JP4103747B2 - Electric power steering device - Google Patents
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Description
本発明は、電動パワーステアリング装置の技術分野に属する。 The present invention belongs to the technical field of electric power steering devices.
従来の電動パワーステアリング装置は、ステアリングに操舵補助力を与えるモータを備え、測定または推定されたモータ速度およびモータ加速度に基づいて、ダンピング制御とモータ慣性補償制御を実施するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の電動パワーステアリング装置では、危険回避のようなシーンにおいて、運転者が速い操舵を行ったとき、モータの慣性を補償しきれず、ステアリング戻し過程で操舵反力が大きく減少する、いわゆる反力抜けが発生し、運転者に違和感を与えるという問題があった。 However, in the above-described conventional electric power steering device, when the driver performs fast steering in a scene such as danger avoidance, the inertia of the motor cannot be compensated, and the steering reaction force is greatly reduced in the steering return process. There was a problem that the reaction force was lost and the driver felt uncomfortable.
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ステアリング戻し過程においてモータの慣性に起因する反力抜けの助長を抑制し、より自然な操舵感が得られる電動パワーステアリング装置を提供することにある。 The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and the object of the present invention is to suppress the promotion of reaction force loss due to the inertia of the motor in the steering return process and to obtain a more natural steering feeling. The object is to provide a steering device.
上述の目的を達成するため、本発明では、操舵手段に加わる操舵トルクを検出するトルク検出手段と、前記操舵手段の操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、舵取機構に操舵補助力を加えるモータと、前記トルク検出手段による検出トルクと操舵速度検出手段による検出操舵速度に応じた操舵補助力を発生させるように、前記モータを駆動制御する操舵補助力制御手段と、を備えた電動パワーステアリング装置において、前記操舵補助力制御手段に、前記操舵手段の操作状態が切り戻しか否かを判断する切り戻し判断部と、前記操舵補助力設定部による設定操舵補助力に対し、操舵速度を抑制する方向へダンピング力を加算するダンピング制御部と、を設け、前記ダンピング制御部は、操舵手段が切り戻し状態で、かつ、検出操舵速度の絶対値があらかじめ設定された設定速度以上のときには、それ以外のときよりもダンピング力のゲインを減少させることを特徴とする。 In order to achieve the above object, in the present invention, a torque detecting means for detecting a steering torque applied to the steering means, a steering speed detecting means for detecting the steering speed of the steering means, and a steering assist force is applied to the steering mechanism. Electric power steering comprising: a motor; and steering assist force control means for drivingly controlling the motor so as to generate a steering assist force according to the detected torque by the torque detecting means and the detected steering speed by the steering speed detecting means In the apparatus, the steering assist force control means suppresses a steering speed with respect to a set steering assist force determined by the switchback determining section for determining whether the operation state of the steering means is switched back and the steering assist force setting section. A damping control unit for adding a damping force in the direction of turning, wherein the damping control unit is in a state where the steering means is switched back and the detected steering speed is interrupted. Value when the above preset set speed, characterized in that reducing the gain of the damping force than otherwise.
本発明の電動パワーステアリング装置にあっては、ステアリングの切り戻し速度が速いとき、ダンピング力の出力応答を鈍くするため、ステアリング戻し過程においてモータの慣性に起因する反力抜けの助長が抑制され、自然な操舵感が得られる。 In the electric power steering apparatus of the present invention, when the steering return speed is high, the output response of the damping force is blunted. Therefore, the assist of the reaction force loss due to the inertia of the motor is suppressed in the steering return process, A good steering feeling can be obtained.
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1と実施例2に基づいて説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described based on Example 1 and Example 2.
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の電動パワーステアリング装置の構成図である。
運転者の舵取り操作用のステアリングホイール(操舵手段)1と、舵取り動作を行う舵取り機構2とを連結する操舵軸3に、ステアリングホイール1に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサ(トルク検出手段)4と、運転者の操舵力を補助するモータ5とが配置されている。
First, the configuration will be described.
