JP4109971B2

JP4109971B2 - Cosmetic container

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Publication number: JP4109971B2
Application number: JP2002338466A
Authority: JP
Inventors: 絵里子瀬古
Original assignee: Tokiwa Co Ltd
Current assignee: Tokiwa Co Ltd
Priority date: 2002-11-21
Filing date: 2002-11-21
Publication date: 2008-07-02
Anticipated expiration: 2022-11-21
Also published as: JP2004167096A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料容器に関し、詳しくは、化粧料を収容した化粧皿を備える化粧料容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の化粧料容器としては、容器本体に凹設された化粧料収容部に、化粧料を収容した化粧皿を収容する一方で、化粧皿の外周面に係合溝を形成し、化粧料収容部の第一内壁面に、化粧皿の係合溝に係合可能な第一係合突起を形成すると共に、化粧料収容部の上記第一内壁面に対向する第二内壁面に、一対のスリットで挟んで一端を自由端とする爪を形成し、この爪の自由端に、化粧皿の係合溝に係合する第二係合突起を形成すると共に、化粧料収容部の第三内壁面に、一対のスリットで挟んで一端を自由端とする撓み変形可能な弾性片を形成し、この弾性片の自由端に、化粧料収容部内に突出させて化粧皿を化粧料収容部の上記第三内壁面に対向する第四内壁面に向かって押圧する凸部を形成したものが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−５４４２３号公報
【０００４】
この特許文献１の化粧料容器にあっては、化粧料が消費されて化粧皿を交換する場合には、化粧皿を第二内壁面に向けて押すことで爪を撓ませつつ第一係合突起から係合溝を離脱させ、化粧皿をその第一係合突起側が上方となるように斜め上方に持ち上げて第二係合突起から係合溝を離脱させることで、化粧皿を取り出し、一方、化粧皿を上方から化粧料収容部に挿入することにより、化粧料の下端部で爪を押し開きつつ当該化粧皿の係合溝が第一係合突起に係合すると共に、爪に形成した第二係合突起が係合溝に位置した時点で爪が復帰して当該第二係合突起が係合溝に係合し、この時、第三内壁面の弾性片が押し広げられ、その弾力性により化粧皿を第四壁面側に押し付けその移動を拘束することで、化粧皿を装着する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記化粧料容器では、化粧皿を摘んで上方に取り出し／下方に置く必要があるため、化粧皿を交換する出し入れが面倒である。また、化粧料収容部内壁面の爪及び弾性片が、化粧皿が化粧料収容部に収容されている間中及び出し入れ時に当該化粧皿に弾性作用するため、弾性疲労が大きく、長寿命化が図れない。
【０００６】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、化粧皿の交換が容易とされると共に長寿命化が図られる化粧料容器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明による化粧料容器は、一方端が開口され周壁に窓部が開口された筒状の蓋体と、蓋体に挿脱可能に内挿され、窓部に対応した化粧料収容部に化粧皿を収容する本体とを、具備し、本体は、化粧料収容部と本体外部とを軸線方向に沿って連通し化粧皿のスライド移動を可能とする挿脱路と、この挿脱路に膨出し、化粧料収容部に収容されている化粧皿のスライド移動を妨げる規制突部と、この規制突部を有し挿脱路の反対側が蓋体の内周に近接若しくは接触するストッパと、を具備し、このストッパは、蓋体が本体から抜脱されて化粧皿が挿脱路をスライド移動されて規制突部に当接し当該規制突部が押圧されると、挿脱路の反対側へ逃げるように、弾性的に片持支持されていることを特徴としている。
【０００８】
このような化粧料容器によれば、蓋体に本体が内挿されている通常時には、規制突部を有するストッパの挿脱路の反対側が、蓋体の内周に近接若しくは接触しているため、挿脱路に膨出する規制突部に対して化粧料収容部に収容されている化粧皿が当接しても、規制突部を有するストッパの反対側が蓋体につかえて当該ストッパの反対側への逃げが阻止され、化粧皿の化粧料収容部からの離脱が防止される一方で、蓋体が本体から抜脱されて無い状態では、化粧皿が挿脱路をスライド移動され規制突部に当接して当該規制突部が押圧されると、弾性的に片持支持されているストッパが反対側へ逃げ、化粧皿は本体に対して容易に出し入れ可能とされる。このように、化粧皿はスライド移動により本体に対して挿脱されるため、従来の化粧皿を摘んで上方に取り出し／下方に置く場合に比して、化粧皿の出し入れが容易とされる。しかも、指の邪魔になる蓋体の無い状態であるから化粧皿のスライド移動が容易とされ化粧皿の出し入れが一層容易とされる。また、弾性的作用は、化粧皿の挿脱時にのみ働き通常時は働かないため、弾性疲労は低く抑えられる。
【０００９】
ここで、ストッパが挿脱路の反対側に逃げるように弾性的に片持支持するには、支持部のみを弾性変位可能な部材で構成すれば良いが、本体の全体を、弾性変位可能な部材で構成すれば、その製造が容易とされる。
【００１０】
また、規制突部は、化粧料収容部に収容されている化粧皿に接触若しくは近接していると、化粧皿が化粧料収容部に容易に留められる。
【００１１】
ここで、蓋体としては、例えば角筒等も挙げられるが、円筒形状を成し、蓋体と本体とが相対回動されると、その回動位置に応じて、蓋体の窓部が化粧料収容部の化粧皿に対面して化粧料が露出し、又、蓋体の窓部を除く部分が化粧皿の露出を遮る構成を採用するのが好ましい。
【００１２】
また、上記作用を効果的に奏する本体の構成としては、具体的には、例えば、略半円断面の底部と、この底部の両側に立設されて軸線方向に延びると共に略Ｌ字の上下を逆にし対向して成る断面のガイド部と、を備え、底部及びガイド部で画成される領域が、挿脱路を構成すると共に化粧料収容部を構成するという構成が挙げられる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による化粧料容器の好適な実施形態について、図１〜図２３の添付図面を参照しながら詳細に説明する。図１〜図４は、化粧料容器を示す各図、図５〜図１１は、本体を示す各図、図１２〜図１５は、蓋体を示す各図、図１６〜図２３は、化粧料容器の作用を示す各図であり、当該化粧料容器は、例えばチーク、アイシャドウ、フェイスパウダー等の粉体化粧料を収容するものである。
【００１４】
図１〜図２に示すように、化粧料容器１００は、その全体形状が筆記具の如き細長い棒状（スティック状）を成し良好な外観を呈するもので、図１〜図４に示すように、粉体化粧料を収容する本体１と、本体１に外挿され当該本体１に着脱可能且つ相対回動可能に装着される蓋体２と、本体１の後端側（図１〜図３の図示右側）に着脱可能に装着される塗布具としての専用チップ３と、を備えている。
【００１５】
蓋体２は、図１２〜図１５に示すように、例えばアルミ等で成形されて薄肉の略円筒形状を成し、挿入側の一方端（図１２及び図１３の図示右側）が開口２ａとされていると共に他方端が蓋部２ｂで閉じられる形状とされている。この蓋体２には、当該蓋体２を通して本体１の化粧料が露出するのを可能とすべく、図１２〜図１４に示すように、その周壁に、軸線方向に沿って平面視長方形（図１２参照）の窓部４が開口されている。
【００１６】
また、蓋体２には、当該蓋体２が本体１で案内されるのを可能にすると共に本体１の後述の特定位置で係止されるのを可能とすべく、図１３及び図１５に示すように、その周壁の底部側で窓部４より多少開口２ａ側の所定位置に、内側に突出する摺動突部（ダボとも称される）５が、周壁を内側に凹設することで設けられている。
【００１７】
蓋体２に内挿される本体１は、図５〜図８に示すように、化粧料収容部２８を含み先端（図示左側）から所定長を有する長尺な基部７と、この基部７の後端に外周段部８を介し外周面が大径とされて連続する略円筒形状の後端部９と、を例えば軟質樹脂等を始めとした弾性変位可能な材料で一体成形して成る。
【００１８】
基部７は、図９に示すように、図示下方に湾曲する略半円断面で軸線方向に延びる底部１０と、この底部１０の両側に立設されて軸線方向に延びると共に略Ｌ字の上下を逆にし対向して成る断面のガイド部１１，１１と、を備えている。このガイド部１１の外周面は、底部１０の外周面と同じ円弧で連続する形状とされ、蓋体２の内周径より若干小径とされている。
【００１９】
