JP4077582B2

JP4077582B2 - General purpose combine

Info

Publication number: JP4077582B2
Application number: JP19553999A
Authority: JP
Inventors: 啓太上窪; 潤一正野; 宗徳宮本
Original assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date: 1999-07-09
Filing date: 1999-07-09
Publication date: 2008-04-16
Anticipated expiration: 2019-07-09
Also published as: JP2001016958A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、汎用コンバインにかかるものであり、特に、脱穀部における表面に突設した送り羽根、スクリュー羽根の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より汎用コンバインは走行装置より前方に刈取部を突設し、該刈取部により刈り取った穀稈を後方に搬送して軸心を機体左右水平方向に向け前後平行に２連のスクリュー型のロータを並設した脱穀部へ供給される。そして、該ロータの回転によって、脱穀を行い、脱粒後の排稈は機体後方に放出される。また、該ロータ下方にそれぞれ受網を配設し、該受網を漏下した穀粒や藁屑やゴミ等は脱穀部下方に配設した選別装置によって選別され、藁屑やゴミ等は機体後方から排出され、精粒は脱穀部の上部に配置したグレンタンクに貯留されるように構成していた。
【０００３】
前記脱穀部において、第一ロータ（前ロータ）のスクリュー羽根は、第一ロータの左端より第一ロータと第二ロータ（後ロータ）との連通部の直左側までの間に形成され、該連通部前方の第一ロータ外周面には第一ロータの半径方向に突出する板状の送り羽根が形成されていた。同様に第二ロータのスクリュー羽根は、第二ロータの右端部より排出口の直右側までの間に形成され、スクリュー羽根終端部より左側の排出口前方の第二ロータ外周面に送り羽根が形成されていた。また、両ロータのスクリュー羽根と送り羽根の回転面は重ならないように構成し、脱穀後の排藁（排稈）をスクリュー羽根から送り羽根へ送って排出するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術においては、脱穀部ロータは、脱穀時、絶えず穀稈と接触するため磨耗等により疲労しやすく、また、穀稈を脱穀する際に抽出される水分は、錆等による腐蝕の原因ともなっている。また、前記脱穀部のロータにおいて、脱穀後の排藁（排稈）をスクリュー羽根から送り羽根へ受け渡す際に、受け渡しが上手く行かずスクリュー羽根と送り羽根の境目で穀稈等の詰まりを引き起こして溜留する問題がある。
【０００５】
本発明は、前記の点を鑑み、汎用コンバインの脱穀部における穀稈等の溜留を防ぎ、また、ロータに突設する送り羽根のメンテナンス性の向上を図ることを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
以上が本発明の解決する課題であり、次に課題を解決するための手段を説明する。
【０００７】
汎用コンバインの脱穀部（１８）に配置した脱穀ロータにおいて、該ロータ（２１）の外周は、周囲に扱歯を有するスクリュー羽根（２１ａ）を設けたスクリュー型に構成し、該ロータ（２１）のスクリュー羽根（２１ａ）は、該ロータ（２１）の端部より他側の連通部（１２３）までの間に形成し、連通部（１２３）前方のロータ（２１）の外周面にはロータ（２１）の半径方向に突出する複数本の板状の送り羽根（２１ｂ）を形成し、
該送り羽根（２１ｂ）は、プレートを側面視Ｖ字状に折り曲げて形成し、該送り羽根（２１ｂ）をロータ（２１）の外周に、その軸心と平行に、着脱自在に取り付け、該ロータ（２１）の送り方向終端部のスクリュー羽根（２１ａ）と送り羽根（２１ｂ）との略境界面の該ロータ（２１）の上方周囲に、ロータ回転軸（２１ｄ）と垂直な面で、該ロータ（２１）隙間を介して、カバー側から仕切板（２５１）を配設し、該ロータ（２１）送り方向終端部のスクリュー羽根（２１ａ）の先端は、該送り羽根（２１ｂ）の左右幅内に位置し、該ロータ（２１）送り方向終端部のスクリュー羽根（２１ａ）先端の回転面は仕切板（２５１）を越えた連通部（１２３）に位置して、該送り羽根（２１ｂ）の回転面と一部ラップさせてラップ代（２１ｅ）を設け、前記スクリュー羽根（２１ａ）のロータ送り方向終端部の近傍に設けた送り羽根（２１ｂ）には、該スクリュー羽根（２１ａ）側の端面に、切欠部（２１ｆ）を設けたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図１は汎用コンバインの全体側面図一部断面図、図２は同じく平面図、図３は脱穀部及び選別装置の側面断面図、図４は脱穀部平面断面図、図５は同じく右側面断面図、図６は同じく背面断面図、図７は２連のロータの平面図、図８は第一ロータの右側面図、図９は送り羽根の側面図、図１０は同じく平面図、図１１は第一ロータの平面展開図、図１２は同じく平面図である。
【０００９】
まず、本発明に係わる汎用コンバインの全体構成を図１、図２および図３を参照しながら説明する。クローラー式走行装置１上に機枠フレーム１３が搭載され、該機枠フレーム１３上に選別装置１９や脱穀部１８と、エンジン４８等を収納するエンジンルーム４９が載置固定され、脱穀部１８上にはグレンタンク３０が配置され、該グレンタンク３０側部にはその内部に貯留された穀粒を排出する排出オーガ４０が配置されている。また、前記機枠フレーム１３より前方に刈取部８が突出されている。刈取部８はプラットホーム２内に横送りオーガ３を左右方向に収納し、回転駆動することによって穀稈を略左右中央に集めるようにしている。前記プラットホーム２前端下部には刈刃４が横設され、該刈刃４の前上方には掻込リール５が配設されている。前記プラットホーム２の両側の後部上に昇降リンク６の後部が枢支され、該昇降リンク６の前端に前記掻込リール５が回転自在に支持され、油圧モーター等によって掻込リール５が回転駆動される。また、前記プラットホーム２の両側前端には分草板７が配設されている。
【００１０】
前記刈取部８と脱穀部１８の間には搬送装置９が配置され、該搬送装置９は、フィーダハウス１０内にコンベア１１が収納され、前記プラットホーム２の後部左右中心よりやや進行方向に対して左側寄りで、前記横送りオーガ３のスクリュー羽根の送り終端位置に合わせてフィーダハウス１０の前端が連通されている。該フィーダハウス１０の後端は、脱穀入口１２に連通されており、該脱穀入口１２には左右水平方向に回転軸心を有する円筒状のビータ３４が配置され、穀稈を強制的に脱穀部１８へ送るようにしている。フィーダハウス１０の後部は機枠フレーム１３に昇降回動自在に支持されている。そして、フィーダハウス１０の下面と機枠フレーム１３との間には図示せぬ油圧シリンダーを介装して、刈取部８を昇降可能としている。さらに、前記フィーダハウス１０とビータ３４の上方には運転席１５や操向ハンドル１６等を収納したキャビン１７を配置し、該キャビン１７は機体左右中央前方の上方位置に配置して視界を良好として、刈取作業を確認し易くし、左右両側より乗り降りできるようにしている。
【００１１】
また、前記フィーダハウス１０、ビータ３４及び脱穀入口１２は、機体の進行方向に向かって左側寄りに設けられ、該脱穀入口１２は第一ロータ（前ロータ）２１の左前部に配置して、穀稈を脱穀部１８の第一ロータ２１の回動によって右方へ搬送するようにしている。
【００１２】
前記脱穀部１８は、第一ロータ（前ロータ）２１と第二ロータ（後ロータ）２２と受網２３・２４等からなり、前記機枠フレーム１３上部に収納されている。前記第一ロータ２１と第二ロータ２２は略同じ形状に構成されており、筒の外周は、周囲に扱歯を有するスクリュー羽根２１ａ・２２ａを設けたスクリュー型に構成されて、軸心は左右水平方向に向けられて、前後平行に配置されている。前後方向に軸芯を有するロータを配置した脱穀部では前後方向に長くなるが、本実施例の如く左右に軸芯を有するロータ２１・２２を設けた脱穀部１８では前後方向に短くすることができ、選別装置１９後部の上方の空間を利用してエンジンルーム４９を設けることができ、効率良くレイアウトができる。
【００１３】
