JP4113214B2 - 地中埋設型照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は,地中埋設型照明器具に関し,より具体的には灯具などを収容する本体内部に対して水や塵芥の浸入を防止し得る構造を備えた屋外設置型の照明器具に関する。
地中に埋設して使用する地中埋設型の照明器具は,公園や遊歩道,庭園等の地中に埋設されて,植栽やオブジェ,その他建造物,看板,その他の照明として使用されている。
このように,屋外において地中に埋設して使用される地中埋設型照明器具にあっては,土や埃,その他の塵芥や,降雨や積雪等に曝された環境下において使用されることから,防塵や防水処理が充分に施されていない場合には,本体内に塵芥や水等が浸入して,内部に収容された灯具やその付属機器に故障が生じる原因となる。
また,本体内に水が浸入したり,また,本体内に封入されている空気の湿度が高い場合には,昼夜の温度差や,灯具の点・消灯により生じる温度差,本体内外の温度差によって結露が生じ,この結露によって生じた水滴が内部に収容した灯具や付属機器等の故障の原因となる他,透明板により形成された透光部に付着する等して透光性を損なう原因となる。
このような地中埋設型の照明器具においては,内部に対する水の浸入を防止するために,灯具等を収容する照明器具の本体と,これを被蓋する蓋板との接合部分に,ゴムパッキン等を介在させて,本体内に対する水の浸入を防止することが一般的に行われているものの,ゴムパッキンの経時劣化や温度変化に伴う本体内部の空気の膨張・収縮等により,完全な防水を図ることは困難である。
そのため,この種の地中埋設型の照明器具にあっては,本体内に対して水の浸入や結露による水滴等が生じることが不可避であることを前提とし,浸入した水から如何にして内部に収容された灯具等を保護すべきかを主眼とした開発が行われている。
このような構成の一例として,地中に埋設する部分を,配線用埋設箱と,この配線用埋設箱の内部に設けられランプ等を収納するボックス構造の照明装置本体から成る二重構造とし,前記照明装置本体内で発生した結露水と浸入水を集溜する水集溜部を前記照明装置本体の底部に設け,この水集溜部の水位をセンサで検知して報知するように構成したものがある(特許文献1参照)。
また,別の構成としては,照明器具本体の上端開口を塞ぐ,透光部である蓋体を,中央を膨出した形状とし,この膨出形状によって結露水を誘導して照明灯に直接結露水が接触することを防止したものがある(特許文献2参照)。
なお,地中埋設型の照明器具に関するものではないが,街路灯内に対する防水,防虫性能を向上することを目的としたものとして,図7に示すように上端グローブ101の外周部分に下方突出壁104aを設け,下部グローブ102の外周上面に近接配置すると共に,前記下方突出壁104aの内周側に位置して下部グローブ102より上方に突出する上方突出壁104bを上端グローブ101の底面に近接する位置迄突出形成し,両突出壁間104a,104bに毛細管現象が生じない大きさの空間部110を形成することで,パッキン等を使用することなく水等の浸入を意図したものがある(特許文献3参照)。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平10−255540号公報 特開2003−68101号公報 特開2000−348522号公報
以上で説明した特許文献1及び特許文献2に記載の地中埋設型の照明器具にあっては,前述のように本体内への水の浸入が不可避であることを前提とし,本体内に入った水を如何に処理するかという点を主眼に置いて成されたものであるために,前掲の特許文献1に記載の照明器具にあっては,本体部分を配線用埋設箱とこの中に配置されるボックス構造の照明装置本体とによって形成する二重構造とする必要があると共に,内部の水を集溜する水集溜部や,この水集溜部に溜まった水の量を検知するセンサを設ける等,その構造が複雑なものとなっている。
また,特許文献2に記載の照明器具にあっては,蓋板である透光部を中央に膨出した形状に構成するため,地中に埋設した際にこの膨出部分が地表より突出する。そのため,設置状態の見栄えが悪く,また,歩行・走行等の際の障害となる。
また,特許文献2に記載の発明にあっては,その他にも照明灯に対して水が接触することを防止するための構造を本体内の空間に配置しており,装置構成が複雑となることを避けられない。
