JP4099376B2

JP4099376B2 - Handle mounting structure

Info

Publication number: JP4099376B2
Application number: JP2002331466A
Authority: JP
Inventors: 毅浅野
Original assignee: 株式会社ムラコシ精工
Priority date: 2002-11-15
Filing date: 2002-11-15
Publication date: 2008-06-11
Anticipated expiration: 2022-11-15
Also published as: JP2004162447A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、扉の開閉に用いられるハンドルを当該扉に取り付ける場合のハンドル取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
扉の開閉に用いられるハンドルを当該扉に取り付ける場合の従来のハンドル取付構造で、図１６（Ａ）に示すハンドル取付構造のものは、室内側及び室外側のレバー（ハンドル）１００，１０１が両端部にそれぞれ嵌着した角状のレバー軸（ハンドル軸）１０２に、バネ１０３を同図に示すような態様に付勢させて装着し、図１６（Ｂ）に示すように、このバネ１０３が装着されたレバー軸１０２にラッチハブ１０４を取り付けたり（例えば、特許文献１参照）、或いは、図１７に示すハンドル取付構造のものは、室内側及び室外側のレバー２００，２０１が両端部にそれぞれ嵌着した角状のレバー軸２０２に対し、バネ２０３を同図に示すような態様に付勢させて装着しラッチハブ２０４を取り付けたりして（例えば、特許文献２参照）、レバー軸とラッチハブ間のガタツキを防止する対策は採られていた。
【０００３】
【特許文献１】
実開昭５０−４１９９７号公報（第１頁、第２図（イ）、第３図（ハ））
【特許文献２】
実開昭５０−４１９９８号公報（第１頁、第２図（ハ））
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のハンドル取付構造は、上述のようにレバー軸とラッチハブ間のガタツキを防止する対策としては好ましいが、レバー軸の、扉に対するガタツキ、即ち、レバー軸に装着されたレバーの、扉に対するガタツキを防止するには不適で、このための対策が求められていた。
【０００５】
本発明の目的は、ハンドルの、扉に対するガタツキ防止を効果的に行えることに加え、ハンドルに所望の遊びを持たせることも可能なハンドル取付構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項１に係るハンドル取付構造は、扉を開閉するためのハンドルが、前記扉及び当該扉の両側に当接して配設された取付座をそれぞれ挿通するハンドル軸を介して前記扉に取り付けられ、前記取付座の軸孔と該軸孔を挿通する前記ハンドル軸との係合状態を調整するための調整手段が設けられてなるハンドル取付構造であって、前記調整手段は、前記ハンドル軸を保持する部材に形成された端部の角部と、該角部に対し進退可能に配設される前記取付座の軸孔に形成されたテーパ孔面とにより、または、前記取付座の軸孔内に形成された突条と、該突条に対し進退可能に配設される、前記ハンドル軸を保持する部材に形成されたテーパ軸面とにより構成されるものである。
このように、ハンドル軸が取付座に支持される構造となっていることに加え、軸孔とハンドル軸間の係合状態、例えば軸孔に対するハンドル軸の嵌合状態を調整できる構造となっているために、ハンドルの、扉に対するガタツキ防止を軸孔とハンドル軸間の寸法管理に煩わされることなく効果的に行えることに加え、軸孔にハンドル軸を挿通した後の調整により所望の上記嵌合状態にしてハンドルに所望の遊びを持たせることも可能となる。
本請求項１は、上記ガタツキを防止する場合に、ハンドル軸の端部の角部に対する取付座のテーパ孔面の当接状態（係合状態）を調整するやり方と、取付座の突条に対するハンドル軸のテーパ軸面の当接状態（係合状態）を調整するやり方とを提案している。
【０００７】
本発明の請求項２に係るハンドル取付構造は、扉を開閉するためのハンドルが、前記扉及び当該扉の両側に当接して配設された取付座をそれぞれ挿通するハンドル軸を介して前記扉に取り付けられ、前記取付座の軸孔と該軸孔を挿通する前記ハンドル軸との係合状態を調整するための調整手段が設けられてなるハンドル取付構造であって、前記調整手段を、スリットが孔軸方向に沿って設けられた前記取付座の軸孔を拡げたり縮めたりする調整ねじにより構成し、前記取付座の軸孔を、当該取付座の本体に立設された中空円筒体の軸孔により構成し、この中空円筒体にその軸孔の孔軸方向に沿って前記スリットを設け、この中空円筒体を、少なくとも前記スリットを隔てて前記本体から延出した一対のリブを介して当該本体に連結し、前記調整ねじを、これらリブに架け渡す態様にして当該リブに螺着するように配設したものであり、本願の上記目的を達成するためのより具体的なハンドル取付構造を提供するものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
本発明の第１の実施の形態に係るハンドル取付構造を図１，２を参照して説明する。
本ハンドル取付構造は、図１に示すように、扉１を開閉するための内ハンドル２及び外ハンドル３が、扉１及び当該扉１の両側に当接して配設された一対の内取付座４及び外取付座５、並びに、本実施の形態では、これら取付座４，５に対する内カバー６及び外カバー７をそれぞれ挿通するハンドル軸８及びこのハンドル軸８を保持する口金８ａ，８ｂを介して扉１に取り付けられるようにしたものである。尚、扉１の凹部１ａには、開閉機構やロック機構が内蔵されたケース体（図示せず）が配設され、扉１を挿通する上記ハンドル軸８が、かかるケース体を挿通してケース体内の上記開閉機構に係合するようになっており、これにより、ハンドル２，３に対する操作がハンドル軸８を介してこの開閉機構に伝達されるようになる。
【００１１】
本ハンドル取付構造の取付座４，５は、樹脂成形された薄い略矩形状の蓋型部材でそれぞれ構成され、上述のように扉１の凹部１ａに配設されたケース体に対し、扉１の内表面側に取付座４が、また、その外表面側に取付座５が互いに対向する態様で取り付けられる。尚、取付座４，５は、同一形状部材であるために、ここでは内取付座４について説明し、外取付座５についての説明は割愛する。
内取付座４には、図１に示すように、矩形状の本体４ａの下方位置に軸孔４ｂを有す中空円筒体が、取付座５側を向いて立設され、また、かかる中空円筒体には軸孔４ｂの孔軸方向に沿ってスリット４ｃが設けられるとともに、中空円筒体の外周は、部分的に本体４ａに連結しているものの、本体４ａとは切離されており、両者間には空隙部が形成された状態となっている。
【００１２】
