JP4086067B2 - 米計量カップ - Google Patents

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Description

本発明は、米を計量する際に使用する米計量カップに関し、特に米びつ等の保存容器中に入れておくのに適した米計量カップに関するものである。
従来より、上記米計量カップとして、目盛りを付した有底円筒状の容器が多く用いられている。この米計量カップは、一般的に、米びつ等の米が入れられた容器内にそのまま入れられている。
また、この米の容器内には、別途、米を長期に保存するために防虫剤等が入れられている。
ところで、この容器内に入れられた防虫剤等の薬剤は、米の出し入れの際に奥に入り込むことがあり、米の中に紛れて、薬剤を投入したか否かが不明になるという問題がある。さらに、薬剤の交換時に、米の中に紛れた薬剤を探すことに時間を要して、交換作業の効率が悪くなるという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、防虫剤等の薬剤が米の中に紛れてしまうことを防止すべく、薬剤を収容可能な米計量カップを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明に係る米計量カップは、米を計量するカップ本体と、このカップ本体と一体的に設けられるとともに、複数の通気穴が形成されている開閉自在な薬剤収容器とを有し、かつ上記カップ本体は、その側部から外方に延在する板状の把手が設けられており、上記薬剤収容器は、上部が開放された筺体からなる容器であって、その開口部を塞ぐように上記把手と一体化されることにより、上記カップ本体と一体的に設けられていることを特徴とするものである。
この薬剤収容器には、市販の天然唐辛子成分、発酵アルコール、木炭、天然山葵エキス、天然辛子エキス、天然ティートリー油、マスタード香料製剤、ニンニク香料製剤およびその他の植物成分を含有する防虫剤、抗菌剤、防かび剤、除湿剤等の薬剤が入れられるようになっている。また、これらの薬剤の代わりに、鷹の爪、山葵片、木片等を入れてもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の米計量カップにおいて、上記薬剤収容器は、上記筺体の一端部が薄肉部を介して、上記把手と一体化されるとともに、上記筺体の他端部に上記把手に向けて突出する係合部材が設けられており、
上記把手は、上記係合部材が係合する穴が形成されており、かつ、この把手を含む上記カップ本体及び上記薬剤収容器は、プラスチックにより一体成形されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、カップ本体と一体的に設けられている薬剤収容器に防虫剤等の薬剤を収容することにより、米計量カップを計量器としてだけでなく、薬剤収容器として使用することができる。このため、米計量カップを米びつ等の米が入れられた容器内に入れておくことにより、薬剤による効用を通気穴を介して容器内に行き渡らせることができる。その結果、容器内に防虫剤等の薬剤を別途入れる必要がなく、定期的な薬剤交換時に使用済みの薬剤を探すための作業時間を必要とせずに、効率的に交換作業行うことができる。
また、薬剤収容器には、市販されている防虫剤等に限らず、通気穴よりも粒径の大きな粒状物や固形物等であれば、薬剤としてあらゆる物を入れることができ、薬剤の選択肢を拡げることができる。
さらには、薬剤収容器をカップ本体の側部から外方に延在する把手と一体化させたため、カップ本体周りの容積が大きくなることを防止でき、収容スペースの小さい米の容器であっても、米計量カップを容器内に収容することができる。
特に、請求項に記載の発明によれば、筺体の一端部を、薄肉部を介して把手と一体化させているため、筺体の他端部に設けられた係合部材を把手に設けられた穴に係合させることにより薬剤収容器を把手に係合させて、薬剤収容器の開口部を塞ぐことができる。さらに、この把手を含むカップ本体及び薬剤収容器をプラスチックにより一体成形したため、腐食する恐れがある金属素材の接合冶具等を使用せずに済むため、腐食した金属粉が米の容器内に混入することを防止できる。
以下、本発明に係る2つの米計量カップについて、図1ないし図4を用いて説明する。
まず、本実施形態の第1の米計量カップは、図1及び図2に示すように、略円筒状の容器(カップ本体)1と、この容器の下部に一体的に設けた薬剤収容器2とから概略構成されている。
この容器1は、上部に向けて漸次断面積が大きくなるように側面10が拡径しており、所定の容量(例えば、1合)を有している。また、ポリプロピレン等の透明なプラスチック素材によって成形されており、側面10には、例えば、0.5合等の目盛りが付されている。さらに、底部11には、容器1よりも外径の小さいリング状部材12が一体に形成されており、このリング状部材12に雄ねじ(第1のねじ部)12aが形成されている。
他方、上記薬剤収容器2は、有底円筒状の容器であって、上部に向けて漸次断面積が大きくなるように側面21が拡径しており、開口部の側面21外径が上記側面10の底部11の外径と同一になるように設定されている。また、開口部周縁の側面21には、上記雄ねじ12aに螺合する雌ねじ(第2のねじ部)21aが形成されている。そして、この雌ねじ21aを上記雄ねじ12aに螺合させることにより、容器1に一体的に設けられるようになっている。
