JP4093733B2 - コンテンツ流通方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピュータを用いて利用者にデジタルコンテンツを提供するためのコンテンツ流通方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信ネットワークの発達に伴い、画像・映像や音楽などといったコンテンツをデジタル情報として配信するための様々な技術が考案されてきている。
【0003】
その中で重要な技術のひとつが、著作権をはじめとする諸権利を保護するための権利保護技術である。これは、デジタルデータの複写が容易であり、かつ複写によって劣化しないという特性があるためである。従来技術における保護技術の例として、コンテナ技術を挙げることができる。このコンテナ技術は、ファイルごとに固有のシリアル番号を、電子透かしなどの方法によってファイルに添付し、配信するサーバ側でこのシリアル番号とユーザー情報とを照合することにより、ファイルの利用の制限を行い、権利保護を実現するものである。
【0004】
コンテンツ配信サービス提供事業者は、上記のコンテナ技術のような権利保護技術を用いて、課金および利用制限のしくみを提供することができる。また、コンテンツ制作者は、上記コンテンツ配信サービス提供事業者のスキームに則って自身のコンテンツを配信することによって、利用者から収入を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術には、次のような問題点があった。
第1の問題点は、コンテンツのファイルフォーマットごとに専用の権利保護技術を用いなければならない点である。これは、従来のコンテンツ提供ビジネスが、コンテンツの種類ごとに異なる個別のマーケットで行われていたことが原因である。例えば、音楽販売と画像販売と映像販売とはそれぞれ異なる業界であったため、それぞれのコンテンツ種別ごとに異なるファイルフォーマットおよび権利保護技術が確立されてきている。従って、これら異なる種別のコンテンツの権利を統一された技術によって保護することができない。
【0006】
第2の問題点は、従来のコンテンツ流通システムがサービス提供者のビジネスモデルのみに合わせて構築されている点である。このため、権利保護のためのコンテンツ利用制限のしかたや課金のしかたに柔軟性が乏しく、コンテンツ制作者が自身の流通戦略に基づいて多様な配信方法を実現することができなかった。勿論、コンテンツ制作者自身がコンテンツ流通システムを提供することができればそのような問題は起こらないが、そのためには多額のシステム構築コストが必要となり、コンテンツ制作者にとってデジタル配信への参入の壁が高くなるという別の問題が生じてしまう。
【0007】
第3の問題点は、従来のコンテンツ流通システムは、単独サイトにおけるシステム運用を前提としていた点である。今後、デジタルコンテンツの流通量が益々増えていくことを考慮すると、複数のサイトあるいは複数の事業者が協調的にコンテンツの提供を行えるようにすることによって、流通チャネルを拡大しやすいシステムの実現が望まれる。
【0008】
この発明は、上記のような事情を考慮してなされたものであり、コンテンツ制作者にとって柔軟で使いやすいコンテンツ流通システムおよび方法を提供することを目的とする。具体的には、コンテンツ制作者が柔軟かつ多様な方法でコンテンツ利用制限を行うことができ、容易にデジタルコンテンツ配信に参入することができ、かつ流通チャネルの拡大も容易に行えるコンテンツ流通システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、サービス提供者のコンピュータと複数のサービス提供代理業者のコンピュータを用いてコンテンツを利用者に配信する方法であって、第1のサービス提供代理業者のコンピュータがコンテンツデータを受信して該コンテンツデータを蓄積するとともに該コンテンツデータを前記サービス提供者のコンピュータに送信し、これを受けた前記サービス提供者のコンピュータが前記コンテンツデータを蓄積するコンテンツ蓄積過程と、前記第1のサービス提供代理業者のコンピュータが、コンテンツ制作者または前記サービス提供者のコンピュータから前記コンテンツデータの利用制限に関する情報を受信して、この利用制限に関する情報を基に前記コンテンツデータに関するコンテンツ保護情報データを作成し、このコンテンツ保護情報データを前記第1のサービス提供代理業者のコンピュータが前記サービス提供者のコンピュータに送信し、このコンテンツ保護情報データを前記サービス提供者のコンピュータが前記コンテンツデータと関連付けて登録するコンテンツ保護情報登録過程と、前記サービス提供者のコンピュータに蓄積された前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ保護情報データとを第2のサービス提供代理業者のコンピュータが参照するコンテンツ参照過程と、前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテンツデータのサンプルとして前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータから利用者のコンピュータに対して送信するサンプル閲覧過程と、前記利用者のコンピュータから送られてくる閲覧登録データを前