JP4101566B2 - コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法、再生方法、記録装置、再生装置、相変化光ディスク媒体および光磁気ディスク媒体 - Google Patents

コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法、再生方法、記録装置、再生装置、相変化光ディスク媒体および光磁気ディスク媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツを編集、放送あるいはコンテンツを配信する際に使用するコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法、再生方法、記録装置、再生装置、相変化光ディスク媒体および光磁気ディスク媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
まず、従来から存在し、動画映像信号、静止画映像信号、音声信号を単独、あるいは混合して記録再生して個人で楽しむための民生用途、あるいは、コンピュータデータの大容量データ保存用として用いられるランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体と光磁気ディスク媒体について説明する。
【0003】
まず、ランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体の例としては、PD(IS/IEC15485規格)、DVD−RAM Ver.1.0(片面2.6GBタイプ:ISO/IEC16824規格)、DVD−RAM Ver.2.1(片面4.7GBタイプ)、DVD−RW Ver.1.1、+RWフォーマット(片面3.0GBタイプ:ECMA−274規格)、+RWフォーマット(片面4.7GBタイプ)、およびMMVF方式等がある。
【0004】
これら相変化光ディスク媒体のうち、DVD−RAMやMMVF方式ではランド部とグルー部の両方にコンテンツ信号を記録するようにし、また、DVD−RWや+RWフォーマットでは、主として記録するデータのアドレス信号となるピットをランド部に記録し、コンテンツ信号はグルー部に記録するようにしている。
【0005】
また、ランド−グルー構造を有する光磁気ディスク媒体の例としては、MO(3.5インチ片面2.3GBタイプ)、MO(5.25インチ両面9.1GBタイプ)、iDフォーマット(直径50mm730MB)等がある。
【0006】
これら光磁気ディスク媒体は、いずれも、ランド部とグルー部の両方にデータが記録されるフォーマットを有するものである。
また、これら光磁気ディスク媒体は、図7に示すように、ランド部Lとグルー部Gとでレーザ波長の4分の1から6分の1ほどの高さの段差をもち、データ記録トラックが1μm以下のトラック間隔を持ちながら、中心からスパイラル状に広がるトラックを有している。
【0007】
上述した相変化光ディスク媒体や光磁気ディスク媒体に、実際のコンテンツ信号となるデジタルデータを記録するには、コンテンツ信号を構成する各種データを多重化(マルチプレックス)してシリアルに配置し、このシリアル配置したデータをスパイラル状に広がるトラック(後述する本発明の説明で使用する図面、図3参照)にデジタル情報として記録する。また、記録したデータを再生するには、再生信号をデマルチプレックスして映像信号と音声信号とに分離し、映像信号は、映像信号と音声信号の時間的な同期を取ったうえで、関連する付加データを付して表示している。
【0008】
このとき、コンテンツ信号の時間情報としては、例えば、書き換え型DVDの動画記録方式として代表されるMPEG−2 Program Stream(ISO/IEC13818−1規格)動画圧縮並びに蓄積方式では、タイムスタンプがディスク上に記録されるコンテンツの時間管理情報として用いられる。
また、デジタル放送の伝送並びにデータの蓄積に用いる MPEG−2 Transport Stream(ISO/IEC13818−1規格)動画圧縮並びに伝送方式においては、タイムスタンプが、送信側と受信側の同期をとる目安として、あるいはデータの時間管理情報として用いられている。
【0009】
次に、ランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体と光磁気ディスク媒体を使用しないでコンテンツの記録再生を行う場合について説明する。
従来、テレビ放送用の高精細動画像を中心とするコンテンツの記録再生、編集、および送出の各用途に用いられる記録再生装置として放送業務用VTRが挙げられる。放送業務用VTRには、ITU−RRec.BT.657規格、IEC61179規格、IEC61327規格、およびIEC61875規格のVTRなどがある。
【0010】
図8は、放送業務用VTRの記録フォーマットの一例を示している。
放送業務用VTRにおいては、コンテンツの記録再生と編集は、記録されているコンテンツの編集のタイミングの目安として、例えば、SMPTE12M規格に準拠したタイムコードが、動画あるいは音声コンテンツ信号とは独立したタイムコードトラックに記録されている。
【0011】
また、放送業務用VTRにおいては、コンテンツ制作時や送出時におけるVTR再生と送出時に、あらかじめ決められた時間位置から再生することを可能にするCue信号が、動画あるいは音声コンテンツ信号とは独立したキュートラックに記録されている。
【0012】