また、上記薬剤収容器2は、上記容器1と同一素材によって成形されており、無数の通気穴20が全面に渡って形成されている。この通気穴20は、防虫剤等の薬剤が通り抜けない程度の内径を具備している。
次に、上記米計量カップ用いて、薬剤収容器2に防虫剤を収容する場合の作用について説明する。
まず、薬剤収容器2に防虫剤を入れた後に、リング状部材12に開口部周縁の側面21を合わせるようにして、薬剤収容器2を回転させることにより、雌ねじ21aを雄ねじ12aに螺合させる。
次に、この薬剤収容器2に防虫剤が入れられた米計量器を米びつに入れる。すると、薬剤収容器2に形成された通気穴20を通じて、防虫剤による効用が米びつ内に行き渡り、米びつ内において防虫作用が発揮される。
この防虫剤の交換が必要になった際には、米びつから米計量器を取り出し、薬剤収容器2を回転させて、雄ねじ12aと雌ねじ21aとの螺合を解くことにより、薬剤収容器2を開口して、防虫剤を入れ替える。この防虫剤が入れ替えられた米計量器を、上述と同様に、米びつに入れて使用する。
次に、第2実施形態の米計量カップについて、図3及び図4を用いて説明する。
本実施形態の米計量カップは、扁平な有底円筒状の容器(カップ本体)5と、この容器の側部から外方に延在する板状の把手51と、この把手51の裏面側に設けられた筺体6(薬剤収容器)とが、ポリプロピレン等の透明なプラスチック材料によって一体成形されている。
この容器5は、上部に向けて漸次断面積が大きくなるように側部52が拡径しており、所定の容量(例えば、0.5合)を有している。また、側部52には、第1の実施形態と同様に、目盛りが付されている。
上記筺体6は、把手51より長手方向の長さが短い長方形状の底板61と、この底板61の外周部に立設する壁部62とからなる容器であって、上部が開放されており、無数の通気穴60が全面に渡って形成されている。
また、長手方向の一端部における壁部62の上端面全体が薄肉部56を介して、上記把手51の外側端部と一体化されるとともに、長手方向の他端部における壁部62の上端面には、上記把手51に向けて突出する係合部材63が設けられている。
他方、上記把手51には、上記係合部材63に係合する穴51aが形成されている。
次に、上述の米計量カップを用いて、薬剤収容器に鷹の爪を収容する場合の作用について説明する。
まず、筺体6に鷹の爪を入れた後に、底板61の内側端部を上向きに押圧すことにより、係合部材63を穴51aに挿通させる。すると、筺体6が把手51に係止されることによって、筺体6が閉口する。この筺体6に鷹の爪が入れられた米収容器を米びつに入れると、通気穴60を通じて、鷹の爪による防虫作用が米びつ内に行き渡る。
この鷹の爪の交換が必要になった際には、係合部材63を下方に向けて押して、係合部材63を穴51aから押し出すことにより、筺体6を開口させて、鷹の爪を入れ替える。次いで、上述と同様に、鷹の爪が入れ替えられた米計量器を米びつに入れて使用する。
上述の米計量器によれば、米計量カップを計量器としてだけなく、薬剤収容器として使用することができる。また、接合冶具として腐食の恐れがある金属素材等を用いることなく、容器1、5および薬剤収容器2、6を全てポリプロピレン等のプラスチック素材によって成形したため、米びつ内に錆びた金属紛が混入することを防止できる。
さらに、薬剤収容器2、6に防虫剤等の薬剤を収容することにより、鷹の爪等の潰れやすい薬剤であっても使用することができ、その結果、薬剤の選択肢を拡げることができる。
第1実施形態の米計量器を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 第1実施形態の米計量器の使用状態説明図である。 第2実施形態の米計量器を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 第2実施形態の米計量器の使用状態説明図である。
符号の説明
1、5・・・ 容器(カップ本体)
2・・・薬剤収容器
6・・・筺体(薬剤収容器)
20、60・・・通気穴

Claims (2)

  1. 米を計量するカップ本体と、このカップ本体と一体的に設けられるとともに、複数の通気穴が形成されている開閉自在な薬剤収容器とを有し、かつ
    上記カップ本体は、その側部から外方に延在する板状の把手が設けられており、
    上記薬剤収容器は、上部が開放された筺体からなる容器であって、その開口部を塞ぐように上記把手と一体化されることにより、上記カップ本体と一体的に設けられていることを特徴とする米計量カップ。
  2. 上記薬剤収容器は、上記筺体の一端部が薄肉部を介して、上記把手と一体化されるとともに、上記筺体の他端部に上記把手に向けて突出する係合部材が設けられており、
    上記把手は、上記係合部材が係合する穴が形成されており、かつ、
    この把手を含む上記カップ本体及び上記薬剤収容器は、プラスチックにより一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の米計量カップ。
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