FIG. 1 is a configuration diagram of an electric power steering apparatus according to a first embodiment.
A torque sensor (torque detection means) 4 for detecting a steering torque applied to the
前記ステアリングホイール1は、図示しない車室内部の運転者と対向する位置に、軸周りに回動可能に設けられている。舵取り機構2は、操舵軸3の下端に一体形成されたピニオン6と、このピニオン6に噛合するラック軸7とを備えるラック&ピニオン式の舵取り装置により構成されている。ラック軸7は、車幅方向へ摺動可能な状態で、図示しない車両前部に固定されており、その両端は、左右のタイロッド8,9を介して操向用の転舵輪10,11に連結されている。
The
前記モータ5は、モータ5の発生トルクを操舵軸3の回転トルクに変換する減速機12を介して、操舵軸3に結合されている。このモータ5に供給されるモータ電流は、コントローラ(操舵補助力制御手段)13により制御されている。
The
続いて、図2に示すコントローラ13の制御ブロック図を加えて、実施例1の制御系を説明する。
Next, the control system of the first embodiment will be described with reference to the control block diagram of the
コントローラ13は、ベース電流制御部18と、ダンピング制御部19と、慣性補償制御部20とを備えている。
The
運転者によりステアリングホイール1が操作されると、機械的な連結により転舵輪10,11が操向される。このとき、トルクセンサ4に入力される捩れ方向の負荷が、操舵トルクとして検出される。
When the
ベース電流制御部18には、トルクセンサ4の出力である操舵トルクと、モータ5の回転角や回転速度を計測するエンコーダ(操舵速度検出手段)16もしくはタコジェネレータから出力される回転角度と、車両の走行速度を検出する車速センサ(車速検出手段)14の信号等が入力される。ダンピング制御部19には、操舵トルクと、モータ5の回転速度が入力される。また、慣性補償制御部20には、モータ5の回転速度が入力される
The base current control unit 18 includes a steering torque that is an output of the
ベース電流制御部18は、操舵トルク、モータの回転角、回転速度および車速等を用いて、モータ5のベース電流を算出する。ダンピング制御部19は、エンコーダ16から算出されたモータ角度の微分、すなわちモータ速度から、ダンピング電流を算出する。慣性補償制御部20は、モータ速度を再度微分することで得られるモータ加速度から、慣性補償電流を算出する。
The base current control unit 18 calculates the base current of the
そして、コントローラ13では、ベース電流とダンピング電流と慣性補償電流を加算したものを、駆動電流としてモータ5へ出力する。このとき、モータ電流センサ17により、モータ電流を参照しつつ、モータ5を制御駆動する。なお、モータ5へ供給される電源は、バッテリ15により与えられる。
Then, the
図3は、実施例1のコントローラ13のダンピング制御部19を説明する制御ブロック図である。
FIG. 3 is a control block diagram illustrating the
ダンピング制御部19は、モータ速度−操舵速度変換ブロック21と、第1ダンピングゲイン設定部22と、乗算器23と、第2ダンピングゲイン算出部24と、乗算器25と、第2ダンピングゲイン設定部26と、乗算器27とから構成される。
The
モータ速度−操舵速度変換ブロック21は、モータ速度を減速比N倍することにより、ステアリング軸の回転速度、すなわち操舵速度へ変換する。
The motor speed-steering
第1ダンピングゲイン設定部22は、第1ダンピングゲインを、車速に応じてマップ等から読み込む。第1ダンピングゲインは、車速が高いほど大きくなる。
The first damping
乗算器23は、操舵速度と第1ダンピングゲインとを乗算し、第1ダンピング電流を算出する。
The
第2ダンピングゲイン算出部24は、後述する切り戻し時の第2ダンピングゲインを、操舵速度に応じてマップ等から読み込む。図3に示すように、操舵速度の絶対値があらかじめ設定された設定速度θ0'よりも小さいとき、第2ダンピングゲインは1となる。一方、操舵速度の絶対値が設定速度θ0'以上のときには、操舵速度の絶対値が大きくなるほど、第2ダンピングゲインは徐々に小さくなり、設定速度θ1'以上ではゼロとなる。
The second damping
乗算器25は、操舵速度と操舵トルクを乗算する。ここで、切り増し時は操舵方向、すなわち操舵速度の正負と、操舵トルクの正負は一致するため、操舵速度と操作トルクの積は必ず正になる。一方、切り戻し時は操舵速度の正負と操舵トルクの正負は反対となるため、操舵速度と操舵トルクの積は負となる。
The
第2ダンピングゲイン設定部26は、操舵速度と操舵トルクの積が正の場合は第2ダンピングゲインを1とし、負の場合は第2ダンピングゲイン算出部24により設定された値を第2ダンピングゲインとして出力する。
The second damping
乗算器27では、第1ダンピング電流と第2ダンピングゲインとを乗算することで、第2ダンピング電流、すなわち、ダンピング指令値を算出する。