即ち、中空円筒体の外周は、本実施の形態ではこの中空円筒体の略最下部で本体４ａに、また、スリット４ｃを隔てて本体４ａから延出した一対のリブ４ｄ，４ｅを介して当該本体４ａに部分的に連結されるのみで、スリット４ｃの上方でリブ４ｄ，４ｅに挟まれたところに形成された広めの空隙部４ｆと、この中空円筒体の略最下部からリブ４ｄ，４ｅに向かって当該中空円筒体の両外周にそれぞれ形成された溝状の空隙部４ｇ，４ｈ（図２参照）とにより本体４ａとは切離されている。そして、上記空隙部４ｆに、リブ４ｄ，４ｅに架け渡す態様にして当該リブ４ｄ，４ｅのねじ孔に螺合する調整ねじ（調整手段）９が配設され、本実施の形態では、この調整ねじ９の頭部がリブ４ｄに当接する態様で、且つ、この頭部の直下の不完全ねじ部がリブ４ｄのねじ孔内に緩挿される態様で配設される。かかる調整ねじ９は、本体４ａの側枠に設けられた切欠き溝４ａ_１を通して挿入される、例えばドライバ１１（図２参照）により回動可能になり、これにより中空円筒体の軸孔４ｂを拡げたり縮めたりすることができる。
ところで、本体４ａの四隅には内取付座４を扉１に取り付けるためのねじ孔が設けられ、また、本体４ａの上端枠及び下端枠の各中央部にはフランジ４ａ_２，４ａ_３が設けられ、これらフランジ４ａ_２，４ａ_３の、外取付座５に対向する面側には円筒軸４ａ_２１，４ａ_３１が突設されている。これら円筒軸４ａ_２１，４ａ_３１は、外取付座５側の円筒軸５ａ_２１，５ａ_３１（但し、円筒軸５ａ_３１は図示されていない）と連接される態様で配設され、例えば円筒軸５ａ_２１側から円筒軸４ａ_２１側にねじ込まれる固定ねじ１０により、内取付座４と外取付座５との位置決めがなされる。
【００１３】
そして、内取付座４側に配設される内ハンドル２と、外取付座５側に配設される外ハンドル３とは、上述のようにハンドル軸８により連結され、かかるハンドル軸８の口金８ａ，８ｂが、取付座４，５の軸孔４ｂ，５ｂにより支持される態様となって、ハンドル軸８が軸孔４ｂ，５ｂで、言わば両端支持梁の状態になり、しかも、当該軸孔４ｂ，５ｂを調整ねじ９を用いて拡げたり縮めたりして、ハンドル軸８と軸孔４ｂ，５ｂ間の嵌合状態（係合状態）をそれぞれ調整することができる。
【００１４】
次に、本ハンドル取付構造でのハンドル２，３のガタツキ防止を図２を参照して説明する。但し、図２は取付座４側でのガタツキ防止を示し、同図（Ａ）は、ガタツキ防止前の状態を、また、同図（Ｂ）はガタツキ防止後の状態を示している。以下では、取付座４側で説明するが、取付座５側でも全く同様であり、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造では、扉１に取付座４，５を配設した後、これらの軸孔４ｂ，５ｂにハンドル軸８を挿通した当初は、図２（Ａ）のように、ハンドル軸８の口金８ａと軸孔４ｂ間にすきまができる状態になっている。このとき、調整ねじ９に対する操作は行われておらず、したがって、軸孔４ｂのスリット４ｃは、当初のスリット幅を保ったままである。
しかるに、図２（Ｂ）に示すように、ドライバ１１を本体４ａの切欠き溝４ａ_１から挿入して、調整ねじ９を所定方向に回転させると、軸孔４ｂは、スリット４ｃのスリット幅が狭まる方向に力を受けて孔径が縮められる。そして、ハンドル軸８の口金８ａと軸孔４ｂ間の嵌合状態（係合状態）、即ち、しまりばめ度合をハンドル２の遊びで確認してから調整ねじ９の回転を止めることにより、かかる嵌合状態を所望の状態に調整することができる。調整終了後、取付座４，５にカバー６，７（図１）をそれぞれ取り付けて取付座４，５を被覆する。
【００１５】
次に、本発明の第２の実施の形態に係るハンドル取付構造を図３，４を参照して説明する。尚、これらの図において、図１，２の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
上記第１の実施の形態に係るハンドル取付構造においては、本体４ａから延出したリブ４ｄ，４ｅに架け渡す態様にして当該リブ４ｄ，４ｅに調整ねじ９を上述のように配設し、この調整ねじ９を用いて軸孔４ｂを拡げたり縮めたりするようにしたものであったが、本ハンドル取付構造では、図３，４に示すように、取付座４の代わりに取付座２０を用いて、この取付座２０の、軸孔４ｂを有する中空円筒体の外周に、鍔２１ａ，２１ｂが設けられた薄板状のＣリング２１を配設し、そして、このＣリング２１の鍔２１ａ，２１ｂのねじ孔に螺合する調整ねじ９を当該鍔２１ａ，２１ｂに架け渡す態様にして配設し、上述同様に、当該調整ねじ９の頭部が鍔２１ａに当接する態様に、且つ、この頭部の直下の不完全ねじ部が当該鍔２１ａのねじ孔内に緩挿される態様に配設することにより、調整ねじ９を用いて軸孔４ｂを拡げたり縮めたりするようにしたものである。尚、取付座２０に対向して取り付けられるもう一つの取付座についても、取付座２０と同様である。
このように、取付座２０とは別体のＣリング２１を軸孔４ｂの外周に配設した構造のものであっても同様の作用・効果を得ることができる。
【００１６】
次に、本発明の第３の実施の形態に係るハンドル取付構造を図５，６を参照して説明する。尚、これらの図において、図１〜４の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造においては、図５，６に示すように、取付座３０の、軸孔４ｂを有する中空円筒体に設けられたスリット４ｃの中心線で二分される当該中空円筒体について、一方側の半円筒体の円弧中央近傍にプレート３１ａを立設し、当該プレート３１ａのねじ孔に螺合する調整ねじ３２ａをこの半円弧筒中央に当接させ、また、他方側の半円筒体の円弧中央近傍にプレート３１ｂを立設し、当該プレート３１ｂのねじ孔に螺合する調整ねじ３２ｂをこの半円弧筒中央に当接させ、これら調整ねじ３２ａ，３２ｂを用いて軸孔４ｂを拡げたり縮めたりするようにしたものである。但し、本ハンドル取付構造では、上述の嵌合状態を所望の状態に調整するためには、軸孔４ｂに配設された両側の調整ねじ３２ａ，３２ｂを用いる必要があることは言うまでもない。尚、取付座３０に対向して取り付けられるもう一つの取付座についても、取付座３０と同様である。
【００１７】
次に、本発明の第４の実施の形態に係るハンドル取付構造を図７，８を参照して説明する。尚、これらの図において、図１〜６の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造は、上述した図５，６のハンドル取付構造を簡略化したものであり、同図のように取付座４０の矩形状の本体４０ａの所定位置を打ち抜いて軸孔４０ｂとし、この軸孔４０ｂに挿入される、ハンドル軸８を保持する口金８ａ（図５，６には図示されていない）に、プレート３１ａのねじ孔に螺合する調整ねじ３２ａを、また、プレート３１ｂのねじ孔に螺合する調整ねじ３２ｂをそれぞれ直接当接させ、これら調整ねじ３２ａ，３２ｂを用いてハンドル軸８に対する係合状態を所望の状態に調整するようにしたものである。このように、ハンドル軸８と軸孔４０ｂ間の係合状態が間接的に調整されるようにしてもよい。尚、取付座４０に対向して取り付けられるもう一つの取付座についても、取付座４０と同様である。
【００１８】
次に、本発明の第５の実施の形態に係るハンドル取付構造を図９，１０を参照して説明する。尚、これらの図において、図１〜８の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造においては、取付座５０の矩形状の本体５０ａの所定位置に短寸の中空円筒体５０ｂを立設し、この中空円筒体５０ｂの軸孔を取付座５０の軸孔とするものであり、かかる取付座５０の軸孔とハンドル軸８との嵌合状態（係合状態）を、ハンドル軸８の口金（ハンドル軸を保持する部材）のうちの下記カラー５２の軸径を拡げたり縮めたりして調整するようにしたものである。
