JP4110129B2 - コンピュータシステムの制御方法、コンピュータシステム、および、制御プログラム - Google Patents

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本発明は、ポリシーを用いてコンピュータシステムを制御する技術に関する。
特許文献1には、他の論理区画のシステムの故障を検出した際にとるべき動作を規定したポリシーを備え、他の論理区画のシステムが故障した場合に故障したシステムのリセット処理を行う区画制御装置が記載されている。
また、特許文献2には、障害監視装置が、監視対象のコンピュータシステムの障害を検知した場合、障害時の復旧動作を定義した規則に基づいて、障害復旧処理を行う自動障害復旧方法が記載されている。
特開平5−181823号公報 特開2003−114811号公報
さて、ポリシーは、ある事象が発生した場合に、実施すべき操作(対処作業)を定めた規則である。ポリシーを用いてコンピュータシステムを自律的に制御する場合、システム管理者は、想定される各事象と、当該想定される事象毎に実行すべき操作とをあらかじめ記述しておく必要がある。
しかしながら、想定される事象に対応する操作が複数存在する場合などに適切な操作を特定することは困難である。すなわち、同じ事象が発生した場合であっても、当該事象が発生した際のコンピュータシステムの稼動状態に応じて、実行すべき操作は異なる場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、所定の事象が発生した際に、コンピュータシステムの稼動状態に応じて、より適切な操作を選定することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、事象の発生通知を受け付けた第1の情報処理装置が、第2の情報処理装置に適切な操作の選択を依頼するためのメッセージを送信する。
例えば、第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、第3の情報処理装置とを有するコンピュータシステムの制御方法であって、第1の情報処理装置は、第1の処理部と、第1の情報処理装置において発生した事象毎に実行すべき操作を記述した第1のポリシー記述が記憶された第1の記憶部と、を有する。そして、第1の処理部は、第1の情報処理装置において発生した事象の通知を受け付ける受付ステップと、第1のポリシー記述を読み出して、受け付けた事象に対応する操作を特定する第1の特定ステップと、特定した操作が第2の情報処理装置への問い合わせ操作の場合、受け付けた事象を含む要求メッセージを第2の情報処理装置へ送信する第1の送信ステップと、を行う。また、第2の情報処理装置は、第2の処理部と、第1の情報処理装置において発生した事象、および、第1の情報処理装置以外の装置の稼動状態毎に、実行すべき操作を記述した第2のポリシー記述が記憶された第2の記憶部と、を有する。そして、第2の処理部は、第1の情報処理装置から要求メッセージを受信する受信ステップと、第3の情報処理装置の稼働状況を問い合わせるための問い合わせメッセージを第3の情報処理装置に送信し、第3の情報処理装置から問い合わせメッセージの返答として、第3の情報処理装置の稼働状況を受信するステップと、第2のポリシー記述を読み出して、要求メッセージに含まれる事象と、第3の情報処理装置からの返答と、に対応する、第1の情報処理装置が実行すべき操作を特定する第2の特定ステップと、特定した操作を第1の情報処理装置に通知するための返信メッセージを送信する第2の送信ステップと、を行う。
本発明では、ある事象が発生した場合、当該事象を検知した情報処理装置以外の情報処理装置の稼動状態を加味することで、より適切な操作を選択することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたポリシー制御システムの全体構成図である。図示するように、本実施形態のポリシー制御システムは、管理装置1と、Webサーバ2と、データベースサーバ(以下、「DBサーバ」)3と、を有する。そして、これらの装置1〜3は、インターネット、イントラネット、LANなどのネットワーク4により接続されている。
管理装置1は、Webサーバ2およびDBサーバ3を管理する装置である。管理装置1は、管理対象の各装置2、3からメッセージを受け付けて最適なポリシールールを通知する。管理装置1は、図示するように、ポリシー処理部11を有する。なお、ポリシー処理部11については後述する
Webサーバ2は、Web3層構造のプレゼンテーション層およびアプリケーション層の処理を行う装置である。すなわち、Webサーバ2は、クライアント(不図示)からの要求を受け付けて、各種の業務処理を行う。Webサーバ2は、図示するように、ポリシー処理部21と、プレゼンテーション層の処理を行う受付処理部22と、アプリケーション層の処理を行う業務処理部23と、を有する。なお、ポリシー処理部21については、後述する。
DBサーバ3は、Web3層構造のデータベース層の処理を行う装置である。すなわち、DBサーバ3は、Webサーバ2に各種のデータを提供する装置である。DBサーバ3は、図示するように、ポリシー処理部31と、データ管理部32と、データベース33とを有する。データ管理部32は、データベース33を管理し、Webサーバ2からのデータアクセス要求に応じて所定のデータを提供する。なお、ポリシー処理部31については、後述する。
次に、図1に示す管理装置1、Webサーバ2およびDBサーバ3のポリシー処理部11、21、31について説明する。
