JP4104113B2 - Cleaning the inner surface of the cap after plugging - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は打栓後のキャップ内面及び容器口部外周面の洗浄方法に関し、より詳細には、容器口部とキャップとの間に付着残存する内容液を確実に洗浄することができると共に、洗浄水の流通がスムーズであるキャップ内面の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、容器内に内容液を充填してキャッピングした後、容器口部外周面とキャップスカート部の内周面との間に付着残存した内容液を洗浄するために、キャップに向けて洗浄液を噴射し、キャップ内部に洗浄液を流入させることが行われている。
このような洗浄液を噴射することにより洗浄可能なキャップとしては、例えば、キャップの天面周縁部とスカート部或いはこれらの境界領域に周方向に間隔をおいて複数個の孔が形成されているキャップが提案されている(実公平4−54119号公報等)。
【0003】
上記のような複数個の孔が形成されているキャップでは、埃の侵入及び外観の問題から、かかる孔は可及的に小さいことが要求され、キャップを成形した後に、タンパーエビデントバンド(以下、TEバンドという)の形成と共に、カッター等によってスカート部に切込みを入れることにより形成されている(特開平11−208693号公報)。
一方、このように可及的に小さい孔が形成されたキャップにおいては、キャップ内に洗浄液を充分に流入させることは困難であり、このため、キャップ内部に効率的に洗浄液を流入させる方法として、65℃以上の洗浄液を噴射するか、或いはキャップを70℃以上に加熱した後、45乃至70℃の洗浄液を噴射することが提案されている(特開2000−85727号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記方法によれば、キャップ内部を効率的に洗浄することが可能であるが、上記方法では、容器口部及びキャップを比較的高温に加熱することになるため、例えば無菌充填(アセプティック充填)された容器及びキャップには適用することができない。すなわち、無菌充填が適用される容器においては、内容物の変質などを防止するための充填後の加熱殺菌を前提としないため、容器口部が耐熱性を有しておらず、このような容器において、65℃以上の洗浄液を噴射させて必要な洗浄効果を得ようとする場合には、容器口部の変形を生じる恐れがあり、密封性に問題を起こす可能性がある。
【0005】
また、キャップに複数個の孔を設けることなく、洗浄する方法も提案されており、特開2000−7096号公報には、容器口部外周に形成されたネジ山部またはこれに螺合するキャップのネジ山部の少なくとも一方に縦方向複数個所にベントスリットを形成し、容器のネックサポート部とキャップの下端との間の間隙に向けて洗浄水を噴射させ、ベントスリットを通じて容器口部外周部とキャップ内面との間を洗浄する方法が提案されている。
【0006】
上記方法では、高圧で噴射された洗浄水がキャップのスカート部内面とベントスリットの間を通って容器口部外周及びキャップ内面を洗浄するが、洗浄水の流通路はベントスリットと容器口部の間のわずかな間隙であるため、下方から噴射された洗浄水を効果的に上方に流動すると共に、洗浄水が上方に向かった後上方から下方に向かって流れ、再びキャップの外に流れ出るには不十分である。また上記方法では、容器口部の螺子山の下方には、TEバンドの係止片と係止する環状の顎部が形成されているため、洗浄水の上方への流通を更に困難にしている。
キャップ内に残った洗浄液は消費者に内容液の漏洩と誤認されたり、或いはかびの発生等の原因になる一方、洗浄水の流量を多くすべく流通路を大きくすると、キャップと容器口部の係合が弱くなる恐れがある。
【0007】
従って本発明の目的は、洗浄水の流通がスムーズで容器口部外周面及びキャップ内面のスカート部全域及び頂板部の周縁の一部を確実に洗浄できると共に、洗浄水の流出入が容易で洗浄水の残存を有効に防止することが可能なキャップ内面の洗浄方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、頂板部と、該頂板部周縁から垂下し、容器口部に係合する螺子山を内面に備えたスカート部から成り、該スカート部下端に破断可能なブリッジ部を介して一体に成形されるタンパーエビデントバンドを有し、スカート部内面には螺子山を周方向に分割する切欠きが形成されたキャップの内面を打栓後に洗浄する方法において、前記キャップは、射出成形により成形され、前記破断可能なブリッジ部間の開口下端が径方向外方から内方に向けて上方に傾斜しており、洗浄水はブリッジ部間の開口に向けて高圧で噴射されキャップ内に流入すると共に、前記キャップのスカート部上方或いは頂板部周縁には後加工による切断により形成されているスリットが形成され、該スリットから洗浄水流入に伴う空気を抜くことによって、洗浄水の流通を円滑にすることを特徴とする洗浄方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、キャップを容器口部に打栓した後、容器口部外周面及びキャップ内面のスカート部全域及び頂板部の周縁の一部を洗浄するに際して、洗浄水をTEバンドをつなぐ破断可能なブリッジ部間の開口からキャップ内に流入させると共に、キャップスカート部上方又は頂板部周縁にスリットを設け、このスリットから洗浄水流入に伴う空気を抜くことによって、洗浄水の流通をスムーズにすることが可能となる。