ところで、本実施の形態のハンドル５１は、その受軸５１ａに、取付座５０側の端面から所定深さに有底孔５１ａ_１を設けるとともに、この有底孔５１ａ_１の底に小溝を設ける一方、取付座５０側とは反対側の端面から所定深さに径大の略筒孔５１ａ_２を設け、この筒孔５１ａ_２の中心部と上記小溝の中心部とを連通する径小の通孔５１ａ_３を設けたものである。
【００１９】
ハンドル軸８の口金を構成する上記カラー５２は、その一部が突出した態様で上記有底孔５１ａ_１に緩挿されるとともに、突出した部位が上記円筒体５０ｂに緩挿され、有底孔５１ａ_１に緩挿される部位側の先端部に設けられた小突起５２ａがこの有底孔５１ａ_１の小溝に嵌着される中空円筒部材であり、この円筒内にはテーパ孔５２ｂが設けられている。そして、このカラー５２には長手方向に沿って、上記突出した部位側の端部から有底孔５１ａ_１に緩挿される部位側の端部近傍まで、本実施の形態では円周を３等分する態様でスリット５２ｃが設けられている。
また、ハンドル軸８の口金を構成するスライダ５３は、上記テーパ孔５２ｂに対応するテーパ面が外周に形成された中空部材で、取付座５０側の端面から所定深さに、ハンドル軸８が挿入される有底角孔５３ａを設けるとともに、取付座５０側とは反対側の端面から有底角孔５３ａの底に達するところまで、上記通孔５１ａ_３を挿通して螺合する下記調整ねじ５４（調整手段）のねじ孔５３ｂが設けられている。
上記調整ねじ５４は、その頭部が上記筒孔５１ａ_２の底に係止し、そのねじ部が、上述のようにスライダ５３のねじ孔５３ｂに螺合するものであり、調整ねじ５４をドライバ１１などで回動させると、スライダ５３がカラー５２内を進退するので、これに伴ってテーパ孔５２ｂを拡げたり縮めたりでき、結果として、ハンドル軸８のカラー５２の軸径が拡げられたり縮められたりするようになる。
【００２０】
ところで、５５は固定ピンで、ハンドル軸８を固定するためのものであり、ハンドル５１の受軸５１ａ及びカラー５２に設けられた横孔に差し込まれる。尚、スライダ５３の横孔は、当該固定ピン５５との干渉防止のためのものであり、スライダ５３が移動するためにいくらか長孔状に設けられている。また、５６は盲蓋で、５１ａ_２に固着される。
【００２１】
本ハンドル取付構造でのハンドル５１のガタツキ防止を図１０を参照して説明する。尚、ハンドル５１の取付座５０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座５０と同様であり、ここでは取付座５０側について説明する。
本ハンドル取付構造では、まず、スライダ５３が適宜位置に挿入されたカラー５２をハンドル５１の有底孔５１ａ_１に配設する。このとき、調整ねじ５４をその頭部が受軸５１ａの筒孔５１ａ_２の底に当接する状態になるようにしてスライダ５３のねじ孔５３ｂにねじ込んでおく。それから、上記有底孔５１ａ_１から突出したカラー５２の部位を、扉１に取り付けられた取付座５０の円筒体５０ｂに緩挿させるとともに、スライダ５３の角孔５３ａにハンドル軸８（図１０では図示されていない）を挿入して固定ピン５５で固定する。
そして、ドライバ１１で調整ねじ５４をスライダ５３が取付座５０から離隔する方向に回転させると、カラー５２のテーパ孔５２ｂはスライダ５３から力を受けてテーパ孔５２ｂの孔径、即ちカラー５２の軸径が拡げられる。このため、カラー５２と受軸５１ａ及び取付座５０の円筒体５０ｂ間が嵌合状態となる一方、カラー５２とスライダ５３を介してハンドル軸８とが結合状態になり、したがって、上記嵌合状態、即ち、しまりばめ度合を確認した上で調整ねじ５４の回転を止めることにより、かかる嵌合状態を所望の状態に調整することができ、結果として、取付座５０の軸孔とハンドル軸８間の嵌合状態を調整することができる。
【００２２】
次に、本発明の第６の実施の形態に係るハンドル取付構造を図１１，１２を参照して説明する。尚、これらの図において、図１〜１０の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造は、上記第１〜５の実施の形態に係るハンドル取付構造とは異なっており、上記調整手段として、後述するように、本実施の形態ではハンドル２の口金（ハンドル軸を保持する部材）２ａに形成された端部２ａ ₁ の角部と、この角部に対し進退可能に、本実施の形態では取付座６０に配設される調整板６２の軸孔６２ｂに形成されたテーパ孔面６２ｂ_１とにより構成される。尚、取付座６０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座６０側と同様であるので、その説明は割愛する。
取付座６０は、薄い略矩形状の板型部材で構成され、その矩形状の本体６０ａの中央より下方位置に、ハンドル２の取付側を有底とする略正方形状の溝６０ｂが設けられている。かかる溝６０ｂには、その有底部の中央より下方位置に口金２ａの挿入孔６０ｂ_１が設けられるとともに、挿通孔６０ｂ_１の上方位置に調整ねじ（調整手段）６１の挿入孔６０ｂ_２が設けられている。また、溝６０ｂの各側壁の中央位置に下記調整板６２を案内するための案内軌条６０ｂ_３がそれぞれ突設されている。
そして、上記調整板６２は、溝６０ｂに対応する形状をなす略正方形状の薄板部材であり、その各側面の中央位置に案内軌条６０ｂ_３の案内溝６２ａがそれぞれ設けられ、また、調整板６２の中央より下方位置に、挿入孔６０ｂ_１に対向してテーパ孔面６２ｂ_１を有する軸孔６２ｂが設けられるとともに、この軸孔６２ｂの上方位置に調整ねじ６１が螺合するねじ孔６２ｃが設けられている。
【００２３】
本ハンドル取付構造でのハンドル２，３のガタツキ防止を説明する。尚、ハンドル２の取付座６０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座６０と同様であり、ここでは取付座６０側について説明する。
本ハンドル取付構造では、扉１に取付座６０を、その溝６０ｂに調整板６２を挿入した状態で取り付け、調整板６２の軸孔６２ｂにハンドル軸８を挿通するとともに、ハンドル２の口金２ａの上記角部を軸孔６２ｂのテーパ孔面６２ｂ_１に当接させる一方、ハンドル２の片側端面を取付座６０に当接させる。この場合、上記角部の上記テーパ孔面６２ｂ_１への当接は、軽く当たる程度とする（図１２参照）。
そして、ドライバ１１で調整ねじ６１を所定方向に回転させて、調整板６２をハンドル２側に引き寄せ、上記テーパ孔面６２ｂ_１が上記角部に強く当接するようにするとともに、かかる当接状態（係合状態）を確認した上で調整ねじ６１の回転を止めることにより、かかる当接状態を所望の状態に調整することができる。
【００２４】
次に、本発明の第７の実施の形態に係るハンドル取付構造を図１３，１４を参照して説明する。尚、これらの図において、図１〜１２の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造は、上記第６の実施の形態に係るハンドル取付構造の変形であり、上記調整手段として、後述するように、取付座７０の軸孔７０ａ内に形成された突条７０ａ_１と、この突条７０ａ_１に対し進退可能に配設される、本実施の形態ではハンドル７１の口金（ハンドル軸を保持する部材）７２に形成されたテーパ軸面７２ａとにより構成される。尚、取付座７０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座７０と同様であるので、その説明は割愛する。
