JP4081123B2 - Silver halide color photographic light-sensitive material - Google Patents
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Description
本発明は感度が向上したハロゲン化銀カラー写真感光材料に関する。 The present invention relates to a silver halide color photographic material having improved sensitivity.
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の分野において、粒状性を損なうことなく高感度化することは長年の課題である。一般的に写真感度はハロゲン化銀乳剤粒子のサイズによって決まる。乳剤粒子が大きいほどより写真感度が増加する。しかし、粒状性はハロゲン化銀粒子のサイズの増加とともに悪化するため、感度と粒状性はトレードオフの関係となる。当業界において粒状性を悪化させることなく、感度を増加させることは、写真感光材料の画質向上を行う上で最も基本的かつ重要な課題である。 In the field of silver halide color photographic light-sensitive materials, it has been a long-standing problem to increase the sensitivity without impairing the graininess. In general, the photographic speed is determined by the size of the silver halide emulsion grains. The larger the emulsion grains, the more the photographic speed increases. However, since the graininess deteriorates with an increase in the size of silver halide grains, sensitivity and graininess are in a trade-off relationship. Increasing the sensitivity without deteriorating the graininess in the industry is the most fundamental and important issue in improving the image quality of a photographic photosensitive material.
特許文献1には、酸化現像主薬と反応しないヘテロ原子を最低3個有する化合物をハロゲン化銀写真感光材料に含有させることにより、粒状性を悪化させずに感度増加を行なう技術について開示されている。しかしながら、前記の公開公報に記載の方法により感度の増加は見られるが、その効果は十分ではなく、また該化合物を添加することによる副作用もあり、該化合物がハロゲン化銀乳剤と共存した場合、好ましくない相互作用が起こり、塗布液保存時又は感光材料保存時の好ましくない経時劣化が発生することもわかった。
本発明の目的は粒状性等の画質を悪化させることなく感度を増加させる化合物を含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a silver halide color photographic light-sensitive material containing a compound that increases sensitivity without deteriorating image quality such as graininess.
本発明の上記目的は下記の方法により達成された。
[1] 下記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
The above object of the present invention has been achieved by the following method.
[1] A silver halide color photographic light-sensitive material comprising a compound represented by the following general formula (1).
一般式(1)
一般式(1)中、R1は、アルキル基を表す。Z1及びZ2は、窒素原子又は−C(R2)=を表し、 Z1が窒素原子を表すとき、Z2は−C(R2)=を表し、Z2が窒素原子を表すとき、Z1は−C(R2)=を表し、R2は下記一般式(2)で表される基を表し、Yはアリールチオ基を表す。 In general formula (1), R 1 represents an alkyl group. Z 1 and Z 2 represent a nitrogen atom or —C (R 2 ) ═, and when Z 1 represents a nitrogen atom, Z 2 represents —C (R 2 ) ═ and Z 2 represents a nitrogen atom. , Z 1 represents —C (R 2 ) ═, R 2 represents a group represented by the following general formula (2), and Y represents an arylthio group.
一般式(2)
一般式(2)中、R3は置換基を表し、jは0〜4の整数を表し、EWGはアルコキシカルボニル基、カルバモイル基、シアノ基、ニトロ基、アルキルスルホニル基、及びスルファモイル基を表す。 In General Formula (2), R 3 represents a substituent, j represents an integer of 0 to 4, and EWG represents an alkoxycarbonyl group, a carbamoyl group, a cyano group, a nitro group, an alkylsulfonyl group, and a sulfamoyl group.
[2] 一般式(2)で表される基におけるEWGがニトロ基であることを特徴とする[1]に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。 [2] The silver halide color photographic light-sensitive material as described in [1], wherein EWG in the group represented by the general formula (2) is a nitro group.
[3] 一般式(2)で表される基におけるR3の少なくとも1つがアルキルチオ基、アリールチオ基、又はヘテロ環チオ基であることを特徴とする[2]に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。 [3] The silver halide color photographic light-sensitive material according to [2], wherein at least one of R 3 in the group represented by the general formula (2) is an alkylthio group, an arylthio group, or a heterocyclic thio group. material.
一般式(1)の化合物が感度を増加させる詳細なメカニズムについては不明だが、膜中の銀イオン濃度を変化させることなく、乳剤粒子の表面に吸着する性質を有することが有利であり、特開2000−194085に記載されている例示化合物より本発明の一般式(1)の化合物を用いる方がこの点で有効であるためと推定している。また酸化現像主薬との反応性を適度に有する方が現像中の好ましくない潜像漂白を防止する性質からも好ましいと推定している。 Although the detailed mechanism by which the compound of the general formula (1) increases the sensitivity is unknown, it is advantageous to have the property of adsorbing on the surface of the emulsion grains without changing the silver ion concentration in the film. It is presumed that the use of the compound of the general formula (1) of the present invention is more effective in this respect than the exemplified compounds described in 2000-194085. In addition, it is presumed that it is preferable to have an appropriate reactivity with an oxidized developing agent from the viewpoint of preventing undesirable latent image bleaching during development.
本発明の一般式(1)で表される化合物は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の分野でピラゾロトリアゾールカプラーとして知られている骨格に、特定の選ばれた置換基を有し、現像主薬酸化体との反応性を有するカプラーである。 The compound represented by the general formula (1) of the present invention has a specific selected substituent in a skeleton known as a pyrazolotriazole coupler in the field of silver halide color photographic light-sensitive materials, and a developing agent. It is a coupler having reactivity with an oxidant.
一般式(1)で表される化合物について詳しく説明する。
一般式(1)において、R1は、アルキル基を表し、好ましい炭素数及び具体例は、後述する一般式(2)の説明におけるR3で表される置換基の説明で挙げるものと同じである。
The compound represented by the general formula (1) will be described in detail.
In the general formula (1), R 1 represents an alkyl group, and preferred carbon numbers and specific examples are the same as those mentioned in the description of the substituent represented by R 3 in the description of the general formula (2) described later. is there.
Z1及びZ2は、窒素原子又は−C(R2)=を表し、Z1が窒素原子を表すとき、Z2は−C(R2)=を表し、Z2が窒素原子を表すとき、Z1は−C(R2)=を表し、R2は下記一般式(2)で表される基を表す。 Z 1 and Z 2 represent a nitrogen atom or —C (R 2 ) ═, and when Z 1 represents a nitrogen atom, Z 2 represents —C (R 2 ) ═, and Z 2 represents a nitrogen atom. , Z 1 represents —C (R 2 ) ═, and R 2 represents a group represented by the following general formula (2).
Yはアリールチオ基を表す。Yで表されるアリールチオ基の好ましい炭素数及び具体例は、R3で表される置換基の説明で挙げたものと同じである。 Y represents an arylthio group. The preferred carbon number and specific examples of the arylthio group represented by Y are the same as those described in the description of the substituent represented by R 3 .
一般式(2)中、R3は置換基を表し、jは0〜4の整数を表す。R3で表される置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基(シクロアルキル基、ビシクロアルキル基を含む)、アルケニル基(シクロアルケニル基、ビシクロアルケニル基を含む)、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ、アミノ基(アニリノ基を含む)、アシルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキル及びアリールスルホニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、スルホ基、アルキル及びアリールスルフィニル基、アルキル及びアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アリール及びヘテロ環アゾ基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、シリル基が挙げられる。更に詳しくは、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アルキル基[直鎖、分岐、環状の、置換もしくは無置換のアルキル基を表す。アルキル基(好ましくは炭素数1から30のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、n−オクチル、エイコシル、2−クロロエチル、2−シアノエチル、2−エチルヘキシル)、シクロアルキル基(好ましくは、炭素数3から30の置換又は無置換のシクロアルキル基、例えば、シクロヘキシル、シクロペンチル、4−n−ドデシルシクロヘキシル)、ビシクロアルキル基(好ましくは、炭素数5から30の置換もしくは無置換のビシクロアルキル基、つまり、炭素数5から30のビシクロアルカンから水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、ビシクロ[1,2,2]ヘプタン−2−イル、ビシクロ[2,2,2]オクタン−3−イル)、更に環構造が多いトリシクロ構造なども包含する。以下に説明する置換基の中のアルキル基(例えばアルキルチオ基のアルキル基)もこのような概念のアルキル基を表す。]、アルケニル基[直鎖、分岐、環状の置換もしくは無置換のアルケニル基を表す。アルケニル基(好ましくは炭素数2から30の置換又は無置換のアルケニル基、例えば、ビニル、アリル、プレニル、ゲラニル、オレイル)、シクロアルケニル基(好ましくは、炭素数3から30の置換もしくは無置換のシクロアルケニル基、つまり、炭素数3から30のシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、2−シクロペンテン−1−イル、2−シクロヘキセン−1−イル)、ビシクロアルケニル基(置換もしくは無置換のビシクロアルケニル基、好ましくは、炭素数5から30の置換もしくは無置換のビシクロアルケニル基、つまり二重結合を一個持つビシクロアルケンの水素原子を一個取り去った一価の基である。例えば、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−1−イル、ビシクロ[2,2,2]オクト−2−エン−4−イル)]、アルキニル基(好ましくは、炭素数2から30の置換又は無置換のアルキニル基、例えば、エチニル、プロパルギル、トリメチルシリルエチニル基、アリール基(好ましくは炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリール基、例えばフェニル、p−トリル、ナフチル、m−クロロフェニル、o−ヘキサデカノイルアミノフェニル)、ヘテロ環基(好ましくは5又は6員の置換もしくは無置換の、芳香族もしくは非芳香族のヘテロ環化合物から一個の水素原子を取り除いた一価の基であり、ベンゼン環のような芳香族環と縮合していてもよく、更に好ましくは、炭素数3から30の5もしくは6員の芳香族のヘテロ環基である。例えば、2−フリル、2−チエニル、2−ピリミジニル、2−ベンゾチアゾリル)、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルコキシ基、例えば、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、t−ブトキシ、n−オクチルオキシ、2−メトキシエトキシ)、アリールオキシ基(好ましくは、炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールオキシ基、例えば、フェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチルフェノキシ、3−ニトロフェノキシ、2−テトラデカノイルアミノフェノキシ)、シリルオキシ基(好ましくは、炭素数3から20のシリルオキシ基、例えば、トリメチルシリルオキシ、t−ブチルジメチルシリルオキシ)、ヘテロ環オキシ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のヘテロ環オキシ基、1−フェニルテトラゾール−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキシ)、アシルオキシ基(好ましくはホルミルオキシ基、炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルキルカルボニルオキシ基、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールカルボニルオキシ基、例えば、ホルミルオキシ、アセチルオキシ、ピバロイルオキシ、ステアロイルオキシ、ベンゾイルオキシ、p−メトキシフェニルカルボニルオキシ)、カルバモイルオキシ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のカルバモイルオキシ基、例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ、N,N−ジエチルカルバモイルオキシ、モルホリノカルボニルオキシ、N,N−ジ−n−オクチルアミノカルボニルオキシ、N−n−オクチルカルバモイルオキシ)、アルコキシカルボニルオキシ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換アルコキシカルボニルオキシ基、例えばメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、t−ブトキシカルボニルオキシ、n−オクチルカルボニルオキシ)、アリールオキシカルボニルオキシ基(好ましくは、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールオキシカルボニルオキシ基、例えば、フェノキシカルボニルオキシ、p−メトキシフェノキシカルボニルオキシ、p−n−ヘキサデシルオキシフェノキシカルボニルオキシ)、アミノ基(好ましくは、アミノ基、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルアミノ基、炭素数6から30の置換もしくは無置換のアニリノ基、例えば、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、アニリノ、N-メチル−アニリノ、ジフェニルアミノ)、アシルアミノ基(好ましくは、ホルミルアミノ基、炭素数2から30の置換もしくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールカルボニルアミノ基、例えば、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、ピバロイルアミノ、ラウロイルアミノ、ベンゾイルアミノ、3,4,5−トリ−n−オクチルオキシフェニルカルボニルアミノ)、アミノカルボニルアミノ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアミノカルボニルアミノ、例えば、カルバモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノカルボニルアミノ、N,N−ジエチルアミノカルボニルアミノ、モルホリノカルボニルアミノ)、アルコキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数2から30の置換もしくは無置換アルコキシカルボニルアミノ基、例えば、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、n−オクタデシルオキシカルボニルアミノ、N−メチルーメトキシカルボニルアミノ)、アリールオキシカルボニルアミノ基(好ましくは、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基、例えば、フェノキシカルボニルアミノ、p-クロロフェノキシカルボニルアミノ、m-n−オクチルオキシフェノキシカルボニルアミノ)、スルファモイルアミノ基(好ましくは、炭素数0から30の置換もしくは無置換のスルファモイルアミノ基、例えば、スルファモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノ、N−n−オクチルアミノスルホニルアミノ)、アルキル及びアリールスルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルスルホニルアミノ、炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールスルホニルアミノ、例えば、メチルスルホニルアミノ、ブチルスルホニルアミノ、フェニルスルホニルアミノ、2,3,5−トリクロロフェニルスルホニルアミノ、p−メチルフェニルスルホニルアミノ)、メルカプト基、アルキルチオ基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のアルキルチオ基、例えばメチルチオ、エチルチオ、n−ヘキサデシルチオ)、アリールチオ基(好ましくは炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールチオ、例えば、フェニルチオ、p−クロロフェニルチオ、m−メトキシフェニルチオ、2−ブトキシ−5−t−ブチルフェニルチオ、4−ヘキサノイルアミノフェニルチオ、2−ベンズアミドフェニルチオ)、ヘテロ環チオ基(好ましくは炭素数2から30の置換又は無置換のヘテロ環チオ基、例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ、1−フェニルテトラゾール−5−イルチオ、1,3,4−チアジアゾール−2−イルチオ)、スルファモイル基(好ましくは炭素数0から30の置換もしくは無置換のスルファモイル基、例えば、N−エチルスルファモイル、N−(3−ドデシルオキシプロピル)スルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N−アセチルスルファモイル、N−ベンゾイルスルファモイル、N−(N’−フェニルカルバモイル)スルファモイル)、スルホ基、アルキル及びアリールスルフィニル基(好ましくは、炭素数1から30の置換又は無置換のアルキルスルフィニル基、6から30の置換又は無置換のアリールスルフィニル基、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、フェニルスルフィニル、p−メチルフェニルスルフィニル)、アルキル及びアリールスルホニル基(好ましくは、炭素数1から30の置換又は無置換のアルキルスルホニル基、6から30の置換又は無置換のアリールスルホニル基、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、フェニルスルホニル、p−メチルフェニルスルホニル)、アシル基(好ましくはホルミル基、炭素数2から30の置換又は無置換のアルキルカルボニル基、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールカルボニル基、例えば、アセチル、ピバロイル、2−クロロアセチル、ステアロイル、ベンゾイル、p−n−オクチルオキシフェニルカルボニル)、アリールオキシカルボニル基(好ましくは、炭素数7から30の置換もしくは無置換のアリールオキシカルボニル基、例えば、フェノキシカルボニル、o−クロロフェノキシカルボニル、m−ニトロフェノキシカルボニル、p−t−ブチルフェノキシカルボニル)、アルコキシカルボニル基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、n−オクタデシルオキシカルボニル)、カルバモイル基(好ましくは、炭素数1から30の置換もしくは無置換のカルバモイル、例えば、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジ−n−オクチルカルバモイル、N−(メチルスルホニル)カルバモイル)、アリール及びヘテロ環アゾ基(好ましくは炭素数6から30の置換もしくは無置換のアリールアゾ基、炭素数3から30の置換もしくは無置換のヘテロ環アゾ基、例えば、フェニルアゾ、p−クロロフェニルアゾ、5−エチルチオ−1,3,4−チアジアゾール−2−イルアゾ)、イミド基(好ましくは、N−スクシンイミド、N−フタルイミド)、ホスフィノ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィノ基、例えば、ジメチルホスフィノ、ジフェニルホスフィノ、メチルフェノキシホスフィノ)、ホスフィニル基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィニル基、例えば、ホスフィニル、ジオクチルオキシホスフィニル、ジエトキシホスフィニル)、ホスフィニルオキシ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィニルオキシ基、例えば、ジフェノキシホスフィニルオ
キシ、ジオクチルオキシホスフィニルオキシ)、ホスフィニルアミノ基(好ましくは、炭素数2から30の置換もしくは無置換のホスフィニルアミノ基、例えば、ジメトキシホスフィニルアミノ、ジメチルアミノホスフィニルアミノ)、シリル基(好ましくは、炭素数3から30の置換もしくは無置換のシリル基、例えば、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル)が挙げられる。jが2以上を表すとき、2つ以上のR3は、同じでも、異なっていてもよい。
In General Formula (2), R 3 represents a substituent, and j represents an integer of 0 to 4. Examples of the substituent represented by R 3 include a halogen atom, an alkyl group (including a cycloalkyl group and a bicycloalkyl group), an alkenyl group (including a cycloalkenyl group and a bicycloalkenyl group), an alkynyl group, an aryl group, and a heterocyclic ring. Group, cyano group, hydroxyl group, nitro group, carboxyl group, alkoxy group, aryloxy group, silyloxy group, heterocyclic oxy group, acyloxy group, carbamoyloxy group, alkoxycarbonyloxy group, aryloxycarbonyloxy, amino group (anilino) Group), acylamino group, aminocarbonylamino group, alkoxycarbonylamino group, aryloxycarbonylamino group, sulfamoylamino group, alkyl and arylsulfonylamino group, mercapto group, alkylthio group, arylthio group Heterocyclic thio group, sulfamoyl group, sulfo group, alkyl and arylsulfinyl group, alkyl and arylsulfonyl group, acyl group, aryloxycarbonyl group, alkoxycarbonyl group, carbamoyl group, aryl and heterocyclic azo group, imide group, phosphino group , A phosphinyl group, a phosphinyloxy group, a phosphinylamino group, and a silyl group. More specifically, a halogen atom (for example, a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom), an alkyl group [a linear, branched, cyclic, substituted or unsubstituted alkyl group is represented. An alkyl group (preferably an alkyl group having 1 to 30 carbon atoms, for example, methyl, ethyl, n-propyl, isopropyl, t-butyl, n-octyl, eicosyl, 2-chloroethyl, 2-cyanoethyl, 2-ethylhexyl), cycloalkyl A group (preferably a substituted or unsubstituted cycloalkyl group having 3 to 30 carbon atoms, such as cyclohexyl, cyclopentyl, 4-n-dodecylcyclohexyl), a bicycloalkyl group (preferably a substituted or unsubstituted group having 5 to 30 carbon atoms). A substituted bicycloalkyl group, that is, a monovalent group obtained by removing one hydrogen atom from a bicycloalkane having 5 to 30 carbon atoms, for example, bicyclo [1,2,2] heptan-2-yl, bicyclo [2, 2,2] octane-3-yl), and tricyclo structures with more ring structures. . An alkyl group (for example, an alkyl group of an alkylthio group) in the substituents described below also represents such an alkyl group. ], An alkenyl group [represents a linear, branched or cyclic substituted or unsubstituted alkenyl group. An alkenyl group (preferably a substituted or unsubstituted alkenyl group having 2 to 30 carbon atoms, such as vinyl, allyl, prenyl, geranyl, oleyl), a cycloalkenyl group (preferably a substituted or unsubstituted group having 3 to 30 carbon atoms) A cycloalkenyl group, that is, a monovalent group obtained by removing one hydrogen atom of a cycloalkene having 3 to 30 carbon atoms (for example, 2-cyclopenten-1-yl, 2-cyclohexen-1-yl), a bicycloalkenyl group (Substituted or unsubstituted bicycloalkenyl group, preferably a substituted or unsubstituted bicycloalkenyl group having 5 to 30 carbon atoms, that is, a monovalent group obtained by removing one hydrogen atom of a bicycloalkene having one double bond. For example, bicyclo [2,2,1] hept-2-en-1-yl, bicyclo [2,2,2 Octo-2-en-4-yl)], an alkynyl group (preferably a substituted or unsubstituted alkynyl group having 2 to 30 carbon atoms, such as ethynyl, propargyl, trimethylsilylethynyl group, aryl group (preferably having 6 carbon atoms) To 30 substituted or unsubstituted aryl groups such as phenyl, p-tolyl, naphthyl, m-chlorophenyl, o-hexadecanoylaminophenyl), heterocyclic groups (preferably 5 or 6 membered substituted or unsubstituted, A monovalent group obtained by removing one hydrogen atom from an aromatic or non-aromatic heterocyclic compound, which may be condensed with an aromatic ring such as a benzene ring, more preferably 3 to 30 carbon atoms. A 5- or 6-membered aromatic heterocyclic group such as 2-furyl, 2-thienyl, 2-pyrimidinyl, 2-benzothia Ryl), cyano group, hydroxyl group, nitro group, carboxyl group, alkoxy group (preferably a substituted or unsubstituted alkoxy group having 1 to 30 carbon atoms, such as methoxy, ethoxy, isopropoxy, t-butoxy, n- Octyloxy, 2-methoxyethoxy), aryloxy groups (preferably substituted or unsubstituted aryloxy groups having 6 to 30 carbon atoms, such as phenoxy, 2-methylphenoxy, 4-t-butylphenoxy, 3-nitro Phenoxy, 2-tetradecanoylaminophenoxy), a silyloxy group (preferably a silyloxy group having 3 to 20 carbon atoms, such as trimethylsilyloxy, t-butyldimethylsilyloxy), a heterocyclic oxy group (preferably having 2 carbon atoms) To 30 substituted or unsubstituted heterocyclic oxy Group, 1-phenyltetrazol-5-oxy, 2-tetrahydropyranyloxy), acyloxy group (preferably formyloxy group, substituted or unsubstituted alkylcarbonyloxy group having 2 to 30 carbon atoms, 7 to 30 carbon atoms) A substituted or unsubstituted arylcarbonyloxy group such as formyloxy, acetyloxy, pivaloyloxy, stearoyloxy, benzoyloxy, p-methoxyphenylcarbonyloxy), a carbamoyloxy group (preferably a substituted or unsubstituted group having 1 to 30 carbon atoms) Substituted carbamoyloxy groups such as N, N-dimethylcarbamoyloxy, N, N-diethylcarbamoyloxy, morpholinocarbonyloxy, N, N-di-n-octylaminocarbonyloxy, Nn-octylcarbamoyl Xy), an alkoxycarbonyloxy group (preferably a substituted or unsubstituted