JP4106588B2 - 情報記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、セキュリティを確保しつつ、複数のユーザのそれぞれが共有する記憶メディアに情報を記録し、また再生することができるようにした情報記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、電子スチルカメラが普及してきた。この電子スチルカメラにおいては、例えばメモリスティック(登録商標)などの記憶メディアに撮影された画像が記憶される。電子スチルカメラを複数のユーザが使用する場合、記憶メディア内に記憶された画像は、各ユーザが自由にアクセスすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように各ユーザが自由に全ての情報にアクセス可能であると、本人の許可なしに、秘密にしておきたい情報を第三者に閲覧されてしまったり、記憶メディアから情報を消去されてしまったりする恐れがあり、セキュリティを確保することができない課題があった。
【0004】
このため、セキュリティを確保する場合には、複数のユーザが同一のメディアを共用することが困難であり、各ユーザはそれぞれ専用の記憶メディアを使用せざるを得なかった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、セキュリティを確保しつつ、複数のユーザが同一の記憶メディアを共用することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報記録再生装置は、パスワードを取得する第1の取得手段と、記録する情報を取得する第2の取得手段と、第1の取得手段により取得されたパスワードと、第2の取得手段により取得された情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶手段と、第1の取得手段により取得されたパスワードと、記憶手段により記憶されたパスワードを比較し、その比較結果に基づいて、記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御手段とを備え、パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、制御手段は、第1の取得手段において取得されたパスワードが、個人パスワードまたはグループパスワードのうちのいずれであるかを判定し、第1の取得手段において取得されたパスワードが、個人パスワードであると判定した場合、個人パスワードと記憶手段により記憶されたパスワードとを比較した結果、個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させ、第1の取得手段において取得されたパスワードが、グループパスワードであると判定した場合、グループパスワードと、記憶手段により記憶されたパスワードとを比較するとともに、グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、記憶手段により記憶されたパスワードとを比較した結果、グループパスワードおよび個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させることを特徴とする。
【0007】
憶手段は個人パスワードとグループパスワードを対応付けて記憶メディアに記憶させ、制御手段は、第1の取得手段において取得されたパスワードが、グループパスワードであると判定した場合、グループパスワードに対応付けられている個人パスワードを、記憶メディアから読み出すことができる。
【0008】
本発明の情報記録再生方法は、パスワードを取得する第1の取得ステップと、記録する情報を取得する第2の取得ステップと、第1の取得ステップの処理により取得されたパスワードと、第2の取得ステップの処理により取得された情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶ステップと、第1の取得ステップの処理により取得されたパスワードと、記憶ステップの処理により記憶されたパスワードを比較し、その比較結果に基づいて、記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御ステップとを含み、パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、制御ステップにおいて、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、個人パスワードまたはグループパスワードのうちのいずれであるかが判定され、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、個人パスワードであると判定された場合、個人パスワードと記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較した結果、個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させ、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、グループパスワードであると判定された場合、グループパスワードと、記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較するとともに、グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較した結果、グループパスワードおよび個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させることを特徴とする。
【0009】
本発明の記録媒体のプログラムは、パスワードを取得する第1の取得ステップと、記録する情報を取得する第2の取得ステップと、第1の取得ステップの処理により取得されたパスワードと第2の取得ステップの処理により取得された情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶ステップと、第1の取得ステップの処理により取得されたパスワードと、記憶ステップの処理により記憶されたパスワードを比較し、その比較結果に基づいて、記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御ステップとを含み、パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、制御ステップにおいて、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、個人パスワードまたはグループパスワードのうちのいずれであるかが判定され、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、個人パスワードであると判定された場合、個人パスワードと記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較した結果、個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させ、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、グループパスワードであると判定された場合、グループパスワードと、記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較するとともに、グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較した結果、グループパスワードおよび個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させることを特徴とする。