取付座７０の軸孔７０ａは、段付き孔になっていて、ハンドル７１の取付側とは反対側の孔縁部から当該軸孔７０ａ内の略中央部に至るところが突条７０ａ_１を形成している。
また、口金７２は、中空円筒部材の一方側にテーパ軸面７２ａを形成し、この部材の他方側にハンドル７１のねじ孔７１ａに螺合する雄ねじ７２ｂを形成した形態をなしている。
また、ハンドル７１は、片側端面から所定深さの上記ねじ孔７１ａが螺刻されるとともに、このねじ孔７１ａに連なって所定深さまでハンドル軸８の角孔７１ｂが設けられ、そのねじ孔７１ａ部位には、口金７２を固定する固定ねじ７３のねじ孔が設けられる一方、その角孔７１ｂ部位には、ハンドル軸８を固定するピン７４の小孔が設けられている。
【００２５】
本ハンドル取付構造でのハンドル７１のガタツキ防止を説明する。尚、ハンドル７１の取付座７０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座７０側と同様であり、ここでは取付座７０側について説明する。
本ハンドル取付構造では、ハンドル７１に口金７２を、最初は当該ハンドル７１の端面に当接するまでねじ込んだ後、ハンドル軸８を、口金７２を介してハンドル７１に挿入し当該ハンドル７１にピン７４を差し込んで固定する。そして、ハンドル７１を、口金７２のテーパ軸面７２ａが取付座７０の突条７０ａ_１に当接させるように当該取付座７０に取り付ける。この場合、ハンドル７１にガタツキが生じているために、当接状態（係合状態）が適当でないと判断すると、ハンドル７１を取付座７０から取り外し（このとき、ハンドル軸８は、ハンドル７１に挿入されたままの状態となり、もう一方のハンドルからは抜かれた状態となる）、上記ガタツキ量に相当する量だけ口金７２をねじ戻してから、再びハンドル７１を取付座７０に取り付けて固定し、ガタツキを確認する。ガタツキが生じていなければ、テーパ軸面７２ａの突条７０ａ_１に対する当接状態が適当であると判断し、口金７２を固定ねじ７３で固定する（図１４）。しかるに、適当でないと判断すれば、再び上述したのと同様なことを当接状態が適当になるまで繰返し、所望の状態に調整する。
【００２６】
次に、本発明の第８の実施の形態に係るハンドル取付構造を図１５を参照して説明する。尚、同図において、図１〜１４の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
本ハンドル取付構造は、上記第７の実施の形態に係るハンドル取付構造では、当接状態を所望の状態に調整する場合、ハンドル７１を取付座７０に取り付けたまま行えないため上述のような作業を繰返さなければならないのに対し、ハンドル８０を取付座７０（図１５では図示されていない）に取り付けたまま調整できる構造となっている。尚、取付座７０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座７０側と同様であるので、その説明は割愛する。
口金（ハンドル軸を保持する部材）８１は、ハンドル軸８が挿通する角孔を有する円筒部材で、その一方側にテーパ軸面８１ａを形成し、この部材の他方側にハンドル８０の角孔８０ａに嵌合する角軸８１ｂを形成した形態をなし、且つ、角軸８１ｂの部位には、カム８２のカム軸８２ａが挿入される長円形の軸孔が設けられている。
また、ハンドル８０は、片側端面から所定深さの上記角孔８０ａが設けられるとともに、この角孔８０ａに連なって所定深さまでハンドル軸８の角孔８０ｂが設けられ、その角孔８０ａ部位には、カム８２のカム本体８２ｂを収容するカム室が設けられ、このカム室の略中央部内周には、カム本体８２ｂの突起８２ｂ_１が嵌入される細溝が設けられている。一方、ハンドル８０の角孔８０ｂ部位には、ハンドル軸８を固定する上記ピン７４の小孔が設けられている。
【００２７】
本ハンドル取付構造でのハンドル８０のガタツキ防止を説明する。尚、ハンドル８０の取付座７０に対向して取り付けられるもう一つの取付座については、取付座７０と同様であり、ここでは取付座７０側について説明する。
本ハンドル取付構造では、ハンドル８０に口金８１を差し込んだ後、ハンドル軸８を、口金８１を介してハンドル８０に挿入し当該ハンドル８０にピン７４を差し込んで固定する。同時に、カム８２を、そのカム軸８２ａが口金８１の軸孔に挿入され、また、そのカム本体８２ｂがハンドル８０のカム室に収容されるように配設する。この場合、ハンドル８０にガタツキが生じているために、当接状態（係合状態）が適当でないと判断すれば、ドライバ１１などでカム８２を所定方向に回転させて、口金８１を、そのテーパ軸面８１ａが取付座７０の突条７０ａ_１に強く当接すべく移動させる。そして、かかる当接状態を確認した上で口金８１の移動を止めることにより、所望の状態に調整することができる。
【００２８】
【発明の効果】
本発明のハンドル取付構造によれば、ハンドルの、扉に対するガタツキ防止を軸孔とハンドル軸間の寸法管理に煩わされることなく効果的に行えることに加え、軸孔にハンドル軸を挿通した後の調整により所望の上記嵌合状態にしてハンドルに所望の遊びを持たせることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態に係るハンドル取付構造の分解斜視図である。
【図２】図１のハンドル取付構造によるガタツキ防止の説明図である。
【図３】第２の実施の形態に係るハンドル取付構造の取付座の斜視図である。
【図４】図３の取付座の構成図である。
【図５】第３の実施の形態に係るハンドル取付構造の取付座の斜視図である。
【図６】図４の取付座の構成図である。
【図７】第４の実施の形態に係るハンドル取付構造の取付座の斜視図である。
【図８】図７の取付座の構成図である。
【図９】第５の実施の形態に係るハンドル取付構造の分解斜視図である。
【図１０】図９のハンドル取付構造の断面構成図である。
【図１１】第６の実施の形態に係るハンドル取付構造の取付座の分解斜視図である。
【図１２】図１１のハンドル取付構造の断面構成図である。
【図１３】第７の実施の形態に係るハンドル取付構造の分解斜視図である。
【図１４】図１３のハンドル取付構造の断面構成図である。
【図１５】第８の実施の形態に係るハンドル取付構造の分解斜視図である。
【図１６】従来のハンドル取付構造の構成図である。
【図１７】従来のハンドル取付構造の構成図である。
【符号の説明】
１扉
２，３，７１，８０ハンドル
２ａ，７２，８１口金（ハンドル軸を保持する部材）
２ａ_１端部
４，５，２０〜６０取付座
４ｂ，４０ｂ軸孔
８ハンドル軸
９，５４，６１調整ねじ（調整手段）
５２カラー（ハンドル軸を保持する部材）
６２ｂテーパ孔（軸孔）
６２ｂ_１テーパ孔面
７０ａ軸孔
７０ａ_１突条
７２ａ，８１ａテーパ軸面[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a handle mounting structure when a handle used for opening and closing a door is mounted on the door.
