JP4080761B2 - 燃料電池装置 - Google Patents

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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料電池の発電電圧を出力可能な状態と発電電圧を出力しない状態とに切り替え可能な出力端子を備える燃料電池装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2000ー67896号公報には、燃料が供給される燃料極及び酸化剤が供給される酸化剤極とを有するセルを複数個電気的に直列に接続して形成した燃料電池にオプトアイソレータを組み付けている燃料電池保護方法及び保護装置が開示されている。オプトアイソレータは動作不良検知手段を検知するためのものであり、2個のセルを繋ぐ回路に設けられた発光ダイオードと、各発光ダイオードで発光した光を受光してオンとなるフォトトランジスタを直列に繋いで構成したフォトトランジスタ列と、全部のフォトトランジスタのうちいずれかがオフのときハイ信号を出力する比較器とが設けられている。フォトトランジスタのコレクタ側は、燃料電池とは別の電源に電気的に繋がれている。このものによれば、燃料電池を構成するセルのいずれかが動作不良のとき、全部のフォトトランジスタのうちいずれかがオフとなるため、比較器はハイ信号を燃料電池の動作不良検知信号として出力する。これにより燃料電池のセルのいずれかが動作不良であることが検知され、警報が発せられる。
【0003】
また特開平7−272736号公報には、燃料電池の各セルのそれぞれの発電電圧を電圧モニター手段によりモニターすると共に、燃料電池の発電電圧が最低電圧しきい値よりも小さいとき、負荷に供給する電流を制限する電流制限手段を設けた燃料電池システムの制御装置が開示されている。このものでは電圧モニター手段は燃料電池とは別の電源に電気的に繋がれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特開2000ー67896号公報に係る技術によれば、フォトトランジスタのコレクタ側は、燃料電池とは別の電源に電気的に繋がれている。このためセルの動作不良を検知するためには、燃料電池の他に別の電源が必要であった。更に燃料電池の各セルのそれぞれに、動作不良を検知するオプトアイソレータが必要とされるため、オプトアイソレータの数が増加し、ひいてはそれに繋がれる導線の数がかなり増加する不具合があり、このためノイズ発生等が誘発され易く、信頼性が低下するおそれがあった。
【0005】
また特開平7−272736号公報に係る技術によれば、動作不良検知手段として機能する電圧モニター手段は、燃料電池とは別の電源に電気的に繋がれている。このためセルの動作不良を検知するためには、燃料電池の他に別の電源が必要であった。更に燃料電池の各セルのそれぞれの発電電圧を電圧モニター手段によりモニターしているため、各セルに繋がれるモニター手段の数が増加し、ひいてはモニター手段に繋がれる導線の数も増加する不具合があり、このためノイズ発生等が誘発され易く、信頼性が低下するおそれがあった。
【0006】
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、燃料電池で発電した発電電圧を出力端子から出力可能な状態と出力端子から出力可能としない状態とに出力端子を切り替えるにあたり、電気駆動素子を駆動させる電源を設けずとも良く、しかも燃料電池を構成するセルの個数が多いときであっても、導線等の数の増加を防止できて信頼性を高めるのに有利な燃料電池装置を提供することを課題とするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る燃料電池装置は、
燃料が供給される燃料極及び酸化剤が供給される酸化剤極とを有するセルを複数個電気的に直列に接続して形成した燃料電池と、
燃料電池で発電した発電電圧を出力可能な状態と発電電圧を出力しない状態とに切り替え可能な出力端子と、
燃料電池と出力端子との間に設けられ、燃料電池と出力端子とを電気的に導通すると共に燃料電池の発電電圧を出力端子から出力可能とするオン状態と、燃料電池と出力端子とを電気的に非導通とする共に燃料電池の発電電圧を出力端子から出力しないオフ状態とに切替可能な出力側スイッチとを具備する燃料電池装置において、
最低駆動電圧以上の入力電圧が印加されたとき出力側スイッチをオフ状態からオン状態に切り替えることにより、燃料電池の発電電圧を出力端子から出力可能とすると共に、入力電圧が印加されないとき出力側スイッチをオフ状態とし前記発電電圧を出力端子から出力しない電気駆動素子が設けられており、