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータが受け付ける閲覧登録過程と、前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧登録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対して当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、当該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテンツ利用過程と、前記利用情報を前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータから前記サービス提供者のコンピュータに対して送信する利用情報送信過程とを有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のコンテンツ流通方法は、前記利用情報を基に、コンテンツ利用者の属性ごとあるいはコンテンツ種別ごとの集計処理を行う利用情報集計過程をさらに有することを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明のコンテンツ流通方法は、前記サンプル閲覧過程においては、前記コンテンツ保護情報データに基づいてコンテンツのサンプルの形態を決定し、このサンプルが利用者のコンピュータに対して送信されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しこの発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。図1において、符号1はサービス提供者Aのコンピュータ、2bはサービス提供代理業者Bのコンピュータ、2cはサービス提供代理業者Cのコンピュータ、4はコンテンツ利用者のコンピュータである。この第1の実施形態では、サービス提供者Aが調達したコンテンツが、サービス提供代理業者BおよびCを通して間接的に販売される。
【0017】
まず、図1の(1)に示すように、サービス提供者Aが予めコンテンツ制作者から調達したコンテンツ101を、サービス提供者Aのコンピュータ1からアクセス可能な記憶装置に蓄積しておく。また、(2)に示すように、このコンテンツ101の利用制限を規定したコンテンツ保護情報102を登録しておく。なお、コンテンツ保護情報については後で詳述する。
【0018】
次に、図1の(3)に示すように、サービス提供者Aのコンピュータ1に蓄積されたコンテンツ101は、サービス提供代理業者Cのコンピュータ2cによって参照される。そのとき、コンテンツ101に関連付けられたコンテンツ保護情報102もサービス提供代理業者Cのコンピュータ2c側に同時に送られる。そして、(4)に示すように、コンテンツ利用者は、コンテンツ利用者のコンピュータ4を用いてコンテンツのサンプルを閲覧することができ、このサンプルを見て正式の閲覧登録を行うかどうかを判断することができる。なお、このサンプル閲覧の過程においては、対象となるコンテンツの少なくとも一部が、当該コンテンツのサンプルとしてサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cからコンテンツ利用者のコンピュータ4に送られる。
【0019】
図1の(5)に示すようにコンテンツ利用者のコンピュータ4からサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cに対して閲覧登録のデータ(正式の閲覧登録を行ったことを示す閲覧登録データ)が送られると、(6)に示すように、コンテンツ利用者のコンピュータ4において当該コンテンツの利用(表示など)が可能となる。また、上記(5)の閲覧登録に伴って、(7)に示すように、サービス提供代理業者Cのコンピュータ2c上にコンテンツの利用情報が蓄積される。この利用情報は、少なくともコンテンツを識別する情報と利用者を識別する情報とを含んでおり、コンテンツ利用料の課金などに利用される。また、(8)に示すように上記利用情報はサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cからサービス提供者Aのコンピュータ1に送信され、(9)に示すようにサービス提供者Aのコンピュータ1においても蓄積される。
【0020】
サービス提供代理業者Cのコンピュータ2cは、蓄積された利用情報に基づいて課金処理を行う。これによって、サービス提供代理業者Cからコンテンツ利用者に対してコンテンツ利用料の請求が行われるとともに、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供代理業者Cからサービス提供者Aに対して支払われる。また、サービス提供者Aが受け取るコンテンツ利用料の一部が、サービス提供者Aからコンテンツ制作者に対して支払われる。
図1では、サービス提供代理業者Cのコンピュータ2cを通したコンテンツの流通の例を示しているが、同様に、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bを通した流通も行われる。
