JP4102387B2 - Kitchen cabinet - Google Patents
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Description
本発明は、キッチンキャビネットに関するものである。 The present invention relates to a kitchen cabinet.
従来から、シンクが配設されるキッチンキャビネットは、キャビネット本体の前面に引出しや扉等を設けてキャビネット本体の内部に調理器具等の収納スペースを設けることが行われているのであるが、キャビネット本体に載置されたカウンターから凹没されてキャビネット本体内に配設されるシンクは作業性向上の観点からキャビネット本体に対してできるだけ容積が大きくなるように形成されるものであって、キャビネット本体内におけるシンクの前側部位は鍋等の調理器具が収納できない程の狭小空間となり、しかして、このキャビネット本体内におけるシンクの前側部位はデッドスペースとされていて、キャビネット本体の前面にはシンクの目隠しのための幕板を設けているのが一般的である。 Conventionally, a kitchen cabinet in which a sink is disposed has been provided with a drawer or a door on the front of the cabinet body and a storage space for cooking utensils or the like inside the cabinet body. The sink that is recessed from the counter placed in the cabinet body and disposed in the cabinet body is formed so as to have a volume as large as possible with respect to the cabinet body from the viewpoint of improving workability. The front part of the sink in this cabinet is a narrow space that can not accommodate cooking utensils such as pans. However, the front part of the sink in this cabinet is a dead space, and the front of the cabinet is blinded to the sink. It is common to provide a curtain for this purpose.
ところで、近年ではキッチンキャビネットの収納率の向上が望まれるようになり、たとえば図4のように、従来デッドスペースとなっていたシンク4の前側部位に包丁用の収納スペースsを設けたキッチンキャビネット1が開発されている(たとえば特許文献1参照)。詳しくは、このキッチンキャビネット1は、従来のキッチンキャビネットと同様に幕板50が設けられたものであり、幕板50の前面に被せるようにカバー材51がキャビネット本体2に回動自在に設けられ、このカバー材51の内部に包丁用の収納スペースsを設けるようにしている。
By the way, in recent years, it has been desired to improve the storage rate of the kitchen cabinet. For example, as shown in FIG. 4, the
しかしながら、シンク4で直接使用される物としては包丁よりも洗剤が考えられるのであり、シンク4の前側部位に洗剤が収納できればシンク4の使い勝手が向上するのは明らかであるが、図4のカバー材51の内部に設けた収納スペースでは包丁のような薄手の収納物のみが収納可能であって、つまりシンク4で使用される洗剤ボトル等の比較的厚みのある収納物は収納できるものではないことから、シンク4の使い勝手の向上は充分に図られたものではない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、シンクの使い勝手を向上させたキッチンキャビネットを提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and it is an object of the present invention to provide a kitchen cabinet with improved usability of a sink.
