JP4079705B2 - 試料採取装置 - Google Patents

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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浚渫工事や環境調査等の際に、水底の泥土等である底質を試料として回収して調査するための試料採取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水底の泥土等である底質を試料として採取する手段としては、水上より採泥器を用いて行なう手段が知られている。この採泥器は、水底の底質を掴み取る構造となっているため、底質の採取時に底質が攪乱されてしまう。
このため、不攪乱状態の底質を採取する手段として、ダイバーが潜水して直接水底に赴き、公知のカラム(分離管)等によりコアサンプルを採取することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来の底質採取手段にあっては、次のような問題点がある。
<イ> 従来の採泥器による底質の採取では、水上から底質を掴み取る遠隔作業が必要であり、船上等からの遠隔操作による掴み取り作業は煩雑であった。また、作業の煩雑性から、必要以上に水底の底質を攪乱する恐れがあった。
<ロ> ダイバーによる不攪乱状態の底質の採取は、採取に際し専門的な知識がダイバーに要求される。
<ハ> ダイバーが直接潜って底質を採取するため、採取作業時間に加えて潜水作業時間が必要であり、採取に掛かる時間が多くなる。
<ニ> また、例えば浚渫工事等と並行してダイバーの潜水による底質の採取作業を行なう場合、ダイバーの安全確保のために、工事地点の採取をリアルタイムに行なうことができない。
【0004】
【発明の目的】
本発明は上記したような従来の問題を解決するためになされたもので、試料となる底質の採取を簡略化する試料採取装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、遠隔操作による試料となる底質の採取が可能な試料採取装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、水底の底質を不攪乱状態で採取できる試料採取装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、採取した底質を保護する蓋を有する試料採取装置を提供することを目的とする。
本発明は、これらの目的の少なくとも一つを達成するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の試料採取装置は、底面に開口を有し、筒状を呈する採取管と、底部に開閉蓋を有し、摺動自在となるように前記採取管を収容する外殻と、からなり、前記採取管に対して前記外殻を上方に摺動させることで、外殻底部の開閉蓋に採取管を押し当てて開口し、差し込み深さだけ採取管を露出させ、前記外殻を下方に摺動させることで閉口することを特徴とするものである。
ここで、「試料」とは、地質調査に際し採取する例えば地盤の一部であり、水底において堆積する底質等を指す。
【0006】
また、本発明の試料採取装置は、前記採取管に空気調整弁を設け、試料採取時における採取管の内圧を調整することを特徴とするものである。
ここで、「空気調整弁」とは、例えば逆止弁や、空気量を調整する空気弁や、空気を加圧・減圧することで気圧調整が可能な気圧調整弁等を含む。
【0007】
更に、本発明の試料採取装置は、前記外殻の下端には、少なくとも前記採取管を通過させる開口を有し、且つ少なくとも前記開閉蓋に干渉しない位置に配設する底盤を有することを特徴とするものである。
ここで、「底盤」とは、公知の平盤であり、前述した通り採取管を通過させることができる開口を有し、開閉蓋の作動に干渉せず、本発明の試料採取装置が着底した際に、堆積土砂等の中に自沈することのないように荷重を分散できるだけの表面積を有するものであれば円形又は方形等公知の形状のものを採用できる。