また、上記のような課金形態をとる代わりに、サービス提供者Aのコンピュータ1が蓄積された利用情報に基づいてすべてのサービス提供代理業者を通して利用された分の課金処理をまとめておこない、コンテンツ利用者に対して直接コンテンツ利用料の請求を行うようにしても良い。
【0021】
なお、課金の形態としては、次に挙げるものを適宜選択することができるようにする。第1の課金形態は、コンテンツを所定回数利用することを許諾しその対価を課金するものである。第2の課金形態は、コンテンツを所定期間内利用することを許諾しその対価を課金するものである。第3の課金形態は、回数あるいは期間の制限なくコンテンツを利用することを許諾しその対価を課金するものである。第4の課金形態は、特定のコンテンツを利用するか否かに関わらず、利用者としての会費を所定期間ごとに課金するものである。この会費は、サービス提供者、サービス提供代理業者、あるいはコンテンツ制作者の収入となる。
【0022】
次に、コンテンツ保護情報について説明する。コンテンツ保護情報とはコンテンツの利用制限に関する情報を含むものであり、本実施形態では、上述したように、個別のコンテンツごとにコンテンツ保護情報を登録するだけでなく、コンテンツ制作者ごと、サービス提供代理業者ごと、あるいはサービス提供者ごとなど、様々なレベルでコンテンツ保護情報を登録することができる。
【0023】
コンテンツ保護情報は、利用回数、利用期間、利用者属性、提供品質などといった項目のデータを含んでいる。
利用回数のデータにより、コンテンツ利用の回数について、例えば「1回以下」あるいは「3回以上」といった制約を設けることができる。これにより、例えば利用1回ごとに利用者が料金を支払ういわゆるペイパービュー形式の映画配信などを行うことができる。
また、利用期間のデータにより、例えば「利用登録時からx箇月間」あるいは「x月x日まで」といった制約を設けることができる。これにより、期間ごとのコンテンツ利用料の課金を行うことが可能となる。
また、利用者属性のデータにより、特定の利用者のみにコンテンツを提供することができる。例えば、特定の会員組織に属している利用者のみにコンテンツ提供したり、所定の年齢以上の利用者のみが映像を見ることができるようにしたり、利用者の経済的な信用情報に基づいてコンテンツの利用可否を制御したりすることが可能となる。
【0024】
また、提供品質のデータは、コンテンツの圧縮方式や圧縮率を規定したり、音楽や映像の再生時間を規定したり、映像や画像のサイズ(画素数)を規定したりする。これにより、利用形態に応じてコンテンツの提供品質を変えることが可能となる。例えば、サンプル閲覧の場合には、画像サイズを小さくしたり、非可逆方式による高倍率圧縮を行って画像を劣化させたり、コンテンツの一部分のみを再生したりすることができる。
つまり、サンプル閲覧の過程においては、コンテンツ保護情報データに基づいてコンテンツのサンプルの形態が決定され、このサンプルが利用者のコンピュータに対して送信されることとなる。
また、通信ネットワークの種別と品質に応じてコンテンツの圧縮率を変えたりすることができる。
【0025】
図2(a)および(b)は、サイト間でコンテンツとコンテンツ保護情報とを送受信するための構成を示すブロック図であり、例として、サービス提供者Aのコンピュータ1とサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bとの間での送受信のための構成を示している。
【0026】
図2(a)は、電子透かしを用いてコンテンツ保護情報をコンテンツ内に合成するための構成を示す。図2(a)において、サービス提供者Aのコンピュータ1は電子透かし合成部121と送信部111とを備えており、一方サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bは受信部112と電子透かし抽出部122とを備えている。電子透かし合成部121は、電子透かしの技術を用いてコンテンツ101内にコンテンツ保護情報を合成する。送信部111はコンテンツ保護情報が合成されたコンテンツを送信し、これを受信部112が受信する。そして、電子透かし抽出部122が、電子透かし合成済コンテンツ(101a)からコンテンツ保護情報(102)を抽出する。
【0027】
図2(b)は、コンテンツのデータフォーマットで規定されているメタ情報の領域にコンテンツ保護情報を格納して送受信するための構成を示している。図2(b)において、サービス提供者Aのコンピュータ1はメタ情報合成部131を備えており、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bはメタ情報抽出部132を備えている。メタ情報合成部131は、コンテンツ保護情報102を読み取り、これをコンテンツのメタ情報領域に格納する。送信部111はコンテンツ保護情報が含まれたコンテンツを送信し、これを受信部112が受信する。そして、メタ情報抽出部132が、メタ情報合成済コンテンツ(101b)からコンテンツ保護情報(102)を抽出する。
【0028】
なお、コンテンツとコンテンツ保護情報とを関連付けてサイト間でやりとりするために、上述した電子透かしやメタ情報領域の利用以外の方法を用いても良い。
このように、サービス提供者あるいはサービス提供代理業者の相互間では、コンテンツそのものに付随してコンテンツ保護情報がやりとりされる。
従って、他サイトを通して間接的にコンテンツを提供する場合にも、コンテンツ保護情報に基づいてコンテンツの利用制限を行うことが可能となる。
