JP4107138B2 - 特殊効果装置、キー信号制御装置及びキー信号制御方法 - Google Patents

特殊効果装置、キー信号制御装置及びキー信号制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像特殊効果に関するものであり、詳しくは、ノンリニア編集が可能な編集システムに用いられるような特殊効果装置、キー信号制御装置及びキー信号制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送局やポストプロダクションのような映像コンテンツの制作部門では、素材である映像データや音声データを、ノンリニア編集装置で編集してテレビ番組、コマーシャル、または映画等のようなコンテンツを制作することが一般的に行われている。
【0003】
ノンリニア編集装置としては、編集用のアプリケーションソフトウェアをインストールしたコンピュータ(ワークステーションやパーソナルコンピュータ)が従来から用いられている。
【0004】
そうしたノンリニア編集装置では、素材を収録したVTRやビデオカメラ等から、所望のシーン等の素材が、コンピュータに接続されたストレージデバイスまたはコンピュータの内蔵ハードディスクにキャプチャー(取り込み)される。
【0005】
そして、キャプチャーした素材に画像特殊効果(以下、特殊効果と呼ぶ。)を施したり、キャプチャーしたワークステーション1つの素材を別の素材と合成したり、繋ぎ合わせる等の編集処理が上記編集用のアプリケーションソフトウェアを有したコンピュータで行われることにより、映像コンテンツが制作される(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−37806号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようなノンリニア編集装置で施す特殊効果に、画像に縁取りをするようなボーダーエフェクトという特殊効果がある。ボーダーエフェクトは、縁取りした箇所にソフトネスと呼ばれる画像のコントラストを抑制する特殊効果を伴って実施されることが多い。このボーダーと、ソフトネスとを同時に施すことで、効果的な縁取りをした画像を得ることができる。
【0008】
本出願人は、このボーダーエフェクト処理において、全く新しい効果を生み出す特殊効果装置、キー信号制御装置及びキー信号制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る特殊効果装置は、キー信号に基づいて映像信号に所望の特殊効果を与える特殊効果装置において、上記映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御するキー信号制御手段と、上記キー信号に基づいて、上記映像信号を変化させる映像信号処理手段とを備え、上記キー信号制御手段は、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置とし、上記任意の位置の上記原点からの距離に応じたレベルに上記キー信号を制御することを特徴とする。
【0010】
上述の目的を達成するために、本発明に係るキー信号制御装置は、映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御するキー信号制御手段を備え、上記キー信号制御手段は、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置とし、上記任意の位置の上記原点からの距離に応じたレベルに上記キー信号を制御することを特徴とする。
【0011】
上述の目的を達成するために、本発明に係るキー信号制御方法は、映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御するキー信号制御工程を備え、上記キー信号制御工程では、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置とし、上記任意の位置の上記原点からの距離に応じたレベルに上記キー信号を制御することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る特殊効果装置、キー信号制御装置及びキー信号制御方法の実施の形態を図面を参照にして詳細に説明する。図1を用いて、本発明の実施の形態として示す編集システムについて説明をする。
【0013】
編集システムは、ワークステーション1と、ストレージデバイス2と、キーボード3と、マウス4と、VGA(Video Graphic Array)モニタ5,6と、VTR7とを備えている。