【0008】
更に、本発明の試料採取装置は、前記採取管にストッパを設け、該採取管の差し込み深さを規制することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態1】
以下、図1〜3を参照しながら本発明の実施の形態1について説明する。
【0010】
<イ>試料採取装置
本発明の試料採取装置1は、内部に採取した試料を収容する採取管2と、前記採取した試料の脱落を防止する開閉蓋4を有する外殻3とより構成する。
本発明の実施の形態において、試料採取装置1は、河川等の水底5の底質50を試料として採取するために用いる一例について説明する。
以下、本発明の実施の形態1の試料採取装置1aを構成する各部材について説明する。
【0011】
<ロ> 採取管
採取管2は、試料である水底5の底質50を不攪乱状態で収容するための管体である。
採取管2は、両端が開放の筒で、一方に底質50等の試料を取り込むための開放端20を有する。
採取管2の他方からは、内部の空気や水が通過し、後述する外殻3に設けた逆止弁21aから排出される。
採取管2は、後述する外殻3内部に取り外し自在に収容する。
【0012】
<ハ> 外殻
外殻3は、前述した採取管2を収容する部材である。
外殻3には、少なくとも一方端に採取管2を収容するための開口30を有する。
本例の外殻3aは、採取管2a内へ試料である底質50を取り込むために水底5中に差し込む部材である。
外殻3aは、開口30の先端部に水底5への差し込みを容易とするために刃部31aを有する。この刃部31aは、外殻3aを刃型に直接形成してもよいし、刃型の別部材を取り付けてもよい。
【0013】
また、外殻3aには刃部31aの刃形に沿って後述する開閉蓋4であるシャッター40a,40aが通過するための溝32a,32aが形成してある。
即ち、外殻3aの先端部分には対向する側面33a,33aと開放面34a,34aとを有し、この開放面34a,34aに開閉蓋4を配設する。
【0014】
また、外殻3aは、遠隔操作を可能とするために他方端に継足し可能なロッド35aを有する。このロッド35aを継ぎ足すことで、試料採取装置1aの全長を自由に調整可能である。
【0015】
なお、本例の外殻3aにおいては、他方端に公知の空気調整弁36として例えば逆止弁36aが設けてある。逆止弁36aは、試料の採取に際し、前述した採取管2aの一方より試料を取り込むと共に、内部の空気及び水を他方より外殻3aの逆止弁36aを介して抜くことで試料を不攪乱状態で採取できると共に、抜けた空気を内部に戻すことなく陰圧に保つことで、後述する開閉蓋4の閉塞と協働して試料採取装置1aの引き上げ時に採取管2aからの試料の抜け落ちを防止する機能を発揮する。なお、空気調整弁36としては、逆止弁36aに換えて、例えば弁を備える空気抜き管等を設け、これを台船等まで引き延ばして水上から採取管2内の気圧を調整することもできる。
【0016】
<ニ> 開閉蓋
開閉蓋4は、前述した外殻3に組み込まれる蓋構造であり、外殻3の開口30を開閉する。
開閉蓋4は、開放した状態で試料の採取に供され、前述した採取管2内に試料を収容した後に閉塞する。
本例の開閉蓋4aとしては、例えば一対のシャッター40a,40aを用いることができる。
シャッター40a,40aは、外殻3aの内周側に外縁に沿って形成した溝32a,32aに配設し、開口30を開閉する方向に作動するように、その端部同士が対向して突き合わさるように配設する。
【0017】
シャッター40a,40aの作動には、公知のシリンダ41a,41aを採用でき、水上の台船等(図示せず)に搭載したコンプレッサやボンベ(図示せず)によりエアやオイル等の媒体を送り込んでシリンダ41a,41a内のピストン(図示せず)を作動させ、ロッド42a,42aを介して作動力をシャッター40a,40aに伝える。なお、本例においては、シリンダ41aの作動によりシャッター40a,40aを作動して開放端を閉塞する一例について説明している。これに対して開放端を開放するにはシャッター40a,40aをコイルスプリングや板バネ等の公知のバネ力を用いて作動してもよいし、閉塞時と同様にシリンダ41aにより作動してもよい。