alkoxycarbonyloxy group having 2 to 30 carbon atoms, such as methoxycarbonyloxy, ethoxycarbonyloxy, t-butoxycarbonyloxy, n-octylcarbonyloxy), aryloxy A carbonyloxy group (preferably a substituted or unsubstituted aryloxycarbonyloxy group having 7 to 30 carbon atoms, such as phenoxycarbonyloxy, p-methoxyphenoxycarbonyloxy, pn-hexadecyloxyphenoxycarbonyloxy), amino A group (preferably an amino group, a substituted or unsubstituted alkylamino group having 1 to 30 carbon atoms, a substituted or unsubstituted anilino group having 6 to 30 carbon atoms, such as amino, methylamino, dimethylamino; , Anilino, N-methyl-anilino, diphenylamino), acylamino group (preferably formylamino group, substituted or unsubstituted alkylcarbonylamino group having 2 to 30 carbon atoms, substituted or unsubstituted group having 7 to 30 carbon atoms) Arylcarbonylamino groups such as formylamino, acetylamino, pivaloylamino, lauroylamino, benzoylamino, 3,4,5-tri-n-octyloxyphenylcarbonylamino), aminocarbonylamino groups (preferably having 1 carbon atom) To 30 substituted or unsubstituted aminocarbonylamino, such as carbamoylamino, N, N-dimethylaminocarbonylamino, N, N-diethylaminocarbonylamino, morpholinocarbonylamino), alkoxycarbonylamino group (preferably A substituted or unsubstituted alkoxycarbonylamino group having 2 to 30 carbon atoms, such as methoxycarbonylamino, ethoxycarbonylamino, t-butoxycarbonylamino, n-octadecyloxycarbonylamino, N-methyl-methoxycarbonylamino), aryloxycarbonyl An amino group (preferably a substituted or unsubstituted aryloxycarbonylamino group having 7 to 30 carbon atoms, such as phenoxycarbonylamino, p-chlorophenoxycarbonylamino, mn-octyloxyphenoxycarbonylamino), sulfamoyl An amino group (preferably a substituted or unsubstituted sulfamoylamino group having 0 to 30 carbon atoms, such as sulfamoylamino, N, N-dimethylaminosulfonylamino, Nn-octylamino; Sulfonylamino), alkyl and arylsulfonylamino groups (preferably substituted or unsubstituted alkylsulfonylamino having 1 to 30 carbon atoms, substituted or unsubstituted arylsulfonylamino having 6 to 30 carbon atoms, such as methylsulfonylamino, butylsulfonyl) Amino, phenylsulfonylamino, 2,3,5-trichlorophenylsulfonylamino, p-methylphenylsulfonylamino), mercapto group, alkylthio group (preferably a substituted or unsubstituted alkylthio group having 1 to 30 carbon atoms such as methylthio , Ethylthio, n-hexadecylthio), an arylthio group (preferably a substituted or unsubstituted arylthio having 6 to 30 carbon atoms, such as phenylthio, p-chlorophenylthio, m-methoxyphenylthio, -Butoxy-5-t-butylphenylthio, 4-hexanoylaminophenylthio, 2-benzamidophenylthio), a heterocyclic thio group (preferably a substituted or unsubstituted heterocyclic thio group having 2 to 30 carbon atoms, for example, 2-benzothiazolylthio, 1-phenyltetrazol-5-ylthio, 1,3,4-thiadiazol-2-ylthio), a sulfamoyl group (preferably a substituted or unsubstituted sulfamoyl group having 0 to 30 carbon atoms, for example, N-ethylsulfamoyl, N- (3-dodecyloxypropyl) sulfamoyl, N, N-dimethylsulfamoyl, N-acetylsulfamoyl, N-benzoylsulfamoyl, N- (N′-phenylcarbamoyl) ) Sulfamoyl), sulfo groups, alkyl and arylsulfinyl groups (preferably A substituted or unsubstituted alkylsulfinyl group having 1 to 30 carbon atoms, a substituted or unsubstituted arylsulfinyl group having 6 to 30 carbon atoms (eg, methylsulfinyl, ethylsulfinyl, phenylsulfinyl, p-methylphenylsulfinyl), alkyl and aryl A sulfonyl group (preferably a substituted or unsubstituted alkylsulfonyl group having 1 to 30 carbon atoms, a substituted or unsubstituted arylsulfonyl group having 6 to 30 carbon atoms such as methylsulfonyl, ethylsulfonyl, phenylsulfonyl, p-methylphenylsulfonyl; ), An acyl group (preferably a formyl group, a substituted or unsubstituted alkylcarbonyl group having 2 to 30 carbon atoms, a substituted or unsubstituted arylcarbonyl group having 7 to 30 carbon atoms, such as acetyl, pivaloyl, 2-chloroacetyl , Aroyl, benzoyl, pn-octyloxyphenylcarbonyl), aryloxycarbonyl group (preferably a substituted or unsubstituted aryloxycarbonyl group having 7 to 30 carbon atoms, such as phenoxycarbonyl, o-chlorophenoxycarbonyl, m -Nitrophenoxycarbonyl, pt-butylphenoxycarbonyl), alkoxycarbonyl group (preferably a substituted or unsubstituted alkoxycarbonyl group having 2 to 30 carbon atoms, such as methoxycarbonyl, ethoxycarbonyl, t-butoxycarbonyl, n- Octadecyloxycarbonyl), a carbamoyl group (preferably a substituted or unsubstituted carbamoyl having 1 to 30 carbon atoms such as carbamoyl, N-methylcarbamoyl, N, N-dimethylcarbamoyl, N N-di-n-octylcarbamoyl, N- (methylsulfonyl) carbamoyl), aryl and heterocyclic azo groups (preferably substituted or unsubstituted arylazo groups having 6 to 30 carbon atoms, substituted or unsubstituted carbon atoms having 3 to 30 carbon atoms) Substituted heterocyclic azo groups such as phenylazo, p-chlorophenylazo, 5-ethylthio-1,3,4-thiadiazol-2-ylazo), imide groups (preferably N-succinimide, N-phthalimide), phosphino groups (Preferably a substituted or unsubstituted phosphino group having 2 to 30 carbon atoms, such as dimethylphosphino, diphenylphosphino, methylphenoxyphosphino), a phosphinyl group (preferably substituted or unsubstituted having 2 to 30 carbon atoms) Phosphinyl groups such as phosphinyl, dioctyloxy Phosphinyl, diethoxyphosphinyl), phosphinyloxy group (preferably a substituted or unsubstituted phosphinyloxy group having 2 to 30 carbon atoms, such as diphenoxyphosphinyloxy, dioctyloxyphosphinyloxy ), A phosphinylamino group (preferably a substituted or unsubstituted phosphinylamino group having 2 to 30 carbon atoms, such as dimethoxyphosphinylamino, dimethylaminophosphinylamino), a silyl group (preferably And a substituted or unsubstituted silyl group having 3 to 30 carbon atoms (for example, trimethylsilyl, t-butyldimethylsilyl, phenyldimethylsilyl). When j represents 2 or more, two or more R 3 s may be the same or different.
EWGは、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、シアノ基、ニトロ基、アルキルスルホニル基、及びスルファモイル基が挙げられ、これらの基の好ましい炭素数及び具体例は、R3で表される置換基の説明で挙げたものと同じである。 EWG is an alkoxycarbonyl group, a carbamoyl group, a cyano group, a nitro group, an alkylsulfonyl group, and a sulfamoyl group, and preferable number of carbon atoms and specific examples of these groups, in the description of the substituents represented by R 3 Same as listed.
一般式(1)において、Yはアリールチオ基を表す。Yで表されるアリールチオ基の好ましい炭素数及び具体例は、R3で表される置換基の説明で挙げたものと同じである。 In the general formula (1), Y represents an arylthio group. The preferred carbon number and specific examples of the arylthio group represented by Y are the same as those described in the description of the substituent represented by R 3 .
R1〜R3、EWGで表される基がさらに置換可能な基である場合、これらの基はさらに置換されていてもよく、その場合の置換基はR3で表される置換基の説明で挙げたものと同じである。
本発明の一般式(1)で表される化合物は、その置換基のR1又はR2を介して二量体以上の多量体を形成してもよく、R1又はR2を介して高分子鎖に結合していてもよい。
When the groups represented by R 1 to R 3 and EWG are further substitutable groups, these groups may be further substituted, and the substituent in that case is the explanation of the substituent represented by R 3. The same as listed above.
The compound represented by the general formula (1) of the present invention may form a dimer or higher multimer via R 1 or R 2 of the substituent, and may be high via R 1 or R 2. It may be bound to a molecular chain.
次に、一般式(1)で表される化合物の好ましい範囲について説明する。
R1は、t−ブチル基が最も好ましい。
Next, the preferable range of the compound represented by the general formula (1) will be described.
R 1 is most preferably a t-butyl group.
一般式(2)において、R3はハロゲン原子、アルキル基、シアノ基、ヒドロキシル基、ニトロ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、アシルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルキル及びアリールスルホニルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、アルキル及びアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、及びイミド基が好ましく、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルキル及びアリールスルホニルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、アルコキシカルボニル基、及びカルバモイル基がさらに好ましい。jは0又は1が好ましい。R3はいずれの位置に置換していても良いが、Z1あるいはZ2に結合する位置に対しオルト位あるいはパラ位であることが最も好ましい。EWGは、塩素原子、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、シアノ基、ニトロ基、アルキルスルホニル基、及びスルファモイル基が好ましく、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、シアノ基、及びニトロ基がさらに好ましく、ニトロ基が最も好ましい。EWGはいずれの位置に置換していても良いが、Z1あるいはZ2に結合する位置に対しメタ位であることが最も好ましい。 In the general formula (2), R 3 represents a halogen atom, alkyl group, cyano group, hydroxyl group, nitro group, carboxyl group, alkoxy group, aryloxy group, amino group, acylamino group, aminocarbonylamino group, alkoxycarbonylamino group , Aryloxycarbonylamino group, alkyl and arylsulfonylamino group, alkylthio group, arylthio group, heterocyclic thio group, sulfamoyl group, alkyl and arylsulfonyl group, acyl group, aryloxycarbonyl group, alkoxycarbonyl group, carbamoyl group, and Imido groups are preferred, halogen atoms, cyano groups, carboxyl groups, alkoxy groups, alkyl and arylsulfonylamino groups, alkylthio groups, arylthio groups, heterocyclic thio groups, alkoxycarbonyl groups, and A carbamoyl group is more preferred. j is preferably 0 or 1. R 3 may be substituted at any position, but is most preferably in the ortho or para position relative to the position bonded to Z 1 or Z 2 . EWG is preferably a chlorine atom, an alkoxycarbonyl group, a carbamoyl group, a cyano group, a nitro group, an alkylsulfonyl group, and a sulfamoyl group, more preferably an alkoxycarbonyl group, a carbamoyl group, a cyano group, and a nitro group, and most preferably a nitro group. preferable. Although EWG may be substituted at any position, it is most preferably at the meta position relative to the position bonded to Z 1 or Z 2 .
一般式(1)において、Yはオルト位又はパラ位にアシルアミノ基、アルキルスルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、又はアルコキシ基を有するフェニルチオ基が最も好ましい。
以下に、一般式(1)で表される化合物の好ましい具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
Although the preferable specific example of a compound represented by General formula (1) below is shown, this invention is not limited to these.
本発明の化合物は、米国特許第4,540,654号、同4,705,863号、特開昭61−65245号、同62−209457号、同62−249155号、特公昭47−27411号、米国特許第3,725,067号等に記載の方法を参考にすることにより合成することができる。
以下に、参考化合物(8)の合成例を示す。
The compounds of the present invention are disclosed in U.S. Pat. Nos. 4,540,654, 4,705,863, JP-A-61-65245, 62-209457, 62-249155, and JP-B-47-27411. Can be synthesized by referring to the method described in US Pat. No. 3,725,067.
Hereinafter, it shows the synthesis example of reference compound (8).
合成例1[参考化合物(8)の合成]
下記スキームに従って合成した。
Synthesized according to the following scheme.
中間体Dの合成
市販の4,4'−ジチオアニリン176.8g(0.712mol)をN,N−ジメチルアセトアミド(DMAC)1300ミリリットル(以下、「mL」とも表記する。)に加え、氷水で冷却して攪拌した。これに、塩化ピバロイル197mL(1.67mol)を40分間かけて滴下し、さらに1時間攪拌した。反応混合物を攪拌した氷水6500mL中に注ぎ込み、30分間攪拌した。析出した結晶を濾取、水でかけ洗いした後、乾燥して中間体D280g(収率94%)を得た。
Synthesis of Intermediate D Commercially available 4,4′-dithioaniline (176.8 g, 0.712 mol) was added to 1300 ml of N, N-dimethylacetamide (DMAC) (hereinafter also referred to as “mL”) and cooled with ice water. And stirred. To this, 197 mL (1.67 mol) of pivaloyl chloride was added dropwise over 40 minutes, and the mixture was further stirred for 1 hour. The reaction mixture was poured into 6500 mL of stirred ice water and stirred for 30 minutes. The precipitated crystals were collected by filtration, washed with water and dried to obtain 280 g of intermediate D (yield 94%).
中間体Cの合成
特許第2655249号に記載された方法で合成した中間体A157.1g(0.615mol)をDMAC1080mLに加えて、氷水浴で冷却して攪拌した。これに、4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホニルクロリド164.9g(0.644mol)を添加し、20分間攪拌した。ピリジン100mL(1.24mol)を10分間かけて滴下し、さらに30分間攪拌した。市販のメルカプト酢酸メチル57.4mL(0.642mol)を添加し、続いてナトリウムメトキシドの粉末99.1g(1.83mol)を6回に分けて45分間で添加し、氷水浴を除去して30分間攪拌した。反応混合物にメタノール1226mLを添加し、続いて水1120mLに濃塩酸112mLを加えた溶液を20分間かけて滴下した。30分間攪拌後、水616mLを20分間かけて滴下し、さらに1時間攪拌した。析出した結晶を濾取、メタノール/水(2/3)の混合溶媒でかけ洗いした。乾燥して、中間体C309g(収率92%)を得た。融点 175℃
H1-NMR(in DMSO-d6) 11.50(s)1H, 10.92(s)1H, 9.12(s)1H, 8.59(d)1H, 8.00(dd)1H, 7.89(d)2H, 7.72(d)1H, 7.50(d)2H, 7.38(d)2H, 6.91(d)2H, 4.18(s)2H, 3.67(s)3H, 1.35(s)9H, 1.19(s)9H。
Synthesis of intermediate C 157.1 g (0.615 mol) of intermediate A synthesized by the method described in Japanese Patent No. 2655249 was added to 1080 mL of DMAC, and the mixture was cooled in an ice water bath and stirred. To this, 164.9 g (0.644 mol) of 4-chloro-3-nitrobenzenesulfonyl chloride was added and stirred for 20 minutes. 100 mL (1.24 mol) of pyridine was added dropwise over 10 minutes, and the mixture was further stirred for 30 minutes. Commercially available methyl mercaptoacetate 57.4 mL (0.642 mol) was added, followed by sodium methoxide powder 99.1 g (1.83 mol) in 6 portions over 45 minutes, the ice water bath removed and stirred for 30 minutes. . 1226 mL of methanol was added to the reaction mixture, and then a solution of 112 mL of concentrated hydrochloric acid added to 1120 mL of water was added dropwise over 20 minutes. After stirring for 30 minutes, 616 mL of water was added dropwise over 20 minutes, and the mixture was further stirred for 1 hour. The precipitated crystals were collected by filtration and washed with a mixed solvent of methanol / water (2/3). Drying gave 309 g of intermediate C (yield 92%). Melting point 175 ° C
H 1 -NMR (in DMSO-d 6 ) 11.50 (s) 1H, 10.92 (s) 1H, 9.12 (s) 1H, 8.59 (d) 1H, 8.00 (dd) 1H, 7.89 (d) 2H, 7.72 (d ) 1H, 7.50 (d) 2H, 7.38 (d) 2H, 6.91 (d) 2H, 4.18 (s) 2H, 3.67 (s) 3H, 1.35 (s) 9H, 1.19 (s) 9H.
参考化合物(8)の合成
中間体D172.1g(0.413mol)をジクロロメタン1280mLに加え、15℃の水浴で冷却して攪拌した。塩化スルフリル50mL(0.221mol)を10分間で滴下し、1時間攪拌後、温度が上がらないように注意して減圧下に濃縮しスルフェニルクロリド体を得た。
中間体C300g(0.551mol)をDMAC1500mLに加えて室温で攪拌して溶解した。反応容器を氷水で冷却し、先に合成したスルフェニルクロリド体をアセトニトリル200mLで希釈して20分間で添加した。室温で1.5時間攪拌後、アセトニトリル1500mLを添加し、続いて水2000mLを40分間かけて滴下した。析出した結晶を濾取、水洗、乾燥して、参考化合物(8)の粗結晶を得た。粗結晶に600mLの酢酸エチルを加えて加熱溶解して、濾過し、濾液にアセトニトリル3000mLをゆっくり添加して、1時間攪拌した。析出した結晶を濾取、アセトニトリルでかけ洗いした。乾燥して、参考化合物(8)265g(収率64%)を得た。
Synthesis of Reference Compound (8) 172.1 g (0.413 mol) of Intermediate D was added to 1280 mL of dichloromethane, cooled in a water bath at 15 ° C. and stirred. 50 mL (0.221 mol) of sulfuryl chloride was added dropwise over 10 minutes, and after stirring for 1 hour, the mixture was concentrated under reduced pressure, taking care not to increase the temperature, to obtain a sulfenyl chloride product.
300 g (0.551 mol) of intermediate C was added to 1500 mL of DMAC and dissolved by stirring at room temperature. The reaction vessel was cooled with ice water, and the sulphenyl chloride synthesized previously was diluted with 200 mL of acetonitrile and added over 20 minutes. After stirring at room temperature for 1.5 hours, 1500 mL of acetonitrile was added, followed by dropwise addition of 2000 mL of water over 40 minutes. The precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, and dried to obtain crude crystals of Reference Compound (8). 600 mL of ethyl acetate was added to the crude crystals and dissolved by heating, followed by filtration. 3000 mL of acetonitrile was slowly added to the filtrate and stirred for 1 hour. The precipitated crystals were collected by filtration and washed with acetonitrile. By drying, 265 g of Reference Compound (8) (yield 64%) was obtained.
本発明の一般式(1)の化合物は、感光材料中のハロゲン化銀感光性層、非感光性層のいずれに用いてもよい。
ハロゲン化銀感光性層に用いる場合、感光性層が感度の異なる複数の層に分かれている場合、どの感度の層に用いてもよいが、高感度層に用いることが好ましい。
非感光性層に用いる場合には赤感性層と緑感性層又は緑感性層と青感性層の間に位置する中間層に用いることが好ましい。
The compound of the general formula (1) of the present invention may be used for either a silver halide photosensitive layer or a non-photosensitive layer in a photosensitive material.
When used for a silver halide photosensitive layer, when the photosensitive layer is divided into a plurality of layers having different sensitivities, it may be used for any sensitive layer, but is preferably used for a highly sensitive layer.
When used for a non-photosensitive layer, it is preferably used for an intermediate layer located between a red-sensitive layer and a green-sensitive layer or between a green-sensitive layer and a blue-sensitive layer.
一般式(1)の化合物を感光材料中に添加する方法に特に規定はないが、高沸点有機溶媒等とともに乳化分散する方法、固体分散、メタノールなどの有機溶媒に溶解して塗布液に添加する方法、ハロゲン化銀乳剤の調製時に添加する方法などがあるが、乳化分散により感材に導入することが好ましい。 The method for adding the compound of the general formula (1) to the light-sensitive material is not particularly specified, but it is a method of emulsifying and dispersing together with a high-boiling organic solvent, etc. There are a method, a method of adding at the time of preparing a silver halide emulsion, and the like.
一般式(1)の化合物の添加量は0.1〜1000mg/m2が好ましく、1〜500mg/m2がより好ましく、5〜100mg/m2が特に好ましい。
感光性ハロゲン化銀乳剤層に用いる場合は、同一層中の銀1モル当たり1×10-4〜1×10-1モルが好ましく、1×10-3〜5×10-2モルがより好ましい。
The addition amount of the compound of the general formula (1) is preferably 0.1 to 1000 mg / m 2, more preferably 1~500mg / m 2, 5~100mg / m 2 is particularly preferred.
When used in a light-sensitive silver halide emulsion layer, 1 × 10 −4 to 1 × 10 −1 mol is preferable, and 1 × 10 −3 to 5 × 10 −2 mol is more preferable per mol of silver in the same layer. .
一般式(1)の化合物を乳化分散して用いる場合、他のカプラーと共乳化して添加することが好ましい。一般式(1)の化合物は、この化合物と同一層に添加する他のカプラー1モルに対し、0.01モル〜5.0モルが好ましく、0.1モル〜1.0モルがさらに好ましい。
一般式(1)の化合物は、感度/粒状比を改良する効果を有するとともに、現像主薬の酸化体と反応して色素を形成するので、いわゆるメインカプラーとしても使用できる。
When the compound of the general formula (1) is used after being emulsified and dispersed, it is preferably added after being co-emulsified with another coupler. The compound of the general formula (1) is preferably 0.01 mol to 5.0 mol, more preferably 0.1 mol to 1.0 mol, relative to 1 mol of another coupler added to the same layer as this compound.
The compound of the general formula (1) has an effect of improving the sensitivity / granularity ratio and reacts with an oxidized form of the developing agent to form a dye, so that it can also be used as a so-called main coupler.
