JP4101825B2 - 向上した上りリンク専用チャンネルを支援する移動通信システムにおける自律送信を遂行するための方法及び装置 - Google Patents

向上した上りリンク専用チャンネルを支援する移動通信システムにおける自律送信を遂行するための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、セルラー符号分割多重接続(Code Division Multiple Access;CDMA)通信システムに関し、特に、向上した上りリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated transport Channel)を介してスケジューリングされないデータを送信するための自律送信方法及び装置に関する。
ヨーロッパ移動通信システムである移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications;GSM)及び一般パケットラジオサービス(General Packet Radio Services;GPRS)に基づき、広帯域(Wideband)符号分割多重接続(Code Division Multiple Access;以下、CDMAと称する)を使用する第3世代移動通信システムであるユニバーサル移動体通信サービス(Universal Mobile Telecommunication Service;UMTS)システムは、移動電話又はコンピュータユーザが世界中のどこにいるかに関係なく、パケットに基づくテキスト、ディジタル化された音声又はビデオ、及びマルチメディアデータを2Mbps以上の高速で伝送することができる一貫したサービスを提供する。
特に、UMTSシステムは、端末機(User Equipment;UE)から基地局(Base Station;BS又はNode B)への逆方向、すなわち、上りリンク(Uplink:UL)通信において、パケット伝送の性能を向上させるために、向上した上りリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated Channel;以下、EUDCH又はE−DCHと称する)を使用する。E−DCHは、さらに安定した高速のデータ伝送を支援するために、適応変調符号化(Adaptive Modulation and Coding;AMC)、複合自動再送信要求(Hybrid Automatic Retransmission Request;HARQ)、及び基地局制御スケジューリング(Node B controlled Scheduling)のような技術を支援する。
AMCは、基地局とUEとの間のチャンネル状態に従ってデータチャンネルの変調方式及びコーディング方式を決定することによって、資源の使用効率を向上させる技術である。変調方式とコーディング方式との組合せは、MCS(Modulation and Coding Scheme)と呼ばれ、支援可能な変調方式及びコーディング方式に従って多様なMCSレベルが定義されることができる。AMCは、MCSのレベルをUEと基地局との間のチャンネル状態に従って適応的に決定することによって、資源の使用効率を向上させる。
HARQは、最初に送信されたデータパケットにエラーが発生した場合に、上記エラーパケットを補償するために、パケットを再送信する方式を意味する。上記HARQ方式は、エラーが発生すると、最初に送信されたデータパケットと同一のフォーマットのパケットを再送信するチェイスコンバイニング方式(Chase Combining;以下、CCと称する)と、エラーが発生すると、最初に送信されたデータパケットとは異なるフォーマットのパケットを再送信する増分冗長(Incremental Redundancy;以下、IRと称する)方式とに区分することができる。
基地局制御スケジューリングに従って、基地局は、E−DCHを介して上りリンクデータの送信に対するデータ送信率及び可能なデータ送信率の上限値を決定し、上記決定されたデータ送信率情報をUEへ伝送すると、UEは、上記データ送信率情報を参照して、上記E−DCHのデータ送信率を決定してデータを送信する。
短いTTIは、従来のDCHの最小TTIである10msよりも小さいTTIであり、これによって、再送信遅延時間を減少させ、結果的に、高いシステムスループット(throughput)を可能にする。
図1は、従来の無線通信システムにおいて、E−DCHを介した上りリンクパケットの送信を示す図である。図1において、参照符号100は、E−DCHを支援する基地局(NodeB)を示し、参照符号101から104は、E−DCHを使用している端末機(UE)を示す。UE101乃至104の各々は、E−DCH111から114を介して基地局100へデータを伝送する。
基地局100は、E−DCHを使用するUE101乃至104のデータバッファ状態、要請データ送信率、又は、チャンネル状況情報を参照して各UEにE−DCHデータが伝送されることができるか否かを通知するか、又は、E−DCHデータ送信率を調整するスケジューリング動作を遂行する。スケジューリング動作は、システム全体の性能を向上させるために、基地局100の測定雑音増加(Noise Rise)値が目標値を超えないようにしつつ、基地局100から遠く離れたUE(例えば、103及び104)には、低いデータ送信率を割り当て、基地局100の近くに位置したUE(例えば、101及び102)には、高いデータ送信率を割り当てる方式にて遂行されることができる。
図2は、従来のE−DCHを介した送受信手順を示すメッセージフロー図である。
図2を参照すると、ステップ202で、基地局及びUEは、E−DCHを設定する。上記E−DCH設定過程は、専用伝送チャンネル(dedicated transport channel)を介してメッセージを送受信する過程を含む。E−DCHの設定が完了されると、ステップ204で、UEは、基地局にスケジューリング情報を通知する。上記スケジューリング情報は、逆方向チャンネル情報を示すUE送信電力情報、UEが送信することができる余分の電力情報、UEのバッファに貯蔵されている送信されるべきデータ量を含むことができる。
ステップ206で、通信中である複数のUEからスケジューリング情報を受信した基地局は、各UEのデータ伝送をスケジューリングするために上記複数のUEのスケジューリング情報をモニタリングする。具体的には、ステップ208で、基地局は、UEに逆方向パケット伝送を許容することを決定し、UEにスケジューリング割当て(Scheduling Assignment)情報を伝送する。上記スケジューリング割当て情報は、許容されたデータ送信率及び伝送が許容されたタイミングなどを含む。
ステップ210で、UEは、上記スケジューリング割当て情報を用いて上りリンクを介して伝送されるE−DCHの伝送形式(Transport format;TF)を決定し、ステップ212及びステップ214で、E−DCHを介して上りリンク(UL)パケットデータを上記TF情報とともに基地局へ伝送する。ここで、上記TF情報は、E−DCHを復調するのに必要な情報を示す伝送形式資源指示子(Transport Format Resource Indicator;以下、TFRIと称する)を含む。このとき、ステップ214で、UEは、基地局が割り当てたデータ送信率及びチャンネル状態を考慮してMCSレベルを選択し、上記MCSレベルを使用して上記上りリンクパケットデータを伝送する。
ステップ216で、基地局は、上記TF情報及び上記パケットデータにエラーがあるか否かを判断する。ステップ218で、基地局は、上記判断の結果、上記TF情報及び上記パケットデータのうちのいずれか1つでもエラーがある場合には、NACK(Non-Acknowledge)情報をUEへ伝送する。一方、上記TF情報及び上記パケットデータのすべてにエラーがない場合には、ACK(Acknowledge)情報をACK/NACKチャンネルを介してUEへ伝送する。ACK情報が伝送される場合には、パケットデータの伝送が完了されたため、UEは、新たなユーザデータをE−DCHを介して伝送するが、NACK情報が伝送される場合には、UEは、同一のパケットデータをE−DCHを介して再伝送する。
