JP4084962B2

JP4084962B2 - Emergency company information disclosure system

Info

Publication number: JP4084962B2
Application number: JP2002159963A
Authority: JP
Inventors: 弥奈子神原; 中島　　一; 信一榊枝
Original assignee: 株式会社ニューズ・ツー・ユー
Priority date: 2002-05-31
Filing date: 2002-05-31
Publication date: 2008-04-30
Anticipated expiration: 2022-05-31
Also published as: JP2004005208A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は緊急時企業情報公開システムに係り、特に、食中毒事件や重大事故の発生、幹部社員の逮捕、あるいは誹謗中傷情報の流布など、企業にとって緊急事態が発生したした際に、いち早く緊急時専用のWebサイトを立ち上げて社会一般に企業情報を発信することを可能とするシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
インターネットのWWW（World Wide Web）は、企業情報を社会一般に広く告知する手段として極めて有効であり、現在、多くの企業が独自のホームページを立ち上げて情報の発信を行っている。
この結果、一般ユーザはパソコンや携帯電話から企業のWebサイトにアクセスすることにより、当該企業の製品・サービス情報や求人情報を入手したり、企業理念や沿革、役員構成などについての情報を得ることができる。
【０００３】
このように、インターネットのWWWが企業の情報発信手段として効果的である反面、悪意のあるユーザによってネガティブな情報がネット上に流布され、企業イメージが著しく傷付いたり、株価が暴落したりといった新たな脅威が登場している。
このような、ネット上における風評被害を最小限に抑えるため、これまでに採られてきた対策として「オンライン・パトロール」が挙げられる。
これは、予め誹謗中傷や風説の流布など悪質な情報源となりうるサイトをピックアップしておき、これらに対して企業名やブランド名をキーワードとした検索処理を実行し、その結果をレポートにまとめて企業にフィードバックするサービスである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ネット上で誹謗中傷を行う場合、正確に企業名やブランド名が記述されることは希であり、伏せ字や当て字が用いられる方が普通であるため、機械的なキーワード検索ではヒットしない場合が多い。
また、通常は検索結果のリストが定期的に企業の担当者に送信されるだけであるため、大量の情報の中に埋もれた危険なシグナルを発見するのに手間取り、手遅れになる可能性があった。
さらに、事前に危険性を察知した場合には、即座に企業としての正式な反論や釈明などの情報発信を行い、被害の広がりを最小限に抑えることが不可欠であるが、普段から余程の危機管理体制を敷いていない限り対応が後手後手に回り、企業イメージをいっそう傷付けてしまうこととなる。
例えば、緊急事態発生時には自社のホームページを通じて企業トップの説明文を掲載したり、記者会見の模様を撮影した動画像を配信することが極めて有効である。ところが、混乱した中で素早くホームページを更新することは実際上困難であり、普段通りの記載内容を放置することによって「反省のない無神経な企業」として一般ユーザの反感を買う危険性がある。
【０００５】
この発明は、従来の上記の問題点を解決するために案出されたものであり、特定企業に関する危険信号を事前に探知できると共に、緊急時にはいち早く専用のWebサイトを立ち上げて企業情報を公開することを可能とするシステムの実現を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項１に記載した緊急時企業情報公開システムは、センターサーバと、インターネットを介して上記センターサーバと接続される各企業ユーザのWebサーバを備えた緊急時企業情報公開システムであって、各企業のWebサーバは、一般ユーザの通信端末に対して当該企業の公式サイト用Webファイルを送信する手段と、一般ユーザからのアクセスログ情報を上記センターサーバに送信する手段と、上記センターサーバからの指令に基づき、一般ユーザの通信端末を当該企業の緊急時サイトに導くためのリンク情報を上記公式サイト用Webファイル中に挿入する手段を備えており、上記センターサーバは、各企業のWebサーバから送信されたアクセスログ情報の中からアクセス数に関する情報を抽出する手段と、当該アクセス数に関する情報を所定のデータベースに登録する手段と、定期的に各企業の公式サイトに対する一般ユーザからのアクセス数をチェックし、アクセス数が前日比または前月同日比において所定比率以上に増加している企業を検知した場合に、自動的に当該企業の緊急時サイト用 Web ファイルを生成し、センターサーバ内の一般公開用のディレクトリに格納する手段と、当該企業の Web サーバに対し上記緊急時サイトの URL を送信し、一般ユーザの通信端末を当該緊急時サイトに導くためのリンク情報を、当該企業の公式サイト用 Web ファイル中に挿入するよう指令する手段とを備えたことを特徴としている。
【０００７】
このシステムの場合、特定企業の公式サイトに対するアクセス数が、例えば前日比あるいは前月同日比で数百％も増加しており、緊急事態発生の蓋然性が高い場合に、センターサーバの判断によって自動的に一般ユーザの通信端末を緊急時サイトに導くことが可能となる。
【０００８】
上記「リンク情報」としては、例えば「緊急時サイトを立ち上げました」といった案内用の定型テキストと、当該テキストに関連付けられた緊急時サイトのURL（Uniform Resource Locators）が該当する。
この場合、一般ユーザが当該企業の公式サイトにアクセスすると、Webブラウザ上に上記のテキストが目立つ状態で表示されており、これをクリックすることでユーザの通信端末が当該企業の緊急時サイトに自動的に接続されることとなる。
なお、各企業のWebサーバは、別ウィンドウを起動させるためのコマンド（コード）を、リンク情報の一部として公式サイト用Webファイル中に記述することもできる。
この結果、ユーザが上記テキストをクリックすると同時にWebブラウザの別ウィンドウが自動的に起動し、この別ウィンドウを通じて緊急時サイトに接続されることとなる。
【０００９】
請求項２に記載した緊急時企業情報公開システムは、請求項１のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、各企業のWebサーバから送信されたアクセスログ情報の中からアクセス数と共にアクセス元URLに関する情報を抽出する手段と、当該アクセス数及びアクセス元URLに関する情報を所定のデータベースに登録する手段と、当該企業に対する一般ユーザからのアクセス数情報及びアクセス元URL情報を含む企業担当者用Webファイルを生成し、各企業担当者の通信端末に送信する手段を備えたことを特徴としている。
一般ユーザがどのようなサイトを経由して公式サイトに導かれたのかを検討することにより、一般ユーザの意図やアクセス数の増加理由を推測できる場合があるため、アクセス数情報と共にアクセス元（リンク元）のURLを担当者に提供することが望ましい。
【００１０】
請求項３に記載した緊急時企業情報公開システムは、請求項１または２のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、特定企業の公式サイトに対する一般ユーザからのアクセス数が、前日比または前月同日比において所定比率以上に増加している企業を検知した場合に、警告文の記述された電子メールを生成し、当該企業担当者の電子メールアドレス宛に送信する手段を備えたことを特徴としている。
