JP4111458B2 - Exhaust gas recirculation combustion system - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃焼室から取り出した排ガスを燃焼室内の火炎へ再び循環させる排ガス再循環燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
燃焼によって発生するNOx量を減少させることを目的に、排ガスの一部を火炎内へ循環させて燃焼を行う排ガス再循環燃焼が行われている。酸素濃度の低下した排ガスを火炎へ送ると、燃焼用空気中の酸素濃度が低下するために火炎温度が低くなり、火炎の燃焼性は悪くなるが、NOx発生量を低減することができる。また、燃料供給量を調節する燃料量調節装置と、燃焼用空気供給量を調節する燃焼用空気量調節装置を設けておき、燃料及び燃料用空気の供給量を調節することで燃焼量を制御することも広く行われている。排ガス再循環燃焼を行う燃焼装置の場合、排ガスの混入によって燃焼性が低下したとしても、一定の燃焼量で燃焼を継続している限りは燃焼が不安定になることはないが、燃焼量の変更を行った時には燃焼が不安定になり、振動燃焼や失火が発生する場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、排ガス再循環燃焼を行っている燃焼装置において、燃焼途中で燃焼が不安定になることを防ぐことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、燃料と燃焼用空気の供給を受けて燃焼室内で火炎の燃焼を行うバーナ、バーナへの燃料供給量を調節する燃料量調節装置、バーナへの燃焼用空気供給量を調節する燃焼用空気量調節装置を設け、燃料及び燃焼用空気の供給量を調節することで燃焼量を制御しており、燃焼室から取り出した排ガスを燃焼室内の火炎へ循環させるための排ガス再循環経路を持ち、排ガスを火炎へ循環させながら燃焼を行う排ガス再循環燃焼装置において、排ガスの温度を検出する温度検出装置を設けておき、温度検出装置による検出温度が設定温度より低い場合には、バーナへ供給する燃料量及び燃焼用空気量を変更することによる燃焼量の変更は禁止するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明を実施しているボイラのフロー図である。ボイラは中央に燃焼室11を設け、燃焼室11の周囲を多数の水管で取り囲んでおり、燃焼室11の上部に燃焼室へ向けて火炎の燃焼を行うバーナ3を設ける。ボイラは下部に給水配管、上部に蒸気配管を設けており、バーナ3の燃焼による熱で水管を加熱して水管内の水を加熱し、蒸気を取り出す構成であり、ボイラで発生した蒸気の圧力を検出する圧力検出装置10を設けている。
【0007】
バーナ3へ燃焼用空気を送る送風機9を設け、送風機9とバーナ3の間を送風路12でつなぐ。送風路12内には、流路面積を変更することでバーナ3へ送る燃焼用空気量を調節する燃焼用空気量調節装置6を設けておく。バーナ3へ燃料を供給する燃料ラインの途中には、燃料ラインを分岐した並列配管と並列配管のそれぞれに設けた燃料電磁弁8からなる燃料量調節装置4を設ける。ボイラ側面には、排ガスをボイラ内から取り出して屋外へ排出するための排ガス通路1を接続しておき、排ガス通路1に排ガス温度を検出する温度検出装置2を設ける。排ガス通路1には、途中で分岐して他端を送風機9に接続している排ガス循環路5を設けており、排ガス循環路5によって排ガスの一部を途中で分岐させる。
【0008】
ボイラの運転は、ボイラで発生した蒸気の圧力が所定の範囲内を保つようにボイラの燃焼量を制御する。本実施例は、高燃焼・低燃焼・停止の3位置で燃焼量を制御するものであり、蒸気圧力が下限圧力より低ければ高燃焼、下限圧力と上限圧力の中間にあれば低燃焼、上限圧力より高ければ停止とする燃焼量制御装置7を設けている。燃焼量制御装置7は、圧力検出装置10、燃焼用空気量調節装置6、燃料量調節装置4、送風機9のそれぞれと接続しており、バーナ3の燃焼量を制御する。燃焼量制御装置7は、高燃焼を行う場合は、高燃焼用及び低燃焼用の燃料電磁弁8を両方とも開き、燃焼用空気量調節装置6の開度を大きくすることで、燃料及び燃焼用空気の供給量を多くし、低燃焼を行う場合は、低燃焼用の燃料電磁弁8のみを開き、燃焼用空気量調節装置6の開度を小さくすることで、燃料及び燃焼用空気の供給量を少なくし、燃焼停止の場合は、燃料電磁弁8を2つとも閉じ、送風機9の作動を停止して、燃料及び燃料用空気の供給を停止する。
【0009】
また、燃焼量制御装置7内には循環量判別装置13を設けておく。循環量判別装置13は温度検出装置2と接続しておき、温度検出装置2で検出している温度に基づいて排ガス循環量の多寡を判別する。燃焼量制御装置7は圧力検出装置10からの情報に加えて、循環量判別装置13からの情報に基づいてバーナ3の燃焼量を制御する。
【0010】
ボイラの運転を開始する場合、ボイラの運転スイッチをオンにした時点における蒸気圧力が下限圧力よりも低くても、最初は低燃焼から燃焼を開始する。燃焼を開始時には、まず送風機9を作動し、燃焼用空気量調節装置6は開度の小さな低燃焼用開度としておき、低燃焼用の燃料電磁弁8を開いて低燃焼を開始する。
【0011】
バーナ3で火炎の燃焼を行うと、燃焼室内で高温の燃焼ガスが発生し、燃焼ガスは燃焼室11の周囲に設置している水管を加熱する。燃焼ガスは水管と熱交換することで温度が低下し、温度の低下した排ガスは排ガス通路1を通して屋外へ排気する。排ガス通路1を通っている排ガスの一部は、排ガス通路1の途中で分岐して排ガス循環路5を通り、送風機9へ向かう。送風機9では、排ガス循環路5からの排ガスと、外部から取り込んだ通常空気を混合したものを燃焼用空気とし、バーナ3へ燃焼用空気を送る。排ガス再循環燃焼を行うと、燃焼用空気の酸素濃度が低くなるため、火炎温度の上昇が抑えられ、NOx発生量は少なくなる。排ガス循環量を適正に保てば、安定した燃焼を行いながらNOx発生量を少なく保つことができる。
【0012】
