JP4089362B2 - 物品反転搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品反転搬送装置、特にPETボトル等をブロー成形するブロー成形装置のプリフォーム反転供給装置等に最適な物品反転搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックボトル等をブロー成形する際、プリフォームを加熱ステーションで熱処理後、ブローステーションに移載してブロー成形しているが、加熱ステーションでは、プリフォームを開口部が下向きの状態で加熱することが有利である。そのため、従来のブロー成形装置では、加熱ステーションに開口部が上向き状態(以下、単に上向き状態という)で供給されたプリフォームを180°反転して下向き状態にし、加熱後さらに上向き状態に反転してから移送ターレットに移載し、ブローステーションに供給している。従って、従来の装置では、加熱ステーションのヒーティングホイールの各ポケット毎にプリフォームを保持して反転させる反転装置を設けたり(例えば、特許文献1及び特許文献3参照)、加熱ステーションの前に別の保持・反転装置を設けたり(例えば、特許文献2参照)している。また、プラスチック中空容器製造装置における移送装置として、グリッパを一軸回りに回転させて反転させる反転機構により、ヒーティングホイールから独立したターレットでプリフォームの反転を行うものも知られている(特許文献4参照)。しかしながら、これら従来の反転装置は、クランプを1軸回りに回転させて反転させる反転機構であり、物品の反転のみを目的としたものである。したがって、上記提案されている従来の装置では、単独装置で物品を把持して回転、揺動、軸方向変位の複合運動を行わせることはできない。そのため、直径が相違するターレット間を物品を反転して受け渡す場合は、接線方向からポケットの回転速度と同速度で物品を受け渡すためには、例えば特許文献1に示されているように、反転装置と別途にターレット間の周速の相違と運動方向の相違を調節するための調節機構を設けなければならかった。
【0003】
【特許文献1】
特公昭59−33287号公報(第3頁、第4〜5図参照)
【特許文献2】
特開平3−21425号公報(第3〜5頁、第3〜4図参照)
【特許文献3】
特開昭56−144930号公報(第3〜4頁、第4〜5図参照)
【特許文献4】
特開平01−133715号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ブロー成形ラインの高速化が要求されているが、プリフォームの熱処理時間及びブロー成形時間は所定時間必要でありその短縮化には限度があるので、製造ラインの高速化を図るためには加熱ステーション及びブロー成形ステーションにおけるターレットのポケット数を増やす必要がある。しかしながら、従来の装置は加熱ステーションのターレットのポケット毎にプリフォームの反転装置が設けられているので、ポケットピッチを小さくすることが困難であり、ポケット数を増やすにはターレットの直径を大きくして大型化するか、あるいは別の反転装置を組み込まなければならず、設備コストの増大とスペースの増大をもたらしているという問題点がある。また、従来の物品反転装置では、直径及び周速が互いに相違するターレット間で物品を反転受渡しする場合、反転装置の他に周速の相違と運動方向の相違を調整する調整装置を別個のターレットに設けなければならず、装置が複雑になると共に、ターレットのポケット円ピッチ上に正確に接線方向からポケットの回転速度と等速度で物品を受渡しすることが困難で、正確に且つ安定して反転搬送することができないとう問題点があった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑み創案されたものであって、直径及び周速が互いに相違するターレット間でも物品を正確に且つ安定して反転受渡しができ、ブロー成形装置のプリォーム反転搬送等に最適な物品反転搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の物品反転装置は、ターレット間で物品を反転