図2は、ポリシー処理部11、21、31の概略構成図である。ポリシー処理部は、図示するように、ポリシー監視部51と、ポリシー制御部52と、ポリシー記憶部53と、インタラクション管理部56と、を有する。
ポリシー監視部51は、当該ポリシー処理部の制御対象システムにおける障害や稼動状態を監視する。本実施形態では、Webサーバ2のポリシー処理部21の制御対象システムは、Webサーバ2である。したがって、Webサーバ2のポリシー監視部51は、Webサーバ2のCPU利用率、所定の業務の応答時間(レスポンスタイム)、ネットワークの状態、障害の発生などの稼動状態を監視する。
また、DBサーバ3のポリシー処理部31の制御対象システムは、DBサーバ3である。したがって、DBサーバ3のポリシー監視部51は、DBサーバ3のCPU利用率、所定の業務の応答時間(レスポンスタイム)、ネットワークの状態、データベースのコネクション数、障害の発生などの稼動状態を監視する。
そして、ポリシー監視部51各々は、これら所定の稼動状態が、あらかじめ定められた閾値を超えた場合、または、障害が発生した場合に、ポリシー制御部52に通知する。
ポリシー制御部52は、ポリシー監視部51が通知(検知)した情報を受け付けて、ポリシー記憶部53に記憶された所定の処理を行う。
ポリシー記憶部53には、ポリシー記述54と、アクションフロー55と、が記憶されている。ポリシー記述54は、少なくとも1つの事象(イベント)と、当該事象が発生した場合に自律的に実行すべき操作名(対処名)とが記述されている。なお、ポリシー記述54については、後述する。
アクションフロー55は、コンピュータシステムを制御するプログラムであり、ポリシー記述54に記述されている操作名毎に、当該操作名の具体的な処理内容を記述したものである。例えば、ポリシー記述54には、所定の業務の応答時間が閾値を超える事象が発生した場合、実行すべき操作名として「サーバ追加処理」が記述されているものとする。そして、「サーバ追加処理」のアクションフロー55には、所定の業務を実行しているサーバを1台追加するための具体的な処理手順が記述されている。
インタラクション管理部56は、当該インタラクション管理部56を有するポリシー処理部以外の他のポリシー処理部とメッセージを送受信する。これにより、自ポリシー処理部が制御するシステムの事象および稼動状態だけでなく、他のポリシー処理部が制御するシステムの事象および稼動情報も考慮して最適なポリシーを選定することができる。
インタラクション管理部56は、図示するように、メッセージ送受信部561と、メッセージ管理部562と、テーブル管理部563と、インタラクション記憶部564と、を有する。
メッセージ送受信部561は、後述するインタラクションメッセージを作成し、送受信する。メッセージ管理部は、インタラクションメッセージを管理する。テーブル管理部は、インタラクション記憶部564に記憶された宛先テーブル565を管理する。
インタラクション記憶部564には、インタラクションメッセージの送信先の住所(例えば、URL)が記憶された宛先テーブル565と、他のインタラクション管理部56から通知された各種のイベントや稼動状態などの状態情報566と、が記憶されている。
以上説明した、管理装置1、Webサーバ2、および、DBサーバ3は、いずれも例えば図3に示すようなCPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、これらの各装置を接続するバス907と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。
このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。例えば、管理装置1、Webサーバ2、および、DBサーバ3の各機能は、管理装置1用のプログラムの場合は管理装置1のCPU901が、Webサーバ2用のプログラムの場合はWebサーバ2のCPU901が、そして、DBサーバ3用のプログラムの場合はDBサーバ3のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。
なお、各装置1、2、3が有するポリシー処理部11、21、31のポリシー記憶部53およびインタラクション記憶部564には、各装置1、2、3のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。
次に、各装置1、2、3のポリシー記憶部53に記憶されたポリシー記述54について、それぞれ説明する。
図4は、Webサーバ2のポリシー処理部21が有するポリシー記述54Aの一例を示したものである。ポリシー記述54Aは、図示するように、少なくとも1つのイベント(事象)41と、各事象に対応する操作名(対処名)42とが記述されている。
図示する例では、「負荷平準化処理イベント」41aの場合、「CPU負荷超過イベント抑制」42aの操作を実行することを示している。なお、「CPU負荷超過イベント抑制」42aの具体的な処理内容は、対応するアクションフロー55に記述されている。また、「負荷平準化処理」は、Webサーバ2の数を増やすことでWebサーバ群全体のパフォーマンスを向上させている場合(すなわち、スケールアウトしている場合)、各Webサーバの性能を考慮して均等に負荷を分散する処理である。そして、「負荷平準化処理イベント」は、このような負荷平準化処理を実行中に発生されるイベントである。ポリシー監視部51は、負荷平準化処理の実行を検知し、ポリシー制御部52に通知する。
また、「CPU負荷超過イベント抑制」については、ポリシー制御部52がポリシー監視部51から通知された「CPU負荷超過イベント」を無視する操作である。なお、「CPU負荷超過イベント」は、CPU利用率が所定の閾値を超えた場合にポリシー監視部51が検知し、ポリシー制御部52に通知するイベントである。