このように、緊急事態発生の蓋然性が高い場合には、警告メールを企業担当者に送信して注意を喚起することが望ましい。
【００１１】
請求項４に記載した緊急時企業情報公開システムは、請求項１〜３のシステムを前提とし、さらに、上記公式サイト用Webファイル中に予め緊急時サイトへの誘導用シールが挿入されており、各企業のWebサーバが、上記センターサーバから一般ユーザの通信端末を緊急時サイトに導くためのリンク情報の挿入指令が送信された場合に、当該緊急時サイトのURLを当該シールに関連付けて上記公式サイト用Webファイル中に記述する手段を備えたことを特徴としている。
このように、普段から企業の公式サイトに緊急時誘導用シールを表示させて一般ユーザに対する認知度を高めておけば、いざというときに一般ユーザを緊急時サーバに誘導し易くなる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１は、この発明に係る緊急時企業情報公開システム10の全体イメージを示すものであり、このシステム10の運用者が管理するセンターサーバ12と、各企業ユーザが管理する多数のWebサーバ14と、各企業の広報担当者16が管理するパソコン18と、一般ユーザ20が管理するパソコン22とが、インターネット24を介してネットワークを接続されている。
【００１３】
上記センターサーバ12は、WWW（World Wide Web）サーバ機能、メールサーバ機能、アプリケーションサーバ機能、認証サーバ機能、データベースサーバ機能等を備えており、実際には複数のワークステーションやパソコンをネットワーク接続することによって構成されている。
【００１４】
図２は、このシステム10の機能構成を示すブロック図であり、センターサーバ12は、アクセス解析部30と、シール設定部32と、データ登録部34と、Webページ処理部36と、電子メール処理部38と、データベース40とを備えている。
上記アクセス解析部30、シール設定部32、データ登録部34、Webページ処理部36、及び電子メール処理部38は、センターサーバ12を構成するコンピュータのＣＰＵが、ＯＳ及び専用アプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。
また、上記データベース40は、センターサーバ12を構成するコンピュータのハードディスク内に格納されている。このデータベース40には、各企業ユーザに関する情報や、広報担当者に関する情報、各企業の緊急時における公開情報などが企業IDに関連付けて登録されている。なお、各企業ユーザとシステム運用者との間では、事前にサービス利用契約が締結されている。
【００１５】
センターサーバ12には、各企業の広報担当者専用サイトＡと、各企業の緊急時サイトＢと、このシステム運用者のサービス告知用サイトＣとが設置されている。
これらの中、システム運用者のサイトＣは、常時一般ユーザの閲覧に供されている。また、緊急時サイトＢについては、各企業の担当者から公開の要求がセンターサーバ12に送信された場合にのみ、一般ユーザが閲覧可能となる。これに対し、担当者専用サイトＡは、各企業の担当者のみが閲覧可能であり、一般ユーザに対しては常時非公開とされている。
【００１６】
各企業ユーザのWebサーバ14は、ログデータ送信部42と、シール修正部44とを備えている。
上記ログデータ送信部42及びシール修正部44は、それぞれシステム運用者から供与された専用プログラムを、Webサーバ14を構成するコンピュータのＣＰＵが実行することによって実現される。
各企業のWebサーバ14には、当該企業の公式サイトＤが開設されている。
【００１７】
以下、図３のフローチャートにしたがい、このシステム10において実行される処理手順を説明する。
まず、一般ユーザ20は自己のパソコン22からインターネット24経由で特定企業のWebサーバ14にアクセスし（Ｓ10）、Webページの閲覧要求を送信する。
これを受けたWebサーバ14は、公式サイトＤ用のWebファイルをユーザ20のパソコン22に送信する（Ｓ11）。このWebファイルは、パソコン22のWebブラウザによってディスプレイ上に表示される。
ユーザ20は、このWebページを閲覧することにより、当該企業の一般的な情報を入手することができる。
【００１８】
また、このWebページ中には、システム運用者から各企業ユーザに対して発行された緊急時案内用のシール（一種のバナー）が表示されている。
図４の(ａ)に示すように、このシール50には、平常時にはこのシステム10のサービス名称や紋章が表記されると共に、サイトＣのURLがリンクされている。具体的には、Webファイル中にシール挿入用のタグが挿入されており、そこにおいてシールの画像ファイルやリンク先のURLが記述されている。
このため、ユーザが平常時にこのシールをクリックすると、システム運用者のサイトＣに移動し、当該企業がこのシステム10に加入していること、及び緊急事態発生時にはいち早く情報を公開する準備が整っていることを認識することができる。
【００１９】
Webサーバ14のログデータ送信部42からは、センターサーバ12のアクセス解析部30に対し、ログファイルが定期的に送信される（Ｓ12）。
例えば、ある企業の特定製品についてネット上でマイナス情報が流布された場合、これを閲覧した一般ユーザは取り敢えず当該企業の公式サイトにアクセスし、該当の製品に関する情報の収集を行うことが多い。
また、ある企業が不祥事を起こした場合にも、当該企業自身のコメント記事を閲覧する目的で、やはり一般ユーザは当該企業の公式サイトにアクセスする傾向がある。
このため、アクセス解析部30は、まず各企業のWebサーバ14から送信されたログファイルの中から、一般ユーザによるアクセス数を抽出する（Ｓ13）。
また、アクセス解析部30は、一般ユーザがどこのサイトから当該企業の公式サイトＤにアクセスして来たのかを示す情報、すなわちアクセス元（リンク元）のURLを抽出する機能も果たす。
アクセス解析部30によって抽出された一般ユーザのアクセス数情報、及びアクセス元のURL情報は、データ登録部34を介してデータベース40内に格納される（Ｓ14）。
【００２０】
一方、各企業の広報担当者16が、自己のパソコン18からインターネット24経由でセンターサーバ12の担当者専用サイトＡにアクセスし（Ｓ15）、ユーザID及びパスワードの入力を伴う認証ステップをクリアすると、Webページ処理部36によって生成された当該担当者専用のWebファイルが送信され（Ｓ16）、パソコン18の画面に表示される。
図５はその一例を示すものであり、「本日のアクセス数」欄には、当該企業の公式サイトＤに対する当日のアクセス数情報と共に、前日比及び前月同日比情報がパーセンテージで示されている。
また、「本日のアクセス元上位５サイト」欄には、一般ユーザがどのようなサイトを経由して当該企業の公式WebページＤに辿り着くケースが多かったのかが示されている。
【００２１】
企業の広報担当者16は、これらの情報を閲覧することによって緊急事態が迫っていることを確実に察知することができる。
例えば、本日のアクセス数が前日比で200％も増加している場合、異常事態と判断し、「アクセス元リスト」をクリックしてアクセス元情報の送信を要求する（Ｓ17）。これを受けたWebページ処理部36は、データベース40から当該企業のアクセス元情報を抽出し、パソコン18に送信する（Ｓ18）。
また、広報担当者16は「アクセスレポート」をクリックし、アクセス数の推移を示すデータの送信を要求することもできる（Ｓ19）。これを受けたWebページ処理部36は、時系列に沿ってアクセス数をプロットしたグラフを含むWebファイルを生成し、パソコン18に送信する（Ｓ20）。
これらの情報を広報担当者16が詳細にチェックした結果、自社の提携先企業や取引先企業、あるいは自社の記事が掲載されたマスコミのURLが大半を占めおり、しかも企業提携や新製品の発表直後にアクセスが集中している場合には、これらのニュースによって一般ユーザ20の関心を呼んだために一時的にアクセス数が増加したものと判断し、安心することができる。
【００２２】