[0002]
[Prior art]
FIG. 16A shows a conventional handle mounting structure in which a handle used for opening and closing a door is mounted on the door, and the levers (handles) 100 and 101 on the indoor side and the outdoor side have both ends. A spring 103 is urged and attached to a square lever shaft (handle shaft) 102 fitted to each of the portions in a manner as shown in the figure, and as shown in FIG. The latch hub 104 is attached to the attached lever shaft 102 (see, for example, Patent Document 1), or in the handle attachment structure shown in FIG. 17, the indoor side and outdoor side levers 200 and 201 are fitted to both ends, respectively. The spring 203 is urged and attached to the worn rectangular lever shaft 202 in a manner as shown in the figure, and the latch hub 204 is attached (for example, see Patent Document 2). Measures to prevent rattling between the bar axis and Ratchihabu were taken.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 50-41997 (1st page, FIG. 2 (a), FIG. 3 (c))
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 50-41998 (first page, FIG. 2 (c))
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional handle mounting structure is preferable as a measure for preventing rattling between the lever shaft and the latch hub as described above. However, the lever shaft is loose with respect to the door, that is, the lever attached to the lever shaft with respect to the door. It was unsuitable for preventing rattling and countermeasures for this were required.
[0005]
An object of the present invention is to provide a handle mounting structure that can effectively prevent the handle from rattling against the door and can also give the handle a desired play.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-described problem, a handle mounting structure according to claim 1 of the present invention includes:A handle for opening and closing the door is attached to the door via a handle shaft that passes through the door and a mounting seat disposed in contact with both sides of the door, and the shaft hole of the mounting seat and the shaft A handle mounting structure provided with an adjusting means for adjusting an engagement state with the handle shaft inserted through the hole, wherein the adjusting means is an end portion formed on a member holding the handle shaft. A corner portion and a tapered hole surface formed in the shaft hole of the mounting seat disposed so as to be movable back and forth with respect to the corner portion; or a protrusion formed in the shaft hole of the mounting seat; The taper shaft surface is formed on a member that holds the handle shaft and is disposed so as to be movable back and forth with respect to the ridge.
  Thus, in addition to the structure in which the handle shaft is supported by the mounting seat, the engagement state between the shaft hole and the handle shaft, for example, the fitting state of the handle shaft with respect to the shaft hole can be adjusted. Therefore, it is possible to effectively prevent the handle from rattling with respect to the door without having to worry about dimensional control between the shaft hole and the handle shaft, and to adjust the fit after inserting the handle shaft into the shaft hole. It is also possible to give the handle a desired play in the combined state.
  According to the first aspect of the present invention, in order to prevent the rattling, the method of adjusting the contact state (engagement state) of the tapered hole surface of the mounting seat with respect to the corner of the end portion of the handle shaft, and the protrusion of the mounting seat And a method of adjusting the contact state (engagement state) of the tapered shaft surface of the handle shaft.
[0007]
  The handle mounting structure according to claim 2 of the present invention isA handle for opening and closing the door is attached to the door via a handle shaft that passes through the door and a mounting seat disposed in contact with both sides of the door, and the shaft hole of the mounting seat and the shaft A handle mounting structure provided with an adjusting means for adjusting an engagement state with the handle shaft that is inserted through the hole, wherein the adjusting means includes the mounting seat provided with a slit along the hole axis direction. The shaft hole of the mounting seat is configured by a shaft hole of a hollow cylindrical body erected on the main body of the mounting seat, and the shaft is attached to the hollow cylindrical body. The slit is provided along the hole axial direction of the hole, the hollow cylindrical body is connected to the main body through a pair of ribs extending from the main body at least across the slit, and the adjusting screw is connected to the ribs. In a manner that spans Is obtained by arranged to screwed to the rib, it is intended to provide more specific handle attachment structure for achieving the application of the object.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A handle mounting structure according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, this handle mounting structure has a pair of inner mounting seats in which an inner handle 2 and an outer handle 3 for opening and closing the door 1 are disposed in contact with both sides of the door 1 and the door 1. 4 and the outer mounting seat 5, and in this embodiment, the handle shaft 8 through which the inner cover 6 and the outer cover 7 are inserted with respect to the mounting seats 4 and 5, and the caps 8 a and 8 b that hold the handle shaft 8, respectively. It can be attached to the door 1. In the recess 1a of the door 1, a case body (not shown) incorporating an opening / closing mechanism and a lock mechanism is disposed, and the handle shaft 8 through which the door 1 is inserted passes through the case body. It is adapted to engage with the opening / closing mechanism in the body, so that the operation on the handles 2 and 3 is transmitted to the opening / closing mechanism via the handle shaft 8.
[0011]
The mounting seats 4 and 5 of the handle mounting structure are each formed of a thin, substantially rectangular lid-shaped member formed of resin, and the door 1 is opposed to the case body disposed in the recess 1a of the door 1 as described above. The mounting seat 4 is mounted on the inner surface side of the, and the mounting seat 5 is mounted on the outer surface side thereof so as to face each other. Since the mounting seats 4 and 5 are members having the same shape, the inner mounting seat 4 will be described here, and the description of the outer mounting seat 5 will be omitted.
As shown in FIG. 1, a hollow cylindrical body having a shaft hole 4b at a lower position of a rectangular main body 4a is erected on the inner mounting seat 4 so as to face the mounting seat 5 side. The body is provided with slits 4c along the axial direction of the axial hole 4b, and the outer periphery of the hollow cylindrical body is partially connected to the main body 4a, but is separated from the main body 4a. A space is formed between them.
[0012]
That is, in the present embodiment, the outer periphery of the hollow cylindrical body is connected to the main body 4a at a substantially lowermost portion of the hollow cylindrical body, and via a pair of ribs 4d and 4e extending from the main body 4a with a slit 4c therebetween. Only partially connected to the main body 4a, the wide gap portion 4f formed between the ribs 4d and 4e above the slit 4c and the ribs 4d and 4e from the substantially lowermost part of the hollow cylindrical body. The main body 4a is separated from each other by groove-shaped gaps 4g and 4h (see FIG. 2) formed on both outer circumferences of the hollow cylindrical body. An adjustment screw (adjustment means) 9 that is screwed into the screw holes of the ribs 4d and 4e is arranged in the gap 4f so as to extend over the ribs 4d and 4e. In the present embodiment, this adjustment is performed. The head of the screw 9 is disposed in such a manner that the head abuts against the rib 4d, and the incomplete screw portion immediately below the head is loosely inserted into the screw hole of the rib 4d. The adjusting screw 9 has a notch groove 4a provided in the side frame of the main body 4a.₁It can be rotated by, for example, a driver 11 (see FIG. 2) inserted through the shaft hole 4, whereby the shaft hole 4 b of the hollow cylindrical body can be expanded or contracted.
By the way, screw holes for attaching the inner mounting seat 4 to the door 1 are provided at the four corners of the main body 4a, and flanges 4a are provided at the center portions of the upper end frame and the lower end frame of the main body 4a.₂, 4a₃These flanges 4a are provided.₂, 4a₃Of the cylindrical shaft 4a on the surface side facing the outer mounting seat 5₂₁, 4a₃₁Is protruding. These cylindrical shafts 4a₂₁, 4a₃₁The cylindrical shaft 5a on the outer mounting seat 5 side₂₁, 5a₃₁(However, cylindrical shaft 5a₃₁Are not connected to each other, for example, a cylindrical shaft 5a.₂₁Cylindrical shaft 4a from the side₂₁The inner mounting seat 4 and the outer mounting seat 5 are positioned by the fixing screw 10 screwed into the side.