この基部７は、図５〜図８に示すように、底部１０及びガイド部１１，１１が先端から所定範囲迄連続して主要部を構成し、この底部１０及びガイド部１１，１１の後端に、底部１０の外周径と同一外周径の円筒形状部１３が、同一外周径の円板状の隔壁１４を介して連続し、この円筒形状部１３に、上記円筒形状の後端部９が外周段差８を介して連続する構成とされている。この後端部９の内周と円筒形状部１３の内周とは連続する内周面とされ、これに図１〜図３に示すように専用チップ３が内挿されて装着されている。
【００２０】
そして、図７〜図９に示すように、基部７の底部１０の上面が、化粧料を収容した化粧皿１５（金皿とも称す；図１及び図３参照）がスライド移動する際のスライド面１２ａとされると共に、ガイド部１１，１１の両内面が、化粧皿１５がスライド移動する際の案内面とされ、このスライド面１２ａとガイド部１１，１１の両内面とで画成される領域が、化粧皿１５をスライド移動して本体外部と挿脱する挿脱路１２とされている。図１０に示すように、この挿脱路１２の本体外部との連通口は化粧皿１５の交換口１２ｂとされている。
【００２１】
また、底部１０は、その先端側（図５、図７、図８、図１０の図示左側）に、図５、図７〜図１０に示すように、挿脱路１２に膨出する規制突部２０を備え、この挿脱路１２の規制突部２０から隔壁１４迄の間が、化粧皿１５を収容する化粧料収容部２８とされている。
【００２２】
この規制突部２０は、化粧料収容部２８に収容されている化粧皿１５の離脱を防止するもので、底部１０の先端部に形成される半島部２１に突設されている。
【００２３】
この半島部２１は、図５、図９及び図１０に示すように、底部１０の摺動突部２０より後端側の位置で挿脱路１２の反対側の底面位置を、底部１０の先端側から見て摺動突部２０を挟む範囲で、挿脱路１２側に所定長凹設して第一凹設部２２ａを設けると共に、図５及び図９に示すように、底部１０の先端側から摺動突部２０を挟む位置で、当該底部１０の先端面から上記第一凹設部２２ａに繋がり且つ第一凹設部２２ａを挟むように凹設して第二凹設部２２ｂ，２２ｂを設けることで、形成されている。
【００２４】
すなわち、この半島部２１は、図９及び図１０に示すように、略直方体を成すストッパ２３を、図１０に示すように、支持部２４で弾性的に片持支持して成るもので、このストッパ２３の底面は、図９及び図１０に示すように、底部１０の底面円弧より、多少短くされると共に小曲率の円弧とされている。また、半島部２１は、その先端面が、図５及び図１０に示すように、底部１０の半島部２１を除く部分の先端面１０ａより多少後端側へ凹む形状とされている。
【００２５】
また、本体１は、図６に示すように、その周壁に、蓋体２の挿脱及び回動を案内すべく、蓋体２の摺動突部５が進入して摺動する第一、第二案内溝３０，３１を各々備えている。
【００２６】
第一案内溝３０は、蓋体２の挿脱を案内するもので、図９及び図１１に示すように、底部１０の先端面でストッパ２３寄りの位置（本実施形態ではストッパ２３寄りの図示右側位置）から軸線方向に沿って延び、図６に示すように、化粧料収容部２８（隔壁１４）を越えて円筒形状部１３に達するように形成され、図１６に示すように、この第一案内溝３０の終端に摺動突部５が位置している時に、図１７に示すように、蓋体２の窓部４が化粧料収容部２８の大部分を露出させる一方で窓部４を除く部分が化粧料収容部２８の一部を遮蔽する構成とされている。
【００２７】
なお、図６に示すように、第一案内溝３０の本体外部との連通口３０ａは、それ以外の部分より拡大しながら本体外部に向かう拡大口とされ、蓋体２の摺動突部５が進入しやすい形状とされている。
【００２８】
第二案内溝３１は、蓋体２の回動を案内するもので、図６及び図１１に示すように、第一案内溝３０の終端から、図１１の図示反時計方向の円周方向に沿って延び、底部１０の反対側の頂点近くに達するように形成されている。この第二案内溝３１の終端は遮蔽位置とされ、図２０に示すように、当該遮蔽位置に摺動突部５が位置している時に、図２１に示すように、蓋体２の窓部４を除く部分が化粧料収容部２８の全体を遮蔽して露出を遮る構成とされている。
【００２９】
また、この第二案内溝３１は、図１８に示すように、第一案内溝３０寄りの位置が露出位置とされ、当該露出位置に摺動突部５が位置している時に、図１９に示すように、蓋体２の窓部４が化粧料収容部２８の全面に対面し全体が露出する構成とされている。
【００３０】
このような第二案内溝３１は、さらに、蓋体２が勝手に回動しないように摺動突部５を上記露出位置、遮蔽位置に保持しておくための露出係止突部４０ａ，４０ｂ、遮蔽係止突部４１を各々備えている。
【００３１】
図１１に示すように、これらの係止突部４０ａ，４０ｂ，４１は、第二案内溝３１の底面に本体１（円筒形状部１３）から膨出している浅めの突部であり、一対の露出係止突部４０ａ，４０ｂは、一方の係止突部４０ａが第一案内溝３０との境界部に位置すると共に両者の係止突部４０ａ，４０ｂ間に露出位置が設定されて当該露出位置に摺動突部５を留める突部とされ、遮蔽係止突部４１は、第二案内溝３１の終端面との間に遮蔽位置が設定されて当該遮蔽位置に摺動突部５を留める突部とされている。
【００３２】
そして、これらの係止突部４０ａ，４０ｂ，４１は、手よる所定以上の回動操作力が作用する迄は摺動突部５の移動を妨げる突部とされている。
【００３３】
このような構成を有する本体１と上記蓋体２を備える化粧料容器１００では、図３及び図４に示すように、本体１に対して蓋体２が外挿され、図３に示すように、蓋体２の開口２ａ端が本体１の外周段部８に突き当てられることで本体１と蓋体２との位置決めが成され、この状態で、蓋体２の摺動突部５が本体１の第二案内溝３１に位置し蓋体２が本体１に対して軸線方向に離脱不能に装着されている。
【００３４】
この状態では、図４及び図２２に示すように、本体１のストッパ２３は、その底面が、蓋体２との間に若干の隙間を有する近接状態にある。また、この状態で、化粧料容器１００には、図３及び図４に示すように、本体１の化粧料収容部２８に化粧皿１５が収容されている。本実施形態では、図３に示すように、化粧皿１５が二皿配置されている。
【００３５】
次に、このような構成を有する化粧料容器１００の作用を詳説するが、説明の都合上、摺動突部５が、図２０に示すように、遮蔽位置に位置し、図２１に示すように、蓋体２の窓部４を除く部分が化粧料収容部２８全体を覆い化粧皿１５の露出が遮られ蓋されている状態から説明する。
【００３６】
ここで、化粧料を塗布する場合には、使用者は、本体１と蓋体２とを摘み摺動突部５が露出位置に位置する方向に相対回動する。この時、本体１と蓋体２とを多少強い力で相対回動することで、例えば軟質樹脂等の弾性変形可能な部材で成形されている本体１の遮蔽係止突部４１が潰れる変形をすると共に例えばアルミ等で成形されている薄肉円筒形状の蓋体２が楕円状に変形され、遮蔽位置に位置している摺動突部５が遮蔽係止突部４１を円滑に乗り越える。
【００３７】
そして、使用者は本体１と蓋体２とをさらに相対回動すると、摺動突部５が第二案内溝３１に案内されて周方向に沿って摺動し他方の（最初の）露出係止突部４０ｂに達したら、本体１と蓋体２とを上記と同様に多少強い力でさらに相対回動する。
【００３８】
これにより、摺動突部５が他方の露出係止突部４０ｂを円滑に乗り越えて図１８に示す露出位置に達し、図１９に示すように、蓋体２の窓部４が化粧料収容部２８の化粧皿１５の全面に対面し化粧料が露出する使用可状態に供される。
【００３９】
この状態で、使用者は、例えば専用チップ３を用いて窓部４を通して化粧料を例えば皮膚等に塗布する。
【００４０】
この時、摺動突部５は、図１８に示すように、露出係止突部４０ａ，４０ｂ間に挟まれて露出位置に係止されているため、本体１と蓋体２とが勝手に相対回動してしまうことは無く、且つ、一方の露出係止突部４０ａに隣接する第一案内溝３０へ摺動突部５が進入して蓋体２が本体１から勝手に離脱してしまうことは無く、使用者は塗布を落ち着いて安心して行える。
【００４１】
ここで、化粧料の塗布が終わったら、使用者は、本体１と蓋体２とを上記とは逆方向に多少強い力で相対回動し、摺動突部５が他方の露出係止突部４０ｂを円滑に乗り越えたら、本体１と蓋体２とをさらに相対回動し、摺動突部５が第二案内溝３１に案内されて周方向に沿って摺動し遮蔽係止突部４１に達したら、本体１と蓋体２とを上記と同様に多少強い力でさらに相対回動する。
【００４２】
これにより、摺動突部５が遮蔽係止突部４１を円滑に乗り越えて図２０に示す遮蔽位置に達し、図２１に示すように、蓋体２の窓部４を除く部分により化粧皿１５の露出が遮られて蓋される使用不可状態に供される。
【００４３】
この状態では、摺動突部５は、図２０に示すように、第二案内溝３１の終端面と遮蔽係止突部４１との間に挟まれて遮蔽位置に係止されているため、例えば携行時等の振動等により本体１と蓋体２とが勝手に相対回動してしまい化粧料が露出して他の携行品を汚すこと、化粧料容器１００を掴もうとして指を汚すこと等が防止されている。
【００４４】
また、このように化粧料を使用しない携行時等の図２０に示す状態にあっては、図２１に示すように、第一案内溝３０が、蓋体２の窓部４を除く部分により覆われているため、第一案内溝３０が蓋体２により隠され、良好な外観が維持されている。