これに対し、悪評高い掲示板サイトやブラックジャーナルのURLが多い場合には、緊急事態の発生と推定し、それぞれのサイトにアクセスして記述内容を個別にチェックする。
この結果、当該企業を誹謗中傷する記載や不祥事発生を告げる記事が掲載されている場合には、緊急サイト公開ステップに進む。
まず担当者は、「情報登録／変更」欄の「緊急時情報」をクリックし、緊急時情報の登録を要求する（Ｓ21）。
これを受けたWebページ処理部36からは、緊急時情報の入力フォーム（図示省略）がパソコン18に送信される（Ｓ22）。
つぎに担当者16は、この入力フォームを通じて、緊急時サイトＢのタイトルや会社の上層部から指示されたコメントを記述する。この際、記者会見のスケジュールが確定している場合には、その情報も合わせて記述される。また、動画ファイルのアップロードを行う場合には、当該動画ファイルの格納ディレクトリを特定する。
必要事項の記述が完了した時点で、「登録」ボタンをクリックして入力データを送信する（Ｓ23）。これを受けたデータ登録部34は、入力データをデータベース40に登録する（Ｓ24）。これを以て、緊急時サイトＢの公開準備が整う。
【００２３】
つぎに、広報担当者16が図５のWebページにおいて「緊急時サイト公開」ボタンをクリックすると（Ｓ25）、これを受けたWebページ処理部36は、当該企業の緊急時用Webファイルを生成し、所定のディレクトリに格納する（Ｓ26）。
同時に、シール設定部32から当該企業のWebサーバ14に対し、シール50の書き換えを指示する電文が送信される（Ｓ27）。この電文には、緊急時サイトＢのURL情報と、新たなシール画像のURL情報が含まれている。
これを受けたWebサーバ14のシール修正部44は、シール50のリンク情報をサイトＣのURLから緊急時サイトＢのURLに書き換えると共に、シール画像のURLを新たなURLに差し替える（Ｓ28）。
【００２４】
この結果、つぎに一般ユーザ20が当該企業の公式サイトＤにアクセスした場合には、図４の(ｂ)に示すように、Webページに表示されるシール50のデザインが緊急時仕様に変更される。
ここで、一般ユーザ20が表示された案内文にしたがってシール50をクリックすると（Ｓ29）、Webブラウザの別ウィンドウが起動すると同時に、パソコン22はリンク先である緊急時サイトＢに接続し、専用Webページの送信を要求する。
これを受けたWebページ処理部36は、当該企業の緊急時専用Webファイルを一般ユーザ20のパソコン22に送信する（Ｓ30）。
この結果、緊急時専用のWebページが、パソコン22の別ウィンドウ上に表示される。
【００２５】
図６はその一例を示すものであり、ユーザは「■更新情報」欄において当該企業の公式な説明や記者会見のスケジュール等を確認することが可能となる。
また、一般ユーザが「最新情報」をクリックすると、当該企業の広報担当者によって登録された緊急時情報の内容やリストがWebページ処理部36から送信され、パソコン22の画面上に表示される。
「連絡先一覧」をクリックすることで、一般ユーザ20は担当部署名や内線番号、電子メールアドレス等を知ることもできる。
企業の広報担当者16によって記者会見の模様を収録した動画ファイルがセンターサーバ12にアップロードされている場合、一般ユーザは当該動画ファイルをパソコン22上でストリーミング再生させることもできる。
【００２６】
企業の担当者16は、新たな情報が上層部から伝達される度に、上記の担当者専用サイトＡを通じて情報の更新を行う。
この結果、一般ユーザ20は緊急時サイトＢにおいて、常に最新の情報を閲覧することが可能となる。
なお、当該企業の危機的状況が解消した場合、緊急時サイトＢは閉鎖され、一般ユーザ20が閲覧することはできなくなる。具体的には、該当のWebページが公開時のディレクトリから削除されると共に、公式Webページ上のシール50も平常時仕様に書き換えられ（図４(ａ)）、リンク先もシステム10のサイトＣに変更される。
【００２７】
図６の緊急時サイト上において、一般ユーザが「更新情報お知らせメール登録」ボタンをクリックすると、Webページ処理部36からメールアドレス入力フォームがパソコン22に送信され、画面表示される（図示省略）。
一般ユーザ20がこのフォームに自己の電子メールアドレスを入力して返信すると、この電子メールアドレスが当該企業に関連付けられてデータベース40内に登録される。
以後、その企業の担当者16によって新たな情報がデータベース40内にアップロードされる度に、電子メール処理部38によって報告用電子メールが生成され、当該電子メールアドレスに宛てて送信されることとなる。
【００２８】
なお、緊急事態発生時に緊急時サイトＢを迅速に開設できるようにするため、企業の広報担当者16は、上記の担当者専用サイトＡを通じ、平時から連絡先情報や関連リンク集情報といった基礎的な情報をデータベース40に登録しておくことが望ましい。
【００２９】
上記にあっては、企業の広報担当者16が自発的に専用サイトＡを閲覧して緊急事態の発生を察知する例を説明したが、忙しさに紛れて閲覧を怠り、手遅れとなる危険性もある。
そこで、このシステム10では緊急事態の発生が推定される場合に、担当者16に対して自動的に警告を発する機能を備えている。
すなわち、電子メール処理部38は定期的に（例えば１日に１回）データベース40を参照し、各企業毎にアクセス数の増加率をチェックする。
そして、アクセス数が前日比あるいは前月同日比において所定比率以上増加している企業に対しては、「貴社のホームページに対するアクセス数が異常に増加してます。確認して下さい。」といった警告文が記述された電子メールを自動生成し、当該企業の広報担当者16に宛てて送信する。
【００３０】
これを受信した広報担当者16は、直ちに自社の専用サイトＡを訪れ、図５に示した担当者用Webページを通じて事の真偽を確認することができる。
なお、一般ユーザ20からのアクセス数がどの程度増加したら警告メールを送信するのかについては、各企業毎に自由に設定することができる。
【００３１】
また、一般ユーザ20からのアクセス数が一定比率を超えて上昇した場合に、システム10の側で自動的に緊急時サイトＢを公開するように運用することもできる。
この場合、Webページ処理部36は定期的に（例えば１日に１回）データベース40を参照し、各企業毎にアクセス数の増加率をチェックする。
そして、アクセス数が前日比あるいは前月同日比において所定比率以上に増加している企業を検知した場合、事前に準備されていた情報を基に緊急時用のWebファイルを生成し、一般ユーザ20がアクセス可能なディレクトリに格納する。
同時に、シール設定部32及びシール修正部44により、当該企業の公式サイトＤにおけるシール50の表示を緊急時仕様に変更させる。
この結果、一般ユーザ20を企業の公式サイトＤから緊急時サイトＢに遅滞なく誘導することが可能となる。
【００３２】
もちろん、この時点では緊急時サイトＢに目新しい情報は掲載されておらず、「更新情報」欄には「確認中」や「準備中」の定型文が表示されることとなるが、少なくとも緊急事態に対処しようとする企業の姿勢を一般ユーザ20にアピールすることができる。
また、一般ユーザ20からのアクセス数を緊急時サイトＢに分散することが可能となり、回線容量オーバーによって公式サイトＤがダウンすることを回避できる。
この場合も、電子メール生成部38から広報担当者16に対して上記と同様の警告メールが送信されるため、担当者16によって比較的早期に第一報が緊急時サイトＢに掲載されることが期待できる。
【００３３】
上記にあっては、企業の公式サイトＤに予めシール50を埋設しておき、緊急事態発生時にはシール設定部32及びシール修正部44の協働によってシール50のデザイン及びリンク先のURLを書き換えることで一般ユーザ20を緊急時サイトＢに誘導する例を説明したが、この発明はこれに限定されるものではない。
例えば、緊急事態発生時において、センターサーバ12のリンク設定部（図示省略）からWebサーバ14に対し「緊急時サイトを公開しました」といった内容のテキストと緊急時サイトＢのURLが送信され、これを受けたWebサーバ14のリンク挿入部（図示省略）が公式サイト用Webファイル中に上記テキストを記述するように構成することもできる。