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係るキッチンキャビネットは、前面開口及び上面開口を有するキャビネット本体2にカウンター3を載置し、このカウンター3の前縁をキャビネット本体2の前面から前方に突出するように配置し、カウンター3に設けたシンク4をキャビネット本体2の上面開口からキャビネット本体2内に挿入し、このシンク4の前面壁4aをキャビネット本体2の前面から後退した位置に位置させてキャビネット本体2の前面開口に対向させるように配設し、キャビネット本体2内の上部においてシンク4の前面壁4aからキャビネット本体2の前面開口を経てカウンター3の前縁まで連通する空所5を形成し、少なくとも前方に開口せる収納用ハウジング6を上記空所5内に配設し、この収納用ハウジング6の背面壁20をキャビネット本体2の前面より後退させてシンク4の前面壁4aに近接させて配置し、収納用ハウジング6の前方開口6aを開閉する蓋体7の下部と収納用ハウジング6の前端部の下端とに枢支部をそれぞれ設け、この枢支部にて蓋体7と収納用ハウジング6とを前後方向に回動自在にして枢支し、収納物を収納するための上方に開口せる収納容器8を蓋体7と収納用ハウジング6との間に前後方向に回動自在にして内装し、蓋体7の下端から後方に延出したフランジ壁35を収納用ハウジング6よりも下方に位置させ、上記フランジ壁35と収納用ハウジング6の枢支部より後方の下面部位とを蓋体7の開閉に応じて接離するようにし、上記フランジ壁35を収納用ハウジング6の枢支部より後方の下面部位に当接させることで上端程前方に位置するように傾斜した蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口を開放した状態で止まるようになっていることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, a kitchen cabinet according to
これによると、キャビネット本体2内に配設されるシンク4の前側部位には、幕板50で遮断されずに、シンク4の前面壁4aからキャビネット本体2の前面開口を経てカウンター3の前縁に至る空所5を形成することができ、そしてこの空所5に背面壁20をキャビネット本体2の前面より後退させてシンク4の前面壁4aに近接する位置に位置させた収納用ハウジング6を配設し、この収納用ハウジング6にその前方開口6aを開閉する蓋体7を設けると共に、収納用ハウジング6と蓋体7との間に収納容器8を設けたことで、従来デッドスペースとされたり包丁のような薄手の収納物しか収納できなかったシンク4の前側部位に対して比較的厚みのある洗剤ボトル等の収納物を収納できる収納スペースSを設けることができる。また、収納用ハウジング6の前方開口6aを蓋体7で開放した状態では、前方に傾いた蓋体7の回動先端とカウンター3の前縁との間の空間が収納用ハウジング6の前方開口6aに連通する出し入れ口Bとなるのであるが、このとき収納容器8を前方に回動させることで収納容器8の上方開口8aを上記出し入れ口Bに対して向けることができ、上記出し入れ口Bを通して特にカウンター3の前縁に邪魔されずに容易に収納物を収納容器8に出し入れすることができる。このようにシンク4の前側部位には、シンク4で直接使用される洗剤ボトル等の比較的厚みのある収納物を収納できるのであって、更にその出し入れも容易であることから、シンク4の使い勝手が大幅に向上できるのである。
According to this, the front edge of the
また、請求項2に係るキッチンキャビネットは、請求項1において、上記接離する蓋体7のフランジ壁35と収納用ハウジング6の下面部位との間に、少なくとも蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開放した状態で圧縮される弾性部材10を介装したことを特徴とする。これによると、蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開放した際には圧縮された弾性部材10の弾性反力によって蓋体7を閉塞する方向に付勢することができ、収納用ハウジング6の前方開口6aを開放した蓋体7を衝撃無く止めることができると共に、収納用ハウジング6の前方開口6aを蓋体7で閉塞するために使用者が蓋体7にかける力を軽減することができる。
Further, kitchen cabinets according to
本発明は、従来デットスペースとされたり包丁のような薄手の収納物しか収納できなかったシンクの前側部位に、シンクで直接使用される洗剤ボトルのような比較的厚みのある収納物を収納させることができるのであって、更にその出し入れも容易にしたことから、シンクの使い勝手を大幅に向上できるといった利点を有する。 According to the present invention, a relatively thick container such as a detergent bottle used directly in a sink is stored in the front part of the sink, which has conventionally been a dead space or can only store a thin container such as a kitchen knife. In addition, the ease of use of the sink can be greatly improved since it can be easily taken in and out.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