これらのコンテンツの付加的な管理情報(タイムコードおよびCue信号)については、コンテンツがテープの幅方向の大部分を占める領域に記録されるのに対し、最もデータのドロップアウトが激しく、従って、データ記録の信頼度が低いテープの端に記録されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来からの民生用途、あるいは、コンピュータデータの大容量データ保存用として用いられるランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体(従来の民生用書き換え型光ディスク記録再生装置)を使用してコンテンツの制作を行う場合、それらディスク媒体には、とりわけ動画をはじめとしたコンテンツ編集用の時間情報となる、例えば、SMPTE12M規格のタイムコードに準拠するものは存在しない。従って、従来の民生用書き換え型光ディスク記録再生装置は、タイムコードを用いて自動再生や自動送出を行うコンテンツ制作、放送および配信業務には適していない。
【0014】
また、従来の民生用書き換え型光ディスク記録再生装置においては、動画、静止画、音声やそれに付随するデータを多重化してシリアルに記録し、再生するときに、それら多重化した動画ほかのデータをデマルチプレックス化する方法をとっており、このとき、シリアルに記録したコンテンツの時間情報はリアルタイムに光ディスク上のデータ近傍の別領域で管理していない。
【0015】
このため、もし、多重化したデータが光ディスク上にシリアルに記録されたとしても、データの欠損やディスク媒体の欠陥などによる不完全な記録状態など、何らかの原因で光ディスク上においてデータが不完全に記録され、コンテンツの時間経過情報がコンテンツとの関連を失った場合、動画編集などのコンテンツ制作時において、他の制作用機器との時間同期タイミングを損なってしまうという解決すべき課題がある。また、秒単位での正確なコンテンツの放送時間管理を伴うコンテンツ制作業務においても、時間情報のデータ欠損は業務運用に支障をもたらす。
【0016】
また、従来の民生用書き換え型光ディスク記録再生装置においては、コンテンツ制作時、送出時におけるVTRの再生、および送出時に必要な再生制御タイミング信号となるCue信号の付加機能がなく、そのため、コンテンツを正確なタイミングで自動再生や自動送出する際に必要なタイミング信号、およびタイミング信号を記録する記録領域が存在せず、従って、従来の民生用書き換え型光ディスク記録再生装置はコンテンツの制作、放送、および配信業務に適していない。
【0017】
また、VTRを使用してコンテンツの制作を行う場合、例えば、テープ状記録媒体に記録されたコンテンツの繰り返し再生がシームレスにできないなど、書き換え型光ディスク記録再生装置に比べ特殊再生の機能が制限され、放送番組などのコンテンツ制作や送出の柔軟性に欠ける。また、VTRの場合、テープ状記録媒体に記録されたコンテンツの頭出しが遅いことから、複数番組をVTRテープから送出、放送するには、ディスク記録再生装置を用いた場合に比べ作業に時間や労力を要する。
【0018】
本発明の目的は、ランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体を使用して、業務用として十分使用に耐えるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録を可能にするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法、再生方法、記録装置、再生装置、相変化光ディスク媒体および光磁気ディスク媒体を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法は、動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つをシリアル信号の形態で含むコンテンツ信号と、該コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号からなる前記コンテンツの時間管理情報信号とをそれぞれ符号化し、それら符号化したコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とをランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の相互に隣接するグルー部とランド部にそれぞれ記録するようにしたことを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法は、前記タイムコードをコンテンツ信号の1テレビフレーム期間にわたって繰り返し記録することを特徴とするものである。
【0021】
また、本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法は、前記コンテンツの時間管理情報信号が、SMPTE12M規格に準拠したタイムコードおよび/またはCue信号であることを特徴とするものである。
【0022】