して受け渡す物品反転搬送装置であって、トランスファーターレットに揺動軸を介して揺動可能に設けられた揺動フレーム、該揺動フレームに回転可能且つ軸方向変位可能に設けられたグリッパ軸、該グリッパ軸に設けられたグリッパ装置、揺動フレームを揺動させる揺動機構、前記グリッパ軸を回転させて前記グリッパ装置に把持された物品を反転させる反転機構、前記グリッパ軸を軸方向に変位させる軸方向変位機構とからなり、前記揺動機構は、固定部に設けられた揺動用カムを有し、該揺動用カムの形状に応じてカム作用により前記揺動フレームを揺動させることにより該揺動フレームに支持されたグリッパ装置を揺動させるようにしてなり、前記反転機構は、固定部分に設けられた反転用カムと、前記グリッパ軸と軸変位可能且つ一体回転可能に連結しているグリッパ駆動軸とを有し、該グリッパ駆動軸を前記反転用カムのカム作用により回転駆動されるようにしてなり、前記軸方向変位機構は、固定部分に設けられた軸方向変位用カムと、前記グリッパ軸に軸方向移動に対しては一体に移動し回転に対してはフリーとなるように設けられたカムブラケットを有し、該カムブラケットを前記軸方向変位用カムのカム作用により軸方向に変位させるようにしてなり、前記トランスファーターレットの回転にともなって、前記グリッパ装置を支持するグリッパ軸を、水平面の揺動運動とグリッパ軸回りの回転運動及びグリッパ軸方向の直進運動との複合運動を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
前記反転機構として、固定部分に設けられた反転用カムと、前記グリッパ軸と軸変位可能且つ一体回転可能に連結しているグリッパ駆動軸(あるいは該グリッパ軸と回転伝動しているカムフォロワ軸)に設けられたカムフォロワとからなるカム機構により、前記グリッパ軸を回転させるようにしたものが採用できる。その場合前記反転用カムを2つ以上の平行なカム面を有するパラレルカムで構成し、前記カムフォロワを前記パラレルカムに係合する複数個のカムフォロワで構成すると、複数個のカムフォロワの複合運動により確実にグリッパ軸を半回転させることができる。前記パラレルカムとして、カム面が垂直で垂直方向に平行なパラレルカムと、カム面が水平で水平方向に平行なパラレルカムの何れも採用することができる。
【0008】
また、他の反転機構として、固定部分に設けられた反転用カム、前記グリッパ軸を軸変位可能に連結しているグリッパ駆動軸、該グリッパ駆動軸と前記揺動フレームとの間に設けられた遊星歯車機構、該遊星歯車機構の腕部材に設けられ前記反転用カムと係合するカムフォロワから構成され、前記反転用カムにより前記腕部材を揺動させることにより遊星歯車機構で前記グリッパ軸を回転させる構成も採用できる。さらに、前記グリッパ軸と軸変位可能に連結されているグリッパ駆動軸の外周部にボールネジが形成され、該ボールネジに螺合しているナットを前記反転用カムにより変位させることによって、ボールネジ機構によって前記グリッパ軸を反転させるように構成された反転機構も採用できる。前記各反転機構は、グリッパ軸を180°毎の回転位置に位置決め保持する自己保持機構を備えることが望ましい。そして、前記物品反転搬送装置は、プリフォーム反転搬送装置として好適に適用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の物品反転装置の実施形態に係るプリフォーム反転装置が適用されるブロー成形装置の加熱ステーションの全体配置を示している。
図中、2は加熱ステーションを構成するヒーティングホイールであり、その外周部にプリフォームを保持する複数個(図の実施形態では224個)のポケットが等ピッチで形成されている。4は上向き状態に供給されてきたプリフォームを開口部が下向きとなるように反転させてヒーティングホイール2に供給する入口側のトランスファーターレット、5はヒーティングホイールから下向き状態のプリフォームを受け取り、上向き状態に反転させて次のブロー成形ステーションに移載する出口側のトランスファーターレットである。