本例のキッチンキャビネット1は、図3のように、幅方向両端の両側板11、底板12及び背板13を矩形状に組み上げてその内部に前面開口及び上面開口を有する中空空間を形成したキャビネット本体2と、このキャビネット本体2の上面に上面開口を閉塞するように載置固定したカウンター3とで構成されている。このキャビネット本体2の中空空間は適宜垂直板14や水平板15によって区分けされ、この区分けされた各空間には開閉扉や引出し装置16やビルトイン式の食器洗い乾燥機17等が配設され、キャビネット本体2内の中空空間を収納スペースや機器配設スペースとして利用している。また、カウンター3はその前縁がキャビネット本体2の前面(側板11や垂直板14の前端面)よりも前方に突出されており、このカウンター3の前縁には下方に垂下する垂下縁部30が形成されている。カウンター3の下面には矩形状に枠組みされた裏桟材31が固定されていて、キャビネット本体2と裏桟材31とを固定することで、カウンター3がキャビネット本体2に載置固定されている。
As shown in FIG. 3, the
このキッチンキャビネット1にはビルトイン式の調理機器18やシンク4が配設されている。ビルトイン式の調理機器18やシンク4はそれぞれカウンター3に穿設した開口3aに臨ませるようにしてカウンター3に取り付けられ、キャビネット本体2の上面開口からキャビネット本体2内に挿入されてキャビネット本体2内の中空空間の上部位置に配設されている。なお、シンク4はカウンター3と一体に形成される場合もあるが、この場合も同様にキャビネット本体2内の中空空間の上部位置(以下、シンク収納部9と称する)に配設されている。詳しくは、このシンク収納部9に配設されたシンク4にあっては、その前面壁4aがキャビネット本体2の前面よりも後退した位置に位置されていると共に、キャビネット本体2の前面開口に対向するように臨んでいる。背景技術で説明したように、通常、シンク収納部9におけるシンク4の前側部位(シンク4の前面壁4aより前方の部位)はデッドスペースとされ、キャビネット本体2内に配設されたシンク4を前方から目隠しするための幕板50が設けられるのであるが、本例のキッチンキャビネット1では図1及び2のように、幕板50を設けることを行わず、そのためシンク収納部9におけるシンク4の前側部位にあっては、シンク4の前面壁4aからキャビネット本体2の前面開口を経てカウンター3の前縁まで連通する空所5が形成されており、この空所5に収納ユニット19を配設して収納スペースSとして利用するようにされている。
The
上記収納ユニット19は、前方開口6aを有する収納用ハウジング6と、収納用ハウジング6に取り付けられて収納用ハウジング6の前方開口6aを開閉する蓋体7と、収納用ハウジング6と蓋体7との間に内装されて収納物を挿入する収納容器8とで構成されている。
The
収納用ハウジング6は、背面壁20の上端から前方に天面壁21を突設すると共に背面壁20の下端から前方に底面壁22を突設してなる縦断面略コ字状の長尺の枠材であって、底面壁22と天面壁21との間に背面壁20に対向する前方開口6aが形成されている。詳しくは、背面壁20は上方程前方に位置するように斜めに傾斜している。また、天面壁21にはその前端に垂下フランジ23が垂設され、垂下フランジ23の前面には蓋体7の戸当たりとなるパッキン47が付設されており、天面壁21の上面には蓋体7を止める蓋止部材24が高さ調節ビス48にて高さ調節自在に積層固定されている。本例の蓋止部材24は垂下フランジ23よりも突出した前端部位に下方に突出する閉塞用突部25が形成されている。また、底面壁22の前端には枢支部が形成されている。この枢支部は、底面壁22の前端から前方且つ下方に向けて突設した突出傾斜片26の突出先端に設けた断面円状の軸部27で構成されている。また、底面壁22の下面からは下方に一対の脚片28が前後に並んで垂設されている。
The housing for
この収納用ハウジング6は、シンク4の下方に設けられてキャビネット本体2内の中空空間をシンク収納部9として仕切る水平板15に脚片28を載せ、背面壁20にL字金具29の一片29aをビス等の固着具32にて固定し、このL字金具29の他片29bをキャビネット本体2のシンク収納部9を構成する側板11や垂直板14にビス等の固着具33にて固定することで、キャビネット本体2に取り付けられている。このときには、キャビネット本体2の前面と略面一に垂下フランジ23が配置され、蓋止部材24の閉塞用突部25及び底面壁22の枢支部がカウンター3の前縁とキャビネット本体2の前面との間に配置され、そして、背面壁20がキャビネット本体2の前面より後退されてシンク4の前面壁4aに沿うように近接されて配置されている。なお、本例では天面壁21及び蓋止部材24がカウンター3の垂下縁部30の下端と略同高さに位置され、キャビネット本体2内のシンク4の目隠しがされている。
This housing for