また、本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の再生方法は、ランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の相互に隣接するグルーブ部とランド部にそれぞれ記録されている動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つをシリアル信号の形態で含む符号化されたコンテンツ信号と、該コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号からなる前記コンテンツ信号の符号化されたコンテンツの時間管理情報信号とを読出し、復号化するコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の再生方法であって、前記コンテンツ信号と前記コンテンツ時間管理情報信号をそれぞれ独立の光ビームによって読み出し、復号化して、該コンテンツ信号がコンテンツ時間管理情報信号によってコンテンツのフレーム精度で再生・送出が行われることを特徴とするものである。
【0023】
また、本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録装置は、動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つを多重化する多重化手段、該多重化手段により多重化された信号を符号化する第1の符号化手段、該第1の符号化手段により符号化された信号に則った第1の記録マークをランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体のグルー部に形成する手段、前記コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号を符号化する第2の符号化手段、および該第2の符号化手段により符号化された信号に則った第2の記録マークをランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の前記第1の記録マークを形成するグルー部に隣接するランド部に形成する手段を具えてなることを特徴とするものである。
【0024】
また、本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の再生装置は、ランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体のグルーブ部に形成され、動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つをシリアル信号の形態で含む符号化されたコンテンツ信号に対応している記録マークを読み取る第1のマーク読み取り手段、該第1のマーク読み取り手段により読み取られた信号を復号化する第1の復号化手段、該第1の復号化手段により復号化された信号をデマルチプレックス化しコンテンツ信号を出力する第1のデマルチプレックス化手段、ランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の前記グルーブ部に隣接するランド部に形成され、前記コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号に対応している記録マークを読み取る第2のマーク読み取り手段、該第2のマーク読み取り手段により読み取られた信号を復号化する第2の復号化手段、および該第2の復号化手段により復号化された信号をデマルチプレックス化しコンテンツ時間管理信号を出力する第2のデマルチプレックス化手段、を具え、前記第1のマーク読み取り手段と前記第2のマーク読み取り手段において読み取りに用いられるそれぞれの光ビームは独立しており、前記第1のデマルチプレックス化手段により出力されるコンテンツ信号を、前記第2のデマルチプレックス化手段により出力されるコンテンツ時間管理信号によってコンテンツのフレーム精度で再生・送出することを特徴とするものである。
【0025】
また、本発明相変化光ディスク媒体は、本発明による記録方法によってコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とが記録されていることを特徴とするものである。
【0026】
また、本発明光磁気ディスク媒体は、本発明による記録方法によってコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とが記録されていることを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照し、発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
まず、本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録装置および再生装置(以下、記録再生装置と言う)をその第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置の第1の実施形態をブロツク図にて示している。
図1において、1はコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置、2は記録再生ディスク、3,4は光ビーム、5は対物レンズ、6は支持部、7はモータ、8は回転制御回路部、9は操作部、10は記録再生光ヘッド、11は対物レンズ駆動回路部、12は制御部、13−1はグルー部信号記録再生手段、13−2はランド部信号記録再生手段、14−1はグルー部信号入出力処理手段、14−2はランド部信号入出力処理手段、15−1,15−2は信号多重化手段、および16−1,16−2は信号デマルチプレックス化手段である。
【0028】