なお、3は入口側のトランスファーターレットにプリフォームを供給する中継ターレットであり、6は出口側のトランスファーターレットから熱処理されたプリフォームを受け取り、図示しないブローホイールへの供給装置に中継する出口側の中継ターレットである。前記トランスファーターレット4、5に、図2に示すように、プリフォームを挟んで反転して移載する物品反転搬送装置であるプリフォーム反転搬送装置20が複数個(図の実施形態では16個)配置されている。このプリフォーム反転搬送装置は、グリッパ軸に固定されているグリッパ装置を揺動させる揺動機構、反転させる反転機構、前記グリッパ軸方向に変位させる軸方向変位機構を備えている。以下、本発明の物品反転搬送装置の実施形態であるプリフォーム反転搬送装置20の具体的構成を図3〜図5により説明する。
【0010】
揺動機構
図中、22はトランスファーターレット本体21に、所定直径の円周上に所定ピッチで回転可能に軸受された揺動軸であり、その下端にカム作用により該揺動軸22を所定角度回転させるための揺動カムフォロワ23を有するアーム24が固定されている。揺動カムフォロワ23は、トランスファーターレットの固定部に設けられた揺動用カム18と係合し、ターレットが回転することによって揺動用カム18の形状に応じて、図2に示すようにグリッパ装置46を揺動させるように構成されている。
【0011】
反転機構
揺動軸22の上端には揺動軸と一体に揺動する揺動フレーム25が固定され、該揺動フレームに揺動軸22と直角に水平方向に、グリッパ駆動軸26(図5)とグリッパ軸27が回転可能に軸受されている。グリッパ駆動軸26は、その先端部に傘歯車28が固定され、該傘歯車が揺動フレームの基端部側に垂直に立設されたカムフォロワ軸29に固定された傘歯車34と噛み合っている。カムフォロワ軸29には図3に明示するように上下に配置されたブラケット30、31、32間に互いに90°間隔となるように、反転カムフォロワ331〜334が設けられている。一方、トランスファーターレットの回転軌跡に沿った固定部分には、図3に仮想線で示すように、上下に平行に第1カム面35と第2カム面36を有するパラレルカムからなる反転用カム37が配置され、反転カムフォロワ331、333は下段の第1カム面35と係合し、反転カムフォロワ332、334は上段の第2カム面36と係合するように配置され、これらのカム係合によって、トランスファーターレットの回転に伴って図6に示すように、カムフォロワ軸29が回転駆動され、それによりグリッパ駆動軸26が回転駆動されるようになっている。
【0012】
グリッパ駆動軸26には、図5に示すように、180°の軸回転毎に位置決め保持するための自己保持機構43が設けられている。グリッパ駆動軸26に、180°間隔に位置決め凹部39が形成された位置決めフランジ38が固定されている。一方、揺動フレーム25に揺動可能に設けられたレバー41に位置決め凹部39に係合するローラ40が設けられ、該ローラ40が位置決め凹部と係合するようにレバー41をスプリング42によって付勢している。
【0013】
グリッパ駆動軸26の他端部には、該駆動軸26と一体に回転駆動され、且つ該駆動軸の軸方向に変位可能となるように適宜のジョイント機構を介してグリッパ軸27が連結されている。グリッパ軸27は、揺動フレーム25の端部に設けられた軸受45に回転自在且つ軸方向に摺動可能に軸受けされ、その先端部にはグリッパ装置46が設けられている。グリッパ装置46は、一対のジョー44、44を有するが、その開閉機構等は公知の手段を採用できるので、詳細な説明は省略する。
【0014】
軸方向変位機構
また、グリッパ軸27に、グリッパ駆動軸26との連結部と軸受45との間に位置するように、カムブラケット47が、グリッパ軸27の軸方向移動に対しては一体に移動し回転に対してはフリーとなるように設けられている。カムブラケット47にはトランスファーターレットの固定部分に設けられた軸方向変位用カム49に係合するカムフォロワ48が設けられている。カムブラケット47は、図3及び図4に明示するように、揺動フレーム25に設けられた一対のガイドロッド50、50に摺動可能にガイドされ、該ガイドロッドに沿って設けられたスプリング51、51によって、常に軸受45方向に変位するように付勢されている。それにより、カムフォロワ48が軸方向変位用カム49に圧接し、軸方向変位用カム49のカム面形状の変化に応じて、グリッパ軸27が軸方向に変位するようになっている。
