JP4074406B2 - 特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法 - Google Patents

特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナル・コンピュータ(PC)用オペレーティング・システム(OS)であるWindows(商標)95/98は、“Application”キーおよび“Windows”キーという特殊キー(以下、「OS依存特殊キー」と呼ぶ)をサポートしている。例えば、“Windows”キーと同時に“F1”キーを押すと、選択されているオブジェクトのポップアップ・メニューを表示する機能を実現する。しかしながら、“Application”キーおよび“Windows”キーが実装されるキーボードは、米Microsoft社(Microsoft Corporation) のライセンスを受けたキーボード(以下、「PC95/98キーボード」と呼ぶ)だけである。したがって、非PC95/98キーボードを備えたパーソナル・コンピュータ(PC)にWindows(商標)95/98をインストールしても、OS依存特殊キーが存在しないから、OS依存特殊キーが提供するサービスを享受することができない。つまり、Windows(商標)95/98マシンでありながら、Windows(商標)95/98が提供するサービスを全ては受けることができない。
【0003】
非PC95/98キーボードを備えたパーソナル・コンピュータ(PC)は、上記の事態を改善するために、特別な対策を講じる必要がある。非PC95/98キーボードを備えたPCの一例として、米IBM社(International Business Machines Corporation)および日本アイ・ビー・エム株式会社のノートブック型パーソナル・コンピュータ(PC)であるThinkPad(商標)を取り上げる。ThinkPad(商標)は、“Fn”キーという独自のキーを備えている。この“Fn”キーを押しながら、所定のキーを押すとThinkPad(商標)特有の機能を実行する。例えば、“Fn”キー+“F4”キーは、サスペンドを実行する。「+」は2つのキーが同時に押されている状態を実現させることを意味する。“A”キー+“B”キーは、“A”キーを押したままの状態で“B”キーを押すことを意味する。単に“A”+“B”とも表記される。サスペンドとは、コンピュータを一時停止させて待機状態にすることである。また、“Fn”キー+“F7”キーは、ディスプレイの切り替えを実行する。ディスプレイの切り替えとは、表示画面を現在のものから他のものへ変更することである。
【0004】
“Fn”キー+“F4”キーや“Fn”キー+“F7”キーは、通常、ホットキー(hotkey) と呼ばれている。ホットキーの一般的な定義は存在しない。ここでは、ホットキーを次のように定義する。いま、“Fn”キーと同時に押すことにより独自の機能を実行するキーを“some”キーと呼ぶ。“some”キーには、キーボード上に配置された、“Fn”キー以外の全てのキーを割り当てることができる。“Fn”キー+“some”キーをホットキーと言う。“Fn”キー+“some”キーというホットキーは、物理的に単独で存在するキーではない。しかし、“Fn”キー+“some”キーは、論理的には単独で存在するキーである。したがって、“Fn”キー+“some”キーという状態が実現すると、予め定めておいた所定の機能が実行される。言い換えると、“Fn”キーを押している間だけ“some”キーがホットキーになる、と言うことができる。
【0005】
一般に、キーボード上のキーを押したとき、および離したときに1個以上のデータが出力される。このデータは、スキャン・コードと呼ばれている。キーが出力するこれらのデータは、Shiftキー、Ctrlキー、Altキーなどの特殊キーの状態によって変化する。また、NumLockキーの状態によっても変化する。すなわち、キーボード上に物理的に配置された個々のキーが一意的に固定された固有のスキャン・コードを持っている訳ではない。例えば、NumLockキーをOFFにすると(このとき、キーボード上の“NumLock”表示の近傍に設けられたLED(light emitting diode; 発光ダイオード)が消灯する)、テンキー上の数字キーは、数字入力キーではなくカーソル移動キーになる。
スキャン・コードは、システムが論理的なキーを識別するために使用する。“Fn”キーは、他のキーと異なり、“Fn”キーとしての固有のスキャン・コードを出力しない。
以下の記述において、「メイク・スキャン・コード」「ブレイク・スキャン・コード」と言う用語が登場する。メイク・スキャン・コードとは、キーを押したときに出力されるコードである。ブレイク・スキャン・コードとは、キーを離したときに出力されるコードである。紛らわしいが、メイク・スキャン・コードおよびブレイク・スキャン・コードと、スキャン・コードとは、別の概念の用語である。すなわち、メイク・スキャン・コードおよびブレイク・スキャン・コードは、キーを押した、あるいは離したという物理的な動作を表すコードである。これに対して、スキャン・コードは、システムが論理的なキーを識別するために使用するコードである。したがって、スキャン・コードを出力しない“Fn”キーも、メイク・スキャン・コードおよびブレイク・スキャン・コードを出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
