JP4088743B2 - チューブのハンドリングアッセンブリ及びその関連方法 - Google Patents
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Description
(発明の背景)
従来のリグ設計において、ドリルパイプ、ライザー、キャスティングチューブ等のウェルチューブは、通常メインフロア或いはリグのデッキに存在するラックに積載される単一長のパイプとして貯蔵される。ドリル作業中に用いるウェルチューブのジョイントは、構造上に持ち上げられ、メインリグフロアを、いわゆるキャットウォークと称するドリル或いはリグフロアと接続し、ウェルセンタに隣接するドリルフロアに存在する、いわゆるマウスホールと称する開口部へ下げられる。ジョイントをドリルストリングにジョイントを付加するために、回転台及びケリーからなるドリルストリングの上端は、ドリルストリングの残りの部分から切断され、マウスホール上に移動される。ケリーは、ジョイント(”ボックス”)の上端に突き刺され、接続されたツールジョイントを緊締するために回転される。ケリー及びパイプのジョイントは、ウェルのセンタ上に持ち上げ後方に移動され、吊り下げられたドリルストリングの上端内に突き刺される。再び、緊締された接続は、パイプジョイント及びケリーを回転させることにより緊締される。
ドリルストリングに新しいジョイントを接続した後、ジョイントの長さ分のドリルを開始できる。その後、上記ステップを繰り返すためには、他のジョイントをドリルストリングに付加するために停止しなければならない。
所定の間隔でドリルは停止する。この点において、ドリルストリングはウェルの外へ移動される。移動するために、ケリー及び回転台はドリルストリングの上端から除去され、ドリルフロアにある他の開口部、即ちラットホールの中に配置される。その後、ドリルパイプエレベータは、ドリルストリングを引くのに用いられ、パイプ或いはライザジョイントのスタンド内部に分解する。移動中には、必ずしも単一のチューブジョイントが一時に単一のものに分解されない。その代わり、大抵ドリルストリングは一時に3つのジョイントが引かれる。接続されたパイプのジョイントはいわゆるスタンドを構成する。スタンドは、2つから4つのジョイントの間で変化する。通常スタンドはマスト或いはデリック構造内の鉛直パイプラック内に収容される。スタンドは、基本的に分解作業と反対の作業で再びアッセンブリされる。
初期ドリルストリングとしてキャスティングチューブがアッセンブリされる。しかし、通常キャスティングのためのトリッピング作業は無い。故に、デリック構造体にはケーシングスタンドを収容するためのスペースが無い。
マリンライザーは、キャスティングストリングと非常によく似た方法で動作する。また、ライザージョイントは移動の影響を受けず、通常非常時或いはリグが移動するときにのみ取り出されるため、マスト或いは浮遊ドリルプラットフォームのデリック構造内には、ライザースタンド或いはジョイントは鉛直に収容できない。
近年、パイプジョイントをアッセンブリし、収容するために、例えば電気的に制御された装置を用いて少なくともパイプハンドリングの部分を自動化しようと数多く試みられていた。
上述の活動は、ウェルの建造の経路に沿って発生する。この経路は、クリティカル経路と称される。クリティカル経路で発生する活動はすべて”フラット時間”に起因し、該時間は探鉱にも、ホールの形成にも使われない。故に、本発明は、フラットタイム量を低減し、ウェル形成の効率を向上することを課題とする。
(発明の概要)
本発明の一態様によれば、リグ上で使用するハンドリングアッセンブリを提供し、該ハンドリングアッセンブリは、少なくとも2つのハンドリングステーションを備え、該ハンドリングステーションはチューブを受取りチューブをスタンドとして組立て、組み立てられたスタンドをウェルホールに移送する移送部と、前記ハンドリングステーションは前記ウェルホールのドリル装置から離反して配置される。離反した配置とは、前記ウェルセンタ領域の外側かつケリーの届かない範囲をいう。
前記個々のチューブが前記ドリル装置に到達しないうちに、ケーシング、ドリルパイプ、ライザースタンドなどのチューブをスタンドに前もって組み立てることで、前記クリティカルパスで発生する操作の回数が減り、さらにドリリングに要するフラットタイムを減少させることができる。