しかし,これらの照明器具の構造を複雑化させている前述の各種の構成は,照明器具の本体内に対する水の浸入を防止することができれば不要な構成であり,これを省略することができる。
これに対し,特許文献3に記載の街路灯の構成にあっては,2つの突出壁104a,104b間に毛細管現象を生じない大きさの空間110を形成したことにより,両突出壁104a,104bの前方,上面間の隙間から水が浸入した場合であっても,この空間部によって毛細管現象が阻止されるためにそれ以上内部に水が浸入することを防止することができるものとなっている。
しかし,上記構成の街路灯にあっては,毛細管現象により,低位から高位に向かって生じる水の浸入を防止することはできるが,例えば突出壁104aの下端と突出壁104b上面間に形成された隙間の周辺に多量の水が存在する場合(例えば,この部分が水没した状態にある場合)には,空間部110の存在によってもこれを越えて水の浸入が生じるおそれがある。
特に,特許文献3に記載の構成において,空間部110は,外部空間及び灯具等を収容する内部空間のいずれとも連通しており,空気の出入りが自由であるために,突出壁104aの下端と突出壁104b上端間の隙間の周辺に多量の水が存在する状態において内部に収容した灯具を消灯すると,内部の空気は温度が低下して収縮して周囲にある水を吸引する。
このように,引用文献3に記載の構成は,街路灯のように比較的高所に配置される照明器具において,表面を伝い落ちる水が毛細管現象によって浸入することを防止するという点では有効であると予測されるが,天候によっては水没ないしはそれに近い状態で使用される場合のある地中埋設型照明器具の構成としてこの特許文献3に記載の構成を採用したとしても,内部への水の浸入を防止することはできない。
そこで,本発明は上記従来技術における欠点を解消するためになされたものであり,比較的簡単な構造でありながら,照明器具の本体内に水が浸入することを確実に防止することができる水密構造を備えた地中埋設型照明器具を提供することを目的とする。
また,本発明は前記目的に加え,かりに本体内に対する水の浸入が生じた場合であっても,これによる灯具等の破損を防止することのできる構造を備えた地中埋設型照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明の地中埋設型照明器具1は,地中に埋設される本体10と,前記本体10内に収容される灯具70と,前記本体10の上端開口11を被蓋する透光部41を有する蓋体40を備え,
前記上端開口11に,例えば,前記開口11の内周全周に亘って中心方向に突出する,前記蓋体を係止する係止段部(フランジ)152を設け,
前記上端開口11の内周と前記蓋体40間において,内周側弾性シール部材5(5a,5b)と,該内周側弾性シール部材5(5a,5b)に対して外周寄りの位置に外周側弾性シール部材6とをそれぞれ設け,前記蓋体40を,前記係止段部(フランジ)152側に押圧し,前記蓋体40を,固定具90を介して前記本体10に取り付け,前記二つのシール部材5,6と,前記本体10及び,蓋体40により画定された圧力室Pの水密状態を保持することを特徴とする(請求項1)。
前記内周側弾性シール部材5(5a,5b)は,前記係止段部(フランジ)152と前記蓋体40間に挟持するよう設け,前記外周側弾性シール部材6は,前記上端開口11の内周と前記蓋体40間に挟持するよう設けることができる(請求項2)。
前記構成の地中埋設型照明器具1において,前記固定具90が,前記蓋体40に形成されたボルト孔421を貫通して前記係止段部152に形成された有底孔158に螺合されるボルトであると共に,前記蓋体40に形成されたボルト孔421の周縁と前記ボルトの頭部間で挟持されるOリング7を設けたものとすることができる(請求項3)。
さらに,前記本体10内には乾燥剤85を封入するものとしても良い(請求項4)。
前述の蓋体40は,透明板41により形成された透光部と,前記透明板41を嵌合する金属製の枠体42により構成したものとすることができ,嵌合状態にある前記枠体42と前記透明板41間の隙間δに,紫外線硬化型のコーキング材,例えば紫外線硬化型のシリコン樹脂を充填すると共に該コーキング材に紫外線を照射して硬化させて,前記枠体42に前記透明板41を固定したものを使用することができる(請求項5)。
