JP4073011B2 - 座金とその座金を備えたねじ部品並びにその座金を使用してねじ部品を固定する方法とその工具 - Google Patents

座金とその座金を備えたねじ部品並びにその座金を使用してねじ部品を固定する方法とその工具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、座金と、座金を有するねじ部品と、そのねじ部品にて少なくとも2つの部材を接合固定する方法とそれに使用する工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
インナースリーブ、アウタースリーブ及び座金などで例示される部品を備えたリプレースメント・ナットを具備したねじ部品にて、複数個の物品を互いに固定することは知られている。このようなリプレースメント・ナットは、米国特許第5,341,560号に記載されている。また、別のリプレースメント・ナットは、米国特許第6,254,323号にも記載されており、その特許でのボルトは、上部ネジ部の下側にスプラインを有し、そのスプラインに座金が回転不能に取り付けられている。そして、ボルトに螺着されるナットと座金に工具の回転力が付与された際の反力を受ける手段も、前記のボルトには設けられている。上記2つの米国特許に記載されたねじ部品に共通する特徴は、工具の作動力(回転力)と反力を使用していることと、工具に反力腕(reaction arms)がないことと、最初に所望した残留ボルト負荷が得られることなどである。
【0003】
米国特許第5,341,560号に記載されたねじ部品の欠点は、ナットに二つのスリーブを設け、その外径を標準ナットの外径に合わせなければならないため、両方のスリーブの肉厚を標準ナットよりも薄くしなければならないことである。このことはスリーブの材料に強度の高い材料を使用しなければならないことを意味し、ねじ部品をコスト高にしている。これが災いして当該ねじ部品の使用は、今ひとつ普及していない。また、米国特許第6,254,323号に記載されているねじ部品では、ボルトを取り替える必要がなり、ボルトの取り替えは、高価になることはないが、産業界には容易に受け入れられない。つまり、米国特許第5,341,560号のねじ部品は、ナットの交換を必要とし、米国特許第5,341,560号のねじ部品は、ポルトの交換を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、座金と、座金付きねじ部品と、そのねじ部材を使用して部材を固定する方法とこれに使用する工具を提供することにあり、これらはもちろん、従来技術の欠点を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る座金は、ナットと接する第1支承面と、少なくとも一方の部材と接する第2支承面と、ボルトのネジ部と接する少なくとも一つの回転抵抗面を備えた座金であって、この座金は、ナットを所定のトルクで一方向に回転させると、それと当時にその力を逆方向に受け止め、ナットだけを回転させてボルトを静止状態に維持したまま、ボルトを緊締または弛緩させる。このとき、座金も静止状態にある。
【0006】
本発明はまた、少なくとも2つの部材を結合ないしは合体させて一体化した物体を得るために使用されるねじ部品を提供するものであって、そのねじ部品は、部材内に挿通されるネジ付きボルトと、ボルトに螺着可能なナットと、ナットと物品との間に挟まれる座金とを有し、その座金が、ナットと接する第1支承面と、少なくとも一方の部材と接する第2支承面と、ボルトのネジ部と接する少なくとも一つの回転抵抗面を備えた座金であって、この座金は、ナットを所定のトルクで一方向に回転させると、それと当時にその力を逆方向に受け止め、ナットだけを回転させてボルトを静止状態に維持したまま、ボルトを緊締または弛緩させる。
【0007】
本発明はまた、物体を固定するねじ部品用動力工具を提供するものであって、その動力工具は、非回転の構成部材を備えたハウジングと、このハウジング内に収められた回転駆動部材を有する動力部と、さらに、物体内に挿通されるネジ山付きボルトと、ボルトに螺着可能なナットと、ナットと物品との間に挟まれる座金とを有するねじ部品とからなり、当該ねじ部品の座金が、ナットと接する第1支承面と、物体と接する第2支承面と、ボルトのネジ部と接する少なくとも一つの回転抵抗面を備えた座金であって、前記の駆動部材がナットを所定の力で一方向に回転させると、前記の座金は前記ハウジングの部材に掛かる反力によって静止状態に保持され、ナットだけが回転してボルトを緊締又は弛緩させて軸方向に伸張させ、又は弛緩させる。
