JP4074472B2 - スタータ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リコイルロープを引っ張って行うエンジンの始動に用いられるスタータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスタータ装置としては、例えばエンジンに係る回転力伝達手段たるプーリに回転力を付与するためのリールと、このリールからの回転力をプーリに伝達するカム機構と、このリールに巻き付けられるリコイルロープと、このリコイルロープの自由端部が係止されるリコイルノブとからなり、一方の端部がリールに連結されるとともに他方の端部がカム機構に含まれるカムに連結され、これらの間における回転力の伝達を遅延させる緩衝手段たるスプリングを含むものとして構成されるものがある。
このようなスタータ装置によれば、このようなスプリングを含むものとして構成されているので、リコイルノブを用いてリコイルロープを引くことによりリール及びカム機構を介してプーリに回転力を付与して行うエンジンの始動に際して、リコイルロープを引いている場合にリコイルノブで感知されることとなるエンジンからの機械的な衝撃をやわらげることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなスタータ装置では、一つのスプリングを備えているに過ぎないので、リコイルロープを引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲や引き力の範囲のうち限定された範囲についてのみ機械的衝撃の緩衝効果が得られるものに止まっている。
【0004】
そのため、このようなスタータ装置によっても、そのような限定された範囲以外については、依然として、機械的衝撃の緩衝効果が得られない時間的範囲や引き力の範囲が存在しており、機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られているとはいえない状況にあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、エンジンからの機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られるように、リコイルロープを引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲や引き力の範囲のうち機械的衝撃の緩衝効果が得られない範囲を狭くすることが可能となるようなスタータ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係るスタータ装置は、エンジンに係る回転力伝達手段に回転力を付与するためのリールと、このリールからの回転力を回転力伝達手段に伝達するカム機構と、このリールに巻き付けられるリコイルロープと、このリコイルロープの自由端部が係止されるリコイルノブとを含み、リコイルノブを用いてリコイルロープを引くことによりリール及びカム機構を介して回転力伝達手段に回転力を付与してエンジンを始動させる役割を果たすものとして構成されている。
【0007】
そして、このスタータ装置は、緩衝手段を含むものとして構成されている。
【0008】
ここで、緩衝手段は、リコイルノブからリコイルロープ、リール、カム機構を介して回転力伝達手段に至るまでの場所的範囲において、リコイルロープを引いている場合にリコイルノブで感知されることとなるエンジンからの機械的な衝撃をやわらげる少なくとも二つ以上のものであり、リコイルロープを引き始めてからこれを引き終わるまで時間的範囲及び引き力の範囲の少なくともいずれか一方において互いに異なる範囲に寄与するものとして構成されている。
【0009】
このようなスタータ装置によれば、このような二つ以上の緩衝手段を含むものとして構成されているので、リコイルロープを引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲や引き力の範囲のうち機械的衝撃の緩衝効果が得られない範囲を狭くすることが可能となる。
【0010】
したがって、これによれば、エンジンからの機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られることが可能となる。
【0011】
このようなスタータ装置において、エンジンからの機械的衝撃の緩衝効果がさらに十分に得られることとする観点からすれば、緩衝手段は、バネと、ゼンマイ又はスプリングと、を含むことが好ましい。
【0012】
ここで、バネは、リコイルノブ及びリコイルロープの間に介設され、これらの間における引き力の伝達を遅延させる機能を果たす。ゼンマイ又はスプリングは、一方の端部がリールに連結されるとともに他方の端部がカム機構に含まれるカムに連結され、これらの間における回転力の伝達を遅延させる機能を果たす。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、ここでは、スタータ装置がチェンソー及び刈払機に収容されるエンジンの始動に用いられる場合を具体的な事例として説明するが、これに限られるものではなく、これ以外の機械に収容されるエンジンの始動に用いられる場合でも、以下の説明が妥当する。
