JP4106935B2 - Front body structure of automobile - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の前部車体構造、特にバンパフェイシアの後部に配設されるラジエータシュラウドパネルの連結部材構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、乗用車の中には車両前方部分の簡素化とサスペンションの剛性向上の観点から、自動車のフロントサイドフレームを連結するクロスメンバがフロントサイドフレームの先端にレイアウトされておらず、サスペンションタワー近傍に配設されたものが知られている(実開平2−113580)。
【0003】
このような構造を有する車両においては、バンパフェイシア後方近傍にクロスメンバが配設されていないため、バンパレインフォースメントの前方に配設されるバンパフェイシアの下方部分をクロスメンバに支持させることができない構造となり、バンパフェイシアの支持力が低下して、バンパフェイシアの自重による垂下現象が発生しやすくなる。
【0004】
そして、バンパフェイシアの上端部分は、シュラウドなどの上部構造体に支持され、そのバンパフェイシアのに上端縁とボンネットの下端縁とで所定の隙間を持ったパーティングラインを形成しているため、上述のような自重垂れが発生すると、この隙間が拡がったり、車幅方向において一定の隙間でなくなったりして、車両前部の外観が極めて悪くなるという課題が生じる。
【0005】
このような課題を解決すべく、バンパレインフォースメント前面に配設された衝撃吸収用の発泡部材をバンパフェイシア裏面にまで延設し、この発泡部材によりバンパフェイシアの自重垂れを防止しようとするものが提案されているが、基本的に発泡部材の剛性は低いものであるため、バンパフェイシア上面からの荷重により発泡部材自体も変形してしまうので、さらに剛性の高い支持部材が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、バンパフェイシアへの上方からの荷重、あるいは自重によってバンパフェイシアが下方に垂れてパーティングラインが拡がり、外観品質が低下するのを長期的に抑制し、しかもそれを簡便、低コストな構造で実現させることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の構成による自動車の前部車体構造は、車両前部にバンパフェイシアが配設され、バンパフェイシアの上端縁とボンネットの下端縁とでパーティングラインが形成され、バンパフェイシアの後方には車幅方向に延びるラジエータシュラウドパネルとラジエータシュラウドパネルの上部に固定されて車幅方向に延びるシュラウドアッパーパネルが配設される自動車の前部車体構造において、シュラウドアッパーパネルには前方に向かって張り出した延出部が設けられ、車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームの前端部の上方で、上記延出部と、該延出部を支持するための補強部材と、前方部が上記バンパフェイシアの上方部裏面に沿う様に形成されたリテーナの後方部とが上下方向に結合されたものである。
【0008】
本発明の第1の構成によれば、本発明は車両前部に配設されたバンパフェイシアの上端縁とボンネットの下端縁との間でパーティングラインが形成され、バンパフェイシアの後方には車幅方向に延びるラジエータシュラウドパネルと、そのラジエータシュラウドパネルの上部に固定されて車幅方向に延びるシュラウドアッパーパネルが配設される自動車の前部車体構造であって、シュラウドアッパーパネルには前方に向かって張り出した延出部が設けられる。
【0009】
そしてその延出部にはリテーナの後方部が固定されるが、そのリテーナは前方部がバンパフェイシアの上方部裏面に沿う形状に成形されてなる部材であるため、仮に体重等の荷重が上方から加わってもバンパフェイシアとリテーナとの接触面積が大きく、バンパフェイシアとリテーナともに変形が起こり難くなる。そして、この接触面積が大きいことによるリテーナの変形が起こり難くなる効果は長期に渡る車両の使用においても同様であり、バンパフェイシアの自重による垂れを最小限に抑えることができる。
【0010】
さらに、第1の構成によれば、シュラウドアッパーパネルに設けられ、前方に向かって張り出した延出部には、該延出部を支持するための補強部材も固定される。つまり、延出部と補強部材とリテーナの後方部とが、車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームの前端部の上方で、上下方向に結合されるため、上述のリテーナがバンパフェイシアから受ける荷重は延出部を介して補強部材にも加わることとなるので、リテーナ並びに延出部の変形防止の効果を一層増すことができる。