The
このダンピング指令値と、ベース電流および慣性補償電流を加算したものが、モータ5の電流指令値として出力され、モータが制御駆動される。
A sum of the damping command value, the base current, and the inertia compensation current is output as a current command value for the
次に、作用を説明する。
[ダンピング電流算出制御処理]
図4は、コントローラ13のダンピング制御部19で実行されるダンピング電流算出制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
Next, the operation will be described.
[Damping current calculation control process]
FIG. 4 is a flowchart showing the flow of a damping current calculation control process executed by the
ステップS101では、モータ速度、車速および操舵トルクを読み込み、ステップS102へ移行する。 In step S101, the motor speed, vehicle speed, and steering torque are read, and the process proceeds to step S102.
ステップS102では、モータ速度から操舵速度を演算し、ステップS103へ移行する。 In step S102, the steering speed is calculated from the motor speed, and the process proceeds to step S103.
ステップS103では、車速に応じた第1ダンピングゲインをマップ等から読み込み、ステップS104へ移行する。 In step S103, the first damping gain corresponding to the vehicle speed is read from a map or the like, and the process proceeds to step S104.
ステップS104では、操舵速度と第1ダンピングゲインを乗算して第1ダンピング電流を算出し、ステップS105へ移行する。 In step S104, the first damping current is calculated by multiplying the steering speed and the first damping gain, and the process proceeds to step S105.
ステップS105では、切り戻し時の第2ダンピングゲインを、操舵速度に応じてマップ等から読み込み、ステップS106へ移行する。 In step S105, the second damping gain at the time of switching back is read from a map or the like according to the steering speed, and the process proceeds to step S106.
ステップS106では、操舵速度と操舵トルクを乗算し、ステップS107へ移行する。 In step S106, the steering speed is multiplied by the steering torque, and the process proceeds to step S107.
ステップS107では、操舵速度と操舵トルクの積が正であるかどうかを判断する(切り戻し判断部に相当)。YESの場合にはステップS108へ移行し、NOの場合にはステップS109へ移行する。 In step S107, it is determined whether the product of the steering speed and the steering torque is positive (corresponding to a switchback determination unit). If YES, the process proceeds to step S108, and if NO, the process proceeds to step S109.
ステップS108では、第2ダンピングゲインを1とし、ステップS110へ移行する。 In step S108, the second damping gain is set to 1, and the process proceeds to step S110.
ステップS109では、第2ダンピングゲインを、ステップS105で算出したものとし、ステップS110へ移行する。 In step S109, it is assumed that the second damping gain is calculated in step S105, and the process proceeds to step S110.
ステップS110では、第1ダンピング電流と第2ダンピングゲインとを乗算して第2ダンピング電流を算出し、本制御を終了する。 In Step S110, the second damping current is calculated by multiplying the first damping current and the second damping gain, and this control is finished.