前記第一ロータ２１と第二ロータ２２の下方には、それぞれ受網２３・２４が配置され、第一ロータ２１と第二ロータ２２の上方はそれぞれ上部カバー３５・３６が配置されて、前ロータ室と後ロータ室を構成している。また、第一ロータ２１下方の受網２３右側の後部は前低後高に緩やかな円弧状で傾斜させ、第二ロータ２２の上外周の接線方向に向かって延出されて、穀稈送出部である連通部１２３が形成され、該連通部１２３後端は第二ロータ２２の回転軌跡の前端部近傍まで延出されている。更に、前記受網２４の左後部に穀稈送出部である排出部１２４が形成されている。
【００１４】
更に、前記上部カバー３５・３６の水平状に成形した上部の内周面には送塵弁５９・５９・・・が左右幅方向に適宜間隔を開けて設けられ、上部カバー３５・３６上部に上下方向の回動支点を中心に回動自在に枢支されており、該送塵弁５９・５９・・・を回動操作することによって、穀稈が第一ロータ２１・第二ロータ２２内を移動する時間を穀稈の品種や穀稈の状態に合わせた調整することができ、様々な品種等に合わせた汎用性のある脱穀部１８が構成されるのである。
【００１５】
また、第一ロータ２１のスクリュー羽根２１ａは、第一ロータ２１の左端より連通部１２３の直左側までの間に形成され、連通部１２３前方の第一ロータ２１外周面には第一ロータ２１の半径方向に突出する板状の送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・が形成されている。同様に第二ロータ２２のスクリュー羽根２２ａは、第二ロータ２２の右端部より排出部１２４の直右側までの間に形成され、スクリュー羽根２２ａ終端部より左側の排出部１２４前方の第二ロータ２２外周面に送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・が形成され、脱穀後の排藁（排稈）を送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・で送って排出部１２４より排出するようにしている。
【００１６】
このような構成において、フィーダハウス１０から脱穀入口１２へ刈り取った穀稈が送られると、第一ロータ２１の回転によって、刈取穀稈は右方へ搬送されながら脱粒される。そして、第一ロータ２１の右端に至ると緩傾斜状に形成した連通部１２３から第二ロータ２２の脱穀空間に送られ、第二ロータ２２の回転によって左方へ搬送されながら脱粒され、第二ロータ２２の左端に送られると、排出部１２４より落下される。
【００１７】
該排出部１２４下部から後下方にはガイドプレート６０が延出され、該ガイドプレート６０後部の上方とエンジンルーム４９底面との間位置には、強制的に排稈を後方に送り出す排稈ビータ６１が設けられている。該排稈ビータ６１は前記ロータ２１・２２の外径に比べ外径を小さくしたコンパクトで、組立容易な形状とし、排稈ビータ６１の回転速度を第二ロータ２２の回転速度より速くして排稈ビータ６１の周速度をロータ２１・２２より同等以上の速さとし、排稈を後方に送り出す性能を高めている。
【００１８】
前記排稈ビータ６１は、左端部が排出部１２４の左端部と一致し、排稈ビータ６１の右端部は排出部１２４右端部よりさらに右側に延出し、排出部１２４より排出された排稈を後方に左右幅広く搬送し、排稈ビータ６１後方の吸引ファン９２に取り込まれ、機体後端部に左右に全幅に渡って横架されたチッパー式のスプレッダー６２に受け継いで、該スプレッダー６２の複数の鉈状の刃によって切断され、機体後端部より圃場に排出される。
【００１９】
また、前記脱穀部１８下方には選別装置（揺動選別装置）１９が配置され、その構成は、流穀板２５、揺動本体５０、選別風を発生させる唐箕２７、選別された一番物を左右方向に搬送する一番コンベア２８と二番物を搬送する二番コンベア３１等より構成されている。前記一番コンベア２８及び二番コンベア３１は側面視でクローラー式走行装置１の後方に横設され、一番コンベア２８の左端部に連通して立状に配したバケット式の揚穀コンベア２９や、一番コンベア２８の左端部の左端部に連設する還元コンベア３２とクローラー式走行装置１とが干渉することのない効率的なレイアウトとしてる。さらに、選別装置１９は機枠フレーム１４の前後途中部より後部の間に収納され、選別装置１９前方の機枠フレーム１４前部とフィーダハウス１０後下方位置に走行駆動用のミッション装置４５を配置でき、効率の良いレイアウトとして全長を短くすることができる。
【００２０】
前記揺動本体５０は、前記第一ロータ２１前端の下方より選別装置１９の後端までに渡って配置され、揺動リンク機構５１によって揺動自在に支持されている。前記揺動本体５０前部には第一ロータ２１と第二ロータ２２の下方に渡って落下された穀稈を受けるグレーンパン５０ａが形成されている。該グレーンパン５０ａは側面視で波状に形成され揺動本体５０の揺動で後方に搬送するようにしている。
【００２１】
前記グレーンパン５０ａ後端に連接してフルイ線５２が配置されている。該フルイ線５２の下方より揺動本体５０の後端部にかけて、揺動本体５０の幅方向に横架した複数のチャフフィンより成るチャフ部が配置されている。該チャフ部は、前側より脱粒された穀稈量に応じてチャフフィンの前下がり傾斜角度が変わる可動チャフ５３と、手動によってチャフフィンの前下がり傾斜角度が変える手動チャフ５４と、チャフフィンの前下がり傾斜角度が固定された固定チャフ５５より構成されている。該チャフ部の下方の揺動本体５０底面は落下口５５ｂが開口され、図示せぬクリンプ網によって被装されている。
【００２２】
また、前記揺動本体５０のグレーンパン５０ａの前後途中部の下方に唐箕２７が横設され、ガイドに従って後方に選別風を送り落下口５５ｂ等より揺動本体５０内に選別風を送風して、前記チャフ部で比重選別と風選別とを行い、一番物と二番物とに選別している。
【００２３】
このような構成において、前記第一ロータ２１と第二ロータ２２の受網２３・２４より落下された穀粒や藁屑等は、揺動本体５０のグレーンパン５０ａ上に受け止められて後方に搬送され、グレーンパン５０ａ後部よりフルイ線５２で後方に跳ね飛ばされて、そのままチャフ部に落下させて比重選別と風選別とが行われるのである。
【００２４】
次に、脱穀部の穀稈の流れについて、図４、図５および図６を参照しながら説明する。脱穀部１８は、第一ロータ２１と第二ロータ２２と受網２３・２４等からなり、運転席１５後方、機枠フレーム１３上部に収納されている。ロータ２１・２２の外周は、周囲に扱歯を有するスクリュー羽根２１ａ・２２ａを設けたスクリュー型に構成されて、軸心は左右水平方向に向けられて、前後平行に配置されている。
【００２５】
また、第一ロータ２１のスクリュー羽根２１ａは、第一ロータ２１の左端より連通部１２３の直左側までの間に形成され、連通部１２３前方の第一ロータ２１外周面には第一ロータ２１の半径方向に突出する板状の送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・が形成されている。該送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・は本数を限定するものでないが、軽量化及び部品数の減少と搬送効率を高めるために三本が形成されている。そして、送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａと送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・との略境界面、ロータ回転軸２１ｄとは垂直な面に第一ロータ２１と隙間を介して第一ロータ２１上方の周囲に仕切板２５１が配設されている。ロータ２１送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａの先端は、該送り羽根２１ｂの左右幅内に位置し、該ロータ２１送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａ先端の回転面は仕切板２５１を越えた連通部１２３に位置して送り羽根２１ｂの回転面と一部ラップさせた構造としている。
【００２６】
同様に第二ロータ２２のスクリュー羽根２１ａは、第二ロータ２２の右端部より排出部１２４の直右側までの間に形成され、左側の排出部１２４の第二ロータ２２外周面には送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・が形成されている。よって、脱穀後の排稈（排藁）は送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・で送って排出部１２４より排出するようにしている。また、同様に送り方向終端部のスクリュー羽根２２ａと送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・との略境界面、ロータ回転軸２２ｄとは垂直な面に第二ロータ２２と隙間を介して第二ロータ２２上方の周囲に仕切板２５２が配設されている。ロータ２２送り方向終端部のスクリュー羽根２２ａは該仕切板２５２を越えて延設されている。該ロータ２２送り方向終端部のスクリュー羽根２２ａは排出部１２４側の送り羽根２２ｂの回転面と一部ラップさせて配置した構造としている。また、前記仕切板２５２は図５に示すように、第二ロータ２２の上半分の位置に配置されて、３分割されて組立、分解を容易にしてメンテナンスも容易にできるようにしている。