本発明の感光材料は、支持体上にそれぞれ少なくとも1層の青感性、緑感性および赤感性ハロゲン化銀乳剤層が設けられていればよい。典型的な例としては、支持体上に、実質的に感色性は同じであるが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層から成る青感性、緑感性および赤感性の各感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写真感光材料である。該感光性層は青色光、緑色光、および赤色光の何れかに感色性を有する単位感光性層であり、多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に単位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色性層、緑感色性層、青感色性の順に設置される。しかし、目的に応じて上記設置順が逆であっても、また同一感色性層中に異なる感光性層が挟まれたような設置順をもとり得る。上記のハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層には非感光性層を設けてもよい。これらには、後述のカプラー、DIR化合物、混色防止剤等が含まれていてもよい。各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤層は、DE 1,121,470あるいはGB 923,045に記載されているように高感度乳剤層、低感度乳剤層の2層を、支持体に向かって順次感光度が低くなる様に配列するのが好ましい。また、特開昭57-112751、同62-200350、同62-206541、62-206543に記載されているように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持体に近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。 In the light-sensitive material of the present invention, it is sufficient that at least one blue-sensitive, green-sensitive and red-sensitive silver halide emulsion layer is provided on the support. As a typical example, a blue-sensitive, green-sensitive, and red-sensitive layer composed of a plurality of silver halide emulsion layers having substantially the same color sensitivity but different sensitivity are provided on a support. A silver halide photographic light-sensitive material having at least one. The photosensitive layer is a unit photosensitive layer having color sensitivity to any of blue light, green light, and red light.In a multilayer silver halide color photographic light-sensitive material, the arrangement of unit photosensitive layers is generally The red color-sensitive layer, the green color-sensitive layer, and the blue color-sensitive layer are installed in this order from the support side. However, depending on the purpose, the installation order may be reversed, or the installation order may be such that different photosensitive layers are sandwiched in the same color-sensitive layer. A non-photosensitive layer may be provided between the above-described silver halide photosensitive layers and as the uppermost layer and the lowermost layer. These may contain couplers, DIR compounds, color mixing inhibitors and the like described later. A plurality of silver halide emulsion layers constituting each unit photosensitive layer are sequentially exposed to a support, two layers of a high-sensitivity emulsion layer and a low-sensitivity emulsion layer as described in DE 1,121,470 or GB 923,045. It is preferable to arrange so that the degree is low. In addition, as described in JP-A-57-112751, 62-200350, 62-206541, 62-206543, a low-sensitivity emulsion layer is provided on the side away from the support, and a high-sensitivity emulsion is provided on the side close to the support. Layers may be installed.
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感光性層(BL)/高感度青感光性層(BH)/高感度緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層(GL)/高感度赤感光性層(RH)/低感度赤感光性層(RL)の順、またはBH/BL/GL/GH/RH/RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/RHの順等に設置することができる。
また特公昭55-34932公報に記載されているように、支持体から最も遠い側から青感光性層/GH/RH/GL/RLの順に配列することもできる。また特開昭56-25738、同62-63936に記載されているように、支持体から最も遠い側から青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に配列することもできる。
As a specific example, from the side farthest from the support, low sensitivity blue photosensitive layer (BL) / high sensitivity blue photosensitive layer (BH) / high sensitivity green photosensitive layer (GH) / low sensitivity green photosensitive layer (GL) / High-sensitivity red photosensitive layer (RH) / Low-sensitivity red photosensitive layer (RL) or BH / BL / GL / GH / RH / RL or BH / BL / GH / GL / RL / RH It can be installed in the order of.
Further, as described in Japanese Patent Publication No. 55-34932, it can be arranged in the order of blue-sensitive layer / GH / RH / GL / RL from the side farthest from the support. Further, as described in JP-A-56-25738 and JP-A-62-63936, they can be arranged in the order of blue-sensitive layer / GL / RL / GH / RH from the side farthest from the support.
また特公昭49-15495に記載されているように上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度の異なる3層から構成される配列が挙げられる。このような感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭59-202464 に記載されているように、同一感色性層中において支持体より離れた側から中感度乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されてもよい。
その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤層、あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤層の順に配置されていてもよい。
また、4層以上の場合にも、上記の如く配列を変えてよい。
In addition, as described in JP-B-49-15495, the upper layer is a silver halide emulsion layer having the highest sensitivity, the middle layer is a silver halide emulsion layer having a lower sensitivity, and the lower layer is more sensitive than the middle layer. Examples include an arrangement composed of three layers having different sensitivities in which a low silver halide emulsion layer is arranged and the sensitivities are gradually lowered toward the support. Even in the case of being composed of three layers having different sensitivities, as described in JP-A-59-202464, the medium-sensitive emulsion layer / high They may be arranged in the order of sensitive emulsion layer / low sensitive emulsion layer.
In addition, they may be arranged in the order of high sensitivity emulsion layer / low sensitivity emulsion layer / medium sensitivity emulsion layer, or low sensitivity emulsion layer / medium sensitivity emulsion layer / high sensitivity emulsion layer.
Further, the arrangement may be changed as described above even when there are four or more layers.
本発明に用いられる好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約10モル%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭化銀である。 A preferred silver halide used in the present invention is silver iodobromide, silver iodochloride or silver iodochlorobromide containing about 30 mol% or less of silver iodide. Particularly preferred is silver iodobromide or silver iodochlorobromide containing from about 2 mol% to about 10 mol% of silver iodide.
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい。
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2μm以下の微粒子でも投影面積直径が約10μmに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
Silver halide grains in photographic emulsions have regular crystals such as cubes, octahedrons, tetradecahedrons, irregular crystal shapes such as spheres and plates, twin planes, etc. Those having crystal defects of the above or a composite form thereof may be used.
The grain size of the silver halide may be fine grains having a diameter of about 0.2 μm or less or large grains having a projected area diameter of about 10 μm, and may be a polydisperse emulsion or a monodisperse emulsion.
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリサーチ・ディスクロージャー(以下、RDと略す)No.17643 (1978年12月), 22〜23頁、I. 乳剤製造(Emulsion preparation and types)、および同No.18716 (1979年11月),648頁、同No.307105(1989年11月),863〜865頁、およびグラフキデ著「写真の物理と化学」、ポールモンテル社刊(P.Glafkides, Chimie et Phisique Photographiques, Paul Montel, 1967) 、ダフィン著「写真乳剤化学」、フォーカルプレス社刊(G.F. Duffin, Photographic Emulsion Chemistry,Focal Press, 1966)、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊(V. L. Zelikman, et al., Making and Coating Photographic Emulsion, Focal Press, 164)などに記載された方法を用いて調製することができる。 Silver halide photographic emulsions that can be used in the present invention include, for example, Research Disclosure (hereinafter abbreviated as RD) No. 17643 (December 1978), pages 22-23, I. Emulsion preparation and types, and No. 18716 (November 1979), 648, No. 307105 (November 1989), 863-865, and Grafkide's "Physics and Chemistry of Photography", published by Paul Monter (P. Glafkides, Chimie et Phisique Photographiques, Paul Montel, 1967), "Photographic Emulsion Chemistry" by Duffin, published by Focal Press (GF Duffin, Photographic Emulsion Chemistry, Focal Press, 1966), "Production and Coating of Photoemulsions", Focal It can be prepared using a method described in Press (VL Zelikman, et al., Making and Coating Photographic Emulsion, Focal Press, 164).
US 3,574,628、同 3,655,394およびGB 1,413,748に記載された単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約3以上であるような平板状粒子が特に好ましく本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Gutoff, Photographic Science and Engineering)、第14巻 248〜257頁(1970年);US 4,434,226、同 4,414,310、同 4,433,048、同 4,439,520およびGB 2,112,157に記載の方法により簡単に調製することができる。
結晶構造は一様なものでも、内部と外部とが異質なハロゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていてもよい。エピタキシャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合されていてもよい。また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。
Also preferred are monodisperse emulsions described in US 3,574,628, 3,655,394 and GB 1,413,748.
Tabular grains having an aspect ratio of about 3 or more are particularly preferred and can be used in the present invention. Tabular grains are described by Gatoff, Photographic Science and Engineering, Vol. 14, 248-257 (1970); US 4,434,226, 4,414,310, 4,433,048, 4,439,520 and GB. It can be easily prepared by the method described in 2,112,157.
The crystal structure may be uniform, the inside and outside may be composed of different halogen compositions, or a layered structure may be formed. Silver halides having different compositions may be bonded by epitaxial bonding, and may be bonded to a compound other than silver halide, such as rhodium silver or lead oxide. A mixture of particles having various crystal forms may be used.
上記の乳剤は転位を有することが好ましい。特に平板状粒子においてはフリンジに転位を有することが好ましい。転位を導入する方法としては沃化アルカリ等の水溶液を添加して高沃化銀層を形成する方法や、AgI微粒子を添加する方法、特開平5−323487に記載の方法などを用いることができる。
上記の乳剤は潜像を主として表面に形成する表面潜像型でも、粒子内部に形成する内部潜像型でも表面と内部のいずれにも潜像を有する型のいずれでもよいが、ネガ型の乳剤であることが必要である。内部潜像型のうち、特開昭63-264740に記載のコア/シェル型内部潜像型乳剤であってもよく、この調製方法は特開昭59-133542に記載されている。この乳剤のシェルの厚みは現像処理等によって異なるが、3〜40nmが好ましく、5〜20nmが特に好ましい。
The above emulsion preferably has dislocations. In particular, tabular grains preferably have dislocations in the fringes. As a method for introducing the dislocation, there can be used a method in which an aqueous solution of alkali iodide or the like is added to form a high silver iodide layer, a method in which AgI fine particles are added, a method described in JP-A-5-323487, and the like. .
The above emulsion may be either a surface latent image type in which a latent image is mainly formed on the surface, an internal latent image type in which the latent image is formed inside the grain, or a type having a latent image on both the surface and the inside. It is necessary to be. Among the internal latent image types, a core / shell type internal latent image type emulsion described in JP-A-63-264740 may be used, and this preparation method is described in JP-A-59-133542. Although the thickness of the shell of this emulsion varies depending on the development processing or the like, it is preferably 3 to 40 nm, particularly preferably 5 to 20 nm.
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使用される添加剤はRDNo.17643、同No.18716および同No.307105に記載されており、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明の感光材料には、感光性ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ、粒子サイズ分布、ハロゲン組成、粒子の形状、感度の少なくとも1つの特性の異なる2種類以上の乳剤を、同一層中に混合して使用することができる。
As the silver halide emulsion, those subjected to physical ripening, chemical ripening and spectral sensitization are usually used. Additives used in such a process are described in RD No. 17643, No. 18716 and No. 307105, and the corresponding parts are summarized in the following table.
In the light-sensitive material of the present invention, two or more types of emulsions having at least one characteristic different in grain size, grain size distribution, halogen composition, grain shape, and sensitivity of a photosensitive silver halide emulsion are mixed in the same layer. Can be used.
US 4,082,553に記載の粒子表面をかぶらせたハロゲン化銀粒子、US 4,626,498、特開昭 59-214852に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲン化銀粒子、コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層および/または実質的に非感光性の親水性コロイド層に適用することが好ましい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀粒子とは、感光材料の未露光部および露光部を問わず、一様に(非像様に)現像が可能となるハロゲン化銀粒子のことをいい、その調製法は、US 4,626,498、特開昭 59-214852に記載されている。粒子内部がかぶらされたコア/シェル型ハロゲン化銀粒子の内部核を形成するハロゲン化銀は、ハロゲン組成が異なっていてもよい。粒子内部または表面をかぶらせたハロゲン化銀としては、塩化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいずれをも用いることができる。これらのかぶらされたハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズとしては0.01〜0.75μm、特に0.05〜0.6μmが好ましい。また、粒子形状は規則的な粒子でもよく、多分散乳剤でもよいが、単分散性(ハロゲン化銀粒子の質量または粒子数の少なくとも95%が平均粒子径の±40%以内の粒子径を有するもの)であることが好ましい。 US Pat. No. 4,082,553 fogged silver halide grains, US Pat. No. 4,626,498, JP 59-214852, fogged silver halide grains, colloidal silver photosensitive silver halide emulsion layer and It is preferred to apply to / or a substantially light-insensitive hydrophilic colloid layer. The silver halide grains fogged inside or on the surface of the grains are silver halide grains that can be developed uniformly (non-imagewise) regardless of the unexposed and exposed areas of the photosensitive material. The preparation method thereof is described in US Pat. No. 4,626,498 and JP-A-59-214852. The silver halide forming the inner core of the core / shell type silver halide grain in which the inside of the grain is fogged may have a different halogen composition. Any silver chloride, silver bromide, silver iodobromide, or silver chloroiodobromide can be used as the silver halide fogged inside or on the surface of the grain. The average grain size of these fogged silver halide grains is preferably 0.01 to 0.75 μm, particularly preferably 0.05 to 0.6 μm. The grain shape may be a regular grain or a polydisperse emulsion, but it is monodisperse (at least 95% of the silver halide grain mass or number of grains has a grain size within ± 40% of the average grain size). Are preferred).
本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀を使用することが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化銀とは、色素画像を得るための像様露光時においては感光せずに、その現像処理において実質的に現像されないハロゲン化銀微粒子であり、あらかじめカブラされていないほうが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の含有率が0〜100モル%であり、必要に応じて塩化銀および/または沃化銀を含有してもよい。好ましくは沃化銀を0.5〜10モル%含有するものである。微粒子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直径の平均値)が0.01〜0.5μmが好ましく、0.02〜0.2μmがより好ましい。 In the present invention, it is preferable to use a non-photosensitive fine grain silver halide. The non-photosensitive fine grain silver halide is a silver halide fine grain which is not exposed during imagewise exposure for obtaining a dye image and is not substantially developed in the developing process, and is preferably not fogged in advance. . The fine grain silver halide has a silver bromide content of 0 to 100 mol%, and may contain silver chloride and / or silver iodide as necessary. Preferably, it contains 0.5 to 10 mol% of silver iodide. The fine grain silver halide preferably has an average particle size (average value of equivalent circle diameter of projected area) of 0.01 to 0.5 μm, more preferably 0.02 to 0.2 μm.
微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロゲン化銀と同様の方法で調製できる。ハロゲン化銀粒子の表面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増感も不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに先立ち、あらかじめトリアゾール系、アザインデン系、ベンゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物または亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくことが好ましい。この微粒子ハロゲン化銀粒子含有層に、コロイド銀を含有させることができる。
本発明の感光材料の塗布銀量は、8.0g/m2以下が好ましい。
The fine grain silver halide can be prepared by the same method as that for ordinary photosensitive silver halide. The surface of the silver halide grains does not need to be optically sensitized and does not require spectral sensitization. However, prior to adding this to the coating solution, it is preferable to add a known stabilizer such as triazole, azaindene, benzothiazolium, mercapto compound or zinc compound in advance. This fine grain silver halide grain-containing layer can contain colloidal silver.
The silver coating amount of the light-sensitive material of the present invention is preferably 8.0 g / m 2 or less.
本発明に使用できる写真用添加剤もRDに記載されており、下記の表に関連する記載箇所を示した。
添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105
1.化学増感剤 23頁 648 頁右欄 866頁
2.感度上昇剤 648頁右欄
3.分光増感剤、 23〜24頁 648 頁右欄 866 〜868頁
強色増感剤 〜649 頁右欄
4.増 白 剤 24頁 647 頁右欄 868頁
5.光吸収剤、 25 〜26頁 649 頁右欄 873頁
フィルター 〜650 頁左欄
染料、紫外
線吸収剤
6.バインダー 26頁 651 頁左欄 873 〜874頁
7.可塑剤、 27頁 650 頁右欄 876頁
潤滑剤
8.塗布助剤、 26 〜27頁 650 頁右欄 875 〜876頁
表面活性剤
9.スタチツク 27頁 650 頁右欄 876 〜877頁
防止剤
10.マット剤 878 〜879頁
本発明の感光材料には種々の色素形成カプラーを使用することができるが、以下のカプラーが特に好ましい。
イエローカプラー: EP 502,424A の式(I),(II)で表わされるカプラー; EP 513,496A の式(1),(2) で表わされるカプラー (特に18頁のY-28); EP 568,037Aのクレーム1の式(I) で表わされるカプラー; US 5,066,576のカラム1の45〜55行の一般式(I) で表わされるカプラー; 特開平4-274425の段落0008の一般式(I) で表わされるカプラー; EP 498,381A1の40頁のクレーム1に記載のカプラー(特に18頁のD-35); EP 447,969A1 の4頁の式(Y) で表わされるカプラー(特に、Y-1(17頁),Y-54(41 頁)); US 4,476,219のカラム7の36〜58行の式(II)〜(IV)で表わされるカプラー(特にII-17,19(カラム17),II-24(カラム19))。
Photographic additives that can be used in the present invention are also described in the RD, and the description locations related to the following table are shown.
Type of additive RD17643 RD18716 RD307105
1. Chemical sensitizer, page 23, page 648, right column, page 8662. Sensitivity increasing agent, right column, page 648 Spectral sensitizer, pages 23 to 24, page 648, right column, pages 866 to 868, supersensitizer to page 649, right column 4. Brightener 24 pages 647 pages right column 868 pages 5. 5. Light absorber, 25-26 pages, 649, right column, page 873 Filters, -page, left page, 650 Dyes, ultraviolet absorbers Binder page 26 page 651 left column page 873-874 Plasticizer, page 27, page 650, right column, page 876 Lubricant 8. Coating aid, page 26-27, page 650, right column, page 875-876, surface active agent 9. Static page 27 page 650 right column pages 876-877 inhibitor
Ten. Matting agents Pages 878 to 879 Various dye forming couplers can be used in the light-sensitive material of the present invention, and the following couplers are particularly preferred.
Yellow couplers: couplers represented by formulas (I) and (II) of EP 502,424A; couplers represented by formulas (1) and (2) of EP 513,496A (especially Y-28 on page 18); EP 568,037A A coupler represented by formula (I) in claim 1; a coupler represented by general formula (I) on lines 45 to 55 in column 1 of US 5,066,576; represented by general formula (I) in paragraph 0008 of JP-A-4-74425 Couplers; couplers according to claim 1 on page 40 of EP 498,381A1 (especially D-35 on page 18); couplers represented by formula (Y) on page 4 of EP 447,969A1 (especially Y-1 (page 17)) Y-54 (page 41)); US Pat. No. 4,476,219, column 7, lines 36 to 58, couplers represented by formulas (II) to (IV) (particularly II-17, 19 (column 17), II-24 (column 19)).
マゼンタカプラー; 特開平3-39737(L-57(11 頁右下),L-68(12 頁右下),L-77(13 頁右下); EP 456,257 の〔A-4 〕-63(134 頁),〔A-4 〕-73,-75(139 頁); EP 486,965 のM-4,-6(26 頁),M-7(27頁); EP 571,959AのM-45(19 頁);特開平5-204106の(M-1)(6 頁);特開平4-362631の段落0237のM-22。 Magenta coupler; JP-A-3-9737 (L-57 (lower right of page 11), L-68 (lower right of page 12), L-77 (lower right of page 13); EP 456,257 (A-4) -63 ( 134), (A-4) -73, -75 (page 139); M-4, -6 (page 26), M-7 (page 27) of EP 486,965; M-45 (19 of EP 571,959A) (M-1) (page 6) of JP-A-5-204106; M-22 of paragraph 0237 of JP-A-4-362631.
シアンカプラー: 特開平4-204843のCX-1,3,4,5,11,12,14,15(14 〜16頁); 特開平4-43345 のC-7,10(35 頁),34,35(37頁),(I-1),(I-17)(42 〜43頁); 特開平6-67385 の請求項1の一般式(Ia)または(Ib)で表わされるカプラー。
ポリマーカプラー: 特開平2-44345 のP-1,P-5(11頁)。
Cyan coupler: CX-1,3,4,5,11,12,14,15 (pages 14-16) of JP-A-4-204843; C-7,10 (page 35) of JP-A-4-43345, 34 35 (page 37), (I-1), (I-17) (pages 42 to 43); a coupler represented by the general formula (Ia) or (Ib) of claim 1 of JP-A-6-67385.
Polymer coupler: P-1, P-5 (page 11) of JP-A-2-44345.
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、US 4,366,237、GB 2,125,570、EP 96,873B、DE 3,234,533に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカプラーは、EP 456,257A1の5 頁に記載の式(CI),(CII),(CIII),(CIV) で表わされるイエローカラードシアンカプラー(特に84頁のYC-86)、該EPに記載のイエローカラードマゼンタカプラーExM-7(202 頁) 、 EX-1(249 頁) 、 EX-7(251 頁) 、US 4,833,069に記載のマゼンタカラードシアンカプラーCC-9 (カラム8)、CC-13(カラム10) 、US 4,837,136の(2)(カラム8)、WO92/11575のクレーム1の式(A) で表わされる無色のマスキングカプラー(特に36〜45頁の例示化合物)が好ましい。
As couplers in which the coloring dye has an appropriate diffusibility, those described in US 4,366,237, GB 2,125,570, EP 96,873B, DE 3,234,533 are preferable.
A coupler for correcting unwanted absorption of the coloring dye is a yellow colored cyan coupler represented by the formula (CI), (CII), (CIII), (CIV) described on page 5 of EP 456,257A1 (especially on page 84). YC-86), yellow colored magenta coupler ExM-7 described in the EP, page 202, EX-1 (page 249), EX-7 (page 251), magenta colored cyan coupler CC-9 described in US 4,833,069 (Column 8), CC-13 (Column 10), US 4,837,136 (2) (Column 8), colorless masking coupler represented by the formula (A) of claim 1 of WO92 / 11575 (particularly examples on pages 36 to 45) Compound) is preferred.
