JP4079065B2 - 米とぎ器 - Google Patents

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本発明は、無水で研米する米とぎ器に関するものである。
従来、この種の米とぎ器は、米の糠を除去し米粒と糠を分離し、糠を回収するサイクロン部を備え、図8に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
図8に示すように、駆動モータ101は、プーリー102およびベルト103を介して研米装置104とファン105をそれぞれ回転駆動する。研米装置104は回転駆動により米を研米して、米と糠に分離する。ファン105の吸気口106にはサイクロン部107の流出口107aを連結し、かつ流入口107bは研米装置104の糠排出口104bに連結している。サイクロン部107には、糠回収容器108を着脱自在に取り付けている。
この構成において、研米装置104内に送られた米は研米され、糠は糠排出口104bからファン105で吸引され、そして、途中にあるサイクロン部107で空気と分離されて糠回収容器108に溜まる(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−93860号公報(第2項、第4図)
しかしながら、上記のような構成では、糠回収容器108を装着しなくても、研米装置104は動作するため糠は常に排出される。しかし、サイクロン部107の下部に糠回収容器108が装着されていないため、ファン105は糠排出口104bからではなく、サイクロン部107の下方より吸引し、研米装置104の糠が吸引されずに堆積し、米に排出されない糠が混じるようになる。
しかるに、糠回収容器108の有無が、使用者に容易にわからないために、そのまま使い続け、糠の混入した米を炊飯することになる。
また、糠回収容器108を装着しなくても、研米装置104は動作するため、排出された糠が吸引されず、研米装置104内に堆積し、故障の原因になる。
また、サイクロン部107では分離できない微細な糠を除去する構成でないため、ファン105等に糠が付着し故障の原因となる。
また、糠の流路に付着した糠を除去する対策がなく、ファン105等のお手入れが必要になる。
また、糠回収容器108の有無を検知するには、部品構成が複雑になるという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、研米装置で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに回収するとともに、糠回収部の装着の有無を検知し、装着されていないことによる故障等を防止することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、米表面の糠分などを研米分離する研米装置と、糠分を空気とともに搬送する吸引ファンと、米とぎ器本体に着脱自在に装着されると共に前記研米装置と前記吸引ファンを連結する密閉された糠吸引収集部とを備え、前記糠吸引収集部は、糠分を収集する糠収集部と、空気と糠分を分離し回収するサイクロン部とを有し、このサイクロン部により回収された糠を溜める糠回収部を前記サイクロン部に着脱自在に設け、前記糠回収部は、糠を貯める有底筒状の糠受けと、この糠受けの上部に載置したフィルター受けと、このフィルター受けに収容され吸引モータの吸気口を包含し空気は通し糠を止めるフィルターと、このフィルターの上部に載置したフィルターカバーとで構成し、前記フィルターカバーが所定の位置にあるか否かを検知する検知手段を設けたものである。
これにより、研米装置で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに糠吸引収集部で回収できるとともに、フィルターカバーだけではなく、糠吸引収集部または、糠回収部を構成するフィルター、糠受け、フィルター受けの少なくとも1つの構成部材が装着されていないことを確実に検知することができ、例えば、検知した旨を表示するようにすれば、使用者が容易に知ることができ、故障を未然に防止することができる。
本発明の米とぎ器は、糠吸引収集部または糠回収部の少なくとも1つの構成部材を装着していない場合は、検知手段により検知するように構成したから、研米装置で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに糠吸引収集部で回収できるとともに、糠吸引収集部または糠回収部の少なくとも1つの構成部材を装着していない場合には、それを検知し、例えば、検知した旨を表示するようにすれば、使用者が容易に知ることができ、故障を未然に防止することができる。
