JP4078377B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の断面図である。本実施の形態に係る画像形成装置は電子写真方式とする。
まず、図2のCPU202は、テストパターン発生手段207から発生させたパッチの画像データを露光装置13dに送り、露光装置13dにより後述する帯電バイアスVpY1で帯電されている感光ドラム11dを露光して、感光ドラム11d上に濃度パッチPY1の潜像を形成する。この潜像を現像器14dによって、後述する現像バイアスVdY1で現像する。
ついで、光学センサ401(第1の検出手段)で、これらの濃度パッチPYn、PMn、PCn、PKn(nは1〜5)の濃度を測定する。図3に示したように、濃度は受光素子Vopが検出する乱反射光成分と受光素子Vosが検出する正反射光成分とに分けて検出される。ここで、光学センサ401は、ITB30上の濃度パッチが光学センサの検出範囲を通過する間にサンプリング間隔15msで計8点の濃度を検出する。
そして、CPU202は、8点のうち、最大値と最小値を除いた6点を平均化したものを、光学センサ401の検出結果としてA/D変換手段206によりA/D変換して画像形成装置内のRAM203に取り込む。
その後、CPU202は、光学センサ401の検出結果の中からパッチ濃度検出によるもの以外の影響を除去するため、暗電流補正を行う。これは、光学センサ401の発光素子301を光らせない状態での受光素子302,303の出力を測定し、その結果を濃度パッチの測定結果から減算することにより、測定結果の中のパッチ濃度検出によるもの以外の影響を除去するものである。暗電流補正を行った後の検出結果は乱反射光成分測定結果Sig.PYn、Sig.PMn、Sig.PCn、Sig.PKnと、正反射光成分測定結果Sig.SYn、Sig.SMn、Sig.SCn、Sig.SKn(nは1〜5)としてRAM203に書き込まれる。濃度測定後、濃度パッチはITB30のクリーナ51によってクリーニング除去される。
次に、CPU202は、ステップS504の処理で求めた乱反射光成分測定結果と、正反射光成分測定結果から正反射成分の算出を行う。算出式は、
Sig.R=Sig.P−k×Sig.S
で表され、ここでkは正反射成分検出係数である。係数kは光学センサの特性や取り付け位置により異なり、係数kは各色トナーの濃度パッチの測定を行った場合にSig.Rが0となるように求める。本実施の形態においては、kY=0.254、kM=0.241、kC=0.23、kK=0とした。k=0の場合は、光学センサの乱反射光成分測定結果は無視し、正反射光成分測定結果のみを画像パッチの濃度検出に用いるということである。
次に、CPU202は、濃度パッチを形成しないでITB30単体の正反射成分を測定し、その結果をSig.RBとする。そして、CPU202は、ステップS505で求めたSig.Rを前記Sig.RBを用いて正規化することにより、下地の表面状態による影響を排除する(下地補正)。正規化のための算出式は、
Sig.R'=A×Sig.R/Sig.RB
で表され、ここでAは正規化の定数である。本実施の形態では、画像濃度を10Bitで制御するため16進数で3FF=1023を定数Aとして使用する。
ステップS506で得られたSig.R'であるが、例えば黒の濃度パッチを測定した場合、乱反射光成分測定結果Sig.PK≒0であるため、Sig.R'≒0となる。つまり濃度パッチの濃度が濃いほどSig.R'の値は小さくなる。そこで、CPU202は、図9に示すような変換テーブルを用いて、Sig.R'が画像濃度と比例関係になるように変換を行い、変換結果であるSig.Dを得る。
以上のようにして各色毎にSig.D1〜5が得られる。帯電バイアスVpと現像バイアスVdの設定により、画像濃度が薄い順に濃度パッチが形成されたとしたときの、イエローに関する濃度値Sig.DY1〜5は図10のようになる。制御目標濃度(Dmax値)Diを得るために必要な帯電バイアスDvpは、Diを挟むパッチ濃度Sig.DY2、Sig.DY3と、これに対応する帯電バイアスDvpY2、DvpY3が作る座標上の2点(Sig.DY2、DvpY2)、(Sig.DY3、DvYp3)間の直線補間によって求めることができる。すなわち、
DvpY={(DvpY3−DvpY2)/(Sig.DY3−Sig.DY2)}×(Di−Sig.DY3)+DvpY3
である。同様に、現像バイアスDvdに関しても、
DvdY={(DvdY3−DvdY2)/(Sig.DY3−Sig.DY2)}×(Di−Sig.DY3)+DvdY3
として目標電圧が得られる。以下、マゼンタ、シアン、ブラックに関する目標帯電バイアスと現像バイアスも同様にしてCPU202により算出される。算出された値はRAMに書き込まれ、以後の画像形成にはこれらの帯電バイアス、現像バイアスを用いる。
本発明の第2の実施の形態は、ITB30の反射量Sig.RBを測定するタイミングの点で上述した第1の実施の形態と異なる。
画像形成開始前であって定着ローラ41aの温度が低い場合、特に定着ローラ41aの温度が定着可能な温度に達するまで7s以上かかると予測される場合には、定着ローラ41aの加熱を行いつつSig.RBの測定を行うことが可能である。
PC等から送信されたデータに基づいて連続して画像形成を行っている場合であって、データの送信や圧縮したデータの展開に時間がかかり、画像形成の間隔が7s以上かかると予測される場合には、画像形成の合間でSig.RBの測定を行うことが可能である。
本実施の形態の画像形成装置において記録材Pの両面に画像形成を行う場合、上記第1の実施の形態で説明したように、1面目に画像形成された記録材Pは両面ローラ74a〜74dの間を搬送された後、再度二次転写ローラ36の位置を通って2面目の画像形成が行われる。
本実施の形態の画像形成装置では、どのような種類の記録材Pにおいても最適な定着時間を得るために、記録材Pの種類に応じて感光ドラム11a〜11dの回転速度や、ITBと静電吸着搬送ベルト(ETB)の搬送速度を変化させている。よって、連続する画像形成の途中で記録材Pの種類が切り替わる場合には、画像形成済みの記録材Pがすべて画像形成装置外に排出された後に画像形成装置の速度を切り替え、その後に次の種類の記録材Pへの画像形成を開始しなければならない。このような場合には、画像形成装置の速度を切り替えている間は画像形成を行うことは出来ないため、この時間が7s以上かかる場合にはSig.RBの測定を行うことが可能である。
本実施の形態においては、基本的には、4色で画像形成を行う場合には感光ドラム11a〜11dに電圧が印加されており、黒1色で画像形成を行う場合には感光ドラム11aにのみ電圧が印加されている。従って、4色画像の画像形成の次に黒単色の画像形成を行う場合や、逆に黒単色の画像形成の次に4色画像の画像形成には、画像形成に不必要な感光ドラムに対する電圧を解除し、画像形成に必要な感光ドラムに対する電圧を印加する必要がある。このように、画像形成の途中で感光ドラムへの電圧の印加/解除を切り替える場合であって、その切り替え時間が7s以上かかる場合にはSig.RBの測定を行うことが可能である。
画像形成終了後に画像形成装置内部の温度が高い場合には、続けて画像形成を行うと画像形成装置内部の温度が高くなりすぎるため、一定時間は冷却ファンを回して冷却する必要がある。そこで、画像形成装置内部の温度が、画像形成可能な温度に下がるまで7s以上かかると予測される場合には、冷却ファンを回しつつSig.RBの測定を行うことが可能である。
画像形成装置の排紙部にフィニッシャやソータといった後処理装置が接続されている場合には、画像形成を行った記録材Pに対して後処理装置が綴じ処理、穴あけ処理、製本処理等の後処理を行うことが可能である。この場合、後処理装置の処理が7s以上かかると予測される場合には、後処理装置の動作と平行して画像形成装置本体側ではSig.RBの測定を行うことが可能である。
12a〜12d ローラ帯電器
13a〜13d スキャナー
14a〜14d 現像装置
30 中間転写ベルト(ITB)
201 制御ユニット
202 CPU
203 RAM
204 ROM
205 主制御手段
206 A/D変換手段
207 テストパターン発生手段
210 画像形成ユニット
211 画像形成手段
212 センサ
Claims (1)
- 露光されることにより潜像が形成される像担持体、前記像担持体を所定の極性に帯電する帯電手段、及び前記像担持体上に形成された潜像を可視化する現像手段を含むプロセス手段と、前記潜像が可視像化された画像を保持する無端ベルトとを有する画像形成装置において、
前記無端ベルト上に濃度調整用の第1のパターン画像を形成して行う画像濃度制御動作と画像書き出し位置調整用の第2のパターン画像を形成して行う画像書き出し位置調整動作を制御する制御手段と、
前記第1のパターン画像及び前記無端ベルト単体の光反射量を検出する第1の検出手段と、
前記第1のパターン画像が形成される位置とは異なる位置に形成される前記第2のパターン画像を検出する第2の検出手段とを有し、
前記制御手段は、画像書き出し位置調整動作では、前記画像書き出し位置調整用の第2のパターン画像を形成して前記画像書き出し位置調整動作を行っている間に、前記第1の検出手段にて前記無端ベルト単体の光反射量を読取り、かつ前記読取った前記無端ベルト単体の光反射量の検出結果は使わずに前記第2の検出手段の検出結果に基づいて前記画像書き出し位置調整を行うように制御し、
前記画像濃度制御動作では、前記濃度調整用の第1のパターン画像を形成し、前記第1の検出手段よる検出結果を、前記画像書き出し位置調整動作時に前記読取った前記無端ベルト単体の光反射量の検出結果で補正した値に基づき画像濃度を制御することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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