現像主薬酸化体と反応して写真的に有用な化合物残基を放出する化合物(カプラーを含む)としては、以下のものが挙げられる。現像抑制剤放出化合物:EP 378,236A1の11頁に記載の式(I),(II),(III),(IV) で表わされる化合物(特にT-101(30頁),T-104(31頁),T-113(36頁),T-131(45頁),T-144(51頁),T-158(58頁)), EP 436,938A2の 7頁に記載の式(I) で表わされる化合物(特にD-49(51 頁))、EP 568,037A の式(1) で表わされる化合物(特に(23)(11 頁))、EP 440,195A2の5 〜6 頁に記載の式(I),(II),(III)で表わされる化合物(特に29頁のI-(1) );漂白促進剤放出化合物:EP 310,125A2の5 頁の式(I),(I')で表わされる化合物(特に1 頁の(60),(61)) 及び特開平6-59411 の請求項1の式(I) で表わされる化合物(特に(7)(7 頁); リガンド放出化合物:US 4,555,478のクレーム1に記載のLIG-X で表わされる化合物(特にカラム12の21〜41行目の化合物) ;ロイコ色素放出化合物:US 4,749,641のカラム3〜8の化合物1〜6;蛍光色素放出化合物:US 4,774,181のクレーム1のCOUP-DYEで表わされる化合物(特にカラム7〜10の化合物1〜11);現像促進剤又はカブラセ剤放出化合物:US 4,656,123のカラム3の式(1) 、(2) 、(3) で表わされる化合物(特にカラム25の(I-22)) 及びEP 450,637A2 の75頁36〜38行目のExZK-2; 離脱して初めて色素となる基を放出する化合物: US 4,857,447のクレーム1の式(I) で表わされる化合物(特にカラム25〜36のY-1 〜Y-19)。 Examples of the compounds (including couplers) that release a photographically useful compound residue by reacting with oxidized developing agent include the following. Development inhibitor releasing compounds: compounds represented by formulas (I), (II), (III), (IV) described on page 11 of EP 378,236A1 (especially T-101 (page 30), T-104 (31) Page), T-113 (page 36), T-131 (page 45), T-144 (page 51), T-158 (page 58)), EP 436, 938A2 A compound represented by formula (1) of EP 568,037A (especially (23) (page 11)), a formula described on pages 5-6 of EP 440,195A2 ( Compounds represented by I), (II), (III) (especially I- (1) on page 29); Bleach accelerator releasing compounds: represented by formulas (I), (I ') on page 5 of EP 310,125A2 Compounds (especially (60), (61) on page 1) and compounds of formula (I) in claim 1 of JP-A-6-59411 (especially (7) (page 7); ligand releasing compounds: US 4,555,478) A compound represented by LIG-X according to claim 1 (particularly, a compound in columns 21 to 41 of column 12); a leuco dye-releasing compound: compounds 1 to 6 in columns 3 to 8 of US 4,749,641; a fluorescent dye-releasing compound: US 4,774,181 clay 1 compound represented by COUP-DYE (especially compounds 1 to 11 in columns 7 to 10); development accelerator or fogging agent releasing compound: in formula (1), (2) and (3) of column 3 of US 4,656,123 Compounds represented (especially (I-22) in column 25) and ExZK-2 at page 75, lines 36-38 of EP 450, 637A2; compounds which only release a group which becomes a dye after leaving: claim 1 of US 4,857,447 A compound represented by the formula (I): (especially Y-1 to Y-19 in columns 25 to 36).
カプラー以外の添加剤としては、以下のものが好ましい。
油溶性有機化合物の分散媒: 特開昭62-215272のP-3, 5, 16, 19, 25, 30, 42, 49, 54, 55, 66, 81, 85, 86, 93(140〜144 頁); 油溶性有機化合物の含浸用ラテックス: US 4,199,363に記載のラテックス; 現像主薬酸化体スカベンジャー: US 4,978,606のカラム2の54〜62行の式(I) で表わされる化合物(特にI-,(1),(2),(6),(12) (カラム4〜5)、US 4,923,787のカラム2の5〜10行の式(特に化合物1(カラム3); ステイン防止剤: EP 298321Aの4頁30〜33行の式(I) 〜(III),特にI-47,72,III-1,27(24 〜48頁); 褪色防止剤: EP 298321AのA-6,7,20,21,23,24,25,26,30,37,40,42,48,63,90,92,94,164(69〜118頁), US5,122,444のカラム25〜38のII-1〜III-23, 特にIII-10, EP 471347Aの8 〜12頁のI-1 〜III-4,特にII-2, US 5,139,931のカラム32〜40のA-1 〜48, 特にA-39,42; 発色増強剤または混色防止剤の使用量を低減させる素材: EP 411324Aの5 〜24頁のI-1 〜II-15,特にI-46; ホルマリンスカベンジャー: EP 477932Aの24〜29頁のSCV-1 〜28, 特にSCV-8; 硬膜剤: 特開平1-214845の17頁のH-1,4,6,8,14, US 4,618,573のカラム13〜23の式(VII) 〜(XII) で表わされる化合物(H-1〜54),特開平2-214852の8頁右下の式(6) で表わされる化合物(H-1〜76),特にH-14, US 3,325,287のクレーム1に記載の化合物; 現像抑制剤プレカーサー: 特開昭62-168139 のP-24,37,39(6〜7 頁); US 5,019,492 のクレーム1に記載の化合物,特にカラム7の28,29; 防腐剤、防黴剤: US 4,923,790のカラム3 〜15のI-1 〜III-43, 特にII-1,9,10,18,III-25; 安定剤、かぶり防止剤: US 4,923,793のカラム6 〜16のI-1 〜(14), 特にI-1,60,(2),(13), US 4,952,483 のカラム25〜32の化合物1〜65, 特に36: 化学増感剤: トリフェニルホスフィン セレニド, 特開平5-40324 の化合物50; 染料: 特開平3-156450の15〜18頁のa-1 〜b-20, 特にa-1,12,18,27,35,36,b-5,27 〜29頁のV-1 〜23, 特にV-1, EP 445627A の33〜55頁のF-I-1 〜F-II-43,特にF-I-11,F-II-8, EP 457153A の17〜28頁のIII-1 〜36, 特にIII-1,3, WO 88/04794の8〜26のDye-1 〜124 の微結晶分散体, EP 319999Aの6〜11頁の化合物1〜22, 特に化合物1, EP 519306A の式(1) ないし(3) で表わされる化合物D-1 〜87(3〜28頁),US 4,268,622の式(I) で表わされる化合物1〜22 (カラム3〜10), US 4,923,788 の式(I) で表わされる化合物(1) 〜(31) (カラム2〜9); UV吸収剤: 特開昭46-3335 の式(1) で表わされる化合物(18b) 〜(18r),101 〜427(6〜9頁),EP 520938Aの式(I) で表わされる化合物(3) 〜(66)(10 〜44頁) 及び式(III) で表わされる化合物HBT-1 〜10(14 頁), EP 521823A の式(1) で表わされる化合物(1) 〜(31) (カラム2〜9)。
As additives other than couplers, the following are preferable.
Oil-soluble organic compound dispersion medium: JP-A 62-215272, P-3, 5, 16, 19, 25, 30, 42, 49, 54, 55, 66, 81, 85, 86, 93 (140-144) Page); Latex for impregnation of oil-soluble organic compound: Latex described in US 4,199,363; Oxidant scavenger for developing agent: Compound (especially I-, ( 1), (2), (6), (12) (columns 4-5), US Pat. No. 4,923,787, column 2, line 5-10 (especially compound 1 (column 3); stain inhibitor: 4 of EP 298321A Pages 30-33, formulas (I)-(III), especially I-47,72, III-1,27 (pages 24-48); antifading agent: EP 298321A A-6, 7, 20, 21 , 23,24,25,26,30,37,40,42,48,63,90,92,94,164 (pages 69-118), US5,122,444, columns 25-38 II-1 to III-23, Especially III-10, EP 471347A, pages 8-12, I-1 to III-4, especially II-2, US 5,139,931, columns 32 to 40, A-1 to 48, especially A-39,42; Or a material that reduces the amount of color mixing inhibitor used: EP 411324A, pages 5 to 24, I-1 to II-15, especially I-46; Formalin Scavenger: EP 477932A, pages 24 to 29, SCV-1 to 28, especially SCV-8; Hardener: JP-A 1-214845, page 17, H-1,4,6,8,14, US 4,618,573 Compounds (H-1 to 54) represented by the formulas (VII) to (XII) in columns 13 to 23, compounds represented by the formula (6) on the lower right of page 8 of JP-A-2-214852 (H-1 to 76) ), In particular compounds described in claim 1 of H-14, US 3,325,287; development inhibitor precursors: P-24,37,39 (pages 6-7) of JP 62-168139; described in claim 1 of US 5,019,492 Compounds, especially columns 7, 28, 29; preservatives, fungicides: US 4,923,790, columns 3-15, I-1 to III-43, especially II-1,9,10,18, III-25; stable Agents, antifoggants: US Pat. No. 4,923,793, columns 6 to 16, I-1 to (14), especially I-1,60, (2), (13), US 4,952,483, columns 25 to 32, compounds 1 to 65, 36: chemical sensitizer: triphenylphosphine selenide, compound 50 of JP-A-5-40324; dye: a-1 to b-20 on pages 15-18 of JP-A-3-156450, in particular a-1,12, 18,27,35,36, b-5,27-29 V-1 to 23, especially V-1, EP 445627A, pages 33 to 55, FI-1 to F-II-43, especially FI-11, F-II-8, EP 457153A, pages 17 to 28, III- 1 to 36, especially III-1,3, WO 88/04794, 8 to 26, Dye-1 to 124 microcrystalline dispersion, EP 319999A, pages 6 to 11, compounds 1 to 22, especially compound 1, EP 519306A Compounds D-1 to 87 (pages 3 to 28) represented by formulas (1) to (3), compounds 1 to 22 (columns 3 to 10) represented by formula (I) of US 4,268,622, and formulas of US 4,923,788 Compounds (1) to (31) represented by (I) (columns 2 to 9); UV absorbers: compounds (18b) to (18r), 101 to 427 (pages 6 to 9), compounds (3) to (66) (pages 10 to 44) of EP 520938A and compounds HBT-1 to 10 (page 14) represented by formula (III) , EP 521823A, compounds (1) to (31) represented by formula (1) (columns 2 to 9).
本発明は、一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパーのような種々のカラー感光材料に適用することができる。また、特公平2-32615、実公平3-39784に記載されているレンズ付きフィルムユニット用に好適である。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のRD.No.17643の28頁、同No.18716の647頁右欄から648頁左欄、および同No.307105の879頁に記載されている。
The present invention can be applied to various color light-sensitive materials such as color negative films for general use or movies, color reversal films for slides or television, color papers, color positive films and color reversal papers. Further, it is suitable for the lens-fitted film unit described in JP-B-2-32615 and JP-B-3-3794.
Suitable supports that can be used in the present invention are described in, for example, RD. No. 17643, page 28, RD. No. 18716, page 647, right column to page 648, left column, and RD. No. 307105, page 879. ing.
本発明における特定写真感度は、特開昭63−236035号に記載される方法により決定される。この測定方法は、JIS K 7614−1981に準じたものであり、異なる点は現像処理をセンシトメトリ用露光後30分以上6時間以内に完了させる点、及び現像処理がフジカラー標準処理処方CN−16による点にある。その他は実質的にJIS記載の測定方法と同一である。 The specific photographic sensitivity in the present invention is determined by the method described in JP-A-63-236035. This measuring method is in accordance with JIS K 7614-1981. The difference is that the development processing is completed within 30 minutes to 6 hours after exposure for sensitometry, and the development processing is based on Fuji Color Standard Processing Formula CN-16. In the point. Others are substantially the same as the measurement method described in JIS.
本発明の感光材料は、支持体に最も近い感光性ハロゲン化銀層からこの写真感光材料の表面までの厚みが24μm以下であることが好ましく、22μm以下が更に好ましい。また膜膨潤速度T1/2は30秒以下が好ましく、20秒以下がより好ましい。T1/2は、発色現像液で30℃、3分15秒処理した時に到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚としたとき、膜厚がその1/2に到達するまでの時間と定義する。膜厚は、25℃相対湿度55%調湿下(2日)で測定した膜厚を意味し、T1/2は、エー・グリーン(A.Green)らのフォトグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング (Photogr.Sci.Eng.),19卷、2,124〜129頁に記載の型のスエロメーター(膨潤計)を使用することにより測定できる。T1/2は、バインダーとしてのゼラチンに硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変えることによって調整することができる。また、膨潤率は150〜400%が好ましい。膨潤率とは、さきに述べた条件下での最大膨潤膜厚から、式:(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚 により計算できる。 In the light-sensitive material of the present invention, the thickness from the light-sensitive silver halide layer closest to the support to the surface of the photographic light-sensitive material is preferably 24 μm or less, more preferably 22 μm or less. The membrane swelling speed T 1/2 is preferably 30 seconds or less, and more preferably 20 seconds or less. T 1/2 is the time until the film thickness reaches 1/2 when 90% of the maximum swollen film thickness reached when processed at 30 ° C for 3 minutes and 15 seconds with a color developer is the saturated film thickness. It is defined as The film thickness means the film thickness measured at 25 ° C and 55% relative humidity (2 days), and T 1/2 is photographic science and engineering by A.Green et al. (Photogr. Sci. Eng.), 19 卷, 2, 124-129. T 1/2 can be adjusted by adding a hardener to gelatin as a binder or changing the aging conditions after coating. The swelling rate is preferably 150 to 400%. The swelling ratio can be calculated from the maximum swollen film thickness under the conditions described above by the formula: (maximum swollen film thickness-film thickness) / film thickness.
本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の反対側に、乾燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性コロイド層(バック層と称す)を設けることが好ましい。このバック層には、前述の光吸収剤、フィルター染料、紫外線吸収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、バインダー、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤を含有させることが好ましい。このバック層の膨潤率は150〜500%が好ましい。 In the light-sensitive material of the present invention, a hydrophilic colloid layer (referred to as a back layer) having a total dry film thickness of 2 to 20 μm is preferably provided on the side opposite to the side having the emulsion layer. This back layer preferably contains the aforementioned light absorber, filter dye, ultraviolet absorber, antistatic agent, hardener, binder, plasticizer, lubricant, coating aid, and surfactant. The swelling rate of this back layer is preferably 150 to 500%.
本発明の感光材料は、前述のRD.No.17643の28〜29頁、同No.18716の651左欄〜右欄、および同No.307105の880〜881頁に記載された通常の方法によって現像処理することができる。 The light-sensitive material of the present invention is prepared by the usual methods described in the above-mentioned RD. No. 17643, pages 28 to 29, RD. No. 18716, 651, left column to right column, and RD. No. 307105, pages 880 to 881. It can be developed.
次に、本発明に使用されるカラーネガフィルム用の処理液について説明する。 Next, the color negative film processing solution used in the present invention will be described.
本発明に使用される発色現像液には、特開平4-121739の第9頁右上欄1行〜第11頁左下欄4行に記載の化合物を使用することができる。特に迅速な処理を行う場合の発色現像主薬としては、2−メチル−4−〔N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン、2−メチル−4−〔N−エチル−N−(3−ヒドロキシプロピル)アミノ〕アニリン、2−メチル−4−〔N−エチル−N−(4−ヒドロキシブチル)アミノ〕アニリンが好ましい。 As the color developer used in the present invention, compounds described in JP-A-4-21739, page 9, upper right column, line 1 to page 11, lower left column, line 4 can be used. In particular, as a color developing agent for rapid processing, 2-methyl-4- [N-ethyl-N- (2-hydroxyethyl) amino] aniline, 2-methyl-4- [N-ethyl-N- (3-Hydroxypropyl) amino] aniline and 2-methyl-4- [N-ethyl-N- (4-hydroxybutyl) amino] aniline are preferred.
これらの発色現像主薬は発色現像液1リットル(以下、リットルを「L」とも表記する。)あたり0.01〜0.08モルの範囲で使用することが好ましく、特には0.015〜0.06モル、更には0.02〜0.05モルの範囲で使用することが好ましい。また発色現像液の補充液には、この濃度の1.1〜3倍の発色現像主薬を含有させておくことが好ましく、特に1.3〜2.5倍を含有させておくことが好ましい。 These color developing agents are preferably used in an amount of 0.01 to 0.08 mol, particularly 0.015 to 0.06 mol, more preferably 0.02 to 0.05, per liter of color developer (hereinafter, “L” is also expressed as “L”). It is preferable to use in the molar range. The color developer replenisher preferably contains 1.1 to 3 times the color developing agent of this concentration, and more preferably 1.3 to 2.5 times.
発色現像液の保恒剤としては、ヒドロキシルアミンが広範に使用できるが、より高い保恒性が必要な場合は、アルキル基やヒドロキシアルキル基、スルホアルキル基、カルボキシアルキル基などの置換基を有するヒドロキシルアミン誘導体が好ましく、具体的にはN,N−ジ(スルホエチル)ヒドロキルアミン、モノメチルヒドロキシルアミン、ジメチルヒドロキシルアミン、モノエチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキルアミン、N,N−ジ(カルボキシエチル)ヒドロキルアミンが好ましい。上記の中でも、特にN,N−ジ(スルホエチル)ヒドロキルアミンが好ましい。これらはヒドロキシルアミンと併用してもよいが、好ましくはヒドロキシルアミンの代わりに、1種または2種以上使用することが好ましい。
保恒剤は1Lあたり0.02〜0.2モルの範囲で使用することが好ましく、特に0.03〜0.15モル、更には0.04〜0.1モルの範囲で使用することが好ましい。また補充液においては、発色現像主薬の場合と同様に、母液(処理タンク液)の1.1〜3倍の濃度で保恒剤を含有させておくことが好ましい。
Hydroxylamine can be widely used as a color developer preservative, but if higher preservability is required, it has a substituent such as an alkyl group, a hydroxyalkyl group, a sulfoalkyl group, or a carboxyalkyl group. Hydroxylamine derivatives are preferred, specifically N, N-di (sulfoethyl) hydroxylamine, monomethylhydroxylamine, dimethylhydroxylamine, monoethylhydroxylamine, diethylhydroxylamine, N, N-di (carboxyethyl) hydroxylamine preferable. Among the above, N, N-di (sulfoethyl) hydroxylamine is particularly preferable. These may be used in combination with hydroxylamine, but it is preferable to use one or more in place of hydroxylamine.
The preservative is preferably used in the range of 0.02 to 0.2 mol per liter, particularly preferably 0.03 to 0.15 mol, more preferably 0.04 to 0.1 mol. In the replenisher, it is preferable to contain a preservative at a concentration 1.1 to 3 times that of the mother liquor (processing tank solution), as in the case of the color developing agent.
発色現像液には、発色現像主薬の酸化物のタール化防止剤として亜硫酸塩が使用される。亜硫酸塩は1Lあたり0.01〜0.05モルの範囲で使用するのが好ましく、特には0.02〜0.04モルの範囲が好ましい。補充液においては、これらの1.1〜3倍の濃度で使用することが好ましい。
また、発色現像液のpHは9.8〜11.0の範囲が好ましいが、特には10.0〜10.5が好ましく、また補充液においては、これらの値から0.1〜1.0の範囲で高い値に設定しておくことが好ましい。このようなpHを安定して維持するには、炭酸塩、リン酸塩、スルホサリチル酸塩、ホウ酸塩などの公知の緩衝剤が使用される。
発色現像液の補充量は、感光材料1m2あたり80〜1300mLとも表記する。)が好ましいが、環境汚濁負荷の低減の観点から、より少ない方が好ましく、具体的には80〜600mL、更には80〜400mLが好ましい。
In the color developer, sulfite is used as an anti-tarring agent for the oxide of the color developing agent. The sulfite is preferably used in the range of 0.01 to 0.05 mol per liter, particularly preferably in the range of 0.02 to 0.04 mol. In the replenisher, it is preferably used at a concentration of 1.1 to 3 times these.
The pH of the color developer is preferably in the range of 9.8 to 11.0, particularly preferably 10.0 to 10.5, and the replenisher should be set to a high value in the range of 0.1 to 1.0 from these values. preferable. In order to stably maintain such pH, known buffering agents such as carbonate, phosphate, sulfosalicylate, and borate are used.
The replenishment amount of the color developer is also expressed as 80 to 1300 mL per 1 m 2 of the photosensitive material. ) Is preferable, but from the viewpoint of reducing the environmental pollution load, a smaller amount is preferable, specifically 80 to 600 mL, more preferably 80 to 400 mL.
発色現像液中の臭化物イオン濃度は、通常、1Lあたり0.01〜0.06モルであるが、感度を保持しつつカブリを抑制してディスクリミネーションを向上させ、かつ、粒状性を良化させる目的からは、1Lあたり0.015〜0.03モルに設定することが好ましい。臭化物イオン濃度をこのような範囲に設定する場合に、補充液には下記の式で算出した臭化物イオンを含有させればよい。ただし、Cが負になる時は、補充液には臭化物イオンを含有させないことが好ましい。
C=A−W/V
C:発色現像補充液中の臭化物イオン濃度(モル/L)
A:目標とする発色現像液中の臭化物イオン濃度(モル/L)
W:1m2の感光材料を発色現像した場合に、感光材料から発色現像液に溶出する臭化物イオンの量(モル)
V:1m2の感光材料に対する発色現像補充液の補充量(L)
また、補充量を低減した場合や、高い臭化物イオン濃度に設定した場合、感度を高める方法として、1−フェニル−3−ピラゾリドンや1−フェニル−2−メチル−2−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドンに代表されるピラゾリドン類や3,6−ジチア−1,8−オクタンジオールに代表されるチオエーテル化合物などの現像促進剤を使用することも好ましい。
The bromide ion concentration in the color developer is usually 0.01 to 0.06 mol per liter, but for the purpose of suppressing fog and improving discrimination while maintaining sensitivity, and improving graininess. It is preferable to set to 0.015 to 0.03 mol per liter. When the bromide ion concentration is set in such a range, the replenisher may contain bromide ions calculated by the following formula. However, when C becomes negative, it is preferable that the replenisher does not contain bromide ions.
C = A-W / V
C: Concentration of bromide ions in the color developer replenisher (mol / L)
A: Bromide ion concentration in target color developer (mol / L)
W: The amount (mole) of bromide ions eluted from the photosensitive material into the color developer when the photosensitive material of 1 m 2 is color-developed.
V: Replenishment amount of color developer replenisher for 1m 2 photosensitive material (L)
In addition, when the replenishment amount is reduced or when a high bromide ion concentration is set, as a method for increasing the sensitivity, 1-phenyl-3-pyrazolidone or 1-phenyl-2-methyl-2-hydroxymethyl-3-pyrazolidone is used. It is also preferable to use development accelerators such as thioether compounds typified by pyrazolidones represented by representatives and 3,6-dithia-1,8-octanediol.
本発明における漂白能を有する処理液には、特開平4-125558の第4頁左下欄16行〜第7頁左下欄6行に記載された化合物や処理条件を適用することができる。 The compounds and processing conditions described in JP-A-4-125558, page 4, lower left column, line 16 to page 7, lower left column, line 6 can be applied to the processing solution having bleaching ability in the present invention.
