JP4081651B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続されて使用され、情報の記録出力を行う記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、記録装置で情報の記録出力を行う際には、コンピュータから情報を記録装置に転送して行う。以前記録出力させた情報を再び記録出力させたい場合もあるが、このような場合にも、コンピュータから情報を記録装置に再度送り、記録出力させていた。しかし、先に記録出力させた情報をどこに保存していたのかが分からなくなっていたり、誤って情報を削除してしまっていたなど、記録出力することができない場合も発生している。
【0003】
このような問題に対する一つの解決方法として、記録装置内に記録出力済みの情報を保存しておき、後で同じ情報の記録出力を行う場合には、記録装置内に保存されている情報の記録出力の指示を行うだけで、当該情報の記録出力を行う技術が開発されている。しかし、このような技術では記録装置内に膨大な記憶領域を確保しておかなければならず、記録装置のコストを押し上げてしまうという問題があった。
【0004】
また、記録装置とは別にプリントサーバを設け、記録出力させる場合には必ずプリントサーバを経由して情報を記録装置に転送する技術が開発されている。このような構成のプリントシステムにおいて、さらに、記録装置に転送した情報をプリントサーバ内に蓄積しておいて、同じ情報を記録出力させる際には蓄積しておいた情報を記録装置に転送し、記録出力を行わせる技術も開発されている。
【0005】
しかしこのような構成では、記録出力のために専用のプリントサーバが必要になるとともに、直接記録装置に情報を転送する場合に比べて、プリントサーバへの情報の転送とプリントサーバから記録装置への情報の転送が必要になるため、ネットワーク上には2倍のトラフィックが発生する。さらに、このようなプリントサーバは複数台の記録装置を集中管理する場合も多く、再度の記録出力のために記録出力した情報を検索する際には、非常に多くの情報あるいは履歴情報の中から探さなければならず、困難な作業を強いられるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、以前に記録出力した情報を容易に再度記録出力することができるとともに、コストを抑えた記録装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記録装置において、ネットワークを通じて通信が可能な通信手段と、情報の記録出力を行う記録手段と、前記通信手段で外部から受け取った情報と該情報を管理するための識別情報を前記記録手段に記録させるとともに前記情報に識別情報を付して前記通信手段からファイルサーバへ転送し前記識別情報を含む記録出力の履歴を生成する制御手段と、前記履歴を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記通信手段を介して識別情報の少なくとも一部を含む取り出し要求を受け取ると、前記記憶手段が記憶している前記履歴を参照して該当する情報を特定し、前記ファイルサーバに対して前記取り出し要求の要求元に対する要求された情報の転送を要求することを特徴とするものである。
【0008】
また本発明は、記録装置において、ネットワークを通じて通信が可能な通信手段と、情報の記録出力を行う記録手段と、前記通信手段で外部から受け取った情報と該情報を管理するための識別情報を前記記録手段に記録させるとともに前記情報に識別情報を付して前記通信手段からファイルサーバへ転送し前記識別情報を含む記録出力の履歴を生成する制御手段と、前記履歴を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記通信手段を介して識別情報の少なくとも一部を含む記録出力の要求を受け取ると、前記記憶手段が記憶している前記履歴を参照して該当する情報を特定し、前記ファイルサーバに対して情報の転送を要求し、前記記録出力が要求された前記情報を前記ファイルサーバから取得して前記記録手段に記録出力させることを特徴とするものである。
【0009】