電気駆動素子は、
燃料電池の発電電圧が印加されるように燃料電池に電気的に接続されており、且つ、
燃料電池の発電電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧以上の入力電圧として印加されて前記出力側スイッチをオン状態にして燃料電池の発電電圧を出力端子から出力可能に維持すると共に、燃料電池の発電電圧が低下して電気駆動素子へ印加される入力電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧よりも低下したとき出力側スイッチをオン状態からオフ状態とし、燃料電池の発電電圧を出力端子から出力しない状態に切り替えることを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る燃料電池装置によれば、燃料電池の発電電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧以上の入力電圧として電気駆動素子に印加されたとき、電気駆動素子は出力側スイッチをオフ状態からオン状態に切り替える。一方、燃料電池の発電出力が低下し、電気駆動素子への印加電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧よりも低下したとき、電気駆動素子は、出力側スイッチをオン状態からオフ状態に切り替える。これにより出力端子からの燃料電池の発電出力の取り出しは停止される。
【0009】
本発明に係る燃料電池装置によれば、電気駆動素子は燃料電池の発電電圧で駆動するため、電気駆動素子を駆動させるための電源は必要とされない。
【0010】
【発明の実施の状態】
本発明に係る好ましい状態によれば、電気駆動素子は、燃料電池で発電された発電電圧を抵抗で分割した分割電圧を電気駆動素子の最低駆動電圧以上に設定し、その分割電圧で電気駆動素子を駆動させて出力側スイッチをオン状態に維持すると共に、燃料電池の発電電圧を抵抗で分割した分割電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧よりも低下したとき出力側スイッチをオン状態からオフ状態に切り替えることができる。最低駆動電圧とは、電気駆動素子を駆動させるに必要とされる電圧を意味する。
【0011】
燃料電池を構成するように直列に繋がれたセルの個数が多いため、燃料電池の発電電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧を大きく越えるときであっても、燃料電池で発電された発電電圧を分割した分割電圧を電気駆動素子の最低駆動電圧以上に設定すれば、電気駆動素子を駆動させてオン状態に維持することができる。
【0012】
このように燃料電池で発電された発電電圧を分割した分割電圧で電気駆動素子を駆動させれば、燃料電池を構成する全部のセルの個数が多いときであっても、セルのそれぞれの動作不良をまとめて検知することができる。
【0013】
この場合、燃料電池で発電した全発電電圧を分割電圧するための複数個の抵抗を設けた導電経路を設ける。抵抗としては、抵抗値が固定的な固有抵抗でも良いし、あるいは、抵抗値を変化させ得る可変抵抗でも良い。
【0014】
本発明に係る好ましい状態によれば、電気駆動素子は、出力側スイッチのオン及びオフを行うリレーとすることができる。リレーとしては、有接点式の電磁リレー、無接点式のトランジスタを採用することができる。
【0015】
本発明に係る燃料電池としては、燃料が供給される燃料極及び酸化剤が供給される酸化剤極とを有するセルを複数個電気的に少なくとも直列に接続して形成された燃料電池であれば良い。燃料電池に用いられる代表的な燃料としてはガス状、液体状の燃料を採用でき、炭化水素系等の燃料が挙げられる。具体的には、メタン、プロパン、ブタン等の少なくとも1種を主要成分とする流体を用いることができ、都市ガス、天然ガス、メタノール、ガソリン、バイオガス等を例示することができる。燃料電池装置しては、発電反応に適するように燃料を改質する改質部を有するものでも良いし、燃料電池の内部で燃料を直接用いるために改質部を有しないものでも良い。燃料電池としては業務用、家庭用、定置用、車載用、固定式、可動式、携帯式、ポータブル式を問わない。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。本実施例に係る燃料電池装置においては、燃料(例えば水素含有ガス)が供給される燃料極及び酸化剤(例えば空気)が供給される酸化剤極とを有するセル80を複数個電気的に直列に接続して形成した燃料電池8が設けられている。