高燃焼・低燃焼・停止の燃焼量制御は、圧力検出装置10で検出している蒸気圧力値に基づいて定めるが、ボイラ運転開始直後であるために排ガス温度が低く、温度検出装置2で検出している排ガス温度が設定温度より低い場合には、低燃焼から高燃焼への燃焼量の変更は行わない。ボイラを連続運転している場合、ボイラの温度は高温で安定するため、排ガス通路1を通して排気する排ガスも一定の温度で安定する。しかし、冷缶状態から燃焼を開始した場合、燃焼開始時点ではボイラ内の水管や燃焼室を覆う耐火材、さらには排ガス通路1の壁面も低温であり、燃焼ガスは水管内の水だけでなく、ボイラの全体と熱交換を行うため、排ガス温度は大きく低下する。
【0013】
排ガス再循環燃焼を行っている燃焼装置の場合、排ガス温度が変化すると、燃焼用空気内に含まれる排ガスの割合が変化する。圧力が一定であれば、気体の体積はその絶対温度に比例する(シャルルの法則)ため、排ガスの温度が変化すると排ガスの密度が変化することになる。排ガスと通常空気は、一定の流量比で混合しており、混合比は運転時間の大部分を占める排ガス温度高温安定時の排ガス密度を基準に定めるため、排ガス温度が低い燃焼開始直後の排ガス混合量は、適正な排ガス混合量よりも多くなる。
【0014】
例えば、連続燃焼時における排ガス温度は300℃であるが、燃焼開始直後の排ガス温度は100℃であった場合、圧力は一定とすると、排ガス温度が100℃から300℃に変化することで、排ガスの体積は約1.5倍に膨張することになる。排ガスと通常空気に温度差があると、混合して温度の均一な燃焼用空気になった際、排ガスの温度低下による体積縮小によって排ガスの分圧は低下する。排ガス温度が高くて大きく膨張していた場合、通常空気との混合による排ガス温度低下によって排ガスの分圧は大きく低下するが、排ガス温度が低くて膨張度が小さかった場合、通常空気と混合しても排ガスの分圧低下は少なくなる。
【0015】
つまり、燃焼開始直後の排ガス低温期の場合、排ガス温度高温安定期と同流量の排ガスを再循環していても、実質的な排ガス再循環量は多くなり、燃焼用空気に占める排ガスの割合が大きくなる。燃焼用空気に占める排ガスの割合が適正範囲より多くなると、NOx削減効果は増える方向に変化するが、振動燃焼や失火といった燃焼の不具合を発生しやすくなる。排ガス循環量が適正範囲より多くなったとしても、一定の燃焼を継続している限りは、振動燃焼などが発生することはほとんどないが、この状態で燃焼量の変更を行うと、燃焼量変更時に燃焼のバランスが崩れることがあり、振動燃焼等を引き起こすことになっていた。
【0016】
そこで、燃焼量制御装置7には、温度検出装置2によって検出している排ガス温度が設定温度より低い場合には、排ガスの実質的な循環量が設定値より多いと判別する循環量判別装置13を設けておき、実質的な排ガス循環量が多い場合には燃焼量の変更を行わなくする。
【0017】
排ガス循環量の多寡を判断するための設定温度は、連続燃焼によって安定する温度より少し低い温度に設定する。燃焼開始直後の排ガス温度は、最初は急上昇し、その後は上昇カーブが徐々に緩やかとなり、やがて一定で値に安定するため、排ガス温度の上昇は続いているが上昇カーブは緩やかになっている時期における温度を設定温度とする。設定温度を280℃とし、冷缶状態で燃焼を開始してから設定温度である280℃まで排ガス温度が上昇するのに要する時間が8分間であったとすると、循環量判別装置13は冷缶状態で燃焼を開始してから8分経過し、排ガス温度が280℃以上に上昇するまでは排ガス循環量が設定値より多いと判別し、燃焼量制御装置7による燃焼量の変更を行わせないことで、振動燃焼などの発生を防ぐ。
【0018】
温度検出装置2で検出している排ガス温度が設定温度より高くなると、循環量判別装置13は排ガスの循環量が設定値内にあると判別し、燃焼量の変更を可能とする。これ以降燃焼量制御装置7は、圧力検出装置10で検出している蒸気圧力に対応した燃焼量となるように、燃料量調節装置4・燃焼用空気量調節装置6・送風機9の作動を制御する。実質的な排ガス循環量が適正範囲内まで減少した以降は、排ガスの分圧が適正であるため、燃焼量の変更を行っても振動燃焼等が発生する可能性は低くなる。
【0019】
なお、本実施例では排ガス通路1に設けた温度検出装置2で検出する排ガス温度に基づいて、排ガス循環量の多寡を判断するようにしているが、温度検出装置2は、排ガス循環路5、送風機9、送風路12、バーナ3など排ガスの温度を検出することができる部分であれば自由に配置することができる。排ガスと通常空気を混合した燃焼用空気の温度も、排ガス温度が低い場合には低くなり、排ガス温度の上昇によって上昇していくため、燃焼用空気温度を検出することでも、排ガスの温度を検出することができ、排ガス循環量の多寡を判別することができる。
【0020】
また、排ガス温度の上昇に要する時間をあらかじめ測定しておき、燃焼開始からの経過時間に基づいて排ガス循環量の多寡を判別することもできる。ただし、ボイラの燃焼開始時点での温度は、前回の燃焼を停止してからの経過時間等によって異なり、燃焼開始時のボイラ温度によって排ガス温度が設定温度まで上昇するのに要する時間は変化するため、経過時間に基づいて排ガス循環量の多寡を判別する場合は、設定時間を補正することが必要になる。
【0021】
【発明の効果】
燃焼量の変更は、排ガス循環量が適正範囲内にある時にのみ行うので、燃焼途中で燃焼が不安定になることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のフロー図
【符号の説明】
1 排ガス通路
2 温度検出装置
3 バーナ
4 燃料量調節装置
5 排ガス循環路
6 燃焼用空気量調節装置
7 燃焼量制御装置
8 燃料電磁弁
9 送風機
10 圧力検出装置
11 燃焼室
12 送風路
13 循環量判別装置[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an exhaust gas recirculation combustion apparatus that recirculates exhaust gas taken out from a combustion chamber to a flame in the combustion chamber.
[0002]
[Prior art]