漂白剤は酸化還元電位が150mV以上のものが好ましいが、その具体例としては特開平5-72694、同5-173312に記載のものが好ましく、特に1,3−ジアミノプロパン四酢酸、特開平5-173312号第7頁の具体例1の化合物の第二鉄錯塩が好ましい。 The bleaching agent preferably has an oxidation-reduction potential of 150 mV or more, and specific examples thereof are those described in JP-A-5-72694 and JP-A-5-17312, particularly 1,3-diaminopropanetetraacetic acid, JP-A-5 A ferric complex salt of the compound of Example 1 on page 7 of No. 173312 is preferred.
また、漂白剤の生分解性を向上させるには、特開平4-251845、同4-268552、EP 588,289、同 591,934、特開平6-208213に記載の化合物第二鉄錯塩を漂白剤として使用することが好ましい。これらの漂白剤の濃度は、漂白能を有する液1Lあたり0.05〜0.3モルが好ましく、特に環境への排出量を低減する目的から、0.1モル〜0.15モルで設計することが好ましい。また、漂白能を有する液が漂白液の場合は、1Lあたり0.2モル〜1モルの臭化物を含有させることが好ましく、特に0.3〜0.8モルを含有させることが好ましい。
漂白能を有する液の補充液には、基本的に以下の式で算出される各成分の濃度を含有させる。これにより、母液中の濃度を一定に維持することができる。
CR=CT×(V1+V2)/V1+CP
CR:補充液中の成分の濃度
CT:母液(処理タンク液)中の成分の濃度
CP:処理中に消費された成分の濃度
V1:1m2の感光材料に対する漂白能を有する補充液の補充量(mL)
V2:1m2の感光材料による前浴からの持ち込み量(mL)
その他、漂白液にはpH緩衝剤を含有させることが好ましく、特にコハク酸、マレイン酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸など、臭気の少ないジカルボン酸を含有させることが好ましい。また、特開昭53-95630、RDNo.17129、US 3,893,858に記載の公知の漂白促進剤を使用することも好ましい。
漂白液には、感光材料1m2あたり50〜1000mLの漂白補充液を補充することが好ましく、特には80〜500mL、さらには100〜300mLの補充をすることが好ましい。さらに漂白液にはエアレーションを行なうことが好ましい。
In order to improve the biodegradability of the bleaching agent, a compound ferric complex salt described in JP-A-4-25145, JP-A-4-268552, EP 588,289, 591,934, JP-A-6-208213 is used as a bleaching agent. It is preferable. The concentration of these bleaching agents is preferably 0.05 to 0.3 mol per liter of a solution having bleaching ability, and is preferably designed to be 0.1 to 0.15 mol for the purpose of reducing the discharge amount to the environment. Moreover, when the liquid which has bleaching ability is a bleaching liquid, it is preferable to contain 0.2-1 mol of bromide per liter, and it is preferable to contain 0.3-0.8 mol especially.
The replenisher of the solution having bleaching ability basically contains the concentration of each component calculated by the following formula. Thereby, the concentration in the mother liquor can be kept constant.
C R = C T × (V 1 + V 2 ) / V 1 + C P
C R : Concentration of component in replenisher C T : Concentration of component in mother liquor (processing tank solution) C P : Concentration of component consumed during processing V 1 : Replenishment having bleaching ability for 1 m 2 photosensitive material Liquid replenishment volume (mL)
V 2 : Amount brought in from the previous bath by 1m 2 photosensitive material (mL)
In addition, it is preferable to contain a pH buffer in the bleaching solution, and it is particularly preferable to contain a dicarboxylic acid with little odor such as succinic acid, maleic acid, malonic acid, glutaric acid, and adipic acid. It is also preferable to use a known bleach accelerator described in JP-A-53-95630, RD No. 17129, US 3,893,858.
The bleaching solution is preferably replenished with 50 to 1000 mL of bleach replenisher per 1 m 2 of the light-sensitive material, particularly preferably 80 to 500 mL, and more preferably 100 to 300 mL. Further, it is preferable to aerate the bleaching solution.
定着能を有する処理液については、特開平4-125558の第7頁左下欄10行〜第8頁右下欄19行に記載の化合物や処理条件を適用することができる。
特に、定着速度と保恒性を向上させるために、特開平6-301169の一般式(I)と(II)で表される化合物を、単独あるいは併用して定着能を有する処理液に含有させることが好ましい。またp−トルエンスルフィン酸塩をはじめ、特開平1-224762に記載のスルフィン酸を使用することも、保恒性の向上の上で好ましい。
For the processing solution having fixing ability, the compounds and processing conditions described in JP-A-4-125558, page 7, lower left column, line 10 to page 8, lower right column, line 19 can be applied.
In particular, in order to improve the fixing speed and the preservability, the compounds represented by general formulas (I) and (II) of JP-A-6-301169 are incorporated into a processing solution having fixing ability alone or in combination. It is preferable. Use of sulfinic acid described in JP-A-1-224762 as well as p-toluenesulfinate is also preferable in terms of improving the preservability.
漂白能を有する液や定着能を有する液には、脱銀性の向上の観点からカチオンとしてアンモニウムを用いることが好ましいが、環境汚染低減の目的からは、アンモニウムを減少或いはゼロにする方が好ましい。
漂白、漂白定着、定着工程においては、特開平1-309059に記載のジェット撹拌を行なうことが特に好ましい。
漂白定着また定着工程における補充液の補充量は、感光材料1m2あたり100〜1000mLであり、好ましくは150〜700mL、特に好ましくは200〜600mLである。
漂白定着や定着工程には、各種の銀回収装置をインラインやオフラインで設置して銀を回収することが好ましい。インラインで設置することにより、液中の銀濃度を低減して処理できる結果、補充量を減少させることができる。また、オフラインで銀回収して残液を補充液として再利用することも好ましい。
It is preferable to use ammonium as a cation from the viewpoint of improving the desilvering property in a solution having bleaching ability or a fixing ability, but it is preferable to reduce or eliminate ammonium for the purpose of reducing environmental pollution. .
In the bleaching, bleach-fixing, and fixing steps, it is particularly preferable to perform jet stirring described in JP-A-1-309059.
The replenishing amount of the replenisher in the bleach-fixing or fixing step is 100 to 1000 mL, preferably 150 to 700 mL, particularly preferably 200 to 600 mL per 1 m 2 of the light-sensitive material.
In the bleach-fixing or fixing step, it is preferable to collect various silver recovery devices in-line or offline to recover silver. By installing in-line, the amount of replenishment can be reduced as a result of processing with reduced silver concentration in the liquid. It is also preferable to recover silver offline and reuse the remaining liquid as a replenisher.
漂白定着工程や定着工程は複数の処理タンクで構成することができ、各タンクはカスケード配管して多段向流方式にすることが好ましい。現像機の大きさとのバランスから、一般には2タンクカスケード構成が効率的であり、前段のタンクと後段のタンクにおける処理時間の比は、0.5:1〜1:0.5の範囲にすることが好ましく、特には0.8:1〜1:0.8の範囲が好ましい。
漂白定着液や定着液には、保恒性の向上の観点から金属錯体になっていない遊離のキレート剤を存在させることが好ましいが、これらのキレート剤としては、漂白液に関して記載した生分解性キレート剤を使用することが好ましい。
The bleach-fixing step and the fixing step can be composed of a plurality of processing tanks, and it is preferable that each tank is cascade-pipe to be a multistage countercurrent system. From the balance with the size of the developing machine, a two-tank cascade configuration is generally efficient, and it is preferable that the ratio of the processing time in the front tank and the rear tank is in the range of 0.5: 1 to 1: 0.5. The range of 0.8: 1 to 1: 0.8 is particularly preferable.
In the bleach-fixing solution and the fixing solution, it is preferable that a free chelating agent that is not a metal complex is present from the viewpoint of improving the preservability, but as these chelating agents, the biodegradability described for the bleaching solution is used. It is preferred to use a chelating agent.
水洗及び安定化工程に関しては、上記の特開平4-125558、第12頁右下欄6行〜第13頁右下欄第16行に記載の内容を好ましく適用することができる。特に、安定液にはホルムアルデヒドに代わってEP 504,609、同 519,190に記載のアゾリルメチルアミン類や特開平4-362943に記載のN−メチロールアゾール類を使用することや、マゼンタカプラーを二当量化してホルムアルデヒドなどの画像安定化剤を含まない界面活性剤の液にすることが、作業環境の保全の観点から好ましい。 Regarding the water washing and stabilization step, the contents described in JP-A-4-125558, page 12, lower right column, line 6 to page 13, lower right column, line 16 can be preferably applied. In particular, in place of formaldehyde, azolylmethylamines described in EP 504,609 and 519,190 and N-methylolazoles described in JP-A-4-362943 are used in place of formaldehyde, or a magenta coupler is bisected. It is preferable to use a surfactant solution that does not contain an image stabilizer such as formaldehyde from the viewpoint of maintaining the working environment.
また、感光材料に塗布された磁気記録層へのゴミの付着を軽減するには、特開平6-289559に記載の安定液が好ましく使用できる。 In order to reduce the adhesion of dust to the magnetic recording layer applied to the photosensitive material, a stabilizer described in JP-A-6-289559 can be preferably used.
水洗および安定液の補充量は、感光材料1m2あたり80〜1000mLが好ましく、特には100〜500mL、さらには150〜300mLが、水洗または安定化機能の確保と環境保全のための廃液減少の両面から好ましい範囲である。このような補充量で行なう処理においては、バクテリアや黴の繁殖防止のために、チアベンダゾール、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3オン、5−クロロ−2−メチルイソチアゾリン−3−オンのような公知の防黴剤やゲンタマイシンのような抗生物質、イオン交換樹脂等によって脱イオン処理した水を用いることが好ましい。脱イオン水と防菌剤や抗生物質は、併用することがより効果的である。
また、水洗または安定液タンク内の液は、特開平3-46652、同3-53246、同-355542、同3-121448、同3-126030に記載の逆浸透膜処理を行なって補充量を減少させることも好ましく、この場合の逆浸透膜は、低圧逆浸透膜であることが好ましい。
The amount of washing and replenishment of the stabilizing solution is preferably 80 to 1000 mL per 1 m 2 of the photosensitive material, particularly 100 to 500 mL, and more preferably 150 to 300 mL, both for ensuring washing function and stabilizing waste and reducing waste solution for environmental conservation. To a preferable range. In such a replenishing amount, known methods such as thiabendazole, 1,2-benzisothiazolin-3-one, 5-chloro-2-methylisothiazolin-3-one are used to prevent the growth of bacteria and sputum. It is preferable to use water deionized with an antifungal agent, an antibiotic such as gentamicin, an ion exchange resin or the like. It is more effective to use deionized water together with antibacterial agents and antibiotics.
In addition, the amount of replenishment of the water in the water washing or stabilizing liquid tank is reduced by performing reverse osmosis membrane treatment described in JP-A-3-46652, 3-53246, 3-355542, 3-121448, and 3-12030. The reverse osmosis membrane in this case is preferably a low pressure reverse osmosis membrane.
本発明における処理においては、発明協会公開技報、公技番号94-4992に開示された処理液の蒸発補正を実施することが特に好ましい。特に第2頁の(式−1)に基づいて、現像機設置環境の温度及び湿度情報を用いて補正する方法が好ましい。蒸発補正に使用する水は、水洗の補充タンクから採取することが好ましく、その場合は水洗補充水として脱イオン水を用いることが好ましい。
本発明に用いられる処理剤としては、上記公開技報の第3頁右欄15行から第4頁左欄32行に記載のものが好ましい。また、これに用いる現像機としては、第3頁右欄の第22行から28行に記載のフィルムプロセサーが好ましい。
本発明を実施するに好ましい処理剤、自動現像機、蒸発補正方式の具体例については、上記の公開技報の第5頁右欄11行から第7頁右欄最終行までに記載されている。
In the processing in the present invention, it is particularly preferable to carry out the evaporation correction of the processing liquid disclosed in JIII Journal of Technical Disclosure No. 94-4992. In particular, a method of correcting using the temperature and humidity information of the developing machine installation environment based on (Formula-1) on the second page is preferable. The water used for evaporation correction is preferably collected from a replenishment tank for washing, in which case deionized water is preferably used as the washing replenishment water.
As the treating agent used in the present invention, those described in the third page, right column, line 15 to page 4, left column, line 32 of the above-mentioned published technical report are preferable. Moreover, as a developing machine used for this, the film processor described in the 22nd line to the 28th line of the right column of the 3rd page is preferable.
Specific examples of a processing agent, an automatic processor, and an evaporation correction method that are preferable for carrying out the present invention are described from the fifth page, right column, line 11 to the seventh page, right column, last line of the above published technical bulletin. .
本発明に使用される処理剤の供給形態は、使用液状態の濃度または濃縮された形の液剤、あるいは顆粒、粉末、錠剤、ペースト状、乳液など、いかなる形態でもよい。このような処理剤の例として、特開昭63-17453には低酸素透過性の容器に収納した液剤、特開平4-19655、同4-230748には真空包装した粉末あるいは顆粒、同4-221951には水溶性ポリマーを含有させた顆粒、特開昭51-61837、特開平6-102628には錠剤、特表昭57-500485にはペースト状の処理剤が開示されており、いずれも好ましく使用できるが、使用時の簡便性の面から、予め使用状態の濃度で調製してある液体を使用することが好ましい。 The treatment agent used in the present invention may be supplied in any form, such as a solution in the concentration or concentrated form of the working solution, or granules, powders, tablets, pastes, and emulsions. Examples of such treatment agents include a liquid agent contained in a container having low oxygen permeability in JP-A-63-17453, powders or granules in vacuum packaging in JP-A-4-19655 and 4-230748, 4- 221951 discloses granules containing a water-soluble polymer, JP-A-51-61837, JP-A-6-102628 discloses a tablet, and JP-A-57-500485 discloses a paste-like treatment agent, both of which are preferred. Although it can be used, it is preferable to use a liquid prepared in advance at a concentration in the state of use from the viewpoint of convenience during use.
これらの処理剤を収納する容器には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどが、単独あるいは複合材料として使用される。これらは要求される酸素透過性のレベルに合わせて選択される。発色現像液などの酸化されやすい液に対しては、低酸素透過性の素材が好ましく、具体的にはポリエチレンテレフタレートやポリエチレンとナイロンの複合材料が好ましい。これらの材料は500〜1500μmの厚さで、容器に使用され、酸素透過性を20mL/m2・24hrs・atm以下にすることが好ましい。 In a container for storing these treatment agents, polyethylene, polypropylene, polyvinyl chloride, polyethylene terephthalate, nylon or the like is used alone or as a composite material. These are selected according to the required level of oxygen permeability. For an easily oxidized liquid such as a color developer, a low oxygen permeable material is preferable, and specifically, polyethylene terephthalate or a composite material of polyethylene and nylon is preferable. These materials have a thickness of 500 to 1500 μm, are used for containers, and preferably have an oxygen permeability of 20 mL / m 2 · 24 hrs · atm or less.
次に本発明に使用されるカラー反転フィルム用の処理液について説明する。
カラー反転フィルム用の処理については、アズテック有限会社発行の公知技術第6号(1991年4月1日)第1頁5行〜第10頁5行、及び第15頁8行〜第24頁2行に詳細に記載されており、その内容はいずれも好ましく適用することができる。
Next, the color reversal film processing solution used in the present invention will be described.
Regarding processing for color reversal film, publicly known technology No. 6 (April 1, 1991) published by Aztec Co., Ltd., page 1, line 5 to page 10, line 5, and page 15, line 8 to page 24, page 2 The contents are described in detail in the lines, and any of the contents can be preferably applied.
カラー反転フイルムの処理においては、画像安定化剤は調整浴か最終浴に含有される。このような画像安定化剤としては、ホルマリンのほかにホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム、N−メチロールアゾール類があげられるが、作業環境の観点からホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムかN−メチロールアゾール類が好ましく、N−メチロールアゾール類としては、特にN−メチロールトリアゾールが好ましい。また、カラーネガフィルムの処理において記載した発色現像液、漂白液、定着液、水洗水などに関する内容は、カラー反転フィルムの処理にも好ましく適用できる。
上記の内容を含む好ましいカラー反転フィルムの処理剤として、イーストマンコダック社のE−6処理剤及び富士写真フイルム(株)のCR−56処理剤をあげることができる。
In the processing of the color reversal film, the image stabilizer is contained in the adjustment bath or the final bath. Examples of such image stabilizers include formaldehyde sodium bisulfite and N-methylol azoles in addition to formalin. From the viewpoint of the working environment, sodium formaldehyde bisulfite or N-methylol azoles are preferred, and N-methylol is preferred. As the azole, N-methyloltriazole is particularly preferable. The contents relating to the color developer, bleaching solution, fixing solution, washing water and the like described in the processing of the color negative film can be preferably applied to the processing of the color reversal film.
Examples of preferable processing agents for color reversal films including the above contents include East-6 Kodak E-6 processing agent and Fuji Photo Film Co., Ltd. CR-56 processing agent.
次に、本発明に用いられる磁気記録層について説明する。
本発明に用いられる磁気記録層とは、磁性体粒子をバインダー中に分散した水性もしくは有機溶媒系塗布液を支持体上に塗設したものである。
本発明で用いられる磁性体粒子は、γFe2O3などの強磁性酸化鉄、Co被着γFe2O3、Co被着マグネタイト、Co含有マグネタイト、強磁性二酸化クロム、強磁性金属、強磁性合金、六方晶系のBaフェライト、Srフェライト、Pbフェライト、Caフェライトなどを使用できる。Co被着γFe2O3などのCo被着強磁性酸化鉄が好ましい。形状としては針状、米粒状、球状、立方体状、板状等いずれでもよい。比表面積ではSBETで20m2/g以上が好ましく、30m2/g以上が特に好ましい。
Next, the magnetic recording layer used in the present invention will be described.
The magnetic recording layer used in the present invention is obtained by coating a support with an aqueous or organic solvent-based coating liquid in which magnetic particles are dispersed in a binder.
Magnetic particles used in the present invention include ferromagnetic iron oxide such as γFe 2 O 3, Co deposited γFe 2 O 3, Co coated magnetite, Co containing magnetite, ferromagnetic chromium dioxide, ferromagnetic metal, ferromagnetic alloy Hexagonal Ba ferrite, Sr ferrite, Pb ferrite, Ca ferrite, etc. can be used. Co-coated ferromagnetic iron oxides such as Co-coated γFe 2 O 3 are preferred. The shape may be any of needle shape, rice grain shape, spherical shape, cubic shape, plate shape and the like. Preferably at least 20 m 2 / g in S BET is the specific surface area, and particularly preferably equal to or greater than 30 m 2 / g.
強磁性体の飽和磁化(σs)は、好ましくは3.0×104〜3.0×105A/mであり、特に好ましくは4.0×104〜2.5×105A/mである。強磁性体粒子を、シリカおよび/またはアルミナや有機素材による表面処理を施してもよい。さらに、磁性体粒子は特開平6-161032号に記載された如くその表面にシランカップリング剤又はチタンカップリング剤で処理されてもよい。又特開平4-259911号、同5-81652号に記載の表面に無機、有機物を被覆した磁性体粒子も使用できる。 The saturation magnetization (σs) of the ferromagnetic material is preferably 3.0 × 10 4 to 3.0 × 10 5 A / m, and particularly preferably 4.0 × 10 4 to 2.5 × 10 5 A / m. The ferromagnetic particles may be subjected to a surface treatment with silica and / or alumina or an organic material. Further, the magnetic particles may be treated with a silane coupling agent or a titanium coupling agent on the surface thereof as described in JP-A-6-61032. Also, magnetic particles having a surface coated with inorganic or organic substances as described in JP-A-4-59911 and 5-81652 can be used.
磁性体粒子に用いられるバインダーは、特開平4-219569に記載の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂、酸、アルカリ又は生分解性ポリマー、天然物重合体(セルロース誘導体,糖誘導体など)およびそれらの混合物を使用することができる。上記の樹脂のTgは-40℃〜300℃、質量平均分子量は0.2万〜100万である。例えばビニル系共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレート、セルローストリプロピオネートなどのセルロース誘導体、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂を挙げることができ、ゼラチンも好ましい。特にセルロースジ(トリ)アセテートが好ましい。バインダーは、エポキシ系、アジリジン系、イソシアネート系の架橋剤を添加して硬化処理することができる。イソシアネート系の架橋剤としては、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、などのイソシアネート類、これらのイソシアネート類とポリアルコールとの反応生成物(例えば、トリレンジイソシアナート3molとトリメチロールプロパン1molの反応生成物)、及びこれらのイソシアネート類の縮合により生成したポリイソシアネートなどがあげられ、例えば特開平6-59357に記載されている。 The binder used for the magnetic particles is a thermoplastic resin, a thermosetting resin, a radiation curable resin, a reactive resin, an acid, an alkali or a biodegradable polymer, a natural product polymer (cellulose) described in JP-A-4-19569. Derivatives, sugar derivatives, etc.) and mixtures thereof. The resin has a Tg of -40 ° C to 300 ° C and a mass average molecular weight of 20,000 to 1,000,000. Examples thereof include vinyl copolymers, cellulose diacetate, cellulose triacetate, cellulose acetate propionate, cellulose derivatives such as cellulose acetate butyrate, cellulose tripropionate, acrylic resins, and polyvinyl acetal resins, and gelatin is also preferable. Cellulose di (tri) acetate is particularly preferable. The binder can be cured by adding an epoxy-based, aziridine-based, or isocyanate-based crosslinking agent. Examples of isocyanate-based crosslinking agents include tolylene diisocyanate, 4,4′-diphenylmethane diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, xylylene diisocyanate, and the like, and reaction products of these isocyanates with polyalcohol (for example, tolylene diene). Reaction products of 3 mol of isocyanate and 1 mol of trimethylolpropane), polyisocyanates formed by condensation of these isocyanates, and the like, for example, are described in JP-A-6-59357.