【0018】
シャッター40aとしては、可撓性を有する板体、又は複数枚の短冊状部材を互いの側面を可動可能に繋げて構成した公知のシャッター構造を呈するもの等を採用でき、構成する素材については鋼製或いは樹脂製等の公知素材を採用できる。
なお、シャッター40aの構造は、本例においては対向する板体を突き合わせる一例について説明しているが、これに限らず、外殻3aの開口30を閉塞できる構造であれば、公知の開閉構造を広く採用することができる。
【0019】
以下に図1〜3を参照しながら本発明の試料採取装置1aの使用方法について、採取する試料として水底5の底質50を回収する一例について説明する。
【0020】
<イ> 水底への配設
試料採取装置1aは、台船等の水上設備より水底5に向けて降下させる。
この際、試料採取装置1の外殻3aに複数のロッド35aを継ぎ足して、試料採取装置1aを水底5まで到達させる。
【0021】
<ロ> 底質(試料)の採取
水底5に到達した試料採取装置1は、ロッド35aを更に水底5方向に押し込むことで外殻3aの刃部31aから水底5に差し込む。
この際、外殻3aの開閉蓋4は開放した状態であり、外殻3の開口30に採取管2aの開放端20が位置し、ここから水底5の底質50を採取管2a内に収容する。
試料採取装置1は、採取管2a内へ所定量の底質50を収容するまで差し込む。
この際、採取管2a内の空気或いは水は底質50の収容と連動して外殻3aの逆止弁36aより排出する。
【0022】
<ハ> 底質(試料)の回収
採取管2内に充分な底質50を回収した後に、開閉蓋4aのシャッター40a,40aをシリンダ41a,41aの作動により閉塞する。
これにより試料採取装置1aの外殻3aの開口30を閉塞し、且つ採取管2aの内部を逆止弁36aで以って陰圧とすることで、外殻3a内に収容した採取管2a内の底質50の落下を防止する。
この状態で、試料採取装置1aを水底5より回収し、外殻3a内より採取管2aを取り外す。
そして、取り外した採取管2a内より採取した底質50を不攪乱状態で得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態2】
本発明の実施の形態1においては、試料採取装置1aとして、採取管2aと、外殻3aとを主要部材とし、開閉蓋4aを有する構成の一例について説明している。
これに対して、図4〜6に示すように採取管2bと、外殻3bと、開閉蓋4bと、底盤6から構成する試料採取装置1bでもよい。
なお、本発明の実施の形態2における試料採取装置1bを構成する各構成部材については、前述した発明の実施の形態1で説明した試料採取装置1aにおいて説明した部分と重複する構成についての説明を省略する。
【0024】
<イ> 試料採取装置
本例の試料採取装置1bは、内部に採取した試料を収容する採取管2bと、前記採取した試料の脱落を防止する開閉蓋4bを有する外殻3bと、試料採取装置1bを水底5に着底した際の自沈を防止する底盤6とより構成する。
本例においても、試料採取装置1bは、試料として河川等の水底5の底質50を採取するために用いる一例について説明する。
以下、試料採取装置1bの各構成について説明する。
【0025】
<ロ> 採取管
採取管2bは、他方端に採取管2bを水上から水底5まで到達させるためのロッド21bが連結してある。ロッド21bは、例えば継足し式等により長さ調整が可能なものとする。
【0026】
更に、採取管2bは、上述した外殻3aに設けた逆止弁36aと同様の機能を発揮する空気調整弁22として、例えば弁を備えた空気抜き管22bが設けてある。これにより、試料を不攪乱状態での採取、試料採取装置1bの引き上げ時の試料の抜け落ちを防止、採取管2bからの試料の速やかな取り出しを達成する。
なお、採取管2bには、空気抜き管22bに換えて例えば公知の逆止弁等を備えることもできる。
採取管2bには、後述する外殻3bに収容する。
【0027】
