JP4079095B2 - 野球映像対応付け支援方法及び装置及びプログラム - Google Patents
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電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段と、
野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段と、
スコアイベント検出手段と、イニング分割手段と、映像中イベント検出手段と、対応付け手段と、を有する装置において、
スコアイベント検出手段が、スコアブック記憶手段からイニング毎のデータを読み込み、対応付けに必要なスコアイベントSiを抽出するスコアイベント抽出過程(ステップ1)と、
スコアイベント検出手段が、抽出された各スコアイベントSi毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSiに設定すると共に、該各スコアイベントSi毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出過程(ステップ2)と、
イニング分割手段が野球の試合映像・音声が記録された映像記録手段から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割して分割映像記憶手段に格納するイニング分割過程(ステップ3)と、
映像中イベント検出手段が、分割映像記憶手段に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVjとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVjに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVjに設定する映像中イベント検出過程(ステップ4)と、
対応付け手段が、スコアイベントの集合SのイベントSiと映像イベントの集合VのイベントVjについて対応付けを行う対応付け過程(ステップ5)と、
を行い、
映像中イベント検出過程(ステップ4)において、
メディア解析として、
映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、捕球音を検出し、タイプとしてV j に設定する音響解析過程を行う。
スコアイベント検出手段が、イベント発生時刻を設定する際に、
スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、イベント発生時刻として設定する。
イニング分割手段が、スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する過程と、
攻守交替のタイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する過程と、を行う。
イニング分割手段が、試合映像イニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う過程と、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する過程と、を行う。
メディア解析として、
映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析過程と音響解析過程とを組み合わせることにより、イベントを検出する。
対応付け手段が、スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する過程と、
選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求める過程と、
対応付けの組Mxについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する過程と、を行う。
対応付け手段が、
評価値を求める際に、誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える過程と、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する過程と、を行う。
電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段60と、
スコアブロック記憶手段か60らイニング毎のデータを読み込むスコアデータ読み込み手段90と、
対応付けに必要なスコアイベントSiを抽出し、抽出された各スコアイベントSi毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSiに設定すると共に、該各スコアイベントSi毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出手段20と、
野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段50と、
映像記憶手段50から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割し、分割映像記憶手段70に格納するイニング分割手段10と、
分割映像記憶手段70に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVjとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVjに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVjに設定する映像中イベント検出手段30と、
スコアイベントの集合SのイベントSiと映像イベント集合VのイベントVjについて対応付けを行う対応付け手段40と、を有し、
映像中イベント検出手段30は、
メディア解析として、映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、捕球音を検出し、タイプとしてV j に設定する音響解析手段を含む。
イベント発生時刻を設定する際に、
スコアブック記憶手段60に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、イベント発生時刻としてセってする手段を含む。
スコアブック記憶手段60から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する手段と、
攻守交替タイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する手段と、を含む。
読み込まれた試合映像にイニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う手段と、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果をと現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する手段と、を含む。
メディア解析として、
映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析手段と音響解析手段とを組み合わせることにより、イベントを検出する。
スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する手段と、
選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求める手段と、
対応付けの組Mxについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する手段と、を含む。
評価値を求める際に、
誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える手段と、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する手段と、を含む。
