JP4075613B2 - 映像音声データ配信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークを介して楽曲データをダウンロードするカラオケ装置の楽曲データ配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在普及しているカラオケ装置の多くは、配信サーバからカラオケ楽曲データの配信を受ける通信カラオケ装置である。従来の通信カラオケ装置は、交換回線(公衆電話回線)を介して配信サーバと通信することによって楽曲データの配信を受けるようになっていた(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−127964号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、公衆電話回線による通信では、配信サーバは、各カラオケ装置と1対1で通信しなければならないため非効率的であるとともに、各カラオケ装置との通信毎に電話料金が発生するため、多数設置されているカラオケ装置のそれぞれに楽曲データを配信すると相当額の通信料金が必要になるという問題があった。
【0005】
また、このような楽曲データの配信はあらかじめ定めた周期で行われ、カラオケ装置側に蓄積されている楽曲データが更新されていく。ところが、回線障害などによって配信サーバから楽曲データをダウンロードできない場合には、カラオケ装置の楽曲データが更新されないままになる、という問題があった。
【0006】
そこで、この発明の目的は、ネットワークを介してネットワークの通信手順を用いて配信サーバからカラオケ装置などの端末装置へカラオケの楽曲データなどの映像音声データの配信を行えるようにし、且つ通信経路の異常時にも端末装置の映像音声データの更新を行えるようにした映像音声データ配信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、映像音声データを通信経路を経由して配信する配信サーバと、該配信サーバから前記映像音声データの配信を受ける端末装置と、前記端末装置に対する配信サーバの割り当てを行う開局サーバと、を含む映像音声データ配信システムにおいて、
通信経路を介して端末装置が配信サーバから映像音声データを受信する受信手段と、
予め設定した配信時間帯に配信サーバから映像音声データの配信を正常に受けられたか否かの判定を行う判定手段と、
前記通信経路として、通常時に、インターネットを経由する通信経路を選択し、
前記判定手段が該インターネット経由の通信経路が異常状態で映像音声データの配信を受けていないと判定した異常時に、端末装置が開局サーバへ配信サーバへの接続先ダイヤル番号を問い合わせて、端末装置から配信サーバへダイヤル接続を行って、交換回線を経由する通信経路を選択する選択手段と、
を備えたことを特徴としている。
また、この発明は、前記端末装置が、前記開局サーバに接続するための情報として、工場出荷時にプリセットされた開局サーバのIPアドレスおよびダイヤル番号を記憶する記憶手段を備えたことを特徴としている。
【0008】
また、この発明は、前記端末装置が、インターネット経由の通信経路の異常時に、その異常状態の内容を交換回線を経由する通信経路で開局サーバへ報告する手段を備えたことを特徴としている。
また、この発明は、前記端末装置の通信を中継するルータを含み、
前記開局サーバは、前記ルータのIPアドレスであって通信を中継する端末装置と同系統のIPアドレスと、その端末装置を担当する配信サーバと、を対応づけたテーブルを記憶する記憶手段と、前記端末装置と通信する通信手段を備え、
前記開局サーバは、開局処理時に前記端末装置のIPアドレスを受信すると、このIPアドレスと前記記憶手段が記憶するテーブルとに基づいて、その端末装置の通信を中継するルータを判別して、前記端末装置に配信サーバを割り当てることを特徴としている。
また、この発明は、前記開局サーバが、開局処理時に前記端末装置に対する配信時間帯情報を受信すると、前記端末装置に割り当てる配信サーバに前記配信時間帯情報を通知して、前記配信サーバに前記配信時間帯に映像音声データを配信させることを特徴としている。
【0009】
このように、通信経路として、通常時にインターネットを経由する通信経路を選択し、インターネット経由の通信経路の異常時に交換回線を経由する通信経路を選択するようにしたことにより、通常時には映像音声データの配信を効率的に且つ通信コストを抑えて配信することができ、またその通信経路の異常時にも交換回線(公衆電話回線)を経由して配信を受けるようにすることができる。
【0010】