【0008】
さらに本発明は、少なくとも2つの部材を互いに接合ないしは結合させる方法を提供するものであって、その方法は、少なくとも2つの部材の一端から雄ネジ付きボルトを貫通させてボルトの自由端を他端に突き出させる工程と、ボルトの自由端に摩擦座金を配し、これをボルトの雄ネジに係合させて座金とボルトとの間に回転摩擦を発生させる共に、座金を上記2つの部材の一方に当接させる工程と、ボルトの自由端にナットを螺着させてナットを座金に当接させて接合前駆体を形成する工程と、接合前駆体にトルク工具を装着して工具の回転部をナットに接続し、工具の反力部を座金に接続させて座金とナットとの摩擦に起因する反力を吸収させ、座金を回転させずに工具の反力を吸収させてナットを回転する工程を包含する2つの部材の接合方法。
【0009】
本発明の別の特徴は、ボルトにテンションが掛かっているときに、所定の力が反対方向に掛かると、ボルトへの引き摺り摩擦又は座金への回転力の結果として、ナットで生ずるボルトへの引き摺り摩擦の増大に応じて、座金の回転抵抗面がボルトのネジ部に強圧されるため、当該回転抵抗面の回転抵抗及び/又は軸方向への移動に対する抵抗が増大することである。
【0010】
本発明では、座金の回転抵抗面にリングを設け、そのリングの内側にはボルトのネジとの係合部分を、外側には歯車装置と係合してこれを回転させる歯を、それぞれ設けることができる。こうすることによって、ボルトがナットも共に回転した場合には、座金の回転抵抗面の同じ方向に回転しようとするので、歯車装置を回転させ、座金を反対方向に回転させることによって、ナットが回転している間、ボルトとナットを静止状態に保持することができる。
【0011】
ナットによって生ずるボルトへの引き摺り摩擦を極めて大きくすることができるので、ボルトが動かない時は、ナットは、これに加えたトルクで生ずるボルト負荷を決して減衰させない。本発明の目的の一つは、ナットが回転している間、ボルトを軸方向には動けるようにしながら、ナットと共にボルトが回転するのは防止することにある。従って、引き摺り摩擦が大きい時に、座金と共にボルトの回転を阻止するため、座金の外側部の内面と内側部の外面との間に、楔を挿入してボルトと座金の回転抵抗面との間の回転摩擦を大きくすることができる。
【0012】
上記の楔は、しかし、第1支承面より上に突き出してはならない。突き出している場合、ナットをボルトに螺合して降下すると、楔も下に動き回転抵抗面をボルトのネジ部に食い込み、楔に関するボルトの一切の回転を停止させる。一方、楔が突き出していない場合は、ボルトの回転によって回転抵抗面が上昇するが、この上方への動きによって回転抵抗面がボルトのネジ部に押し付けられ、ボルトの回転が阻止される。つまり、座金の回転抵抗面の回転を排除できるように、上記の楔の設置位置を、座金の第1及び第2支承面間で選ぶことが最良である。従って、ナットと共にボルトが回転し、回転抵抗面が回転すると、回転抵抗面はボルトのネジ部により一層押し付けられるので、ボルトは回転を止め、ナットの回転によって生ずるボルトの伸張に伴って回転抵抗面は上昇する。
【0013】
本発明に従って座金及びねじ部品を設計し、本発明の方法に従えば、標準通りのナット及び標準通りのボルトが使用可能である。換言すれば、新たに必要なものは座金だけであり、このことは特筆すべき本発明の利点である。第1に、先に紹介した特許の各製品よりも、本発明の製品は安価である。第2に、本発明を利用しようとする者は、自己の納得するボルトとナットを使用できる。第3に、反力を座金経由でナットに直接的に作用させる(米国特許第5,341,560号)、代わりに、あるいは間接的に作用させる(米国特許第5,946,786号)代わりに、反力が座金に吸収される利点がある。さらに、本発明は、先に紹介した特許の利点をも備えており、そうした利点の一つは、ボルトの伸張に捩れを伴わないことであり、リアクション・アームを持たないトルク工具が使用できることである。つまり、トルクはねじれや側方負荷なしにボルトを伸張させる機能を果たし、その機能を果たすトルク工具は、反力部材を備えた標準的なナットにトルクを付与するにも使用可能である。工業的に使用されているボルトの多くは、2つ部材の一方の側にナットを有する貫通ボルトであるか、あるいは2つの部材の底部側にねじ込まれた盲ボルトである。