さらに,前記本体10内に収容される灯具70を,前記本体10内の底部(底板12)に対して所定間隔を介した状態で前記本体10内に吊り下げ配置するものとしても良い(請求項6)。
また,前記本体10内に,前記灯具70に接続する防湿型の安定器80を収容すると共に,前記防湿型安定器80と前記灯具70間の接続を,防水型のコネクタ82により行う構成とすることもできる(請求項7)。
なお,前記本体10に形成する引き込み線の導入口17は,その中心線Oの延長が前記開口11内に位置するように設けることとすれば好適である(請求項8)。
以上説明した構成から,本発明の地中埋設型照明器具1は,以下に示す顕著な効果を有する。
(1)内周側と外周側の二つのシール部材5,6と前記本体10及び蓋板40とで囲まれた圧力室Pを形成すると共に,蓋板40を本体10の開口11内に形成された係止段部(フランジ152)側に押圧した状態で取り付けた構成としたことにより,灯具70等を収容する本体10内の空間に対する水の浸入経路には,外周側弾性シール部材6,圧力室P,及び内周側シール部材5(5a,5b)によって,複数箇所でシールされ,本体10内の灯具等を収容する空間に対する水の浸入を完全に防止している。
またかりに,外周側弾性シール部材6によるシール部分を介して毛細管現象による水の浸入が生じたとしても,密封されている前述の圧力室Pの存在によって水は外気圧と均衡する位置より内側に入り込むことができず,この圧力室Pの存在によって水の浸入が阻止される。
この圧力室P内は,蓋体40を係止段部であるフランジ152側に押圧することによって圧潰された弾性シール部材5,6間に形成された空間であるために,弾性シール部材5,6の圧潰によって圧力室Pも変形を受けて容積が減少し,圧力室P内の圧力は外気圧力に比較して高められている。その結果,毛細管現象によって外周側弾性シール部材6によるシール部分を介して浸入しようとする水は,圧力室P内に到達不能となっている。
かりに,毛細管現象によって浸入した水が何らかの原因によって圧力室P内に到達したとしても,毛細管現象を生じさせない大きさの空間として形成されている圧力室P内に浸入した水は圧力室Pで捕集され,圧力室Pを越えてさらに内部に浸入することが阻止される。
しかも,圧力室Pに対して水の浸入があると,浸入した水の体積に応じて圧力室P内の圧力が上昇することとなり,外気圧との平衡によって決まる水の浸入可能な範囲が外部側に後退し,その後の水の浸入が阻止される。
(2)前記固定具としてボルト90を使用し,蓋体40に形成したボルト孔421の周縁とボルト頭部間でOリング7を挟持した構成にあっては,前記同様,このボルト90とボルト孔421間の隙間を介した水の浸入をも防止することができる。
(3)さらに,前記本体10内に乾燥剤85を封入した本発明の地中埋設型照明器具1にあっては,前述した水密構造により外部からの水の浸入を防止した状態で本体10内の空気を乾燥させることができ,例えば高湿の環境下で設置作業を行う等して,高湿の空気を本体10内に封入した場合であっても,外気温度の変化や点・消灯による内部温度の変化に伴う結露の発生をも好適に防止することが可能である。
(4)前述の蓋体40を,金属製の枠体42にガラス板等の透明板41を嵌合して透光部を形成する場合において,枠体42と透明板41間の隙間δに紫外線硬化型のシリコン樹脂等のコーキング材を充填後,硬化させる場合には,浸透性の良いこの種のコーキング剤の使用によって透明板41と枠体42間の隙間δを完全に埋めることができ,その結果,この部分を介して水の浸入が生じることをも好適に防止することができた。
しかも,紫外線の照射という比較的簡単な処理によってコーキング剤の硬化を行うことができると共に,この種のコーキング剤による枠体42と透明板41との固着は強固であり,透明板41の脱落等を好適に防止することができた。
(5)前記本体10内に収容される灯具70を,前記本体10内の底部に対して所定間隔離した状態で前記本体10内に吊り下げ配置した構成を採用する場合には,かりに本体10内に水が浸入し,本体10内部に溜まったとしても,灯具70が水に触れることを防止することができる。
しかも,吊り下げ配置した灯具70は,これを揺動可能とすることが容易であり,これにより照射光の向きを任意に変更することも容易である。
(6)灯具70と共に本体10内に収容する安定器80を防湿型のものとすることにより,本体内に水が浸入した場合であっても安定器80の破損を防止することができた。
