JP2002342291A - コンテンツ流通方法 - Google Patents

コンテンツ流通方法

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JP2002342291A JP2001145331A JP2001145331A JP2002342291A JP 2002342291 A JP2002342291 A JP 2002342291A JP 2001145331 A JP2001145331 A JP 2001145331A JP 2001145331 A JP2001145331 A JP 2001145331A JP 2002342291 A JP2002342291 A JP 2002342291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ制作者にとって柔軟で使いやすい
コンテンツ流通システムを提供することを目的とする。
コンテンツ制作者が柔軟かつ多様な方法でコンテンツ利
用制限を行うことができ、容易にデジタルコンテンツ配
信に参入でき、流通チャネルの拡大も容易に行えるコン
テンツ流通システムを提供する。 【解決手段】 サービス提供者Aがコンテンツ制作者か
ら調達したコンテンツを記憶装置に蓄積する(1)。こ
のコンテンツに関連付けて、その利用制限に関するコン
テンツ保護情報を登録する(2)。このコンテンツをサ
ービス提供代理業者Cのコンピュータ2cが参照する
(3)。コンテンツ利用者のコンピュータでサンプル閲
覧が可能となり(4)、利用者は閲覧登録を行う
(5)。これに伴い、利用情報が蓄積される(7,
9)。この利用情報に基づいてコンテンツ利用料の課金
処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータを
用いて利用者にデジタルコンテンツを提供するためのコ
ンテンツ流通方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークの発達に伴い、画像・
映像や音楽などといったコンテンツをデジタル情報とし
て配信するための様々な技術が考案されてきている。
【0003】その中で重要な技術のひとつが、著作権を
はじめとする諸権利を保護するための権利保護技術であ
る。これは、デジタルデータの複写が容易であり、かつ
複写によって劣化しないという特性があるためである。
従来技術における保護技術の例として、コンテナ技術を
挙げることができる。このコンテナ技術は、ファイルご
とに固有のシリアル番号を、電子透かしなどの方法によ
ってファイルに添付し、配信するサーバ側でこのシリア
ル番号とユーザー情報とを照合することにより、ファイ
ルの利用の制限を行い、権利保護を実現するものであ
る。
【0004】コンテンツ配信サービス提供事業者は、上
記のコンテナ技術のような権利保護技術を用いて、課金
および利用制限のしくみを提供することができる。ま
た、コンテンツ制作者は、上記コンテンツ配信サービス
提供事業者のスキームに則って自身のコンテンツを配信
することによって、利用者から収入を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術には、次のような問題点があった。第1
の問題点は、コンテンツのファイルフォーマットごとに
専用の権利保護技術を用いなければならない点である。
これは、従来のコンテンツ提供ビジネスが、コンテンツ
の種類ごとに異なる個別のマーケットで行われていたこ
とが原因である。例えば、音楽販売と画像販売と映像販
売とはそれぞれ異なる業界であったため、それぞれのコ
ンテンツ種別ごとに異なるファイルフォーマットおよび
権利保護技術が確立されてきている。従って、これら異
なる種別のコンテンツの権利を統一された技術によって
保護することができない。
【0006】第2の問題点は、従来のコンテンツ流通シ
ステムがサービス提供者のビジネスモデルのみに合わせ
て構築されている点である。このため、権利保護のため
のコンテンツ利用制限のしかたや課金のしかたに柔軟性
が乏しく、コンテンツ制作者が自身の流通戦略に基づい
て多様な配信方法を実現することができなかった。勿
論、コンテンツ制作者自身がコンテンツ流通システムを
提供することができればそのような問題は起こらない
が、そのためには多額のシステム構築コストが必要とな
り、コンテンツ制作者にとってデジタル配信への参入の
壁が高くなるという別の問題が生じてしまう。
【0007】第3の問題点は、従来のコンテンツ流通シ
ステムは、単独サイトにおけるシステム運用を前提とし
ていた点である。今後、デジタルコンテンツの流通量が
益々増えていくことを考慮すると、複数のサイトあるい
は複数の事業者が協調的にコンテンツの提供を行えるよ
うにすることによって、流通チャネルを拡大しやすいシ
ステムの実現が望まれる。
【0008】この発明は、上記のような事情を考慮して
なされたものであり、コンテンツ制作者にとって柔軟で
使いやすいコンテンツ流通システムおよび方法を提供す
ることを目的とする。具体的には、コンテンツ制作者が
柔軟かつ多様な方法でコンテンツ利用制限を行うことが
でき、容易にデジタルコンテンツ配信に参入することが
でき、かつ流通チャネルの拡大も容易に行えるコンテン
ツ流通システムおよび方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、サービス提供者のコンピュータとサー
ビス提供代理業者のコンピュータとを用いてコンテンツ
を利用者に配信する方法であって、前記サービス提供者
のコンピュータに予め蓄積されていたコンテンツデータ
および該コンテンツデータの利用制限に関する情報を含
んだコンテンツ保護情報データとを前記サービス提供代
理業者のコンピュータが参照するコンテンツ参照過程
と、前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コン
テンツデータのサンプルとして前記サービス提供代理業
者のコンピュータから利用者のコンピュータに対して送
信するサンプル閲覧過程と、前記利用者のコンピュータ
から送られてくる閲覧登録データを前記サービス提供代
理業者のコンピュータが受け付ける閲覧登録過程と、前
記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧登
録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対して
当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、当
該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテンツ
利用過程と、前記利用情報を前記サービス提供代理業者
のコンピュータから前記サービス提供者のコンピュータ
に対して送信する利用情報送信過程とを有することを特
徴とするコンテンツ流通方法を要旨とする。
【0010】また、本発明のコンテンツ流通方法は、前
記サービス提供代理業者のコンピュータが、コンテンツ