【0014】
よく知られているように、ねじ部品にトルク工具を作用させ、その動力でナットを回転させる一方、ナットの下にある標準的な座金で反力を吸収させた場合には、ナットか座金のどちらかがに回転するか、ボルトがナット共に回転し、あるいはボルトの一端が盲穴により一層食い込んでネジ山を潰し、分解を著しく困難にする。この理由は、ナットが2つの摩擦領域を持つことが原因であって、その一つは、ボルトと係合する螺着面であり、他の一つは座金との接触面であるので、座金はナットとの接触面と、組み立てられる2つの部材との接触面を持つことになる。すなわち、ナットと座金は共に2つの摩擦領域を持つ。ネジ山での摩擦が面摩擦より小さいことは確かであるが、座金とナットとの間の面摩擦は、互いに拮抗するので、両者の差は僅かであるに過ぎない。また、ボルトが貫通ボルトの場合、ボルトとナットとの間の螺着面での摩擦は、すなわち、ボルトの回転抵抗は、座金の面摩擦より明らかに小さく、座金は回転することなく反力を吸収するので、ナットの回転を止めるバックアップ・レンチを使用しなければ、ボルトはナットと共に回転して何事も起こらない。従って、ナットの回転を充分保証することができず、これが第3の摩擦面を座金に設けなければならない理由である。
【0015】
然るに、本発明の座金をボルトのネジ部に係合させれば、その座金はその上にナットがあるので持ち上がらないが、持ち上げる力が働くため、ボルトがナットと共に回転することがない。このことがナットの折り返しに起因するボルト伸張を不可能にする。本発明の座金は、ボルトのネジ山と係合するネジ山部分を備えている。このネジ山部分は、回転によってボルトと共に動くことができ、また、ボルトが回転すると上方に動くことができるので、ナットと共にボルトが回転できる。従って、ボルトのネジ山は、座金の胴部と摩擦が起こる状態で係合し、その回転又は上方移動は、ナットの回転でボルトに生ずる引き摺り摩擦より大きい摩擦を圧倒してボルトの回転を阻止する。座金の2つの面摩擦と関係する上記の摩擦は、ボルトをナット共に動かさずにボルトを引っ張ることと、ナットが回転している間、座金とそのネジ山部分を回転させないままにおくことを保証するものである。
【0016】
ボルトが、引き摺り摩擦の結果としてナット共に回転する時には、座金のネジ部はボルトと共に回転するか、座金内を上昇し、何事も起こらないことは重要である。ボルトに負荷が掛かっている時に、ナットの回転でボルトに生ずる引き摺り摩擦力より大きい力が必要であることで、座金のネジ山部分の動きが制限させている。このことは、本発明を限定するものはない幾つかの実施例で説明される方法によって実現することができる。
【0017】
工具の反力が座金の外側に付与する場合には、ピン又はその類似物の一端をネジ山部分に接続し、他端を座金の外周から突き出させることも可能であって、工具を座金に接続させ、ピンを内側に押し付けることによってネジ山部分をボルトのネジ山に押し付けることができる。
【0018】
本発明の特徴的部分は、特許請求の範囲に記されているが、本発明の実体ないしは構成、さらには実施形態などは、図面を参照して説明する以下の実施例から明らかになろう。
【発明の実施の形態】
【0019】
図1はねじ部品を示し、このねじ部品は符号1で示すボルトを備え、そのボルトは、互いに合体させられる2つの部材からなる物体2の内部に挿通されている。図示のねじ部品は、また雌ネジ4を有するナット3を備え、その雌ネジ4はボルト1の雄ネジ5と螺着する。
【0020】
図1のねじ部品は、さらに全体を符号6で示す座金を備えている.座金6は、符号7で示す胴部を有し、その胴部はナット3に接する第1支承面8と、物体2の一方の表面と接する第2支承面9と、符号10で示される少なくとも1つの回転抵抗面を備えている。第1及び第2支承面は、互いに座金の軸A1(これはボルトの軸A2と一致する)の方向に隔たっている。第3の接触面となる少なくとも1つの回転抵抗面10は、座金6の半径方向内側に位置し、この回転抵抗面には、例えば、ボルト1のネジ山5と螺合できる雌ネジ11が設けられる。