上述したように動作する基地局制御スケジューリングは、UEの通話品質の劣化を防止しつつも、システム全体の性能を向上させる方向に遂行されなければならない。また、基地局がE−DCHのスケジューリングを効率的に遂行するためには、UEのバッファ状態及び電力状態のような正確なスケジューリング情報を受信しなければならない。従って、基地局のサービス領域内に位置する複数のUEがスケジューリング情報を基地局にさらに効率的であり正確に伝送することができる方法を必要とする。
上記のような環境において、基地局は、基地局から遠く離れたUE、チャンネル状況が良くないUE、又は、優先順位が低いデータのサービスを提供するUEに低いデータ送信率を割り当て、基地局に近くにあるUE、チャンネル状況が良いUE、又は、優先順位が高いデータのサービスを提供するUEに高いデータ送信率を割り当てることによって、システム全体の性能を高める。
一方、UEは、スケジューリング割当て情報を使用せず、E−DCHを介して上りリンクデータを送信する自律送信(autonomous transmission)(スケジューリングされない送信(non-scheduled transmission)と称する)が可能である。上記自律送信は、UEから基地局へスケジューリング情報を送信し、基地局からスケジューリング割当て情報を受信する一連の過程を省略することによって、E−DCHデータの迅速な送信が可能である。システムは、上記自律送信のための可能なデータ送信率を相対的に低い範囲内に制限することによって、基地局の制御スケジューリングを介したシステム性能を向上させつつ、スケジューリングによる時間遅延を減少させることができる。
図3は、UEのデータ送信率の制御のために、上りリンクを介して送信されるE−DCHの使用可能な送信フォーマット組合せ(Transport format combination;TFC)をE−DCHデータ送信率又は電力レベルの昇順に示す。
参照符号301は、無線網制御器(Radio Network Controller;RNC)により設定されたTFCS(TFC Set)又はUEが使用可能なすべてのTFCの集合(Set)を示す。参照符号302は、上記RNCにより設定されたTFCS301内で基地局が制御するTFC(すなわち、TFCサブセット)を示す。UEは、現在バッファに残っているデータ量、必要な余分の電力などを考慮して、TFCサブセット302から適切なTFCを選択する。TFC最小集合(Minimum TFC set)303は、自律送信が可能なTFCの集合になることができる。すなわち、UEは、TFC最小集合303内のTFCに対して、基地局のスケジューリングなしに使用することができる。TFCサブセット302は、TFCS301と同一であるか、あるいは、TFCS301に含まれている。または、TFCサブセット302は、TFC最小集合303と同一であるか、TFC最小集合303に含まれている。
一般に、データ送信率及び送信電力が一対一に対応する関係を有するので、E−DCHデータ送信率が高いほど、上りリンクの干渉が増加する。従って、自律送信のために使用されるE−DCHデータ送信率が増加する場合には、上りリンクの干渉が大きく発生し、その結果、システム性能の劣化をもたらす。自律送信による上りリンクの干渉を調節するためには、自律送信に使用可能なE−DCHデータ送信率を相対的に低い値の範囲内で制御する必要がある。
しかしながら、自律送信に使用可能なE−DCH送信率を制御するためには、基地局の制御スケジューリング以外に付加的なシグナリングを必要とする。一般に、データを送信する時、許容可能なシグナリングオーバーヘッドの比率は、約10%以内である。通常の無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit;PDU)のヘッダ16ビット及びCRC(Cyclic Redundancy Check)16ビットがオーバーヘッドビットである場合に、オーバーヘッド比率が10%である32ビットのオーバーヘッドを有することが可能なデータサイズは、320ビットである。これに従って、E−DCH TTIに関連したデータ送信率を計算すると、10msのTTIである場合に、データ送信率は、32kbps(=320ビット/10ms)になり、2msのTTIである場合に、データ送信率は、160kbps(=320ビット/ 2ms)になる。このように、2msのTTIを有するE−DCHである場合に、相対的に高いデータ送信率を要求するので、上りリンクの干渉が大きく発生する。これは、システムカバレッジ(system coverage)の面で良くない結果を引き起こす。
従って、UMTSシステムだけではなく、従来の通信システムにおいても、一定のデータの送信区間の間、シグナリングオーバーヘッドが所定のレベルを超過しない状態で、E−DCHのための自律送信パラメータを効率的に送信するための技術を必要とする。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、向上した上りリンク専用送信チャンネルを使用する移動通信システムにおける効率的な自律送信を遂行する方法及び装置を提供することにある。
本発明は、向上した上りリンク専用送信チャンネルを介した自律送信による上りリンク干渉を減少させることができる方法及び装置を提供することにある。
本発明は、向上した上りリンク専用送信チャンネルを介した自律送信で実効データ送信率(effective data rate)を減少させることができる方法及び装置を提供することにある。
本発明は、向上した上りリンク専用送信チャンネルを介した自律送信で付加的なシグナリングを最小にする方法及び装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の1つの特徴によれば、向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの端末機で自律送信を遂行する方法は、自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を受信するステップと、スケジューリングされない送信に使用されるデータを確認するステップと、上記確認されたデータを上記自律送信周期N以内の上記k回の自律送信可能時点で、上記向上した上りリンク専用チャンネルを介して送信するステップとを含むことを特徴とする。
本発明の他の特徴によれば、向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの端末機で自律送信を遂行する装置は、自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を受信する受信部と、上記E−DCHを介して送信されるデータを貯蔵するデータバッファと、上記データバッファに貯蔵されたデータのうち、スケジューリングされない送信に使用されるデータを確認する制御部と、上記自律送信周期N以内の上記k回の自律送信可能時点で、上記確認されたデータを上記上りリンク専用チャンネルを介して送信する送信部と、を含むことを特徴とする。
本発明のまた他の特徴によれば、向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの無線網制御器で端末機の自律送信を制御する方法は、端末機が自律送信を遂行するための自律送信周期Nを決定し、上記自律送信のための実効データ送信率を考慮して、上記自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を決定するステップと、上記決定された自律送信周期N以内で、上記k回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を上記端末機へ送信するステップとを含むことを特徴とする。
本発明のさらなる他の特徴によれば、向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの無線網制御器で端末機の自律送信を制御する装置は、端末機が自律送信を遂行するための自律送信周期Nを決定し、上記自律送信のための実効データ送信率を考慮して、上記自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を決定する自律送信パラメータ決定器と、上記決定された自律送信周期N以内で、上記k回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を上記端末機へ送信する送信部とを含むことを特徴とする。
