JP4073280B2

JP4073280B2 - Fuel tank gas-liquid separator and method for producing the same

Info

Publication number: JP4073280B2
Application number: JP2002262222A
Authority: JP
Inventors: 芳博林; 良之倉吉
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 2002-09-09
Filing date: 2002-09-09
Publication date: 2008-04-09
Anticipated expiration: 2022-09-09
Also published as: JP2004098809A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車等の燃料タンクの気液セパレータに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動二輪車等の燃料タンクの気液セパレータとして、例えば、燃料タンクの注入用口金部分に中空ドーナット状のセパレータ本体を取付け、内部を燃料タンク内に連通させるとともに、ブリーザパイプをセパレータ本体に挿入することにより、燃料タンク内の空気と外部の空気を連通させるような技術が知られている。
この際、プレス成形した断面半円形状の一対の半殻体のフランジ部をロー付け接合することにより、ドーナッツ状のセパレータ本体を形成するような技術とか、（例えば、特許文献１参照。）、半円状に曲げ成形された一対のパイプの両端部を突き合せてロー付け接合することにより、ドーナッツ状のセパレータ本体を形成するような技術が知られている。（例えば、特許文献２参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特許第２６９６２７９号
【特許文献２】
特願２００１−２５５１４２
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記技術のようにドーナッツ状のセパレータ本体を成形する場合、炉中ロー付けのため製造工数がかかるばかりでなく、重量が重くなるという問題がある。
【０００５】
そこで本発明は、燃料タンク内と外部連通させるための気液セパレータを製造するにあたり、製造工数がかからず、しかも重量の軽減が図れるようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、Ｕ型状パイプの両端部をスタンプしてそれぞれのパイプ開口部を閉鎖したセパレータ本体を設け、このセパレータ本体に燃料タンク取付け用のブラケットを接合一体化し、また、前記セパレータ本体にはブリーザパイプを設けるようにした。
【０００７】
このようにＵ型状パイプの両端部をスタンプしてセパレータ本体を成形すれば、ロー付け等の手間がかからず、製造工数が削減されるとともに、従来のドーナッツ形状に較べて重量が約半分であるため、重量軽減が図られる。
尚、スタンプしてパイプ開口部を閉鎖した部分は、厳密に気密性が保持されなくてもセパレータ本体の機能発揮には支障はない。
【０００８】
また本発明では、前記Ｕ型状パイプの両端部のスタンプ部が、中間部のパイプの上面より上方に位置するようにした。
このように、パイプ両端部のスタンプ部が、中間部のパイプの上面より上方になるようにすれば、セパレータ本体のパイプ内に極微量の燃料しか入り込まない。（極微量の燃料は転倒時等に入り込む可能性がある。）
【０００９】
また本発明では、フューエルタンク気液セパレータの製造方法として、パイプを所定長さに切断してＵ型状に曲げ加工し、Ｕ型状に曲げ加工したパイプの両端部をカシメスタンプすることによりパイプ開口部を閉鎖し、このＵ型状パイプの所定箇所にピアス孔を穿設してセパレータ本体を成形するとともに、このセパレータ本体にブラケットを接合し、その後、ブリーザパイプを取り付けるようにした。
【００１０】
このような製造方法により、従来のようにセパレータ本体をロー付けする必要がなくなり、簡単に製造出来る。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図１は燃料タンクに本フューエルタンク気液セパレータを取付けた状態の説明図、図２は本発明に係るフューエルタンク気液セパレータの平面図、図３は同側面図、図４はセパレータ本体の平面図、図５は同側面図、図６は図４のＡ−Ａ線断面図、図７は図４のＢ−Ｂ線断面図、図８はブラケットの平面図、図９は図８のＣ−Ｃ線断面図、図１０は製造方法の工程図である。
【００１２】
本発明に係るフューエルタンク気液セパレータは、例えば自動二輪車等の燃料タンクの気液セパレータに関し、製造工数がかからず、しかも重量の軽減が図れるようにされ、セパレータ本体の形状及び成形方法に特徴を有している。
【００１３】
まず、図１に示すように、自動二輪車等の燃料タンクＴにおいて、燃料注入口Ｆの口金Ｋの近傍には、本発明に係る気液セパレータ１が設けられており、燃料タンクＴ内の空気と外部の空気を連通せしめてタンクＴ内の圧力を一定に保持するようにされている。
そして、前記口金Ｋの底面は一方側に傾斜するとともに、低位側の底面にはオーバーフローパイプＰを接続するための接続孔Ｋｐが設けられ、また、底面の中間部には、燃料補給用のスリーブＳを接続するための接続孔Ｋｓが設けられ、燃料補給時にオーバーフローした燃料や雨水等はオーバーフローパイプＰから排出するようにしている。
【００１４】
