JP4087862B2 - 配線用遮断器の可動接触子組立体 - Google Patents

配線用遮断器の可動接触子組立体 Download PDF

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Description

本発明は、配線用遮断器の可動接触子組立体に関し、特に、可動接触子及び該可動接触子を支持する回転シャフトの組立体を改善して限流性能を向上させた配線用遮断器の可動接触子組立体に関する。
一般に、配線用遮断器は、工場やビルの配電設備のうち、主に配電盤に設けられ、無負荷状態では、負荷側に電力を供給または遮断する開閉装置(switch)としての機能をし、負荷状態では、回路に短絡や地絡により大きな異常電流が流れる場合、電路及び負荷側機器を保護するために、電源側から負荷側への電力の供給を遮断する機能をする。
図13は従来の配線用遮断器の構成を示す断面図であり、図14は図13の可動接触子組立体の正面図で、閉回路状態を示し、図15は図13の可動接触子組立体の正面図で、開回路状態を示す。
図13〜図15に示すように、配線用遮断器1は、モールドケース10と、前記モールドケース10の内部に所定の間隔をおいて設置される電源側固定接触子20及び負荷側固定接触子30と、前記固定接触子20及び30の間に回動自在に設置される回転型可動接触子組立体40と、大電流を感知して遮断器をトリップさせるトリップ機構(trip mechanism)50と、前記トリップ機構50により自動動作され、または、開閉ハンドル11を利用する手動操作により動作されて、可動接触子41を前記固定接触子20、30から分離して回路を遮断させる開閉機構部(switching mechanism)60と、回路の開閉動作時に前記可動接触子41の接点41b、41bと前記固定接触子20、30の接点21、31との間で発生する高温及び高圧のアークガスを消滅させる消弧機構(arc extinguishing mechanism)70とを備える。
前記モールドケース10は、前記各機構を収容するもので、その内部に異物が侵入することを防止するように機能し、前記各機構の相間絶縁だけでなく外部との絶縁のために絶縁材質から成形される。
前記電源側固定接触子20及び負荷側固定接触子30の端部には、それぞれ接点21、31が形成され、前記可動接触子41の両端部には、接点41bが形成される。
前記可動接触子組立体40は、前記固定接触子20及び30の間に回動自在に設置されて閉回路状態または開回路状態を維持する可動接触子41と、前記固定接触子20及び30の間に設置されて前記可動接触子41を支持する回転シャフト43と、回路に異常が発生して過電流が流れるとき、各接点21、31から発生する電磁反発力により、仮想の回転軸43aを中心に前記可動接触子41を弾力的に回動させるように、各一端45a、47aは前記可動接触子41に固定され、各他端45b、47bは前記回転シャフト43に固定される複数のバネ45、47とから構成される。ここで、仮想の回転軸43aを中心に可動接触子41を回転シャフト43に支持させる方式をセルフセンタリング(self centering)ともいう。
図14に示すように、可動接触子41の接点41b、41bと固定接触子20、30の接点21、31とが接触している状態を「閉回路状態」といい、図15に示すように、可動接触子41の接点41b、41bと固定接触子20、30の接点21、31とが離れている状態を「開回路状態」といい、閉回路状態から開回路状態に転換されることを「開離(separating and opening)」という。
前記可動接触子41は、仮想の回転軸43aに対し対称的に配置された1対のバネ45、47により支持されている。
また、前記バネ45、47の各一端45a、47aは前記可動接触子41に固定され、各他端45b、47bは前記回転シャフト43に固定されているために、回路に正常な電流が流れる場合には、図14に示すように、可動接触子41の接点41b、41bと固定接触子20、30の接点21、31とが接触した状態、即ち、閉回路状態を維持することになる。ここで、前記バネ45、47は、前記可動接触子41に、前記固定接触子20、30に接触する方向に弾性力、即ち、接触圧力を提供する。従って、電流が電源側固定接触子20、可動接触子41及び負荷側固定接触子30に流れることになる。
これに対し、回路に短絡や地絡による大電流が流れる場合には、図15に示すように、可動接触子41の接点41b、41bと固定接触子20、30の接点21、31との間の電磁反発力により、可動接触子41が固定接触子20、30から開離されて回転モーメントを有することになり、これにより、可動接触子41は、バネ45、47の復元力を克服して図面上の時計方向に回転することで回路を遮断する。未説明符号49は、可動接触子41の回動範囲を制限するストッパを示す。