本発明のもう1つの特徴によれば、向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムにおいて、上りリンクデータを送信する方法は、送信されるデータ量を示すバッファ状態及び上りリンク送信電力に関するスケジューリング情報を送信するステップと、上記スケジューリング情報に基づくスケジューリング割当て情報及び送信周期N以内でk回の送信可能時点を示す自律送信情報のうちの少なくとも1つを受信するステップと、上記N及び上記kは、上記E−DCHの送信時間区間(TTI)の単位に設定され、基地局の制御スケジューリングモードで、上記スケジューリング割当て情報に従って上りリンクデータを送信するステップと、自律送信モードで、上記自律送信情報に従って、上記送信可能時点で上りリンクデータを送信するステップとを含むことを特徴とする。
本発明のなお1つの特徴によれば、向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの端末機で上りリンクデータを送信する装置は、スケジューリング情報に基づくスケジューリング割当て情報及び送信周期N以内でk回の送信可能時点を示す自律送信情報のうちの少なくとも1つを受信する受信部と、上記N及び上記kは、上記E−DCHの送信時間区間(TTI)の単位に設定され、上記E−DCHを介して送信される上りリンクデータを貯蔵するデータバッファと、上記データバッファに貯蔵されたデータを送信するために、基地局の制御スケジューリングモード又は自律送信モードを選択する制御部と、上記基地局の制御スケジューリングモードで、上記スケジューリング割当て情報に従って上りリンクデータを送信し、上記自律送信モードで、上記自律送信情報に従って上記送信可能時点で上りリンクデータを送信する送信部とを含むことを特徴とする。
本発明の実施形態は、向上した上りリンク専用送信チャンネルが使用される場合に、自律送信を効率的に遂行することができる。上記自律送信において、実効データ送信率を減少させる状態でデータを送信することができる。向上した上りリンク専用送信チャンネルの自律送信において、各UE間の送信時点を重畳しないように制御動作を遂行する。従って、上りリンク干渉を減少させることができ、自律送信において、付加的なシグナリングを最小にする。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面中、同一の構成要素については、同一の参照符号を共通使用するものとする。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
UMTS通信システム(universal mobile telecommunication service)における向上した上りリンク専用送信チャンネル(E−DCH)のための自律送信、すなわち、スケジューリングされない送信について具体的に説明する。また、UMTS通信システムにおいて、データ送信率(data rate)及び送信電力が一対一の対応関係を有するので、本明細書では混用する。
基地局の制御スケジューリングは、基地局の上りリンク無線資源を効率的に制御することによって、システムスループット(throughput)及びサービスカバレッジ(coverage)を向上させる技術である。基地局の制御スケジューリングに従って、一定の限度内の送信率、あるいは、特定のサービスのデータフロー(data flow)に対しては、自律送信が可能である。このとき、高い上りリンクデータ送信率によって発生する上りリンク干渉を減少させる必要がある。また、ユーザの要求に応じて、最小データ送信率よりも低いデータ送信率でデータを送信する場合に、可変的な実効データ送信率を提供する必要がある。
上記自律送信は、UEから基地局へスケジューリング情報を送信し、基地局からスケジューリング割当て情報を受信する一連の過程を省略することによって、スケジューリングされない送信(Non−scheduled transmission)により、E−DCHデータを迅速に送信することができる。従って、送信遅延に敏感な(delay sensitive)サービス、上位階層シグナリング情報を迅速に送信するためのシグナリングラジオベアラー(Signaling Radio Bearer;SRB)、一定のデータ送信率を保証するためのGBR(Guaranteed Bit Rate)サービス、及びスケジューリング情報(基地局の制御スケジューリングに必要なUEの最初バッファ状態情報及び最初パワー情報)が上記自律送信を介して提供されることができる。
自律送信周期をNと定義し、上記自律送信周期N以内で一定の回数kの間、自律送信を遂行する。上記N及び上記kは、E−DCHデータ送信の単位であるTTIの単位で表れる。すなわち、自律送信を遂行する際に、N回のTTIのうち、k回のTTIの間自律送信を遂行し、実効データ送信率を可変することによって、システムの性能を最適化する。ここで、kは、自律送信の回数を示し、上記実効データ送信率は、自律送信のためのデータの送信率である。
E−DCHの自律送信を介して送信されるデータ送信率をRで示す場合に、データ送信率Rを有するE−DCHデータをN回のTTIのうち、k回のTTIの間送信する。ここで、kは、Nより小さいか又は同一である。このとき、実効データ送信率は、R×k/Nに減少され、結果的に、上りリンクの干渉が減少される。例えば、320ビットのデータを20msのTTIの間送信する場合に、E−DCHデータの送信率は、160kbps(=320ビット/2ms)のように比較的に高い。しかしながら、上記320ビットのデータをN=5及びk=1を使用して送信すると、実効データ送信率は、32kbps(=160kbps×1/5)に減少される。また、N回のTTIのうち、k回のTTIの間、E−DCHデータを送信する場合に、E−DCHデータの送信時点がUE別に分散され、これによって、全体のシステムで上りリンクの干渉を減少させる。
E−DCHのためのTFCSを設定する場合に、各UEに対するTFC最小集合が設定されると、各UEは、上記TFC最小集合に含まれている送信範囲内で自律送信を遂行することができる。このとき、自律送信のために使用されることができるTFCS、無線資源、又はデータ送信率に関する情報は、システム設計に従って決定される。自律送信周期N及び自律送信回数kは、UE別、データ種類別、又はセル内のRoT(rise over thermal)レベルの無線資源情報に従って、許容可能な送信遅延時間及び実効データ送信率を考慮して決定された値である。上記N及びkは、E−DCHが最初に設定されるか又は再設定される場合に、UE別に定められる。また、E−DCHが最初に設定される場合に、UE別に自律送信時点が相互に異なって設定される。
以下、本発明の望ましい実施形態に従って、自律送信周期N及び自律送信回数kは、E−DCHが最初に設定されるか又は再設定される場合に、UE別に設定される。しかしながら、特定のイベント、例えば、セル内のE−DCHを使用するUEの数が変更される場合に、上記パラメータは、変更されてもよい。また、上記パラメータは、個々のUEの単位、セル単位、又は所定のUEグループ単位に設定されてもよい。
図4は、本発明の望ましい実施形態に従って、E−DCHの自律送信のためのパラメータを決定する手順を示すフローチャートである。下記手順は、UEの無線資源を制御する無線網制御器(RNC)によって遂行される。
ステップ401で、RNCは、UE別又はデータ種類別に各UEの容量(capacity)及び要求されるサービス品質(Quality of Service;QoS)を考慮して、自律送信のために許容可能な実効データ送信率を決定する。この場合に、追加的に制御されるセル内でE−DCHサービスを使用するUEの数、各セル内のRoTレベルが用いられてもよい。すなわち、UEの容量が大きく、QoSが高く、セル内のE−DCHサービスを用いるUEの数が少なく、セル内の可用なRoTレベルが高い場合には、自律送信のための実効データ送信率が高く設定される。上述した条件は、個別的に用いられるか、又は、幾つかの条件の組合せで用いられる。