前記ハンドリングステーションは、前記ドリル装置のいずれか一方の側に配置され、保存エリアを備え、垂直方向に向けられたスタンドがハンドリングステーションと前記ドリル装置の間に配置されるのが好ましい。これにより、スタンドが、ドリリングの進度とは無関係に形成され、前記ウェルホールへの移送に向けて保存されることが可能となる。また、これにより、チューブのスタンドが前記ドリリング工程とは無関係に前もって組み立てられ、また、前記移送部が、必要に応じて前もって組み立てられたスタンドを単に供給する場合に、前記クリティカルパスの処理にかかるフラットタイムを飛躍的に減少させることが確実にできる。
前記ドリル装置は、リグデッキの一方の端に近接して配置され、該デッキの少なくとも中央部の上方のラックに沿って配列された前記チューブを備えるのが、好ましい。コンベアシステムは、チューブを前記ハンドリングステーションに移送し、該コンベアシステムは、ホイストまたはガントリクレーンなどの持ち上げ装置と、チューブを前記ハンドリングステーションに保持するトロリーとを備える。
スタンドがより軽量のケーシングまたはドリルパイプから形成されている場合、前記移送部はパイプラックシステムとなる。しかし、ライザースタンドなどのより大きなチューブのスタンドの場合、前記移送部は、ホイスト装置及びパイプハンドリングアッセンブリを備え、該ホイスト装置は前記ライザースタンドがウェルセンタに移送される際に該ライザースタンドの重量を支持し、前記パイプラックシステムは前記ホイストと協動し、前記ライザースタンドの横方向のガイドをなす。
本発明により、2つのライザースタンドから成るライザースタンドを形成し、また時間を長くかけることで2つまたは3つ以上のライザースタンドの組立のみを一度に行い、ライザースタンドをウェルホールに直結することで、前記クリティカルパスにおけるフラットタイムをかなり短縮することができる。
ハンドリングステーションは、それぞれ、全3つの小口を有する小口を備え、また前記ウェルセンターの小口を備える。従来の小口とは異なり、前記新型ハンドリングアッセンブリの該小口のうち少なくとも1つは、より大きな直径のケーシング及び/またはライザースタンドに適合するくらいの直径を有する。前記小口は、さらに、従来の小口よりも深い。該小口の深さは、少なくとも2つのパイプジョイント、または少なくとも1つのケーシング、好ましくは3つのパイプジョイントまたは2つのケーシングを越える長さである。
本発明の他の態様よると、3つ又はそれ以上のケーシングから成るケーシングスタンドが提供される。
前記ハンドリングアッセンブリで、2対のライザースタンド及び3対のケーシングスタンドを組み立てて移送することができるのは、前記フラットタイムを縮小するという点で大きな利点である。明細書については、前記設備はこれらのスタンドを移送するのに必ず必要であるが、そうするとさらに重量がかかる。従って、前記ハンドリングアッセンブリにさらに設備が必要である点でコストはかかるが、フラットタイムが全体的に短縮し、ホール形成または引き外し速度が増す。このことは、全体としてはより大きなコスト効果が得られることおw意味する。
本発明の他の態様によれば、ウェルセンタのドリル装置にチューブのスタンドを供給する方法であって、
1) チューブを第1ハンドリングステーション及び第2ハンドリングステーションに移送し、該ハンドリングステーションはウェルセンタの異なる側に設置され、
2) チューブを前記第1ハンドリングステーションでスタンドに組み込み、同時にウェルセンタでドリリングを行い、
3) 前記組み立てられたスタンドをドリル装置に移送する、
工程を備えた方法が提供される。
従って、前記方法によって、ドリリングを行う傍らスタンドの組み込みを続けることができ、ウェルセンタでの作業が実質的に不要となり、その結果、直接ホール形成を行う必要がなくなる。このようにして、一方のハンドリングステーションがスタンドを組み立て、その一方で、もう片方のハンドリングステーションが、スタンドの組み立てとウェルセンタでのドリリングを同時に行うか、またはドリリングに関連する代替作業を行う。従って、前記方法は、チューブを前記第1及び第2ハンドリングステーションの両方のスタンドに組み込み、同時にウェルセンタでドリリングを行う工程から成っていてもよい。
また、前記方法は、スタンドを一方のハンドリングステーションからウェルセンタへ移動し、同時に、もう片方のハンドリングステーションでスタンドを組み立てる工程から成っていてもよい。