非PC95/98キーボードを備えたパーソナル・コンピュータ(PC)であるThinkPad(商標)にWindows(商標)95/98をインストールして、OS依存特殊キーが提供するサービスを享受するために、“Fn”キーにOS依存特殊キーを割り当てることができる。具体的には、次のように設定する。
(1)“Fn”キーを押したときに、OS依存特殊キーのメイク・スキャン・コードを出力させる。
(2)“Fn”キーを離したときに、OS依存特殊キーのブレイク・スキャン・コードを出力させる。
(3)“Fn”キーを押したままの状態で、“some”キーを押したときには、ホットキーとして動作させる。
【0007】
例えば、“Fn”キーを押したときに“Windows”キーのメイク・スキャン・コードを出力するように設定する。すると、“Fn”キーと同時に“F1”キーを押すことにより、PC95/98キーボード上で“Windows”+“F1”を実現した場合と同様に、選択されているオブジェクトのポップアップ・メニューを表示する機能が実行される。
【0008】
上述した、“Fn”キーを用いてOS依存特殊キーの機能を享受する方法では、ユーザが意図しない現象が生じる、という不都合がある。すなわち、上記(3)のように“Fn”キーをホットキーとして使用する場合、“some”キーを押した後に、“Fn”キーを離すと、上記(2)に示したOS依存特殊キーのブレイク・スキャン・コードが出力される。その結果、OS依存特殊キーのブレイクに起因する機能が実現するので、ユーザが意図しない現象が生じる。例えば、“Fn”キーに“Application”キーを割り当てた場合には、“Shift”+“F10”というショートカット・キーになる(その機能は、選択されている項目のショートカット・キー・メニューを表示する、である)。ショートカット・キーとは、表示画面上のメニューから選択して実行されるコマンドをキーボード上のキーに割り当てたものである。また、“Fn”キーに“Windows”キーを割り当てた場合には、“Esc”+“Ctrl”というショートカット・キーになる(その機能は、[スタート]メニューを表示する、である)。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。
【0009】
本発明の目的は、ユーザが意図しない現象が発生するのを防ぐことのきる、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
キーボード上に設けられたキーの中には、単独では機能せず、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーがある。本発明は、この特殊キーに複数のキー機能を割り当て場合において、前記複数のキー機能を切り替える方法に係る。
ます、前記特殊キーを押したことを検出する。次いで、前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明する。その後、前記特殊キーを離す時に前記要求が宣明されたままであるときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する。
【0011】
したがって、本発明では、従来技術のように、前記特殊キーを離す時に、前記特殊キーがその機能を引き受けたキーの、メイク・スキャン・コードおよびブレイク・スキャン・コードが出力されることがない。その結果、ユーザが意図しない現象が発生するのを防ぐことのきる、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法が実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を説明する。
図1は、この実施形態によるキーボード・コントローラを示す図である。キーボード・コントローラ12は、キー・スキャン実行部13、キー・イベント検出部14、キー・イベント解析部15、コード生成部16、タイマー17、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18、およびスキャン・コード・テーブル19を主要構成部品とする。
【0013】
キーボード・コントローラ12は、キーボード11を制御する。
キーボード11上の所定の位置に配置された各キーには、シリアル・ナンバー(serial number:通し番号) が付けられている。各キーの下部には、電気スイッチが設けられている。これらの電気スイッチは、マトリクス(行列)を構成するように配線されている。キー・スキャン実行部13は、このマトリクスを電気的にスキャン(走査)している。この電気的スキャンは、キー・スキャンと呼ばれている。あるキーを押す(すなわちメイク(make)する)と、キー・スキャン実行部13は、キー・イベントを取得する。キー・イベントは、キーのシリアル・ナンバーとキー動作とから成る。上記の場合のキー・イベントは、押したキーのシリアル・ナンバーとメイク動作とから成る。キーを離す(すなわちブレイク(break) する)時にも、キー・スキャン実行部13は、キー・イベントを取得する。この場合のキー・イベントは、離したキーのシリアル・ナンバーとブレイク動作とから成る。キー・スキャン実行部13が取得したキー・イベントは、キー・イベント検出部14に通知される。
【0014】