【0029】
この第1の実施形態では、サービス提供者Aが自ら調達したコンテンツを、サービス提供代理業者経由で販売し、コンテンツ利用料収入を得る。
【0030】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は、同実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この第2の実施形態は、サービス提供者Aはコンテンツ管理ソフトウェアを提供するのみであり実際のコンテンツの流通には直接関与しないことが特徴である。
【0031】
図3において、符号3はコンテンツ制作者のコンピュータである。また、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bが備えている記憶装置に、コンテンツ101およびコンテンツ保護情報102を記憶させることができるようになっている。
【0032】
図3の(1)に示すように、まずサービス提供者Aのコンピュータ1からサービス提供代理業者Bのコンピュータに対してコンテンツ管理ソフトウェアが提供される。そして、(2)に示すようにコンテンツ制作者がコンテンツを制作し、(3)に示すように制作されたコンテンツがコンテンツ制作者のコンピュータ3からサービス提供代理業者Bのコンピュータに送信される。このサービス提供代理業者Bのコンピュータ2b上では、(1)で提供されたコンテンツ管理ソフトウェアが稼動しており、これによって、(4)に示すように受信したコンテンツを蓄積するとともに、(5)に示すようにそのコンテンツに関するコンテンツ保護情報の登録が行われる。
その後の、(6)コンテンツのサンプル閲覧、(7)コンテンツの閲覧登録、(8)コンテンツ利用、(9)コンテンツサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bにおける利用情報蓄積については、前記第1の実施形態の場合と同様である。
【0033】
蓄積された利用情報に基づき、サービス提供代理業者のコンピュータ2bは課金処理を行う。これによって、コンテンツ提供提供代理業者Bからコンテンツ利用者に対してコンテンツ利用料の請求が行われるとともに、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供代理業者Bからコンテンツ制作者に対して支払われる。また、サービス提供代理業者Bからサービス提供者Aに対して、コンテンツ管理ソフトウェアの利用料金が支払われる。
【0034】
この第2の実施形態では、サービス提供者Aがコンテンツ管理ソフトウェアを提供する。このソフトウェアは、コンテンツのサンプル閲覧、利用登録、課金などの機能を備えているため、このソフトウェアを用いることによってサービス提供代理業者が容易にコンテンツ配信サービスを開始することができる。
【0035】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、同実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この第3の実施形態は、コンテンツ制作者によって制作されたコンテンツが、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bを通してサービス提供者Aのコンピュータ1に登録されることが特徴である。
【0036】
図4の(1)に示すように、まずコンテンツ制作者によってコンテンツが制作される。そして、(2)に示すように、コンテンツ制作者のコンピュータ3からサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに対して、そのコンテンツが送信される。サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bは、(3)に示すようにコンテンツ保護情報を登録するとともに、(4)に示すようにコンテンツをサービス提供者Aのコンピュータ1に対して送信する。これを受けたサービス提供者Aのコンピュータ1は、(5)に示すようにコンテンツを蓄積し、(6)に示すようにコンテンツ保護情報を記憶装置に登録する。その後の、(7)サービス提供者Aのコンピュータ1に蓄積されたコンテンツの参照、(8)コンテンツ利用者のコンピュータ4によるサンプル閲覧、(9)利用登録、(10)コンテンツ利用、および(11)利用情報蓄積の処理の流れは、第1の実施形態と同様である。
【0037】
そして、蓄積された利用情報に基づき、サービス提供代理業者のコンピュータ2bは課金処理を行う。これによって、コンテンツ提供提供代理業者Bからコンテンツ利用者に対してコンテンツ利用料の請求が行われるとともに、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供代理業者Bからサービス提供者Aに対して支払われる。また、さらに、サービス提供者Aからコンテンツ制作者に対して、コンテンツ利用料が支払われる。
【0038】
この第3の実施形態では、サービス提供者Aのコンピュータにコンテンツを蓄積するものの、サービス提供者自体が独自にコンテンツを調達することはない。サービス提供者Aは、サービス提供代理業者Bが調達し配信するコンテンツの蓄積を代行して行うのみである。これによって、サービス提供者Aは、販売管理費等を負担する必要がなく、コンテンツ流通に関するコストを削減することが可能となる。