【0014】
◎実施の形態1
[スタータ装置]
図1は本発明の実施の形態1に係るスタータ装置の全体構成を示す斜視図、図2は該スタータ装置の部分構成を示す断面図、図3は該スタータ装置の部分構成を示す断面図である。
【0015】
この実施の形態1において、スタータ装置は、図1に示すように、リコイルノブ4を用いてリコイルロープ3を引くことによりリール1及びカム機構2を介して回転力伝達手段11に回転力を付与してエンジン(図示外)を始動させる役割を果たすものとして構成されている。
【0016】
具体的には、このスタータ装置は、同図に示すように、エンジンに係る回転力伝達手段11に回転力を付与するためのリール1と、このリール1からの回転力を回転力伝達手段11に伝達するカム機構2と、このリール1に巻き付けられるリコイルロープ3と、このリコイルロープ3の自由端部が係止されるリコイルノブ4と、二つの第一緩衝手段5とから構成されている。
【0017】
ここで、カム機構2は、図1及び図3に示すように、リール1に回転可能に連結されるカム21と、このカム21に噛み合うよう回転力伝達手段11に設けられるラチエット22(図3のみに示す)とからなっている。
以下、これらの各構成要素うち、第一緩衝手段5についてさらに詳細に説明する。
【0018】
<第一緩衝手段5>
第一緩衝手段5は、リコイルノブ4からリコイルロープ3、リール1、カム機構2を介して回転力伝達手段11に至るまでの場所的範囲において、リコイルロープ3を引いている場合にリコイルノブ4で受けることとなるエンジンからの機械的な衝撃をやわらげる役割を果たすものとして構成されている。
【0019】
ここで、リコイルノブ4からリコイルロープ3、リール1、カム機構2を介して回転力伝達手段11に至るまでの場所的範囲には、これらの各構成要素相互の間における場所的範囲のみならず、これらの各構成要素単体における場所的範囲も含まれる。
【0020】
なお、本発明における緩衝手段としては、この実施の形態1のような二つの第一緩衝手段5からなるものに限られるものではなく、少なくとも二つ以上の緩衝手段であれば十分である。
【0021】
具体的には、このような第一緩衝手段5としては、図1に示すように、バネ51と、スプリング52とからなっている。
【0022】
ここで、バネ51は、図2に示すように、リコイルノブ4及びリコイルロープ3の間に介設されるものであり、リコイルノブ4及びリコイルロープ3の間における引き力の伝達を遅延させる役割を果たすものとして構成されている。
【0023】
バネ51が収容されているリコイルノブ4は、同図に示すように、T字形状を呈するものであり、引き力方向に延びている縦部41と、グリップとしての機能を果たす横部42とからなっている。
【0024】
この縦部41には、同図に示すように、縦部41の軸周りを貫通させる縦部貫通穴41aであってバネ51及びリコイルロープ3が収容されるものが設けられ、この横部42には、縦部貫通穴41aに連通する横部貫通穴42aが設けられている。
【0025】
ここで、縦部貫通穴41aは、同図に示すように、上側に位置しており、バネ51の外径に対応する内径を有するバネ・ロープ収容部71と、下側に位置しており、リコイルロープ3の外径に対応する内径を有するリコイルロープ収容部72とからなっている。
【0026】
そして、バネ・ロープ収容部71の内径は、同図に示すように、リコイルロープ収容部72の内径よりも大きくなっており、これにより、バネ51が、バネ・ロープ収容部71の穴底に引っかかって止まるようになっている。
このバネ・ロープ収容部71には、同図に示すように、バネ51及びリコイルロープ3の一部が収容されるとともに、横部貫通穴42a、収容されたバネ51の内側及びリコイルロープ収容部72には、リコイルロープ3の一部及びバネ規制管51aの一部が収容されている。
また、バネ51上端の内側には、同図に示すように、バネ規制管51aの一部が収容されており、このバネ規制管51aの内側には、リコイルロープ3の一部が収容されている。これにより、リコイルロープ3が引かれた場合には、リコイルロープ3の自由端部に設けられた結び目31がこのバネ規制管51aに引っかかって止まるようになっている。
つまり、このようなバネ規制管51aによれば、リコイルロープ3が引かれた場合におけるバネ51の圧縮動作を規制することにより、バネ51に一定以上の負担がかからないようになっている。
【0027】
一方、スプリング52は、図3に示すように、一方の端部がリール1に連結されるとともに他方の端部がカム機構2に含まれるカム21に連結されるものであり、リール1及びカム21の間における回転力の伝達を遅延させる役割を果たすものとして構成されている。
【0028】
このような第一緩衝手段5としては、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲及び引き力の範囲において互いに異なる範囲に寄与するものとして構成されている。
ここで、異なる時間的範囲とは、時間的範囲として異なっていることをいい、緩衝手段に含まれる個々の技術的手段が時間的範囲において相互に重複部分を有している場合を含み、さらに相互に重複部分を有している場合であって包含関係にある場合をも含む概念である。