【００４５】
そして、このような化粧料容器１００にあっては、例えば振動、衝撃、使用者の指との接触等で、化粧皿１５が化粧料収容部２８から移動しようとしても、図２２に示すように、先端側（図示左側）へのスライド移動は、化粧皿１５に接触若しくは近接する規制突部２０により容易に阻止され、図４に示すように、化粧皿１５の皿開放方向（図４の上方向）への移動は、ガイド部１１の化粧皿１５より上方に張り出している張出突部１１ａ，１１ａにより阻止される。
【００４６】
ここで、化粧皿１５を、化粧料収容部２０からさらに先端側へスライド移動して規制突部２０を乗り越えさせようとしても、規制突部２０を有するストッパ２３の反対側の底面が蓋体２につかえるため、当該ストッパ２３の反対側への逃げが阻止され、化粧皿１５は規制突部２０によりそれ以上のスライド移動が妨げられて化粧料収容部２８に留められる。
【００４７】
このように、本体１に蓋体２が装着されている通常時にあっては、化粧皿１５は化粧料収容部２８から離脱することは無い。
【００４８】
次に、化粧料収容部２８に収容されている化粧皿１５の化粧料が消費され新規な化粧皿と交換する場合について説明する。
【００４９】
この場合には、使用者は、先ず、本体１と蓋体２とを摺動突部５が第一案内溝３０に位置する方向へ相対回動する。ここで、摺動突部５が、遮蔽、露出係止突部４１，４０ｂ，４０ａを乗り越える場合には、上述のように、使用者は多少強い力で相対回動する。
【００５０】
そして、摺動突部５が一方の露出係止突部４０ａを乗り越えて、図１６及び図１７に示すように、第一案内溝３０に進入したら、使用者は、蓋体２を本体１から軸線方向に抜脱していく。すると、摺動突部５が第一案内溝３０に案内されて軸線方向に沿って摺動し、蓋体２が本体１から容易に離脱される。
【００５１】
この本体１から蓋体２が離脱された状態で、使用者は、指で化粧皿１５の縁の上端面に触れ当該化粧皿１５を本体外部へ向けてスライド移動する。
【００５２】
すると、化粧皿１５は挿脱路１２をスライド移動して規制突部２０に当接し、当該規制突部２０が押圧される。
【００５３】
この時、蓋体２が無いため、図２３に示すように、支持部２４により弾性的に片持支持されているストッパ２３が反対側へ逃げ、化粧皿１５は、交換口１２ｂを通して本体１から容易に抜脱される。
【００５４】
次いで、本体１に対して新規な化粧皿１５を装着する場合には、本体１の交換口１２ｂを通して新規な化粧皿１５をスライド移動で挿入していく。
【００５５】
この時、化粧皿１５が規制突部２０に当接して当該規制突部２０が押圧され、上述したように、支持部２４により弾性的に片持支持されているストッパ２３が反対側へ逃げ、化粧皿１５は挿脱路１２をスライド移動して本体１の化粧料収容部２８に容易に収容される。
【００５６】
斯くの如く、ストッパ２３を片持支持する支持部２４の弾性的作用は、化粧皿１５を挿脱する際にのみ働き、本体１に蓋体２が装着されている通常時にあっては働くことは無い。
【００５７】
そして、このようにして化粧皿１５を交換したら、使用者は、蓋体２を本体１に対して外挿する。この場合には、使用者は、本体１と蓋体２を、本体１の第一案内溝３０と蓋体２の摺動突部５とが合うようにして、蓋体２を本体１に対して外挿する。
【００５８】
すると、図１７に示すように、摺動突部５が第一案内溝３０に進入し当該第一案内溝３０に案内されて軸線方向に沿って摺動し、図１６に示すように、第一案内溝３０の終端に達したら、使用者は、摺動突部５が第二案内溝３１に位置する方向へ本体１と蓋体２とを上記と同様に多少強い力で相対回動する。
【００５９】
これにより、摺動突部５が一方の露出係止突部４０ａを円滑に乗り越えて、図１８に示す露出位置に達して第二案内溝３１に係合され、蓋体２が本体１に容易に装着されることになる。
【００６０】
以降は、上述したように、使用者により本体１と蓋体２とが相対回動されることで、摺動突部５が図２０に示す遮蔽位置に係合する使用不可状態（図２１参照）、摺動突部５が図１８に示す露出位置に係合する使用可状態（図１９参照）に適宜供される。
【００６１】
このように、本実施形態においては、蓋体２に本体１が内挿されている通常時には、規制突部２０を有するストッパ２３の挿脱路１２の反対側が、蓋体２の内周に近接しているため、挿脱路１２に膨出する規制突部２０に対して化粧料収容部２８に収容されている化粧皿１５が当接しても、規制突部２０を有するストッパ２３の反対側が蓋体２につかえて当該ストッパ２３の反対側への逃げが阻止され、化粧皿１５の化粧料収容部２８からの離脱が防止される一方で、蓋体２が本体１から抜脱されて無い状態では、化粧皿１５が挿脱路１２をスライド移動され規制突部２０に当接して当該規制突部２０が押圧されると、支持部２４により弾性的に片持支持されているストッパ２３が反対側へ逃げ、化粧皿１５は本体１に対して容易に出し入れされる。斯くの如く、化粧皿１５はスライド移動により本体１に対して挿脱されるため、従来の化粧皿を摘んで上方に取り出し／下方に置く場合に比して、化粧皿１５の出し入れが容易とされている。しかも、指の邪魔になる蓋体２の無い状態であるから化粧皿１５のスライド移動が容易とされ化粧皿１５の出し入れが一層容易とされている。従って、化粧皿１５の交換を容易とすることが可能とされている。また、支持部２４の弾性的作用は、化粧皿１５の挿脱時にのみ働き通常時は働かないため、弾性疲労が低く抑えられている。従って、長寿命化を図ることが可能とされている。
【００６２】
また、本実施形態においては、以下の効果もある。すなわち、摺動突部５と第一案内溝３０が合うようにして蓋体２が本体１に外挿されていくことで、摺動突部５が第一案内溝３０に進入し軸線方向に沿って案内されて摺動し、蓋体２と本体１とが相対回動されることで、摺動突部５が第二案内溝３１に進入し周方向に沿って案内されて摺動し、これにより蓋体２が本体１に容易に装着され、この状態で、蓋体２と本体１とが相対回動されることで、摺動突部５が第二案内溝３１の露出位置に位置し、蓋体２の窓部４が化粧料収容部２８に対面して化粧料が露出する使用可状態に供され、又、蓋体２と本体１とが相対回動されることで、摺動突部５が第二案内溝３１の遮蔽位置に位置し、蓋体２の窓部４を除く部分が化粧料収容部２８の露出を遮る使用不可状態に供され、一方、摺動突部５が第二案内溝３１に位置する状態で、蓋体２と本体１とが相対回動されることで、摺動突部５が第二案内溝３１から第一案内溝３０に進入し、この状態で、蓋体２が本体１から抜脱されていくことで、摺動突部５が第一案内溝３０に案内されて軸線方向に沿って摺動し、蓋体２が本体１から容易に離脱される。従って、蓋体２の本体１に対する着脱を容易とすることが可能とされている。
【００６３】
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、蓋体２の本体１に対する挿脱時に蓋体２の挿入側端面がストッパ２３の底部を擦り支持部２４に弾性負荷を与えて弾性疲労が増大する虞があるため、ストッパ２３の底面が蓋体２の内周に対して若干の隙間を有する近接状態としているが、ストッパ２３の底面が蓋体２の内周に接触する構成を採用することも可能である。
【００６４】
また、上記実施形態においては、蓋体２の肉厚を薄くし得る点から摺動突部５を蓋体２に設けているが、本体１の外周に摺動突部５を、蓋体２の内周に第一、第二案内溝３０，３１を設けることも可能である。
【００６５】
また、上記実施形態においては、製造を容易とすべく、本体１全体を弾性変位可能な部材で構成しているが、支持部２４のみを弾性変位可能な部材で構成しても上述した作用・効果を奏することが可能である。
【００６６】
また、上記実施形態においては、蓋体２と本体１の両方が変形して摺動突部５が係止突部４０ａ，４０ｂ，４１を円滑に乗り越えるようにしているが、少なくとも一方が弾性変形可能な部材で構成されていれば、摺動突部５が係止突部４０ａ，４０ｂ，４１を円滑に乗り越えることが可能である。
【００６７】
また、上記実施形態においては、蓋体２の窓部４を平面視長方形としているが、軸線方向にさらに長くして蓋体２の端面迄達し外部開放として外部と連通する窓部であっても良い。
【００６８】
また、上記実施形態においては、化粧料収容部２８は化粧皿を二個収容する構成であるが、一個若しくは三個以上の化粧皿を収容する構成に対しても勿論適用可能である。
【００６９】
また、上記実施形態においては、蓋体２を円筒形状としているが、角筒であっても良い。この場合、角筒に内挿される本体としては、この角筒の内周に合うような形状の外周面を有するものが採用される。
【００７０】
【発明の効果】
本発明による化粧料容器によれば、化粧皿がスライド移動されて本体に対して挿脱されるため、従来の化粧皿を摘んで上方に取り出し／下方に置く場合に比して化粧皿の出し入れが容易とされ、且つ、指の邪魔になる蓋体が無い状態で化粧皿がスライド移動されるため、化粧皿の出し入れが一層容易とされる。従って、化粧皿の交換を容易とすることが可能となる。また、弾性的作用は化粧皿の挿脱時にのみ働き通常時は働かないため、弾性疲労は低く抑えられる。従って、長寿命化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係る化粧料容器を示す平面図である。