前記方法は、ハンドリングステーションとウェルセンタの間の位置にスタンドを保存する工程を含んでいてもよい。この工程により、確実に、スタンドが常時前もって組み立てられ、下向孔を使用できる。これによって、必要に応じてドリリングを行う前に、スタンドを形成し蓄積することができる。
本発明のこれらの及び他の特徴、好ましい実施形態及びその変形、可能な応用及び利点について、当業者は、以下の詳細な説明及び図面によって認識し理解するだろう。
(発明の実施形態)
図1には、本発明に関するハンドリングアッセンブリを有する半潜水型リグ10が示されている。前記リグ10は、4本の支柱14、15で2つのポンツーン16に取り付けられたデッキエリア12を有する。前記支柱14、15及びポンツーン16は互いに相互接続され、2つの十字構造20によって固定されている。油井デリック22は、デッキエリア12の前方に向かって設置されているヘリポート24を有するデッキの後方又は船尾に設置されている。
ハンドリングアッセンブリの平面図が図2に示されている。前記ポンツーンの前記原動力の取り外しによって、前記油井デリック22の近くでは広いデッキスペースが利用できる。平面図には油井デリックは示されていないが、ウェルセンタ30及び関係するドリル装置32が示されている。前記ハンドリングアッセンブリは、ウェルセンタ30の反対側に離れて位置する2つのハンドリングステーション34、35、2つのコンベヤ36、38、2つのパイプラッキングシステム40、42及び2つのパイプハンドリングマシン44、46を有し、チューブがウェルセンタ30に達する2つの経路を提供する。保存エリアは各ハンドリングステーション及び前記ドリル装置の間に設けられている。2つのそれぞれの経路の働きは同じなので、前記ハンドリングアッセンブリの働き及び構成要素は、1つの経路に関して、即ちコンベヤ36、ハンドリングステーション34及びパイプハンドリングマシン44を含む経路に関してのみ説明される。前記パイプラッキングシステム40、42は両経路に共通である。
前記ハンドリングアッセンブリを動かす前に、前記チューブ即ちライザー、ドリルパイプ、ドリルカラー及びケースは、デッキ上で、デッキの中心に向かって位置するラックに保存される。ライザーは、セクション52で供給される直径の異なるケースと共に、セクション50に置かれる。前記ケースの直径は30インチから5.5インチまである。ドリルパイプは、ドリルカラー56と共にセクション54に示されている。
最初の経路に関して、前記パイプラッキングシステムは2つのパイプラックハンドリングマシン40、42を有し、両方共チューブを保存ラック60、62から前記コンベヤ36まで運ぶために使用される。図3に示されているように、前記2つのマシンは異なるタイプの異なる重量のチューブを扱えるように、異なる配置にある。第1パイプラックハンドリングマシン40は、ライザー68の両終端に挿入される外側に動く指64、66を持つオーバーヘッドクレーンから形成されている。このマシンでライザーのセクションを持ち上げるために、前記指64、66は前記ライザーまで下げられ、前記ライザー68の中心口径に挿入され、それをつかむために外側に広げられ、そして前記クレーンが、保存ラック60から前記ライザーを取り出すために持ち上がり、レール74上のトロリーに到るまでレール70に沿って移動し、その上でクレーンは前記指64、66即ち前記ライザーを降ろし、そして一旦前記ライザーが前記トロリーに置かれたら、前記指を引っ込める。
軽量のケース及びドリルパイプに関しては、PiPe Mite(商標名)のような第2パイプラックハンドリングマシン42が使用される。このマシン42は、ラック62に示されるドリルパイプ又はケースのセクションをつかみ、持ち上げ、それらをコンベヤ36上のトロリーの上に置く、可動アーム70を有する。マシン42はレール72に沿って動き、このマシンの使用で第2のオーバヘッドクレーンを使用する必要がない。
前記コンベヤ36は、ライザー、ケース及びドリルパイプのような前記チューブを、前記ハンドリングステーション34に運び、前記レール74の最もハンドリングステーションに近い終端に、トロリーを支持するガイドレール74及びシザーレイザー76を有する。前記レール74は、前記デッキエリアに沿って平坦な経路を進み、一般的に油井デリックを支持する前記プラットホーム80はレール74を支持するデッキ部分から持ち上げられているので、各トロリーをドリル作業プラットホームの高さに持ち上げるために、シザー(はさみ型)レイザー76が装備されている。