一方、異なる引き力の範囲とは、引き力の範囲として異なっていることをいい、緩衝手段に含まれる個々の技術的手段が引き力の範囲において相互に重複部分を有している場合を含み、さらに相互に重複部分を有している場合であって包含関係にある場合をも含む概念である。
すなわち、このような包含関係にある場合におけるスタータ装置によっても、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲及び引き力の範囲の双方において単一の緩衝手段では機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られない範囲を狭くすることが可能となっている。
【0029】
ここで、この実施の形態1における第一緩衝手段5について、リコイルノブ4におけるリコイルロープ3の引き力及び時間の関係を調べたところ、図4に示すような結果が得られた。
なお、図4(a)は緩衝手段を何ら設けていない態様についての実験結果であり、また、図4(b)はスプリング52のみを設けている態様についての実験結果であり、さらに、図4(c)はバネ51及びスプリング52の両方を設けている態様、すなわち、第一緩衝手段5についての実験結果である。
同図によれば、この実施の形態1における第一緩衝手段5が、上述した実施の形態1における第一緩衝手段5と同様、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲(横軸方向として示される範囲)において互いに異なる範囲に寄与しているものと把握することができる。
加えて、同図によれば、この実施の形態1における第二緩衝手段5が、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの引き力の範囲(縦軸方向として示される範囲)においても互いに異なる範囲に寄与しているものと把握することもできる。
【0030】
すなわち、このようなスタータ装置によれば、図1に示すように、このようなバネ51及びスプリング52からなる二つの第一緩衝手段5を含むものとして構成されているので、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまで時間的範囲及び引き力の範囲のうちの機械的衝撃の緩衝効果が得られない範囲を狭くすることが可能となっている。
換言すれば、このようなバネ51及びスプリング52のいずれか一方の緩衝手段のみを用いることとした場合には、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまで時間的範囲及び引き力の範囲のうち機械的衝撃の緩衝効果が完全ではない範囲が残存することとなるところ、他方の緩衝手段をも併せて用いることとした場合には、機械的衝撃の緩衝効果が更に加わるため滑らかに得られる(図4参照)。
したがって、これによれば、エンジンからの機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られることとなる。
【0031】
◎実施の形態2
図5は本発明の実施の形態2に係るスタータ装置の全体構成を示す斜視図である。実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
【0032】
この実施の形態2に係るスタータ装置は、同図に示すように、実施の形態1とほぼ同様であるが、実施の形態1と異なり、バネ51及びスプリング52からなる第一緩衝手段5ではなく、バネ51及びゼンマイ61からなる第二緩衝手段6を有している。
【0033】
すなわち、この第二緩衝手段6は、同図に示すように、リコイルノブ4及びリコイルロープ3の間に介設され、リコイルノブ4及びリコイルロープ3の間における引き力の伝達を遅延させる実施の形態1と同様な構成を有するバネ51と、一方の端部がリール1に対してカム81及びラチエット(図示外)によって接続されたリング82に連結されるとともに他方の端部がカム機構2に含まれるカム21に連結され、リール1及びカム21の間における回転力の伝達を遅延させる実施の形態1と異なる構成を有するゼンマイ61を含むものとして構成されている。
【0034】
このような第二緩衝手段6としては、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲及び引き力の範囲の双方において互いに異なる範囲に寄与するものとして構成されている。
すなわち、このような包含関係にある場合におけるスタータ装置によっても、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの引き力の範囲において単一の緩衝手段では機械的衝撃の緩衝効果が得られない範囲を狭くすることが可能となっている。
【0035】
ここで、この実施の形態2における第二緩衝手段6について、リコイルノブ4におけるリコイルロープ3の引き力及び時間の関係を調べたところ、図6に示すような結果が得られた。