【図２】図１に示す化粧料容器の正面図である。
【図３】図１のIII−III矢視図である。
【図４】図３のIV−IV矢視図である。
【図５】図３中の本体を示す平面図である。
【図６】図５に示す本体の正面図である。
【図７】図５のVII−VII矢視図である。
【図８】図６のVIII−VIII矢視図である。
【図９】図５に示す本体の左側面図である。
【図１０】図７中のＡ部の拡大図である。
【図１１】図６のXI−XI矢視図である。
【図１２】図１中の蓋体の平面図である。
【図１３】図１２に示す蓋体の正面図である。
【図１４】図１３のXIV−XIV矢視図である。
【図１５】図１３のXV−XV矢視図である。
【図１６】蓋体の摺動突部が本体の第一案内溝に位置している状態を示す化粧料容器の横断面図である。
【図１７】図１６の状態での蓋体の窓部と本体の化粧料収容部との位置関係を示す化粧料容器の横断面図である。
【図１８】蓋体の摺動突部が本体の第二案内溝の露出係止突部に係止されている状態を示す化粧料容器の横断面図である。
【図１９】図１８の状態での蓋体の窓部と本体の化粧料収容部との位置関係を示す化粧料容器の横断面図である。
【図２０】蓋体の摺動突部が本体の第二案内溝の遮蔽係止突部に係止されている状態を示す化粧料容器の横断面図である。
【図２１】図２０の状態での蓋体の窓部と本体の化粧料収容部との位置関係を示す化粧料容器の横断面図である。
【図２２】通常時の化粧料容器先端側の状態を示す縦断面図である。
【図２３】化粧皿交換時の化粧皿及び本体先端側の状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
１…本体、２…蓋体、４…窓部、１０…本体底部、１１…ガイド部、１２…挿脱路、１２ａ…スライド面、１５…化粧皿、２０…規制突部、２１…半島部、２３…ストッパ、２４…支持部、２８…化粧料収容部、１００…化粧料容器。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cosmetic container, and more particularly, to a cosmetic container including a cosmetic dish containing cosmetics.
[0002]
[Prior art]
As a cosmetic container of this type, a cosmetic dish containing cosmetics is accommodated in a cosmetic container recessed in the container body, while an engaging groove is formed on the outer peripheral surface of the cosmetic dish, On the first inner wall surface of the housing portion, a first engagement protrusion that can be engaged with the engaging groove of the cosmetic tray is formed, and a pair of the second inner wall surface facing the first inner wall surface of the cosmetic material housing portion A claw having one end as a free end is formed between the slits, and a second engagement protrusion is formed on the free end of the claw to engage with the engagement groove of the cosmetic dish. A flexible deformable elastic piece having one end as a free end sandwiched between a pair of slits is formed on the inner wall surface, and the cosmetic dish is placed on the free end of the elastic piece so as to protrude into the cosmetic container. What formed the convex part pressed toward the 4th inner wall surface facing the said 3rd inner wall surface is known (for example, patent documents) Reference).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-54423 A
[0004]
In the cosmetic container of Patent Document 1, when the cosmetic is consumed and the decorative dish is replaced, the first engagement is performed while the nail is bent by pushing the decorative dish toward the second inner wall surface. By removing the engagement groove from the projection, lifting the cosmetic dish diagonally upward so that the first engagement projection side is upward, and removing the engagement groove from the second engagement projection, the cosmetic dish is taken out. By inserting the cosmetic dish from above into the cosmetic container, the engaging groove of the cosmetic dish engages with the first engaging protrusion while pushing the nail at the lower end of the cosmetic, and the nail is formed on the nail. When the second engagement protrusion is positioned in the engagement groove, the claw is restored and the second engagement protrusion engages with the engagement groove. At this time, the elastic piece on the third inner wall surface is pushed and expanded. The dressing plate is mounted by pressing the dressing plate against the fourth wall surface due to elasticity and restraining its movement.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above cosmetic container, it is necessary to pick up the cosmetic dish and take it out upward / put it down, so it is troublesome to change the cosmetic dish. In addition, the nails and elastic pieces on the inner wall surface of the cosmetic container part elastically act on the decorative dish while the cosmetic dish is stored in the cosmetic container part, and when it is put in and out, the elastic fatigue is large and the life can be extended. Absent.