この実施形態では、ノートブック型PCであるThinkPad(商標)を例に採る。キーボード11は、非PC95/98キーボードであり、“Fn”キーを備えている。
【0015】
キー・イベント検出部14は、キー・スキャン実行部13から通知されたキー・イベントに基づいて、タイマー17をセットしたり、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をセットしたりする。そして、上記キー・イベントをキー・イベント解析部15に送る。
【0016】
キー・イベント解析部15は、キー・イベント検出部14から送られて来た上記キー・イベントを解析する。このキー・イベント解析は、キー・イベント検出部14がセットしたタイマー17およびFnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をルックアサイドしながら(横目で見ながら)行なう。キー・イベント解析結果は、コード生成部16に送られる。
【0017】
コード生成部16は、キー・イベント解析部15から送られて来たキー・イベント解析結果に基づいてスキャン・コードを生成して、スキャン・コード出力20を出力する。このスキャン・コード出力20は、システムに送られる。そのシステムの主要コンポーネントは、BIOS(basic input/output system) 、およびデバイス・ドライバを含むオペレーティング・システム(OS)である。上記スキャン・コード生成過程において、コード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索する。
【0018】
タイマー17には、所定の秒数をプリセット(予め設定)しておく。このプリセット値は、0秒から無限大秒までの値を採り得る。タイマー17は、キー・イベント検出部14によってスタートされると、上記プリセット値からカウント・ダウンを始める。そして、現在のカウント値を明示する。カウント値が“0”になるとタイム・アウト(時間切れ)を出力する。したがって、プリセット値が0秒の場合は、カウント値も“0”であるから、あるキーを押すのと同時にタイム・アウトが発生する。また、プリセット値が無限大秒の場合には、カウント・ダウンしてもカウント値は減らないから、タイム・アウトは永久に発生しない。通常、プリセット値は、数秒間に設定する。
【0019】
この実施形態では、“Fn”キーに、“Fn”キー固有のキー機能に加えて“Application”キーや“Windows”キーなどのOS依存特殊キーのキー機能を割り当てる。具体的には、“Fn”キーが次の動作をするように設定する。
(1)“Fn”キーを押したときに、OS依存特殊キーのメイク・スキャン・コードを出力する。
(2)“Fn”キーを離したときに、OS依存特殊キーのブレイク・スキャン・コードを出力する。
(3)“Fn”キーを押したままの状態で、“some”キーを押したときには、ホットキーとして動作す。
【0020】
例えば、“Fn”キーに“Windows”キーのキー機能を割り当てる。すると、“Fn”キーと同時に“F1”キーを押すと、PC95/98キーボード上で“Windows”+“F1”を実現した場合と同様に、選択されているオブジェクトのポップアップ・メニューを表示する機能が実行される。
【0021】
以上のように設定した“Fn”キーを単に押して離した場合、離した時に、そのOS依存特殊キーに割り当てられているメイク・スキャン・コードとブレイク・スキャン・コードとが連続して出力される。Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18は、上記したメイク・スキャン・コードを出力するのを制御するために用いる。つまり、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18は、“Fn”キーを離した時に、上記OS依存特殊キーに割り当てられているメイク・スキャン・コードではなく、“Fn”キーを単独で押したときに出力する、“Fn”キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コード(以下、「Fnキーのメイク・スキャン・コード」と呼ぶ)を出力する必要があることを宣明するために用いる。
【0022】
スキャン・コード・テーブル19は、キー・イベントとスキャン・コードとの対応関係を記述したテーブルである。キー・イベントは、キーのシリアル・ナンバーと動作の態様(メイクあるいはブレイク)とから成る。スキャン・コードとは、キーボード上のキーを押したとき、および離したときに出力される1個以上のデータである。スキャン・コードは、Shiftキー、Ctrlキー、Altキーなどの特殊キーの状態によって変化する。キーボード11上に物理的に配置されている全てのキーが固有のスキャン・コードを持っている訳ではない。例えば、“Fn”キーはスキャン・コードを持っていない。スキャン・コードは、システムが扱う論理的なキーを識別するために使用される。
【0023】
次に、図2から図5を用いて、図1に示すキーボード・コントローラ12の動作を説明する。
【0024】