また,安定器80と灯具70との接続を防水型のコネクタ82により行う構成とすることにより,水の浸入による破損や漏電等を防止することができると共に,灯具70と安定器80間の接続をコネクタ82の差し込みという極めて簡単な方法で行うことが可能となり設置工事が容易である。
(7)中心線Oの延長が前記開口11中に位置するよう前記本体10に形成する引き込み線の導入口17を設けることにより,この導入口17に防水ソケット60を取り付ける際,工具の挿入が容易であり,作業性を向上させることができた。
次に,本発明の実施形態を以下説明する。
本発明の照明器具は,図1に示すように地中に埋設した状態で使用され,本体10上端に形成された開口11を被蓋する蓋体40に形成された透光部41を介して外部に光を照射する地中埋設型の照明器具であり,地中に埋設されて灯具70やその附属品(安定器80他)を収容する照明器具の本体10と,この本体10の上端開口11を被蓋する,透光部41を備えた蓋体40を備えている。
〔本体〕
本発明の照明器具を構成する前述の本体10は,地中に埋設した状態で使用するもので,図1に示すように内部に灯具70及びその附属機器(安定器80他)を収容する空間が形成されていると共に,上端に開口11が形成されている。
本実施形態にあっては,この本体10を,矩形状に形成された底板12上に,前記底板12の四隅部分に対応する位置を切り取った八角形の角筒部13と,前記角筒部13上に設けられた略裁頭円錐状の円錐部14と,該円錐部14上に形成された円筒部15によって構成された形状としている(図1〜3参照)。
このように形成することで,本実施形態における本体10は,上端に対し下部が幅広となる形状とし,後述するように吊り下げ式とした本実施形態で使用する灯具70の揺動範囲を大きくして(図中2点鎖線),光の照射範囲を広範囲で設定できるようにしている。
もっとも,本発明の照明器具1に使用する本体10は,前述のように,内部に灯具70等を収容するに充分な空間が形成されていると共に,上端に開口11が形成された形状であれば図示の実施形態に限定されることなく,各種の形状を採用することが可能である。
本実施形態における照明器具1の本体10はアルミ材により製造されており,アルミ材を前述の形状に成型した後に,表面(必要に応じて内部表面を含む)に耐候性を付与するための表面処理を施している。
一例として,この照明器具1の本体10は,加工の容易性を考慮してアルミ材を低圧鋳造により製造したもので,この低圧鋳造した本体10の表面に,順に金属亜鉛処理,化成処理,塗装及び焼き付けの各処理を施し,金属亜鉛層である第1層を化学反応で強固に結び付けると共に,高耐食性化成皮膜層である第2層,セラミック系材料を使用した表面焼成層である第3層を架橋効果で強固に結び付けた「ラスパート」(商標)処理を行うことにより耐候性を付与し,かつ,低圧鋳造の際に生じた巣等を塞いで本体10の気密性を高めている。
もっとも,この本体の材質及び前述した耐候性付与の処理は,既知の他の加工材料,他の加工方法を用いるものであっても良い。
このようにして形成された照明器具1の本体10外周,本実施形態にあっては,前述の円錐部14と円筒部15の外周には,上端開口11の周縁から円錐部14の裾の部分に至るリブ16を多数形成して,地中に埋設した際のコンクリートの食いつき性の向上を図っている(図2及び図3参照)。
また,円筒部15の上端縁の外周を,上端に向かって徐々に径を小さくするテーパ状に形成し,この照明器具本体を地中に埋設し,モルタルで固めた後,例えばこのモルタル上に石貼り等を行う際に,このテーパー部分にモルタル充填用の隙間Sが形成されるようにして,埋設の際の作業性を向上させている(図1中の拡大部分参照)。
また,図1及び図3中の符号17は,導入口で,照明器具の本体内に対する配線を導入する。この導入口17は,円錐部14に対して下方に緩やかな傾斜で,本体の外周方向に突出する突出部18を設けると共に,この突出部18の下端18aを角筒部13より迫り出させ,この迫り出し部分の下部に,照明器具1の本体10内外を貫通する,引き込み線の導入口17を形成している。
この引き込み線の導入口17には,図1及び図3に示すように防水ソケット60を取り付け,この防水ソケット60内に引き込み線65を挿通させて,照明器具本体内への引き込み線65の導入が行われている。