また、図1において、21は動画映像信号入力手段、22は音声信号入力手段、23は静止画映像入力手段、24はテキストデータ信号入力手段、25はメタデータ信号入力手段、26はコンテンツ信号入力部、27はタイムコード入力手段、28はCue信号入力手段、29はコンテンツ時間管理情報信号入力部、30は動画映像信号出力手段、31は音声信号出力手段、32は静止画映像信号出力手段、33はテキストデータ信号出力手段、34はメタデータ信号出力手段、35はコンテンツ信号出力部、36はタイムコード出力手段、37はCue信号出力手段、および38はコンテンツ時間管理情報信号出力部である。
【0029】
図1を参照して本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置の動作を説明する。
本発明コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置1は機構部と回路部とから構成され、機構部は、ランド−グルー構造を有する記録再生ディスク2と、その記録再生ディスクを回転できるように支持する支持部6と、記録再生ディスク2を回転させるモータ7とを具えている。
上記において、モータ7の回転は回転制御回路部8によって制御され、回転数の設定等は制御部12に付属する操作部9を介して制御される。
【0030】
また、記録再生光ヘッド10は、対物レンズ5を具え、その対物レンズを用いて、記録再生ディスク2のうち、グルー部へ情報を記録し、またはグルー部に記録されている情報を読み取るため、光ビーム3をグルー部上に集光させ、また、同じ対物レンズを用いて、記録再生ディスク2のうち、ランド部へ情報を記録し、またはランド部に記録されている情報を読み取るため、光ビーム4をランド部に集光せる。
さらに、本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置1は、上記光ビーム3,4を目標とする記録トラックに追随させるように記録再生光ヘッド10を制御するための対物レンズ駆動回路部11を具えている。
【0031】
また、グルー部、ランド部それぞれに記録マークを形成する光ビーム3,4は、モータ7によって回転させられる記録再生ディスク2の最内周から最外周に向かって、並列に一定の間隔を保って相互に隣接するグルー部、ランド部をなぞるようにそれぞれコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号を記録していく。このとき、対物レンズ5は、光ビーム3,4をディスク2上に集光するフォーカス制御と、2つのビームのトラッキング制御を行い、記録トラックになぞりながら順次記録マークを形成していくように制御を行う。なお、これらの制御は対物レンズ5以外の手段と合わせて行うこともできる。
【0032】
図2は、ランド−グルー構造を有する記録再生ディスク2(相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体)、記録再生を行う2つの光ビーム3,4、および対物レンズ5を概念的に示している。ここで、記録再生ディスク2、光ビーム3,4および対物レンズ5は図1に対応している。
図2から分かるように、記録再生ディスク2は、ディスク面に対して光ビーム3,4によって垂直に照射される光ビームの方向に高さの異なるグルー部Gとランド部Lからなる2種類の記録トラックを有し、グルー部G、ランド部Lにそれぞれデータを記録できるようになっている。
【0033】
また、ランド−グルー構造を有する記録再生ディスク2は、概念的に、図3に示すようなDVD−ROMに類似したDVD−RWやDVD−Rフォーマットのように、単純にスパイラル状に外周方向に記録トラックが並んでいる構造をもつものに該当すれば、DVD−RAMやMMVF方式のように記録領域が一定のセクターサイズで区切られたセクターフォーマット構造を有し、ランド−グルー構造を有する記録トラックが物理上必ずしも連続している必要はなく、ランド部Lとグルー部Gのペア(相互に隣接するランド部Lとグルー部G)となった記録トラックがあり、かつデータ記録上連続に外周方向に向かって記録することができるものであれば、その記録再生ディスクは本発明に適用可能である。
【0034】
ランド−グルー構造を有する記録再生ディスク2に情報の記録再生を行うには、図2に示すように、ランド部Lに、対物レンズ5で集光された光ビーム4を、同様に、グルー部Gに、対物レンズ5で集光された光ビーム3をそれぞれ照射する。これら2つの光ビーム4,3はそれぞれ情報に応じて変調されていて、ランド部L、グルー部Gに独立に照射され、記録マークを形成する。
ここで、記録再生ディスク2は、ガラス基板またはポリカーボネート基板に相変化記録媒体を用いた光ディスク、または、光磁気ディスク媒体を用いた光磁気ディスク等、任意のものが用いられる。
【0035】
図4は、本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置(図1参照)の記録時における処理をフローチャートで示している。
まず、フローチャートがスタートして最初の処理として、収録用カメラや据え置きの収録機器にて動画映像や音声などを収録したり、収録の過程で、カメラや収録機器内で、参照映像用静止画データや、コンテンツの時間管理情報としてSMPTE12Mに準拠したタイムコードや収録データに関連する情報を有するメタデータの収録がある。
【0036】
あるいは、収録した素材をもとにポストプロダクション作業やオーサリング作業などによるコンテンツ編集を行うことで、参照映像用静止画データ、スーパーインポーズ用字幕などの付加テキストデータ、およびメタデータが作成されてコンテンツが生成される。このとき、同時にタイムコードを付加したり、放送番組制作のためのスタジオ据え置き型VTRの頭出しや送出に使われるCue信号を挿入する作業を行う。