前述の磁性体を上記バインダ−中に分散する方法は、特開平6-35092に記載されている方法のように、ニーダー、ピン型ミル、アニュラー型ミルなどが好ましく併用も好ましい。特開平5-088283に記載の分散剤や、その他の公知の分散剤が使用できる。磁気記録層の厚みは0.1μm〜10μm、好ましくは0.2μm〜5μm、より好ましくは0.3μm〜3μmである。磁性体粒子とバインダーの質量比は好ましくは0.5:100〜60:100からなり、より好ましくは1:100〜30:100である。磁性体粒子の塗布量は0.005〜3g/m2、好ましくは0.01〜2g/m2、さらに好ましくは0.02〜0.5g/m2である。磁気記録層の透過イエロー濃度は、0.01〜0.50が好ましく、0.03〜0.20がより好ましく、0.04〜0.15が特に好ましい。磁気記録層は、写真用支持体の裏面に塗布又は印刷によって全面またはストライプ状に設けることができる。磁気記録層を塗布する方法としてはエアードクター、ブレード、エアナイフ、スクイズ、含浸、リバースロール、トランスファーロール、グラビヤ、キス、キャスト、スプレイ、ディップ、バー、エクストリュージョン等が利用でき、特開平5-341436等に記載の塗布液が好ましい。 As a method for dispersing the above-mentioned magnetic substance in the binder, a kneader, a pin type mill, an annular type mill, etc. are preferable, as in the method described in JP-A-6-35092. Dispersants described in JP-A-5-088283 and other known dispersants can be used. The thickness of the magnetic recording layer is 0.1 μm to 10 μm, preferably 0.2 μm to 5 μm, more preferably 0.3 μm to 3 μm. The mass ratio of the magnetic particles to the binder is preferably 0.5: 100 to 60: 100, more preferably 1: 100 to 30: 100. The coating amount of the magnetic particles is 0.005 to 3 g / m 2 , preferably 0.01 to 2 g / m 2 , more preferably 0.02 to 0.5 g / m 2 . The transmission yellow density of the magnetic recording layer is preferably 0.01 to 0.50, more preferably 0.03 to 0.20, and particularly preferably 0.04 to 0.15. The magnetic recording layer can be provided on the entire surface or in a stripe shape on the back surface of the photographic support by coating or printing. As a method for applying the magnetic recording layer, an air doctor, blade, air knife, squeeze, impregnation, reverse roll, transfer roll, gravure, kiss, cast, spray, dip, bar, extraction, etc. can be used. The coating solution described in 341436 and the like is preferable.
磁気記録層に、潤滑性向上、カール調節、帯電防止、接着防止、ヘッド研磨などの機能を合せ持たせてもよいし、別の機能性層を設けて、これらの機能を付与させてもよく、粒子の少なくとも1種以上がモース硬度が5以上の非球形無機粒子の研磨剤が好ましい。非球形無機粒子の組成としては、酸化アルミニウム、酸化クロム、二酸化珪素、二酸化チタン、シリコンカーバイト等の酸化物、炭化珪素、炭化チタン等の炭化物、ダイアモンド等の微粉末が好ましい。これらの研磨剤は、その表面をシランカップリング剤又はチタンカップリング剤で処理されてもよい。これらの粒子は磁気記録層に添加してもよく、また磁気記録層上にオーバーコート(例えば保護層,潤滑剤層など)しても良い。この時使用するバインダーは前述のものが使用でき、好ましくは磁気記録層のバインダーと同じものがよい。磁気記録層を有する感材については、US 5,336,589、同 5,250,404、同 5,229,259、同 5,215,874、EP 466,130に記載されている。 The magnetic recording layer may have functions such as lubricity improvement, curl adjustment, antistatic, adhesion prevention, head polishing, etc., or another functional layer may be provided to give these functions. An abrasive of non-spherical inorganic particles in which at least one kind of particles has a Mohs hardness of 5 or more is preferable. As the composition of the non-spherical inorganic particles, oxides such as aluminum oxide, chromium oxide, silicon dioxide, titanium dioxide, and silicon carbide, carbides such as silicon carbide and titanium carbide, and fine powders such as diamond are preferable. The surface of these abrasives may be treated with a silane coupling agent or a titanium coupling agent. These particles may be added to the magnetic recording layer, or may be overcoated (for example, a protective layer, a lubricant layer, etc.) on the magnetic recording layer. As the binder used at this time, the above-mentioned binders can be used, and the same binder as that for the magnetic recording layer is preferable. Photosensitive materials having a magnetic recording layer are described in US 5,336,589, 5,250,404, 5,229,259, 5,215,874, and EP 466,130.
次に本発明に好ましく用いられるポリエステル支持体について記すが、後述する感材、処理、カートリッジ及び実施例なども含め詳細については、公開技報、公技番号94-6023(発明協会;1994.3.15.)に記載されている。本発明に用いられるポリエステルはジオールと芳香族ジカルボン酸を必須成分として形成され、芳香族ジカルボン酸として2,6−、1,5−、1,4−、及び2,7−ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ジオールとしてジエチレングリコール、トリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、ビスフェノールが挙げられる。この重合ポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジメタノールテレフタレート等のホモポリマーを挙げることができる。特に好ましいのは2,6−ナフタレンジカルボン酸を50モル%〜100モル%含むポリエステルである。中でも特に好ましいのはポリエチレン−2,6−ナフタレートである。平均分子量の範囲は約5,000ないし200,000である。本発明のポリエステルのTgは50℃以上であり、さらに90℃以上が好ましい。 Next, the polyester support preferably used in the present invention will be described. For details including the photosensitive material, treatment, cartridge, and examples described later, the published technical report, public technical number 94-6023 (Invention Association; 1994.3.15). .)It is described in. The polyester used in the present invention is formed with diol and aromatic dicarboxylic acid as essential components, and 2,6-, 1,5-, 1,4- and 2,7-naphthalenedicarboxylic acid, terephthalic as aromatic dicarboxylic acid Examples of the acid, isophthalic acid, phthalic acid, and diol include diethylene glycol, triethylene glycol, cyclohexanedimethanol, bisphenol A, and bisphenol. Examples of this polymer include homopolymers such as polyethylene terephthalate, polyethylene naphthalate, and polycyclohexanedimethanol terephthalate. Particularly preferred is a polyester containing 50 mol% to 100 mol% of 2,6-naphthalenedicarboxylic acid. Of these, polyethylene-2,6-naphthalate is particularly preferred. The average molecular weight range is about 5,000 to 200,000. The Tg of the polyester of the present invention is 50 ° C. or higher, more preferably 90 ° C. or higher.
次に、ポリエステル支持体は、巻き癖をつきにくくするために熱処理温度は40℃以上Tg未満、より好ましくはTg−20℃以上Tg未満で熱処理を行う。熱処理はこの温度範囲内の一定温度で実施してもよく、冷却しながら熱処理してもよい。この熱処理時間は、0.1時間以上1500時間以下、さらに好ましくは0.5時間以上200時間以下である。支持体の熱処理は、ロ−ル状で実施してもよく、またウェブ状で搬送しながら実施してもよい。表面に凹凸を付与し(例えばSnO2やSb2O5等の導電性無機微粒子を塗布する)、面状改良を図ってもよい。又端部にローレットを付与し端部のみ少し高くすることで巻芯部の切り口写りを防止するなどの工夫を行うことが望ましい。これらの熱処理は支持体製膜後、表面処理後、バック層塗布後(帯電防止剤、滑り剤等)、下塗り塗布後のどこの段階で実施してもよい。好ましいのは帯電防止剤塗布後である。
このポリエステルには紫外線吸収剤を練り込んでも良い。又ライトパイピング防止のため、三菱化成製のDiaresin、日本化薬製のKayaset等ポリエステル用として市販されている染料または顔料を練り込むことにより目的を達成することが可能である。
Next, the polyester support is heat-treated at a heat treatment temperature of 40 ° C. or higher and lower than Tg, more preferably Tg−20 ° C. or higher and lower than Tg, in order to make it difficult to cause curl. The heat treatment may be performed at a constant temperature within this temperature range, or may be performed while cooling. This heat treatment time is 0.1 hours to 1500 hours, more preferably 0.5 hours to 200 hours. The heat treatment of the support may be performed in a roll shape or may be performed while being conveyed in a web shape. The surface may be improved by providing irregularities on the surface (for example, applying conductive inorganic fine particles such as SnO 2 and Sb 2 O 5 ). It is also desirable to devise measures such as preventing knurling of the core part by imparting knurls to the end part and slightly raising only the end part. These heat treatments may be carried out at any stage after forming the support, after the surface treatment, after applying the back layer (antistatic agent, slip agent, etc.) and after applying the undercoat. Preferred is after application of the antistatic agent.
This polyester may be kneaded with an ultraviolet absorber. In order to prevent light piping, the purpose can be achieved by kneading commercially available dyes or pigments for polyester such as Mitsubishi Kasei's Diaresin and Nippon Kayaku's Kayaset.
次に、本発明では支持体と感材構成層を接着させるために、表面処理することが好ましい。薬品処理、機械的処理、コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理、などの表面活性化処理が挙げられる。表面処理の中でも好ましいのは、紫外線照射処理、火焔処理、コロナ処理、グロー処理である。 Next, in the present invention, it is preferable to perform a surface treatment in order to adhere the support and the light-sensitive material constituting layer. Examples of the surface activation treatment include chemical treatment, mechanical treatment, corona discharge treatment, flame treatment, ultraviolet treatment, high frequency treatment, glow discharge treatment, active plasma treatment, laser treatment, mixed acid treatment, and ozone oxidation treatment. Among the surface treatments, ultraviolet irradiation treatment, flame treatment, corona treatment, and glow treatment are preferable.
次に、下塗法について述べると、単層でもよく2層以上でもよい。下塗層用バインダーとしては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブタジエン、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸などの中から選ばれた単量体を出発原料とする共重合体を始めとして、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、グラフト化ゼラチン、ニトロセルロース、ゼラチンが挙げられる。支持体を膨潤させる化合物としてレゾルシンとp−クロルフェノールがある。下塗層にはゼラチン硬化剤としてはクロム塩(クロム明ばんなど)、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グルタールアルデヒドなど)、イソシアネート類、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−トリアジンなど)、エピクロルヒドリン樹脂、活性ビニルスルホン化合物などを挙げることができる。SiO2、TiO2、無機物微粒子又はポリメチルメタクリレート共重合体微粒子(0.01〜10μm)をマット剤として含有させてもよい。 Next, the primer method will be described. It may be a single layer or two or more layers. As a binder for the undercoat layer, starting from a copolymer starting from a monomer selected from vinyl chloride, vinylidene chloride, butadiene, methacrylic acid, acrylic acid, itaconic acid, maleic anhydride, etc. Examples include polyethyleneimine, epoxy resin, grafted gelatin, nitrocellulose, and gelatin. Examples of compounds that swell the support include resorcin and p-chlorophenol. For the undercoat layer, as a gelatin hardener, chromium salts (such as chromium alum), aldehydes (formaldehyde, glutaraldehyde, etc.), isocyanates, active halogen compounds (2,4-dichloro-6-hydroxy-S-triazine) Etc.), epichlorohydrin resins, active vinyl sulfone compounds and the like. SiO 2 , TiO 2 , inorganic fine particles or polymethyl methacrylate copolymer fine particles (0.01 to 10 μm) may be contained as a matting agent.
また、本発明においては、帯電防止剤が好ましく用いられる。それらの帯電防止剤としては、カルボン酸及びカルボン酸塩、スルホン酸塩を含む高分子、カチオン性高分子、イオン性界面活性剤化合物を挙げることができる。
帯電防止剤として最も好ましいものは、ZnO、TiO2、SnO2、Al2O3、In2O3、SiO2、MgO、BaO、MoO3、V2O5の中から選ばれた少くとも1種の体積抵抗率が107Ω・cm以下、より好ましくは105Ω・cm以下である粒子サイズ0.001〜1.0μm結晶性の金属酸化物あるいはこれらの複合酸化物(Sb,P,B,In,S,Si,C など)の微粒子、更にはゾル状の金属酸化物あるいはこれらの複合酸化物の微粒子である。
In the present invention, an antistatic agent is preferably used. Examples of these antistatic agents include carboxylic acids, carboxylates, polymers containing sulfonates, cationic polymers, and ionic surfactant compounds.
Most preferred as the antistatic agent is at least one selected from ZnO, TiO 2 , SnO 2 , Al 2 O 3 , In 2 O 3 , SiO 2 , MgO, BaO, MoO 3 , V 2 O 5. The volume resistivity of the seed is 10 7 Ω · cm or less, more preferably 10 5 Ω · cm or less. The particle size is 0.001 to 1.0 μm. Crystalline metal oxide or composite oxide thereof (Sb, P, B, In , S, Si, C, etc.), and also sol-like metal oxides or composite oxides thereof.
感材への含有量としては、5〜500mg/m2が好ましく特に好ましくは10〜350mg/m2である。導電性の結晶性酸化物又はその複合酸化物とバインダーの量の比は1/300〜100/1が好ましく、より好ましくは1/100〜100/5である。 The addition amount to the photographic material, 5 to 500 mg / m 2 is preferably particularly preferably 10 to 350 mg / m 2. The ratio of the amount of the conductive crystalline oxide or its composite oxide to the binder is preferably 1/300 to 100/1, more preferably 1/100 to 100/5.
本発明の感材には滑り性がある事が好ましい。滑り剤含有層は感光層面、バック面ともに用いることが好ましい。好ましい滑り性としては動摩擦係数で0.25以下0.01以上である。この時の測定は直径5mmのステンレス球に対し、60cm/分で搬送した時の値を表す(25℃、60%RH)。この評価において相手材として感光層面に置き換えてもほぼ同レベルの値となる。
本発明に使用可能な滑り剤としては、ポリオルガノシロキサン、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸と高級アルコールのエステル等であり、ポリオルガノシロキサンとしては、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、ポリスチリルメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン等を用いることができる。添加層としては乳剤層の最外層やバック層が好ましい。特にポリジメチルシロキサンや長鎖アルキル基を有するエステルが好ましい。
The light-sensitive material of the present invention preferably has slipperiness. The slip agent-containing layer is preferably used for both the photosensitive layer surface and the back surface. A preferable slip property is a dynamic friction coefficient of 0.25 or less and 0.01 or more. The measurement at this time represents the value when transported at 60 cm / min for a stainless steel ball having a diameter of 5 mm (25 ° C., 60% RH). In this evaluation, even if the counterpart material is replaced with the photosensitive layer surface, the value is almost the same.
Examples of slip agents that can be used in the present invention include polyorganosiloxanes, higher fatty acid amides, higher fatty acid metal salts, esters of higher fatty acids and higher alcohols, and examples of polyorganosiloxanes include polydimethylsiloxane, polydiethylsiloxane, Styrylmethylsiloxane, polymethylphenylsiloxane, and the like can be used. As the additive layer, the outermost layer of the emulsion layer or the back layer is preferable. In particular, polydimethylsiloxane and esters having a long chain alkyl group are preferred.
本発明の感材にはマット剤が有る事が好ましい。マット剤としては乳剤面、バック面とどちらでもよいが、乳剤側の最外層に添加するのが特に好ましい。マット剤は処理液可溶性でも処理液不溶性でもよく、好ましくは両者を併用することである。例えばポリメチルメタクリレート、ポリ(メチルメタクリレート/メタクリル酸=9/1又は5/5(モル比))、ポリスチレン粒子などが好ましい。粒径としては0.8〜10μmが好ましく、その粒径分布も狭いほうが好ましく、平均粒径の0.9〜1.1倍の間に全粒子数の90%以上が含有されることが好ましい。また、マット性を高めるために0.8μm以下の微粒子を同時に添加することも好ましく例えばポリメチルメタクリレート(0.2μm)、ポリ(メチルメタクリレート/メタクリル酸=9/1(モル比)、0.3μm))、ポリスチレン粒子(0.25μm)、コロイダルシリカ(0.03μm)が挙げられる。 The light-sensitive material of the present invention preferably contains a matting agent. The matting agent may be either the emulsion surface or the back surface, but is particularly preferably added to the outermost layer on the emulsion side. The matting agent may be soluble in the processing solution or insoluble in the processing solution, and is preferably a combination of both. For example, polymethyl methacrylate, poly (methyl methacrylate / methacrylic acid = 9/1 or 5/5 (molar ratio)), polystyrene particles and the like are preferable. The particle size is preferably 0.8 to 10 μm, the particle size distribution is preferably narrow, and 90% or more of the total number of particles is preferably contained between 0.9 and 1.1 times the average particle size. It is also preferable to add fine particles of 0.8 μm or less at the same time in order to improve the matting property, for example, polymethyl methacrylate (0.2 μm), poly (methyl methacrylate / methacrylic acid = 9/1 (molar ratio), 0.3 μm)), Examples thereof include polystyrene particles (0.25 μm) and colloidal silica (0.03 μm).
次に、本発明で用いられるフィルムパトローネについて記載する。本発明で使用されるパトローネの主材料は金属でも合成プラスチックでもよい。
好ましいプラスチック材料はポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフェニルエーテルなどである。更に本発明のパトローネは、各種の帯電防止剤を含有してもよくカーボンブラック、金属酸化物粒子、ノニオン、アニオン、カチオン及びベタイン系界面活性剤又はポリマー等を好ましく用いることが出来る。これらの帯電防止されたパトローネは特開平1-312537、同1-312538に記載されている。特に25℃、25%RHでの抵抗が1012Ω以下が好ましい。通常プラスチックパトローネは、遮光性を付与するためにカーボンブラックや顔料などを練り込んだプラスチックを使って製作される。パトローネのサイズは現在135サイズのままでもよいし、カメラの小型化には、現在の135サイズの25mmのカートリッジの径を22mm以下とすることも有効である。パトローネのケースの容積は、30cm3以下好ましくは25cm3以下とすることが好ましい。パトローネおよびパトローネケースに使用されるプラスチックの質量は5g〜15gが好ましい。
Next, the film cartridge used in the present invention will be described. The main material of the cartridge used in the present invention may be metal or synthetic plastic.
Preferred plastic materials are polystyrene, polyethylene, polypropylene, polyphenyl ether and the like. Furthermore, the cartridge of the present invention may contain various antistatic agents, and carbon black, metal oxide particles, nonions, anions, cations and betaine surfactants or polymers can be preferably used. These antistatic cartridges are described in JP-A Nos. 1-312537 and 1-312538. In particular, the resistance at 25 ° C. and 25% RH is preferably 10 12 Ω or less. Usually, plastic patrone is manufactured using a plastic kneaded with carbon black or pigment to provide light shielding. The patrone size may be the same as the current 135 size. To reduce the size of the camera, it is also effective to reduce the diameter of the current 135 size 25 mm cartridge to 22 mm or less. The volume of the cartridge case is 30 cm 3 or less, preferably 25 cm 3 or less. The mass of the plastic used for the cartridge and the cartridge case is preferably 5 to 15 g.
更に本発明で用いられる、スプールを回転してフィルムを送り出すパトローネでもよい。またフィルム先端がパトローネ本体内に収納され、スプール軸をフィルム送り出し方向に回転させることによってフィルム先端をパトローネのポート部から外部に送り出す構造でもよい。これらはUS 4,834,306、同 5,226,613に開示されている。本発明に用いられる写真フィルムは現像前のいわゆる生フィルムでもよいし、現像処理された写真フィルムでもよい。又、生フィルムと現像済みの写真フィルムが同じ新パトローネに収納されていてもよいし、異なるパトローネでもよい。 Further, a cartridge that feeds a film by rotating a spool may be used in the present invention. Alternatively, the film leading end may be housed in the cartridge main body, and the film leading end may be sent out from the port portion of the cartridge by rotating the spool shaft in the film feeding direction. These are disclosed in US 4,834,306 and 5,226,613. The photographic film used in the present invention may be a so-called raw film before development, or may be a photographic film that has been developed. Further, the raw film and the developed photographic film may be stored in the same new cartridge, or may be different cartridges.
本発明のカラー写真感光材料は、アドバンスト・フォト・システム(以下、APシステムという)用ネガフィルムとしても好適であり、富士写真フイルム(株)(以下、富士フイルムという)製NEXIA A、NEXIA F、NEXIA H(順にISO 200/100/400)のようにフィルムをAPシステムフォーマットに加工し、専用カートリッジに収納したものを挙げることができる。これらのAPシステム用カートリッジフィルムは、富士フイルム製エピオンシリーズ(エピオン300Z等)等のAPシステム用カメラに装填して用いられる。また、本発明のカラー写真感光材料は、富士フイルム製フジカラー写ルンですスーパースリムのようなレンズ付きフィルムにも好適である。
これらにより撮影されたフィルムは、ミニラボシステムでは次のような工程を経てプリントされる。
(1) 受付(露光済みカートリッジフィルムをお客様からお預かり)
(2) デタッチ工程(カートリッジから、フィルムを現像工程用の中間カートリッジに移す)
(3) フィルム現像
(4) リアタッチ工程(現像済みのネガフィルムを、もとのカートリッジに戻す)
(5) プリント(C/H/P 3タイプのプリントとインデックスプリントをカラーペーパー〔好ましくは富士フイルム製SUPER FA8 〕に連続自動プリント)
(6) 照合・出荷(カートリッジとインデックスプリントをIDナンバーで照合し、プリントとともに出荷)
これらのシステムとしては、富士フイルムミニラボチャンピオンスーパーFA-298/FA-278/FA-258/FA-238 及び富士フイルムデジタルラボシステム フロンティアが好ましい。ミニラボチャンピオンのフィルムプロセサーとしてはFP922AL/FP562B/FP562B,AL/FP362B/FP362B,AL が挙げられ、推奨処理薬品はフジカラージャストイットCN-16L及びCN-16Qである。プリンタープロセサーとしては、PP3008AR/PP3008A/PP1828AR/PP1828A/PP1258AR/PP1258A/PP728AR/PP728A が挙げられ、推奨処理薬品はフジカラージャストイットCP-47L及びCP-40FAII である。フロンティアシステムでは、スキャナー&イメージプロセサー SP-1000及びレーザープリンター&ペーパープロセサー LP-1000Pもしくはレーザープリンター LP-1000Wが用いられる。デタッチ工程で用いるデタッチャー、リアタッチ工程で用いるリアタッチャーは、それぞれ富士フイルムのDT200/DT100 及びAT200/AT100が好ましい。
The color photographic light-sensitive material of the present invention is also suitable as a negative film for an advanced photo system (hereinafter referred to as AP system), manufactured by Fuji Photo Film Co., Ltd. A film that has been processed into an AP system format like NEXIA H (in order ISO 200/100/400) and stored in a special cartridge can be listed. These AP system cartridge films are used by being loaded into an AP system camera such as FUJIFILM's EPION series (such as EPION 300Z). The color photographic light-sensitive material of the present invention is also suitable for a lens-equipped film such as a super slim, which is a Fuji color photorun made by Fuji Film.