燃料電池8のうち、−極側からセル80a、セル80b、セル80c……セル80r……とし、+極側に向かうにつれてセル80y、セル80zとする。更に、燃料電池8で発電した発電電圧を出力する出力端子100が設けられている。出力端子100は、燃料電池8の−極に繋がる第1出力端子101と、燃料電池8の+極に繋がる第2出力端子102とをもつ。燃料電池8と出力端子100との間には出力側スイッチ150が設けられている。出力側スイッチ150は、第1出力端子101と燃料電池8の−極との間に設けられ通常時に開放してオフ状態とされている第1出力側スイッチ151と、第2出力端子102と燃料電池8の+極との間に設けられ通常時に開放してオフ状態とされている第2出力側スイッチ152とを有する。
【0017】
第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152がオン状態にされると、燃料電池8と出力端子100とが電気的に導通するため、燃料電池8の発電出力は出力端子100から出力される。これに対して第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152のうちの少なくとも一方が開放してオフ状態とされると、燃料電池8と出力端子100とが電気的に非導通となるため、燃料電池8の発電出力は出力端子100から出力されない。
【0018】
出力側スイッチ150を切り替えるための保護用コントローラ200が設けられている。保護用コントローラ200は、外部からの制御信号PCによりオン状態となる第1電気駆動素子230を備えている。第1電気駆動素子230は電磁リレーで形成されており、スイッチ250を有する。第1電気駆動素子230にこれの最低駆動電圧Vdri以上の電圧が印加されると、第1電気駆動素子230が励磁されるように駆動する。第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdriとは、第1電気駆動素子230を駆動させるに必要とされる電圧を意味する。スイッチ250は通常時に開放しており、オフ状態とされている。第1電気駆動素子230にこれの最低駆動電圧Vdri以上の電圧が印加されたとき、第1電気駆動素子230が励磁されるように駆動するため、スイッチ250は閉じてオフ状態からオン状態に切り替わる。
【0019】
更に第2電気駆動素子300が設けられている。第2電気駆動素子300は第1電気駆動素子230の励磁に伴って励磁状態となり、出力側スイッチ150(151,152)をオフ状態からオン状態に切り替える。図2に示すように、第2電気駆動素子300は電磁リレーで形成されており、第1電気駆動素子230と電気的に並列に接続されている。第2電気駆動素子300にこれの最低駆動電圧Vdri以上の電圧が印加されると、第2電気駆動素子300が励磁されるように駆動するため、第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152が閉じてオン状態となる。第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdriとは、第2電気駆動素子300を駆動させるに必要とされる電圧を意味する。なお第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdriは、第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdriに相応しており、両者は同程度されている。
【0020】
外部から操作される入力操作部としてのフォトカプラ400が保護用コントローラ200に設けられている。フォトカプラ400は光電変換を利用した絶縁形入力素子として機能するものであり、制御端子470に電気的に繋がれており、パルス状の制御信号PCが制御端子470に入力されると発光するホトダイオード410と、ホトダイオード410の発行した光を受光してオン状態となるホトトランジスタ430とを有する。ホトトランジスタ430は接点式のスイッチ250に対して並列に電気的に繋がれていると共に、第1電気駆動素子230及び第2電気駆動素子300に対して直列に繋がれている。
【0021】