【0011】
本発明の第2の構成による自動車の前部車体構造は、第1の構成において、延出部が、シュラウドアッパーパネルと一体で成形されたものである。
【0012】
本発明の第2の構成によれば、シュラウドアッパーパネルから前方に向かって張り出した延出部はシュラウドアッパパネルとの一体成形体とされるので、部品点数が削減でき、低コスト化ができる。
【0013】
本発明の第3の構成による自動車の前部車体構造は、第一の構成において、延出部が、シュラウドアッパーパネルとは別に成形された後、固定されたブラケットである。
【0014】
本発明の第3の構成によれば、延出部材であるブラケットとシュラウドアッパーパネルとは別部材として成形され、溶接等により固定されるため、バンパフェイシアあるいはシュラウドアッパーパネル等の形状変更に対して製造の自由度が増し、結果的に低コスト化が期待できる。
【0015】
本発明の第4の構成による自動車の前部車体構造は、第一の構成において、補強部材は、ラジエータシュラウドパネルを挟んでフロントサイドフレーム部材の前端に接続されるバンパ衝撃吸収部材に連結されたものである。
【0016】
本発明の第4の構成によれば、ラジエータシュラウドパネルの前方側にはバンパ衝撃吸収部材と補強部材、さらに補強部材からは第一の構成で述べた延出部を介してシュラウドアッパーパネルとが連続的に連結されているとともに、パンパ衝撃吸収部材とはラジエータシュラウドパネルを挟んでフロントサイドフレームの前端が連結された構造となるので、ラジエータシュラウドパネルの強度、剛性を大幅に高めることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上から本発明は、バンパフェイシアの自重垂れが防止でき、バンパフェイシアに体重などの荷重が加わった場合においても、バンパフェイシア上端縁部を支持するリテーナが延出部と補強部材とで高い剛性で固定されているために垂下変形することがなく、ボンネット下端縁とのパーティングライン部分の外観品質を確保できる。そして、これが比較的小さな部材を溶接や締結部材で固定するだけで実現できるため、極めて簡便、低コストである。
【0018】
また、本発明によるラジエータシュラウドパネルまわりの構造としては、ラジエータシュラウドパネルの上部には延出部が固定され、この延出部から下方に向かって補強部材が固定され、さらにこの補強部材はラジエータシュラウドパネルの下方部に結合されている衝撃吸収部材に連結されたものとなり、その結果、ラジエータシュラウドパネルの強度、剛性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一の実施形態を図1〜3に基づいて説明する。図1はラジエータシュラウドパネルに連結される部材の構成を示す斜視図、図2は図1における断面AA視を表す図、図3は図1における断面BB視を表す図である。なお、シュラウドは車両の前方部において左方端から右方端まで一体に、かつ車両中心から左右略対称に配設されるものであるが、図1は車両前方から見て左方のみを代表例として示している。
【0020】
図1においてラジエータシュラウドパネル1は車幅方向に配設され、その上部にはシュラウドアッパーパネル2がラジエータシュラウドパネル1の上端部を覆うように配設されているとともに、溶接で接合されている。これらラジエータシュラウドパネル1とシュラウドアッパーパネル2は、図2に示しているように、その前方に位置するバンパフェイシア13と上方に位置するボンネット15に覆われた状態で配設されており、バンパフェイシア13の上端部とボンネット15の下端部との間にはパーティングラインLが形成されている。
【0021】
そして図1〜3から分かるように、シュラウドアッパーパネル2の前方部には車両前方に張り出すように延出部3が形成されている。この延出部3は略コ字状を成しており、水平面3aと左右の壁面3bを有したものとされている。さらに水平面3aにはボルト穴6が設けられており、リテーナ4に設けられたボルト穴6と位置合わせされた後、ボルトBを挿通してナットNでリテーナ4を支持すべく締結されている。
【0022】
一方、延出部3の水平面3aの下面には補強部材5が延出部3を支持すべく上述のボルトBとナットNで締結されている。補強部材5は、その下端部5aがラジエータシュラウドパネル1に溶接固定されたパネル部材7の上方部の点Wにおいて溶接により固定され(図3参照)、前上方に向かって延びる延設面5bを経て上端面5dが形成されており、上端面5dとリテーナ4と延出部3の水平面3aとがボルトナットで締結されてなるものである。