自律送信周期N及び自律送信回数kは、“実効データ送信率=データ送信率×k/N”の条件に従って許容された最大送信遅延時間を考慮して決定される。上記自律送信周期Nは、許容可能な最大送信遅延時間を考慮して決定され、上記自律送信回数kは、上記実効データ送信率を満足させるように決定される。ここで、上記N及びkは、0よりも大きい整数であり、kは、Nより小さいか又は同一である。例えば、2msのTTIでTFC最小集合に関連したE−DCHデータ送信率が160kbpsであり、最大40ms(20 TTI)内で自律送信を遂行する場合に、上記自律送信のための実効データ送信率は、160kbps×k/20に従って最小8kbpsになる。
ステップ402で、RNCは、上記N及びkに基づいて、全体RoTレベルを平均的に減少させるために各UEの自律送信可能時点を分散させる。各UEの自律送信可能時点は、N及びk、セル内のE−DCHサービスを用いるUEの数を考慮して、自律送信周期N以内で相互に重畳されないように設定される。セル内のE−DCHサービスを使用するUE間でN及びkの値が同一であれば、UE別に自律送信可能時点が相互に重畳される確率は、平均的に約k/ Nの比率で減少される。すなわち、1つのセル内のE−DCHサービスを使用するUE間でN及びkの値が同一であり、UEの自律送信可能時点が相互に異なると、セル内の自律送信による干渉は、理想的な場合に、k/Nの比率で減少される。
ステップ403で、RNCは、上記決定されたNとkの値、及び上記Nとkの値に基づいて設定された上記自律送信可能時点を示す自律送信パラメータをシグナリングを介して基地局及びUEへ送信する。ここで、RNCは、上記自律送信可能時点を判断するのに使用される情報を通報するか、又は、上記設定された自律送信可能時点をビットマップを用いて直接に通報することができる。
各UEは、基地局及びUE間の同期のために使用された接続フレーム番号(Connection Frame Number;CFN)及びサブフレーム番号(Subframe number)を使用して、自律送信が可能なTTIを判断する。上記CFNは、データを接続する時、フレーム単位に割り当てられた番号であり、0〜255のうちの1つの値を有する。E−DCHのTTIが2msである場合に、サブフレームは、10msの1つのフレーム区間内で3つのスロットを含む2msの単位で構成される。従って、5つのサブフレームは、1つのフレームを形成し、サブフレーム番号は、0〜4のうちの1つの値を有する。UEは、TTIの長さに従って、式(1)及び式(2)を計算する。
Figure 0004101825
Figure 0004101825
式(1)及び式(2)において、‘mod’は、モジュロ演算を意味する。例えば、‘a mod b’は、‘a’を‘b’に割った余りの値を意味する。
自律送信を遂行する場合に、UEは、現在のCFN、サブフレーム番号、及びTTIの長さに従って式(1)又は式(2)を計算して、CFNごとに自律送信判断値を計算する。E−DCHが最初に設定されるか、又は再設定される場合に、上記式(1)及び式(2)によって計算された自律送信判断値がRNCからシグナリングされた自律送信可能時点と一致するTTIの間、すなわち、自律送信周期Nのうちk回のTTIの間に、UEは、基地局のスケジューリングなしにE−DCHデータを送信する。式(1)及び式(2)において、TTI番号又はCFN番号及び上記自律送信周期Nの間のタイミング関係が明確に定義されないと、ネットワークにより決定された自律送信可能時点とUEにより判断された自律送信可能時点との間に不一致が発生することがある。従って、TTI番号(2msのTTIである場合)又はCFN番号(10msのTTIである場合)が自律送信周期Nの整数倍である時点で、上記自律送信周期Nが開始される。
一方、UEの自律送信可能時点は、特定の時点に限定されるのではなく、任意の時点でデータを送信するように設定されることができる。すなわち、E−DCHが最初に設定されるか又は再設定される場合に、UEは、自律送信可能時点を任意に決定するように許容される。従って、UEは、与えられた自律送信周期Nの間、任意の時点でk回のデータ送信を遂行することができる。例えば、UEは、自律送信のためのデータが発生する時点で自律送信を遂行する。すなわち、UEは、データが生成されるとすぐに自律送信のためのデータを送信することができる。もちろん、UEのデータ送信の回数は、N回のTTIのうちk回のTTIに限定される。
E−DCHのTTIの長さに基づいて、自律送信の具体的な例を下記に説明する。まず、10msのE−DCHのTTIである場合に、各UEの自律送信について説明する。
図5は、本発明の望ましい実施形態に従って、10msのE−DCHのTTIである場合に、各UEの自律送信時点を示すタイミング図である。図5において、UE0、UE1、及びUE2の自律送信周期Nは、すべて3であり、自律送信回数kは、すべて1である。そして、E−DCHが最初に設定されるか、又は再設定される場合に、UE0、UE1、及びUE2の自律送信可能時点を示す値は、それぞれ‘0’、‘1’、及び‘2’である。また、各UEに対するE−DCH送信時点は、相互に同期しない。
UE0は、式(1)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信可能時点‘0’と一致する時点を探し出す。CFN=0である場合と、CFN=3である場合に、上記自律送信判断値は、それぞれ0 mod 3=0、3 mod 3=0である。参照符号501及び502で示すように、上記設定された自律送信可能時点‘0’と一致するので、UE0は、CFN0及びCFN3のフレーム区間で自律送信を遂行する。
UE1は、式(1)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信可能時点‘1’と一致する時点を探し出す。CFN=4である場合と、CFN=7である場合に、上記自律送信判断値は、それぞれ4 mod 3=1、7 mod 3=1である。参照符号503及び504で示すように、上記設定された自律送信可能時点‘1’と一致するので、UE1は、CFN4及びCFN7のフレーム区間で自律送信を遂行する。
同様に、UE2は、式(1)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信可能時点‘2’と一致する時点を探し出す。CFN=203である場合と、CFN=206である場合に、上記自律送信判断値は、それぞれ203 mod 3=2、206 mod 3=2である。参照符号505及び506で示すように、上記設定された自律送信可能時点‘2’と一致するので、UE2は、CFN203及びCFN206のフレーム区間で自律送信を遂行する。
次に、2msのE−DCHのTTIである場合に、各UEの自律送信についてさらに詳細に説明する。
図6は、本発明の望ましい実施形態に従って、2msのE−DCHのTTIである場合に、各UEの自律送信時点を示すタイミング図である。図6において、UE0、UE1、UE2の自律送信周期Nは、すべて5であり、自律送信回数kは、すべて1である。そして、E−DCHが最初に設定されるか、又は再設定される場合に、UE0、UE1、及びUE2の自律送信可能時点を示す値は、それぞれ‘0’、‘1’、及び‘4’である。また、各UEに対するE−DCH送信時点は、相互に同期しない。
UE0は、式(2)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信可能時点‘0’と一致する時点を探し出す。CFN=0であり且つサブフレーム番号=0である場合と、CFN=1であり且つサブフレーム番号=0である場合に、上記自律送信判断値は、それぞれ(0×5+0) mod 5=0、(1×5+0)mod5=0である。参照符号601及び602で示すように、上記設定された自律送信可能時点‘0’と一致するので、UE0は、TTI#0及びTTI#5のサブフレーム区間で自律送信を遂行する。
UE1は、式(2)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信可能時点‘1’と一致する時点を探し出す。CFN=6であり且つサブフレーム番号=1である場合と、CFN=7であり且つサブフレーム番号=1である場合に、上記自律送信判断値は、それぞれ(6×5+1)mod5=1、(7×5+1)mod5=1である。参照符号603及び604で示すように、上記設定された自律送信可能時点‘1’と一致するので、UE1は、TTI#31及びTTI#36のサブフレーム区間で自律送信を遂行する。