この場合、公式サイトＤのWebページ中でマークアップ表示された上記テキストを一般ユーザ20がクリックすると、パソコン22は当該テキストに関連付けられたURLに従って自動的に緊急時サイトＢに接続され、Webブラウザ上に緊急時専用のWebページが表示される。
この際、上記テキストにWebブラウザの別ウィンドウを自動的に起動させるためのコマンドを関連付けておき、当該別ウィンドウを通じてパソコン22を緊急時サイトＢに接続させることもできる。
【００３４】
あるいは、一般ユーザ20が企業の公式サイトＤにアクセスすると同時に、パソコン22上でWebブラウザの別ウィンドウが自動的に起動し、当該別ウィンドウ上に緊急時サイトＢが表示されるように運用することもできる。
このためには、緊急事態発生時において、センターサーバ12のリンク設定部（図示省略）からWebサーバ14に対し緊急時サイトＢのURLと共に必要なコマンドの挿入指令を送信すると共に、これを受けたWebサーバ14のリンク挿入部（図示省略）が、公式サイト用Webファイル中に上記URL及び必要なコマンドを記述すればよい。
【００３５】
【発明の効果】
この発明に係る緊急時企業情報公開システムによれば、特定企業の公式サイトに対するアクセス数が、例えば前日比あるいは前月同日比で数百％も増加しており、緊急事態発生の蓋然性が高い場合に、センターサーバの判断によって自動的に緊急時サイトを立ち上げ、一般ユーザの通信端末を迅速に緊急時サイトに導くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る緊急時企業情報公開システムの全体構成を示すイメージ図である。
【図２】このシステムの機能構成を示すブロック図である。
【図３】このシステムにおいて実行される処理手順を示すフローチャートである。
【図４】公式サイトのWebページ中に表示されるシールを示す説明図である。
【図５】企業担当者専用サイトの表示例を示すレイアウト図である。
【図６】緊急時サイトの表示例を示すレイアウト図である。
【符号の説明】
10 緊急時企業情報公開システム
12 センターサーバ
14 各企業ユーザのWebサーバ
16 各企業の広報担当者
18 広報担当者のパソコン
20 一般ユーザ
22 一般ユーザのパソコン
24 インターネット
30 アクセス解析部
32 シール設定部
34 データ登録部
36 Webページ処理部
38 電子メール処理部
40 データベース
50 シール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an emergency company information disclosure system, particularly when an emergency situation occurs for a company, such as a food poisoning incident or serious accident, an arrest of an executive employee, or the dissemination of slander information. It is related with the system which makes it possible to start up the Web site and transmit corporate information to the general public.
[0002]
[Prior art]
The WWW (World Wide Web) of the Internet is extremely effective as a means of widely disseminating corporate information to the general public. Currently, many companies have launched their own homepages to transmit information.
As a result, general users can obtain information about the company's philosophy, history, and executive structure by accessing the company's website from a personal computer or mobile phone, and obtaining information on the company's products and services and job openings. Can do.
[0003]
In this way, while the Internet's WWW is effective as a means of transmitting corporate information, negative information is disseminated on the Internet by malicious users, and the corporate image is severely damaged and stock prices crash. Threats have emerged.
In order to minimize such reputational damage on the Internet, “online patrol” is one of the measures taken so far.
This is done in advance by picking up sites that can be malicious information sources such as slander and dissemination of rumors, performing search processing using keywords as company names and brand names, and collecting the results in a report. This service provides feedback to companies.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when doing slander on the net, it is rare that the company name or brand name is accurately described, and it is normal to use covert letters or hits, so if you do not hit by mechanical keyword search There are many.
In addition, a list of search results is usually only sent to company representatives on a regular basis, which can be tedious and too late to find dangerous signals buried in large amounts of information. It was.
In addition, if a risk is detected in advance, it is essential to immediately disseminate information such as formal counter-arguments and explanations as a company to minimize the spread of damage. Unless a crisis management system is in place, the response will be delayed and the corporate image will be further damaged.