【0010】
本発明のプログラムは、パスワードを取得する第1の取得ステップと、記録する情報を取得する第2の取得ステップと、第1の取得ステップの処理により取得されたパスワードと第2の取得ステップの処理により取得された情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶ステップと、第1の取得ステップの処理により取得されたパスワードと、記憶ステップの処理により記憶されたパスワードを比較し、その比較結果に基づいて、記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御ステップとを実行させ、パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、制御ステップにおいて、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、個人パスワードまたはグループパスワードのうちのいずれであるかが判定され、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、個人パスワードであると判定された場合、個人パスワードと記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較した結果、個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させ、第1の取得ステップにおいて取得されたパスワードが、グループパスワードであると判定された場合、グループパスワードと、記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較するとともに、グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、記憶ステップにおいて記憶されたパスワードとを比較した結果、グループパスワードおよび個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させることを特徴とする。
【0011】
本発明の情報記録再生装置、情報記録再生方法、記録媒体、およびプログラムにおいては、パスワードが取得され、取得された情報に関連付けられて記憶メディアに記憶される。また、パスワードと記憶メディアに記憶されている情報が比較され、その結果に基づいて、記憶メディアに記憶された情報の再生が制御される。また、パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、パスワードが、個人パスワードまたはグループパスワードのうちのいずれであるかが判定される。そして、パスワードが、個人パスワードであると判定された場合、個人パスワードと、記憶されたパスワードとが比較された結果、個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報が再生される。一方、パスワードが、グループパスワードであると判定された場合、グループパスワードと、記憶されたパスワードとが比較されるとともに、グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、記憶されたパスワードとが比較された結果、グループパスワードおよび個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている情報を再生させる
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。この電子スチルカメラ1の撮像素子11は、例えば、CCD(Charge‐Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージャなどで構成され、被写体を撮影する。ADC(Analog to Digital converter)12は撮像素子11から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
【0013】
信号処理部13は、画像信号を、例えば、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)等の方式で圧縮または伸長する。記憶メディア15は、例えば、メモリスティック(登録商標)等の半導体メモリにより構成され、記憶メディアスロット14に着脱自在に装着される。記憶メディア15には、画像データが記憶される。
【0014】
記憶メディアスロット14は、外部インターフェース(I/F)16を介して図示せぬパーソナルコンピュータなどの外部周辺機器に無線または有線で接続される。
【0015】
入力部17は、ボタン、スイッチ等で構成され、ユーザの操作に基づいて指令やデータを取得する。中央処理部20は、例えば、マイクロコンピュータなどで構成され、入力部17から入力されたユーザからの指令に基づいて、各種の処理を実行する。
【0016】
比較部18は、入力部17が取得したパスワードと記憶メディアスロット14を介して記憶メディア15から取得した記憶ファイルに対応付けられているパスワードを比較して、比較の結果を中央処理部20に出力する。
【0017】
表示部21は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)パネルなどで構成され、画像やユーザに対するメッセージを表示する。
【0018】
書込み読み出し制御部19は、中央処理部20からの指令に基づいて信号処理部13により圧縮された画像データを、ユーザのパスワードを付加して記憶メディアスロット14を介して記憶メディア15に書込ませるとともに、書込まれている画像データを読み出させる。
【0019】
中央処理部20には、必要に応じて、インターフェース22を介してドライブ23が接続される。ドライブ23は、装着された磁気ディスク31、光ディスク32、光磁気ディスク33、または半導体メモリ34に記録されているプログラムまたはデータを読み出して、中央処理部20にインストールする。
【0020】
この電子スチルカメラ1においては、ユーザは、個々のパスワードと、グループパスワードを使用することができる(その使用方法については、図3を参照して後述する)。グループパスワードを使用する場合、ユーザは、グループパスワードを予め登録しておく必要がある。図2のフローチャートは、このグループパスワードの登録処理を表している。
【0021】
ユーザは入力部17を操作して、自分自身の個人パスワードを入力する。ステップS1において、中央処理部20は、ユーザから入力された個人パスワードを、入力部17を介して取得すると、内部のメモリに一時的に記憶する。