このように,引き込み線65の引き込み方向を,照明器具本体10の外部下方から内部上方に向かって行うことにより,引き込み線65を伝って本体10内に水が浸入することが防止されている。
この引き込み線65の導入口17は,図3に示すように導入口17の中心線Oの延長線が,本体の上端開口11を通過して本体10外に延出する位置及び向きに形成する。
このような位置及び向きで導入口17を形成することにより,この導入口17に図3に示すように防水ソケット60を取り付ける際,この防水ソケット60に設けられたナット61を,防水性を発揮するために要求される規定トルクで締め付けるための工具の挿入を上端開口11を介して容易に行うことができ,本体の設置作業後において前記締め付け等の作業を行うことができる。
照明器具1の本体10上端に形成された開口11の内周には,図4に示すようにその上端寄りに位置して下方に傾斜する傾斜段部151が形成されていると共に,この傾斜段部151の下方において,内周方向に突出した,上面にボルトが螺合される有底孔158が所定間隔で形成されたフランジ152が設けられており,このフランジ152によって開口内に嵌合された蓋体を係止する係止段部が形成されている。
この,係止段部であるフランジ152の内周縁上には,上方に向かって突出する突出部153が形成されていると共に,フランジ152の内周縁の下端より更に内周方向に突出する,後述する灯具70の支持台を係止する,支持部154が形成されている。
このフランジ152の内周寄りの上面から,内周面にかけては,例えばゴム等の弾性材料によって形成された弾性シール部材5bが,フランジの全周に亘り取り付けられている。
〔蓋体〕
以上のように構成された照明器具1の本体10に形成された上端開口11を被蓋する前述の蓋体40は,図2に示すようにガラス板等の透明板41によって形成された中央の透光部と,この透明板41が嵌合される無端環状の枠体42によって構成されており,前記枠体42の中央に透光部を成す透明板41を嵌合すると共に固着して形成されている。
この枠体は,本体10の開口11内に設けられたフランジ152の上面に設けられた有底孔158の形成間隔と同一の間隔にボルト孔421(図3)が形成されていると共に,縦方向の断面において図5に示すようにその下端を内周方向に突出させることにより形成した支持段部43を有する共に,この支持段部43の上方位置における内周面に略矩形状の切り込み44を設け,後述するコーキング材がこの部分に充填して,嵌合された透明板41を強固に固定することができるように構成している。
なお,内周縁の上端は,中央方向に向かって下方に傾斜した傾斜部45が形成されており,この傾斜部45の存在によりコーキング材を透明板41と枠体42間の隙間δに注入し易いものとしている。
また,枠体42の外周面は,上端より所定の位置下方において本体中心方向に径を暫減する係合段部46が形成されており,この係合段部46が,後述する外周側弾性シール部材6を介して前述した照明器具1本体10の開口11内に形成した傾斜段部151に係止可能に構成されている。
以上のように構成された枠体42には,前述の支持段部43の上面,内周面及び下面を包囲する弾性シール部材5aと,前記係合段部46から下端縁に至る位置を囲む弾性シール部材(外周側弾性シール部材)を円周方向に連続して取り付ける。
この外周側弾性シール部材6は,図5に示すように,前記枠体42の外周下部及び傾斜段部151に対応する略く字状をなし,水密効果を高めるため,傾斜段部151側の側面に環状の溝条155,155が形成され,上端屈曲部を枠体42の外周面円周方向に形成した溝422内に,その一部が嵌合するようにして取り付けることが好ましく,これにより外周側シール部材6の位置決めが容易であると共に位置ずれを防止することができる。
この枠体42の中央に形成された開口には,枠体42の内径に対して僅かに小径に形成された透明板41,本実施形態にあってはガラス板が嵌合される。このようにして枠体42に嵌合された透明板41の底面における外縁は,弾性シール部材5aを介して支持段部43上に載置され,この状態において枠体42内周と透明板41の外周間に形成された隙間δにコーキング材を注入して,枠体42と透明板41との固着が行われている。
本実施形態にあっては,このコーキング材として浸透性の高い紫外線硬化型のシリコン樹脂を使用し,このシリコン樹脂を前述の隙間δに注入後,紫外線を照射して硬化することで,透明板41と枠体42間の隙間を完全に充填すると共に,透明板41と枠体42間を取り外し不能に固着している。