For example, in the event of an emergency situation, it is extremely effective to publish explanatory text from the top of the company through the company's homepage or to distribute a moving image that captures a press conference pattern. However, it is practically difficult to quickly update the homepage in a confused situation, and there is a risk of buying a general user's rebellion as an “insensitive company without reflection” by leaving out the contents as usual.
[0005]
This invention has been devised to solve the above-mentioned conventional problems, and can detect a danger signal relating to a specific company in advance, and quickly establish a dedicated website in the event of an emergency to publish company information. It aims to realize a system that can do this.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an emergency company information disclosure system according to claim 1 includes an emergency company information provided with a center server and a Web server of each company user connected to the center server via the Internet. A public system in which each company's Web server transmits a Web file for the official website of the company to a general user's communication terminal, and means for transmitting access log information from the general user to the center server And a means for inserting link information for guiding a general user's communication terminal to the emergency site of the company into the official site web file based on a command from the center server. Means for extracting information on the number of accesses from the access log information transmitted from the Web server of each company, and the access Means for registering information about the number in a predetermined database periodically checks the number of accesses from the general user to the website of the company, the number of accesses has increased more than a predetermined ratio in the previous day or the previous month on the same day ratio when detecting the companies automatically the generated emergency site for Web files companies, means for storing in the directory for public in the center server, to a Web server of the company said emergency site It is characterized by comprising means for sending a URL and instructing to insert link information for guiding a general user's communication terminal to the emergency site into the Web file for the company's official site .
[0007]
In this system, the number of accesses to the official website of a specific company has increased by several hundred percent, for example, compared to the previous day or the same day of the previous month. It becomes possible to guide a general user's communication terminal to the emergency site.
[0008]
As the “link information”, for example, a standard text for guidance such as “Emergency site has been set up” and a URL (Uniform Resource Locators) of an emergency site associated with the text are applicable.
In this case, when a general user accesses the company's official website, the above text will be displayed prominently on the web browser. Clicking on this will automatically bring the user's communication terminal to the company's emergency site. Will be connected.
Each company's Web server can also write a command (code) for starting another window in the Web file for the official website as part of the link information.
As a result, when the user clicks on the above text, another window of the Web browser is automatically activated and connected to the emergency site through this separate window.
