JP4089592B2 - 電子鍵盤楽器用スピーカボックス - Google Patents

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本発明は、電子ピアノ、電子オルガン、その他電子鍵盤楽器に用いて好適な電子鍵盤楽器用スピーカボックスに関する。
近年、電子ピアノ等の電子鍵盤楽器においては、電子部品の組み付け、保守点検を容易にするため、電子鍵盤楽器本体下面に電子回路・スピーカ部が設けられ、ここにアンプ、スピーカ等の電子部品が集中的に実装される。すなわち、電子回路・スピーカ部の内部には、正面から背面に向かって平行に延在する左右一対の矩形長尺状のガイドが、複数組配置されている。各種電子回路はこれらガイドの上に載置される複数のプレート上に実装され、これらプレートはその左右両端部をガイドに摺動させつつ前後方向に移動自在になっている(特許文献1)。
また、本体下面にスピーカボックスのみを取り付けるような電子鍵盤楽器も知られている。これらの電子鍵盤楽器においては、スピーカボックスを回転させることにより、スピーカの開口面を背面方向(例えばコンサートにおける観客方向)に向け、あるいは前面方向(演奏者自身)に向けられるものも知られている(特許文献2,3)。
特開2002−244661号公報 特開昭62−41198号公報 実開平7−5193号公報
しかし、上述した特許文献1〜3記載の技術では、演奏者および観客の双方に対して同時に良好な特性の楽音を放音することは困難であった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、演奏者および観客の双方に対して同時に良好な特性の楽音を放音できる電子鍵盤楽器用スピーカボックスを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の電子鍵盤楽器用スピーカボックスにあっては、電子鍵盤楽器の鍵の配列方向に沿う複数の側面を有する略柱状の筐体(30)と、前記複数の側面のうち前記電子鍵盤楽器の前方に面する第1の側面(30FL)に設けられ、一の高音用スピーカ(31FL)と一の低音用スピーカ(32FL)とを少なくとも有する第1のスピーカユニットと、前記複数の側面のうち前記電子鍵盤楽器の後方に面する第2の側面(30B)に設けられ、前記第1のスピーカユニットの高音用スピーカに対して相互に背面を対向させるように設けられた一の高音用スピーカ(31BR)と、前記第1のスピーカユニットの低音用スピーカに対して相互に背面を対向させるように設けられた一の低音用スピーカ(32BR)とを少なくとも有する第2のスピーカユニットとを有し、前記第1および第2のスピーカユニットの各スピーカの開口面は斜下方に向かって傾斜し、前記第1のスピーカユニットの垂直面に対する傾斜角度(θF)は前記第2のスピーカユニットの垂直面に対する傾斜角度(θB)よりも大きいことを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の電子鍵盤楽器用スピーカボックスにおいて、前記第1および第2のスピーカユニットの双方から楽音を発音する第1の動作モード、または前記第2のスピーカユニットを消音状態にしつつ前記第1のスピーカユニットから楽音を発音する第2の動作モードのうち一方を選択する動作モード選択手段(106,108)をさらに有することを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項2記載の電子鍵盤楽器用スピーカボックスにおいて、前記第1のスピーカユニット内の何れかのスピーカに供給する音声信号のフィルタリングを行う第1のネットワーク回路(102FL,104FL)と、前記第2のスピーカユニット内の何れかのスピーカに供給する音声信号のフィルタリングを行う第2のネットワーク回路(102BR,104BR)とをさらに有し、前記動作モード選択手段は、前記第1の動作モードにおいては前記第1および第2のネットワーク回路に前記音声信号を供給するとともに、前記第2の動作モードにおいては前記第2のネットワーク回路に対する前記音声信号の供給を遮断しつつ前記第1のネットワーク回路に前記音声信号を供給するものであることを特徴とする。