前記気液セパレータ１は、図２、図３に示すように、Ｕ型状パイプから成形されるセパレータ本体２と、前記口金Ｋの底部に取り付けるためのブラケット３と、セパレータ本体２内に挿入されるブリーザパイプ４を備えており、このブリーザパイプ４の他端側は燃料タンクＴの外部に延出している。
【００１５】
前記セパレータ本体２は、図４乃至図７に示すように、Ｕ型状パイプの両端開口部がカシメスタンプによるプレス加工により上方に突出する形態で潰されて閉鎖されており、カシメスタンプ部２ｄにより潰された円弧状重合部の頂部ｖの位置が中間のパイプの上面ｕより高い位置にされている。
【００１６】
また、中間のパイプの所定部位には、パイプ下面を下方から上方に貫く貫通孔ｙが形成され、当該貫通孔ｙの直上のパイプ上面には、上方に向けて突出する突出部ｘが形成されている。
また、中間のパイプの上面には複数箇所に連通孔ａ、ｂが穿設され、下面にも連通孔ｃが穿設されており、パイプ内の中空部とパイプ外を連通せしめている。
【００１７】
前記ブラケット３は、略リング状のプレートをプレス成形することにより、略半円部分の内側領域がセパレータ本体２の内側上面に重ね合わせることが出来るようにされ、また、内側に向けて複数箇所から張出すステー部３ｓが設けられ、このステー部３ｓには、前記口金Ｋの底部に植設されるボルト等に結合するための結合孔ｈが設けられている。
【００１８】
前記ブリーザパイプ４は、前記セパレータ本体２の貫通孔ｙを通して下方からブリーザパイプ４内に挿入され、このブリーザパイプ４の上端は、前記突出部ｘの凹部内に向けて延出するとともに、上端開口部がパイプの上面内壁と僅かな隙間を持って対峙するような位置に臨むようにしている。
また、このブリーザパイプ４の下端側の開口部を、燃料タンクＴの外部に延出させることにより、セパレータ本体２の中空部内と燃料タンクＴ外部が連通するようにしている。
【００１９】
以上のような気液セパレータ１の作用等について説明する。
まず、燃料タンクＴに燃料を補給する際、口金ＫのスリーブＳ内に給油ガンを挿入して燃料を補給する。そして燃料の補給が終えると、口金Ｋが閉められて燃料タンクＴ内が封鎖されるが、この状態でタンクＴの内外温度差が発生すると内外圧の圧力差が生じて、ブリーザパイプ４を介して、燃料タンクＴ内の圧力が調整される。
【００２０】
因みに、給油ガンにより燃料を補給する際は、燃料がスリーブＳの上面を超えて補給されることはないが、仮に燃料がスリーブＳの上面を越えて補給された場合、或いは雨水等が口金Ｋに入り込んだ場合は、これらはオーバーフローパイプＰから排出される。この際、セパレータ本体２の突出部ｘの位置や、ブリーザパイプ４の上端部の位置は、スリーブＳの上面の位置より高い位置に設定されているため、ブリーザパイプ４を通して燃料が流れ出るようなことはない。
【００２１】
また、Ｕ型状パイプのセパレータ本体２を使用しているため、重量軽減が図られ、また、カシメスタンプ部２ｄの位置が中間部のパイプ上面ｕより高い位置にあるため、カシメスタンプ部２ｄが完全に密封されていなくても燃料が極微量しか入り込まない。その極微量の燃料が入り込む可能性も転倒時等の場合である。
【００２２】
次に、以上のような気液セパレータ１の製造方法について図１０に基づき説明する。
例えばステンレス製の薄肉パイプを所定長さに切断し、Ｕ字型に曲げ成形する。次いで、Ｕ型状パイプの両端部をプレスにてカシメスタンプし、開口部を閉鎖する。
そして、必要箇所に貫通孔ｙは挿通孔ａ、ｂ、ｃをピアス成形するとともに、貫通孔ｙの対向箇所に突出部ｘを形成する。
【００２３】
その後、別途作成、成形したブラケット３をロー付けで接合し、最後に貫通孔ｙを通してブリーザパイプ４を挿入し、突出部ｔのパイプ内壁との間に僅かな隙間が形成されるようにして仮固定し、ロー付け接合により固定すれば、気液セパレータ１が完成する。
以上のような手順により、カシメスタンプ部２ｄのロー付けの必要がないため、簡単に製造出来る。
【００２４】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
【００２５】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るフューエルタンク気液セパレータは、Ｕ型状パイプの両端部をスタンプしてパイプ開口部を閉鎖したセパレータ本体を設け、このセパレータ本体に燃料タンク取付け用のブラケットを接合一体化するとともに、セパレータ本体にブリーザパイプを設けるようにしたため、ロー付け等の手間を省略できて製造工数が削減され、また、従来に較べて重量軽減が図られる。
この際、Ｕ型状パイプの両端部のスタンプ部が、中間部のパイプの上面より上方に位置するようにすれば、スタンプ部分を完全に気密にしなくても燃料は極微量しか入り込まず、その極微量の燃料が入り込む可能性も転倒時等の場合である。
【図面の簡単な説明】
【図１】燃料タンクに本フューエルタンク気液セパレータを取付けた状態の説明図
【図２】本発明に係るフューエルタンク気液セパレータの平面図
【図３】同側面図
【図４】セパレータ本体の平面図
【図５】同側面図
【図６】図４のＡ−Ａ線断面図
【図７】図４のＢ−Ｂ線断面図
【図８】ブラケットの平面図
【図９】図８のＣ−Ｃ線断面図
【図１０】製造方法の工程図
【符号の説明】