しかしながら、従来の配線用遮断器の可動接触子組立体においては、開離時に、可動接触子41の仮想の回転軸43aが一定でなく加変されて可動接触子41の左右及び前後方向への移動が発生し、可動接触子41の開離によりバネ45、47が引っ張られることで弾性復元力が増加して、可動接触子41を再び固定接触子20、30に接触する方向に復帰させるような力が大きくなり、可動接触子41が固定接触子20、30側に復帰する現象が発生し得る。これは、短絡事故時、接点の再接触及び電磁反発力による再分離を繰り返させてアークを持続的に発生させ、従って、瞬時限流特性が保証されず、遮断器自体及び負荷機器に深刻な被害を与える可能性があるという問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、固定接触子から開離及び回動された可動接触子が接触状態に復帰しようとする現象を効果的に防止し、開回路方向に回動する可動接触子の開離回動速度を加速化することができる可動接触子組立体を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、トリップ機構の駆動によるトリップ時まで、可動接触子の固定接触子からの開離状態を持続的に維持できる配線用遮断器の可動接触子組立体を提供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、閉回路状態で、固定接触子の接点と可動接触子の接点との間の接触(力)を一定に維持できる配線用遮断器の可動接触子組立体を提供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、回転軸が実際に設けられていなくても、回転シャフトと可動接触子との回転中心を一致させることができ、回転軸が実際に設けられていても、可動接触子が回動する限流動作時にバネとの干渉がない配線用遮断器の可動接触子組立体を提供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、バネを回転シャフトの両外側面に設置することにより、バネを回転シャフトに簡便かつ迅速に組み立てることができる配線用遮断器の可動接触子組立体を提供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、回転軸が貫通する可動接触子の軸孔を垂直長孔とすることにより、電源側固定接触子と負荷側固定接触子とが可動接触子に対し正確に対称的でない場合も、可動接触子の接点と固定接触子の接点との間の接触圧力を均一に維持できる配線用遮断器の可動接触子組立体を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明による配線用遮断器の可動接触子組立体は、限流動作時に可動接触子の独立的回転を許容するために両側面間に設けられる開口及び外周面上に設けられるカム面(cam surface)を有し、前記可動接触子を回転自在に支持する回転シャフトと、前記回転シャフトの両側面間に回転自在に設置され、両端部に設けられる一対の接点及び一対の線形運動ガイド溝を対称的に備え、固定接触子に接触する位置と前記固定接触子から開離される位置とを回転自在に設置される可動接触子と、前記回転シャフトの両側面を横切るように設置され、前記線形運動ガイド溝内で線形運動自在であり、前記可動接触子が前記固定接触子に接触した状態では、前記回転シャフトのカム面に接触した状態を維持し、前記可動接触子が前記固定接触子から開離されて回転する限流動作時には、前記カム面から離脱して前記回転シャフトの外周面に沿ってスライドすると共に、前記固定接触子からの開離が加速される方向に前記可動接触子に圧力を提供する一対のスライドピンと、前記可動接触子が前記固定接触子に接触した状態では、これらの可動接触子と固定接触子間の接触が維持されるように、前記スライドピンに弾性力を提供し、前記可動接触子が前記固定接触子から開離されて回転する限流動作時には、前記可動接触子の前記固定接触子からの開離が加速される方向に、前記スライドピンに弾性力を提供するバネとを含むことを特徴とする。
本発明による配線用遮断器の可動接触子組立体においては、バネの両端部を支持するスライドピンが2つの円弧面を有するカム面及び外周面に沿ってスライドするために、バネからスライドピンを通じて可動接触子に作用する弾性力が可動接触子を固定接触子側に復帰させる方向から可動接触子を固定接触子から開離させる開放方向に転換されて開離を加速化することで、限流性能を極大化することができる。
また、接点開離時に、可動接触子の開離方向回転の最後位置で、前記回転シャフトの維持溝に前記スライドピンが係止されることによって、前記可動接触子の接点接触方向への復帰を遅延させるか、または開離状態を維持させることになり、従って、アークを排気し、トリップ機構によるトリップ動作が行われるまで十分に可動接触子の接点接触方向への復帰を防止し、開回路状態を維持することが可能になる。
さらに、本発明の第2実施形態において、バネは、その両端部を回転シャフトの外側でスライドピンに支持させれば設置が完了するので、その組立が非常に簡便である。