図2は、キー・イベント検出部14の動作例を示すフローチャートである。図2を参照しながら、“Fn”キーを押した場合におけるキー・イベント検出部14の動作を説明する。キー・イベント検出部14は、“Fn”キーを押した、というキー・イベントを検出する(ステップS21)と、タイマー17をスタートさせる(ステップS22)。次いで、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をセットする(ステップS23)。その結果、タイマー17は、プリセット値をカウント・ダウンし始める。Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18は、Fnキーのメイク・スキャン・コードを出力する必要があることを明示するためにフラグを立てる。
【0025】
以上、キー・イベント検出部14の動作を説明した。続いて、キー・イベント解析部15およびコード生成部16の動作例を説明する。
【0026】
タイマー17がタイム・アウトを出力した場合におけるキー・イベント解析部15およびコード生成部16の動作を図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。キー・イベント検出部14は、タイマー17をルックアサイドした結果、タイム・アウトを知る(ステップS25)と、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18がセットされているか否かを調べる(ステップS26)。Noならば処理を終了する。YesならばステップS27に進む。ステップS27では、キー・イベント解析部15は、コード生成部16にFnキーのメイク・スキャン・コードを出力するように要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索してFnキーのメイク・スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20として出力する。
【0027】
次に、タイム・アウトが発生する前に、あるキーを押した場合におけるキー・イベント解析部15およびコード生成部16の動作を図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。キー・イベント解析部15は、あるキーを押す、というキー・イベントを受けると(ステップS31)、“Fn”キーが押された状態にあるか否かを調べる(ステップS32)。NoならばステップS37に進み、そこで、あるキーを単独で押した場合の処理を行なう。YesならばステップS33に進む。ステップS33では、“Fn”キーが押された状態にあることが確認されたので、タイマー17をストップさせる(ステップS33)。これによりタイム・アウトの発生が無くなる。その後、ステップS34に進む。
【0028】
ステップS34では、上記ステップS31で押したキーがホットキーであるか否かを調べる。Yesならば、“Fn”キーはホットキーとしてのキー機能を実行することが確定したことになる。この場合、ステップS38に進み、そこで、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をリセットした後、処理を終了する。上述したように、スキャン・コードは出力しないから、ステップS37はスキップする。
【0029】
ステップS34の判定がNoならば、“Fn”キーはホットキーとして機能しないことが確定する。この場合、ステップS35に進み、そこで、Fnキーのメイク・スキャン・コードが既に出力されたか否かを調べる。YesならばステップS37に進む。NoならばステップS36に進む。Fnキーのメイク・スキャン・コードが出力されると内部的なフラグがセットされる。このフラグがセットされていれば、ステップS35の判定結果はYesである。例えば、“Fn”キーを押したままの状態で、一度ホットキー以外のキーを押し、そのまま“Fn”キーを離すことなく、ホットキー以外のキーを押したときに、上記フラグがセットされる。したがって、この場合には、ステップS35の判定結果はYesとなる。
【0030】
ステップS36では、キー・イベント解析部15は、コード生成部16にFnキーのメイク・スキャン・コードを出力するように要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索してFnキーのメイク・スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20として出力する。
【0031】
ステップS37では、キー・イベント解析部15は、コード生成部16に、ステップS31で押したキーのスキャン・コードを出力するように要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索して当該キーに割り当てられたスキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20として出力する。
【0032】
次に、タイム・アウトが発生する前に、“Fn”キーを離した場合におけるキー・イベント解析部15およびコード生成部16の動作を図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。キー・イベント解析部15は、“Fn”キーを離す、というキー・イベントを受けると(ステップS41)、Fnキーのメイク・スキャン・コードが既に出力されたか否かを調べる(ステップS42)。上述したように、Fnキーのメイク・スキャン・コードが出力されると内部的なフラグがセットされる。“Fn”キーを押したままの状態で、タイム・アウトした場合、およびホットキー以外のあるキーを押した場合に、Fnキーのメイク・スキャン・コードが出力される。したがって、これらの場合には、上記フラグがセットされるので、ステップS42の判定結果はYesになる。ステップS42の判定結果がYesならばステップS45に進む。ステップS45では、キー・イベント解析部15は、コード生成部16にFnキーのブレイク・スキャン・コードを出力するように要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索してFnキーのブレイク・スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20として出力する。その後、ステップS46に進む。