[0013]
The inner handle 2 disposed on the inner mounting seat 4 side and the outer handle 3 disposed on the outer mounting seat 5 side are coupled by the handle shaft 8 as described above. 8a and 8b are supported by the shaft holes 4b and 5b of the mounting seats 4 and 5, so that the handle shaft 8 is in the state of both end support beams by the shaft holes 4b and 5b. The fitting state (engagement state) between the handle shaft 8 and the shaft holes 4b and 5b can be adjusted by expanding and contracting 4b and 5b using the adjusting screw 9, respectively.
[0014]
Next, the prevention of rattling of the handles 2 and 3 in this handle mounting structure will be described with reference to FIG. However, FIG. 2 shows the backlash prevention on the mounting seat 4 side, FIG. 2A shows the state before the backlash prevention, and FIG. 2B shows the state after the backlash prevention. The following description will be made on the mounting seat 4 side, but the same applies to the mounting seat 5 side, and the description thereof will be omitted.
In this handle mounting structure, after the mounting seats 4 and 5 are disposed on the door 1, the handle shaft 8 is initially inserted into the shaft holes 4b and 5b as shown in FIG. A gap is formed between the base 8a and the shaft hole 4b. At this time, the adjustment screw 9 is not operated, and therefore the slit 4c of the shaft hole 4b maintains the original slit width.
However, as shown in FIG. 2B, the driver 11 is inserted into the cutout groove 4a of the main body 4a.₁When the adjusting screw 9 is rotated in a predetermined direction, the shaft hole 4b receives a force in a direction in which the slit width of the slit 4c is reduced, and the hole diameter is reduced. Then, after the fitting state (engaged state) between the base 8a of the handle shaft 8 and the shaft hole 4b, that is, the degree of tight fit is confirmed by the play of the handle 2, the rotation of the adjusting screw 9 is stopped. The fitting state can be adjusted to a desired state. After the adjustment is completed, the covers 6 and 7 (FIG. 1) are attached to the mounting seats 4 and 5 to cover the mounting seats 4 and 5, respectively.
[0015]
Next, a handle mounting structure according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the handle mounting structure according to the first embodiment, the adjustment screw 9 is arranged on the ribs 4d and 4e as described above in a manner that spans the ribs 4d and 4e extending from the main body 4a. The shaft hole 4b is expanded or contracted using the adjusting screw 9, but in this handle mounting structure, a mounting seat 20 is used instead of the mounting seat 4 as shown in FIGS. A thin plate-like C ring 21 provided with flanges 21a and 21b is disposed on the outer periphery of the hollow cylindrical body having the shaft hole 4b of the mounting seat 20, and the flanges 21a and 21b of the C ring 21 are disposed. The adjustment screw 9 that is screwed into the screw hole is disposed in a manner that spans the flanges 21a and 21b, and the head of the adjustment screw 9 is in contact with the flange 21a in the same manner as described above. The incomplete threaded part directly under the part is By disposing the loosely inserted are aspects in the pores is obtained so as to or shrink or expand the axial hole 4b by using the adjustment screw 9. The other mounting seat that is mounted facing the mounting seat 20 is the same as the mounting seat 20.
Thus, even if it is the thing of the structure which has arrange | positioned the C ring 21 separate from the attachment seat 20 in the outer periphery of the shaft hole 4b, the same effect | action and effect can be acquired.
[0016]
Next, a handle mounting structure according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In this handle mounting structure, as shown in FIGS. 5 and 6, one side of the hollow cylinder divided by the center line of the slit 4 c provided in the hollow cylinder having the shaft hole 4 b of the mounting seat 30. A plate 31a is erected in the vicinity of the arc center of the semi-cylindrical body, and an adjusting screw 32a that is screwed into a screw hole of the plate 31a is brought into contact with the center of the semi-circular cylinder. A plate 31b is erected in the vicinity of the center, an adjustment screw 32b screwed into a screw hole of the plate 31b is brought into contact with the center of the semicircular cylinder, and the shaft hole 4b is expanded or contracted using these adjustment screws 32a and 32b. It is something that was made. However, in this handle mounting structure, it goes without saying that it is necessary to use the adjustment screws 32a and 32b on both sides disposed in the shaft hole 4b in order to adjust the above-mentioned fitting state to a desired state. The other mounting seat that is mounted facing the mounting seat 30 is the same as the mounting seat 30.
[0017]
Next, a handle mounting structure according to a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those in FIGS. 1 to 6 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
This handle mounting structure is a simplified version of the handle mounting structure shown in FIGS. 5 and 6, and a predetermined position of the rectangular main body 40a of the mounting seat 40 is punched into a shaft hole 40b as shown in FIG. An adjustment screw 32a that is screwed into a screw hole of the plate 31a is inserted into a base 8a (not shown in FIGS. 5 and 6) that holds the handle shaft 8 and is inserted into the shaft hole 40b, and a screw of the plate 31b. The adjusting screws 32b that are screwed into the holes are brought into direct contact with each other, and the engagement state with respect to the handle shaft 8 is adjusted to a desired state by using the adjusting screws 32a and 32b. Thus, the engagement state between the handle shaft 8 and the shaft hole 40b may be adjusted indirectly. The other mounting seat that is mounted facing the mounting seat 40 is the same as the mounting seat 40.
[0018]
Next, a handle mounting structure according to a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those in FIGS. 1 to 8 are designated by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In this handle mounting structure, a short hollow cylindrical body 50b is erected at a predetermined position of a rectangular main body 50a of the mounting seat 50, and the shaft hole of the hollow cylindrical body 50b is used as the shaft hole of the mounting seat 50. The fitting state (engagement state) between the shaft hole of the mounting seat 50 and the handle shaft 8 is expanded so that the shaft diameter of the collar 52 below of the base (member for holding the handle shaft) of the handle shaft 8 is increased. It is adjusted by shrinking or shrinking.
By the way, the handle 51 of the present embodiment has a bottomed hole 51a at a predetermined depth from the end surface on the mounting seat 50 side to the receiving shaft 51a.₁And the bottomed hole 51a₁While providing a small groove on the bottom of the tube, a substantially cylindrical hole 51a having a large diameter from the end surface opposite to the mounting seat 50 side to a predetermined depth.₂This cylinder hole 51a₂Through-hole 51a having a small diameter communicating with the center of the small groove and the center of the small groove₃Is provided.
[0019]
The collar 52 that constitutes the base of the handle shaft 8 has the bottomed hole 51a in a state in which a part thereof protrudes.₁And the protruding portion is loosely inserted into the cylindrical body 50b, and the bottomed hole 51a is inserted.₁A small protrusion 52a provided at the distal end of the part side to be loosely inserted into the bottom hole 51a₁A hollow cylindrical member fitted in the small groove, and a tapered hole 52b is provided in the cylinder. The collar 52 has a bottomed hole 51a from the end on the protruding portion side along the longitudinal direction.₁In this embodiment, the slit 52c is provided in such a manner as to divide the circumference into three equal parts up to the vicinity of the end on the part side that is loosely inserted into the part.