【0014】
ワークステーション1は、素材のキャプチャーや編集を行うための編集用アプリケーションソフトウェアがインストールされており、ノンリニア編集装置として用いられる。
【0015】
ストレージデバイス2は、例えば大容量のソリッドステートディスクであり、ワークステーション1で素材をキャプチャーする際の周辺記憶装置として用いられる。
【0016】
キーボード3,マウス4,VGAモニタ5及び6は、ワークステーション1の入出力装置であり、ワークステーション1を操作して編集作業を行ったり、編集結果を確認するために用いられる。
【0017】
VTR7は、HDCAMフォーマット(「HDCAM」は登録商標)に対応した機種のVTRであり、取材現場のHDTVカメラ等から供給される非圧縮のHDTVデータ(素材)をこのフォーマットで収録するために用いられる。
【0018】
HDCAMフォーマットでは、HDTV信号が、帯域制限技術及びビットリダクション技術によって約1/7に圧縮される。したがって、コンピュータからは、このフォーマットで圧縮された2つのHDTV映像データを並行してPCIバスを介してPCIカードに転送することが可能である。
【0019】
VTR7からは、ワークステーション1でのキャプチャー操作により、収録されたHDCAMフォーマットのHDTVデータのうちの所望のHDTVデータがストレージデバイス2にキャプチャーされる。
【0020】
ワークステーション1のPCIスロットには、3つのPCIカードが装着されている。図2は、これらの3つのPCIカード8,14及び16の外観構成を略示す図である。
【0021】
PCIカード8は、HDTVデータの入出力や、HDCAMフォーマットのHDTV映像データ(以下‘HD圧縮データ’と呼ぶ)のデコードを行うためのPCIカードである。PCIカード8は、コンピュータ内においてPCIスロットを装備した基板(以下‘マザーボード’と呼ぶ)に勘合するためのPCIコネクタ13と、コンピュータにねじ止めして固定するための機構部品12を有している。
【0022】
また、PCIカード8は、コンピュータを介さずに直接外部との間で信号の入出力を行うためのコネクタとして、基準信号の入力コネクタ9と、非圧縮のHDTVデータの入力コネクタ10と、非圧縮のHDTVデータの出力コネクタ11とを有している。
【0023】
PCIカード14は、主に、HDTVデータの入出力や、HD圧縮データのデコードや、HDTVデータに対する編集処理を行うためのPCIカードである。PCIカード14も、PCIカード8と全く同様のPCIコネクタ(図2では省略しているが、後述する図3のPCIコネクタ25)及び固定用機構部品を有している。
【0024】
PCIカード16は、SDTVデータの入出力を行うためのPCIカードである。PCIカード16も、PCIカード8と全く同様のPCIコネクタ(図2では省略しているが、後述する図3のPCIコネクタ40)及び固定用機構部品を有している。
【0025】
また、PCIカード16は、コンピュータを介さずに直接外部との間で信号の入出力を行うためのコネクタとして、基準信号の入力コネクタ18と、非圧縮のSDTVデータの入力コネクタ19と、非圧縮のSDTVデータの出力コネクタ20とを有している。
【0026】
また、PCIカード8,PCIカード14は、互いの間でHDTVデータを授受するためのコネクタ(図2では省略しているが、後述する図3のコネクタ24,29)をそれぞれ有しており、それらのコネクタはケーブル15でつながれている。
【0027】
また、PCIカード8,PCIカード16は、互いの間でSDTVデータを授受するためのポート(図2では省略しているが、後述する図3のポート33,38)をそれぞれ有しており、それらのポートはケーブル17でつながれている。
【0028】
図3は、これらのPCIカード8,14及び16の回路構成を示すブロック図である。
【0029】
PCIカード8は、圧縮データコントローラ21と、デコーダ22と、非圧縮データコントローラ23と、クロック生成回路30と、エンコーダ31と、PCIカード8の各部を制御するCPU32とを搭載している。
【0030】
圧縮データコントローラ21は、図2にも示したPCIコネクタ13を介して、ワークステーション1内のPCIバスの制御や、HD圧縮データの入出力制御を行う回路である。圧縮データコントローラ21に入力したHD圧縮データは、デコーダ22に送られる。
【0031】
デコーダ22は、HD圧縮データをデコード(伸長)して非圧縮のHDTV映像データに戻す回路である。デコーダ22でデコードされたHDTV映像データは、非圧縮データコントローラ23に送られる。
【0032】