前記ハンドリングステーション34は、コンベヤトロリー84からチューブを持ち上げるためのホイスト82、下方の支柱の中に導く仮の小口86、二重ラフネック及び該ラフネック用のターンテーブルを備える。前記ダブルラフネック90は、違ったサイズのチューブをつなげることができるように、直径の異なる2対のトングを有する。しかし、明らかな代替として、異なる直径のトングを持つ2つの分離したラフネックが提供され得る。図2において、前記パイプハンドリングマシン44は前記ハンドリングステーション86に示されているが、それはレール92に沿って、前記ハンドリングステーション86と前記ウェルセンタ30の間を、後述するように動く。前記パイプハンドリングマシン44は、改良された重量物の持ち上げと安全特性のために、3つの角を持つ伸長可能なアーム94、96及び98を有する。
ハンドリングステーション34及びパイプハンドリングアッセンブリ44は、チューブ、即ち、2以上の接続された管状部品のスタンド(起立体)を、前記コンベヤーに沿って供給されたチューブから組み立てる。一旦、スタンドが組み立てられると、それらは、保存エリア100、102に保存され、必要に応じてウェルセンター30に供給するために準備される。保存エリア100,102,104,106は、2つのラック、即ち、ライザーのスタンドのための高いラックと、ケーシング及びパイプ接続のスタンドのための低いラックとである。高いラックは可動指状部を有し、その可動指状部は、ライザーのスタンドを支持するために延設されているが、ドリルパイプのスタンド及びケーシングのスタンドの保存が必要とされる時には、低いラックへにアクセスできるように引っ込む。何れのスタンドが保存エリア100,102,104,106に保存されるかは、掘削された井戸の深さによるだろうし、掘削の初期の段階では、前記保存エリアは、ライザーのスタンドによって占拠されており、掘削の中期段階では、異なる直径及び異なる方向を向いたケーシングのスタンドによって占拠されており、掘削の最終段階では、ドリルパイプで占拠されちている。
ライザー、ケーシング、及びドリルパイプのスタンドを製作するために操作アッセンブリの使用について、コンベヤ36,ハンドリングステーション34、パイプラッキングシステム40,42、及びパイプハンドリングアッセンブリ44を含む輸送経路を参照して記述する。
ライザー、ケーシング、或いはドリルパイプ等のチューブの各々の区域は、最初に、保存エリア50,52,54,56から、上述及び図3に示されているようなパイプラッキング装置40,42を用いることによって、ガイドレール74上のトロリーに運ばれる。1本又は2本以上のチューブは、各々のトロリーに載置され、そのトロリーが必要な本数のチューブをその上に載置した時に、該トロリーがガイドレール74に沿って、挟み持ち上げ機76の上までに移動する。そこで挟み持ち上げ機76は、図4に示されているように、トロリー84を、デリック(起重機)を搭載している掘削プラットフォーム80の高さまで持ち上げ、それによりハンドリングステーション34と同じ高さに持ち上げられる。
ハンドリングステーション34では、前記チューブは、スタンドに組み立てられ、それらのスタンドは、前記パイプハンドリングアッセンブリによって搬送され、そこでデリック上のホイスト(巻上げ機)と共同して、保存エリア100,102に充当される。
トロリー84が一旦持ち上げられると、補助ホイスト82が降ろされ、その掛止機構が、図5に示すように、チューブ110を掴む。ホイスト82は持ち上げられて、チューブ110が、水平位置から垂直位置に上昇させられ、適切な停止装置を用いて十分な作業高さにおいて吊り下げられる。パイプハンドリングアッセンブリ44は、その下方のアーム94を延ばして、吊り下げられたチューブ110を把持するとともに支持し、ホイスト82は、チューブ110の把持を解除する。パイプハンドリングアッセンブリ44は、チューブ110を上昇させ、ターンテーブル112上で回転させてチューブ110を小口に配置し、小口86によって挟持されるまで下方へ降ろす。このステップは、他のチューブ114を用いて繰り返される。図6に示すように、2番目のチューブ114が、1番目のチューブの天端に進められ、ラフネック90が、レールに沿って移動し、小口86に達し、そのトング(挟み具)を用いて2本のチューブを互いに接続させる。ラフネック90は、可変径の2本のトングを持って、異径のケーシングやパイプ接続に対処する。