[0009]
The emergency company information disclosure system described in claim 2 is based on the system of claim 1, and the center server accesses the access source URL together with the number of accesses from the access log information transmitted from the Web server of each company. A means for extracting information about the number of accesses, means for registering information on the number of accesses and access source URLs in a predetermined database, and a Web file for a person in charge of the company including access number information and access source URL information from general users for the company Is generated and transmitted to the communication terminal of the person in charge of each company.
Since it may be possible to infer the general user's intention and the reason for the increase in the number of accesses by examining what kind of site the general user has led to the official site, the access source (link) It is desirable to provide the original URL to the person in charge.
[0010]
The emergency company information disclosure system according to claim 3 is based on the system according to claim 1 or 2, and further, the center server is configured such that the number of accesses from general users to the official site of a specific company is the same as the previous day or the same day of the previous month. When a company whose ratio has increased to a predetermined ratio or more is detected, it has a means for generating an e-mail with a warning text and sending it to the e-mail address of the person in charge of the company. .
Thus, when there is a high probability that an emergency situation will occur, it is desirable to alert the company staff by sending a warning mail.
[0011]
The emergency company information disclosure system described in claim 4 is based on the system of claims 1 to 3, and further includes a seal for guiding to an emergency site in advance in the official website web file, When each company's Web server sends a link information insertion command to guide the general user's communication terminal to the emergency site from the center server, the official site URL is associated with the seal and the official It is characterized by the means to describe in the Web file for the site.
In this way, if the emergency guidance seal is displayed on the official website of a company to increase the level of recognition for the general user, the general user can be easily guided to the emergency server in case of emergency.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an overall image of an emergency company information disclosure system 10 according to the present invention. A center server 12 managed by an operator of the system 10 and a number of Web servers 14 managed by each company user. A personal computer 18 managed by a public relations person 16 of each company and a personal computer 22 managed by a general user 20 are connected to a network via the Internet 24.
[0013]
The center server 12 has a WWW (World Wide Web) server function, a mail server function, an application server function, an authentication server function, a database server function, and the like. In practice, a plurality of workstations and personal computers are connected to the network. It is constituted by.
[0014]
FIG. 2 is a block diagram showing the functional configuration of the system 10. The center server 12 includes an access analysis unit 30, a seal setting unit 32, a data registration unit 34, a web page processing unit 36, and an e-mail process. The unit 38 and the database 40 are provided.
The access analysis unit 30, seal setting unit 32, data registration unit 34, web page processing unit 36, and e-mail processing unit 38 are processes required by the CPU of the computer constituting the center server 12 in accordance with the OS and the dedicated application program. It is realized by executing.
The database 40 is stored in a hard disk of a computer that constitutes the center server 12. In this database 40, information on each company user, information on a public relations person, public information of each company in an emergency, and the like are registered in association with the company ID. A service use contract is concluded in advance between each company user and the system operator.
[0015]
The center server 12 is provided with a site A dedicated to public relations of each company, an emergency site B of each company, and a service notification site C of this system operator.
Among these, the site C of the system operator is always available for browsing by general users. Further, the emergency site B can be browsed by a general user only when a disclosure request is transmitted from the person in charge of each company to the center server 12. On the other hand, the person-in-charge site A can be browsed only by persons in charge at each company, and is always open to general users.
[0016]
Each company user's Web server 14 includes a log data transmission unit 42 and a seal correction unit 44.
The log data transmission unit 42 and the seal correction unit 44 are realized by the CPU of the computer constituting the Web server 14 executing a dedicated program provided by the system operator.
Each company's Web server 14 has an official website D of the company.
[0017]
The processing procedure executed in the system 10 will be described below according to the flowchart of FIG.
First, the general user 20 accesses the Web server 14 of a specific company from the personal computer 22 via the Internet 24 (S10), and transmits a Web page browsing request.
Receiving this, the Web server 14 transmits the Web file for the official site D to the personal computer 22 of the user 20 (S11). This Web file is displayed on the display by the Web browser of the personal computer 22.
The user 20 can obtain general information of the company by browsing this Web page.
[0018]
In addition, an emergency information sticker (a kind of banner) issued by the system operator to each company user is displayed on the Web page.
As shown in FIG. 4A, the service name and the emblem of the system 10 are written on the seal 50 at normal times, and the URL of the site C is linked. Specifically, a tag for inserting a sticker is inserted in the Web file, and an image file of the sticker and a link destination URL are described there.
For this reason, when the user clicks this seal in normal times, the user moves to the site C of the system operator, and the company is subscribed to the system 10 and is ready to publish information as soon as an emergency occurs. I can recognize that.
[0019]
A log file is periodically transmitted from the log data transmission unit 42 of the Web server 14 to the access analysis unit 30 of the center server 12 (S12).
For example, when negative information is circulated on the net for a specific product of a certain company, a general user who browses the information often accesses the official site of the company and collects information on the product.
Also, even when a company has a scandal, general users tend to access the company's official website for the purpose of browsing the company's own comment articles.
For this reason, the access analysis unit 30 first extracts the number of accesses by general users from the log file transmitted from the Web server 14 of each company (S13).
The access analysis unit 30 also functions to extract information indicating from which site the general user has accessed the official site D of the company, that is, the URL of the access source (link source).
The general user access number information and the access source URL information extracted by the access analysis unit 30 are stored in the database 40 via the data registration unit 34 (S14).
[0020]
On the other hand, when the public relations person 16 of each company accesses the dedicated site A for the person in charge of the center server 12 from the personal computer 18 via the Internet 24 (S15) and clears the authentication step involving the input of the user ID and password, The web file dedicated to the person in charge generated by the web page processing unit 36 is transmitted (S16) and displayed on the screen of the personal computer 18.
FIG. 5 shows an example of this. In the “Number of accesses today” column, information on the number of accesses to the official site D of the company on the current day, and ratio information on the previous day and the same day of the previous month are shown as percentages.
Also, in the “Today's Top 5 Access Source Sites” column, it is shown what sites the general user has used to reach the official Web page D of the company.