換言すれば図2に示すように、前記した保護用コントローラ200は、接点式のスイッチ250を有する第1電気駆動素子230と、フォトカプラ400とを有する。保護用コントローラ200の導線201,202は、燃料電池8を構成するセル80の全部うちの一部であるセル80a〜セル80r間に電気的に繋がれており、即ち、セル80a〜セル80r間の発電電圧を取り出す取出端子201k,202kに繋がれている。セル80a〜セル80r間の発電電圧Vaは、燃料電池8の全発電電圧の一部である。従ってセル80a〜セル80rの個数は、燃料電池8の全部のセル80のうちの所定数であり、セル80a〜セル80rのセル発電電圧、第1電気駆動素子230及び第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdriによっても相違するものの、例えば、燃料電池8の全部のセル80のうちの基本的には1/2程度、2/3程度、3/4程度等とすることができる。
【0022】
燃料電池8の運転が定常状態に至ったとき、外部の制御装置から制御端子470に制御信号PCが入力されると、その制御信号PCはホトダイオード410に入力される。するとホトダイオード410が発光して光電変換によりホトトランジスタ430がオン状態となり、燃料電池8の発電電圧のうちの取出端子201k,202k間がホトトランジスタ430を介して導通する。この結果、取出端子201k,202k間の電圧Vaが第1電気駆動素子230に印加される。このため電圧Vaが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdri以上であれば、第1電気駆動素子230が励磁されるように駆動し、スイッチ250を閉じ、スイッチ250をオフ状態からオン状態に切り替える。すると、第2電気駆動素子300及びスイッチ250を電気的に繋ぐ導電経路が形成されるため、前記した電圧Vaが第2電気駆動素子300に印加される。電圧Vaは第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdri以上であるため、第2電気駆動素子300は励磁されて駆動する。ひいては、出力側スイッチ150の第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152が閉じてオン状態となる。このため燃料電池8の+極及び−極と出力端子100とが電気的に導通する。よって燃料電池8の運転中において、燃料電池8の+極及び−極間の発電電圧を出力端子100から取り出すことができる。
【0023】
上記したように本実施例によれば、制御信号PCがホトダイオード410に一旦入力されれば、燃料電池8の発電電圧の一部である電圧Vaが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧以上であれば、接点式のスイッチ250が閉じてオン状態に維持されるため、以後の制御信号PCの入力が行われずとも、出力側スイッチ150の第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152は閉じ状態に維持される。即ち自己保持回路が形成される。
【0024】
本実施例によれば、燃料電池8が定常運転するときの1個のセル80で発電する発電電圧をセル電圧Vcellとする。燃料電池8の定常運転を行うには好ましくないと判定されるときにおいて、1個のセル80で発電する発電電圧をセル運転可能最低電圧Vminとする。1個のセル80で発電する発電電圧がセル運転可能最低電圧Vminよりも低下しているときには、燃料電池8を運転せず、停止させる方が好ましい。また、第1電気駆動素子230、第2電気駆動素子300に印加される電圧Vaを構成するセル80a〜セル80r間のセル個数を、N個とする。
【0025】
第1電気駆動素子230、第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdriは、セル運転可能最低電圧Vmin及びセル個数Nに関係する。即ち本実施例によれば、(セル運転可能最低電圧Vmin)×(セル個数N)の電圧値が、第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdri、第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdriに対応して最低駆動電圧Vdriを越える値となるように、第1電気駆動素子230、第2電気駆動素子300が選択されている。
【0026】
従って本実施例によれば、燃料電池8の運転中において燃料電池8の発電量が低下したため、(セル運転可能最低電圧Vmin)×(セル個数N)の電圧値が最低駆動電圧Vdriよりも低下したとき、第1電気駆動素子230及び第2電気駆動素子300の双方は、自動的に消磁されてオフ状態に切り替わる。
【0027】