このように、相互に背面を対向させるように第1および第2のスピーカユニットの対応するスピーカ同士を設けた構成によれば、正面側および背面側から見たスピーカの配置を対称的にできるため、双方に対して略等しい特性の楽音を放音することができる。さらに、第1または第2の動作モードを選択できる構成によれば、練習時および本番時等に応じて最適な態様で楽音を放音することができる。さらに、第1および第2のスピーカユニットに対して各々独立した第1および第2のネットワーク回路を設ける構成によれば、第1または第2の動作モードの選択状態にかかわらず、発音するスピーカユニットの周波数特性を均一にすることができる。さらに、第1のスピーカユニットの垂直面に対する傾斜角度を第2のスピーカユニットの垂直面に対する傾斜角度よりも大きくした構成によれば、演奏者および観客の双方に対して最適な状態で楽音を放音することができる。
1.実施例の構成
次に、本発明の一実施例の電子鍵盤楽器の構成を図1,図2を参照し説明する。
図において10は電子鍵盤楽器のフレームであり、正面方向から見て長方形、側面方向から見て五角形の枠状に形成されている。
20は鍵盤部であり、フレーム10の上部全体に配設されている。そして、鍵盤部20は、上鍵盤部と下鍵盤部とからなり、それらの長手方向に沿って各々複数の鍵が配列されている。22は鍵盤部20の蓋部であり、開閉自在になっている。鍵盤部20の下方には、鍵盤部20が配設される平板状の棚板14が設けられ、その下面には、断面台形の四角柱状に形成された電子回路・スピーカ部30が装着される。
すなわち、棚板14の両端部141,142の下面であって側板部121,122の下方には、各々断面L字状および逆L字状の長尺状の金具H1,H2が固着され、電子回路・スピーカ部30の上面両端には左右方向に突出するフランジF1,F2が形成されている。そして、フランジF1,F2を金具H1,H2の水平部分に載置し、電子回路・スピーカ部30を所定位置(図1(b)の位置)に合せ、ねじN1,N2をフランジF1,F2に挿通させつつ棚板14に螺合すると、電子回路・スピーカ部30が棚板14に固定される。また、ねじN1,N2を外せば、金具H1,H2に上記フランジF1,F2を摺動させつつ電子回路・スピーカ部30は前後方向にスライド自在になる。このように、金具H1,H2はガイドレールを形成する。40はニー・レバーであり、鍵盤部20の下面、電子回路・スピーカ部30の前方から下方向に突出するように設けられ、演奏者の膝によって操作される。50はエクスプレッションペダル、54はペダル鍵盤であり、これらはフレーム10の下方に設置されている。なお、図2においてはエクスプレッションペダル50の図示は省略する。
次に、電子回路・スピーカ部30の構成を図3(a)〜(d)を参照し説明する。
まず、同図(a)において、電子回路・スピーカ部30は側面形状が台形状であり、電子回路・スピーカ部30の上面および底面は平行な平板状に構成されている。電子回路・スピーカ部30の正面および背面は、それぞれ垂直面に対して内側に向かって傾斜しており、正面傾斜角θFは「20°」、背面傾斜角θBは「10°」に設定されている。
本実施例の特徴の一つとして、このように、正面、背面において傾斜角が異なることが挙げられる。まず、背面傾斜角θBは、電子鍵盤楽器を一般的なコンサートホールの舞台上に配置したとき、背面用スピーカが観客に対向するような角度に設定されている。一方、正面用スピーカは、棚板14の下方に配置されているから、正面用スピーカを演奏者の顔方向に直接的に対向させることは困難である。そこで、本実施例では、背面傾斜角θBよりも正面傾斜角θFを大きくすることにより、正面用スピーカからの放射音を床に反射させ、演奏者に反射音が到達し易くしているのである。