【0015】
以上のように本実施形態によれば、グリッパ軸27に取り付けられたグリッパ装置46は、トランスファーターレットの回転に伴って、所定のタイミングで揺動用カムによって揺動し、反転用カム37によって反転し、且つ軸方向変位用カム48によって軸方向に変位できるように構成されている。それにより、トランスファーターレット上の物品反転搬送装置のピッチとヒーティングターレットのポケットのピッチが相違していても、プリフォームの受渡し位置ではグリッパに挾持されたプリフォームをトランスファーターレットのポケットピッチ線と接線方向から供給することができ正確な反転受渡しを可能としたものである。なお、図3と図4の図示において、揺動用カムの揺動カムフォロワ23及び軸方向変位用カムの反転カムフォロワ331〜334のそれぞれの位置関係は図3と図4では一致してなく、分かり易くするために図3と図4で角度を変えて表現している(この関係は、他の実施形態でも同様である)。
【0016】
本実施形態のプリフォーム反転搬送装置は、以上のように構成され、トランスファーターレット4が回転することによって、上流側から上向き状態で搬送されてきたプリフォームPを中継ターレット3からグリッパ装置46のジョーで順次1個づつ挾持し、その状態で回転を続けるがヒーティングホイールへの受渡し位置に至るまでの間(例えば約90°の区間)に配置された反転用カム37の第1カム面35及び第2カム面36に反転カムフォロワ331、333及び反転カムフォロワ332、334がそれぞれ係合することによって、第1カム面35と第2カム面36の高さの相違による相互作用よりカムフォロワ軸29が180°回転する。それにより、グリッパ軸27も180°回転し、プリフォームPがちょうど反転した状態となり、グリッパに把持されているプリフォームが下向き状態に反転する。グリッパ駆動軸が反転した時点で自己保持機構43の位置決め凹部39にローラ40が嵌合し、グリッパ駆動軸はその状態で保持される。
【0017】
プリフォーム反転搬送装置に保持されたプリフォームPを、ヒーティングホイールのポケットピッチ円との接点で且つ同一周速でヒーティングホイールに受け渡すことができるように、受渡し位置に近づくにつれ、グリッパ軸27は、図2に示すように、揺動用カムによって揺動し、且つ軸方向変位用カムによって軸方向に変位する。図2において、▲1▼の位置ではグリッパ軸はターレットの半径方向に最大に延びている状態にあり、ターレットが▲1▼の位置から▲2▼の位置(受渡し位置)に回転する間に、グリッパ把持中心がヒートホイールのポケットピッチ円と接する位置を通過するように、グリッパ軸は揺動用カムによって▲1▼の状態から▲2▼の状態となるように所定角度だけ揺動すると共に、軸方向変位用カム49によって軸方向に距離だけ収縮する。そして、受渡し区間である▲2▼の位置から▲3▼の位置(ヒーティングホイールのポケットに受渡し終了位置)に移動する間に、グリッパ軸はさらに所定角度揺動すると共に、軸方向変位用カム49によって軸方向に延びて安定して受渡しができるようになっている。即ち、グリッパ軸27が受渡し区間でヒーティングホイール2の回転方向と逆方向に揺動することにより、トランスファーターレットの回転速度とヒーティングホイールの回転速度との差が補正され、ヒーティングホイールへの受渡しがスムーズに正確に行なうことができる。
【0018】
受渡し区間を過ぎるとそれぞれのカム作用により元の状態に復帰し、再びプリフォーム供給コンベヤからの供給位置で次のプリフォームを把持し、上記の作用を繰り返す。なお、グリッパが上下対象に形成されていれば、グリッパ軸は区間Bでの反転は必要でなく、ターレットの1回転に付き180°づつ回転するようにパラレルカムを配置すれば良い。
【0019】