さらに、本発明の第2実施形態において、可動接触子の中心点に形成されて回転軸が貫通する軸孔が垂直方向の長孔であるので、電源側固定接触子と負荷側固定接触子とが可動接触子に対し正確に対称的に設置されていない場合や、可動接触子または固定接触子の各接点の不均一な消耗により正確な対称に異常が発生した場合も、可動接触子の接点と固定接触子の接点との間の接触圧力を均一に維持することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明による配線用遮断器の可動接触子組立体の好ましい実施形態について説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体の構成を説明する。
図面に示すように、本発明の第1実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体100は、限流動作時に、可動接触子120の独立的回転を許容するために両側面間に設けられる開口111、及び外周面上に設けられるカム面113を有し、前記可動接触子120を回転自在に支持する回転シャフト110と、前記回転シャフト110の両側面間に回転自在に設置され、両端部に設けられる一対の接点121、121及び一対の線形運動ガイド溝123、123を対称的に備え、固定接触子20、30に接触する位置と前記固定接触子20、30から開離される位置とに回転自在に設置される可動接触子120と、前記回転シャフト110の両側面を横切るように設置され、前記線形運動ガイド溝123、123内で線形運動自在であり、前記可動接触子120が前記固定接触子20、30に接触した状態では、前記回転シャフト110のカム面113に接触した状態を維持し、前記可動接触子120が前記固定接触子20、30から開離及び回転する限流動作時には、前記カム面113から離脱して前記回転シャフト110の外周面に沿ってスライドすると共に、前記固定接触子20、30からの開離が加速される方向に前記可動接触子120に圧力を提供する一対のスライドピン131、131と、前記可動接触子120が前記固定接触子20、30に接触した状態では、これらの可動接触子120と固定接触子20、30との間の接触が維持されるように、前記スライドピン131、131に弾性力を提供し、前記可動接触子120が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時には、前記可動接触子120の前記固定接触子20、30からの開離が加速される方向に、前記スライドピン131、131に弾性力を提供するバネ141、142とを含む。
より詳しくは、可動接触子120は、電源側固定接触子20と負荷側固定接触子30との間に設置され、これらの固定接触子20、30は、電源または負荷側電線が連結される端子部(図示せず)に向かって接点21、31が付着された端部が湾曲する限流型固定接触子である。可動接触子120は、その長手方向上の中心点を基準に対称形状を有し、両端部にそれぞれ接点121、121を備えるので対接点型(double contacts type)可動接触子とも呼ばれる。
可動接触子120の長手方向上の両端部が回転シャフト110に対し独立的に回転することを許容するために、回転シャフト110の直径方向の前記開口111は、予め決定された角度だけ開口されて形成される。
回転シャフト110は、図1に示すように、二片の回転シャフト体が結合されてなる円盤状を有し、回転シャフト110の外周面上には、一対のカム面113が対称的に設けられる。
前記カム面113は、可動接触子120が固定接触子20、30に接触する位置で前記スライドピン131を収容する面であって、第1の円弧面113aと、前記第1の円弧面113aと連結される第2の円弧面113bとからなる。
前記スライドピン131は、それぞれ前記回転シャフト110の両側面を横切って前記線形運動ガイド溝123内に設置され、限流動作時に、前記可動接触子120の回動によって、前記回転シャフト110の第1の円弧面113aから第2の円弧面113bを経て外周面115に沿ってスライドすると共に、可動接触子120の線形運動ガイド溝123、123内で線形運動する。
前記スライドピン131が前記線形運動ガイド溝123から離脱することを防止するために、前記線形運動ガイド溝123の深さDは、前記カム面113の深さdより深いか等しく形成される。
前記スライドピン131と前記回転シャフト110との間の摩擦を低減するために、前記スライドピン131の長手方向上の両端部には、一対のローラ151が回転自在に設置されることが好ましい。
前記ローラ151は、可動接触子120と固定接触子20、30との接触時には、前記カム面113の第1の円弧面113aに停止しており、可動接触子120が固定接触子20、30から開離されて回動する限流動作時には、前記カム面113の第2の円弧面113bを経て回転シャフト110の外周面115に沿って転がることにより、スライドピン131と回転シャフト110との間の摩擦を最小化して限流動作を円滑にする。
可動接触子120の両側面上には、回転中心に対し対称的に一対の固定ピン122が設けられる。