[ダンピング電流算出制御作用]
ステアリング切り増し過程では、図4のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104→ステップS105→ステップS106→ステップS107→ステップS108→ステップS110へと進む流れとなる。すなわち、ステップS107において、操舵速度と操舵トルクの積が正であると判断され、ステップS108において、第2ダンピングゲインが1とされる。
[Damping current calculation control action]
In the steering turning increase process, the flow proceeds from step S101 to step S102 to step S103, step S104, step S105, step S106, step S107, step S108, and step S110 in the flowchart of FIG. That is, in step S107, it is determined that the product of the steering speed and the steering torque is positive. In step S108, the second damping gain is set to 1.
ステアリング切り戻し過程では、図4のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS103→ステップS104→ステップS105→ステップS106→ステップS107→ステップS109→ステップS110へと進む流れとなる。すなわち、ステップS107において、操舵速度と操舵トルクの積が負であると判断され、ステップS109において、第2ダンピングゲインが、ステップS105で算出された値とされる。このとき、操舵速度が設定速度θ0'よりも小さいときには、第2ダンピングゲインは1とされる。一方、設定速度θ0'以上のときには、第2ダンピングゲインは、1よりも小さく、かつ操舵速度の絶対値の大きさに反比例した値とされる。 In the steering switchback process, the flow proceeds from step S101 to step S102 to step S103, step S104, step S105, step S106, step S107, step S109, and step S110 in the flowchart of FIG. That is, in step S107, it is determined that the product of the steering speed and the steering torque is negative, and in step S109, the second damping gain is set to the value calculated in step S105. At this time, when the steering speed is lower than the set speed θ 0 ′, the second damping gain is set to 1. On the other hand, when the speed is equal to or higher than the set speed θ 0 ′, the second damping gain is set to a value smaller than 1 and inversely proportional to the absolute value of the steering speed.
[切り戻し過程でのダンピングゲイン減少作用]
従来の電動パワーステアリング装置(例えば、特開平11−139339号公報)では、ダンピング制御に加えて、モータの加速度に応じて慣性補償制御を実施することにより、制御系の応答性を高め、運転者へ与える違和感を低減している。
[Damping gain reduction effect during switching back]
In a conventional electric power steering device (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-139339), in addition to damping control, inertia compensation control is performed according to the acceleration of the motor, thereby improving control system responsiveness and It reduces the sense of discomfort given to
ところが、モータの慣性補償にも上限があるため、危険回避のようなシーンにおいて、速い操舵がなされ、制御系の応答性の上限を超えたとき、モータの慣性が大きく感じることがある。このときの操舵角を図5(a)に、操舵速度と操舵トルクを図5(b)に示す。図5(b)で明らかなように、モータの慣性が補償し切れていないため、ステアリング戻し過程において操舵トルクが大きく減少(反力抜け)している。そこに操舵速度に比例したダンピング補償を実施した場合、反力抜けがより強調され、運転者へ違和感を与えてしまう。 However, since there is an upper limit in the inertia compensation of the motor, in a scene where danger is avoided, when the fast steering is performed and the upper limit of the response of the control system is exceeded, the inertia of the motor may be felt greatly. FIG. 5A shows the steering angle at this time, and FIG. 5B shows the steering speed and the steering torque. As apparent from FIG. 5 (b), since the inertia of the motor is not completely compensated, the steering torque is greatly reduced (reaction force loss) in the steering return process. When damping compensation proportional to the steering speed is performed there, the reaction force loss is more emphasized and the driver feels uncomfortable.
