JP4114947B1 - 印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品 - Google Patents

印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品 Download PDF

Info

Publication number
JP4114947B1
JP4114947B1 JP2007260947A JP2007260947A JP4114947B1 JP 4114947 B1 JP4114947 B1 JP 4114947B1 JP 2007260947 A JP2007260947 A JP 2007260947A JP 2007260947 A JP2007260947 A JP 2007260947A JP 4114947 B1 JP4114947 B1 JP 4114947B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leather
printing
sheet
leather piece
base sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007260947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009090487A (ja
Inventor
友子 松崎
Original Assignee
興積株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 興積株式会社 filed Critical 興積株式会社
Priority to JP2007260947A priority Critical patent/JP4114947B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4114947B1 publication Critical patent/JP4114947B1/ja
Publication of JP2009090487A publication Critical patent/JP2009090487A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4073Printing on three-dimensional objects not being in sheet or web form, e.g. spherical or cubic objects
    • B41J3/40731Holders for objects, e. g. holders specially adapted to the shape of the object to be printed or adapted to hold several objects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

【課題】印刷補助シート及び皮革片へのインクジェット画像印刷方法を提案すること。
【解決手段】
インクジェットプリンタによる紙送り動作を皮革片に伝えるための印刷補助シート1は標準用紙サイズの薄いプラスチック板からなるベースシート10と、ベースシート上に配置した複数のポケット12、…、とを備え、ベースシートは2枚のラミネートフィルムの間に方眼紙11を挟みラミネータに通して形成され、ポケットはベースシートに重ねて周囲を熱圧着した1枚の硬質フィルムの圧着部分以外の面を紙送り方向に対し直角に所定間隔で裁断して複数の平行な帯に切り分け、各帯のベースシートの中央から遠い側にある辺をベースシートに熱圧着して閉止辺とし、各帯の当該中央に近い側にある辺を圧着せずに開放辺として形成される。並びに、この印刷補助シートを用いる印刷方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、厚みがあり「こし」がない皮革片の表面に小型インクジェットプリンタで画像を印刷する技術に関する。
皮革への絵柄の染め付けを必要とする製品は、服飾品等多岐にわたるが、従来の製品は殆どが型押しによる画一的量産品である。しかし、本発明者が関心を持つ対象は、量産では不可能な個性的な絵柄を一個一個に表した革製の小型トレー(以下「皮革トレー」という。)や財布やバッグ等の革製品である。
従来からある皮革トレーは、何故かその表面は無地のままか、型押しの格子模様等が付されており、個性的な紋様等を表したものが見られない。しかしこの種のトレーが店頭で現金の受け渡し等に用いられる場合は、そこに店舗名やロゴマークが表示されていれば、格好のメッセージボードになると思われる。
皮革に対する画像の染め付けは、従来、草木染めや蝋けつ染め、或いはスクリーン印刷等により行われてきた。しかし、これらの方法は型の製作と切り替えに手間が掛かり、多種類の画像への迅速対応という面に難点がある。一方、最近では大型特殊プリンタによる皮革への高速プリント技術も出現していると聞く。これは大判の一枚革に画一的なデザインの繰り返し画像を大量印刷し、印刷後に切り離して利用に供するもので、目下のところ小ロット生産への対応は困難と伝えられる。ただし、その技術内容は企業秘密として非公開の由である。
皮革トレー等が無地に近い状態に置かれている理由を求めると、それらの製品を構成する素材である皮革片への、多種少量の画像の効率的印刷技術の不存在という問題に突き当たる。このような皮革製品の生産に際しては、顧客毎に異なる多種多様な画像(例えばロゴマーク)を、顧客の需要に見合う1個ないし数個の生産単位で、効率良く切り替えて印刷できることを要求される。しかし、従来からの染め付け技法や、最近開発されたと伝えられる高速プリント技術では、いずれもこのような要求に応えることができない。