ケーシングのスタンドを組み立てる時、この操作は、ケーシングの3セクションがラフネック90によってトリプルスタンドに組み立てられるまで繰り返される。ドリルパイプをスタンドに組み立てるとき、前記操作は、ドリルパイプの各々の3つのセクションが、トリプルスタンドに組み立てられるまで、或いは、ドリルパイプの4つのセクションが、ラフネック90によってフォーブル(fourble)スタンドに互いに接続されるまで、繰り返される。ライザーがスタンドに組み立てられるとき、これは、ライザーの2つのセクションからなるダブルスタンドのみである。2本のライザーを互いに接続する際、ラフネック90ではこの接続ができないので、人手による接続が要求される。
パイプ及びケーシングのスタンドが一旦組み立てられると、パイプハンドリングアッセンブリ44は、その3本のアーム94,96,98を回転させつつ延ばして、そのスタンドを掴み、それを小口86から引き出す。アーム94,96,98は、そこで、パイプハンドリングアッセンブリ44の中央軸に向けて運ばれ、ターンテーブル112回りに回転し、スタンドをレール92に沿って搬送する。前記スタンドは、ウェルセンター30に向けて分配されるか、或いは、必要時の使用のための用意された保存エリア100,102に配置される。
そこでは、パイプハンドリングアッセンブリ44は、ライザーのスタンド重量を運ぶことができないので、ライザーのスタンドは、小口86内にあり、ライザー116のスタンドは、ホイスト120によって、デリック内のブリッジクレーンから小口86の外へ上昇させられる。デリックホイスト120の下部は、図7に見ることができる。一旦、ダブルライザースタンド116が小口86から取り出させれると、ホイスト120及びパイプハンドリングアッセンブリ44は、レール92の方向に沿って縦に移動し、パイプハンドリングアッセンブリ44は、スタンド116の横方向案内を与えるように作動する。しかしながら、スタンドの重量は、ホイスト120によって支持される。前述の通り、前記スタンドがウェルセンター30の方向に分配されるか、或いは、使用の用意のための保存エリア100,102内に配置される。
ウェルセンターの近傍では、孔を掘削するための掘穿装置32は、搬送システム、ラフネック、及び付属ターンテーブルを含み、それらが図示されている。ドリルパイプスタンド120,122は、ウェルセンターの側部に、異なる形態をした底孔アッセンブリ(BHA)124,126を備える。吹き出し防止物(BOPs)も、その近傍に保存されている。
新たなライザー、パイピング又はケーシングが、ウェルホール30への挿入に必要になった時、パイプハンドリング装置44、或いは、パイプハンドリング装置44及びライザースタンドが動かされているデリックホイスト120は、保管エリア100,102からスタンドを持ち上げて、レール92に沿ってウェルセンター30の近傍位置に届くまで移動させる。そして、ドローワーク、ドリリングライン、冠滑車、及び、複数部分のブロックが組み付いた配置の移動ブロックアッセンブリの組み合わせを使用することにより、移動ブロック及びパワースイベルを備える移動システムは、ドリルホール30、及び、ウェルセンター30に配置されたパイプスタンドから持ち上げられる。
パイプハンドリング装置44又はホイスト120は、ウェルセンター30から除去され、そして、移動システムはスタンドの上端と係合するように降下され、ドリル作業は継続される。パイプハンドリング装置の中心線がウェル中心線から十分オフセットするようなウェルオペレーションから独立して、装置44及びホイスト120は、デリック付近のいかなる保管エリアにおいても、スタンドを取り出し又は配置することが可能である。スタンドがウェルセンターから取り出されると、それらはパイプハンドリング装置又は適当なホイストによってセットバックエリアに戻される。
チューブラスタンドは解体可能であり、上述したプロセスを逆にすることにより、デリックの外に置かれる。
ハンドリングアッセンブリは、ホールを作ること、即ち、パイプを持ち上げて降ろすことを直接的には生じさせないウェル建造のクリティカルパスから、活動を実質的に除去し、通常はドリルプロセスと一体化され、こうして、パイプ、ケーシング、ライザー等をクリティカルパスから離れてスタンドに集結可能にすることで、チューブラハンドリング時間において少なくとも50%+の削減が与えられる。必要であれば、ロギングツールストリングやコアバレル等もまた、スタンド(4つ、3つ又は2つ)として保管可能である。これによって、ホールを作るのに費やされない「フラットタイム」における著しい削減が得られる。アッセンブリにおける全ての装置の配置が、アッセンブリにおけるいくつか若しくは全ての機械の共同作用を可能にしているので、削減は、約25%として容易に定量化でき、クリティカルパス全体から活動を除去すること、或いは、並行して行う活動の数を増やすことでそれらのインパクトを著しく減少させることに起因する機械的な効率において得られるものである。