燃料電池8を運転していても、燃料電池8に供給される燃料や酸化剤等の供給不足、燃料電池8の内部の加湿不足、加湿過剰等の理由により、燃料電池8の+極及び−極間の発電電圧が低下することがある。この場合、燃料電池8の発電電圧を出力端子100から取り出す操作をそのまま継続すると、燃料電池8を損傷し易く、燃料電池8の長寿命化には好ましくない。燃料電池8の全体の発電出力が低下すると、燃料電池8の取出端子201k,202k間の電圧Vaも同様に低下する。
【0028】
燃料電池8の発電電圧に係る電圧Vaが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdriよりも低下したとき、第1電気駆動素子230は自動的に消磁されるように駆動し、第1電気駆動素子230のスイッチ250は閉じ(オン状態)から開放(オフ状態)に自動的に切り替わる。この結果、第2電気駆動素子300及びスイッチ250を繋ぐ導電経路が形成されず、第2電気駆動素子300が消磁されるように駆動し、第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152が開放してオフ状態となる。これにより燃料電池8の+極及び−極間の発電電圧を出力端子100から取り出すことは防止される。なお本実施例では、図1に示すように、燃料電池8、出力端子100,出力側スイッチ150,保護用コントローラ200,第2電気駆動素子300、制御端子470は、一体的に組み込まれたモジュール600とされている。
【0029】
本実施例によれば、セル80a〜セル80r間の発電電圧を電圧Vaを第1電気駆動素子230、第2電気駆動素子300に印加させてこれらを駆動させているため、燃料電池8のセル80a〜セル80rのセル個数が多いときであっても、導線が増加することを抑えることができ、ノイズ等に対する信頼性を高め得る。
【0030】
なお出力側スイッチ150は第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152を有するが、場合によってはいずれか一方でも良い。
【0031】
(第2実施例)
以下、本発明の第2実施例について図3及び図4を参照して説明する。第2実施例は第1実施例と基本的には同様の構成であり、基本的には同様の作用効果を奏する。以下、異なる部分を中心として説明する。本実施例によれば、燃料電池8の+極と−極との間を繋ぐ導電経路105が出力端子100に対して電気的に並列に設けられている。そして導電経路105には複数個の抵抗が直列に接続されている。具体的には図3に示すように、導電経路105には、燃料電池8の−極側から第1抵抗106(抵抗値:R1)及び第2抵抗107(抵抗値:R2)が直列に接続されている。保護用コントローラ200の+極側の取出端子201kは第1抵抗106と第2抵抗107との間に電気的に繋がれている。保護用コントローラ200の−極側の取出端子202kは燃料電池8の−極に電気的に繋がれている。
【0032】
燃料電池8が発電すると、第1実施例で述べたように、燃料電池8の発電電圧は出力端子100から取り出される。このとき導電経路105には電流Iが流れる。導電経路105には、第1抵抗106による分割電圧Vcが生成される。分割電圧Vcは基本的には電流I×{R1/(R1+R2)}で求められる。この分割電圧Vcが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdri以上であるとき、その分割電圧Vcが第1電気駆動素子230に印加されると、第1電気駆動素子230は励磁されるように駆動し、ひいてはスイッチ250が閉じてオン状態となる。
【0033】
本実施例においても第1実施例と同様に、燃料電池8の運転が定常状態に至ったとき、制御信号PCが制御端子470を介してホトダイオード410に入力される。するとホトダイオード410が発光して光電変換によりホトトランジスタ430がオン状態となり、燃料電池8の発電電圧を分割した分割電圧Vcが第1抵抗106により導電経路105に生成される。その分割電圧Vcが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdri以上であるとき、その分割電圧Vcで第1電気駆動素子230は励磁されるように駆動し、スイッチ250が閉じてオン状態となる。
【0034】
すると第1実施例の場合と同様に、第2電気駆動素子300及びスイッチ250を繋ぐ導電経路が形成される。故に、その分割電圧Vcが第2電気駆動素子300にも印加されるため、第2電気駆動素子300が励磁されるように駆動し、ひいては第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152が閉じてオン状態となる。このため燃料電池8の発電中において、燃料電池8の+極及び−極間の発電電圧を出力端子100から取り出すことができる。