同様に、UE2は、式(2)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信可能時点‘4’と一致する時点を探し出す。CFN=200であり且つサブフレーム番号=4である場合と、CFN=201であり且つサブフレーム番号=1である場合と、そして、CFN=202であり且つサブフレーム番号=4である場合に、上記自律送信判断値は、それぞれ(200×5+4)mod 5=4、(201×5+4)mod 5 =4、(202×5+4)mod 5=4である。参照符号605、606、607で示すように、上記設定された自律送信可能時点‘4’と一致するので、UE2は、TTI#1004、TTI#1009、及びTTI#1014のサブフレーム区間で自律送信を遂行する。
上述したように、UEが自律送信時点を任意に決定する方法を考慮することができ、例えば、上記任意の自律送信時点は、自律送信のためのデータが発生する時点である。
以上では、10msのTTI及び2msのTTIの場合に基づく実施形態について説明する。もちろん、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、異なるTTIの長さに関連したCFN及びサブフレーム番号を使用して、自律送信可能時点を示すことができることが分かる。具体的に、TTIの長さが10msの1/nに減少された場合に、式(2)は、式(3)のように変形される。式(3)において、サブフレームの長さが10ms/nであり、n個のサブフレームが1つの10msフレームを構成する。サブフレーム番号は、0からn−1のうちの1つの値を有する。
Figure 0004101825
上述したように、E−DCH自律送信を遂行する場合に、UEは、自律送信周期Nの間k回の送信を介してE−DCHデータを送信し、相対的に低い実効データ送信率を有する。また、自律送信可能時点は、UE別に異なる値を有し、これによって、セル全体のRoTレベルが平均的に減少される。最初のE−DCHのためにTFCSを設定する場合に、RNCは、上記Nとk及び各UEの自律送信可能時点をそれぞれの基地局及びUEに通知することによって、付加的なオーバーヘッドを最小にすることができる。特定のイベントが発生する場合にも、上記パラメータは、更新される。さらに、上記パラメータは、個々のUEの単位ではなく、セル単位あるいは所定のUEグループ単位に更新されることができる。上述した方式に基づく自律送信は、DCHなしに、E−DCHのみが設定されている独立した(stand-alone)E−DCH状況で小さいサイズのデータを送信する場合に有用である。
図7は、本発明の望ましい実施形態に従って、自律送信を制御する装置を示す。上記装置は、UMTSシステムの内部、望ましくは、RNC内に備えられる。
図7を参照すると、自律送信パラメータ決定器702を動作するのに必要な入力情報701は、各UEの容量、QoS、自律送信のために許容された最大送信遅延時間、セル内でE−DCHサービスを使用するUEの数、セル内の可用なRoTレベル、及びTFC最小集合内の自律送信のためのE−DCHデータ送信率を含む。自律送信パラメータ決定器702の具体的な動作は、上述した通りである。すなわち、自律送信パラメータ決定器702は、入力情報701から、相対的に低い実効データ送信率を有し、該当送信時点が各UE間に相互に重ならないようにする自律送信周期N、自律送信回数k、及び各UEの自律送信可能時点のような自律送信パラメータを決定する。送信部は、上記決定された自律送信パラメータ703をシグナリングを介してそれぞれの基地局及びUEへ送信する。
図8は、本発明の望ましい実施形態に従って、UEで自律送信を遂行する装置を示すブロック図である。自律送信を遂行するE−DCHに関連した構成要素のみを図8に示す。
図8において、UEの受信部806は、RNCから自律送信周期N、自律送信回数k、及び自律送信可能時点のような自律送信パラメータを受信する。E−DCHパケット送信器805を制御するE−DCH制御部807は、E−DCHデータ送信率決定器803及びE−DCH送信制御器804を構成する。E−DCHデータ送信率決定器803は、E−DCHを介して送信されるデータを貯蔵するE−DCHデータバッファ801からバッファリングされたE−DCHデータ量を示すバッファ状態情報802を取得する。すると、E−DCHデータ送信率決定器803は、現在使用可能なUEの送信電力、セル内のUEの容量、現在使用可能なTFCS、及びバッファ状態情報802を考慮して、E−DCHデータ送信率を決定する。上記決定されたE−DCHデータ送信率又はTFCが‘最小集合’に属するか、又は、データバッファ801に貯蔵されたE−DCHデータが自律送信サービスのために使用されることができると、E−DCH送信制御器804は、上記バッファリングされたE−DCHデータをスケジューリングなしに自律送信を介して送信するように決定する。上述したように、自律送信を遂行する場合に、E−DCHは、自律送信モードにある。
E−DCH送信制御器804は、上記決定されたE−DCHデータ送信率に従ってE−DCH送信フォーマットを決定し、上記決定されたE−DCH送信フォーマットをE−DCHパケット送信器805に印加する。E−DCH送信制御器804は、上記自律送信可能時点、自律送信周期N、自律送信回数kなどのような自律送信パラメータからE−DCHデータの自律送信時点を決定する。上記E−DCH送信フォーマットを示す制御情報は、E−DCHのための物理制御チャンネルである向上した専用物理制御チャンネル(Enhanced dedicated physical control channel;E−DPCCH)を介して基地局へ送信される。E−DCHパケット送信器805は、上記E−DCH送信フォーマット及び上記自律送信時点に基づいて、E−DCHデータバッファ801から指定されたE−DCHデータ量を取ってきて、上記取ってきたE−DCHデータのチャンネル符号化及び変調を行った後に、E−DCHのための物理データチャンネルである向上した専用物理データチャンネル(Enhanced dedicated physical data channel;E−DPDCH)を介して送信する。
一方、E−DCH送信率決定器803で決定された上記E−DCHデータ送信率又はTFCが上記‘最小集合’に属しないか、又は、データバッファ801に貯蔵されたE−DCHデータが自律送信サービスのために使用されることができないと、E−DCH送信制御器804は、自律送信を介して上記E−DCHデータを送信することができない。この場合、E−DCH送信制御器804は、上記決定されたE−DCHデータ送信率及び基地局から報告されたスケジューリング割当て情報に従って、E−DCH送信フォーマットを決定して、E−DCHパケット送信器805に印加する。このように、上記報告されたスケジューリング割当て情報を使用する場合に、E−DCHは、基地局の制御スケジューリングモードに存在する。上記スケジューリング割当て情報は、UEから基地局に報告されたスケジューリング情報、すなわち、送信されるデータ量を示すバッファ状態情報及び送信電力を示す電力情報に従って、基地局のスケジューラーによって決定される。
同様に、上記E−DCH送信フォーマットを示す情報は、E−DCHのための物理制御チャンネルであるE−DPCCHを介して送信される。すると、E−DCHパケット送信器805は、上記E−DCH送信フォーマットに基づいて、E−DCHデータバッファ801から指定されたE−DCHデータ量を取ってきて、上記取ってきたE−DCHデータのチャンネル符号化及び変調を行った後に、E−DCHのための物理データチャンネルであるE−DPDCHを介して送信する。
図9は、本発明の他の望ましい実施形態によるE−DCH TTIが2msである場合の各UEに対する自律送信時点を示すタイミング図である。図9において、すべてのUEの自律送信周期Nは、8であり、自律送信回数kは、3である。そして、E−DCHが最初に設定されるか、又は再設定される場合に、RNCは、セルの状況を考慮して、各UEに対する自律送信可能時点を設定する。UE0は、上記自律送信周期N=8内で0番目、3番目、及び6番目のTTIで自律送信可能時点を有する。UE1は、上記自律送信周期N=8内で1番目、4番目、及び7番目のTTIで自律送信可能時点を有する。UE2は、上記自律送信周期N=8内で0番目、2番目、及び5番目のTTIで自律送信可能時点を有する。また、各UEに対するE−DCH送信時点は、相互に同期しない。