第1の発明は、米表面の糠分などを研米分離する研米装置と、糠分を空気とともに搬送する吸引ファンと、米とぎ器本体に着脱自在に装着されると共に前記研米装置と前記吸引ファンを連結する密閉された糠吸引収集部とを備え、前記糠吸引収集部は、糠分を収集する糠収集部と、空気と糠分を分離し回収するサイクロン部とを有し、このサイクロン部により回収された糠を溜める糠回収部を前記サイクロン部に着脱自在に設け、前記糠回収部は、糠を貯める有底筒状の糠受けと、この糠受けの上部に載置したフィルター受けと、このフィルター受けに収容され吸引モータの吸気口を包含し空気は通し糠を止めるフィルターと、このフィルターの上部に載置したフィルターカバーとで構成し、前記フィルターカバーが所定の位置にあるか否かを検知する検知手段を設けたものであり、研米装置で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに糠吸引収集部で回収できるとともに、フィルターカバーだけではなく、糠吸引収集部または、糠回収部を構成するフィルター、糠受け、フィルター受けの少なくとも1つの構成部材が装着されていないことを確実に検知することができ、例えば、検知した旨を表示するようにすれば、使用者が容易に知ることができ、故障を未然に防止することができる。
第2の発明は、上記第1の発明のフィルターカバーが所定の位置にない場合は、その旨を表示するように構成したものであり、フィルターカバーだけではなく、糠吸引収集部または、糠回収部を構成するフィルター、糠受け、フィルター受けの少なくとも1つの構成部材が装着されていないことを使用者が容易に知ることができ、故障を未然に防止することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、フィルターカバーが所定の位置にない場合は、研米動作を開始しないように構成した構成したものであり、糠吸引収集部または糠回収部の少なくとも1つの構成部材を装着していない場合には、研米動作を開始しないようにすることで、未装着で糠が米とぎ器本体内に散乱し、故障等が発生するのを未然に防止することができる。
第4の発明は、上記第1〜3のいずれか一つの発明において、フィルターカバーは、フィルターの上部に回転自在に載置し、回転時に一部がフィルターに接触し、フィルターに振動を与え、付着した糠を落とすよう構成したものであり、1つの部品に2つの機能をもたせることにより、部品点数を削減することができる。
第5の発明は、上記第1〜4のいずれか一つの発明において、検知手段を、フィルターカバーに設けたマグネットと、このマグネットに対向する米とぎ器本体に設けられ磁力で接点が開閉するリードスイッチで構成したものであり、着脱時も確実に、かつ容易に糠回収部を検知できる米とぎ器を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、米とぎ器本体1は、内部に貯米部2を固定しており、この貯米部2の底部に計量部3を配置している。計量部3は回転により一定量の米を研米装置4に送り込むもので、この計量部3の下方に研米装置4を設けている。吸引ファン5は研米装置4で分離された糠などを空気とともに搬送するもので、吸引モータ6により駆動する。
糠吸引収集部7は米とぎ器本体1にパッチン錠8で着脱自在に取り付け、研米装置4を内包する糠収集部7aと空気と糠を遠心力により分離するサイクロン部7bとを有し、研米装置4の糠排出口4aと吸引ファン5の吸気口5aを密閉状態で連結している。糠回収部9はサイクロン部7bに着脱自在に装着するよう構成している。米受け部10は、研米された米を受けるものである。操作部11は、米とぎ器本体1の外面に設け、動作を制御する制御回路12と連動し、状態を表示する表示手段13を備えている。
研米装置4は、研米モータ14により回転する主軸15に研米ドラム16を着脱自在に固定し、研米ドラム16の外周を分離部17で覆い、さらに分離部17の外周を糠収集部7aで覆い、下方を米排出弁18で覆うよう構成している。米排出弁18は、研米中は分離部17の下部開口17bを排米パッキン18aに当接することにより閉鎖し、研米終了後に下方に移動し、下部開口17bを開口する。米ガイド19は、米が落下するときに飛散するのを防止するものである。