これらコンテンツの収録の作業が、図4において、フローチャートのS101でコンテンツの収録として示されている。
【0037】
収録されたコンテンツは、破線枠で示される信号の入力(フローチャートのS1)として入力される。入力された信号は、コンテンツを構成しているコンテンツ信号(フローチャートのS1−1)とコンテンツの時間管理情報信号(フローチャートのSl−2)とに分離され、図1に示すコンテンツ信号入力部26およびコンテンツ時間管理情報信号入力部29に入力される。
【0038】
ここに、コンテンツ信号は動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号、メタデータ信号に大別され、また、コンテンツの時間管理情報信号は、コンテンツの制作、例えば、放送番組制作において、複数のコンテンツ素材から1つのコンテンツを生成する際、同期をとるためのSMPTE12Mに準拠したタイムコード信号や、送出のタイミングや頭出しに使用されるCue信号がある。
【0039】
コンテンツ信号入力部26においては、動画映像信号が動画映像信号入力手段21に入力され、音声信号が音声信号入力手段22に入力され、静止画映像信号が静止画映像信号入力手段23に入力され、テキストデータ信号がテキストデータ信号入力手段24に入力され、そしてメタデータ信号がメタデータ信号入力手段25に入力される。これと同時に、コンテンツ時間管理情報信号入力部29において、タイムコードがタイムコード入力手段27に入力され、またCue信号がある場合には、Cue信号がCue信号入力手段28に入力される。
【0040】
コンテンツ信号入力部26に入力されたそれぞれの信号は、信号多重化手段15−1によって多重化され(フローチャートのS2−1)、シリアルデータとなってグルー部信号入出力処理手段14−1に入力される。グルー部信号入出力処理手段は、入力されたシリアルデータを符号化信号に変換する(フローチャートのS3−1)。グルー部信号記録再生手段13−1は、符号化信号に変換された信号を受信して記録符号に則った光記録レーザパルスを記録再生光ヘッド10に送出する。(フローチャートのS4−1)。これにより、光ビーム3が記録再生ディスク2のグルー部G(図2参照)に照射され(フローチャートのS5−1)、ディスク2のグルー部Gに記録マークを形成する(フローチャートのS6−1)。
【0041】
また、同時に、コンテンツ時間管理情報信号入力部29に入力されたタイムコードとCue信号も信号多重化手段15−2によって多重化され(フローチャートのS2−2)、シリアルデータとなってランド部信号入出力処理手段14−2に入力される。ランド部信号入出力処理手段は、入力されたシリアルデータを符号化信号に変換する(フローチャートのS3−2)。ランド部信号記録再生手段13−2は、符号化信号に変換された信号を受信して記録符号に則った光記録レーザパルスを記録再生光ヘッド10に送出する。(フローチャートのS4−2)。これにより、光ビーム4が記録再生ディスク2のランド部L(図2参照)に照射され(フローチャートのS5−2)、ディスク2のランド部Lに記録マークを形成する(フローチャートのS6−2)。
【0042】
図5は、以上のようにして記録再生ディスク上にマークとして形成されたコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号の配置の一例を概念的に示している。
また、図5においては、ランド部Lを上段に、グルー部Gを下段にそれぞれ示し
ている。
まず、図5上段に示すように、ランド部Lに記録されるデータとしては、グルー部Gに記録されている動画像のフレームに対応したタイムコード41とCue信号42が配置されている。なお、タイムコード41は、Cue信号42がそのフレームに存在しない場合、動画像1フレーム(テレビフレーム)分のデータ内に繰り返し複数のタイムコード41が配置されている。
【0043】
また、グルー部Gに記録されるデータとしては、図5下段に示すように、記録再生ディスク上での物理的な位置情報を示すヘッダ情報43、コンテンツの内容について情報を記述するメタデータ44、参照用映像などの用途に用いるデータ圧縮された静止画映像45、音声46、および動画像47が順次配置されており、これらは、動画コンテンツの編集のために動画像1フレーム分が1まとめとして配置されている。
【0044】
このようなデータの配置を行うことにより、動画像の編集においても、動画像1フレームの精度に合わせた動画像がタイムコードとデータの物理的な配置上で密接な関連性をもってタイムコードデータを基に編集作業を行うことが可能となる。また、Cue信号も同様に、動画像のタイミング情報を物理的な配置上で独立にもつことで、フレーム精度での送出が可能になる。
【0045】
なお、データの配置については、グルー部Gに記録されるメタデータ、静止画映像、および音声のいずれか1つの信号、あるいはそれらのいくつかの信号が存在せず、動画像の1フレーム分にランド部L、グルー部Gの信号が同期して配置されていることもあり、また、Cue信号は、毎フレームに必ずしも存在するわけではでなく、必要なフレームに適宜存在することもある。
【0046】
図6は、本発明によるコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号の記録再生装置(図1参照)の再生時における処理をフローチャートで示している。