非圧縮データコントローラ23は、図2にも示した入力コネクタ10,出力コネクタ11やコネクタ24(PCIカード14との間でのHDTVデータ授受用のコネクタ)を介したHDTVデータの入出力制御や、ポート33(PCIカード16との間でのSDTVデータ授受用のポート)を介したSDTVデータの入出力制御を行う回路である。また、非圧縮データコントローラ23内には、HDTVとSDTVとの間での信号方式の変換を行う図示しないコンバータが設けられている。
【0033】
クロック生成回路30は、図2にも示した入力コネクタ9から入力した基準信号から、クロック信号を生成してPCIカード8の各部に供給する回路である。
【0034】
エンコーダ31は、非圧縮データコントローラ23から送られた非圧縮のHDTV映像データを、HDCAMフォーマットでエンコード(圧縮)する回路である。エンコーダ31からは、エンコードしたHDTV映像データ(HD圧縮データ)が圧縮データコントローラ21に送られる。
【0035】
PCIカード14は、デコーダ26と、エフェクタ27と、コントローラ28と、PCIカード14の各部を制御するCPU34と、クロック生成回路100とを搭載している。
【0036】
デコーダ26は、PCIカード8のデコーダ22と同じく、HD圧縮データをデコードして非圧縮のHDTV映像データに戻す回路である。尚、図示しないが、デコーダ26とデコーダ22は、同じ基盤上にあっても構わない。
【0037】
エフェクタ27は、非圧縮のHDTV映像データに対して特殊効果を施すための回路である。
【0038】
コントローラ28は、PCIコネクタ25を介したHD圧縮データの入出力制御や、デコーダ26,エフェクタ27,コネクタ29との間でのHDTV映像データの授受を行う回路である。
【0039】
PCIカード16は、ビデオプロセッシングコントローラ39を搭載している。ビデオプロセッシングコントローラ39は、PCIコネクタ40,入力コネクタ19,出力コネクタ20,ポート38(PCIカード8との間での非圧縮のSDTVデータ授受用のポート)を介した非圧縮のSDTVデータの入出力制御等を行う回路である。
【0040】
この編集システムでは、PCIカード14で合成された結果をPCIカード8の非圧縮データコントローラ23でSDデータに画角変更されたデータが、PCIカード8のポート33を介して、ポート38に送信される。
【0041】
ビデオプロセッシングコントローラ39の制御によってポート、出力コネクタ20に接続されたモニタで確認することも可能であるし、ビデオプロセッシングコントローラ39、PCIコネクタ40を経由し、ストレージデバイス2などへ映像データ、音声データを送信することもできる。
【0042】
スイッチ101は、ビデオプロセッシングコントローラ39から送信されたデータを、出力コネクタ20を介してSDIケーブルで外部に出力するか、ポート38を経由してPCIカード8へ出力するかを切り替えるスイッチである。
【0043】
スイッチ102は、入力コネクタ19から送信された信号か、又は、ポート38を経由して送信された信号のどちらかを選択してビデオプロセッシングコントローラ39に出力するスイッチである。
【0044】
図4は、PCIカード14のコントローラ28の回路構成を示すブロック図である。コントローラ28には、HDTV映像データを一時記憶するための数百メガバイトの容量のメモリ(例えばSDRAMまたはSRAM)41が接続されている。コントローラ28は、このメモリ41を制御するメモリコントローラ42と、入出力ポート43,44,48と、DMA(ダイレクトメモリアクセス)コントローラ46と、FIFO(先入れ先出し)回路47と、色補正・キー生成回路49と、図3にも示されている合成回路50と、インターフェース52と、デュアルポートRAM53とを含んでいる。
【0045】
入出力ポート43は、コネクタ29とメモリコントローラ42との間で非圧縮のHDTV映像データを授受するためのポートである。
【0046】
入出力ポート44は、メモリコントローラ42からデコーダ26にHD圧縮データを送ったり、デコーダ26からの非圧縮のHDTV映像データをメモリコントローラ42に送るためのポートである。
【0047】
入出力ポート48は、色補正・キー生成回路49からエフェクタ27に非圧縮のHDTV映像データを送ったり、エフェクタ27からのHDTV映像データをメモリコントローラ42に送るためのポートである。
【0048】
インターフェース52は、CPU34とコントローラ28内の各部との間のインターフェースである(図では、メモリコントローラ42,FIFO回路47,デュアルポートRAM53以外の各部とインターフェース52とを結ぶ接続線は図示を省略している)。