【0023】
なお、図2に示している補強部材5の壁面5cは、面5aと面5bから前方に向かって延びるように形成された壁面であって、シュラウドアッパーパネル2より前方に向かって張り出した延出部3の左右の壁面3bとともに上方からの荷重に対して剛性を高められているため、変形防止効果がある。
【0024】
次にリテーナ4について図1、2を用いて説明する。先にも述べているが、リテーナ4はシュラウドアッパーパネル2から前方に向かって延びる延出部3の水平面3aの上に載せられてボルトナットにより補強部材5とともに締結されるものである。このリテーナ4は前方部4Fと後方部4Rとから成る部材であって、後方部4Rは延出部3の水平面3aと締結される部分であり、前方部4Fは後方部4Rから前方において前上方に傾斜する面と頂部を経て前下方に傾斜する面を備えており、この形状はバンパフェイシア13の上端部裏面の形状に沿うものとされているとともに、バンパフェイシア13と前方部4Fとは僅かなクリアランスを持っている。
【0025】
このようにリテーナ4の前方部4Fをバンパフェイシア13の上端部裏面に沿う形状としているのは、体重等によるバンパフェイシアへの上方からの荷重、あるいは自重によるバンパフェイシアの垂れによってバンパフェイシア13の上端部裏面とリテーナ4の前方部4Fとが接触しても接触面積が広いために面荷重を抑えることができるので、リテーナの変形を防止でき、最終的にパーティングラインの拡大に伴う外観品質の低下を抑えることが可能となるためである。なお、このパーティングラインの拡大を長期的に抑える効果を生み出しているのは、先に説明したように、リテーナ4を下方から支持するように締結される延出部3と補強部材5の強度、剛性を高めた構造も大きく寄与している。
【0026】
また、本発明の実施形態においては、補強部材5の下端部5aと溶接により接合されたパネル部材7の前面には、車両の前面衝突時にその衝撃を吸収すべく複数のビード9aと長穴9bが形成されたクラッシュカン9が溶接固定され、さらにクラッシュカン9の後端部はパネル部材7とラジエータシュラウドパネル1を介してフロントサイドフレーム8の前端部に連結されている。
【0027】
これは単に前面衝突時の車両の安全性を高めるためにとどまらず、クラッシュカン9とフロントサイドフレーム8を剛体としてラジエータシュラウドパネル1に連結するとともに、ラジエータシュラウドパネル1に接合されたパネル部材7からは前上方に向かって補強部材5、さらに補強部材5の上端部5dからは延出部3を経てラジエータシュラウドパネル1の上部に固定されているシュラウドアッパーパネル2が連続して一体的に連結された構造となるため、ラジエータシュラウドパネル1まわりの強度、剛性が一層高められて車両前方部の振動が抑えられるのでバンパフェイシア13の振動も抑えられて自重垂れを抑制できる。
【0028】
以上説明したように、第一の実施の形態は、車両前方においてバンパフェイシア13の後方とボンネット15の下方に位置して車幅方向に配設されたラジエータシュラウドパネル1の上端部にシュラウドアッパーパネル2が固定され、このシュラウドアッパーパネル2には前方に向かって張り出すように延出部3が一体成形され、延出部3はその下面に補強部材5が、上面にリテーナ4がボルトナットで締結されたものである。そして、リテーナ4の前方部4Fはバンパフェイシア13の上端部裏面に沿う形状とされ、一方、補強部材5は壁面5cとともに後ろ下方に向かって延びる傾斜面5bに続いて下端部5aがラジエータシュラウドパネル1に接合されたパネル部材7に溶接されているため、リテーナ4と延出部3は容易に変形することがなくなり、バンパフェイシア13の上端部とボンネット15の下端部の間に形成されるパーティングラインLがバンパフェイシアの自重垂れに伴って拡がり、外観品質が低下するのを抑えることが可能となっている。
【0029】
また、上で述べたようにラジエータシュラウドパネル1の前後には夫々クラッシュカン9とフロントサイドフレーム8とを連結してあるため、ラジエータシュラウドパネル1は強度、剛性が高められた構造とされて、バンパフェイシア13の振動が抑えられるので自重垂れを長期的に抑制できるものとされている。
【0030】
次に、本発明に係る第二の実施の形態について説明する。図4は第一の実施の形態で用いた断面BB図を第二の実施の形態として表した図である。第二の実施の形態が第一の実施の形態と異なる点は、第一の実施の形態においてはシュラウドアッパーパネルと延出部とは一体成形されているものであったが、第二の実施の形態においては、これらが別体で成形された後に連結されたものとなっている点と、補強部材の下端部がパネル部材に溶接固定されていたものが、補強部材とパネル部材とを一体成形されたものとなっている点である。