また、図示する例では、「CPU負荷超過イベント」および「負荷平準化未処理状態」のイベント41bの場合、「負荷平準化処理」42bの操作を実行することを示している。「負荷平準化未処理状態」は、前述の負荷平準化処理をまだ実行していない状態である。なお、負荷平準化処理を実行済みか否かは、負荷平準化処理イベントが発生(通知)されたか否かにより判別される。負荷平準化処理イベントが発生(通知)した場合、負荷平準化処理済状態のフラグがポリシー記憶部53に記憶されるものとする。
また、図示する例では、「CPU負荷超過イベント」および「負荷平準化処理済状態」のイベント41cの場合、「インタラクション送信」42cの操作を行うことを示している。なお、「インタラクション送信」は、Webサーバ2のポリシー処理部21以外の他のポリシー処理部に適切な操作の選定を依頼するものである。そして、操作名42が「インタラクション送信」42cの場合、インタラクション先識別情報43、および、選択可能な複数の操作名の一覧である操作名リスト44の2つのパラメータが記述されている。
図示する例では、インタラクション識別情報43には「管理装置のポリシー処理部」が、操作名リスト44には、「Webサーバ追加」および「アクセス制限」が記述されている。「Webサーバ追加」は、Webサーバ2を一台追加してスケールアウトする操作である。「アクセス制限」は、クライアントからのアクセスを制限する操作である。
図5は、DBサーバ3のポリシー処理部31が有するポリシー記述54Bの一例を示したものである。ポリシー記述54Bには、図4と同様に、少なくとも1つのイベント41と、各イベント41に対応する操作名42とが記述されている。
図示する例では、「CPU負荷超過イベント」または「レスポンスタイム遅延イベント」の事象41の場合、「DBサーバ飽和状態通知」42の操作を実行することを示している。「レスポンスタイム遅延イベント」は、平均的な応答時間が所定の閾値を超えた場合にポリシー監視部51がポリシー制御部52に通知するイベントである。「DBサーバ飽和状態通知」は、DBサーバ3のCPU利用率または平均レスポンスタイム(応答時間)が閾値を超えた場合に、DBサーバ3の処理能力が飽和状態であることを管理装置1に通知する操作である。
図6は、管理装置1のポリシー処理部11が有するポリシー記述54Cの一例を示したものである。ポリシー記述54Cには、図4と同様に、少なくとも1つのイベント41と、各イベント41に対応する操作名42とが記述されている。
図示する例では、Webサーバ2からの「インタラクション送信イベント」が発生し、かつ、「DBサーバ飽和状態未通知」のイベント41a場合、「問合せ処理」42aの操作を実行することを示している。なお、「問合せ処理」の操作(アクションフロー)については後述する。
また、図示する例では、Webサーバ2からの「インタラクション送信イベント」が発生し、かつ、「DBサーバ飽和状態通知済」のイベント41b場合、「インタラクション返信」42bの操作を実行することを示している。「インタラクション返信」は、「インタラクション送信」の送信元のポリシー処理部に、適切な操作名を返信する処理である。なお、「インタラクション返信」42bの場合、操作名45のパラメータが記述されている。
次に、図6に示す問合せ処理42aのアクションフロー55について説明する。
図7は、問合せ処理のアクションフローの一例を示したものである。図示する例では、まず、DBサーバ3のポリシー処理部31に、インタラクション問合せを行うことを記述している。インタラクション問合せは、他の装置の稼動状態を問い合わせる処理である。 すなわち、管理装置1のポリシー処理部11は、DBサーバ3のポリシー処理部31にCPU利用率または平均レスポンスタイムなどの稼動状態を問い合わせる。そして、管理装置1のポリシー処理部11は、DBサーバ3のポリシー処理部31からDBサーバ3の稼動状態を受信し、当該稼動状態にもとづいてDBサーバ3が飽和状態か否かを判別する。たとえば、DBサーバ3のCPU利用率または平均レスポンスタイムが、閾値を超えている場合、管理装置1のポリシー処理部11は、DBサーバ3が飽和状態であると判別する。
そして、図示するアクションフローには、DBサーバ飽和状態の場合、「アクセス制限」の操作名を設定したインタラクション返信の操作を実行することが記述されている。また、図示するアクションフローには、DBサーバ飽和状態以外の場合、「リソース追加」の操作名を設定したインタラクション返信の操作を実行することが記述されている。
以上説明したポリシー記述およびアクションフローにより(図4〜図7)、Webサーバ2のCPU利用率が閾値を超えた場合、管理装置1のポリシー処理部11は、DBサーバ3の稼動状態に応じてWebサーバ2が実行すべき適切な操作名を、Webサーバ2に通知することができる。
具体的には、Webサーバ2のCPU利用率が閾値を超えている場合であって、DBサーバ3が飽和状態でない場合(DBサーバのキャパシティを超えていない場合)は、Webサーバ2がボトルネックである。したがって、この場合にWebサーバ2が実行すべき適切な操作は、Webサーバ2の追加である。また、Webサーバ2のCPU利用率が閾値を超えている場合であって、DBサーバ3が飽和状態の場合(DBサーバのキャパシティを超えている場合)は、Webサーバ2のみを追加しても、システム全体としての性能は向上しない。したがって、この場合にWebサーバ2が実行すべき適切な操作は、クライアントからのアクセスを制限することである。
次に、ポリシー処理部のインタラクション記憶部564に記憶されている宛先テーブル565について説明する。