【0049】
DMAコントローラ46は、PCIコネクタ25を介して入力したHD圧縮データをメモリコントローラ42に送ったり、PCIコネクタ25を介して入力したエフェクトパラメータをデュアルポートRAM53に書き込む役割を果たす。
【0050】
FIFO回路47は、PCIコネクタ25を介して入力したコマンドをCPU34に送ったり、CPU34からのステータスをPCIコネクタ25を介して出力するためのバッファである。
【0051】
色補正・キー生成回路49は、メモリコントローラ42から送られた非圧縮のHDTV映像データに対して、色補正処理や、輝度信号からキー信号(透明度を示す信号)を生成するルミナンスキー生成処理や、特定のクロミナンス成分からキー信号を生成するクロマキー生成処理を施す回路である。
【0052】
色補正・キー生成回路49で生成されたキー信号は、入出力ポート48を介して、エフェクタ27に送信される。エフェクタ27は、送信されるキー信号に基づいて、所定のエフェクト処理を実行する。後述するソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを実行する場合も、この色補正・キー生成回路49で生成されたキー信号に基づいて、エフェクタ27でエフェクト処理されることになる。
【0053】
合成回路50は、メモリコントローラ42から送られた2つの非圧縮のHDTV映像データをキー信号に基づいて合成する回路である。合成回路50で合成されたHDTV映像データは、メモリコントローラ42に戻される。
【0054】
合成回路50の前段には、合成前に各層に色補正やキー信号生成を行えるブロック51が備えられている。
【0055】
デュアルポートRAM53は、エフェクタ27内のCPU37が、DMAコントローラ46によって書き込まれたエフェクトパラメータを読み出したり、CPU34やCPU37が、互い間で授受すべき各種情報の書込み・読出しを行うために用いられる。
【0056】
図5は、PCIカード14のエフェクタ27の回路構成を示すブロック図である。エフェクタ27は、図3にも示されているように、メモリ制御ブロック35と、読出しアドレス生成ブロック36と、これらを制御するCPU37とを含んでいる。
【0057】
メモリ制御ブロック35には、外部フレームメモリ55が接続されている。メモリ制御ブロック35は、メモリ制御・フィルター処理回路54と、アドレス・キー信号発生回路56とを含んでいる。
【0058】
メモリ制御・フィルター処理回路54は、外部フレームメモリ55の制御や、フィルター処理によるアンチエイリアジングを行う回路である。
【0059】
アドレス・キー信号発生回路56は、1画素のデータ毎の書込みアドレス,読出しアドレスをメモリ制御・フィルター処理回路54に与えたり、シーンチェンジ時の境界(例えば前のシーンの中から、後のシーンを表示した丸い枠が次第に拡大していくようなシーンチェンジにおける、丸い枠)を示すキー信号を発生してメモリ制御・フィルター処理回路54に与える回路である。
【0060】
読出しアドレス生成ブロック36には、外部メモリ57が接続されている。読出しアドレス生成ブロック36は、ワークステーション1にインストールされている編集用アプリケーションソフトウェアによる特殊効果選択釦で選択・設定された特殊効果の種類・エフェクトパラメータに基づき、外部メモリ57との間で100MHz以上の速度でデータをやりとりしつつ加算,乗算,直交座標の極座標への変換等の演算を行うことにより、1画素のデータ毎の読出しアドレス(X’,Y’)を生成するブロックである。
【0061】
コントローラ28から入出力ポート48(図4)を介してエフェクタ27に1フレーム分の非圧縮のHDTV映像データ又は、SDTV映像データが送られると、その映像データが、アドレス・キー信号発生回路56からの書込みアドレス(X,Y)に従い、メモリ制御・フィルター処理回路54を経て外部フレームメモリ55にシーケンシャルに書き込まれる。
【0062】
そして、読出しアドレス生成ブロック36で生成された読出しアドレス(X’,Y’)がメモリ制御ブロック35内のアドレス・キー信号発生回路56に伝えられ、この読出しアドレス(X’,Y’)に従ってメモリ制御・フィルター処理回路54を経て外部フレームメモリ55からHDTV映像データ又はSDTV映像データがシーケンシャルに読み出されることにより、HDTV映像データ又はSDTV映像データに対して画像の変形処理が施される。
【0063】
フレームメモリ55から読み出されたHDTV映像データ又はSDTV映像データは、メモリ制御・フィルター処理回路54からコントローラ28内の入出力ポート48に送られる。