前記バネ141、142は、可動接触子120の両側面毎に設置され、前記バネ141、142の各一端部は、前記スライドピン131に支持され、各他端部は、前記固定ピン122に支持されるように互いに対称的に設置される。
前記可動接触子120が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時に、前記可動接触子120の回転の最後位置で、前記回転シャフト110は、その外周面115上に前記スライドピン131を受け入れて、前記可動接触子120の前記固定接触子20、30に接触する位置への復帰を遅延させるか、または前記可動接触子120の開離状態を維持させるための一対の維持溝116を備える。
前記可動接触子120が前記固定接触子20、30に接触した状態、即ち、各接点が閉状態にある場合、前記各ローラ151は、前記回転シャフト110のカム面113のうち、第1の円弧面113aに接触した状態を維持する。回路上に大電流が流れて、電磁反発力により、前記可動接触子120が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時、即ち、各接点が互いに開離する場合は、前記各ローラ151がカム面113の第1及び第2の円弧面113a、113bと外周面115とに沿って転がる間、前記バネ141、142は、前記可動接触子120の前記固定接触子20、30からの開離が加速されるように、前記各スライドピン131を通じて、前記可動接触子120に弾性力を回転モーメントとして提供する。
未説明符号155は、ローラ151と可動接触子120の外側面との間の摩擦によりローラ151の回転が阻害されないように、これらのローラ151と可動接触子120の外側面との間のスペーサとして機能するワッシャである。
また、図3の未説明符号49は、可動接触子120の開離回動時に、その回転を予め定められた位置までに制限するために予め決定された位置に設置されるストッパであり、リミットピンとも呼ばれる。
説明の便宜上、一対の可動接触子組立体100のみを示しているが、三相のような多相の場合、回転シャフト110は、他の相の回転シャフトと長く連結されるバー形状を有することになり、図13に示す開閉機構60と接続されて、開閉機構60の駆動により、多相の回転シャフトが同時連動されて回動されることができる。
前述の第1実施形態においては、可動接触子120が、回転シャフト110に中心軸がなく、バネ141、142と、これらのバネ141、142の両端部を支持するスライドピン131及び固定ピン122によるセルフセンタリングにより支持されるものを示したが、本発明による可動接触子120としては、実際に回転中心軸を可動接触子120の長手方向上の中心点に貫設して、回転シャフト110により両端が支持されるようにする変形例も可能である。このような変形例においては、図14及び図15に示す従来技術とは異なり、可動接触子120が固定接触子20、30から開離(開放)される限流動作時に、中心軸とバネとの間の干渉がない。従来技術においては、バネ45、47の一端45a、47aが他端45b、47bに対し時計方向に移動するので、結局、バネ45、47と仮想の回転軸43aとの間に干渉が発生することになる(図15参照)。しかしながら、本発明においては、可動接触子120が固定接触子20、30から開離(開放)される限流動作時に、スライドピン131は、バネ141とバネ142とが平行を維持した状態で線形運動ガイド溝123、123内で線形移動のみを行うので、バネ141、142と中心軸との間の干渉が発生しない。
以下、このように構成された本発明の第1実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体の動作を図4〜図6を参照して説明する。
図4は、本発明の第1実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体の正面図で、閉回路状態を示す。
図4に示すように、各接点が接触した状態で、バネ141、142の初期弾性力により、前記バネ141、142に連結された各スライドピン131が、可動接触子120を図面上の反時計方向に回転させようとする力、即ち、反時計方向の回転モーメントを発生させることにより、前記可動接触子120の各接点121は、固定接触子20、30の接点21、31との接触を維持することになる。
ここで、各スライドピン131の各ローラ151は、回転シャフト110のカム面113のうち、第1の円弧面113aに接触した状態を維持する。このような閉回路状態で、回路上の電流は、電源側固定接触子20の接点21から流れて、可動接触子120の各接点121を通じて流れた後、負荷側固定接触子30の接点31を通じて負荷端子(図示せず)へ流れる。
図5は、図4の可動接触子組立体の正面図で、開回路状態へ進行中の状態を示す。