そこで本発明者は、パソコンと家庭用インクジェットプリンタを用いて上記の問題を解決しようと思い立った。しかし、インクジェットプリンタでは規格が決められ用紙への印刷は可能でも、皮革片のような変則的な媒体への印刷は通常では難しい。皮革片は規格紙に較べて厚みがあり、しかも「こし」がないので「送り」ができないからである。厚さに関しては、幸いプリンタメーカーから「厚紙印刷可能」と謳ったプリンタが発売されているので、これを利用すれば一定の厚さまでは対応可能である。しかし、「こし」がない皮革片をプリンタ内部で円滑に「送る」ことについては、自力で解決するしかない。
上記解決努力と平行して関連先行技術文献の探索を行ったところ、皮革片へのインクジェットプリンタによる印刷に関するものは見出せなかったが、皮革片に似て「こし」がないという問題点を有する布帛への印刷に関しては、幾つかの先行技術文献が存在することが分かった。特許文献1〜3はその例である。そのうち特許文献1は紙製の裏打ちシートを用いる場合、同2はインクジェットプリンタに使用する特殊な布帛送り装置、同3は紙を布帛の裏に貼り付けて布帛送り・印刷を行い印刷後に紙を剥離して製品とする方法に関するものである。
特開2007−185811号公報 特開2004−123386号公報 特開2001−262459号公報
本発明の課題は、小型インクジェットプリンタを用いて、厚みがあり「こし」がない皮革片の表面に任意の画像を効率良く印刷する方法を見出すこと、並びにこの方法を応用して、量産では適わない個性的な絵柄を1個1個に表したトレーや財布、バッグ等の皮革製品を工業的(又は家内工業的)に生産することである。
上記の課題は、下記解決手段1〜3により解決することができる。
解決手段1(請求項1に対応)
インクジェットプリンタで皮革片の表面に画像を印刷する際に、プリンタによる紙送り動作を当該皮革片に確実に伝えるための印刷補助シート1であって、標準用紙サイズの薄いプラスチック板からなるベースシート10と、ベースシート上に配置された皮革片係止用の複数の平らなポケット12、…、とを具え、前記ベースシートは、2枚のラミネートフィルムの間に方眼紙11を挟み、ラミネータに通して貼り合わせて形成され、前記ポケットは、ベースシートに重ねて周囲を熱圧着した1枚の硬質フィルムの圧着部分以外の面を紙送り方向に対し直角に所定間隔で裁断し、両端が固定された複数の平行な帯に切り分け、各帯のベースシートの中央から遠い側にある辺(中央を含む帯では両辺とも)をベースシートに熱圧着して閉止辺とし、各帯の当該中央に近い側にある辺を圧着せずに開放辺として形成された前記印刷補助シート。
解決手段2(請求項2に対応)
インクジェットプリンタで皮革片の表面に画像を印刷する方法であって、解決手段1記載の印刷補助シート1内に納まる任意の平面形状と、当該プンタの許容用紙厚さから前記印刷補助シートの厚さを差し引いた厚さ以下の厚さとを有する皮革片2を準備する第1工程と、解決手段1記載のポケット12、…、から、前記皮革片の寸法に適合する間隔を隔てて向き合う一対のポケットを選択する第2工程と、前記皮革片の前・後端裏面角部を殺ぎ落として先端を薄く尖らせ、各先端を前記一対のポケットの開放辺の下へ差し込み、かつ皮革片端部及び各ポケットの表面を非移行性テープ13により接着・連結して、当該皮革片を前記印刷補助シートに取り付ける第3工程と、インクジェットプリンタに画像を与えるパソコン上の画面を調整し、顔料系印刷インクを用いて当該画像を皮革片の表面に印刷する第4工程とを少なくとも含む前記印刷方法。
解決手段3(請求項3に対応)
皮革製品の製造方法であって、請求項1記載の印刷補助シート(1)内に納まる任意の平面形状と、当該プリンタの許容用紙厚さから前記印刷補助シートの厚さを差し引いた厚さ以下の厚さとを有する皮革片(2)を準備する第1工程と、請求項1記載のポケット(12、…、)から、前記皮革片の寸法に適合する間隔を隔てて向き合う一対のポケットを選択する第2工程と、前記皮革片の前・後端裏面角部を殺ぎ落として先端を薄く尖らせ、各先端を前記一対のポケットの開放辺の下へ差し込み、かつ皮革片端部及び各ポケットの表面を非移行性テープ(13)により接着・連結して、当該皮革片を前記印刷補助シートに取り付ける第3工程と、インクジェットプリンタに画像を与えるパソコン上の画面を調整し、顔料系印刷インクを用いて当該画像を皮革片の表面に印刷する第4工程と、かくして表面に所望の画像が印刷された皮革片(2)を用いて、皮革トレー(3)又は革製ハンドバッグ(4)により例示される皮革製品を製造する第5工程とを少なくとも含む前記製造方法。
(解決手段1に関する説明)
一般に、印刷補助シート(解決手段1記載のものに限らない)に皮革片を取り付ける際は、引っ掛かりを防止するため、当該補助シートの表面と皮革片との間に急な段差を生じないよう滑らかに接続することと、皮革片の着脱が簡便迅速にできることが重要である。その点、皮革片を印刷補助シートに接着剤や両面テープで直接貼り着ける方法は、皮革片を取り外す際に、皮革片の裏に付着した接着剤やテープを除去するのに手間が掛かるという問題がある。さらに、この問題が例えば非移行性両面テープの利用で解決できるとしても、段差の処理については別途の解決策を要する。
そこで、ポケット12、…、の下へ皮革片2の端部を差し込む方式の印刷補助シート1を提案した。この印刷補助シートにおいて、ベースシート10を構成するラミネートフィルムは、写真等を間に挟んで保護するための透明フィルムである。写真の代わりに方眼紙11を挟むと、皮革片を印刷補助シート上で正しい位置と向きに取り付けるのに役立つ。また、ポケットが柔らかいと、段差がそのまま表面に出てしまうので、「こし」のある硬質フィルムでポケットを作ることが好ましい。OHP用フィルムはこの目的に適する。