なお,図示の実施形態にあっては,破損や,破損した際の飛散防止を考慮して前述の透明板41として二重ガラスを使用しているが,この透明板41は図示の実施形態に示すように必ずしも二重ガラスとする必要はなく,また,ガラス以外の透明板,例えばアクリル板等をこのガラス板に代えて使用しても良い。
〔上端開口部の水密構造〕
以上のように形成された照明器具1の本体10上端に形成された開口11に,枠体42に透明板41を嵌合・固着することによって形成した蓋体40を嵌合する。
本体10の開口11内に蓋体40を嵌合した状態にあっては,図6に示すように,開口11内に形成された傾斜段部151に,枠体42の外周に形成された係合段部46が外周側弾性シール部材6を介して係合されていると共に,枠体42の係止段部43の底面部分が本体のフランジ上に内周側弾性シール部材5(弾性シール部材5a及び5b)を介して載置される。
従って,開口11と蓋体40間は,内周側弾性シール部材5(弾性シール部材5a及び5b)と外周側弾性シール部材6とによって,二重のシールが成されていると共に,内周側・外周側シール部材5,6間でフランジ152と枠体42間に空間(圧力室P)が形成される。
そして,この状態において蓋体40が本体10のフランジ152側に押圧されるように固定具90によって固定することで,本体10に対する蓋体40の取り付けが完了する。
本実施形態にあっては,この固定具としてボルト90を使用し,本体10の開口11内に形成されたフランジ152の上面に設けられた有底孔158と,蓋体40の枠体42に形成されたボルト孔421を位置合わせして,ボルト孔421を貫通したボルト90の先端部を有底孔158に挿入・螺合することにより,蓋体40の取り付けを行っている。
この固定具であるボルト90には,図6に示すように断面下向きコ字状に形成された座金91と,この座金91内に収容されたOリング7が外嵌されており,このボルト90を前記ボルト孔421に挿入すると共に有底孔158に螺合することで,このOリング7が枠体42に形成されたボルト孔421の上端開口縁とボルト90外周に圧接されてボルト孔421を介した水の浸入が防止されている。
以上のようにして照明器具1の本体10に形成された開口11に,蓋体40を嵌合,固着した状態において,蓋体40の枠体42下面と,本体10の開口11に形成されたフランジ152上面間には,両者間に存在する内周側弾性シール部材5(5a,5b)の厚みによって画定される空間である圧力室Pが形成されている。
この圧力室Pは,その内周側において内周側弾性シール部材5により,灯具70等を収容する本体内の空間が遮断されていると共に,傾斜段部151と係合段部46間に配置された外周側弾性シール部材6,及び前記ボルト90に外嵌されたOリング7によって,外部空間より遮断された独立した空間を成す。
このように,灯具70等を収容する本体10内の空間に対する水の浸入経路には,この水の浸入が蓋体40と本体10の開口11内周間の隙間より生じる場合には,外周側弾性シール部材6,圧力室P,及び内周側シール部材5(5a,5b)によって,
また,水の浸入がボルト孔421を介して生じる場合には,Oリング7,圧力室P及び内周側弾性シール部材5(5a,5b)によって,いずれの場合にも水の浸入経路に対して複数のシール部材が存在すると共に,シール部材間に圧力室が存在することによって,本体内の灯具等を収容する空間に対する水の浸入を完全に防止している。なお,内周側弾性シール部材5aの底面には,外周側弾性シール部材6の溝条155と同じく溝条55が環状に形成され,固定具90による蓋体40の押圧に対して,弾性シール部材5bの表面に圧着すると共に,密着性が増大する。
かりに,前述のOリング7や外周側弾性シール部材6によるシール部分を介して毛細管現象による水の浸入が生じたとしても,前述の圧力室Pの存在によって水は外気圧と均衡する位置より内側に入り込むことができず,Oリング7や外周側弾性シール部材6に経年劣化等が生じた場合であっても水の浸入が阻止される。
この圧力室P内は,前記ボルト90の締め付けによって固定された蓋体40により圧潰された弾性シール部材5,6間に形成される空間であるために,弾性シール部材5,6の圧潰によって圧力室Pも変形を受けて容積が減少しており,その結果,圧力室P内の圧力は外気圧力に対して高められている。その結果,毛細管現象によってOリング7や外周側弾性シール部材6によるシール部分を介して浸入しようとする水は,圧力室P内に到達することはできない。