【００２７】
ビータ３４にはね飛ばされて脱穀部１８に送出された穀稈は、第一ロータ２１で脱穀されるともに、穀稈は、第一ロータ２１外周のスクリュー羽根２１ａに案内され、第一ロータ２１右端部に送られていく。そして、脱穀する際に穀粒が仕切板２５１でブロックされ連通部１２３へはね飛ばされるのを防ぎ、確実に穀粒を受網２３から選別装置１９へ落とすようにしている。また該仕切板２５１で穀稈もまた一旦、ブロックされて無造作に連通部１２３に送られるのを防ぎ、確実に該穀稈はスクリュー羽根２１ａで案内されて一定位置から連通部１２３側の送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・に引き継がれる。
【００２８】
このようにして、仕切板２５１がないと、前記穀稈が斜め方向に移動して、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・で投出される投出力が弱く、該穀稈はそのまま第一ロータ２１側下方に落ちて溜まって、詰まりの原因となってしまうが、仕切板２５１を配設することにより、仕切板２５１を越えて側方へ穀稈や穀粒等が飛び出すことがなく、更に、送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａが送り羽根２１ｂの回転面と一部ラップしているので、第一ロータ２１の連通部１２３側への横送り作用が増し、送られた穀稈は、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・の回転により、ロータ２１を略半周してフォローアップされ、充分な案内が与えられた後、連通部１２３の第二ロータ２２側にアンダースローで投げ出される。
【００２９】
次に穀稈は、再び第二ロータ２２で脱穀され、第二ロータ２１外周のスクリュー羽根２２ａに案内されて第二ロータ２２左端部に送られていく。そして、また脱穀する際に穀粒が仕切板２５２でブロックされ排出部１２４へはね飛ばされるのを防ぎ、確実に穀粒を受網２４から選別装置１９へ落とすようにしている。穀稈は２連のロータ２１・２２で略完全に脱穀されて排稈となり、該排稈もまた、該仕切板２５２で一旦ブロックされて無造作に排出部１２４に送られるのを防ぎ、確実に該排稈はスクリュー羽根２２ａで案内されて一定位置から排出部１２４側の送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・に引き継がれる。
【００３０】
そうして、仕切板２５２を越えて第二ロータ２２の排出部１２４側に送られた排稈は、送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・により、ロータ２２を略一周してフォローアップされ、充分な案内が与えられた後、排出部１２４の排稈ビータ６１側にオーバースローで投げ出される。
【００３１】
また、第二ロータ終端部のスクリュー羽根２２ａの回転面と排出部１２４とのラップ代Ｌ２は、第一ロータ２１の終端部のスクリュー羽根２１ａの回転面と連通部１２３とのラップ代Ｌ１よりも大きく取り、また、ラップ代を大きく取る程、一旦仕切板２５１・２５２でブロックされて再び送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａ・２２ａに案内されて連続して送られてくる穀稈（排稈）の停滞を緩和するのに効果的である。第二ロータ２２の送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・の投出するまでの案内は、第二ロータ２２での投出がオーバースローであり投出方向が略水平方向となりより充分な投出力を要するためには、アンダースローで投出する第一ロータ２１の送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・の案内よりも長くし、第二ロータ２２を略一周させて充分な投出力をつけて排出部１２４の排稈ビータ６１側に投げ出されるのである。
【００３２】
このように、ロータ２１・２２のスクリュー羽根２１ａ・２２ａと送り羽根２１ｂ・２２ｂとの略境界位置に仕切板２５１・２５２を配設して、該仕切板２５１・２５２で穀稈（排稈）やはね飛ばされた穀粒を一旦ブロックし、さらにはロータ２１・２２送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａ・２２ａの回転面の一部と穀稈送出部（連通部１２３、排出部１２４）とをラップさせて、仕切板２５１・２５２直後で穀稈（排稈）を送り羽根２１ｂ・２２ｂに略一定位置から確実に受け渡し、該送り羽根２１ｂ・２２ｂにより充分な投出力をつけて投げ出すという構成にすることにより、連通部１２３や排出部１２４手前、ロータ側下方あたりに穀稈等を溜留させないのである。
【００３３】
図７に示すように、前記第一ロータ２１（及び第二ロータ２２）のスクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）や送り羽根２１ｂ（送り羽根２２ｂ）が固設されるドラム２１ｃ（ドラム２２ｃ）は筒状に成形され、該ドラム２１ｃ（ドラム２２ｃ）の左右端部内には巻付防止板５８・５８が配置されている。図３に示すように、機枠フレーム１３内周面の第一ロータ２１（及び第二ロータ２２）位置の側方に巻付防止板５８・５８が固設されている。該巻付防止板５８は中心部に第一ロータ２１の駆動軸を挿入可能な孔５８ａを開口し、ドラム２１ｃの内径に略等しい外径を有する円板状に形成されている。さらに該巻付防止板５８の外周部を内側に向けて屈曲させて縁部５８ｂを形成し、該縁部５８ｂをドラム２１ｃ端部の内周面に沿って若干の隙間を開けて挿入させて機枠フレーム１３内周面との間の隙間をなくして、穀稈が第一ロータ２１（及び第二ロータ２２）の駆動軸に絡み付くことがないようにしている。
【００３４】
前記巻付防止板５８の縁部５８ｂがドラム２１ｃ端部の外周面を被装する形状とせず、内周面に沿って挿入させたことでスクリュー羽根２１ａ端部をドラム２１ｃ端部まで延出することができ、第一ロータ２１（及び第二ロータ２２）端部に搬送された穀稈をスクリュー羽根２１ａで左右方向に送ることができ、第一ロータ２１（及び第二ロータ２２）上に穀稈を滞留させることがないのである。
【００３５】
また、前記の第一ロータ２１と第二ロータ２２とは同一の径であり、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・と送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・とを同一形状として、さらに、第一ロータ２１の回転方向を進行方向の左側面視で反時計回りとし、第二ロータ２２の回転方向を逆の時計回りとすることで、スクリュー羽根２１ａとスクリュー羽根２２ａとの巻回方向も同一とすることができ、第一ロータ２１と第二ロータ２２とを完全に同一形状として汎用性を高めることができ、コストの削減が図ることができ、さらに、ロータ２１・２２周囲に配設する仕切板２５１・２５２も同一形状として加工することができる。また、第二ロータ２２の回転方向を時計回りとすることで、第一ロータ２１端部で後上方に搬送された穀稈を搬送方向を略同一方向として第二ロータ２２で受け継ぐことができ、受け継ぎ易くしている。
【００３６】
次に、脱穀部のロータの送り羽根について、図８、図９および図１０を参照しながら説明する。前述のように、第一ロータ２１と第二ロータ２２は、同一形状としており、以下、図８から図１２は、第一ロータ２１の図面であるが、第二ロータ２２も構成に関しては第一ロータ２１と同様であり、断りのない限り第一ロータ２１の図面を参照しながら説明する。
【００３７】
図８で示すように、第一ロータ２１（第二ロータ２２）表面において送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）は、ロータ送り方向終端部にロータ半径方向に板状に突設され、該送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）は第一ロータ２１（第二ロータ２２）本体とは固定ボルト８１・８１・・で締結されており、該第一ロータ２１（第二ロータ２２）本体と着脱自在な構造としている。
【００３８】