図5に示すように、回路に短絡や地絡による大きな異常電流が流れる場合には、可動接触子120の各接点121と固定接触子20、30の接点21、31との間に電磁反発力が発生して、可動接触子120が、固定接触子20、30から開離される方向、即ち、図面上の時計方向に回転することになる。このとき、瞬間的に発生する電磁反発力は、バネ141、142により発生して可動接触子120を反時計方向に回転させる回転モーメントより相当大きく、結局、可動接触子120は、時計方向に回転することになる。ここで、各スライドピン131の両端に設置されたローラ151は、バネ141、142を引っ張ると共に、前記回転シャフト110の各カム面113の第2の円弧面113b及び回転シャフト110の外周面115に沿って移動することになる。即ち、可動接触子120が時計方向に回転することによって、各スライドピン131の両端に設置されたローラ151は、バネ141、142を引っ張ると共に、回転シャフト100外に中心を有する第1の円弧面113aから回転シャフト100内に中心を有する第2の円弧面113bの開始点、即ち、所謂死点(dead point)と呼ばれる位置を通ることになる。この死点を通ることによって、バネ141、142の弾性力は、各接点が接触する方向から接点の開離を加速化する方向に転換されて、図面上の時計方向の回転モーメントとして作用することになる。
ここで、スライドピン131は、可動接触子120の線形運動ガイド溝123内で線形移動すると共に、回転シャフト110のカム面113及び外周面115に沿ってスライドするが、線形運動案内溝123の深さDがカム面113の最も深い第1の円弧面113aの深さdより深いか等しく形成されるため、線形運動ガイド溝123から離脱しない。
その後、電磁反発力により時計方向に回動し続ける可動接触子120により、スライドピン131に設置された各ローラ151は、回転シャフト110のカム面113を離脱して外周面115をスライドし、このとき、バネ141、142からスライドピン131を通じて可動接触子120に作用する弾性力は、可動接触子120を固定接触子20、30側に復帰させる方向(図面上の反時計方向)から、可動接触子120の固定接触子20、30からの開離を加速化する方向に転換される。
従って、本発明による可動接触子組立体により、限流動作時に、可動接触子の開離動作が迅速になることによって、配線用遮断器の限流性能を改善することができる。
図6は、図4の可動接触子組立体の正面図で、開回路状態を示す。
図6に示すように、限流動作時に、図面上の時計方向に可動接触子120が回転する最後位置で、前記回転シャフト110の維持溝116に前記ローラ151が係止されることによって、前記可動接触子120の接点閉方向への復帰を遅延させ、前記可動接触子120の接点開状態を維持させるようになる。
言い換えれば、可動接触子120がストッパ49により止まる位置に到達したとき、ローラ151が回転シャフト110の維持溝116に係止されることによって、手動的にハンドル11(図13参照)を操作して可動接触子120を再び固定接触子20、30と接触する位置に復帰させるような外力がない限り、可動接触子120は、限流動作による開回路状態を維持することになる。
以下、図7〜図9を参照して、本発明の第2実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体の構成を説明する。
図に示すように、本発明の第2実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体200は、限流動作時に、可動接触子220の独立的回転を許容するために両側面間に設けられる開口211、及び外周面上に設けられるカム面213を有し、前記可動接触子220を回転自在に支持する回転シャフト210と、前記回転シャフト210の両側面間に回転自在に設置され、両端部に設けられる一対の接点221及び一対の線形運動ガイド溝223を対称的に備え、固定接触子20、30に接触する位置と前記固定接触子20、30から開離される位置とに回転自在に設置される可動接触子220と、前記回転シャフト210の両側面を横切るように設置され、前記線形運動ガイド溝223内で線形運動自在であり、前記可動接触子220が前記固定接触子20、30に接触した状態では、前記回転シャフト210のカム面213に接触した状態を維持し、前記可動接触子220が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時には、前記カム面213から離脱して前記回転シャフト210の外周面に沿ってスライドすると共に、前記固定接触子20、30からの開離が加速される方向に前記可動接触子220に圧力を提供する一対のスライドピン231と、前記可動接触子220が前記固定接触子20、30に接触した状態では、これらの可動接触子220と固定接触子20、30との間の接触が維持されるように、前記スライドピン231に弾性力を提供し、前記可動接触子220が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時には、前記可動接触子220の前記固定接触子20、30からの開離が加速される方向に、前記スライドピン231に弾性力を提供するバネ241とを含む。
