JP4089199B2 - 角パイプと継手との連結構造およびその連結方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、角パイプと継手との連結構造およびその連結方法の改良に係り、特に本発明は、横断面が正方形の角パイプと継手本体とを容易かつ、強固に抜け止め連結可能とすることで、ステージの仮枠組み現場や屋外の枠組み仮設現場等の強い外力や振動が加わり易いパイプ枠組み仮設現場に用いても安全かつ、使い勝手が極めてよい角パイプと継手との連結構造およびその連結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種角パイプと継手との連結構造としては、例えば特開昭57−79312号公報記載のものや、特開平10−238521公報記載のもののように、継手本体に横断面がほぼ十字形の縦リブを有する連結軸を突設し、この軸に横断面が正方形の角パイプをその対角端辺から挿入した後、この角パイプをその固有剛性弾力に抗し前記連結軸を中心として45度角だけ強引に回すことで、この連結軸の縦リブに角パイプの内面を圧接し、この角パイプを前記継手本体に無理嵌め連結可能とした角パイプと継手との連結構造が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの従来例では、継手本体と角パイプとを連結させるために連結軸の縦リブに角パイプ内面を圧接させるに当たり、継手本体に対し角パイプの挿入深さを連結開始の都度一本ずつ厳重に監視しなければならないため、その精度のバラツキによる角パイプの継手本体に対する突設長さの不揃いが生じ易く、パイプ枠組み作業に支障を来たすという本質的な問題点が有るほかに、角パイプをその固有剛性弾力に抗し前記連結軸を中心として45度角だけ強引に回す際に、これら各従来例における角パイプや継手本体には、角パイプの回し角度を規制するための位置決め部分が全くないから、角パイプを前記継手本体に対し果たして上記45度角だけ精確に回したかどうかの確認ができず、それ以上僅かに回し過ぎたり、回し角度が僅かに足らなかったりして継手本体と角パイプとの圧接不具合による両者の連結外れ事故が生じ易く極めて危険であるという本質的、かつ、重大な問題点が有る。
【0004】
また、前記各従来例における継手本体と角パイプとの連結手段は、連結軸の縦リブ面に角パイプをその固有剛性弾力による面接触圧接摩擦だけで、この角パイプを前記継手本体に無理嵌め連結した角パイプと継手との連結構造であるから、上記連結軸の縦リブ面と角パイプ内面との面接触圧接部が外力で滑り動き易く、少しの軸方向外力でも抜去する危険がある上に、継手本体と角パイプとの連結とその取り外し付け替え連結の繰り返し使用や継手本体と角パイプとの間に強い外力や振動が瞬発的に加わったりすると、角パイプの曲がり応力により上記角パイプ内面基部にテコの原理で過大な曲げ応力が加わって角パイプ短辺付近が外方に膨出し易く、この膨出寸法が僅か数ミクロンでも肝心の連結軸縦リブに対する角パイプ内面の面接触圧接強度が極端に弱くなってしまう結果、ステージや屋外の枠組み仮設現場等の強い外力が加わり易いパイプ枠組み仮設物が瞬時に崩壊し、その上の人物や重量物等が枠組みと共に落下して人身事故発生の危険があるという重大な問題点が有る。
【0005】
この重大な問題点を解決するには、角パイプの肉厚を厚くしてその強度を強化すればよいが、角パイプの肉厚を厚くするとその重量は、肉厚の三乗に比例して極端に重くなり使い勝手が極めて悪くなる結果、角パイプの肉厚を厚くするといっても自ずと限度が有り、依然として上記した人身事故発生の危険を完全に払拭できないという互いに相容れない本質的かつ、重大な問題点が有った。
【0006】
