JP4095986B2 - 傘のスリーブ手段 - Google Patents

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本発明は、ロクロスリーブを有する、傘のスリーブ手段に関するものである。
現代の傘の製造業においては、傘の中棒に弾性的に形成される鋭いスプリングキャッチないし留め具によって利用者の手が傷つくことを防止するために、傘の中棒に摺動可能に保持される安全ロクロを備える傾向にある。
これと同時に、中棒は、その上に安全ロクロを摺動可能に係合するためのものであるが、中棒にスリットを切開しないで安全および強度を維持することもまた考慮されなければならない。
本件出願人は、安全ロクロを備える傘を提案した(特許文献1参照)。特許文献1において用いられている部材番号をかっこを付して引用して、先に提案した安全ロクロを概説する。安全ロクロは、傘を閉じるときに、留め具ないしスプリングキャッチ(5)のキャッチ部(53)を外すために押し下げ得る押ボタン(4)を有している。留め具(5)は、中棒の上部に固定される長いアーム部材(52)によって形成されている。これにより、中棒にスリットを切開しないで、中棒を保護するようにしている。換言すれば、一般的な傘のシャフトに形成されるような、留め具を突出させるためのスリットをなくして、中棒の管の強度が影響されないようにしている。
特開2004−49865号公報
但し、下記のような改善点がなお存している。
1.留め具(5)のアーム部材(52)は、特に多段折畳み式傘のために、好ましくは、できるだけ細くないしスリムに形成されている。そのような長くて細いアームは大きな「力アーム(force arm)」を有することになるので、傘が強い外力(強い風の力のような外力)を受けるときに振動の力が増大され、キャッチ部(53)がロクロ(3)から外れてしまって、傘が予想外に閉じられてしまう虞がある。
2.留め具(5)の細いアーム(52)は変形し易いので、傘を開いたときに、キャッチ部(53)のロクロ(3)との信頼性が高い係合に影響を与える虞がある。
3.留め具(5)のアームはシャフトの外側で外に形成されているので、傘の中棒の装飾的な外観に影響を及ぼす虞がある。
本発明の目的は、傘の中棒に摺動可能に保持されるロクロを確実に係合し得る、傘のスリーブ手段を提供することにある。
本発明の目的は、傘の中棒に配置、外装ないし形成される傘のロクロスリーブを有する、傘のスリーブ手段を提供することにあり、ロクロスリーブは、当該ロクロスリーブに摺動可能に保持される安全ロクロに形成されたソケットに係合する、当該ロクロスリーブに弾性的に一体的に形成された突起を有し、これによって、傘を開いたときに、ロクロスリーブに一体的に形成された突起との安全ロクロの信頼性の高い係合を高めている。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、傘の中棒のトップ部に形成した上部ノッチ部にピボット式に連結される骨アセンブリがピボット式に連結されるロクロを摺動可能に保持し、前記中棒の周りを囲むように配置され当該中棒に取り付けられるロクロスリーブを有し、
前記ロクロスリーブは、当該ロクロスリーブ上に弾性的に形成された弾性突出部を含み、前記ロクロをロックして傘を開いておくために、前記ロクロスリーブの前記弾性突出部が前記ロクロに形成されたソケットに操作的に係合してなり、
(a)前記中棒は、入れ子式に相互に連結された複数の管を含み、
前記ロクロスリーブは、当該ロクロスリーブと前記複数の管における上層管との間に開口部を定め、
傘を閉じるときに前記中棒の前記複数の管を引っ込めると、前記複数の管が、前記ロクロスリーブ内の前記開口部の中に受け入れられてなり、
(b)前記ロクロは、シリンダ部と、フェルールと、円柱状カップリングとを含み、
前記シリンダ部は、前記ロクロスリーブにスライド自在に連結する中央開口を有し、
前記フェルールは、前記シリンダ部の上部に形成され、前記骨アセンブリの受骨をピボット式に連結し、
前記円柱状カップリングは、前記シリンダ部にスライド自在に連結するとともに前記シリンダ部の周りに配置され、傘を開くときに前記ロクロスリーブ上に形成された前記弾性突出部を係合するために当該円柱状カップリング内に凹所を形成してなる前記ソケットを有してなり、