これに対し、実施例1の電動パワーステアリング装置では、図5(c)に示すように、緊急回避のような速い操舵において、切り増し過程では、第2ダンピングゲインを1とすることにより、ダンピング制御を有効に働かせ、操舵速度の不要な増加を抑制する。一方、切り戻し過程では、第2ダンピングゲインを小さくし、ダンピング力の出力応答を鈍くすることにより、モータの慣性に起因する操舵トルクの抜けを抑制している。 On the other hand, in the electric power steering apparatus of the first embodiment, as shown in FIG. 5 (c), in fast steering such as emergency avoidance, the second damping gain is set to 1 in the increasing process, thereby damping. The control works effectively and suppresses an unnecessary increase in the steering speed. On the other hand, in the switching back process, the second damping gain is reduced and the output response of the damping force is made dull, thereby suppressing the steering torque from being lost due to the inertia of the motor.
次に、効果を説明する。
実施例1の電動パワーステアリング装置にあっては、以下に列挙する効果を奏する。
Next, the effect will be described.
The electric power steering apparatus according to the first embodiment has the following effects.
(1) ダンピング制御部19は、切り戻し過程において、操舵速度の絶対値があらかじめ設定された設定速度θ0'以上のとき、それ以外のときよりも第2ダンピングゲインを減少させるため、モータの慣性に起因する反力抜けを助長することなくダンピングを働かせることができ、より自然な操舵感を実現できる。
(1) The damping
(2) ダンピング制御部19は、操舵速度と操舵トルクの積が正のとき、切り増しと判断し、操舵速度と操舵トルクの積が負のとき、切り戻しと判断するため、運転者が慣性抜けを感じるタイミングを確実に検知でき、より自然な操舵感を実現できる。
(2) When the product of the steering speed and the steering torque is positive, the damping
(3) ダンピング制御部19、車速が高いほど、第1ダンピングゲインを大きくするため、車速に応じたダンピングの演出が可能となる。
(3) Since the first damping gain is increased as the vehicle speed is increased, the damping
まず、構成を説明する。
図6は、実施例2のコントローラ13のダンピング制御部30を説明する制御ブロック図である。なお、図3に示した実施例1と同一の構成部分には、同一の符号を付して重複する説明は省略する。
First, the configuration will be described.
FIG. 6 is a control block diagram illustrating the damping
ダンピング制御部30は、モータ速度−操舵速度変換ブロック21と、操舵速度不感帯除去フィルタ31と、操舵トルク不感帯除去フィルタ32と、乗算器33と、第3ダンピングゲイン設定部34と、乗算器35と、上限リミッタ36とから構成される。
The damping
操舵速度不感帯除去フィルタ31および操舵トルク不感帯除去フィルタ32は、例えばローパスフィルタ等が用いられ、所定値以下の操舵速度および操舵トルクを切り捨てることにより、センサノイズやドリフト、推定精度の影響をキャンセルするものである(不感帯処理部)。
As the steering speed dead
乗算器33は、操舵速度と操舵トルクを乗算し、仕事量を算出する。 The multiplier 33 multiplies the steering speed and the steering torque to calculate the work amount.
第3ダンピングゲイン設定部34は、第3ダンピングゲインを、車速に応じてマップ等から読み込む。第3ダンピングゲインは、車速が高いほど大きくなる。
The third damping
乗算器35は、仕事量と第3ダンピングゲインを乗算し、第3ダンピング電流を算出する。 The multiplier 35 multiplies the work amount by the third damping gain to calculate a third damping current.
上限リミッタ36は、第3ダンピング電流に上限を設け、センサの断線等による不要なダンピング電流の発生を抑制する。
The
このようにして算出された第4ダンピング電流(ダンピング指令値)と、ベース電流および慣性補償電流を加算したものが、モータ5の電流指令値として出力され、モータが制御駆動される。
The sum of the fourth damping current (damping command value) calculated in this way, the base current and the inertia compensation current is output as the current command value of the
次に、作用を説明する。
[ダンピング電流算出制御処理]
図7は、コントローラ13のダンピング制御部30で実行されるダンピング電流算出制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。なお、図4に示した実施例1の処理と同一部分には、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
Next, the operation will be described.