１…気液セパレータ、２…セパレータ本体、２ｄ…カシメスタンプ部、３…ブラケット、４…ブリーザパイプ、Ｔ…燃料タンク。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas-liquid separator for a fuel tank such as a motorcycle.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a gas-liquid separator for a fuel tank of a motorcycle or the like, for example, a hollow donut-shaped separator body is attached to the injection cap portion of the fuel tank so that the inside communicates with the fuel tank and a breather pipe is inserted into the separator body. By doing so, a technique is known in which the air in the fuel tank communicates with the outside air.
At this time, a technique of forming a donut-shaped separator body by brazing and joining the flange portions of a pair of half-shells having a semi-circular cross section formed by press molding (see, for example, Patent Document 1). A technique is known in which a doughnut-shaped separator body is formed by butting and joining both ends of a pair of pipes that are bent into a semicircular shape. (For example, refer to Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
Patent No. 2696279 [Patent Document 2]
Japanese Patent Application No. 2001-255142
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when forming a donut-shaped separator body as in the above technique, there is a problem that not only the number of manufacturing steps is increased due to brazing in the furnace, but also the weight increases.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to manufacture a gas-liquid separator for external communication with the inside of a fuel tank, so that the number of manufacturing steps is not required and the weight can be reduced.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a separator body in which both end portions of a U-shaped pipe are stamped and each pipe opening is closed, and a bracket for attaching a fuel tank is joined to and integrated with the separator body. The separator main body is provided with a breather pipe.
[0007]
By stamping both ends of the U-shaped pipe and molding the separator body in this way, it is possible to reduce the man-hours for brazing, reduce the number of manufacturing steps, and reduce the weight to about half that of the conventional donut shape. Therefore, weight reduction is achieved.
In addition, the part which stamped and closed the pipe opening part does not hinder the function display of the separator body even if the airtightness is not strictly maintained.
[0008]
In the present invention, the stamp portions at both ends of the U-shaped pipe are positioned above the upper surface of the intermediate pipe.