より詳しくは、可動接触子220は、電源側固定接触子20と負荷側固定接触子30との間に設置され、これらの固定接触子20、30は、電源または負荷側電線が連結される端子部(図示せず)に向かって接点21、31が付着された端部が湾曲する限流型固定接触子である。可動接触子220は、その長手方向上の中心点を基準に対称形状を有し、両端部にそれぞれ接点221、221を備えるので対接点型可動接触子とも呼ばれる。
可動接触子220の長手方向上の両端部が回転シャフト210に対し独立的に回転するように許容するために、回転シャフト210の直径方向の前記開口211は、予め決定された角度だけ開口されて形成される。
回転シャフト210は、二片の回転シャフト体が結合されてなる円盤状を有し、回転シャフト210の外周面上には、一対のカム面213が対称的に設けられる。
前記カム面213は、可動接触子220が固定接触子20、30に接触する位置で前記スライドピン231を収容する面であって、1つの円弧面(符号未指定)と、前記1つの円弧面と連結される他の円弧面(符号未指定)とからなる。
前記スライドピン231は、それぞれ前記回転シャフト210の両側面を横切って前記線形運動ガイド溝223内に設置され、限流動作時に、前記可動接触子220の回動によって、前記回転シャフト210のカム面213を経て外周面215に沿ってスライドすると共に、可動接触子220の線形運動ガイド溝223内で線形運動する。
前述の第1実施形態と同様に、前記スライドピン231が前記線形運動ガイド溝223から離脱することを防止するために、前記線形運動ガイド溝223の深さは、前記カム面213の深さより深いか等しく形成される。
前記スライドピン231と前記回転シャフト210との間の摩擦を低減するために、前記スライドピン231の長手方向上の両端部には、一対のローラ251が回転自在に設置されることが好ましい。
前記ローラ251は、可動接触子220と固定接触子20、30との接触時には、前記カム面213の1つの円弧面に停止しており、可動接触子220が固定接触子20、30から開離されて回動する限流動作時には、前記カム面213の他の円弧面を経て回転シャフト210の外周面215に沿って転がることにより、スライドピン231と回転シャフト210との間の摩擦を最小化して限流動作を円滑にする。
前記バネ241は、可動接触子220の一側面に1つずつ設置され、前記バネ241の両端部は、前記一対のスライドピン231により支持される。
前記可動接触子220が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時に、前記可動接触子220の回転の最後位置で、前記回転シャフト210は、その外周面215上に前記スライドピン231を受け入れて、前記可動接触子220の前記固定接触子20、30に接触する位置への復帰を遅延させるか、または前記可動接触子220の開離状態を維持させるための一対の維持溝216を備える。
前記可動接触子220が前記固定接触子20、30に接触した状態、即ち、各接点が閉状態にある場合、前記ローラ251は、前記カム面213のうち、1つの円弧面に接触した状態を維持する。回路上に大電流が流れて、電磁反発力により、前記可動接触子220が前記固定接触子20、30から開離されて回転する限流動作時、即ち、各接点(221と21、221と31)が互いに開離する場合は、前記ローラ251が前記カム面213の1つの円弧面、他の円弧面、及び外周面215に沿って転がる間、前記バネ241は、前記可動接触子220の前記固定接触子20、30からの開離が加速されるように、前記各スライドピン231を通じて、前記可動接触子220に弾性力を回転モーメントとして提供する。
また、図7の未説明符号49は、可動接触子220の開離回動時に、その回転を予め定められた位置までに制限するために予め決定された位置に設置されるストッパであり、リミットピンとも呼ばれる。
説明の便宜上、一対の可動接触子組立体200のみを示しているが、三相のような多相の場合、回転シャフト210は、他の相の回転シャフトと長く連結されるバー形状を有することになり、図13に示す開閉機構60と接続されて、開閉機構60の駆動により、多相の回転シャフトが同時連動されて回動されることができる。
一方、前述の本発明の第1実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体においては、可動接触子120が、回転シャフト110に中心軸がなく、バネ141、142と、これらのバネ141、142の両端部を支持するスライドピン131及び固定ピン122によるセルフセンタリングにより支持されるものを示したが、本発明の第2実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体において、可動接触子220は、図8に示すように、可動接触子220の長手方向上の中心点に垂直長孔225を設け、回転軸226を貫設して、回転シャフト210により両端が支持されるように構成される。ここで、回転軸226の両端部は、回転シャフト210の軸孔260aに挿入されて回転シャフト210により支持されるが、回転軸226の長さは、回転シャフト210両外側の案内壁面212の外側に突出しないように予め決定される。第2実施形態においては、可動接触子220の長手方向上の中心点に形成されて回転軸226が貫通する垂直長孔225が垂直に長く形成されているので、電源側固定接触子20と負荷側固定接触子30とが可動接触子220に対して正確に対称的に設置されていない場合や、可動接触子220または固定接触子20、30の接点221、21、31の不均一な消耗により正確な対称に異常が発生した場合も、可動接触子220の接点221と固定接触子20、30の接点21、31との間の接触圧力を均一に維持することができる。