図8は、宛先テーブル565の一例を示したものである。宛先テーブル565は、図示するように、インタラクション先識別情報81と、当該インタラクション先識別情報81に対応する宛先82と、を有する。宛先82は、ネットワーク上に存在する各装置の住所であって、例えばURL(Uniform Resource Locator)などが用いられる。
次に、インタラクション処理およびインタラクションメッセージについて説明する。インタラクション処理には、インタラクション送信処理、インタラクション問合せ処理、および、インタラクション返信処理がある。インタラクション送信処理は、自ポリシー処理部が制御するシステムのイベントおよび稼動状態にもとづいて、最適なポリシーの選択ができない場合に、他のポリシー処理部に最適なポリシーの選択を依頼する処理である。
インタラクション問合せ処理は、他のポリシー処理部に、当該他のポリシー処理部が制御するシステムの稼動状況を問い合わせる処理である。インタラクション返信処理は、インタラクション送信処理、または、インタラクション問合せ処理に対する回答を返信する処理である。以下に、インタラクション処理を具体的に説明する。
図9は、インタラクション処理を模式的に示した図である。図示する例は、Webサーバ2が、管理装置1に対し、インタラクション送信処理を行った場合のインタラクションメッセージの流れを示したものである。
まず、Webサーバ2のポリシー処理部21は、インタラクション送信処理により、管理装置1にインタラクション送信メッセージ91を送信する。インタラクション送信メッセージ91は、図示するようにヘッダと、イベント情報と、操作名リストとを含む。ヘッダは、インタラクション先識別情報と、インタラクション元識別情報と、メッセージ識別情報と、を有する。
インタラクション先識別情報には、インタラクション送信メッセージの送信先を識別するための情報が設定される。図示する場合は、管理装置1のポリシー処理部11の識別情報(ポリシー記述に記載されたインタラクション先識別情報43)が設定される。インタラクション元識別情報には、インタラクション送信メッセージの送信元の識別情報が設定される。図示する場合は、Webサーバ2のポリシー処理部21の識別情報が設定される。メッセージ識別情報には、各インタラクションメッセージを識別するための情報(シーケンス番号など)が設定される。
また、イベント情報には、インタラクション送信メッセージ91を送信する際のイベントおよび稼動状態(ポリシー記述に記述されたイベント41)が設定される。また、操作名リストには、選択可能な複数の操作名(ポリシー記述に記載された操作名リスト44)が設定される。
そして、管理装置1のポリシー管理部11は、インタラクション送信メッセージ91を受信し、次に、インタラクション問合せメッセージ92をDBサーバ3に送信する。インタラクション問合せメッセージ92は、図示するようにヘッダを含む。ヘッダは、インタラクション送信メッセージ91のヘッダと同様である。図示する場合、インタラクション先識別情報にはDBサーバ3のポリシー処理部31の識別情報が設定され、インタラクション元識別情報には、管理装置1のポリシー処理部11が設定される。
そして、DBサーバ3のポリシー処理部31は、管理装置1のポリシー処理部11にインタラクション返信メッセージ93を送信する。インタラクション返信メッセージ93は、図示するようにヘッダと、稼動情報とを含む。ヘッダは、インタラクション問合せメッセージ93のヘッダと同様である。稼動情報には、DBサーバ3の稼動情報が設定される。
そして、管理装置1のポリシー制御部11は、Webサーバ2に、インタラクション返信メッセージ94を送信する。インタラクション返信メッセージ94は、図示するようにヘッダと操作名とを含む。ヘッダは、インタラクション送信メッセージ91のヘッダと同様である。操作名には、DBサーバ3の稼動情報を考慮して選定した操作名が設定される。
次に、図9に示すインタラクション処理を例に、管理装置1、Webサーバ2およびDBサーバ3の処理を詳細に説明する。
図10は、Webサーバ2の処理フローである。まず、Webサーバ2のポリシー監視部51は、イベントの発生を検知し、ポリシー制御部52に通知する(S101)。そして、ポリシー制御部52は、ポリシー記憶部53に記憶されたポリシー記述54を読み出し、通知されたイベントに対応する操作名を特定する(S102)。なお、ポリシー制御部52は、必要に応じてWebサーバ2の稼動情報を考慮して、通知されたイベントに対応する操作名を特定する。
そして、ポリシー制御部52は、特定した操作名がインタラクション処理か否かを判別する(S103)。特定した操作名がインタラクション処理以外の場合(S103:NO)、ポリシー制御部52は、特定した操作名のアクションフローをポリシー記憶部53から読み出し、当該アクションフローの処理を実行する(S104)。
一方、特定した操作名がインタラクション処理の場合(S103:YES)、ポリシー制御部52は、インタラクション管理部56にインタラクション処理の実行を指示する(S105)。この場合、ポリシー制御部52は、通知されたイベントおよび稼動状態(ポリシー記述に記述されたイベント41)と、ポリシー記述54に記述されたインタラクション処理のパラメータ(インタラクション先識別情報、操作名リスト)と、をインタラクション管理部56に通知する。
そして、インタラクション管理部56のメッセージ送受信部561は、インタラクション送信メッセージ(図9参照)を作成する(S106)。すなわち、メッセージ送受信部561は、ポリシー制御部52から通知されたインタラクション先識別情報と、あらかじめ定められたWebサーバ2のポリシー処理部21識別情報(インタラクション元識別情報)と、メッセージ管理部562が設定したメッセージ識別情報と、を設定したヘッダを作成する。そして、メッセージ送受信部561は、ヘッダと、ポリシー制御部52から通知されたイベント情報および操作名リストとを設定したインタラクション送信メッセージ(図9参照)を作成する。