Thus, if the stamp portions at both ends of the pipe are positioned above the upper surface of the intermediate pipe, only a very small amount of fuel enters the pipe of the separator body. (A very small amount of fuel may enter during a fall, etc.)
[0009]
In the present invention, as a method of manufacturing a fuel tank gas-liquid separator, a pipe is cut into a predetermined length and bent into a U shape, and both ends of the pipe bent into a U shape are crimped and stamped. The opening was closed, and a pierce hole was formed in a predetermined portion of the U-shaped pipe to form a separator body. A bracket was joined to the separator body, and then a breather pipe was attached.
[0010]
By such a manufacturing method, it is not necessary to braze the separator body as in the conventional case, and the manufacturing can be easily performed.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
Here, FIG. 1 is an explanatory view showing a state where the fuel tank gas-liquid separator is attached to the fuel tank, FIG. 2 is a plan view of the fuel tank gas-liquid separator according to the present invention, FIG. 3 is a side view thereof, and FIG. 5 is a side view, FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 4, FIG. 7 is a cross-sectional view taken along line BB of FIG. 4, FIG. 8 is a plan view of the bracket, and FIG. FIG. 10 is a process diagram of the manufacturing method.
[0012]
The fuel tank gas-liquid separator according to the present invention relates to a gas-liquid separator for a fuel tank such as a motorcycle, for example, and does not require manufacturing steps and can reduce weight, and is characterized by the shape of the separator body and the molding method. have.
[0013]
First, as shown in FIG. 1, in a fuel tank T such as a motorcycle, a gas-liquid separator 1 according to the present invention is provided in the vicinity of a base K of a fuel inlet F, and air in the fuel tank T is provided. And external air are communicated to keep the pressure in the tank T constant.
The bottom surface of the base K is inclined to one side, a connection hole Kp for connecting the overflow pipe P is provided on the bottom surface on the lower side, and a refueling sleeve is provided in the middle portion of the bottom surface. A connection hole Ks for connecting S is provided, and fuel, rainwater, and the like overflowed during refueling are discharged from the overflow pipe P.
[0014]
As shown in FIGS. 2 and 3, the gas-liquid separator 1 is inserted into a separator body 2 formed from a U-shaped pipe, a bracket 3 to be attached to the bottom of the base K, and the separator body 2. A breather pipe 4 is provided, and the other end of the breather pipe 4 extends to the outside of the fuel tank T.
[0015]
As shown in FIGS. 4 to 7, the separator body 2 is closed by being crushed and closed in such a manner that both end openings of the U-shaped pipe protrude upward by pressing with a caulking stamp. The position of the top portion v of the crushed arcuate overlapping portion is higher than the upper surface u of the intermediate pipe.
[0016]
In addition, a through hole y that penetrates the lower surface of the pipe upward from below is formed in a predetermined portion of the intermediate pipe, and a protruding portion x that protrudes upward is formed on the upper surface of the pipe immediately above the through hole y. ing.
In addition, communication holes a and b are formed at a plurality of locations on the upper surface of the intermediate pipe, and communication holes c are also formed on the lower surface so that the hollow portion in the pipe communicates with the outside of the pipe.
[0017]
The bracket 3 is formed by press-molding a substantially ring-shaped plate so that the inner area of the substantially semicircular portion can be superimposed on the inner upper surface of the separator body 2, and from a plurality of locations inward. An extending stay portion 3s is provided, and the stay portion 3s is provided with a coupling hole h for coupling to a bolt or the like planted at the bottom of the base K.
[0018]
The breather pipe 4 is inserted into the breather pipe 4 from below through the through-hole y of the separator body 2, and the upper end of the breather pipe 4 extends toward the recess of the protruding portion x and has an upper end opening. The portion faces the upper wall of the pipe with a slight gap facing each other.
Further, the opening on the lower end side of the breather pipe 4 is extended to the outside of the fuel tank T, so that the inside of the hollow portion of the separator body 2 communicates with the outside of the fuel tank T.
[0019]
The operation of the gas-liquid separator 1 as described above will be described.
First, when fuel is supplied to the fuel tank T, a fuel gun is inserted into the sleeve S of the base K to supply fuel. When the fuel supply is completed, the base K is closed and the inside of the fuel tank T is sealed. If a temperature difference between the inside and outside of the tank T occurs in this state, a pressure difference between the inside and outside pressures occurs, and the breather pipe 4 passes through. Thus, the pressure in the fuel tank T is adjusted.