(c)前記フェルールは、前記中央開口の周りに配置され前記ロクロスリーブにスライド自在に連結する中央リングを有し、
傘を開くために前記ロクロを持ち上げると、前記中央リングが前記弾性突出部を内方に押し下げ、前記フェルールが前記弾性突出部を通り過ぎることが許容され、それから、前記弾性突出部が前記ロクロの前記ソケットと係合するように外方に弾性的に突き出て、傘を安定して開いておくために、前記ロクロスリーブの前記弾性突出部の上に前記ロクロがロックされてなり、
(d)前記シリンダ部は、円柱状溝と、底部フランジと、スロットとが形成され、
前記円柱状溝は、当該円柱状溝内に前記円柱状カップリングをスライド自在に連結し、
前記底部フランジは、前記シリンダ部の底部に形成され、前記円柱状カップリングが前記シリンダ部から下方に脱落することがないように前記円柱状カップリングの移動を制限し、
前記スロットは、前記シリンダ部を貫通して切開され、傘を開くと、前記弾性突出部が前記ロクロスリーブから外方に突き出て、前記ロクロの前記円柱状カップリング内に凹所を形成してなる前記ソケットと係合してなり、
(e)前記円柱状カップリングは、内方拡張部と、前記ソケットとを有し、
前記内方拡張部は、前記円柱状カップリングの内壁に円周上に形成され、前記シリンダ部の円柱状溝にスライド自在に係合し、
前記ソケットは、前記内方拡張部と傾斜部との間で、前記円柱状カップリング内に凹所を形成してなり、前記傾斜部は、前記中棒の縦軸の方に向けて上方かつ内方へと傾いており、傘を閉じるために前記ロクロを降下するときに、前記弾性突出部から前記ソケットを外すために前記弾性突出部を内方へ押してなる傘のスリーブ手段である。
本発明によれば、傘の中棒に摺動可能に保持されるロクロを確実に係合することが可能となる。
図1〜図3には、多段折畳み式傘に形成するように適用した、本発明の傘スリーブ手段に係る第1の好ましい実施形態が示されている。傘スリーブ手段は、中棒(central shaft)1の周りに周状に配置されるロクロスリーブ(runner sleeve)11を有し、ロクロスリーブ11は、スリーブ上端部11uを有する。
図示する多段折畳み式傘は、三段の折り畳み式の傘であり、中棒1と、ロクロ(runner)3および中棒1のトップ部にピボット式に固定され傘地をピボット的に固定するための骨アセンブリ2とを有する。
中棒1は、入れ子式に相互に連結自在となった上層管12、中層管13および下層管14を有する。中棒1はさらに、傘を閉じるときに引っ込められて折り畳まれるときに、中棒1の縦軸Xの周りで、上層管12、中層管13および下層管14の周りに配置されるロクロスリーブ11を有する。ロクロスリーブ11および上層管12の両者は、骨アセンブリ2の上部ノッチ20に固定されるそれらの上端部を有する。
骨アセンブリ2は、上部ノッチ20にピボット式に固定される親骨(top rib)21と、ロクロ3にピボット式に連結される内方部および親骨21の外方部にピボット式に連結される中間部を備える受骨(stretcher rib)22と、受骨22の外方部にピボット式に連結されるとともに連結骨(connecting rib)24を介して親骨21にピボット式に連結される内方部を備える中間骨(intermediate rib)23と、中間骨23にピボット式に連結されるテール骨(tail rib)25とを有する。但し、傘を折り畳む段数は、本発明においては限定されない。
ロクロスリーブ11および上層管12は、それらの間に、傘を閉じるときに中層管13および下層管14を受け入れるための環状の窓Sを定める。ロクロスリーブ11の上端部11uは、上部ノッチ20に固定される。
ロクロスリーブ11は、突出部111の部分的な輪郭に沿ってロクロスリーブ11にスリット112をカットすることによって、弾性を有する突出部111が当該ロクロスリーブ11上に一体的に形成され得る。弾性突出部111は、通常、中棒1の縦軸Xから外方に向けて突き出て、傘を開いておくためにロクロ3をロックするため、ロクロ3内に形成されたソケット330に係合している。図3に示すように、弾性突出部111は、傘を閉じるためにロクロ3によって押されたときに、ロクロスリーブ11と上層管12との間の窓ないし開口部(aperture)(あるいはスロット)Sの中に内方に押し下げられ得る。