研米ドラム16は、上下とも開口の円筒状で、食品衛生に適合した材料を使用している。研米ドラム16の外周面に、ブラシ毛16aを全面に設けている。分離部17は、上下開放の円筒状で、研米ドラム16の外周を覆うように設け、ステンレス鋼板などの金属で、食品衛生に適合した材料を使用して構成し、パンチングメタルのように多数の穴を有する。この穴は米が通過できず、また、米を傷つけず、一方、糠、米粉、その他埃などは通過する大きさとし、およそ直径1.6mm程度が最適である。分離部17の内周面とブラシ毛16aの外周面の隙間Sは、米が1粒ないし2粒程度通過できる距離が最もよい。
糠収集部7aは、分離部17と一定の距離(例えば30mm)に設け、分離部17の外周に円筒ドーナツ状の糠回収空間20を形成している。糠回収空間20の一端は糠排出口4aに開口し、他端は空気取入れ口20bとして開口している。上パッキン21は、糠吸引収集部7の上面に設け、米とぎ器本体1との密閉を確保している。
サイクロン部7bは、糠排出口4aと吸気口5aを連結する糠吸引収集部7内に設け、サイクロン部7bの流入口7baは糠排出口4aと、サイクロン部7bの流出口7bbは吸気口5aとそれぞれ連結している。吸引ファン5の排気部5bは、研米モータ14に向けて開口し、研米モータ14を冷却した後、米とぎ器本体1外に開口した排気口1aより排出される。
糠回収部9は、サイクロン部7bに着脱自在に装着し、糠受け22、フィルター受け24、フィルター25、フィルターカバー26などの構成部材で構成している。
有底筒状の糠受け22は、糠を貯めるもので、その上面開口部22aに、フィルター受けパッキン23を介してフィルター受け24を戴置し、フィルター受け24には、サイクロン部7bで分離した糠が糠受け22に排出される糠落下口24aと空気が流れる通気口24bを開口している。糠排出口24aは斜め下方で外周方向に開口し、糠受け22の側壁に空間を設けるように開口している。通気口24b側には、フィルター25とフィルター25の上にフィルターカバー26を上方より載置し、フィルター受け24とフィルター25は、フィルターパッキン27によりシールしている。
糠受け22は、フィルター受け24、フィルター25、フィルターカバー26を載置した状態で、サイクロン部7bにクランプ28により着脱自在に装着している。このとき、フィルター受け24の上端開口部24cは、吸気口5aを内包するように密閉するとともに、下方は糠受け22の上面開口部22aをフィルター受けパッキン23で、サイクロン部7bの間を密閉する。また、フィルターカバー26がフィルター25を圧接し、フィルターパッキン27により密閉される。フィルター25は、濾紙等で構成し、上部に突起25aを有し、この突起25aに振動を加えることにより、濾紙に付着した糠を振るい落とすことができる。
フィルターカバー26は、フィルター25の上部で回転自在に載置し、フィルター25の突起25aに当接するようにリブ26aを設けており、回転によりフィルター25に振動を与えることができる。また、フィルターカバー26の上面には、環状のマグネット29を固定している。
検知手段30は、糠吸引収集部7または糠回収部9が装着されていないことを検知するもので、フィルターカバー26に設けたマグネット29と糠回収部9が装着されたときに、マグネット29に対向する米とぎ器本体1に設けた磁力で接点が開閉するリードスイッチ31より構成している。
ここで、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材、すなわち、糠受け22、フィルター受け24、フィルター25、フィルターカバー26のいずれかを装着していない場合は、正常に糠を吸引回収することができないため、検知手段30により検知し、この検知手段30の出力を制御回路12に入力し、制御回路12は、表示手段13にその旨を表示するようにしている。
上記構成において動作を説明すると、洗米を目的とする精白米を貯米部2に投入する。操作スイッチ(図示せず)を操作することで、計量部3により定量を計量された米が、研米装置4に投入される。すると、研米モータ14により主軸15が回転し、主軸15に嵌合した研米ドラム16を回転する。研米ドラム16の回転によって研米装置4の底部の米は遠心力を与えられ、研米ドラム16の側面へと米粒を押しつけるので、順に側面に沿って上昇して、上部で落下するため、米は研米装置4内で循環する。