【0022】
ユーザは、さらに入力部17を操作して、グループパスワードを入力する。ステップS2において、中央処理部20は、ユーザから入力されたグループパスワードを、入力部17を介して取得すると、内部のメモリ一時的に記憶する。
【0023】
ステップS3において、中央処理部20は、ステップS1の処理で取得した個人パスワードと、ステップS2の処理で取得したグループパスワードを対応付け、書込み読み出し制御部19を制御して、記憶メディアスロット14に装着されている記憶メディア15に記録させる。
【0024】
図3は、以上のようにして、記憶メディア15に記憶されたパスワードの対応テーブルの例を表している。
【0025】
図3の例では、ユーザA乃至ユーザDの個人パスワードが、それぞれ、adesu、bda、cdayo、またはdyoとして登録されている。そして、ユーザAとユーザCには、グループパスワードaagpが登録されている。
【0026】
図4は、図3の対応テーブルのパスワードの関係を、模式的に表している。同図に示されるように、ユーザAとユーザCは、同じグループAAに属し、そのグループパスワードは、aagpとされている。これに対して、ユーザBとユーザDは、グループに属していない。
【0027】
次に、図5および図6のフローチャートを参照して、記憶メディア15を複数のユーザで共用する場合の電子スチルカメラ1の記録再生処理を説明する。
【0028】
ユーザは記憶メディア15に対して画像データを記録するか、または既に記録されている画像データを再生する場合、入力部17を操作して、パスワードを入力する。そこで、ステップS11において、中央処理部20は、入力部17を介してユーザからパスワードが入力されたか否かを判定する。パスワードが入力されたと判定された場合、ステップS12に進み、中央処理部20は、入力されたパスワードを内部のメモリに、一時的に記憶する。
【0029】
ステップS11において、パスワードが入力されていないと判定された場合、ステップ12の処理はスキップされ、手続きは、ステップS13に進む。
【0030】
ユーザは、被写体を撮影し、その画像を記憶メディア15に記憶させる時、入力部17を構成するシャッタを操作し、撮影を指令する。そこで、ステップS13において、中央処理部20は、入力部17を介してユーザから撮影が指令されたか否かを判定する。撮影が指令されたと判定された場合、ステップS14に進み、中央処理部20は、信号処理部13に指令を出し、撮影処理を実行する。このとき、信号処理部13は、撮像素子11から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換したデータをADC12から取得して、画像データをJPEG方式で圧縮する。
【0031】
ステップS15において、中央処理部20は、パスワードが記憶されているか否かを判定する。パスワードが記憶されていると判定された場合、ステップS16に進み、中央処理部20は、書込み読み出し制御部19を制御して、ステップ14の処理で取得された画像データ(圧縮されている)をパスワードに関連付けて記憶メディア15の空き領域に記録させる。
【0032】
ステップS15において、パスワードが記憶されていないと判定された場合、ステップS17に進み、中央処理部20は、書込み読み出し制御部19を制御し、ステップS14の処理で取得された画像データ(圧縮されている)を記憶メディア15に記録させる。すなわち、この場合、パスワードは記録されない。
【0033】
ステップS18において、中央処理部20は、入力部17を介して、ユーザから終了が指令されたか否かを判定し、終了が指令されたと判定された場合、処理は終了する。終了が指令されていないと判定された場合、処理はステップS13に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0034】
ステップS13において、撮影が指令されていないと判定された場合、手続きは、ステップS19に進む。
【0035】
ユーザは、再生を指令する時、入力部17を操作する。そこで、ステップS19において、中央処理部20は、入力部17を介して、ユーザから再生が指令されたか否かを判定し、再生が指令されていないと判定された場合、処理をステップS18に戻す。再生が指令されたと判定された場合、ステップS20に進み、中央処理部20は、ユーザからパスワードが入力され、記憶されている(ステップS12の処理で記憶されている)か否かを判定する。
【0036】
ステップS20において、パスワードが記憶されていないと判定された場合、中央処理部20は、ステップS21に進み、信号処理部13を制御し、パスワードが対応付けられていない画像を記憶メディア15から読み出させる。信号処理部13は、この画像データをJPEG方式で伸長し、中央処理部20に供給する。中央処理部20は、この画像データを表示部21に出力し、表示させるか、または外部I/F16を介して図示せぬパーソナルコンピュータなどの外部周辺機器に出力させ、ステップS18の処理に戻る。
【0037】
ステップ20において、ユーザから入力されたパスワードが記憶されていると判定された場合、ステップS22に進み、中央処理部20は、記憶されているパスワードはグループパスワードであるか否かを判定する。
【0038】
ステップS22において、ユーザより入力され、記憶されているパスワードがグループパスワードではないと判定された場合(個人パスワードであると判定された場合)、ステップS25に進み、中央処理部20は、比較部18を制御し、記憶メディア15の画像データに付加されている個人パスワードを順次読み出させ、記憶されている個人パスワード(入力部17から入力された個人パスワード)と比較させる。比較部18は、2つの個人パスワードを比較し、その比較結果を中央処理部20に通知する。
【0039】
中央処理部20は、2つの個人パスワードが一致するとの比較結果が得られたとき、書込み読み出し制御部19を制御し、その個人パスワードに対応する画像データを、記憶メディア15から読み出させる。信号処理部13は、記憶メディア15から読み出された画像データをJPEG方式で伸長し、中央処理部20に供給する。中央処理部20は、この画像データを表示部21に出力し、表示させるか、または外部I/F16を介して図示せぬパーソナルコンピュータなどの外部周辺機器に出力させて、ステップS18の処理に戻る。
【0040】
記憶されているパスワードがグループパスワードであるとステップS22で判定された場合、ステップS23に進み、中央処理部20は、比較部18を制御し、記憶メディア15の対応テーブル(図3)から対応する個人パスワードを読み出させて、ステップS24の処理に進む。
【0041】
ステップS24において、中央処理部20は、記憶されているグループパスワードに対応する画像を記憶メディア15から読み出させるとともに、ステップS23の処理で読み出した全ての個人パスワード(入力部17から入力されたグループパスワードに対応する全ての個人パスワード)に対応する画像を記憶メディア15から読み出させる。その後、処理は、ステップS18に戻る。
【0042】