すなわち、洗浄水はブリッジ部間の開口から流入し、キャップ内を流通した後、キャップ下方から流出するが、キャップ内の洗浄水が流通し得る流路は微小な空間であることから、キャップ内は高圧で噴射された洗浄水及びこれに伴う空気で充満しており、このため洗浄水のキャップ内での流通が円滑に進まず、洗浄水のキャップ内への流入及びキャップ外への流出も容易に行われないのである。その結果、キャップ内面及び容器口部外周面の洗浄を効果的に行うことが困難になる。
【0011】
本発明においては、キャップスカート部内面及び頂板部周縁と容器口部外周面で形成される空間内の圧力を、キャップスカート部上方或いは頂板部周縁に設けた孔から解放することによって、洗浄水のキャップ内での流通を円滑にし、洗浄効率を向上させることが可能になるのである。すなわち、洗浄水の流出入口であるキャップ下方と反対の方向であるキャップ上方に孔を設けることによって洗浄水の上下方向の流れをスムーズにすることができ、キャップ内の洗浄を効率的に行うことが可能となる。
【0012】
本発明において、キャップスカート部上方或いは頂板部周縁に設ける孔は、キャップ成形後カッター等で切断することによって形成されたものであることが、キャップ内面及び容器口部の外部からの汚染を防止する上で望ましいが、外側から異物の進入ができない限り、切欠きであっても勿論よい。またその数は、勿論これに限定されるものではないが、2乃至8個であることが好ましく、大きさは1.5乃至4.0mm程度であることが好ましい。
【0013】
本発明のキャップは、射出成形により成形される、スカート部下端に破断可能なブリッジ部を介して一体に成形されるタンパーエビデントバンド(以下、TEバンドという)を有するキャップであることが好ましい。すなわち、TEバンドをつなぐブリッジ部も後加工によらず一体的に形成されるため、ブリッジ部間の開口が、後加工によってカッター等により切り込みを入れられたものより大きく、低温の洗浄水であってもブリッジ部の開口から流入させることが可能であり、耐熱性の低い無菌充填用容器等においてもキャップ内面及び容器口部外周の間の全域を有効に洗浄することが可能になるのである。
【0014】
この際、ブリッジ部間の開口の下端には径方向外方から内方に向けて上方に傾斜する傾斜面が設けられていることが特に好ましく、この傾斜面に噴射された洗浄水がぶつかることによって、水平方向から噴射された洗浄水が上方に角度を変えて流れ、効率よく、キャップ内部に洗浄水を流入させることが可能になるのである。
【0015】
以下本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の洗浄方法が適用されるキャップの一例を示す図であり、(A)は側断面図、(B)は底面図である。
図1において、全体を1で表す本発明のキャップは、頂板部2、頂板部から垂下するスカート部3から成り、スカート部3の下端には破断可能なブリッジ部4を介してTEバンド5が設けられ、TEバンド5の内面には、容器口部(図示せず)と係合するフラップ片6が複数形成されている。スカート部3の内面7には、容器口部(図示せず)の螺子部と係合する螺子部8が設けられている。また頂板部2の内面側には、容器口部内に挿入され容器の密封性を保持するインナーリング9がキャップシェルと一体に形成されている。
【0016】
図1に示すキャップの螺子部8は一条螺子であり、上段の螺子山8a及び下段の螺子山8bによって二重になっている部分を有している。本発明のキャップにおいては、かかる螺子山8a及び8bに切欠き10a及び10bが上下に同じ位置に設けられ、この切欠き10a及び10bによって軸方向の流通路11が形成されている。
【0017】
図1に示すキャップのスカート部3の上方には、スリット12,12が複数個設けられており、キャップ内の空気がここから抜けることにより、キャップ内の圧力が調整され、下方から進入する洗浄水の流通をスムーズにすることが可能となる。
本発明の洗浄方法においては、破断可能なブリッジ部4の間の開口13に向けて洗浄水を高圧で噴射することにより行う。図1に示すキャップでは、開口13はキャップの成形と同時に形成されたものであるため、後加工により形成されたものに比して開口が大きく、洗浄水は効率的にキャップ内へと進入することができる。
【0018】
洗浄水のブリッジ部間の開口への噴射は、開口の下端に径方向外方から内方に向けて上方に傾斜する傾斜面が設けられている場合は、開口の真横から、すなわちキャップ軸方向に対して90°の位置から噴射しても洗浄水は上方へ方向転換し、効率的に進入することができるが、傾斜面が形成されていない場合などには、斜め上方に向けて噴射してもよい。
【0019】
本発明のキャップは、射出成形、圧縮成形等従来公知の成形法により成形されるキャップに適用できるが、特に射出成形により、二次加工することなく成形されるものに有効である。