また、採取管2bのロッド21bには、後述する外殻3bの開閉蓋4bが閉じた位置で採取管2bを位置決めするために、例えば外殻3bの中空ロッド35bに開設した穴37bと合致する穴23bを形成し、これらの穴37b,23bを合致させて棒材24bを挿通することで採取管2bを固定する手段を設けてもよい。
更に、採取管2bのロッド21bには、採取管2bの水底5への差し込み深度を規制するために、後述する外殻3bの中空ロッド35bの開放端に干渉するストッパ25bを設けてもよい。
【0028】
<ハ> 外殻
外殻3bは、前述した採取管2bを収容し、この採取管2b内へ試料である底質50を取り込むためのガイドとなる部材である。
外殻3bは、他方端に前述した採取管2bと同様に外殻3bを水上から水底5まで到達させるために、例えば継足し式等の中空ロッド35bが連結してある。この中空ロッド35b内には、外殻3b内に収容する採取管2bのロッド21bが摺動自在に挿通してある。即ち、前述した採取管2bは、外殻3bの開口30より、ロッド21bを中空ロッド35bに挿通するようにして収容する。これにより、採取管2bと外殻3bとは、ロッド21b或いは中空ロッド35bを操作することにより互いに摺動自在となる。
【0029】
また、中空ロッド35bには、所定位置に採取管2bを固定するため、ロッド21bに開設した穴23bと合致する穴37bが開設してある。
外殻3bの開口30には、後述する開閉蓋4bが配設してある。
外殻3bは、前述した採取管2bに対して引き上げると開閉蓋4bにより開口30を開放し、戻すと開口30を閉塞する。
【0030】
<ニ> 開閉蓋
開閉蓋4bは、例えば組み合わせて円盤状を呈する一対の半円形部材40b,40bからなる。半円形部材40b,40bは、コイルスプリングや板バネ等の公知のバネ力を用いて非作動時には外殻3bの開口30を閉塞するように位置する。
開閉蓋4bは、開放した状態で採取管2bへの試料の採取に供され、試料の採取後に再び閉塞する。
開閉蓋4bは、採取管2bを外殻3bに対して摺動させることで半円形部材40b,40bを押しながら通過する過程で開放され、外殻3bの開口30を開放し、この状態で採取管2b内に試料を採取する。また、外殻3bの開口30を閉塞する場合、採取管2bが外殻3bに対して上昇することで開閉蓋4bの半円形部材40b,40bが外殻3bの開口30を閉塞する位置に戻る。
なお、開閉蓋4bは、前述した円盤状に限らず、外殻3bの開口30を閉塞できる形状であれば、公知の様々な形状を採用できる。
【0031】
<ホ> 底盤
底盤6は、試料採取装置1bが水底5に着底した際に自沈を防止するための部材である。
底盤6は、公知の平盤であり、本例の試料採取装置1bが水底5に着底した際に、堆積土砂等の中に自沈することのないように荷重を分散できるだけの表面積を有するものであれば円形又は方形等公知の形状のものを採用でき、素材も鋼製や樹脂製のものを採用できる。
底盤6は、外殻3bの最下端に配設し、その中央には採取管2bが通過可能な開口60を有する。
【0032】
以下に図4〜6を参照しながら本発明の実施の形態2に係る試料採取装置1bの使用方法について、水底5の底質50の採取を一例に説明する。
【0033】
<イ> 水底への配設
試料採取装置1bは、台船等の水上設備より水底5に向けて降下させる。
この際、試料採取装置1bを構成する採取管2bのロッド21b及び外殻3bの中空ロッド35bを各々継ぎ足して、試料採取装置1bを水底5まで到達させる。
この際、採取管2bは、ロッド21bに開設した穴23bを外殻3bの中空ロッド35bに開設した穴37bと合致させ、ここに棒材24bを挿通して外殻3bに対して固定することで、開閉蓋4bへの干渉による開口30の開放を防止する。
水底5に到達した試料採取装置1bは、外殻3bに配設した底盤6により自沈しない。
【0034】
<ロ> 底質(試料)の採取
水底5に到達した試料採取装置1bは、外殻3bの中空ロッド35bを引き上げて、採取管2bの端部で開閉蓋4bの半円形部材40b,40bを押し開いて外殻より突出させる。この際、ロッド21bに配設したストッパ25bが外殻3bの中空ロッド35b端部に干渉する位置まで推し出すと、所望量の底質50を採取できる。