こうして、ウェルボアが孔あけされている間、及び、ウェルセンタに直接移送されるスタンドにとっては、ハンドリングステーションの1又は双方がスタンドを作っている間、ハンドリングアッセンブリは、ライザースタンド、ケーシングスタンド、ドリルパイプスタンドのようなチューブラスタンドが、双方のハンドリングステーションによって作られるのを可能にする。こうして、スタンドの製造は、双方のハンドリングステーションにおいてドリルにより同時に行うことが可能であり、或いは、もし他方のハンドリングステーションがホールの製造中に他のタスクを行うことを必要とされていれば、スタンドの製造は一方のハンドリングステーションでドリルにより同時に行うことが可能である。
ツリーランニング、サブシー装置及びウエルテスト装置を配置するため、サブシー完成設備は、潜水構造体の左舷側及び右舷側近傍にある専用の長方形保管エリアを含んでいる。更に、BOP及びライザーは、ムーンプールビームに吊されており、ウェル全体を開放水域とする作業が行われている間は、BOPが配置された状態に放置するウェルセンター30から除去される。この特徴はまた、BOPの作動/取り出し時間を短縮して、短い内部動きの間、BOPが配置されたままにすることを可能にする。
次の例は、典型的なディープウォータドリルプログラムを説明するものである。
表面のホールが孔あけされている間、導体ケーシング及び26”BHAが、ハンドリングステーションのいずれかにおいて製造され、作動準備される。
導体がセットされると、26”ホールセクションは、20”ケーシング、17 1/2”BHA及びライザーがラックバックしている間、予め組み立てられた26BHAを用いることにより孔あけされる。更に、17 1/2”ホールセクションマッドが準備される。
20”ケーシングをセットした後、BOPは2つのライザースタンドを用いて520fphを越える速度で作動される。これは、例えば、7500ftの水深において、従来のリグが最大62時間であるのと比較して、約14時間作動可能であることを意味する。BOPがテストされ、セクションが孔あけされている間、13 3/8”ケーシングが持ち上げられ、デリックに移動される。36”及び26”のBHAが配置され、12 1/4”のホールセクションマッドが準備される。
予めテストされたBHAを用いて12 1/4”のホールセクションが孔あけされている間、9 5/8”ケーシングが持ち上げられ、セクションに必要ないずれかのロギングツールに沿ってデリックに移動される。また、8 1/2”ホールセレクションマッドが準備される。更に、もしツリーが作動されると、専用の移送及び保管エリアに準備可能である。
8 1/2”ホールセレクションが孔あけされている間、完成のための7”ライナテストストリングがデリック内を移動される。更に、もし完成が要求されれば、ライザーもまたラックバックされる。もしウェルがテストされると、永久的な設置か一時的なテストかのいずれかの装置が準備される。ライナが一旦セットされると、ウェルは、テスト、或いは、完成していれば完全な作動のいずれかが可能になり、BOPは正常な状態に戻り、ツリーは作動する。
図8から図10は本発明に係るハンドリングステーションの他の実施形態を示し、先に示した図と同じ番号が適宜使用されている。図8に示すアッセンブリにおいて、2つのパイプラックハンドリング装置140及び142が備えられており、はさみ型上昇機に代えて、レール136及び138と結合されたランプ176が備えられている。この実施形態においては、パイプラックハンドリング装置は、図2において参照番号40で示されたものと同じである。第2パイプラックハンドリング装置は、装置140と近似した構造を有するが、より軽いケーシング及びドリルパイプのような重量のより軽いチューブを扱うのに適用される。したがって、装置140に対して、装置142は、水平乃至横方向に移動可能なフィンガを備えたオーバーヘッドクレーンとなる。該フィンガーは、前述の装置40がライザーを持ち上げるのと同様にして、ラック62に示されたケーシング又はドリルパイプの一部を保持して持ち上げる。