【0039】
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図5は、同実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この第4の実施形態では、サービス提供代理業者Bのコンピュータを通してサービス提供者Aのコンピュータに登録されたコンテンツが、当該代理業者と異なるサービス代理業者Cのコンピュータを通して配布されることが特徴である。つまり、サービス提供代理業者Bは、コンテンツ制作者からコンテンツを仕入れ、サービス提供者Aを通して、他のサービス提供代理業者の顧客であるコンテンツ利用者に対してコンテンツの販売を行う。
【0040】
図5の(1)に示すコンテンツ制作、(2)に示すコンテンツ制作者のコンピュータ3からサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bへのコンテンツの送信、(3)に示すサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bにおけるコンテンツ保護情報の登録、(4)サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bからサービス提供者Aのコンピュータ1へのコンテンツの送信、(5)サービス提供者Aのコンピュータにおけるコンテンツ蓄積および(6)コンテンツ保護情報の登録は、図4に示した第3の実施形態の場合と同様である。
【0041】
次に、図5の(7)に示すように、蓄積されたコンテンツがサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cによって参照される。そして、(8)に示すようにコンテンツ利用者のコンピュータ4によってサンプル閲覧され、(9)に示す利用登録が行われ、(10)に示すようにコンテンツ利用者によって当該コンテンツが利用される。また、(11)に示すようにサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cにおいて利用情報が蓄積されるとともに、この利用情報は、(12)に示すようにサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cからサービス提供者Aのコンピュータ1に送信され、(13)に示すように蓄積される。また、このコンテンツの制作者はサービス提供代理業者Bを通してコンテンツを提供しているため、(13)においてサービス提供者Aのコンピュータに蓄積された利用情報は、(14)に示すようにサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに対しても送信され、(15)に示すようにサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bにおいて蓄積される。
【0042】
サービス提供代理業者Cのコンピュータ2cでは、(11)で蓄積された利用情報に基づいて課金処理が行われ、その結果、サービス提供代理業者Cからコンテンツ利用者に対してコンテンツ利用料が請求される。また、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供代理業者Cからサービス提供者Aに支払われ、さらにそのコンテンツ利用料の一部がサービス提供者Aからコンテンツ制作者に支払われる。
【0043】
つまり、この第4の実施形態では、サービス提供代理業者Bは、自サイトで調達したコンテンツに関して、サービス提供者Aのコンピュータに蓄積されているものを対外的に公開する機能を利用することができる。これにより、サービス提供代理業者Bは、自サイト管理下のコンテンツを他サイトを通して配信することが可能になる。
【0044】
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図6は、同実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この第5の実施形態では、サービス提供代理業者BおよびCを通して販売されたコンテンツに関する利用情報を集計した情報が、他のサービス提供代理業者Dに提供されることが特徴である。
【0045】
図6において、符号2dは、サービス提供代理業者Dのコンピュータである。予めサービス提供者Aのコンピュータ1に蓄積されていたコンテンツを利用するために、図6の(1)に示すように、サービス提供代理業者BおよびCの配下のコンテンツ利用者がそれぞれ、サービス提供代理業者BおよびCのコンピュータに対して閲覧登録のデータを送信する。これに伴い、(2)に示すように、サービス提供代理業者BおよびCのコンピュータでは、それぞれ利用情報が蓄積される。また、(3)に示すように、これらの利用情報は、それぞれのサービス提供代理業者のコンピュータ2bおよび2cからサービス提供者Aのコンピュータ1に対して送信される。そして、(4)に示すように、サービス提供者Aのコンピュータ1が備えている記憶装置に利用情報が蓄積される。この蓄積された利用情報を用いて、サービス提供者Aのコンピュータ1は、(5)に示す利用情報の集計処理を行い、集計済の利用情報を(6)に示すようにサービス提供代理業者Dのコンピュータ2dに対して送信する。