なお、図6(a)は緩衝手段を何ら設けていない態様についての実験結果であり、また、図6(b)はゼンマイ61のみを設けている態様についての実験結果であり、さらに、図6(c)はバネ51及びゼンマイ61の両方を設けている態様、すなわち、第二緩衝手段6についての実験結果である。
同図によれば、この実施の形態2における第二緩衝手段6が、上述した実施の形態1における第一緩衝手段5と同様、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲(横軸方向として示される範囲)において互いに異なる範囲に寄与しているものと把握することができる。
加えて、同図によれば、この実施の形態2における第二緩衝手段6が、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの引き力の範囲(縦軸方向として示される範囲)においても互いに異なる範囲に寄与しているものと把握することができる。
【0036】
すなわち、このようなスタータ装置によれば、図5に示すように、このようなバネ51及びゼンマイ61からなる二つの第二緩衝手段6を含むものとして構成されているので、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲及び引き力の範囲の双方において機械的衝撃の緩衝効果が得られない範囲を狭くすることが可能となっている。
換言すれば、このようなバネ51及びゼンマイ61のいずれか一方の緩衝手段のみを用いることとした場合には、リコイルロープ3を引き始めてからこれを引き終わるまで時間的範囲及び引き力の範囲の双方において機械的衝撃の緩衝効果が完全ではない範囲が残存することとなるところ、他方の緩衝手段をも併せて用いることとした場合には、そのような完全ではない範囲が解消され、その結果、機械的衝撃の緩衝効果が滑らかに得られる(図6参照)。
したがって、これによれば、エンジンからの機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られることとなる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係るスタータ装置によれば、エンジンからの機械的衝撃の緩衝効果が十分に得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るスタータ装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るスタータ装置の部分構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るスタータ装置の部分構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るスタータ装置のリコイルノブにおけるリコイルロープの引き力及び時間の関係を示すグラフである。
【図5】本発明の実施の形態2に係るスタータ装置の全体構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るスタータ装置のリコイルノブにおけるリコイルロープの引き力及び時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 リール
2 カム機構
3 リコイルロープ
4 リコイルノブ
5 緩衝手段
6 緩衝手段
11 回転力伝達手段
21 カム
22 ラチエット
31 結び目
41 縦部
41a 縦部貫通穴
42 横部
42a 横部貫通穴
51 バネ
51a バネ規制管
52 スプリング
61 ゼンマイ
71 バネ・ロープ収容部
72 リコイルロープ収容部
81 カム
82 リング

Claims (2)

  1. エンジンに係る回転力伝達手段に回転力を付与するためのリールと、このリールからの回転力を該回転力伝達手段に伝達するカム機構と、このリールに巻き付けられるリコイルロープと、このリコイルロープの自由端部が係止されるリコイルノブとを含み、該リコイルノブを用いて該リコイルロープを引くことにより該リール及び該カム機構を介して該回転力伝達手段に回転力を付与して該エンジンを始動させるスタータ装置であって、
    前記リコイルノブから前記リコイルロープ、前記リール、前記カム機構を介して前記回転力伝達手段に至るまでの場所的範囲において、該リコイルロープを引いている場合に該リコイルノブで受けることとなる前記エンジンからの機械的な衝撃をやわらげる少なくとも二つ以上の緩衝手段であって該リコイルロープを引き始めてからこれを引き終わるまでの時間的範囲及び引き力の範囲の少なくともいずれか一方において互いに異なる範囲に寄与するものを含むことを特徴とする、
    スタータ装置。
  2. 前記緩衝手段は、前記リコイルノブ及び前記リコイルロープの間に介設され、これらの間における引き力の伝達を遅延させるバネと、
    一方の端部がリールに連結されるとともに他方の端部がカム機構に含まれるカムに連結され、これらの間における回転力の伝達を遅延させるゼンマイ又はスプリングと、を含むことを特徴とする、
    請求項1に記載のスタータ装置。
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