イベント発生時刻を設定する際に、
スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、イベント発生時刻として設定するステップを実行させる。
スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算するステップと、
攻守交替のタイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定するステップと、を実行させる。
試合映像にイニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行うステップと、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納するステップと、を実行させる。
メディア解析として、
映像に付随する音声情報から、所定の閾値以上の打球音、捕球音を検出する音響解析を行うことによりイベントを検出する音響解析ステップ、
または、該映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析ステップ、
または、音響解析ステップと画像解析ステップを組み合わせたステップのいずれかを実行させる。
スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択するステップと、
選択されたイベントS*,V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求めるステップと、
対応付けの組Mxについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力するステップと、を実行させる。
評価値を求める際に、
誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与えるステップと、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定するステップと、を実行させる。
S1=ストライク Type(S1)=Catching
S2=ボール Type(S2)=Catching
S3=ファール Type(S3)=Batting
S4=ヒット Type(S4)=Batting
のように変換する。また、そのイベントが起こった時刻を予測し、全てのスコアイベントSiに対して、Siの予測発生時間Time(Si)を設定する。また、Siの集合をSと表すことにする。
Type(Vj)=Catching
とし、バッターがボールを打った瞬間を検出した場合には、
Type(Vj)=Batting
とする。また、検出した時の時間をTime(Vj)に設定する。また、映像イベントVjの集合をVと表すこととする。
S1=ストライク Type(S1)=Catching Time(S1)=10
S2=ボール Type(S2)=Catching Time(S2)=30
S3=ファール Type(S3)=Batting Time(S3)=50
S4=ヒット Type(S4)=Batting Time(S4)=70
というスコアブックの集合Sに対して、
Type(V1)=Catching Time(V1)=11
Type(V2)=Catching Time(V2)=15
Type(V3)=Catching Time(V3)=28
Type(V4)=Batting Time(V4)=46
Type(V5)=Catching Time(V5)=52
Type(V6)=Batting Time(V6)=69
という映像からの映像イベント列(V)が得られた場合、
S1―――V1
S2―――V3
S3―――V4
S4―――V6
という対応付けの組を出力する。これを、
Match(S1)=V1
Match(S2)=V3
Match(S3)=V4
Match(S4)=V6
と表し、スコアイベントS全体に対する対応付けを、
M(S)={V1,V3,V4,V6}
と表すこととする。
Change(1)=T×m1/M
となり、以降、
Change(n)=T×Σ(mn)/M
となる。ここで、mnは、n回目の攻守切替の時の投球数である。しかしこのままでは不正確であるので、以降の処理によって補正を行う。
Type(Si)=Batting
となる。
Time(Sk)=(T−Tc×(N―1))×j/Σp(n)+(i−1)×Tc
となる。
Type(Vj)=Batting
捕球音を検出した場合には、
Type(Vj)=Catting
と設定する。
Type(V(j+n))、 Time(V(j+n)) (n=1,2,…,N)
と設定し、ステップ607に移行する。
b<Time(Sj)−Time(Pk)<Th
つまり、打捕球音Sjの直前に投球フォームPkが検出されているようなPkを検索する。上記の式を満たすようなPkがあれば、Sjをイベント検出結果Viとする。
Mx={(S* i1,V* i1),(S* i2,V* i2),…,(S* iM,V* iM)}
を生成する。
・タイプ1:スコアブックのデータの捕球音を打球音として検出してしまった場合;
・タイプ2:スコアブックのデータの捕球音を検出漏れしてしまった場合;
・タイプ3:スコアブックのデータの打球音でも捕球音でもないところで、捕球音を検出してしまった場合;
・タイプ4:スコアブックのデータの打球音でも捕球音でもないところで、打球音を検出してしまった場合;
ステップ1103、1105、1107、1109、1111において、上記の誤りのタイプによるペナルティ値の大きさを設定する。
P=p0×αT
のように設定することも可能である。
20 スコアイベント検出手段、スコアイベント検出部
21 対応表
30 映像中イベント検出手段、映像中イベント検出部
40 対応付け手段、対応付け部
50 映像記憶手段、野球試合映像記憶部
60 スコアブック記憶手段、電子化スコアブック記憶部
70 分割映像記憶手段、イニング分割野球試合映像記憶部
80 入出力装置
90 スコアデータ読み込み手段、電子化スコアブック情報読み取り部
Claims (15)
- 野球の試合映像と試合のスコアブックのデータとを対応付けるための野球映像対応付け支援方法であって、
電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段と、
野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段と、
スコアイベント検出手段と、イニング分割手段と、映像中イベント検出手段と、対応付け手段と、を有する装置において、
前記スコアイベント検出手段が、前記スコアブック記憶手段からイニング毎のデータを読み込み、対応付けに必要なスコアイベントSiを抽出するスコアイベント抽出過程と、
前記スコアイベント検出手段が、抽出された各スコアイベントSi毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSiに設定すると共に、該各スコアイベントSi毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出過程と、
前記イニング分割手段が野球の試合映像・音声が記録された映像記録手段から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割して分割映像記憶手段に格納するイニング分割過程と、
前記映像中イベント検出手段が、前記分割映像記憶手段に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVjとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVjに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVjに設定する映像中イベント検出過程と、
前記対応付け手段が、スコアイベントの集合SのイベントSiと映像イベントの集合VのイベントVjについて対応付けを行う対応付け過程と、
を行い、
前記映像中イベント検出過程において、
前記メディア解析として、