データを受信して該コンテンツデータを蓄積するコンテ
ンツ蓄積過程と、前記サービス提供代理業者のコンピュ
ータが、前記コンテンツデータの利用制限に関する情報
を受信して、この利用制限に関する情報を基に前記コン
テンツデータに関するコンテンツ保護情報データを作成
し、このコンテンツ保護情報データを前記コンテンツデ
ータと関連付けて登録するコンテンツ保護情報登録過程
と、前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コン
テンツデータのサンプルとして前記サービス提供代理業
者のコンピュータから利用者のコンピュータに対して送
信するサンプル閲覧過程と、前記利用者のコンピュータ
から送られてくる閲覧登録データを前記サービス提供代
理業者のコンピュータが受け付ける閲覧登録過程と、前
記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧登
録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対して
当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、当
該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテンツ
利用過程とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明のコンテンツ流通方法は、前
記サービス提供代理業者のコンピュータがコンテンツデ
ータを受信して該コンテンツデータを蓄積するとともに
該コンテンツデータを前記サービス提供者のコンピュー
タに送信し、これを受けた前記サービス提供者のコンピ
ュータが前記コンテンツデータを蓄積するコンテンツ蓄
積過程と、前記サービス提供代理業者のコンピュータ
が、前記コンテンツデータの利用制限に関する情報を受
信して、この利用制限に関する情報を基に前記コンテン
ツデータに関するコンテンツ保護情報データを作成し、
このコンテンツ保護情報データを前記サービス提供代理
業者のコンピュータが前記サービス提供者のコンピュー
タに送信し、このコンテンツ保護情報データを前記サー
ビス提供者のコンピュータが前記コンテンツデータと関
連付けて登録するコンテンツ保護情報登録過程と、前記
コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテンツデ
ータのサンプルとして前記サービス提供代理業者のコン
ピュータから利用者のコンピュータに対して送信するサ
ンプル閲覧過程と、前記利用者のコンピュータから送ら
れてくる閲覧登録データを前記サービス提供代理業者の
コンピュータが受け付ける閲覧登録過程と、前記サービ
ス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧登録データ
に基づき、前記利用者のコンピュータに対して当該コン
テンツデータの利用を可能とするとともに、当該利用に
関する利用情報を作成して蓄積するコンテンツ利用過程
とを有することを特徴とする。
【0012】また、本発明のコンテンツ流通方法は、第
1のサービス提供代理業者のコンピュータがコンテンツ
データを受信して該コンテンツデータを蓄積するととも
に該コンテンツデータを前記サービス提供者のコンピュ
ータに送信し、これを受けた前記サービス提供者のコン
ピュータが前記コンテンツデータを蓄積するコンテンツ
蓄積過程と、前記第1のサービス提供代理業者のコンピ
ュータが、前記コンテンツデータの利用制限に関する情
報を受信して、この利用制限に関する情報を基に前記コ
ンテンツデータに関するコンテンツ保護情報データを作
成し、このコンテンツ保護情報データを前記第1のサー
ビス提供代理業者のコンピュータが前記サービス提供者
のコンピュータに送信し、このコンテンツ保護情報デー
タを前記サービス提供者のコンピュータが前記コンテン
ツデータと関連付けて登録するコンテンツ保護情報登録
過程と、前記サービス提供者のコンピュータに蓄積され
た前記コンテンツデータおよび前記コンテンツ保護情報
データとを第2のサービス提供代理業者のコンピュータ
が参照するコンテンツ参照過程と、前記コンテンツデー
タの少なくとも一部を当該コンテンツデータのサンプル
として前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータ
から利用者のコンピュータに対して送信するサンプル閲
覧過程と、前記利用者のコンピュータから送られてくる
閲覧登録データを前記第2のサービス提供代理業者のコ
ンピュータが受け付ける閲覧登録過程と、前記第2のサ
ービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧登録デ
ータに基づき、前記利用者のコンピュータに対して当該
コンテンツデータの利用を可能とするとともに、当該利
用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテンツ利用
過程と、前記利用情報を前記第2のサービス提供代理業
者のコンピュータから前記サービス提供者のコンピュー
タに対して送信する利用情報送信過程とを有することを
特徴とする。
【0013】また、本発明のコンテンツ流通方法は、前
記利用情報を基に、コンテンツ利用者の属性ごとあるい
はコンテンツ種別ごとの集計処理を行う利用情報集計過
程をさらに有することを特徴とするものである。
【0014】また、本発明のコンテンツ流通方法は、前
記サンプル閲覧過程においては、前記コンテンツ保護情
報データに基づいてコンテンツのサンプルの形態を決定
し、このサンプルが利用者のコンピュータに対して送信
されることを特徴とする。
【0015】また、本発明のコンテンツ流通システム
は、コンテンツデータと該コンテンツデータの利用制限
に関するコンテンツ保護情報とを受信するコンテンツ登
録手段と前記コンテンツ登録手段が受信した前記コンテ
ンツデータを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、前記コン
テンツ登録手段が受信した前記コンテンツ保護情報を、
前記コンテンツデータと関連付けて管理するコンテンツ
保護情報管理手段と、前記コンテンツデータと前記コン
テンツ保護情報とを関連付けて外部と送受信するサイト
間連携手段と、前記コンテンツデータの少なくとも一部
をサンプルとしてコンテンツ利用者のコンピュータに対
して送信し、該コンテンツ利用者のコンピュータから閲
覧登録のデータを受信した場合には、前記コンテンツ利
用者のコンピュータに対して前記コンテンツデータを利
用可能とするコンテンツ表示手段と、前記コンテンツ表
示手段が前記コンテンツ利用者のコンピュータから閲覧
登録のデータを受信した場合に、この閲覧登録のデータ
に基づいて利用情報を作成する利用情報収集手段とを備
えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の実
施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施