【0035】
これに対して燃料電池8に供給される燃料や酸化剤の不足、燃料電池8の内部の加湿不足も加湿過剰等の理由により、燃料電池8の+極及び−極間の発電電圧が低下することがある。このように燃料電池8の発電出力が低下すると、導電経路105の第1抵抗106で生成される燃料電池8の分割電圧Vcも低下する。
【0036】
分割電圧Vcが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdriよりも低下したとき、第1電気駆動素子230は消磁するように駆動し、スイッチ250は閉じ(オン状態)から開放(オフ状態)に切り替わる。この結果、第2電気駆動素子300及びスイッチ250を繋ぐ導電経路が形成されず、第2電気駆動素子300が消磁されるように駆動し、第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152が開放しオフ状態となる。これにより燃料電池8の+極及び−極間の発電電圧を出力端子100から取り出すことは防止される。
【0037】
本実施例によれば、燃料電池8の全部のセル80で発電した発電電圧を分割した分割電圧Vcを用い、分割電圧Vcで第1電気駆動素子230を励磁させて駆動する方式が採用されている。このため、燃料電池8の全部のセル80のうちいずれかに動作不良が生じているとき、燃料電池8の発電電圧を出力端子100から取り出すことは自動的に防止される。
【0038】
本実施例によれば、第1抵抗106の抵抗値をR1とし、第2抵抗107の抵抗値をR2とする。前述したように分割電圧Vcは基本的には電流I×{R1/(R1+R2)}に相当する。本実施例においては、第1抵抗106の抵抗値R1、第2抵抗107の抵抗値R2で規定される分割電圧Vcが第1電気駆動素子230の最低駆動電圧Vdri、第2電気駆動素子300の最低駆動電圧Vdriを越えるように、第1抵抗106の抵抗値R1、第2抵抗107の抵抗値R2は設定されている。
【0039】
本実施例によれば、燃料電池8のセル80の全部つまりセル80a〜セル80z間の発電電圧を所定の比率{R1/(R1+R2)}で分割した分割電圧Vcを用いるため、セル80a〜セル80zのセル個数が多いときであっても、導線が増加することを抑えることができ、ノイズ等に対する信頼性を高め得る。なお第1抵抗106及び第2抵抗107の一方または双方は、固定抵抗でも良いし、抵抗値を変化させ得る可変抵抗でも良い。また出力側スイッチ150は第1出力側スイッチ151及び第2出力側スイッチ152を有するが、いずれか一方でも良い。
【0040】
(適用例)
以下、本発明の適用例について説明する。図5は定置形の燃料電池装置の概念図を示す。本例に係る燃料電池装置は、図5に示すように、燃料としての水素を含む燃料ガスと水蒸気とで改質反応を生じさせて発電に適する水素含有ガスを生成する改質系1Mが設けられている。改質系1Mは、燃料ガスと水蒸気とを反応させて改質反応を生じさせて発電に適する水素含有ガスを生成する改質部1、原料水を蒸発させて改質反応で使用する水蒸気を生成する蒸発部2、改質部1を改質反応に適する温度領域に加熱するための燃焼部13、CO除去部5を有する。燃焼部13の熱は改質部1に伝達されるため、改質部1は改質反応に適するように高温とされる。CO除去部5は、改質部1で生成された水素含有ガスに含まれている一酸化炭素を除去するものである。CO除去部5は、シフト反応により一酸化炭素を低減させるCOシフト部と、空気を用いて一酸化炭素を低減させるCO選択酸化部とを有するが、これらに限定されるものではない。
【0041】
燃料ガスを改質部1に熱交換部3を経て供給する燃料ガス供給通路(燃料供給通路)4が設けられている。燃料ガス供給通路4の上流端は燃料ガス源15(都市ガスの配管)に接続されており、メタン、プロパン、ブタン等の少なくとも1種を主要成分とする燃料ガスを供給する。燃料ガス供給通路4には、2個並設された弁27,28からなる二連弁29,燃料ガス搬送用のポンプ4p、脱硫部4a、弁4b、合流部4cが設けられている。合流部4cは、燃料ガス供給通路4からの燃料ガスと蒸発部2で蒸発された水蒸気とを合流させて混合し、熱交換部3を介して改質部1に供給する。
【0042】