このような第2実施形態においては、図7及び図9に示すように、バネ241が回転軸226と接触のない回転シャフト210両外側の案内壁面212上に設置されるので、可動接触子220が固定接触子20、30から開離(開放)される限流動作時に、バネ241と回転軸226との間の干渉が発生しない。
以下、このように構成された本発明の第2実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体の動作を図10〜図12を参照して説明する。
図10は、本発明の第2実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体の正面図で、閉回路状態を示す。
図10に示すように、各接点が接触した状態で、バネ241の初期弾性力により、前記バネ241に連結されたスライドピン231が、可動接触子220を図面上の反時計方向に回転させようとする力、即ち、反時計方向の回転モーメントを発生させることにより、前記可動接触子220の各接点221は、固定接触子20、30の接点21、31との接触を維持することになる。
ここで、スライドピン231の各ローラ251は、回転シャフト210のカム面213のうち、前記1つの円弧面に接触した状態を維持する。このような閉回路状態で、回路上の電流は、電源側固定接触子20の接点21から流れて、可動接触子220の各接点221を通じて流れた後、負荷側固定接触子30の接点31を通じて負荷端子(図示せず)へ流れる。
図11は、図10の可動接触子組立体の正面図で、開回路状態へ進行中の状態を示す。
図11に示すように、回路に短絡や地絡による大きな異常電流が流れる場合、可動接触子220の各接点221と固定接触子20、30の接点21、31との間に電磁反発力が発生して、可動接触子220が、固定接触子20、30から開離される方向、即ち、図面上の時計方向に回転することになる。このとき、瞬間的に発生する電磁反発力は、バネ241により発生して可動接触子220を反時計方向に回転させる回転モーメントより相当大きく、結局、可動接触子220は、時計方向に回転することになる。ここで、各スライドピン231の両端に設置されたローラ251は、バネ241を引っ張ると共に、前記回転シャフト210のカム面213及び外周面215に沿って移動することになる。即ち、可動接触子220が時計方向に回転することによって、スライドピン231の両端に設置されたローラ251は、バネ241を引っ張ると共に、回転シャフト210外に中心を有する前記1つの円弧面から回転シャフト210内に中心を有する前記他の円弧面の開始点、即ち、所謂死点と呼ばれる位置を通ることになる。この死点を通ることによって、バネ241の弾性力は、各接点が接触する方向から接点の開離を加速化する方向に転換されて、図面上の時計方向の回転モーメントとして作用することになる。
ここで、スライドピン231は、可動接触子220の線形運動ガイド溝223内で線形移動すると共に、回転シャフト210のカム面213及び外周面215に沿ってスライドするが、線形運動案内溝223の深さがカム面213の最も深い前記1つの円弧面の深さより深いか等しく形成されるため、線形運動ガイド溝223から離脱しない。
その後、電磁反発力により時計方向に回動し続ける可動接触子220により、スライドピン231に設置された各ローラ251は、回転シャフト210のカム面213を離脱して外周面215をスライドし、このとき、バネ241からスライドピン231を通じて可動接触子220に作用する弾性力は、可動接触子220を固定接触子20、30側に復帰させる方向(図面上の反時計方向)から、可動接触子220の固定接触子20、30からの開離を加速化する方向に転換される。
従って、本発明による可動接触子組立体により、限流動作時に、可動接触子の開離動作が迅速になることによって、配線用遮断器の限流性能を改善することができる。
図12は、図7の可動接触子組立体の正面図で、開回路状態を示す。
図12に示すように、限流動作時に、図面上の時計方向に可動接触子220が回転する最後位置で、前記回転シャフト210の維持溝216に前記ローラ251が係止されることによって、前記可動接触子220の接点接触方向への復帰を遅延させ、前記可動接触子220の接点開離状態を維持させることになる。
言い換えれば、可動接触子220がストッパ49により止まる位置に到達したとき、ローラ251が回転シャフト210の維持溝216に係止されることによって、手動的にハンドル11(図13参照)を操作して可動接触子220を再び固定接触子20、30と接触する位置に復帰させるような外力がない限り、可動接触子220は、限流動作による開回路状態を維持することになる。