[Damping current calculation control process]
FIG. 7 is a flowchart showing the flow of the damping current calculation control process executed by the damping
ステップS201では、操舵速度があらかじめ設定された所定値よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS202へ移行し、NOの場合には本制御を終了する。 In step S201, it is determined whether the steering speed is smaller than a predetermined value set in advance. If YES, the process proceeds to step S202. If NO, the present control is terminated.
ステップS202では、操舵トルクがあらかじめ設定された所定値よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS203へ移行し、NOの場合には本制御を終了する。 In step S202, it is determined whether the steering torque is smaller than a predetermined value set in advance. If YES, the process proceeds to step S203, and if NO, this control is terminated.
ステップS203では、車速に応じた第3ダンピングゲインをマップ等から読み込み、ステップS204へ移行する。 In step S203, the third damping gain corresponding to the vehicle speed is read from a map or the like, and the process proceeds to step S204.
ステップS204では、操舵速度と操舵トルクの積、すなわち仕事量を算出し、ステップS205へ移行する。 In step S204, the product of the steering speed and the steering torque, that is, the work amount is calculated, and the process proceeds to step S205.
ステップS205では、仕事量と第3ダンピングゲインとを乗算して第3ダンピング電流を算出し、ステップS206へ移行する。 In step S205, the work amount and the third damping gain are multiplied to calculate a third damping current, and the process proceeds to step S206.
ステップS206では、第3ダンピング電流があらかじめ設定された上限値よりも小さいかどうかを判断する。YESの場合にはステップS207へ移行し、NOの場合にはステップS208へ移行する。 In step S206, it is determined whether the third damping current is smaller than a preset upper limit value. If YES, the process proceeds to step S207, and if NO, the process proceeds to step S208.
ステップS207では、第3ダンピング電流を、ステップS205で求めた値とし、本制御を終了する。 In step S207, the third damping current is set to the value obtained in step S205, and this control is terminated.
ステップS208では、第3ダンピング電流を前記上限値とし、本制御を終了する。 In step S208, the third damping current is set to the upper limit value, and this control is terminated.
[ダンピング電流算出制御作用]
トルクセンサ4またはエンコーダ16にセンサノイズが入力された場合には、図7のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS201、またはステップS101→ステップS102→ステップS201→ステップS202へと進む流れとなる。すなわち、ステップS201またはステップS202において、センサノイズが操舵速度不感帯除去フィルタ31または操舵トルク不感帯除去フィルタ32により切り捨てられ、ダンピング指令値の設定がキャンセルされる。
[Damping current calculation control action]
When sensor noise is input to the
操舵速度または操舵トルクが過大である場合は、図7のフローチャートにおいて、ステップS101→ステップS102→ステップS201→ステップS202→ステップS203→ステップS204→ステップS205→ステップS206→ステップS208へと進む流れとなる。すなわち、ステップS206において、第3ダンピング電流があらかじめ設定された上限値以上であると判断され、ステップS208において、ダンピング指令値が前記上限値とされる。 When the steering speed or the steering torque is excessive, in the flowchart of FIG. 7, the process proceeds from step S101 to step S102, step S201, step S202, step S203, step S204, step S205, step S206, and step S208. . That is, in step S206, it is determined that the third damping current is greater than or equal to a preset upper limit value, and in step S208, the damping command value is set to the upper limit value.
[操舵速度と操舵トルクの積に応じたダンピング電流算出作用]
実施例2では、すなわちダンピング指令値を、操舵速度と操舵トルクの積に比例して算出している。
[Damping current calculation function according to the product of steering speed and steering torque]
In the second embodiment, that is, the damping command value is calculated in proportion to the product of the steering speed and the steering torque.
図8(a)のように、緊急回避のような速い操舵の場合には、図8(b)に示すように、切り始めはダンピング制御が有効に働くため、操舵速度の不要な増加が抑制される。一方、切り戻し時には、モータ慣性に起因する操舵トルクの抜けが助長されないため、より自然な操舵感を実現できる。 As shown in Fig. 8 (a), in the case of fast steering such as emergency avoidance, as shown in Fig. 8 (b), damping control works effectively at the start of cutting, so that an unnecessary increase in steering speed is suppressed. Is done. On the other hand, at the time of switching back, the steering torque loss due to the motor inertia is not promoted, so that a more natural steering feeling can be realized.
