JP4094640B2

JP4094640B2 - バンド型捲き付け自動アンマ器

Info

Publication number: JP4094640B2
Application number: JP2006105668A
Authority: JP
Inventors: 恭夫井上
Original assignee: 有限会社日新電気
Priority date: 2006-03-09
Filing date: 2006-03-09
Publication date: 2008-06-04
Anticipated expiration: 2026-03-09
Also published as: JP2007236894A; WO2007102624A1

Description

本発明は、バンド型捲き付け自動アンマ器に関する。

本出願人は平成９年１０月２１日付けでベルト捲きつけ付け自動アンマ器なるものを出願した（特願平９−３３９２８２）のである。

このベルト捲きつけ付け自動アンマ器は、ベルト体の内部にモーターによって回転駆動するクランクシャフトを設けるとともに、このクランクシャフトの凹凸部と屈曲性止め板との間に屈曲性心棒を架設し、その屈曲性心棒に多数の駒とバネとを交互に貫通させ、クランクシャフトの回転により、駒でこった疾患部をマッサージする。

ここ数年間試作に何とか完成させようとカエルが柳に飛びつくように、なんども試みたものであるが、クランク式では引例は回転しないことが判明した。回転しないものでは話にならない、そこで、本発明者は何とかいい方法は無いものかと考えた結果、クランク式で無い全く違う原理で、モーターの回転力を利用したものであって、本発明は本願出願人が実際試作品を完成させて効果は充分実証済みである。

本発明は、軽くて装着が容易であり、移動や仕事をしながらでもアンマ効果の発揮できるアンマ器を開発することを目的とする。

モーターが設置できる外枠を設け、この外枠は中央で分割された左右の外枠から構成され、各外枠にそれぞれ前記モーターと、このモーターによって回転するシャフトを軸支し、このシャフトに一定間隔をおいて複数の固定円盤を固定し、この固定円盤には左右一対の回転円盤を前記固定円盤の外周から突出するように取り付け、かつ、この各回転円盤は、前記シャフトの軸方向において隣接する各回転円盤が重なることなく交互に突出するように相互にずらした位置に取り付けるとともに、前記左右の外枠を蝶番によって連結するように構成して体に密着して容易に折れる構造とし、該外枠を身体に捲き付け可能なバンド帯を備えたチョッキ、袖なしの着用体で被覆し、その着用体を背負うように装着することによって前記固定円盤の回転に連動して前記回転円盤を交互に疾患部に押し当てるように構成したことを特徴とする。

本発明のバンド型身体捲き着け自動アンマ器は、軽くて装着が容易であり、移動や仕事をしながらでもアンマ効果の発揮できる。

まず図１の正面図で示すように外枠（１）を設け、この外枠（１）は中央で左右に分割され、その左右の外枠（１）を蝶番（２）で連結して取り付け体に密着するように外枠（１）が容易に折れる構造とする。次に左右の外枠（１）それぞれの中央部にモーター（３）を取り付け、このモーター（３）にカップリング（７）を介してシャフト（４）を連結する。シャフト（４）は、先端部を前記外枠（１）に軸支して回動自在に取り付けられている。また、シャフト（４）には一定間隔毎に固定円盤（５）を取り付ける。本実施例では、左右の外枠（１）に架設したシャフト（４）に５枚の固定円盤（５）を一定間隔毎に固定するとともに、その各固定円盤（５）の外周寄りにそれぞれ左右一対の回転円盤（６）を枢着している。この回転円盤（６）は、やや厚みのある外形が丸みの帯びているものやゴム等又はこれに類するものが望ましい。また、図２に示すように、回転円盤（６）は前記固定円盤（５）より径が小さく、固定円盤（５）の外周から回転円盤（６）の外周の一部が突出するようにして回転軸（８）により、１８０度の間隔毎に枢着されている。さらに、その固定円盤（５）に取り付けられる各回転円盤（６）は、前記シャフト（４）の軸方向において隣接する各回転円盤（６）が相互に重なることなく交互に突出するようにずらした位置に取り付けられており、本実施例では図１などで示すように、隣接する各回転円盤（６）は９０度の位相差を保って固定円盤（５）に取り付けられている。そして、固定円盤（５）と回転円盤（６）によってこった部分（疾患部）をマッサージするための按摩本体部１１を構成している。この按摩本体部１１を含む前記外枠（１）を図３示すようにチョッキ等の着用体９に内蔵する。そして、図４に示すように、着用体（９）を装着し、着用体（９）に設けた伸縮物であるゴム又はバネなどのバンド帯（１０）により着用体（９）に内蔵した按摩本体部１１を身体と密着させる。なお、図４における（１２）は電源コードである。

以上の構成により、モーター（３）を回転させればシャフト（４）に連動して固定円盤（５）が回転し、この固定円盤（５）の回転と連動して、回転円盤（６）は容易に回転する。この回転円盤（６）は固定円盤（５）から突出しており、かつ、この各回転円盤（６）は、前記シャフト（４）の軸方向において隣接する各回転円盤（６）が重ならないように９０度の位相差を保って取り付けられているため、隣接する各回転円盤（６）は固定円盤（５）から交互に突出し、疾患部を交互にアンマ（押圧）することとなる。

本発明の一実施例を示すアンマ器本体正面図である。同上、固定円盤、回転円を組み合わせた平面図である同上、バンド型捲き着け自動アンマ器を着用体に内蔵した正面図である。同上、着用状態を示す斜視図である。

符号の説明

１外枠
２蝶番
３モーター
４シャフト
５固定円盤
６回転円盤
９着用体
１０バンド帯

Claims

モーターが設置できる外枠を設け、この外枠は中央で分割された左右の外枠から構成され、各外枠にそれぞれ前記モーターと、このモーターによって回転するシャフトを軸支し、このシャフトに一定間隔をおいて複数の固定円盤を固定し、この固定円盤には左右一対の回転円盤を前記固定円盤の外周から突出するように取り付け、かつ、この各回転円盤は、前記シャフトの軸方向において隣接する各回転円盤が重なることなく交互に突出するように相互にずらした位置に取り付けるとともに、前記左右の外枠を蝶番によって連結するように構成して体に密着して容易に折れる構造とし、該外枠を身体に捲き付け可能なバンド帯を備えたチョッキ、袖なしの着用体で被覆し、その着用体を背負うように装着することによって前記固定円盤の回転に連動して前記回転円盤を交互に疾患部に押し当てるように構成したことを特徴としたバンド型身体捲き着け自動アンマ器。