【0033】
ステップS46では、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をリセットする。その後、ステップS47に進み、そこで、タイマー17をストップさせる。
【0034】
上記ステップS42の判定結果がNoならば(Fnキーのメイク・スキャン・コードが未だ出力されていなければ)、ステップS43に進む。ステップS43では、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18がセットされているか否かを調べる。Noならば処理を終了する。YesならばステップS44に進む。ステップS44では、キー・イベント解析部15は、コード生成部16にFnキーのメイク・スキャン・コードを出力するように要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索してFnキーのメイク・スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20として出力する。
【0035】
その後、ステップS45に進み、そこで、上述したように、キー・イベント解析部15は、コード生成部16にFnキーのブレイク・スキャン・コードを出力するように要求する。この要求を受けたコード生成部16は、スキャン・コード・テーブル19を検索してFnキーのブレイク・スキャン・コードを生成し、スキャン・コード出力20として出力する。その後、ステップS46に進み、そこで、Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ18をリセットする。その後、ステップS47へ進み、そこで、タイマー17をストップさせる。
【0036】
以上において説明した、キー・イベント解析部15およびコード生成部16の動作から、“Fn”キーは、次のように振る舞うことが分かる。
(1)“Fn”キーを押している間に、“Fn”キー以外のキー(“some”キー)を押した場合、“some”キーがホットキーのときには、“Fn”キーはホットキーとして機能する。したがって、スキャン・コードは出力しない。“Fn”キー+“some”キーとして、例えばサスペンドの機能を実行する。“some”キーがホットキーでないときには、“Fn”キーはOS依存特殊キーとして振る舞う。すなわち、“Fn”キー+“some”キーは、例えば“Windows”キー+“some”キーとしての機能を実行する。
(2)“Fn”キーをタイマー17がタイム・アウトを出力するまで押しつづけた場合、“Fn”キーはOS依存特殊キーとして振る舞う。したがって、“Fn”キーは、そのOS依存特殊キーに割り当てられたメイク・スキャン・コードを出力する。
(3)“Fn”キーを押した後、上記(1)および(2)を満たさない状態で、離した場合、“Fn”キーはOS依存特殊キーとして振る舞う。したがって、“Fn”キーを離した時に、そのOS依存特殊キーに割り当てられたメイク・スキャン・コードおよびブレイク・スキャン・コードをこの順番に出力する。
【0037】
従来の技術では、OS依存特殊キーの機能を割り当てられた“Fn”キーを押した後、ホットキー機能およびOS依存特殊キー機能のいずれも実行しない状態で、離した時に、そのOS依存特殊キーのブレイク・スキャン・コードが出力される結果、不都合が生じていた。すなわち、“Application”キーや“Windows”キーなどのOS依存特殊キーは、押した時には何も起こらない。しかし、離した時にユーザが意図しない不都合が生じる。例えば、“Application”キーは、離したときに“Shift”+“F10”というショートカット・キーとして機能する。したがって、上記の状態において、OS依存特殊キーの機能を割り当てられた“Fn”キーを離すと、離した時にユーザが意図しないショートカット・キーとして機能する結果、“Fn”キー固有の機能を実行することができなくなる。
【0038】
この実施形態では、OS依存特殊キーの機能を割り当てられた“Fn”キーを離す時には、Fnキーのメイク・スキャン・コードを必ず出力する。つまり、“Fn”キーを離す時には、“Fn”キーは、その機能を割り当てられたOS依存特殊キーとしてではなく、本来の“Fn”キーとして振る舞う。したがって、“Fn”キーにOS依存特殊キーの機能を割り当てることに起因する不都合は生じない。
【0039】
以上のように、この実施形態によれば、ユーザが意図していない現象を生じさせることなく、“Fn”キーに“Application”キーや“Windows”キーなどのOS依存特殊キーの機能を割り当てることが可能になる。
【0040】