The slider 53 constituting the base of the handle shaft 8 is a hollow member having a tapered surface corresponding to the tapered hole 52b formed on the outer periphery, and the handle shaft 8 is inserted at a predetermined depth from the end surface on the mounting seat 50 side. The bottomed square hole 53a is provided, and the through hole 51a extends from the end surface opposite to the mounting seat 50 side to the bottom of the bottomed square hole 53a.₃Is provided with a screw hole 53b of an adjusting screw 54 (adjusting means) described below.
The head of the adjustment screw 54 has the cylindrical hole 51a.₂The screw part is screwed into the screw hole 53b of the slider 53 as described above. When the adjusting screw 54 is rotated by the driver 11 or the like, the slider 53 moves inside the collar 52. Accordingly, the tapered hole 52b can be expanded or contracted, and as a result, the shaft diameter of the collar 52 of the handle shaft 8 is expanded or contracted.
[0020]
By the way, 55 is a fixing pin for fixing the handle shaft 8 and is inserted into a lateral hole provided in the receiving shaft 51 a of the handle 51 and the collar 52. The horizontal hole of the slider 53 is for preventing interference with the fixing pin 55, and is provided in a somewhat long hole shape for the slider 53 to move. 56 is a blind lid, 51a₂It is fixed to.
[0021]
Prevention of rattling of the handle 51 in this handle mounting structure will be described with reference to FIG. The other mounting seat that is mounted to face the mounting seat 50 of the handle 51 is the same as the mounting seat 50, and here, the mounting seat 50 side will be described.
In this handle mounting structure, first, the collar 52 in which the slider 53 is inserted at an appropriate position is attached to the bottomed hole 51 a of the handle 51.₁It arranges in. At this time, the head of the adjustment screw 54 is a cylindrical hole 51a of the receiving shaft 51a.₂It is screwed into the screw hole 53b of the slider 53 so as to be in contact with the bottom of the slider 53. Then, the bottomed hole 51a₁The portion of the collar 52 protruding from the door 1 is loosely inserted into the cylindrical body 50b of the mounting seat 50 attached to the door 1, and the handle shaft 8 (not shown in FIG. 10) is inserted into the square hole 53a of the slider 53. And fix with the fixing pin 55.
When the adjustment screw 54 is rotated by the driver 11 in a direction in which the slider 53 is separated from the mounting seat 50, the tapered hole 52 b of the collar 52 receives a force from the slider 53, that is, the diameter of the tapered hole 52 b, that is, the shaft diameter of the collar 52. Is expanded. For this reason, the collar 52, the receiving shaft 51a, and the cylindrical body 50b of the mounting seat 50 are in a fitted state, while the handle shaft 8 is in a coupled state through the collar 52 and the slider 53. That is, the fitting state can be adjusted to a desired state by stopping the rotation of the adjusting screw 54 after confirming the degree of tight fit. As a result, the shaft hole of the mounting seat 50 and the handle shaft 8 can be adjusted. The fitting state between them can be adjusted.
[0022]
  Next, a handle mounting structure according to a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those in FIGS. 1 to 10 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
  The handle mounting structure is different from the handle mounting structures according to the first to fifth embodiments, and as described above, as the adjusting means, in the present embodiment, the base of the handle 2 (holding the handle shaft is held). Member) formed on 2aEnd 2a ₁ CornerAnd thisCornerIn this embodiment, the tapered hole surface 62b formed in the shaft hole 62b of the adjustment plate 62 disposed in the mounting seat 60 is capable of moving forward and backward.₁It consists of. In addition, about the other mounting seat attached facing the mounting seat 60, since it is the same as that of the mounting seat 60 side, the description is omitted.
  The mounting seat 60 is formed of a thin substantially rectangular plate-shaped member, and a substantially square groove 60b having a bottom on the mounting side of the handle 2 is provided at a position below the center of the rectangular main body 60a. Yes. The groove 60b has an insertion hole 60b for the base 2a at a position below the center of the bottomed portion.₁And an insertion hole 60b₁The insertion hole 60b of the adjustment screw (adjustment means) 61 is located above₂Is provided. Further, a guide rail 60b for guiding the adjustment plate 62 below to the center position of each side wall of the groove 60b.₃Are projected.
  The adjustment plate 62 is a substantially square thin plate member having a shape corresponding to the groove 60b, and the guide rail 60b is provided at the center of each side surface.₃The guide grooves 62 a are respectively provided, and the insertion holes 60 b are formed at positions below the center of the adjustment plate 62.₁The tapered hole surface 62b is opposed to₁A shaft hole 62b is provided, and a screw hole 62c into which the adjustment screw 61 is screwed is provided above the shaft hole 62b.
[0023]
  The prevention of rattling of the handles 2 and 3 in this handle mounting structure will be described. The other mounting seat that is mounted to face the mounting seat 60 of the handle 2 is the same as the mounting seat 60, and here, the mounting seat 60 side will be described.
  In this handle attachment structure, the attachment seat 60 is attached to the door 1 with the adjustment plate 62 inserted in the groove 60b, the handle shaft 8 is inserted into the shaft hole 62b of the adjustment plate 62, and the base 2a of the handle 2 is attached.Above cornerThe tapered hole surface 62b of the shaft hole 62b₁The one end face of the handle 2 is brought into contact with the mounting seat 60. in this case,Above cornerThe tapered hole surface 62b of₁The contact is made to the extent that it touches lightly (see FIG. 12).
  Then, the adjusting screw 61 is rotated in a predetermined direction by the driver 11, and the adjusting plate 62 is drawn toward the handle 2 side, and the tapered hole surface 62b is drawn.₁ButAbove cornerThe contact state can be adjusted to a desired state by stopping the rotation of the adjusting screw 61 after confirming the contact state (engagement state).
[0024]
Next, a handle mounting structure according to a seventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same members as those in FIGS. 1 to 12 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
This handle mounting structure is a modification of the handle mounting structure according to the sixth embodiment, and as the adjusting means, as will be described later, a protrusion 70a formed in a shaft hole 70a of the mounting seat 70.₁And this ridge 70a₁In the present embodiment, the taper shaft surface 72a is formed on the base (member for holding the handle shaft) 72 of the handle 71. The other mounting seat that is mounted to face the mounting seat 70 is the same as the mounting seat 70, and the description thereof is omitted.
The shaft hole 70a of the mounting seat 70 is a stepped hole, and the portion extending from the hole edge on the side opposite to the mounting side of the handle 71 to the substantially central portion in the shaft hole 70a is a protrusion 70a.₁Is forming.
The base 72 has a form in which a tapered shaft surface 72 a is formed on one side of the hollow cylindrical member, and a male screw 72 b that is screwed into the screw hole 71 a of the handle 71 is formed on the other side of the member.
Further, the handle 71 is threaded with the screw hole 71a having a predetermined depth from one end face, and is provided with a square hole 71b of the handle shaft 8 up to a predetermined depth continuous with the screw hole 71a. The screw hole of the fixing screw 73 for fixing the base 72 is provided, and the small hole of the pin 74 for fixing the handle shaft 8 is provided in the square hole 71b portion.
[0025]
The prevention of rattling of the handle 71 in this handle mounting structure will be described. The other mounting seat that is mounted to face the mounting seat 70 of the handle 71 is the same as the mounting seat 70 side, and here, the mounting seat 70 side will be described.