次に、図3(b)において35は電子回路部であり、電子回路・スピーカ部30の略中央部分に設けられている。この電子回路部35によって電子回路・スピーカ部30は左右に区切られ、これによって各種スピーカが実装される左右のエンクロージャ部36L,36Rが形成されている。30FL,30FRは左右のエンクロージャ部36L,36Rの正面を覆う正面板であり、電子回路部35の正面に対してほぼ同一面を形成するように電子回路・スピーカ部30に固着されている。左正面板30FLには、外側(左側)から内側(右側)に向かってツイータ31FL、ウーハ32FL,33FLが装着されている。ここで、ウーハ32FL,33FLは、同一形状、同一仕様のスピーカである。また、ツイータ31FL、ウーハ32FL,33FLはジグザグに配置されているから、エンクロージャ部36Lの幅が狭い場合であっても大口径のウーハ32FL,33FLを装着することができる。
ここで、ツイータ31FL、ウーハ32FL,33FLから成るスピーカの組を「スピーカユニット」と呼ぶ。より一般的には、本明細書においては、「同一方向に開口する少なくとも一の高音用スピーカと少なくとも一の低音用スピーカ」を「スピーカユニット」と呼ぶ。そして、この左側のスピーカユニットに対して対称を成すように、右正面板30FRには、外側(右側)から内側(左側)に向かってツイータ31FR、ウーハ32FR,33FRから成るスピーカユニットが装着されている。34,34,……はマジックテープであり、これらによって図示せぬサランネットが電子回路・スピーカ部30の正面全体を覆うように装着される。
次に、図3(c)において30Bは背面板であり、ここに背面用のウーハ32BL,33BL,32BR,33BRおよびツイータ31BL,31BRが装着される。37,37は電子回路部35を鍵盤部20に接続するための接続用コードである。これら背面用のスピーカは、図3(b)に示した正面用のスピーカに対して対称を成すように配置されている。これにより、図3(d)に示すように、正面用および背面用の対応するスピーカユニットは、相互に背面を対向させつつ配置されることになる。すなわち、エンクロージャ部36Lの内部において正面用のツイータ31FLおよび背面用のツイータ31BRは相互に背面を対向させつつ配置されており、正面用のウーハ32FLおよび背面用のウーハ32BR、正面用のウーハ33FLおよび背面用のウーハ33BRも、同様に背面を対向させつつ配置されている。エンクロージャ部36Rの内部においても、各スピーカは同様の位置関係で配置されている。また、38L,38Rは円筒状のバスレフポートであり、エンクロージャ部36L,36Rの下面からその内部(上方)に向かって突出している。なお、背面板30Bにおいてもマジックテープ34,34,……が装着され、図示せぬサランネットによって背面板30B全体を覆うことができる。
このように、本実施例では、電子回路・スピーカ部30の中央に電子回路部35を配置し、その左右にエンクロージャ部36L,36Rを配置したから、電子回路・スピーカ部30を全体として一体化しつつエンクロージャ部36L,36R相互間の距離を充分に確保することができる。また、ツイータ31FL,31FRをウーハ32FL,33FL,32FR,33FRの外側に配置したため、ツイータ31FL,31FRを内側に配置した場合と比較して充分な音像定位を確保することができる。また、電子回路部35の正面に対してほぼ同一面を形成するようにこれらエンクロージャ部の正面板30FL,30FRを配置し、背面には一枚の背面板30Bに背面用の全スピーカを実装したから、各スピーカ相互間の干渉が起こりにくく、電子鍵盤楽器の周辺全体において良好な音場を実現することができる。
次に、エンクロージャ部36L内の各スピーカの帯域分割に使用されているネットワーク回路を図7を参照し説明する。図においてウーハ32FL,33FLは直列接続され、その直列回路にネットワーク回路への入力信号がそのまま印加される。102FLはコンデンサ、104FLはインダクタであり、両者によってハイパスフィルタが構成されている。これにより、入力信号中の高周波成分がツイータ31FLに印加される。また、これら正面用のスピーカと同様に、背面用のウーハ32BR,33BRは直列接続され、その直列回路にスイッチ106を介してネットワーク回路への入力信号が印加される。102BRはコンデンサ、104BRはインダクタであり、両者によってハイパスフィルタが構成されている。これにより、入力信号中の高周波成分がスイッチ108を介してツイータ31BRに印加される。ここで、コンデンサ102FL,102BRのキャパシタンスを「1μF」、インダクタ104FL,104BRのインダクタンスを「0.52mH」、ツイータ31FL,BRのインピーダンスを「16Ω」としたときの該ハイパスフィルタの周波数特性を図9(a)に示す。