前記制御手段は、前記識別情報の記録手段による記録および前記ファイルサーバへの転送を外部からの指示に応じて行うように構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムの一例を示す構成図である。図中、1は記録装置、2はクライアント装置、3はファイルサーバ、4はネットワーク、11は制御部、12は通信部、13は記録部、14は履歴記憶部である。図1に示すシステムにおいては、本発明の記録装置1と、クライアント装置2と、ファイルサーバ3とがネットワーク4により結ばれている。ネットワーク4には、これらの各装置の他、種々の装置が接続されていてよい。また、ネットワーク4はLANのほか、一部がインターネットなどで構成されていてもよい。クライアント装置2は、一般的なコンピュータなどでよく、ネットワーク4を利用した通信が可能な装置である。ここではクライアント装置2から情報の記録出力を要求するものとする。またファイルサーバ3も一般的に用いられているものであり、各種の情報を蓄積することができ、また要求に応じてネットワーク4を通じて情報を転送することができる。
【0011】
記録装置1は、ネットワーク4を介して送られてくる情報を記録出力するものである。このとき、後述するようにファイルサーバ3を利用して記録出力した情報の管理を行う機能を有している。記録装置1は、制御部11、通信部12、記録部13、履歴記憶部14等を有して構成されている。
【0012】
制御部11は、記録装置1全体を制御し、情報の記録出力を制御する。具体的には、通信部12でネットワーク4を通じて受け取った情報に対して、適宜処理を施した後、記録部13に情報(画像)を渡して記録出力を行わせる。このとき、記録出力した情報を保存する旨の指示がある場合、あるいは記録出力した情報保存しない旨の指示がない場合には、記録出力した情報に文書番号などの識別情報を付し、通信部12からネットワーク4を通じてファイルサーバ3へ転送する。これによって記録出力した情報はファイルサーバ3に蓄積される。それとともに制御部11は、転送した情報の識別情報を含む記録出力の履歴情報を生成し、履歴記憶部14に記憶させる。なお、情報の記録出力の際に、ファイルサーバ3に情報を転送する際に付した識別情報やファイル名、出力日時などの各種の情報を付加し、例えば用紙の端などに記録出力しておく。あるいは、記録出力とは別に、例えば記録出力の要求元に対して識別情報を返送するように構成してもよい。
【0013】
また制御部11は、通信部12でネットワーク4を通じて以前に記録出力した情報の取り出し要求を受け付ける。このとき、識別情報の少なくとも一部を特定する情報も受け取る。この要求を受け取った場合には、履歴記憶部14に記憶されている履歴情報を参照し、該当する情報を特定する。情報が特定されたら、当該情報を要求元へ転送するように、通信部12からネットワーク4を通じてファイルサーバ3へ要求する。このときのファイルサーバ3への要求は、例えば識別情報を要求元に転送して、要求元からファイルサーバ3に対して転送要求を送るように構成してもよい。また、例えば以前に記録出力した情報を再度記録出力する要求を受け付けた場合には、ファイルサーバ3から記録装置1への情報の転送を要求し、ファイルサーバ3から受け取った情報を記録部13で記録出力するように構成してもよい。
【0014】
通信部12は、ネットワーク4を通じてクライアント装置2やファイルサーバ3などと通信を行い、記録出力すべき情報の受け取りや記録出力した情報の転送、その他各種の要求情報の送受信などを行う。記録部13は、情報を例えば用紙等に記録出力する。記録方法は任意である。履歴記憶部14は、制御部11で作成した記録出力時の履歴を記憶する。
【0015】
次に、本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムの動作について説明する。図2は、本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける記録出力時の動作の一例を示すフローチャート、図3は、同じく記録出力時の動作の一例の説明図である。記録装置1で情報の記録出力を行わせる場合には、図3において▲1▼で示すように、クライアント装置2から記録出力させる情報を記録装置1に対して転送する。このとき、記録出力した情報を保存するか否かを示す情報を付加しておく。なお、記録出力させる情報は、例えば各種のPDL(Page Description Language)によって記述されたデータや、その他の種々のフォーマットのデータでよい。
【0016】
記録装置1では、S21において情報を受信したか否かを判定する。記録装置1が受信する情報には、後述する再記録出力時の要求情報などもあるが、ここでは記録出力すべき情報を受信したか否かを判定する。記録出力すべき情報を受信したら、S22において、記録出力した情報を保存するか否かを示す情報を判定する。記録出力した情報を保存しない設定である(あるいは保存する設定がなされていない)場合には、S23において、受け取った情報をラスタライズし、記録部13で記録出力する(図3の▲2▼)。この場合、受け取った情報は記録出力後に削除される。この場合には受け取った情報はファイルサーバ3へ転送されないので、データ転送はクライアント装置2から記録装置1への転送のみであり、ネットワーク4のトラフィック量は少なくて済む。