ロクロスリーブ11は、プラスチック材料あるいは他の適切な材料から作ることができる。弾性突出部111は、下部と、上部とを備える。弾性突出部111の下部は、傘を開くためにロクロ3を上げるときに、突出部111がロクロ3におけるソケット330と係合することを許容するように、ロクロ3の中央リング320によって内方へ押される傾斜面に形成されている。また、弾性突出部111の上部は、好ましくは、傘を開いたときに、ロクロ3内に凹所を作ったソケット330に係合される直角あるいは曲げられた部分となるように形成されている。
ロクロ3は、シリンダ部31と、フェルール(ferrule)32と、円柱状カップリング33とを有する。シリンダ部31は、ロクロスリーブ11にスライド自在に連結する中央開口310を有する。フェルール32は、シリンダ部31の上部に形成され、骨アセンブリ2の受骨22をピボット式に連結する。円柱状カップリング33は、シリンダ部31にスライド自在に連結するとともにシリンダ部31の周りに配置され、傘を開くときにロクロスリーブ11上に形成された弾性突出部111を係合するために当該円柱状カップリング33内に凹所を形成してなるソケット330を有する。
フェルール32は、中央開口310の周りに配置されロクロスリーブ11にスライド自在に連結する中央リング320を有する。したがって、傘を開くためにロクロ3を持ち上げると、中央リング320が弾性突出部111を押し下げ、フェルール32が突出部111を通り過ぎることが許容され、それから、突出部111がロクロ3のソケット330と係合するように外方に弾性的に突き出るであろう。これにより、傘を安定して開いておくために、突出部111の上にロクロ3がロックされる。
シリンダ部31は、円柱状溝312と、底部フランジ311と、スロット313とが形成されている。円柱状溝312は、当該円柱状溝312内に円柱状カップリング33をスライド自在に連結する。底部フランジ311は、シリンダ部31の底部に形成され、円柱状カップリング33がシリンダ部31から下方に脱落することがないように当該円柱状カップリング33の移動を制限している。スロット313は、シリンダ部31を貫通して切開され、傘を開くと、弾性突出部111がロクロスリーブ11から外方に突き出て、ロクロ3の円柱状カップリング33内に凹所を形成してなるソケット330と係合する(図2参照)。
円柱状カップリング33は、内方拡張部332と、ソケット330とを有する。内方拡張部332は、カップリング33の内壁に円周上に形成され、シリンダ部31の円柱状溝312にスライド自在に係合する。ソケット330は、内方拡張部332と傾斜部331との間で、カップリング33内に凹所を形成してなる。傾斜部331は、中棒1の縦軸Xの方に向けて上方かつ内方へと傾いており、傘を閉じる(図2の状態から図3の状態)ためにロクロ3を降下するときに、弾性突出部111からソケット330を外すために弾性突出部111を内方へ押す。内方拡張部332は、シリンダ部31の底部フランジ311によって下方への移動が制限され(図3)、傘を閉じるためにロクロ3を降下するときに、シリンダ部31から円柱状カップリング33が分離することを防止する。
ロクロスリーブ11は、それぞれの管12、13、14の長さのように、中棒1のそれぞれの管の長さにほぼ等しい長さ(上端部11uと底部11bとの間)を有する。
傘を閉じる際、中層管13および下層管14は、ロクロスリーブ11と上層管12との間の窓ないし開口部(あるいはスロット)S内に引っ込められ受け入れられる。「ロクロスリーブ」11は、ロクロ3を円滑に摺動して係合させ、あるいはガイドするために備えられており、それゆえ、「ロクロスリーブ」と定義されている。
図4〜図8に示すように、本発明の他の好ましい実施形態には、上述したロクロスリーブ11を短くしたものが開示される。
図5に示される短くされたロクロスリーブ11は、当該ロクロスリーブ11に形成された弾性突出部111が、傘を開くためにロクロ3内のソケット330に係合することができるのに十分な長さを有する。短くされたロクロスリーブ11は、当該ロクロスリーブ11の下部に形成されるとともに縦軸Xに向けて下方へテーパを付けられた下部ガイド部分11gを有し、図7の状態から図4の状態に傘を開くためにロクロ3を持ち上げるときに、ロクロ3が突出部111に係合されるようにガイド部分11gを乗り越えて円滑に通り過ぎるようにしてある。