RNCは、上記自律送信可能時点をシグナリングを介してそれぞれの基地局及びUEへ通知する。RNCは、各UEの容量及びQoS、自律送信のために許容された最大送信遅延時間、セル内のE−DCHサービスを用いるUEの数、セル内の可用なRoTレベル、TFC最小集合内の自律送信のためのE−DCHデータ送信率などを考慮して、上記自律送信可能時点を決定する。上述した条件は、個別的に用いられるか、又は、幾つかの条件の組合せで用いられる。
RNCは、ビットマップフォーマットにて、‘自律送信可能時点’及び‘自律送信不能時点’を各UEに通知する。例えば、上記UE0が上記自律送信周期N=8内で0番目、3番目、及び6番目のTTIで自律送信可能時点を有するので、上記UE0の自律送信可能時点を示すビットマップフォーマットは、[1,0,0,1,0,0,1,0]を使用して報告される。このとき、上記ビットマップのサイズは、上記自律送信周期Nと同一である。それぞれのビット位置及び自律送信周期N内のTTI番号は、一対一の対応関係を有する。上記ビットマップにおいて、‘1’は、‘自律送信許容’を示し、‘0’は、‘自律送信不可’を示す。
このとき、上記自律送信周期Nと1つのフレーム内のE−DCH TTIの個数(すなわち、2msのTTIである場合には、5つのTTI、10msのTTIである場合には、1つのTTI)との正確なタイミング関係を定義するために、E−DCH TTI番号(2msのTTIである場合)又はCFN番号(10msのTTIである場合)が上記自律送信周期Nの整数倍である時点が上記自律送信周期Nの開始時点と一致するようにする。
同様に、上記UE1が自律送信周期N=8内で1番目、4番目、及び7番目のTTIで自律送信可能時点を有するので、上記UE1の自律送信可能時点を示すビットマップフォーマットは、[0,1,0,0,1,0,0,1]を使用して報告される。上記UE2が自律送信周期N=8内で0番目、2番目、及び5番目のTTIで自律送信可能時点を有するので、上記UE2の自律送信可能時点を示すビットマップフォーマットは、[1,0,1,0,0,1,0,0]を使用して報告される。
UE0は、式(2)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信周期N=8内で自律送信可能時点である0番目、3番目、及び6番目のTTIと一致する時点を探し出す。例えば、CFN=0であり且つサブフレーム番号=0である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘0’と一致する(0×5+0) mod 8=0である。例えば、CFN=0であり且つサブフレーム番号=3である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘3’と一致する(0×5+3) mod 8=3である。CFN=1であり且つサブフレーム番号=1である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘6’と一致する(1×5+1) mod 8=6である。例えば、上記UE0は、TTI#0 901、TTI#3 902、及びTTI#6 903のサブフレームで自律送信を遂行する。
UE1は、式(2)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信周期N=8内で自律送信可能時点である1番目、4番目、及び7番目のTTIと一致する時点を探し出す。例えば、CFN=8であり且つサブフレーム番号=1である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘1’と一致する(8×5+1) mod 8=1である。例えば、CFN=8であり且つサブフレーム番号=4である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘4’と一致する(8×5+4) mod 8=4である。CFN=9であり且つサブフレーム番号=2である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘7’と一致する(9×5+2) mod 8=7である。例えば、上記UE1は、TTI#41 904、TTI#44 905、及びTTI#47 906のサブフレームで自律送信を遂行する。
UE2は、式(2)によって計算された自律送信判断値が上記設定された自律送信周期N=8内で自律送信可能時点である0番目、2番目、及び5番目のTTIと一致する時点を探し出す。例えば、CFN=200であり且つサブフレーム番号=0である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘0’と一致する(200×5+0) mod 8=0である。例えば、CFN=200であり且つサブフレーム番号=2である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘2’と一致する(200×5+2) mod 8=2である。CFN=201であり且つサブフレーム番号=0である場合に、上記自律送信判断値は、上記設定された自律送信可能時点‘5’と一致する(201×5+0) mod 8=5である。例えば、上記UE2は、TTI#1000 907、TTI#1002 908、及びTTI#1005 909のサブフレームで自律送信を遂行する。
本実施形態に従って、UE内で自律送信を制御する装置及び自律送信を遂行する装置は、図7及び図8を用いて、容易に実現することができるので、その詳細な説明を省略する。
下記の実施形態は、自律送信ランプアップ(autonomous ramp-up)スケジューリングが本発明の実施形態に従って使用される場合に、送信周期Nの間k回の自律送信を遂行する方式を開示する。この場合に、UEは、TFC最小集合に属しないTFCに対しても送信周期Nの間k回の自律送信を遂行し、これによって、上りリンクの干渉量を減少させる。
上記自律データ送信率ランプアップスケジューリング方式は、基地局の制御スケジューリング方式のうちの1つである。上記自律送信ランプアップ方式によれば、UEのバッファから送信されるデータ量が十分に多くて、UEの送信可能な電力が十分である場合に、UEは、基地局が許容した最大データ送信率を示すアブソルートグラント(absolute grant;AG)まであらかじめ定義された増加量だけ自律的にデータ送信率を継続して増加させつつデータを送信する。従って、UEは、基地局から割り当てられた上記AG以内で自律送信を遂行することができ、基地局は、上記AGを介してセルのRoTを管理する。
この場合に、基地局が許容したAGに該当するデータ送信率を使用するUEの数が増加するか、又は、上記AGに近い高いデータ送信率でデータを送信するUEの数が増加すると、過度な上りリンクの干渉によって、セル容量の減少又は基地局のハードウェア資源への負担を与える。従って、このような問題点を解決するために、本発明の実施形態は、上記自律データ送信率ランプアップスケジューリング方式にてUEの自律送信を保証し、自律送信周期N以内でk回の自律送信を可能にする。その結果、上りリンクの干渉を低減させ、基地局のハードウェア資源への負担を軽減させる。
この場合に、図7の自律送信パラメータ決定器702は、上記TFC最小集合内の自律送信のためのE−DCH送信率を参照する代わりに、上記自律データ送信率ランプアップスケジューリング方式にて、基地局が許容したUEの最大データ送信率を示す上記AGを参照する。また、図8のE−DCHデータ送信率決定器803で決定されたデータ送信率が上記TFC最小集合に属していないとしても、基地局から割り当てられたAG内に含まれていると、UEは、自律送信を遂行することができる。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。すなわち、UEがRNCによって設定されたTFC最小集合又は送信されるデータのサービス特性に従う自律送信を遂行する場合、あるいは、自律送信ランプアップスケジューリングが使用された場合について説明した。しかしながら、本発明の実施形態は、システムに従ってあらかじめ設定された送信フォーマット以外に、任意の送信フォーマットを可変的に使用する場合に有用である。このような場合は、上述した実施形態の変形によって実現されることができる。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