形態によるコンテンツ流通システムを用いたコンテンツ
流通を示す概略図である。図1において、符号1はサー
ビス提供者Aのコンピュータ、2bはサービス提供代理
業者Bのコンピュータ、2cはサービス提供代理業者C
のコンピュータ、4はコンテンツ利用者のコンピュータ
である。この第1の実施形態では、サービス提供者Aが
調達したコンテンツが、サービス提供代理業者Bおよび
Cを通して間接的に販売される。
【0017】まず、図1の(1)に示すように、サービ
ス提供者Aが予めコンテンツ制作者から調達したコンテ
ンツ101を、サービス提供者Aのコンピュータ1から
アクセス可能な記憶装置に蓄積しておく。また、(2)
に示すように、このコンテンツ101の利用制限を規定
したコンテンツ保護情報102を登録しておく。なお、
コンテンツ保護情報については後で詳述する。
【0018】次に、図1の(3)に示すように、サービ
ス提供者Aのコンピュータ1に蓄積されたコンテンツ1
01は、サービス提供代理業者Cのコンピュータ2cに
よって参照される。そのとき、コンテンツ101に関連
付けられたコンテンツ保護情報102もサービス提供代
理業者Cのコンピュータ2c側に同時に送られる。そし
て、(4)に示すように、コンテンツ利用者は、コンテ
ンツ利用者のコンピュータ4を用いてコンテンツのサン
プルを閲覧することができ、このサンプルを見て正式の
閲覧登録を行うかどうかを判断することができる。な
お、このサンプル閲覧の過程においては、対象となるコ
ンテンツの少なくとも一部が、当該コンテンツのサンプ
ルとしてサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cか
らコンテンツ利用者のコンピュータ4に送られる。
【0019】図1の(5)に示すようにコンテンツ利用
者のコンピュータ4からサービス提供代理業者Cのコン
ピュータ2cに対して閲覧登録のデータが送られると、
(6)に示すように、コンテンツ利用者のコンピュータ
4において当該コンテンツの利用(表示など)が可能と
なる。また、上記(5)の閲覧登録に伴って、(7)に
示すように、サービス提供代理業者Cのコンピュータ2
c上にコンテンツの利用情報が蓄積される。この利用情
報は、少なくともコンテンツを識別する情報と利用者を
識別する情報とを含んでおり、コンテンツ利用料の課金
などに利用される。また、(8)に示すように上記利用
情報はサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cから
サービス提供者Aのコンピュータ1に送信され、(9)
に示すようにサービス提供者Aのコンピュータ1におい
ても蓄積される。
【0020】サービス提供代理業者Cのコンピュータ2
cは、蓄積された利用情報に基づいて課金処理を行う。
これによって、サービス提供代理業者Cからコンテンツ
利用者に対してコンテンツ利用料の請求が行われるとと
もに、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供代理
業者Cからサービス提供者Aに対して支払われる。ま
た、サービス提供者Aが受け取るコンテンツ利用料の一
部が、サービス提供者Aからコンテンツ制作者に対して
支払われる。図1では、サービス提供代理業者Cのコン
ピュータ2cを通したコンテンツの流通の例を示してい
るが、同様に、サービス提供代理業者Bのコンピュータ
2bを通した流通も行われる。また、上記のような課金
形態をとる代わりに、サービス提供者Aのコンピュータ
1が蓄積された利用情報に基づいてすべてのサービス提
供代理業者を通して利用された分の課金処理をまとめて
おこない、コンテンツ利用者に対して直接コンテンツ利
用料の請求を行うようにしても良い。
【0021】なお、課金の形態としては、次に挙げるも
のを適宜選択することができるようにする。第1の課金
形態は、コンテンツを所定回数利用することを許諾しそ
の対価を課金するものである。第2の課金形態は、コン
テンツを所定期間内利用することを許諾しその対価を課
金するものである。第3の課金形態は、回数あるいは期
間の制限なくコンテンツを利用することを許諾しその対
価を課金するものである。第4の課金形態は、特定のコ
ンテンツを利用するか否かに関わらず、利用者としての
会費を所定期間ごとに課金するものである。この会費
は、サービス提供者、サービス提供代理業者、あるいは
コンテンツ制作者の収入となる。
【0022】次に、コンテンツ保護情報について説明す
る。コンテンツ保護情報とはコンテンツの利用制限に関
する情報を含むものであり、本実施形態では、上述した
ように、個別のコンテンツごとにコンテンツ保護情報を
登録するだけでなく、コンテンツ制作者ごと、サービス
提供代理業者ごと、あるいはサービス提供者ごとなど、
様々なレベルでコンテンツ保護情報を登録することがで
きる。
【0023】コンテンツ保護情報は、利用回数、利用期
間、利用者属性、提供品質などといった項目のデータを
含んでいる。利用回数のデータにより、コンテンツ利用
の回数について、例えば「1回以下」あるいは「3回以
上」といった制約を設けることができる。これにより、
例えば利用1回ごとに利用者が料金を支払ういわゆるペ
イパービュー形式の映画配信などを行うことができる。
また、利用期間のデータにより、例えば「利用登録時か
らx箇月間」あるいは「x月x日まで」といった制約を
設けることができる。これにより、期間ごとのコンテン
ツ利用料の課金を行うことが可能となる。また、利用者
属性のデータにより、特定の利用者のみにコンテンツを
提供することができる。例えば、特定の会員組織に属し
ている利用者のみにコンテンツ提供したり、所定の年齢
以上の利用者のみが映像を見ることができるようにした
り、利用者の経済的な信用情報に基づいてコンテンツの
利用可否を制御したりすることが可能となる。
【0024】また、提供品質のデータは、コンテンツの
圧縮方式や圧縮率を規定したり、音楽や映像の再生時間
を規定したり、映像や画像のサイズ(画素数)を規定し
たりする。これにより、利用形態に応じてコンテンツの
提供品質を変えることが可能となる。例えば、サンプル
閲覧の場合には、画像サイズを小さくしたり、非可逆方
式による高倍率圧縮を行って画像を劣化させたり、コン
テンツの一部分のみを再生したりすることができる。つ
まり、サンプル閲覧の過程においては、コンテンツ保護
情報データに基づいてコンテンツのサンプルの形態が決
定され、このサンプルが利用者のコンピュータに対して
送信されることとなる。また、通信ネットワークの種別
と品質に応じてコンテンツの圧縮率を変えたりすること
ができる。
【0025】図2(a)および(b)は、サイト間でコ
ンテンツとコンテンツ保護情報とを送受信するための構
成を示すブロック図であり、例として、サービス提供者
Aのコンピュータ1とサービス提供代理業者Bのコンピ
ュータ2bとの間での送受信のための構成を示してい
る。
【0026】図2(a)は、電子透かしを用いてコンテ
ンツ保護情報をコンテンツ内に合成するための構成を示
す。図2(a)において、サービス提供者Aのコンピュ
ータ1は電子透かし合成部121と送信部111とを備