The film photographed by these is printed through the following process in the minilab system.
(1) Reception (taking the exposed cartridge film from the customer)
(2) Detach process (transfer film from cartridge to intermediate cartridge for development process)
(3) Film development
(4) Rear touch process (return the developed negative film back to the original cartridge)
(5) Print (C / H / P 3 type print and index print are automatically printed on color paper [preferably Fujifilm SUPER FA8])
(6) Verification / shipping (Cartridge and index print are verified by ID number and shipped together with the print)
As these systems, FUJIFILM Minilab Champion Super FA-298 / FA-278 / FA-258 / FA-238 and FUJIFILM Digital Lab System Frontier are preferred. FP922AL / FP562B / FP562B, AL / FP362B / FP362B, AL are listed as minilab champion film processors. Fuji Color Just It CN-16L and CN-16Q are recommended chemicals. Examples of printer processors include PP3008AR / PP3008A / PP1828AR / PP1828A / PP1258AR / PP1258A / PP728AR / PP728A, and recommended processing chemicals are Fujicolor Justit CP-47L and CP-40FAII. In Frontier System, Scanner & Image Processor SP-1000 and Laser Printer & Paper Processor LP-1000P or Laser Printer LP-1000W are used. The detacher used in the detach process and the rear toucher used in the rear touch process are preferably DT200 / DT100 and AT200 / AT100 manufactured by Fuji Film, respectively.
APシステムは、富士フイルムのデジタルイメージワークステーションAladdin 1000を中心とするフォトジョイシステムにより楽しむこともできる。例えば、Aladdin 1000に現像済みAPシステムカートリッジフィルムを直接装填したり、ネガフィルム、ポジフィルム、プリントの画像情報を、35mmフィルムスキャナーFE-550やフラットヘッドスキャナーPE-550を用いて入力し、得られたデジタル画像データを容易に加工・編集することができる。そのデータは、光定着型感熱カラープリント方式によるデジタルカラープリンターNC-550ALやレーザー露光熱現像転写方式のピクトログラフィー3000によって、又はフィルムレコーダーを通して既存のラボ機器によりプリントとして出力することができる。また、Aladdin 1000は、デジタル情報を直接フロッピー(登録商標)ディスクやZip ディスクに、もしくはCDライターを介してCD-Rに出力することもできる。 The AP system can also be enjoyed with a photo joy system centered on Fujifilm's digital image workstation Aladdin 1000. For example, you can load Aladdin 1000 directly with developed AP system cartridge film, or input image information of negative film, positive film, and print using 35mm film scanner FE-550 or flat head scanner PE-550. Digital image data can be easily processed and edited. The data can be output as a print by a digital color printer NC-550AL using a light-fixing type thermal color printing method, a pictography 3000 using a laser exposure heat development transfer method, or by an existing laboratory equipment through a film recorder. Aladdin 1000 can also output digital information directly to a floppy (registered trademark) disk or Zip disk, or to a CD-R via a CD writer.
一方、家庭では、現像済みAPシステムカートリッジフィルムを富士フイルム製フォトプレイヤーAP-1に装填するだけでTVで写真を楽しむことができるし、富士フイルム製フォトスキャナーAS-1に装填すれば、パソコンに画像情報を高速で連続的に取り込むこともできる。また、フィルム、プリント又は立体物をパソコンに入力するには、富士フイルム製フォトビジョンFV-10/FV-5が利用できる。更に、フロッピー(登録商標)ディスク、Zip ディスク、CD-Rもしくはハードディスクに記録された画像情報は、富士フイルムのアプリケーションソフトフォトファクトリーを用いてパソコン上で様々に加工して楽しむことができる。パソコンから高画質なプリントを出力するには、光定着型感熱カラープリント方式の富士フイルム製デジタルカラープリンターNC-2/NC-2Dが好適である。
現像済みのAPシステムカートリッジフィルムを収納するには、フジカラーポケットアルバムAP-5ポップL 、AP-1ポップL、AP-1ポップKG又はカートリッジファイル16が好ましい。
On the other hand, at home, you can enjoy photos on a TV simply by loading the developed AP system cartridge film into the Fujifilm photo player AP-1, and if you load it into the Fujifilm photo scanner AS-1, Image information can also be captured continuously at high speed. In addition, Fujifilm's Photo Vision FV-10 / FV-5 can be used to input film, prints or three-dimensional objects into a personal computer. Furthermore, image information recorded on a floppy (registered trademark) disk, Zip disk, CD-R or hard disk can be processed and enjoyed in various ways on a personal computer using Fujifilm's application software photo factory. In order to output high-quality prints from a personal computer, Fujifilm's digital color printer NC-2 / NC-2D with a light fixing type thermal color printing method is suitable.
To store the developed AP system cartridge film, Fuji Color Pocket Album AP-5 Pop L, AP-1 Pop L, AP-1 Pop KG or Cartridge File 16 is preferred.
以下に本発明の実施例を示す。但し、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例1
本実施例で用いた支持体は、下記の方法により作製した。
1)第1層及び下塗り層
厚さ90μmのポリエチレンナフタレート支持体について、その各々の両面に、処理雰囲気圧力2.66×10Pa、雰囲気気体中のH2O分圧75%、放電周波数30kHz、出力2500W、処理強度0.5kV・A・分/m2でグロー放電処理を施した。この支持体上に、第1層として下記組成の塗布液を特公昭58−4589号公報に記載のバー塗布法を用いて、5mL/m2の塗布量で塗布した。
Examples of the present invention are shown below. However, the present invention is not limited to this example.
Example 1
The support used in this example was produced by the following method.
1) First layer and undercoat layer A polyethylene naphthalate support having a thickness of 90 μm has a treatment atmosphere pressure of 2.66 × 10 Pa, an H 2 O partial pressure of 75% in an atmospheric gas, a discharge frequency of 30 kHz on each of both surfaces. Glow discharge treatment was performed at an output of 2500 W and a treatment strength of 0.5 kV · A · min / m 2 . On this support, a coating solution having the following composition was applied as a first layer at a coating amount of 5 mL / m 2 using the bar coating method described in JP-B-58-4589.
導電性微粒子分散液(SnO2/Sb2O5粒子濃度 50 質量部
10%の水分散液.1次粒子径0.005μmの
2次凝集体でその平均粒径が0.05μm)
ゼラチン 0.5 質量部
水 49 質量部
ポリグリセロールポリグリシジルエーテル 0.16 質量部
ポリ(重合度20)オキシエチレン 0.1 質量部
ソルビタンモノラウレート。
Conductive fine particle dispersion (SnO 2 / Sb 2 O 5 particle concentration 50 parts by weight 10% aqueous dispersion. Secondary aggregate with primary particle size 0.005 μm and average particle size 0.05 μm)
Gelatin 0.5 part by mass Water 49 part by mass Polyglycerol polyglycidyl ether 0.16 part by mass Poly (polymerization degree 20) oxyethylene 0.1 part by mass
Sorbitan monolaurate.
さらに、第1層を塗設後、直径20cmのステンレス巻芯に巻付けて、110℃(PEN支持体のTg:119℃)で48時間加熱処理し熱履歴させてアニール処理をした後、支持体をはさみ第1層側と反対側に乳剤用の下塗り層として下記組成の塗布液をバー塗布法を用いて、10mL/m2の塗布量で塗布した。
ゼラチン 1.01 質量部
サリチル酸 0.30 質量部
レゾルシン 0.40 質量部
ポリ(重合度10)オキシエチレンノニルフェニルエーテル
0.11 質量部
水 3.53 質量部
メタノール 84.57 質量部
n−プロパノール 10.08 質量部
さらに、後述する第2、第3層を第1層の上に順に塗設し、最後に、後述する組成のカラーネガ感光材料を支持体に対して反対側に重層塗布することによりハロゲン化銀乳剤層付き透明磁気記録媒体を作製した。
Further, after coating the first layer, it is wound around a stainless steel core having a diameter of 20 cm, and heat-treated at 110 ° C. (Tg of PEN support: 119 ° C.) for 48 hours and subjected to an annealing treatment, and then supported. A coating solution having the following composition was applied as an undercoat layer for emulsion on the side opposite to the first layer side with a bar coating method at a coating amount of 10 mL / m 2 .
Gelatin 1.01 parts by mass Salicylic acid 0.30 parts by mass Resorcin 0.40 parts by mass Poly (degree of polymerization 10) oxyethylene nonylphenyl ether
0.11 parts by mass Water 3.53 parts by mass Methanol 84.57 parts by mass n-Propanol 10.08 parts by mass Furthermore, the second and third layers described later are sequentially coated on the first layer, and finally, A transparent negative magnetic recording medium with a silver halide emulsion layer was prepared by coating a color negative photosensitive material having the composition described later on the opposite side of the support.
2)第2層(透明磁気記録層)
(i)磁性体の分散
Co被着γ−Fe2O3磁性体(平均長軸長:0.25μm、SBET:39m2/g、Hc:6.56×104A/m、σS :77.1Am2/kg、σr :37.4Am2/kg)1100質量部、水220質量部及びシランカップリング剤〔3−(ポリ(重合度10)オキシエチニル)オキシプロピル トリメトキシシラン〕165質量部を添加して、オープンニーダーで3時間良く混練した。この粗分散した粘性のある液を70℃で1昼夜乾燥し水を除去した後、110℃で1時間加熱処理し、表面処理をした磁気粒子を作製した。
2) Second layer (transparent magnetic recording layer)
(i) Dispersion of magnetic substance Co-coated γ-Fe 2 O 3 magnetic substance (average major axis length: 0.25 μm, S BET : 39 m 2 / g, Hc: 6.56 × 10 4 A / m, σ S: 77.1 Am 2 / kg, σr: 37.4 Am 2 / kg) 1100 parts by mass, 220 parts by mass of water and silane coupling agent [3- (poly (degree of polymerization 10) oxyethynyl) oxypropyl trimethoxysilane] 165 parts by mass Part was added and kneaded well with an open kneader for 3 hours. This coarsely dispersed viscous liquid was dried at 70 ° C. for one day and night to remove water, and then heat-treated at 110 ° C. for 1 hour to produce surface-treated magnetic particles.
さらに以下の処方で、再びオープンニーダーにて4時間混練した。
上記表面処理済み磁気粒子 855 g
ジアセチルセルロース 25.3 g
メチルエチルケトン 136.3 g
シクロヘキサノン 136.3 g
さらに、以下の処方で、サンドミル(1/4Gのサンドミル)にて2000rpm、4時間微細分散した。メディアは1mmφのガラスビーズを用いた。
Furthermore, it knead | mixed again with the following prescription for 4 hours with the open kneader.
Surface-treated magnetic particles 855 g
Diacetylcellulose 25.3 g
Methyl ethyl ketone 136.3 g
Cyclohexanone 136.3 g
Furthermore, the following formulation was finely dispersed in a sand mill (1 / 4G sand mill) at 2000 rpm for 4 hours. As media, 1 mmφ glass beads were used.
上記混練液 45 g
ジアセチルセルロース 23.7 g
メチルエチルケトン 127.7 g
シクロヘキサノン 127.7 g。
45 g of the above kneaded liquid
Diacetylcellulose 23.7 g
Methyl ethyl ketone 127.7 g
Cyclohexanone 127.7 g.
さらに、以下の処方で、磁性体含有中間液を作製した。
(ii)磁性体含有中間液の作製
上記磁性体微細分散液 674 g
ジアセチルセルロース溶液 24280 g
(固形分4.34%、溶媒:メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=1/1)
シクロヘキサノン 46 g
これらを混合した後、ディスパーにて撹拌し、「磁性体含有中間液」を作製した。
Furthermore, the magnetic substance containing intermediate solution was produced with the following prescription.
(ii) Production of magnetic substance-containing intermediate liquid 674 g of the above magnetic substance fine dispersion
Diacetylcellulose solution 24280 g
(Solid content: 4.34%, solvent: methyl ethyl ketone / cyclohexanone = 1/1)
Cyclohexanone 46 g
These were mixed and then stirred with a disper to produce a “magnetic substance-containing intermediate solution”.
以下の処方で本発明のα−アルミナ研磨材分散液を作製した。
(a)スミコランダムAA−1.5(平均1次粒子径1.5μm, 比表面積1.3m2/g)
粒子分散液の作製
スミコランダムAA−1.5 152g
シランカップリング剤KBM903(信越シリコーン社製) 0.48g
ジアセチルセルロース溶液 227.52g
(固形分4.5%、溶媒:メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=1/1)
上記処方にて、セラミックコートしたサンドミル(1/4Gのサンドミル)を用いて800rpm、4時間微細分散した。メディアは1mmφのジルコニアビーズを用いた。
(b)コロイダルシリカ粒子分散液(微小粒子)
日産化学(株)製の「MEK−ST」を使用した。
これは、メチルエチルケトンを分散媒とした、平均1次粒子径0.015μmのコロイダルシリカの分散液であり、固形分は30%である。
An α-alumina abrasive dispersion of the present invention was prepared according to the following formulation.
(A) Sumicorundum AA-1.5 (average primary particle size 1.5 μm, specific surface area 1.3 m 2 / g)
Preparation of particle dispersion Sumiko Random AA-1.5 152g
Silane coupling agent KBM903 (manufactured by Shin-Etsu Silicone) 0.48g
Diacetylcellulose solution 227.52 g
(Solid content 4.5%, solvent: methyl ethyl ketone / cyclohexanone = 1/1)
With the above formulation, fine dispersion was performed at 800 rpm for 4 hours using a ceramic-coated sand mill (1/4 G sand mill). As the media, 1 mmφ zirconia beads were used.
(B) Colloidal silica particle dispersion (fine particles)
“MEK-ST” manufactured by Nissan Chemical Co., Ltd. was used.
This is a dispersion of colloidal silica having an average primary particle diameter of 0.015 μm using methyl ethyl ketone as a dispersion medium, and the solid content is 30%.
(iii)第2層塗布液の作製
上記磁性体含有中間液 19053 g
ジアセチルセルロース溶液 264 g
(固形分4.5%、溶媒:メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=1/1)
コロイダルシリカ分散液「MEK−ST」[分散液b] 128 g
(固形分30%)
AA−1.5分散液[分散液a] 12 g
ミリオネートMR−400(日本ポリウレタン(株)製) 希釈液 203 g
(固形分20%、希釈溶剤:メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=1/1)
メチルエチルケトン 170 g
シクロヘキサノン 170 g
上記を混合・撹拌した塗布液をワイヤーバーにて、塗布量29.3mL/m2になるように塗布した。乾燥は110℃で行った。乾燥後の磁性層としての厚みは1.0μmだった。
(iii) Preparation of second layer coating solution 19053 g of the above magnetic substance-containing intermediate solution
Diacetylcellulose solution 264 g
(Solid content 4.5%, solvent: methyl ethyl ketone / cyclohexanone = 1/1)
Colloidal silica dispersion “MEK-ST” [dispersion b] 128 g
(Solid content 30%)
AA-1.5 dispersion [dispersion a] 12 g
Millionate MR-400 (manufactured by Nippon Polyurethane Co., Ltd.) Diluent 203 g
(Solid content 20%, diluent solvent: methyl ethyl ketone / cyclohexanone = 1/1)
Methyl ethyl ketone 170 g
Cyclohexanone 170 g
The coating solution obtained by mixing and stirring the above was coated with a wire bar so that the coating amount was 29.3 mL / m 2 . Drying was performed at 110 ° C. The thickness of the magnetic layer after drying was 1.0 μm.
3)第3層(高級脂肪酸エステル滑り剤含有層)
(i)滑り剤の分散原液の作製
下記のア液を100℃加温溶解し、イ液に添加後、高圧ホモジナイザーで分散し、滑り剤の分散原液を作製した。
3) Third layer (layer containing higher fatty acid ester slip agent)
(i) Preparation of Sliding Agent Dispersion Solution The following solution A was heated and dissolved at 100 ° C., added to the solution A, and then dispersed with a high-pressure homogenizer to prepare a dispersing agent dispersion solution.
ア液
下記化合物 399 質量部
C6H13CH(OH)(CH2)10COOC50H101
下記化合物 171 質量部
n−C50H101O(CH2CH2O)16H
シクロヘキサノン 830 質量部
イ液
シクロヘキサノン 8600 質量部
(ii)球状無機粒子分散液の作製
以下の処方にて、球状無機粒子分散液[c1]を作製した。
Liquid A The following compound 399 parts by mass C 6 H 13 CH (OH) (CH 2 ) 10 COOC 50 H 101
The following compound 171 parts by mass nC 50 H 101 O (CH 2 CH 2 O) 16 H
Cyclohexanone 830 parts by mass Liquid I Cyclohexanone 8600 parts by mass
(ii) Preparation of spherical inorganic particle dispersion A spherical inorganic particle dispersion [c1] was prepared according to the following formulation.
イソプロピルアルコール 93.54 質量部
シランカップリング剤KBM903(信越シリコーン社製)
化合物1−1:(CH3O)3Si−(CH2)3−NH2)
5.53 質量部
化合物1 2.93 質量部
Compound 1-1: (CH 3 O) 3 Si- (CH 2) 3 -NH 2)
5.53 parts by mass Compound 1 2.93 parts by mass
シーホスタKEP50 88.00 質量部
(非晶質球状シリカ、平均粒子径0.5μm、日本触媒(株)製)
上記処方にて10分間撹拌後、更に以下を追添する。
ジアセトンアルコール 252.93 質量部
上記液を氷冷・攪拌しながら、超音波ホモジナイザー「SONIFIER450(BRANSON(株)製)」を用いて3時間分散し、球状無機粒子分散液c1を完成させた。
Seahosta KEP50 88.00 parts by mass (amorphous spherical silica, average particle size 0.5 μm, manufactured by Nippon Shokubai Co., Ltd.)
After stirring for 10 minutes with the above formulation, the following is added.
Diacetone alcohol 252.93 parts by mass The above liquid was dispersed for 3 hours using an ultrasonic homogenizer “SONIFIER450 (manufactured by BRANSON Co., Ltd.)” while cooling with ice and stirring to complete a spherical inorganic particle dispersion c1.
(iii)球状有機高分子粒子分散液の作製
以下の処方にて、球状有機高分子粒子分散液[c2]を作製した。
XC99−A8808(東芝シリコーン(株)製、球状架橋ポリシロキサン粒
子、平均粒径0.9μm) 60 質量部
メチルエチルケトン 120 質量部
シクロヘキサノン 120 質量部
(固形分20%、溶媒:メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=1/1)
氷冷・攪拌しながら、超音波ホモジナイザー「SONIFIER450(BRANSON(株)製)」を用いて2時間分散し球状有機高分子粒子分散液c2を完成させた。
(iii) Preparation of spherical organic polymer particle dispersion A spherical organic polymer particle dispersion [c2] was prepared according to the following formulation.
XC99-A8808 (manufactured by Toshiba Silicone Co., Ltd., spherical crosslinked polysiloxane particles, average particle size 0.9 μm) 60 parts by mass Methyl ethyl ketone 120 parts by mass Cyclohexanone 120 parts by mass (solid content 20%, solvent: methyl ethyl ketone / cyclohexanone = 1/1 )
While cooling with ice and stirring, the mixture was dispersed for 2 hours using an ultrasonic homogenizer “SONIFIER450 (manufactured by BRANSON)” to complete a spherical organic polymer particle dispersion c2.
(iv)第3層塗布液の作製
前述、滑り剤分散原液542gに下記を加え第3層塗布液とした。
ジアセトンアルコール 5950 g
シクロヘキサノン 176 g
酢酸エチル 1700 g
上記シーホスタKEP50分散液[c1] 53.1 g
上記球状有機高分子粒子分散液[c2] 300 g
FC431 2.65 g
(3M(株)製、固形分50%、溶剤:酢酸エチル)
BYK310 5.3 g
(BYKケミジャパン(株)製、固形分含量25%)
上記第3層塗布液を第2層の上に10.35mL/m2の塗布量で塗布し、110℃で乾燥後、更に97℃で3分間後乾燥した。
(iv) Production of third layer coating solution The above was added to 542 g of the above-mentioned slip agent dispersion stock solution to prepare a third layer coating solution.
Diacetone alcohol 5950 g
Cyclohexanone 176 g
Ethyl acetate 1700 g
Seahosta KEP50 dispersion [c1] 53.1 g
300 g of the above spherical organic polymer particle dispersion [c2]
FC431 2.65 g
(3M Co., Ltd., solid content 50%, solvent: ethyl acetate)
BYK310 5.3 g
(BYK Chemi Japan Co., Ltd., solid content 25%)
The third layer coating solution was applied onto the second layer at a coating amount of 10.35 mL / m 2 , dried at 110 ° C., and further dried at 97 ° C. for 3 minutes.
4)感光層の塗設
次に、前記で得られたバック層の支持体に対して反対側に、下記の組成の各層を重層塗布し、カラーネガフィルム試料101を作成した。
(感光層の組成)
各成分に対応する数字は、g/m2単位で表した塗布量を示し、ハロゲン化銀については銀換算の塗布量を示す。
4) Coating of photosensitive layer Next, on the opposite side to the support of the back layer obtained above, each layer having the following composition was applied in layers to prepare a color negative film sample 101.
(Composition of photosensitive layer)
The number corresponding to each component indicates the coating amount expressed in g / m 2 unit, and for silver halide, the coating amount in terms of silver.
(試料101)
第1層(第1ハレーション防止層)
黒色コロイド銀 銀 0.114
0.07μmのヨウ臭化銀乳剤 銀 0.01
ゼラチン 0.910
ExM−1 0.060
ExC−1 0.002
ExC−3 0.002
Cpd−2 0.001
F−8 0.001
HBS−1 0.050
HBS−2 0.002。
(Sample 101)
First layer (first antihalation layer)
Black colloidal silver Silver 0.114
0.07 μm silver iodobromide emulsion Silver 0.01
Gelatin 0.910
ExM-1 0.060
ExC-1 0.002
ExC-3 0.002
Cpd-2 0.001
F-8 0.001
HBS-1 0.050
HBS-2 0.002.