従来の無線通信システムにおけるE−DCHを介した上りリンクパケットの送信を示す図である。 従来のE−DCHを介した送受信過程を示すメッセージフロー図である。 UEのデータ送信率を制御するためのE−DCHのTFCを示す図である。 本発明の望ましい実施形態によるE−DCHの自律送信のためのパラメータを決定する手順を示すフローチャートである。 本発明の望ましい実施形態によるE−DCH送信時間区間(TTI)が10msである場合の各UEに対する自律送信時点を示すタイミング図である。 本発明の望ましい実施形態によるE−DCH TTIが2msである場合の各UEに対する自律送信時点を示すタイミング図である。 本発明の望ましい実施形態による自律送信パラメータ決定器を示す図である。 本発明の望ましい実施形態による自律送信を遂行するUEの送信装置を示すブロック図である。 本発明の他の望ましい実施形態によるE−DCH TTIが2msである場合の各UEに対する自律送信時点を示すタイミング図である。
符号の説明
801 E−DCHデータバッファ
802 バッファ状態情報
803 E−DCHデータ送信率決定器
804 E−DCH送信制御器
805 E−DCHパケット送信器
806 受信部
807 E−DCH制御部を構成する。

Claims (40)

  1. 向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの端末機で自律送信を遂行する方法であって、
    自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を受信するステップと、
    スケジューリングされない送信に使用されるデータを確認するステップと、
    前記確認されたデータを前記自律送信周期N以内の前記k回の自律送信可能時点で、前記向上した上りリンク専用チャンネルを介して送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記自律送信情報は、
    N個のビットから構成され、特定のビット値を使用して、k回の自律送信可能時点を示すビットマップを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記自律送信情報は、
    上りリンクパケットデータサービスを提供する端末機の容量と、要求されるサービス品質(QoS)と、前記端末機の個数、及びセル内の使用可能な上りリンク無線資源とのうちの少なくとも1つを考慮して決定された実効データ送信率及び許容された最大送信遅延時間に従って決定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記スケジューリングされない送信に使用されるデータは、サービスタイプ又はデータ送信率に従って決定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記確認するステップは、上位階層シグナリング情報を送信するためのシグナリングラジオベアラー(SRB)と、あらかじめ決定された送信率を保証するためのGBRサービスのデータと、及びスケジューリング情報とのうちの少なくとも1つを前記スケジューリングされない送信を遂行するデータとして決定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 前記確認されたデータを送信するステップは、前記自律送信可能時点で無線網制御器(RNC)により許容されたデータ送信率を用いて前記確認されたデータを送信することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記データを送信するステップは、
    前記端末機が接続する基地局との通信で使用されるフレームを識別する接続フレーム番号(CFN)及びサブフレーム番号に従って自律送信判断値を計算するステップと、
    前記自律送信判断値が前記自律送信可能時点と一致する送信時間区間(TTI)で前記データを送信するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 前記E−DCHの送信時間区間(TTI)の長さがフレーム長さの1/nである場合に、前記自律送信判断値は、(CFN*n+サブフレーム番号) mod Nで計算されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの端末機で自律送信を遂行する装置であって、
    自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を受信する受信部と、
    前記E−DCHを介して送信されるデータを貯蔵するデータバッファと、
    前記データバッファに貯蔵されたデータのうち、スケジューリングされない送信に使用されるデータを確認する制御部と、
    前記自律送信周期N以内の前記k回の自律送信可能時点で、前記確認されたデータを前記上りリンク専用チャンネルを介して送信する送信部と、
    を含むことを特徴とする装置。
  10. 前記自律送信情報は、N個のビットから構成され、特定のビット値を使用してk回の自律送信可能時点を示すビットマップを有することを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 前記自律送信情報は、上りリンクパケットデータサービスを提供する端末機の容量と、要求されるサービス品質(QoS)と、前記端末機の個数、及びセル内の使用可能な上りリンク無線資源とのうちの少なくとも1つを考慮して決定された実効データ送信率及び許容された最大送信遅延時間に従って決定されることを特徴とする請求項9記載の装置。
  12. 前記スケジューリングされない送信に使用されるデータは、サービスタイプ又はデータ送信率によって決定されることを特徴とする請求項9記載の装置。
  13. 前記制御部は、
    上位階層シグナリング情報を送信するためのシグナリングラジオベアラー(SRB)と、あらかじめ決定された送信率を保証するためのGBRサービスのデータと、及びスケジューリング情報とのうちの少なくとも1つを前記スケジューリングされない送信を遂行するデータとして決定することを特徴とする請求項9記載の装置。
  14. 前記送信部は、前記自律送信可能時点で無線網制御器(RNC)により許容されたデータ送信率を用いて前記確認されたデータを送信することを特徴とする請求項9記載の装置。
  15. 前記送信部は、前記端末機が接続する基地局との通信で使用されるフレームを識別する接続フレーム番号(CFN)及びサブフレーム番号に従って自律送信判断値を計算し、前記自律送信判断値が前記自律送信可能時点と一致する送信時間区間(TTI)で、前記データを送信することを特徴とする請求項9記載の装置。
  16. 前記E−DCHの送信時間区間(TTI)の長さがフレーム長さの1/nである場合に、前記自律送信判断値は、(CFN*n+サブフレーム番号) mod Nで計算されることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの無線網制御器で端末機の自律送信を制御する方法であって、
    端末機が自律送信を遂行するための自律送信周期Nを決定し、前記自律送信のための実効データ送信率を考慮して、前記自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を決定するステップと、
    前記決定された自律送信周期N以内で、前記k回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を前記端末機へ送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 前記決定するステップは、上りリンクパケットデータサービスを提供する端末機の容量と、要求されるサービス品質(QoS)と、前記端末機の個数、及びセルの内の使用可能な上りリンク無線資源とのうちの少なくとも1つを考慮して、前記自律送信のための実効データ送信率を決定するステップと、
    前記実効データ送信率及び許容される最大送信遅延時間に従って、前記N及び前記kの値を決定するステップと、