また、この発明は、前記映像音声データをカラオケの楽曲データとし、前記端末装置をカラオケ装置とすることを特徴としている。このことにより、カラオケ装置は通常時にカラオケの楽曲データの配信を効率的に且つ通信コストを抑えて受信することができ、またその通信経路の異常時にも交換回線(公衆電話回線)を経由して配信を受けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明が適用されたカラオケ装置の楽曲データ配信システムの構成図である。開局サーバ1はルータ4を介してインターネット7に接続している。また、複数の配信サーバ2(2−1〜2−n)は、ルータ5を介してインターネット7に接続している。複数の配信サーバ2はルータ5の下流側でローカル・エリア・ネットワーク(LAN)11に接続している。これら開局サーバ1、ルータ4および複数の配信サーバ2、ルータ5は、楽曲データを配信するセンタ施設に設置している。また、開局サーバ1と複数の配信サーバ2は、インターネットとは切り離したLAN10で接続していて、互いに通信可能としている。開局サーバ1は、インターネット7を介して通信するための通信手段20、開局処理や通信経路の異常時の処理を行うための制御手段21、および、開局したカラオケ装置を登録するデータベースを有する記憶手段22を有している。
【0012】
また、カラオケ店などのクライアント側では、ルータ6を介して複数台のカラオケ装置3(3−1〜3−m)をインターネット7に接続している。複数のカラオケ装置3はルータ6の下流側でLAN12に接続している。カラオケ装置3は、LAN12やインターネット7を介して通信するための通信手段23、開局処理、通信経路の異常時の処理、カラオケ曲の演奏処理などを実行する制御手段24および記憶手段25を有している。なお、この図では、説明を簡略化するため、ルータ6、カラオケ装置3からなるクライアントを1つのみ記載しているが、実際に実施される形態は、複数のクライアントを備えているのが一般的である。
【0013】
また、図1において開局サーバ1は、ルータ4内に設けているターミナルアダプタ(TA)および回線接続装置(DSU)を介して、必要に応じて交換回線14に接続する。また、複数の配信サーバ2(2−1〜2−n)は、ルータ(ISDNルータ)13を介して、必要に応じて交換回線14に接続する。カラオケ店などのクライアント側のルータ6はTAおよびDSUを内蔵していて、カラオケ装置3(3−1〜3−m)は、ルータ6を介して、必要に応じて交換回線14に接続する。
【0014】
記憶手段25は、図2(A)に示すように、開局サーバ接続情報、ルータアドレス、配信サーバアドレス、開局データ(自己のプライベートIPアドレス、店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯)、および、楽曲データ、演奏プログラムなどを記憶する。ここで、開局サーバ接続情報には開局サーバのIPアドレスおよび交換回線を経由して開局サーバへ接続するためのダイヤル番号を含んでいる。この開局サーバのIPアドレスは工場出荷時にプリセットしている。また、交換回線を経由して接続するためのダイヤル番号は、このカラオケ装置の設置時に係員が設定する。
【0015】
ルータアドレスおよび自己のプライベートIPアドレスは、カラオケ装置がLAN12に接続されたときルータ6から与えられる。配信サーバアドレスは、後述する開局処理によって取得する。店舗コードおよびパスワードは、このクライアントがセンタ施設を運営する者との契約によって与えられた番号であり、この店舗コードおよびパスワードの認証によって開局サーバ1へのアクセスが可能になる。識別コードは、クライアント内部でこのカラオケ装置を識別するコードであり、係員が任意に付けることができるものである。カラオケ店の場合、通常そのカラオケ装置が設置される部屋番号が付される。配信時間帯は、このカラオケ装置に対して楽曲データを配信するのに好ましい時間帯である。店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯は、カラオケ装置の設置時に係員が入力する。
【0016】
配信サーバ2側のLAN11とカラオケ装置3側のLAN12は、ルータ5およびルータ6により、IPsec(IP Security Protocol)を用いたバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN:Virtual private network )8で接続されており、LAN11上の任意の配信サーバ2からLAN12上の任意のカラオケ装置3に対して、インターネット7上でのセキュリティを維持しながら、TCP/IPプロトコルによる通信が可能になっている。
【0017】
LAN12にカラオケ装置3が設置されると、図3,図4,図6で説明する開局処理を行うためにインターネット7を介して開局サーバ1と通信する。この通信に用いるプロトコルは、秘匿性のあるプロトコルである。
【0018】
ここで、図3,図4,図6を参照してLAN12(ルータ6)に新たなカラオケ装置3が設置されたときの開局処理について説明する。図3はカラオケ装置3の開局処理動作を示すフローチャートである。図4は開局サーバ1の開局処理動作を示すフローチャートである。図6はカラオケ装置3、開局サーバ1、配信サーバ2の通信手順を示す図である。
【0019】