以上のようにして、電子スチルカメラ1の記憶メディア15を複数のユーザで共用する場合における、撮影された画像ファイルへのアクセス制限の例を、図7を参照して説明する。
【0043】
この例では、図7Aに示されるように、ユーザAが、電子スチルカメラ1を最初に使用する場合、ユーザAは、入力部17に個人パスワードadesuを入力してログインを行う。この時点では、記憶メディア15の内部は、空の状態であり、ユーザAは、記憶メディア15の全ての領域を使用可能である。ユーザAは画像1、画像2の撮影を行い、2つの画像ファイルを記憶メディア15に記憶させる。この時、ユーザAの個人パスワードadesuが、画像1、画像2に付加されて記憶メディア15に記憶される。この場合、ユーザAは、画像1、画像2の閲覧が可能であり、記憶メディア15の残りの領域に対してもアクセス可能であり、さらに撮影を続けて画像を記憶メディア15に保存することが可能である。
【0044】
図7Bに示されるように、その後、ユーザBが、ユーザAが使用していた電子スチルカメラ1を使用して撮影を行う。記憶メディア15としては、ユーザAが使用していたものが、共用される。ユーザBは、入力部17に個人パスワードbdaを入力してログインを行う。この時点で、ユーザBは、アクセス可能な記憶メディア15の領域は、記憶メディア15の全体からAさんが撮影した画像1、画像2が保存されている領域を除いた領域である。ユーザBは、画像1、画像2を閲覧することはできない。ユーザBは、画像3の撮影を行い画像ファイルを記憶メディア15に記憶させる。この時、ユーザBの個人パスワードbdaが画像3に付加されて記憶メディア15に記憶される。
【0045】
図7Cに示されるように、その後、ユーザCは、ユーザAおよびBが使用した電子スチルカメラ1をさらに使用する。この場合にも、記憶メディア15としては、ユーザAおよびBが使用していたものが共用される。ユーザCは、入力部17にグループAAのグループパスワードであるaagpを入力してログインを行う。この場合、ユーザCが、アクセス可能な記憶メディア15の領域は、記憶メディア15の対応テーブル(図3)に基づき、同じグループAAに属するユーザAが撮影した画像1、画像2、およびグループAAに属さないユーザBが撮影した画像3を除く残りの空の領域全体となる。
【0046】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記憶媒体からインストールされる。
【0047】
この記憶媒体は、図1に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク31(フロッピ(登録商標)ディスクを含む)、光ディスク32(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク33(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、若しくは半導体メモリ34などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM(Read-only memory)や、HDD(Hard Disk Drive)などで構成される。
【0048】
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒介を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
【0049】
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0050】
以上においては、本発明を電子スチルカメラに適用した場合を例としたが、本発明は、PDA(Personal Digital Assistants)、パーソナルコンピュータ、携帯電話機といった各種の情報処理装置に適用することが可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、セキュリティを確保しつつ、複数のユーザに同一の記憶メディアを共用させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子スチルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子スチルカメラのグループパスワードの登録処理を説明するフローチャートである。
【図3】パスワードの対応テーブルの例を示す図である。
【図4】対応テーブルのパスワードの関係を説明する図である。
【図5】図1の電子スチルカメラの記録再生処理を説明するフローチャートである。
【図6】図1の電子スチルカメラの記録再生処理を説明するフローチャートである。
【図7】撮影された画像ファイルへのアクセス制限の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ, 11 撮像素子, 12 ADC, 13 信号処理部, 14 記憶メディアスロット, 15 記憶メディア, 16 外部I/F, 17 入力部, 18 比較部, 19 書込み読み出し制御部, 20 中央処理部, 21 表示部

Claims (5)

  1. 複数のユーザが使用する情報記録再生装置において、
    パスワードを取得する第1の取得手段と、
    記録する情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記パスワードと、前記第2の取得手段により取得された前記情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記パスワードと、前記記憶手段により記憶された前記パスワードを比較し、その比較結果に基づいて、前記記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御手段と
    を備え
    前記パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、
    前記制御手段は、
    前記第1の取得手段において取得された前記パスワードが、前記個人パスワードまたは前記グループパスワードのうちのいずれであるかを判定し、
    前記第1の取得手段において取得された前記パスワードが、前記個人パスワードであると判定した場合、前記個人パスワードと前記記憶手段により記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させ、
    前記第1の取得手段において取得された前記パスワードが、前記グループパスワードであると判定した場合、前記グループパスワードと、前記記憶手段により記憶された前記パスワードとを比較するとともに、前記グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、前記記憶手段により記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記グループパスワードおよび前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させる
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記記憶手段は前記個人パスワードと前記グループパスワードを対応付けて前記記憶メディアに記憶させ