また、図９および図１０で示すように、各送り羽根２１ｂ（送り羽根２２ｂ）はプレート状の鋼板を側面視Ｖ字状に折り曲げて、左右対称な形状としており、穀稈との接触で該送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）の側面視左右一側面が磨耗したときなどには、各送り羽根２１ｂ（送り羽根２２ｂ）を側面視左右反対に取り付けて消耗していない面を穀稈に接触するようにして第一ロータ２１（第二ロータ２２）に取付けて使用することができる。また、前述の如く、第一ロータ２１と第二ロータ２２とは同一の径であり、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・と送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・とは同一形状であるため、消耗の具合により、該送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・と送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・とを交換することもできる。
【００３９】
また、前記送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）は、脱穀時、絶えず穀稈と接触するため磨耗等により疲労しやすく、また、穀稈を脱穀する際に抽出される水分等により腐蝕しやすくもあるため、耐蝕性、耐久性に優れたステンレス等の合金鋼を使用している。
【００４０】
また、図１１に示すように、前記送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）と穀稈をロータ一側端から他側端まで案内する第一ロータ２１（第二ロータ２２）表面に螺旋状に配設されたスクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）の送り終端と送り羽根２１ｂとの隙間部分は狭くなるので、スクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）の終端近傍に位置する送り羽根２１ｂ（２２ｂ）のスクリュー羽根側に切欠部２１ｆ（２２ｆ）を設けている。該切欠部２１ｆ（２２ｆ）は斜めにカットした形状となっており、穀稈がこの隙間部分に引掛かるのを防止している。
【００４１】
また、前記第一ロータ２１表面に螺旋状に配設したスクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）間は、短冊板状の補強板８２で補強され、該スクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）の強度が高められている。
【００４２】
次に、脱穀部のロータにおける送り羽根とスクリュー羽根との配置について、図１１および図１２を参照しながら説明する。前記スクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）の終端と送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）のスクリュー羽根側とは正面視においてラップさせている。言い換えれば、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）の回転面とスクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）の終端の回転面の一部をラップさせてラップ代２１ｅ（Ｌ３）を設けている。
【００４３】
このような構成にすることにより、穀稈等がスクリュー羽根２１ａ（スクリュー羽根２２ａ）から送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・（送り羽根２２ｂ・２２ｂ・・）へスムーズに受け渡され、穀稈の詰まりを防いでいる。
【００４４】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したもので、次のような効果を奏するものである。
請求項１のように、汎用コンバインの脱穀部（１８）に配置した脱穀ロータにおいて、該ロータ（２１）の外周は、周囲に扱歯を有するスクリュー羽根（２１ａ）を設けたスクリュー型に構成し、該ロータ（２１）のスクリュー羽根（２１ａ）は、該ロータ（２１）の端部より他側の連通部（１２３）までの間に形成し、連通部（１２３）前方のロータ（２１）の外周面にはロータ（２１）の半径方向に突出する複数本の板状の送り羽根（２１ｂ）を形成し、該送り羽根（２１ｂ）は、プレートを側面視Ｖ字状に折り曲げて形成し、該送り羽根（２１ｂ）をロータ（２１）の外周に、その軸心と平行に、着脱自在に取り付け、該ロータ（２１）の送り方向終端部のスクリュー羽根（２１ａ）と送り羽根（２１ｂ）との略境界面の該ロータ（２１）の上方周囲に、ロータ回転軸（２１ｄ）と垂直な面で、該ロータ（２１）隙間を介して、カバー側から仕切板（２５１）を配設し、該ロータ（２１）送り方向終端部のスクリュー羽根（２１ａ）の先端は、該送り羽根（２１ｂ）の左右幅内に位置し、該ロータ（２１）送り方向終端部のスクリュー羽根（２１ａ）先端の回転面は仕切板（２５１）を越えた連通部（１２３）に位置して、該送り羽根（２１ｂ）の回転面と一部ラップさせてラップ代（２１ｅ）を設けたので、もし仕切板２５１がないと、前記穀稈が斜め方向に移動して、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・で投出される投出力が弱く、該穀稈はそのまま第一ロータ２１側下方に落ちて溜まって、詰まりの原因となってしまうが、仕切板２５１を配設することにより、仕切板２５１を越えて側方へ穀稈や穀粒等が飛び出すことがなくなる。
更に、送り方向終端部のスクリュー羽根２１ａが送り羽根２１ｂの回転面とラップ代（２１ｅ）で、一部ラップしているので、第一ロータ２１の連通部１２３側への横送り作用が増し、送られた穀稈は、送り羽根２１ｂ・２１ｂ・・の回転により、ロータ２１を略半周してフォローアップされ、充分な案内が与えられた後、連通部１２３の第二ロータ２２側にアンダースローで投げ出される。
【００４５】
このようにして、穀稈との接触で該送り羽根の側面視左右一側面が磨耗したときなどには、各送り羽根を左右反対にして消耗していない面を穀稈に接触するように裏返してロータに取付けて使用することができるため、各送り羽根の部品交換の頻度が半減し効率的に長く使用できメンテナンスコストの削減に繋がる。
また、該送り羽根をロータ本体から着脱自在な構造としたことにより、保守が容易になり、メンテナンス性が向上する。
さらに、第一ロータの送り羽根と第二ロータの送り羽根とは同一形状とすれば、消耗の具合により、該第一ロータの送り羽根と第二ロータの送り羽根を交換することもできる。
【００４６】
また、前記送り羽根のスクリュー羽根側の端面と、スクリュー羽根終端部を正面視でラップさせたので、穀稈等がスクリュー羽根から送り羽根へスムーズに受け渡され、ロータ送り方向終端部での穀稈等の詰まりを防いでいる。
【００４７】
また、前記ロータ表面に突設したスクリュー羽根のロータ送り方向終端部の近傍に設けた送り羽根の、スクリュー羽根側の端面に、切欠部（２１ｆ）を設けたので、該隙間部分での穀稈等の詰まりを防ぎ、円滑に脱穀、穀稈の送出が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】汎用コンバインの全体側面図一部断面図である。
【図２】同じく平面図である。
【図３】脱穀部及び選別装置の側面断面図である。
【図４】脱穀部の平面断面図である。
【図５】同じく右側面断面図である。
【図６】同じく背面断面図である。
【図７】２連のロータの平面図である。
【図８】第一ロータの右側面図である。
【図９】送り羽根の側面図である。
【図１０】同じく平面図である。
【図１１】第一ロータの平面展開図である。
【図１２】同じく平面図である。
【符号の説明】
１８脱穀部
２１第一ロータ
２１ａスクリュー羽根
２１ｂ送り羽根
２１ｅラップ代
２１ｆ切欠部
２２第二ロータ
２２ａスクリュー羽根
２２ｂ送り羽根
２２ｆ切欠部
Ｌ３ラップ代[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention is a general purpose combiner.In particular,It is related with the structure of the feed blade protruded on the surface in a threshing part, and a screw blade.