蓋体7は、前端に位置する垂直板状の正面壁34とこの正面壁34の側縁に亙って後方に突出したフランジ壁35とで後方開口7aを有する容器状の主体部36が形成され、この主体部36の上方に把手部37が一体に設けられて構成されている。把手部37は、主体部36の上部のフランジ壁35の後端から垂直上方に立ち上がる立ち上がり片38と、立ち上がり片38の上端から前方に突出されると共にその突出先端が下方に折り曲げられた指引掛け片39とで、前方に開口して後方に凹む形状に形成されている。なお、指引掛け片39の上面の後部には蓋止部材24の閉塞用突部25が係止される閉塞用凹部40が形成されている。また、主体部36の下部のフランジ壁35と正面壁34との内コーナ部には枢支部が設けられており、この枢支部は後方に開口せる断面C字溝状の軸受部41で構成されている。また、この主体部36の下部のフランジ壁35における後部の上面には上方に開口せるリップ片付きコ字溝状の凹所42が形成されており、この凹所42に弾性部材10が取り付けられている。弾性部材10は内部が中空とされた山形状のゴム部材で構成されており、この弾性部材10はその下部を凹所42に挿入し、前後からリップ片42aに係止された状態で凹所42に取り付けられている。
The
この蓋体7は、主体部36の正面壁34の軸受部41に収納用ハウジング6の軸部27を嵌め込むことで、主体部36の下部のフランジ壁35が収納用ハウジング6よりも下方に位置された状態で、収納用ハウジング6の前方開口6aを開閉するように収納用ハウジング6に回動自在に取り付けられるのであって、収納用ハウジング6と蓋体7との間の空間が収納スペースSとして利用可能にされているのである。
The
蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを閉塞したときには、図2のように、収納用ハウジング6の前方開口6aに蓋体7の後方開口7aが対面するように蓋体7が略垂直に立つ状態とされ、蓋体7の立ち上がり片38の後面が収納用ハウジング6に付設したパッキンに当接されると共に蓋止部材24の閉塞用突部25が蓋体7の閉塞用凹部40に係止されることで、その閉塞状態が維持されるようになっている。この蓋体7の収納用ハウジング6への閉塞強度は蓋止部材24の高さ調節による閉塞用突部25の閉塞用凹部40への係止強度の調節によって容易に調節可能にされている。
When the
そして、この蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを閉塞した状態では、正面壁34が構成する蓋体7の前面が、キャビネット本体2の下部に配設された引出し装置16や扉の前面位置よりも前方に突出されている。しかして、キッチンキャビネット1の前方の隣接位置に立つ使用者は、身体の脚の高さ位置に相当するキャビネット本体2の下部に配設された引出し装置16や扉にはその身体を当てることなく、身体の腰の高さ位置に相当する蓋体の前面に身体を当てることができるのであり、腰をかけるような前傾姿勢でキッチンキャビネット1に凭れるようにでき、楽な作業姿勢を得ることができるようになっている。更に言うと、本例では、蓋体7の前面とカウンター3の前縁の端面とが略面一の垂直面上に位置されている。これにより、上述のように楽な作業姿勢を得るために使用者がキッチンキャビネット1に凭れた場合には、略面一の垂直面上に位置された蓋体7の前面及びカウンター3の前縁の端面に身体を当てることができ、つまりカウンター3の前縁のみに身体が当たって局所的に身体が押圧されることが回避されるのであり、より楽な姿勢で作業を行うことができるようにされており、キッチンキャビネット1の使い勝手が向上されている。
When the
ところで、収納スペースSとして利用される収納用ハウジング6と蓋体7との間の空間は、詳しくは収納用ハウジング6の背面壁20の前面から蓋体7の正面壁34の後面までの奥行きを有する空間であって、上述のように収納用ハウジング6の背面壁20はシンク4の前面壁4aに沿うように配置されていると共に蓋体7の正面壁34はカウンター3の前縁と略面一に位置するのであり、すなわち、幕板50を設けないことで得られたシンク4の前面壁4aからキャビネット本体2の前面開口を経てカウンター3の前縁に至る空所5の奥行きと、略同等の奥行き寸法を有するようにできたものである。このように、従来デッドスペースとされたり包丁のような薄手の収納物しか収納できなかったシンク4の前側部位に対し、比較的厚みのある洗剤ボトル等の収納物を収納できる収納スペースSを設けることができたのである。
By the way, the space between the
また、使用者が把手部37の指引掛け片39に指を引っ掛けて前方に引っ張るようにすることで蓋体7は収納用ハウジング6の前方開口6aを開放することができ、このときには図1のように、蓋体7の上端が構成する回動先端とカウンター3の前縁との間に、収納用ハウジング6の前方開口6aに連通して上記収納スペースSに収納物を出し入れできる出し入れ口Bができるのである。また、収納用ハウジング6の前方開口6aを開放した蓋体7は、主体部36の下部のフランジ壁35の後端が収納用ハウジング6の底面壁22の下面に当接されて、上端程前方に位置するように傾斜した状態で止まるようになっている。ここで、蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開閉する際には、上下に対面する主体部36の下部のフランジ壁35の上面と収納用ハウジング6の底面壁22の下面とが蓋体7の開閉に応じて近接・離間するようになっており、この近接・離間する蓋体7のフランジ壁35と収納用ハウジング6の下面との間には蓋体7に付設された弾性部材10が介装されている。この弾性部材10は少なくとも蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開放した状態で圧縮されるようになっており、圧縮に伴って生じる弾性反力を蓋体7に対してその閉塞方向に付勢できるようにされている。しかして、この弾性部材10によると、収納用ハウジング6の前方開口6aを開放した蓋体7をその最大開放位置で衝撃無く止めるようにできるのであり、また収納用ハウジング6の前方開口6aを閉塞しようとするために使用者が蓋体7を上方に回動操作する力を軽減することができるようになっている。