図7〜図9は、本発明のプリフォーム反転搬送装置の第2実施形態を示している。本実施形態は、上記第1実施形態を変形したものであり、本実施形態ではパラレルカムとなっている反転用カム60の第1カム面61及び第2カム面62が垂直型から水平型に変更したものである。それに伴い、その反転カムフォロワ631〜634も水平型になっているため、カムフォロワを取り付けるブラケット65をグリッパ駆動軸64に直接取り付けることができ、構造が単純化されている。その他の構成は、前記実施形態とほぼ同様な機構であるので、同一構成については前記実施形態と同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、本実施形態では、グリッパ装置46の一対のジョー661、662の開閉機構は、ジョー基端部に形成されたカム面をグリッパ装置本体に収納された一対のバネ671、672で押圧されているボール681、682で常に閉じる方向に付勢されている構成となっている。
【0020】
図10〜図12は、本発明のプリフォーム反転搬送装置の第3の実施形態を示している。本実施形態では、グリッパを反転させるグリッパ軸の反転機構として、遊星歯車機構を採用している。図中、70がグリッパ駆動軸であり、該グリッパ駆動軸に太陽歯車71が固定されている。また、グリッパ駆動軸70の端部には腕部材72が揺動自在に軸受され、該腕部材の端部に遊星歯車軸73が設けられ、該遊星歯車軸に遊星歯車74が取り付けられている。遊星歯車74は、図12(a)に示すように、この実施形態ではピッチ径の相違する2個のセクタ歯車が一体に組み合わされて構成されており、小径の第1セクタ歯車75がプリフォーム反転搬送装置の揺動フレーム77に固定され、内歯セクト歯車からなる固定歯車78と噛み合っている。該固定歯車78は、プリフォーム反転搬送装置ノ揺動フレーム77に固定されている。また、大径の第2セクタ歯車76は太陽歯車71と噛み合っている。従って、太陽歯車71、腕部材72、遊星歯車74及び固定歯車78とで遊星歯車機構を構成している。なお、遊星歯車は第1セクタ歯車に相当する平歯車、第2セクタ歯車に相当する平歯車に別々の歯車で構成してもよい。
【0021】
前記腕部材72の端部には、グリッパ反転用カムの反転カムフォロワ79が取り付けられたブラケット80が固定されている。また、ブラケット80には、グリッパの上向き位置及び下向き位置を保持するための自己保持用機構を構成する自己保持用磁石81、82(図12(c))がそれぞれ固定され、且つ該磁石に対向して揺動フレームにも該磁石を吸着保持する自己保持用磁石83、84が固定されている。この実施形態の他の構成は、前記第2実施形態と同様であるので、同様な部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0022】
以上のように構成された第3実施形態のプリフォーム反転搬送装置は、反転カムフォロワ79が反転カム85と係合してトランスファーターレットの回転により、ブラケット80が揺動する。それに伴い腕部材72がグリッパ駆動軸70を中心に一体に揺動し、該腕部材に軸受されている遊星歯車74が内歯の固定歯車78と噛み合い且つ太陽歯車71と噛み合って揺動回転する。その結果、太陽歯車71が180°回転し、グリッパ駆動軸及びグリッパ軸も一体に回転して、グリッパで保持しているプリフォームを反転させる。グリッパ駆動軸70が180°回転した時点で、該ブラケットに設けられている自己保持用磁石82と揺動フレーム77に設けられている自己保持用磁石84が吸着して、ブラケット80の揺動角度が保持され、反転状態のプリフォームがその状態で維持される。また、プリフォームをヒートホイールに移載後、揺動用カムの作用によりブラケット80が逆方向に揺動されることにより、自己保持用磁石82と84の吸着が強制的に解かれ、ブラケット80は図12(c)に示す状態まで逆方向に揺動し、その状態で自己保持用磁石81と83が吸着して、その状態が保持される。すなわち、グリッパは元の状態に反転して、次のプリフォームの把持に備えられる。
【0023】