そして、メッセージ送受信部561は、作成したインタラクション送信メッセージを送信する(S107)。すなわち、メッセージ送信部561は、宛先テーブル565を読み出し、ヘッダのインタラクション先識別情報に対応する宛先を特定する。そしてメッセージ送受信部561は、特定した宛先にインタラクション送信メッセージを送信する。なお、図9に示す場合、メッセージ送受信部561は、管理装置1のポリシー処理部11に送信する。そして、メッセージ管理部562は、送信したインタラクション送信メッセージをインタラクション記憶部564の履歴テーブル(不図示)に記憶する。
そして、メッセージ送信部561は、管理装置1からインタラクション返信メッセージ(図9参照)を受信する(S108)。なお、管理装置1の処理については後述する。そして、メッセージ管理部562は、インタラクション返信メッセージのメッセージ識別情報に基づいて、履歴テーブルに記憶されたインタラクション送信メッセージとの対応付けを行う。そして、メッセージ管理部562は、履歴テーブルから受信したインタラクション返信メッセージに対応する(同一のメッセージ識別情報有する)インタラクション送信メッセージを削除する。
そして、メッセージ送受信部561は、インタラクション返信メッセージに含まれる操作名を取得し、当該操作名をポリシー制御部52に通知する(S109)。そして、ポリシー制御部52は、通知された操作名のアクションフロー55をポリシー記憶部53から読み出し、当該アクションフローの処理を実行する(S110)。
次に、管理装置1の処理について説明する。
図11は、Webサーバ2からインタラクション送信メッセージを受信した管理装置1の処理フローである。
管理装置1のポリシー処理部11のメッセージ送受信部561は、インタラクション送信メッセージを受信する(S111)。そして、メッセージ送受信部561は、インタラクション記憶部564に記憶された状態情報566を読み出す。状態情報566には、他の装置から通知された各種の稼動情報が記憶されている。そして、メッセージ送受信部5
61は、インタラクション送信メッセージと、読み出した状態情報を、ポリシー制御部52に通知する。
そして、ポリシー制御部52は、管理装置のポリシー記述54を読み出し、インタラクション送信メッセージのイベント情報および読み出した状態情報566に対応する操作名を特定する(S112)。例えば、図6に示すポリシー記述54の場合であって、状態情報566にはDBサーバ飽和状態通知が受け付けられていない場合(記憶されていない場合)、ポリシー制御部52は、「問合せ処理」の操作名42aを特定する。一方、状態情報566にはDBサーバ飽和状態通知が受け付けられている場合(記憶されている場合)、ポリシー制御部52は、「インタラクション返信」の操作名42bを特定する。
そして、特定した操作名がインタラクション返信の場合(S113:YES)、ポリシー制御部52は、インタラクション管理部56にインタラクション返信処理の実行を指示する(S114)。そして、インタラクション管理部56のメッセージ送受信部561は、インタラクション返信メッセージ(図9参照)を作成する(S115)。すなわち、メッセージ送受信部561は、受信したインタラクション送信メッセージと同様のヘッダに、ポリシー記述54に記述されたインタラクション返信のパラメータ(選択した操作名)を設定したインタラクション返信メッセージを作成する。
そして、メッセージ送受信部561は、作成したインタラクション返信メッセージを送信する(S116)。すなわち、メッセージ送信部561は、宛先テーブル565を読み出し、ヘッダのインタラクション元識別情報(Webサーバ2のポリシー処理部21)に対応する宛先を特定する。そしてメッセージ送受信部561は、特定した宛先にインタラクション返信メッセージを送信する。なお、メッセージ管理部562は、受信したインタラクション送信メッセージおよび送信したンタラクション返信メッセージを管理する。
一方、特定した操作名がインタラクション返信以外の場合(S113:NO)、ポリシー制御部52は、特定した操作名のアクションフローをポリシー記憶部53から読み出し、当該アクションフローの処理を実行する(S117)。特定した操作名のアクションフローが図7に示す「問合せ処理」のアクションフローの場合について、以下に説明する。
図12は、「問合せ処理」のアクションフロー(図7参照)の場合の図11におけるS117の処理フローである。
まず、管理装置1のポリシー制御部52は、図7に示すアクションフローを読み出し、「インタラクション問合せ」の操作を検知する。そして、ポリシー制御部52は、インタラクション管理部56にインタラクション問合せ処理の実行を指示する(S121)。この場合、ポリシー制御部52は、アクションフローに記述されたインタラクション先識別情報をインタラクション管理部56に通知する。
そして、インタラクション管理部56のメッセージ送受信部561は、インタラクション問合せメッセージ(図9参照)を作成する(S122)。すなわち、メッセージ送受信部561は、ポリシー制御部52から通知されたインタラクション先識別情報と、あらかじめ定められた管理装置1のポリシー処理部11の識別情報(インタラクション元識別情報)と、メッセージ管理部562が設定したメッセージ識別情報と、を設定したヘッダを作成する。