(解決手段2に関する説明)
第3工程においてポケット12、…、の下へ皮革片2の端部を差し込む際、その端部が垂直に切れたままの状態であると、その部分に急な段差を生じる。そこで、当該端部裏面の角部を斜めに殺ぎ落とし先端を薄く尖らせた上で、ポケットの開放辺の下へ差し込むようにする。しかしそのままではポケットの開放辺がが浮き上がって、その部分が引っ掛かり易くなるので、差し込んだ皮革片とポケットの境い目に非移行性テープ13を貼り付けて浮き上がりを防止する。ここで「非移行性テープ」は、接着剤が被接着対象側へ移行し難く剥がし易い接着テープ製品を指す。これにより、印刷補助シートから皮革片を素早くきれいに取り外すことができ、かつ印刷補助シートを傷めない。
また第4工程において、皮革片2の表面への画像の印刷は顔料系印刷インクを用いて行う。これは、皮革トレー上の画像は耐久性を要求されるが、顔料系インクを用いれば皮革片の表面に色素粒子が固着して、高い耐久性を期待できるからである。
(解決手段3に関する説明)
解決手段3の第1−第4工程は、解決手段2に記載された印刷方法の第1−第4工程と共通の表現を採るが、それぞれは、第5工程と共に、当該製造方法上の単位工程である。
上記の手段1〜3を内容とする本発明によれば、「こし」の弱い皮革片に対してパソコンとインクジェットプリンタを用いて任意の画像を効率良く印刷することができ、これにより、表面に所望の画像が印刷された皮革トレーや財布、バッグ等を製造することができる。その結果、これら皮革製品を購入する顧客が希望する独自の画像(例えば顧客の社名やロゴマーク等)が印刷された、いわば一品生産に近い皮革製品を、無印の量産品と大差ない価格と納期で提供することができる。
本発明の好適な実施形態を以下の実施例により説明する。
本例は、セイコーエプソン株式会社製インクジェットプリンタ:PX−5500(以下「本機」という。)を利用して、皮革片へ画像印刷を行う場合である。本機には標準用紙給紙口の他に厚紙用給紙口が設けられており、許容される厚紙の厚は1.3mm、用紙サイズはA4〜A3ノビである。
図1は、本実施例に使用した印刷補助シート1の構造を示す一部破断平面図である。外形サイズはA4(210×297mm)、全体の厚さは0.3mm以下とした。その結果本機により厚さ1mmまでの皮革片を取り扱うことができる。当該補助シート1は、2枚のラミネートフィルム(例えば、フジプラ株式会社製「ラミネートパウチフィルム」、厚さ0.1mm)を貼り合わせた中に方眼紙11を挟んで形成したベースシート10と、ベースシート上に向い合せに平行配置された皮革片係止用の複数の平らなポケット12、…、とを具える。
ポケット12、…、は、ベースシート10に重ねて周囲を熱圧着した1枚の薄い硬質フィルム(例えば、セイコーエプソン株式会社製「専用OHPシート」、厚さ0.1mm)の、圧着部分以外の面を紙送り方向に対し直角に所定間隔(例えば20mm)で裁断して両端が固定された複数の平行な帯に切り分け、各帯のベースシート中央から遠い側にある辺(中央を含む帯では両辺とも)をベースシートに熱圧着してポケットの閉止辺とし、各帯の当該中央に近い側にある辺は圧着せずポケットの開放辺として形成される。
図2は、印刷補助シート1上に皮革片2を取り付けた状態を、平面図A及び断面図Bで示す。図2Aは、適宜の距離を隔てた一対のポケット12、12の中間に皮革片2を置き、ポケットの開放辺の下へ皮革片の端部を差し込んだ様子を示す。ポケットの浮き上がりによる引っ掛かりを避けるため、皮革片とポケット表面の境目に非移行性テープ13(例えば、住友スリーエム社製811番テープ)を貼って浮き上がりを防止する。
図2Bは左右の2図を含み、左図は、皮革片2の端部をポケット12の下へ差し込む前に端部裏面の角部を5mm程の幅で斜めに殺ぎ落とし(又は「梳いて」)、先端を薄く尖らせる様子を説明している。皮革片2の角を梳いた先端部分を印刷補助シート1の面に押しつける(図の矢印の向きに回転させる)ようにすれば、印刷補助シート1の面と皮革片2の上面との段差を緩かにすることができる。図2Bの右図は皮革片2を取り付けた状態を図2AのA−A'方向から視た図である。皮革片とポケットの表面の境目に貼った非移行性テープ13の断面が見えている。
図3は、解決手段3における皮革製品の一例としての皮革トレー3を示す見取り図である、図1に示す印刷補助シート1を用いる解決手段2の印刷方法によりインクジェットプリンタで皮革片の表面に花の絵を印刷し、その下に厚手の別の皮革片を重ねて接合し凹凸の型押し加工を施して、慨寸が幅15×長さ25×深さ2cmの長方形のトレーを作成した。なお表面に、花の絵以外にも店名、ロゴマーク、キャッチフレ−ズ等顧客が所望する図形を表すことができる。また、トレーの形状は円形、小判形等であっても良い。
図4は、解決手段3における皮革製品の他の例としての革製のハンドバッグ4を示す見取り図である、図1に示す印刷補助シート1を用いる解決手段2の印刷方法によりインクジェットプリンタで皮革片の表面にチューリップの絵柄を印刷し、これを素材として作成したハンドバッグである。
本発明の実施例1において使用した印刷補助シートの構造を示す一部破断平面図である。 印刷補助シート上に皮革片を取り付けた状態を示す平面図A及び断面図Bである。 本発明の印刷方法を応用して作成した皮革トレーの一例を示す見取り図である。 本発明の印刷方法を応用して作成した革製ハンドバッグの一例を示す見取り図である。
符号の説明
1 印刷補助シート
10 ベースシート
11 方眼紙
12 ポケット
13 非移行性テープ
2 皮革片
3 皮革トレー
4 革製ハンドバッグ