また、図9(a)のように、速い操舵ではない場合には、図9(b)に示すように、ステアリングの切り増し側も切り戻し側も有効にダンピング指令値が算出され、不要な操舵速度の増加を抑制できる。 Further, as shown in FIG. 9 (a), when the steering is not fast, the damping command value is effectively calculated on both the steering addition side and the return side as shown in FIG. 9 (b), which is unnecessary. An increase in steering speed can be suppressed.
次に、効果を説明する。
実施例2の電動パワーステアリング装置にあっては、以下に列挙する効果を奏する。
Next, the effect will be described.
The electric power steering apparatus according to the second embodiment has the following effects.
(4) ダンピング制御部30は、操舵トルクと操舵速度の積に応じてダンピングゲインを変化させるため、より簡便な方法で、確実に速い操舵時の慣性抜けを抑制できるとともに、ゆっくりとした普通の操舵時には、適当なダンピングを実現できる。
(4) Since the damping
(5) ダンピング制御部30は、所定値以下の操舵速度および操舵トルクを切り捨てる操舵速度不感帯除去フィルタ31および操舵トルク不感帯除去フィルタ32を備えるため、センサノイズやドリフト等に起因するダンピング制御の誤動作を防止できる。
(5) Since the damping
(6) ダンピング制御部30は、ダンピング力の上限値を制限する上限リミッタ36を備えるため、制御系の失陥時において、不要にステアリングが重くなりすぎるのを防止できる。
(6) Since the damping
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1,2に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は実施例1,2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
(Other examples)
The best mode for carrying out the present invention has been described based on the first and second embodiments. However, the specific configuration of the present invention is not limited to the first and second embodiments, and the gist of the present invention. Any design change or the like within a range that does not deviate from the above is included in the present invention.
例えば、実施例1,2では、操舵速度、操舵加速度算出にモータ角度から算出されるモータ角度、モータ加速度を利用しているが、ステアリング軸に別途設けるステアリング角センサ出力を用いてもよいし、モータに流れる電流とモータ端子間電圧から算出される推定モータ速度で代用してもよい。 For example, in the first and second embodiments, the motor angle and motor acceleration calculated from the motor angle are used for calculating the steering speed and steering acceleration. However, a steering angle sensor output provided separately on the steering shaft may be used. An estimated motor speed calculated from the current flowing through the motor and the voltage between the motor terminals may be substituted.
1 ステアリングホイール
2 舵取り機構
3 操舵軸
4 トルクセンサ
5 モータ
6 ピニオン
7 ラック軸
8,9 タイロッド
10,11 転舵輪
12 減速機
13 コントローラ
14 車速センサ
15 バッテリ
16 エンコーダ
17 モータ電流センサ
18 ベース電流制御部
19,30 ダンピング制御部
20 慣性補償制御部
21 モータ速度−操舵速度変換ブロック
22 第1ダンピングゲイン設定部
23,25,27,33,35 乗算器
24 第2ダンピングゲイン算出部
26 第2ダンピングゲイン設定部
31 操舵速度不感帯除去フィルタ
32 操舵トルク不感帯除去フィルタ
34 第3ダンピングゲイン設定部
36 上限リミッタ
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記操舵手段の操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、
舵取機構に操舵補助力を加えるモータと、
前記トルク検出手段による検出トルクと操舵速度検出手段による検出操舵速度に応じた操舵補助力を発生させるように、前記モータを駆動制御する操舵補助力制御手段と、
を備えた電動パワーステアリング装置において、
前記操舵補助力制御手段に、
前記操舵手段の操作状態が切り戻しか否かを判断する切り戻し判断部と、
前記操舵補助力設定部による設定操舵補助力に対し、操舵速度を抑制する方向へダンピング力を加算するダンピング制御部と、
を設け、
前記ダンピング制御部は、操舵手段が切り戻し状態で、かつ、検出操舵速度の絶対値があらかじめ設定された設定速度以上のときには、それ以外のときよりもダンピング力のゲインを減少させることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 Torque detecting means for detecting steering torque applied to the steering means;
Steering speed detection means for detecting the steering speed of the steering means;
A motor that applies steering assist force to the steering mechanism;
Steering assist force control means for driving and controlling the motor so as to generate a steering assist force according to the detected torque by the torque detecting means and the detected steering speed by the steering speed detecting means;
In the electric power steering apparatus with
In the steering assist force control means,
A switchback determination unit for determining whether or not the operation state of the steering means is switchback;
A damping control unit for adding a damping force in a direction to suppress the steering speed with respect to the steering assist force set by the steering assist force setting unit;
Provided,
The damping control unit reduces the gain of the damping force when the steering means is in the back-turned state and the absolute value of the detected steering speed is equal to or higher than a preset speed, compared to other times. Electric power steering device.