キャップの成形に用いることができる樹脂としては、従来、樹脂キャップに用いられていたすべてのものを使用することができる。例えば、ポリエチレン、アイソタクティクポリプロピレン、エチレン−ポリプロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂や、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ABS樹脂或いはポリカーボネート等の合成樹脂を挙げることができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、頂板部と、該頂板部周縁から垂下し、容器口部に係合する螺子山を内面に備えたスカート部から成り、該スカート部下端に破断可能なブリッジ部を介して一体に成形されるタンパーエビデントバンドを有し、スカート部内面には螺子山を周方向に分割する切欠きが形成されたキャップの内面を打栓後に洗浄する方法において、洗浄水はブリッジ部間の開口に向けて高圧で噴射されキャップ内に流入すると共に、前記キャップのスカート部上方或いは頂板部周縁にはスリットが形成され、該スリットから洗浄水流入に伴う空気を抜くことによって、洗浄水の流通がスムーズになり、キャップ内面及び容器口部外周面を効率的に洗浄することが可能となる。また洗浄水の流出入が効果的でキャップ内の洗浄液の残存が有効に防止されると共に、無菌充填用容器等の耐熱性の低い容器に適用された場合にも確実に洗浄可能なキャップを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄方法が適用可能なキャップの一例を示す図であり、(A)は側断面図、(B)は底面図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for cleaning the inner surface of a cap and the outer peripheral surface of a container mouth after stoppering, and more specifically, it is possible to reliably clean the content liquid remaining between the container mouth and the cap, The present invention relates to a method for cleaning an inner surface of a cap that allows smooth water flow.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, after filling the container with the content liquid and capping, in order to clean the content liquid remaining adhered between the outer peripheral surface of the container mouth and the inner peripheral surface of the cap skirt, the cleaning liquid is directed toward the cap. The cleaning liquid is sprayed and allowed to flow into the cap.
As a cap that can be cleaned by spraying such cleaning liquid, for example, a cap in which a plurality of holes are formed at intervals in the circumferential direction at the peripheral portion of the top surface of the cap and the skirt portion or a boundary region thereof. Has been proposed (Japanese Utility Model Publication No. 4-54119).
[0003]
In a cap having a plurality of holes as described above, the hole is required to be as small as possible due to dust intrusion and appearance problems. After the cap is molded, a tamper evidence band (hereinafter referred to as a tamper evident band) is used. And a TE band), and the skirt portion is cut by a cutter or the like (Japanese Patent Laid-Open No. 11-208693).