燃焼用の燃料ガスを燃焼部13に供給する燃焼部連通路14が設けられている。燃焼部連通路14は、燃料ガス供給通路4と燃焼部13とを分岐部4mを介して接続する。燃焼部連通路14には、燃焼用の燃料ガスを燃焼部13に向けて搬送するガス搬送源としてのポンプ14pが設けられている。燃料ガス供給通路4から供給された燃料ガスは、ポンプ14pにより燃焼部連通路14を経て燃焼部13に供給され、燃焼部13で燃焼反応に使用されるため、燃焼部13が高温となる。燃焼部13により改質部10が加熱されるため、改質部1の温度を改質反応に適するように温度領域に維持することができ、ひいては改質部1において改質反応により水素含有ガスを効果的に発生させることができる。
【0043】
図5に示すように、燃料電池8が設けられている。燃料電池8は、酸素含有ガスとしての空気(酸化剤ガス)と水素含有ガスとで発電するものである。燃料電池8は高分子電解質型であり、プロトン伝導性高分子膜を電解質として用いたセルを複数個直列に積層したスタックで構成されている。各セルは少なくとも直列に電気的に繋がれている。改質部1で生成された水素含有ガスを弁9aを経て燃料電池8の燃料極に供給する水素供給通路9(燃料供給通路)が設けられている。
【0044】
図5に示すように、酸素含有ガスとしての発電用の酸化剤としての空気を燃料電池8の空気極に供給する空気供給通路16(酸化剤供給通路)が設けられている。空気供給通路16には空気清浄化用のフィルタ16a、空気搬送用のファン16b、空気加湿用の加湿部20が設けられている。加湿部20は、燃料電池8に供給する酸素含有ガスである空気を加湿する。燃料電池8の電解質膜が過剰に乾燥されると、燃料電池8の発電効率が低下するため、燃料電池8の空気極に供給する空気を加湿するものである。
【0045】
燃料電池8の燃料極の出口8eから排出された発電後の水素含有ガスのオフガスを燃焼部13に流す燃料オフガス通路12が設けられている。燃料オフガス通路12には弁10a、燃料極側の凝縮部10、弁10cが設けられている。燃料極側の凝縮部10は、燃料オフガス通路12において燃焼部13と燃料電池8との間に位置するように設けられており、燃料電池8の燃料極の出口8eから排出された水素含有ガスの発電後のオフガスに含まれている水分を除去する。これにより水分が除去されたオフガスが燃料オフガス通路12を経て燃焼部13に供給され、燃焼反応として使用される。このように水分が除去されたオフガスが燃焼部13に供給され、燃焼反応として使用されるため、水素含有ガスのオフガスを再利用できる。このとき水素含有ガスのオフガスに含まれている水分が除去されているため、燃焼部13の温度低下が抑えられ、燃焼部13における燃焼反応を良好に行うことができる。
【0046】
燃料電池8の空気極から排出された発電後の空気のオフガスを流して大気中に排出させる空気オフガス通路(酸化剤オフガス通路)18が設けられている。空気オフガス通路18に加湿部20が設けられている。
【0047】
給水源としての水道管と蒸発部2とを接続する原料水供給通路7が設けられている。原料水供給通路7から蒸発部2に供給された水は、蒸発部2において加熱されて水蒸気となり、改質部1における改質反応に使用される。原料水供給通路7には、原料水浄化用のフィルタ7a、弁7b、弁7c、原料水の浄化度を高める水精製装置7d、水タンク6、原料水搬送用のポンプ7f、開閉制御弁7hが設けられている。
【0048】
また図5に示すように、燃料電池8の熱を奪う冷却水が流れる電池用の冷却通路22が設けられている。電池用の冷却通路22には、ポンプ22p、熱交換部23が設けられている。燃料電池装置全体で発生する熱を奪って湯として貯留する貯湯部26が湯温センサ26nと共に設けられている。貯湯部26の吐出口26iから延設された熱交換通路31には、冷却水搬送用のポンプ31p、燃料側の凝縮部10が設けられており、更に適宜の部位に図略の複数の熱交換部が設けられている。従って貯湯部26から熱交換通路31を流れた冷却水は、燃料側の凝縮部10を経て、更に適宜の部位に設けた図略の複数の熱交換部を流れ、熱交換により加熱され、熱交換部23を経て、貯湯部26の吸入口26oに帰還する。このため、貯湯部26に貯留されている冷却水は熱を帯び、湯となる。貯湯部26の冷却水である湯は、他の用途への給湯源として利用できる。貯湯部26には給水源である水道から水が補給通路26kを経て補給される。制御装置39には各種の信号(S1,S2等)が入力される。
【0049】
本適用例においても、前記した第1実施例または第2実施例の係る技術が適用されているため、燃料電池8に供給される燃料や酸化剤の不足、燃料電池8の内部の加湿不足も加湿過剰等の理由により、燃料電池8の発電電圧が低下することが万一あったとしても、燃料電池8の発電電圧が一定以下に低下すると、燃料電池8の発電電圧を出力端子100から取り出すことは防止される。
【0050】