[0020]
Incidentally, when the fuel is replenished by the fuel gun, the fuel is not replenished beyond the upper surface of the sleeve S. However, if the fuel is replenished beyond the upper surface of the sleeve S, or rainwater or the like is supplied to the base K. If they enter, they are discharged from the overflow pipe P. At this time, the position of the protrusion x of the separator body 2 and the position of the upper end of the breather pipe 4 are set higher than the position of the upper surface of the sleeve S, so that the fuel flows out through the breather pipe 4. There is no.
[0021]
Further, since the U-shaped pipe separator body 2 is used, weight reduction is achieved, and the position of the caulking stamp part 2d is higher than the upper pipe surface u of the intermediate part, so that the caulking stamp part 2d Even if it is not completely sealed, only a very small amount of fuel enters. The possibility of the extremely small amount of fuel entering is also the case when falling.
[0022]
Next, the manufacturing method of the above gas-liquid separator 1 is demonstrated based on FIG.
For example, a stainless steel thin pipe is cut into a predetermined length and bent into a U-shape. Next, both ends of the U-shaped pipe are stamped with a press to close the opening.
And the through-hole y forms the protrusion part x in the location opposite to the through-hole y while piercing-molding the insertion holes a, b, and c in a required location.
[0023]
After that, the separately prepared and molded bracket 3 is joined by brazing, and finally the breather pipe 4 is inserted through the through hole y, so that a slight gap is formed between the projecting portion t and the inner wall of the pipe. If it fixes and it fixes by brazing joining, the gas-liquid separator 1 will be completed.
By the procedure as described above, it is not necessary to braze the caulking stamp portion 2d, and therefore it can be easily manufactured.
[0024]
The present invention is not limited to the above embodiment. What has substantially the same configuration as the matters described in the claims of the present invention and exhibits the same operational effects belongs to the technical scope of the present invention.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the fuel tank gas-liquid separator according to the present invention is provided with a separator body in which both ends of a U-shaped pipe are stamped and the pipe opening is closed, and a bracket for attaching a fuel tank is integrally joined to the separator body. In addition, since the breather pipe is provided in the separator body, the labor such as brazing can be omitted, the number of manufacturing steps can be reduced, and the weight can be reduced as compared with the conventional case.
At this time, if the stamp portions at both ends of the U-shaped pipe are positioned above the upper surface of the intermediate pipe, only a very small amount of fuel can enter even if the stamp portion is not completely airtight. The possibility of entering a very small amount of fuel is also the case when falling.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view of a fuel tank gas-liquid separator attached to a fuel tank. FIG. 2 is a plan view of a fuel tank gas-liquid separator according to the present invention. FIG. 3 is a side view of the fuel tank gas-liquid separator. Plan view [FIG. 5] Side view [FIG. 6] AA line sectional view of FIG. 4 [FIG. 7] BB sectional view of FIG. 4 [FIG. 8] Bracket plan view [FIG. 9] FIG. CC cross-sectional view [FIG. 10] Process diagram of manufacturing method [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Gas-liquid separator, 2 ... Separator main body, 2d ... Caulking stamp part, 3 ... Bracket, 4 ... Breather pipe, T ... Fuel tank.

Claims

A separator body in which both ends of a U-shaped pipe are stamped to close each pipe opening, a fuel tank mounting bracket that is joined and integrated with the separator body, and a breather pipe provided in the separator body. A fuel tank gas-liquid separator characterized by that.

2. The fuel tank gas-liquid separator according to claim 1, wherein stamp portions at both ends of the U-shaped pipe are located above an upper surface of an intermediate pipe. 3.

Cutting the pipe into a predetermined length and bending it into a U shape, closing the pipe opening by crimping both ends of the pipe bent into a U shape, and the U shape pipe A method for manufacturing a fuel tank gas-liquid separator comprising a step of forming a pierce hole at a predetermined position of the separator, forming a separator body, a step of joining a bracket to the separator body, and a step of attaching a breather pipe to the separator body.