Claims (3)

  1. インクジェットプリンタで皮革片の表面に画像を印刷する際に、プリンタによる紙送り動作を当該皮革片に確実に伝えるための印刷補助シート(1)であって、
    標準用紙サイズの薄いプラスチック板からなるベースシート(10)と、ベースシート上に配置された皮革片係止用の複数の平らなポケット(12、…、)とを具え、
    前記ベースシートは、2枚のラミネートフィルムの間に方眼紙(11)を挟み、ラミネータに通して貼り合わせて形成され、
    前記ポケットは、ベースシートに重ねて周囲を熱圧着した1枚の硬質フィルムの圧着部分以外の面を紙送り方向に対し直角に所定間隔で裁断し、両端が固定された複数の平行な帯に切り分け、各帯のベースシートの中央から遠い側にある辺(中央を含む帯では両辺とも)をベースシートに熱圧着して閉止辺とし、各帯の当該中央に近い側にある辺を圧着せずに開放辺として形成された前記印刷補助シート。
  2. インクジェットプリンタで皮革片の表面に画像を印刷する方法であって、
    請求項1記載の印刷補助シート(1)内に納まる任意の平面形状と、当該プリンタの許容用紙厚さから前記印刷補助シートの厚さを差し引いた厚さ以下の厚さとを有する皮革片(2)を準備する第1工程と、
    請求項1記載のポケット(12、…、)から、前記皮革片の寸法に適合する間隔を隔てて向き合う一対のポケットを選択する第2工程と、
    前記皮革片の前・後端裏面角部を殺ぎ落として先端を薄く尖らせ、各先端を前記一対のポケットの開放辺の下へ差し込み、かつ皮革片端部及び各ポケットの表面を非移行性テープ(13)により接着・連結して、当該皮革片を前記印刷補助シートに取り付ける第3工程と、
    インクジェットプリンタに画像を与えるパソコン上の画面を調整し、顔料系印刷インクを用いて当該画像を皮革片の表面に印刷する第4工程とを少なくとも含む前記印刷方法。
  3. 皮革製品の製造方法であって、
    請求項1記載の印刷補助シート(1)内に納まる任意の平面形状と、当該プリンタの許容用紙厚さから前記印刷補助シートの厚さを差し引いた厚さ以下の厚さとを有する皮革片(2)を準備する第1工程と、
    請求項1記載のポケット(12、…、)から、前記皮革片の寸法に適合する間隔を隔てて向き合う一対のポケットを選択する第2工程と、
    前記皮革片の前・後端裏面角部を殺ぎ落として先端を薄く尖らせ、各先端を前記一対のポケットの開放辺の下へ差し込み、かつ皮革片端部及び各ポケットの表面を非移行性テープ(13)により接着・連結して、当該皮革片を前記印刷補助シートに取り付ける第3工程と、
    インクジェットプリンタに画像を与えるパソコン上の画面を調整し、顔料系印刷インクを用いて当該画像を皮革片の表面に印刷する第4工程と、
    かくして表面に所望の画像が印刷された皮革片(2)を用いて、皮革トレー(3)又は革製ハンドバッグ(4)により例示される皮革製品を製造する第5工程とを少なくとも含む前記製造方法。
JP2007260947A 2007-10-04 2007-10-04 印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品 Expired - Fee Related JP4114947B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260947A JP4114947B1 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007260947A JP4114947B1 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4114947B1 true JP4114947B1 (ja) 2008-07-09
JP2009090487A JP2009090487A (ja) 2009-04-30