【0021】
図1に示すように、座金6は、互いに半径方向に隣接した内側部7″と、外側部7′とからなる。雌ネジ11を有する回転抵抗面10は、内側部7″の半径方向内側に設けられる。外側部7′と内側部7″とは、相互に回転しないが、軸方向には可動である。そうするために、例えば、外側部7′と内側部7″とを圧接し、両者間の摩擦力をボルトにかかる回転力よりも大きくすることができ、これによってナットの回転によってボルトが引っ張られた際に、ボルトはナットと一緒に回転することなく、内側部7″は外側部7′に関して軸方向に動く。
【0022】
図2に示す具体例では、外側部7′に対する内側部7″の回転は、外側部7′の半径方向内側と、内側部7″の半径方向外側とに設けられたスプライン12によって阻止され、内側部7″の軸方向だけの移動が許容されている。
【0023】
図3に示す具体例では、外側部7′に対する内側部7″の回転は、キー13によって阻止されるが、軸方向の移動は可能である。
【0024】
別の具体例では、内側部7″を、例えば、図4に示すような割りリングとし、その半径方向外面に、軸方向に延びて内側に湾曲したポケット14を設け、外側部7′の半径方向内面に、複数本のピン15を設けることができる。複数本のピンは、ボルトの軸と同軸の円上に並び、前記のポケット内に部分的に収められる。外側部7′及び/又は内側部7″を回転させようとすると、複数本のピン15が、割りリングをボルト1のネジ山の溝部に押し付けて外側部7′と内側部7″との間の回転を制限する。この場合、内側部7″と外側部7′の相互の動きには、軸方向に摩擦抵抗が加わる。
【0025】
さらに別の具体例では、図5に示すように、外側部7′の内面を、対向する2つの湾曲部を持つ長円形(卵形)とし、内側部7″を前記湾曲部に位置してボルトの雄ネジと係合するリングとすることができる。。内側部7″及び/又は外側部7′に、どちらかの方向の回転運動が及ぶと、リング部はボルトの雄ネジ内に押し付けられ、内側部7″及び外側部7′相互の動きが制限される。
【0026】
図6に示す別の具体例は、外側部7′の内面が、円形でも長円形でもない場合を示している。
【0027】
また、図7及び図8に示すように、座金の内側部7″の少なくとも一部に、外側部7′に寄り添う扇状部を設けて座金の内側部7″の回転運動を制約することができる。当該扇状部はボルトの雄ネジと係合する外側面を有すると共に、縁部に近いほど扇状部の半径が増大しているので、これが揺動すると扇状部の外側面はより一層ボルトの雄ネジに押し付けられ、外側部7′の内面にもより一層押し付けられるので、内側部7″の軸方向の動きに関して摩擦が増大する。
【0028】
図9に示す具体例では、外側部7′を貫いて外側に延びるピン16が、内側部7″に設けられている。工具の係合手段が外側部7′に嵌ると、ピン16が内側に押されて座金の回転抵抗面をボルトの雄ネジに押し付けるので、座金の内側部7″の軸方向の移動が、ピン15と外側部7′との間の摩擦に抗して可能となる。
【0029】
図10および図11に示す具体例では、工具によってナットが回転せしめられた時に、ナットと共にボルトと座金が回転しないように座金が形成されている。すなわち、座金の内側部7″は、ポルトの雄ネジと係合する内面と、歯を有する外面を持ったリングを備え、外面に設けた歯は、歯車17と係合してこれを回転させる共に、座金の内面と2つの摩擦面で係合する。歯車17は、座金と物体との間のプレートに接続することができ、ボルトがナットと共に回転すると、座金の回転抵抗面が同じ方向に回転しようとして歯車を回転させ、これが座金を反対方向に回転させようとするので、ボルトと座金とはナットが回転しても回転せずに静止状態を維持する。
【0030】
図12及び図13の具体例では、外側部7′と内側部7″との間に少なくとも一つのくさび形部材18を設けることによって、内側部7″との接触面でボルトが回転しないような工夫が、座金に施されている。部材18は外側部7′内での内側部7″の回転を止めるので、回転するボルトの引っ張り力は、座金の内側部7′を上昇させるだけであって、当該内側部7′はボルトが回転を止めるまでボルトのネジ山を締め付けるので、ボルトの軸方向にだけ可動である。