In this handle mounting structure, after the base 72 is screwed into the handle 71 until it first comes into contact with the end face of the handle 71, the handle shaft 8 is inserted into the handle 71 via the base 72, and the pin 74 is attached to the handle 71. Insert and fix. Then, the handle 71 has a taper shaft surface 72 a of the base 72 and a protrusion 70 a of the mounting seat 70.₁It attaches to the said attachment seat 70 so that it may contact | abut. In this case, if the contact state (engagement state) is determined to be inappropriate due to rattling of the handle 71, the handle 71 is removed from the mounting seat 70 (at this time, the handle shaft 8 is inserted into the handle 71). The cap 72 is unscrewed by an amount corresponding to the amount of backlash, and then the handle 71 is attached and fixed to the mounting seat 70 again. Confirm. If there is no backlash, the protrusion 70a of the taper shaft surface 72a.₁The base 72 is fixed with a fixing screw 73 (FIG. 14). However, if it is determined that it is not appropriate, the same process as described above is repeated until the contact state becomes appropriate, and the desired state is adjusted.
[0026]
Next, a handle mounting structure according to an eighth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the figure, the same members as those in FIGS. 1 to 14 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
In the handle mounting structure according to the seventh embodiment, when the contact state is adjusted to a desired state, the handle 71 cannot be left attached to the mounting seat 70, so that the above-described work can be performed. However, the structure is such that the handle 80 can be adjusted while attached to the mounting seat 70 (not shown in FIG. 15). The other mounting seat that is mounted to face the mounting seat 70 is the same as that on the mounting seat 70 side, and the description thereof is omitted.
The base (member for holding the handle shaft) 81 is a cylindrical member having a square hole through which the handle shaft 8 is inserted. A tapered shaft surface 81a is formed on one side thereof, and the square hole 80a of the handle 80 is formed on the other side of the member. An angular shaft 81b is formed to be fitted to the shaft 82, and an oblong shaft hole into which the cam shaft 82a of the cam 82 is inserted is provided at the portion of the angular shaft 81b.
Further, the handle 80 is provided with the square hole 80a having a predetermined depth from one end face thereof, and is provided with a square hole 80b of the handle shaft 8 up to a predetermined depth connected to the square hole 80a. A cam chamber for accommodating the cam main body 82b of the cam 82 is provided, and a projection 82b of the cam main body 82b is formed on the inner periphery of the substantially central portion of the cam chamber.₁A narrow groove into which is inserted is provided. On the other hand, a small hole of the pin 74 for fixing the handle shaft 8 is provided in the square hole 80b portion of the handle 80.
[0027]
The prevention of rattling of the handle 80 in this handle mounting structure will be described. The other mounting seat that is mounted to face the mounting seat 70 of the handle 80 is the same as the mounting seat 70, and only the mounting seat 70 side will be described here.
In this handle mounting structure, after the base 81 is inserted into the handle 80, the handle shaft 8 is inserted into the handle 80 via the base 81, and the pin 74 is inserted into the handle 80 and fixed. At the same time, the cam 82 is disposed so that the cam shaft 82 a is inserted into the shaft hole of the base 81 and the cam main body 82 b is accommodated in the cam chamber of the handle 80. In this case, if it is determined that the contact state (engaged state) is not appropriate because the handle 80 is rattled, the cam 82 is rotated in a predetermined direction by the driver 11 or the like, and the base 81 is tapered. The shaft surface 81a is the protrusion 70a of the mounting seat 70.₁Move to make strong contact. And it can adjust to a desired state by stopping the movement of the nozzle | cap | die 81, after confirming this contact state.
[0028]
【The invention's effect】
According to the handle mounting structure of the present invention, it is possible to effectively prevent the handle from rattling with respect to the door without being troubled by dimensional management between the shaft hole and the handle shaft, and after the handle shaft is inserted into the shaft hole. It is also possible to give the handle a desired play by adjusting the desired fitting state.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a handle mounting structure according to a first embodiment.
FIG. 2 is an explanatory diagram for preventing rattling by the handle mounting structure of FIG. 1;
FIG. 3 is a perspective view of a mounting seat of a handle mounting structure according to a second embodiment.
4 is a configuration diagram of the mounting seat of FIG. 3;
FIG. 5 is a perspective view of a mounting seat of a handle mounting structure according to a third embodiment.
6 is a configuration diagram of the mounting seat of FIG. 4;
FIG. 7 is a perspective view of a mounting seat of a handle mounting structure according to a fourth embodiment.
8 is a configuration diagram of the mounting seat of FIG.
FIG. 9 is an exploded perspective view of a handle mounting structure according to a fifth embodiment.
10 is a cross-sectional configuration diagram of the handle mounting structure of FIG. 9;
FIG. 11 is an exploded perspective view of a mounting seat of a handle mounting structure according to a sixth embodiment.
12 is a cross-sectional configuration diagram of the handle mounting structure of FIG. 11. FIG.
FIG. 13 is an exploded perspective view of a handle mounting structure according to a seventh embodiment.
14 is a cross-sectional configuration diagram of the handle mounting structure of FIG. 13;
FIG. 15 is an exploded perspective view of a handle mounting structure according to an eighth embodiment.
FIG. 16 is a configuration diagram of a conventional handle mounting structure.
FIG. 17 is a configuration diagram of a conventional handle mounting structure.
[Explanation of symbols]
  1 door
  2, 3, 71, 80 Handle
  2a, 72, 81 Base (member that holds the handle shaft)
  2a₁                endPart
  4, 5, 20 to 60 mounting seat
  4b, 40b Shaft hole
  8 Handle shaft
  9, 54, 61 Adjustment screw (adjustment means)
  52 collar (member that holds the handle shaft)
  62b Taper hole (shaft hole)
  62b₁              Tapered hole surface
  70a Shaft hole
  70a₁              Ridge
  72a, 81a Tapered shaft surface

Claims

A handle for opening and closing the door is attached to the door via a handle shaft that passes through the door and a mounting seat disposed in contact with both sides of the door, and the shaft hole of the mounting seat and the shaft A handle mounting structure provided with an adjusting means for adjusting an engagement state with the handle shaft inserted through a hole ,
The adjusting means includes a corner portion of the end portion formed on the member that holds the handle shaft, and a tapered hole surface formed in the shaft hole of the mounting seat that is disposed so as to be able to advance and retreat relative to the corner portion. Or a protrusion formed in the shaft hole of the mounting seat, and a tapered shaft surface formed on a member that holds the handle shaft and is disposed so as to be able to advance and retreat with respect to the protrusion. Handle mounting structure characterized by that.

A handle for opening and closing the door is attached to the door via a handle shaft that passes through the door and a mounting seat disposed in contact with both sides of the door, and the shaft hole of the mounting seat and the shaft A handle mounting structure provided with an adjusting means for adjusting an engagement state with the handle shaft inserted through a hole,
The adjusting means is constituted by an adjusting screw that expands or contracts the shaft hole of the mounting seat provided with a slit along the hole axial direction,
The shaft hole of the mounting seat is constituted by a shaft hole of a hollow cylindrical body standing on the body of the mounting seat, and the slit is provided in the hollow cylindrical body along the axial direction of the shaft hole. A cylindrical body is connected to the main body through a pair of ribs extending from the main body at least across the slit, and the adjustment screw is arranged to be screwed to the rib in such a manner as to be bridged between the ribs. A handle mounting structure characterized by being provided.