図5に示すように、ロクロスリーブ11に形成された下部ガイド部分11gは、傘を開くために持ち上げられるロクロ3を円滑にガイドするために、縦軸Xと第1の鋭角Aをなして外挿的に交差するように、下方に向けてテーパが付けられている。ロクロスリーブ11はまた、ロクロスリーブ11の底部に形成されるとともに縦軸Xと第2の鋭角Bをなして外挿的に交差するように上方に向けてテーパが付けられているテーパ状底端部11bを有する。底端部11bは、上層管12の外側管表面に近接あるいは弾性的に接触する状態にある。ロクロスリーブ11は、下部ガイド部分11gに切り欠かれた多数のカッティングスリット11sを有する(図6における破線参照)。それによって、上層管12とロクロスリーブ11との間の窓ないし開口部Sの中に中層管13および下層管14を引っ込ませる際、中層管13あるいは下層管14は、複数のカッティングスリット11sを形成することに起因する「チャック」のように作用するロクロスリーブ11におけるわずかに膨張している下部ガイド部分11gによって、スロットSの中に受け入れられるように、テーパの付いた底端部11bによって円滑にガイドされることになる(図8および図7参照)。
図4の状態から図7の状態に傘を閉じる際、ロクロ3は、中棒1に向けて骨アセンブリ2を引っ込ませるために、弾性突出部111からソケット330を外すために降下される。窓ないし開口部Sの中に中層管13、下層管14を引っ込ませた後(図7)、それから、傘は完全に折り畳まれるだろう。
カップリング33を完全に握って傘を開くためにロクロ3を持ち上げるときでさえ、ロクロ3は、傘を安定して開くために、間違いなく確実に突出部111に係合される。カップリング33は、突出部111を内方に(中心に向けて)押すことなく、下方に引っ張られたり、上方に持ち上げられたりするからである。
ロクロ3をまさに降下して傘を閉じるとき、いかなる押し下げ動作をも必要とすることなく、迅速に人間工学的に傘を閉じることができる。弾性突出部111は、その製造を単純化し費用を低くするために、ロクロスリーブ11に直接的、一体的に形成されている。
図9〜図11を参照して、多段折畳み式傘は、五段に畳まれる中棒1および四段に折り畳まれる骨アセンブリ2に改変されている。
中棒1は、入れ子式に相互に連結自在となった上層管12、中層管13、下層管14、第2の下層管15、および最下層管16を有する。
骨アセンブリ2は、親骨21と、受骨22と、中間骨23と、テール骨25とを有する。親骨21は、中棒1のトップ部に形成される上部ノッチ20にピボット式に連結される。受骨22は、親骨21およびロクロスリーブ11に摺動可能に保持されたロクロ3にピボット式に連結され、ロクロスリーブ11は、中棒1のトップ部あるいは上部ノッチ20に固定される上端部11uを有する。中間骨23は、受骨22にピボット式に連結されるとともに連結骨24を介して親骨21にピボット式に連結される。テール骨25は、補助中間骨23aおよび外方スプリングリブ26のそれぞれを介して中間骨23にピボット式に連結される。また、内方スプリングリブ24aは、中間骨23と並置され、受骨22と補助中間骨23aとの間にピボット式に連結される。但し、多段折畳み式骨アセンブリ2はさらに改変ないし配列することができ、本発明において限定されるものではない。
ロクロスリーブ11は、当該ロクロスリーブ11から外方に向けて直接に付勢される弾性突出部111を有するように改変されている。弾性突出部111は、中棒1の縦軸Xから外れるように上方かつ外方へと傾けられ、傘を開いたときに、ロクロ3に形成されたソケット330aに係合する。
弾性突出部111は、ロクロスリーブ11に一体的に形成され、ロクロスリーブ11に切開されたスリット112に沿ってロクロスリーブ11から外方かつ上方に向けて付勢される。突起111はまた、プラスチックモールドプロセスあるいはプラスチック処理などの樹脂成形によって、ロクロスリーブ11に一体的に形成され得るが、本発明において制限されるものではない。