Family

ID=39661355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007260947A Expired - Fee Related JP4114947B1 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4114947B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009090487A (ja) 2009-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11577535B2 (en) Sheet construction and methods of making and using the same
US6173649B1 (en) Printing medium, manufacturing method of the same, and printing method
US7579076B2 (en) Unit-piece printing sheet and process for producing the same
US7764395B2 (en) Method and apparatus for bleed-printing and method and apparatus for decorating a paper object
JP5782935B2 (ja) 伝票
US9852661B2 (en) Self laminating labels
JP5617377B2 (ja) 熨斗付き配送伝票
TW550185B (en) Printing paper, print forming process and printing system
JP4114947B1 (ja) 印刷補助シート、皮革片へのインクジェット画像印刷方法及び皮革製品
JP2004034673A (ja) 複合情報シート
US10262561B2 (en) Self laminating labels
JP6195575B2 (ja) ラベルアセンブリ及び使用方法
US20140212615A1 (en) Multi-layered multiple-label printable composite form
JP2019043017A (ja) テープ、テープロール、及びテープカセット
JP2016520455A (ja) 名刺を製造するための装置及び方法
JP6948710B2 (ja) 段ボール箱
JP3667194B2 (ja) ラベル記録紙、印画物形成方法および印画システム
JPH0440960Y2 (ja)
JP3953255B2 (ja) 印刷物
JP3808002B2 (ja) 配送伝票
JP6922817B2 (ja) テープ、テープロール、テープカセット、及び複数の媒体を貼り合わせる方法
US10902751B2 (en) Secure adhesive name badge assembly
JP2007160778A (ja) カード作成用シート及びカード作成方法並びにカード作成補助具
JP2004066684A (ja) ラミネートカード用紙とラミネートカードの製造方法
JP2006341903A (ja) 封入用シート

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees