JP4079095B2 - 野球映像対応付け支援方法及び装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、野球映像対応付け支援方法及び装置及びプログラムに係り、特に、野球のスコアブックとその野球の試合映像を対応付けるための野球映像対応付け支援方法及び装置及びプログラムに関する。
従来、ドキュメンタリー映像において、台本からの字幕作成のために、台本とその台本に基づいて作成された映像を対応付けるという研究が行われている。
従来の字幕スーパーを映像に自動的に表示するための方法においては、文頭の単語をキーワードとして指定した、キーワードスポッティングを用いて対応付けを行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−254478「音声原稿最適照合装置及び方法」
しかしながら、上記従来の方法では、例えば、キーワードとなる文頭に、同じ単語が頻出するような場合においては、正しい対応付けが困難であるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、野球の試合に特化し、野球のスコアブックとその野球の試合映像とを対応付けることによってスコアブックに含まれる情報を映像に付与することを可能とし、また、対応付けを補正することが可能な野球映像対応付け支援方法及び装置及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項1)は、野球の試合映像と試合のスコアブックのデータとを対応付けるための野球映像対応付け支援方法であって、
電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段と、
野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段と、
スコアイベント検出手段と、イニング分割手段と、映像中イベント検出手段と、対応付け手段と、を有する装置において、
スコアイベント検出手段が、スコアブック記憶手段からイニング毎のデータを読み込み、対応付けに必要なスコアイベントSを抽出するスコアイベント抽出過程(ステップ1)と、
スコアイベント検出手段が、抽出された各スコアイベントS毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSに設定すると共に、該各スコアイベントS毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出過程(ステップ2)と、
イニング分割手段が野球の試合映像・音声が記録された映像記録手段から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割して分割映像記憶手段に格納するイニング分割過程(ステップ3)と、
映像中イベント検出手段が、分割映像記憶手段に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVに設定する映像中イベント検出過程(ステップ4)と、
対応付け手段が、スコアイベントの集合SのイベントSと映像イベントの集合VのイベントVについて対応付けを行う対応付け過程(ステップ5)と、
を行い、
映像中イベント検出過程(ステップ4)において、
メディア解析として、
映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、捕球音を検出し、タイプとしてV に設定する音響解析過程を行う
また、本発明(請求項2)は、スコアイベント検出過程(ステップ2)において、
スコアイベント検出手段が、イベント発生時刻を設定する際に、
スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、イベント発生時刻として設定する。
また、本発明(請求項3)は、イニング分割過程(ステップ3)において、
イニング分割手段が、スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する過程と、
攻守交替のタイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する過程と、を行う。
また、本発明(請求項4)は、イニング分割過程(ステップ3)において、
イニング分割手段が、試合映像イニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う過程と、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する過程と、を行う。
また、本発明(請求項5)は、映像中イベント検出過程において、
メディア解析として、
映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析過程と音響解析過程とを組み合わせることにより、イベントを検出する。
また、本発明(請求項6)は、対応付け過程において、
対応付け手段が、スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する過程と、
選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求める過程と、
対応付けの組Mについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する過程と、を行う。
また、本発明(請求項7)は、対応付け過程において、
対応付け手段が、
評価値を求める際に、誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える過程と、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する過程と、を行う。
図2は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項8)は、野球の試合映像と試合のスコアブックのデータとを対応付けるための野球映像対応付け支援装置であって、
電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段60と、
スコアブロック記憶手段か60らイニング毎のデータを読み込むスコアデータ読み込み手段90と、
対応付けに必要なスコアイベントSを抽出し、抽出された各スコアイベントS毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSに設定すると共に、該各スコアイベントS毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出手段20と、
野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段50と、
映像記憶手段50から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割し、分割映像記憶手段70に格納するイニング分割手段10と、
分割映像記憶手段70に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVに設定する映像中イベント検出手段30と、
スコアイベントの集合SのイベントSと映像イベント集合VのイベントVについて対応付けを行う対応付け手段40と、を有し、
映像中イベント検出手段30は、
メディア解析として、映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、捕球音を検出し、タイプとしてV に設定する音響解析手段を含む
また、本発明(請求項9)は、スコアイベント検出手段23において
イベント発生時刻を設定する際に、
スコアブック記憶手段60に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、イベント発生時刻としてセってする手段を含む。
また、本発明(請求項10)は、イニング分割手段10において、
スコアブック記憶手段60から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する手段と、
攻守交替タイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する手段と、を含む。
また、本発明(請求項11)は、イニング分割手段10において、
読み込まれた試合映像にイニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う手段と、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果をと現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する手段と、を含む。
また、本発明(請求項12)は、映像中イベント検出手段30において
メディア解析として、
映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析手段と音響解析手段とを組み合わせることにより、イベントを検出する。
また、本発明(請求項13)は、対応付け手段40において、
スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントSを選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントVを選択する手段と、
選択されたイベントS、Vのイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mを求める手段と、
対応付けの組Mについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する手段と、を含む。
本発明(請求項14)は、対応付け手段40において
評価値を求める際に、
誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える手段と、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する手段と、を含む。
本発明(請求項15)は、請求項8乃至14のいずれか1項に記載の野球対応付け支援装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるデータ識別プログラムである。
また、本発明のスコアイベント検出ステップにおいて、
イベント発生時刻を設定する際に、
スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、イベント発生時刻として設定するステップを実行させる。
また、本発明のイニング分割ステップにおいて、
スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算するステップと、
攻守交替のタイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定するステップと、を実行させる。
また、本発明のイニング分割ステップにおいて、
試合映像にイニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行うステップと、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納するステップと、を実行させる。
また、本発明の映像中イベント検出ステップにおいて、
メディア解析として、
映像に付随する音声情報から、所定の閾値以上の打球音、捕球音を検出する音響解析を行うことによりイベントを検出する音響解析ステップ、
または、該映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析ステップ、
または、音響解析ステップと画像解析ステップを組み合わせたステップのいずれかを実行させる。
また、本発明の対応付けステップは、
スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントSを選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントVを選択するステップと、
選択されたイベントS,Vのイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mを求めるステップと、
対応付けの組Mについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力するステップと、を実行させる。
また、本発明の対応付けステップにおいて、
評価値を求める際に、
誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与えるステップと、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定するステップと、を実行させる。
本発明は、電子化された野球のスコアブックとその野球の試合映像を対応付けることにより、スコアブックに含まれる情報を映像に付与することができる。
詳しくは、本発明では、野球映像には、打球音や捕球音が繰り返し含まれ、また重要なキーワードのような役割を担っていることに着目し、「1イニング−1打席−1球」といった構造に分解できる野球のようなスポーツにおいて、1打席の中に含まれるイベントの中でも、映像からの精度が高く、かつ数が少ないイベントを用いて候補を作成することによって高速な対応付けが可能である。
また、イベントに誤りが含まれている場合に、その誤りを精度は低いながら量的に勝るイベントとを組み合わせることによって、補正することが可能である。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
本発明では、野球の試合のスコアブックとその野球の試合映像とを対応付けることによって電子的に記憶されたスコアブックに含まれる情報を映像に付与するものである。
以下では、電子スコアブックからイベントを抽出する処理、映像からイベントを抽出する処理、抽出された2つのイベントを対応付ける処理からなる映像へのメタデータ付与するための処理と共に、イベントを対応付ける処理の際に、精度が高く、少数であるイベントを用いて対応付けを行い、その後、量的に勝るイベントを用いて対応付けを補正する処理について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態における野球映像対応付け支援装置の構成を示す。
同図に示す野球映像対応付け支援装置は、電子化スコアブック情報読み取り部90、イニング分割部10、スコアブック中イベント検出部20、イベント対応表21、映像中イベント検出部30、イベント対応付け部40、野球試合映像記憶部50、電子化スコアブック記憶部60、イニング分割野球試合映像記憶部70、及び、入出力装置80から構成される。
電子化スコアブック情報読み取り部90は、電子化スコアブック記憶部60から電子化されたスコアブックデータを読み込む。
イニング分割部10は、野球試合映像記憶部50に記憶されている野球試合映像・音声を読み込み、電子スコアブック情報読み取り部90で読み取られたスコアブックデータのイニング毎の投球数、ストライク、ボール当の1球1球の結果を用いて攻守交替のタイミング毎に分割する。また、野球試合映像にイニング情報としてテロップが含まれている場合には、テロップ認識を行い、テロップに応じて攻守交替のタイミングを取得する。このようにして取得したイニング分割の映像・音声情報をイニング分割野球試合映像記憶部70に格納する。
スコアブック中イベント検出部20は、電子化スコアブック記憶部60から読み出されたスコアブックデータから対応付けに当たり必要となるイベントを抽出する。さらに、抽出されたイベントをイベント対応表21を用いて、イベントごとのタイプに変換する。また、イベント毎の生起時刻を予測し、各イベント毎の予測発生時間を設定する。
映像中イベント検出部30は、イニング分割野球試合映像記憶部70に記憶されている映像・音声についてメディア解析を行い、バッティングを行った瞬間、キャッチングを行った瞬間を検出する。
イベント対応付け部40は、スコアブックイベント検出部20で検出されたスコアイベントの集合と、映像中イベント検出部30から取得した映像イベントの集合の最適な対応付けを行う。
野球試合映像記憶部50は、野球試合の映像・音声が記憶されており、映像中にテロップが含まれていてもよい。
電子化スコアブック記憶部60は、図4に示すように、スコアブックデータ、守備状態、時間情報の各テーブルを有する。(A)スコアブックデータテーブルには、イニング毎の情報が格納される。守備状態テーブル(B)は、(A)の守備状態の欄に対応するテーブルであり、守備状態番号毎に各ポジションの選手名が記録されている。時間情報テーブル(C)は、(A)のメディアタイムの欄に対応するものであり、イニングIDとメディアタイムから構成されている。
イニング分割野球試合映像記憶部70は、イニング分割部10で分割された映像・音声情報を格納する。
次に、上記の構成における動作を説明する。
図5は、本発明の一実施の形態における全体の動作のフローチャートである。
ステップ100) 電子化スコアブック情報読み取り部90が、電子化スコアブック記憶部60から電子化された野球のスコアブックデータテーブルの内容を読み込み、スコアブック中イベント検出部20に転送すると共に、イニング毎の投球数、ストライク、ボールなどの1球1球の結果などといったイニング分割に必要な情報をイニング分割部10に転送する。
ステップ101) イニング分割部10は、野球試合映像記憶部50から野球映像を入力し、全試合時間と投球数の情報、あるいは、テロップとして表示されるイニング、カウントの情報を用いて攻守交替タイミング毎に分割し、イニング分割された野球映像をイニング分割野球試合映像記憶部70に記憶する。
ステップ102) スコアブック中イベント検出部20は、ステップ100で読み込まれたスコアブックデータから対応付けにあたって必要となるスコアイベントを抜き出す。さらに、それらの、スコアイベントをイベント対応表21を用いて、例えば、最初のバッターが{ストライク、ボール、ファール、センター前ヒット}であれば、
=ストライク Type(S)=Catching
=ボール Type(S)=Catching
=ファール Type(S)=Batting
=ヒット Type(S)=Batting
のように変換する。また、そのイベントが起こった時刻を予測し、全てのスコアイベントSに対して、Sの予測発生時間Time(S)を設定する。また、Sの集合をSと表すことにする。
ステップ104) 映像中イベント検出部30は、イニング分割野球試合映像記憶部70の映像からメディア解析によって、バッティングを行った瞬間、キャッチングを行った瞬間を検出する。キャチャーがボールを捕った瞬間の音を検出した場合には、
Type(V)=Catching
とし、バッターがボールを打った瞬間を検出した場合には、
Type(V)=Batting
とする。また、検出した時の時間をTime(V)に設定する。また、映像イベントVの集合をVと表すこととする。
ステップ105) イベント対応付け部40は、スコアブック中イベント検出部20で取得した、スコアイベントの集合Sと、映像中イベント検出部30で取得した映像イベントの集合Vの最適な対応付けM(S)を求めて出力する。
例えば、スコアイベントSが、
=ストライク Type(S)=Catching Time(S)=10
=ボール Type(S)=Catching Time(S)=30
=ファール Type(S)=Batting Time(S)=50
=ヒット Type(S)=Batting Time(S)=70
というスコアブックの集合Sに対して、
Type(V)=Catching Time(V)=11
Type(V)=Catching Time(V)=15
Type(V)=Catching Time(V)=28
Type(V)=Batting Time(V)=46
Type(V)=Catching Time(V)=52
Type(V)=Batting Time(V)=69
という映像からの映像イベント列(V)が得られた場合、
―――V
―――V
―――V
―――V
という対応付けの組を出力する。これを、
Match(S)=V
Match(S)=V
Match(S)=V
Match(S)=V
と表し、スコアイベントS全体に対する対応付けを、
M(S)={V,V,V,V
と表すこととする。
次に、上記のステップ100について詳細に説明する。
イニング分割部10は、データベースである電子化スコアブック記憶部60から、電子化されたスコアブックデータの読み込みを行う。スコアブックデータは、通常のスコアブックと略等価な情報をもつ(通常のスコアブックのサブセット)。
図4は、本発明の一実施の形態における電子化スコアブック記憶部のテーブル例を示す。
電子化スコアブック記憶部60から読み出されるスコアブックデータテーブル(A)は、イニングの情報、打順、打者名、カウント、得点、1塁ランナーの有無のフラグ、2塁ランナーの有無のフラグ、3塁ランナーの有無のフラグ、守備状態テーブルを参照する番号、結果、メディアタイム、イニング内での投球IDであるiID、試合全体での投球IDの各情報を有する。但し、メディアタイムに関しては、図4(C)に示すように、別のテーブルとしても構わない。また、守備状態テーブル(B)は、スコアブックデータテーブル(A)から参照されるID及び、各守備位置の選手名を持つ。
次に、イニング分割部10における、上記のステップ101の野球映像を攻守交替のタイミング毎に分割するイニング分割の動作を詳細に説明する。
図6は、本発明の一実施の形態におけるイニング分割処理のフローチャート(その1)である。
ステップ201) イニング分割部10は、読み込まれたスコアブックデータテーブルから全投球数と全試合時間を取得し、その比例配分で、攻守交替タイミングを決定する。全投球数がM球、全試合時間Tで、1回表に投手がm1球投じたのであれば、最初の攻守交替のタイミングは、
Change(1)=T×m1/M
となり、以降、
Change(n)=T×Σ(m)/M
となる。ここで、mは、n回目の攻守切替の時の投球数である。しかしこのままでは不正確であるので、以降の処理によって補正を行う。
ステップ202) i=に初期化する。
ステップ203) i=i+1とする。
ステップ204) Change(i)の前後n分間を、a秒単位で入出力装置80のディスプレイにサムネイル表示を行い、オペレータに提示する。
ステップ205) オペレータは、攻守交替のタイミングであるサムネイル(N)をクリックする。
ステップ206) イニング分割部10は、ステップ205でオペレータがクリックしたサムネイルNのメディアタイムであるTime(N)によって、i回目の攻守交替のタイミングChange(i)をTime(N)に設定する。
ステップ207) 全てのイニングの終了タイミングが設定済みであれば処理を終了し、そうでなければステップ203に移行する。
また、次に、ステップ101の別の処理形態として、テロップ認識を用いる方法について説明する。
図7は、本発明の一実施の形態におけるイニング分割処理のフローチャート(その2)である。
ステップ302) メモリ(図示せず)内の前の認識結果にφを代入して初期化する。
ステップ303) 認識対象時刻を所定の単位時間進める。
ステップ304) 野球試合映像記憶部50から読み込んだ映像において、イニング情報がテロップとして出現する区域において、テロップが出現しているか否かの判断を行い、テロップが出現していれば、ステップ305に移行し、なければステップ303に移行する。
ステップ305) イニング情報が出現する区域において、テロップ認識を行い、認識結果を一時的にメモリ等に格納する。
ステップ306) 前のテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果を比較して、同じであれば、ステップ303に移行し、異なればステップ307に移行する。
ステップ307) 現在の時刻tを攻守交替のタイミングとし、i回目の攻守交替タイミングChange(i)にtを設定する。
ステップ308) メモリに格納された前のテロップ認識結果に、現在のテロップ認識結果を記録する。
ステップ309) 全イニングが終了のタイミングが設定済みであるかをチェックして、終わっていなければステップ303に移行する。
次に、前述のステップ104のスコアブック中イベント検出部20における、読み込んだスコアブックデータからストライク、ボール等の対応付けに必要なイベントを抜き出し、その発生時刻を予測するスコアブックデータからのイベント検出処理について説明する。
図8は、本発明の一実施の形態におけるスコアブックデータからの検出処理のフローチャートである。
ステップ401) i=0と初期化する。
ステップ402) iをインクリメントする。
ステップ403) 読み込んだスコアブックデータからiID(イニング内での投球ID)=iのイベントを取り出す。
ステップ404) スコアイベントSを図9に示すイベント対応表21と照合する。イベント対応表21にスコアイベントSが存在していれば、ステップ405に移行し、存在していなければステップ403に移行する。
ステップ405) スコアイベントSに対応するType属性を、スコアイベントSのイベントタイプType(S)として設定する。例えば、『S=ヒット』であれば、
Type(S)=Batting
となる。
ステップ406) スコアブックデータに付随する時間情報の有無を判定する。電子化スコアブック記憶部60に時間情報テーブルが付随しているかを判定し、付随している場合にはステップ407に移行し、ない場合にはステップ408に移行する。
ステップ407) スコアブックデータテーブルのメディアタイム欄に記録が付けられた時刻が記録されている場合に行われる処理であり、記録が入力された時刻(試合を見ながらスコアブックを記入した時刻)をスコアイベントSの暫定的なイベント発生時刻Time(S)として設定する。
ステップ408) スコアブックデータテーブルに記録が付けられた時刻が記録されていない場合には、スコアイベントSが発生した時刻を予測して、Time(S)に設定する。
その予測方法の一例を説明する。あるイニングがTの時間を要し、その間にN人の打者が登場し、打者毎の投球数をp(n)、経験的に打者交代に係る時間を、Tとしたときに、イベントSをi番目のバッターのj球目の場合には、
Time(S)=(T−T×(N―1))×j/Σp(n)+(i−1)×T
となる。
なお、投手毎、シチュエーション毎のインターバル時間の知識データベースを作成し、その知識からより高精度にTime(S)を予測することも可能である。
ステップ409) スコアブックデータテーブルのデータを最後まで処理しているかを判定する。終わっていれば、当該処理を終了し、終わっていなければステップ402に移行する。
次に、前述のステップ104の映像中イベント検出部30において、映像から映像イベントVを検出する処理について説明する。
図10は、本発明の一実施の形態における映像中イベント検出処理のフローチャートである。
以下では、映像中イベント検出部30が、映像中イベントとして、映像中の音響解析を用いて、バッティングやキャッチングに伴って発生する音(打球音・捕球音)を検出する処理について説明する。
ステップ501) j=0と初期化する。
ステップ502) j=j+1とする。
ステップ503) 音響解析により、打球音、捕球音の検出を行い、打球音を検出した場合には、
Type(V)=Batting
捕球音を検出した場合には、
Type(V)=Catting
と設定する。
ここで、音響解析の方法の一例を示す。なお、音響解析には、バンドパスフィルタ、パワーサンプラ、比較器を有する音響解析装置を利用するものとする。
図11は、本発明の一実施の形態における音響解析処理のフローチャートである。
ステップ1201) 音響信号をwav(j)に格納する。
ステップ1202) wav(j)をバンドパスフィルタに通す。
ステップ1203) j番目のサンプルから、Xサンプル取り出し、wサンプル幅ずつ、sサンプルずらして切り出して、その区間のパワーを計算し、順にp(i)とする。
ステップ1204) パワーp(i)が、図12に示すように、所定の閾値th1より大きくなり、所定の閾値th2よりも大きくなってから、th1より小さくなるまでに要する時間が、所定の閾値th3以上かつ閾値th4以下である部分を取り出す。
ステップ1205) ステップ1204で取り出された部分に関して近傍Yサンプルとの相関をとる。
ステップ1206) 相関が所定の閾値以上であれば、ステップ1208に移行し、閾値以下であれば、ステップ1207に移行する。
ステップ1207) 打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音か捕球音かの分類を行う。
ステップ1208) 全サンプル終了しているかを確認し、終了していなければ、ステップ1209に移行する。
ステップ1209) j=j+αとし、ステップ1203に移行する。
ステップ504) 映像の最後の音声について検出処理が終了したかを確認し、終了していれば当該処理を終了し、終了していなければステップ502に移行する。
次に、ステップ104において、映像にテロップ表示が挿入されている場合に、当該テロップの認識結果を用いることが考えられる。その例を以下に示す。
図13は、本発明の一実施の形態におけるテロップ認識結果を用いて映像中のイベントを検出する処理のフローチャートである。
ステップ601) i=1,t=0に初期化する。
ステップ602) 時間間隔α=5秒と設定する。
ステップ603) 時刻tからt+αにおける、ストライク・ボール・アウトに関する情報が記述された部分のテロップの変化から、投手の投球数をカウントする。
ステップ604) tからt+αの投球数Nが一意に確定するか判断する。この例を図14を用いて説明する。図14(a)に示すような変化が起きた場合、ボールが1球投げられたということが確定する。しかし、同図(b)のような場合、ファールは2ストライク以降、カウントには変化が生じないため、何球投げられたのかがわからない。αを小さく設定し、その間に2球投じられることがないように設定すれば、(b)のような場合には1球であると判断可能であるが、それでも同図(c)のような場合には、ファールが打たれているかも知れないし、ボールが投げられているのかもしれない。
しかしこのような場合でも、同図(d)のような状況になれば、打者が変わっていることが分かり、スコアブックの情報を用いれば、その間に何球投げられたかを確定することが可能である。
確定できる場合には、ステップ605に移行し、確定できない場合にはステップ606に移行する。
ステップ605) 時刻tからt+αにおいて、N球の打球音あるいは捕球音を検出し、
Type(V(j+n))、 Time(V(j+n)) (n=1,2,…,N)
と設定し、ステップ607に移行する。
ステップ606) 時間間隔αを大きくしてステップ604に移行する。なお、時間間隔αは、予め決定された時間間隔分大きくするものとする(例えば3秒)。
ステップ607) i=i+1とする。
ステップ608) 映像の最後まで検出が行われていれば、処理を終了し、そうでなければステップ609に移行する。
ステップ609) t=t+αとしてステップ602に移行する。
上記の処理は、ある時刻tにおけるテロップの状態と、別の時刻t+αのテロップ状態を比較して、その差を見ることで、時間間隔αにおける投球数を知るためのものである。例えば、(A)5秒間に投球がなかった場合、(B)2ストライクの後でのファールでカウントの変化がなかった場合などの状況でテロップ状態に変化がなく、時間間隔α秒での投球数が不明となるため、ステップ606において、時間間隔αを所定の値大きくすることで、テロップの状態に変化があったかを判断する。そして、変化があった時点で、スコアブックから得られた情報を用いて時間間隔αにおける投球数を知ることが可能になる。
さらに、上記のステップ104における他の方法として、映像からの画像解析により、投手の投球タイミングを検出した結果を用いることを考える。
図15は、本発明の一実施の形態における映像の画像解析によるイベント検出処理のフローチャートである。
ステップ701) k=1,j=1,i=1と初期化する。
ステップ702) 映像の動き解析により、投球イベントを検出し、Pkとし、その時の時刻をTime(P)にセットする。映像の動き解析の手法としては、例えば、「K.Fujii and K. Arakawa,“Video editing based on motion recognition using temporal templates”Proceeding of ACM User Interface Software Technology(UIST)2003」に示される方法がある。当該文献の手法を当該ステップの処理に適用し、イニング分割野球試合映像記憶部70に格納されているイニングに分割された野球映像を入力し、P(ピッチングまたは、牽制球)のイベントを検出し、検出した時の映像の時刻をTime(P)に設定することが可能である。
ステップ703) kをインクリメントする。
ステップ704) 映像の最後まで検出が行われたかを判断し、終わっていなければ、ステップ702に移行し、終わっていればステップ705に移行する。
ステップ705) 映像の音響解析より打捕球音を検出し、Sとし、そのときの時刻をTime(S)にセットする。
ステップ706) jをインクリメントする。
ステップ707) 映像の最後まで検出が行われているかを判定し、終了していなければステップ705に移行し、音響解析によって得られたイベントSについて、全てのPに対して、
b<Time(S)−Time(P)<Th
つまり、打捕球音Sの直前に投球フォームPが検出されているようなPを検索する。上記の式を満たすようなPがあれば、Sをイベント検出結果Vとする。
ステップ709) iをインクリメントする。
ステップ710) 全てのSについて、チェックしたかを検証し、終わっていれば、当該処理を終了し、終わっていなければステップ708に移行する。
次に、前述のステップ105のイベント対応付け部40における、スコアブックデータからのスコアイベントSと、映像からの映像イベントVとの最適な対応付け処理について説明する。
図16は、本発明の一実施の形態におけるイベント対応付け処理のフローチャートである。
ステップ801) スコアブック中イベント検出部20においてスコアブックデータから検出したスコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントを選び出し、これをSとする。
ステップ802) 映像中イベント検出部30において映像から検出した映像イベントVのうち、打球音であると分類されたVを選び出し、これをVとする。
ステップ803) 上記のS、V内のイベントをイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能である全ての対応付けの組を求める。これを、M(x=1,2,…)とする。
ステップ804) ステップ803で生成した全ての対応付けの組について評価を行う。
ステップ805) 評価の最も良いものを選択し、対応付けの結果として出力する。
ここで、上記のステップ803における対応付けの組を求める処理について詳細に説明する。
図17は、本発明の一実施の形態における対応付けの組を求める処理のフローチャートである。以下では、i1,i2,i3,…,iMの複数のカウンタを利用する。
ステップ901) i1=0と初期化する。
ステップ902) i2=i1+1と初期化する。
ステップ903) i3=i2+1と初期化する。
ステップ904) iM=i(M−1)+1と初期化する。
ステップ905) スコアブック中イベント検出部20で検出された打球音が伴うイベントSと、映像中イベント検出部30で検出された打球音の伴うイベントVの対応付けの組を、
={(S i1,V i1),(S i2,V i2),…,(S iM,V iM)}
を生成する。
ステップ906) Mのxをインクリメントする。
ステップ907) iMが映像中に含まれる打球音の数を超えているか判断し、こえていなければステップ908に移行し、そうでなければステップ909へ移行する。
ステップ908) iMをインクリメントする。
ステップ909) i3がi4より小さいか判断し、小さければステップ910に移行し、そうでなければステップ911へ移行する。
ステップ910) i3をインクリメントしてステップ904へ移行する。
ステップ911) i2がi3より小さいか判断し、小さければステップ912へ移行し、そうでなければ、ステップ913に移行する。
ステップ912) i2をインクリメントし、ステップ903に移行する。
ステップ913) i1がi2より小さいか判断し、小さければステップ914へ移行し、そうでなければ処理を終了する。
ステップ914) i1をインクリメントしてステップ902へ移行する。
次に、上記のステップ804の評価処理について説明する。
以下では、打球音だけを用いて生成した対応付けの組M(x=1,2,…)について以下の処理を繰り返す。
図18は、本発明の一実施の形態における対応付けの組に対する評価処理のフローチャートである。
ステップ1001) イベント対応付け部40は、映像中イベント検出部30で取得した打球音だけを用いて生成した対応付けの組M(x=1,2,…)について以下の処理を繰り返す。
ステップ1002) 対応付けの組Mを打球音区間に分割する。ここで、打球音区間とは、スコアブックのデータのイニング開始から打球音、または打球音から打球音、または、打球音からイニング終了のいずれかとし、スコアブックのデータ上では、打球音区間の間には打球音は含まれないものとする。
ステップ1003) 各打球音区間について、スコアブック中イベント検出部20でスコアブックのデータから検出したスコアイベントSのうち、捕球音を伴うイベントを選択し、S’とする。
ステップ1004) 打球音区間に含まれる、映像中イベント検出部30で検出された映像イベントをV’とする。
ステップ1005) 上記のS’とV’の全ての対応付けの組を求める。
ステップ1006) 各対応付けについて、対応付けの誤りのタイプを判定し、ペナルティ値を設定する。
ステップ1007) ステップ1005で作成した全ての対応付けのうち、ペナルティ値が最も小さい対応付けを選択し、打球音区間の対応付け結果とする。また、そのときのペナルティ値を当該打球音区間の評価値とする。
ステップ1008) ステップ1002で作成した打球音区間すべてについて、上記の評価値を全て足し合わせ対応付けの評価値とする。
次に、上記のステップ1004における打球音区間のイベントの処理について説明する。図19は、本発明の一実施の形態における打球音区間のイベントの処理のフローチャートである。
ステップ1101) イベント対応付け部40は、スコアブック中イベント検出部20で検出された打球音に対する打球音区間の各イベントについて以下の処理を行う。
ステップ1102〜ステップ1111の処理は、誤りのタイプを判定し、ペナルティ値を設定している処理である。誤りのタイプは以下の4種類がある。
・タイプ1:スコアブックのデータの捕球音を打球音として検出してしまった場合;
・タイプ2:スコアブックのデータの捕球音を検出漏れしてしまった場合;
・タイプ3:スコアブックのデータの打球音でも捕球音でもないところで、捕球音を検出してしまった場合;
・タイプ4:スコアブックのデータの打球音でも捕球音でもないところで、打球音を検出してしまった場合;
ステップ1103、1105、1107、1109、1111において、上記の誤りのタイプによるペナルティ値の大きさを設定する。
ペナルティ値の大きさは、タイプごとに誤りの生起確率によって決めるものとする。生起確率の少ない誤りのタイプには大きいペナルティ値を設定し、生起確率の大きな誤りのタイプには小さいペナルティ値を設定する。図18におけるPはペナルティ値を示す。
ここで、ステップ1103において、P=p0としているが、例えば、イベントSの生起測時刻Time(S)と、実際に生起した時刻との差(T)をペナルティ値を決定する要素に加え、
P=p0×αT
のように設定することも可能である。
ステップ1112) 打球音区間内のイベント毎の認識誤りによるペナルティ値Pの和を求める。
ステップ1113) 全てのイベントについて処理が終了しているかを判断し、終了していなければステップ1102に移行し、そうでなければステップ1114に移行する。
ステップ1114) ステップ1112で求められた累積されたペナルティ値Pを対応付けの評価値として終了する。
なお、上記の実施の形態における図5〜図8、図10、図11、図13、図15〜図18に示すフローチャートをプログラムとして構築し、野球映像対応付け支援装置として利用されるコンピュータのCPU等の制御手段に実行させることも可能である。
また、構築されたプログラムを野球映像対応付け支援装置として利用されるコンピュータに接続されるハードディスク装置や、フレキシブルディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、実行時にコンピュータにインストールすることも可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明は、野球のようなスポーツの試合映像と、スコアブック等のように試合中または、試合終了後に編集されたデータとを対応付け、映像に編集されたデータを付与するようなシステムに適用可能である。
本発明の原理を説明するための図である。 本発明の原理構成図である。 本発明の一実施の形態における野球映像対応付け支援装置の構成図である。 本発明の一実施の形態における電子化スコアブック記憶部のテーブルの例である。 本発明の一実施の形態における全体の動作のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるイニング分割処理のフローチャート(その1)である。 本発明の一実施の形態におけるイニング分割処理のフローチャート(その2)である。 本発明の一実施の形態におけるスコアブックデータからのイベント検出処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるイベント対応表の例である。 本発明の一実施の形態における映像中イベント検出処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における音響解析処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における音響信号の区間のパワーの抽出処理を説明するための図である。 本発明の一実施の形態におけるテロップ認識結果を用いて映像中のイベントを検出する処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるテロップの変化から投球数を求める例である。 本発明の一実施の形態における映像の画像解析によるイベント検出処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるイベント対応付け処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における対応付けの組を求める処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における対応付けの組に対する評価処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における打球音区間のイベントの処理のフローチャートである。
符号の説明
10 イニング分割手段、イニング分割部
20 スコアイベント検出手段、スコアイベント検出部
21 対応表
30 映像中イベント検出手段、映像中イベント検出部
40 対応付け手段、対応付け部
50 映像記憶手段、野球試合映像記憶部
60 スコアブック記憶手段、電子化スコアブック記憶部
70 分割映像記憶手段、イニング分割野球試合映像記憶部
80 入出力装置
90 スコアデータ読み込み手段、電子化スコアブック情報読み取り部

Claims (15)

  1. 野球の試合映像と試合のスコアブックのデータとを対応付けるための野球映像対応付け支援方法であって、
    電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段と、
    野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段と、
    スコアイベント検出手段と、イニング分割手段と、映像中イベント検出手段と、対応付け手段と、を有する装置において、
    前記スコアイベント検出手段が、前記スコアブック記憶手段からイニング毎のデータを読み込み、対応付けに必要なスコアイベントSを抽出するスコアイベント抽出過程と、
    前記スコアイベント検出手段が、抽出された各スコアイベントS毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSに設定すると共に、該各スコアイベントS毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出過程と、
    前記イニング分割手段が野球の試合映像・音声が記録された映像記録手段から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割して分割映像記憶手段に格納するイニング分割過程と、
    前記映像中イベント検出手段が、前記分割映像記憶手段に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVに設定する映像中イベント検出過程と、
    前記対応付け手段が、スコアイベントの集合SのイベントSと映像イベントの集合VのイベントVについて対応付けを行う対応付け過程と、
    を行い、
    前記映像中イベント検出過程において、
    前記メディア解析として、
    映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、または、捕球音を検出し、タイプとして前記V に設定する音響解析過程を行う
    ことを特徴とする映像対応付け支援方法。
  2. 前記スコアイベント検出過程において、
    前記スコアイベント検出手段が、前記イベント発生時刻を設定する際に、
    前記スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、前記イベント発生時刻として設定する請求項1記載の映像対応付け支援方法。
  3. 前記イニング分割過程において、
    前記イニング分割手段が、前記スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する過程と、
    前記攻守交替のタイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する過程と、
    を行う請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。
  4. 前記イニング分割過程において、
    前記イニング分割手段が、前記試合映像イニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う過程と、