【0046】
なお、図6の(5)における利用情報の集計処理とは、例えば、コンテンツ利用者の年齢ごと、性別ごと、その他の属性ごとの閲覧登録回数やコンテンツ利用回数やコンテンツ利用料の集計を行う処理である。また、例えば、月別、週別、日別、曜日別、時間帯別の閲覧登録回数等の集計を行う処理である。また、例えば、コンテンツの種類別の閲覧登録回数等の集計を行う処理である。あるいは、以上に挙げた項目あるいはその他の項目を複数組み合わせて集計処理を行うようにしても良い。また、利用情報の集計処理は、予め定められた期間ごとに当該期間における利用情報を集計しても良いし、任意の時点で任意の期間の利用情報を集計しても良い。
【0047】
この第5の実施形態では、サービス提供者Aが蓄積した利用情報をマーケティング用データとして活用できるようになる。
つまり、利用情報に基づく集計データを受信することにより、サービス提供代理業者Dのコンピュータ2dでは、データに基づいてコンテンツの仕入れあるいは販売の計画の立案を行うことができるようになる。また、サービス提供代理業者Dは受け取った集計データの対価をサービス提供者Aに対して支払う。
【0048】
以上、第1〜第5の実施形態におけるコンテンツ流通について説明したが、次に、これら各実施形態に共通するシステム構成について説明する。
図7は、サービス提供代理業者のコンピュータ内およびサービス提供業者のコンピュータ内のシステム構成を示すブロック図である。
図7において、符号20〜27はいずれもサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bが具備する構成要素であり、20はサイト間連携システム、21はコンテンツ登録システム、22はコンテンツ蓄積システム、23はコンテンツ保護情報管理システム、24は利用情報収集システム、25は課金システム、26は利用者管理システム、27はコンテンツ表示システムである。また、符号10〜17はいずれもサービス提供業者Aのコンピュータ1が具備する構成要素であり、10はサイト間連携システム、11はコンテンツ登録システム、12はコンテンツ蓄積システム、13はコンテンツ保護情報管理システム、14は利用情報収集システム、15は課金システム、16は利用者管理システム、17はコンテンツ表示システムである。
【0049】
図示されないコンテンツ制作者のコンピュータからサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bにコンテンツを登録するときの処理の流れは、次の通りである。まず、コンテンツ登録システム21がコンテンツ制作者のコンピュータから通信ネットワークを介してコンテンツを受信する。このコンテンツがコンテンツ蓄積システム22に渡され、コンテンツ蓄積システム22がコンテンツを記憶装置に蓄積する。また、コンテンツ登録システム21は、当該コンテンツに関する各種利用制限の設定情報をコンテンツ制作者のコンピュータから受け取り、その情報をコンテンツ保護情報管理システム23に渡す。コンテンツ保護情報管理システム23は、受け取った設定情報に基づいて、コンテンツ保護情報を作成し、それを登録する。
【0050】
サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに蓄積された上記コンテンツをさらにサービス提供業者Aのコンピュータ1に登録するときの処理の流れは、次の通りである。サイト間連携システム20が、コンテンツ蓄積システム22からコンテンツを受け取るとともに、コンテンツ保護情報管理システムからコンテンツ保護情報を受け取る。ここで、必要に応じて、サイト間連携システム20は、図2の(a)または(b)に示した方法、あるいはその他の方法を用いて、コンテンツとコンテンツ保護情報とを合成する。そして、サイト間連携システム20は、コンテンツとコンテンツ保護情報とを併せて、サービス提供者Aのコンピュータ1側のサイト間連携システム10に対して送信する。
サイト間連携システム10は、必要に応じて受信したデータからコンテンツ保護情報を抽出する。そして、サイト間連携システム10は、コンテンツをコンテンツ蓄積システム12に渡すとともに、コンテンツ保護情報をコンテンツ保護情報管理システム13に渡す。コンテンツ蓄積システム12は、受け取ったコンテンツを記憶装置に蓄積する。また、コンテンツ保護情報管理システム13は、受け取ったコンテンツ保護情報の登録処理を行う。
【0051】
サービス提供者Aのコンピュータ1において直接コンテンツを登録するときの処理の流れは、次の通りである。コンテンツ登録システム11は、図示されない端末装置等からコンテンツを受取り、そのコンテンツをコンテンツ蓄積システム12に渡す。コンテンツ蓄積システム12は、受け取ったコンテンツを記憶装置に蓄積する。また、コンテンツ登録システム11は、上記端末装置等からコンテンツの利用制限等に関する設定情報を受け取り、これをコンテンツ保護情報管理システム13に渡す。コンテンツ保護情報管理システムは、受け取った設定情報に基づいて、コンテンツ保護情報を作成し、それを登録する。
【0052】
サービス提供者Aのコンピュータ1に蓄積されているコンピュータを、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに接続された利用者が利用するための処理の流れは、次の通りである。