    前記制御手段は、前記第1の取得手段において取得された前記パスワードが、前記グループパスワードであると判定した場合、前記グループパスワードに対応付けられている個人パスワードを、前記記憶メディアから読み出す
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 複数のユーザが使用する情報記録再生装置の情報記録再生方法において、
    パスワードを取得する第1の取得ステップと、
    記録する情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップの処理により取得された前記パスワードと、前記第2の取得ステップの処理により取得された前記情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶ステップと、
    前記第1の取得ステップの処理により取得された前記パスワードと、前記記憶ステップの処理により記憶された前記パスワードを比較し、その比較結果に基づいて、前記記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御ステップと
    を含み、
    前記パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、
    前記制御ステップにおいて、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記個人パスワードまたは前記グループパスワードのうちのいずれであるかが判定され、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記個人パスワードであると判定された場合、前記個人パスワードと前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させ、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記グループパスワードであると判定された場合、前記グループパスワードと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較するとともに、前記グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記グループパスワードおよび前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させる
    ことを特徴とする情報記録再生方法。
  4. 複数のユーザが使用する情報記録再生装置のプログラムであって、
    パスワードを取得する第1の取得ステップと、
    記録する情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップの処理により取得された前記パスワードと前記第2の取得ステップの処理により取得された前記情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶ステップと、
    前記第1の取得ステップの処理により取得された前記パスワードと、前記記憶ステップの処理により記憶された前記パスワードを比較し、その比較結果に基づいて、前記記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御ステップと
    を含み、
    前記パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、
    前記制御ステップにおいて、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記個人パスワードまたは前記グループパスワードのうちのいずれであるかが判定され、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記個人パスワードであると判定された場合、前記個人パスワードと前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させ、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記グループパスワードであると判定された場合、前記グループパスワードと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較するとともに、前記グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記グループパスワードおよび前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させる
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  5. 複数のユーザが使用する情報記録再生装置を制御するコンピュータに、
    パスワードを取得する第1の取得ステップと、
    記録する情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップの処理により取得された前記パスワードと前記第2の取得ステップの処理により取得された前記情報を関連付けて記憶メディアに記憶させる記憶ステップと、
    前記第1の取得ステップの処理により取得された前記パスワードと、前記記憶ステップの処理により記憶された前記パスワードを比較し、その比較結果に基づいて、前記記憶メディアに記憶された情報の再生を制御する制御ステップと
    を実行させ
    前記パスワードは、個人パスワードとグループパスワードを含み、
    前記制御ステップにおいて、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記個人パスワードまたは前記グループパスワードのうちのいずれであるかが判定され、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記個人パスワードであると判定された場合、前記個人パスワードと前記記憶ステップにおいて記憶された前 記パスワードとを比較した結果、前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させ、
    前記第1の取得ステップにおいて取得された前記パスワードが、前記グループパスワードであると判定された場合、前記グループパスワードと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較するとともに、前記グループパスワードのグループに属するユーザの個人パスワードと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記パスワードとを比較した結果、前記グループパスワードおよび前記個人パスワードと一致するパスワードに関連付けられている前記情報を再生させる
    プログラム。
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