    記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する過程と、
    を行う請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。
  5. 前記映像中イベント検出過程において、
    メディア解析として、
    映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析過程と前記音響解析過程とを組み合わせることにより、イベントを検出する
    請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。
  6. 前記対応付け過程は、
    前記対応付け手段が、前記スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する過程と、
    選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求める過程と、
    前記対応付けの組Mについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する過程と、
    を行う請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。
  7. 前記対応付け過程は、
    前記対応付け手段が、
    前記評価値を求める際に、誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える過程と、
    イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する過程と、
    を行う請求項6記載の野球映像対応付け支援方法。
  8. 野球の試合映像と試合のスコアブックのデータとを対応付けるための野球映像対応付け支援装置であって、
    電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段と、
    前記スコアブロック記憶手段からイニング毎のデータを読み込むスコアデータ読み込み手段と、
    対応付けに必要なスコアイベントSを抽出し、抽出された各スコアイベントS毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSに設定すると共に、該各スコアイベントS毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出手段と、
    野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段と、
    前記映像記憶手段から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割し、分割映像記憶手段に格納するイニング分割手段と、
    前記分割映像記憶手段に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVに設定する映像中イベント検出手段と、
    スコアイベントの集合SのイベントSと映像イベント集合VのイベントVについて対応付けを行う対応付け手段と、を有し、
    前記映像中イベント検出手段は、
    前記メディア解析として、映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、捕球音を検出し、タイプとして前記V に設定する音響解析手段を含む
    ことを特徴とする野球映像対応付け支援装置。
  9. 前記スコアイベント検出手段は、
    前記イベント発生時刻を設定する際に、
    前記スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、前記イベント発生時刻としてセってする手段を含む
    請求項8記載の野球対応付け支援装置。
  10. 前記イニング分割手段は、
    前記スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する手段と、
    前記攻守交替タイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する手段と、を含む
    請求項8記載の野球対応付け支援装置。
  11. 前記イニング分割手段は、
    読み込まれた前記試合映像にイニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う手段と、
    記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果をと現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する手段と、
    を含む請求項8記載の野球対応付け支援装置。
  12. 前記映像中イベント検出手段は、
    メディア解析として、
    映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析手段と前記音響解析手段とを組み合わせることにより、イベントを検出する請求項8記載の野球対応付け支援装置。
  13. 前記対応付け手段は、
    前記スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、前記映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する手段と、
    選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mを求める手段と、
    前記対応付けの組Mについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する手段と、
    を含む請求項8記載の野球映像対応付け支援装置。
  14. 前記対応付け手段は、
    前記評価値を求める際に、
    誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える手段と、
    イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する手段と、
    を含む請求項13記載の野球映像対応付け支援装置。
  15. 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の野球対応付け支援装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるデータ識別プログラム。
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