For the purpose of reducing the amount of NOx generated by combustion, exhaust gas recirculation combustion is performed in which a part of exhaust gas is circulated into a flame and combustion is performed. When exhaust gas having a reduced oxygen concentration is sent to the flame, the oxygen concentration in the combustion air is lowered, the flame temperature is lowered, and the flame combustibility is deteriorated, but the amount of NOx generated can be reduced. In addition, a fuel amount adjusting device for adjusting the fuel supply amount and a combustion air amount adjusting device for adjusting the combustion air supply amount are provided, and the combustion amount is controlled by adjusting the fuel and fuel air supply amounts. It is also widely done. In the case of a combustion device that performs exhaust gas recirculation combustion, even if the combustibility decreases due to the inclusion of exhaust gas, as long as combustion is continued at a constant combustion amount, combustion does not become unstable. When the change was made, the combustion became unstable, and vibration combustion and misfire could occur.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is to prevent instability of combustion during combustion in a combustion apparatus performing exhaust gas recirculation combustion.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a flow diagram of a boiler implementing the present invention. The boiler is provided with a
[0007]
A blower 9 for sending combustion air to the burner 3 is provided, and a
[0008]
In the operation of the boiler, the combustion amount of the boiler is controlled so that the pressure of the steam generated in the boiler is kept within a predetermined range. In this embodiment, the combustion amount is controlled at three positions of high combustion, low combustion, and stop. If the steam pressure is lower than the lower limit pressure, the combustion is high, and if it is between the lower limit pressure and the upper limit pressure, the low combustion is set. A combustion amount control device 7 is provided to stop if the pressure is higher. The combustion amount control device 7 is connected to each of the
[0009]
In addition, a circulation
[0010]
When starting the operation of the boiler, even if the steam pressure at the time when the operation switch of the boiler is turned on is lower than the lower limit pressure, the combustion is started from low combustion at first. At the start of combustion, the blower 9 is first operated, the combustion air amount adjusting device 6 is set to a low combustion opening with a small opening, and the low combustion fuel electromagnetic valve 8 is opened to start low combustion.