【0064】
コントローラ28から送られる各フレームのHDTV映像データ又はSDTV映像データに対してエフェクタ27でこうした処理が行われることにより、例えばページをめくるようにしてシーンを消すといった特殊効果や、上述したソフトネスを伴ったボーダーエフェクト等の特殊効果がHDTV映像データ又はSDTV映像データに施される。
【0065】
エフェクタ27によって、エフェクト処理された映像データは、コントローラ28の合成回路50に供給され、PCIカード8から供給される非圧縮データと合成される。エフェクト処理され、さらに合成された映像データは、PCIカード8に送信され出力コネクタ11に接続されたモニタでリアルタイムで処理された映像を確認することができる。
【0066】
ここで、本発明の実施の形態として示す編集システムにおいて、本出願人が提唱する全く新しい効果を生み出す特殊効果について説明をする。本出願人が提唱する、この特殊効果をラウンドクロップ(Round Crop)と呼ぶことにする。
【0067】
ラウンドクロップは、例えば、ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを実施する場合に行うことで、全く新しい特殊効果を画像に与える。また、ラウンドクロップは、ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを実施することで発生する、後述するマッハ効果を抑制することもできる。
【0068】
まず、一般的な、ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトについて説明をする。
【0069】
映像データにソフトネスを施すには、ソフトネスを施す領域において、図6に示すように輝度が所定の勾配を持つように減少させればよい。したがって、エフェクタ27によって、映像データにソフトネスを施すには、色補正・キー生成回路49で輝度信号から生成するキー信号の出力レベルを、上記図6に示した所定の勾配にすればよいことが分かる。
【0070】
したがって、ボーダーエフェクトにおいてソフトネスを施す場合は、図7に示す画面上の斜線部Aの領域、つまりボーダーエフェクトを施すボーダー領域のキー信号の出力レベルに上述したような勾配を与える。
【0071】
続いて、図8(a),(b),(c),(d)を用いて、ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを施す際に用いられるキー信号の生成手順について、立体図形を用いたイメージにて説明をする。
【0072】
(a) 画面の上下左右4方向において、任意の傾きのを持つ平面として表されるキー信号を生成する。
【0073】
画面の上下左右4方向とは、図7に示すTop,Bottom,Left,Rightに対応しており、各方向において、図8に示すように所定の勾配を有するキー信号が生成される。各方向のキー信号は、画像の幅方向、高さ方向に生成されるため、あたかも平面であるかのように考えることができる。
【0074】
(b) 平面として表されるキー信号を、左右(Left,Right)、及び、上下(Top,Bottom)で分類し、組み合わせる。このとき、キー信号レベルの最大値を、キー信号レベルが小さい方に合わせて組み合わせる。この処理により、キー信号による、上述した平面によって三角柱が形成されるイメージとなる。
【0075】
(c) 上述した(b)の処理によって生成された2つの三角柱同士を、組み合わせる。このとき、キー信号レベルの最大値を、キー信号レベルが小さい方に合わせて組み合わせる。この処理により、キー信号による上述した平面によって四角錐が形成されるイメージとなる。
【0076】
(d) 必要に応じて、キー信号にリミット処理を施す。リミット処理をすると、上述した(c)の処理によって生成された四角錐が台形になるイメージである。
【0077】
このようにして、キー信号の平面によって生成された四角錐を真上から見ると、キー信号の出力は、図9に示すようなイメージとなり、網掛けして示した領域Bがソフトネスを伴ったボーダーエフェクトが施される領域となる。
【0078】
ところで、図9に示すキー信号の出力イメージ画面における領域Bにおいて、4つの角から画面の中央に向かって線が出力されている。これは、マッハ効果によって視覚的に認識される線状の出力をイメージしたものである。
【0079】
マッハ効果とは、ステップ状の輝度分布をした物体を見たときに、ステップの境界部において、輝度の高い部分は、実際よりも輝度が高いように知覚され、輝度の低い部分は、実際より輝度が低いように知覚される現象であり、輪郭の強調という作用がある。