図1を併せ参照して説明する。
記録再生ディスク2のグルー部G、ランド部Lにそれぞれ形成されているコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号に対応するマークを、光ビーム3,4によってそれぞれ独立に読み出す。
光ビーム3によって読み出したマークをグルー部信号記録再生手段13−1に供給し、コンテンツ信号を再生する(フローチャートのS7−1)。再生したコンテンツ信号をグルー部信号入出力処理手段14−1によって復号化し(フローチャートのS8−1)、さらに信号デマルチプレックス化手段16−1によってそれぞれの信号にデマルチプレックス化する(フローチャートのS9−1)。
【0047】
信号デマルチプレックス化手段16−1によりデマルチプレックス化されたそれぞれの信号は、コンテンツ信号出力部35内のそれぞれの出力手段によって再生される(フローチャートのS10)。すなわち、動画映像信号が動画映像信号出力手段30によって再生され、音声信号が音声信号出力手段31によって再生され、静止画映像信号が静止画映像信号出力手段32によって再生され、テキストデータ信号がテキストデータ信号出力手段33により再生され、そしてメタデータ信号がメタデータ信号出力手段34により再生される(フローチャートのS10−1)。
【0048】
同時に、光ビーム4によって読み出したマークをランド部信号記録再生手段13−2に供給し、コンテンツの時間管理情報信号を再生する(フローチャートのS7−2)。再生したコンテンツ時間管理情報信号をランド部信号入出力処理手段14−2によって復号化し(フローチャートのS8−2)、さらに信号デマルチプレックス化手段16−2によってそれぞれの信号にデマルチプレックス化する(フローチャートのS9−2)。
【0049】
信号デマルチプレックス化手段16−2によりデマルチプレックス化されたそれぞれの信号は、コンテンツ時間管理情報信号出力部38内のそれぞれの出力手段によって再生される(フローチャートのS10)。すなわち、タイムコードがタイムコード出力手段36にょって再生され、Cue信号がCue信号出力手段37によって再生される(フローチャートのS10−2)。
【0050】
以上により、コンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号がそれぞれコンテンツ信号出力部35とコンテンツ時間管理情報信号出力部38から出力され、コンテンツのフレーム精度でコンテンツの再生・送出が行われる(フローチャートのS102)。
【0051】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態においては、グルー部G、ランド部Lに記録するための2つの光ビーム3,4を、同じ対物レンズ5を通してそれぞれグルー部G、ランド部Lに照射したが、これは、1つの対物レンズでは1つの光ビームのみを照射するようにし、2個の独立した記録再生光ヘッドを使用してグルー部G、ランド部Lにそれぞれコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号の記録再生を行うようにしてもよい。このとき、それぞれの記録再生光ヘッドが物理的に離れて存在するものとはいえ、グルー部Gに記録されるコンテンツ信号と、ランド部Lに記録されるコンテンツの時間管理情報信号との絶対関係が成り立つものとして記録再生される。その他、信号の記録再生を行う過程は、第一の実施形態と同じである。
【0052】
最後に、上述した実施形態においては、記録再生ディスクは水平に回転するものとしたが、これは、必ずしも水平に回転するものである必要はなく、垂直に回転するものであってもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、コンテンツ信号と、コンテンツ信号に同期してSMPTE12M規格に準拠したタイムコードとCue信号を含むコンテンツの時間管理情報信号とをランド−グルー構造を有する相変化光ディスクまたは光磁気ディスクに、特に、コンテンツ信号をグルー部に、コンテンツの時間管理情報信号をランド部に記録再生するようにしたことにより、放送および番組制作の分野において、動画制作をはじめとしたコンテンツ制作業務、とりわけ放送番組制作業務用の従来の記録ストレージとの編集互換性を保ちつつ、ディスクの高速データアクセス性能を生かし、かっ光記録によるデータ保存の高い、高度で効率的な放送番組制作をはじめとする動画コンテンツの制作を行うことが可能となる。
【0054】
また、本発明によれば、コンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とがそれぞれ物理的に独立で、かつ互いに隣接したグルー部とランド部に記録されることから、コンテンツ信号に対するコンテンツの時間管理情報のフレーム精度でのリアルタイム性が保たれる。また、それぞれの領域(グルー部とランド部)における信号の欠損や読み取り誤りに対し、もう片方の信号の再現性が確保されるなどのメリットがある。例えば、タイムコードをベースにしたMA(Multi Audio)作業などの複数機器の同期再生時に、もしグルー部から動画映像信号や音声信号が出力されないとしても、タイムコードの欠落による同期再生のエラーを防止することが可能となる。これにより、光ディスクをVTRと同様に従来のコンテンツ制作業務に導入することが可能となり、VTRにはないノンリニア再生等の特殊再生を含めた高度なコンテンツ制作が可能となる。