【0017】
S22で記録出力した情報を保存する設定である(あるいは保存しない設定がなされていない)と判定された場合には、S24以降の処理を行う。S24において受け取った情報をラスタライズした後、S25において、受け取った情報を管理するための文書番号などの識別情報を生成して同じくラスタライズし、例えば用紙の端などに記録されるように合成する。このとき、情報を受け取った日時や送られてきた情報のファイル名など、各種の情報についても合成してもよい。そしてS26において、ラスタライズしたデータを記録部13で記録出力する。図3では▲2▼として示している。
【0018】
続いて、記録出力した情報をファイルサーバ3へ転送する処理を行う。ファイルサーバ3へ転送する情報は、受け取った情報そのものでもよいし、記録出力の際に生成したラスタライズしたデータでもよいが、ここではS27においてPDF(Portable Document Format)に変換している。そしてS28において、変換したPDFデータをファイルサーバ3へ転送する。図3においては▲3▼として示している。ファイルサーバ3へ転送する際には、S25で付加した文書番号などの識別情報によりアクセス可能にしておく。転送の際に用いるプロトコルはファイルサーバ3が受信可能であれば任意であるが、例えばFTP(File Transfer Protocol)等を用いることができる。ファイルサーバ3への転送が終了したら、受信した記録出力すべき情報をS29において削除する。
【0019】
このように記録出力した情報は、記録装置1内に残さずに、例えばネットワークで共用されているファイルサーバ3等に転送して保存するので、記録装置1における記憶容量を格段に減少させることが可能であり、コストを抑えることができる。
【0020】
さらにS30において、記録出力の履歴情報を生成し、履歴記憶部14に記憶させる。履歴情報には、上述の文書番号などの識別情報を含めておく。そのほか、記録出力日時やファイル名などを含めておくことができる。もちろん、記録枚数などの従来より履歴情報として蓄積している種々の情報を含めることができる。
【0021】
なお、履歴情報の生成及び記憶と、ファイルサーバ3への転送の処理は、いずれを先に行ってもよい。また、S26における記録出力とファイルサーバ3への転送はいずれが先でもよいし、並行して行うことも可能である。
【0022】
上述のように、記録出力した情報を保存する設定で、あるいは保存しない設定がなされずに、記録出力が行われた場合、記録出力時の情報はファイルサーバ3へ転送され、保存される。そのため、記録出力の要求元であるクライアント装置2においては、記録出力時の情報が失われていても、記録装置1に対して再度の記録出力を要求することが可能である。
【0023】
図4は、本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける再記録出力時の動作の一例を示すフローチャート、図5は、同じく再記録出力時の動作の一例の説明図である。再記録出力させる情報を特定するための方法としては種々の方法が考えられるが、ここでは図5の▲1▼においてクライアント装置2から記録装置1へHTTPによりアクセスする。クライアント装置2のユーザは、先の記録出力時に記録装置1を利用していることから、再記録出力時にも同じ記録装置1に対してアクセスを行えばよいことは容易に理解できることであり、ファイルサーバ3へアクセスするよりも自然な操作となる。
【0024】
記録装置1では、S41において、クライアント装置2からのアクセスを受け、再記録出力のための例えばHTML形式のフォーマットデータをクライアント装置2に送信する(図5▲2▼)。これによってクライアント装置2には、再記録出力のためのフォーマットが画面に表示されることになる。クライアント装置2では、図4のS42において、表示された再記録出力用のフォーマットに情報を特定するための識別情報などを入力する。このとき、記録出力の日時やファイル名などについても入力するように構成してもよい。識別情報は、記録出力された用紙の端などに記録されており、それを参照して入力することができる。
【0025】