図3および図6において、カラオケ装置3が、LAN12に接続され電源が投入されると、この処理動作が実行される。電源の投入によって装置が起動し(s1)、通信手段23がルータ6と通信して、プライベートIPアドレスを取得する(s2)。ここで、仮に、ルータ6のプライベートIPアドレスを(10.2.20.1)とし、このカラオケ装置3が取得したプライベートIPアドレスを(10.2.20.5)とする。そして、係員がこのカラオケ装置の開局処理に必要なデータを入力する(s3)。ここで入力されるデータは、上述した店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯などである。これらのデータが入力され、係員によって所定のアクセス操作が行われると、カラオケ装置は、インターネット7を経由して開局サーバ1にアクセスする(s4)。このアクセスにおいて、上記開局データ(店舗コード、パスワード、識別コード、配信時間帯、プライベートIPアドレス)を開局サーバ1に対して送信する。
【0020】
開局サーバ1は、受信したプライベートIPアドレスによってどのクライアントに設置されたカラオケ装置かを知り、そのクライアントを担当する配信サーバ2を割り当てて、その配信サーバ2のプライベートIPアドレスを返信する。すなわち、開局サーバ1は、複数のクライアントのIPアドレス(ネットワークアドレス)と、そのクライアントを担当する配信サーバ2(2−1〜2−n)とを対応づけて登録した図2(B)に示すようなテーブルを記憶している。このテーブルでは、プライベートIPアドレスの第9ビットから第24ビットの16ビット(8ビット×2)、すなわち10.2.20.5のうちの「2」と「20」によってクライアントが識別される。
【0021】
カラオケ装置3は、開局サーバ1から配信サーバ2のプライベートIPアドレスを受信すると(s5)、開局サーバ1との接続を切る(s6)。その後、そのプライベートIPアドレス宛にpingを送信する(s7)。このpingに対する応答を受信すれば(s8)、割り当てられた配信サーバ2とVPN8経由で接続されていると判断して、開局サーバ1と再び接続し(s9)、接続確認済メッセージを開局サーバ1に対して送信する(s10)。この接続確認済メッセージの送信により、開局手続きは完了し、こののち割り当てられた配信サーバ2から定期的に楽曲データが配信されてくるようになる。
【0022】
次に、図4および図6において、カラオケ装置3から開局処理のアクセスがあると、開局サーバ1は、このカラオケ装置3から店舗コード、パスワード、識別コード、プライベートIPアドレス、配信時間帯などからなる開局データを受信する(s11)。そして、クライアントのネットワークアドレスに基づいてこのカラオケ装置への楽曲データの配信を担当する配信サーバ2を割り当て(s12)、その配信サーバ2のプライベートIPアドレスをカラオケ装置3に対して返信する(s13)。こののち、このカラオケ装置3から接続確認済メッセージが送信されてくるまで待機する(s14)。カラオケ装置から接続確認済メッセージが送信されてくれば、カラオケ装置の開局処理は終了したとして、上記受信した開局データ(店舗コード、パスワード、識別コード、プライベートIPアドレス、配信時間帯など)をカラオケ装置のデータベースに登録するとともに(s15)、このカラオケ装置のプライベートIPアドレスおよび配信時間帯を担当の配信サーバ2に通知して(s16)、定期的なカラオケ曲の配信を開始させる。
なお、この開局サーバ1から配信サーバ2への通知はLAN10を介して行う。
【0023】
以上の処理により、係員が手入力で配信サーバ2のプライベートIPアドレスの設定をしなくても、工場出荷時に予め入力されている開局サーバ1のアドレス(グローバルIPアドレス)を用いてオンラインで開局処理をすることによって、自動的に配信サーバ2のプライベートIPアドレスの設定をすることができる。
【0024】
さて、例えばインターネットの経路中の回線障害やルータの故障など、何らかの原因でインターネットを経由する通信経路が異常となれば、通信経路の切り替えを行う。図5はその処理手順を示すフローチャートである。まず、配信サーバ2から楽曲データの配信を受ける時間帯は、開局データ中の「配信時間帯」データからあらかじめ分かっているので、その時間帯に配信サーバから楽曲データの配信を正常に受けられたか否かの判定を行う(s21)。通信経路の異常によって配信が受けられなかったものと見なした場合には、開局サーバ1へその異常通知を行うとともに、配信サーバ側のルータ13への接続情報(ダイヤル番号)を問い合わせる(s22→s23)。その後、その接続先へダイヤル接続し、交換回線14を介してセンタに接続する。続いて、配信サーバ(2−1〜2−nのいずれか)からルータ13、交換回線14およびルータ6を介して最新の楽曲データをダウンロードする(s24→s25)。
【0025】
なお、この実施形態では、開局サーバ1が、配信サーバ2のルータ5とは別のルータ4に接続しているが、配信サーバ2と同一のルータ5に接続してもよい。
【0026】