[0002]
[Prior art]
  Conventionally, a general-purpose combiner has a cutting part protruding forward from the traveling device, and the cereals harvested by the cutting part are transported rearward so that the axis is oriented horizontally in the left-right horizontal direction of the machine body. Are supplied to the threshing section. Then, threshing is performed by the rotation of the rotor, and the waste after threshing is discharged to the rear of the machine body. In addition, a receiving net is disposed below the rotor, and grains, swarf, and garbage that have leaked the receiving net are sorted by a sorting device disposed below the threshing unit, and the swarf and garbage are removed from the machine body. It was discharged | emitted from back, and it was comprised so that a refined grain might be stored by the Glen tank arrange | positioned at the upper part of the threshing part.
[0003]
  In the threshing portion, the screw blades of the first rotor (front rotor) are formed between the left end of the first rotor and the left side of the communication portion between the first rotor and the second rotor (rear rotor). A plate-shaped feed blade protruding in the radial direction of the first rotor was formed on the outer peripheral surface of the first rotor in front of the part. Similarly, the screw blades of the second rotor are formed from the right end of the second rotor to the right side of the discharge port, and the feed blades are formed on the outer peripheral surface of the second rotor in front of the discharge port on the left side of the screw blade end. It had been. Further, the rotational surfaces of the screw blades and the feed blades of both rotors are configured so as not to overlap each other, and the waste after threshing (removal) is sent from the screw blades to the feed blades and discharged.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in the prior art, the threshing section rotor is constantly in contact with the cereal during threshing, and thus is easily fatigued due to wear and the like, and the moisture extracted when threshing the cereal is rusted by rust and the like. It is also a cause. In addition, in the rotor of the threshing unit, when passing the waste after threshing (removal) from the screw blade to the feed blade, the delivery does not go well and causes clogging of the cereal etc. at the boundary between the screw blade and the feed blade. There is a problem of retention.
[0005]
  In view of the above-described points, an object of the present invention is to prevent the retention of cereals and the like in a threshing portion of a general-purpose combine and to improve the maintainability of a feed blade protruding from a rotor.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  The above is the problem to be solved by the present invention. Next, means for solving the problem will be described.
[0007]
  In the threshing rotor disposed in the threshing section (18) of the general-purpose combiner, the outer periphery of the rotor (21) is configured as a screw type provided with screw blades (21a) having tooth handling around the rotor (21). The screw blade (21a) is formed between the end of the rotor (21) and the communication portion (123) on the other side, and the rotor (21) is disposed on the outer peripheral surface of the rotor (21) in front of the communication portion (123). ) Of a plurality of plate-like feed blades (21b) protruding in the radial direction,
  The feed blade (21b) is formed by bending a plate in a V shape when viewed from the side, and the feed blade (21b) is detachably attached to the outer periphery of the rotor (21) in parallel with the axis thereof. The rotor (21) has a surface perpendicular to the rotor rotation shaft (21d) around the upper surface of the rotor (21) at a substantially boundary surface between the screw blade (21a) and the feed blade (21b) at the end portion in the feed direction of (21). (21) A partition plate (251) is disposed from the cover side through a gap, and the tip of the screw blade (21a) at the end of the rotor (21) feed direction isFeed blade (21b)The rotation surface of the tip of the screw blade (21a) at the end of the rotor (21) in the feed direction is located at the communicating portion (123) beyond the partition plate (251), and the feed blade ( 21b) partly wrapped with the rotating surfaceLap fee (21e)The feed blade (21b) provided in the vicinity of the end portion of the screw blade (21a) in the rotor feed direction has an end surface on the screw blade (21a) side,Notch (21f)Is provided.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. 1 is an overall side view partially sectional view of a general-purpose combiner, FIG. 2 is also a plan view, FIG. 3 is a side sectional view of a threshing section and a sorting device, FIG. 4 is a plan sectional view of a threshing section, and FIG. FIG. 6 is a rear sectional view, FIG. 7 is a plan view of a double rotor, FIG. 8 is a right side view of a first rotor, FIG. 9 is a side view of a feed blade, FIG. 10 is a plan view, and FIG. Is a developed plan view of the first rotor, and FIG. 12 is a plan view of the same.
[0009]
  First, the overall configuration of a general purpose combine according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3. FIG. A machine frame 13 is mounted on the crawler type traveling device 1, and a sorting device 19, a threshing unit 18, and an engine room 49 for storing the engine 48 and the like are mounted and fixed on the machine frame 13. A grain tank 30 is disposed, and a discharge auger 40 for discharging grains stored therein is disposed on the side of the grain tank 30. Further, a cutting portion 8 projects forward from the machine frame 13. The mowing unit 8 houses the lateral feed auger 3 in the platform 2 in the left-right direction, and collects the cereals at substantially the center in the left-right direction by being driven to rotate. A cutting blade 4 is provided horizontally at the lower front end of the platform 2, and a scraping reel 5 is disposed in front of the cutting blade 4. The rear part of the lifting link 6 is pivotally supported on the rear part on both sides of the platform 2, the scraping reel 5 is rotatably supported at the front end of the lifting link 6, and the scraping reel 5 is driven to rotate by a hydraulic motor or the like. The A weeding board 7 is disposed at the front end of each side of the platform 2.
[0010]
  A conveying device 9 is disposed between the mowing unit 8 and the threshing unit 18, and the conveying device 9 stores a conveyor 11 in a feeder house 10, and is slightly in the direction of travel from the left and right center of the rear portion of the platform 2. Near the left side, the front end of the feeder house 10 communicates with the feed end position of the screw blade of the lateral feed auger 3. The rear end of the feeder house 10 is communicated with a threshing inlet 12, and a cylindrical beater 34 having a rotation axis in the horizontal direction is arranged in the threshing inlet 12 to force the cereals to a threshing unit. I am going to send it to 18. The rear part of the feeder house 10 is supported by the machine frame 13 so as to be rotatable up and down. A cutting cylinder 8 can be moved up and down by inserting a hydraulic cylinder (not shown) between the lower surface of the feeder house 10 and the machine frame 13. Further, a cabin 17 containing a driver's seat 15 and a steering handle 16 is disposed above the feeder house 10 and the beater 34, and the cabin 17 is disposed at an upper position in front of the center of the left and right sides of the fuselage to improve visibility. This makes it easy to check the cutting work and allows you to get on and off the left and right sides.
[0011]
  The feeder house 10, the beater 34, and the threshing inlet 12 are provided on the left side in the advancing direction of the machine body, and the threshing inlet 12 is disposed at the left front portion of the first rotor (front rotor) 21, The straw is conveyed to the right by the rotation of the first rotor 21 of the threshing unit 18.
[0012]
  The threshing unit 18 includes a first rotor (front rotor) 21, a second rotor (rear rotor) 22, a receiving net 23, 24, and the like, and is accommodated in the machine frame 13. The first rotor 21 and the second rotor 22 are configured in substantially the same shape, and the outer periphery of the cylinder is configured as a screw type provided with screw blades 21a and 22a having teeth on the periphery, and the shaft center is left and right. It is oriented horizontally and arranged in parallel in the front-rear direction. In the threshing part in which the rotor having the axial center in the front-rear direction is arranged, the threshing part becomes longer in the front-rear direction. However, in the threshing part 18 provided with the rotors 21 and 22 having the axial core on the left and right as in this embodiment, In addition, the engine room 49 can be provided by using the space above the rear of the sorting device 19 and the layout can be efficiently performed.
[0013]
  Receiving nets 23 and 24 are disposed below the first rotor 21 and the second rotor 22, respectively, and upper covers 35 and 36 are disposed above the first rotor 21 and the second rotor 22, respectively. And a rear rotor chamber. In addition, the rear part of the right side of the receiving net 23 below the first rotor 21 is inclined in a gentle arc shape in front and rear and rear height, and is extended toward the tangential direction of the upper and outer circumferences of the second rotor 22, so The communication portion 123 is formed, and the rear end of the communication portion 123 extends to the vicinity of the front end portion of the rotation locus of the second rotor 22. Further, a discharge part 124 that is a cereal sending part is formed in the left rear part of the receiving net 24.