映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、または、捕球音を検出し、タイプとして前記V j に設定する音響解析過程を行う
ことを特徴とする映像対応付け支援方法。 - 前記スコアイベント検出過程において、
前記スコアイベント検出手段が、前記イベント発生時刻を設定する際に、
前記スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、前記イベント発生時刻として設定する請求項1記載の映像対応付け支援方法。 - 前記イニング分割過程において、
前記イニング分割手段が、前記スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する過程と、
前記攻守交替のタイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する過程と、
を行う請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。 - 前記イニング分割過程において、
前記イニング分割手段が、前記試合映像イニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う過程と、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果と現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する過程と、
を行う請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。 - 前記映像中イベント検出過程において、
メディア解析として、
映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析過程と前記音響解析過程とを組み合わせることにより、イベントを検出する
請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。 - 前記対応付け過程は、
前記対応付け手段が、前記スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する過程と、
選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求める過程と、
前記対応付けの組Mxについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する過程と、
を行う請求項1記載の野球映像対応付け支援方法。 - 前記対応付け過程は、
前記対応付け手段が、
前記評価値を求める際に、誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える過程と、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する過程と、
を行う請求項6記載の野球映像対応付け支援方法。 - 野球の試合映像と試合のスコアブックのデータとを対応付けるための野球映像対応付け支援装置であって、
電子化された野球の試合のスコアブックデータが格納されたスコアブック記憶手段と、
前記スコアブロック記憶手段からイニング毎のデータを読み込むスコアデータ読み込み手段と、
対応付けに必要なスコアイベントSiを抽出し、抽出された各スコアイベントSi毎にキャッチングまたはバッティングのいずれかのタイプを決定し、該スコアイベントSiに設定すると共に、該各スコアイベントSi毎にイベント発生時刻を設定するスコアイベント検出手段と、
野球の試合映像・音声が記録された映像記憶手段と、
前記映像記憶手段から試合映像を読み込み、該試合映像における全試合時間と、投球数の情報、あるいは、該映像中のテロップとして表示されるイニング情報及びカウント情報を用いて、該試合映像を攻守交替タイミング毎に分割し、分割映像記憶手段に格納するイニング分割手段と、
前記分割映像記憶手段に格納されている分割された試合映像毎にメディア解析を行い、バッティングが行われた瞬間及びキャッチングが行われた瞬間を検出し、各瞬間毎に映像イベントVjとし、該バッティング及び該キャッチングの瞬間時刻を該映像イベントVjに設定すると共に、該バッティング及び該キャッチングの動作をそれぞれタイプとして該映像イベントVjに設定する映像中イベント検出手段と、
スコアイベントの集合SのイベントSiと映像イベント集合VのイベントVjについて対応付けを行う対応付け手段と、を有し、
前記映像中イベント検出手段は、
前記メディア解析として、映像に付随する音声情報のサンプルを取り出し、所定のサンプル幅ずつずらして切り出してその区間のパワーを計算し、該区間のパワーが所定の第1の閾値以上の区間について、近傍のサンプルとの相関を求め、相関値が所定の第2の閾値以下である場合に、予め用意された打球音、捕球音のパワー変化、周波数分布の特徴から作成されたテンプレートとのマッチングを行い、打球音、捕球音を検出し、タイプとして前記V j に設定する音響解析手段を含む
ことを特徴とする野球映像対応付け支援装置。 - 前記スコアイベント検出手段は、
前記イベント発生時刻を設定する際に、
前記スコアブック記憶手段に抽出されたスコアイベントに対応する時間情報が存在する場合には、該時間情報をイベント発生時刻として設定し、存在しない場合には、該スコアイベントが発生した時刻を所定の方法により予測し、前記イベント発生時刻としてセってする手段を含む
請求項8記載の野球対応付け支援装置。 - 前記イニング分割手段は、
前記スコアブック記憶手段から読み込まれたデータから全投球数と試合時間を取得し、該投球数と該試合時間の比例配分により攻守交替タイミングを計算する手段と、
前記攻守交替タイミングの前後n分間を所定の時間単位でサムネイル表示し、オペレータにより選択されたサムネイルNのメディアタイムに基づいて、攻守交替タイミングの時間を設定する手段と、を含む
請求項8記載の野球対応付け支援装置。 - 前記イニング分割手段は、
読み込まれた前記試合映像にイニング情報がテロップとして含まれる場合に、該テロップとして出現する映像の区域において、該イニング情報が出現する区域においてテロップ認識を行う手段と、
記憶手段に一時的に格納されている前に認識されたテロップ認識結果をと現在のテロップ認識結果とを比較して、異なる場合に、現在の時刻を攻守交替のタイミングとして設定すると共に、該現在のテロップ認識結果を該記憶手段に格納する手段と、
を含む請求項8記載の野球対応付け支援装置。 - 前記映像中イベント検出手段は、
メディア解析として、
映像から画像解析により投手の投球タイミングを検出した結果を用いてイベントを検出する画像解析手段と前記音響解析手段とを組み合わせることにより、イベントを検出する請求項8記載の野球対応付け支援装置。 - 前記対応付け手段は、
前記スコアイベントSのうち、打球音が伴うイベントS*を選択し、前記映像イベントVのうち、打球音であると分類されたイベントV*を選択する手段と、
選択されたイベントS*、V*のイニング内における時間的な順序関係を保持したまま生成が可能な対応付けの組Mxを求める手段と、
前記対応付けの組Mxについて評価値を求め、該評価値の最も高いものを対応付けの結果として出力する手段と、
を含む請求項8記載の野球映像対応付け支援装置。 - 前記対応付け手段は、
前記評価値を求める際に、
誤りのタイプ毎にペナルティ値を設定し、誤りの生起確率の少ない誤りに対しては大きなペナルティ値を与え、該誤りの生起確率の多い誤りに対しては小さなペナルティ値を与える手段と、
イベント毎にペナルティ値の和を求め、最も和の小さいイベントの評価値を最も高く設定する手段と、
を含む請求項13記載の野球映像対応付け支援装置。 - 請求項8乃至14のいずれか1項に記載の野球対応付け支援装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるデータ識別プログラム。
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