再記録出力用のフォーマットへの入力が終了したら、S43において、当該フォーマットのデータを記録装置1へ転送する(図5の▲3▼)。転送は例えばHTTPなどを用いることができる。記録装置1では、クライアント装置2から受け取った記入済みの再記録出力用フォーマットデータを受け取ると、S44において、履歴記憶部14に記憶されている履歴情報を調べる。そしてS45において、指定された情報の記録出力を過去に行い、そのときの情報をファイルサーバ3へ転送してあるか否かを判定する。指定された識別情報等に対応する履歴情報が存在しなかった場合には、図4のS46及び図5の▲4▼において、該当する情報が存在しない旨をクライアント装置2に通知し、処理を終了する。例えば入力された識別情報などが誤っている場合などがこの場合に該当する。
【0026】
指定された識別情報等に対応する履歴情報が存在する場合には、図4のS47及び図5の▲4▼において、該当する情報が存在する旨をクライアント装置2に通知する。このとき、例えば通知をHTTPなどによって行い、ページ内にファイルサーバ3中の当該情報へのリンクを設けておくとよい。クライアント装置2のユーザが、例えばリンクのボタンを操作するなどしてダウンロードを指示したか否かをS48において判定する。単に情報が存在することの確認のみを行いたい場合には、ここで例えばブラウザを閉じるなどにより操作を終了してもよい。その場合にはS49を実行せずに再記録出力の処理を終了する。
【0027】
クライアント装置2でダウンロードが指示されると、その指示は図5の▲5▼で示すようにファイルサーバ3へ通知され、図4のS49及び図5の▲6▼においてファイルサーバ3へ転送されていた情報がクライアント装置2の指定された格納場所にダウンロードされる。このとき使用するプロトコルとしては、FTP等を用いることができる。
【0028】
このようにしてクライアント装置2のユーザは、以前に記録出力させた情報を再び得ることができる。その後、ダウンロードした情報を記録装置1に転送し、記録出力させればよい。これによって、クライアント装置2において以前に記録出力した情報が削除されたり、保存場所が分からなくなった場合でも、記録装置1に再記録出力を行わせることができる。
【0029】
図6は、本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける再記録出力時の動作の別の例の説明図である。上述の動作例では以前に記録出力した情報をクライアント装置2にダウンロードしたが、例えば記録装置1がダウンロードして記録出力することもできる。上述の動作例と同様に、▲1▼においてクライアント装置2から記録装置1へアクセスし、▲2▼において再記録出力用フォーマットをクライアント装置2に表示する。識別情報などを入力後、▲3▼において記入済みの再記録出力用フォーマットデータを記録装置1に転送する。識別情報などが入力された再記録出力用フォーマットデータを受け取った記録装置1では、履歴記憶部14に記憶されている履歴情報を調べる。指定された識別情報等に対応する履歴情報が存在しなかった場合には、該当する情報が存在しない旨をクライアント装置2に通知し、処理を終了する。
【0030】
指定された識別情報等に対応する履歴情報が存在する場合には、この動作例では、▲4▼において、ファイルサーバ3に対して指定された識別情報などを用いてデータの取得を要求し、▲5▼においてファイルサーバ3から要求した情報の転送を受ける。ファイルサーバ3から情報の転送(ダウンロード)を受けた記録装置1では、受け取った情報を記録部13で記録出力すればよい(▲6▼)。なお、記録出力の際には、例えば記録出力の日時などの部分について変更するなど、ある程度の付加情報の変更を行うとよい。また、改めて履歴情報を作成して履歴記憶部14に記憶させることもできる。
【0031】
このようにしてクライアント装置2のユーザは、クライアント装置2において以前に記録出力した情報が削除されたり、保存場所が分からなくなった場合でも、当該情報を再び記録出力させることができる。
【0032】
なお、上述のいずれの動作例においても、クライアント装置2のユーザが情報の識別情報などを入力するものとしたが、例えば先に行った記録出力の日時やファイル名の一部などによって検索を行うように構成してもよい。この場合、検索結果として複数の情報が該当する場合があるが、そのような場合には検索結果をクライアント装置2に一覧表示させ、ユーザが選択するように構成すればよい。このような検索を行う場合、検索対象となる履歴情報は記録装置1において記録出力したときの履歴情報のみであるため、例えばファイルサーバ2に対して直接検索を行う場合に比べて格段に少ない処理量によって検索を行うことが可能である。また、従来のようにプリントサーバで多数の記録装置を一括管理している場合に比べても同様に格段に少ない処理で検索を行うことができる。
【0033】