【0080】
例えば、白地に黒の領域があるとすると、白地も黒部分も、それぞれ均一な輝度であっても、人間の視覚には、その境界付近で他の部分に較べてコントラストが強く感じられてしまう。
【0081】
図10に、図9に示す領域Cにおいて、キー信号の出力を立体的なイメージで示す。なお、図10に示す図では、(d)のリミット処理における出力レベルのリミットであるKeyMaxを、KeyMax=512としている。また、図10では、図11に示すような、上記KeyMaxの位置を原点とするような直交座標系(X,Y)を想定している。KeyMax=512となるのは、図11において、太線で示したボーダーエフェクトを施す領域の内縁となる位置である。
【0082】
図10に示すように、キー信号の出力は、四角錐の稜線がはっきりと認識されるのが分かる。これが、マッハ効果による影響を示している。
【0083】
ところで、このようなマッハ効果は、図11に示した直交座標系の原点をKeyMax=512となる位置全てに想定し、ボーダーエフェクトを施す領域内の各位置を、最も近くにある原点で定義される直交座標系で特定した場合に、以下の(1)式を実行することで、回避することが可能である。
【0084】
【数3】
Figure 0004107138
【0085】
なお、図11に示した直交座標系では、KeyMax=512としており、座標X,Y、それぞれの最大値も512としている。
【0086】
(1)式において、KeyMaxから減算する値は、ボーダーエフェクトを施す領域内の直交座標系における位置(X,Y)の原点からの距離を2の平方根で正規化したものである。したがって、(1)式は、直交座標系における原点からの距離に応じてキー信号の出力レベルを変化させる、言い換えると、原点から同じ距離にあるキー信号を同一のキー信号レベルにするような変換を行っていることになる。
【0087】
図12に、(1)を用いたキー信号の出力値(BorderKey)をプロットした図を示す。これによると、図10で示した四角錐の稜線が消滅し、なだらかな曲面が出現しているのが分かる。
【0088】
また、図13に、(1)式を、四角錐の全ての稜線で実行し、この四角錐を真上から見た様子を示す。図13によると、キー信号において、マッハ効果による影響が完全に除去されており、且つ、単純に、ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを施した場合とは異なるキー信号が得られることが分かる。
【0089】
また、(1)式を、以下に示す(2)式のようにしてもよい。
【0090】
【数4】
Figure 0004107138
【0091】
(2)式では、(1)式を変数zとする関数f(z)が用いられている。関数f(z)は、一般的に知られる方程式であり、例えば、簡単なものだとf(z)=zや、f(z)=a×z(aは、所定の定数とする。)、f(z)=a+z(aは、所定の定数とする。)などである。関数f(z)を任意に変更することで、キー信号の出力値が様々な傾きを持ったボーダー領域を生成することができる。
【0092】
図14に(2)式による、キー信号の出力値(BorderKey)をプロットした図を示す。図14では、図12で示したキー信号の出力プロットと同様に、マッハ効果による影響が除去されている。また図14では、図12に較べ、キー信号の出力値による立体の曲面がより丸みを帯びているのが分かる。
【0093】
また、f(z)=a×z、f(z)=a+zのaは、KeyMaxであってもよく、例えば、f(z)=a+zにおいてa=KeyMaxとすると、f(z)は、KeyMax以上の出力レベルになることはないので、距離によらず一定レベルのキー信号を出力することができる。この場合、図14に示した(2)式によるキー信号の出力値のプロットは、丸みを帯びた曲面ではなく平面となる。
【0094】
このように、(2)式を用いることで、さらなる特殊効果が得られることが分かる。この(1)式、又は(2)式によって生成されるキー信号に基づいて施す特殊効果が、本出願人が提唱するラウンドクロップの一例である。
【0095】
本出願人が提唱するラウンドクロップは、上述したようにキー信号の出力レベルが、画像の外周に沿った枠領域の内縁を基準として、上記枠領域内を単調減少する場合だけではなく、例えば、図15に示すように単調増加したり、図16に示すように様々な、関数で定義される曲線(例えば、3次曲線など)によって変化したりする場合にも適用することができる。
【0096】
また、ラウンドクロップは、上述したように、キー信号の出力レベルが減少、増加する場合にだけではなく、キー信号の出力レベルが全く変化しない一定の値となっている場合にも適用することができる。