[0021]
The public relations person 16 of the company can surely detect that an emergency is imminent by browsing the information.
For example, if the number of accesses today is increased by 200% compared to the previous day, it is determined that there is an abnormal situation, and the “access source list” is clicked to request transmission of access source information (S17). Receiving this, the web page processing unit 36 extracts the access source information of the company from the database 40 and transmits it to the personal computer 18 (S18).
Further, the public relations person 16 can click the “access report” to request transmission of data indicating the transition of the number of accesses (S19). Receiving this, the web page processing unit 36 generates a web file including a graph in which the number of accesses is plotted along the time series, and transmits it to the personal computer 18 (S20).
As a result of a detailed check of the information by the spokesperson 16, most of the URLs of the company's affiliated companies and business partners, or the media where their articles are posted, and corporate announcements and announcements of new products If access is concentrated immediately after that, it can be relieved that the number of accesses has temporarily increased because of the interest of the general user 20 due to these news.
[0022]
On the other hand, if there are a lot of badly-published bulletin board sites and black journal URLs, it is estimated that an emergency has occurred, and the contents of the descriptions are checked individually by accessing each site.
As a result, if a description that slanders the company or an article that reports the occurrence of a scandal is posted, the process proceeds to the emergency site release step.
First, the person in charge clicks “emergency information” in the “information registration / change” column to request registration of emergency information (S21).
Upon receiving this, an emergency information input form (not shown) is transmitted from the web page processing unit 36 to the personal computer 18 (S22).
Next, the person in charge 16 describes the title of the emergency site B and the comment instructed from the upper part of the company through this input form. At this time, if the press conference schedule is fixed, the information is also described. When uploading a moving image file, the storage directory of the moving image file is specified.
When the description of necessary items is completed, the input data is transmitted by clicking the “Register” button (S23). Receiving this, the data registration unit 34 registers the input data in the database 40 (S24). With this, the emergency site B is ready for release.
[0023]
Next, when the spokesperson 16 clicks the “emergency site disclosure” button on the web page of FIG. 5 (S25), the web page processing unit 36 that receives this generates an emergency web file for the company. Then, it is stored in a predetermined directory (S26).
At the same time, a message for instructing rewriting of the seal 50 is transmitted from the seal setting unit 32 to the Web server 14 of the company (S27). This message includes URL information of the emergency site B and URL information of a new sticker image.
Receiving this, the seal correcting unit 44 of the Web server 14 rewrites the link information of the seal 50 from the URL of the site C to the URL of the emergency site B, and replaces the URL of the seal image with a new URL (S28).
[0024]
As a result, when the general user 20 next accesses the official site D of the company, the design of the seal 50 displayed on the web page is changed to the emergency specification as shown in FIG. The
Here, when the general user 20 clicks the sticker 50 in accordance with the displayed guidance text (S29), a separate window of the web browser is activated, and at the same time, the personal computer 22 connects to the emergency site B that is the link destination, and the dedicated web Request to send a page.
Receiving this, the web page processing unit 36 transmits the emergency web file for the company to the personal computer 22 of the general user 20 (S30).
As a result, the emergency web page is displayed on another window of the personal computer 22.
[0025]
FIG. 6 shows an example, and the user can confirm the official explanation of the company, the schedule of the press conference, etc. in the “■ Update Information” column.
When a general user clicks “latest information”, the contents and list of emergency information registered by a public relations person of the company are transmitted from the web page processing unit 36 and displayed on the screen of the personal computer 22.
By clicking “Contact list”, the general user 20 can also know the department name, extension number, e-mail address, etc. in charge.
When a moving image file containing a press conference pattern is uploaded to the center server 12 by a corporate public relations person 16, a general user can also stream the moving image file on the personal computer 22.
[0026]
The person in charge 16 of the company updates the information through the person-in-charge dedicated site A every time new information is transmitted from the upper layer.
As a result, the general user 20 can always browse the latest information on the emergency site B.
When the crisis situation of the company is resolved, the emergency site B is closed and cannot be viewed by the general user 20. Specifically, the corresponding Web page is deleted from the directory at the time of publication, and the seal 50 on the official Web page is rewritten to the normal specification (FIG. 4A), and the link destination is also the site C of the system 10 Changed to
[0027]
When the general user clicks the “Register Update Information Notification Mail” button on the emergency site shown in FIG. 6, an e-mail address input form is transmitted from the web page processing unit 36 to the personal computer 22 and displayed on the screen (not shown).
When the general user 20 enters his / her e-mail address in this form and returns, the e-mail address is registered in the database 40 in association with the company.
Thereafter, every time new information is uploaded into the database 40 by the person in charge 16 of the company, a report email is generated by the email processing unit 38 and is sent to the email address. .
[0028]
In addition, in order to be able to quickly open the emergency site B in the event of an emergency, the public relations person 16 of the company, through the above-mentioned person-only site A, provides basic information such as contact information and related link collection information from normal times. It is desirable to register such information in the database 40.
[0029]
In the above example, the company public relations officer 16 voluntarily browses the dedicated site A to detect the occurrence of an emergency, but there is a risk that it will be too late to be browsed due to busyness. There is also.
Therefore, the system 10 has a function of automatically issuing a warning to the person in charge 16 when an emergency situation is estimated.
That is, the e-mail processing unit 38 refers to the database 40 periodically (for example, once a day) and checks the rate of increase in the number of accesses for each company.
And for companies whose number of accesses has increased by more than a predetermined ratio compared to the previous day or the same month of the previous month, a warning message such as "The number of accesses to your website has increased abnormally. Please check." The described electronic mail is automatically generated and sent to the public relations person 16 of the company.
[0030]
Upon receiving this, the public relations person 16 can immediately visit the company's dedicated site A and confirm the truth of the matter through the person-in-charge web page shown in FIG.