【0031】
即ち、図4に示しているように、車両前方においてバンパフェイシア13の後方とボンネット15の下方に位置して車幅方向に配設されたラジエータシュラウドパネル31の上端部にシュラウドアッパーパネル32が固定され、このシュラウドアッパーパネル32の前部上方には前方に向かって張り出すように延出部材であるブラケット33が溶接固定され、ブラケット33は、第一の実施の形態と同じく、その下面に補強部材35の上端部35dが、上面にリテーナ34の後方部34Rがボルトナットで締結されたものである。そして、リテーナ34の前方部34Fはバンパフェイシア13の上端部裏面に沿う形状とされ、一方、補強部材35は壁面35cとともに後ろ下方に向かって延びる傾斜面35bに続いて下端部35aがラジエータシュラウドパネル1に接合されている。この構造による効果は第一の実施の形態で説明したようにパーティングラインLがバンパフェイシアの自重垂れに伴って拡がり、外観品質が低下するのを抑えることが可能となるのに加え、ブラケット33をシュラウドアッパーパネル32と別体として、後で溶接固定するようにしたことにより、バンパフェイシアの形状変更に容易に対応できる利点を有することができ、さらに補強部材35を第一の実施形態におけるパネル部材7と一体成形したことによって部品点数が削減でき、低コスト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラジエータシュラウドパネルを表す斜視図
【図2】図1の断面AA図(第一の実施の形態)
【図3】図1の断面BB図(第一の実施の形態)
【図4】図1の断面BB図(第二の実施の形態)
【符号の説明】
1、31…ラジエータシュラウドパネル
2、32…シュラウドアッパーパネル
3…延出部
33…ブラケット
4、34…リテーナ
5、35…補強部材
8…フロントサイドフレーム
9…クラッシュカン(バンパ衝撃吸収部材)
13…バンパフェイシア
15…ボンネット
L…パーティングライン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a front body structure of an automobile, and more particularly to a connecting member structure of a radiator shroud panel disposed at a rear portion of a bumper fascia.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in order to simplify the front part of the vehicle and improve the rigidity of the suspension in some passenger cars, the cross member that connects the front side frame of the automobile has not been laid out at the front end of the front side frame, and is arranged near the suspension tower. What is installed is known (Japanese Utility Model Laid-Open No. 2-113580).
[0003]
In the vehicle having such a structure, since the cross member is not disposed in the vicinity of the back of the bumper fascia, the lower part of the bumper fascia disposed in front of the bumper reinforcement cannot be supported by the cross member. As a result, the supporting force of the bumper fascia is reduced, and the drooping phenomenon due to the weight of the bumper fascia is likely to occur.