[0006]
The present invention has been made to solve such problems, and an object of the present invention is to provide a cosmetic container that facilitates replacement of a cosmetic dish and extends its life.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A cosmetic container according to the present invention includes a cylindrical lid body having one end opened and a window portion opened on a peripheral wall, and a cosmetic container portion that is removably inserted into the lid body and is disposed in a cosmetic container portion corresponding to the window portion. A main body that accommodates the dish, and the main body communicates along the axial direction with the cosmetic container and the exterior of the main body along the insertion / removal path, and allows the sliding movement of the cosmetic dish. A restricting protrusion that prevents sliding movement of the cosmetic dish accommodated in the cosmetic container, and a stopper that has this restricting protrusion and the opposite side of the insertion / removal path approaches or contacts the inner periphery of the lid. When the lid is removed from the main body, the decorative plate is slid along the insertion / removal path and comes into contact with the restriction protrusion and the restriction protrusion is pressed, the stopper is moved to the opposite side of the insertion / removal path. It is characterized by being elastically cantilevered so as to escape.
[0008]
According to such a cosmetic container, at the normal time when the main body is inserted into the lid, the opposite side of the insertion / removal path of the stopper having the restricting protrusion is close to or in contact with the inner periphery of the lid. Even if the decorative dish housed in the cosmetic container abuts against the restricting protrusion that bulges in the insertion / removal path, the opposite side of the stopper having the restricting protrusion is held by the lid Is prevented from detaching from the cosmetic container, while the lid is not removed from the main body, the decorative plate is slid along the insertion / removal path and the regulating projection When the restriction protrusion is pressed against the surface, the stopper that is elastically cantilevered escapes to the opposite side, and the vanity plate can be easily put in and out of the main body. As described above, since the decorative dish is inserted into and removed from the main body by sliding, the decorative dish can be easily put in and out as compared with the case where the conventional decorative dish is picked up and taken out / placed downward. In addition, since there is no lid that obstructs the fingers, the slide of the dressing plate is facilitated, and the putting on and taking off of the dressing plate is further facilitated. Further, since the elastic action works only when inserting / removing the decorative dish and does not work normally, elastic fatigue can be kept low.
[0009]
Here, in order to elastically cantilever and support the stopper so that it escapes to the opposite side of the insertion / removal path, it is sufficient that only the support portion is made of an elastically displaceable member, but the entire body can be elastically displaced. If it consists of a member, the manufacture will be made easy.
[0010]
Moreover, if the regulation protrusion is in contact with or close to the cosmetic dish accommodated in the cosmetic container, the cosmetic dish can be easily fastened to the cosmetic container.
[0011]
Here, as the lid, for example, a rectangular tube or the like can be cited. However, the lid has a cylindrical shape, and when the lid and the main body are relatively rotated, the window portion of the lid is changed according to the rotation position. It is preferable to employ a configuration in which the cosmetic is exposed facing the cosmetic tray of the cosmetic container, and the portion of the lid excluding the window portion blocks the exposure of the cosmetic tray.
[0012]
In addition, as a configuration of the main body that effectively exhibits the above-described operation, specifically, for example, a bottom portion of a substantially semicircular cross section, and an axially extending and vertically extending L side on both sides of the bottom portion. On the other hand, there is a configuration in which a guide portion having a cross section facing each other is provided, and a region defined by the bottom portion and the guide portion constitutes an insertion / removal path and a cosmetic container.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of a cosmetic container according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings of FIGS. 1 to 4 are drawings showing a cosmetic container, FIGS. 5 to 11 are drawings showing a main body, FIGS. 12 to 15 are drawings showing a lid, and FIGS. 16 to 23 are makeups. FIG. 5 is a diagram illustrating the operation of a cosmetic container, and the cosmetic container accommodates powder cosmetics such as teak, eye shadow, and face powder.
[0014]
As shown in FIGS. 1 to 2, the cosmetic container 100 has a slender bar shape (stick shape) like a writing instrument and exhibits a good appearance. As shown in FIGS. 1 to 4, A main body 1 containing powder cosmetics, a lid body 2 which is externally attached to the main body 1 and is detachably attached to the main body 1 and mounted so as to be relatively rotatable, and a rear end side of the main body 1 (see FIGS. 1 to 3) And a dedicated chip 3 as an applicator that is detachably mounted on the right side of the figure.
[0015]
As shown in FIGS. 12 to 15, the lid body 2 is formed of, for example, aluminum to form a thin and substantially cylindrical shape, and one end on the insertion side (the right side in FIGS. 12 and 13) has an opening 2 a. The other end is closed by the lid 2b. In order to allow the cosmetic of the main body 1 to be exposed through the lid 2, the lid 2 has a rectangular shape (in plan view) along the axial direction on its peripheral wall as shown in FIGS. 12 to 14. The window part 4 of FIG. 12) is opened.
[0016]
Further, the lid 2 is shown in FIGS. 13 and 15 in order to allow the lid 2 to be guided by the main body 1 and to be locked at a specific position described later of the main body 1. As shown, a sliding protrusion (also referred to as a dowel) 5 that protrudes inwardly at a predetermined position slightly closer to the opening 2a than the window 4 on the bottom side of the peripheral wall has a peripheral wall that is recessed inward. Is provided.
[0017]
As shown in FIGS. 5 to 8, the main body 1 inserted into the lid 2 includes a long base 7 including a cosmetic container 28 and having a predetermined length from the tip (left side in the figure), and the rear of the base 7. A substantially cylindrical rear end portion 9 having an outer peripheral surface having a large diameter through an outer peripheral stepped portion 8 at the end is integrally formed with an elastically displaceable material such as a soft resin.
[0018]
As shown in FIG. 9, the base portion 7 has a bottom portion 10 extending in the axial direction in a substantially semicircular cross section that curves downward in the figure, and is erected on both sides of the bottom portion 10 so as to extend in the axial direction and has a substantially L-shaped top and bottom. On the other hand, there are provided guide sections 11 and 11 having cross sections opposed to each other. The outer peripheral surface of the guide portion 11 has a shape that is continuous with the same arc as the outer peripheral surface of the bottom portion 10, and is slightly smaller in diameter than the inner peripheral diameter of the lid 2.
[0019]
As shown in FIGS. 5 to 8, the base portion 7 includes a bottom portion 10 and guide portions 11, 11 that form a main portion continuously from the tip to a predetermined range, and the bottom portion 10 and the rear ends of the guide portions 11, 11. Further, a cylindrical portion 13 having the same outer diameter as the outer diameter of the bottom portion 10 continues through a disk-shaped partition wall 14 having the same outer diameter, and the cylindrical rear end portion 9 is connected to the cylindrical portion 13. It is configured to be continuous through the outer peripheral step 8. The inner periphery of the rear end portion 9 and the inner periphery of the cylindrical portion 13 are continuous inner peripheral surfaces, and the dedicated chip 3 is inserted and attached thereto as shown in FIGS.
[0020]
As shown in FIGS. 7 to 9, the upper surface of the bottom portion 10 of the base portion 7 has a sliding surface when a makeup plate 15 (also referred to as a gold plate; see FIGS. 1 and 3) that contains cosmetics slides. 12a, and both inner surfaces of the guide portions 11 and 11 serve as guide surfaces when the dressing plate 15 is slid, and the region is defined by the slide surface 12a and both inner surfaces of the guide portions 11 and 11. However, it is set as the insertion / removal path 12 which slides the decorative plate 15 and inserts / removes the exterior of the main body. As shown in FIG. 10, the communication port of the insertion / removal path 12 with the outside of the main body is an exchange port 12 b of the dressing plate 15.