The
また、収納容器8は、底壁43の外縁に亙って側壁44を立設させてなる上方開口8aを有するボックス状の容器であって、底壁43の奥行き方向の略中央部分の下面から下方に軸受部45が突設されており、この軸受部45に収納用ハウジング6の底面壁22の上面から上方に突設させた軸部46を軸支させることで、前後方向に回動自在にされて収納用ハウジング6と蓋体7との間に内装されている。この収納容器8は、蓋体7で収納用ハウジング6の前方開口6aを閉塞したときには、図2のように蓋体7の正面壁34の後面と収納用ハウジング6の背面壁20の前面とで挟持されるようになり、蓋体7で収納用ハウジング6の前方開口6aを開放したときには、図1のように前方に回動して底壁43の前端下面が収納用ハウジング6の底面壁22の前縁上面に載置されて前方に傾斜した状態になるようにされている。この前方へ回動された状態の収納容器8における鉛直方向に対する傾斜角度α2は、収納用ハウジング6の前方開口6aを開放させた状態の蓋体7における鉛直方向に対する傾斜角度α1に比べて小さく形成され、収納用ハウジング6を開放した蓋体7の回動先端とカウンター3の前縁との間にできる出し入れ口Bの略中央に向けて、前方に回動した収納容器8の上方開口8aを向けることができるようにされているのであり、蓋体7及びカウンター3の前縁に邪魔されずに出し入れ口Bから収納物を収納容器8に出し入れできるようにされている。
The
詳しくは、本例では、蓋体7で収納用ハウジング6の前方開口6aを閉塞したときに、収納容器8が上方開口8aの向きが鉛直面よりも多少前方に傾斜するような姿勢で収納用ハウジング6の背面壁20と蓋体7の正面壁34とで挟持されているのであり、つまり、収納容器8はその重心が枢支位置よりも前方に位置された状態で収納用ハウジング6と蓋体7との間に収納されているのであり、蓋体7で収納用ハウジング6の前方開口6aを開放したときには収納容器8は自然に前方に回動するようにされている。これによると、蓋体7で収納用ハウジング6の前方開口6aを開放したときには常に収納容器8の上方開口8aを出し入れ口Bに臨ませることができ、収納物の収納容器8への出し入れが簡単に行えるようにされているのである。また、収納用ハウジング6の軸部46に軸支されるのが収納容器8の底壁43の奥行き方向における中央部に設けた軸受部45であるので、収納容器8を前後逆にしても収納用ハウジング6の軸部46に軸支させて支障なく取り付けることができるのであって、良好な収納用ハウジング6への取付け性能も有している。なお、蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開放したときに収納容器8を自然に前方に回動させるには、重心位置が前方に位置する収納容器8を用いたり、収納容器8と収納用ハウジング6の軸支部分を後方に位置させることでも行うことができる。更に言うと、蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開放したときに収納容器8が自然に前方に回動するものでなくてもよく、たとえば収納容器8自身や収納容器8に収納した収納物にかけた使用者の手によって収納容器8を前方に回動させるものでもよい。
Specifically, in this example, when the
上述のように本例のキッチンキャビネット1は、従来のように幕板50を設けることを行わないために、シンク収納部9におけるシンク4の前側部位においてシンク4の前面壁4aからキャビネット本体2の前面開口を経てカウンター3の前縁に至る空所5を得ることができ、そして、この空所5に収納ユニット19を配設させて収納スペースSとして利用し、シンク4で直接使用する比較的厚みのある洗剤ボトル等の収納物を収納可能にしたことで、シンク4の使い勝手が向上されているのであり、更に、空所5に配設させた収納ユニット19にあっては、収納物を挿入する上方開口8aを有する収納容器8が、蓋体7が収納用ハウジング6の前方開口6aを開口したときに、蓋体7の回動先端とカウンター3の前縁との間にできる出し入れ口Bに向けてその上方開口8aを臨ませるように回動可能に設けられているから、出し入れ口Bから容易に収納物を収納容器8に出し入れできるのであり、シンク4、ひいてはキッチンキャビネット1の使い勝手が大幅に向上されているのである。
As described above, the
1 キッチンキャビネット
2 キャビネット本体
3 カウンター
4 シンク
4a 前面壁
5 空所
6 収納用ハウジング
6a 前方開口
7 蓋体
8 収納容器
8a 上方開口
9 シンク収納部
10 弾性部材
20 背面壁
B 出し入れ口
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