On the other hand, in the cap in which holes as small as possible are formed, it is difficult to sufficiently flow the cleaning liquid into the cap. Therefore, as a method for efficiently flowing the cleaning liquid into the cap, It has been proposed to spray a cleaning liquid at 65 ° C. or higher, or spray a cleaning liquid at 45 to 70 ° C. after heating the cap to 70 ° C. or higher (Japanese Patent Laid-Open No. 2000-85727).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to the above method, it is possible to efficiently clean the inside of the cap. However, in the above method, since the container mouth and the cap are heated to a relatively high temperature, for example, aseptic filling (aseptic filling) is performed. It cannot be applied to containers and caps. That is, in a container to which aseptic filling is applied, since the heat sterilization after filling for preventing deterioration of the contents is not premised, the container mouth portion does not have heat resistance, and such a container In order to obtain a necessary cleaning effect by spraying a cleaning liquid at 65 ° C. or higher, the container mouth may be deformed, which may cause a problem in sealing performance.
[0005]
In addition, a method of cleaning without providing a plurality of holes in the cap has also been proposed. Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-7096 discloses a screw thread portion formed on the outer periphery of a container mouth portion or a cap screwed into the cap portion. Vent slits are formed at a plurality of longitudinal positions on at least one of the threaded portions of the container, and the cleaning water is sprayed toward the gap between the neck support portion of the container and the lower end of the cap, and the outer peripheral portion of the container mouth through the vent slit There has been proposed a method for cleaning between the cap and the inner surface of the cap.
[0006]
In the above method, the cleaning water jetted at high pressure passes between the inner surface of the cap skirt and the vent slit to clean the outer periphery of the container mouth and the inner surface of the cap. Because there is a slight gap between them, the washing water jetted from below effectively flows upward, and the washing water flows upward from below and then flows out of the cap again. It is insufficient. Further, in the above method, an annular jaw portion that engages with the TE band engagement piece is formed below the screw thread at the container mouth portion, which makes it more difficult to distribute the wash water upward.
The cleaning liquid remaining in the cap may be mistaken by consumers as leakage of the content liquid, or may cause mold, etc.If the flow path is increased to increase the flow rate of cleaning water, the cap and the container mouth Engagement may be weakened.
[0007]
Accordingly, the object of the present invention is to facilitate the flow of the cleaning water, to surely clean the outer peripheral surface of the container mouth, the entire skirt portion of the inner surface of the cap, and a part of the peripheral edge of the top plate, and the cleaning water can easily flow in and out It is an object of the present invention to provide a method for cleaning the inner surface of a cap that can effectively prevent water from remaining.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the top plate portion is composed of a skirt portion that is suspended from the periphery of the top plate portion and that has a thread on the inner surface that engages with the container mouth portion. has a tamper evident band being molded integrally, in the method the skirt inner surface of cleaning the inner surface of the notch formed cap to divide the thread in the circumferential direction after capping, the cap is injection molded The lower end of the opening between the breakable bridge parts is inclined upward from the radially outer side to the inner side, and the washing water is injected at a high pressure toward the opening between the bridge parts and enters the cap. with flowing, said skirt portion upward or top plate peripheral edge of the cap slit formed by cutting by post-processing is formed by removing the air with the wash water flowing in from the slit, Cleaning method characterized by facilitating the flow of clean water is provided.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, after the cap is plugged into the container mouth portion, the cleaning water can be broken by connecting the TE band when cleaning the outer peripheral surface of the container mouth portion, the entire skirt portion of the cap inner surface, and a part of the peripheral edge of the top plate portion. In addition to flowing into the cap from the opening between the bridge parts, a slit is provided above the cap skirt part or at the periphery of the top plate part. It becomes possible.
That is, the cleaning water flows in from the opening between the bridge portions, flows through the cap, and then flows out from below the cap. However, since the flow path through which the cleaning water in the cap can flow is a minute space, Is filled with washing water jetted at high pressure and the air accompanying it, so the circulation of the washing water does not proceed smoothly, and the washing water flows into and out of the cap. It is not done easily. As a result, it becomes difficult to effectively clean the inner surface of the cap and the outer peripheral surface of the container mouth.