第2層(第2ハレーション防止層)
黒色コロイド銀 銀 0.055
ゼラチン 0.413
ExF−1 0.002
F−8 0.001
固体分散染料 ExF−7 0.120
HBS−1 0.076。
Second layer (second antihalation layer)
Black colloidal silver Silver 0.055
Gelatin 0.413
ExF-1 0.002
F-8 0.001
Solid disperse dye ExF-7 0.120
HBS-1 0.076.
第3層(中間層)
ExC−2 0.050
Cpd−1 0.090
ポリエチルアクリレートラテックス 0.200
HBS−1 0.100
ゼラチン 0.700。
Third layer (intermediate layer)
ExC-2 0.050
Cpd-1 0.090
Polyethyl acrylate latex 0.200
HBS-1 0.100
Gelatin 0.700.
第4層(低感度赤感乳剤層)
Em−D 銀 0.510
Em−P 銀 0.322
ExC−1 0.193
ExC−2 0.010
ExC−3 0.073
ExC−4 0.124
ExC−5 0.010
ExC−6 0.007
ExC−8 0.053
ExC−9 0.020
Cpd−2 0.020
Cpd−4 0.025
Cpd−7 0.015
UV−2 0.047
UV−3 0.086
UV−4 0.018
HBS−1 0.240
HBS−5 0.038
ゼラチン 0.994。
4th layer (low sensitivity red sensitive emulsion layer)
Em-D Silver 0.510
Em-P Silver 0.322
ExC-1 0.193
ExC-2 0.010
ExC-3 0.073
ExC-4 0.124
ExC-5 0.010
ExC-6 0.007
ExC-8 0.053
ExC-9 0.020
Cpd-2 0.020
Cpd-4 0.025
Cpd-7 0.015
UV-2 0.047
UV-3 0.086
UV-4 0.018
HBS-1 0.240
HBS-5 0.038
Gelatin 0.994.
第5層(中感度赤感乳剤層)
Em−B 銀 0.485
Em−C 銀 0.460
ExC−1 0.151
ExC−2 0.076
ExC−3 0.023
ExC−4 0.100
ExC−5 0.023
ExC−6 0.010
ExC−8 0.016
ExC−9 0.005
Cpd−2 0.036
Cpd−4 0.028
Cpd−7 0.020
HBS−1 0.120
ゼラチン 0.890。
5th layer (medium sensitivity red emulsion layer)
Em-B Silver 0.485
Em-C Silver 0.460
ExC-1 0.151
ExC-2 0.076
ExC-3 0.023
ExC-4 0.100
ExC-5 0.023
ExC-6 0.010
ExC-8 0.016
ExC-9 0.005
Cpd-2 0.036
Cpd-4 0.028
Cpd-7 0.020
HBS-1 0.120
Gelatin 0.890.
第6層(高感度赤感乳剤層)
Em−A 銀 1.115
ExC−1 0.240
ExC−3 0.038
ExC−6 0.025
ExC−8 0.110
ExC−9 0.022
ExY−3 0.010
Cpd−2 0.066
Cpd−4 0.079
Cpd−7 0.030
HBS−1 0.329
HBS−2 0.120
ゼラチン 1.200。
6th layer (high-sensitivity red-sensitive emulsion layer)
Em-A Silver 1.115
ExC-1 0.240
ExC-3 0.038
ExC-6 0.025
ExC-8 0.110
ExC-9 0.022
ExY-3 0.010
Cpd-2 0.066
Cpd-4 0.079
Cpd-7 0.030
HBS-1 0.329
HBS-2 0.120
Gelatin 1.200.
第7層(中間層)
Cpd−1 0.094
Cpd−6 0.369
固体分散染料ExF−4 0.030
HBS−1 0.049
ポリエチルアクリレートラテックス 0.088
ゼラチン 0.886。
7th layer (intermediate layer)
Cpd-1 0.094
Cpd-6 0.369
Solid disperse dye ExF-4 0.030
HBS-1 0.049
Polyethyl acrylate latex 0.088
Gelatin 0.886.
第8層(赤感層へ重層効果を与える層)
Em−J 銀 0.170
Em−K 銀 0.175
Cpd−4 0.030
ExM−2 0.149
ExM−3 0.013
ExY−1 0.012
ExY−4 0.036
ExC−7 0.026
HBS−1 0.218
HBS−3 0.003
HBS−5 0.030
ゼラチン 0.614。
Eighth layer (a layer that gives a layered effect to the red-sensitive layer)
Em-J Silver 0.170
Em-K Silver 0.175
Cpd-4 0.030
ExM-2 0.149
ExM-3 0.013
ExY-1 0.012
ExY-4 0.036
ExC-7 0.026
HBS-1 0.218
HBS-3 0.003
HBS-5 0.030
Gelatin 0.614.
第9層(低感度緑感乳剤層)
Em−H 銀 0.323
Em−G 銀 0.345
Em−I 銀 0.080
ExM−2 0.374
ExM−3 0.045
ExY−1 0.018
ExC−7 0.007
HBS−1 0.098
HBS−3 0.010
HBS−4 0.074
HBS−5 0.544
Cpd−5 0.010
Cpd−7 0.020
ゼラチン 1.460。
9th layer (low sensitivity green emulsion layer)
Em-H Silver 0.323
Em-G Silver 0.345
Em-I Silver 0.080
ExM-2 0.374
ExM-3 0.045
ExY-1 0.018
ExC-7 0.007
HBS-1 0.098
HBS-3 0.010
HBS-4 0.074
HBS-5 0.544
Cpd-5 0.010
Cpd-7 0.020
Gelatin 1.460.
第10層(中感度緑感乳剤層)
Em−F 銀 0.452
ExM−2 0.066
ExM−3 0.026
ExY−3 0.005
ExC−6 0.013
ExC−7 0.011
ExC−8 0.010
HBS−1 0.064
HBS−3 0.002
HBS−4 0.020
HBS−5 0.020
Cpd−5 0.004
Cpd−7 0.010
ゼラチン 0.438。
10th layer (medium sensitive green sensitive emulsion layer)
Em-F Silver 0.452
ExM-2 0.066
ExM-3 0.026
ExY-3 0.005
ExC-6 0.013
ExC-7 0.011
ExC-8 0.010
HBS-1 0.064
HBS-3 0.002
HBS-4 0.020
HBS-5 0.020
Cpd-5 0.004
Cpd-7 0.010
Gelatin 0.438.
第11層(高感度緑感乳剤層)
Em−E 銀 0.790
ExC−6 0.003
ExC−8 0.010
ExM−1 0.018
ExM−2 0.030
ExM−3 0.033
ExY−3 0.007
Cpd−3 0.004
Cpd−4 0.007
Cpd−5 0.010
Cpd−7 0.020
HBS−1 0.144
HBS−3 0.003
HBS−4 0.020
HBS−5 0.037
ポリエチルアクリレートラテックス 0.099
ゼラチン 0.935。
11th layer (high sensitivity green emulsion layer)
Em-E silver 0.790
ExC-6 0.003
ExC-8 0.010
ExM-1 0.018
ExM-2 0.030
ExM-3 0.033
ExY-3 0.007
Cpd-3 0.004
Cpd-4 0.007
Cpd-5 0.010
Cpd-7 0.020
HBS-1 0.144
HBS-3 0.003
HBS-4 0.020
HBS-5 0.037
Polyethyl acrylate latex 0.099
Gelatin 0.935.
第12層(イエローフィルター層)
Cpd−1 0.098
固体分散染料ExF−2 0.070
固体分散染料ExF−5 0.010
油溶性染料ExF−6 0.010
HBS−1 0.049
ゼラチン 0.626。
12th layer (yellow filter layer)
Cpd-1 0.098
Solid disperse dye ExF-2 0.070
Solid disperse dye ExF-5 0.010
Oil-soluble dye ExF-6 0.010
HBS-1 0.049
Gelatin 0.626.
第13層(低感度青感乳剤層)
Em−O 銀 0.120
Em−M 銀 0.310
Em−N 銀 0.240
ExC−1 0.020
ExC−7 0.015
ExY−1 0.002
ExY−2 0.889
ExY−4 0.056
Cpd−2 0.102
Cpd−3 0.004
HBS−1 0.225
HBS−5 0.070
ゼラチン 1.540。
13th layer (low sensitivity blue-sensitive emulsion layer)
Em-O silver 0.120
Em-M Silver 0.310
Em-N Silver 0.240
ExC-1 0.020
ExC-7 0.015
ExY-1 0.002
ExY-2 0.889
ExY-4 0.056
Cpd-2 0.102
Cpd-3 0.004
HBS-1 0.225
HBS-5 0.070
Gelatin 1.540.
第14層(高感度青感乳剤層)
Em−L 銀 0.780
ExY−2 0.225
ExY−3 0.008
ExY−4 0.070
Cpd−2 0.074
Cpd−3 0.001
Cpd−7 0.030
HBS−1 0.120
ゼラチン 0.660。
14th layer (high sensitivity blue-sensitive emulsion layer)
Em-L Silver 0.780
ExY-2 0.225
ExY-3 0.008
ExY-4 0.070
Cpd-2 0.074
Cpd-3 0.001
Cpd-7 0.030
HBS-1 0.120
Gelatin 0.660.
第15層(第1保護層)
0.07μmのヨウ臭化銀乳剤 銀 0.305
UV−1 0.211
UV−2 0.132
UV−3 0.198
UV−4 0.026
UV−5 0.200
F−11 0.009
S−1 0.086
HBS−1 0.175
HBS−4 0.050
ゼラチン 2.056。
15th layer (first protective layer)
0.07 μm silver iodobromide emulsion Silver 0.305
UV-1 0.211
UV-2 0.132
UV-3 0.198
UV-4 0.026
UV-5 0.200
F-11 0.009
S-1 0.086
HBS-1 0.175
HBS-4 0.050
Gelatin 2.056.
第16層(第2保護層)
H−1 0.400
B−1(直径1.7μm) 0.050
B−2(直径1.7μm) 0.150
B−3 0.050
S−1 0.200
ゼラチン 0.750。
16th layer (second protective layer)
H-1 0.400
B-1 (diameter 1.7 μm) 0.050
B-2 (diameter 1.7 μm) 0.150
B-3 0.050
S-1 0.200
Gelatin 0.750.
更に、各層に適宜、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくするために、W−1ないしW−11、B−4ないしB−6、F−1ないしF−19及び、鉛塩、白金塩、イリジウム塩、ロジウム塩が含有されている。 Furthermore, in order to improve the preservability, processability, pressure resistance, antifungal / antibacterial properties, antistatic properties and coatability as appropriate for each layer, W-1 to W-11, B-4 to B-6, F-1 thru | or F-19 and lead salt, platinum salt, iridium salt, and rhodium salt are contained.
有機固体分散染料の分散物の調製
第12層のExF−2を次の方法で分散した。
ExF−2のウエットケーキ(17.6質量%の水を含む)2.800kg
オクチルフェニルジエトキシメタンスルホン酸ナトリウム
(31質量%水溶液) 0.376kg
F−15(7%水溶液) 0.011kg
W−11(15%水溶液) 6.100kg
水 1.020kg
計 10.310kg。
Preparation of Dispersion of Organic Solid Disperse Dye ExF-2 of the 12th layer was dispersed by the following method.
ExF-2 wet cake (including 17.6% by weight water) 2.800 kg
Sodium octylphenyldiethoxymethanesulfonate (31 mass% aqueous solution) 0.376 kg
F-15 (7% aqueous solution) 0.011 kg
W-11 (15% aqueous solution) 6.100 kg
1.020 kg of water
Total 10.310 kg.
(NaOHでpH=7.2に調整)
上記組成のスラリーをディゾルバーで攪拌して粗分散した後、アジテータミルLMK−4を用い、周速10m/s、吐出量0.6kg/min、0.3mm径のジルコニアビーズ充填率80%で分散液の吸光度比が0.22になるまで分散し、固体微粒子分散物を得た。染料微粒子の平均粒径は0.10μmであった。
(Adjusted to pH = 7.2 with NaOH)
After the slurry having the above composition is roughly dispersed by stirring with a dissolver, it is dispersed using an agitator mill LMK-4 at a peripheral speed of 10 m / s, a discharge rate of 0.6 kg / min, and a filling rate of zirconia beads having a diameter of 0.3 mm of 80%. Dispersion was performed until the absorbance ratio of the liquid reached 0.22, to obtain a solid fine particle dispersion. The average particle size of the fine dye particles was 0.10 μm.
同様にして、ExF−4およびExF−7の固体分散物を得た。染料微粒子の平均粒径はそれぞれ、0.28μm、0.49μmであった。ExF−5は欧州特許第549,489Aの実施例1に記載の微小析出(Microprecipitation)分散方法により分散した。平均粒径は0.06μmであった。
表1において、乳剤A〜Cは分光増感色素1〜3を最適量添加され、最適に金増感、硫黄増感、セレン増感されている。乳剤E〜Gは分光増感色素4〜6を最適量添加され、最適に金増感、硫黄増感、セレン増感されている。乳剤Jは分光増感色素7、8を最適量添加され、最適に金増感、硫黄増感、セレン増感されている。乳剤Lは分光増感色素9〜11を最適量添加され、最適に金増感、硫黄増感、セレン増感されている。乳剤Oは分光増感色素10〜12を最適量添加され、最適に金増感、硫黄増感されている。乳剤D、H、I、K、M、Nは表2記載の分光増感色素を最適量添加され、最適に金増感、硫黄増感、セレン増感されている。 In Table 1, emulsions A to C are added with an optimal amount of spectral sensitizing dyes 1 to 3, and are optimally gold sensitized, sulfur sensitized, and selenium sensitized. Emulsions E to G are added with an optimum amount of spectral sensitizing dyes 4 to 6, and are optimally gold sensitized, sulfur sensitized, and selenium sensitized. Emulsion J is added with an optimal amount of spectral sensitizing dyes 7 and 8, and is optimally gold sensitized, sulfur sensitized and selenium sensitized. Emulsion L is added with an optimal amount of spectral sensitizing dyes 9 to 11 and optimally gold sensitized, sulfur sensitized, and selenium sensitized. Emulsion O is added with an optimal amount of spectral sensitizing dyes 10 to 12, and is optimally gold sensitized and sulfur sensitized. Emulsions D, H, I, K, M, and N are added with an optimal amount of spectral sensitizing dyes listed in Table 2, and are optimally gold sensitized, sulfur sensitized, and selenium sensitized.
乳剤A、B、C、E、Fは特開平10-43570に記載の攪拌装置を用い、ヨウ臭化銀超微粒子を用いることにより調製されている。乳剤D、P、G、Hは特願2001-248120の実施例1乳剤bの調製法より粒子調製条件、色素種、量等を変更することにより調製した。乳剤A〜Oは化合物F−9を化学増感時に適宜添加している。
表2に記載の増感色素を以下に示す。
平板状粒子の調製には特開平1−158426号記載の実施例に従い低分子量ゼラチンを使用している。
乳剤A〜KにはIr、Feを最適量含有している。
乳剤L〜Oは粒子調製時に還元増感されている。
平板状粒子には高圧電子顕微鏡を用いると、特開平3−237450号に記載されているような転位線が観察される。
乳剤A〜C、Jは特開平6−11782号記載の実施例に従いヨウドイオン放出剤を使用して転位導入している。
乳剤Eは特開平10−43570号記載の磁気カップリング誘導型攪拌機を有する別チャンバーで添加直前に調製したヨウ化銀微粒子を使用して転位導入している。
For the preparation of tabular grains, low molecular weight gelatin is used according to the examples described in JP-A-1-158426.
Emulsions A to K contain optimum amounts of Ir and Fe.
Emulsions L to O are reduction sensitized during grain preparation.
When tabular grains are used with a high-voltage electron microscope, dislocation lines as described in JP-A-3-237450 are observed.
Emulsions A to C and J were introduced with dislocations using an iodide ion releasing agent according to the examples described in JP-A-6-117872.
In Emulsion E, dislocations were introduced using silver iodide fine grains prepared immediately before addition in another chamber having a magnetic coupling induction type stirrer described in JP-A-10-43570.
以下、各層に用いた化合物を示す。
上記のハロゲン化銀カラー写真感光材料を試料101とする。
試料101を富士フイルム(株)製ゼラチンフィルターSC−39と連続ウェッジを通して1/100秒間露光した。
The above silver halide color photographic light-sensitive material is referred to as Sample 101.
Sample 101 was exposed for 1/100 second through a gelatin filter SC-39 manufactured by FUJIFILM Corporation and a continuous wedge.
(試料102〜113の作成)
試料101の第6層、第11層、第14層に表3に表わされるように本発明の一の化合物を添加した以外は試料101と同様にして作製した。
(Preparation of samples 102 to 113)
The sample 101 was prepared in the same manner as the sample 101 except that one compound of the present invention was added to the sixth layer, the eleventh layer, and the fourteenth layer of the sample 101 as shown in Table 3.
露光後の試料を以下に記載の方法で処理した。
(処理方法)
工程 処理時間 処理温度
発色現像 3分15秒 38℃
漂 白 3分00秒 38℃
水 洗 30秒 24℃
定 着 3分00秒 38℃
水 洗(1) 30秒 24℃
水 洗(2) 30秒 24℃
安 定 30秒 38℃
乾 燥 4分20秒 55℃。
The exposed sample was processed by the method described below.
(Processing method)
Process Processing time Processing temperature Color development 3 minutes 15 seconds 38 ° C
White 3 minutes 00 seconds 38 ℃
Washing with water 30 seconds 24 ℃
3 minutes 00 seconds 38 ℃
Washing with water (1) 30 seconds 24 ℃
Washing with water (2) 30 seconds 24 ℃
Stable 30 seconds 38 ℃
Drying 4 minutes 20 seconds 55 ° C.
次に、処理液の組成を記す。
(発色現像液) (単位g)
ジエチレントリアミン五酢酸 1.0
1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2.0
亜硫酸ナトリウム 4.0
炭酸カリウム 30.0
臭化カリウム 1.4
ヨウ化カリウム 1.5mg
ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4
4−[N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ]−
2−メチルアニリン硫酸塩 4.5
水を加えて 1.0L
pH(水酸化カリウムと硫酸にて調整) 10.05。
Next, the composition of the treatment liquid will be described.
(Color developer) (Unit: g)
Diethylenetriaminepentaacetic acid 1.0
1-hydroxyethylidene-1,1-diphosphonic acid 2.0
Sodium sulfite 4.0
Potassium carbonate 30.0
Potassium bromide 1.4
Potassium iodide 1.5mg
Hydroxylamine sulfate 2.4
4- [N-ethyl-N- (β-hydroxyethyl) amino]-
2-Methylaniline sulfate 4.5
Add water and add 1.0L
pH (adjusted with potassium hydroxide and sulfuric acid) 10.05.
(漂白液) (単位g)
エチレンジアミン四酢酸第二鉄ナトリウム三水塩 100.0
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 10.0
3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール 0.03
臭化アンモニウム 140.0
硝酸アンモニウム 30.0
アンモニア水(27%) 6.5mL
水を加えて 1.0L
pH(アンモニア水と硝酸にて調整) 6.0。
(Bleaching solution) (Unit: g)
Ethylenediaminetetraacetic acid sodium ferric acid trihydrate 100.0
Ethylenediaminetetraacetic acid disodium salt 10.0
3-mercapto-1,2,4-triazole 0.03
Ammonium bromide 140.0
Ammonium nitrate 30.0
Aqueous ammonia (27%) 6.5 mL
Add water and add 1.0L
pH (adjusted with aqueous ammonia and nitric acid) 6.0.
(定着液) (単位g)
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.5
亜硫酸アンモニウム 20.0
チオ硫酸アンモニウム水溶液(700g/L)
295.0mL
酢酸(90%) 3.3
水を加えて 1.0L
pH(アンモニア水と硝酸にて調整) 6.7。
(Fixing solution) (Unit: g)
Ethylenediaminetetraacetic acid disodium salt 0.5
Ammonium sulfite 20.0
Ammonium thiosulfate aqueous solution (700 g / L)
295.0 mL
Acetic acid (90%) 3.3
Add water and add 1.0L
pH (adjusted with aqueous ammonia and nitric acid) 6.7.
(安定液) (単位g)
p−ノニルフェノキシポリグリシドール
(グリシドール平均重合度10) 0.2
エチレンジアミン四酢酸 0.05
1,2,4−トリアゾール 1.3
1,4−ビス(1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
ピペラジン 0.75
ヒドロキシ酢酸 0.02
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(ダイセル化学 HEC SP−2000)
1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 0.05
水を加えて 1.0L
pH 8.5。
(Stabilizer) (Unit: g)
p-nonylphenoxypolyglycidol (average glycidol polymerization degree 10) 0.2
Ethylenediaminetetraacetic acid 0.05
1,2,4-triazole 1.3
1,4-bis (1,2,4-triazol-1-ylmethyl)
Piperazine 0.75
Hydroxyacetic acid 0.02
Hydroxyethyl cellulose 0.1
(Daicel Chemical HEC SP-2000)
1,2-benzisothiazolin-3-one 0.05
Add water and add 1.0L
pH 8.5.
赤感性層、緑感性層、青感性層の感度はそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー色像濃度が、最低濃度+0.2を与える露光量の逆数の対数で示し、試料101に対する差で示した。
粒状性は、カブリ+0.2の濃度におけるシアン、マゼンタ、イエロー色像のRMS粒状度を求めて評価した。試料101を100とした時の相対値でを示した。
尚、実質的な感度増加を評価するために、感度の増加とともにRMS粒状度が変化する場合は、第6、11、14層のExY−3の量を調節し、RMS粒状度が合うようにして比較した。
Graininess was evaluated by determining the RMS granularity of cyan, magenta, and yellow color images at a fog + 0.2 density. The relative value when the sample 101 is 100 is shown.
In order to evaluate a substantial increase in sensitivity, if the RMS granularity changes with an increase in sensitivity, the amount of ExY-3 in the sixth, eleventh, and fourteenth layers is adjusted so that the RMS granularity matches. And compared.
以上の様に本発明の方法は粒状性を損なうことなく感度を高い画像を得るため優れた方法であることは明らかである。 As described above, it is clear that the method of the present invention is an excellent method for obtaining an image with high sensitivity without impairing the graininess.
Claims (1)
一般式(1)
一般式(2)
General formula (1)
General formula (2)
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