    前記N及び前記kの値を使用して、前記端末機に対する自律送信可能時点が相互に重畳されないように決定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記自律送信情報は、N個のビットから構成され、特定のビット値を使用して、k回の自律送信可能時点を示すビットマップを有することを特徴とする請求項17記載の方法。
  20. 前記自律送信情報は、サービスタイプ又はデータ送信率に従ってスケジューリングされない送信に使用されるデータに対して設定されることを特徴とする請求項17記載の方法。
  21. 前記自律送信情報は、上位階層シグナリング情報を送信するためのシグナリングラジオベアラー(SRB)と、あらかじめ決定された送信率を保証するためのGBRサービスのデータと、及びスケジューリング情報とのうちの少なくとも1つに対して設定されることを特徴とする請求項17記載の方法。
  22. 向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの無線網制御器で端末機の自律送信を制御する装置であって、
    端末機が自律送信を遂行するための自律送信周期Nを決定し、前記自律送信のための実効データ送信率を考慮して、前記自律送信周期N以内でk回の自律送信可能時点を決定する自律送信パラメータ決定器と、
    前記決定された自律送信周期N以内で、前記k回の自律送信可能時点を示す自律送信情報を前記端末機へ送信する送信部と
    を含むことを特徴とする装置。
  23. 前記自律送信パラメータ決定器は、
    上りリンクパケットデータサービスを提供する端末機の容量と、要求されるサービス品質(QoS)と、前記端末機の個数、及びセル内の使用可能な上りリンク無線資源とのうちの少なくとも1つを考慮して、前記自律送信のための実効データ送信率を決定し、
    前記実効データ送信率及び許容される最大送信遅延時間に従って、前記N及び前記kの値を決定し、前記N及び前記kの値を使用して、前記端末機に対する自律送信可能時点が相互に重畳されないように決定することを特徴とする請求項22記載の装置。
  24. 前記自律送信情報は、N個のビットから構成され、特定のビット値を使用して、k回の自律送信可能時点を示すビットマップを有することを特徴とする請求項22記載の装置。
  25. 前記自律送信情報は、サービスタイプ又はデータ送信率に従ってスケジューリングされない送信に使用されるデータに対して設定されることを特徴とする請求項22記載の装置。
  26. 前記自律送信情報は、上位階層シグナリング情報を送信するためのシグナリングラジオベアラー(SRB)と、あらかじめ決定された送信率を保証するためのGBRサービスのデータと、及びスケジューリング情報とのうちの少なくとも1つに対して設定されることを特徴とする請求項22記載の装置。
  27. 向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムにおいて、上りリンクデータを送信する方法であって、
    送信されるデータ量を示すバッファ状態及び上りリンク送信電力に関するスケジューリング情報を送信するステップと、
    前記スケジューリング情報に基づくスケジューリング割当て情報及び送信周期N以内でk回の送信可能時点を示す自律送信情報のうちの少なくとも1つを受信するステップと、前記N及び前記kは、前記E−DCHの送信時間区間(TTI)の単位に設定され、
    基地局の制御スケジューリングモードで、前記スケジューリング割当て情報に従って上りリンクデータを送信するステップと、
    自律送信モードで、前記自律送信情報に従って、前記送信可能時点で上りリンクデータを送信するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  28. 前記自律送信情報は、N個のビットから構成され、特定のビット値を使用して、k回の自律送信可能時点を示すビットマップを有することを特徴とする請求項27記載の方法。
  29. 前記自律送信情報は、上りリンクパケットデータサービスを提供する端末機の容量と、要求されるサービス品質(QoS)と、前記端末機の個数、及びセル内の使用可能な上りリンク無線資源とのうちの少なくとも1つを考慮して決定された実効データ送信率及び許容された最大送信遅延時間に従って決定されることを特徴とする請求項27記載の方法。
  30. 前記データのサービスタイプ又は送信率に従って、前記基地局の制御スケジューリングモード又は前記自律送信モードを選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項27記載の方法。
  31. 前記自律送信モードは、上位階層シグナリング情報を送信するためのシグナリングラジオベアラー(SRB)と、あらかじめ決定された送信率を保証するためのGBRサービスのデータと、及びスケジューリング情報とのうちの少なくとも1つのために使用されることを特徴とする請求項27記載の方法。
  32. 前記自律送信モードで前記上りリンクデータを送信するステップは、前記端末機が接続する基地局との通信で使用されるフレームを識別する接続フレーム番号(CFN)及びサブフレーム番号に従って自律送信判断値を計算し、前記自律送信判断値が前記自律送信可能時点と一致する送信時間区間(TTI)で前記データを送信することを特徴とする請求項27記載の方法。
  33. 前記E−DCHの送信時間区間(TTI)の長さがフレーム長さの1/nである場合に、前記自律送信判断値は、(CFN*n+サブフレーム番号) mod Nで計算されることを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 向上した上りリンク専用チャンネル(E−DCH)を支援する移動通信システムの端末機で上りリンクデータを送信する装置であって、
    スケジューリング情報に基づくスケジューリング割当て情報及び送信周期N以内でk回の送信可能時点を示す自律送信情報のうちの少なくとも1つを受信する受信部と、前記N及び前記kは、前記E−DCHの送信時間区間(TTI)の単位に設定され、
    前記E−DCHを介して送信される上りリンクデータを貯蔵するデータバッファと、
    前記データバッファに貯蔵されたデータを送信するために、基地局の制御スケジューリングモード又は自律送信モードを選択する制御部と、
    前記基地局の制御スケジューリングモードで、前記スケジューリング割当て情報に従って上りリンクデータを送信し、前記自律送信モードで、前記自律送信情報に従って前記送信可能時点で上りリンクデータを送信する送信部と
    を含むことを特徴とする装置。
  35. 前記自律送信情報は、
    N個のビットから構成され、特定のビット値を使用して、k回の自律送信可能時点を示すビットマップを有することを特徴とする請求項34記載の装置。
  36. 前記自律送信情報は、上りリンクパケットデータサービスを提供する端末機の容量と、要求されるサービス品質(QoS)と、前記端末機の個数と、及びセル内の使用可能な上りリンク無線資源とのうちの少なくとも1つを考慮して決定された実効データ送信率及び許容された最大送信遅延時間に従って決定されることを特徴とする請求項34記載の装置。
  37. 前記制御部は、前記データのサービスタイプ又は送信率に従って、前記基地局の制御スケジューリングモード又は前記自律送信モードを選択することを特徴とする請求項34記載の装置。
  38. 前記自律送信モードは、上位階層シグナリング情報を送信するためのシグナリングラジオベアラー(SRB)と、あらかじめ決定された送信率を保証するためのGBRサービスのデータと、及びスケジューリング情報とのうちの少なくとも1つのために使用されることを特徴とする請求項34記載の装置。
  39. 前記送信部は、前記端末機が接続する基地局との通信で使用されるフレームを識別する接続フレーム番号(CFN)及びサブフレーム番号に従って自律送信判断値を計算し、前記自律送信判断値が前記自律送信可能時点と一致する送信時間区間(TTI)で、前記データを送信することを特徴とする請求項34記載の装置。
  40. 前記E−DCHの送信時間区間(TTI)の長さがフレーム長さの1/nである場合に、前記自律送信判断値は、(CFN*n+サブフレーム番号) mod Nで計算されることを特徴とする請求項39記載の装置。

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