【0031】
座金胴部の第2支承面9は、合体させる物体との高い摩擦抵抗を得るために、粗面化することができる。
【0032】
本発明では、座金の雌ネジとボルトの雄ネジとを異なる角度にすることができ、こうすることによって、両者間の摩擦抵抗を大きくすることができる。また、座金の回転抵抗面にネジを刻まずに、代わりにボルトの表面より柔らかい表面として摩擦を高めることも可能である。
【0033】
図14は、本発明の工具を示している.図示の工具は、電気駆動であっても、空気駆動であっても、油圧駆動であっても、あるいは手動のものであっても差し支えない。この工具は、全体として符号20で示すハウジング付き工具本体と、符号21で示すハウジング内の作動部分とを有している。工具本体はさらに、回転駆動部材22と非回転部材23とを備え、開店駆動部材22は、ねじ部品のナットを係合し、ボルトとのネジ山摩擦及び座金との面摩擦に打ち勝ってナットを回転させる。一方、非回転部材23は座金と接続され、座金とナットとの表面摩擦、ナットと合体させる2つの部材の一方の面との表面摩擦並びにボルトとの回転摩擦等による反力を吸収して座金及びボルトが回転しないように、工具の反力を吸収する。
【0034】
工具の作動部分は、シリンダー24と、作動流体の運動で前記シリンダー内を往復運動するピストン25と、シリンダー24から外側に延びるピストンロッド26を備えている。そして、そのピストンロッドには、ラチェット機構のラチェット28と係合する爪(図示略)を持つ少なくとも1つの作動板27が、旋回可能に取り付けられ、ラチェット28は回転駆動部材22に回転可能に取り付けられる。非回転部材23はハウジングに固定される。
【0035】
図14に示すように、ナット5を緊締又は弛緩すべく、工具本体がねじ部品上に位置している場合には、シリンダー24内の作動流体がピストン25を動かすことで、ラチェット機構によりラチェット28を回転させる。そして、ナット5に係合した回転駆動部材22が、ボルト1とのネジ山摩擦及び座金6との面摩擦に抗して、ナットを回転させ、一方、工具のハウジングに固定された非回転部材23は、座金6と係合せしめられ、座金6とナット5との面摩擦、部材2の一方との面摩擦、並びにボルト1との回転摩擦に起因して反力を吸収する。つまり、座金6及びボルト1を回転させずに、反力を吸収する。本発明の工具が作動して間、作動力はナット5に及び、同じ強さの反力が座金6に及ぶことになる。
【0036】
回転駆動部材22をナット5に係合させるためには、ナットと回転駆動部材とは、例えば互いに噛み合える多角形表面のような、係合手段を備えていなければならない。同様にして、非回転部材23と座金6とを係合させるためには、非回転部材と座金とは、例えば互いに噛み合える多角形表面のような、係合手段を備えていなければならない。
【0037】
上記した各部材ないしは部品は、上記したタイプと異なる構造の工具の部材ないしは部材として利用できることは勿論である。
【0038】
上記したところは、本発明を座金、座金付きねじ部品並びに座金を使用した留め工具又は留め方として具体的に説明したものであるが、本発明の技術思想から逸脱することなく様々な改良ないしは構造変更が可能であるので、本発明は上記した具体例に限定されることはない。
【0039】
更なる解析を行わなくても、上記したところは本発明の骨子を充分に明らかにしているので、当業者は、現今の知識を活用することによって、従来技術から見て本発明の必須の要点を省かずに、本発明を様々に応用することが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座金付きねじ部品の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る座金付きねじ部品の他の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る座金の第1実施例を示す水平断面図である。
【図4】本発明に係る座金の第2実施例を示す水平断面図である。
【図5】本発明に係る座金の第3実施例を示す水平断面図である。
【図6】本発明に係る座金の第4実施例を示す水平断面図である。
【図7】本発明に係る座金の第5実施例を示す水平断面図である。