一方、上述した循環は、分離部17の側壁とブラシ毛16aの外周部の隙間Sを上昇する間、遠心力により米粒同士の擦れ合いを促進させ、さらに、ブラシ毛16aの先端が米の表面溝に入り込み、糠あるいは米表面の粉をかき出す。分離した糠などは分離部17の穴より糠収集部7aの糠回収空間20に排出される。
米は、研米中は分離部17の下部開口17bを閉鎖していた米排出弁18が下方に下がり、下部開口17bを開口し、内部の米を米ガイド19を介して米受け10に排出する。
つぎに、糠収集部7aおよびサイクロン部7bでの、糠回収の状態を説明する。吸引モータ6が動作すると吸引ファン5が回転し、空気取入れ口20bから糠回収空間20を通して吸気口5aに流れる空気の流れが発生する。そして、この空気は、排気部5bより研米モータ14を冷却した後、米とぎ器本体1外に開口した排気口1aより排出される。糠の混じった空気が、糠排出口4aからサイクロン部7bの流入口7baから流入すると、サイクロン部7bの旋回部7cで旋回流となり、糠は遠心力により壁面に押し付けられ、糠落下口24aより、糠受け22に堆積する。
微細な糠の一部は、空気と分離されずに空気とともに通気口24bよりフィルター25に流入する。フィルター25では、残った糠を分離し、糠を除去された空気のみが吸気口5aに流れる。フィルター25に付着した糠は、フィルターカバー26を、フィルター25の上部で回転することにより、リブ26aがフィルター25の突起25aに当接し、フィルター25に振動を与えることができ、付着した糠を落下させ、手入れすることができる。
つぎに、検知手段30の動作を説明する。糠吸引収集部7および糠回収部9が、正規に装着されると、マグネット29の磁力によりリードスイッチ31が動作し、制御回路12は、糠吸引収集部7および糠回収部9が「あり」と判断し、上述の動作を行う。
しかし、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材が装着されていないと、正常に糠を吸引回収することができず、リードスイッチ31がマグネット29の磁力を検知できないために、制御回路12は、表示手段13にその旨を表示するとともに、研米動作を開始しない。以下、それぞれの場合を図3〜図7を参照しながら説明する。
糠吸引収集部7を装着していない場合は、図3に示すように、糠吸引収集部7を装着しないと、糠受け22のクランプ28を固定することができないため、マグネット29がセットできず、リードスイッチ31がマグネット29の磁力を検知できない。
つぎに、糠受け22を装着していない場合は、図4に示すように、フィルターカバー26が保持されないため、マグネット29が所定の位置になく、リードスイッチ31がマグネット29の磁力を検知できない。
つぎに、フィルター受け24を装着していない場合は、図5に示すように、フィルターカバー26が保持されないため、マグネット29が所定の位置になく、リードスイッチ31がマグネット29の磁力を検知できない。
つぎに、フィルター25を装着していない場合は、図6に示すように、フィルター25がないため、フィルターカバー26が保持されず、フィルター受け24内の下方になるために、リードスイッチ31からの距離が離れ、リードスイッチ31がマグネット29の磁力を検知できない。
つぎに、フィルターカバー26を装着していない場合は、図7に示すように、マグネット29が所定の位置になく、リードスイッチ31がマグネット29の磁力を検知できない。
このように、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材、すなわち、糠受け22、フィルター受け24、フィルター25、フィルターカバー26のいずれかを装着していない場合は、検知手段30により検知し、表示手段13にその旨を表示するようにしているのて、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材が未装着であることを使用者が容易に知ることができ、そのまま使い続けるのを防止できる。
また、糠吸引収集部7は米とぎ器本体1に着脱自在に装着し、この糠吸引収集部7のサイクロン部7bに着脱自在に設けた糠回収部9は、糠を貯める有底筒状の糠受け22と、この糠受け22の上部に載置したフィルター受け24と、このフィルター受け24に収容され吸引モータ6の吸気口5aを包含し空気は通し糠を止めるフィルター25と、このフィルター25の上部に載置したフィルターカバー26とで構成し、このフィルターカバー26の有無を検知する検知手段30を設けたので、フィルターカバー26だけではなく、フィルター25、糠受け22、フィルター受け24、糠吸引収集部7という、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材を装着していないことを確実に検知することができる。