この発明は、上記従来例における多くの問題点を除去するためになされたもので、その目的とする処は、角パイプと継手本体とを容易かつ、確実強固に連結可能とすると共に、この連結状態を確認できるようにすることで、ステージや屋外のパイプ枠組み仮設現場等の強い外力が加わり易いパイプ枠組み仮設現場に用いても安全かつ、使い勝手が極めてよい角パイプと継手との連結構造とその連結方法とを安価に得ようとすることに有る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した本発明の目的は、ほぼ立方体形状に作った強固な継手本体の少なくとも三面に、横断面が等高十字形の強固な四つの縦リブを有する連結軸を一体突設する一方、前記各縦リブのすべての先端面に圧接可能な正方形内面を有する強固な角パイプを、その角隅端から前記各縦リブの基部まで挿入した後、角パイプ及び連結軸を相対的にひねり回すことで、前記各縦リブの先端面に角パイプの各内面を圧接して角パイプを前記継手本体に連結するものにおいて、前記すべての角パイプの端末に近い四辺の各中央部に係止孔を透設する一方、前記すべての連結軸の基部に近い各縦リブのすべての先端面に、前記係止孔の平面輪郭よりも一回り小さく、角パイプの肉厚程度の高さの突起を突設し、前記各縦リブにその基部まで角パイプを角隅端から挿入した後、角パイプ及び連結軸を相対的にひねり回すことで、角パイプの四辺をその剛性に抗して各縦リブの先端面および前記突起により僅かに外側に膨出させつつ、角パイプのすべての係止孔を縦リブ突起に係入させると共に、角パイプの四辺をその剛性によりほぼ平坦に自己復帰させ、この復帰剛性により角パイプの各内面を縦リブの先端面に圧接させることで、前記すべての縦リブ突起に係入させた角パイプ係止孔の縁辺で、前記継手本体に対するすべての角パイプの抜け止めを施したことで達成できた。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態のうち、先ず、本発明の基本的な形態例を説明する。
本発明の基本的な形態は、図1のように、金属等強靱材でほぼ立方体に作った継手本体1の外面六面のうち例えば三面にそれぞれ横断面がほぼ十字形の縦リブ2を有する三本の連結軸3をそれぞれ互いに直交する方向に一体突設し、これらの軸3にそれぞれ金属等強靱材で横断面正方形に作った三本の角パイプ4をその対角端部4Aから図1矢印のように移動して図2のように挿入した後、これらの角パイプ4をそれぞれその固有剛性弾力に抗し前記各連結軸3を中心として45度角だけ図3のように強引に回すことで、これら各連結軸3の縦リブ2にそれぞれ角パイプ4の内面を図4のように圧接し、これら三本の角パイプ4を一つの継手本体1にそれぞれ図1の鎖線のように無理嵌め連結するに当たり、この発明では、前記各連結軸3における例えばすべての縦リブ2の基部2A付近にそれぞれ突起5を図1〜図4のように突設するとともに、前記角パイプ4の各端辺付近には上記各図のようにそれぞれ係止孔6を透設する。
【0009】
そして、前記各突起5を経て各連結軸3にその基部3Aまで角パイプ4をその対角端部4Aから図1の矢印方向に移動して図2のように挿入した後、前記連結軸3を中心として角パイプ4を専用回し工具や市販のレンチ工具等で図3の矢示方向に回し続けると角パイプ4は、その固有剛性弾力に抗し図3の鎖線のように僅かに外方へ膨出しながら45度角近くまで強引にひねり回すことができ、前記角パイプ係止孔6がそれぞれ各突起5に合致すると、上記僅かに外方へ膨出した角パイプは、その剛性弾力により平坦に自己復帰して図4のように前記各係止孔6が各突起5にそれぞれ係入すると共に、各連結軸3の縦リブ2の先端面にそれぞれ角パイプ4の内面を角パイプ固有剛性弾力で同図4のように圧接させることができ、一つの継手本体1に三本の角パイプ4を図1の鎖線のように確実強固に抜け止め連結でき、この連結状態は各係止孔6に係入した突起5の先端を図4における各係止孔6の外部から見ることで容易に確認可能な本発明による角パイプと継手との連結構造体P1を構成できた。