[0021]
Further, the bottom portion 10 has a restricting protrusion that bulges into the insertion / removal path 12 as shown in FIGS. 5 and 7 to 10 on the tip side (the left side in FIGS. 5, 7, 8, and 10). A portion 20 is provided between the restricting projection 20 of the insertion / removal path 12 and the partition wall 14 to form a cosmetic container 28 that stores the decorative dish 15.
[0022]
The restricting protrusion 20 prevents the makeup plate 15 accommodated in the cosmetic material accommodating part 28 from being detached, and is protruded from a peninsula 21 formed at the tip of the bottom part 10.
[0023]
As shown in FIGS. 5, 9, and 10, the peninsula portion 21 has a bottom surface position on the opposite side of the insertion / removal path 12 at a position on the rear end side from the sliding protrusion 20 of the bottom portion 10, and a tip of the bottom portion 10. As long as the sliding protrusion 20 is sandwiched as viewed from the side, a first recess 22a is provided on the insertion / removal path 12 side by a predetermined length, and as shown in FIGS. 5 and 9, the tip of the bottom 10 is provided. A second concave portion 22b that is connected to the first concave portion 22a from the tip surface of the bottom portion 10 and sandwiches the first concave portion 22a at a position sandwiching the sliding protrusion 20 from the side. It is formed by providing 22b.
[0024]
That is, the peninsula portion 21 is formed by elastically cantilevering a stopper 23 having a substantially rectangular parallelepiped shape with a support portion 24 as shown in FIG. As shown in FIGS. 9 and 10, the bottom surface of the stopper 23 is slightly shorter than the bottom surface arc of the bottom portion 10 and has a small curvature. Moreover, the peninsula part 21 has a shape in which the front end face is recessed slightly toward the rear end side from the front end face 10a of the part excluding the peninsula part 21 of the bottom part 10, as shown in FIGS.
[0025]
Further, as shown in FIG. 6, the main body 1 has a sliding projection 5 of the lid body 2 that enters and slides on the peripheral wall to guide insertion and removal and rotation of the lid body 2. Second guide grooves 30 and 31 are provided.
[0026]
The first guide groove 30 guides insertion / removal of the lid body 2, and as shown in FIGS. 9 and 11, a position near the stopper 23 on the front end surface of the bottom 10 (in the present embodiment, an illustration near the stopper 23 is shown). As shown in FIG. 6, it is formed so as to reach the cylindrical portion 13 over the cosmetic container 28 (partition wall 14), as shown in FIG. When the sliding protrusion 5 is positioned at the end of the one guide groove 30, as shown in FIG. 17, the window portion 4 of the lid 2 exposes most of the cosmetic accommodating portion 28, while the window portion 4. The part except for is configured to shield a part of the cosmetic container 28.
[0027]
As shown in FIG. 6, the communication port 30 a of the first guide groove 30 with the outside of the main body is an expansion port that extends toward the outside of the main body while expanding from the other portions, and the sliding protrusion 5 of the lid 2. The shape is easy to enter.
[0028]
The second guide groove 31 guides the rotation of the lid 2, and as shown in FIGS. 6 and 11, from the end of the first guide groove 30, the counterclockwise circumferential direction shown in FIG. It is formed so as to extend along and reach near the apex on the opposite side of the bottom 10. The terminal end of the second guide groove 31 is a shielding position. As shown in FIG. 20, when the sliding projection 5 is located at the shielding position, as shown in FIG. The portions other than 4 are configured to shield the entire cosmetic container 28 and block exposure.
[0029]
Further, as shown in FIG. 18, when the second guide groove 31 is located near the first guide groove 30 as an exposed position and the sliding protrusion 5 is located at the exposed position, As shown, the window portion 4 of the lid 2 is configured to face the entire surface of the cosmetic material accommodating portion 28 and to be exposed entirely.
[0030]
Such a second guide groove 31 is further provided with exposed locking projections 40a and 40b for holding the sliding projection 5 at the exposed position and the shielded position so that the lid 2 does not rotate freely. , Each of which includes a shielding locking projection 41.
[0031]
As shown in FIG. 11, these locking protrusions 40 a, 40 b, 41 are shallow protrusions that bulge from the main body 1 (cylindrical portion 13) on the bottom surface of the second guide groove 31. The exposure locking projections 40a, 40b are exposed when one locking projection 40a is positioned at the boundary with the first guide groove 30 and an exposure position is set between the locking projections 40a, 40b. The shield locking projection 41 is set at a shielding position between the end surface of the second guide groove 31 and the sliding projection 5 is placed at the shielding position. It is supposed to be a protrusion to be fastened.
[0032]
These locking protrusions 40a, 40b, and 41 are protrusions that prevent the sliding protrusion 5 from moving until a rotating operation force exceeding a predetermined value is applied.
[0033]
In the cosmetic container 100 including the main body 1 and the lid body 2 having such a configuration, as shown in FIGS. 3 and 4, the lid body 2 is extrapolated with respect to the main body 1, and as shown in FIG. The end of the opening 2a of the lid 2 is abutted against the outer peripheral step portion 8 of the main body 1 so that the main body 1 and the lid 2 are positioned. In this state, the sliding protrusion 5 of the lid 2 is The lid body 2 is mounted on the main body 1 so as not to be detached in the axial direction.
[0034]
In this state, as shown in FIGS. 4 and 22, the bottom surface of the stopper 23 of the main body 1 is close to the lid 2 with a slight gap. Further, in this state, the cosmetic container 100 houses the cosmetic dish 15 in the cosmetic container 28 of the main body 1 as shown in FIGS. 3 and 4. In the present embodiment, as shown in FIG. 3, two serving dishes 15 are arranged.
[0035]
Next, the operation of the cosmetic container 100 having such a configuration will be described in detail. For convenience of explanation, as shown in FIG. 21, the sliding protrusion 5 is positioned at the shielding position as shown in FIG. Next, a description will be given from a state in which the portion of the lid 2 excluding the window portion 4 covers the entire cosmetic container 28 and the exposure of the makeup tray 15 is blocked and covered.
[0036]
Here, when applying cosmetics, the user grips the main body 1 and the lid body 2 and relatively rotates in the direction in which the sliding protrusion 5 is located at the exposed position. At this time, by relatively rotating the main body 1 and the lid body 2 with a slightly strong force, for example, the deformation of the shielding locking projection 41 of the main body 1 formed of an elastically deformable member such as a soft resin is crushed. At the same time, the thin cylindrical lid 2 formed of, for example, aluminum or the like is deformed into an elliptical shape, and the sliding projection 5 positioned at the shielding position passes over the shielding locking projection 41 smoothly.
[0037]
When the user further rotates the main body 1 and the lid body 2 relative to each other, the sliding protrusion 5 is guided by the second guide groove 31 and slides along the circumferential direction, and the other (first) exposure unit. When the stop projection 40b is reached, the main body 1 and the lid 2 are further relatively rotated with a slightly strong force in the same manner as described above.
[0038]
As a result, the sliding protrusion 5 smoothly passes over the other exposed locking protrusion 40b to reach the exposed position shown in FIG. 18, and as shown in FIG. It faces the entire surface of the 28 decorative dishes 15 and is ready for use in which the cosmetic is exposed.
[0039]
In this state, the user applies cosmetics to, for example, the skin or the like through the window 4 using, for example, the dedicated chip 3.
[0040]
At this time, as shown in FIG. 18, the sliding protrusion 5 is sandwiched between the exposure locking protrusions 40a and 40b and locked at the exposed position, so that the main body 1 and the lid body 2 can be freely used. The sliding projection 5 enters the first guide groove 30 adjacent to one of the exposure locking projections 40a and the lid body 2 is detached from the main body 1 without any relative rotation. There is no danger of this, and the user can apply the coating calmly.
