを起動させ、前記出力装置によって前記ファイルを出力させるステップと、
    を含むことを特徴とするートウェイ装置制御方法
  13. 前記サーバ装置に保存されている前記アプリケーションプログラムの利用が要求されたことに応答して該要求を前記サーバ装置に送信するステップと、前記クライアント端末から前記出力指示が送出されたことに応答して前記ファイルを取得するように前記ホスト装置に該出力指示を送信するステップとを含むことを特徴とする請求項載のゲートウェイ装置制御方法
  14. 前記クライアント端末のユーザについて認証を行う認証ステップを更に含み、前記認証ステップによる認証後に、前記サーバ装置への前記要求の送信と前記ホスト装置への前記出力指示の送信との少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項13記載のゲートウェイ装置制御方法。
  15. 前記クライアント端末と他の装置とによる遠隔制御を行うためのプロトコル変換を行うプロトコル変換ステップを更に含むことを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置制御方法。
  16. 記憶保持されている、前記ユーザについての属性情報を、前記ホスト装置への前記出力指示の送信の際、前記属性情報を通知するステップを更に含むことを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置制御方法。
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