【0055】
また、本発明によれば、相変化光ディスク媒体および光磁気ディスク媒体上におけるデータ配置の特殊性から、動画像の編集においても、動画像1フレームの精度に合わせた動画像がタイムコードとデータの物理的な配置上で密接な関連性をもってタイムコードデータを基に編集作業を行うことが可能となる。また、Cue信号も同様に、動画像のタイミング情報を物理的な配置上で独立にもつことで、フレーム精度での送出が可能になる。
【0056】
また、本発明によれば、コンテンツ信号を記録する領域と同じ領域にコンテンツの時間管理情報信号を記録しないことで、コンテンツ信号の記録後に、タイムコードをはじめとするコンテンツの時間管理情報信号を挿入することが可能となり、従来の業務用VTRを用いた放送番組の制作をはじめとする動画コンテンツ制作の手法をそのまま踏襲して作業することが可能となる。また、本発明に使用する相変化光ディスクまたは光磁気ディスクにCue信号の記録再生領域を設けることで、コンテンツの時間管理情報信号を記録することが可能となり、コンテンツの精度の高いタイミングでの再生や送出が可能となる。
【0057】
また、本発明によれば、ランド−グルー構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体のグルー部をデータ量の多いコンテンツ信号の記録領域として使用し、ランド部をデータ量の少ないコンテンツの時間管理情報信号の記録領域として使用することにより、コンテンツの時間管理情報信号よりコンテンツ信号自体の信頼性が高くなり、動画の品質を保ち、データ欠損の少ないコンテンツ信号の再生、送出が可能となる。これにより、放送業務において欠かすことのできない信頼性の高いコンテンツの放送が可能となり、受信側で映像が表示できないなどの放送事故の防止に役立つ。
【0058】
また、本発明によれば、タイムコードを動画1フレーム内に繰り返し複数書き込むことで、動画コンテンツ編集時のタイムコードによる同期の安定性を高めることができ、また、タイムコード欠落時のバックアップにもなり、さらにまた、動画の早送りなどにおいて高速にトラックをまたぐような特殊再生時にも、ザッピングされる動画のタイムコードを読み込むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置の第1の実施形態をブロツク図にて示している。
【図2】 ランド−グルー構造を有する記録再生ディスク、記録再生を行う2つの光ビームおよび対物レンズを概念的に示している。
【図3】 ランド−グルー構造を有する記録再生ディスクの構造を概念的に示している。
【図4】 本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置の記録時における処理をフローチャートで示している。
【図5】 記録再生ディスク上にマークとして形成されたコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号の配置の一例を概念的に示している。
【図6】 本発明によるコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置の再生時における処理をフローチャートで示している。
【図7】 ランド−グルー構造を有する光磁気ディスク媒体の構造を示している。
【図8】 放送業務用VTRの記録フォーマットの一例を示している。
【符号の説明】
1 コンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録再生装置
2 記録再生ディスク
3,4 光ビーム
5 対物レンズ
6 支持部
7 モータ
8 回転制御回路部
9 操作部
10 記録再生光ヘッド
11 対物レンズ駆動回路部
12 制御部
13−1 グルー部信号記録再生手段
13−2 ランド部信号記録再生手段
14−1 グルー部信号入出力処理手段
14−2 ランド部信号入出力処理手段
15−1,15−2 信号多重化手段
16−1,16−2 信号デマルチプレックス化手段
21 動画映像信号入力手段
22 音声信号入力手段
23 静止画映像入力手段
24 テキストデータ信号入力手段
25 メタデータ信号入力手段
26 コンテンツ信号入力部
27 タイムコード入力手段
28 Cue信号入力手段
29 コンテンツの時間管理情報信号入力部
30 動画映像信号出力手段
31 音声信号出力手段
32 静止画映像信号出力手段
33 テキストデータ信号出力手段
34 メタデータ信号出力手段
35 コンテンツ信号出力部
36 タイムコード出力手段
37 Cue信号出力手段
38 コンテンツの時間管理情報信号出力部
41 タイムコード
42 Cue信号
43 ヘッダ情報
44 メタデータ
45 静止画映像
46 音声
47 動画像

Claims (8)

  1. 動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つをシリアル信号の形態で含むコンテンツ信号と、
    該コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号からなる前記コンテンツの時間管理情報信号と
    をそれぞれ符号化し、それら符号化したコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とをランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の相互に隣接するグルーブ部とランド部にそれぞれ記録するようにしたことを特徴とするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法。