また、この実施形態では、配信サーバ2側のルータ5とカラオケ装置3側のルータ6とでVPN8を構築しているが、データのセキュリティが問題にならないのであれば、普通にインターネット7に接続してTCP/IPで通信するようにしてもよい。
【0027】
また、実施形態では、通信経路の異常時にカラオケ装置が開局サーバへ配信サーバ側ルータ13への接続先ダイヤル番号を問い合わせて、カラオケ装置からセンタへダイヤル接続を行うようにしたが、開局サーバ1がカラオケ装置3から、インターネット経由の通信経路の異常報告を受けた後、担当の配信サーバからカラオケ装置側ルータ6へダイヤル接続し、カラオケ装置に対して楽曲データの配信を行うように、当該配信サーバへ指示するようにしてもよい。
【0028】
なお、以上に示した実施形態では、カラオケ装置の楽曲データ配信システムについて示したが、一般的な映像音声データの配信システムにも同様にして適用できる。すなわち、カラオケ装置に代えて例えばパソコン等を端末装置として用い、カラオケ装置の楽曲データに代えて一般的な映像音声データを配信するように構成すればよい。
【0029】
【発明の効果】
この発明によれば、通信経路として、通常時にインターネットを経由する通信経路を選択し、インターネット経由の通信経路の異常時に交換回線を経由する通信経路を選択するようにしたことにより、通常時には映像音声データの配信を効率的に且つ通信コストを抑えて配信することができ、またその通信経路の異常時にも交換回線(公衆電話回線)を経由して配信を受けるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたカラオケ装置の楽曲データ配信システムのブロック図
【図2】カラオケ装置の記憶手段の構成図
【図3】カラオケ装置の開局処理動作を示すフローチャート
【図4】開局サーバの開局処理動作を示すフローチャート
【図5】カラオケ装置の通信経路異常時の処理動作を示すフローチャート
【図6】カラオケ装置、開局サーバ、配信サーバの通信手順を示す図
【符号の説明】
1:開局サーバ、 2(2−1〜2−n):配信サーバ、 3(3−1〜3−m):カラオケ装置、 4,5,6:ルータ、 7:インターネット、 8:VPN、 10,11,12:LAN、 13:ルータ、 14:交換回線、 20:通信手段、21:制御手段、 22:記憶手段、 23:通信手段、 24:制御手段、 25:記憶手段

Claims (6)

  1. 映像音声データを通信経路を経由して配信する配信サーバと、該配信サーバから前記映像音声データの配信を受ける端末装置と、前記端末装置に対する配信サーバの割り当てを行う開局サーバと、を含む映像音声データ配信システムにおいて、
    通信経路を介して端末装置が配信サーバから映像音声データを受信する受信手段と、
    予め設定した配信時間帯に配信サーバから映像音声データの配信を正常に受けられたか否かの判定を行う判定手段と、
    前記通信経路として、通常時に、インターネットを経由する通信経路を選択し、
    前記判定手段が該インターネット経由の通信経路が異常状態で映像音声データの配信を受けていないと判定した異常時に、端末装置が開局サーバへ配信サーバへの接続先ダイヤル番号を問い合わせて、端末装置から配信サーバへダイヤル接続を行って、交換回線を経由する通信経路を選択する選択手段と、
    を備えた映像音声データ配信システム。
  2. 前記端末装置は、前記開局サーバに接続するための情報として、工場出荷時にプリセットされた開局サーバのIPアドレスおよびダイヤル番号を記憶する記憶手段を備えた請求項1に記載の映像音声データ配信システム。
  3. 前記端末装置が、前記異常時の異常状態の内容を前記交換回線を経由する通信経路で前記開局サーバへ報告する手段を備えた請求項1または2に記載の映像音声データ配信システム。
  4. 前記端末装置の通信を中継するルータを含み、
    前記開局サーバは、前記ルータのIPアドレスであって通信を中継する端末装置と同系統のIPアドレスと、その端末装置を担当する配信サーバと、を対応づけたテーブルを記憶する記憶手段と、前記端末装置と通信する通信手段を備え、
    前記開局サーバは、開局処理時に前記端末装置のIPアドレスを受信すると、このIPアドレスと前記記憶手段が記憶するテーブルとに基づいて、その端末装置の通信を中継するルータを判別して、前記端末装置に配信サーバを割り当てる請求項1乃至3のいずれかに記載の映像音声データ配信システム。
  5. 前記開局サーバは、開局処理時に前記端末装置に対する配信時間帯情報を受信すると、前記端末装置に割り当てる配信サーバに前記配信時間帯情報を通知して、前記配信サーバに前記配信時間帯に映像音声データを配信させる請求項1乃至4のいずれかに記載の映像音声データ配信システム。
  6. 前記映像音声データがカラオケの楽曲データであり、前記端末装置がカラオケ装置である請求項1乃至5のいずれかに記載の映像音声データ配信システム。
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