ロクロ3、またはいわゆる安全ロクロ3は、特に図10に示すように、押ボタン33aと、ソケット330aと、保護延長部33cと、フィンガー凹所33fとを含むように改変されている。押ボタン33aは、弾力あるリンク部材33bによってロクロ3に弾性的に形成され、ロクロ3と一体的に形成される。ソケット330aは、傘を閉じるときに押ボタン33aによって内方に押し下げられ得る突起111を係合するために、ロクロ3に形成される。保護延長部33cは、押ボタン33aの周りを囲むように配置され、利用者の手による予期しない内方への動き(大きいエリアの押し下げ)を阻止して、傘を開いたときのロクロ3と弾性突出部111との信頼性が高い係合を確実なものとしている。フィンガー凹所33fは、保護延長部33cの下部に凹所を設けてなるものであり、傘を開くために持ち上げるときに、利用者の指Hによって、ロクロ3の上方への快適な人間工学的な押し付け(U)に適合されている。
傘を閉じる場合、傘を閉じるためのロクロ3の自由な下降を許容するのに、ロクロ3のソケット330aから弾性突出部111を外すために、例えば、利用者の親指によって、押ボタン33aを内方へ押し下げることができる(図10、符号D参照)。
図12〜15を参照して、押ボタンは、ロクロに形成したボタン孔内に摺動可能に保持される押ボタン33aに改変され、押ボタン33aは、傘を閉じる際にロクロを下降するために弾性突出部111からロクロ3を外すように弾性突出部111を内方へ押し下げる。ロクロはさらに、保護延長部33cと、フィンガー凹所33fとを含む。保護延長部33cは、押ボタン33aの周りを囲むように配置され、利用者の手による押ボタン33aに対する予期しない大きいエリアの押し下げを阻止する。フィンガー凹所33fは、傘を開くために持ち上げるときに(図13、15)、ロクロ3の人間工学的な保持のために、保護延長部33cに凹所を設けてなる。
本発明はさらに、中棒1の下部(1d)に形成ないし配置される下部ロクロスリーブ11’を含んでいる。下部ロクロスリーブ11’は、当該下部ロクロスリーブ11’に弾性的に形成された下部弾性突出部111’を有し、この下部弾性突出部111’は、傘を閉じるためにロクロ3を下げたときに、当該ロクロ3の押ボタン33aと係合する(図14)。ところで、中棒1の上部1uに形成されたロクロスリーブ11は、傘を開くためにロクロ3を持ち上げたときに、当該ロクロ3を係合するために提供ないし備えられている。一方、傘を閉じるためにロクロ3を下げたときに、当該ロクロ3を係合するために、中棒1の下部1dに下部ロクロスリーブ11’が提供ないし備えられている。
図12に示される中棒1は、中実の棒である。図12に示される傘は、単一ないし一段に畳まれる傘であり、単一ないし一段に畳まれる中棒1と、単一ないし一段に折り畳まれる骨アセンブリ2とを有する。骨アセンブリ2は、親骨21および受骨22を有する。
本発明のさらに他の実施形態が図16に示される。この実施形態にあっては、中棒1は中空の棒であり、ロクロスリーブ11は中空棒1上に配置される。
ロクロスリーブ11の長さは、本発明において、制限されない。
ロクロスリーブ11が十分に長いならば、その長いロクロスリーブ11は、中空中棒1と置き換えるために提供されるであろう。傘を開くときに、ロクロスリーブ11に形成した突起111にロクロ3を係合させるため、ロクロスリーブ11上でロクロ3を摺動可能にガイドする。費用を節約するために、中棒1は、なくされ、ロクロスリーブ11によって置き換えられる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、種々改変することができる。
本発明は、従来のものに比べて、次のような利点を有する。
1.傘を安定して開くためにロクロ3を係合するための弾性突出部111が、突起111とロクロ3のソケット330との間の信頼性が高い係合を確実にするために、ロクロスリーブ11に形成されている。すなわち、ロクロ3とロクロスリーブ11との間には、いかなる大きな開口部も形成されない。これによって、傘を安定して開いておくための、ロクロスリーブ11上にロクロ3を係合する信頼性が増大する。
2.ロクロスリーブ11は、多段折畳み式傘(図1〜11)や、単一ないし一段で畳まれる傘(図12〜16)のいずれにも適応させることができ、それゆえ、ロクロスリーブ11の商業的な価値が増大する。
3.本発明の突起111は、従来の留め具ないしスプリングキャッチと比べて、かなり小さく(より短い力アーム(shorter force arm)を有する)、傘に作用する外力による影響をたやすく受けることがなく、傘を安定して開いておくことができる。