えており、一方サービス提供代理業者Bのコンピュータ
2bは受信部112と電子透かし抽出部122とを備え
ている。電子透かし合成部121は、電子透かしの技術
を用いてコンテンツ101内にコンテンツ保護情報を合
成する。送信部111はコンテンツ保護情報が合成され
たコンテンツを送信し、これを受信部112が受信す
る。そして、電子透かし抽出部122が、電子透かし合
成済コンテンツ(101a)からコンテンツ保護情報
(102)を抽出する。
【0027】図2(b)は、コンテンツのデータフォー
マットで規定されているメタ情報の領域にコンテンツ保
護情報を格納して送受信するための構成を示している。
図2(b)において、サービス提供者Aのコンピュータ
1はメタ情報合成部131を備えており、サービス提供
代理業者Bのコンピュータ2bはメタ情報抽出部132
を備えている。メタ情報合成部131は、コンテンツ保
護情報102を読み取り、これをコンテンツのメタ情報
領域に格納する。送信部111はコンテンツ保護情報が
含まれたコンテンツを送信し、これを受信部112が受
信する。そして、メタ情報抽出部132が、メタ情報合
成済コンテンツ(101b)からコンテンツ保護情報
(102)を抽出する。
【0028】なお、コンテンツとコンテンツ保護情報と
を関連付けてサイト間でやりとりするために、上述した
電子透かしやメタ情報領域の利用以外の方法を用いても
良い。このように、サービス提供者あるいはサービス提
供代理業者の相互間では、コンテンツそのものに付随し
てコンテンツ保護情報がやりとりされる。従って、他サ
イトを通して間接的にコンテンツを提供する場合にも、
コンテンツ保護情報に基づいてコンテンツの利用制限を
行うことが可能となる。
【0029】この第1の実施形態では、サービス提供者
Aが自ら調達したコンテンツを、サービス提供代理業者
経由で販売し、コンテンツ利用料収入を得る。
【0030】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図3は、同実施形態によるコンテンツ流通シス
テムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この
第2の実施形態は、サービス提供者Aはコンテンツ管理
ソフトウェアを提供するのみであり実際のコンテンツの
流通には直接関与しないことが特徴である。
【0031】図3において、符号3はコンテンツ制作者
のコンピュータである。また、サービス提供代理業者B
のコンピュータ2bが備えている記憶装置に、コンテン
ツ101およびコンテンツ保護情報102を記憶させる
ことができるようになっている。
【0032】図3の(1)に示すように、まずサービス
提供者Aのコンピュータ1からサービス提供代理業者B
のコンピュータに対してコンテンツ管理ソフトウェアが
提供される。そして、(2)に示すようにコンテンツ制
作者がコンテンツを制作し、(3)に示すように制作さ
れたコンテンツがコンテンツ制作者のコンピュータ3か
らサービス提供代理業者Bのコンピュータに送信され
る。このサービス提供代理業者Bのコンピュータ2b上
では、(1)で提供されたコンテンツ管理ソフトウェア
が稼動しており、これによって、(4)に示すように受
信したコンテンツを蓄積するとともに、(5)に示すよ
うにそのコンテンツに関するコンテンツ保護情報の登録
が行われる。その後の、(6)コンテンツのサンプル閲
覧、(7)コンテンツの閲覧登録、(8)コンテンツ利
用、(9)コンテンツサービス提供代理業者Bのコンピ
ュータ2bにおける利用情報蓄積については、前記第1
の実施形態の場合と同様である。
【0033】蓄積された利用情報に基づき、サービス提
供代理業者のコンピュータ2bは課金処理を行う。これ
によって、コンテンツ提供提供代理業者Bからコンテン
ツ利用者に対してコンテンツ利用料の請求が行われると
ともに、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供代
理業者Bからコンテンツ制作者に対して支払われる。ま
た、サービス提供代理業者Bからサービス提供者Aに対
して、コンテンツ管理ソフトウェアの利用料金が支払わ
れる。
【0034】この第2の実施形態では、サービス提供者
Aがコンテンツ管理ソフトウェアを提供する。このソフ
トウェアは、コンテンツのサンプル閲覧、利用登録、課
金などの機能を備えているため、このソフトウェアを用
いることによってサービス提供代理業者が容易にコンテ
ンツ配信サービスを開始することができる。
【0035】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図4は、同実施形態によるコンテンツ流通シス
テムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この
第3の実施形態は、コンテンツ制作者によって制作され
たコンテンツが、サービス提供代理業者Bのコンピュー
タ2bを通してサービス提供者Aのコンピュータ1に登
録されることが特徴である。
【0036】図4の(1)に示すように、まずコンテン
ツ制作者によってコンテンツが制作される。そして、
(2)に示すように、コンテンツ制作者のコンピュータ
3からサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに対
して、そのコンテンツが送信される。サービス提供代理
業者Bのコンピュータ2bは、(3)に示すようにコン
テンツ保護情報を登録するとともに、(4)に示すよう
にコンテンツをサービス提供者Aのコンピュータ1に対
して送信する。これを受けたサービス提供者Aのコンピ
ュータ1は、(5)に示すようにコンテンツを蓄積し、
(6)に示すようにコンテンツ保護情報を記憶装置に登
録する。その後の、(7)サービス提供者Aのコンピュ
ータ1に蓄積されたコンテンツの参照、(8)コンテン
ツ利用者のコンピュータ4によるサンプル閲覧、(9)
利用登録、(10)コンテンツ利用、および(11)利
用情報蓄積の処理の流れは、第1の実施形態と同様であ
る。
【0037】そして、蓄積された利用情報に基づき、サ
ービス提供代理業者のコンピュータ2bは課金処理を行
う。これによって、コンテンツ提供提供代理業者Bから
コンテンツ利用者に対してコンテンツ利用料の請求が行
われるとともに、このコンテンツ利用料の一部がサービ
ス提供代理業者Bからサービス提供者Aに対して支払わ
れる。また、さらに、サービス提供者Aからコンテンツ
制作者に対して、コンテンツ利用料が支払われる。
【0038】この第3の実施形態では、サービス提供者
Aのコンピュータにコンテンツを蓄積するものの、サー
ビス提供者自体が独自にコンテンツを調達することはな
い。サービス提供者Aは、サービス提供代理業者Bが調
達し配信するコンテンツの蓄積を代行して行うのみであ
る。これによって、サービス提供者Aは、販売管理費等
を負担する必要がなく、コンテンツ流通に関するコスト
を削減することが可能となる。
【0039】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。図5は、同実施形態によるコンテンツ流通シス
テムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この
第4の実施形態では、サービス提供代理業者Bのコンピ
ュータを通してサービス提供者Aのコンピュータに登録
されたコンテンツが、当該代理業者と異なるサービス代
理業者Cのコンピュータを通して配布されることが特徴
である。つまり、サービス提供代理業者Bは、コンテン
ツ制作者からコンテンツを仕入れ、サービス提供者Aを
通して、他のサービス提供代理業者の顧客であるコンテ
ンツ利用者に対してコンテンツの販売を行う。
【0040】図5の(1)に示すコンテンツ制作、
(2)に示すコンテンツ制作者のコンピュータ3からサ
ービス提供代理業者Bのコンピュータ2bへのコンテン
ツの送信、(3)に示すサービス提供代理業者Bのコン
ピュータ2bにおけるコンテンツ保護情報の登録、
(4)サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bから
サービス提供者Aのコンピュータ1へのコンテンツの送
信、(5)サービス提供者Aのコンピュータにおけるコ
ンテンツ蓄積および(6)コンテンツ保護情報の登録
は、図4に示した第3の実施形態の場合と同様である。
【0041】次に、図5の(7)に示すように、蓄積さ
れたコンテンツがサービス提供代理業者Cのコンピュー
タ2cによって参照される。そして、(8)に示すよう
にコンテンツ利用者のコンピュータ4によってサンプル
閲覧され、(9)に示す利用登録が行われ、(10)に
示すようにコンテンツ利用者によって当該コンテンツが
利用される。また、(11)に示すようにサービス提供
代理業者Cのコンピュータ2cにおいて利用情報が蓄積
されるとともに、この利用情報は、(12)に示すよう
にサービス提供代理業者Cのコンピュータ2cからサー
ビス提供者Aのコンピュータ1に送信され、(13)に
示すように蓄積される。また、このコンテンツの制作者
はサービス提供代理業者Bを通してコンテンツを提供し
ているため、(13)においてサービス提供者Aのコン
ピュータに蓄積された利用情報は、(14)に示すよう
にサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに対して
も送信され、(15)に示すようにサービス提供代理業
者Bのコンピュータ2bにおいて蓄積される。
【0042】サービス提供代理業者Cのコンピュータ2
cでは、(11)で蓄積された利用情報に基づいて課金
処理が行われ、その結果、サービス提供代理業者Cから
コンテンツ利用者に対してコンテンツ利用料が請求され
る。また、このコンテンツ利用料の一部がサービス提供
代理業者Cからサービス提供者Aに支払われ、さらにそ
のコンテンツ利用料の一部がサービス提供者Aからコン
テンツ制作者に支払われる。
【0043】つまり、この第4の実施形態では、サービ
ス提供代理業者Bは、自サイトで調達したコンテンツに
関して、サービス提供者Aのコンピュータに蓄積されて
いるものを対外的に公開する機能を利用することができ
る。これにより、サービス提供代理業者Bは、自サイト
管理下のコンテンツを他サイトを通して配信することが
可能になる。
【0044】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。図6は、同実施形態によるコンテンツ流通シス
テムを用いたコンテンツ流通を示す概略図である。この
第5の実施形態では、サービス提供代理業者BおよびC
を通して販売されたコンテンツに関する利用情報を集計
した情報が、他のサービス提供代理業者Dに提供される
ことが特徴である。
【0045】図6において、符号2dは、サービス提供
代理業者Dのコンピュータである。予めサービス提供者
Aのコンピュータ1に蓄積されていたコンテンツを利用
するために、図6の(1)に示すように、サービス提供
代理業者BおよびCの配下のコンテンツ利用者がそれぞ
れ、サービス提供代理業者BおよびCのコンピュータに
対して閲覧登録のデータを送信する。これに伴い、
(2)に示すように、サービス提供代理業者BおよびC
のコンピュータでは、それぞれ利用情報が蓄積される。
また、(3)に示すように、これらの利用情報は、それ
ぞれのサービス提供代理業者のコンピュータ2bおよび
2cからサービス提供者Aのコンピュータ1に対して送
信される。そして、(4)に示すように、サービス提供
者Aのコンピュータ1が備えている記憶装置に利用情報
が蓄積される。この蓄積された利用情報を用いて、サー
ビス提供者Aのコンピュータ1は、(5)に示す利用情
報の集計処理を行い、集計済の利用情報を(6)に示す
ようにサービス提供代理業者Dのコンピュータ2dに対
して送信する。
【0046】なお、図6の(5)における利用情報の集
計処理とは、例えば、コンテンツ利用者の年齢ごと、性
別ごと、その他の属性ごとの閲覧登録回数やコンテンツ
利用回数やコンテンツ利用料の集計を行う処理である。
また、例えば、月別、週別、日別、曜日別、時間帯別の
閲覧登録回数等の集計を行う処理である。また、例え
ば、コンテンツの種類別の閲覧登録回数等の集計を行う
処理である。あるいは、以上に挙げた項目あるいはその
他の項目を複数組み合わせて集計処理を行うようにして
も良い。また、利用情報の集計処理は、予め定められた
期間ごとに当該期間における利用情報を集計しても良い
し、任意の時点で任意の期間の利用情報を集計しても良
い。
【0047】この第5の実施形態では、サービス提供者
Aが蓄積した利用情報をマーケティング用データとして
活用できるようになる。つまり、利用情報に基づく集計
データを受信することにより、サービス提供代理業者D
のコンピュータ2dでは、データに基づいてコンテンツ
の仕入れあるいは販売の計画の立案を行うことができる
ようになる。また、サービス提供代理業者Dは受け取っ
た集計データの対価をサービス提供者Aに対して支払
う。
【0048】以上、第1〜第5の実施形態におけるコン
テンツ流通について説明したが、次に、これら各実施形
態に共通するシステム構成について説明する。図7は、
サービス提供代理業者のコンピュータ内およびサービス
提供業者のコンピュータ内のシステム構成を示すブロッ
ク図である。図7において、符号20〜27はいずれも
サービス提供代理業者Bのコンピュータ2bが具備する
構成要素であり、20はサイト間連携システム、21は
コンテンツ登録システム、22はコンテンツ蓄積システ
ム、23はコンテンツ保護情報管理システム、24は利
用情報収集システム、25は課金システム、26は利用
者管理システム、27はコンテンツ表示システムであ
る。また、符号10〜17はいずれもサービス提供業者
Aのコンピュータ1が具備する構成要素であり、10は
サイト間連携システム、11はコンテンツ登録システ
ム、12はコンテンツ蓄積システム、13はコンテンツ
保護情報管理システム、14は利用情報収集システム、
15は課金システム、16は利用者管理システム、17
はコンテンツ表示システムである。
【0049】図示されないコンテンツ制作者のコンピュ
ータからサービス提供代理業者Bのコンピュータ2bに