上述した実施形態による、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法は、種々のプログラミング言語を用いてプログラム(以下、「キー機能を切り替えプログラム」と呼ぶ)にすることができる。
【0041】
このキー機能を切り替えプログラムは、コンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録される。記録媒体には、ROM(read only memory)、EEPROM(Electricaly Erasable Programmable Read Only Memory)、およびフラッシュEEPROM (flash EEPROM) などの、コンピュータ・システムに実装される記憶装置、フロッピー・ディスク(FD)、CD−ROM(コンパクト・ディスクを用いた読み取り専用メモリ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可搬記録媒体、あるいはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータなどに設けられた外部記憶装置などを用いることができる。
【0042】
続いて、このキー機能を切り替えプログラムを記録した記録媒体を実装したキーボード・コントローラの例を、図6を参照しながら説明する。キーボード・コントローラ52は、内部バスによって相互接続された、CPU(central processing unit)53、ROM(read only memory)、RAM(radom access memory)、タイマー57、およびインターフェイス(I/F)回路58を備えている。
【0043】
キーボード・コントローラ52は、キーボード51を制御する。
CPU53は、キーボード・コントローラ52を構成する各部を制御する。
ROM54は、CPU53が実行するプログラムを、キーボード制御プログラム55として格納している。キー機能を切り替えプログラムは、このキーボード制御プログラム55に含まれる。
RAM56には、CPU53が実行するプログラムやデータがロードされる。タイマー57は、セットされると、予め設定されているプリセット値をカウント・ダウンする。カウント値が“0”になると、タイム・アウトを出力する。
インターフェイス回路58は、I/Oポート59とを介して接続された、キーボード・コントローラ52とコンピュータ本体60との間でやり取りされるデータを整合させる。
【0044】
図6は、キーボード・コントローラ52を、CPU53を始めとする複数個の部品によって構成する例を示している。これに限らず、設計方針によってはキーボード・コントローラ52全体を1個の集積回路装置にすることもできる。さらに、ノートブック型PCであるThinkPad(商標)のように、キーボード/マウス・コントローラ、バッテリー・コントローラなど複数の機能を持った1チップ・マイクロコントローラを搭載したコンピュータでは、キーボード・コントローラ52をその1チップ・マイクロコントローラに統合させることもできる。この場合、その1チップ・マイクロコントローラには、(株)日立製作所のH8を用いることができる。
【0045】
続いて、この実施形態による、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法を適用するコンピュータの例を、図7を用いて説明する。
【0046】
コンピュータ61は、CPU62、グラフィックス表示機構63、ブリッジ回路A64、メイン・メモリ65、ローカル・バス66、ハードディスク駆動装置コントローラHDC67、ハードディスク駆動装置HDD68、ブリッジ回路B69、システム・バス70、ROM(read only memory)71、フロッピー・ディスク駆動装置コントローラFDC72、フロッピー・ディスク駆動装置FDD73、キーボード・マウス・コントローラ(KBD/AUXコントローラ; Keyboad/Auxiliary Controller)74、キーボード・コントローラ75、キーボード76、I/O(入出力)コントローラ76、ネットワーク77を主要部品として構成されている。
【0047】
ローカル・バス66は、ハードディスク駆動装置HDD67など高速で動作する周辺装置を接続するバスである。例えば、PCIバスを用いる。PCI(perioheral component intercinnect) バスは、PCIスペシャル・インタレスト・グループ( PCI Special Interest Group;米インテル社を中心として米IBM社や米コンパック・コンピュータ社など百数十社が参加した標準化団体)が策定したローカル・バス・アーキテクチャである。
【0048】
システム・バス70は、フロッピー・ディスク駆動装置FDD73やキーボード76など低速で動作する周辺装置を接続するバスである。例えば、ISAバスを用いる。ISA(Industry Standard Architecture)バス、米IBM社のパーソナルコンピュータPC/ATで採用された拡張バスを基本にして、国際的な標準規格とされた拡張バスである。
【0049】
CPU62やメイン・メモリ65とローカル・バス67とは、ブリッジ回路A64によって架橋されている。ブリッジ回路A64は、例えばメモリ/PCI制御チップ・セットを用いて構成する。
【0050】