[0014]
  Further, dust feeding valves 59, 59,... Are provided on the inner peripheral surface of the upper part of the upper cover 35, 36, which is formed horizontally, at appropriate intervals in the left-right width direction. It is pivotally supported about a pivoting point in the vertical direction, and the culm is moved in the first rotor 21 and the second rotor 22 by rotating the dust feed valves 59, 59. It is possible to adjust the time for moving the cereal according to the varieties of cereals and the state of the cereals, and the versatile threshing unit 18 adapted to various varieties and the like is configured.
[0015]
  Further, the screw blade 21 a of the first rotor 21 is formed from the left end of the first rotor 21 to the left side of the communication portion 123, and the outer surface of the first rotor 21 in front of the communication portion 123 is formed on the outer surface of the first rotor 21. Plate-shaped feed blades 21b, 21b,... Projecting in the radial direction are formed. Similarly, the screw blade 22a of the second rotor 22 is formed between the right end portion of the second rotor 22 and the right side of the discharge portion 124, and the second rotor 22 in front of the discharge portion 124 on the left side of the end portion of the screw blade 22a. Feed blades 22b, 22b,... Are formed on the outer peripheral surface, and the slaughtered waste (waste) is sent by the feed blades 22b, 22b, and discharged from the discharge unit 124.
[0016]
  In such a configuration, when the harvested sorghum is fed from the feeder house 10 to the threshing inlet 12, the harvested sorghum is shed while being conveyed to the right by the rotation of the first rotor 21. And when it reaches the right end of the first rotor 21, it is sent to the threshing space of the second rotor 22 from the communicating portion 123 formed in a gently inclined shape, and threshed while being conveyed to the left by the rotation of the second rotor 22, When sent to the left end of the rotor 22, it is dropped from the discharge unit 124.
[0017]
  A guide plate 60 extends from the lower portion of the discharge portion 124 to the rear and lower side, and is disposed between the upper portion of the rear portion of the guide plate 60 and the bottom surface of the engine room 49. Is provided. The waste beater 61 is compact with an outer diameter smaller than the outer diameter of the rotors 21 and 22 and has a shape that is easy to assemble. The waste beater 61 has a rotational speed higher than the rotational speed of the second rotor 22 and is discharged. The peripheral speed of the rod beater 61 is set to be equal to or higher than that of the rotors 21 and 22 to enhance the performance of sending the waste to the rear.
[0018]
  The waste beater 61 has a left end coinciding with the left end portion of the discharge portion 124, and the right end portion of the waste beater 61 extends further to the right side than the right end portion of the discharge portion 124, so that the waste discharged from the discharge portion 124 is discharged. It is conveyed to the left and right broadly, taken in by a suction fan 92 behind the rejecting beater 61, and inherited by a chipper type spreader 62 that is horizontally mounted across the entire width at the rear end of the machine body. It is cut by a bowl-shaped blade and discharged from the rear end of the machine to the field.
[0019]
  In addition, a sorting device (swinging sorting device) 19 is disposed below the threshing unit 18, and the configuration thereof is a drifting grain plate 25, a swinging main body 50, a tang 27 that generates a sorting wind, and the first thing sorted. The first conveyor 28 that conveys the left and right direction, the second conveyor 31 that conveys the second item, and the like. The first conveyor 28 and the second conveyor 31 are laterally arranged behind the crawler type traveling device 1 in a side view, and are connected to the left end portion of the first conveyor 28 and arranged in a vertical manner. The efficient layout is such that the reduction conveyor 32 and the crawler traveling device 1 that are continuously provided at the left end of the leftmost conveyor 28 do not interfere with each other. Further, the sorting device 19 is accommodated between the front and rear middle parts of the machine frame 14 and the rear part, and a traveling drive mission device 45 is arranged at the front of the machine frame 14 in front of the sorting device 19 and the lower position behind the feeder house 10. The overall length can be shortened as an efficient layout.
[0020]
  The swinging main body 50 is arranged from below the front end of the first rotor 21 to the rear end of the sorting device 19, and is swingably supported by a swing link mechanism 51. A grain pan 50a is formed at the front of the swinging body 50 to receive the cereals that have fallen under the first rotor 21 and the second rotor 22. The grain pan 50a is formed in a wave shape in a side view and is conveyed rearward by the swinging of the swinging main body 50.
[0021]
  A fluid line 52 is arranged so as to be connected to the rear end of the grain pan 50a. A chaff portion made up of a plurality of chaff fins horizontally arranged in the width direction of the swinging main body 50 is arranged from below the fluid line 52 to the rear end portion of the swinging main body 50. The chaff part includes a movable chaff 53 in which the front-falling inclination angle of the chaff fin changes according to the amount of grain shed from the front side, a manual chaff 54 in which the front-falling inclination angle of the chaff fin is manually changed, and a front-falling inclination angle of the chaff fin Is formed of a fixed chaff 55 to which is fixed. The bottom surface of the swinging main body 50 below the chaff portion is provided with a drop opening 55b and is covered with a crimp net (not shown).
[0022]
  Further, a tang 27 is horizontally provided under the front and rear middle part of the grain pan 50a of the swinging main body 50, and the sorting wind is sent rearward according to the guide to blow the sorting wind into the swinging main body 50 from the dropping port 55b or the like. In the chaff part, specific gravity sorting and wind sorting are performed to sort into the first and second items.
[0023]
  In such a configuration, grains, swarf and the like dropped from the receiving nets 23, 24 of the first rotor 21 and the second rotor 22 are received on the grain pan 50a of the swinging main body 50 and conveyed backward. Then, it is splashed backward from the rear part of the grain pan 50a by a sieve line 52, and is dropped as it is to the chaff part to perform specific gravity sorting and wind sorting.
[0024]
  Next, the flow of cereals in the threshing unit will be described with reference to FIGS. 4, 5, and 6. The threshing unit 18 includes a first rotor 21, a second rotor 22, a receiving net 23, 24, and the like, and is housed in the rear of the driver's seat 15 and in the upper part of the machine frame 13. The outer peripheries of the rotors 21 and 22 are formed in a screw shape provided with screw blades 21a and 22a having teeth around them, and their axial centers are arranged in the horizontal direction and are arranged in parallel in the front-rear direction.
[0025]
  Further, the screw blade 21 a of the first rotor 21 is formed from the left end of the first rotor 21 to the left side of the communication portion 123, and the outer surface of the first rotor 21 in front of the communication portion 123 is formed on the outer surface of the first rotor 21. Plate-shaped feed blades 21b, 21b,... Projecting in the radial direction are formed. Although the number of the feed blades 21b, 21b,... Is not limited, three are formed in order to reduce the weight, reduce the number of parts, and increase the conveyance efficiency. Further, a substantially boundary surface between the screw blades 21a and the feed blades 21b, 21b,... At the end portion in the feed direction, a surface perpendicular to the rotor rotation shaft 21d, and the circumference above the first rotor 21 via the first rotor 21 and a gap. A partition plate 251 is disposed on the surface. The tip of the screw blade 21a at the end in the feed direction of the rotor 21Of feed blade 21bPositioned within the left and right width, the rotation surface at the tip of the screw blade 21a at the end in the feed direction of the rotor 21 is located at the communicating portion 123 beyond the partition plate 251 and is partially overlapped with the rotation surface of the feed blade 21b. Yes.