図13〜図15は、本発明に係る物品反転搬送装置の第4実施形態を示している。本実施形態では、グリッパを反転させるグリッパ軸の反転機構として、ボールネジ機構を採用している。グリッパ駆動軸90が、ボールネジで形成され、該ボールネジと螺合しているナット91にブラケット92が固定され、該ブラケット92が揺動フレーム93に設けられた一対のガイドロッド94、94に軸方向に摺動可能に嵌合している。そして、ブラケット92の頂部に反転用カム95に係合する反転カムフォロワ96が設けられている。なお、ブラケット92の軸方向の両側には自己保持機構を構成する自己保持用磁石97、98が固定され、該自己保持用磁石と対向する面には、該磁石と吸着してその位置に保持するための自己保持用磁石99、100が設けられている。
【0024】
この実施形態の反転機構は、以上のように構成され、反転用カム95と反転カムフォロワ96のカム作用により、反転カムフォロワ96が図13に実線で示す位置から仮想線で示す位置まで移動することにより、ナット91も一体に移動し、グリッパ駆動軸90がボールネジ作用により回転し、反転カムフォロワ96が仮想線の位置に達した時点でグリッパ軸は180°回転する。それにより、グリッパ661、662に把持されているプリフォームPが逆方向に反転する。グリッパ駆動軸90が180°回転した時点で、自己保持用磁石98、100が吸着し、その位置で保持される。本実施形態のその他の構成、すなわち揺動アームの揺動機構、軸方向変位機構、及びグリッパ装置は前記実施形態と同様な機構であるので、同様な符号を付し詳細な説明は省略する。
【0025】
以上、本発明に係る物品反転搬送装置の種々の実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に限るものでなく、種々の設計変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、直動部の押圧機構として押しバネを採用したが、勿論引っ張りバネを採用してもよい。また、本発明の物品反転搬送装置は、プリフォームの反転搬送装置に限らず、種々の物品の反転搬送装置にも適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明の物品反転搬送装置によれば、グリッパ装置を支持するグリッパ軸が、揺動軸を中心とする水平面の揺動運動とグリッパ軸回りの回転運動及びグリッパ軸方向の直進運動との複合運動を行うことができるので、直径及び周速が互いに相違するターレット間でも物品を正確に且つ安定して反転受渡しができ、受渡し用ターレットを小型化、且つ高速化することができる。また、反転機構に自己保持機構を備えることによって、グリッパ装置の上向き・下向き位置を正確に位置決めし、且つその位置を確実に保持することができる。したがって、本発明の物品反転搬送装置をブロー成形装置におけるプリフォーム反転搬送装置に適用すれば、加熱ステーションの各ポケット毎にプリフォーム反転装置を設ける必要がなくなり、加熱ステーションのターレットのポケットピッチを小さくすることができる。従って、装置を大型化することなくポケット数を増やして高速化でき、生産量に対する設備コストの飛躍的低減と省スペースを図ることができる。また、加熱ステーションへのプリフォームの受渡しも確実にでき、歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る物品反転搬送装置を適用するブロー成形装置の平面配置模式図である。
【図2】図1におけるトランスファーターレットに配置された本発明の物品反転搬送装の実施形態に係るプリフォーム反転搬送装置の作動状態を示す要部平面図である。
【図3】本発明の物品反転搬送装置の第1実施形態に係るプリフォーム反転搬送装置の正面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】図3の装置における自己保持機構の側面図である。
【図6】図3の装置における反転用カムとカムフォロワの作動状態を示す模式図である。
【図7】本発明の物品反転搬送装置の第2実施形態に係るプリフォーム反転搬送装置の正面図である。
【図8】その平面図である。
【図9】反転用カムフォロワの側面図である。
【図10】本発明の物品反転搬送装置の第3実施形態に係るプリフォーム反転搬送装置の正面図である。
【図11】その平面図である。