前記切り戻し判断部は、検出トルクの符号と検出操舵速度の符号に基づいて、切り戻しか否かを判断することを特徴とする電動パワーステアリング装置。 The electric power steering apparatus according to claim 1, wherein
The electric power steering apparatus, wherein the switchback determination unit determines whether or not to switch back based on a sign of detected torque and a sign of detected steering speed.
前記操舵手段の操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、
舵取機構に操舵補助力を加えるモータと、
前記トルク検出手段による検出トルクと操舵速度検出手段による検出操舵速度に応じて操舵補助力を設定する操舵補助力設定部と、設定された操舵補助力を発生させるように前記モータを駆動制御するモータ駆動制御部とを有する操舵補助力制御手段と、
を備えた電動パワーステアリング装置において、
前記操舵補助力設定部による設定操舵補助力に対し、操舵速度を抑制する方向へダンピング力を加算するダンピング制御部を設け、
このダンピング制御部は、検出トルクと検出操舵速度の積に応じてダンピング力またはダンピング力のゲインを変化させることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 Torque detecting means for detecting steering torque applied to the steering means;
Steering speed detection means for detecting the steering speed of the steering means;
A motor that applies steering assist force to the steering mechanism;
A steering assist force setting unit that sets a steering assist force according to the detected torque by the torque detector and the detected steering speed by the steering speed detector, and a motor that drives and controls the motor to generate the set steering assist force Steering assist force control means having a drive control unit;
In the electric power steering apparatus with
A damping control unit that adds a damping force in a direction to suppress the steering speed with respect to the steering assist force set by the steering assist force setting unit is provided.
The damping control unit changes the damping force or the gain of the damping force according to the product of the detected torque and the detected steering speed.
前記ダンピング制御部に、検出トルクと検出操舵速度の積の絶対値が、あらかじめ設定された値よりも小さいとき、ダンピング力をゼロとする不感帯処理部を設けたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 In the electric power steering device according to claim 3,
An electric power steering device characterized in that the damping control unit is provided with a dead zone processing unit that sets the damping force to zero when the absolute value of the product of the detected torque and the detected steering speed is smaller than a preset value. .
車速を検出する車速検出手段を設け、
前記ダンピング制御部は、車速が高いほどダンピング力のゲインを大きくすることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 The electric power steering apparatus according to any one of claims 1 to 4,
Vehicle speed detecting means for detecting the vehicle speed is provided;
The damping control unit increases the gain of the damping force as the vehicle speed increases.
前記ダンピング制御部に、ダンピング力の上限値を制限する上限リミッタを設けたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 The electric power steering apparatus according to any one of claims 1 to 5,
An electric power steering apparatus, wherein an upper limiter for limiting an upper limit value of a damping force is provided in the damping control unit.
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