[0026]
  Similarly, the screw blade 21a of the second rotor 22 is formed between the right end portion of the second rotor 22 and the right side of the discharge portion 124, and the feed blade 22b is formed on the outer peripheral surface of the second rotor 22 of the left discharge portion 124. · 22b · · is formed. Therefore, the waste after threshing (removal) is sent by the feed blades 22b, 22b, and discharged from the discharge portion 124. Similarly, the upper boundary of the screw rotor 22a and the feed blades 22b, 22b,. A partition plate 252 is disposed around the. The screw blade 22a at the end portion in the feed direction of the rotor 22 extends beyond the partition plate 252. The screw blade 22a at the end portion in the feed direction of the rotor 22 is configured to be partially overlapped with the rotation surface of the feed blade 22b on the discharge portion 124 side. Further, as shown in FIG. 5, the partition plate 252 is disposed at the upper half position of the second rotor 22 and is divided into three parts so that assembly and disassembly can be facilitated and maintenance can be facilitated.
[0027]
  The cereal that is splashed by the beater 34 and sent to the threshing unit 18 is threshed by the first rotor 21, and the cereal is guided by the screw blades 21 a on the outer periphery of the first rotor 21, and the first rotor 21. It is sent to the right end. Then, when threshing, the grain is blocked by the partition plate 251 and prevented from being splashed to the communicating portion 123, and the grain is reliably dropped from the receiving net 23 to the sorting device 19. Further, the partition plate 251 once prevents the cereal from being blocked and sent to the communicating portion 123 unintentionally, and the cereal is reliably guided by the screw blades 21a so that the feeding blade on the side of the communicating portion 123 is fixed from a certain position. 21b · 21b · · is taken over.
[0028]
  In this way, if there is no partition plate 251, the cedar moves in an oblique direction, and the throwing power thrown out by the feed blades 21 b, 21 b,. However, when the partition plate 251 is disposed, the cereal grains or grains do not jump out to the side beyond the partition plate 251, and the feeding direction Since the screw blade 21a at the terminal end partly wraps with the rotation surface of the feed blade 21b, the lateral feed action to the communication portion 123 side of the first rotor 21 is increased, and the sent cereal is fed into the feed blade 21b. The rotor 21 is rotated approximately halfway by the rotation of 21b, and is followed up. After sufficient guidance is given, the communication portion 123 is thrown out to the second rotor 22 side by an underslow.
[0029]
  Next, the cereal is threshed again by the second rotor 22, guided by the screw blades 22 a on the outer periphery of the second rotor 21, and sent to the left end portion of the second rotor 22. Further, when threshing, the grain is prevented from being blocked by the partition plate 252 and splashed to the discharge unit 124, and the grain is surely dropped from the receiving net 24 to the sorting device 19. The cereals are threshed almost completely by the two rotors 21 and 22 and become slaughtered, and the sewage is also blocked by the partition plate 252 once and prevented from being sent to the discharge unit 124 unintentionally. The waste is guided by the screw blade 22a and is taken over from the fixed position to the feed blades 22b, 22b,.
[0030]
  Then, the waste that has been sent to the discharge portion 124 side of the second rotor 22 beyond the partition plate 252 is followed up substantially around the rotor 22 by the feed blades 22b, 22b, and so on. Is given to the discharge unit 61 side of the discharge unit 124 by overslow.
[0031]
  Further, the lap margin L2 between the rotation surface of the screw blade 22a at the second rotor end portion and the discharge portion 124 is larger than the lap margin L1 between the rotation surface of the screw blade 21a at the end portion of the first rotor 21 and the communication portion 123. The larger the wrap allowance, the larger the lapping allowance, once blocked by the partition plates 251 and 252, and again guided by the screw blades 21a and 22a at the end in the feed direction and continuously fed (removal) It is effective to alleviate the stagnation. The guidance until the feed blades 22b, 22b,... Of the second rotor 22 are thrown out is because the throwing at the second rotor 22 is overslow, the throwing direction is substantially horizontal, and more sufficient throwing power is required. Is longer than the guide of the feed blades 21b, 21b,... Of the first rotor 21 that is thrown out underslowly, and the second rotor 22 is made to make a full turn to provide a sufficient throwing power so that the discharge beater of the discharge unit 124 is discharged. It is thrown out to the 61 side.
[0032]
  As described above, the partition plates 251 and 252 are arranged at substantially boundary positions between the screw blades 21a and 22a and the feed blades 21b and 22b of the rotors 21 and 22, and the partition plates 251 and 252 serve as a cereal (removal). Blocking the splashed grain once, and further, a part of the rotating surface of the screw blades 21a, 22a at the end of the feed direction of the rotor 21, 22 and the grain sending part (communication part 123, discharge part 124) , And immediately after the partition plates 251 and 252, the cereals (removal) are reliably delivered to the feed blades 21 b and 22 b from a substantially fixed position, and thrown with sufficient throwing power by the feed blades 21 b and 22 b. By doing so, cereals and the like are not retained in front of the communication part 123 and the discharge part 124 and around the rotor side.
[0033]
  As shown in FIG. 7, the drum 21c (drum 22c) on which the screw blade 21a (screw blade 22a) and the feed blade 21b (feed blade 22b) of the first rotor 21 (and the second rotor 22) are fixed is a cylinder. The anti-winding plates 58 and 58 are disposed in the left and right ends of the drum 21c (drum 22c). As shown in FIG. 3, anti-winding plates 58 and 58 are fixed to the side of the inner peripheral surface of the machine frame 13 at the position of the first rotor 21 (and the second rotor 22). The anti-winding plate 58 is formed in a disc shape having a hole 58a into which the drive shaft of the first rotor 21 can be inserted at the center and having an outer diameter substantially equal to the inner diameter of the drum 21c. Further, the outer peripheral portion of the wrapping prevention plate 58 is bent inward to form an edge portion 58b, and the edge portion 58b is inserted with a slight gap along the inner peripheral surface of the end of the drum 21c. The clearance between the inner peripheral surface of the machine frame 13 is eliminated, and the cereal is prevented from being entangled with the drive shaft of the first rotor 21 (and the second rotor 22).
[0034]
  The edge 58b of the anti-winding plate 58 does not have a shape that covers the outer peripheral surface of the end of the drum 21c, and the end of the screw blade 21a extends to the end of the drum 21c by being inserted along the inner peripheral surface. The cereals conveyed to the end of the first rotor 21 (and the second rotor 22) can be sent in the left-right direction by the screw blades 21a, and on the first rotor 21 (and the second rotor 22) The cereal is not retained.
[0035]
  The first rotor 21 and the second rotor 22 have the same diameter, and the feed blades 21b, 21b,... And the feed blades 22b, 22b,. When the direction is counterclockwise as viewed from the left side of the traveling direction and the rotation direction of the second rotor 22 is counterclockwise, the winding direction of the screw blades 21a and 22a can be the same. The first rotor 21 and the second rotor 22 can be made completely the same in shape to increase versatility, cost can be reduced, and the partition plates 251 and 252 disposed around the rotors 21 and 22. Can also be processed in the same shape. Moreover, by making the rotation direction of the second rotor 22 clockwise, the cereals conveyed rearward and upward at the end of the first rotor 21 can be inherited by the second rotor 22 with the conveyance direction being substantially the same direction, It is easy to inherit.
[0036]
  Next, the feed blades of the rotor of the threshing portion will be described with reference to FIGS. As described above, the first rotor 21 and the second rotor 22 have the same shape. Hereinafter, FIGS. 8 to 12 are drawings of the first rotor 21, but the second rotor 22 is also first in terms of configuration. It is the same as the rotor 21 and will be described with reference to the drawing of the first rotor 21 unless otherwise noted.
[0037]
  As shown in FIG. 8, on the surface of the first rotor 21 (second rotor 22), the feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,...) Are plate-like in the rotor radial direction at the end in the rotor feed direction. The feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,...) Are fastened to the main body of the first rotor 21 (second rotor 22) with fixing bolts 81, 81,. One rotor 21 (second rotor 22) is detachably attached to the main body.