【図8】図7の4b-4b線での断面図である。
【図9】本発明に係る座金の第6実施例を示す水平断面図である。
【図10】本発明に係る座金の第7実施例を示す水平断面図である。
【図11】図10の5b-5b線での断面図である。
【図12】本発明に係る座金の第8実施例を示す平面図である。
【図13】図12の6b-6b線での断面図である。
【図14】本発明に係るねじ部品用工具の概要図である。
【符号の説明】
1 ボルト 2 物体
3 ナット 4 ナットの雌ネジ部
5 ボルトの雄ネジ部 6 座金
7 座金胴部 7′ 座金外側部
7″ 座金内側部 8 座金の第1支承面
9 座金の第2支承面 10 回転抵抗面
21 工具作動部 22 回転駆動部材
23 非回転部材 24 シリンダー
25 ピストン 26 ピストンロッド
27 作動板 28 ラチェット

Claims (20)

  1. 少なくとも2つの部材にボルトと挿通し、そのボルトにナットを螺合させて前記部材が接合した物体を得る際に、物体とナットとの間に配置されて使用される座金において、その座金がナットを接する第1支承面と、物体と接する第2支承面と、ボルトを接する回転抵抗面を有し、しかも、内側部と外側部とで構成され、その座金内側部は、半径方向内側にボルトのネジ部と静止状態で係合する雌ネジ部を持つと共に、半径方向外側に外周面を持ち、座金外側部は、半径方向内側に内周面を持ち、座金内側部と座金外側部とは、後者に関して前者は回転しないが軸方向に変位できる関係で協働し、或る力でナットを一方向に回転させた際に、その逆方向の反力を受け止め、己自身は実質的に静止したまま、ボルトを回転させずに軸方向に伸長又は弛緩させることができることを特徴とする座金。
  2. 前記の座金内側部の雌ネジ部が、座金の回転抵抗面に設けられている請求項1記載の座金。
  3. 前記した座金の回転抵抗面が、座金の内周面であって、その内周面に前記の雌ネジ部が設けられている請求項2記載の座金。
  4. ナットが回転している間、前記の雌ネジ部をボルトのネジ部に押圧する手段をさらに備え、その手段が座金内側部又は座金外側部の何れかに設けた傾斜面である請求項1記載の座金。
  5. 座金内側部をボルト方向に押圧するための前記傾斜面に作用するピン手段を、座金内側部と座金外側部との間に設けた請求項1記載の座金。
  6. 座金内側部と座金外側部とが互いに自由に回転せずに、軸方向には動けるように、前記の内側部と外側部を接続する手段をさらに有し、その手段が前記の内側部と外側部に設けられて互いに係合する複数のスプラインである請求項1記載の座金。
  7. 座金内側部と座金外側部とが互いに自由に回転せずに、軸方向には動けるように、前記の内側部と外側部を接続する手段をさらに有し、その手段が両者間に設けたキー手段である請求項1記載の座金。
  8. 物体に対する摩擦が大きくなるように、前記の第2支承面が形成されている請求項1記載の座金。
  9. 物体を構成する2つの部材を合体させるのに使用され、物体を構成する2つの部材に挿通可能な雄ネジ付きボルトと、ボルトに螺着されるナットと、物体とナットの間に配される座金とで構成されるねじ部品において、前記の座金がナットを接する第1支承面と、物体と接する第2支承面と、ボルトを接する回転抵抗面を有し、しかもその座金は、内側部と外側部とで構成され、座金内側部は、半径方向内側にボルトのネジ部と静止状態で係合する雌ネジ部を、半径方向外側に外周面をそれぞれ持ち、座金外側部は、半径方向内側に内周面を持ち、座金内側部と座金外側部とは、後者に関して前者は回転しないが軸方向に変位できる関係で協働し、或る力でナットを一方向に回転させた時に、その反力を受け止めて、己自身は実質的に静止したままボルトを回転させることなく軸方向に伸長又は弛緩させる座金であることを特徴とするねじ部品。