パイプハンドリング装置によりチューブの一部が持ち上げられると、クレーンはレール170及び172に沿って移動し、レール136,138に沿って移動可能なトロリー184上にチューブを降ろす。レール136,138は、デッキエリアに沿うフラットパスに従う。そして、図9及び図10示すように、トロリーをドリリングプラットフォームの高さに上昇させるために、ランプ176が備えられている。
トロリー184がランプ176上となり、トロリーの前端がランプの上端に達すると、補助ホイスト82が下降させられ、図4〜図7を参照して概略を説明したように該補助ホイストのラッチメカニズムがチューブを掴む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半潜水型リグの斜視図である。
【図2】 本発明に関するハンドリングアセンブリを示すリグの平面図である。
【図3】 ハンドリングアセンブリで使用されるコンベヤ及パイプラッキングシステムの側面図である。
【図4から7】 操作中の前記アセンブリのハンドリングステーション及びパイプハンドリングマシンを示す。
【図8】 本発明に関する更なるハンドリングアッセンブリを示すリグのデッキの平面図を示す。
【図9及び10】 前記更なるハンドリングアッセンブリで使用される更なるパイプラッキングシステムの側面図を示す。
Claims (12)
- リグ上で使用されるハンドリングアッセンブリであって、1つのウェルセンタと、チューブを収容し該チューブをスタンドへと組み立てる少なくとも2つのハンドリングステーションと、組み立てられたスタンドを前記ウェルセンタに移送する移送部とを備え、前記ハンドリングステーションは前記ウェルセンタから離反して配置されているハンドリングアッセンブリ。
- 前記ハンドリングステーションが、前記ウェルセンタの両側に配置されており、鉛直方向に向けられたスタンドのための保存エリアを備え、該保存エリアは、各ハンドリングステーション及びドリル装置の間に設けられている請求項1に記載のハンドリングアッセンブリ。
- 前記ハンドリングステーションの各々及びウェルセンタと協働する少なくとも1つの小口を備えている請求項1に記載のハンドリングアッセンブリ。
- 前記ハンドリングステーションの少なくとも1つと協働する少なくとも1つの小口を備え、該小口の直径は、ケーシングスタンドのアッセンブリに対して十分なものとされている請求項1に記載のハンドリングアッセンブリ。
- ドリルパイプスタンド、ケーシングスタンド及びライザースタンドのためのラックシステムを備えている請求項1に記載のハンドリングアッセンブリ。
- チューブを前記ハンドリングステーションに移送するためのコンベアシステムが備えられ、該コンベアシステムは、持ち上げ装置とチューブを前記ハンドリングステーションまで担持するトロリーとを備えている請求項1に記載のハンドリングアッセンブリ。
- 前記移送部が、ホイスト装置とパイプハンドリングアッセンブリとを備え、前記ホイスト装置は、ライザースタンドの重量を該ライザースタンドがウェルセンタへ移送される際に支持し、パイプラックシステムは、前記ライザースタンドの横方向のガイドをなすように前記ホイスト装置と共に移動する請求項1に記載のハンドリングアッセンブリ。
- ウェルセンタのドリル装置にチューブのスタンドを供給する方法であって、
1)ウェルセンタに対して異なる側に位置する第1ハンドリングステーション及び第2ハンドリングステーションにチューブを搬送し、
2)前記第1ハンドリングステーションにおいてチューブをスタンドへと組立、同時にウェルセンタにおいてドリリングを行ない、
3)組み立てられたスタンドをドリル装置に移送する工程を備えた方法。 - 前記第1のハンドリングステーションがウェルセンタでのドリリングと同時にスタンドを組立て、前記第2ハンドリングステーションがドリリングに関連する作業を行う請求項8に記載のドリル装置への供給方法。
- スタンドを1つのハンドリングステーションからウェルセンタへ移動し、他のハンドリングステーションがスタンドを組み立てる工程を含む請求項9に記載のドリル装置への供給方法。
- 前記第1及び第2のハンドリングステーションにおいてチューブをスタンドへと組み立て、同時にウェルセンタにおいてドリリングを行なう請求項8に記載のドリル装置への供給方法。
- チューブをスタンドへと組み立てた後、該スタンドは、ハンドリングステーションとウェルセンタとの間の位置に保存される請求項8に記載のドリル装置への供給方法。
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