かりに,毛細管現象によって浸入した水が何らかの原因によって圧力室P内に到達することができたとしても,毛細管現象を生じさせない大きさの空間として形成されている圧力室P内に浸入した水はこの部分において捕捉され,圧力室Pを越えてさらに内部に浸入することが阻止される。
しかも,圧力室Pに対して水の浸入があると,浸入した水の体積に応じて圧力室P内の圧力が上昇することとなり,外気圧との平衡によって決まる水の浸入可能な範囲が外部側に後退し,その後の水の浸入が阻止される。
このように,重畳的な浸水防止の作用によって,本体10内の灯具70等を収容する空間に対する水の浸入は確実に防止されており,その結果,灯具70やその附属品等の構成器具が水に濡れて破損し,また漏電する等の危険性を回避することができると共に,照明器具本体内の結露を防止して,透光部が曇る等の弊害を確実に防止することができる。
〔その他の構成〕
以上説明したように,本発明の地中埋設型照明器具1にあっては,前述の水密構造によって,上端開口11を介して照明器具1の本体10内への浸水が防止されているが,本発明の地中埋設型照明器具1にあっては,以下に示すその他の構成の採用によって,かりに本体10内に水が浸入することがあったとしても,これにより灯具70やその附属機器等が破損したり,又は漏電等の弊害が生じることが有効に防止されている。
このような対策の一つとして,本実施形態の地中埋設型照明器具1にあっては,本体10内に収容される灯具70を,図1に示すように本体10内に吊り下げ状態に配置する構造とし,これにより,かりに本体10内に水の浸入が生じた場合であっても,灯具70が本体10内の空間に溜まった水に触れることがないようにしている。
図示の実施形態にあっては,照明器具本体10の上端開口内に形成されたフランジ152内に挿入可能な径を有する略逆裁頭円錐状の支持台71に,外周方向に突出する鍔部72を設け,この支持台71を前記フランジ152の開口内に挿入すると前記鍔部72がフランジ152に形成された支持部154に係止されるように構成すると共に(図1中の拡大部分参照),この支持台71に下方に向かって突出する一組の取付片73を設け,この取付片73にそれぞれ支持アーム74の一端を回動可能に取り付け,この支持アーム74間に灯具70を配置・固定することで,灯具70を照明器具1の本体10内に吊り下げ配置している。
従って,前記支持台71をフランジ152内で回転させ,また,前記支持アーム74と共に灯具70を揺動させることにより,灯具70より照射された光の照射方向を任意に変更可能としている。なお,図1中86はルーバーで,望まない方向に対する光の漏れをカットする。
また,図1中の符号85は乾燥剤で,前述のように防水・防塵処理がされた照明器具1の本体10内で水分を吸着し,内部の空気を乾燥させるために収納したものである。
この乾燥剤85を収容したことにより,本体10内に多少の水が浸入した場合であっても本体10内の空間を乾燥させることができ,また,高湿度の環境下で本発明の照明器具1を設置するなどして本体10内に高湿度の空気を封じ込めた場合であっても,この空気を乾燥させることができ,その結果,気温変化等によって本体内空間の空気が冷却される等した場合であっても,本体10内で結露が生じることを防止できる。
この乾燥剤85としては,照明器具1の本体10内に形成された所定の大きさの空間を乾燥させることができるものであれば既知の如何なる乾燥剤を使用しても良いが,本実施形態にあっては一例として,薬剤等の防湿に使用されるアルミナシリカゲル系の乾燥剤(吸着剤)である,「セカード」(商標)を使用して本体10内の空気を乾燥させており,条件にもよるが,本実施形態では本体内の雰囲気が湿度90%であった場合においてこれを湿度10%程度まで乾燥し得る程度の乾燥剤を封入している。
さらに,灯具70と安定器80とを接続する配線を,防水型のコネクタ82によって接続し,配線処理を容易とすると共に,水の浸入によっても漏電等が生じないよう構成している。
また,前記安定器80自体を防湿型のものとすることで,万が一に本体内の空間に水が浸入した場合であっても,安定器に故障等が生じないような構成を採用している。