コンテンツを登録するときの処理の流れは、次の通りで
ある。まず、コンテンツ登録システム21がコンテンツ
制作者のコンピュータから通信ネットワークを介してコ
ンテンツを受信する。このコンテンツがコンテンツ蓄積
システム22に渡され、コンテンツ蓄積システム22が
コンテンツを記憶装置に蓄積する。また、コンテンツ登
録システム21は、当該コンテンツに関する各種利用制
限の設定情報をコンテンツ制作者のコンピュータから受
け取り、その情報をコンテンツ保護情報管理システム2
3に渡す。コンテンツ保護情報管理システム23は、受
け取った設定情報に基づいて、コンテンツ保護情報を作
成し、それを登録する。
【0050】サービス提供代理業者Bのコンピュータ2
bに蓄積された上記コンテンツをさらにサービス提供業
者Aのコンピュータ1に登録するときの処理の流れは、
次の通りである。サイト間連携システム20が、コンテ
ンツ蓄積システム22からコンテンツを受け取るととも
に、コンテンツ保護情報管理システムからコンテンツ保
護情報を受け取る。ここで、必要に応じて、サイト間連
携システム20は、図2の(a)または(b)に示した
方法、あるいはその他の方法を用いて、コンテンツとコ
ンテンツ保護情報とを合成する。そして、サイト間連携
システム20は、コンテンツとコンテンツ保護情報とを
併せて、サービス提供者Aのコンピュータ1側のサイト
間連携システム10に対して送信する。サイト間連携シ
ステム10は、必要に応じて受信したデータからコンテ
ンツ保護情報を抽出する。そして、サイト間連携システ
ム10は、コンテンツをコンテンツ蓄積システム12に
渡すとともに、コンテンツ保護情報をコンテンツ保護情
報管理システム13に渡す。コンテンツ蓄積システム1
2は、受け取ったコンテンツを記憶装置に蓄積する。ま
た、コンテンツ保護情報管理システム13は、受け取っ
たコンテンツ保護情報の登録処理を行う。
【0051】サービス提供者Aのコンピュータ1におい
て直接コンテンツを登録するときの処理の流れは、次の
通りである。コンテンツ登録システム11は、図示され
ない端末装置等からコンテンツを受取り、そのコンテン
ツをコンテンツ蓄積システム12に渡す。コンテンツ蓄
積システム12は、受け取ったコンテンツを記憶装置に
蓄積する。また、コンテンツ登録システム11は、上記
端末装置等からコンテンツの利用制限等に関する設定情
報を受け取り、これをコンテンツ保護情報管理システム
13に渡す。コンテンツ保護情報管理システムは、受け
取った設定情報に基づいて、コンテンツ保護情報を作成
し、それを登録する。
【0052】サービス提供者Aのコンピュータ1に蓄積
されているコンピュータを、サービス提供代理業者Bの
コンピュータ2bに接続された利用者が利用するための
処理の流れは、次の通りである。まず予め、図示されな
いコンテンツ利用者のコンピュータから、サービス提供
代理業者Bのコンピュータ2bに対してアクセスが行わ
れ、利用者管理システム26がパスワード等を照合する
ことによって、上記コンテンツ利用者のコンピュータの
認証が行われる。
【0053】また、サービス提供業者Aのコンピュータ
1に蓄積されたコンテンツおよびそのコンテンツ保護情
報が、記憶装置から読み出され、サイト間連携システム
10から、サービス提供代理業者Bのコンピュータ2b
側のサイト間連携システム20に対して送信される。そ
して、コンテンツはコンテンツ蓄積システム22を経由
して、またコンテンツ保護情報はコンテンツ保護情報管
理システム23を経由して、それぞれコンテンツ表示シ
ステム27に渡される。そして、コンテンツ表示システ
ム27は、当該コンテンツを、前記コンテンツ利用者の
コンピュータでサンプル閲覧可能なように、コンテンツ
保護情報に規定されたサンプルとしての品質で送信す
る。コンテンツ利用者がサンプルを閲覧した結果、正式
の閲覧登録を行う場合には、その旨を表わすデータが前
記コンテンツ利用者のコンピュータからコンテンツ表示
システム27に送られる。すると、コンテンツ表示シス
テム27は、コンテンツ保護情報を参照して、正式の閲
覧(利用)が可能な状態でコンテンツを前記コンテンツ
利用者のコンピュータに送信する。また、これととも
に、当該閲覧登録に伴う利用情報が利用情報収集システ
ム24によって作成され、蓄積される。
【0054】サイト間での利用情報の送受信処理および
課金処理の流れは、次の通りである。サービス提供代理
業者Bのコンピュータ2bにおいてコンテンツの閲覧登
録が行われた場合、上述したように、利用情報が利用情
報収集システム24によって蓄積されている。課金シス
テム25は、この利用情報に基づいて課金処理を行い、
コンテンツ利用者に対する請求の処理を行う。上記の利
用情報は、利用情報集システム24からサービス提供者
Aのコンピュータ1側の利用情報収集システム14に送
信され、利用情報収集システム14において蓄積され
る。この利用情報を用いて、課金システム15は、当該
コンテンツの利用料をコンテンツ制作者に支払う処理を
行う。また、課金システム15および25は、サービス
提供者Aとサービス提供代理業者Bとの間の決済の処理
も行う。
【0055】コンテンツ制作者がサービス提供代理業者
Bのコンピュータ2bに対してコンテンツの登録を行
い、このコンテンツが図示しない他サイトを通して利用
された場合、サービス提供者Aのコンピュータ1はその
利用に関する利用情報を当該他サイトから受信し、その
利用情報は、利用情報収集システム14によって蓄積さ
れるとともに、利用情報収集システム14から利用情報
収集システム24に対して送信される。課金システム2
5は、この利用情報に基づいて、当該コンテンツの制作
者に対してコンテンツ利用料を支払う処理を行う。
【0056】なお、図7に示した各要素システム(符号
10〜17および20〜27)の処理手順は、コンピュ
ータプログラムとしてコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記憶されている。そして、各コンピュータに備え
られた中層処理装置がこのコンピュータプログラムを読
み取って実行することにより、上記の各処理が実行され
る。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体
メモリ、CD−ROM、DVD−ROMなどである。
【0057】以上、図面を参照してこの発明の実施形態
を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、コンテンツそのも
ののデータとコンテンツ保護情報とを常に関連付けて管
理するとともに、あるサイトから他のサイトにコンテン
ツを送信する際には常にそのコンテンツの保護情報も同
時に送信し、これらを受信したサイト側でも上記コンテ
ンツ保護情報に基づいたコンテンツの利用制限を行うた
め、いかなる種類のコンテンツも統一的な方法で保護す
ることが可能となる。
【0059】また、上記のコンテンツ保護情報は、シス
テム全体で画一的なものではなく、コンテンツごと、コ
ンテンツ制作者ごと、サービス提供代理業者ごとなど、