上記スイッチ106,108は、鍵盤部20に設けられた操作子によって連動してオン/オフされる。従って、例えば練習時においては演奏者のみに対して演奏音を放音すればよいから、スイッチ106,108をオフ状態にし、前面側の左右のスピーカユニットのみを発音させるとよい。また、コンサート時においては演奏者および観客の双方に対して演奏音を放音する必要があるから、スイッチ106,108をオン状態にし、正面および背面側の双方のスピーカユニットを発音させるとよい。なお、エンクロージャ部36R内の前後のスピーカに対しても図7と同様のネットワーク回路が設けられている。そして、エンクロージャ部36R内の背面側のスピーカユニットをオンオフするスイッチは、上記スイッチ106,108と連動する。
ところで、本実施例においてはコンデンサ102FL,102BR、インダクタ104FL,104BRによって2系統のハイパスフィルタが構成されているが、が、前後のツイータ31FL,BRに対するハイパスフィルタを共用することも考えられる。その場合の回路の構成例を参考用として図8に示す。図8においては、本実施例(図7)と同様にコンデンサ102FLとインダクタ104FLとから成るハイパスフィルタによって入力信号中の高周波成分がツイータ31FLに印加される。一方、ツイータ31BRとスイッチ120とは直列に接続され、この直列回路がツイータ31FLに対して並列に接続されている。この回路においてスイッチ120をオフ状態にした時の周波数特性は図9(a)の特性と同様になる。一方、スイッチ120をオン状態にしたときの周波数特性は図9(b)のようになる。図9(b)の周波数特性は、同図(a)の特性と比較して、「7〜9kHz」付近にピークが現れている。従って、これではスイッチ120のオン/オフ状態に応じて、正面側のスピーカから放音される音質に違いが生じることが解る。これに対して、本実施例においては、各スピーカユニット毎に対して独立してハイパスフィルタを設けたため、スイッチ106,108のオン/オフ状態にかかわらず正面側スピーカユニットの音質を均一に保つことができるのである。
2.実測結果
次に、本実施例による実測結果を図4〜6を参照し説明する。
まず、図4は、電子鍵盤楽器を無響音室に配置し、電子鍵盤楽器から1mの距離に測定用マイクを設置し、電子鍵盤楽器を水平方向に「0°」、「45°」、「90°」、「135°」または「180°」だけ回転させ、周波数をスイープさせつつ均一なレベルの正弦波信号を正面、背面双方のスピーカユニットに供給したときの周波数特性を示す。ここで、「0°」は電子鍵盤楽器の正面側、「180°」は背面側であることを示す。図4によれば、「0°」および「180°」においてほぼ等しい周波数特性が得られていることが解る。ここで、「0°」および「180°」における特性上の若干の相違は、主として正面および背面傾斜角θF,θBの相違に起因する。また、「45°」、「90°」および「135°」の回転角度においては、スピーカの干渉等により若干のノッチが現れているが、全周に渡ってほぼフラットな特性が確保されていることが解る。
次に図5は、「180°」の角度(背面)における周波数特性を示す図であり、L1は正弦波信号を正面、背面双方のスピーカユニットに供給したときの特性、L2は正弦波信号を正面のスピーカユニットにのみ供給したときの特性を示す。特性L2は、特性L1と比較して、特に中音域から高音域にかけて大幅に音圧レベルが低下している。また、図6は、正弦波信号を正面側のスピーカユニットにのみ供給し、その他の条件は図4の測定条件と等しくした場合の測定結果である。この例においても、回転角度が大きくなるほど中音域から高音域にかけての音圧レベルが大幅に低下している。このように、図5,図6によれば、演奏者および観客の双方に対して良好な音質で楽音を放音するためには、正面および背面用の双方のスピーカユニットが必要であることが解る。