以上説明した本発明の地中埋設型照明器具は,前述のように公園や遊歩道,庭園等の地中に埋設して,植栽やオブジェ,建築物,看板等を照らす照明器具として使用することができる。但し,その用途は上記のものに限定されるものではなく,屋外において地中に埋設して使用する各種の照明用として使用可能である。
地中埋設型照明器具の断面正面図。 地中埋設型照明器具の平面図。 導入口の形成位置を示す説明図。 照明器具本体の円筒部の拡大断面図。 蓋体の枠体部分の拡大断面図。 水密構造部分の部分拡大図。 従来の水密構造(特許文献3)を示す概略説明図。
符号の説明
1 (地中埋設型)照明器具
5 内周側弾性シール部材
5a,5b 弾性シール部材
6 外周側弾性シール部材
7 Oリング
10 本体(照明器具本体)
11 開口
12 底板
13 角筒部
14 円錐部
15 円筒部
151 傾斜段部
152 フランジ(係止段部)
153 突出部
154 支持部
155 溝条
158 有底孔(螺子孔)
16 リブ
17 導入口
18 突出部
18a 下端(突出部18の)
40 蓋体
41 透光部(透明板,ガラス板)
42 枠体
421 ボルト孔
422 溝
43 支持段部
44 切り込み
45 傾斜部
46 係合段部
55 溝条
60 防水ソケット
61 ナット
65 引き込み線
70 灯具
71 支持台
72 鍔部
73 取付片
74 支持アーム
80 (防湿型)安定器
82 防水型コネクタ
85 乾燥剤
86 ルーバー
90 固定具(ボルト)
91 座金
S モルタル充填用の隙間
δ 透明板−枠体間の隙間
P 圧力室
O 中心線(導入口17の)

Claims (8)

  1. 地中に埋設される本体と,前記本体内に収容される灯具と,前記本体の上端開口を被蓋する透光部を有する蓋体を備え,
    前記上端開口の内周に係止段部を突設し,
    前記上端開口の内周と前記蓋体間において,内周側弾性シール部材と,該内周側弾性シール部材に対して外周寄りの位置に外周側弾性シール部材とをそれぞれ設け,前記二つのシール部材と,前記本体及び蓋体により画定された圧力室を形成すると共に,
    前記蓋体を,固定具を介して,前記係止段部側に押圧して,前記本体に取り付けたことを特徴とする地中埋設型照明器具。
  2. 前記内周側弾性シール部材は,前記係止段部と前記蓋体間に,前記外周側弾性シール部材は,前記上端開口の内周と前記蓋体間に設けたことを特徴とする請求項1記載の地中埋設型照明器具。
  3. 前記固定具が,前記蓋体に形成されたボルト孔を貫通して前記係止段部に形成された有底孔に螺合されるボルトであると共に,前記蓋体に形成されたボルト孔の周縁と前記ボルトの頭部間で挟持されるOリングを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の地中埋設型照明器具。
  4. 前記本体内に乾燥剤を封入したことを特徴とする請求項1,2又は3記載の地中埋設型照明器具。
  5. 前記蓋体を,透明板により形成された透光部と,前記透明板を嵌合する金属製の枠体により構成すると共に,
    嵌合状態にある前記枠体と前記透明板間の隙間に,紫外線硬化型のコーキング材を充填すると共に該コーキング材に紫外線を照射して硬化させて,前記枠体に前記透明板を固定したことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の地中埋設型照明器具。
  6. 前記本体内に収容される灯具を,前記本体内の底部に対して所定間隔を介した状態で前記本体内に吊り下げ配置したことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の地中埋設型照明器具。
  7. 前記本体内に,前記灯具に接続する防湿型の安定器を収容すると共に,前記防湿型安定器と前記灯具間の接続を,防水型のコネクタにより行うことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の地中埋設型照明器具。
  8. 前記本体に,中心線の延長が前記開口部内にあるように引き込み線の導入口を設けたことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の地中埋設型照明器具。
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