4.突起111は、ロクロスリーブ11に一体的にまたは直接的に形成され得る。したがって、傘の製造費用を、非常に減らすことができる。
5.より安全に、かつ、人間工学的に操作し得る安全ロクロを提供できる。
なお、傘を急速に閉じるために骨アセンブリ2を折り畳んだり引っ込めたりすることの助けあるいは容易にするための多くの従来の機構またはデバイスが既に開発されている。それゆえ、かかる機構またはデバイスについては本明細書においては説明を省略してある。
本発明の実施形態に係る傘が広げられた状態を一部断面で示す図である。 ロクロスリーブとロクロとの係合状態を示す、図1の部分拡大断面図である。 図2に示される状態から傘を閉じるためにロクロを降下させている状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る傘が広げられた状態を一部断面で示す図である。 ロクロスリーブとロクロとの係合状態を示す、図4の部分拡大断面図である。 図5に示される状態から傘を閉じるためにロクロを降下させている状態を示す断面図である。 中棒の管を引っ込ませることによって閉じられた傘を一部断面で示す図である。 図7の部分拡大断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る傘が広げられた状態を一部断面で示す図である。 ロクロスリーブおよびロクロを示す、図9の部分拡大断面図である。 図9に示されるロクロを示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る傘が広げられた状態を一部断面で示す図である。 ロクロスリーブおよびロクロを示す、図12の部分拡大断面図である。 図12に示される状態から傘を閉じるときに中棒の下部に設けられた下側スリーブとロクロとの係合状態を示す部分拡大断面図である。 図12に示されるロクロを示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る傘が広げられた状態を一部断面で示す図である。
符号の説明
1 中棒、
11 ロクロスリーブ、
11’ 下部ロクロスリーブ、
111 突起、突出部、弾性突出部、
111’ 下部弾性突出部、
112 スリット、
113 下部弾性突出部、
114 スリット、
11b テーパ状底端部、
11g 下部ガイド部分、
11s カッティングスリット、
12 上層管、
13 中層管、
14 下層管、
2 骨アセンブリ、
20 上部ノッチ、
21 親骨、
22 受骨、
23 中間骨
24 連結骨
25 テール骨
3 ロクロ、安全ロクロ
31 シリンダ部、
310 中央開口、
311 底部フランジ、
312 円柱状溝、
313 スロット、
32 フェルール、
320 中央リング、
33 円柱状カップリング、
33a 押ボタン
33c 保護延長部
33f フィンガー凹所
330 ソケット、
331 傾斜部、
332 内方拡張部、
A 第1の鋭角、
B 第2の鋭角、
S 窓、開口部、スロット、
X 縦軸。

Claims (7)

  1. 傘の中棒のトップ部に形成した上部ノッチ部にピボット式に連結される骨アセンブリがピボット式に連結されるロクロを摺動可能に保持し、前記中棒の周りを囲むように配置され当該中棒に取り付けられるロクロスリーブを有し、
    前記ロクロスリーブは、当該ロクロスリーブ上に弾性的に形成された弾性突出部を含み、前記ロクロをロックして傘を開いておくために、前記ロクロスリーブの前記弾性突出部が前記ロクロに形成されたソケットに操作的に係合してなり、
    (a)前記中棒は、入れ子式に相互に連結された複数の管を含み、
    前記ロクロスリーブは、当該ロクロスリーブと前記複数の管における上層管との間に開口部を定め、
    傘を閉じるときに前記中棒の前記複数の管を引っ込めると、前記複数の管が、前記ロクロスリーブ内の前記開口部の中に受け入れられてなり、
    (b)前記ロクロは、シリンダ部と、フェルールと、円柱状カップリングとを含み、
    前記シリンダ部は、前記ロクロスリーブにスライド自在に連結する中央開口を有し、
    前記フェルールは、前記シリンダ部の上部に形成され、前記骨アセンブリの受骨をピボット式に連結し、