  10. 物体を構成する少なくとも2つの部材に雄ネジ付きボルトを挿通して物体の一側面にボルトの自由端を突き出させ、突き出たボルトの自由端に座金を取り付けてからナットを螺合して仮接合体を組み立て、その仮接合体にトルク工具を適用し、トルク工具の回転部をナットに、トルク工具の反力部を座金にそれぞれ係合させ、ナットを或る力で一方向に回転させながら、それと同時に逆方向の反力を座金に付与することを包含する接合方法において、前記の座金として、ナットと接する第1支承面と、物体と接する第2支承面と、ボルトを接する回転抵抗面とを有し、しかも、内側部と外側部で構成され、座金内側部は、半径方向内側にボルトの雄ネジと静止状態で係合する雌ネジを、半径方向外側に外周面をそれぞれ持ち、座金外側部は内周面を持ち、座金内側部と座金外側部とは、後者に関して前者は回転しないが軸方向に変位できる関係で協働し、或る力でナットを一方向に回転させた時に、それと同時に逆方向の反力を受け止めて、己自身は実質的に静止したままボルトを回転させることなく軸方向に伸長又は弛緩させことができる座金を使用することを特徴とする前記接合方法。
  11. 非回転部材を備えたハウジングと、回転駆動部材を備えて前記ハウジング内に収納されている駆動装置と、ねじ部品とで構成される物体接合用動力工具において、前記のねじ部品が、物体を構成する部材に挿通可能なネジ付きボルトと、このボルトに螺着可能で、かつ前記の回転駆動部材と接続可能なナットと、前記物体構成部材とナットとの間に配される座金とで構成され、前記の座金がナットを接する第1支承面と、物体と接する第2支承面と、ボルトを接する回転抵抗面を有し、しかも内側部と外側部とで構成され、座金内側部は半径方向内側にボルトのネジ部と静止状態で係合する雌ネジ部を持ち、半径方向外側に外周面を持ち、座金外側部は半径方向内側に内周面を持ち、座金内側部と座金外側部とは、後者に関して前者は回転しないが軸方向に変位できる関係で協働し、或る力でナットを一方向に回転させた時に、逆方向のその反力を受け止めて、己自身は静止したままボルトを回転させずに軸方向に伸長又は弛緩させる座金であることを特徴とする物体接合用動力工具。
  12. 前記工具が回転機構を備え、この回転機構に接続されて回転する突起物として前記の回転駆動部材が形成されていることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
  13. 前記回転抵抗面が、ボルトと同軸の座金の半径方向内側表面であって、その面にはボルトと係合する雌ネジが設けられていることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
  14. ボルトと座金との間に大きい摩擦が生ずるように、前記座金に設けた雌ネジが、ボルトの雄ネジとは異なる角度のネジを有していることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
  15. ボルトとの間に摩擦が発生するように、前記座金の回転抵抗面がネジでなく、ボルトの雄ネジよりも柔らかい面であることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
  16. ナットが回転している間、座金の雌ネジ部をボルトの雄ネジ部に押圧してそこに食い込ませる手段であって、前記の内側部及び外側部の何れか一方に設けられた傾斜面を有し、ナットが回転している間、座金の内部側をボルトに向けて押し付けるように作用する手段をさらに備えていることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
  17. 前記傾斜面に作用して内部側をボルトに向けて押し付けるピン手段を、座金の内側部と外側部との間に、さらに備えていることを特徴とする請求項16記載の動力工具。
  18. 座金の内側部と外側部とが自由に回転しないが、軸方向には動けるように、座金の内側部と外側部と互いに接続する手段をさらに設け、その手段が内側部と外側部と互いにプレス嵌合する手段であることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
  19. 座金の内側部と外側部とが自由に回転しないが、軸方向には動けるように、座金の内側部と外側部と互いに接続する手段をさらに設け、その手段が内側部と外側部との間に設けたキー手段であることを特徴とする請求項11の動力工具。
  20. 前記の第2支承面が物体との間で高い摩擦が得られるように形成されていることを特徴とする請求項11記載の動力工具。
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