[0004]
The upper end portion of the bumper fascia is supported by an upper structure such as a shroud, and a parting line having a predetermined gap is formed between the upper end edge of the bumper fascia and the lower end edge of the bonnet. When the self-weight droop occurs, the gap is widened or is not a constant gap in the vehicle width direction, which causes a problem that the appearance of the front portion of the vehicle is extremely deteriorated.
[0005]
In order to solve such a problem, a foam member for shock absorption disposed on the front surface of the bumper reinforcement is extended to the back surface of the bumper fascia, and the foam member attempts to prevent the bumper fascia from drooping. However, since the foam member is basically low in rigidity, the foam member itself is also deformed by the load from the upper surface of the bumper fascia, so that a support member having higher rigidity is required.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present invention suppresses the deterioration of the appearance quality for a long time by the bumper fascia hanging downward due to the load from the upper side of the bumper fascia or by its own weight, and the appearance quality is reduced. It is an issue to realize with a simple structure.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the front body structure of the vehicle according to the first configuration of the present invention, a bumper fascia is disposed in the front part of the vehicle, and a parting line is formed by an upper end edge of the bumper fascia and a lower end edge of the bonnet. In a vehicle front body structure in which a radiator shroud panel extending in the vehicle width direction and a shroud door upper panel extending in the vehicle width direction are disposed on the upper portion of the radiator shroud panel, the shroud door upper panel faces forward. Overhanging extension portions are provided above the front end portions of the pair of left and right front side frames extending in the vehicle front-rear direction, the extension portions, the reinforcing members for supporting the extension portions, and the front portions are the above The rear part of the retainer formed so as to be along the rear surface of the upper part of the bumper fascia is joined in the vertical direction .
[0008]
According to the first configuration of the present invention, in the present invention, a parting line is formed between the upper end edge of the bumper fascia disposed at the front portion of the vehicle and the lower end edge of the bonnet. A front vehicle body structure of an automobile in which a radiator shroud panel extending in the width direction and a shroud door upper panel extending in the vehicle width direction are fixed to the upper portion of the radiator shroud panel, and the shroud door upper panel faces forward. And an overhanging extension is provided.
[0009]
And the rear part of the retainer is fixed to the extension part, but since the retainer is a member formed in a shape along the back of the upper part of the bumper fascia, the load such as weight is temporarily applied from above. Even if added, the contact area between the bumper fascia and the retainer is large, and it is difficult for the bumper fascia and the retainer to be deformed. The effect that the retainer is less likely to be deformed due to the large contact area is the same even when the vehicle is used for a long time, and droop due to the weight of the bumper fascia can be minimized.
[0010]
Furthermore, according to the first configuration, is provided to the shroud upper panel, the extending portion protruding toward the front, the reinforcing member for supporting the the extending portion is also fixed. That is, since the extension portion , the reinforcing member, and the rear portion of the retainer are coupled in the vertical direction above the front end portions of the pair of left and right front side frames extending in the vehicle front-rear direction, the retainer is received from the bumper fascia. Since the load is also applied to the reinforcing member via the extension portion, the effect of preventing the retainer and the extension portion from being deformed can be further increased.
[0011]
The front body structure of an automobile according to the second configuration of the present invention is such that the extension portion is formed integrally with the shroud upper panel in the first configuration.
[0012]
According to the 2nd structure of this invention, since the extension part which protruded toward the front from the shroud door upper panel is made into the integral molding with a shroud door panel, a number of parts can be reduced and cost reduction can be performed.
[0013]
The front body structure of the automobile according to the third configuration of the present invention is a bracket fixed in the first configuration after the extension portion is formed separately from the shroud upper panel.
[0014]
According to the third configuration of the present invention, the bracket that is the extending member and the shroud upper panel are formed as separate members and are fixed by welding or the like. The degree of manufacturing freedom increases, and as a result, cost reduction can be expected.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a front vehicle body structure according to the present invention. In the first configuration, the reinforcing member is coupled to a bumper impact absorbing member connected to the front end of the front side frame member with the radiator shroud panel interposed therebetween. Is.