まず予め、図示されないコンテンツ利用者のコンピュータから、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに対してアクセスが行われ、利用者管理システム26がパスワード等を照合することによって、上記コンテンツ利用者のコンピュータの認証が行われる。
【0053】
また、サービス提供業者Aのコンピュータ1に蓄積されたコンテンツおよびそのコンテンツ保護情報が、記憶装置から読み出され、サイト間連携システム10から、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2b側のサイト間連携システム20に対して送信される。そして、コンテンツはコンテンツ蓄積システム22を経由して、またコンテンツ保護情報はコンテンツ保護情報管理システム23を経由して、それぞれコンテンツ表示システム27に渡される。そして、コンテンツ表示システム27は、当該コンテンツを、前記コンテンツ利用者のコンピュータでサンプル閲覧可能なように、コンテンツ保護情報に規定されたサンプルとしての品質で送信する。コンテンツ利用者がサンプルを閲覧した結果、正式の閲覧登録を行う場合には、その旨を表わすデータが前記コンテンツ利用者のコンピュータからコンテンツ表示システム27に送られる。すると、コンテンツ表示システム27は、コンテンツ保護情報を参照して、正式の閲覧(利用)が可能な状態でコンテンツを前記コンテンツ利用者のコンピュータに送信する。また、これとともに、当該閲覧登録に伴う利用情報が利用情報収集システム24によって作成され、蓄積される。
【0054】
サイト間での利用情報の送受信処理および課金処理の流れは、次の通りである。サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bにおいてコンテンツの閲覧登録が行われた場合、上述したように、利用情報が利用情報収集システム24によって蓄積されている。課金システム25は、この利用情報に基づいて課金処理を行い、コンテンツ利用者に対する請求の処理を行う。上記の利用情報は、利用情報集システム24からサービス提供者Aのコンピュータ1側の利用情報収集システム14に送信され、利用情報収集システム14において蓄積される。この利用情報を用いて、課金システム15は、当該コンテンツの利用料をコンテンツ制作者に支払う処理を行う。また、課金システム15および25は、サービス提供者Aとサービス提供代理業者Bとの間の決済の処理も行う。
【0055】
コンテンツ制作者がサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに対してコンテンツの登録を行い、このコンテンツが図示しない他サイトを通して利用された場合、サービス提供者Aのコンピュータ1はその利用に関する利用情報を当該他サイトから受信し、その利用情報は、利用情報収集システム14によって蓄積されるとともに、利用情報収集システム14から利用情報収集システム24に対して送信される。課金システム25は、この利用情報に基づいて、当該コンテンツの制作者に対してコンテンツ利用料を支払う処理を行う。
【0056】
なお、図7に示した各要素システム(符号10〜17および20〜27)の処理手順は、コンピュータプログラムとしてコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されている。そして、各コンピュータに備えられた中層処理装置がこのコンピュータプログラムを読み取って実行することにより、上記の各処理が実行される。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROM、DVD−ROMなどである。
【0057】
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、コンテンツそのもののデータとコンテンツ保護情報とを常に関連付けて管理するとともに、あるサイトから他のサイトにコンテンツを送信する際には常にそのコンテンツの保護情報も同時に送信し、これらを受信したサイト側でも上記コンテンツ保護情報に基づいたコンテンツの利用制限を行うため、いかなる種類のコンテンツも統一的な方法で保護することが可能となる。
【0059】
また、上記のコンテンツ保護情報は、システム全体で画一的なものではなく、コンテンツごと、コンテンツ制作者ごと、サービス提供代理業者ごとなど、様々なレベルできめ細かく設定することができるため、多様なコンテンツの利用制限が可能となり、個々のコンテンツ制作者の方針に合ったコンテンツの保護が可能となる。また、このようなコンテンツ制作者ごとの方針に応じた多様な保護を実現するためにコンテンツ制作者自身が自ら流通システムを構築する必要もないため、コンテンツ制作者が容易にデジタル配信ビジネスに参入できる。
【0060】
また、この発明によれば、サービス提供者のコンピュータとサービス提供代理業者のコンピュータによって構成される分散システムとしてコンテンツ流通システムを実現することができるため、コンテンツ提供業者を増やすことにより容易に流通チャネルを拡大することができ、コンテンツ制作者が販売機会を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。