そして、メッセージ送受信部561は、作成したインタラクション問合せメッセージを送信する(S123)。すなわち、メッセージ送信部561は、宛先テーブル565を読み出し、ヘッダのインタラクション先識別情報に対応する宛先を特定し、当該宛先にインタラクション問合せメッセージを送信する。なお、図12に示す場合は、DBサーバ3のポリシー処理部31に送信する。なお、メッセージ管理部562は、インタラクション問合せメッセージおよびインタラクション返信メッセージを管理する。
そして、DBサーバのメッセージ送受信部561は、インタラクション問合せメッセージを受信する。そして、ポリシー制御部52が、ポリシー監視部51を介してDBサーバ3の稼動状態(例えば、CPU利用率、平均レスポンスタイムなど)を収集する(S124)。
そして、メッセージ送受信部561は、インタラクション返信メッセージ(図9参照)を作成し、送信する(S125、S126)。すなわち、メッセージ送受信部561は、インタラクション問合せメッセージと同様のヘッダと、収集した稼動情報とを設定したインタラクション返信メッセージを作成する。そして、メッセージ送受信部561は、宛先テーブル565を用いて、管理装置1のポリシー処理部11に、インタラクション返信メッセージを送信する。
そして、管理装置1のメッセージ送受信部561は、DBサーバ3からインタラクション返信メッセージを受信する。そして、図11のS115およびS116と同様に、インタラクション返信メッセージを作成し、送信する(S127、S128)。
具体的には、インタラクション返信メッセージの稼動情報(例えば、CPU利用率、平均レスポンスタイムなど)に基づいて、DBサーバ3が飽和状態であるか否かを判別する。DBサーバ3が飽和状態と判別した場合、メッセージ送受信部561は、操作名に「アクセス制限」を設定したインタラクション返信メッセージを作成し送信する。また、DBサーバ3が飽和状態でないと判別した場合、メッセージ送受信部561は、操作名に「リソース追加」を設定したインタラクション返信メッセージを作成し送信する。
次に、宛先テーブル565の検索および変更処理について説明する。
テーブル管理部563は、入力装置904からの入力された検索指示および変更指示を受け付けて、宛先テーブル565に記憶されたデータを検索および変更する。例えば、システム管理者は、ポリシー記述54またはアクションフロー55に、新たなインタラクション送信処理またはインタラクション問合せ処理の操作を追加する際に、インタラクション先識別情報を記述する。この場合、システム管理者は、宛先テーブル565に記述すべきインタラクション先識別情報の宛先が登録されているか否かを検索する。すなわち、システム管理者は、インタラクション先識別情報を指定して検索指示を入力する。
テーブル管理部563は、検索指示を受け付けて宛先テーブル565を読み出し、指定されたインタラクション先識別情報の宛先を検索する。指定されたインタラクション先識別情報が宛先テーブル565に記憶されている場合、テーブル管理部563は、検索した宛先を出力装置905に出力する。この場合、指定したインタラクション先識別情報は宛先テーブル565に既に登録されているので、システム管理者は、宛先テーブルを変更することなく、ポリシー記述54等にインタラクション先識別情報を記述する。
指定されたインタラクション先識別情報が宛先テーブル565に記憶されていない場合、テーブル管理部563は、当該インタラクション先識別情報が宛先テーブル565に記憶されていない旨を出力装置905に出力する。この場合、システム管理者は、インタラクション先識別情報および宛先を指定した登録指示を、入力装置905を用いて、入力する。テーブル管理部563は、登録指示を受け付けて、入力されたインタラクション先識別情報および宛先を宛先テーブル565に追加する。システム管理者は、宛先テーブル565に登録後、ポリシー記述54等に、インタラクション先識別情報を記述する。
このように、宛先テーブル565にインタラクション先識別情報各々の宛先を記憶することにより、ポリシー記述54等にはインタラクション先識別情報のみを記述する。これにより、ポリシー記述54等の記述を簡略化(容易に)することができる。
また、インタラクション先識別情報の宛先が変更した場合、宛先テーブル565のみを変更し、ポリシー記述54は変更する必要がない。そのため、メンテナンスが容易である。特に、インタラクション先が時間とともに変化する場合、有効である。
以上で本実施形態について説明した。
上記の実施形態では、所定のイベント(事象)が発生した場合、当該事象を検知したポリシー処理部が制御するシステム以外の他のシステムの稼動状態を加味し、より適切な操作を選択することができる。
すなわち、Webサーバ2のポリシー処理部21は、イベントが発生した際に、Webサーバ2内の稼動状態のみで最適な操作を特定できる場合は、部分的に(Webサーバ2内での)最適な操作を特定・実行する。一方、Webサーバ2内の稼動状態のみで最適な操作を特定できない場合、Webサーバ2のポリシー処理部21は、管理装置1のポリシー制御部11に最適な操作の特定を依頼する。そして、管理装置1のポリシー制御部11は、DBサーバ3の稼動状態を考慮してシステム全体として最適的なポリシーを選定し、Webサーバ2のポリシー処理部21に通知することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、Webサーバ2が管理装置1にインタラクション送信メッセージを送信し、管理装置1がDBサーバ3の稼動状態を考慮してポリシーを選択する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、DBサーバ3が管理装置1にインタラクション送信メッセージを送信し、管理装置1がWebサーバ2の稼動状態を考慮してポリシーを選択してもよい。