[0016]
According to the fourth configuration of the present invention, the bumper impact absorbing member and the reinforcing member are provided on the front side of the radiator shroud panel, and the shroud door upper panel is further extended from the reinforcing member through the extending portion described in the first configuration. Since it is continuously connected and the front end of the front side frame is connected to the bumper shock absorbing member with the radiator shroud panel interposed therebetween, the strength and rigidity of the radiator shroud panel can be greatly increased.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can prevent the bumper fascia from drooping, and even when a load such as weight is applied to the bumper fascia, the retainer that supports the upper edge of the bumper fascia has high rigidity between the extension part and the reinforcing member. Since it is fixed, there is no drooping deformation, and the appearance quality of the parting line portion with the lower edge of the bonnet can be ensured. And since this can be realized only by fixing a relatively small member by welding or a fastening member, it is extremely simple and low cost.
[0018]
Further, as a structure around the radiator shroud panel according to the present invention, an extension portion is fixed to the upper portion of the radiator shroud panel, and a reinforcing member is fixed downward from the extension portion , and further, the reinforcing member is a radiator shroud. be those connected to the shock-absorbing member that is coupled to the lower portion of the panel, as a result, it is Rukoto improve the strength of the radiator shroud panels, stiffness.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a member connected to a radiator shroud panel, FIG. 2 is a view showing a section AA in FIG. 1, and FIG. 3 is a view showing a section BB in FIG. The shroud is integrally arranged from the left end to the right end at the front part of the vehicle and is substantially symmetrical from the vehicle center, but FIG. 1 represents only the left side when viewed from the front of the vehicle. It is shown as an example.
[0020]
In FIG. 1, a
[0021]
As can be seen from FIGS. 1 to 3, an extension portion 3 is formed on the front portion of the shroud door
[0022]
On the other hand, a reinforcing
[0023]
The
[0024]
Next, the
[0025]
As described above, the
[0026]
In the embodiment of the present invention, the front surface of the
[0027]
This is not only for enhancing the safety of the vehicle at the time of a frontal collision, but also connecting the crash can 9 and the
[0028]
As described above, according to the first embodiment, the shroud door upper panel is disposed at the upper end portion of the
[0029]
Further, as described above, since the crash can 9 and the
[0030]
Next, a second embodiment according to the present invention will be described. FIG. 4 is a diagram showing a cross-sectional BB diagram used in the first embodiment as a second embodiment. The second embodiment is different from the first embodiment in that the shroud door upper panel and the extension portion are integrally formed in the first embodiment. In this embodiment, the reinforcement member and the panel member are integrally formed by the point that they are connected after being molded separately and the lower end portion of the reinforcement member being welded to the panel member. It is a point that has been molded.
[0031]
That is, as shown in FIG. 4, the shroud door
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a radiator shroud panel according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1 (first embodiment).
FIG. 3 is a cross-sectional view BB of FIG. 1 (first embodiment).
FIG. 4 is a cross-sectional view BB of FIG. 1 (second embodiment).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
13 ...
Claims (4)
上記シュラウドアッパーパネルには前方に向かって張り出した延出部が設けられ、
車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームの前端部の上方で、上記延出部と、該延出部を支持するための補強部材と、前方部が上記バンパフェイシアの上方部裏面に沿う様に形成されたリテーナの後方部とが上下方向に結合された、自動車の前部車体構造。A bumper fascia is disposed in the front part of the vehicle, and a parting line is formed by an upper end edge of the bumper fascia and a lower end edge of the bonnet. In the front body structure of an automobile in which a shroud door upper panel that is fixed to the upper part of the panel and extends in the vehicle width direction is disposed,
The shroud door upper panel is provided with an extending portion protruding forward,
Above the front end portions of the pair of left and right front side frames extending in the longitudinal direction of the vehicle, the extension portion, the reinforcing member for supporting the extension portion, and the front portion along the back surface of the upper portion of the bumper fascia A front body structure of an automobile in which a rear portion of a retainer formed on the upper and lower sides is coupled in the vertical direction .
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