突出した採取管2bを外殻3bに配設した底盤6が着底する位置まで水底5に差し込んで、採取管2b内に底質50を取り込む。
この際、採取管2b内の空気は底質50の収容と連動して空気抜き管21bより排出する。
【0035】
<ハ> 底質(試料)の回収
採取管2b内に充分な底質50を回収した後に、引き上げていた外殻3bを降ろして採取管2bを外殻3bへ収容する。この際、開閉蓋4bの半円形部材40b,40bは、採取管2bの最下端が外殻3bに収容された時点でバネ力により閉じ、開口30を閉塞する。
この様に、試料採取装置1bの外殻3bの開口30を閉塞し、且つ採取管2bの内部を空気抜き管22bで以って陰圧とすることで、外殻3b内に収容した採取管2b内の底質50の落下を防止する。
この状態で、試料採取装置1bを水底より回収し、外殻3b内より採取管2bを取り外す。
そして、取り外した採取管2b内より採取した底質50を不攪乱状態で得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明の試料採取装置は、以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
<イ> 本発明の試料採取装置による試料の採取は、従来の採泥器による水上から底質を掴み取る遠隔作業とは違い、底質に差し込む採取管により行なうから、船上等における遠隔操作による作業性が良好である。また、作業の単純性から、水底の底質を不攪乱状態で採取できる。
<ロ> ダイバーによる底質の採取を行なうことなく、水上から遠隔操作により不攪乱で試料を採取することができる。
これにより、ダイバーが潜水することと比較して、潜水作業時間が不要であるかり、迅速な試料の採取が行なえる。
また、ダイバーの潜水を必要としないから、当然ダイバーの安全確保の必要がなく、工事地点の採取をリアルタイムに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る試料採取装置の説明図
【図2】 発明の実施の形態1の試料採取装置による底質回収時の説明図
【図3】 発明の実施の形態1の試料採取装置による底質回収後の説明図
【図4】 本発明の実施の形態2に係る試料採取装置の説明図
【図5】 発明の実施の形態2の試料採取装置による底質回収後の説明図
【図6】 発明の実施の形態2の試料採取装置による底質回収後の説明図
【符号の説明】
1 ・・・試料採取装置
1a・・・試料採取装置
1b・・・試料採取装置
2 ・・・採取管
2a・・・採取管
2b・・・採取管
20・・・開放端
3 ・・・外殻
3a・・・外殻
3b・・・外殻
30・・・開口
4 ・・・開閉蓋
4a・・・開閉蓋
4b・・・開閉蓋
40a・・シャッター
40b・・半円形部材
5 ・・・水底
50・・・底質
6 ・・・底盤

Claims (4)

  1. 底面に開口を有し、筒状を呈する採取管と、
    底部に開閉蓋を有し、摺動自在となるように前記採取管を収容する外殻と、からなり、
    前記採取管に対して前記外殻を上方に摺動させることで、外殻底部の開閉蓋に採取管を押し当てて開口し、差し込み深さだけ採取管を露出させ、
    前記外殻を下方に摺動させることで閉口することを特徴とする、
    試料採取装置。
  2. 請求項に記載の試料採取装置において、
    前記採取管に空気調整弁を設け、試料採取時における採取管の内圧を調整することを特徴とする、試料採取装置。
  3. 請求項に記載の試料採取装置において、
    前記外殻の下端には、少なくとも前記採取管を通過させる開口を有し、且つ少なくとも前記開閉蓋に干渉しない位置に配設する底盤を有することを特徴とする、試料採取装置。
  4. 請求項1又は3の何れかに記載の試料採取装置において、
    前記採取管にストッパを設け、該採取管の差し込み深さを規制することを特徴とする、
    試料採取装置。
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