様々なレベルできめ細かく設定することができるため、
多様なコンテンツの利用制限が可能となり、個々のコン
テンツ制作者の方針に合ったコンテンツの保護が可能と
なる。また、このようなコンテンツ制作者ごとの方針に
応じた多様な保護を実現するためにコンテンツ制作者自
身が自ら流通システムを構築する必要もないため、コン
テンツ制作者が容易にデジタル配信ビジネスに参入でき
る。
【0060】また、この発明によれば、サービス提供者
のコンピュータとサービス提供代理業者のコンピュータ
によって構成される分散システムとしてコンテンツ流通
システムを実現することができるため、コンテンツ提供
業者を増やすことにより容易に流通チャネルを拡大する
ことができ、コンテンツ制作者が販売機会を増やすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態によるコンテンツ
流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図であ
る。
【図2】 同実施形態により、サイト間でコンテンツと
コンテンツ保護情報とを送受信するための構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 この発明の第2の実施形態によるコンテンツ
流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図であ
る。
【図4】 この発明の第3の実施形態によるコンテンツ
流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図であ
る。
【図5】 この発明の第4の実施形態によるコンテンツ
流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図であ
る。
【図6】 この発明の第5の実施形態によるコンテンツ
流通システムを用いたコンテンツ流通を示す概略図であ
る。
【図7】 この発明の一実施形態によるコンテンツ流通
システムの内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…サービス提供者Aのコンピュータ,2b…サービス
提供代理業者Bのコンピュータ,2c…サービス提供代
理業者Cのコンピュータ,2d…サービス提供代理業者
Dのコンピュータ,3…コンテンツ制作者のコンピュー
タ,4…コンテンツ利用者のコンピュータ,10…サイ
ト間連携システム,11…コンテンツ登録システム,1
2…コンテンツ蓄積システム,13…コンテンツ保護情
報管理システム,14…利用情報収集システム,15…
課金システム,16…利用者管理システム,17…コン
テンツ表示システム,20…サイト間連携システム,2
1…コンテンツ登録システム,22…コンテンツ蓄積シ
ステム,23…コンテンツ保護情報管理システム,24
…利用情報収集システム,25…課金システム 26…利用者管理システム,27…コンテンツ表示シス
テム,101…コンテンツ,101a…コンテンツ(電
子透かし合成済),101b…コンテンツ(メタ情報合
成済),102…コンテンツ保護情報,111…送信
部,112…受信部,121…電子透かし合成部,12
2…電子透かし抽出部,131…メタ情報合成部,13
2…メタ情報抽出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 5/00 G09C 5/00 H04N 7/173 610 H04N 7/173 610Z 640 640A (72)発明者 三宅 直矢 東京都千代田区紀尾井町4−13 マードレ 松田2F グルーオン・パートナーズ株式 会社内 Fターム(参考) 5B075 KK02 KK42 KK54 KK62 ND08 ND12 ND14 ND16 UU40 5B085 AC04 CA04 5C064 BB01 BB07 BC01 BC04 BC18 BC23 BC25 BD02 BD04 BD08 5J104 AA14 AA15 PA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス提供者のコンピュータとサービ
    ス提供代理業者のコンピュータとを用いてコンテンツを
    利用者に配信する方法であって、 前記サービス提供者のコンピュータに予め蓄積されてい
    たコンテンツデータおよび該コンテンツデータの利用制
    限に関する情報を含んだコンテンツ保護情報データとを
    前記サービス提供代理業者のコンピュータが参照するコ
    ンテンツ参照過程と、 前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテン
    ツデータのサンプルとして前記サービス提供代理業者の
    コンピュータから利用者のコンピュータに対して送信す
    るサンプル閲覧過程と、 前記利用者のコンピュータから送られてくる閲覧登録デ
    ータを前記サービス提供代理業者のコンピュータが受け
    付ける閲覧登録過程と、 前記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧
    登録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対し
    て当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、
    当該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテン
    ツ利用過程と、 前記利用情報を前記サービス提供代理業者のコンピュー
    タから前記サービス提供者のコンピュータに対して送信
    する利用情報送信過程とを有することを特徴とするコン
    テンツ流通方法。
  2. 【請求項2】 サービス提供代理業者のコンピュータを
    用いてコンテンツを利用者に配信する方法であって、 前記サービス提供代理業者のコンピュータが、コンテン
    ツデータを受信して該コンテンツデータを蓄積するコン
    テンツ蓄積過程と、 前記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記コン
    テンツデータの利用制限に関する情報を受信して、この
    利用制限に関する情報を基に前記コンテンツデータに関
    するコンテンツ保護情報データを作成し、このコンテン
    ツ保護情報データを前記コンテンツデータと関連付けて
    登録するコンテンツ保護情報登録過程と、 前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテン
    ツデータのサンプルとして前記サービス提供代理業者の
    コンピュータから利用者のコンピュータに対して送信す
    るサンプル閲覧過程と、 前記利用者のコンピュータから送られてくる閲覧登録デ
    ータを前記サービス提供代理業者のコンピュータが受け
    付ける閲覧登録過程と、 前記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧
    登録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対し
    て当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、
    当該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテン
    ツ利用過程と、 を有することを特徴とするコンテンツ流通方法。
  3. 【請求項3】 サービス提供者のコンピュータとサービ
    ス提供代理業者のコンピュータを用いてコンテンツを利
    用者に配信する方法であって、 前記サービス提供代理業者のコンピュータがコンテンツ
    データを受信して該コンテンツデータを蓄積するととも
    に該コンテンツデータを前記サービス提供者のコンピュ
    ータに送信し、これを受けた前記サービス提供者のコン
    ピュータが前記コンテンツデータを蓄積するコンテンツ
    蓄積過程と、 前記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記コン
    テンツデータの利用制限に関する情報を受信して、この
    利用制限に関する情報を基に前記コンテンツデータに関
    するコンテンツ保護情報データを作成し、このコンテン
    ツ保護情報データを前記サービス提供代理業者のコンピ
    ュータが前記サービス提供者のコンピュータに送信し、
    このコンテンツ保護情報データを前記サービス提供者の
    コンピュータが前記コンテンツデータと関連付けて登録
    するコンテンツ保護情報登録過程と、 前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテン
    ツデータのサンプルとして前記サービス提供代理業者の
    コンピュータから利用者のコンピュータに対して送信す
    るサンプル閲覧過程と、 前記利用者のコンピュータから送られてくる閲覧登録デ
    ータを前記サービス提供代理業者のコンピュータが受け
    付ける閲覧登録過程と、 前記サービス提供代理業者のコンピュータが、前記閲覧
    登録データに基づき、前記利用者のコンピュータに対し
    て当該コンテンツデータの利用を可能とするとともに、
    当該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコンテン
    ツ利用過程と、を有することを特徴とするコンテンツ流
    通方法。
  4. 【請求項4】 サービス提供者のコンピュータと複数の
    サービス提供代理業者のコンピュータを用いてコンテン
    ツを利用者に配信する方法であって、 第1のサービス提供代理業者のコンピュータがコンテン
    ツデータを受信して該コンテンツデータを蓄積するとと
    もに該コンテンツデータを前記サービス提供者のコンピ
    ュータに送信し、これを受けた前記サービス提供者のコ
    ンピュータが前記コンテンツデータを蓄積するコンテン
    ツ蓄積過程と、 前記第1のサービス提供代理業者のコンピュータが、前
    記コンテンツデータの利用制限に関する情報を受信し
    て、この利用制限に関する情報を基に前記コンテンツデ
    ータに関するコンテンツ保護情報データを作成し、この
    コンテンツ保護情報データを前記第1のサービス提供代
    理業者のコンピュータが前記サービス提供者のコンピュ
    ータに送信し、このコンテンツ保護情報データを前記サ
    ービス提供者のコンピュータが前記コンテンツデータと
    関連付けて登録するコンテンツ保護情報登録過程と、 前記サービス提供者のコンピュータに蓄積された前記コ
    ンテンツデータおよび前記コンテンツ保護情報データと
    を第2のサービス提供代理業者のコンピュータが参照す
    るコンテンツ参照過程と、 前記コンテンツデータの少なくとも一部を当該コンテン
    ツデータのサンプルとして前記第2のサービス提供代理
    業者のコンピュータから利用者のコンピュータに対して
    送信するサンプル閲覧過程と、 前記利用者のコンピュータから送られてくる閲覧登録デ
    ータを前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータ
    が受け付ける閲覧登録過程と、 前記第2のサービス提供代理業者のコンピュータが、前
    記閲覧登録データに基づき、前記利用者のコンピュータ
    に対して当該コンテンツデータの利用を可能とするとと
    もに、当該利用に関する利用情報を作成して蓄積するコ
    ンテンツ利用過程と、 前記利用情報を前記第2のサービス提供代理業者のコン
    ピュータから前記サービス提供者のコンピュータに対し
    て送信する利用情報送信過程とを有することを特徴とす
    るコンテンツ流通方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    コンテンツ流通方法であって、 前記利用情報を基に、コンテンツ利用者の属性ごとある
    いはコンテンツ種別ごとの集計処理を行う利用情報集計
    過程をさらに有することを特徴とするコンテンツ流通方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
    コンテンツ流通方法であって、 前記サンプル閲覧過程においては、前記コンテンツ保護
    情報データに基づいてコンテンツのサンプルの形態を決
    定し、このサンプルが利用者のコンピュータに対して送
    信されることを特徴とするコンテンツ流通方法。
  7. 【請求項7】 コンテンツデータと該コンテンツデータ
    の利用制限に関するコンテンツ保護情報とを受信するコ
    ンテンツ登録手段と前記コンテンツ登録手段が受信した
    前記コンテンツデータを蓄積するコンテンツ蓄積手段
    と、 前記コンテンツ登録手段が受信した前記コンテンツ保護
    情報を、前記コンテンツデータと関連付けて管理するコ
    ンテンツ保護情報管理手段と、 前記コンテンツデータと前記コンテンツ保護情報とを関
    連付けて外部と送受信するサイト間連携手段と、 前記コンテンツデータの少なくとも一部をサンプルとし
    てコンテンツ利用者のコンピュータに対して送信し、該
    コンテンツ利用者のコンピュータから閲覧登録のデータ
    を受信した場合には、前記コンテンツ利用者のコンピュ
    ータに対して前記コンテンツデータを利用可能とするコ
    ンテンツ表示手段と、 前記コンテンツ表示手段が前記コンテンツ利用者のコン
    ピュータから閲覧登録のデータを受信した場合に、この
    閲覧登録のデータに基づいて利用情報を作成する利用情
    報収集手段とを備えることを特徴とするコンテンツ流通
    システム。
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