【0010】
上記本発明による角パイプと継手との連結構造体P1をステージの仮枠組み現場や屋外の枠組み仮設現場等の強い外力が加わり易いパイプ枠組み仮設現場に用いるには、角パイプと継手との連結構造体P1を図5のような多数の角パイプ4からなる枠組の上下四隅に配置して使用することができるが、この枠組における上下四辺の各中間の角パイプと継手との連結構造体としては、図6のように継手本体1の四個所にそれぞれ横断面がほぼ十字形の縦リブ2を有する四本の連結軸3を互いに直交する方向に一体突設した連結構造体P2を用い、また、上記枠組における中央上下の角パイプと継手との連結構造体としては、図7のように継手本体1の五個所にそれぞれ横断面がほぼ十字形の縦リブ2を有する五本の連結軸3を互いに直交する方向に一体突設した連結構造体P3を用いる。
【0011】
上記使用例による角パイプと継手との連結構造体P1〜P3に対して無理嵌め連結したすべての角パイプ4は、継手本体1の連結軸3の縦リブ2にそれぞれ角パイプ4の各内面が図4のように圧接状態にある共に、これらの内面における前記各係止孔6に前記各突起5をそれぞれ同図4のように強固に係入させて継手本体1に複数の角パイプ4を抜け止め抜け止め連結してあるから、前記各係止孔6に係入している前記各突起5の周縁がそれぞれ上記図4のように係止孔6の周辺にきつく係合していて厳重な位置規制状態にあり、継手本体1に対して複数の角パイプ4に強い外力が加わっても、角パイプ4は妄りに空転したり滑り動くことがなく、抜け止め作用を確実に維持でき、安全である。
【0012】
また、本発明による継手本体1と角パイプ4との連結とその取り外し付け替え連結の繰り返し使用や継手本体と角パイプとの間に強い外力や振動が瞬発的に加わったりして角パイプが上記突起5の高さの半分寸法程度まで外方に膨出したとしても、これらの突起5と角パイプ係止孔6との係合は外れないので、安全であり、角パイプ4に加わっている上記外力がなくなれば、角パイプ4はその固有剛性弾力により直ちに平坦復帰し、突起5と角パイプ係止孔6との係合自己復元性が有るから、前記各突起5の周縁は、依然として係止孔6の周辺に係合したまま前記図4に示す位置規制状態を維持てき、角パイプ4は妄りに空転したり滑り動くことがなく、抜け止め作用を維持でき、安全である。
【0013】
なお、本発明による継手本体1から角パイプ4を取り外すには、継手本体1または角パイプ4を連結軸3を中心として専用の回し工具や市販のレンチ工具等で強引にひねり回し始めると、角パイプ係止孔6の縁が各連結軸3の縦リブ2に乗り上げ始め、角パイプをその固有剛性弾力に抗し図3の鎖線のように僅かに外方へ膨出させながら前記連結軸3を中心として回し続けることができ、前記各突起5がそれぞれ前記各係止孔6から脱出しかつ、角パイプ内面が各連結軸3の縦リブ2から離脱すると、今度は、上記僅かに外方へ膨出していた角パイプは、その剛性弾力により図2のように平坦復帰すると共に、各連結軸3の縦リブ2に対して角パイプ内面は同図2のようにフリーとなる結果、一つの継手本体1から前記三本の角パイプ4を容易に抜去することができる。
【0014】
【実施例】
本発明による角パイプと継手との連結とその取り外しに当たり、角パイプ4を取り付けてない継手本体1に角パイプ4を初めて連結したり取り外す場合には、角パイプ4を固定したまま継手本体1をその連結軸3を中心としてひねり回して実行してもよく、また、継手本体1の六面に一本ずつ計六本の連結軸3を突設してもよく、さらに、継手本体1を柱状に作り、その上部一面または二面に連結軸3を突設して角パイプ4を片持ち支持式に連結して用いてもよい。