グラフィックス表示機構63は、CRT(cathode ray tube) やLCD(liquid crystal display)などの表示装置への出力を制御する。グラフィックス表示機構63とブリッジ回路A64との間は、例えばAGPバスによって接続する。AGP(accelerated graphics port) バスは、PCIバスを改良して、グラフィックス・カードなど画像表示に関連した回路を接続するための専用バスとしたものである。
【0051】
ローカル・バス67とシステム・バス71との間は、ブリッジ回路B70によって架橋されている。ブリッジ回路B70は、例えばPCI−ISAブリッジ・チップによって構成する。
【0052】
ハードディスク駆動装置HDD68は、オペレーティング・システム(OS)を始め種々のプログラムを格納している。なお、OSなどのシステム・プログラムやアプリケーション・プログラムは、ROM71など他の記憶装置が格納する形態も採り得る。
キーボード・コントローラ756およびキーボード76は、通常、キーボード装置として一体に形成されている。そして、一体に形成されたキーボード装置は、キーボード・マウス・コントローラ(KBD/AUXコントローラ)74を介してシステム・バス70に接続されている。
【0053】
以下、図7に示すコンピュータ61の動作を説明する。
この実施形態によるキー機能を切り替えプログラムは、コンピュータ読み込み可能な記録媒体に記録される。記録媒体としては、ROM(read only memory)、EEPROM(electricaly erasable programmable read only memory)、およびフラッシュEEPROM(flashEEPROM) などの、コンピュータ・システムに実装される記憶装置、フロッピー・ディスク(FD)、CD−ROM(コンパクト・ディスクを用いた読み取り専用メモリ)、およびMO(光磁気)ディスクなどの可搬記録媒体、あるいはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータなどに設けられたファイル装置などを用いることができる。
【0054】
記録媒体に記録されたキー機能を切り替えプログラムは、次のようにしてコンピュータ61内に取り込む。
【0055】
上記取り込み方法は、記録媒体がコンピュータ61に実装される記憶装置である場合には、2通りの方法に分かれる。記録媒体がROMのように読み出し専用の記憶装置の場合、半導体製造プロセスにおいてキー機能を切り替えプログラムROM中に焼き込む。その後、そのROMをコンピュータ61に実装する(例えば、図7に示すキーボード・コントローラ74中のROM(図示せず)にキーボード制御プログラムの形で実装する)。
【0056】
記録媒体がEEPROM(electricaly erasable programmable ROM) やフラッシュEEPROM(flash EEPROM)などのように電気的に書き込み可能であり、かつ読み出し専用である記憶装置(以下、「PROM」と呼ぶ)の場合には、次のようにする。PROM中に既に格納されているキーボード制御プログラムを上書きすることにより、この実施の形態によるキー機能を切り替えプログラムをそのPROM書き込む。
【0057】
記録媒体がネットワーク上のファイル装置である場合には、ネットワーク77を介してそのファイル装置に記録されている、この実施の形態によるキー機能を切り替えプログラムをダウン・ロードする。そして、読み込んだ当該キー機能を切り替えプログラムを一旦HDD68に格納する。その後、HDD68に格納して置いた上記キー機能を切り替えプログラムをPROMに書き込む。書き込み方法は、上述した方法と同様に、キーボード制御プログラムを上書きすることによって行なう。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、キーボード上に配置された特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法において、ユーザが意図しない現象が発生するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるキーボード・コントローラを示す図である。
【図2】キー・イベント検出部の動作例を示すフローチャートである。
【図3】タイマーがタイム・アウトを出力した場合におけるキー・イベント解析部およびコード生成部の動作を示すフローチャートである。
【図4】タイム・アウトが発生する前に、あるキーを押した場合におけるキー・イベント解析部およびコード生成部の動作を示すフローチャートである。
【図5】タイム・アウトが発生する前に、“Fn”キーを離した場合におけるキー・イベント解析部およびコード生成部の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態によるキー機能を切り替えプログラムを記録した記録媒体を実装したキーボード・コントローラの例を示す図である。
【図7】この実施形態による、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法を適用するコンピュータの例を示す図である。
【符号の説明】
11 キーボード
12 キーボード・コントローラ
13 キー・スキャン実行部
14 キー・イベント検出部
15 キー・イベント解析部
16 コード生成部
17 タイマー
18 Fnキー・メイク・スキャン・コード要求レジスタ
19 スキャン・コード・テーブル
20 スキャン・コード出力