[0038]
  Moreover, as shown in FIG. 9 and FIG. 10, each feed blade 21b (feed blade 22b) has a plate-shaped steel plate bent into a V-shape when viewed from the side, and has a symmetrical shape. When the left and right side surfaces of the feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,...) Are worn, etc., the feed blades 21b (feed blades 22b) are attached to the left and right sides when viewed from the side. It can be used by being attached to the first rotor 21 (second rotor 22) so that the surface that is not in contact with the cereal. As described above, the first rotor 21 and the second rotor 22 have the same diameter, and the feed blades 21b, 21b,... And the feed blades 22b, 22b,. The feed blades 21b, 21b,... And the feed blades 22b, 22b,.
[0039]
  Further, the feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,...) Are in contact with the cereal at the time of threshing, so that they are easily fatigued due to wear and the like, and are extracted when the cereal is threshed. Since it is easily corroded by moisture, alloy steel such as stainless steel having excellent corrosion resistance and durability is used.
[0040]
  Moreover, as shown in FIG. 11, the first rotor 21 (second rotor 22) for guiding the feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,...) And the cereal from one end of the rotor to the other end. ) Since the gap between the feed end of the screw blade 21a (screw blade 22a) and the feed blade 21b spirally disposed on the surface is narrowed, the feed blade located near the end of the screw blade 21a (screw blade 22a) A notch 21f (22f) is provided on the screw blade side of 21b (22b). The notch 21f (22f) has an obliquely cut shape and prevents the cereals from being caught in the gap.
[0041]
  Further, the space between the screw blades 21a (screw blades 22a) spirally disposed on the surface of the first rotor 21 is reinforced by a strip-shaped reinforcing plate 82, and the strength of the screw blades 21a (screw blades 22a) is increased. It has been.
[0042]
  Next, the arrangement of the feed blades and screw blades in the rotor of the threshing portion will be described with reference to FIGS. 11 and 12. The terminal end of the screw blade 21a (screw blade 22a) and the screw blade side of the feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,. In other words, the rotation surface of the feed blades 21b, 21b,... (Feed blades 22b, 22b,...) And a part of the end rotation surface of the screw blade 21a (screw blade 22a) are wrapped.Lap fee 21e (L3)Is provided.
[0043]
  By adopting such a configuration, cereals and the like are smoothly transferred from the screw blades 21a (screw blades 22a) to the feed blades 21b, 21b, (feed blades 22b, 22b,. It is preventing.
[0044]
【The invention's effect】
  The present invention is configured as described above, and has the following effects.
  In the threshing rotor disposed in the threshing portion (18) of the general-purpose combine as in claim 1, the outer periphery of the rotor (21) is configured as a screw type provided with screw blades (21a) having teeth around the rotor. The screw blade (21a) of the rotor (21) is formed between the end of the rotor (21) and the communication part (123) on the other side, and the rotor (21) in front of the communication part (123) A plurality of plate-shaped feed blades (21b) projecting in the radial direction of the rotor (21) are formed on the outer peripheral surface, and the feed blade (21b) is formed by bending the plate into a V shape when viewed from the side, The feed blade (21b) is detachably attached to the outer periphery of the rotor (21) in parallel with the axis thereof, and the screw blade (21a) and the feed blade (21b) at the end of the feed direction of the rotor (21) The rotor (2 ), A partition plate (251) is disposed from the cover side on the surface perpendicular to the rotor rotation shaft (21d) via the rotor (21) gap, and the rotor (21) feed direction end portion The tip of the screw blade (21a) of theFeed blade (21b)The rotation surface of the tip of the screw blade (21a) at the end of the rotor (21) in the feed direction is located at the communicating portion (123) beyond the partition plate (251), and the feed blade ( 21b) partly wrapped with the rotating surfaceLap fee (21e)If the partition plate 251 is not provided, the cereal basket moves in an oblique direction, and the throwing power thrown out by the feed blades 21b, 21b,... Although it falls down and accumulate | stores and it becomes a cause of clogging, by providing the partition plate 251, a grain candy, a grain, etc. will not jump out to the side beyond the partition plate 251.
  Further, the screw blade 21a at the end portion in the feed direction is connected to the rotation surface of the feed blade 21b.Lap fee (21e)In this case, the lateral feeding action of the first rotor 21 toward the communicating portion 123 is increased, and the fed cereals are rotated substantially halfway around the rotor 21 by the rotation of the feeding blades 21b, 21b,. After being followed up and given sufficient guidance, it is thrown out to the second rotor 22 side of the communicating portion 123 by underslow.
[0045]
  In this way, when the left and right sides of the feed blade are worn due to contact with the cereal, the feed blade is turned left and right so that the non-consumed surface is in contact with the cereal. Therefore, the frequency of parts replacement of each feed blade can be reduced by half and can be used efficiently for a long time, leading to a reduction in maintenance costs.
  Further, the structure in which the feed blade is detachable from the rotor body facilitates maintenance and improves maintainability.
  Furthermore, if the feed blade of the first rotor and the feed blade of the second rotor have the same shape, the feed blade of the first rotor and the feed blade of the second rotor can be exchanged depending on the degree of wear.
[0046]
  In addition, since the end surface of the feed blade on the screw blade side and the screw blade end portion are wrapped in a front view, the grains are smoothly transferred from the screw blade to the feed blade, and the grain at the end portion of the rotor feed direction is transferred. It prevents clogging such as candy.
[0047]
  Also, on the end face on the screw blade side of the feed blade provided in the vicinity of the rotor feed direction terminal portion of the screw blade projecting on the rotor surface,Notch (21f)Therefore, clogging of cereals and the like in the gaps can be prevented, and threshing and cereals can be sent out smoothly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view and partial cross-sectional view of a general-purpose combiner.
FIG. 2 is also a plan view.
FIG. 3 is a side sectional view of a threshing unit and a sorting device.
FIG. 4 is a plan sectional view of a threshing portion.
FIG. 5 is also a right side cross-sectional view.
FIG. 6 is a rear sectional view of the same.
FIG. 7 is a plan view of a double rotor.
FIG. 8 is a right side view of the first rotor.
FIG. 9 is a side view of a feed blade.
FIG. 10 is also a plan view.
FIG. 11 is a plan development view of the first rotor.
FIG. 12 is also a plan view.
[Explanation of symbols]
18 Threshing department
21 First rotor
21a Screw blade
21b Feed blade
21e Lap fee
21f Notch
22 Second rotor
22a Screw blade
22b Feed blade
22f Notch
L3 lap fee

Claims

In the threshing rotor disposed in the threshing section (18) of the general-purpose combiner, the outer periphery of the rotor (21) is configured as a screw type provided with screw blades (21a) having tooth handling around the rotor (21). The screw blade (21a) is formed between the end of the rotor (21) and the communication portion (123) on the other side, and the rotor (21) is disposed on the outer peripheral surface of the rotor (21) in front of the communication portion (123). ) Protruding in the radial direction is formed, and the feed blade (21b) is formed by bending the plate into a V shape when viewed from the side, and the feed blade (21b) is formed. The rotor (21) is detachably attached to the outer periphery of the rotor (21) in parallel with the axis thereof, and the rotor at the substantially boundary surface between the screw blade (21a) and the feed blade (21b) at the end portion in the feed direction of the rotor (21). In the upper periphery of (21), A partition plate (251) is disposed from the cover side through a gap between the rotor (21) on a plane perpendicular to the rotor rotation shaft (21d), and screw blades (21a) at the end of the rotor (21) feed direction are arranged. the tip of) is located within the lateral width of the feed blade (21b), said rotor (21) rotation plane of the screw blade (21a) distal end of the feeding direction end portion communicating portion beyond the partition plate (251) ( 123), a wrap margin (21e) is provided by partially wrapping the rotating surface of the feed blade (21b), and a feed blade (21a) provided near the end of the rotor feed direction of the screw blade (21a) ( 21b) is a general purpose combine having a notch (21f) provided on the end face on the screw blade (21a) side.