[0011]
When the flame is burned in the burner 3, a high-temperature combustion gas is generated in the combustion chamber, and the combustion gas heats the water pipe installed around the
[0012]
Combustion amount control of high combustion, low combustion, and stop is determined based on the steam pressure value detected by the
[0013]
In the case of a combustion apparatus that performs exhaust gas recirculation combustion, when the exhaust gas temperature changes, the ratio of the exhaust gas contained in the combustion air changes. If the pressure is constant, the volume of the gas is proportional to its absolute temperature (Charles' law), so that the density of the exhaust gas changes when the temperature of the exhaust gas changes. Exhaust gas and normal air are mixed at a constant flow ratio, and the mixture ratio is determined based on the exhaust gas density when the exhaust gas temperature is stable at high temperatures, which occupies most of the operating time. The amount is greater than the proper amount of exhaust gas mixture.
[0014]
For example, if the exhaust gas temperature during continuous combustion is 300 ° C., and the exhaust gas temperature immediately after the start of combustion is 100 ° C., and the pressure is constant, the exhaust gas temperature changes from 100 ° C. to 300 ° C. Will expand about 1.5 times. If there is a temperature difference between the exhaust gas and the normal air, the partial pressure of the exhaust gas decreases due to the volume reduction due to the temperature decrease of the exhaust gas when the combustion air has a uniform temperature by mixing. When the exhaust gas temperature is high and the air is greatly expanded, the partial pressure of the exhaust gas is greatly reduced due to a decrease in the exhaust gas temperature due to mixing with normal air, but when the exhaust gas temperature is low and the degree of expansion is low, it is usually mixed with air. However, the partial pressure drop of the exhaust gas is reduced.
[0015]
In other words, in the exhaust gas low temperature period immediately after the start of combustion, even if the exhaust gas at the same flow rate as the exhaust gas temperature high temperature stable period is recirculated, the substantial amount of exhaust gas recirculation increases, and the ratio of exhaust gas to the combustion air growing. When the ratio of the exhaust gas in the combustion air exceeds the appropriate range, the NOx reduction effect changes in an increasing direction, but combustion defects such as vibration combustion and misfire tend to occur. Even if the exhaust gas circulation amount exceeds the appropriate range, as long as constant combustion is continued, vibration combustion or the like will hardly occur, but if the combustion amount is changed in this state, the combustion amount will be changed. Sometimes the balance of combustion may be lost, causing vibrational combustion and the like.
[0016]
Therefore, the combustion amount control device 7, when the exhaust gas temperature detected by the temperature detection device 2 is lower than the set temperature, determines that the substantial circulation amount of the exhaust gas is larger than the set value. When the exhaust gas circulation amount is substantial, the combustion amount is not changed.
[0017]
The set temperature for determining the amount of exhaust gas circulation is set to a temperature slightly lower than the temperature stabilized by continuous combustion. Immediately after the start of combustion, the exhaust gas temperature suddenly rises, and then the rising curve gradually becomes gentle and eventually stabilizes at a constant value. The temperature at is the set temperature. Assuming that the set temperature is 280 ° C. and the time required for the exhaust gas temperature to rise to the set temperature of 280 ° C. after starting combustion in the cold can state is 8 minutes, the circulation
[0018]
When the exhaust gas temperature detected by the temperature detection device 2 is higher than the set temperature, the circulation
[0019]
In the present embodiment, the exhaust gas circulation amount is determined based on the exhaust gas temperature detected by the temperature detection device 2 provided in the
[0020]
It is also possible to measure the time required for the exhaust gas temperature to rise in advance and determine the amount of exhaust gas circulation based on the elapsed time from the start of combustion. However, the temperature at the start of combustion of the boiler varies depending on the elapsed time since the previous combustion was stopped, etc., and the time required for the exhaust gas temperature to rise to the set temperature varies depending on the boiler temperature at the start of combustion. When determining the amount of exhaust gas circulation based on the elapsed time, it is necessary to correct the set time.
[0021]
【The invention's effect】
Since the change of the combustion amount is performed only when the exhaust gas circulation amount is within an appropriate range, it is possible to prevent the combustion from becoming unstable during the combustion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart of an embodiment of the present invention.
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