    前記円柱状カップリングは、前記シリンダ部にスライド自在に連結するとともに前記シリンダ部の周りに配置され、傘を開くときに前記ロクロスリーブ上に形成された前記弾性突出部を係合するために当該円柱状カップリング内に凹所を形成してなる前記ソケットを有してなり、
    (c)前記フェルールは、前記中央開口の周りに配置され前記ロクロスリーブにスライド自在に連結する中央リングを有し、
    傘を開くために前記ロクロを持ち上げると、前記中央リングが前記弾性突出部を内方に押し下げ、前記フェルールが前記弾性突出部を通り過ぎることが許容され、それから、前記弾性突出部が前記ロクロの前記ソケットと係合するように外方に弾性的に突き出て、傘を安定して開いておくために、前記ロクロスリーブの前記弾性突出部の上に前記ロクロがロックされてなり、
    (d)前記シリンダ部は、円柱状溝と、底部フランジと、スロットとが形成され、
    前記円柱状溝は、当該円柱状溝内に前記円柱状カップリングをスライド自在に連結し、
    前記底部フランジは、前記シリンダ部の底部に形成され、前記円柱状カップリングが前記シリンダ部から下方に脱落することがないように前記円柱状カップリングの移動を制限し、
    前記スロットは、前記シリンダ部を貫通して切開され、傘を開くと、前記弾性突出部が前記ロクロスリーブから外方に突き出て、前記ロクロの前記円柱状カップリング内に凹所を形成してなる前記ソケットと係合してなり、
    (e)前記円柱状カップリングは、内方拡張部と、前記ソケットとを有し、
    前記内方拡張部は、前記円柱状カップリングの内壁に円周上に形成され、前記シリンダ部の円柱状溝にスライド自在に係合し、
    前記ソケットは、前記内方拡張部と傾斜部との間で、前記円柱状カップリング内に凹所を形成してなり、前記傾斜部は、前記中棒の縦軸の方に向けて上方かつ内方へと傾いており、傘を閉じるために前記ロクロを降下するときに、前記弾性突出部から前記ソケットを外すために前記弾性突出部を内方へ押してなる傘のスリーブ手段。
  2. 前記弾性突出部は、当該弾性突出部をなす部分の輪郭の一部に沿ってスリットをカットすることによって、前記ロクロスリーブに一体的に形成され、傘を開いておくために前記ロクロ内の前記ソケットと係合するように前記中軸の縦軸から外方に向けて突き出てなる請求項1に記載の傘のスリーブ手段。
  3. 前記ロクロスリーブは、傘を閉じるときに、前記ロクロスリーブと前記中棒の上層管との間の開口部の中に前記中棒の複数の管を引っ込ませるために、前記弾性突出部から下方へ向けて突出する下部ガイド部分を有してなる請求項1に記載の傘のスリーブ手段。
  4. 前記ロクロスリーブの前記下部ガイド部分は、傘を開くために持ち上げられる前記ロクロを円滑にガイドするために、前記中棒の縦軸と第1の鋭角をなして外挿的に交差するように、前記上層管に接近するよう下方に向けてテーパが付けられてなる請求項3に記載の傘のスリーブ手段。
  5. 前記ロクロスリーブは、前記中棒の前記縦軸と第2の鋭角をなして外挿的に交差するように上方に向けてテーパが付けられ、前記上層管の外側管表面に接触するテーパ状底端部を有し、前記ロクロスリーブは、前記下部ガイド部分に切り欠かれた多数のカッティングスリットを有してなり、
    前記中棒の複数の管を、当該複数の管の前記上層管と前記ロクロスリーブとの間の開口部の中に引っ込ませる際、複数の管は、前記ロクロスリーブにおけるわずかに膨張している前記下部ガイド部分によって、前記開口部の中に受け入れられるように、前記テーパ状底端部によって円滑にガイドされてなる請求項4に記載の傘のスリーブ手段。
  6. 前記弾性突出部は、前記ロクロスリーブに一体的に形成され、前記ロクロスリーブから外方に向けて付勢され、前記中棒の縦軸から外れるように上方かつ外方へと傾けられ、傘を開いておくために、前記ロクロの前記ソケットに係合してなる請求項1に記載の傘のスリーブ手段。
  7. 前記中棒は、当該中棒の下部に形成される下部ロクロスリーブを含み、
    前記下部ロクロスリーブは、当該下部ロクロスリーブに弾性的に形成された下部弾性突出部を有し、
    前記下部弾性突出部は、傘を閉じるために前記ロクロを下げたときに当該ロクロと係合してなる請求項1に記載の傘のスリーブ手段。
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