【0015】
なお、前記継手本体1の連結軸3に突設した突起5の両側縁に、この突起5が僅かに先細となる面取り斜面5Aを前記各図のように形成すれば、前記角パイプ4の係止孔6に前記突起5をそれぞれ係入したり脱出させ易くすることができ、また、前記連結軸3の縦リブ2の先端に弧状のフランジ2Bを前記各図のように突設することで、角パイプ4をその固有剛性弾力に抗し前記連結軸3を中心として図2〜図4の状態へとひねり回し易くすることができ、前記係止孔6に前記突起5を係入させ易くできると共に、連結軸3の縦リブ2に角パイプ4の内面を圧接させて継手本体1に角パイプ4を抜け止め連結し易くできた。
【0016】
【発明の効果】
この発明における請求項1と請求項4の各発明によれば、継手本体1に一体突設した強固な縦リブ2に強固な角パイプ4をその角隅部4Aから挿入した後、角パイプ4及び縦リブ2を相対的にひねり回すことで、角パイプ4の係止孔6を縦リブ2の突起5に入れ込み、継手本体1に対して角パイプ4をメカ的に強く抜け止め連結可能になしたので、継手本体1と角パイプ4との連結とその取り外し付け替え連結の繰り返し使用や継手本体と角パイプとの間に強い外力ヤ振動が瞬発的に加わったりして角パイプ4が上記突起5の高さの半分寸法程度まで外方に膨出したとしても、これらの突起5は角パイプ4の四辺に設けたすべての係止孔6の上面近くまで係入しているので、すべての突起5と角パイプとの結合は外れず安全であり、ステージや屋外のパイプ枠組み舞台の仮設現場等の強い外力や振動が加わり易いパイプ枠組み仮設現場における角パイプ枠組みの抜け止め連結手段として安全に使用できるという優れた効果が有る。
【0017】
また、上記各発明によれば、角パイプ4に加わっている外力がなくなれば、角パイプ4はその固有剛性により直ちに平坦復帰し、縦リブ突起5に対する角パイプ係止孔6の自己係入復元性が有るから、前記各突起5の周縁は依然として係止孔6の縁辺に強固に係合したまま位置規制状態を厳重に維持てき、角パイプ4は妄りに空転したり滑り動くことがなく、抜け止め作用を厳重に維持できるから、この発明は前記のような強い外力や振動が加わり易いパイプ枠組み仮設現場に用いても安全に使用できるという優れた効果も有る。
【0018】
このほかに上記各発明によれば、ほぼ立方体の継手本体1の少なくとも3面に突設したすべての縦リブに対するすべての角パイプ4の抜け止め連結状態は、角パイプ係止孔6に係入した突起5の先端を係止孔6の外部から見ることで容易に確認できるので、本発明は、パイプ枠組み仮設現場に用いても安全かつ、使い勝手が極めてよいから、一つの継手本体1に複数の角パイプ4を抜け止め連結するに当たり、この発明を用いて誠に便利であるという優れた効果も有る。
【0019】
この発明における請求項2の発明によれば、前記諸効果に加えて、前記継手本体1の連結軸3に突設した突起5の両側縁に、この突起5が僅かに先細となる面取り斜面5Aを形成したので、前記角パイプ4の係止孔6に前記突起5をそれぞれ係入させ易くすることができたし、突起5と角パイプ係止孔6との前記自己係入復元性をより一層良くできるという効果を付加できた。
【0020】
この発明における請求項3の発明によれば、前記諸効果に加えて、前記連結軸3の縦リブ2の先端面に弧状のフランジ2Bを突設することで、角パイプ4をその固有剛性に抗し前記連結軸3を中心としてひねり回し易くすることができ、前記係止孔6に前記突起5を係入させ易くできると共に、連結軸3の縦リブ2に角パイプ4の内面を圧接させて継手本体1に角パイプ4をより一層抜け止め連結し易くできたという効果を付加できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態例を示す斜視図
【図2】本発明による継手連結軸に角パイプを挿通した状態の拡大横断立面図