【図12】(a)は図10におけるA−A矢視図、(b)はB−B矢視図、(c)はC−C矢視図である。
【図13】本発明の物品反転搬送装置の第4実施形態に係るプリフォーム反転搬送装置の正面図である。
【図14】その平面図である。
【図15】図13におけるD−D矢視図である。
【符号の説明】
2 ヒーティングホイール
4、5 トランスファーターレット
18 揺動用カム
20 プリフォーム反転搬送装置
21 トランスファーターレット本体
23 揺動カムフォロワ
25、77、93 揺動フレーム
26、64、70、90 グリッパ駆動軸
27 グリッパ軸
33、63、79、96 反転カムフォロワ
37、60、85、95 反転用カム
43 自己保持機構
46 グリッパ装置
48 軸方向変位カムフォロワ
49 軸方向変位用カム
72 腕部材
78 固定歯車
97〜100 自己保持用磁石
Claims (8)
- ターレット間で物品を反転して受け渡す物品反転搬送装置であって、トランスファーターレットに揺動軸を介して揺動可能に設けられた揺動フレーム、該揺動フレームに回転可能且つ軸方向変位可能に設けられたグリッパ軸、該グリッパ軸に設けられたグリッパ装置、揺動フレームを揺動させる揺動機構、前記グリッパ軸を回転させて前記グリッパ装置に把持された物品を反転させる反転機構、前記グリッパ軸を軸方向に変位させる軸方向変位機構とからなり、
前記揺動機構は、固定部に設けられた揺動用カムを有し、該揺動用カムの形状に応じてカム作用により前記揺動フレームを揺動させることにより該揺動フレームに支持されたグリッパ装置を揺動させるようにしてなり、
前記反転機構は、固定部分に設けられた反転用カムと、前記グリッパ軸と軸変位可能且つ一体回転可能に連結しているグリッパ駆動軸とを有し、該グリッパ駆動軸を前記反転用カムのカム作用により回転駆動されるようにしてなり、
前記軸方向変位機構は、固定部分に設けられた軸方向変位用カムと、前記グリッパ軸に軸方向移動に対しては一体に移動し回転に対してはフリーとなるように設けられたカムブラケットを有し、該カムブラケットを前記軸方向変位用カムのカム作用により軸方向に変位させるようにしてなり、
前記トランスファーターレットの回転にともなって、前記グリッパ装置を支持するグリッパ軸を、水平面の揺動運動とグリッパ軸回りの回転運動及びグリッパ軸方向の直進運動との複合運動を行うようにしたことを特徴とする物品反転搬送装置。 - 前記反転機構が、前記反転用カムと、前記グリッパ駆動軸に設けられたカムフォロワとからなるカム機構により、前記グリッパ軸を回転させるものである請求項1に記載の物品反転搬送装置。
- 前記反転機構が、前記反転用カムと、前記グリッパ駆動軸と回転伝動しているカムフォロワ軸に設けられたカムフォロワとからなるカム機構により、前記グリッパ軸を回転させるものである請求項1に記載の物品反転搬送装置。
- 前記反転用カムが、2つ以上の平行なカム面を有するパラレルカムからなり、前記カムフォロワが前記パラレルカムに係合する複数個のカムフォロワとからなる請求項2又は3記載の物品反転搬送装置。
- 前記反転機構が、前記グリッパ駆動軸と前記揺動フレームとの間に設けられた遊星歯車機構、該遊星歯車機構の腕部材に設けられ前記反転用カムと係合するカムフォロワから構成され、前記反転用カムにより前記腕部材を揺動させることにより遊星歯車機構で前記グリッパ軸を回転させる請求項1に記載の物品反転搬送装置。
- 前記反転機構が、前記グリッパ駆動軸の外周部にボールネジが形成され、該ボールネジに螺合しているナットを前記反転用カムにより変位させることによって、ボールネジ機構によって前記グリッパ軸を反転させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の物品反転搬送装置。
- 前記反転機構は、前記グリッパ軸を180°毎の回転位置に位置決め保持する自己保持機構を備えていることを特徴とする請求項1〜6何れか記載の物品反転搬送装置。
- 前記物品反転搬送装置がプリフォーム反転搬送装置である請求項1〜7何れか記載の物品反転搬送装置。
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