[0041]
Here, after the application of the cosmetic is finished, the user relatively rotates the main body 1 and the lid body 2 with a slightly strong force in the opposite direction to the above, and the sliding protrusion 5 is the other exposed locking protrusion. When the part 40b is smoothly overcome, the main body 1 and the lid 2 are further rotated relative to each other, and the sliding protrusion 5 is guided by the second guide groove 31 and slides along the circumferential direction, thereby shielding and locking protrusions. When 41 is reached, the main body 1 and the lid body 2 are further relatively rotated with a slightly strong force in the same manner as described above.
[0042]
As a result, the sliding projection 5 smoothly passes over the shielding locking projection 41 and reaches the shielding position shown in FIG. 20, and as shown in FIG. 21, the decorative dish 15 is formed by the portion excluding the window portion 4 of the lid 2. It is subjected to an unusable state in which the exposure of is blocked.
[0043]
In this state, as shown in FIG. 20, the sliding protrusion 5 is sandwiched between the terminal end surface of the second guide groove 31 and the shielding locking protrusion 41 and is locked at the shielding position. For example, the main body 1 and the lid body 2 are arbitrarily rotated relative to each other due to vibration during carrying, etc., so that the cosmetic is exposed and stains other carried items, and the finger is soiled while trying to grasp the cosmetic container 100. Etc. are prevented.
[0044]
Further, in the state shown in FIG. 20 such as when carrying cosmetics without using cosmetics, the first guide groove 30 is covered by the portion excluding the window portion 4 of the lid 2 as shown in FIG. Therefore, the first guide groove 30 is hidden by the lid 2 and a good appearance is maintained.
[0045]
And in such a cosmetic container 100, as shown in FIG. 22, even if the cosmetic dish 15 tries to move from the cosmetic container 28 due to vibration, impact, contact with the user's finger, or the like. The sliding movement toward the tip side (the left side in the figure) is easily prevented by the restricting projection 20 that contacts or approaches the dressing plate 15, and as shown in FIG. The movement in the direction) is prevented by the overhanging projections 11a and 11a projecting upward from the dressing plate 15 of the guide unit 11.
[0046]
Here, even if the decorative dish 15 is slid further from the cosmetic container 20 to the front end side to get over the restricting protrusion 20, the bottom surface on the opposite side of the stopper 23 having the restricting protrusion 20 is the lid 2. Therefore, escape to the opposite side of the stopper 23 is prevented, and the slide 15 is prevented from further sliding movement by the restricting projection 20 and is held in the cosmetic container 28.
[0047]
As described above, during the normal time when the lid 2 is attached to the main body 1, the dressing plate 15 does not leave the cosmetic container 28.
[0048]
Next, the case where the cosmetic of the cosmetic dish 15 accommodated in the cosmetic container 28 is consumed and replaced with a new cosmetic dish will be described.
[0049]
In this case, the user first relatively rotates the main body 1 and the lid body 2 in the direction in which the sliding protrusion 5 is positioned in the first guide groove 30. Here, when the sliding projection 5 gets over the shielding and exposure locking projections 41, 40b, and 40a, the user relatively rotates with a slightly strong force as described above.
[0050]
When the sliding protrusion 5 gets over one of the exposed locking protrusions 40a and enters the first guide groove 30 as shown in FIGS. 16 and 17, the user removes the lid 2 from the main body 1. Pull out in the axial direction. Then, the sliding protrusion 5 is guided by the first guide groove 30 and slides along the axial direction, and the lid 2 is easily detached from the main body 1.
[0051]
In a state where the lid 2 is detached from the main body 1, the user touches the upper end surface of the edge of the dressing plate 15 with a finger and slides the dressing plate 15 toward the outside of the main body.
[0052]
Then, the dressing plate 15 slides on the insertion / removal path 12 and comes into contact with the restriction projection 20, and the restriction projection 20 is pressed.
[0053]
At this time, since there is no lid 2, as shown in FIG. 23, the stopper 23 elastically cantilevered by the support portion 24 escapes to the opposite side, and the dressing plate 15 is removed from the main body 1 through the exchange port 12b. Easily removed.
[0054]
Next, when the new decorative dish 15 is attached to the main body 1, the new decorative dish 15 is inserted by sliding movement through the replacement port 12 b of the main body 1.
[0055]
At this time, the dressing plate 15 comes into contact with the restricting protrusion 20, and the restricting protrusion 20 is pressed. As described above, the stopper 23 elastically cantilevered by the support 24 escapes to the opposite side. The dressing plate 15 slides along the insertion / removal path 12 and is easily accommodated in the cosmetic material accommodating portion 28 of the main body 1.
[0056]
As described above, the elastic action of the support portion 24 that cantilever-supports the stopper 23 works only when the decorative tray 15 is inserted and removed, and works when the lid body 2 is attached to the main body 1 during normal times. There is no.
[0057]
Then, after replacing the decorative dish 15 in this way, the user extrapolates the lid 2 with respect to the main body 1. In this case, the user places the main body 1 and the lid 2 on the main body 1 so that the first guide groove 30 of the main body 1 and the sliding protrusion 5 of the lid 2 are aligned. Extrapolate.
[0058]
Then, as shown in FIG. 17, the sliding protrusion 5 enters the first guide groove 30, is guided by the first guide groove 30, and slides along the axial direction. As shown in FIG. When the end of one guide groove 30 is reached, the user relatively rotates the main body 1 and the lid body 2 with a slightly strong force in the same manner as described above in the direction in which the sliding protrusion 5 is positioned in the second guide groove 31. .
[0059]
As a result, the sliding protrusion 5 smoothly passes over one of the exposed locking protrusions 40a, reaches the exposed position shown in FIG. 18 and is engaged with the second guide groove 31, and the lid 2 is easily attached to the main body 1. Will be attached to.
[0060]
Thereafter, as described above, the main body 1 and the lid body 2 are relatively rotated by the user, so that the sliding protrusion 5 engages with the shielding position shown in FIG. 20 (see FIG. 21). ), The sliding protrusion 5 is appropriately provided in a usable state (see FIG. 19) in which the sliding protrusion 5 is engaged with the exposed position shown in FIG.
[0061]
Thus, in this embodiment, at the normal time when the main body 1 is inserted into the lid 2, the opposite side of the insertion / removal path 12 of the stopper 23 having the restricting protrusion 20 is close to the inner periphery of the lid 2. For this reason, even if the decorative dish 15 accommodated in the cosmetic container 28 is brought into contact with the restricting protrusion 20 that swells in the insertion / removal path 12, the opposite side of the stopper 23 having the restricting protrusion 20 remains. The lid 2 is prevented from escaping to the opposite side of the stopper 23, and the cosmetic dish 15 is prevented from being detached from the cosmetic container 28, while the lid 2 is not removed from the main body 1. In this state, when the decorative tray 15 is slid along the insertion / removal path 12 and comes into contact with the restricting protrusion 20 and the restricting protrusion 20 is pressed, the stopper 23 elastically cantilevered by the support portion 24 is provided. Escape to the opposite side, and the dressing plate 15 is easily put in and out of the main body 1 It is. As described above, since the decorative dish 15 is inserted into and removed from the main body 1 by sliding movement, the decorative dish 15 can be easily put in and out as compared with the case where the conventional decorative dish is picked and taken out / placed downward. Has been. Moreover, since there is no cover 2 that obstructs the fingers, the slide of the decorative dish 15 is facilitated, and the decorative dish 15 can be easily put in and out. Therefore, it is possible to facilitate replacement of the decorative dish 15. Further, the elastic action of the support portion 24 works only when the decorative tray 15 is inserted and removed, and does not work during normal times, so that elastic fatigue is kept low. Therefore, it is possible to extend the life.