その他、本発明は上記した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る燃料電池装置によれば、燃料電池の発電電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧以上の入力電圧として電気駆動素子に印加されたとき、電気駆動素子は駆動して出力側スイッチをオフ状態からオン状態に切り替える。一方、燃料電池の発電出力が低下し、電気駆動素子への印加電圧が電気駆動素子の最低駆動電圧よりも低下したとき、電気駆動素子は出力側スイッチをオン状態からオフ状態に自動的に切り替える。
【0052】
上記したような本発明に係る燃料電池装置によれば、電気駆動素子は燃料電池の発電電圧が印加されて駆動するため、電気駆動素子を駆動させるための電源を必要としない。
【0053】
本発明に係る燃料電池装置によれば、燃料電池を構成するセルのセル個数が多いときであっても、導線が増加することを抑えることができ、ノイズ等に対する信頼性を高め得る利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係り、燃料電池付近の回路を示す回路図である。
【図2】実施例1に係り、保護用コントローラの回路を示す回路図である。
【図3】実施例2に係り、燃料電池付近の回路を示す回路図である。
【図4】実施例2に係り、保護用コントローラの回路を示す回路図である。
【図5】定形の燃料電池装置の概念図である。
【符号の説明】
図中、8は燃料電池、80はセル、100は出力端子、106,107は分割電圧用の抵抗、150は出力側スイッチ、200は保護用コントローラ、230は第1電気駆動素子、250はスイッチ、300は第2電気駆動素子、400はフォトカプラを示す。

Claims (2)

  1. 燃料が供給される燃料極及び酸化剤が供給される酸化剤極とを有するセルを複数個電気的に直列に接続して形成した燃料電池と、
    前記燃料電池で発電した発電電圧を出力可能な状態と前記発電電圧を出力しない状態とに切り替え可能な出力端子と、
    前記燃料電池と前記出力端子との間に設けられ、前記燃料電池と前記出力端子とを電気的に導通すると共に前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力可能とするオン状態と、前記燃料電池と前記出力端子とを電気的に非導通とする共に前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力しないオフ状態とに切替可能な出力側スイッチとを具備する燃料電池装置において、
    最低駆動電圧以上の入力電圧が印加されたとき前記出力側スイッチをオフ状態からオン状態に切り替えることにより、前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力可能とすると共に、前記入力電圧が印加されないとき前記出力側スイッチをオフ状態とし前記発電電圧を前記出力端子から出力しない電気駆動素子が設けられており、
    前記電気駆動素子は、
    前記燃料電池の発電電圧が印加されるように前記燃料電池に電気的に接続されており、且つ、
    前記燃料電池の発電電圧が前記電気駆動素子の最低駆動電圧以上の入力電圧として印加されて前記出力側スイッチをオン状態にして前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力可能に維持すると共に、前記燃料電池の発電電圧が低下して前記電気駆動素子へ印加される入力電圧が前記電気駆動素子の最低駆動電圧よりも低下したとき前記出力側スイッチをオン状態からオフ状態とし、前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力しない状態に切り替えることを特徴とする燃料電池装置。
  2. 請求項1において、前記電気駆動素子は、前記燃料電池で発電された発電電圧を抵抗で分割して生成されると共に前記最低駆動電圧以上の分割電圧が前記入力電圧として前記電気駆動素子に印加されるとき駆動して前記出力側スイッチをオン状態にすることにより前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力可能に維持すると共に、前記燃料電池の発電電圧を抵抗で分割した分割電圧が前記電気駆動素子の最低駆動電圧よりも低下したとき前記出力側スイッチをオン状態からオフ状態にして前記燃料電池の発電電圧を前記出力端子から出力しない状態に切り替えることを特徴とする燃料電池装置。
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