また、上記実施形態では管理装置1を有し、当該管理装置1が、インタラクション送信メッセージを受け付けて、送信元の装置にインタラクション返信メッセージを送信する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、Webサーバ2は、管理装置1を介すことなく直接、DBサーバ3にインタラクション送信メッセージを送信することとしてもよい。この場合、DBサーバ3のポリシー処理部31は、自DBサーバ3の稼動状態を考慮して最適なポリシーを選択し、Webサーバ2にインタラクション返信メッセージを送信する。なお、同様に、DBサーバ3が、直接、Webサーバ2にインタラクション送信メッセージを送信することとしてもよい。
また、本実施形態では、各装置がそれぞれ1つのポリシー処理部を有する。しかしながら、各装置は、複数のポリシー処理部を有することとしてもよい。この場合、1つの装置内で、各インタラクション処理を行うこととなる。
また、本実施形態では、インタラクション送信メッセージを受信した管理装置1が、最適な操作名を選定する。しかしながら、管理装置1は、インタラクション送信メッセージに含まれる選択可能な操作名の一覧である操作名リストを出力装置905に出力する。そして、システム管理者が、出力された操作名リストを参照し、最適な操作名を指示することとしても良い。
また、図7に示すアクションフロー(問合せ処理)では、DBサーバ3に稼動状態を問い合わせるインタラクション処理を行う。しかしながら、これに限定されず、様々な問合せ処理を行うこととしても良い。例えば、アクションフローに記述された各処理を実行するか否かをシステム管理者に逐次問い合わせるための問合せインタラクション処理を行うこととしてもよい。この場合、管理装置1などの出力装置905に「実行ボタン」および「実行中止ボタン」を表示するなどにより、システム管理者の指示を受け付ける。
また、各ポリシー処理部は、インタラクション送信メッセージを作成する際に、ログ情報を出力装置905に出力することとしても良い。これにより、システム管理者は、ログ情報を参照することにより、何か問題が発生した場合に迅速な対応をとることができる。
本発明の一実施形態が適用されたポリシー制御システムの全体構成図。 ポリシー処理部の概略構成図。 各装置のハードウェア構成例を示す図。 Webサーバのポリシー記述の一例を示す図。 DBサーバのポリシー記述の一例を示す図。 管理装置のポリシー記述の一例を示す図。 問合せ処理のアクションフローの一例を示す図。 宛先テーブルの一例を示す図。 インタラクション処理を模式的に示す図。 Webサーバの処理フロー図。 管理装置の処理フロー図。 管理装置およびDBサーバの処理フロー図。
符号の説明
1:管理装置、2:Webサーバ、3:DBサーバ、4:ネットワーク、11、21、31:ポリシー処理部、51:ポリシー監視部、52:ポリシー制御部、53:ポリシー記憶部、54:ポリシー記述、56:アクションフロー、56:インタラクション管理部、561:メッセージ送受信部、562:メッセージ管理部、563:テーブル管理部、564:インタラクション記憶部、565:宛先テーブル、566:状態情報

Claims (4)

  1. 第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、第3の情報処理装置とを有するコンピュータシステムの制御方法であって、
    前記第1の情報処理装置は、第1の処理部と、前記第1の情報処理装置において発生した事象毎に実行すべき操作を記述した第1のポリシー記述が記憶された第1の記憶部と、を有し、
    前記第1の処理部は、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象の通知を受け付ける受付ステップと、
    前記第1のポリシー記述を読み出して、前記受け付けた事象に対応する操作を特定する第1の特定ステップと、
    前記特定した操作が前記第2の情報処理装置への問い合わせ操作の場合、前記受け付けた事象を含む要求メッセージを前記第2の情報処理装置へ送信する第1の送信ステップと、を行い、
    前記第2の情報処理装置は、第2の処理部と、前記第1の情報処理装置において発生した事象、および、前記第1の情報処理装置以外の装置の稼動状態毎に、実行すべき操作を記述した第2のポリシー記述が記憶された第2の記憶部と、を有し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の情報処理装置から前記要求メッセージを受信する受信ステップと、
    前記第3の情報処理装置の稼働状況を問い合わせるための問い合わせメッセージを前記第3の情報処理装置に送信し、前記第3の情報処理装置から前記問い合わせメッセージの返答として、前記第3の情報処理装置の稼働状況を受信するステップと、
    前記第2のポリシー記述を読み出して、前記要求メッセージに含まれる前記事象と、前記第3の情報処理装置からの返答と、に対応する、前記第1の情報処理装置が実行すべき操作を特定する第2の特定ステップと、
    前記特定した操作を前記第1の情報処理装置に通知するための返信メッセージを送信する第2の送信ステップと、を行うこと
    を特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
  2. 第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置とを有するコンピュータシステムの制御方法であって、