【0097】
上述したように、キー信号の出力レベルが増加する場合、ラウンドクロップを実行するには、(1)式の出力、(2)式中の変数zの値に、例えば、絶対値をとったりすることで対応することができる。このとき、(1)、(2)式中のKeyMaxは、キー信号の出力レベルの基準となる、上記画像の外周に沿った枠領域の内縁におけるキー信号の出力レベルである。
【0098】
続いて、(1)、(2)式に基づく演算を実行する色補正・キー生成回路49のハードウェア構成について説明をする。(1)、(2)式を実行するにあたり、色補正・キー生成回路49は、図17に示すハードウェア構成となっている。
【0099】
図17に示すように、色補正・キー生成回路49は、乗算器201,202と、加算器203と、リミット回路204と、SQRT回路205と、LUT(Look Up Table)206とを備えている。
【0100】
乗算器201,202には、ぞれぞれ、上述した図11に示した直交座標における位置(X,Y)が入力され乗算される。加算器203は、乗算器201,202からの出力を加算する。リミット回路204は、加算器203からの出力に所定のリミット処理をする。SQRT回路205は、リミット回路204からの出力を2で除算して平方根をとる。SQRT回路205の出力は、図示しないが、色補正・キー生成回路49で求められたKeyMaxから減算され、LUT206に供給される。LUT206は、上述した(2)式で用いられる関数f(z)が格納されているメモリであり、CPU34によって指定された関数f(z)が読み出され、読み出された関数f(z)にSQRT回路205からの出力が入力される。
【0101】
このようにして、ラウンドクロップ回路200は、(1)式、又は(2)式で示した演算を実行し、ラウンドクロップを実現するようにキー信号の出力レベルを制御する。
【0102】
なお、LUT206は、あらかじめ関数f(z)が格納されているROM(Read Only Memory)であってもよいし、CPU34によって、関数f(z)を設定することができるSRAM(Static Random Access Memory)や、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などであってもよい。
【0103】
色・補正キー生成回路49の備えられたラウンドクロップ回路200によって、出力レベルが制御されたキー信号は、入出力ポート48を介して、エフェクタ27に出力される。エフェクタ27は、色・補正キー生成回路49のラウンドクロップ回路200で出力レベルが制御されたキー信号に基づいて、映像データの輝度信号、色信号などを変化させてリアルタイムでエフェクト処理をする。
【0104】
このようにして、編集システムは、ワークステーション1に備えられた、PCIカード14において、色・補正キー生成回路49のラウンドクロップ回路200で出力レベルが制御されるキー信号に基づいて、エフェクタ27でエフェクト処理をすることで、映像データに対して、全く新しい画像特殊効果であるラウンドクロップを施すことができる。
【0105】
なお、ラウンドクロップ回路200は、上述したように、色・補正キー生成回路49で生成されたキー信号に対して出力レベルを制御する他にも、既に生成されているキー信号の出力レベルを制御することも可能である。
【0106】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明は、キー信号制御手段によって、映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御し、制御されたキー信号に基づいて、映像信号を変化させることで、リアルタイムな処理によって、映像信号に全く新しい画像特殊効果を与えることができる。
【0107】
また、本発明は、映像信号に施される特殊効果において発生するマッハ効果による影響を抑制することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す編集システムの構成について説明するための図である。
【図2】ワークステーションに搭載されるPCIカードの外観構成について説明するための図である。
【図3】ワークステーションに搭載されたPCIカードの構成について説明するためのブロック図である。
【図4】PCIカードに備えられたコントローラの構成について説明するためのブロック図である。
【図5】PCIカードに備えられたエフェクタの構成について説明するためのブロック図である。
【図6】ソフトネス施す際の輝度信号について説明するための図である。