[0062]
In addition, the present embodiment has the following effects. That is, when the lid 2 is extrapolated to the main body 1 so that the sliding protrusion 5 and the first guide groove 30 are aligned, the sliding protrusion 5 enters the first guide groove 30 and moves in the axial direction. As the lid 2 and the main body 1 are relatively rotated, the sliding protrusion 5 enters the second guide groove 31 and is guided and slid along the circumferential direction. Thus, the lid body 2 is easily attached to the main body 1, and the lid body 2 and the main body 1 are relatively rotated in this state, so that the sliding protrusion 5 is brought into the exposed position of the second guide groove 31. Positioned, the window portion 4 of the lid body 2 faces the cosmetic material accommodating portion 28 and is provided in a usable state where the cosmetic material is exposed, and the lid body 2 and the main body 1 are relatively rotated, The sliding protrusion 5 is located at the shielding position of the second guide groove 31, and the portion excluding the window portion 4 of the lid 2 is used in an unusable state in which the exposure of the cosmetic container 28 is blocked. Part 5 When the lid body 2 and the main body 1 are relatively rotated while being positioned in the two guide grooves 31, the sliding protrusion 5 enters the first guide groove 30 from the second guide groove 31. When the lid 2 is removed from the main body 1, the sliding projection 5 is guided by the first guide groove 30 and slides along the axial direction, and the lid 2 is easily detached from the main body 1. Is done. Accordingly, the lid 2 can be easily attached to and detached from the main body 1.
[0063]
The present invention has been specifically described above based on the embodiment. However, the present invention is not limited to the above embodiment. For example, in the above embodiment, the lid 2 is a lid when being inserted into and removed from the main body 1. Since the insertion-side end surface of the body 2 rubs against the bottom of the stopper 23 and gives an elastic load to the support portion 24, there is a risk that elastic fatigue may increase, so that the bottom surface of the stopper 23 has a slight gap with respect to the inner periphery of the lid 2. However, it is possible to adopt a configuration in which the bottom surface of the stopper 23 is in contact with the inner periphery of the lid 2.
[0064]
Moreover, in the said embodiment, although the sliding protrusion 5 is provided in the cover body 2 from the point which can make the thickness of the cover body 2 thin, the sliding protrusion 5 is provided in the outer periphery of the main body 1 and the cover body 2. It is also possible to provide the first and second guide grooves 30 and 31 on the inner periphery of the first and second guide grooves.
[0065]
Further, in the above-described embodiment, the entire main body 1 is configured by a member that can be elastically displaced in order to facilitate the manufacture. It is possible to produce an effect.
[0066]
In the above-described embodiment, both the lid body 2 and the main body 1 are deformed so that the sliding protrusion 5 smoothly passes over the locking protrusions 40a, 40b, 41, but at least one of them is elastically deformed. If it is composed of possible members, the sliding protrusion 5 can smoothly get over the locking protrusions 40a, 40b, 41.
[0067]
Moreover, in the said embodiment, although the window part 4 of the cover body 2 is made into the rectangle in planar view, even if it is a window part which is further lengthened to an axial direction and reaches the end surface of the cover body 2 and communicates with the exterior as external opening good.
[0068]
Moreover, in the said embodiment, although the cosmetics accommodating part 28 is a structure which accommodates two cosmetic dishes, of course, it is applicable also to the structure which accommodates one or three or more cosmetic dishes.
[0069]
Moreover, in the said embodiment, although the cover body 2 is made into the cylindrical shape, a square tube may be sufficient. In this case, as the main body inserted into the square tube, one having an outer peripheral surface shaped to fit the inner circumference of the square tube is employed.
[0070]
【The invention's effect】
According to the cosmetic container of the present invention, the decorative dish is slid and inserted into and removed from the main body, so that the decorative dish is taken in and out as compared with the case where the conventional decorative dish is picked and taken out / placed downward. Since the dressing plate is slid in a state where there is no lid that obstructs the fingers, it is further facilitated to put in and out the dressing plate. Therefore, it is possible to easily replace the decorative dish. In addition, the elastic action works only when inserting / removing the decorative dish and does not work normally, so that the elastic fatigue can be kept low. Accordingly, it is possible to extend the life.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a cosmetic container according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the cosmetic container shown in FIG.
3 is a view taken in the direction of arrows III-III in FIG.
4 is a view taken along arrow IV-IV in FIG. 3;
5 is a plan view showing the main body in FIG. 3. FIG.
6 is a front view of the main body shown in FIG. 5. FIG.
7 is a view taken along arrow VII-VII in FIG. 5;
FIG. 8 is a view taken along arrow VIII-VIII in FIG. 6;
9 is a left side view of the main body shown in FIG.
10 is an enlarged view of a portion A in FIG.
11 is a view taken along arrow XI-XI in FIG. 6;
12 is a plan view of the lid body in FIG. 1. FIG.
13 is a front view of the lid shown in FIG. 12. FIG.
14 is a view taken in the direction of arrows XIV-XIV in FIG.
15 is a view taken in the direction of arrows XV-XV in FIG.
FIG. 16 is a cross-sectional view of the cosmetic container showing a state where the sliding protrusion of the lid is positioned in the first guide groove of the main body.
17 is a cross-sectional view of the cosmetic container showing the positional relationship between the window portion of the lid and the cosmetic container of the main body in the state of FIG.
FIG. 18 is a cross-sectional view of the cosmetic container showing a state in which the sliding protrusion of the lid is locked to the exposed locking protrusion of the second guide groove of the main body.
FIG. 19 is a cross-sectional view of the cosmetic container showing the positional relationship between the window portion of the lid and the cosmetic container of the main body in the state of FIG.
FIG. 20 is a cross-sectional view of the cosmetic container showing a state where the sliding protrusion of the lid is locked to the shielding locking protrusion of the second guide groove of the main body.
FIG. 21 is a cross-sectional view of the cosmetic container showing the positional relationship between the window portion of the lid and the cosmetic container of the main body in the state of FIG. 20;
FIG. 22 is a longitudinal sectional view showing a state of the cosmetic container front end side in a normal state.
FIG. 23 is a longitudinal sectional view showing a state of the decorative dish and the front end side of the main body when the decorative dish is replaced.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Main body, 2 ... Cover body, 4 ... Window part, 10 ... Bottom of main body, 11 ... Guide part, 12 ... Insertion / removal path, 12a ... Sliding surface, 15 ... Cosmetic dish, 20 ... Restriction protrusion, 21 ... Peninsula part , 23 ... a stopper, 24 ... a support part, 28 ... a cosmetic container, 100 ... a cosmetic container.

Claims

A cylindrical lid whose one end is open and a window is opened in the peripheral wall;
A body that is inserted in the lid so as to be detachable and accommodates a cosmetic dish in a cosmetic container corresponding to the window,
The main body has an insertion / removal path that allows the cosmetic dish to communicate with the exterior of the main body along the axial direction and allows the cosmetic dish to slide.
A regulating protrusion that bulges in this insertion / removal path and prevents sliding movement of the cosmetic dish accommodated in the cosmetic accommodating part,
A stopper that has this restricting protrusion and the opposite side of the insertion / removal path approaches or contacts the inner periphery of the lid,
When the lid is pulled out of the main body and the vane slides along the insertion / removal path to come into contact with the restriction protrusion and the restriction protrusion is pressed, the stopper is inserted into the insertion / removal path. A cosmetic container characterized by being elastically cantilevered so as to escape to the opposite side.

2. The cosmetic container according to claim 1, wherein the entire main body is made of an elastically displaceable member.

The cosmetic container according to claim 1 or 2, wherein the regulation protrusion is in contact with or close to the decorative dish accommodated in the cosmetic accommodating part.

The lid has a cylindrical shape,
When the lid and the main body are rotated relative to each other, according to the rotation position, the window portion of the lid faces the makeup plate of the cosmetic container, and the cosmetic is exposed. The cosmetic container according to any one of claims 1 to 3, wherein a portion of the lid body excluding the window portion blocks the exposure of the decorative dish.

The main body has a substantially semicircular cross-section bottom,
A guide portion having a cross-section that is provided on both sides of the bottom portion and extends in the axial direction and is substantially L-shaped upside down and facing each other.
The region defined by the bottom portion and the guide portion constitutes the insertion / removal path and constitutes the cosmetic accommodating portion, The cosmetic according to any one of claims 1 to 4, container.