  2. 請求項1記載の記録方法において、前記タイムコードをコンテンツ信号の1テレビフレーム期間にわたって繰り返し記録することを特徴とするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法。
  3. 請求項1または2記載の記録方法において、前記コンテンツの時間管理情報信号は、SMPTE12M規格に準拠したタイムコードおよび/またはCue信号であることを特徴とするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録方法。
  4. ンド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の相互に隣接するグルーブ部とランド部にそれぞれ記録されている動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つをシリアル信号の形態で含む符号化されたコンテンツ信号と、該コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号からなる前記コンテンツ信号の符号化されたコンテンツの時間管理情報信号とを読出し、復号化するコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の再生方法であって、
    前記コンテンツ信号と前記コンテンツ時間管理情報信号をそれぞれ独立の光ビームによって読み出し、復号化して、該コンテンツ信号がコンテンツ時間管理情報信号によってコンテンツのフレーム精度で再生・送出が行われることを特徴とするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の再生方法。
  5. 動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つを多重化する多重化手段、
    該多重化手段により多重化された信号を符号化する第1の符号化手段、
    該第1の符号化手段により符号化された信号に則った第1の記録マークをランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体のグルーブ部に形成する手段、
    前記コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号を符号化する第2の符号化手段、および
    該第2の符号化手段により符号化された信号に則った第2の記録マークをランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の前記第1の記録マークを形成するグループ部に隣接するランド部に形成する手段
    を具えてなることを特徴とするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の記録装置。
  6. ンド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体のグルーブ部に形成され、動画映像信号、音声信号、静止画映像信号、テキストデータ信号およびメタデータ信号の少なくとも2つをシリアル信号の形態で含む符号化されたコンテンツ信号に対応している記録マークを読み取る第1のマーク読み取り手段、
    該第1のマーク読み取り手段により読み取られた信号を復号化する第1の復号化手段、
    該第1の復号化手段により復号化された信号をデマルチプレックス化しコンテンツ信号を出力する第1のデマルチプレックス化手段、
    ランド−グルーブ構造を有する相変化光ディスク媒体または光磁気ディスク媒体の前記グルーブ部に隣接するランド部に形成され、前記コンテンツ信号のテレビフレームと同じテレビフレームのタイムコードまたは該タイムコードとCue信号のシリアル信号に対応している記録マークを読み取る第2のマーク読み取り手段
    第2のマーク読み取り手段により読み取られた信号を復号化する第2の復号化手段、および
    該第2の復号化手段により復号化された信号をデマルチプレックス化しコンテンツ時間管理信号を出力する第2のデマルチプレックス化手段、を具え、
    前記第1のマーク読み取り手段と前記第2のマーク読み取り手段において読み取りに用いられるそれぞれの光ビームは独立しており、
    前記第1のデマルチプレックス化手段により出力されるコンテンツ信号を、前記第2のデマルチプレックス化手段により出力されるコンテンツ時間管理信号によってコンテンツのフレーム精度で再生・送出することを特徴とするコンテンツ信号とコンテンツ時間管理情報信号の再生装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の記録方法によってコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とが記録されていることを特徴とする相変化光ディスク媒体。
  8. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の記録方法によってコンテンツ信号とコンテンツの時間管理情報信号とが記録されていることを特徴とする光磁気ディスク媒体。
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