Claims (10)

  1. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明するステップと、
    前記特殊キーを離す時に前記要求が宣明されたままであるときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  2. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明するレジスタをセットするステップと、
    前記特殊キーを離す時に前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  3. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を明示するレジスタをセットするステップと、
    前記特殊キーを押した後、
    ホットキーとして定義されているキーを押した時には、ホットキー機能を実行し、
    ホットキーとして定義されていないキーを押した時には、
    前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力した後、前記ホットキーとして定義されていないキーのメイク・スキャン・コードを出力し、
    前記レジスタがセットされていないときには、前記ホットキーとして定義されていないキーのメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  4. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替える方法であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、タイマーをスタートさせるステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明するレジスタをセットするステップと、
    前記タイマーがタイム・アウトを出力した時に、前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替える方法。
  5. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明すると、
    前記特殊キーを離す時に前記要求が宣明されたままであるときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  6. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明するレジスタをセットするステップと、
    前記特殊キーを離す時に前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  7. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を明示するレジスタをセットするステップと、
    前記特殊キーを押した後、
    ホットキーとして定義されているキーを押した時には、ホットキー機能を実行し、
    ホットキーとして定義されていないキーを押した時には、
    前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力した後、前記ホットキーとして定義されていないキーのメイク・スキャン・コードを出力し、
    前記レジスタがセットされていないときには、前記ホットキーとして定義されていないキーのメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  8. キーボード上に設けられたキーであり、他のキーと組み合わされることにより所定のキー機能を実行する特殊キーに、複数のキー機能を割り当て、割り当てた前記複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体であって、
    前記特殊キーを押したことを検出するステップと、
    前記検出結果に基づいて、タイマーをスタートさせるステップと、
    前記検出結果に基づいて、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力する要求を宣明するレジスタをセットするステップと、
    前記タイマーがタイム・アウトを出力した時に、前記レジスタがセットされているときには、前記特殊キーを単独で押したときに出力する、前記特殊キーに本来割り当てられているメイク・スキャン・コードを出力するステップと
    を含む、特殊キーに割り当てた複数のキー機能を切り替えるプログラムを記録したコンピュータ読み込み可能な記録媒体。
  9. バスによって相互接続されたCPU、ROM、およびRAMを備えたキーボード・コントローラであって、
    前記ROMが、請求項5から8のうちの1項に記載の記録媒体を内包しているキーボード・コントローラ。
  10. バスによって相互接続されたCPU、ROM、外部記憶装置、およびキーボード・コントローラを備えたコンピュータであって、
    前記キーボード・コントローラが、請求項9に記載のキーボード・コントローラである
    コンピュータ。
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