    前記第1の情報処理装置は、第1の処理部と、前記第1の情報処理装置において発生した事象毎に実行すべき操作を記述した第1のポリシー記述が記憶された第1の記憶部と、を有し、
    前記第1の処理部は、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象の通知を受け付ける受付ステップと、
    前記第1のポリシー記述を読み出して、前記受け付けた事象に対応する操作を特定する第1の特定ステップと、
    前記特定した操作が前記第2の情報処理装置への問い合わせ操作の場合、前記受け付けた事象が発生した場合に実行可能な複数の操作を前記第1のポリシー記述から特定し、当該特定した実行可能な複数の操作と、前記受け付けた事象と、を含む要求メッセージを前記第2の情報処理装置へ送信する第1の送信ステップと、を行い、
    前記第2の情報処理装置は、第2の処理部と、前記第1の情報処理装置において発生した事象、および、前記第1の情報処理装置以外の装置の稼動状態毎に、実行すべき操作を記述した第2のポリシー記述が記憶された第2の記憶部と、を有し、
    前記第2の処理部は、
    前記第1の情報処理装置から前記要求メッセージを受信する受信ステップと、
    前記第2のポリシー記述を読み出して、前記要求メッセージに含まれる前記事象と、前記第1の情報処理装置以外の装置の稼働状態とに対応する、前記第1の情報処理装置が実行すべき操作を特定する第2の特定ステップと、
    前記特定した操作を前記第1の情報処理装置に通知するための返信メッセージを送信する第2の送信ステップと、を行うこと
    を特徴とするコンピュータシステムの制御方法。
  3. 第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、第3の情報処理装置とを有するコンピュータシステムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象毎に実行すべき操作を記述した第1のポリシー記述が記憶された第1の記憶手段と、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象の通知を受け付ける受付手段と、
    前記第1のポリシー記述を読み出して、前記受付手段が受け付けた事象に対応する操作を特定する第1の特定手段と、
    前記第1の特定手段が特定した操作が前記第2の情報処理装置への問い合わせ操作の場合、前記受け付けた事象を含む要求メッセージを前記第2の情報処理装置へ送信する第1の送信手段と、を有し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象、および、前記第1の情報処理装置以外の装置の稼動状態毎に、実行すべき操作を記述した第2のポリシー記述が記憶された第2の記憶手段と、
    前記第1の情報処理装置から前記要求メッセージを受信する第1の受信手段と、
    前記第3の情報処理装置の稼働状況を問い合わせるための問い合わせメッセージを前記第3の情報処理装置に送信する第2の送信手段と、
    前記第3の情報処理装置から、前記問い合わせメッセージの返答として、前記第3の情報処理装置の稼働状況を受信する第2の受信手段と、
    前記第2のポリシー記述を読み出して、前記要求メッセージに含まれる前記事象と、前記第3の情報処理装置からの返答と、に対応する、前記第1の情報処理装置が実行すべき操作を特定する第2の特定手段と、
    前記特定した操作を前記第1の情報処理装置に通知するための返信メッセージを送信する第2の送信手段と、を有すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
  4. 第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置とを有するコンピュータシステムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象毎に実行すべき操作を記述した第1のポリシー記述が記憶された第1の記憶手段と、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象の通知を受け付ける受付手段と、
    前記第1のポリシー記述を読み出して、前記受け付けた事象が発生した場合に実行可能な複数の操作を前記第1のポリシー記述から特定し、前記受付手段が受け付けた事象に対応する操作を特定する第1の特定手段と、
    前記第1の特定手段が特定した操作が前記第2の情報処理装置への問い合わせ操作の場合、前記特定した実行可能な複数の操作と、前記受け付けた事象と、を含む要求メッセージを前記第2の情報処理装置へ送信する第1の送信手段と、を有し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置において発生した事象、および、前記第1の情報処理装置以外の装置の稼動状態毎に、実行すべき操作を記述した第2のポリシー記述が記憶された第2の記憶手段と、
    前記第1の情報処理装置から前記要求メッセージを受信する受信手段と、
    前記第2のポリシー記述を読み出して、前記要求メッセージに含まれる前記事象と、前記第1の情報処理装置以外の装置の稼動状態とに対応する、前記第1の情報処理装置が実行すべき操作を特定する第2の特定手段と、
    前記特定した操作を前記第1の情報処理装置に通知するための返信メッセージを送信する第2の送信手段と、を有すること
    を特徴とするコンピュータシステム。
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