本発明の第1実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体を示す分解斜視図である。 図1の可動接触子組立体の斜視図であり、閉回路状態を示す。 図1の可動接触子組立体の斜視図であり、開回路状態を示す。 図1の可動接触子組立体の正面図であり、閉回路状態を示す。 図1の可動接触子組立体の正面図であり、開回路状態へ進行中の状態を示す。 図1の可動接触子組立体の正面図であり、開回路状態を示す。 本発明の第2実施形態による配線用遮断器の可動接触子組立体を示す斜視図である。 図7の可動接触子組立体の斜視図であり、閉回路状態を示す。 図7の可動接触子組立体の斜視図であり、開回路状態を示す。 図7の可動接触子組立体の正面図であり、閉回路状態を示す。 図7の可動接触子組立体の正面図であり、開回路状態へ進行中の状態を示す。 図7の可動接触子組立体の正面図であり、開回路状態を示す。 従来の配線用遮断器の構成を示す断面図である。 図13の可動接触子組立体の正面図であり、閉回路状態を示す。 図13の可動接触子組立体の正面図であり、開回路状態を示す。
符号の説明
20 (電源側)固定接触子
21 接点
30 (負荷側)固定接触子
31 接点
110 回転シャフト
111 開口
113 カム面
113a 第1の円弧面
113b 第2の円弧面
115 外周面
120 可動接触子
121 接点
123 線形運動ガイド溝
131 スライドピン
141、142 バネ
151 ローラ
210 回転シャフト
211 開口
212 案内壁面
213 カム面
220 可動接触子
221 接点
223 線形運動ガイド溝
225 垂直長孔
226 回転軸
231 スライドピン
241 バネ
251 ローラ
260a 軸孔

Claims (5)

  1. 限流動作時に可動接触子の独立的回転を許容するために両側面間に設けられる開口及び外周面上に設けられるカム面を有し、前記可動接触子を回転自在に支持する回転シャフトと、
    前記回転シャフトの両側面間に回転自在に設置され、両端部に設けられる一対の接点及び一対の線形運動ガイド溝を対称的に備え、固定接触子に接触する位置と前記固定接触子から開離される位置とに回転自在に設置される可動接触子と、
    前記回転シャフトの両側面を横切るように設置され、前記線形運動ガイド溝内で線形運動自在であり、前記可動接触子が前記固定接触子に接触した状態では、前記回転シャフトのカム面に接触した状態を維持し、前記可動接触子が前記固定接触子から開離して回転する限流動作時には、前記カム面から離脱して前記回転シャフトの外周面に沿ってスライドすると共に、前記固定接触子からの開離が加速される方向に前記可動接触子に圧力を提供する一対のスライドピンと、
    前記可動接触子が前記固定接触子に接触した状態では、これらの可動接触子と固定接触子との間の接触が維持されるように、前記スライドピンに弾性力を提供し、前記可動接触子が前記固定接触子から開離して回転する限流動作時には、前記可動接触子の前記固定接触子からの開離が加速される方向に、前記スライドピンに弾性力を提供するバネと、を具備し、
    前記バネが、前記可動接触子の一側面に1つずつ設置され、前記バネの両端部が、前記スライドピンに支持されることを特徴とする記載の配線用遮断器の可動接触子組立体。
  2. 前記可動接触子が前記固定接触子から開離して回転する限流動作時に、前記可動接触子の回転の最後位置で、前記回転シャフトは、前記外周面上に前記スライドピンを受け入れて、前記可動接触子の前記固定接触子に接触する位置への復帰を遅延させるか、または前記可動接触子の開離状態を維持させるための維持溝をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器の可動接触子組立体。
  3. 前記スライドピンが前記線形運動ガイド溝から離脱することを防止するために、前記線形運動ガイド溝の深さは、前記カム面の深さより深いか等しく形成されることを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器の可動接触子組立体。
  4. 前記スライドピンと前記回転シャフトとの間の摩擦を低減するために、前記スライドピンに回転自在に設置されるローラをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器の可動接触子組立体。
  5. 前記可動接触子の中心に長孔が設けられ、前記可動接触子の長孔を貫通するように前記可動接触子の回転軸が設けられ、前記可動接触子の長孔を貫通した回転軸の両端部は、前記バネとの干渉が回避できるように、前記回転シャフトに形成された軸孔内に挿入されて、前記回転シャフトにより支持されることを特徴とする請求項1に記載の配線用遮断器の可動接触子組立体。
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