また、上述の動作の説明では、記録装置1は、再記録出力時には識別情報などの授受のためにHTTPサーバとして機能するものとしたが、このような機能を有していなくても、例えば識別情報などのそれまでに記録出力した情報を特定できる情報を受け取ることができる機能を有していればよい。
【0034】
さらに、記録出力した情報のセキュリティを確保するため、記録出力時にユーザに関する情報を取得しておくとともにパスワードなどの登録を予め行っておき、再度の記録出力の際に認証を行ってから情報の取り出しを可能とするように構成することもできる。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、以前に記録出力させた情報がクライアント装置側に残っていなかったり格納場所が不明になってしまった場合でも、当該情報を容易に再度記録出力させることができる。このとき、記録出力する情報は記録装置において直接受け取るが、再記録出力のための保存は外部のファイルサーバ3などを利用するため、記録装置は少ない記憶容量で構成することができ、コストを抑えることができる。また、記録出力の履歴は記録装置内の保持するので、再記録出力の際に、ファイルサーバやプリントサーバなどの膨大な情報の中から情報を探し出す必要はなく、容易に再記録出力を指示することが可能である。この再記録出力の指示の際にも、記録出力の指示を以前行った記録装置に対して行えばよいため、指示の対象もわかりやすく、利便性を向上させることができる。さらに、ファイルサーバは既に存在する共用のものを利用すればよく、記録出力のために別途プリントサーバを設けるといった必要はない。本発明では、このような効果の他にも、詳述したように各種の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける記録出力時の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける記録出力時の動作の一例の説明図である。
【図4】本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける再記録出力時の動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける再記録出力時の動作の一例の説明図である。
【図6】本発明の記録装置の実施の一形態を含む記録システムにおける再記録出力時の動作の別の例の説明図である。
【符号の説明】
1…記録装置、2…クライアント装置、3…ファイルサーバ、4…ネットワーク、11…制御部、12…通信部、13…記録部、14…履歴記憶部。

Claims (3)

  1. ネットワークを通じて通信が可能な通信手段と、情報の記録出力を行う記録手段と、前記通信手段で外部から受け取った情報と該情報を管理するための識別情報を前記記録手段に記録させるとともに前記情報に識別情報を付して前記通信手段からファイルサーバへ転送し前記識別情報を含む記録出力の履歴を生成する制御手段と、前記履歴を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記通信手段を介して識別情報の少なくとも一部を含む取り出し要求を受け取ると、前記記憶手段が記憶している前記履歴を参照して該当する情報を特定し、前記ファイルサーバに対して前記取り出し要求の要求元に対する要求された情報の転送を要求することを特徴とする記録装置。
  2. ネットワークを通じて通信が可能な通信手段と、情報の記録出力を行う記録手段と、前記通信手段で外部から受け取った情報と該情報を管理するための識別情報を前記記録手段に記録させるとともに前記情報に識別情報を付して前記通信手段からファイルサーバへ転送し前記識別情報を含む記録出力の履歴を生成する制御手段と、前記履歴を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記通信手段を介して識別情報の少なくとも一部を含む記録出力の要求を受け取ると、前記記憶手段が記憶している前記履歴を参照して該当する情報を特定し、前記ファイルサーバに対して情報の転送を要求し、前記記録出力が要求された前記情報を前記ファイルサーバから取得して前記記録手段に記録出力させることを特徴とする記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記識別情報の記録手段による記録および前記ファイルサーバへの転送を外部からの指示に応じて行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録装置。
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