Note that how much the number of accesses from the general user 20 is increased and the warning mail is transmitted can be freely set for each company.
[0031]
Further, when the number of accesses from the general user 20 exceeds a certain ratio, the emergency site B can be automatically opened on the system 10 side.
In this case, the Web page processing unit 36 refers to the database 40 periodically (for example, once a day) and checks the rate of increase in the number of accesses for each company.
When a company whose number of accesses has increased by more than a predetermined ratio compared to the previous day or the same day of the previous month is detected, an emergency web file is generated based on information prepared in advance. Store in an accessible directory.
At the same time, the seal setting unit 32 and the seal correction unit 44 change the display of the seal 50 on the official site D of the company to emergency specifications.
As a result, the general user 20 can be guided from the corporate official site D to the emergency site B without delay.
[0032]
Of course, at this time, no new information is posted on the emergency site B, and the "update information" column will display the boilerplate text "Checking" or "Preparing". It is possible to appeal to the general user 20 the attitude of the company trying to deal with the problem.
In addition, the number of accesses from the general user 20 can be distributed to the emergency site B, and the official site D can be prevented from going down due to the excess of the line capacity.
Also in this case, since the same warning mail as above is sent from the e-mail generator 38 to the public relations person 16, the first notice is posted on the emergency site B relatively early by the person 16 Can be expected.
[0033]
In the above case, the seal 50 is embedded in the company's official site D in advance, and the design of the seal 50 and the URL of the link destination are rewritten in cooperation with the seal setting unit 32 and the seal correction unit 44 in the event of an emergency. In the above example, the general user 20 is guided to the emergency site B. However, the present invention is not limited to this.
For example, in the event of an emergency, the link setting unit (not shown) of the center server 12 sends a text with the content “Emergency site has been released” and the URL of the emergency site B to the web server 14. The link insertion unit (not shown) of the Web server 14 that has received the above can be configured to describe the text in the official site Web file.
In this case, when the general user 20 clicks on the above-mentioned text marked up on the web page of the official site D, the personal computer 22 is automatically connected to the emergency site B according to the URL associated with the text, and the web browser An emergency web page is displayed above.
At this time, a command for automatically starting another window of the Web browser can be associated with the text, and the personal computer 22 can be connected to the emergency site B through the separate window.
[0034]
Or, the general user 20 accesses the company's official site D, and at the same time, another web browser window is automatically started on the personal computer 22, and the emergency site B is displayed on the other window. You can also.
For this purpose, in the event of an emergency situation, the link setting unit (not shown) of the center server 12 sends an instruction to insert a necessary command together with the URL of the emergency site B to the Web server 14 and receives it. The link insertion unit (not shown) of the Web server 14 may describe the URL and necessary commands in the official site Web file.
[0035]
【The invention's effect】
According to the emergency company information disclosure system according to the present invention, the number of accesses to the official website of a specific company has increased by several hundred percent, for example, compared to the previous day or the same day of the previous month, and there is a high probability that an emergency will occur. It is possible to automatically set up an emergency site according to the judgment of the center server, and to promptly bring a general user's communication terminal to the emergency site.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an image diagram showing an overall configuration of an emergency company information disclosure system according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a functional configuration of this system.
FIG. 3 is a flowchart showing a processing procedure executed in this system.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a sticker displayed on a web page of an official site.
FIG. 5 is a layout diagram showing a display example of a site exclusively for company staff.
FIG. 6 is a layout diagram showing a display example of an emergency site.
[Explanation of symbols]
10 Emergency company information disclosure system
12 Center server
14 Web server of each company user
16 Corporate spokespersons
18 Public relations personal computer
20 General users
22 PCs for general users
24 Internet
30 Access Analysis Department
32 Seal setting section
34 Data registration section
36 Web page processing section
38 Email processing department
40 database
50 seals

Claims

An emergency company information disclosure system comprising a center server and a Web server of each company user connected to the center server via the Internet,
Each company's Web server has a means for transmitting the company's official website Web file to the communication terminal of the general user,
Means for transmitting access log information from a general user to the center server;
Based on a command from the center server, it has means for inserting link information for guiding a general user's communication terminal to the emergency site of the company into the official website web file,
The center server includes means for extracting information related to the number of accesses from access log information transmitted from each company's Web server;
Means for registering information on the number of accesses in a predetermined database;
Regularly check the number of accesses from general users to the official website of each company, and if a company whose number of accesses has increased by more than a predetermined ratio compared to the previous day or the same day of the previous month is detected automatically A means for generating an emergency site Web file and storing it in a public directory in the center server;
Send the URL of the emergency site to the company's Web server, and instruct that the link information for directing the general user's communication terminal to the emergency site be inserted into the company's official website web file. emergency enterprise information release system, characterized in that a means.

The center server is a means for extracting information about the access source URL together with the number of accesses from the access log information transmitted from the Web server of each company,
Means for registering information on the number of accesses and access source URL in a predetermined database;
The apparatus according to claim 1, further comprising means for generating a Web file for a company manager including information on the number of accesses from general users to the company and access source URL information, and transmitting the file to a communication terminal of each company manager. The listed emergency company information disclosure system.

When the above-mentioned center server detects a company in which the number of accesses from general users to the official website of a specific company has increased more than a predetermined ratio compared to the previous day or the same day of the previous month, it will send an email with a warning text. The emergency company information disclosing system according to claim 1 or 2, further comprising means for generating and transmitting to the e-mail address of the person in charge of the company.

In the web file for the official website above, a sticker for guiding to the emergency site is inserted in advance.
When a link information insertion command for guiding a general user's communication terminal to an emergency site is sent from the center server, each company's Web server associates the URL of the emergency site with the seal and The emergency company information disclosure system according to any one of claims 1 to 3, further comprising means for describing in a Web file for a site.