3.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記各実施例においては、一のスピーカユニットは1個のツイータと2個のウーハとから構成されたが、各スピーカユニットを構成するスピーカの種類および数はこれに限られるものではない。例えば、ツイータおよびウーハに加えて中音用のスコーカを追加してもよい。
(2)また、各スピーカユニットを実装する電子回路・スピーカ部30は、実施例の形状のものに限られず、略柱状の形状を有するものであれば様々な形状のものを使用することができる。例えば、上記実施例においては、電子回路部35の前面は平面状であったが、これは略「へ」字状に前方に突出するような形状であってもよい。
本発明の一実施例の電子鍵盤楽器の正面および側面図である。 一実施例の電子鍵盤楽器の背面図である。 電子回路・スピーカ部30の外観図である。 電子鍵盤楽器の周波数特性図である。 電子鍵盤楽器の周波数特性図である。 電子鍵盤楽器の周波数特性図である。 一実施例におけるネットワーク回路の回路図である。 参考用のネットワーク回路の回路図である。 図7,図8のネットワーク回路の周波数特性図である。
符号の説明
10:フレーム、14:棚板、20:鍵盤部、22:蓋部、30:電子回路・スピーカ部、30B:背面板、30FL:左正面板、30FL,30FR:正面板、30FR:右正面板、31FL,31FR,31BL,31BR:ツイータ、32FL,32FR,32BL,32BR:ウーハ、33FL,33FR,33BL,33BR:ウーハ、34:マジックテープ、35:電子回路部、36L,36R:エンクロージャ部、40:ニー・レバー、50:エクスプレッションペダル、54:ペダル鍵盤、102FL,102BR:コンデンサ、104FL,104BR:インダクタ、120:スイッチ、121,122:側板部、141,142:棚板14の両端部、106,108:スイッチ(動作モード選択手段)。

Claims (3)

  1. 電子鍵盤楽器の鍵の配列方向に沿う複数の側面を有する略柱状の筐体と、
    前記複数の側面のうち前記電子鍵盤楽器の前方に面する第1の側面に設けられ、一の高音用スピーカと一の低音用スピーカとを少なくとも有する第1のスピーカユニットと、
    前記複数の側面のうち前記電子鍵盤楽器の後方に面する第2の側面に設けられ、前記第1のスピーカユニットの高音用スピーカに対して相互に背面を対向させるように設けられた一の高音用スピーカと、前記第1のスピーカユニットの低音用スピーカに対して相互に背面を対向させるように設けられた一の低音用スピーカとを少なくとも有する第2のスピーカユニットと
    を有し、前記第1および第2のスピーカユニットの各スピーカの開口面は斜下方に向かって傾斜し、前記第1のスピーカユニットの垂直面に対する傾斜角度は前記第2のスピーカユニットの垂直面に対する傾斜角度よりも大きいことを特徴とする電子鍵盤楽器用スピーカボックス。
  2. 前記第1および第2のスピーカユニットの双方から楽音を発音する第1の動作モード、または前記第2のスピーカユニットを消音状態にしつつ前記第1のスピーカユニットから楽音を発音する第2の動作モードのうち一方を選択する動作モード選択手段
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の電子鍵盤楽器用スピーカボックス。
  3. 前記第1のスピーカユニット内の何れかのスピーカに供給する音声信号のフィルタリングを行う第1のネットワーク回路と、
    前記第2のスピーカユニット内の何れかのスピーカに供給する音声信号のフィルタリングを行う第2のネットワーク回路と
    をさらに有し、前記動作モード選択手段は、前記第1の動作モードにおいては前記第1および第2のネットワーク回路に前記音声信号を供給するとともに、前記第2の動作モードにおいては前記第2のネットワーク回路に対する前記音声信号の供給を遮断しつつ前記第1のネットワーク回路に前記音声信号を供給するものである
    ことを特徴とする請求項2記載の電子鍵盤楽器用スピーカボックス。
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