【図7】ボーダーエフェクトを施す領域について説明するための図である。
【図8】ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを施す際のキー信号の生成手順について説明するための図である。
【図9】ソフトネスを伴ったボーダーエフェクトを施す際のキー信号の出力イメージを示した図である。
【図10】キー信号の出力を立体的にプロットした図である。
【図11】 KeyMaxとなる位置を原点とする直交座標系について説明するための図である。
【図12】(1)式によって生成されるキー信号を立体的にプロットした図である。
【図13】(1)式によって生成されるキー信号の様子を示した図である。
【図14】(2)式によって生成されるキー信号を立体的にプロットした図である。
【図15】枠領域内において、単調増加するキー信号の出力レベルを示した図である。
【図16】枠領域内において、所定の関数で表されるキー信号の出力レベルを示した図である。
【図17】(1)、(2)式を実行するハードウェア構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 ワークステーション、8,14,16 PCIカード、27 エフェクタ、28 コントローラ、35 メモリ制御ブロック、36 読み出しアドレス生成ブロック、37 CPU、42 メモリコントローラ、48 入出力ポート、49 色補正・キー生成回路、201,202 乗算器、203 加算器、204 リミット回路、205 SQRT回路、206 LUT

Claims (5)

  1. キー信号に基づいて映像信号に所望の特殊効果を与える特殊効果装置において、
    上記映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御するキー信号制御手段と、
    上記キー信号に基づいて、上記映像信号を変化させる映像信号処理手段とを備え、
    上記キー信号制御手段は、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置とし、上記任意の位置の上記原点からの距離に応じたレベルに上記キー信号を制御すること
    を特徴とする特殊効果装置。
  2. 上記キー信号制御手段は、上記基準値としての最大レベルをKeyMax、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記最大レベルを与える内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置(X,Y)とした場合、
    以下に示す(1)式によって、
    Figure 0004107138
    キー信号のレベルを与えること
    を特徴とする請求項1記載の特殊効果装置。
  3. 上記キー信号制御手段は、上記基準値としての最大レベルをKeyMax、任意の関数をfx、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記最大レベルを与える内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置(X,Y)とした場合、
    以下に示す(2)式によって、
    Figure 0004107138
    キー信号のレベルを与えること
    を特徴とする請求項1記載の特殊効果装置。
  4. 映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御するキー信号制御手段を備え、
    上記キー信号制御手段は、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置とし、上記任意の位置の上記原点からの距離に応じたレベルに上記キー信号を制御すること
    を特徴とするキー信号制御装置。
  5. 映像信号に対応した画像の外周に沿って枠領域が現れるように、当該枠領域内の任意の位置に対応するキー信号のレベルを、当該枠領域の内縁上のキー信号のレベルを基準値として、当該枠領域の内縁からの最短距離に応じたレベルに制御するキー信号制御工程を備え、
    上記キー信号制御工程では、上記枠領域内の上記任意の位置を、上記内縁上の位置の中で上記任意の位置から最も近くの位置を原点とする直交座標系で定義される位置とし、上記任意の位置の上記原点からの距離に応じたレベルに上記キー信号を制御すること
    を特徴とするキー信号制御方法。
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