また、フィルターカバー26は、フィルター25の上部に回転自在に載置し、回転時に一部がフィルター25に接触し、フィルター25に振動を与え、付着した糠を落とすよう構成したので、1つの部品に2つの機能をもたせることにより、部品点数を削減することができる。
また、フィルターカバー26は、環状のマグネット29を備え、このマグネット29に対向する米とぎ器本体1に、磁力で接点が開閉する検知手段30を設けたので、着脱時も確実に、かつ容易に糠回収部9を検知できる米とぎ器を提供することができる。
なお、本実施例では、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材、すなわち、糠受け22、フィルター受け24、フィルター25、フィルターカバー26のいずれかを装着していない場合は、表示手段13にその旨を表示するようにしているが、検知手段30により検知した出力を制御回路12に入力し、制御回路12により研米動作を開始しないようにしてもよく、この場合は、糠吸引収集部7または糠回収部9の少なくとも1つの構成部材が未装着で糠が米とぎ器本体内に散乱し、故障等が発生するのを未然に防止することができる。
以上のように、本発明にかかる米とぎ器は、糠吸引収集部または糠回収部の少なくとも1つの構成部材を装着していない場合は、検知手段により検知しその旨を表示するように構成したから、研米装置で米表面の糠を分離した後、糠を糠袋や紙パックなどを使用せずに糠吸引収集部で回収できるとともに、糠吸引収集部または糠回収部の少なくとも1つの構成部材を装着していない場合には、それを検知して表示することで、使用者が容易に知ることができ、故障を未然に防止することができるので、着脱自在な部品で構成される米とぎ器として有用である。
本発明の第1の実施の形態の米とぎ器の縦断面図 同米とぎ器の要部分解断面図 同米とぎ器の糠吸引収集部を装着していない状態の要部断面図 同米とぎ器の糠受けを装着していない状態の要部断面図 同米とぎ器のフィルター受けを装着していない状態の要部断面図 同米とぎ器のフィルターを装着していない状態の要部断面図 同米とぎ器のフィルターカバーを装着していない状態の要部断面図 従来の同米とぎ器の要部断面図
符号の説明
4 研米装置
5 吸引ファン
7 糠吸引収集部
7a 糠収集部
7b サイクロン部
9 糠回収部
30 検知手段

Claims (5)

  1. 米表面の糠分などを研米分離する研米装置と、糠分を空気とともに搬送する吸引ファンと、米とぎ器本体に着脱自在に装着されると共に前記研米装置と前記吸引ファンを連結する密閉された糠吸引収集部とを備え、前記糠吸引収集部は、糠分を収集する糠収集部と、空気と糠分を分離し回収するサイクロン部とを有し、このサイクロン部により回収された糠を溜める糠回収部を前記サイクロン部に着脱自在に設け、前記糠回収部は、糠を貯める有底筒状の糠受けと、この糠受けの上部に載置したフィルター受けと、このフィルター受けに収容され吸引モータの吸気口を包含し空気は通し糠を止めるフィルターと、このフィルターの上部に載置したフィルターカバーとで構成し、前記フィルターカバーが所定の位置にあるか否かを検知する検知手段を設けた米とぎ器。
  2. フィルターカバーが所定の位置にない場合は、その旨を表示するように構成した請求項1に記載の米とぎ器。
  3. フィルターカバーが所定の位置にない場合は、研米動作を開始しないように構成した請求項1又は2に記載の米とぎ器。
  4. フィルターカバーは、フィルターの上部に回転自在に載置し、回転時に一部が前記フィルターに接触し、前記フィルターに振動を与え、付着した糠を落とすよう構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の米とぎ器。
  5. 検知手段を、フィルターカバーに設けたマグネットと、このマグネットに対向する米とぎ器本体に設けられ磁力で接点が開閉するリードスイッチで構成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の米とぎ器。
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