[0011]
In the present invention, by releasing the pressure in the space formed by the inner surface of the cap skirt portion and the periphery of the top plate portion and the outer peripheral surface of the container mouth portion from the hole provided above the cap skirt portion or the periphery of the top plate portion, The distribution in the cap can be smoothed and the cleaning efficiency can be improved. That is, by providing a hole above the cap, which is the direction opposite to the bottom of the cap that is the outflow inlet of the cleaning water, the flow of the cleaning water in the vertical direction can be made smooth, and the cap can be cleaned efficiently. Is possible.
[0012]
In the present invention, the hole provided in the upper part of the cap skirt part or in the periphery of the top plate part is formed by cutting with a cutter or the like after cap formation, thereby preventing contamination from the outside of the cap inner surface and the container mouth part. Although it is desirable above, a cutout may of course be used as long as foreign matter cannot enter from the outside. Of course, the number is not limited to this, but it is preferably 2 to 8, and the size is preferably about 1.5 to 4.0 mm.
[0013]
The cap of the present invention is preferably a cap having a tamper-evident band (hereinafter referred to as a TE band) formed by injection molding and integrally formed via a breakable bridge portion at the lower end of the skirt portion. In other words, since the bridge portion connecting the TE bands is also formed integrally without any post-processing, the opening between the bridge portions is larger than that which is cut by a cutter or the like by post-processing, and is cold washing water. However, it is possible to flow from the opening of the bridge portion, and even in a sterile filling container having low heat resistance, the entire region between the inner surface of the cap and the outer periphery of the container mouth can be effectively cleaned.
[0014]
At this time, it is particularly preferable that the lower end of the opening between the bridge portions is provided with an inclined surface inclined upward from the radially outer side to the inner side, and the washing water sprayed on the inclined surface collides with it. Accordingly, the cleaning water sprayed from the horizontal direction flows upward at a different angle, so that the cleaning water can efficiently flow into the cap.
[0015]
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
1A and 1B are diagrams showing an example of a cap to which the cleaning method of the present invention is applied. FIG. 1A is a side sectional view, and FIG. 1B is a bottom view.
In FIG. 1, the cap of the present invention represented by 1 as a whole is composed of a
[0016]
The screw portion 8 of the cap shown in FIG. 1 is a single thread, and has a portion that is doubled by an
[0017]
A plurality of
In the cleaning method of the present invention, cleaning water is injected at a high pressure toward the opening 13 between the
[0018]
When the cleaning water is jetted into the opening between the bridge portions, when the inclined surface inclined upward from the radial outer side to the inner side is provided at the lower end of the opening, the nozzle is directed from the side of the opening, that is, in the cap axial direction. Even if it is sprayed from a 90 ° position, the wash water turns upward and can enter efficiently, but in the case where an inclined surface is not formed, it is sprayed obliquely upward. May be.
[0019]
The cap of the present invention can be applied to a cap molded by a conventionally known molding method such as injection molding, compression molding, etc., but is particularly effective for those molded by injection molding without secondary processing.
As the resin that can be used for forming the cap, any resin that has been conventionally used for resin caps can be used. For example, olefin resins such as polyethylene, isotactic polypropylene, ethylene-polypropylene copolymer, polybutene-1, ethylene-butene-1 copolymer, propylene-butene-1 copolymer, ethylene-vinyl acetate copolymer, etc. And synthetic resins such as polystyrene, styrene-butadiene copolymer, ABS resin, and polycarbonate.
[0020]
【The invention's effect】
According to the present invention, the top plate portion is composed of a skirt portion that is suspended from the periphery of the top plate portion and that has a thread on the inner surface that engages with the container mouth portion. In the method that has a tamper-evident band that is integrally molded, and the inner surface of the skirt has a notch that divides the screw thread in the circumferential direction. Is injected into the cap at a high pressure and flows into the cap, and a slit is formed above the cap skirt or at the periphery of the top plate. By removing the air accompanying the inflow of the cleaning water from the slit, Distribution becomes smooth and the inner surface of the cap and the outer peripheral surface of the container mouth can be efficiently cleaned. In addition, the flow of cleaning water is effective, effectively preventing the cleaning liquid from remaining in the cap, and providing a cap that can be reliably cleaned even when applied to containers with low heat resistance such as aseptic filling containers. We were able to.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are diagrams showing an example of a cap to which a cleaning method of the present invention can be applied, in which FIG. 1A is a side sectional view and FIG. 1B is a bottom view.
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