【図3】本発明による継手連結軸に角パイプを連結する途中の拡大横断立面図
【図4】本発明による継手連結軸に角パイプを連結した状態の拡大横断立面図
【図5】本発明の形態例を角パイプ枠組みに適用した例を示す斜視図
【図6】本発明による継手本体の他の形態例を示す斜視図
【図7】本発明による継手本体のさらに他の形態例を示す斜視図
【符号の説明】
1 継手本体
2 縦リブ
2A 縦リブの基部
2B 縦リブのフランジ
3 連結軸
3A 連結軸の基部
4 角パイプ
4A 角パイプの対角端部
5 連結軸突起
5A 突起の両側における面取り斜面
6 係止孔
P1〜P3 角パイプと継手との連結構造体
Claims (4)
- ほぼ立方体形状に作った強固な継手本体の少なくとも三面に、横断面が等高十字形の強固な四つの縦リブを有する連結軸を一体突設する一方、前記各縦リブのすべての先端面に圧接可能な正方形内面を有する強固な角パイプを、その角隅端から前記各縦リブの基部まで挿入した後、角パイプ及び連結軸を相対的にひねり回すことで、前記各縦リブの先端面に角パイプの各内面を圧接して角パイプを前記継手本体に連結するものにおいて、前記すべての角パイプの端末に近い四辺の各中央部に係止孔を透設する一方、前記すべての連結軸の基部に近い各縦リブのすべての先端面に、前記係止孔の平面輪郭よりも僅かに小さく、角パイプの肉厚程度の高さの突起を突設し、前記各縦リブにその基部まで角パイプを角隅端から挿入した後、角パイプ及び連結軸を相対的にひねり回すことで、角パイプの四辺をその剛性に抗して各縦リブの先端面および前記突起により僅かに外側に膨出させつつ、角パイプのすべての係止孔を縦リブ突起に係入させると共に、角パイプの四辺をその剛性によりほぼ平坦に自己復帰させ、この復帰剛性により角パイプの各内面を縦リブの先端面に圧接させることで、前記すべての縦リブ突起に係入させた角パイプ係止孔の縁辺で、前記継手本体に対するすべての角パイプの抜け止めを施した角パイプと継手との連結構造。
- 前記継手本体の縦リブに突設した前記突起の両側縁に、この突起が先細となる面取り斜面を形成することで、前記角パイプの係止孔に前記突起を係入させ易くした前記請求項1に記載の角パイプと継手との連結構造。
- 前記連結軸の縦リブの先端に弧状のフランジを突設してなる前記請求項1または請求項2に記載の角パイプと継手との連結構造。
- ほぼ立方体形状に作った強固な継手本体の少なくとも三面に、横断面が等高十字形の強固な四つの縦リブを有する連結軸を一体突設する一方、前記各縦リブのすべての先端面に圧接可能な正方形内面を有する強固な角パイプを、その角隅端から前記各縦リブの基部まで挿入した後、角パイプ及び連結軸を相対的にひねり回すことで、前記各縦リブの先端面に角パイプの各内面を圧接して角パイプを前記継手本体に連結する方法において、前記すべての角パイプの端末に近い四辺の各中央部に係止孔を透設する一方、前記すべての連結軸の基部に近い各縦リブのすべての先端面に、前記係止孔の平面輪郭よりも僅かに小さく、角パイプの肉厚程度の高さの突起を突設し、前記各縦リブにその基部まで角パイプを角隅端から挿入した後、角パイプ及び連結軸を相対的にひねり回すことで、角パイプの四辺をその剛性に抗して各縦リブの先端面および前記突起により僅かに外側に膨出させつつ、角パイプのすべての係止孔を縦リブ突起に係入させると共に、角パイプの四辺をその剛性によりほぼ平坦に自己復帰させ、この復帰剛性により角パイプの各内面を縦リブの先端面に圧接させることで、前記すべての縦リブ突起に係入させた角パイプ係止孔の縁辺で、前記継手本体に対するすべての角パイプの抜け止めを可能となした角パイプと継手との連結方法。
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