【図2】 同実施形態により、サイト間でコンテンツとコンテンツ保護情報とを送受信するための構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の第2の実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。
【図4】 この発明の第3の実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。
【図5】 この発明の第4の実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。
【図6】 この発明の第5の実施形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。
【図7】 この発明の一実施形態によるコンテンツ流通システムの内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…サービス提供者Aのコンピュータ,
2b…サービス提供代理業者Bのコンピュータ,
2c…サービス提供代理業者Cのコンピュータ,
2d…サービス提供代理業者Dのコンピュータ,
3…コンテンツ制作者のコンピュータ,
4…コンテンツ利用者のコンピュータ,
10…サイト間連携システム,
11…コンテンツ登録システム,12…コンテンツ蓄積システム,
13…コンテンツ保護情報管理システム,
14…利用情報収集システム,15…課金システム,
16…利用者管理システム,17…コンテンツ表示システム,
20…サイト間連携システム,
21…コンテンツ登録システム,22…コンテンツ蓄積システム,
23…コンテンツ保護情報管理システム,
24…利用情報収集システム,25…課金システム
26…利用者管理システム,27…コンテンツ表示システム,
101…コンテンツ,101a…コンテンツ(電子透かし合成済),
101b…コンテンツ(メタ情報合成済),
102…コンテンツ保護情報,111…送信部,112…受信部,
121…電子透かし合成部,122…電子透かし抽出部,
131…メタ情報合成部,132…メタ情報抽出部

Claims (3)

  1. サービス提供者のコンピュータと複数のサービス提供代理業者のコンピュータを用いてコンテンツを利用者に配信する方法であって、第1のサービス提供代理業者のコンピュータがコンテンツデータを受信して該コンテンツデータを蓄積するとともに該コンテンツデータを前記サービス提供者のコンピュータに送信し、これを受けた前記サービス提供者のコンピュータが前記コンテンツデータを蓄積するコンテンツ蓄積過程と、前記第1のサービス提供代理業者のコンピュータが、コンテンツ制作者または前記サービス提供者のコンピュータから前記コンテンツデータの利用制限に関する情報を受信して、この利用制限に関する情報を基に前記コンテンツデータに関するコンテンツ保護情報データを作成し、このコンテンツ保護情報データを前記第1のサービス提供代理業者のコンピュータが前記サービス提供者のコンピュータに送信し、このコンテンツ保護情報データを前記サービス提供者のコンピュータが前記コンテンツデータと関連付けて登録するコンテンツ保護情報登録過程と、前記サービス提供者のコンピュータに蓄積された前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ保護情報データとを第2のサービス提供代理業者のコンピュータが参照するコンテンツ参照過程と、前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテンツデータのサンプルとして前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータから利用者のコンピュータに対して送信するサンプル閲覧過程と、前記利用者のコンピュータから送られてくる閲覧登録データを前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータが受け付ける閲覧登録過程と、前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧登録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対して当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、当該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテンツ利用過程と、前記利用情報を前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータから前記サービス提供者のコンピュータに対して送信する利用情報送信過程とを有することを特徴とするコンテンツ流通方法。
  2. 請求項に記載のコンテンツ流通方法であって、前記利用情報を基に、コンテンツ利用者の属性ごとあるいはコンテンツ種別ごとの集計処理を行う利用情報集計過程をさらに有することを特徴とするコンテンツ流通方法。
  3. 請求項1または2に記載のコンテンツ流通方法であって、前記サンプル閲覧過程においては、前記コンテンツ保護情報データに基づいてコンテンツのサンプルの形態を決定し、このサンプルが利用者のコンピュータに対して送信されることを特徴とするコンテンツ流通方法。
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